...

Protectosil DRY CIT

by user

on
Category: Documents
35

views

Report

Comments

Transcript

Protectosil DRY CIT
Protectosil® DRY CIT
セメント用、水分散タイプの粉末状腐食抑制剤
代表的物性値(規格ではありません)
外観
白色流動性粉末
密度
250-450 g/l
水分
2%未満
水溶性塩化物
0.1%未満
pH (水中に 10%分散した場合)
6-9
DIN EN ISO 60
EN 480-10
Protectosil® DRY CIT は
・白色の流動性粉末です。
・セメントベースの混合物の添加剤として用いられ、広範囲にわたり、コンクリート中の鉄筋を水や
塩化物による腐食から護ります。
Protectosil® DRY CIT は
・鉄筋、セメント成分、その他ケイ酸化合物と化学結合を行います。
・コンクリートの変色や表面挙動には影響を与えません。
・コンクリートの水蒸気透過性は保持します。
・コンクリートの吸水性を著しく低下させます。
・補修モルタルの作業性を改善します
Protectosil® DRY CIT は、特に下記の用途、箇所に適しています。
・補修モルタル
・セメントの改質
・鉄筋コンクリート
・駐車場、玄関、入口、バルコニー、歩道、桟橋、橋梁、その他鉄筋補強コンクリート材料
・海岸付近の高湿気環境下や、融雪剤を多く使用する箇所
1
使用方法
Protectosil® DRY CIT は、一般のセメント粉末用コンクリートミキサーにて使用できますが、セ
メントやモルタル中の他添加剤との相性については事前にテストいただくことをお勧めします。添
加量はセメント比で 1-5%です。Protectosil® DRY CIT を混合した製品は容易に水と混ざりま
すが、過度な強制混合は空気を巻き込むのでお勧めしません。混合後熟成時間は 1-5 分です。
SKG (Schweizerische Gesellschaft fur Korrosionsschutz) に お け る 実 証 実 験 で は 、
Protectosil® DRY CIT は、優れた結果をもたらしました。実証実験では、塩化ナトリウム水溶液
ドライ/ウエットサイクル試験(0.1 モル塩化ナトリウム溶液に 2 日間浸漬後、35℃で 5 日間乾燥)
を行いました。2 サイクル(14 日)は約 1 年間の曝露に相当します。テストは 520 日間実施されまし
たが、高い腐食防止効果を維持しました。これは約 35 年の曝露に相当します。
安全性および取り扱い
Protectosil®製品のご使用に際しては、製品安全データシート(MSDS)の安全性および毒性デー
タ、適切な輸送、保存および使用に関する情報をご確認ください。製品安全性データシートは、弊
社ウェブサイト www.dynasylan.com で登録していただくか、エボニック ジャパン㈱にお問い合わせ
ください。
包装および保存
Protectosil® DRY CIT の標準容器は、15 kg 内面ポリエチレンコートの紙袋ですが、これ以上
の容器についてはご相談ください。
Protectosil® DRY CIT は、水分を避け、30˚C 以下の温度で保管ください。Protectosil® DRY
CIT の保存期限は、元の密閉容器で適切に保存した場合、12 か月ですが、長期間の積み重ね保
管や封が開いた状態での保管は凝集を起こすことがありますのでご注意ください。
エボニック ジャパン株式会社
ファンクショナルシラングループ
東京都新宿区西新宿 2-3-1
電話:03-5323-7446
[email protected]
2
免責事項
この文書に記した当社の情報、技術等は、現在の当社の知識・経験に基づくものです。
当社はこれらの情報、技術等による第三者の知的財産侵害問題などについて、いかなる保証責任及び賠償
責任も負いません。また、当社は事前事後の通告なしに、いかなる場合でも、これらの情報、技術等を変
更する権利を有します。当社の提供するこれらの情報、技術等の記載は当社の製品・サービス内容を記述
したものであり、いかなる保証責任も意味するものではありません。また。当社製品のユーザーは、適切
な資格を持つエキスパートによって製品の機能・適応性検査する義務、及び第三者に対する責任を負担し
ます。この文書内の他社名・他社の商品の引用は、他社の利益、損失を目的としたものではありません。
2015/9/9
3
Fly UP