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事前教示回答事例(原産地関係)

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事前教示回答事例(原産地関係)
事前教示回答事例(原産地関係)
登録番号
1110102
一般的品名
コンパクトミラー
回答
税関
WTO協定税率適用上の原産地は
日本ではない。
東京
特恵種別
処理年月日
2011/5/24
税番
70.09
非特恵
原 材 料 :鏡部分(第70.09項) 日本産材料
外装部分(第39.26項)、包装材(第39.23項) 以上、台湾産材料
貨物の概要
付属ポーチ(第42.02項) 中国産材料
製造工程:台湾において、鏡部分とプラスチック外装部分を組み立ててコンパクトミラー
を製造し、付属ポーチと一緒に包装材で包装し出荷する。
WTO協定税率を適用する場合の原産地の認定は、関税法施行令第4条の2第4項並び
に同施行規則第1条の5及び第1条の6の規定に従い決定される。
台湾での製造は、鏡部分(第 70.09 項)について関税定率法別表の項を変更する作業
ではなく、関税法施行規則第1条の6に規定される「物品の該当する関税定率法別表の
認定理由
項が当該物品のすべての原料又は材料(当該物品を生産した国又は地域が原産地とされ
る物品を除く。)の該当する同表の項と異なることとなる加工又は製造」には該当しない。
また、材料については、鏡部分は日本で生産されたものであるものの、商品としての
特性や価格の点から無視しえない外装部分については台湾で生産されたものであり、日
本を新しい特性を与える行為を行った最後の国とすることはできない。
したがって、本品におけるWTO協定税率を適用する場合の原産地は日本ではない。
法令
関税法施行令第4条の2第4項
関税法施行規則第1条の5及び同第1条の6
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