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工業用水道事業

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工業用水道事業
工業用水道事業
―23―
1. 事 業 の 概 要
昭和39年徳島市を中心とした県東部臨海地域が新産業都市に指定されたのに伴い、産業基盤を整備
し、本県産業の発展と県民の福祉増進を図るため、県企画開発部において計画した工業用水道事業を
企業局が引継ぎ、昭和41年4月1日地方公営企業として工業用水道事業を設置しました。
当時、既存の工業地帯の周辺部や、新しく発展しつつあった工業地帯においては、工業生産の拡大
とともに地下水の取水量が増大し、地下水位の異常低下による地盤沈下、あるいは地下水の塩分濃度
上昇による水質悪化等の事態が生じ、工業用水の安定確保の面のみならず社会的にも大きな問題とな
りつつありました。
県においては、これらの問題解決を図るとともに、新規工場誘致に伴う工業用水需要の見通し等を
勘案して、豊富で良質な工業用水を確保するため、本県の3大河川である吉野川、那賀川及び勝浦川
を水源とする工業用水道の整備計画を樹立しました。
現在、吉野川を水源とした吉野川北岸工業用水道及び那賀川を水源とした阿南工業用水道を運営し、
地盤沈下の未然防止とともに安定した工業用水の供給を行っています。
なお、平成11年4月1日から、徳島市内に建設した総合管理事務所において、吉野川北岸工業用
水道及び阿南工業用水道の遠隔監視制御を行っています。
2. 吉野川北岸工業用水道事業
吉野川北岸工業用水道は、吉野川の支流である旧吉野川の表流水を取水し、浄水場で水処理を行っ
たのち、徳島市、鳴門市及び板野郡の工場群へ給水するもので、昭和4
1年4月建設工事に着手し、
昭和43年4月80,
000逢/日の給水施設が完成、同月から一部給水を開始しました。
その後、給水量の増加に伴い、昭和49年度において更に80,
000逢/日の給水施設及び泥土処理設
備を配置しました。

施設の概要
施設の概要及び概要図は、次のとおりです。
―25―
工業用水道諸元(吉野川北岸工業用水道)
所
在
水
工
地
徳島県板野郡松茂町長岸(浄水場)
源
旧吉野川表流水
期
着手 昭和41年4月 竣工 昭和50年3月、(松茂地区)着手 昭和63年6月 竣工 平成2年6月
工
事
費
,
6
8
8
百万円
4
取
水
量
1
7
2
,
8
0
0
逢/日
力
1
6
0
,
0
0
0
逢/日
給
水
能
水
質
2
.
0
逢/秒
水
温
常温
濁
度
1
5
度以下
p
H5
.
8
~8
.
6
水素イオン濃度
水
給
取
水
設
備
水
4
9
k
Pa
域
徳島市、鳴門市、板野郡
水
口
取水ゲート2基
取
水
管
φ1
,
1
0
0
㎜
沈
砂
池
7
.
0
m×4
8
.
0
m
プ
3
0
.
4
逢/分×1
0
m×7
5
k
W 5台(内1台予備)
管
φ1
,
3
5
0
㎜
井
φ6
.
0
×6
.
9
5
m
槽
4
.
5
m×4
.
5
m×4
.
4
3
m
水
導
浄
配水管末端最低水圧
取
取
区
圧
ポ
ン
水
着
手
L=2
2
9
.
1
5
m(プレストレストコンクリート管及び鋼管)2条
2池
L=5
,
0
0
1
m(ダクタイル鋳鉄管及び鋼管)1条
急
速
撹
水
緩
速
撹
池
1
4
.
2
5
m×1
3
.
5
m×3
.
0
1
m
8池(3段)
設
沈
で
ん
池
5
0
.
0
m×1
4
.
2
5
m×4
.
1
8
m
8池(横流式)
薬
注
設
備
PAC、苛性ソーダ
備
配
水
設
備
予
備
電
源
拌
鳴門市大麻町津慈地先
拌
2池
一式
薬品貯蔵タンク
PAC用4
0
逢2基
配
池
2
7
.
7
m×4
3
.
7
m×3
.
8
m
プ
2
9
.
0
逢/分×2
0
.
0
m×1
5
5
k
W 5台(内1台予備)
管
φ1
,
3
5
0
~1
5
0
㎜
式
パッケージ型エジェクタ排気方式
力
1
,
6
0
0
PS
数
1
,
8
0
0
r
Pm
配
水
水
配
ポ
ン
水
苛性ソーダ用1
0
.
