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ル ネ サ ン ス の 種 子 の 理 論

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ル ネ サ ン ス の 種 子 の 理 論
2002
吸後 日本平和主義 の原点 - -・
- --和 田 春 梼 (5)
E.
H.カ ー (5
0)
自伝的覚魯
中国的世界秩序 の変 容 と冨鋭 -- -・
斐
- r収劇奴略Jの 「呪中E
E
)
」eめ ぐる鑓輪 e中心に-
某 局 (
9
2)
F海潮音』 の十年 (
下) -・
----- -・
茸
兆 光 (
11
0
)
-
-
-・
平 井
現代 の生物 学者 に問えば、 それ は過伝 子 であ ると答 え る かも
あると言う かもし れな い。 1方 で化 学 者 は' 分 子構造 そ のも
しれな い。 もう 一歩進 ん で'迫 伝 子中 のDNA の塩基配 列 で
のが称物 の唖 別 を決 め ると応 え るだろ-。DNA は'結 局 の
と ころ分 子 n
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)
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)
]
eであ る のだ から、 この分 子 と いう概 念
ス- テ レス主義 ス コラ哲学 の教育 を受 けた西欧 中世 の知鼓 人
が血 である こと に間違 いはな いだ'
ろ-。 全 -同 じ安 閑 を アリ
に問- たならば' ど んな答 え が帰 ってき た であろ う か? 大
方 のと ころ'彼 ら の答 えは次 の上- な も のであ ったろ-。 自
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は、各 物体 に共通 す る無 限定 な質 料 (
物資)
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aと、 そ の
然 の解 物 の個 別 性 .
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sを決 め るも のは 「形相」 であ る
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と。 ス コラ自 然 学 の根 幹 であ っiJ
賃 料 形 相 論 hyl
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H.カー,ナシ E,ナ l
Jガム,主梅 国家 の未来
A.リンク レイ ター (6
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【
書評】
R.
サ-ゲィス Fレーニ ンJ
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浩
を決 定 す ろ原子 の集 塊 を 「分 子」と名 づけ、同時 にそ れを 「租
こと には問題 はな いだろう。 ガ ッサ ンデ ィは' 琳物 の個別性
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u
)
aを 「分子」と呼 ぶ
業 自 体 は存続 す る の であ る から、 mo
も のと は大 きく 興な る。 し かし' 定 故 は変起 し て いく が'官
概念 は' 一九世紀 の初 め に アサ *ガド ロに上 って提 唱 された
小 さ いも の mol
c
cuJ
aと い- ラ テ ン語 の新 語 を採 用 し た彼 の
姶 蕃 ガ ッサ ンデ ィであ った と いう。 も ち ろ ん'物 塊 mo
J
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者 の 一人 で' デ カ ルー の ライヴ 丁ル であ った フラ ン ス人原子
使 った のは、 ]七世 紀 半ば に晩枕 絵 的粒 子給 を推進 した哲学
ま た' 分 子概 念 の発 端 と な る 「分 子」 と いう用語 を最初 に
て不 可欠 なも のであ った。
盤 を括 る がせ るま で、 この 二 つの概 念 は白 魚学 の束 的 にお い
りで いた。 戟械 告的 粒 子飴 が 一七世 紀 に従 来 の物質 理絵 の基
(
特 に実体 形 相 E
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)の 二 つ の大 き な杜 からな
中 に不 可分 に存 在 し て物 体 の個 別 性 を決 定 す る形 相f
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店書
岩 波
浩(
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- 中世骨学と近代科学モつなぐミブシンT.'
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ルネサ ンスの遊 子 の理論 ---
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------大 帝 英 幸
中 世 哲 学 と近代 科 学 を つな ぐ ,
、
、ッシ ンダ ・リ ンク1
-
離 (1)
演 内
自 然 の各 事 物 の個 別 性 を決 定 す る も のは何 であ ろ う か†
一 はじめに
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0年代仏色柄運動の内肋論理 と外的志向-
自由 と開放 eいかに して岡立 させ るのか-
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公共性)の条件 (
中)
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ルネサ ンスの種 子 の理論
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ル ネサ ンスの価 子 の理姶
129
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り
子」 s
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naと も呼 んだ.
.
伝統的 アリ ス- テ レ ス主 義 に疑 問 が投 げ かけ ら れ るよう に
な った哲 学的 ルネ サ ンスた る 〓 ハ世 紀 には ス コラ哲学 で冨 いう概 念 が議 論 された。 一七世紀 半 は以降 「敬 子」 は、 ガ 7
とL
言 の形相 を与 え る のは何 かが問 われ' 事 物 の 「
助 子」 と
サ ンデ ィを中 心 に粒 子詮的 な読 み学 兄がな さ れ て い った。
過 去'初期 近代 におけ る この概 念 に富 及 し た カ ッシ ーラ l
のよう な研究 者 は争 いが、 大 抵 の場合 は表 面 的 ・非歴 史 的 な
が多 い。 この間 燭 を歴史 学的 な 見 地 から考察 す る先駆 的 な筑
取 り扱 いであ り'舌 代 理論 の焼 き直 し と し て説 明 され る こと
みと し てはオ ー ルド ロイド や エ 7-- ンの研 究 があ る。 特 に
後 者 は、 形相 概 念 の解 釈史 の文脈 にお いて敬 子 の理論 の位紀
つけ を就 みた と いう点 で韮 粟 であ る が'体系 的 と いう には程
遠 いも のであ り、 放冷 を鉱物 界 に限 った こと で自然現 象 1殻
シ ア' 特 に ソクラ テ ス以前 の哲 学者 の問 では' 姉物 の起 源 を
.
Bと呼 ぶ ーJlJが普 及 し て いた よう で あ る (2).
「種 子」s
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n
解物 の磯 子 に関 す る アナ ク サ ゴラ スの考 え は有 名 であ るし ・
古 ピ タチ フス派 も宇 宙 の起 源 と し て の点 を 「
粒 子」 と呼 ん で
プ ラト ンは宇宙 論 的 対話 崩 FL
Lィ マイオ ス山 の中 で磯 子 に
いた。 ま た、 デ モク リー スは' 原 子 を 「
事 物 の磯 子」 と し た。
ま つわ ろ幾 つか の概 念 を用 いて いる が、後 世 にと って痕 も正
賓 であ った のは' 宇 宙 の製 作 者 た る大 デ ミ ウ ルゴ スが子 た る
小デ 、
、
、ウ ルゴ スたち に向 か って神託 の形 で語 る 1節 ・L,
ろう。
神 々よ、 私 がそ の作 り主 と な った神 々、 私 がそ の父親 と な
った作 物 は、 私 によ って生 じ た も の であ る から、 私 の意 思
な し には解 体 され えな い。 -- 死 す べき定 め の種 族 三 つが'
が生 じ な い では、 宇 宙 は 不完 全 な も のと な る で あ ろ う。
未 だ に生 成 t
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J
れす に残 って いる。 し かる に' これ ら のも の
原 田 と し て の中世哲学 の形相 理静 と科 学革血 潮 の故 械 給的 な
⋮ ⋮ あ な た方 の本 性 に従 い'私 があな た方 を生 み出 し たと
け るな らば、 神 々にも等 しさ も のとな る であろう 。 従 って'
あ な た方 は、 そ れ ら の唖 族 が死 す ・
(さ も のと な る よ う、
- - し か し、 私 によ ってそ れら のも のが生 ま れ、 生命 を受
分 子理輸 とを結 ぶ連鎖 のミ ッシ ング ・リ ンクと位置 づ け て叔
本 稿 では' ルネ サ ンスの唖 子 の理論 を、 自 然物 の個 別 性 の
や天 地飢 通論 にま で関与 した唖 子 の埋 設 の全 体像 を掴 む には
不十分 であ った。
初 の体 系的 な研究 を行 った拙 著 を下 に、 この理 絵 の誕 生 と変
を蒔 き、 手 始 め をな し た上 で' あ な た方 に抹 り渡 そ う T,
)
。
の蒔 き手 と な る の であ る が'そ の部 分 に ついては'私 が敬子
常 に'進 ん で正義 に従 い'あなた方 神 々に従 おう とす ろも の
相 応 し い部 分 があり'神 的 と呼 ば れ'これは彼 ら のうち でも、
い。 か の生 き も の には、 不 死 な る も のと名 を申 し くす る に
き の働 き に倣 いな がら、 か の生 き ・
Qの の穀 作 に向 かう が良
容 のプ ロセ スを概観 す る こと にし た いと思 うT V
。
二 古代 ・中 世 にお け る種 子 の概念
西洋 思想 の伝統 を遡 ってみると' 事 物 や宇 宙 の起源 に敬 子
と いう概 念 を適 応 した例 があ った こと に気 が つく。 古 代 ギ リ
テ ィ nスが質 料 中 に加 え ら れ て成 り立 つのであ る。 つま り'
内 的 な法 則 であ る 。 諸 物件 は' 霊魂 から各 ロゴ ス ・スペ ル マ
(
世 界 の)藍 魂 の中 にあ りへ 神 的 な摂 理 に従 -発達 の力 であり'
入 れ たプ ロテ ィノ ス にと って' ロゴ イ ・スペ ル 了 アィ コイ は'
な る神 が準愉 す る のである。 こう し たプ ラ- ンま で の敬 子 の
生物 の唖 子中 に宿 って いると考 えら れた力 と、 事 物 や宇宙
理静 は、 プ ロテ ィノ スの ロゴ イ ・スペ ル マテ ィ コイ の救 我 に
聖 アウデ ステ ィヌ スの 「遊 子的 理性」r
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個 体 の数 だけ ロゴイ ・久.
(ル マテ ィ コイ は存 在 す る (
-)
。
の起 源 と し て の磯 子 の統念 を痕 初 に統 合 し た のはt I
(ー ア派
学' 神 学的 な 諸 問題 を解 決 す るため に導 入 し、 聖母 の教 え と
日常 経 験 を両 立 さ せ 上 - と し た。 キ リ スト教 化 さ れ た ロゴ
-)
。 彼 は' この理論 を自 他 学 ' 形 而 上
大 き -依 拠 し て いる (
保 有 す るも のと され た互 。 ロゴイ ・スペ ル マテ ィ コイ は、
ょ って世 界 創 造 時 に万物 を様 子 の資 で創 造 し た のであ り、 被
間 の藍 性 の成 熟 ' 奇 跡 など を 説 明 した。 神 は' 敬 子的 理 性 に
の ロゴイ ・スペ ル マテ ィ コイ の理助 であろ う。 そ れは、 能 動
原初' 形 戒的 な火 た る神 の内 にあり、 神 そ のも のは宇宙 全体
のE
)ゴ ス ・スペ ル マテ ィ コT
((
林政形)であ る。
の哲学 者 やキリ ス-故 教 父 の間 にも見 られ る。 特 に' プ ロテ
る物 語 の有 故 的 な展 開 に過 ぎ ず、 非 物 体的 な敏 子的 理 性 は創
創造 の後 に挽 く ・
Gのは、 初 め から そ の渚要 葉 が決 め ら れ て い
遺 物 は' 神 が予 め望 ん だ時 め に生 ま れ出 る の であ った。 天 地
にお いても、 プ ラト ンの ﹃テ ィ マイ オ ス﹄ の大 デ ミウ ルゴ ス
の概念 である。 酵 人 だ.
け ではな-' 例 えは rヘルメ ス真 也﹄
た。 し かし' 西欧 の知 的 世界 にお いて ア- スト テ レス王政 が
宙 論 や形 而 上 学 にお いて' 粒 子的 理性 は並 葵 な役 割 を果 たし
学 派 やグ ロステ スト
概念 を西欧 中 世 に伝 え る強 力 な運故老 であ った。 シ ャルト ル
アウ ブ ステ ィ ス スの理 論 は' ロゴイ ・スペ ル マテ ィ コイ の
造 主 と被造 物 を結 ぶ辞 な の で あ った。
ィノ スと堅 アウデ ステ ィヌスが政 も施 要 な位 鑑 を占 め るだろ
いのが、 ロー マの詩 人 オウ ィデ ィウ ス の F
変身 物 語3 ).5・
9や
や聖-3 の創 造神 同様 に 「唖蒔 -人 」 と し て の神 のイ メ IT
・
Lが
ン主我 の伝統 の r部 と な って いL'
。 この概 念 を荘化 し て受 け
スペ ル マテ ィ コイ の概 念 は、 ス- ア派 の影響 を受 け たプ ラト
プ ロテ ィノ スが思想史 の舞 台 に登場 した時 には' ロゴ イ ・
した も のと し て溌 明 さ れた。 ま た、- マス ・ア ク ィナ スは'物
役 割 は、 例 え ば、 四元紫 と 星 辰、 そ し て串 1動 田 の力 の投合
圧倒 的 に優 勢 にな る に つれ て磯 子 の理論 は人 気 を失 い、 そ の
べ I nン、 ボ ナゲ ェンチ II L
フ等 の宇
描 かれ て いる (6)
。
ウ ェルギ リウ ス の Fア ユネ Iイ ス﹄ Vt
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十
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3
)における都 子
う が、 そ れ以外 にも後 世 に与 え た影響 と いう点 で無視 できな
イ ・ス.
