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【日的】ヒアルロン酸ナトリウム点眼液中のヒアルロン酸の定量試験は, 周方
28amB066 ポス トカ ラム誘導体化法 を用 い る HPLC/蛍光検 出法 による ヒアル ロン酸 ナ トリウ ム点眼液 の簡便定量 ○ 鈴木 恵 1,太田 知洋 1,小 島 久毅 1(l日本点眼薬研 ) 【目的】 ヒアルロン酸ナトリウム点眼液 中のヒアルロン酸の定量試験は,局方 「 精製ヒア ルロン酸ナトリウム」の定量法,カルバゾール ー 硫酸法を採用することが一般 的である.こ の方法は高分子および低分子ヒアルロン酸の含量を酵素 HPLC法に比べて,再現性 良 く評価できることが知られている.しかしながら,カルバゾール ー 硫酸法は操作が煩雑で, 危険な濃硫酸を使用する必要がある.今回,フローインジェクション分析法および HPLC 法により,ヒアルロン酸の簡便定量法の検討を行った. Uv 吸収がないヒアルロン酸を検 出するため,ポストカラム誘導体化法を 【 方法 ・ 結果 】 用いた.ヒアルロン酸は非還元糖であるため,還元糖 ( アルデヒド基)に対する誘 導体化 法は使用できない.そこで,誘導体化試薬としてシスジオール構造 由来の酸化反応 と発 色反応 が同時に起こる,過ヨウ素酸ナトリウムー タウリン混合液 を用いた.その結果 ,ヒア ルロン酸の簡便な定量法を確立した. 【 考察 】 本誘導体化法はシスジオール構造を含 む化合物 に対する選択的な酸化反応 および発色反応を利用して,ヒアルロン酸を選択的に定量する方法である.しかしながら, 試験法を高感度化すると水 中にごく微量存在するエンドトキシンがバックグラウンドとして 検 出されるため,必要以上の高感度化 は避 ける必要があった. J IDer i ヽ ・ 7 L t i こ 血Qnの反応繊細 p o s t CQl u r n ヒ 7ルE 3 ン酸ナト I J r ? ムl 嘉 H R i u ■ 軽 幸 二 : I : R i h H H一式● 'F t ' NH】