0
逢1基
2池
L=2
2
,
0
7
0
m(ダクタイル鋳鉄管及び鋼管)
ガ機
ス
タ
ー
ビ
ン関
型
発
電
機
(
直
結
)
型
式
3相交流発電機(静止
容
量
1
,
2
5
0
k
VA×1台
電
圧
6
,
0
0
0
V
力
率
8
0
%
数
6
0
Hz
式
全自動ダイヤフラムプレス、濾液濾布洗浄水管分離型
出
回
周
転
波
型
単純開放サイクル1軸式
自動型)回転界磁凸極形
脱
原 水 処 理 量
1
7
1
,
1
0
0
逢/日
泥
水
固形物発生量
2
,
0
3
0
茜/日
土
機
脱水泥土含水率
5
0
±5%
処
濃
縮
槽
濾 過 面 積
内
径
容
量
泥 土 掻 寄 機
ケーキホッパ
ベルトコンベア
トロリーブロック
1
2
3
逢
1
4
m
5
4
0
逢
円周駆動式掻寄機 一式
2
0
逢×2基
8
0
t
/Hr
×3基
1t
o
n
空気圧縮装置(空気槽)一式、脱水機油圧ユニット 一式
真空ポンプ、圧力水ポンプ、泥土引抜ポンプ等 一式
理
設
備
付
属
機
器
諸
装
置
―26―
①
②
③
至大寺 至いたの 至出来地
④
吉野川北岸工業用水道
⑱
浄水場
取水場
至北分
管理本館
⑭
取水口
⑯
⑰
至西中富
⑬
⑲
阿波おどり空港
至奥野 至奥野
⑫
⑤⑥
⑪
⑦
⑩
至名田橋
⑨
⑧
⑮
⑳
平成26年4月1日現在
至名田橋
吉野川北岸工業用水道
番号
給 水 先
1 ㈱大塚製薬工場鳴門工場
2 徳島県鳴門総合運動公園
3 全国農業協同組合連合会徳島県本部鳴門食肉センター
4 ㈱積水化成品四国鳴門事業所
5 大塚化学㈱徳島工場
6 大塚食品㈱徳島工場
7 富田製薬㈱徳島工場
8 シオノギファーマケミカル㈱
9 新日本理化㈱徳島工場
10 東亞合成㈱徳島工場
11 四国化成工業㈱徳島工場
12 北島町クリーンセンター
13 四国化工機㈱本社工場
14 北岡平成生コンクリート㈱
15 ㈱大塚製薬工場松茂工場
16 スミテック鋼管㈱
17 NTT-ATクリエイティブ㈱
18 ㈱大阪特殊鋼管製造所徳島工場
19 三洋電機㈱徳島工場
20 松茂町第二環境センター
21 大塚化学㈱松茂工場
22 ㈱ハレルヤ
契約給水量計 105,820㎥/日
至名田橋
この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図
(
「鳴門海峡」
「板東」
「撫養」
)を複製したものである。
−27∼28−

年度
実績給水量の推移
事業
所数
昭和4
3 3
4
4
4
5
4
6
4
7
4
8
4
9
5
0
5
1
5
2
5
3
5
4
5
5
5
6
5
7
5
8
5
9
6
0
6
1
6
2
6
3
平成元
2
3
4
5
6
7
8
9
1
0
1
1
1
2
1
3
1
4
1
5
1
6
1
7
1
8
1
9
2
0
2
1
2
2
2
3
2
4
2
5
6
7
9
9
1
2
1
3
1
3
1
5
1
6
1
6
1
5
1
5
1
5
1
5
1
5
1
6
1
8
1
8
1
8
1
8
1
8
2
1
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
1
2
1
2
3
2
4
2
4
2
4
2
5
2
5
2
5
2
5
2
5
2
5
2
6
2
5
2
5
2
2
2
2
2
2
日
契 約
量
逢/
日
水 量
年 間(A)
千逢
実績給水量
(B)
千逢
比
率
(B)/(A)
%
料金収入
千円
3
2
,
0
0
0
8
,
8
5
0
7
,
5
4
5
8
5
.