(ル マテ ィ nイ は、自 然 発生ti
.
創 世 記Jの渚 問噂 、人
ス- ア派 の理 論 の影 響 は' 紀 元後 のギ - シア ・DI マ世 界
的 原 理 と し て物 兜 に内 在 し、 各自 魚物 の鉦 の個 別 性 を伝 達 ・
唖 子 に的 す る考 え のま たと な い源 泉 と な った はす であ る(
i)。
概 念 を批 判す る アリ ス- テ レス ﹃形 而上 学﹄も'後世 にと って
この神託 に上 れば、 自然 の各 存 在 の不滅 の部 分 の政 子 を父
●
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ル ネサ ンスの磯 子 の理 絵
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照 に内 在 し て いる種 子的 理 性 上 。 は・物 質 の市 在 性 (
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d)を強的す る こと を好 ん・iJ
。
f方'古代 原子論 は 「
政 子」 と い-語 を使 用 し続 けた。 ロ
ー マの詩人 ルタ レテ ィウ スは、 置 物 の本性 に つい て.
山の中
で' エビキ ニ スを旗由 し て伝 わ ゥた 「碑物 の敬 子Ls
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m と いう語 を採用 した。 西欧中世 人 にと っては失 わ れ た
著作 である この詩 はt FN世 紀初 頚 に再発見 され・ ]四七 三
年以降改版 が出版 された。
性的布忠 と物活給 を好 んだ アラビ ア錬金 術 は、金 属生成 の
理飴 の中 に滋 子 の此職 を留 め た。痕 も耽布 したも のが,硫薬
9)
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-れら 二つの実 在 は,
と水銀 によ る こ原究 理静 であ る (
き る化 学物Tqq に都 子 と い-語 が適 用 され挽 けた。
・ 1
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I
以上 が、 ルネ サ ンス以前 の主 な唖 子 の理論 の簡 単 な史 的 ス
フィチIノー ルネサンス塾和子の理鶴の乾生
ヶ ッチであ る。 以 下 では、 ルネ サ ンス型 の政 子 の理論 が生 ま
れたイ タリ アに目 を移 し てみ上う。
三
ブ ラ- ンとプ ロテ ィノ ス の翻訳書 である フィレンツ ェの マ
ルシリオ ・フ ィチ- ノ二 四三三1 四九九)は・ 〓 ハ世紀以 降
の西欧思 想 に大 きな影 野 を与 えた哲 学者 であ った(
S)
・ 彼 は,
プ ロテ ィノ スやプ ロク ロスと い った新ブ ラ- ン主故 老 をプ ラ
ト ン解 釈 の手本 とした。従 って' これら の思想家 の著作 を媒
介 にし て、 古 代 の ロゴイ ・ス・
{ル マテ ィ コイ の教義 が、 復活
させら れ たと考 え る ⋮ が でき るか もしれな い。 確 かに フ ィ
a
チー ノ は' 敬 子 的 原 理 を 指 す た め に 「布鞄 の破 子Ls
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n. r形 相 の磯 子」s
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um・ 「唖 子 的 理 性」
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s.「世界 の機首」s
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d言 いっi
・譜 を採用 し て
の敬啓 的理 性」r
、 アサデ t
<テ ィ ヌr
(以降
いる。 これら の多様 な用語 の使用 は
の西欧 では類 を見 な いも の である。従 って' ルネ サ ンス型 磯
子 の理論 に つ いで の研究 の笹 原 に フ ィチIノを荘- こと は合
原子 静者 ルタ レテ ィウ スにも依拠 し て
理的 であろ-。 プ ロテ ィノ r
{ -アウブ ステ ィ ヌス系 統 の磯 子
の概 念 だけ ではなく
ッェ、 I四八四年)は非 常 に広 く読 ま れ、特 にブ ラ- ン的 な宇
イデ アで飾 り' 笠魂 を理性 で満 た し' 自然 を磯 子 で肥沃化 し'
食後 に物質 の中 へと拡 散 す る。 そ の際'「この光 線 は、知 性 を
る。 この光 線 は' ます 知性 の中 に没 適 し、次 に霊魂'自 然、
饗宴 」注解.
a
(フィレン
フ ィチ ーノ の初 期 の著作 ﹃プ ラト ン r
いる彼 の複雑 な 理姐 に ついては、別 満 で詳細 に分析 した ので,
こ こではそ の特 徴 を概観 す るだけ に留 め与 三 日)
。
宙 を耳 -愛 の理除 によ って、 人文主義 者 や知五 人 に大 きな影
フ ィチ ーノは' これら の椀 念 を次 の上う にも脱明す る。
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sを照 ら し、 全 て の事 物 の理性 を種 子 の かた ち で含 ん で
いる のである。
物 質 を形 相 で飾 る」。神 の光 線 は これ ら 四 つ の位 格h
)
.
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o
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・
が明 ら かにな る。 全 て の事物 の中 にある尊 が、神 そ のも の
周 りを回る 四 つの円 の中 を広 が る神 の光線 である。 このよ
の主 が いる と いう。 - -ブ ラ- ンは、 それらを神 、知 性'
ゾ ロア スタ ーは、 この世界 に三人 の王、 つまり 三 つの秩 序
いる全 ての琳物 の故 s
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sを生 む. つま り'知性 m
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maの 中 で は 「理 性L
中 で は 「イ デ ア」i
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、盤 魂
最 初 の円は神的 な知 性 であり' イデ アを内包 し て いる。 二
に、 形相 のそれが最 後 に来 る のであ る(
S)
。
のそ れが叔 初 に、 理性 のそれ が次 に、政 子 のそれが三番 目
れら 四 つの円 の中 に現 われ る所 以 である。 つまり、 イデ ア
r
i
aの中 では 「形相」
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o
r
ma
eであ る。 四 つの兼 の表現 が、こ
に。 なぜな ら' 盤魂 を介 し て'磯 子 は自然、 つま り生 む力
宜 魂 内 に入 り、 豊 魂 を知 性 へと蒔 く から であ る。 「三番 目
り理性 は、 知性 の周 り き回 る。 な ぜなら、 理性 は知性 から
えら れ、 知 性 を神 に萄 く から である。「印 こ のも の」
へ つま
神 の周 りを 回 る。 な ぜ なら' イデ アは神 によ って知 性 に与
て、 「
祐 一のも の」' つま りイデ アは'「
第 一の蕃」、 つま り
笠魂 と呼 ぶ。 さら に彼 は、 神 的 な 健
に三 つ の秩 序
を打 ち立 て る。 つま り' イデ ア' 理性 也 子 である。 従 っ
番 目 の円は塩魂 (
特 に世 界 の塩魂 )であ り、 耕物 の理性 を摂 し
ア ラー ンは形相 を これ ら諸階梯 の中 に加え ていな い(
‖)
。
能 の中 に入 るから であ り、 自然 を忠魂 と結 び つけ る。 同 じ
過 程 を経 て' 形相 は自 然 から物質 の中 へと 入る。 し かし'
藍 抄
臣
軒帆
.
i
:
神 と知 性 の媒 介物 であ り' これら 二 つの位格 を結 び つけ る。
イデ ア' 理 性'桃 子' 形相 は、 神的 な概 で ある。 イデ アは、
のも のを 三番 目 の者 の周 り に」、 つま り磁 子 を監 魂 の周 り
て いる。叔後 のも のは身体 (
特 に世界 の身 体)に呼応 Lt形相
監
在 たる串 に対 し て、柴 と は番 から尭 きれる光線 と同 一祝 さ れ
「郁物 の敬子」 が付 与 され て いる のであ る。 神 の至高 な る存
ーノは媒介的 な段 階 を挿 入 し て いる。 それが、 自然 であり、
を包含 して いる。 霊魂 と身体 (ある いは物 質)の間 に、 フ ィチ
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邑o
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. 白 紙n
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aの中 では 「磯子LseL
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na.物質 mat
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K
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、
う な光線 は、我 々が以下 のよう に呼 ぶ こと を慣 わしとし て
であり' そ のおかげ で全 てが啓 であ る。乗 は、 いわばそ の
そ こから、神学者 が、啓 を中 心 に' 柴 を周辺 に放 いた こと
中 で、 フィチ tノは敬 子 の考 え を封 入す る。
響 を与 えた(
ほ)
。 そ の著 作 にお け る宇 宙 生 成 に粥 す る曲 論 の
番的 な主層 がしばしば強調 された が、 非常 に物質主義 的 な解
釈 を発 展させ たと い- のが現乗 であ り'術師 が現実 に操作 で
きく広 められた。中世 ラテ ン錬金 術 では、 敏 子 にま つわ る型
の考 え はtF鉱物 に ついて﹄(1二六〇年頃執聾 の成功 によ り大
液 の役 割 を果 たす能 動的 な動 田 であり'他方 は、形相 を受 け
取 る質 料とし ての月経血 に対 応す る受 動的 な物 質 であ る。 こ
か った。 つま り二 万 が' 生 ま れ来 る胎 児 に形相 を与 え る精
ァリ ストテ レスの動物苑生 胎 に従 って理解 し なければならな
ァ ルペ ルー ウ ス ・マグ r
<スに上れば・ 抗萌 と水銀 の役 鮒 は、
も の へと発展 させた。 動物発 生 と金属 の間 の類 比 を強 調 した
ら西欧世界は、 この板 念 に対 面 Lt そ れを消化 し つつ独自 の
術 の叔初 のラテ ン缶訳 と され る n Jリ エヌ,
<j(二 四四年)か
自 ら蒔 いたも の の契 りを取 り込 む のであ った。 アラビ ア錬金
金属 の 「磯子」 と呼 ばれた。 術 師 は・ 朝子 を蒔 かぬば ならず ,
1
3
2
′
レネサ ンスの唖 子 の理姶
H
同様 に、知性 と霊魂 の問 に理性 が・ 霊魂 と自 然 の問 に徳 子 が、
自 然 と質 料 の間 に 形 相 が存 在 す る。 自 然 は 「生 む 力 能 」
o
pt
e
f
1
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i
agener
a
n
dT J同 一祝 され、そ こに韮 魂 を介 し て価子 が
入 り込むと され る。 形相 は' 物体 的 な世界 と非 物体 的 な世 界
の間 の領域 、 つまり物質 と自 然 の間 にある。事物 の磯 子 は,
霊魂 と自然 の間 の領 域 にある。従 って, 種 子 は完 全 に非物体
ー1
-・■
-・
・
∫
フラト ン注解 作 品 や ﹃ブ ラ- ン神 学﹄ が, 人文 主義者 に大
きな形噂 を及 ぼ し たと し たら、 医学者 や自 然学者 がE
y・
G関 心
を寄 せた作 品 は' 健 康 と 救命 を論 じ た ﹃生 に つい て)(フィレ
e
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ンツ ミ 7四八九年)であろ -(
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)
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ニ ーでは,「種 子Ls
よ り は ブ Dテ ィ ノ F
<的 な 「種 子 的 理 性」r
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,
mぎaJ
e
s
神的 な力 を介 し て'世 界 笠魂 は'神 の知 性 の中 にあ るイ デ
が、 前 面 に押 し出 され る。 これ以 降 の後 期 の著作 にお け る特
長 と いえ るtiJ
ろう。 例 え ば' 征 は写 っ。
知性 の中 にあるイデ アから与 えられ る。 だ から,L
S子 は・ 上
位 にあるイデ アと理 性'下位 にある形 相 と源泉 を共有 す るの
p
e
c
j
e
sを
ょ って' 世界 塁 魂 は物 質 の中 に同 じ数 だ け の唖s
を結 ぶ理性 に由来す る。 そし て、 この解 物 の理性 は,神的 な
的 であると考 えら れ る。 粒子 は、霊 魂内 にあ って荘魂 と知性
である。 これら の神的 な種 は、神 から放 た れ る光 に運 ばれ て
乗 る のであ る。
生 む のである。 そ のた め各事物 は、 固有 の敏 子的 理性 を通
じ て、 各 々のイ デ アと呼 応す る のである(
1
8
)。
ァと同 じ数 だ け の磯子的 理性 を持 つ。 これら磯 子的理 性 に
フ ィチIノの主著 ¶ブ ラ- ン神 慧 (フィレンツ <, 1四八二
この点 を基 礎 に し て' 世 界盟魂内 の理性 は、 星辰 を支 配 し・
星辰 のなす 形状 と配 列 を通 し て地上 の事物 に各 芸 特性 を刻
印 す ると いう こと が鋭 明 さ れ る。
次 にフ ィチ I ノは、 世界 の身 体 の至る所 で活 性 在世 界 壁魂
を大 宇宙 (マク ロ コ スモ ス)の中 心 た る大腸 と人 間 (
ミク ロ コ
t
u
sm
u
ndjと いう重要な埋設 を展開 し(
e),
スモ t
<)の中 心 であ る心腰 に蔽 え る。 この類 比 を介 し て, 彼
は 「世界精 気」s
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r
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それ を中 世錬 金 術 に おけ る 「第 五頼 朝」q
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aの概
(
. 身体 の力 が生 理 学 ・医 学 的 七 輪 曳 s
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・
念 と 結 合 さ せ る a)
が発 展 さ せた路 線 に沿 って' 形相 の敬 子 の起 源 は塵民約 であ
r
i
t
usによ って体 肢 へと迎 ば れ る上- に、世 界盟魂 の力 は、輪
気 と し て の弟 五輪 髄 によ りで世界 中 に伝播 され る。 万物 は・
この妨 五栴他 を含 ん でおり、 特 に多 -含 ん で いる解物 は世界
され て、 地上 界 に降 り てく ると フ ェルネ ルは考 え た。 さら に、
り' 敬子 は世 界 毘魂 と そ の身体 と結 び つけ る世界精 気 に遡 放
世界精 気 を キ - ス-教 におけ る神 の聖霊 と同 一視 し た。 彼 は、
鑑魂 の力 を引 き寄 せやす いと い-。 こ の精髄 を抽出 した り、
の賂物 を受 け取 る こと が でき る のであ る。 ま さ に、 フ ィチ ー
を鞄和 す るため' 基 本的 には ガ レ′ ス主我的 である自 ら の医
人文主 我医 学者 たち の新 し いガ レノ ス医学 と キリ ス-故 信仰
学 思想 の根 幹 に、 これら の税 金 を中 人した訳 である。
Et バラケルスr
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I アウグ r
tティヌスの影 の下 に
〓 ハ世紀 の前 半 で.
