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育児日誌 その171 「子どもの事故!!」

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育児日誌 その171 「子どもの事故!!」
子育て支援センター
育児日誌
その171
「子どもの事故!!」
皆さんは子どもの行動で、ドキッ、ハッとさせられることはありませんか?家の中であっ
ても階段、お風呂、台所、窓際等さまざまな場所で、子どもは大人が思いもしない行動をと
るときがあります。子どもは、発達するにつれて好奇心が強くなり、周りの人のまねをして
「自分もできる」と思い込んで行動をします。時々ニュースで報じられますが、高層階のベ
ランダで子どもが物に上がって、柵を越え転落する事故が後をたちません。ちょっと目を離
したすきに起こってしまいます。時にはドアの鍵を開けて家人が気づかない間に、表へ飛び
出してしまうこともあります。
私はこの失敗を二度もしてしまいました。「まさか、鍵はあけないだろう」と思い込んで
いましたが、息子にあっさりと家から出られてしまいました。ご近所の方々にも一緒に探し
てもらい無事に見つかった時には、体中の力が抜けたようでした。もしも交通事故に遭って
いたら、溝にはまって溺れていたらと考えると、怖くてしばらくは子どもから目が離せませ
んでした。しかし“のど元過ぎれば熱さを忘れる”で、もう一度繰り返してしまい、親とし
ての自覚のなさに情けない限りでした。その後はドアの鍵を子どもが開けられないようにし、
柵にも鍵をつけ子どもが一人で外へ出られないように策を練りました。
子どもが好奇心をもち、大人のまねをすることは成長過程であって、制止したり叱ってば
かりでは、親子共にストレスが溜まります。子どもに「ダメ、危ない」と言わないですむよ
うに、子どもの目線で部屋の隅々、家の周辺に危険な場所がないか確かめてみましょう。大
人目線では見落としがちな狭い所や低い所にも注意して見てください。
特に幼児期には、危険な物は、見えないところにしまっておく、危険な場所には、行かせ
ないような環境づくりを心がけましょう。子どもの事故は周りの大人が危険を予測すること
で防ぐことができます。どうぞ、「しまった!」と思う事のないようにお過ごし下さい。
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