Comments
Description
Transcript
鉄鋼業界 ~鉄鋼大国も構造問題から厳しい状況が続く
2015 年 9 月 30 日 鉄鋼業界 ~鉄鋼大国も構造問題から厳しい状況が続く、海外展開がカギに~ ◆市場動向 ~世界最大の鉄鋼大国、供給過多の状況は変わらず~ 14 年の業界規模(前年値修正済み): 粗鋼生産量:8.2 億トン(前年比 0.9%増) 、粗鋼見掛消費量:7.4 億トン(同 4%減) 、業界売上高:鉄 鋼重点企業の税引き前利益:304 億元(同 40.4%増)。 中国は世界最大の鉄鋼大国。国内粗鋼生産量は世界の約半分を占める。過剰生産という構造問題に向け て生産調整が強まり、14 年の生産量は微増となった。もっとも、見掛消費量は景気低迷、不動産不況な どの影響から 4%減と、30 年ぶりのマイナス成長。供給過多の状況は変わらず、鋼材価格も低迷した。 15 年に入っても鋼材価格の下落は続き、鉄鋼不況の影響から粗鋼生産量は 1-7 月で前年同期比 1.8% 減に後退した。これに伴い、企業の収益環境も厳しさを増した。もっとも、大手に限れば業績改善の企 業もみられ、二極化が進行。原材料価格の下落によりコスト圧力が緩和した。 中国はすでに投資依存の高成長路線から内需主導の安定成長路線に舵を切っており、国内市場が再び大 きく拡大する可能性は低い。安定成長のためには製品のハイエンド化、業界再編の推進に加え、海外市 場への展開が不可欠。鉄鋼各社は正念場を迎えたといえよう。 ◆業界の特徴 ~投資動向が主要な変動要因、国際市場への影響も大きい~ 生産・販売面: 多くのメーカーが乱立する鉄鋼業界は産業集約度が小さい。業界再編は中々進まず、14 年の粗鋼生産量 に占める大手 10 社のシェアは 37%と、さらに低下した。主な生産地は河北、江蘇、山東、遼寧など。 生産設備の「過剰、小規模、老朽化」という構造的な問題を抱え、設備稼働率は 7 割と低い。これが製 品価格の低迷、環境汚染の主因といえる。中国は東北部を中心に鉄鉱石資源に恵まれるが、低品質な鉱 石が多いことから、海外の高品質の鉱石を輸入している。鉄鉱石の価格交渉は電力、石炭などの価格動 向とあわせ、製造原価に直結。販売面をみると最大用途は住宅・インフラ建設で、これに機械、自動車、 エネルギーなどが続く。このため、固定資産投資、自動車販売などの動向から大きな影響を受ける。 国際面: 中国による鉄鉱石輸入、鋼材輸出の規模は巨大で、国際市場への影響は大きい。鉄鉱石の輸入依存度は 高く、輸入鉱石の価格は国内産を上回るが、14 年以降、国内産につられて価格は下落傾向。一方、鋼材 輸出量は 14 年に 5 割増で 9000 万トンを超え、15 年 1-8 月も前年同期比で約 3 割増と大きく伸びた。 政策面: 政府は構造問題の解決、環境汚染の抑制と、国際的な鉄鋼メーカーの育成などをめざし、マクロコント ロールを強化。新規プロジェクトの着工・推進、資金調達などを厳しく審査している。 ◆主要企業、主な取扱銘柄 ~業界全体は苦境が続くも、大手の一角は改善へ~ 大手は政府系企業が中心で、生産量は世界有数の規模。しかし、14 年も国内の粗鋼生産量に占める大手 のシェアが低下。業界再編、生産設備の削減は遅々として進まず、鋼材価格は低迷した。一方で石炭・ 鉄鉱石価格の下落や利下げでコスト圧力が緩和。製品のハイエンド化や、海外に活路を見出す大手も増 え、業績の二極化が進んだ。上場企業でみると、河北鋼鉄(000709)、宝山鋼鉄(600019)、鞍鋼(00347)、 武漢鋼鉄(600005)などの中央政府系企業がリーダー的存在。各社は厳しい経営環境の中、大手として スケールメリットを発揮し、多くは 14.12 期で黒字を確保した。一方で首鋼総公司の傘下にある首長国 際(00697)は引き続き赤字を計上。