ハヲケ ル スス(
C
.
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5
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1
)ほど、磯 子 の
・
界鼎気 とし て事物 に含 ま れ て いる弗 五精 髄 は 「唖苗 的 な力」
品 こそ残 し て いな いが' そ の著作群 中 で再 三 にわた り都 子 に
刀
.
)。 単 体 作
理飴 の自 仏 学 への応 用 に耳 献 した人 物 は いな い(
は' パ ラケ ル ススは中世鉄 金 術 の伝統 から こ の概念 を受 け取
言及 し て いる。 最初 に彼 の理 飴 の丑 畢 さを指摘 した.
ハ-ゲ ル
スのいう天界 の物懲 た る アイ テー ルの概 念 を反映 し ても いる。
都物 の中 にあ る梢気 は'熟 -、 純白 で' 湿気 を持 っており、
り、自 然 の全事 物 に応用 した と考 え た(
聖 。 し か し'単純 に筑
ススの幼 子 は、 広範 な自 然 現象 に閑休 し' 天地則追 給 にま で
バ ラケ ル
及 ん で い る。 以 下 で は' こ の理論 が濃 も大 き く展 開 Y
t
Jれ る
とは別 の唖 子的 な原 理 を拙 唱 し た のであろう か?
紫 と水銀 と い- 二原 質 から性的 な意味合 いを取 り除 き、 それ
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ssemi
n
a
)
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sと いう用語 で
ィ コイ理論 を 「磁子的 理性Lr
﹃鉱 物 の出 ﹄にお い てバ ラケ ルススが強的 す る こと は、終点
概念 を発達 さ せな がら' プ ロテ ィノT
(の 。T
lイ ・スペ ル マテ
s
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mi
n
.1と いう概念 を好 み'白紙 を磁苗的
は'白 魚 の 「範 子L
な力能 J
J
位旺 づけ ている
。
を知 る こと が始 点 を知 ると いう こと である。 始 点 はプ リ マ ・
r鉱物 の串﹄を見 た後 '他 の著作 における議論 を探 って い- こ
と にし上う (
P
,
)
。
フ ィチ ーノの理約 は、 フラ ンス人 医師 ジ ャン ・フ ェルネ ル
lm.1
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r
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aと呼 ば れ、各 個体 の起源 であ る。終
マテ リ ア pr
i
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点 は各 個体 の最終 的 な状感 の こと であり、 ウ ルテ ノ
.マ ・マテ
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五四八年)を通 し て医学 教育 に持 ち込 ま れた (
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。 フ ィチ -ノ
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r等 J(l1
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5
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)の著作 F事物 の砥 れ た原 田j(パリ、 T
も って利 用 し ているよう であ る。他方 ' 初 期 の著作 にお いで
胎 の概要 であ る。後 期 の著 作 にお いて、 彼 は世界柄 免 と いう
以上 が フ ィチーノの形而 上学的 な宇宙 飴 におけ る種 子 の理
世界藍魂 から受 け取 る のであ る。
事物 を統括 す る。解物 に宿 る病 気 は' これら の性質 を天上 の
vi
ss
emn
i
ari
a告発抑 す ると いう。 そ の本 性 ほ' アリ ス- テ レ
精気 を介 し て結 び つかな ければな ら な い。 フィチ Iノは、 世
気 を媒介物 と し て いる よう に'世界 の盤魂 も身体 と宇 宙的 な
身体 から痕 も隔 た って いる監 魂 が、 身体 と括 び つ- iJ
め に柄
フ ィチI ノ にと って'宇 宙 は痕 も完 蛭 な生 き物 であ る(
2)
。
ノの占 星術的 な自 然施 術 の基 礎 が こ こにあ る。
純度 の高 い状 瀞 で含 ん でいる事物 を知 って いる折節 は、 天界
.
・■J
J J一
∫
.
朝 子 の理絵 を介 し て フ ィチ- ノは、 ブ ラ- ン主義 形而 上 学 に
ァリ ス土 TレT
(主戦自 然学 を従属 ・
t
,
せ ようと す る のである。
元来的 な四性 質 を使用 でき る よ- にす る のであ る。 つま り,
ける実体形相 の概念 が'敏 子 の理論 と 結 び つけら れ' 事物 が
色 や形状 を決定 す る と いう (
S)
. こ- し て、 ス nラ哲 学 にお
出 し、熟 や梅 と い った元来的 な性質 を形相 に使 わせ て事物 の
物体的 な契体 が入り込 めな い物井 の深 奥 から乗 体形相 を引 き
す る。自然 には盟約 で賦活 す る無数 の磯子 が あり, そ の力 は
予 め定 められ た法 に従 って、 秩 序 だ った宇 宙 の各部位 を形 成
ぁる形相 の磯 子 が含 ま れ ていると され る。2)
・ 形相 の政子 は・
とされ'「始原的 な物 警 m
(1
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apriヨaの中 には増 苑能力 の
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年)では'串物 の磯 子 は 「形相 の萌芽 Jf
or
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ル ネサ ンスの敬 子 のW.
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ルネサ ンスの成子 の理飴
リア uL
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aと呼 ば れ る。 地下 から掘 り出 された鉱物
は、 自然 の産 物と し て、 この政 終段 階 にあ る。 鉱物 の起 源 ほ、
有名 なバ ラケ ルススの三原質 理論 を四元葉 理論 と結 び つけた
も の で親 明 さ れ る。 この四 元来 と は' 伝 統 的 な火 ・空 気 ・
水 ・土 ではあ るが' そ の役 割 は輿 な り' 自 然物 が生 まれ ・育
X)。 .
ハラケ ルス スは写 つ。
っ母相 (マトリ クス)であ る(
マテリ アを深 さ
ゥ ルテ ィ マ ・マテリ アは' 起源 を知 って いる事物、 それら
の母 から でき て いる。 そ こにウ ルテ ィ 了
ねばならな い。私 は既 に他 の場所 でt a)つ の母' つま りE]
元 来 から生 まれ る全 て の事物 の起源 と し て三 つのも の、 つ
ま り散発、 塩、水銀 に ついて考 察 し た。 - -全 て の鉱物 は
三 つのも のへ つまり硫#. 塩' 水銀 から由 来 す ると 理解 し
なければな らな い。 そし て、 これら 三 つのも のが物 体 をな
す。物体 は、 至る所 で 一つの体 を量す る が' 同時 に三 つの
S
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)
。
も のでもあ るのだ (
しな け れば ならな い。 よ っで' これらは 「元黙」ee
)
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aで
はな- 「原質 ・原 理 」pr
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n
c
i
T
)
i
aと後世 に呼 ばれた。
次 にバラ ケ ル ス スは' 乾 物形成 皇 子歯 生成静 の枠 内 に位蛭
つ け る。 天 地 創 造 に お い て神 は、 水 元葉 を創 造 し、鉱 物 を
日 々産 むよう な力 を吹 き込 んだ。 このとき神 はl 水 を鉱物 の
母と した。 そし て' 母 の中 に生 ま れ来 る鉱物 のため の三原兜
も配 置 した のであ る。神 は、 天 地創 造 の段階 で水元索 の役 割
と 三原質 の居 場所 を決定 し た こと になる。 母 に対 し て、 鉱 物
はど のよう な役割 を担 う かと いうと'それはもち ろ ん 「
果乗 L
f
r
i
i
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h
t
eであ る。 パ ラ ケ ル ス スは'世 界 を 一つの卵 に噴 え る。
彼 の宇宙 論 は、 基 本 的 に ア リ ス- 丁レT
(王政 のそれと似 た地
球 中心脱 であり、 四 つの屑 が同心円状 に内 側 から外 側 へ土 .
汰 .空気 ・火 の順 で正 な ったも のである。 し かし' 彼 の場 合
.
ハテケ ル ススは' 鉱物 のプ リ マ ・マテリ アを水元索 の中 に
の大 き な遭 いは' 火 と空 気 が結 び ついて上位球 を' 水 と土 が
下位 球 を形 成 す る卵 状 にな って いる点 にある。
して いる。事物 の唖薪 と同 じ数 の種類 の塩 が あり' 硫黄 があ
宿 りていP. 事物 は' 固有 の硫 焚 ・塩 ・水銀 から自 ら を構 成
発 生 のため に地下世 界 へ伝 え る のが'磯子 な のであ る。 沖 は
描 いた構 想 に依存 し ている。 そして' この神 の構想 を鉱物 の
天地創造 時 に神 の与 え た 「予定」pr
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de
s
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i
na
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i
o. つま り神 の
ある上う に自 ら の母 の中 にあ ると いう。群物 の始点 と終 点 は'
政 -。 ま た、 三膜質 から な るプ リ マ ・マテ- アは' 袋 の中 に
り、水 銀 があ る。 これら 三 つの役 割 に つ いで、 .
ハヲケ ルスス
これら 「三 つのも の」dr
e)+dJt
n
gは' 全 て の自 然物 の内 にも
は'盤 は色彩 ・.
