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埼玉県における再生可能エネルギーの普及状況等(PDF:1161KB)
CO2 排出有り エネルギーの分類 一次エネルギー:自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー 化石 エネルギー CO2排出ゼロ 非化石エネルギー (再生可能エネルギー + 原子力(ウラン等)) 原油 再生可能エネルギー 石炭 ・水力(動力・発電) 天然ガス ・地熱(発電・熱利用) ・雪氷熱利用 ・温度差熱利用 ・太陽光(発電・熱利用) ・風力(発電) カーボンニュートラル ・バイオマス(発電・熱利用・燃料製造) (木質系、廃棄物系) CO2排出「有り」の場合と「ゼロ」の場合あり 二次エネルギー :電気、都市ガス、重油、軽油、ガソリン、水素 など、 1 一次エネルギーを変換・加工したもの 県の条例・計画によるエネルギーの位置づけ 第16条 県は、再生資源その他の環境への負荷の低減に資する原 材料、製品、役務、エネルギー等の利用が促進されるように、必要な 措置を講ずるものとする。 埼玉県環境基本条例 (H12.3) 埼玉県 地球温暖化対策推進条例 (H21.3) 県・事業者・県民における、再生可能エネルギー導入促進の役 割と努めを明記(第43条、第44条、第44条の2) 埼玉県地球温暖化対策実行計画 (ストップ温暖化埼玉ナビゲーション 2050) (H27.5) 埼玉県5か年計画 (H24.3) 埼玉県 環境基本計画 (H24.7) 温室効果ガスを2020年までに2005年比 △21%削減 【最重点施策3】 再生可能エネルギーの活用と産業の発展の好循環をつくる 住宅用太陽光発電設備の設置数 H28年度末までに14万基 太陽光発電・太陽熱・木質バイオマスエネルギーの利用促進等 住宅用太陽光発電設備の設置数 H28年度末までに14万基 再生可能エネルギーの供給量 5,600テラジュール(H28年度) 太陽エネルギー、バイオマスエネルギーの導入拡大、埼玉エコタウンプロジェクトの推進 2 再生可能エネルギー普及の基本方針 1 地球温暖化対策条例 ①再生可能エネルギーの利用促進に関する県の責務を明らかに ②その他必要な措置を講じる 2 県政策の最上位計画である「5か年計画」 「新エネルギー 埼玉モデルの構築」を主要戦略の柱として掲げる 3 環境基本計画 再生可能エネルギーの拡大目標を掲げる ①太陽光発電導入基数 14万基 (H28年度末) ②再生可能エネルギー供給量 5,600TJ(テラジュール) H28年度 4 埼玉県地球温暖化対策実行計画(ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050改訂版) 「再生可能エネルギーの活用と産業の発展の好循環をつくる」を今後の最重点施策 として掲げる これらの基本戦略や拡大目標を踏まえ、以下の実践的な取組を推 進し、具体的な成果につなげる。 「目に見える、形に現れる、実効が上がる」取組を徹底的に実践し、 3 埼玉から全国に新しいエネルギー政策を発信 埼玉県のエネルギー消費(1) H17(2005)年度に対して7.3%減少 ※前年度に対しては横ばい 産業・業務部門 ⇒ H17年度比 10%減少 ※ 業務部門は前年度比 5.6%増加 家庭・運輸部門 ⇒ H17年度比横ばい ※家庭部門は前年度比 2.6%減少 全国に比べ、 家庭部門、運輸部門の比率が高い (全国:家庭:14%、運輸:23%) 出典元 4 埼玉県温室効果ガス排出量推計報告書(H27.5) 埼玉県のエネルギー消費(2) 全ての燃料において H17(2005)年度以降減少傾向 都市ガス・LPG ⇒ 前年度比1.4%減少 燃料油 ⇒ 前年度比1.4%増加 電力 ⇒ 前年度比横ばい 全国に比べ、 都市ガスの割合が大きい (全国:都市ガス:10%) 運輸部門を中心に、 燃料油が約1/2を占める 5 出典元 埼玉県温室効果ガス排出量推計報告書(H27.5) 埼玉県の再生可能エネルギー政策 【埼玉県の再生可能エネルギーに係る目標】 ①28年度までに再生可能エネルギー供給量を5,600テラジュールとする。(H24末 4,867TJ) ②住宅用太陽光発電設備の設置基数を平成28年度末で14万基とする。(H26末 ,229基) [県としての基本的な考え方] 1 エネルギー自給レベルの向上 2 未利用資源の最大活用 間伐材、生ごみ等 3 周辺技術の活用 4 「電力・熱」の面的活用 1 2 3 4 5 [県の役割] [基本方針] イニシャルコストの低減に向けた支援 民間によるモデル事業の支援 制度設計の主導 規制緩和/窓口の一本化 研究会などの立ち上げ・運営 1 ”ソーラー&バイオマス”の推進強化 県の特性(高温の地熱が期待でき ない等)から施策を絞り込み、県主導 で実施 2 活用するエネルギー源の拡大 3 「熱」の有効利用 太陽熱、工場排熱など徹底活用 4 関係者(ステークホルダ)の拡大 分散型エネルギーシステム研究会 (バイオマスWG、熱エネルギーWG) 6 NPO等 各種団体との連携 [太陽光発電] ・太陽光発電普及拡大(屋根貸し) ・産業、業務用のメガソーラーの導 入 [施策 ・モデルプロジェクト] [太陽熱利用] ・太陽熱温水器導入件数の増大 ・利用技術のPR ・福祉施設、病院への導入 ・面的・冷房利用の検討 [ モデルプロジェクト ] ○森林資源活用によるエネルギー地 産地消モデル (バイオオイル化・発電) ○食品バイオマスのバイオガス化・発 電システム 埼玉県の再生可能エネルギー供給量 ・電気・ガス等を含む全エネルギー供給に対する割合(供給率)は 太陽光発電設備の増加に伴い、順調に増加 目標: 平成28年度末 5,600TJ(テラジュール) 7