3
3
9
,
8
2
6
4
4
,
5
0
0
5
7
,
4
0
0
6
8
,
7
0
0
7
4
,
2
0
0
8
3
,
2
0
0
9
0
,
5
0
0
1
0
2
,
4
0
0
1
0
9
,
5
0
0
1
1
0
,
4
0
0
1
1
0
,
8
0
0
1
1
0
,
3
0
0
1
0
6
,
9
3
0
1
0
6
,
5
8
0
1
0
3
,
5
7
0
1
0
3
,
6
7
0
1
0
3
,
7
7
0
1
0
5
,
0
7
0
1
0
5
,
0
7
0
1
0
5
,
0
7
0
1
0
5
,
0
7
0
1
0
5
,
4
7
0
1
0
7
,
5
7
0
1
1
5
,
2
2
0
1
1
7
,
6
2
0
1
1
7
,
6
2
0
1
1
7
,
6
2
0
1
1
7
,
6
2
0
1
1
7
,
5
2
0
1
1
7
,
6
2
0
1
1
8
,
9
2
0
1
1
6
,
9
2
0
1
1
6
,
9
2
0
1
1
9
,
1
2
0
1
1
9
,
1
2
0
1
1
9
,
1
2
0
1
1
9
,
1
2
0
1
1
9
,
1
2
0
1
1
5
,
5
2
0
1
1
5
,
5
2
0
1
1
5
,
3
2
0
1
1
4
,
7
2
0
1
0
6
,
9
2
0
1
0
5
,
8
2
0
1
0
5
,
8
2
0
1
0
5
,
8
2
0
1
6
,
4
1
4
2
1
,
3
5
3
2
4
,
7
9
4
2
6
,
7
5
4
2
9
,
9
3
0
3
3
,
2
1
5
3
7
,
5
9
5
3
9
,
9
6
8
4
0
,
1
9
8
4
0
,
4
2
4
4
0
,
4
3
8
4
0
,
4
9
2
3
9
,
0
6
6
3
7
,
7
4
8
3
7
,
9
4
3
3
7
,
8
7
3
3
7
,
9
9
7
3
8
,
3
5
1
3
8
,
4
5
6
3
8
,
3
5
1
3
8
,
4
6
7
3
9
,
0
2
7
4
1
,
6
2
3
4
2
,
7
2
2
4
2
,
9
3
1
4
2
,
9
3
1
4
3
,
0
4
9
4
2
,
8
0
6
4
2
,
6
0
2
4
3
,
2
2
7
4
2
,
7
9
7
4
2
,
6
7
6
4
3
,
5
4
8
4
3
,
4
7
9
4
3
,
5
9
8
4
3
,
4
7
9
4
3
,
4
7
9
4
2
,
1
7
2
4
2
,
2
8
0
4
2
,
1
4
1
4
2
,
0
7
7
3
8
,
9
4
3
3
8
,
8
0
2
3
8
,
6
2
4
3
8
,
6
2
4
1
2
,
4
1
3
1
5
,
1
4
6
1
8
,
2
9
3
2
0
,
2
5
1
2
2
,
8
3
2
2
4
,
2
5
3
2
6
,
6
9
5
2
9
,
7
9
3
2
9
,
9
0
5
3
1
,
2
8
1
3
1
,
6
5
1
3
1
,
2
1
6
2
9
,
7
3
2
2
8
,
0
6
0
2
9
,
1
4
3
2
8
,
9
8
2
2
9
,
5
6
5
3
0
,
1
5
7
3
0
,
0
2
1
3
1
,
2
4
2
3
1
,
6
8
9
3
1
,
7
2
0
3
2
,
5
3
8
3
2
,
4
1
3
3
2
,
5
7
6
3
1
,
9
8
8
3
2
,
6
4
7
3
1
,
8
0
9
3
1
,
9
6
1
3
1
,
3
0
2
2
9
,
8
3
5
3
0
,
6
1
6
3
0
,
6
2
2
2
9
,
8
7
8
3
0
,
1
5
7
3
0
,
2
6
2
2
6
,
1
3
3
2
5
,
0
1
5
2
4
,
6
1
4
2
3
,
9
1
0
2
2
,
3
2
6
2
0
,
8
8
6
2
0
,
2
5
6
2
0
,
1
6
0
1
9
,
6
5
0
7
5
.
6
7
0
.
9
7
3
.
8
7
5
.
7
7
6
.
3
7
3
.
0
7
1
.
0
7
4
.
5
7
4
.
4
7
7
.
4
7
8
.
2
7
7
.
1
7
6
.
1
7
4
.
3
7
6
.
8
7
6
.
5
7
7
.
8
7
8
.
6
7
8
.
1
8
1
.
5
8
2
.
4
8
1
.