ハルサ ム ・凝塊 を、 硫 熊 は物体 ・実体 ・構造
こ こで説 明 され る のは'磁 子 の三並 性 である。 ま た 可視 的
プ - マ ・マテ リ アの中 に潜 在的 に存 在 す る。大 地 に蒔 かれ た
植物 の唖 子 が成 長 し' 決 ま った季節 に果実 を つけるよう に'
リ マ ・†テリ ア (
始 め の形態 )の葬 で創造 した。 耕地 の終 点 は'
鉱物 個体 の痕 終 形健 (
ゥ ルテ ィ † ・マテ リア)をそれぞ れ のプ
mat
e
r
i
a]
i
sと は、 全 -典 な った次 元 のも の であ る こと に注意
な唖 子 た る病 液 は、 井 の唖 子 の殻 と し か仰仙
放 され て いな い。
し、事 物 を 構 成 す る物 質 的 な 材 料 と し て の質 料 国c
a
u
s
a
を、水 銀 は特性 ・活 力 ・ア ルカナ を与 え ると す る(
g
S
)
。 しか
鉱物 の敬子も鉱物 の果乗 を決 ま った時 節 に結 ぶ。組物 に生物
・
o神 から予め定 められた時 間 が与 えら れ て いる のであ る。
学的 な時間︻
e
mp
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sが与 え ら れ て いるよ - に' 鉱物 の粒 子 に
﹃オ ーブ ス ・.
ハラミ ルム﹄の第 四番 と し て加え られた r母相
不可視 の井 の柾 子 は' 三原餌 の結 合体 とし てそ の中 に蒋 ん で
いる のである。
の培 j にお いで' バ ラケ ル ススは唖 子 の理静 を天地例過 給 と
バラケ ルス スは'自然 を全 て の事物 の感 子 を納 める髄蒔 教 的創造神 である ことは乱飴 の余 地 がな い。 次 に彼 は' それ
絡 め て苑展 さ せ る。 それ によ ると、 世界 は不可視 の始原 的 な
人 の袋 と想定す る。 こ の 「
唖 蒔 く人」 と いう のは、 キ - I
(ぞれ の唖 の分離 を括 る。 この分離 は' 神 の意 図 に従- が、 神
であ る。 次 に. 旧約 聖苗 の F創世記J
I解釈 から、 母相 の起源'
母相 から生ま れた の であ り' 世界自体 は全 て の被進 物 の母相
特 に痕 初 の被 造物 (
世 界)と痕 初 の人 間 (アダ ム)の場 合 が況明
自 ら の手 で行 う のではな い。神 の悪 国 の伝達役 が磯子 である
れが、有名 な 「ア ルケ ウ ス」ar
cheusであ る。 ア ルケウ スは内
され る。 そ れ による と' 神 の温風 を源 あせて いた原 初 の水 が
よう に、分軽作 業 全行-特別 な代 理執 行 人 が導 入 され る。 そ
的 な職人 ある いは錬金術師 と し て、物 体 中 で各唖操作 を行 -
そし て愈初 の人間 の政 子 は' 土 - れJ
hb
usであ ると いう (
訓)
。
世界 の庇初 の母相 であ り、 最 初 の人間 の母相 は世界 である。
なぜ なら、神 は自 分 の姿 に似 せ て痕 初 の人間 を原初 の梶 から
わせる こと で、 都物 の唖 子 を最終 形腰 へと導 - のである。
以上 がバラ ケ ルススの鉱物 学宙 にみる磯 子 の理論 の枚賓 で
問 を作 れるよう に' 神 は特 別 な母相 を与 えたと いう。 そ れが
作 った から である。 愈後 に' 人間 が自 分 の姿 に似 せ て他 の人
擬人化 された盟的動 因 であり' 三原質 の与 え るも のを組 み合
ある。 さら に彼 の代表作 の 一つ ﹃オーブ ス ・バ ラ- ルム」二
唖 子 は三並 である。 1つの種 子 の中 に三 つの実体 が共存 Lt
世界 の敬 子 の 「受 容 器 」t
d]
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︼
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rと される。 では、 世 界 の柾
に含 ま れた笠 的 な種 子 である。 世界 の母相 た る原初 の水 は、
1万' アダ ム の慈 子 は土 く れ であり、他 の人間 の唖 子 は精 液
女(
イヴ)であ る。 つま り、 三蔵 澱 の母相 があ る こと にな る。
五三 1年)では'三膜質 を合 わ せたも のが敏 子 で あると され ろ。
ら' 三 つのも のは唯 一のも のを現 す よ う に見 える の である 。
成長す る のである。 !つの租 子 の姿 し か現 さな いと ころか
・
-︰木'皮、板 が 一つの木 の実 の中 にあ り、 これら 三 つの
バラ ケ ルt
fスは答 え る。 r創世 記j)
.
3で 「
光 り在 れ」Ftf
a〓 ux
子と は何 であろ - か ?
バ ラケ ルス スの晩 年 に宙 かれた著 作 F
惑 え る医師 たち の迷
と神 が叔 初 に発 した御 言葉 「
在 れ」 f
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tであると いう の.i.。
宮﹄二 五三七Il
二八年 )でも'宇 宙生 成 論 の文 脈 で敏 子 が語 ら
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JLZ.I-1・1・J打._I
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打涼小
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それ は 「7 ィア ブ-JL
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aLであ ると
も のは実際 非常 に異 なる のであるが' 一つの種子 の中 に共
付
ルj
・
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.i:
1:
粁札連
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存 し ている。 同様 に、 人間 は ・
hとも と 一つの唖子 であり、
.
串揮t
を
鞘液 はそ の殻 でしかた・
い(
51)
.
瀬.
.・
け
.
I 覧 整
与良
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,ネサ ンスの唖 子 の理 路
1う
9
れ、「神 は全 て の邸 物 を創 造 し た 時 ' ま ず 何 か e
t
wasを 無
スにと っては鉱物 も鉱 床 の中 にあ る限 りは生 き物 であ る こと
れ て いな い状 態 で存 在 す る から で あ る(
A)
C アウブ ステ ィ ヌ
を思 い出 さ ねばな ら な い。 仮 に、 フィチ ーノの理絵 が彼 に盤
スは' 唖 子的 理性 の理紐 を生 き物 に適応 した が' パ ラケ ル ス
ni
c
ht
sから創造 し た。 こ の何 か は、 磯 子 で あ る」 と さ れ る
。 この 「フィア ッ-」や 「何 か」と磯 子 の関 係 に決定的 な
(
G)
る。 そ こでは、 天地創造解 釈 が再度 試 みら れ'神 は 「フ ィア
答 え を与 え る重 要 な テ タ ス- が' ﹃気 象 論﹄二 五三 一年)であ
せ て いた.
ハラケ ル ス スは' 敬 子 の理姶 をよ りキ リ ス-教的 な
感 を与 え た のだと し でも'﹃創 世記 ﹄の解釈 に大 きな関心 を寄
枠組 み の中 で発 展 さ せた。 これは' ます 何 よ りも ロゴィ .ス
一首 によ って無 から 「何 か」 を作 り、 それ が四元柴
とな ったと される。 御富葬 フ ィア ッI が、 聖 三位 l体 に対応
ット」 の
す る よう に三並 であ る ので' 四元来 のそれ ぞ れ の中 に三正睦
五 セヴ エリヌスと種子 の哲学 の確立
八
g
!
ペ ル マテ ィ コイ理論 の アウ ブ ステ ィ ヌ ス的 な キリ スト教 化 の
産 物 な ので あ る )
。
光)
。 三原 質 は' そ の働 き
が宿 る よう にな ると いう の であ る(
にお いて別個 のも のであ るが、 父と 子 と聖 霊 が 一つであるよ
ぅ に 一つの体 をなす から であ る。 そ し て' 全 て の披造物 は億
パ テケ ルススにと りで' 神 は' 固有 の唖 子 から解物 が日 々
化 す る。 初 めは' 彼 の外 科 学 と薬 学 と い-央 用的 な側 面 が注
.
ハラケ ル ス ス への関 心 の高 ま りは、 一五 六〇年 頃 から本 格
生ま れる上う に世界 を創造 し た。 瓜 子 は、 三原質 がJ
I
J
位 1体
T さ れ るが二 五七〇年 を境 に彼 の思 想全 体 を蘇芳 す るよう
な著 作 が現 わ れ始 め た。 そ の中 で痕 も遼 要 であ る のが' デ ン
初' この御 官薬 の中 に宿 って いると明 君 さ れ る。
的 にまとま ったも の の避故者 であ る。 全社 造 物 は、初 め神 と
1602)
の主著
マー ク人 ベー ル r
(・セゲ ェ- ヌ r
(P
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us SeveT
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ハルサ ムLb
a
)
s
a
mu
m と呼 ば れ る
セゲ 壬- ヌ スは ま ず ' 「.
あろ う (
.
bo)
。 唖 子 の理論 を体 系化 し た 「敬子 の哲 学」と で・
CC
E
[
え るも のを打 ち立 てた記 念 碑 である。
r哲 学的 医 学 のイデ ア」(
パ ーゼ ル、 一五七 一年)で
共 にある豊的 な御 官糞 に内包 さ れ てお り、 こ の御言葉 は天地
子」の敦敦 を悪政 し て いる(
聖 。 こう し て'神 の意 思 は'天 地
スは、 キリ ス-救神 学 の伝統 から生 ま れ た 「神 の御官蛮 =敬
創造 の際 に世 界 の敬子 とし て蒔 かれた。 明 ら かにパ ラケ ルス
創造 から現在 ま で粒 子 にょ って時 代 を超 え て伝達 され て いる。
伝統 的 な E)
元 来 では説 明 でき な い日 払 の耕物 が発坪 す る衝 く
「
内 的 元 来Le
]
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mi
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r
num を提 唱す る。内的 元来 は、
.
(き作用 の原 因 であ る。 鈍 胎 の出尭 点 は、精 液 が星界 の物 質
人 間 も'自 ら の敬 子 を可視 的 な構 液 と いう 迎 故 老 を通 し て
に比 さ れ る熱 と病 気 を含 ん で いる と い- ア リ ス- テ レ ス の
代 々伝 えて いる。 こ こに' アウデ ステ ィ ヌ 久 の Tr
例 世 紀J注
解﹄ における概 子的 理性 の理論 と非常 に近 いも のを見 る L
J
と
r
動物 発 生 論」 )
L3に お け る有 名 な 一節 であ る。 セヴ
スにお け る精 気 理絵 の発達 には、 フ ィチ tノ の働 き が大 き か
ェ
リヌ
の中 に不凍 な る永 遠 の理性 と し て、 ま だ鼓造 物 と して創造 さ
が でき る。全披遺物 の朝 子的 理性 の原 型 は' ます神 の卸冨井
t
tは、 これが其 のバ ルサ ム理解 の鍵 であ ると考 えた。 そし て'
った こと を思 い出 さ なけ れ ば ならな い。 医学 の分野 では' フ
概念 を大 き -強 調 し た。 舌 代 の賢 者 たち は 一様 に、 精気 と物
ェ
ルネ ルが フ ィチ I ノ の影 響 下 に' 星辰界 由 来 の掃気 と いう
バ ルサ ムの本 性 の中 にブ ラ- ン主親 者 の いう事物 の磯 子的 理
ー ンの結 び つき を強調 した のが、 7 ィチ ーノと フ dルネ ルで
ヌ スは主誠 す る。 こ- し て' フ ェルネ ルの強 調 した諸概念 か
体 が相 互変 換 可能 な本 性 を持 って いると考 え た と、 セゲ ェ-
性 が隠 れて いるとする。 もちろ ん' 磯 子 的 理 性 の理絵 とア ラ
てブ ラ- ンと アリ ストテ レ スの考 え に共 通 点 が あ る ことを強
スの教 え を脱 ・神 秘 化 し、 正 当化 し てい- のが' 征 の行 -操
ら出尭 し て' そ こに舌 代 の輸 威 せ当 てはめな がらパ ラケ ルス
あ る こと は いう ま でもな い。 こう し て彼 は' .
ハルサ ム に つい
抑 す る。 この結 哲学者 の調和 には、 さ ら に ヒポ ク ラテ スが動
作 であ った。
そ れ では、 外 的 元 来 と は何 か?
