...

新入生(平成 25 年度入学者)保護者からの質問

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

新入生(平成 25 年度入学者)保護者からの質問
平成25年度海事科学部学生後援会 Q&A
新入生(平成 25 年度入学者)保護者からの質問
Q1-1.マリンエンジニアリング学科の就職率が良いと聞いたが,他の学科はどうか。
A1-1.本日の配付資料でもお示ししておりますが,マリンエンジニアリング学科が突出
しているわけではありません。年度による若干の差異はあるものの,どの学科も
ほぼ90%以上の就職率になっています。
Q1-2.海技士免許は女子でも可能か。(体力や運動能力関係)
A1-2.可能です。毎年何人もの学生が取得しています。体力や運動能力についても何ら
問題はありません。
Q1-3.船舶実習を受けられない学科ができたのは,どのような経緯か。
1年次の船舶実習が必修でなくなった経緯と,どの学科(コース)に配属すれば
実習に参加できるのか教えて欲しい。(海事科学部を選択した理由の一つであっ
たため)
A1-3.入学後1年間は基本的に学科に所属せず,2年次進級時に本人の希望等に基づい
た学科に配属されます。また,入学後初めての船舶実習(1 ヶ月の乗船)は2年
次に開講されます。したがって,誰もが船舶実習を希望する(当該学科・コース
を選択する)ことが出来ます。なお,カリキュラム上では海洋安全システム科学
科以外の学科で,船舶実習を履修できます。
学部全学生(200名)に船舶実習を必ずしも課さないとしたことは,それぞれ
の学科・コースの教育の基礎と専門を充実させるためです。また,1ヶ月単位の
船舶実習を受け入れている航海訓練所(国の組織)の受け入れ多様化に伴う制約
の影響もあります。
Q1-4.カリフォルニア留学について詳しく教えて欲しい。
A1-4.カリフォルニア海事大学(CMA)研修は毎年 9 月中旬から 2 週間程度行われて
います。費用の大半は海事科学部が負担します。(現地での生活費等は,学生の負
担となります。)
対象学年は学部 3・ 4 年生で専門知識を英語で理解し,より広範な学識,実践的
な英語能力,コミュニケーション能力などを修得させ将来国際性を備えた人材を
養成することを目的としています。
-1-
2年生(平成 24 年度入学者)保護者からの質問
Q2-1.マネジメントの乗船実習時の標準服購入申し込みはいつ頃か。
A2-1,6 月末頃になります。採寸等は,生協にて行います。
標準服の金額は,男子用 36,500 円で,女子用が 42,080 円です。
また,今年度から作業服が 2 着必要となりました。(1着は入学時に購入済み。
1着約 9,000 円です。)
Q2-2,就職先に神戸市消防局を考えている。「乗船実習科修了の者」の枠での受験を考
えているが,卒業前か後のどちらで受験するのか。
また,10 月採用の有無について教えて欲しい。
乗船実習科修了後に受験する場合,就職浪人期間が生じることもあり,不合格に
なった場合の不安点が多い。過去の卒業生の事例があれば教えて欲しい。
A2-2,神戸市消防局の採用については,毎年確実に求人があるかわかりませんので,
神戸市消防局に問い合わせいただくのが確実です。
(これまでの実績から「乗船実習科修了の者の枠」とは,海技資格(航海士・機
関士・船長・機関長の資格)対象の求人と理解しています。)
乗船実習科の進学の有無にかかわらず,通常就職試験は4年生の4・5月に実施
されることが,一般的です。したがいまして,乗船実習科進学の場合,修了の1
年以上前に就職が内々定することが一般的です。
また,海技資格(航海士・機関士・船長・機関長の資格)対象の求人については,
10月採用が標準です。陸上企業の採用についても,乗船実習科修了後の10月
採用も少なからずあります。(例えば,舶用機関メーカー,舶用機器メーカー,
重工業など)
なお,乗船実習科進学(海事科学部卒業)の時点では,ほぼ全ての学生の進路(就
職/大学院進学)が決まっています。
Q2-3,日本の海事業界の将来性について教えて欲しい。
A2-3,昭和50年代に海運・造船などの海事産業が不況産業の代表のように言われたこ
とは史実であり,背景には,途上国(当時)の急激な進展がありました。また,そ
の後もこれら産業は常時国際競争にさらされており為替レートなど社会情勢の影
響をストレートに受けて,業績の山谷が比較的激しい傾向にはあります。しかし,
結果として高い技術力に基づく耐力を業界として備えており,例えば,造船建造量
では世界の2-3位ですが,高い技術力が必要とされる LNG 船など高付加価値船
種では,日本が世界をリードしています。また,海運(船舶運航)においては,単
なるマンパワーとしての需要は日本人に求められませんが,現場を経験し技術を身
-2-
に付けた管理・運営のスタッフとしては必要不可欠と位置づけられており,いわゆ
る高付加価値人材として管理能力の需要がますます拡大しています。