3
7
8
.
2
7
5
.
9
7
5
.
9
7
4
.
5
7
5
.
8
7
4
.
3
7
5
.
0
7
2
.
4
6
9
.
7
7
1
.
7
7
0
.
3
6
8
.
7
6
9
.
2
6
9
.
6
6
0
.
1
5
9
.
3
5
8
.
2
5
6
.
7
5
3
.
0
5
3
.
6
5
2
.
2
5
2
.
2
5
0
.
9
7
3
,
8
6
2
9
4
,
0
2
2
1
1
2
,
0
5
4
1
1
9
,
1
2
5
1
7
8
,
4
9
5
2
2
0
,
1
6
5
3
2
7
,
1
9
8
3
5
7
,
2
2
4
4
4
2
,
3
8
3
4
4
4
,
8
3
3
4
4
4
,
9
1
8
4
4
5
,
5
7
4
5
4
0
,
5
6
0
5
2
1
,
3
9
3
5
2
3
,
9
2
4
5
2
3
,
1
2
8
5
2
5
,
6
1
5
5
3
0
,
2
3
1
5
3
2
,
6
2
3
5
3
0
,
9
6
8
5
1
3
,
7
7
0
5
4
0
,
1
1
4
5
7
7
,
1
0
8
5
9
1
,
0
3
9
5
9
2
,
9
0
1
5
9
3
,
1
0
2
5
9
4
,
5
0
6
6
3
4
,
1
5
6
6
3
2
,
1
0
7
6
4
0
,
7
3
6
6
3
3
,
7
6
5
6
3
0
,
7
1
9
6
4
5
,
1
3
8
6
4
3
,
6
8
3
6
4
3
,
1
5
0
6
4
3
,
7
6
8
6
4
3
,
7
0
6
6
2
4
,
3
9
6
6
2
6
,
1
6
0
6
2
0
,
8
7
3
6
1
8
,
5
8
7
5
7
2
,
2
4
7
5
7
4
,
7
0
2
5
7
1
,
8
9
0
5
7
1
,
8
8
9
―29―
備
考

給水料金の状況
当工業用水道については責任水量制をとっており、現在の給水単価は14.
8円/逢(超過使用に
ついては29.
6円/逢)となっています。
なお、現在までにおける給水単価の推移は、次のとおりです。
(単位:円/逢)
年月 昭和
43.
4
区分
4
48.
1
50.
4
52.
平成
8.
4~
4
56.
基本料金
4
.
5
6
.
0
9
.
0
1
1
.
0
1
3
.
8
1
4
.
8
超過料金
9
.
0
1
2
.
0
1
8
.
0
2
2
.
0
2
7
.
6
2
9
.
6
料金の額は基本料金と超過料金の合計となります。ただし、平成元年4月以降の料金の額は合
計額に100分の103を乗じて得た額、平成9年4月以降の料金の額は100分の105を乗じて得た
額、平成26年5月以降の料金の額は100分の108を乗じて得た額となります。

そ
の
他
平成2
3年2月に、吉野川北岸工業用水道浄水場に出力50鯵の太陽光発電システムを設置し、
所内電力の一部をまかなっています。
施
種
類
設
の
概
多結晶シリコン
太
要
電 力 変 換 方 式
自励式電圧形
定
1
0鯵×5台
三相3線式
逆
モジュール変換効率
1
4
.
0
%
格
容
量
変
モジュール構成
陽
1
2
直列×2
0
並列
6
0姐
定 格 出 力 電 圧
2
0
2
V
定 格 入 力 電 圧
3
0
0
V(2
0
0
~5
0
0
V)
運
率
0
.
9
5以上
者
山洋電気株式会社
換
最
大
出
力
5
0
.
0
2鯵
装
電
最大出力動作電圧
3
1
9
.
2
V
転
力
置
最大出力動作電流
1
7
0
.
0
A
製
製
京セラ株式会社
造
池
造
者
発
年
度
日
生
射
量
鯵h
/愛
電
力
量
発
生
電
太陽電池出力
力
量
鯵h
インバータ出力
平 成 22 年 度
2
2
4
1
0
,
9
8
8
9
,
6
4
2
平 成 23 年 度
1
,
4
6
9
6
9
,
7
4
5
6
0
,
7
1
7
平 成 24 年 度
1
,
4
9
9
7
1
,
4
6
0
6
2
,
7
1
5
平 成 25 年 度
1
,
5
8
2
.
