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を開校(10月22日(木)より全7回)

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を開校(10月22日(木)より全7回)
本報道資料
料は、別途、一般
般社団法人ナレッジキャピタル
ルからも配布して
ております。
20
015 年 9 月 300 日
報道
道関係各位
国立民族学博物
物館
一般
般社団法人ナ
ナレッジキャピタ
タル
株式会社 KMO
K
グラ
ランフロント大
大阪
知的
的創造拠点
点「ナレッジ
ジキャピタル
ル」
ナ
ナレッジ
ジキャピタ
タル「超
超」学校
校シリーズ
ズ
連
連続講座
座「みんぱく×KNO
OWLED
DGE C
CAPITA
AL
界の天
天然素材
材~」を
を開校
校
~世界
開催日:1
10 月 22 日(木)
・10 月 28 日(水
水)
・11 月 4 日(水)
・11 月 18 日(水)
・12 月 2 日(
(水)
1
12 月 16 日(水)
日
・12 月 23 日(
(水・祝)
場 所:グ
グランフロント大阪北館ナレッジ
ジキャピタル
ル1F 「カフ
フェラボ」
国
国立民族学博
博物館(12
2 月 23 日の
のみ)
国立民族学博
国
博物館(館長:須藤健一)、一般社団法人
人ナレッジキャ
ャピタル(代表
表理事:宮原秀
秀夫)ならびに
に株式会社K
KMO
(代
代表取締役社
社長:間渕豊)、
、は、ナレッジ
ジキャピタル「超
超」学校シリー
ーズ「みんぱく
く×KNOWLED
DGE CAPITA
AL~世界の天
天然
素材
材」を、10月22日(木)より、
、ナレッジキャ
ャピタル1F 「カ
カフェラボ」にて開校いたし
します。
ナレッジキャピ
ナ
ピタル「超」学
学校シリーズ「み
みんぱく×KN
NOWLEDGE CAPITAL」はこれまでにも
も、2014年9月から11月の期
期間
に「
「イメージの力
力をさぐる」をテ
テーマとしたプ
プログラムや、
、2015年5月か
から7月の期間
間には世界の
の「民芸」をテー
ーマに開催しま
まし
た。
。
第3弾となる今
第
今回は、世界の「天然素材
材」をテーマに
に、7人の国立民族学博物館
館の研究者が
が世界のくらし
しに息づく天然
然素
材と
とものづくりに
について紹介し
します。素材の
の個性と役割
割を学ぶとともに、時代を
を通した素材
材の変化や地域
域の中での重
重要
性が
が学べるプロ
ログラムを全
全7回開催しま
ます。
<開催概要>
日 時 : 10月
月22日(木)・100月28日(水)・11月4日(水
水)・11月18日(水)・12月2日
日(水)・12月1 6日(水)・12月
月23日(水・祝
祝)
会 場 :
象者 :
対象
定 員 :
料 金 :
19:000~20:30(開
開場18:30) ※12月23日 の展示ツアー
ーは13:30~15:00
グラ
ランフロント大阪
阪北館1F「カフ
フェラボ」
国立
立民族学博物
物館(12月23日
日のみ)
中学
学生以上
各回
回50名 ※12月
月23日のみ30
0名 ※要事前
前申し込み(先
先着順)
500円
円(1ドリンク代
代)
主 催 : 国立
立民族学博物館
館、一般社団
団法人ナレッジ
ジキャピタル、株式会社KMO
※ナ
ナレッジキャピタ
タルの「超」学校
校シリーズとは
大学
学や企業、研究
究機関などのさまざまな分野の
の研究者と一般
般参加者が一緒
緒に考え、対話するナレッジキ
キャピタルならで
ではのプログラム
