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今後の予定 - 都市と農山村交流スローライフセンター

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今後の予定 - 都市と農山村交流スローライフセンター
SlowLifeCenter No.21
特定非営利活動法人
都市と農山村交流スローライフセンター
6月 22日 (日 )N P O 法 人 「都 市 と 農 山 村 交流 ス ロ ー ラ イ フ
セ ン タ ー 」の 総 会 が 、 西 村 自 然 農 園 に て 午 後 か ら 開 催 さ れ
ま し た 。 時 折 雨 が 降 る あ い に くの 天 候 で し た が 、 涼 し い 風
が 心 地 よ く緑 い っ ぱ い の 山 里 を 眺 め な が ら の テ ラ ス で 、 手
づ くり お 菓 子 や お 茶 を い た だ き な が ら 、 32人 の 参 加 者 全 員
が 自 ら を 語 り 合 う ス ロ ー ラ イ フ ら し い 総 会 と な り ま し た 。 (次
ページ へつ づく)
■今後の予定■
8月17日(日) 【必見!】朝6:00~メーテレ放映「発見!人間力」カウロゲの里に夏がきて
足助炭やき塾塾頭梶誠さんを中心に山里での営みを紹介。
放映日時等確認は、メーテレ人間力を検索してください。
8月20日(水) 暮らしをつむぐ塾
詳細は4,5ページ参照
8月28日(木) 北岡ゼミ(第3章「シイ・カシ林の植生と植物」)19:00~ 木材センター
9月13日(土)から3日間「間伐ボランティア初級講座(別紙参照)」
申込み・とよた森林学校事務局 TEL0565-61-1618
10月5日(日) 「あすけ夢里まつり」(9:30~16:30) 三州足助屋敷前広場
豊田市の自然山里文化志向の若い人たちが自主企画
NPO法人スローライフもブース出店などで参加。
NPO法人「都市と農山村交流スローライフセンター」主催ワークショップ
①「香嵐渓自然観察会」(豊田市森づくり月間関連企画)
とよた森林学校(豊田市主催)「自然観察リーダー」養成講座卒業生が観察リーダーをします。
【1回目】11:00~12:00 【2回目】13:00~14:00 【参加者】各回30名まで。
大人対象ですが、小学校3年生未満は保護者同伴でお願いします。
②脱穀ワークショップ「稲をお米にする(籾から玄米、白米へ)」
【10:00~10:50】
足踏み脱穀機+唐箕(とうみ)⇒籾(もみ)
【14:10~15:00】
籾摺り(もみすり)⇒玄米、玄米を棒で突いて精米⇒白米
※ボランティアスタッフ募集中!
10月18日(土) 矢作川森の健康診断報告集会(詳細は別紙)
13:30~ 場所:岡崎市福祉会館
10月26日(日) 豊田市「森づくり月間」イベント(詳細は10月号)
11月8日(土) とよたESD子どもを考えるグループ発(NPO法人スローライフも参加)
「子どものことを考えるなら大人が変わらなきゃね」(10:00~15:00)
対象:10代の子をもつお父さんお母さん
ファシリテーター:鈴木佳代さん(You 代表)
参加費:1000円(オーガニック弁当、お抹茶、会場費など)
※申込み方法など詳細は10月号で
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SlowLifeCenter No.21
こ の 日 は 午 前 中 か ら 多 くの 会 員 さ ん
が みえ 、安達三千代さん の お世話で
西村さん か らご指導を受け 、昼食を
い た だ き 、総 会 の お 菓 子 ( か し わ もち?)