4
7
4
,
7
8
5
6
5
,
6
7
9
2
2
6
,
9
7
8
1
9
8
,
7
5
3
累
計
―30―
3. 阿南工業用水道事業
阿南工業用水道は那賀川の河床に埋設した集水管により取水した伏流水を、山腹の配水池トンネ
ルへ揚水し、自然流下により各企業に給水するもので、阿南市地区の工業用水の需要に応じるため、
昭和43年2月建設工事に着手し、昭和45年4月46,
500逢/日の給水施設が完成、同月から一部給
水を開始しました。
その後、平成7年7月にポンプ設備増設工事に着手し、平成8年6月に給水能力93,
000逢/日の
施設となっています。
また、近年の那賀川水系で頻発する渇水に対応するため、平成1
8年7月には阿南工業用水道第
1地下水送水設備を、平成20年1
2月には、同第2地下水送水設備をそれぞれ整備し、渇水時にお
ける工業用水の安定供給に努めています。

施設の概要
施設の概要及び概要図は、次のとおりです。
―31―
工業用水道諸元(阿南工業用水道)
所
在
地
徳島県阿南市柳島町北別当2
1
1
水
源
那賀川伏流水
工
期
着手 昭和43年4月 竣工 昭和45年4月、(大潟地区)着手 昭和60年5月 竣工 昭和62年11月、
(辰巳地区)着手 平成2年9月 竣工 平成6年10月、(小勝地区)着手 平成6年2月 竣工 平成10年3月
工
事
費
5
,
4
3
0
百万円
取
水
量
1
0
0
,
0
0
0
逢/日
力
9
3
,
0
0
0
逢/日
給
水
能
水
1
.
1
6
逢/秒
温
常温
水
質
濁
水
圧
配水管末端最低水圧
域
阿南市臨海部
給
集
水
設
備
水
区
度券
犬取水点における原水の水質
水素イオン濃度 鹸
φ1
,
0
0
0
㎜ ~1
,
6
5
0
㎜
4
9
k
Pa
L=1
,
1
5
1
.
5
6
m
集
水
管
導
水
管
φ1
,
6
5
0
㎜
プ
1
0
0
,
0
0
0
逢/日
管
φ1
,
0
0
0
逢(ダクタイル鋳鉄管及びプレストレストコンクリート管) L=3
,
8
7
4
.
7
m
送
水
送
ポ
ン
水
接合井
6カ所
集合井
1カ所
ポンプ井
水
池
配
送水ポンプ
1号配水池
L=2
7
4
.
4
m
全
5
.
3
8
0
逢
容
防潮遮水壁
1カ所
L=8
2
.
1
m
3台(内1台予備)
馬蹄形鉄筋コンクリートライニング
配
1カ所
量
3
.
3
m径
2号配水池
L=3
0
5
.
6
m
水
配 水 本 管
φ1
,
0
0
0
㎜
ダクタイル鋳鋼管
L=1,445.5m
設
幸野配水支管
φ6
0
0
㎜ ~7
0
0
㎜ ダクタイル鋳鋼管
L=3,392.6m
辰巳配水支管
φ3
0
0
㎜ ~8
0
0
㎜ ダクタイル鋳鋼管
L=7,162.8m
大潟配水支管
φ4
0
0
㎜ ~5
0
0
㎜ ダクタイル鋳鉄管及び鋼管 L=1,533.0m
小勝配水支管
φ6
0
0
㎜
備
配
水
管
送
水
ポ
ン
プ
使
用
電
動
機
主
要
機
器
ダクタイル鋳鉄管及び鋼管 L=2,612.9m
電動機直結立軸斜流ポンプ
φ5
0
0
㎜
全揚程
3
6
m
吐出量
3
4
.