ムで
す。
。これまでにも「「大阪大学」「京
京都大学iPS細胞
胞研究所」「慶應
應義塾大学院メ
メディアデザイン
ン研究科」と共 同開催し、一般
般の参加者と研
研究
者を
をつなぐ場と機
機会を提供してい
います。
【本件に関する報道
道関係者からの
のお問い合わせ
せ先】
国立民族学
学博物館 広報
報係 担当:小埜
埜(おの)
1
電話:06-6878-8560/FAX:06--6875-0401
<各
各プログラム
ム概要>
■第
第1回
10月
月22日(木)
講師
師: 池谷和信
信
「世界の鳥と
と人とのかかわ
わり----羽の美しさを求めて」
国立民族
族学博物館 教授
【内
内容】
人類
類は、さまざ
ざまな目的の
のために鳥の羽
羽を利用して
てきました。羽ペン、矢羽
羽、布
団の
の素材、そし
して女性が身
身につける装飾
飾品などです
す。本講座では、世界の諸
諸民族
がどのような鳥
鳥の羽を好み
み、いかに利用
用してきたの
のかを展望したいと思いま
ます。
複数
数の羽を組み
み合わせる鮮
鮮やかな装身具
具、羽の過度
度の利用で絶滅した鳥など
どを紹
介しながら、私
私たちと鳥との持続的な付
付き合い方に
について考えてみます。
【講
講師プロフィ
ィール】 池谷和信(いけ
池
けや かずの
のぶ)
祭礼用頭
頭飾り
人類
類学、地理学
学専攻。アフリカを中心に
に、日本を含
含むアジア、シベリア、ア
アマゾン
など世界の狩猟
猟採集文化、生き物と人の
の関わりから
ら世界の文化誌を研究して
ている。
主な
な著者に『世
世界のビーズ』
』
(千里文化財
財団、2001 年
年)、
『人間にとってスイカ
カとは何か』
(臨川書店、2014
2
年)など
ど。
■第
第2回 10月
月28日(水) 「日本の漆器、
「
、世界の漆器
器」
講師
師:日髙真吾 国立民族学博物館 准教授
准
【内
内容】
光り輝く蒔絵や
や螺鈿が施された漆器はか
かつてヨーロ
ロッパの人びとを魅了し、それ
らが
が「japan」と呼ばれたこ
ことはよく知
知られていま す。また、そ
そうした調度
度品や
高級
級漆器以外に
にも、漆は日本の生活、文
文化を支えて
てきました。庶
庶民が日常に
に使う
食器
器や、建築や
や仏像の製作に欠かせない
い素材として
て、漆はさまざまな場面で
で用い
られ
れてきました
た。一方、漆
漆の文化は日本
本をはじめと
とする東アジ
ジアだけではなく、
ミャンマーなど
ど東南アジア
アにもその広が
がりを持って
ています。
そこで、本セミ
ミナーでは、人びとの生活
活や文化と漆
漆の関係について、広く考
考えて
みた
たいと思いま
ます。
ミャンマーの漆器
器工房
【講
講師プロフィ
ィール】 日髙真吾(ひだ
だか しんご
ご)
東海
海大学文学部
部史学科日本
本史学専攻卒業
業(1994)。博
博士(文学)
(東海大学 2006)。元興
興寺文化財研究
究所研究員を
を経
て、
、現在、国立
立民族学博物
物館文化資源研
研究センター
ー准教授。主な著書に『災
災害と文化財
財』
(2015)、
『女乗物
『
その
の発
生経
経緯と装飾性
性』東海大学出版会(2008 年)
、編著書
書に『記憶を
をつなぐ―津波
波被害と文化
化遺産』千里文化財団(2012
年)
)
、『博物館へ
への挑戦-何が
がどこまでで
できたのか-』
』園田直子と
と共編 三好企
企画(2008 年
年)がある。
■第
第3回 11月
月4日(水) 「毛
毛皮----防寒
寒とファッション
ンと」
講師
師:佐々木史郎 国立民族学博物館 教授
【内
内容】
昨今
今、毛皮に対
