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Page 1 1月行事予定 1 金 元日 8 金 始業式 給食始 5時間授業 11 月
港区立赤坂小学校 1月号 No 9 平成27年度 発行者 曽根 節子 TEL 03-3404-8602・8606FAX 03-3404-8601 HP やさしさと思いやりのある子 よく学びよく遊ぶ子 心と体をきたえる子 よさを確かめ可能性を見出す3学期に ~学校評価アンケートから~ 校長 曽根 節子 新年あけましておめでとうございます。今年は、申年。 日光東照宮三猿は、天下泰平を願い、 「見ざる、聞かざる、 言わざる」ですが、学校経営は、「見て、聞いて、言って」 活力ある学校を目指していこうと思いを新たにしていま す。昨年の国民が選ぶ「今年の漢字」は、 「安」でした。 不安な出来事がたくさんあった1年ですが、安全に安心に 暮らしたいという願いも込めていると感じています。学校 も肝に銘じたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い いたします。 さて、3学期は、ホップ・ステップ・ジャンプのジャン プの時期です。今年度の総仕上げ、次年度の進級・進学に 備えて一人一人の自分のよさと可能性を見出す大切な時期 です。また、学校評価に基づきながら次年度の教育計画を 創る時期でもあります。 過日、保護者や学校評議員の方々にお願いしたアンケー トですが、回収率が例年を大きく上回り、学校への関心の 高さを感じました。ご協力ありがとうございました。アン ケート結果は後日お配りいたします。 うれしかったことは、ほとんどの項目の評価がよくなっ たことです。特に、伸びた項目は、以下の通りです。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 授業への工夫 児童は意欲的に活動している 心と体の成長を考えた活動 きまりや約束を守った生活 儀式的行事・文化的行事の成果 体育的行事への意欲 校舎内の清掃 学校教育の大きな課題として一人一人に確かな学力を付 けて自己有用感を高めていくには、教員の授業力と児童の 学ぶ意欲や姿勢が大切です。校内研究で「主体的に学び、 共に考える児童の育成」を研究主題に掲げ、国語科の授業 研究を通じて教員同士が互いに学び合いながら言語活動の 充実を図ってきた成果です。また、若手教員育成のために 日常的にOJTで先輩教員が後輩教員の授業を見て助言す る活動を繰り返してきた成果でもあります。 課題としてご意見をいただいた項目につきましては、今 月の全体保護者会で短時間ですが、新年のご挨拶を兼ねて 話題にしたいと考えています。 「徳・知・体」のバランスの取れた児童の育成を目指し た学校に少しずつ近付いてきたものの、3学期はさらにア ンケートでいただいた貴重なご意見を十分に踏まえて、来 年度の教育課程を編成し、学校経営に反映していきたいと 考えています。 ハイパーQUを保護者会にてお渡しします。欠席の方には 封筒に入れてお子様にお渡しします。ご確認ください。 http://www2.rosenet.ne.jp/~akasaka-e/ [email protected] E メール 1月行事予定 1 金 元日 ▲ 8 金 始業式 給食始 5時間授業 ▲ 11 月 成人の日 全校朝会 安全指導 書き初め会 12 火 発育測定3・4年 13 水 B時程4時間 ▲ 体育朝会 発育測定1・2年 ○ ○ ▲ 14 木 書き初め展始 15 金 発育測定5・6年 ○ 16 土 3時間授業 ファミリー活動 ▲ 18 月 B時程4時間 避難訓練 保護者会(上) 19 火 14:30~全体会 14:50~各学年会 避難訓練予備日 B時程4時間 水 20 5・6年のみ5校時委員会 児童集会(給食委員会) 21 木 6年社会科見学 保護者会(下) 書き初め展終 22 金 14:30~全体会 14:50~各学年会 25 月 全校朝会 クラブ活動 ▲ 26 火 ○ 27 水 B時程5時間 ▲ 28 木 児童集会 ○ 29 金 ○ ○ ▲ ○ ○ ○ ▲は放課後遊びなし、○は有りです。 *3学期土曜授業予定…1月16日、 2月6日・20日、3月5日 1月保護者会は、14:30~14:45 まで上・下 学年共に多目的室にて全体保護者会を行いま す。その後 14:50~各学年、学級での保護者会 となります。 1月の生活目標「礼儀正しくしましょう」 生活指導部 新津 翼 先日外出先でエレベーターから降りるとき、 1年生くらいの女の子が、私のために扉を開く 状態にして「どうぞ」と案内してくれました。 