の 準備もしました 。
午後の 総会で は 松田進さん の 司会
で 進行。議事で は 羽田弥来さん が 議
長。基調報告は 山本薫久。会計報告
は 西川早人さん 。
基調報告で は 、森林ボ ランテ ィア 、
森の 健康診断、自然観察、炭焼き、
田ん ぼ 、木づか い な ど、自分の やり
たい ことを基軸に 自主的に 行動し、
企 画 自 身 を 仲 間 と 創 り 上 げ て い く「山
里 N P O の 成 果 ― 自 ら 行 動 す る 市 民 」、 「質 の 高 い 市 民 層 」が 形 成 さ れ て い る こ と を 具 体 的 な 活
動 経 過 の な か で 確 か め ま し た 。 2008年 度 の 第 8回 足 助 野 林 雑 木 林 観 察 会 (60人 参 加 )で は 、
一 般 参 加 者 を 温 か く迎 え 入 れ 、 愉 し くフ ィ ー ル ド で す ご し て もら い た い 、 こ の 山 里 と 自 然 に 親 し
ん で もら い た い と い うス タ ッフ の 心 意気 に 満 ち て い まし た 。事前 の 自 主的 で 熱 心な 準 備、当 日
の 参 加 者 の 様 子 を み て の 判 断 と 参 加 者 本 位 の 行 動 な ど 。 参 加 ス タ ッ フ の 「自 主 性 」と 「高 い 志 」
と 「熱 い 心 意 気 」。 こ こ に N P O 法 人 ス ロ ー ラ イ フ を 成 立 さ せ て
い る根本が あると確信。
今年 度 か ら の 新し い 取 り 組 み と し て 、「暮ら し を つ む ぐ 塾
(西 村 自 然 農 園 )」の 毎 月 開 催 、 セ カ ン ド ス ク ー ル な ど 農 山 村
側 住 民 で 形 成 す る 「と よ た 都 市 農 村 交 流 ネ ッ ト ワ ー ク (準 )」へ
の 支援、過疎化な ど 農山村課題も見据え た 都市と農山村共
生 の 司 令 塔 「コ ー デ ィ ネ ー ト 組 織 」を 行 政 と の 協 働 ・共 働 で 創
り上げ る課題の 模索な どを あげ まし た 。
会 計 報 告 で は 、 新 た に 東 洋 ゴ ム 助 成 金 (次 へ )
第8回足助炭やき塾開講、受講者募集開始
炭焼きの全工程を体験していただきます。たんなる「体験」ではありません。木を切って(伐倒)、割って
(薪割り)、入れて(炭材搬入)、点火と着火…。あなたがすべて立会い、作業し、わかる…。
炭焼きの楽しさ、奥の深さを味わって、究極のリサイクル。きっと人生観にも影響します。
お昼ご飯も薪と炭でつくって食べます。(昼食つき)
そんな3日間がやってきます。
① 11月29日(土)アベマキ、カシの木の伐採。薪割り。(炭材づくり)
② 11月30日(日)炭材の炭焼き窯への搬入。点火。
③ 12月13日(日)炭焼き窯からの炭の搬出、炭切り。
※9時から16時。昼食つきで一日3000円。リピーター(過去3日間参加)のかたは1500円。
申込み者に地図など要項をお送りします。NPO法人スローライフへ問合せてください。
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SlowLifeCenter No.21
30万 円 の 収 入 と 、森 林 ボ ラ ン テ ィア な ど 森 林 市
民活動指導の 支援の 支出、ホーム ページ 、ブ ック
レ ッ ト 関 係 の 支 出 、 ス ロ ー ラ イ フ ニ ュ ー ス の 改 善 (A
3に 印 刷 )に と もな う支 出 な ど に つ い て 報 告 。
総会 員数135名 、出席 議決 権者数 26名、委任 状
数 64名 。総会 の 成 立 の 確 認と 、基 調 報 告、会 計 報
告と もに 議決され まし た 。
役員の 選出で は 、前年度の 理事で あった 丹羽健
司、稲垣久義、西川早人、山本薫久、監査で あっ
た 松田進が 、今年度も選出留任され まし た 。
あい さつの 中、鈴木章市議会議員は 農山村の 過
疎化対策の 取り組みを熱心に 語り、参加者の 共鳴
を得ました 。そ の 後、参加者全員が 発言しました 。参加者の 発言を 略して 掲載します。
佐 野 さ ん 「と よ た オ イ ス カ 山 守 の 会 で 森 林 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 。 」馬 渕 英 行 さ ん 「小 原 こ だ ま の 会
で 森 林 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 。 北 岡 ゼ ミ で 勉 強 」西 川 ま
り こ さ ん 「自 然 観 察 リー ダ ー 講 座 に 参 加 。 」成 瀬 さ ん
「百 姓 は 作 物 が 待 っ て くれ な い の で い そ が し い 。
