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水道技術課 水道技術課 術課 術 技術 技 道技 水道 水 術課 技術 技
上下水道局では、皆さんに安全、安心な 上下水道局の 見 えない えな 水を届け、生活で発生した汚水を適正に処 理するため、 6つの課に分かれて仕事をし 3 お仕 仕事 事 紹介 紹介○ ています。 皆さんは、 皆さんは、蛇口から出る水がどこから来 蛇 今 回 は 、皆さ ん の 家に大 切 な 水 がきち ているのか、また、 使い終わった水は、どこ ているのか ま んと届くように、水を通す管を整備してい へいっているのかご存知ですか? る 「水道技術課 「水道技術 」について紹介します。 水道技術課 水道技術課では、浄水場で処理した安全な水道水を網の目のように 整備された水道管を通して皆さんの家庭やお店、工場などに届ける ために、古くなった水道管の取り替えや、漏れている箇所を発見するための調査をしています。 「水道管の老朽化対策」 1) 漏水調査事業 昭和58年度から計画的な漏水防止対策の取り組みを始め現在に至っています。 漏水防止作業は目視できない漏水箇所を職員や専門業者が、写真のような音 聴棒や漏水探知機などを使い、道路に埋設している水道管の漏水音を聞き取り、 漏水箇所を特定する作業です。 この調査は、各家庭の引込管や配水本管を対象に、 1年間で200kmもの距離を 歩いて行っており、発見した漏水箇所は直ちに修理するなど貴重な水資源を守る 漏水調査事業 ため、 「早期発見、早期修理」をめざして実施しています。 2) 老朽給水管改良事業 漏水の原因の90%が古くなった給水管(各家庭への引込管)で、その取り替え を行っています。 ( 現在約60%完了しました。) 写真のような工事を行う際にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力をお願 いします。 各家庭の引込管の改良工事 安 全・安 心 な 水 道 水 を 安 定し て 送りつ づ け るた め に 川西市(人口約16万人)の皆さんが1日に使用する水の量は、なんと1日平均約 43,400立方メートルもあり、これは小学校のプール約120杯分になります。この皆 さんが使用する水以外にも、水道管の老朽化が原因で漏れている水が1日約1,500 立方メートル(小学校のプール約4杯分)もあります。 水道技術課では、これら水道管から漏れている水を少しでも減らすために「水道 管の老朽化対策」に力を入れています。 水道技術室長 昭和29年に誕生し約61年が経過した川西の水道は、高度成長期の拡張時代から 肥爪 重信 維持管理の時代へと変わり、現在多くの水道管が耐用年数を迎えています。引き続き老朽管の取替工事 や、漏水調査などによる漏水管の修理などを積極的に行い、貴重な水資源を守っています。 「災害時でも水を止めない」ことを目標に、将来にわたっても、皆さんに安全・安心な水道水を送りつづ けるために、より一層の事業展開を図っていきます。 6