8
0
逢/分
3相交流巻線型誘導電動機
6
,
6
0
0
V
6
0
Hz 3
0
0
k
W 8P
8
8
0
r
p
m
無線テレメータ
配水池水位観測及び通話用
7
0
MHz 1W
移
送配水管路、保守点検用
1
5
0
MHz 1
0
W
動
無
線
(注)工事費、配水設備等については、竣工地区の数値のみ記載。
―32―
集水管工=1,200m
防潮遮水壁
管理本館
⑦ ⑩
取水ポンプ場
辰巳工業団地
第1号配水池トンネル
第2号配水池トンネル
平成26年4月1日現在
③
①
④
⑤
⑥
②
阿南工業用水道
番号
給 水 先
1 四国電力㈱阿南発電所
2 新日本電工㈱徳島工場
3 ㈱日誠産業新浜工場
4 阿南化成㈱
5 阿波製紙㈱阿南工場
6 日立化成ポリマー㈱徳島工場阿南分工場
7 日亜化学工業㈱辰巳工場
8 四国電力㈱橘湾発電所
9 電源開発㈱橘湾火力発電所
10 倉敷紡績㈱徳島工場
契約給水量計 73,500㎥/日
⑧⑨
小勝後戸地区
この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図
(
「立江」
「馬場」
「阿波富岡」
「橘」
)を複製したものである。
−33∼34−

実績給水量の推移
事業
所数
年度
昭和4
5 2
4
6
4
7
4
8
4
9
5
0
5
1
5
2
5
3
5
4
5
5
5
6
5
7
5
8
5
9
6
0
6
1
6
2
6
3
平成元
2
3
4
5
6
7
8
9
1
0
1
1
1
2
1
3
1
4
1
5
1
6
1
7
1
8
1
9
2
0
2
1
2
2
2
3
2
4
2
5
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
3
3
4
5
5
5
6
6
7
1
0
1
0
1
0
1
2
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
日
契 約
量
逢/
日
1
4
,
9
0
0
1
6
,
7
0
0
2
2
,
7
0
0
2
5
,
8
0
0
2
9
,
0
0
0
3
4
,
1
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
4
,
5
0
0
3
5
,
5
0
0
3
6
,
0
0
0
3
6
,
3
0
0
4
1
,
3
0
0
4
1
,
3
0
0
4
1
,
3
0
0
4
3
,
3
0
0
4
3
,
3
0
0
4
6
,
8
0
0
4
8
,
8
0
0
5
0
,
2
0
0
5
0
,
2
0
0
6
5
,
2
0
0
6
4
,
2
0
0
6
4
,
2
0
0
6
5
,
3
0
0
6
5
,
3
0
0
6
7
,
8
0
0
6
7
,
8
0
0
6
7
,
8
0
0
7
2
,
7
0
0
7
2
,
7
0
0
7
2
,
7
0
0
7
3
,
1
0
0
7
3
,
5
0
0
7
3
,
5
0
0
7
3
,
5
0
0
7
3
,
5
0
0
水 量
年 間(A)
千逢
5
,
1
5
5
6
,
0
9
6
8
,
2
8
6
9
,
3
8
1
1
0
,
5
8
5
1
2
,
4
4
7
1
2
,
4
4
7
1
2
,
5
9
3
1
2
,
6
3
8
1
2
,
2
6
8
1
2
,
5
9
5
1
2
,
5
9
3
1
2
,
5
9
3
1
2
,
6
2
7
1
2
,
5
9
3
1
2
,
3
1
7
1
2
,
7
6
5
1
3
,
0
5
4
1
3
,
1
6
4
1
4
,
6
6
0
1
5
,
0
7
5
1
5
,
1
1
6
1
5
,
7
2
3
1
5
,
8
0
5
1
6
,
2
2
7
1
7
,
5
9
6
1
8
,
2
4
8
1
8
,
2
7
3
2
3
,
1
0
4
2
3
,
8
3
4
2
3
,
4
3
3
2
3
,
8
3
2
2
3
,
8
3
5
2
4
,
8
1
5
2
4
,
7
4
7
2
4
,
7
4
7
2
5
,
4
7
7
2
6
,
6
0
8
2
6
,
5
3
6
2
6
,
5
5
9
2
6
,
7
9
0
2
6
,
9
0
1
2
6
,
8
2
8
2
6
,
8
2
8
実績給水量
(B)
千逢
4
,
5
9
0
5
,
7
4
9
7
,
3
3
4
8
,
1
0
6
8
,
8
3
8
9
,
2
1
3
1
0
,
4
3
3
9
,
4
6
3
1
0
,
0
9
7
9
,
9
9
7
1
0
,
9
1
6
1
0
,
1
4
6
9
,
8
3
1
8
,
6
8
3
8
,
2
6
6
8
,
5
4
5
9
,
2
3
6
9
,
7
7
9
1
0
,
1
4
2
1
1
,
7
0
8
1
2
,
1
4
3
1
2
,
1
9
2
1
2
,
0
0
2
1
2
,
0
8
6
1
2
,
5
0
3
1
2
,
3
3
1
1
5
,
3
7
8
1
5
,
8
6
9
1
6
,
4
2
5
1
6
,
6
5
9
1
9
,
1
5
9
1
9
,
2
5
0
2
0
,
3
8
7
2
1
,
0
6
3
2
0
,
9
9
8
1
9
,
4
8
2
2
1
,
1
6
2
2
1
,
1
4
4
2
2
,
0
0
5
2
1
,
1
8
8
2
2
,
0
3
5
2
2
,
2
4
5
2
2
,
2
2
2
2
2
,
0
0
2
比
率
(B)/(A)
%
8
9
.