久 々 に 参 加 。 」青 山 さ ん 「木 づ か い 活 動 。 若 林 か ら
参加 。今、65歳で 60歳 か ら やり た い こと を や っ て
い る 。 女 房 も 楽 し め る も の を と 思 っ て い る 。 」滝 澤 さ
ん 「パ ン 窯 づ くり 、 7月 中 旬 に 火 を 入 れ た い が 。 土
日 は ほ と ん ど コ ウ ロ ゲ の 森 で 炭 焼 き な ど を し て い る。」
田 村 さ ん 「 山 を 買 っ て 小 屋 づ く り 。 森 林 塾 に も 参 加。
足 助 あ や ど 森 林 ク ラ ブ で 活 動 。 家 づ くり 講 習 会 に も
参 加 。 炭 焼 き も や り た い 。 」梶 さ ん 「い な か で の 暮 ら
し 、 水 も 空 気 も 山 菜 も お い し い 、 幸 せ を 感 じ て い る。
75歳 。7月 19日 に 若 林 交流 館 の メン バ ー が 来 る 。五 平 餅、竹 炭、ピ ザ 窯 もそ れ まで に ? 名 古
屋 テ レ ビ 8 月 中 に 6 時 か ら コ ウ ロ ゲ で の 暮 ら し が 放 映 さ れ る 。 」林 さ ん 「コ ウ ロ ゲ の 森 、 広 く浅 くを
モ ッ ト ー に 行 動 。 食 料 自 給 率 を 上 げ ね ば 。 」鈴 木 昌 宏 さ ん 「家 づ くり 、 2回 目 に 参 加 。 う ち の ほ う
で も 実 践 。 基 礎 、 こ れ か ら … 。 」村 瀬 さ ん 「人 と の 出 会 い に 感 謝 、 コ ウ ロ ゲ の 森 で 炭 焼 き な ど い
ろ い ろ … 」宗 さ ん 「と よ た 蒼 の 森 ク ラ ブ 。 福 岡 、 東 京 、 豊 田 と 移 り 住 ん で 来 た 。 60 歳 で 定 年 。 ち
が う こ と を や ろ う と 、 山 登 り は や っ て い た が 、 森 の 保 全 に か か わ る こ と を 。 暇 つ ぶ し は し た く な い。
ス ロ ー ラ イ フ の 会 に た ど り 着 い た 。 」岡 野 さ ん 「下 山 マ イ ス タ ー で 森 林 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 。 イ ン ド
ネ シ ア 2年 間 。森 な ど を 歩 く。ボ ラ ン テ ィア か ら 森
へ の 関 心 。 海 外 の 山 登 り 。 タ ダ 歩 くだ け で な く、 森
を 見 る よ うに な っ て き た 。ア メリカ 、カ ナ ダ 、フ ィン
ラ ン ド 、ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド な ど 10数 カ 国。日 本 の
森 の す ば ら し さ 、 多 様 性 に 気 づ く。 」清 水 孝 紀 さ ん
「足 助 ユ ー ス で 草 刈 に は じ ま り 、 ス ロ ー ラ イ フ に 入
会。国内外の 文化、自然が 好き。趣味は 多い 。仕
事の 関係で な か な か イベントに 参加で きな い で
い る 。 」神 谷 さ ん 「と よ た 森 林 学 校 、 環 境 大 学 、 コ ウ
ロ ゲ の 森 観 察 会 … と 参 加 し て き た 。 」羽 田 さ ん 「足
助高嶺下の 森クラブ で 森林ボランテ ィア 。コウロ
ゲ で 田 ん ぼ も や っ て ま す 。 」(次 へ )
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SlowLifeCenter No.21
小 川 さん 「名 古 屋 出 身 で 30代 で 足 助 人 学 校 で い な か ぐ ら し 講 座 受 講 。 津 具 村 で 10年 、 足 助 で
1 6 年 。 ユ ー ス で は 1 0 年 。 足 助 き こ り 塾 、 森 も り 会 、 椿 立 自 然 観 察 会 、 ビ オ ト ー プ 、 お 祭 り で 交 流」
神 谷 さ ん (奥 様 )「 西 村 農 園 、 テ レ ビ で 紹 介 さ れ て い た 。 古 い 民 家 … 。 う ち の 娘 も そ う い う と こ ろ に
住 み た い と 言 っ て い る 。 」柴 田 さ ん 「昭 和 区 。 奥 さ ん 乗 せ て 山 に 。 森 の こ と を 気 に し て 見 る よ う に
な っ た 。 」 柴 田 さ ん (奥 様 )「 1 0 数 年 前 北 岡 先 生 に ひ か れ て 名 古 屋 で 講 座 に 参 加 。 そ の 後 北 岡 さ
ん の 講座が 中止に な って い て 、ス ローラ イフ森林学校開校し、それ か ら 参加。ス ローラ イフに