対する風当たりは冷たく、野生動物の
の毛皮を身にま
まとうことに
については、動
動物愛護
団体
体や自然保護
護団体から厳
厳しい視線が向
向けられてい
います。とはい
いいながらも
も、動物の毛皮
皮や革は
さを有し
防寒
寒素材として
て、あるいはファッション
ンとして、人工
工素材では再
再現できない
い機能と美しさ
ています。人類
類の毛皮活用
用の歴史を簡単
単に振り返り
りながら、野
野生動物の保護
護や生態系の
の維持と、
毛皮
皮の機能と美
美の活用との
の両立を考えま
ます。
クロテンを捕る猟
猟師
【講
講師プロフィ
ィール】 佐々木史郎(さ
佐
ささき しろ
ろう)
東京
京大学大学院
院社会学研究
究科博士課程中
中退。国立民
民族学博物館助手、大阪大
大学助教授、 国立民族学博
博物館助教授
授を
経て
て、同教授。専攻は文化
化人類学。主な
なフィールド
ドはロシア極東地方とシベ
ベリアで、先
先住民族の狩猟
猟とトナカイ
イ飼
育の
の生態と、彼
彼らの近世、近代の歴史を
を研究する。主な著書に、
、
『北方から北
北交易民—絹 と毛皮とサン
ンタン人』
(日
日本
、
生命の暖かさ
放送
送出版協会、1996 年)
『
『シベリアで
さを感じる』
(臨川書店、2015 年)な
など。
■第
第 4 回 11 月 18 日(水)) 「木でつくら
られる挽物-----「木材の工芸的利用」の
の探究」
講師
師:木村裕樹
樹 国立民族
族学博物館外来
来研究員・龍
龍谷大学社会
会学部非常勤講
講師
【内
内容】
ろくろや旋盤を
を使い材料を
を回転させ刃物で削りだし
したものを挽
挽物といいます。食卓の
お椀
椀をはじめさ
さまざまな器
器がそうですが、それだけ
けではありま
ません。鍋のつまみにス
プー
ーンの柄、引
引き出しの取っ手にテーブ
ブルの脚、ミシ
シンの糸巻に
におもちゃのパーツ等々。
。
ちょっと目立た
たない存在で
ですが、じつは日本の近代
代化とも深く
く関わってきました。そ
んな
な挽物を主役
役に据えてみ
みましょう。職
職人の手仕事
事へのこだわ
わりや素材を活かした美
しさの表現など
どを紹介し、木でつくられ
れる挽物の魅
魅力に迫ります。
足踏み式の ろくろを使って茶
茶道具の香具をつ
つくる
2
【講
講師プロフィ
ィール】 木村裕樹(きむ
木
むら ひろき
き)
専門
門は民俗学、民具研究。日本で木地屋を
を中心に職人
人の道具や技
技とそれにまつ
つわる伝承に
について比較研
研究している
る。
国立
立民族学博物
物館のアチックミューゼア
アム・コレク
クションをはじめ国内外の
の民族学標本
本資料の調査にも従事。主
主な
論文
文に「会津漆
漆器産地にお
おける「手挽き
き轆轤」の一
一系譜」(
『京都民俗』30-31: 133-1411、2013 年)など。
■第
第5回 12月
月2日(水) 「南
南米アンデス文明における
る金の利用」
講師
師:関雄二 国立民族学博物館 教授
授
【内
内容】
インカ帝国に代
代表される南
南米アンデス文
文明は金製品
品の製作で有名です。最古
古の金製品を
を発見
した
た経緯のほか
か、いろいろ
ろな古代の金製
製品を紹介し
します。またスペイン人に
によるインカ
カ帝国
征服
服と金の関係
係、そして金
金製品を求めて
て現在も続く
く遺跡の盗掘の状況を報告
告します。
【講
講師プロフィ
ィール】 関雄二(せき
関
ゆうじ)
教授。
195
56 年東京生ま
まれ。国立民族
族学博物館民
民族社会研究
究部教授ならび
びに総合研究
究大学院大学教
専攻
攻はアンデス
ス考古学、文