0
9
4
.
3
8
8
.
5
8
6
.
4
8
3
.
5
7
4
.
0
8
3
.
8
7
5
.
2
7
9
.
9
8
1
.
5
8
6
.
7
8
0
.
6
7
8
.
1
6
8
.
8
6
5
.
6
6
9
.
4
7
2
.
3
7
4
.
9
7
7
.
0
7
9
.
9
8
0
.
6
8
0
.
7
7
6
.
3
7
6
.
5
7
7
.
1
7
0
.
1
8
4
.
3
8
6
.
8
7
1
.
1
6
9
.
9
8
1
.
8
8
0
.
8
8
5
.
5
8
4
.
9
8
4
.
8
7
8
.
7
8
3
.
1
7
9
.
5
8
2
.
9
7
9
.
8
8
2
.
3
8
2
.
7
8
2
.
8
8
2
.
0
料金収入
備
考
千円
2
3
,
5
7
5
2
8
,
3
4
2
3
9
,
6
5
9
5
6
,
5
1
3
7
2
,
3
3
5
1
1
4
,
6
3
6
1
1
5
,
8
2
3
1
3
7
,
6
2
8
1
3
9
,
4
1
3
1
3
5
,
5
9
4
1
3
8
,
5
8
5
1
6
9
,
8
1
4
1
7
3
,
3
6
6
1
7
0
,
2
9
2
1
7
3
,
8
6
0
1
8
4
,
8
3
2
1
9
1
,
6
0
3
1
9
2
,
2
7
7
1
9
7
,
6
9
5
2
2
0
,
0
8
7
2
2
7
,
3
9
4
2
2
7
,
2
9
7
2
3
2
,
4
7
2
2
4
4
,
2
7
8
2
6
0
,
4
9
9
2
7
4
,
0
8
4
2
9
1
,
8
7
6
2
9
2
,
5
7
2
3
6
5
,
4
6
2
3
7
5
,
5
7
6
3
7
5
,
0
8
1
3
8
0
,
8
7
5
3
7
5
,
7
7
1
3
9
7
,
4
1
7
3
9
7
,
7
9
4
3
8
9
,
7
0
8
4
0
8
,
1
9
4
4
1
1
,
2
5
1
4
2
5
,
3
3
0
4
2
6
,
4
0
6
4
2
9
,
1
4
6
4
3
0
,
4
2
5
4
2
9
,
2
4
0
4
2
1
,
7
9
4

給水料金の状況
当工業用水道は責任水量制をとっており、現在の給水単価は16円/逢(超過使用については
32円/逢)となっています。
なお、現在までにおける給水単価の推移は、次のとおりです。
(単位:円/逢)
年 月 昭和
区分
45.
4
基本料金
6
.
0
超過料金
1
2
.
0
50.
1
9
.
0
1
8
.
0
52.
4
1
1
.
0
2
2
.
0
56.
4
1
3
.
8
2
7
.
6
60.
4
1
5
.
0
3
0
.
0
平成
5.
10~
1
6
.
0
3
2
.