全 て の被 造 物 の虫 初 の容 普 た る元来 は、 二 つの球体 と し て
セゲ ェ- ヌスは雷 う。
且 され る。 それ によると'医 聖 は内 的 元来 と いう語 は用 いな
か った が、 病 因 と し て の四性 質 を批判 し て事 物 の力能 (
デュ
ナ ミ ス)を推唱 し た時' 内 的 元 来 の概 念 に到 達 し て いたと い
つけ る。 この操 作 によ って、 「ヘルメ スを追 従 す る非 常 に秘
配思 され てお り' そ れ ぞれ が近 親 性 から結 び つく 二 つの元
ら(
37)
。 そして、セゲ qリ ヌ r
(は、内的 元紫 を第 五荊他 と結 び
丑的 な哲学者 たち は'促 想 的 な元 来 の可滅 性 に気 づ いて、 不
あ る。 下位 の球体 は' 土 と 水 であ る。 これら非物体 的 で空
来 を含 ん で いる。 上 位 の球 体 は、 天空 ある いは火 と空 気 で
次的 なも のでし かな い。 バ ルサ ムは 「
物 体 」 であると宮 われ
って いろ。 ス コラ学賓 の元葉的 性甥 は' 唖 子 から発 生 す る 二
る元来 の理論 を批 判 す る(
仙)
。 パ ラケ ル ス スにと って は、 元
理論 の基盤 にケ ラー ン の教 え を見 てと り、 ス コラ哲 学 におけ
る容 器 であ り' 母相 で し かな い。 特 に セゲ ユ- ヌ スは、 この
.
ハラケ ル ススの場合 と 同 様 に' 四元来 は被造 物 を受 け 入 れ
原 の水 の上 を蘇 って いた か の霊気 によ って租 え込 ん だ ので
ある (
盟.
と光 を、 我 々の理解 不能 な魔 術 を通 し て' 御 言葉 の力 と始
虚 な 四 つの自 然 の中 に、 創 造 神 は全 て の琳 物 の唖 子的 理性
純 物 から純粋 なも のを抽出 す る こと を学 び、 この純 粋 で結晶
J
や 「第 五精 髄 」 そ の他 の名前 で呼 ん
解 五元莱
性 の物 甥 を 「
.iJのti.
」 と、 ヘルメ ス立並 者 た る キ - ス- が召 喚 さ れ る垂 。
セグ ーリ ヌT
(は、 このよう に古 今 の哲 学 者 の考 えを調和 さ
せる こと で自身 の体系 を築 き上 げ て いく。生 命 の内的 元来 は'
自 然物 の話作用 の源 であ り、 生成消滅 を支配 す る。 内 的 元紫
e
るが' 物質的 な も のではな い。 そ れは物 体 と いう よりも、 む
架 は磁 子 の形 で被造 物 を内 包 し て いる が' セナ ェリ ヌ スにと
邑i
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sや r魅 子」smi
naと し て宿
は' 外 的元来 の中 に 「
扱 」r
る いは 「物体的 な藍」 な のであ ると いう 。 こ こ で' ルネ サ ン
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Sであり、 言 ってみれば 「蓋的 な物 体 」あ
しろ精 気 (
笠)
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って これ ら 従 来 の元 来 に つ い て考 察 し た。 さ ら に彼 ら は、
ヘルメ ス の弟 子 た る他 の者 達 は' 物体 の人 為 的 な分 解 に 上
肝 心 の唖 子 の方 は、 い か に鋭 明 さ れ て い る の だ ろ う か?
を導 入 し た。 そ れ ら は 三 つあ り' そ れ ぞ れ の性 質 が類 著 に
都 子 の特 性、 状 態 、 本 質 を上 手 - 説 明 す る強 力 な 別 の原 理
って は、 種 子 は内 的 元窯 であ り、 外 的 な 元 柴 の深 淵 abyq
.
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に潜 ん で い る。
よ い。 彼 は' 人 々が唖 を保 存 ・伝 播 さ せ る 可視 的 な 物 質 と い
唖 子 は、 セゲ ェリ ヌ ス の哲 学 の根 幹 に位 蹴 し て い る と 言 って
ぅ狭 い意 味 で種 子 を 理解 し、 鉱 物 や星 辰 に磯 子 を認 めな い こ
分 、 塩 の堅 密 さ で あ る。 彼 ら は、 事 物 を考 察 す る こと を並
視 し っ つ' 名 前 か ら - る 不都 合 さ は無視 し た の であ る。 従
現 わ れ る自 然 物 の名 を借 り て いる。 水 銀 の抗 体 ' 乾 茨 の抽
方 法 では な いが' 敬 子 と いう 共 通 の原 理 に よ って増 碑 す る の
って、 これ ら 三 つ' 塩 、 硫 焚 ' 水 銀 が全 て の物律 を作 る の
であ る(
盟。
と を批 判 す る (
41)
。 彼 によ れ ば'動 組 物 と 鉱物 や星 辰 は'同 じ
で あ る。 唖 子 の峨 能 と は、 生 命 活 動 を通 し て予 め決 ま った時
節 に来 襲 を生 み出 す こと であ る。 磯 子 は 不 可 視 では あ る が、
の全 t
Jの括 肋 の源 泉 は、 自 然 物 の特 性 を確 立 す る敬 子 にあ る
宇 宙 全休 に生 命、 本賓 、 尊 性 の痕 跡 の存 在 を 保 証 し' 世 界 中
歴代 のキ ミ スー の尭 且 を受 け 入 れ た と 主戦 す る点 にあ る。 そ
飴 の発 案 者 を バ ラ ケ ル ス スと は せず に、 パ ラケ ル ス ス自 身 '
こ,
)で特 に盃 頁 な のは' セヴ ェリ ヌ スが これ ら 三 原 質 の理
母相 た る外 的 元来 の深 淵 に不 可 分 に結 び つ い て いる。 租 子 は
の+iJ
。 敬 子 は 不 可視 と 可 視 の紳 であ ると 同 時 に、 各 自 然 物 の
ク ラ テ ス の考 え と 矛 盾 し な いと 斬 首 す る。
し て、 この 三 原 質 理 論 が' プ ラ ,
l ン や アリ スト テ レ ス、 ヒポ
母 相 の中 で決 め ら れ た時 間 温 め ら れ た也 子 は' 活 性 化 し た
成 立 す る ので あ る。
セゲ ェリ ヌ スは、 事 物 の原 理 ・原 質 p
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J.
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aに つ い て も
三原 甥 によ って成 長 を始 め る。 地上 の全 て の変化 は' これ ら
mp.qLhi
aは、 磁 子 のお かげ で
辞 で も あ る。 自 熱 物 間 の共感 s
y
語 る。 この原 理 と は' ま さ し -蝕 子 の中 に含 ま れ て いる バ ラ
いれ ば' 自 魚 の諸 変 化 は也 子 の満 ち 引 き の繰 り返 し に よ って
契 現 さ れ る。 敬 子 の満 ち 引 き は、 生 成 と消滅 と呼 ば れ て いた
の唖 子 の活 動 の結 果 で あ る と富 え' セゲ エリ ヌ スの表 現 を用
い こと を鋭 明 し、 ヒポ ク ラテ ス の考 え と の調 和 も 回 ろ う と す
ち の に等 し- ' 磯 子 が 1性 か ら 多様 性 へ進 む 時 に満 ち' そ の
ケ ル ス スの三原 質 であ る。 ま ず 彼 は、 ア ラー ンと アリ ス- チ
る。 次 に登 場 す る のが キ ミ ス- であ る。 彼 ら は、 伝 統 的 な 四
迎動 が、 セゲ ェ- ス ス の敏 子 の哲 学 に お いて故 要 な の であ る。
反 対 に多 様 性 か ら 1位 へ後 退 す ると 引 - の であ る。 こ の循 環
レ スに お け る串 物 の原 理 が、 .
ハヲ ケ ル ス スの そ れと 矛 盾 し な
た結 紬 に連 し た と いう。 パ ラ ケ ル ス スと 同 様 に彼 ら に と って
元来 を 契 際 に操 作 し て いる間 に' ス コラ学 者 と は全 - 異 な っ
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と いう 概 念 を苛 入 す る。 称物 の発 生 に お い て非 物 体 的 な磯 子
年)で は、 セゲ ェリ ヌ ス の種 子 の理 給 に依 拠 し た自 仏 学 が 展
あ った。 主 著 ﹃ヘル メ ス医 学 の其 典 のた め に﹄(
.
ハ-、 〓 ハ
〇四
億 後 に セゲ ェリ ヌ スは' 「職 工的 掃 気 L s
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は媒介 者 的 な道 具 と な る豊的 動 因 を 必 要 と LI そ れ が取 工的
フ二世 の都 プ ラ ハで活 配 し た ド イ ツ人 オ スゲ 丁ルー ・ク ロル
開 さ れ て いる (
4)
。・
0- 一人 は' 神 聖 ロー マ帝 国良 帝 ルド ル
は、 都 物 の原 理 ・原質 は 三 つ であ る。 セゲ ェリ ヌ スは 苫 う。
個体
ラ ンク フルー' 一六〇九年 )は'パ ラ ケ ル ス ス主 義 化学 哲 学 の金
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)で あ る。 主 著 rキ ミ ア の聖 堂 ﹄(フ
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um と いも
的 な 「スキ エン テア」s
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aや 「賜 物 Ld
栴 気 であ る と い-。 職 工的 精 気 は唖 子 の中 に存 在 し' 非 物 体
を形 成 す る上 で必要 な 設 計 図 的 情 報 の助 け を借 り て新 し い個
大 き く 依 存 し て いる。 両 者 と も ' セゲ
字 塔 と も いえ る作 品 で あ る が、 理給 的 根 幹 を セゲ エリ ヌ ス に
体 を作 る。 戟 工的 栴 気 が心 慮 の ス キ エ ンチ ア を 持 って いる な
ら 心 肢 を作 り、 脳 の スキ エンチ ア を持 って いる な ら 脳 を作 る
徴 であ る。
聖母 ' 特 に F創 世 記﹄ の権 威 を 大 串 にし て い る点 が、 そ の特
フ ア ン ・ヘル モ ンー と キ ミ ア的 確 子 の
って そ れ ぞ れ の欝官 を作 り上 げ る遺 伝 子 にも近 い働 き を す る
六
であ る。 .
ハルサ ム に関 す る訣 幹 で彼 は' フェルネ ル が推 唱 し
な く' 也 子 が形 相 を与 え る原 田 、 形 相 困c
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sな の
た いと 思 う。 前 著 の潮 流 は パ ラ ケ ル ス ス に端 を尭 Lt セケ ェ
ア の文 脈 、 他 方 で は粒 子 論 の文 脈 で の完 成 形 に つい て議 論 し
次 に、 一七 世 紀 前 半 に お け る粒 子 の理論 の、 一方 で は キ 、
、
、
理臨 の完成
ェルネ ル のも の に大 き - 影 響 さ れ
る が、 特 に梢 気 の考 え は フ
た生 理 学 的 ・医 学 的 な 諸概 念 を自 ら の磯 子 の理 絵 で旺 き 換 え
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mont(1579
・
)
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144)にお いて頂 点 に
モ ン- JanB
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連 す る。 後 者 はデ カ ル ー や メ ル セ ン ヌと交 流 Lt t
lビ キ ュロ
ス原 子 論 の復 活 著 と し て知 ら れ る ガ ッサ ンデ ィ pi
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(
)
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?.・1655)に象 徴 Yt
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れ る。 ガ ッサ ンデ ィは、 フラ ン ス人
キ ミ ス- のド ゥ ・ク ラ ーゲ Et
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?
I?)の生 気 論 的
リ ク ツ ィオ の研 究 で は 、 フ ア ン ・ヘル モ ン-と ガ ッサ ンデ ィ
脱 は、多 - の歴 史 家 を 惹 き つけ てき た (
1)
。 ま た'叔 近 の タ レ
な磯 子 の理 論 に大 き な 影 響 を 受 け て い たと い-ブ ロ ック の仮
シ ェー ヌJ
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セゲ エリ ヌ ス の哲 学 は、 1七 世 紀 の新 哲 学 の建 設 者 た ち に
ュ
一七 世 紀 初 孫 で億 も有 名 な キ ・
"ス- で
に な る。 フ ラ ン ス 人 ジ 。ぜ 7 .デ
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)は'
少 な から ぬ影 響 を与 え た 二人 の人 物 に ょ って広 め ら れ る こと
った の だ。
ス の唱 え た も のと結 び つけ' 後 者 の旋 成 を確 立 す る こと にあ
く フ ェルネ ルの名 前 を抹 消 し て' そ れ ら の概 念 を .
