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上杉鷹山の肖像画 上杉鷹山の名言

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上杉鷹山の肖像画 上杉鷹山の名言
H22.10.6(木) №13
家庭数配付
キンモクセイのいい香りが漂う季節と
なりました。いよいよ道徳教育の全国大
会まであと1週間あまりとなりました。
市内・県内をはじめ全国から約250名
の先生方が集まります。研究成果の発表
そして子どもたちの活躍、楽しみです。
上杉鷹山の肖像画
米沢市内の全小・中学校の体育館には、上杉藩藩祖である上杉謙信と、米沢藩中興の
祖 上杉鷹山の2人の肖像画が掲げてあります。また本校の各教室・各部屋には、上の
ような鷹山公の肖像画が掲げてあります。調べてみますと、昭和46年に山崎秀雄さん
という方からご寄贈いただいたもので、版画家 奥山儀八郎による一枚一枚和紙に刷ら
れた版画でした。貴重なものだと思います。道徳の全国大会にあたり、額をきれいにし
て掲げ直しました。
上杉鷹山の名言
先週、出張で札幌市に行ってきました。全国の校長と交流する中で、「米沢から来ま
した」と言いましたら、「米沢牛」「上杉鷹山」「天地人」「米沢ラーメン」などが返って
きました。日本人で最も尊敬される政治家として、ケネデイ大統領が上杉鷹山をあげた
という逸話(どうもそうではないらしい)は有名ですが、現代の私たち米沢市民にも尊
敬され、多くの経営者からも理想のリーダーとして尊敬・信望されていることは間違い
ありません。特に名言、
なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
はあまりにも有名です。米沢の子どもなら、この言葉をすらすら言えるようでありたい
と思います。またその精神を大切に生きていってほしいと思います。
昭和 58・59 年度
研究テーマ
平成 20~22 年度
研究テーマ
この二つは、本校が道徳教育研究とかかわったときの研究テーマです。上記一つ目が、
今から 26 年前、昭和 58・59 年度文部省指定と米沢市教育委員会委嘱を受けての研究
テーマです。東部小と関根小、五中の三校での協同研究でした。上記二つ目が、平成
20 年度から開始し、平成21・22年度米沢市教育委員会委嘱を受けてのテーマです。
この二つのテーマを並べ比較してみると、時代が変わっても道徳教育の願いや子ども
像は、そう変わらないことがわかります。昭和 58・59 年度時の研究紀要(研究の内容
や成果、課題等をまとめた冊子)には、
「豊かな心情」とは、
道徳的諸価値を望ましいものと受け取り、望ましい考え方や生き方に
喜びや楽しさを感じ取り共感できる心
「すすんで実践する子ども」とは、
その望ましい生き方を実践しようとする、意欲に満ちた子ども
とし、
このように考えると、「豊かな心情を養い、すすんで実践する子どもを育てる
道徳教育」という研究主題は、まさに、教育の目指す豊かな望ましい人間性の
育成にかなったものといえよう。
と記してあります。
二つに共通するのは、『生き方』でしょうか。
道徳教育ですから当然のことと言えますが、よりよい
生き方をめざす人間、そのための自己の中の判断基準
をより高いものにし、価値判断できるように学ぶのが、
「道徳の時間」なのだと思います。だから、週1回し
かない道徳の時間(授業)は大切なのです。
米沢の伝統人形~相良人形⑬
『おしくら』
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