山中鉄工 製品・サービスの特徴 創業時の課題 創業の経緯 今後の見通し

山中鉄工
創 業 年 月：平成 19 年 4 月
事 業 内 容：油圧装置メンテナンス業
従 業 者 数：2 人
所 在 地：東大阪市高井田 2－19
電 話 番 号：06－6782－5833
代表 山中 恭人 氏
製品・サービスの特徴
創業の経緯
油圧装置は機械にとって非常に重要な役割を担っ
小学校の授業で「将来の夢」をテーマに作文を書
ています。故障が発生した際、いかに早く修理・復
いたときに、周りの友達はプロ野球選手やパイロッ
旧するかが製造業の方々にとっては重要なことで
トと書いていました。今思い起こせば、そのころか
す。
ら私の将来の夢は父の仕事である「油圧修理の仕事」
でした。
当社は早く修理することはもちろんですが、故障
創業時の課題
（受注先の確保）
受注先の確保ができるかどうかの不安は創業後何
年たっても尽きることはありません。
今後の見通し
油圧機器の設置現場でのメンテナンスだけではな
く、当社の工場内でのメンテナンスも積極的に行って
いきたいです。また、父親や同業者の方の技術・経験・
知恵を謙虚な気持ちで教えてもらい、油圧機器メーカ
それであれば、素直に学ぶ事・機械に気持ちを込
ーでの勤務経験をプラスαすれば何かが相乗効果で
めて接すること・お金に走らず技術向上を優先する
生まれるような気がしています。ユーザーにとって頼
ことで結果的に受注先の確保につながればいいと考
りがいのあるパートナーになりたいです。
しにくい対策・予防保全を行うことも重要なことと
就職のときも迷うことなく油圧機器メーカーを選
考えています。そのため、ユーザーに対して、機械
び、油圧一筋で歩んでいたころ、団塊の世代が定年
を触ったことがない人でも分かるような「予防保全
を迎えるとニュースで報じられるようになり、周囲
油圧機器メーカー・代理店の方々との繋がりを大切
提案書」を作成し、機械の不具合をいち早く発見し
を見回すと油圧機器修理業を営んでいる方々も年配
にして、より早い修理対応に取り組みたいと考えてい
対応することで機械の寿命少しでも長くできるよう
になり後継者問題を抱えていることを知りました。
ます。
なメンテナンスを心掛けています。小回りのきく対
サービスマンとしての 15 年間の勤務経験を活かし、
応・ユーザーの立場に立った対応を常に心掛け、日々
父親達の世代が守ってきた技術を承継し、自分達の
機械と向き合っています。
世代がしなければいけないこと・学ばなければいけ
ないこと・メーカー勤めではできないことが分かり、
えるようにしています。
経営者からのメッセージ
勤務先や当時の関係会社の方々の理解・協力もあり、
独立開業を決意しました。
同世代の皆様へ、
これからの時代は今までよりも横の繋がり・連携が
大切になってきます。
一つ一つの出会いを大切にして、良いモノ造りが出
来る社会を共に守りましょう。