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8-4-2 交通・安全専門委員会 運転課長 小佐野厳氏」の 2 テーマについ てセミナーを開催した。 1. 交通・安全専門委員会の予算 予算:500,000 円 道路や都市計画・地域計画などを専門とす る 41 名が参加した。今後の参加要望も多く、 異分野からの多面的な視点による講演を希望 2. 主な活動の記録 する意見も多かった。 (1) 交通・安全専門委員会の開催 委員会開催回数:9 回 (2) 自主研究「交通・安全に関する研究」の実施 (4) 現地見学会の実施 セミナーで話題提供のあった観光交通や公 共交通の関連施設について現地見学会を実施 ・研究テーマ 1:環境と交通対策 した。特に、最新の連接バス(神奈川県藤沢 ・研究テーマ 2:まちづくりとモビリティ 市)には全員乗車し走行状況などを把握した。 (観光・活性化) (5) 最新動向の情報収集 交通・安全に関するインフラは、H18、19 交通安全などに関わるトピック的な事項に 年度に取上げた少子高齢化に加え地球環境や ついて、今後の展開方向、建設コンサルタン 観光による地域活性化などへの対応が強く求 トとしての関わりなどを議論している。 められてきている。 このため「環境と交通対策」をテーマとし 平成 20 年度における具体的なテーマは以 下の通りである。 て、道路・交通管理者、道路利用者に加え ま ・地域公共交通の活性化・再生への事例集 ちづくり や 運輸関連事業者 などの視点 ・ドライバーの視覚的心理を利用した壁面 から国内外の取組み状況について整理した。 また、「まちづくりとモビリティ(観光・ 活性化)」についても、観光地の分類を踏ま え交通対策事例の分析を行った。 デザインの設計方法について ・柔軟性のある道路構造令のあり方検討委 員会提言(案)の概要 ・路上工事の縮減 (3) セミナーの開催「観光と交通:最近の観光 動向と観光現場から見た交通事情」 交通安全の周辺領域における最新動向を把 握するため、「最近の観光動向と地域主導の 観光まちづくり:㈱JTB グローバルマーケティング&トラ ベル、GMT ツーリズム総合研究所主任研究員 小林 裕和氏」、「観光バス事業者から見た最近の 観光と交通事情:㈱はとバス運輸部 3. 次年度の活動について 自主研究を主体に活動を実施するが、交通安 全に関するセミナー、整備事例見学などを実施 する予定である。 (交通・安全専門委員会委員長 江花 典彦) 「交通・安全に関する研究(仮称)」の研究内容案 第1編 環境と交通対策 第2編 まちづくりとモビリティ(観光・ 活性化) 1.環境と交通対策の研究の目的 序 観光と交通 2. 環境対策としての交通施策の分類と特徴 1. 観光地の特性と分類 ・ 施策の関連主体から見た分類と特徴 2. 事例調査の実施 ・ 施策の方向性(視点)に着目した分類 ・ 代表的な観光地の選定 ・ 交通施策における分類 ・ 事例紹介 3.事例調査 3. 交通問題・課題及び取組みの整理 4.地球環境対策としての交通施策の今後 4. 今後の観光交通の方向 のあり方