ハラ ケ ル ス
て いる。 「哲 学 的 医 学 のイデ ア﹄ にお け る彼 の狙 いは'注 意 深
リ ス スを経 て 「火 の傍 ら の哲 学 者 」 と 呼 ば れ る 7 7ン ・ヘル
て' 元 架 の混 合 や星辰 の影 野 、 原 子 の偶 然的 な 衝 突 な ど で は
以 上 が セゲ ェリ ヌ スの蔵 子 の哲 学 の概 要 であ る。 彼 にと っ
念 を見 て取 る のは' 容 易 な こと であ ろ う 。
の であ る。 こ の理 胎 の根 底 にパ ラ ケ ル ス ス の ア ル ケ ウ スの概
エ
リ ヌ スに欠 け て いた
(
Q
)。 つま り'職 工的 掃 気 は、自 ら に内 包 す るブ E
)グ ラ ムに よ
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一o
ル ネサ ンスの政子 の理姶
Hl
1
42
ル ネサ ンスの敬 子 の理 翰
1
43
の物 質 理 飴 の つな が り の可能 性 が示 唆 さ れ て い る(
4-)
。とに
か- も' フ アン ・(ル毛 ンI と ガ ッサ ンデ ィはt t七 世 紀 後
半 の物 質 理論 に甚 大 な影呼 を与 え た人 物 であ る こと は確 か で
あ る。
な し に託 み解 き、 こ のよ う な著 作 を短 期 間 に執征 す る こと が
はた し て可能 で あ った のLJ
ろ う か?
'を注 意 深 -筑 む と、自 然 哲学 的 な栽 給 の
rェィ サ ゴ -γ -3
ル モ ンー は' そ の活 動 の初 期 から種 子 の理 論 に親 し ん で いた
主柱 は種 子 の理論 で あ る こと に気 が つか さ れ る。 7 丁ン .ヘ
こと が分 か る。 Fエイ サ ゴ - γ -) の幾 つか の聴 増 に現 わ れ
フラ ンド ル人 フ アン ニ ル モ ント は' 生前 に少 数 の著 作 し
か出 版 し な か った(
S)。 小 者 r,
(.
ハ鉱 泉 に つ い て の補 避﹄(
リ
る特 殊 な術 語 群 を見 れば' そ れ ら は セゲ エリ ヌ スのも の であ
フ アン ニ ル モ ン- は典 拠 を 明 かす ・
言 は な いが' 時 には逐
った ので、 こ こで繰 り返 さ な いが、 そ こから得 ら れ る結 論 は、
る こと が容 易 に理解 さ れ る。 詳 細 な 文 献 学的 分析 は他 所 で行
ニ 八二四年)が出 版 さ れ た直 後 ' 輿 端 の触 姪 を か け
ージ ミ
ェ
ら れ て 〓 ハ三 六年 ま で自 宅 軟 禁 され' 手 稿 群 は没収 さ れ た。
死 の床 で' 鼓 され た手 稲 を出版 す る- つ息 子 に命 じ' そ れ が
今 日彼 の主著 と され る r医学 の曙.
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ア ムステ
語的 に' 時 に は言 い換 え と いう形 で セゲ ェリ ヌ スそ大 輔 に割
理論 の根 幹 的 な部 分 を こと ご と く受 け 入 れ で いる。
切 し て いた と いう こと であ る (
望 。 し かも' セゲ エリ ヌ r
(の
ルダ ム' 〓ハ四八年)と な った。 彼 に つ い て の過 去 の研 究 のは
て いる。 し か し、 既 に庇初 期 の著 作 rエイ サ ゴ -γ -﹄(〓 ハ
ば全 て が、 庇 晩年 の思 想 室 不す F医学 の喝﹄ だ け を対 政 にし
〇七年頃執不)に明 ら かなパ ラケ ルス ス への傾 倒 が見 ら れ る こ
て復 粥 T
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J
れた医術 の エイ サ ゴ ーゲ Ik は、 熱 狂 的 .
ハラ ケ ル ス
異端 審 問政 判 で没収 さ れ た手 稿 中 の Fパ ラケ ル ス スに上 っ
とな った テ ク ス- が r創 世 記 1 であ り' 一方 のセグ ー- ヌ ス
る。 L
〓)で、 パ ラ ケ ル ス t
(が也 子 の理 給 を為 展 さ せ た時 に鍵
詮 で、F
創 世 記 ﹄解 釈 が そ の基 本 線 に据 え ら れ て いる串 が分 か
ます ' 鉱 泉 の起 源 に つ いて の識
一方 の rr
f.
ハ鉱泉 に つ いて の補 過 し では' セゲ qリ ヌ スの
ス主強 者 であ っiJ7 7ン ・ヘル モ ン- の苦 恐 妻 の作 品 であ る
さな け れば な ら な い。 ま たt .
ハヲケ ル ススの ア ルケ ウ ス の理
は' この聖 な る啓 に大 き な 注 意 を払 わ な か った こと を思 い出
影響 が見 ら れ るti.
ろ う か?
(
脂
)
。 1九世 紀 に本 省 を出 版 し' .ハラ ケ ル ス ス の著
と から、 この著 作 から 分析 を始 め る こと にし ょ う。
と され る
静 を、 セゲ エリ ヌ スは職 工的 精 気 と いう概念 に世 き換 え た がt
作 と比 較 を行 ったブ ル ック スは、 そ こ で展 開 さ れ る各 詳 論 の
バ ラケ ル ス スの著 作 4'
消 化 しき って独 自 の体 系 を打 ち 立 てた
論 を綿 密 に分 析 す る と' 本 質 的 には セゲ ェリ ヌ スの理 論 にパ
直 接的 な 典拠 と な る テ ク ス- を見 つけ ら れ な か った こと から、
ラケ ルス スの用 語 が 再 び当 て は め ら れ て いる
ぅ な方 向 性 の若 干 の変 化 は あ る が' 7 7ン ・ヘルキ ン- の演
ル ス ス の名 を題 名 に冠 し たと い与結 翰 に適 し た。 し か し' .
ハ
れゆ え 7 7ン ・ヘル モ ン- は、 敏 子 の中 に予 定 さ れた 目的 が
rス.
ハ鉱 泉」 では ア ルケ ウ スが再中 人 さ れ て いるへ
5
0。 この上
ヲケ ル ス スに愉 され る膨大 で複 雑 な著 作 群 を い かな る先 導 も
宿 って いる の'i'
から、 ス コラ学 書 のt
Z
E的 因 は自 然 学 では全 -
フ アン ・ヘル モ ン- が、作 品 の通 り を良 く す る ため にバ ラケ
る。 この著 作 にお いて我 々は' 不器 用 では あ る が何 と か し て
ア ルケ ウ スの中 に目 的 の ス牛 工ンチ アを挿 入 し た のだ から'
こと が理解 y
t
J
れ
7 7ン ・ヘル キ ンI の不断 の努 力 を垣 間見 る こと が でき る。
セヴ ェリ ヌ スの単 純 な宰 相 であ る こと から脱 皮 し ょ - と す る
意 味 をな Y
L
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な いと いう の であ る。 彼 にと って は、 神 が種 子的
乗 除 のと ころ彼 はま だ、 術 語 にし ても 路 線 にし ても' セゲ エ
次 に フ アン ・ヘル モ ンI は' パ ラ ケ ルス スの三原質 そ のも
自 然 の中 には 日的 田 は 必 要 な い の であ る。
のが' 敬 子 に よ る生 成 物 であ り' 原 理 ・原賓 の名 に値 し な い
リ ヌ スが排 除 し てしま った .
ハラ ケ ル ス ス の並 要 な措概 念 を再
リ ヌ ス の打 ち立 てた枠 組 み の中 で作業 を し て い るが' セヴ ェ
と いう。 セゲ ェリ ヌ スは' バ ラケ ル T
fスの三原質 を唖 子 の内
モ ン- は' そ れ を さら に推 し 進 め' 自 ら の敬 子的 原 理 を発 展
包 物 と Lt 三原 質 よ り も磯 子 の方 を堪 先 した. 7 7ン ・ヘル
帝 人 し よう と飢 みる。 そ れが型8 、 時 に r創 世 記i の解 釈 と
死後 出 舷 の 「医 学 の喝﹄ は、 理性 に頼 る こと を拒 み' 型啓
神 の御 雷薬 の敦 鋭 な の であ った。
と普 過 的 分儒 者 た る火 を用 いた手作 某 に上 る経 験 を盤 祝 し た
の唯 1の方 法 な のであ った。 この ﹃医 学 の喝j は、 内 容 と い
って' 聖缶 と火 は井 の知 を体得 し、 神 の啓 示 へと近 づ- た め
7 7ン ・ヘル モ ン- の晩年 の思 想 を躯 大 成 し て いる。 彼 にと
念 を自 焦物 の原 理 と し て導 入 し た こと を'彼 は非常 に誇 り に
形 相 的 存 在 であ り、 哉 子 を水 か ら作 り' 活 性 化 す る。 こ の概
=)。 彼 にと って' 発 酵 葉 と は光 のよう に中 性 な
を帝 人 す るへ
させ' 解 物 の敬 子 を生 む 「苑 酵 無 (
酵 母)」
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m
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m の概 念
いへ そ こで使 わ れ て いる用 語 と い い' 非 常 に独 創 的 な作 品 に
いら れ た が、 事 物 の原 理 と いう 地 位 にま で高 め ら れた こと は
思 って いた。 確 か に' 中 世 錬 金 術 でも発 酵 の概 念 は頻 繁 に用
な か った。 こう し て彼 は、 磯 子 そ のも のを生 む上 位 原 理 を中
見 え る た め' 彼 の同時 代 人 や後 世 の歴史 家 たち は彼 の其 の典
の中 で彼 を牽引 し て来 た も のが' セヴ ェリ ヌ 久 の F哲 学 的 医
心 に据 え る こと で、 ルネ サ ン ス の都 子 の埋給 の伝統 に大 き な
拠 を見 つけ る こと が殆 ど出 来 な か ったB し かし、 初 期 の作 品
学 のイデ ア」 であ る こと を我 々は突 き止 め た。 こ の点 か ら こ
的 な制 御 者 が必要 で あ る と いう。 フ ァン ・ヘルモ ン- は、 そ
全 て の発 生 は、 内
変 革 を与 え た の であ った。 こ の先 酵 素 に対 し て、 ア ルケ ウ ス
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erと呼 ぶ。 この鑑的 な
れを r職 人的 ア ルケ ウ ス」 a
はど のよう な働 き をす る の で あ ろ う か ?