私も自然と「ありがとう」と言葉が出ました。 これが礼儀の大事なところなのかなと思いま す。自然と相手からの「ありがとう」の言葉が 出るような行動が礼儀正しい行動ではないか なと、今回の出来事から考えました。 学校生活の中では、どのような場面が思い浮 かぶでしょうか。ご家庭でも話題にしていただ ければと思います。 書き初め会・書き初め展について 国語部担当 国際科について 国際科担当 濃野 文子 新年を迎え、日本の伝統文化である書き初め に今年も全校で取り組みます。新年を自覚する とともに、書写の基礎、 基本の技能を身に付け、 正しく丁寧に書く態度を養うことをねらいと しています。 作品を鑑賞し、文字に対する興味、 関心を高める機会としたいものです。 書き初め会・・・1月12日(火) 書き初め展・・・1月14日(木)~ 22日(金) 展示場所・・・・地下廊下 鑑賞時間・・・・8:15~16:45 16 日(土)のみ8:30~12:00 ぜひご子供たちの練習成果をご鑑賞ください。 心の発達について スクールカウンセラー(SC)秦 宣昭 石田 友貴 国際科は、NT(ネイティブ・ティーチャー) のエミル先生(デンマーク出身)と、アーロン 先生(アメリカ出身)が担任と共に指導してい ます。昨年度に引き続き、子供たちは自然な形 で先生方とコミュニケーションをとっていま す。 国際科の授業は、港区のカリキュラムに従 い、学年の発達段階に応じて進めています。低 学年では、歌やチャンツを取り入れながら、中 学年ではゲームを工夫しながら、そして高学年 では中学校との連携を意識しながら指導して います。6 年生では、全員が児童英検 Silver を受験しました。また、赤坂中学校で使用され ている「action cards」も取り入れ、語彙を増 やす工夫をしています。 子供たちは、新しい単語や表現を覚えるのが この赤坂小学校に SC として着任し、今年度 で 3 年目になりました。この 3 年間で私が感 じた事は、子供たちの心の成長の尊さです。そ こで今回は、子供たちの心の発達についてお伝 えしたいと思います。小学校に入った子供たち は、目標を決めて、それに挑戦することに積極 的に取り組むようになります。決められた目標 に向かって到達する事、新しい何かを作り出 し、生み出す事といった生産性が子供たちの夢 中の対象になっていきます。子供たちにとって 「できたー!」という体験が何よりの喜びであ り、自信を育て、成長へと前進させる原動力と なります。しかし「できたー!」という喜びは、 できないかもしれないというリスクがあって こそ自信となりうるところがありますので、で きないという経験は、自尊心を傷つけ、自信を 失わせ「できない自分」という劣等感を持たせ る源泉になります。つまり、自信をもつ事と劣 等感の危険性は紙一重です。子供たちの中で、 自尊心や自信が少しでも劣等感への不安を上 回っていれば、子共たちは失敗する恐れを乗り 越え、さまざまな困難にも積極的に挑戦できる でしょうし、それだけ困難や不安を克服する方 法を手にする事ができます。それは将来にわた ってとても大切な心の発達になります。 子供の心の成長は、身体の成長と同じように 人それぞれです。 「できたー!」という喜びを お子さんが感じていけるように、ご家庭でもそ の子らしさを認めてあげて、子供が自尊心や自 信をもてる事に挑戦させてみてはいかがでし ょうか。 大好きで、NT の発音を真似ながら大きな声で 発音しています。英語を聞き取る力も付いてき ました。 今後は、NTと担任の連携を深めて授業を工 夫し、国際社会で活躍できる子供たちを育てま す。 特別支援教室について 特別支援委員会 佐々木 祝子 港区では、平成28年度から全ての小学校で 特別支援教室の指導が開始されます。これま で、発達障害等の児童の一部は東町小学校に設 置された情緒障害等通級指導学級(つぼみ学 級)で指導を受けていましたが、実際はほぼ全 ての小学校に在籍していると推測されます。子 供たちが在籍校で指導が受けられるように、全 小学校に特別支援教室を設置し、教員が巡回し て指導をすることになりました。それにより、 保護者の送迎が必要、移動中に在籍校の授業が 受けられない等の課題が改善されます。また、 在籍校で実施されるため、学級担任と巡回指導 教員との連携が密になり、指導内容の充実が期 待できます。児童の学力や集団適応能力の伸長 を目指したこのシステムの導入について、保護 者の皆様にも理解を深めていただき、連携して 指導の充実を図っていきたいと思います。