海洋基本法(2007年)に基づき海洋基本計画が策定(2008年)され,当
初計画に基づき,5年目の見直しが行われ本年4月26日には新たな海洋基本計
画が策定されています。
海洋立国日本として,
「海洋産業の振興及び国際競争力の強化」,
「海上輸送の確保」
,
「海洋教育の充実及び海洋に関する理解の増進」などの取り組みが掲げられてお
り,産官学がそれぞれでかつ協同して,海事社会のさらなる発展に取り組んでい
ます。
Q2-4,学生の就職活動時期が変更となったが,海事科学部はどのような対策を行うか教
えて欲しい。
A2-3,来年度 3 年生から,就職活動時期解禁が12月から3―4月に繰り下げられる見
通しとなりました。参考までに,2年前までは10月解禁でしたが昨年度12月解
禁と,2月繰り下げられました。
海事科学部における就職指導は,本部のキャリアセンターと連絡を密に行い,ま
た,社会の申し合わせ(解禁時期の見直し)に適切に対応し,学生への情報提供,
対策セミナー開催ならびに受験指導を継続的に実施していきます。
神戸大学六甲台地区で開催の就職セミナー等に加えて,海事科学部では独自の指
導として今年度も9回の就職ガイダンスを開催しています。
(本日の配付資料をご
覧ください。
)
3年生(平成 23 年度入学者)保護者からの質問
Q3-1.大学院の進学はいつごろ決定すべきか。また,大学院進学の場合 TOEIC のスコア
の目標はどれくらいか。
A3-1.出願・受験は4年6-8月ですが,遅くとも2-3年のころから進学の意識を持
って勉学に取り組むことが望ましいと思います。
選考は TOEIC 単独ではありませんので目標あるいは基準スコアは設定していませ
んが,スコアは高いに越したことはありません。一般に技術系で社会に進出する
場合,少なくとも600点台,出来れば700点以上が望ましいです。
Q3-2.3年生の後期から1年間休学して留学する場合のメリット・デメリットを教えて
欲しい。
A3-2.卒業が1年遅れること以上に,本人が会得する成果(例えば,語学能力,異文化
対応能力,社会経験能力等の向上)があればメリットと言えます。
-3-
また,デメリットとしては,就職活動時期,進学活動時期が休学期間に含まれる
事による将来計画設計への影響を考慮する事と思われます。
Q3-3.大学での就職活動支援について教えて欲しい。
A3-3.海事科学部においては,学部独自の就職ガイダンスを行っています。特に1月に
は100社以上のブースを設置して合同企業説明会を行っています。また,就職
適性試験等の受験料(3年生の加入者のみ)を学生後援会が負担しています。
その他,3年次夏期休業中のインターンシップや学級指導教員(4年間持ち上が
り制)による就職指導も行っています。
4年生(平成 22 年度入学者)保護者からの質問
Q4-1.産学協同のプロジェクトがあれば紹介(公開)して欲しい。
A4-1.教員の産学連携活動として協力研究(共同型協力研究,受託型協力研究)の制度
があります。
なお,海事科学研究科(海事科学部)教員による実績は以下のとおりです。
H23 年度
28 件
28,818,069 円
H24年度
34 件
53,518,023 円
なお,個々の企業名や研究内容については守秘義務の制約があり明示できないこ
とになっています。
Q4-2.大学院進学に際し,どのような準備が必要か教えて欲しい。
A4-2.進学準備としては,研究分野に関連する基礎(国語,数学,物理,英語,基礎工
学など)の復習・予習を十分に行うこと。
受験対策としては,受験科目の早期決定と過去の問題による学習および英語学習,
研究(予定)指導教員との十分なコミュニケーションを取ることが大事です。
卒業生(平成 21 年度入学者)保護者からの質問
Q5-1.学生へ伝達することが目的であることを十分に意識して,掲示板に掲示すること
が目的であるような誤った認識は払拭して欲しい。
A5-1.本学部では,入学時および毎年春の履修ガイダンスで掲示板の確認を指導してい
ます。また,急ぎの場合などのやむを得ない場合は,電話連絡を行っております。
大学からの電話(078-431 または 078-881 で始まる番号は大学からの連絡の
可能性が高いです。)には必ず出るよう(または,かけ直すよう)履修ガイダンス
時などで周知しておりますが,保護者の方から改めてお子様に周知いただければ
-4-
助かります。
Q5-2.生協からの連絡が六甲大学生と海事科学部学生とで違うことがあるがどうしてか。
(六甲台地区で開催される会社説明会の案内が海事科学部学生に郵送されなかっ
た事例がある。)
A5-2.生協に確認を取りました。「生協では郵便物は,全加入者の「対象学年」(3年生
対象の行事があれば3年生に送付するなど)に送付しています。ただし,生協に
おいては,学年は機械的に1年ずつ加算しているため,留年等による学年の変更
はわからないため,住所等の変更も含め,そのような事例が生じた場合は,必ず
生協に連絡していただきたい。」旨の回答をいただきました。
-5-
Fly UP