文化人類学。1979 年以来、南米ペルー
ー北高地におい
いて神殿の発
発掘調
査を行い、アン
ンデス文明の
の成立と変容を
を追究するか
かたわら、文
文化遺産の保全
全と開発の問
問題に
も取
取り組む。単
単著として『ア
アンデスの考
考古学』
(同成
成社)
、
『古代ア
アンデス 権力の考古学
権
学』
(京
店)
、
都大
大学学術出版
版会)
、
『アンデ
デスの文化遺
遺産を活かす
す:考古学者と
と盗掘者の対話』
(臨川書店
共編
編書として『文明の創造
造力』(角川書
書店)
、『アメ リカ大陸古代
代文明事典』
(岩波書店)、
『古
古代アンデス
ス 神殿から始まる文明』
』
(朝日新聞社
社)がある。
紀元前
前 800 年頃にさか
かのぼる
アンデ
デスの金製品
■第
第6回 12月
月16日(水) 「インドの野蚕
「
蚕----その特徴
徴と魅力」
講師
師:上羽陽子 国立民族学博物館 准教授
准
【内
内容】
多くの天然繊
繊維の中で、一つの繭から
ら均一の糸が
がおよそ1200メートル生み
みだされる
絹は
は、唯一の長
長繊維として珍重されてき
きました。絹
絹を分泌する絹糸昆虫は世
世界に10万
種あるともいわ
われ、カイコガ科で桑葉を
を食べて人に
に飼養される家蚕と、ヤマ
ママユガ科
など桑葉以外を
を食べる野生
生の野蚕に分け
けることがで
できます。本セミナーでは
は野蚕の宝
庫イ
インドに注目
目し、ムガ、タッサー、エ
エリなど家蚕
蚕にはない野蚕糸の色や風
風合い、希
少性
性から半飼育
育化が進んで
でいる現状につ
ついて紹介し
します。
【講
講師プロフィ
ィール】 上羽陽子(うえ
上
えば ようこ
こ)
室
室内に吊られたカ
カゴの上で飼養さ
される
専門
門は民族芸術
術学、染織研
研究。インドを
を中心に南ア
アジアで手仕事の調査を行
行ってい
エ
エリサンの幼虫(
(2014 年アッサム
ムにて撮影)
る。
。
著書
書に『インド
ド、ラバーリー社会の染織
織と儀礼-ラ
ラクダとともに生きる人び
びと』
(昭和堂
堂、2006 年)
)、
『インド染
染織
の現
現場-つくり
り手たちに学
学ぶ(フィール
ルドワーク選
選書⑫)』
(臨川書店、2016 年)
、監修
修に『世界のか
かわいい民族
族衣
装』
』(誠文堂新光社、2013 年)がある。
年
■第
第7回 12月
月23日(水・祝) 「みんぱく展
展示ツアー「貝
貝の魅力----その使用価値、装飾的価
価値、象徴的価
価値」
講師
師:飯田 卓 国立民族学博物館 准教
教授
【内
内容】
風化
化しにくく、
、魅力的なか
かたちをもつ
つ貝がら。海
海で過ごした
た思い出として、貝がらを
を家に
持ち帰る経験は
は、誰にもあ
あるはず。貝
貝がらは、世
世界各地で装
装飾品として、貨幣として
て、力
ルとして用い
いられていま
ます。
を示すシンボル
最終回は、国
国立民族学博
博物館を会場
場として、オ
オセアニア展示場を中心に
に貝の
今シーズンの最
用方法をご紹
紹介します。貝を愛(め
め)でつつ、人と自然の関わりを考え
えてみ
さまざまな利用
てください。
【講
講師プロフィ
ィール】 飯田卓(いいだ
飯
だ たく)
マダガスカル山
山地部の人と樹木、同海岸
岸部の人と海
海などの関わりを調査して
てきた。
専門
門は生態人類
類学、文化遺
遺産の人類学。
。著書に『身
身をもって知る技法』(臨
臨川書店、20114 年)
、
共編
編著に『マダ
ダガスカルを
を知るための 62 章』(明石
石書店、2013 年)など。
3
オセアニア展示場
オ
場の
「葬儀長の衣装」
「
Fly UP