Comments
Description
Transcript
広報きくち 1991年4月1日 532号 16~17ページ目(PDFファイル)
髄堆狂句 縁逸qJ.才色尊慮過ぎなはる (太田織三) 第1 4号から ﹁渓流﹂ 面i 百年も健やかなれと下されしあかぎの杖 二月例会﹁桜会﹂ よつけば音たつ (石口とし枝) 一つ過ぐ うれ (岩木タエ子) 蝣 I * . 舞ひしっばくら巣立ち季 梁に来て家族の如-振る (池田トマル) ば蝶にも似たり 艶やかに三色すみれ咲き満ちて風に動け 縁違きへ たで会う境の居らん やめてへ そが割って入る轟藷 網のごと天にひろがれど椋の梢渡りし小 引出しの奥より出でし写真なりわれにも 鳥をやさしく迎ふ (氏岡百校) いつまでも'抱きしめたまま (高倉新来) ● て砂送りをり (緒方節子) お陰で帰国便を外してしまって、 活発な捜索の末へ最上階の廊下の 明になる事件が起きた。添乗員の ンバーの三人の荷物が一時行方不 ローマのホテルであったか、メ 知らされたものである。 さ、デリケートな味の良さを思い 同じで、つ-づ-日本食の有り難 テルや街のレストランの食事も皆 ロンドン、パリ、ローマ各地のホ 世辞にも褒めたものではなかった。 のの味は日本食の比ではな-、お かし、いずれにしろ、食事そのも ◆ どうぞお楽しみに。 て頂きます。 思いつくまま、感じるままを書い 引き続きお願いし、自由な発想で と安藤則子さん(亘・主婦) には、 秋吉成一さん(高野瀬・住職) 合唱団の指導で活躍されています。 に、一方、佐野さんは市少年少女 角さんは、日本一のカスミ草栽培 さん(下町・音楽講師)です。三 修さん(深川・農業)と佐野公子 新しく登場して頂-のは、三角 rvらvfljコIナIの 顔ぶれを紹介します I * l ' . 1 │ < 撃 平成二年も押し詰まった十二月 こともあろうにニューヨーク回り しまった。とんだ儲けものをした で帰国する世界一周の旅となって しまった。ヨーロッパも数回行っ とも言えるし、時間の浪費・疲労 ロッパ格安ツアーに、つい乗って たが便わぬと忘れる英語の活用の の堆積の旅になってしまったが、 きら ためと、建築のすばらしさ、歴史 いろいろ学んだことも多い。 せずにスタンステッド空港に着陸、 め、正規のヒースロー空港に着陸 最終日(1 1日) のパリからロン ドンへの飛行機が、突然の雪のた 湯、末々(家来)の分共こわかし置 ●﹁御着前御水風呂又ハ御行水の ても御料理仕出し申すべき﹂こと。 れ有り候﹂ 。●﹁御休宿も御泊宿と クされると思えるものだった。し 競争の各国機の中でも一位にラン ワーデスの態度も親切、サービス た熊本空港着のはずが福岡空港着 三十時間余りの遅れをきたし、ま ところで、飛行機のトラブルで、 処だったとか。 て消極的・事務的・緩慢至極の対 すみに、開けられてバラバラの状 のこれ無き様念を入れ、鍋・釜古キ ハ新し-仕替え申すべき旨の事﹂ 0 き、支え申さざる様覚悟仕るべ となりへ熊本には深夜の到着とい この眼で﹂と参加した。 ●巡見使の朝夕の料理は一汁一菜 き旨の事。但し御本宿釜の湯迄ニ う状態。が、チャーターバスの運 いたが-。ホテルの従業員は、至っ カセットなどの小物はな-なって は別なバックに入れていて無事。 態で見つかった。幸いにも貴重品 と決められているが、﹁一汁二平ハ ては不足仕るべき候問、脇々 転手さんと添乗員女性の献身的な 出し申すまじき旨仰せ聞かされ候 ・野菜・香物を出す。●﹁酒肴は決て 古文書の読める醍醐味は二〇〇年 りの様子がよ-わかるであろう。 国巡見使Ll行へのこまかい気配 触れたが、結局は﹁日本の国の治 外国の明るさ、美しさ、珍しさに 十一回も海外の旅をしながら、 世話で'深夜終点で方途に迷うこ 得共、(中略)御家来迄相伺い、内々 前の状況をこのようにご-自然に の細やかさ﹂を見直すのである。 を抱いたものである。 出シ候様こと指図これ有り候 安の良さ、食のすばらしさ、人情 諸事仰付らる様の覚帳御付紙ここ 再現できることにある。 さしつか こも沢山二湯をわかし置き、 とな-て助かった。帰宅して、わ 五種程﹂盛り合わせ、香物を付けて 出してもよい。夜食は汁なし、魚類 支えこれ無き様仕るべき旨の 事。●人馬会所は西光寺で、惣 の和食の美味は、全-蘇生の思い が家での老妻がつ-つた一汁一椀 事サービスは実に豪華、スチュ ほとんどが英国航空で、例の食 文化の煙びやかさを﹁もう一度、 四日から十l日にかけて、ヨー 北原 堤 元和 幻弧お衛から ● ダムの里山から山へコンペヤの轟音立て かかる若き日ありき (梅野かをり) る やめてt もうえ声んひっと虫 いて欲しい (ふば洋々) 喧嘩 (安武二ム) どか (島原我法施) やめて'痕のつくごつ榛でな はる (脇竣窒ム) つまでも'減らん銭てにゃ なかろうか (虎鹿渡卑) たつ (娩藤新生) 単の中へ 私流せんちゃよかっ 挽み逢えヘ 音うならした選季 長 (小川尊貴) やめて'内助の功と施行きす (結岡凡せ) 今回は﹁西国巡見優しの賄い方 (裏方)について紹介してみよゲo ●本宿前の通行は慎むこと。●本 宿用語人は町別当・町頭、村庄屋・ わん 頭百姓を責任者に、台所方一〇人・ 椀方四人・賄物方四人・荷物方一〇 人の手伝夫を配備する。●巡 見使家来の用事に人夫増の準 設けるなど、その準備から﹁西 庄屋出会所は下町の清作宅に 蔓ア期の菊池◎ き、料理方に支障なきようにし、公 -こと。●﹁御宿々え入れ置き候御 義や各巡見候の精進日を聞いてお HH正 るを指し寄せ、切々みがき、さびな 料理鍋・釜の類、其所々より寄麗成 ど出で申さず、御料理の時分鉄気 ハゝ、肴ハ見合せ軽ク仕出し候様、 便一人に町料理人二人・椀方 二人撃、魚類(山付きなので 幕府の西国巡見債について⑥ 干魚で可)・野菜類を寄せ置 備と人選をしてお-。●巡見 企画開発課 ● 乱旧 ひょうたんも使い壇あれこれ 色鮮やかに塗られたひょうたん3500百個余 りを集めた「ひょうたん祭り」が2F]16日か ら18日まで、寿屋菊池店で開催され、大勢の 人々でにぎわいましたO この催しは、而老人ワラブ連合会(3800人) のひょうたんづくり部会20ワラブ(500人) 合同によるもので、 「夫婦鶴と亀」をあしらっ た床飾りやフルタイ(ネワタイの代用)など のアイデア作品も数多く出品されました。 /?/