も関心を もっ て きた 。梶さん の 炭焼きに 参加、大雪、きれ い な 雪、風景。野林観察会に も参加。
足 湯 は う れ し か っ た 。 森 の 健 診 で は 自 然 観 察 サ ポ ー タ ー 。 」安 井 さ ん 「ホ ー ム ペ ー ジ 、 会 報 の 編
集 の お 手 伝 い を し て い る 。 足 助 き こ り 塾 で 活 動 。 山 の 中 へ 家 族 を … 。 田 ん ぼ 2年 目 。 」安 井 一 代
さ ん 「ゆ っ た り 食 で 参 加 、 暮 ら し を つ む ぐ 塾 に も … 」安 達 さ ん 「札 幌 か ら 、 名 古 屋 へ 。 お 米 を つ く
りた い と …。足助、お米で 検索し て シ ゲ さん に 出会う。事務局に 参加。交流を やっ て い け れ ば
と 思 う。 」西 川 さ ん 「事 務 局 、 高 校 時 代 か ら の シ ゲ さ ん と の 縁 で … 。 小 原 こ だ ま の 会 で 間 伐 す す
め て い る 。 山 を 心 配 し て い る 人 が 多 くな っ て き た 。 10年 間 は や る と い うこ と で や っ て い る 。 そ れ
ま で に 都 市 と 農 山 村 交 流 が 普 通 に あ る 状 況 に な っ て い れ ば い い と 思 っ て い る 。 」松 田 さ ん 「事
務 局、 4年 前に 退 職 後 、 と よ た オ イ ス カ 森 林 塾 か ら … 。 い い 人 と 出 会 っ て 幸 せ だ と 思 う。 」清 水
紀 子 さ ん も 参 加 し て い ま し た が 発 言 前 に ご 用 で 退 席 さ れ ま し た 。 (山 )
山里暮らしの知恵を学ぶ
<暮らしをつむぐ塾 in 西村自然農園>
6月 18日 (水 )晴
ガ イ ダ ン ス ・梅 干 し ・カ リ カ リ梅 ・葉 っ ぱ の お 寿 司 大
人 19名 子 ど も 5人 乳 幼 児 4人 の 参 加 。 「自 然 の あ る と こ
ろで 暮らしたい 。体か ら湧き上が る想い が あって そ
ん な 中 お 父 さ ん と 知 り あ っ た 。 日 々 生 き て 行 くこ と が
仕 事 に な る よ うな 生 き 方 が し た い 。 そ れ で こん な 暮
ら し に な っ て い ま す 」と 西 村 文 子 さん の 言 葉 。 「好 き
な こ と や っ て 暮 ら し て い い と 思 う 」と 。
木 い ち ご ・ グ ミ ・ ワ ラ ビ 採 り 。 イ ヌ ビ ユ ・ ハ コ ベ ・ ジャ
ガ イ モ ・エ ン ド ウ 。 葉 っ ぱ の お 寿 司 は 桑 や 柏 ・ポ ポ ー の
葉 っ ぱ 等 を 使 用 。 カ タ バ ミ ・山 椒 ・卵 焼 き 等 を 飾 り ま す 。 他 に も 大 根 の 梅 酢
漬 ・粉 ふ き イ モ ・天 ぷ ら (山 椒 ・コ ン フ リ ー そ し て ド ク ダ ミ ! )が 美 味 し い 。 午 後 は 梅 干 し の 漬 け
方、梅醤油の 味見も。この 味見が おい し い ん で す。
「何 も 無 い フ ワ フ ワ と し た も の か ら 形 あ る 糸 を 紡 い で い くの っ て 楽 し い 。 暮 ら し も そ う い う も の 。
楽 し く美 味 し くね ! 」(西 村 さ ん の 言 葉 よ り )
**********************
7月 16日 (水 )晴
そ う め ん (夏 野 菜 入 り 汁 )・こ ん に ゃ く・梅 ジ ャ ム ・野 草 茶
大 人 10名 参 加 (人 数 増 で 7/23に も 実 施 )。 涼 し く木 々 の
緑 に くる まれ て 安 心 感 。 毎 回 変 わ る 参 加 者 で す が 自 然 と
作業が 分担され るの が 不思議な と ころ 。
○ そ うめ ん … ナ ス ・玉 ね ぎ ・人 参 の 具 だ くさ ん 汁 の 素 麺 。
ナ ス タ チ ウ ム ・ マ ロ ウ ・ ギ ボ シ ・ カ タ バ ミ の 花 を 飾 る 。 ( 次 へ)
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SlowLifeCenter No.21
○ 野 の 花 入 り こ ん に ゃ く… カ ン ゾ ウ の 花 、 ト マ ト の 皮 、 ハ コ ベ 入 り 。 梅 味 噌 だ れ で さ っ ぱ り と
まろやか 。
○ 梅 ジ ャ ム … 甘 ず っ ぱ くマ ン ゴ ー み た い 。 身 体 が 元 気 に な る 味 。
○キ ュ ウ リと カ ン ゾ ウ の 酢の 物…ゆ で た カ ン ゾ ウ 、キ ュ ウ リの 塩もみ、寒天。
○ 野 草 茶 … 干 し た ド ク ダ ミ と ス ギ ナ を 軽 く煎 り 軽 くも ん で 煎 っ た 豆 と あ わ せ 煮 だ す 。