の著 作 を見 たと き、 多 く の新 事 実 を発 見 す る こと が でき る。
つ別 の能 動 的 な原 理 があ ると い・
rL
。 そ れ が、 種 子 的 な ア ルケ
にな け れば琳 物 は空 虚 で死 ん で いると い-. そ し て、 も - i
って いると さ れ る。 こ こにも' 彼 独 特 の変 更 が加 え ら れ ては
実 在 は 「賜 物 」 と も噴 え ら れ、 特 別 な 「スキ エンチ ア」 を持
7 7ン ・ヘル モ ントは、 生食 的 ・敬 子 的 な原 理 が自 然 の中
ウ スであ る。 これ は' 初 期 の作 品 で見 ら れ た セゲ ェリ ヌ スか
いるが' セゲ 壬リ ヌ ス の刻 印 を見 る こと が でき る。
-・
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日什
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吐け
ら得 た基 本概念 の発 展 であ る こと が理解 さ れ る。 つま り. 中
心的 な テ ー マは' 唖 子 と そ の中 に宿 る職 工的 精 気 であ る。 そ
・
1
いる。 し かし' セヴ ェリ ススの影 響 は、 あま り にも大 き い。
の理詮 と の格 差 は時 に大 き く、 非常 に独創 的 な も の にな って
F医 学 の曙﹄には'敬子 や発 酵紫' ア ルケ ウ スと い った諸 概
念 に セゲ ェ- ヌ スの影 を見 る こと が でき るが' セゲ エリ ヌ ス
が無 視 でき な い こと を明 ら か にし て いる(
54)
。 確 か に偽 ゲ ベ
ゲ ベ ルの F完 成大 全 j にみら れ る粒 子給的 な物 質理胎 の影 野
ーマンによ る 1選 の研 究 は、中 世後 期 の錬金術 師偽
方' ニ ュ
論 の伝播、 ルタ レテ ィウ r
(の著作 の受 容t I
,
.tPルダ ーノ .ブ
ゲ IL に要 約 された セヴ ェ- ヌ スのも のに辿 り つく の であ る。
献 に親 しん で いた せ ンネ ルー やボ イ ルと い った人物 たち が'
応 に粒 子飴 的 な視 点 を採 用 し て いた。 伝統 的 な中世 蚊金 桁 文
ルの理論 は厳 密 に言 えば原 子論 ではな いが、 物質 の構 造 と反
ル ーノ の著 作 の影 響 な ど が、 そ の例 と し て挙 げられ よう。 l
それ ぞれ の概 念 の発 達 の過 程 を注意 深 -遡 れ ば rエイ サゴ と ころ で、 フ アン ・ヘル モ ン- は' 偽 ゲ ベ ルの錬 金 術 にお
偽 ゲ ベ ルの理 論 を利 用 し た。 今 後 の歴史 家 は' これら の新 発
見 に十分留 意 し っつ' 一七世 紀 初期 の粒 子 敗者 の理給 と井 の
いく (
.
nN)
。 こ の点 が、彼 の後 期 思想 の特散 でも あ り、 1七世 紀
後 半 に彼 の物 質 理給 をガ ッサ ンデ ィやボ イ ル の粒 子姶 哲 学 と
ける粒 子飴的 な物質 理艶 も受 容 Lt 敏 子 の理 論 と結 び つけ て
両立 させよう とす る多 - のキ ・
,
,ス- に活 鼠 の切 を用意 したと
この上う な状 況 下 で我 々は' 原 子 鈴音 が ッサ ンデ ィに関 す
るブ ロ ック の研究 が未 だ に大 き な影 轡力 を放 っている事実 に
傭 度 を より正 し い歴 史的 文 脈 にお いて再吟味 し ていかな け れ
ば な らな いだろ-。
と にな る のであ る。 次節 では' この過 程 の政 も劇的 な部分 を
直面 す る(
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E
hL
'
)
。 確 か に彼 は、 ガ ッサ ンデ ィの専門家 の中 では-
が、唖 子 の概 念 の 「
粒 子飴的 再解 釈 」 の過 程 を も準備 す る こ
見 る こと にす る。 それは、自 放物 の形 成 の問 題 におけ る中 世
け る この理論 の意 味 と位 位 づけ モ研 究 した唯 一の人物 であ る。
磯 子 の理給 の塩草 性 を理解 し' ガ ッサ ンデ ィの自然哲 学 にお
言 え るだろう。 つま り、 彼 の物 質 理畠 は大 き な影響 力 を持 つ
ス コラ学的 な 「実体 形相」 の概念 と 一八世 紀 に隆盛 を極 め る
そ の主張 は' ガ ッサ ンデ ィが フラ ン ス人化 学 者 ド ゥ ・クラー
扱械給的 な 「分 子L の概 念 を つなぐ連 鎖 の失 わ れた群 を与 え
る こと だ ろう。
良 き に渡 り歴史 家 たち は、 1七世紀 前半 に近 代 的 原 子論者
に依 拠 し っ つ' 見解 に示 し た よう に見 える。 し かし' 当時 の
e
cu一
aの概 念 の薩 生 と 発 展 を、 手稿 の綿 密 な分 析
「分 子」 mo
]
aと も 呼 ん だ
ック は、 ガ ッサ ンデ ィが串 物 の r也 子」s
emi
n
ゲ から特 に大 き な影 野 を受 け て いたと いう も のであ る。 ブ ロ
の耕 一世代 が艇 生 す る こと に特 別 の関 心 を抱 い てき た。 そ こ
て いる。 以 下 では、 彼 が見 つけ る こと の出来 な か ったオ ブサ
キ・
・
,ア に対 す る詑故 不足 から' 彼 の研 究 は抜 放 の錯 点 を抱 え
七 ガ ツサ ンデ ィと種子 の理由 の触 手 由 的 な再解釈
に「
近 代科学 」 の鮭生 の鈍 が浴 ん で いると侶 じ た から であ る
ンデ ィの其 の典拠 を探 って い- こと にしよ-。
が保 証 す ると いう。 し かし、 五元来 理絵 そ のも のは、 一七世
され る 一方 で、 自然 物 の唖 の特 性 の安 定 性 は' 政 子 的 な分 子
原 子 の故棟 的 な 三 つの性質 (
大きさ'形状、迎動性)だ け に遊 元
心 を待 ったと いう。 プラ ッド 給 敬 啓 の中 で彼 は、 「偽 のキ -
提 唱 したも の であ った こと に注意 す べき である。彼 の周 辺 の
紀初 額 に非 常 に甚 大 t
.
]形申 力 を持 ったヂ ュシ ェー ヌが叔 初 に
多 く の巷 が こ の理除 を受 け入 れ た。 ガ ッサ ンデ ィの友 人 であ
ア」と 「其 のキ ミ ア」を区別 し て いる(
t
R)
。 御 者 は プラ ッド流
き'批 判的 な合 理性 の上 に築 かれた も のであ る と い-。 これ
ュシ ュー ヌに大 き な 影 響 を受 け て いた
ったド ゥ :7 ・ブ ロ スGt
J
yd
し て結 飴 を急 いだJ
。 注 意 深 - ガ ッサ ンデ ィ のテタ スI を託 め
れら の著 作 家 の理 給 を飼 t
tす ' ド ゥ ・タラ ーゲだけを特 別祝
は' 彼 が いか に当時 のキ ミ ア文 献 に頼 通 し て いた か茨 み取 れ
には、金 属 の変 成 と不老 長寿 の普 選 医薬 の探 求 も し っか りと
セル近 郊 の 7 7ン ・ヘル モ ン-宅 を訪 れ、 数 日間 キ、
,
,アに つ
さな同形 状 の粒 子 によ って でき ており' さら に原子' あ る い
観察 に ついて語 って いる。 そ こで彼 は' 塩 の結晶 はさら に小
〓 ハ三五年 付 の勧 価 でガ γサ ンデ ィは'自 身 の結晶 学的 な
ると い- のに。
る。 l
ニ ーからブ ロ ックは、 この年 に出 さ れたド ゥ ・ク ラ ーゲ
た宙蘭 の中 で'「ド ゥ ・クラ ーゲ 」と いう名 を挙 げ た から であ
に散 り ば め ら れ た諸概 念 であ ると結 由 し た(
5)
。 特 にt .
ハラ
き であ る。 .
(ィ レスク の敬啓 には' 七ゲ ェ- ヌス流 の唖 子 の
物 学的 思 索 にお いて唖 子 の理 論 を受 容 し て いた点 に注 目す べ
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)はr 鉱
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あると結 給 す る に至 る。 と ころ で' 窃 簡 の宛 先 人 であ る親友
は少 な く とも俄 子的 な 分 子 も' 同様 の形 状 を し ている はす で
ケ ルス ス流 の三 つの能 軌的原質 (
水銀、筑滞、塩)と 二 つの受 動
的 な物 塊 の中 間 に位虻 す る特別 な役 割 を担 った粒 子 の躯 合 か
拠 であ ると いう。 ガ ッサ ンデ ィの物 質 理論 では' 原 子 と可視
〇九年)があ る のに対 し て、 ド ゥ ・タラーゲ の ﹃パ ラド ク ス﹄
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(ハナウ、 〓 ハ
物 学IB i
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石煉 誌 J
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理論 を展開す るデ ・ポ ート Aコ紹
はな い
(
6)。 意啓 にな い こと は'読 替 を し な か った こと を証
ら' これら 五元繋 がな って いると さ れ る。 彼 は、 これら の粒
明 はしな い。 班 のと ころ r+
ハラド ク スjは、デ ・ポ 1- の r石
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一
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子群 を 「分 子」mo
と呼 んだ。 鮮子 の段階 では、 色 ・匂 い ・味 と い った性朝 は
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.
1
的 元緊 (
水、土)からな る五元 来 理論 に言 及 し て いる こと が証
〇年後 に省 き上 げ ら れ る哲学的 主著
いたと し、 そ の成果 が 一
の著作 r'
ハラド タ スJ
Iがガ ッサ ンデ ィを結晶 学 的 な親祭 へ蒔
妨 二 の転機 は 〓 ハ三五年 頃 だと官 わ れ る。 こ の ころ缶 かれ
5)。
いて灘 論 を交 わ した こと が知 ら れ て いる(
含 まれ て いるから であ る。 ま た' 彼 は 〓 ハ二九年 にブ - ユ ツ
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) プ ロ ・hク は、 こ
よう では あ るが'乗 は違 う。 ガ ッサ ンデ ィの 「井 のキ "
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は 一見、 現代 人 の上- に錬金術 と近代 化 学 を区 別 す る官辞 の
の神智 学的 で異損 なも のであり'後 者 は宗教 的 正統 性 に基 づ
( )5
†
7)
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)と の論争 を契 故 に 〓 ハ二 八年 頃 か ら キ ミ ア に関
ガ ッサ ンデ ィは' 英 国人 口.
ハ-- ・プラ ッド Ro
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後 期 ス コラ哲 学由来 の 「
白紙 ミ ー
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。 原子論 の投法 は、我 々の宴 田 によ って活 性 化 Tt
Jれ た。
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ル ネサ ンスの様子 の理 論
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ル ネサ ンスの唖 子 の理胎
47
では な い。 い つも同 じ形状 をも つ乾物 の粒 が形成 され るた め
熟 に上 って苑 生 は助 けら れ る。 し かし' 熱 が子 を形 成す る訳
には、 租物 がそう であ るよ- に' 種 子的 な力 によ って形成 さ
れば なら な いと唱 え る。 動 植物 の場 合 は' 確 か に太 陽 や親 の
しろtド.
ハラド ク ス﹄を筑 んだ こと から、 ぺ ィ レ スクは当時 の
節誌﹄ を良 く 理解 す るため に セゲ ェリ ヌ スの ﹃哲 学的 医学 の
イデ ア﹄ を読 む - フ強力 に推放 した著 作 で あ った。 従 ってむ
鉱物 学 におけ る最 新 理.% であ った磯 子 の理論 を知 り' デ ・ボ
れな け れば なら な いと い-。 つま り、 ガ ッサ ンデ ィにと って'
動地 物 と鉱 物 の唖 に固有 の親 則 性 の原因 は、 同様 な も のであ
ガ γサ ンデ ィは' +
(ィ レスクJ
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艶宙
のではな いだ ろう か?
る こと にな る。 そ し て( こ の磯 子的 な力 の運 故老 と し て 「
錬
ード の F石折詰A へ' そし てそ の先 へと耽宙 を進 め て い った
傾向 や託田 から得 ら れ た知見 を共有 し て いた と は考 え ら れな
成 す る精 気 Ls
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ラ(
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。 し かし、 ド ゥ ・タ ラーゲ 唯 一人 の著 作 だ け を 崩 り に
いており' そ れ が両者 の遜 ん.iJ
術語 の類似 性 を説 明 す ると い
正 し い分配 が達 成 され る のti.
。 ︰・
- もち ろ ん敬 子的 な力 は、
れ な い。 この瑞 気 によ って' 各部 位 と各粒 子 の非 常 に艶則
な 石類 が' 全 く無 秩序 な物 塊 から形成 さ れ るよ- には思 わ
あ る髄 の錬 成 す る粕 先 が浸 透 す る こと なく し て、 このよう
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orと いう観 念 が帝 人さ れる。
いだろ- か? ブ ロ ックは' ガ ッサ ンデ ィが r種 子的 な力 」
一
〇年 以 上 も構 想 を温 め たと いう よ り も、 ガ γサ ンデ ィは
を諮 るとき は、 ぺ ィレ スクよ りもド ゥ ・ク ラ ーゲ を念 塀 に匪
デ ・ポ ー- の理胎 を受 け入 れ た親友 ・
(ィ レ スクと典弘 を共有
自 ら の作 用 に無知 ではな いよう な活 動性 あ る実 体 の中 に存
用語 の類 似
し ていたと考 え方 が、 自 然 ではな いだ ろう か?
