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科学で未来を_東亞合成様.
資 料 4 http://www.toagosei.co.jp/ 1 はじめに 化学事業を通じてより多くの人々と より多くの幸福を分かち合う Sharing More Happiness With More People 設 立 1942年(昭和17年)3月31日 本 社 所 在 地 東京都港区西新橋一丁目14番1号 資 金 20,886百万円 数 連結 2,478名(2014年6月末現在) 従 本 業 員 グループ企業 アロン化成(株)など37社 2 事業紹介 4つの事業を通じて持続可能な社会に貢献しています 3 事業紹介 4 国内事業所 徳島工場 5 海外事業所 中国(広東省珠海市) アメリカ(オハイオ州) シンガポール 6 生い立ち [大正末期~昭和初期] 中部山系の水力発電を中心に電源開発に注力 余剰電力を活用し、東海地区に多くの 会社が生まれる 福澤桃介翁 (福澤諭吉の娘婿) 1919(大正8) 矢作水力(株)設立 木曽川 天竜川 余剰電力の活用 矢作川 1933(昭和8) 矢作工業(株)設立 矢作工業 (株) 東亞合成の前身 硫安・硫酸、硝酸の製造を 目的に名古屋市に設立 7 生い立ち 1912年 1926年 昭 和 大 正 四国曹達 香川県 昭10.5 愛知県 昭17.6合併 昭和曹達 1928(昭3) 愛知県 矢作水力 1919(大8) 矢作工業 愛知県 1933(昭8) 1944(昭19) (第二次)矢作工業 富山県 1942(昭17) 東亞合成 化学工業 北海曹達 1918(大7) 富山県 レーヨン曹達 1934(昭9) 8 連結業績推移(売上高・営業利益) 売上高 営業利益 (百万円) (百万円) 9 徳島工場 徳島工場の概要 工場設立 : 1957年 敷地面積 : 工場用地 社宅・その他 227,000㎡ 72,400㎡ 従業員数 : 111名(2014年11月現在) 製造品目 : 無機製品、高純度無機薬品、機能製品 10 徳島工場の位置 四国化成工業 東亞合成 大塚製薬 新日本理化 日清紡 <アクセス> ・徳島空港よりタクシーで約15分 ・JR徳島駅よりタクシーで約15分、徳島バスで徳島駅前より約25分 11 徳島工場の全景 12 徳島工場の沿革 1960 70 80 90 2000 10 高純度液化塩化水素 製造開始 06 電解設備 完成した徳島工場 高品位第二塩化鉄液 製造開始 08 塩素系有機溶剤 事業終息 09 世界初!! リン酸ジルコニウム製品設備増強 12 新EVA、ボイラー工場完成 57 徳島工場 設立 63 ポリ塩化ビニル 製造開始 ガス拡散電極(GDC)電解槽商業導入 13 76 苛性ソーダDI法電解へ製法変換 84 苛性ソーダIM法電解へ製法変換 86 IXE製造開始 92 ノバロン製造開始 GDC電解設備 高純度液化塩化水素製造設備 13 無機製品が出来るまで ①工業塩溶解 塩を水に溶かします ②一次精製 ④電気分 解 塩水を 電気分解します ③二次精製 苛性ソーダ NaOH 苛性ソーダ NaOH 塩素 Cl2 水素 H2 次亜塩素酸ソーダ NaClO 液体塩素 L-Cl2 塩酸 HCl 濃縮・合成等により、 製品を製造します 塩水中に含まれる 不純物を取り除きます 水素 H2 さらに精製します 14 イオン交換膜法食塩電解モデル 塩素ガス(Cl 2) 陽極 原 塩 Na+ Na+ 陰極 か性ソーダ (NaOH) OH- 水 溶解精製 水素ガス(H 2) Cl- H+ 陽イオン交換膜 精製塩水 (NaCl+H 2O) 純水 ( H 2O ) 燃料電池車用水素の想定需要 <徳島県での想定水素需要> ◎ 時 期 : 2019年(5年後) ◎水素需要量 : 11,200m3/月 弊社徳島工場水素発生量半日分以下 【需要量前提】 燃料電池車数100台/月 × 充填量56m3/回 × 充填回数2回/台・月 *環境変化に合わせ、LNG改質法による水素生産検討も可能 16 水素プロジェクトへの参画事例 オフサイト型水素供給ステーション 横浜工場の前身である鶴見曹達(株)が、経済産業省の 水素ステーション実証試験(JHFC)に参画 期間)2002年~2006年 場所)神奈川県横浜市鶴見区 (現横浜工場敷地内) 【水素供給の仕組み】 ・2002年8月竣工(WE-NET → JHFC) ・食塩電解により構内で発生する 水素を利用。 ・発生水素をトレーラで敷地内の オフサイト型水素供給ステー ションに供給。 ・圧縮機で昇圧、蓄圧器に貯蔵し 水素充填。 17 今後の課題 <食塩電解法の新技術> ガス拡散電極食塩電解法 Na 1 2 + + - OH- Cl2 - - e Cl e - イオン交換膜 (反応式) イオン交換膜法 ガス拡散電極法 : NaCl + H2O Na+ 1 2 H2O 1 4 O2 → NaOH + 1/2Cl2+1/2H2 : NaCl + 1/2H2O+ 1/4O2 → NaOH + 1/2Cl2 18