○ 焼 き 茄 子 ズ ッ キ ー 二 ○ 梅 ご 飯 ○ 紫 蘇 ゼ リー ○ 梅 ジ ャ ムお か ら パ ン ○ 山 桃 ジ ュ ー ス
今回は 何と い っ て も色の 美しさ!胡瓜の 緑。カ ンゾ ウの オ レ ンジ 、梅の 黄色…夏の 色が 目に
も 身 体 に も ス ー ッ と し み て い くよ うで す 。 「苦 手 な 料 理 が 上 手 に な り た い 」「自 然 と 共 に 暮 ら す 知
恵 を 身 に つ け た い 」「ス ー パ ー で 買 う よ り 自 分 で 作 っ た 方 が お い し い 。 子 ど も 達 も よ く食 べ る 。 体
験 が 大 事 。 そ の た め に も 自 分 が 体 験 し た い 」「(西 村 さ ん の 野 草 摘 み の 本 を み て )全 部 、 自 分 で
紐 解 い た こ と が か い て あ る の が 素 晴 ら し い 」… 等 の 声 。
毎 回 新 た な 気 づ き と 学 び の あ る 塾 、 次 回 は 8月 20日 (水 )。 草 木 染 ・ヨ モ ギ 茶 ・夏 野 菜 の 収 穫 &
カ レ ー を 予 定 。 ど う ぞ お 楽 し み に ! (安 )
自然観察リーダ養成講座
全 9回の 内、残 す所 4回 と 進 ん で き まし た 。1回 か
ら 3回まで は 素人 山主森 林経営 講座と 一 緒に 森林
の 共 通 事 項 を 受 講 し て き ま し た が 、 3 回 目 か ら 教 室・
フ ィール ドを分け、専門に 入りました 。梅雨時の 為天候不
順で 午後の フ ィール ド 実習を午前中に し た り、フ ィール ドを 変え た り、ス タ ッフ は お天気に 降り
回され て ヒヤヒヤで した 。
殆 ど の 講 座 の 講 師 は 北 岡 さん で す が 、 第 五 回 は 「豊 田
自 然 観 察 の 森 」へ 出 か け 、 所 長 の 大 畑 さ ん か ら “森 で 暮 ら
す 動 物 ”に 付 い て 講 義 を 受 け 、 “動 物 の フ ィ ー ル ド サ イ ン
探 し ”を フ ィ ー ル ド で 実 践 し ま し た 。 市 街 地 に 近 い 「豊 田 自
然 観 察 の 森 」で す が 以 外 に 沢 山 の 動 物 が 居 る 事 、 外 来 種
を 駆 除 し 在 来 種 が 復 活し た 事 、ど うし て も駆 除 で き な い 動
物 な ど 講 義 を 受 け ま し た 。 (松 )
「森づくり月間」検討委員会
開催
昨 年 10月 28日 に 旭 高 原 で 「と よ た 森 づ くり に 日 イ ベ ン ト 」が 行 わ れ ま し た 。 見 学 ツ ア ー ・観 察
会 ・体 験 教 室 ・展 示 な ど な ど 多 彩 に 「森 づ くり に つ い て 考 え よ う」と い う企 画 が 行 わ れ ま し た 。 今
年 は 、 「市 民 等 と 共 働 に よ り 企 画 ・実 施 を し て 、 市 民 に 対 し て 普 及 啓 発 を お こ な う 」た め に 、 検 討
委員会が 行わ れ ました 。
森林市民活動の 関係者か ら は 、矢作川水系森林ボ ラ ンテ ィア 協議会の 稲垣久義さん 、森もり
会の 岩月秀範さん 、N PO 法人ス ローラ イ フ 代表の 山本薫久さん 、小原こだ まの 会の 西川が 参
加 し ま し た 。 今 年 は 、 1 0 月 2 6 日 (日 )を 中 心 に 9 月 ~ 1 1 月 に 幅 広 く関 係 行 事 へ の 参 加 、 宣 伝 を
計 画 し て い き ま す 。 ま た 、 新 し く今 年 よ り 活 動 予 定 の 「市 民 の 森 ・大 洞 」市 有 林 (小 原 地 区 )で の
自 然 観 察 ・間 伐 体 験 等 が 予 定 さ れ そ うで す 。 ス ロ ー ラ イ フ と し て も 積 極 的 に 協 力 参 加 し て い き ま
す 。 (西 )
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SlowLifeCenter No.21
6 月 の 第 一 土 曜 日 、 恒 例 と な っ た 、 楽 し くて 少 し た め に な る 、 「矢 作 川 森 の 健 康 診 断 」が 開 催 さ
れ まし た 。今 年は 4回目を 迎 え 旧額 田町を 中心 と し た 岡 崎市で 矢 作川支流 の 男川、乙川、青 木
川、群界川 、流 域の 人 工林で 市民250人 の 参加 者を 得て 、27班 で 52地 点を 調 査し まし た 。茨
城 県 、 東 京 都 、 神 奈 川 県 、 静 岡 県 、 石 川 県 、 な ど 、 遠 くか ら も 多 くの 参 加 者 が あ り ま し た 。 開 会 式
