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秋の味覚 「鮭」
<家計ミニトピックス> 総務省統計局 秋の味覚 「鮭」 −家計調査(二人以上世帯)結果より− 秋に連想するものとして、「読書の秋」、「スポーツの秋」そして「味覚の秋」など様々な 「○○の秋」があります。そこで今月は、家計調査の結果から「味覚の秋」の一 つ で あ る 「鮭」について見てみましょう。 ※家計調査の結果表では鮭を「さけ」という品目名で表章しています。 9∼11月に多い鮭の購入量 鮭は産卵期を迎えると生まれた 川へと帰ってきます。その産卵期 は9∼11月で、水揚げのピークも 同じ時期となります。この時期に 280 260 250 年平均 232g 240 と呼ばれ、秋の味覚の一つとなっ 220 239 235 235 236 223 ています。 1世帯当たりの「鮭」の購入量 200 を月別に見てみると、10月が最も 180 くなっています(図1)。 269 263 店頭に並ぶこれらの鮭は「秋鮭」 多く、次いで9月、11月の順に多 図1 鮭の月別購入量 (平成 25∼27 年平均) (g) 199 200 1 2 222 217 160 140 0 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 (月) 北海道の購入金額が最も多く、全国平均の約1.5倍 「鮭」といえば北海道で特に多 く漁獲され、石狩鍋やちゃんちゃ 700 ん焼き、鮭のルイベなど、北海道 600 の郷土料理として親しまれていま 618 443 419 463 398 400 たりの「鮭」の地方別購入金額を 300 見ると、北海道地方が最も多く、 200 全 国 平 均 の 約 1.5倍 と な っ て い ま 100 す(図2)。 544 500 す。 平成27年10月における1世帯当 図2 鮭の地方別購入金額 (平成 27 年 10 月) (円) 426 338 322 311 290 0 全国 北海道 東北 関東 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州 沖縄 「家計調査通信第 511 号(平成 28 年9月 15 日発行)」より