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2年 世界史B - 東京都立第三商業高等学校
第三商業高等学校学力スタンダード指導計画・報告書 【様式2】 教科:(地理歴史)科目:(世界史B) 対象:(第2 学年1~6組) 教科担当者:(1組:㊞ )(2組:㊞)(3組:㊞ )(4組:㊞ )(5組:㊞ )(6組:㊞ ) 使用教科書:帝国書院『新詳 世界史B』 使用教材: 第一学習社『グローバルワイド 最新世界史図表』 指導内容 【年間授業計画】 科目○○の具体的な指導目標 (自校のスタンダード) 【年間授業計画】 1部 諸地域世界の形 人類の起源について関心を高め、農耕・牧畜の 成と交流 始まり、文明成立の過程を理解し、基本的知識を 序章 人類の出現 身に付ける。 4 月 第1章 オリエント世 界と地中海世界の形 成 ・オリエント世界の 形成 第1章 オリエント世 界と地中海世界の形 成 ・地中海世界の形成 とオリエント 第1章 オリエント世 界と地中海世界の形 成 5 ・ローマと地中海世 月 界の成長と周辺諸国 第2章 南アジア世界 の形成 授業において目標到達度を把握 した内容 考査等の結果や学力調査結果から分かる目標に対する到達 度 地球や人類における起源について関心をもち、進化していく過程を 考察した。 基礎基本を概ね習得した。 オリエントと地中海世界の風土、オリエント世 界の展開を理解し、地図・資料を用いて探求でき る。 オリエントと地中海世界の流れについて理解し、資料を用いて大観 することができた。 オリエント・地中海各地域世界の特質を捉える とともに、交易などを通じた地中海世界の成立と その影響について理解できる。 オリエント・地中海世界に存在した文明の特質を捉えるとともに、 どのように興亡を繰り返していったか流れをつかんだ。 ヨーロッパ文明に影響を与えたギリシア・ロー マ文化とキリスト教の成立・発展を理解できる。 ギリシア世界における、ポリスの成り立ちや特徴について関心を持 つことができた。また、古代ローマから帝政ローマまでのローマの 特徴や政治体制について、理解した。 地図上の位置に理解が乏しいものの、オリエント世界の展開につい ては、概ね習得した。 交易については習得度が低いが、オリエント、地中海各地の文明の 特質や興亡の過程における基礎的な知識は習得した。 ポリスの成立と特徴について概ね習得した。またローマについて地 図を含めた基礎的知識を理解できた。 南アジア世界の多様性を民族・身分制・社会構 造・宗教の視点から理解できる。 第3章 東南アジア世 インド・中国の影響を受けながらも各地域にお 界の形成 いて発達した独自の文化や諸国の興亡を理解でき る。 モンスーン気候の影響を大きく受けて,独自の文明世界を形成した 南アジア世界の特色を捉える。 インドを中心とした文明の特徴を概ね習得した。 古代文明の発生から、春秋・戦国時代にかけて、さまざまな思想・ 文化が生まれたことを理解できた。また統一王朝と周辺諸国が政治 的・文化的に結びついていたことを捉えることができた。 諸子百家をはじめとする文化を概ね習得した。また、諸国の政治体 制を概ね習得した。 6 第4章 東アジア世界 中国を中心に、東アジアにおける統一国家成立 中国の分裂時代とほぼ同時に遊牧民の活動が活発化したことを理解 に至るまでの政治・経済・文化を総合的に理解す し、大きく変容した東アジア世界の状況を大観できた。 月 のあけぼの る。また、日本など周りの国々とのつながりを理 遊牧民の興亡や移動を、中国の分裂・統一の過程とからめて概ね理 解できる。 解した。 6 月 6 月 第5章 中央ユーラシ スキタイ・匈奴など騎馬遊牧民の興亡を軸に、 魏晋南北朝から宋代にかけてのユーラシア東方の歴史は,遊牧民の 6 アの風土と遊牧帝国 遊牧国家の成立からトルコ化・イスラーム化まで 中国への移動・移住の流れが深くかかわっていることを理解でき た。 月 の出現 の過程を理解できる。 魏晋南北朝の時代の国々の興亡を概ね習得した。 第6章 東アジア世界 魏晋南北朝から宋までの中華王朝の興亡と、遊 の変動と再編 牧民の活動を関連づけて理解できる。また、東ア ジア諸地域の動向について、地図や年表を用いて 理解できる。 第7章 イスラーム世 イスラーム成立の過程とその背景を理解でき る。 7 界の形成と拡大 月 8 月 第8章 ヨーロッパ世 民族の移動、キリスト教や交易の広がりを地図 界の形成 を活用して理解できる。 ・地中海北方へ広が るキリスト教 9 月 第8章 ヨーロッパ世 農村や商業の成長を追うことができる。また、 界の形成 教皇首位権が確立する過程を理解できる。 ・西ヨーロッパの成 長と拡大 第8章 ヨーロッパ世 封建社会の成立と変容、教皇権と皇帝権や王権 界の形成 との対決を通じて、ヨーロッパ社会全体を捉える ・封建社会の解体と ことができる。 王権の伸長 第9章 ユーラシア大 モンゴルによりユーラシア大陸が一体化したこ とで、ユーラシア規模で人の交流やものの流通が 10 帝国の出現 起こったことを理解できる。 月 2部 海洋による世界 清の成立過程と、日本・朝鮮・琉球など周辺国 の一体化 家との関係を理解できる。 第1章 アジア諸地域 の栄華と成熟 イスラームが地域・民族をこえて拡大できた理由とその影響につい て考察することができた。 イスラームの特色について概ね習得した。 第2章 大規模な分業 「大航海」・ルネサンス・宗教改革がヨーロッ 体制の成立 パ世界に変革をもたらしたことや、それ以降の主 権国家・重商主義などの概念を理解できる。 11 月 第3章 西ヨーロッパ ヨーロッパ各国それぞれの変革の特徴と、主権 の覇権争いと世界的 国家体制のしくみを理解できる。また、ヨーロッ な分業体制の拡大 パの変革による国際関係への影響について考察で きる。 第4章 環大西洋革命 産業革命およびアメリカ独立・フランス革命の 12 ~工業文明と国民国 内容について理解できる。また、それによる生活 や社会への影響について考察できる。 月 家の誕生 第5章 イギリスの覇 欧米各国が国民国家としての体制を整えていく 1 権と欧米の国民国家 過程を追い、近代世界システムが拡大したことを 理解する。 月 建設 第6章 世界の一体化 欧米諸国の進出に対するアジア各地域の外交・内政 の進展とアジアの変貌 について理解するとともに、植民地化への過程を追うこ とができる。 2 月 第3部 地球社会形成 帝国主義の成立と欧米諸国の世界進出による分割 の模索 の様子を捉え、アジアの各地域の状況と帝国主義に対 第1章 世界の一体化 する対応を理解できる。 の完成とその影響 第2章 世界大戦の時 代 3 月 第3章 東西冷戦から 多極的国際社会へ 第一次世界大戦と第二次世界大戦の背景と原因、影 響を把握し、国際平和への努力もあわせて考察でき る。 冷戦の始まりと米ソ二極時代の終焉、多極化の動き など戦後世界の主要な動向を理解できる。