で は 、実行委員長に 引き 続き岡崎市長か ら 歓迎の あい さつを 頂きまし た 。
今 回 は 岡 崎 市 自 然 共 生 課 の ご 協 力 で 会 の 運 営 が ス ム ー ス に 運 ば れ 、 大 勢 の 地 元 サ ポ ー タ ー、
自然観察サ ポーター、の 参加協力を得、参加者の 地元学習に おおい に 役立った の で は な い
で し ょ うか 。 森 の 健 康 診 断 は 1 0月 1 8日 (土 )1 3
時 30分 か ら 岡崎 市 福 祉会 館 で の 報 告会 で 27班
の 参加者か ら感想な どの 発表が セットに な って
い ます。ぜひ、ここを 見 て 欲 し い !と 地 元サ ポ ー
タ ー の 方 が 、 こ ん な 花 が (昆 虫 が )・・・! 自 然 観
察サ ポーターの 方が 、効率を追わ な い 道草で 、
メン バ ーの コ ミュ ニ ケ ーシ ョン を 取り な が ら 調査ポ
イントへ、ハ イキ ング気分で す。参加者か ら の 感
想 は 「遠 くか ら 見 れ ば 緑 で 美 し い が 、 中 に 入 る と
真 っ 暗 、 “ 森 林 ” の 見 方 が 変 っ た ! 」 「良 い 森 と 思っ
て 入 っ た が 、 数 値 的 に は 過 密 で あ っ た ! 」な ど 気 づ き と 学 び の 感 想 が 多 く あ り ま し た 。
今 回は 初の 試 みと し て 、オ プ シ ョン で 土 壌動 物の 調査 が 行わ れ まし た 。3つの 班 が 土 を サ ン
プ ル 採 集 し 、 三 重 中 学 の 小 西 先 生 の ご 協 力 を 得 て 、 土 壌 動 物 を 顕 微 鏡 で 見 る 事 が 出 来 ま し た。
報 告 会 で の 結 果 発 表 が 楽 し み で す 。 (松 )
3 月 の 森 も り 会 総 会 で 、 北 岡 さ ん か ら 提 案 の あ っ た 「ブ ナ 科 樹 木 調 査 」が 始 ま り ま し た 。 調 査 内
容 は 、 豊 田 市 内 の ブ ナ 科 樹 木 を 調 査 し 平 面 ・ 標 高 別 に テ ゙ー タ ー を 取 る 事 に あ り ま す 。 1 :5 0 0 0 0 の
地 図 に 1km 間 隔 の メ ッ シ ュ を 書 き 、 一 つ の メ ッ シ ュ 内 に 寺 社 林 、 天 然 林 な ど を 探 し 、 そ の エ リア
の ブ ナ 科 樹 木 を 調 べ ま す 。 寺 社 林 で は シ イ 類 に よ る 極 相 林 の 様 相 が 多 く、 そ の 林 縁 及 び 自 然
林 で は ナ ラ 類 の 樹 木 が 多 く見 ら れ ます 。 2009年 3月 の 中 間 発 表 を 含 め 2年 計 画 で 行 い ま す 。
(次 へ )
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SlowLifeCenter No.21
豊 田 市 内 に は 20数 種 の ブ ナ 科 樹 木 が あ る と 云 わ れ て い ま す 。 森 も り 会 の メ ン バ ー に と っ て は
ブ ナ 科 樹 木 の 同 定 力 向 上 に 繋 が る と 張 り 切 っ て 調 査 に 入 り ま し た 。 (松 )
◇ 20 08 /5 /31
ブ ナ 科樹木調査講習を 兼ね北岡さん の 案内
で 、豊田市篠原町八柱神社他5箇所の 社寺林
を回りました 。
ツ ブ ラ ジ イ の 素 晴 ら し い 極 相 林 、 コ ナ ラ ・ア ベ
マキの 自然林が は っきり分か れ て い て 、色々
なタイプ の 林を見る事が 出来ました。珍品の
「ウ ス ギ ム ヨ ウ ラ ン 」を 薄 暗 い シ イ 林 の 林 床 で 発
見するな ど感動もありました 。
◇ 2008/6/29
生憎の 雨で し た が 段戸裏谷の 自然観察コース を観察し まし た 。か な り
強い 雨で した が 、豊か な 森の た め か 、渓流の 水が 、増水して い な い の に
は 驚 き まし た 。約50種の 植 物を 観 察し まし た 。又 あち ら こち ら に モ リア オ
ガ エ ル の 卵 塊 が 見 ら れ 、 声 も 聞 く事 が で き ま し た 。
◇ 2008/7/5
天気は 晴れ 。暑い 。観察の 森で ボ ラ ン テ ィア ガ イ ド をし て い る松尾さん
に 案内をお願い し 、整備され 歩きやすい 道をの ん びりと森の 中へ。体感
気温を 木陰に 下げ て 貰い つつ植物観察。東海丘陵要素植物の ヒメミクリを
観 て い た ら 、 綺 麗 な ツ ー ト ン カ ラ ー の モ ー ト ン イ ト ト ン ボ も姿 を 見 せ て くれ
