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「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊」として桜の植樹を応援!

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「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊」として桜の植樹を応援!
「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊」として桜の植樹を応援!
<四国東部農地防災事務所>
11 月 23 日(勤労感謝の日)、徳島県が主催する「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊」に
参加し、美馬市脇町の広棚地区において、桜の植樹作業を応援しました。
広棚地区は約 20 戸から成る集落であり、主として米、そば等を生産されているそうです。以前
はタバコの栽培が盛んだったそうですが、
「奨励金の廃止に伴い栽培しなくなった」とのことでし
た。広棚地区では、有志による「花の里グループ」が 15 年ほど前から耕作されなくなった畑で景
観作物として芝桜を栽培しており、毎年春には県内外から 1 万人を超える見学者が訪れているそ
うです。この取組みは昨年、公益財団法人日本花の会が主催した「第 21 回 全国花のまちづくり
コンクール」において、農林水産大臣賞を受賞しています。
当日は、受賞をきっかけに日本花の会から提供された桜の苗木 50 本を地区内に植える作業を行
いました。広棚地区住民のほぼ全員が花の里グループに参加しているそうですが、住民の半数以
上が 80 歳以上、一番若い人でも 50 歳代とのことで、苗木を植える労力の集落内での確保が困難
なことから、徳島県を通じて応援の要請があり、四国東部農地防災事務所から 5 名、阿波銀行か
ら 5 名の計 10 名が応援し隊として活動することとなりました。
朝 9 時 30 分に広棚地区生活改善センターに集合し、挨拶、作業手順について説明を受けた後、
さっそく植樹作業に入りました。標高が高いため少し寒く、時折雨が降る生憎の天気でしたが、
作業を始めるとあっという間に暑くなりました。
桜の苗を植える作業は、①植える位置を決め、つるはしで穴を掘る→②支柱にする竹をハンマ
ーで打ち込む→③苗を植えて埋め戻す→④苗と支柱をひもでしばり固定する、というもので、作
業自体はそれほど難しくありませんでした。しかし、植える場所が道路脇の斜面などで足もとが
悪いこと、植える苗の本数が多いことから、地区の方だけで行うのは困難と感じました。
(それで
も、作業の指示をしてくださった花の里グループの方の中には 81 歳の方もいらっしゃいました!)
【集合】
【道具・材料の準備】
【②支柱を立てる】
【①穴を掘る】
【③④苗を植えて固定】
【昼食】
大勢で作業した結果、午前中には全ての苗を植えることができました。作業後は、花の里グル
ープの方が用意してくださった昼食をいただきました。広棚地区でとれたお米のおにぎりと豚汁
で、どちらもとても美味しかったです。今回植えた桜の苗が花を咲かせるのは再来年の春だそう
ですが、来年の春にはぜひ芝桜を見に来たいと思います。
当事務所が「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊」の活動に参加するのは今回が4回目で
あり、この活動を通じ、少しでも地域の振興に貢献したいと考えています。また、毎回地域の方
から色々なお話を聞き、自分で観光に行っただけでは分からないそれぞれの地域の良さを知るこ
とができるうえ、美味しい昼食を出して頂けることも多く、参加者にとっても非常に有意義な活
動だと感じています。今後も引続き、応援し隊の活動に参加していきたいと思います。
広棚地区の芝桜(写真は日本花の会 Web サイトより)
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