0
料金の額は基本料金と超過料金の合計となります。ただし、平成元年4月以降の料金の額は合
計額に1
00分の103を乗じて得た額、平成9年4月以降の料金の額は100分の105を乗じて得た
額、平成26年5月以降の料金の額は100分の108を乗じて得た額となります。
―35―
4. 平成25年度決算(税抜)の概要
(単位:千円)
区
(事
分
平成24年度決算額
1
,
0
1
1
,
2
4
7
1
,
0
0
5
,
6
8
6
益
9
9
3
,
6
8
3
1
,
0
0
1
,
1
3
0
益
1
7
,
5
6
4
4
,
5
5
6
4
,
0
1
1
6
,
2
1
3
△
2
,
2
0
2
 受取利息及び配当金
2
,
2
9
3
4
,
4
7
5
△
2
,
1
8
2
 雑
1
,
7
1
8
1
,
7
3
8
△
2
0
1
,
0
1
5
,
2
5
8
1
,
0
1
1
,
8
9
9
3
,
3
5
9
7
5
3
,
2
6
5
7
3
7
,
9
1
4
1
5
,
3
5
1
 吉野川北岸工業用水道事業
4
4
9
,
0
6
9
4
6
9
,
9
7
9
 阿南工業用水道事業
3
0
4
,
1
9
6
2
6
7
,
9
3
5
3
6
,
2
6
1
1
0
2
,
8
9
7
8
8
,
7
4
9
1
4
,
1
4
8
5
5
,
6
5
4
6
3
,
9
1
7
4
7
,
2
4
3
2
4
,
8
3
2
2
2
,
4
1
1
8
5
6
,
1
6
2
8
2
6
,
6
6
3
2
9
,
4
9
9
1
5
9
,
0
9
6
1
8
5
,
2
3
6
業
1 営
収
業
 給
 営
収
増 減
H25-H24
平成25年度決算額
益)
収
益
水
業
収
雑
収
2 営 業 外 収 益
5
,
5
6
1
△
7
,
4
4
7
1
3
,
0
0
8
益
収
益
事 業 収 益 合 計 A
的
(事
業
1 営
費
業
用)
費
用
収
支
2 営 業 外 費 用

支 払 利 息 及 び
企 業 債 取 扱 諸 費
 雑
損
事 業 費 用 合 計 B
純 利 益 A - B
失
―36―
△
△
△
2
0
,
9
1
0
8
,
2
6
3
2
6
,
1
4
0
5. 平成26年度当初予算の概要
(単位:千円)
工
区
分
営
収
事業収益(A) 営
業
業
26年度
(a)
収
外
益
収
営
収
営
業
業
費
外
費
用
水
25年度
(b)
道
事
増 減
(a-b)
業
前年度対比(%)
(a/b×100)
益
1
,
0
9
7
,
0
7
6
1
,
0
6
2
,
1
4
8
3
4
,
9
2
8
1
0
3
.
3
益
7
1
,
3
3
3
5
,
6
9
4
6
5
,
6
3
9
1
,
2
5
2
.
8
1
,
1
6
8
,
4
0
9
1
,
0
6
7
,
8
4
2
1
0
0
,
5
6
7
1
0
9
.
4
用
9
8
3
,
2
4
4
8
3
7
,
6
9
6
1
4
5
,
5
4
8
1
1
7
.
4
用
1
0
1
,
0
9
7
9
4
,
1
5
9
6
,
9
3
8
1
0
7
.
4
失
1
0
,
4
9
9
0
1
0
,
4
9
9
皆増
1
,
0
9
4
,
8
4
0
9
3
1
,
8
5
5
1
6
2
,
9
8
5
1
1
7
.
5
計
的
業
事業費用(B)
特
支
別
損
計
純 利 益 ( A - B )
7
3
,
5
6
9
1
3
5
,
9
8
7△
6
2
,
4
1
8
5
4
.
1
固 定 資 産 売 却 代
9
1
,
4
7
9△
1
,
4
7
0
0
.
6
資 資本的収入(C) 他 会 計 長 期 借 入 金
3
8
0
,
0
0
0
8
0
,
0
0
0
3
0
0
,
0
0
0
4
7
5
.
0
本
3
8
0
,
0
0
9
8
1
,
4
7
9
2
9
8
,
5
3
0
4
6
6
.
4
4
2
0
,
9
3
0
4
1
.
6
4
,
4
7
1
1
0
2
.
6
皆減
計
的
建
費
3
0
0
,
2
2
7
7
2
1
,
1
5
7△
金
1
7
5
,
2
6
8
1
7
0
,
7
9
7
国 庫 補 助 金 返 還 金
0
1
,
2
0
0△
1
,
2
0
0
4
7
5
,
4
9
5
8
9
3
,
1
5
4△
4
1
7
,
6
5
9
5
3
.
2
8
1
1
,
6
7
5
7
1
6
,
1
8
9
1
1
.
8
企
収
設
業
改
債
良
償
還
資本的支出(D)
支
計
資本的収支差引(C-D)
補
て
ん
財
源
△
9
5
,
4
8
6△
消費税及び地方消費税
資 本 的 収 支 調 整 額
2
2
,
2
2
7
3
2
,
8
4
1
損 益 勘 定 留 保 資 金
7
3
,
2
5
9
7
7
8
,
8
3
4
―37―
Fly UP