た 。 楽 し く暑 い 一 日 で し た 。 (松 )
トヨタ自動車職員の間伐~ベンチづくり体験
スローライフから講師派遣(豊田森林組合協力)
春に 間伐をし て そ の 木を乾燥させ、秋に ベン チ を
つ くる と い う講 座 が 、ト ヨ タ 自 動 車 職 員 の 中 で 好 評
で し た 。 参 加 者 が 倍 率 3倍 を 超 え た そ う で 「自 分 た
ち の 伐 っ た 木 で 、 ベ ン チ を 作 る こ と に 魅 力 が あ つ まっ
た 」 と 講 座 関 係 者 の 話 で す 。 好 評 だ け に 5 / 3 1 ( 土)
当日は 雨模様で し た が 、みな さん やる気 まん まん で
し た 。 は じ め に 簡 単 な 「間 伐 の 必 要 性 」「作 業 手 順 」
の 話 、 足 助 の 森 林 組 合 林 で 4班 (1班 5名 )が 場 所 に
分 か れ て 作 業 に か か り ま し た 。 簡 易 森 林 調 査 を し て、
間伐本数を決め 、の こぎ りで 伐採をし ます。枝を切
り2m ご と に 木を 伐っ て 、運びます。小 雨の な か で し た が 、伐採 するご と に 歓声 が あが っ て い ま
し た 。 最 後 は 、 雨 で す べ る 山 の 中 を 「重 い な ~ 」と 2 m の ヒ ノ キ を 運 ん で い ま し た 。 す こ し 早 め に
終了とな りました が 、みな さん 、満足げ で した 。講師は 宮島長生さん 、橋本幸太郎さん 、安井賢
悟 さん 、 西 川 が 行 い ま し た 。 (西 )
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SlowLifeCenter No.21
「竹炭と山里生活体験」
夏 休 み 初 日 の 7 月 19 日 (土 )、 梅 雨 明 け 快 晴 の 空 の
も と 、 豊 田 市 西 部 、 若 林 交 流 館 の 環 境 講 座 「エ コ ア ッ
プ た ん け ん 隊 」の 親 子 が 足 助 の 山 里 を 訪 問 。 講 師 は
足 助 炭 や き 塾 の 塾 頭 梶 誠 さ ん は じ め 、 滝 澤 正 範 さ ん、
村瀬里美さん 。ス タッフ とし て 梶さん の 奥様、足助高
嶺下の 森クラ ブ の 羽田弥来さん 、N PO 法人ス ロ ーラ
イフ の 山本が 参加。
環 境 講 座 2回 目 で 「山 里 足 助 で 竹 炭 作 り と 炭 を 使 っ
て 五 平 餅 や 豚 汁 作 り を 体 験 し よ う」と い うこ と で 、 若 西
小 学校と 若東小 学校 の 1年生か ら 6年生 まで の 子ど も
と お 父 さん お 母 さん ら 15人 、若 林 地 区 コ ミュ ニ テ ィ ー
会議環境委員さん 7人、若林交流館の 寺田美恵子さん 西久保まり子さん が 訪問。昨年に 続い て
参 加 し た 親 子 も多 くみら れ まし た 。
環境委員 さん た ち 若林で 炭焼 きを 開始され た 方々は 炭 焼きの 実践に つい て 講 師の 説明熱 心
に メモ を とり質問を し て い ました 。
子 ど も た ち は 「ク ワ ガ タ ム シ が と れ た 」「池 で 遊 ん だ 。 池 に ハ マ ッ タ ! 」「露 天 風 呂 の 足 湯 が よ
か っ た 。 お 湯 の 中 、 宝 物 さ が し で 遊 ん だ 」「カ エ ル を つ か ま え た 」「ピ ザ 窯 で 焼 い た ピ ザ が お い
し か っ た 」と 山 里 で 大 は し ゃ ぎ で し た 。 親 子 で 参 加 し た 別 府 さ ん は 「家 だ と ビ デ オ と か ゲ ー ム で
遊ぶこと が 多い 。自然の 環境、フ ィール ドの な か で は 子ど も本来の エ コな 遊びを 見出し て い て
楽 し そ うで し た 。 」と の 感 想 。 滝 澤 さ ん の ピ ザ 窯 の ピ ザ 、 梶 さ ん 奥 様 指 導 の 五 平 餅 、 お に ぎ り …
も 大 満 足 の よ う で し た 。 (山 )
2008北岡ゼミ山歩き
いってきました仙丈岳
北 岡 ゼ ミ山 歩 き 7/ 22に 19名 で 3032m の 頂 上 まで
い っ て きました 。
8
SlowLifeCenter No.21
天 気 も予 想 ど うり 、梅 雨 明 け の 晴天 。
こ の 時 期 高 山 植 物 が 一 番 多 く、 8 0 種 類 ぐ ら い
観 察 し て き ま し た 。 「た い へ ん だ っ た け ど 素 晴
ら し か っ た 」と ほ ん と に み な さ ん 感 激 さ れ て い
ま し た 。 さ て 来 年 は ・・・乞 う ご 期 待 ! !