在 す る。精 気 のみ が' そ のよう な 乗 体 であ りえ る だ ろ う
(
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.
明 ら か に1
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Jでガ hサ ンデ ィは、 デ ・4
6 -- が捉 唱 し、 ド
についても、 デ ・ポ ー-もド ゥ ・ク ラ ーゲ も同 じも のを使 用
れな か った と い-主 我 は成 り立 た な い(
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。 ガ yサ ンデ ィ の
しており' 後 者 のも のだけを取 り入 れ' 伯 者 のも のを受 け入
「唖 子」と いう用 語 の選 択 の背 無 には、も う 1つの隠 さ れ た典
き た分 子 の中 に宿 っており' この粒 子的 な分 子 は事 物 を形成
いて いる。 他 の場所 から、 種 子 的 な力 が原 子 の集 ま り から で
ゥ ・ク ラーゲ も監 め たよ- な 石化 す る精 気 の概念 を念寮 に旺
ガ yサ ンデ ィの著作 におけ る柚 子 の理胎 の詳 細 な分 析 は他
拠 があ る のだ。
の満 に韻 ると し で' こ こでは ボ イ ン- だ け を説 明 し よ - (
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。
す る 一塊 の精 気 でし かな いと も考 え ている こと が分 かる。
子的力」 vi
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sと呼 ば れ るべき 石化 す る力 が存 在 し な
元来 の混合 や熟 ' 星辰 の影 野 な ど の他 に、 も っと放 棄 な 「唖
の r職 工的 瑞 気 」 は、 戟 子 の中 に宿 りで いな か った だ ろ う
に対 し て、 大 腸 熟 は余 り に普 遍 的 過 ぎ、 単 に眠 って いる屯 子
にも、 敬 子的 な力 の理論 を適 用 す る。 星辰 の影響 を唱え る者
ガ ッサ ンデ ィは、 自 然苑 生 的 に生 ま れ るよ- に見 え る植 物
ます' 鉱物 生 成 に関 す る諾 静 にお いて、 伝 統 的 な 7- スー テ
的 な力 を押 さえ つけ て いる障寄 物 を取 り除 く よ う な外 的 な も
の中 で粒 子 に上 る空 間 的 な構 造 を持 っては いるが'自 然 の耕
か?
レス主政 や中 世錬 金 術 の理胎 を否定 し た後t が ッサ ンデ ィは'
のでし かな いと断 嘗す る。先 生 がお こる源 と な る物 質 に、 既
物 の形 成 のた め に唖 の親 別 姓 と安定 性 を保 証 す る驚 く べき特
確 か に' ガ ッサ ンデ ィ の政 子 は 「故 杖 静的」 な枠 組 み
に敬子的 な力 は内 包 さ れ て いる こと が必要 な の であ る。 そ し
て'他 の都 子 の理姐 の投 唱老 同様 に' ガ γサ ンデ ィは、 神 の
罪 を超 越 し て いる。 ガ プサ ンデ ィの敬 子 の中 には'旅 人化 さ
性 を持 ち合 わ せ て いる。 これ ら の特性 は、 単 純 な故杖 告 の限
この職 人 の持 つ知 鼓 (スキ エンチ ア)と技 術 (ア ルス)であ ると
れた神 的 な動 田 が内 包 され て いる 。 そ れ が内 的 な取 入 であ り、
(
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2 にあ る 上- に
気 た る琳物 の不 可視 の柾 子 は、 ﹃創 世 記 k I.)
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。 鑑 子的 な力 を有 す る精
天 地創 造 に この力 の超 源 を置 く .
いう。 次 にガ γサ ンデ ィは、 この不 可視 の唖 子 の中 に何 があ
神 が大地 に多産 性 を与 えた時 に遡 る こと が でき る のであ ると
彼 は明 言す る。
しか しな がら、 この内 的 で破 れた仕 組 み の井 の知 敏 を与 え、
追従 者 連 の埋 設 を想 定 す る のは間違 いL.
ろう か?
アと は' 一体 ど ん なも のであ ろ- か-
る のか脱 明す る。
かよう に完 成 T
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れた作 品 へと物質 を錬 成す るた め の俊 れ た
いたと考 え る こと は出来 な いttJ
ろ与 か? 既 に 〓 ハ三六年 の
デ ィは' セゲ
人間 の全 て の能 力 を箱 越 す る其 似 よう もな い作 品 を賞 賛 し
て いる。 つま り、 彼 の磯 子 の理論 の展 開 の混初 の段階 から ガ
手稿 の余白 に セヴ ェ- ヌt
(の名 が記 さ れ て い る こと が知 ら れ
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リ ヌ スの政 子 の理給 を早 い段 階 から熟知 し て
ガ ッサ ン
セゲ ェリ メスやそ の
道 具 を使 い こなす職 人 を知性 の目 に見 せ る こと は、 ま だ何
神 に上 って天 地 創造 時 に塩 子 の中 に挿 入 Y
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れた スキ エンチ
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oな され て いな いと告 白 せね ばな ら な い・
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。 そ れtLJ
から、
つつ' いわば 多 く の思慮 と巧 み きと能 力 を備 え た これ ら の
ガ ッサ ンデ ィの著作 におけ る セゲ ェ- ヌ ス の取 り扱 いを調
ッサ ンデ ィは' セゲ ェリ メ ス の名 を啓 き留 め て いる のである。
割 かれ る のは' キ - スI の混 合 理論 に ついて の訊胎 の中 であ
げ る こと だけ が' 我 々に残 さ れ て いる の であ る(
66)
。
職 人 を唖 子 の中 に促 いた神的 な比 耕 な き建 築 家 に賛 歌 を捧
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rと い-語 でも って何 せ
ガ ッサ ンデ ィは、 この 「
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にお け る驚 く べき規 則 性 と秩序 が 四元窯 や三原 質 の単 純 な結
る。 この議論 におけ るガ ッサ ンデ ィの意 図 は' 自 放物 の構造
べ直 す 必要 が ある L.
ろ う。 趣 も大 き な紙 喋 が セゲ エリ ヌスに
.
ハラケ ル
拍 し て いる の.i.
ろう か? 価 子中 の 「多 - の思 慮 と巧 みさと
合 から は生 ま れ な いと いう こと を説 明 す る こと であ る。 こ こ
能力 を備 え た これら の取 入」 と は何 であろう か?
ス スのア ルケ ウ スと は内 的 な恥 入 ではな か った ろ う かー
であ る ことを主張 す る。 か- て我 々は' 問題 の核 心 にたど り
で班 は、 物封 的 な材 料 の他 に磯 子的 な力 の存在 がさら に必準
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セヴ ェリ ヌ ス
アン ・ヘル モ ン- は、自 身 のア ルナ ウ スを 「職 人的 ア ルケ ウ
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着 いたO ガ ッサ ンデ ィは明 確 に、 そ れ は セヴ ユリ ヌ スやデ ュ
母 相, 容 器 でし か
四 元紫 や 三原 甥 の他 に、 「元 葉 」や 「原 賀 」と 呼 ぶ こと も で
き、 従 来 の粗 雑 な 元 乗 は いわ ば そ の喝
な い上 う な 無 数 の不 可視 の唖 子 を想 定 し た こと で、 か の有
名 な セゲ ェ- メ ,
<唯 一人 が、 そ し てデ 4・
h q- ヌ の よ う な
彼 を 追 従 し た他 の人 々が、 共 架 を見 抜 いた の であ る。 これ
ら の唖 子 に1 って各 事 物 は、 力 や活 動 性 だ け では な く 技 術
や スキ エ ンチ アを宿 す の であ る。 こ の スキ エ ンテ ア に よ っ
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て粒 子 に含 ま れ て い る職 工 的 精 気 s
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す る 職 人 と 考 え よ - で は な い か⊥ が、 鉱 物 ・組 物 ・動 物
の身 体 と そ の各 部位 を形 成 でき る の で あ る。 そ し て, セケ
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" は' )i ら の原 理 が スキ エ ンテ アを 宿 し た能 動 的
。
な職 工的 精 気 であ る と い ゥた の であ る )
我 々は' ガ ッサ ンデ ィの写 フ不 可視 の遊 子 の中 に, 神 に よ
って刻 印 さ れ た深 く べ き唖 子的 な力 の原 田 であ る スキ エ ンチ
ァ の概 念 の其 の典 弘 を 発 見 し た。 そ れ は' デ ン マー ク人 ・
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エリヌt
tの親 明 に満 足 し た の
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{主 義 者 の主 著 r哲 学 的 医 学 のイ デ ア﹄ であ る。 し か
し、 ガ γサ ンデ ィは卑 純 に セゲ
では な く、 そ れ を粒 子 静 的 に再 解 釈 し ょ う と 試 み て いく。 彼
にと って、 これ ら 不 可 視 の粒 子 は原 子 が空 間 的 に あ る秩 序 で
結 び つ いた分 子 と 理解 さ れ るべ き な の で あ った 。
不 可地 と 考 え な か った 理 由 が' こ れ で 明 ら か に な る だ ろ う
(
8)
。 ルネ サ ン ス の払 子 の理給 は' こ の後 、 7 7 ン ・ヘル モ ン
I の息 子 と交 友 を深 め た晩 年 の ラ イ プ ニ ッツ の キナド の理 論
八 むすぴ
ルネ サ ン ス塾 の敬 子 の理 胎 の乾 生 は, フ ィチ I ノ の形 而 上
学 的 宇 宙 論 の中 に位 位 づ け る こと が でき る。 こ の朝 子 の理 論
の中 に取 り 入 れ ら れ た。 彼 ら の理 論 は セゲ エリ ヌ ス に よ って
は' フ ェルネ ル やパ ラ ケ ル ス スに よ って医 学 自 仏 学 的 な 思 索
ぅ た 体 系 の中 心 的 な 概 念 と な りで い った。 そ し て, ガ γサ ン
体 系 化 さ れ、哲 学 的 な 洗 練 を受 け、「唖 子 の哲 学 」と 呼 べ る 上
な痕 跡 4'
見 る こと が でき る訳 であ る。 近 代 科 学 の基 礎 を築 い
デ ィ の原 子 論 の根 幹 の中 に再 び、 フ ィ チ - ノ の思 想 の明 ら か
た 巨 人 た ち の t人 で あ り'合 理 的 な 「磯 披 論 者 」と いわ れ る原
アテ
ルを 張 ら れ て片 づ け ら れ が ち な フ アン・ヘル モ ンー が・セゲ エ
子 鈴 音 ガ ッサ ンデ ィと 「神 秘 主 義 の錬 金 術 師 」 と い・
乙
リ ヌ ス の 冒 学 的 医 学 のイ デ ア﹄ と い- 全 - 同 じ 典 拠 を共 有
し、熱 心 に研 究 し、自 ら の物 質 理 飴 の基 盤 と し て いた こと に見
つ か さ れ る。 彼 ら の作 り 上 げ た 理 飴 は' 現 代 人 の日 に は非 常
に典 質 のも の のよ う に写 る。 し か し' 二人 と も多 - の点 で全
く 同 じ 伝 統 内 で作 業 を し て い た の で あ る。 ま さ に、 彼 ら 二人
の敬 愛 し た セグ ー- ヌ ス の著 作 ほ、 政 子 の理 飴 と いう哲 学 的
ルネ サ ン ス の美 し き 概 念 を結 晶 化 さ せ た記 念 碑 な の でぁ った。
フ 丁 ン ・ヘ ル モ ン- の柾 子 の理 静 と ガ γサ ンデ ィ の分 子 の
理 静 は、 T七 世 紀 後 半 にボ イ ルを始 め と す る多 く の科 学 者 の
物 質 理 論 に膨 甲 を与 え て い った。 軌 拭 静 的 な 粒 子 論 化 学 の建
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設 者 と い わ れ る ボ イ ルが純 粋 な 故 拭 飴 と は全 く 相 容 れ な い
「唖 子 的 原 空
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竹内整- ・菅野発明由 紀妃
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史 アカデ ,
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ンスの物耳 理妙 における唖子 の概念- マルシリオ ・フィチ
近代の「
知」
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中村春作苛 近代束アジT世
界での r
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政の押鳳 さらに r
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東泉の助爪と折たな意味派生
を内省的抹岨とし.江戸後期
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(
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(
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