)
魅惑の
6月からは、「日本の植生図解Ⅰ森林」(保育社)をテキストにして、植生についての基本を徹
底的に学びます。7月は人の生活と密接に関係するアカマツ・コナラ林の植生と植物を学びました。
最近の北岡ゼミは、植物同定のテストが恒例となっています。どこかで目にした植物たち。記憶
をたどりながら、みんな必死に格闘(!?)しています。
■次回は 8月28日(木)です。
テキスト「日本の植生図鑑Ⅰ森林」保育社
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定価3605円
SlowLifeCenter No.21
矢森協評議会(7/28)
○「朝日モリコロ里山学校」(朝日新聞)大人20人(4チーム) こども22人(4チーム)
リーダー 17人で対応
○会費関係 継続討議
○助成金関係報告
・○森の健康診断出前講座関係
○その他
年会費納入ありがとうございました
納入いただいた方々(敬称略)
会員・・丹羽健司、稲垣久義、山本薫久、松田進、西川早人、鈴村昌宏、牛尾敏男、宗隆志
横田明信、佐野和男、犬飼一之、三輪千晶、高崎浩一、高崎緑、横山敬司、渡辺かつ子
柴田稔、柴田三世子、小粥康正、角田豊秋、青山克巳、鈴木成和、深見玲子、林宏
上原博、岡田幸夫、三輪佳津子、林富造、宮島長生、山崎玲子、三宅順二、鈴木義厚、
鈴木悦雄、井藤昇、鈴木恵子、芳野勝之、高木伸泰、杉浦彰彦、無川忠、伊藤敦仁
纐纈文孝、纐纈由利子、岩月秀範、岡野重尚、磯村ゆかり、赤根昭英、梶誠、羽田弥来、
馬渕久子、清水孝紀、神谷至、小武内俊夫、牧野日吉、船木堅太郎麗子、松田清、小山剛
柴田賢一、知念保夫、宇角佳笑、田村正明、清水紀子、井野隆介、安達三千代、安達真吾
成瀬靖宏、阪谷孝一、三江弘海、熊崎秀雄、森佳史、二宮年久、新見守、安達靖雄、
小川章、本村伸子、鈴木章、折戸智、高木錬一、板倉正道、林俊弌
寄付・・牧野日吉、三江弘海
賛助会員・・小林竜一、松井文雄、渡辺正勝、水谷勝彦、神野悦夫、大村裕茂、前田公平
木村聖布、沢辺敏則、河辺淑子、宇野嗣夫、横山路子、天野悟、早川和彦、梅本正広
河合志郎、北村峯雄、木村智、鈴木成和、酒井保治、内藤晴幹、荻原栄一郎、牧内克史
ホンダノブユキ(住所など連絡ください)、本村かすみ、鈴木京子
自然観察会
(北岡さん関係)
①面の木倶楽部自然観察会
(日程変更の場合があるので電話にて確認を)
8/17 面の木峠駐車場 9:30集合
9/21 マキノ町赤坂山 マキノスキー場駐車場 9:00集合
②海上の森自然観察会
毎月、第4日曜。10:00集合 愛知県環状線山口駅
問い合わせ先 0561-84-2953
各講座参加申し込み、入会申し込み、資料請求、情報提供、問合せ
℡&fax:0565-62-4011 携帯:090-5453-6411
〒444-2407 豊田市桑田和町日面71-1
NPO法人都市と農山村交流
スローライフセンター
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eメール:[email protected]
山本薫久
※このニュースは無料です。
※会員以外でも講座など参加できます。また会の趣旨に賛同
いただける方のご協力を随時募集しています。
会員1口3000円、賛助会員1000円
口座 豊田信用金庫 足助支店 8905400
特定非営利活動法人都市と農山村交流スローライフセンター
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