地方政府傘下の企業も多く、馬鞍山鋼鉄(00323) 、重慶鋼鉄(01053)、 包鋼鋼聯(600010)、酒鋼グループ宏興(600307) 、本鋼板材(200761)などは事業規模が大きい。 2015 年 9 月 30 日 いずれも黒字を確保したが、厳しい環境が続いた。なお、これら大手でも 15.6 期(中間)は赤字計上の 企業が出てきている。また、コングロマリット傘下の業界大手も存在感は大きい。中国中信(00267) は特殊鋼の生産と海外での鉄鉱石開発の両方を展開。民営の復星国際(00656)も鋼材・コークス生産 から鉄鉱石採掘まで手がける。周辺分野をみると、中央政府系の中国冶金科工(01618)が鉄鋼プラン ト建設、五砿発展(600058)が鋼材・鉄鉱石の流通・貿易で業界をリードしている。 主な取扱銘柄: コード 社名 通貨 売上高 純利益 増収率(%) 増益率(%) 402,124 00267 中国中信 HK$ ▲1.9 馬鞍山鋼 00323 鉄 00347 鞍鋼 中国東方 00581 集団 00656 復星国際 元 中国冶金 01618 科工 200761 本鋼板材 コメント 金融から実業まで幅広く事業展開する中央政府系コングロマリッ 39,834 ト。鋼材生産、鉄鉱石採掘、流通なども主力の一角を占め、大冶特 407,264 ▲17.7 殊鋼(000708)を通じて自動車向けなどの特殊鋼を生産。オース トラリアでの鉄鉱石資源の開発は難航している。 221 +40.3 安徽省を本拠とする国有系の鉄鋼大手。主力製品は銑鉄、粗鋼、鋼 材などで、高付加価値化に注力。高速鉄道用車輪の生産は国内トッ 25,692 プクラスで、海外展開に向けてフランス企業を買収。15年は収益環 境が悪化し、1-9月期で赤字を計上する見通し。 国有鉄鋼グループ「鞍鋼集団」の中核企業。香港上場の鉄鋼メー カーで最大級の事業規模を誇る。主要製品は熱延鋼板、冷延鋼板、 38,537 めっき鋼板など幅広い。近年は自動車、家電向けを中心に製品の高 付加価値化を推進。また、神戸製鋼所と合弁会社を立ち上げた。15 年は鋼材価格下落の影響から、6月中間期で大幅減益に沈んだ。 元 74,046 ▲1.7 928 +20.5 元 28,495 ▲12.4 67 ▲34.3 元 61,738 +21.0 上海市に本拠を置く民営の大型コングロマリット。鉄鋼関連の事業 6,854 は南京鋼鉄(600282)と建龍集団による鋼材生産、海南砿業 114,684 +24.2 (601969)の鉄鉱石採掘、山焦五麟のコークス生産が柱。中鋼板 の生産を得意としており、特に石油タンク向けに強みを持つ。 00697 首長国際 HK$ 01053 重慶鋼鉄 59,821 ▲19.0 時価総額 12,756 ▲1,641 ▲16.4 赤拡 - 民営の鋼材メーカー。主力製品のビレット、帯鋼では大手の一角を 占める。鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタルの傘下にある。浮 動株比率の低下で長期にわたり売買停止の状態に陥っており、解決 策の策定作業も難航している。 国有大手「首鋼総公司」を親会社とする鉄鋼メーカー。鋼材製品は スラブ、厚板が中心。首長宝佳(00103)を通じてラジアルタイ 2,777 ヤ用スチールコードなどを生産。コークス生産の首鋼資源 (00639)、鉱山経営のオーストラリア上場企業などにも出資。 鉄鋼市況の悪化により、15.6期(中間)も赤字を計上。 元 12,245 ▲30.3 51 黒転 地元政府系の鉄鋼メーカー。「西部大開発」の中心都市、重慶市で 大きなシェアを持つ。主力の中厚板は国内有数の規模。生産拠点を 15,030 重慶市郊外に移した悪影響が、生産・財務面で顕在化。14年は補助 金などで黒字転換したが、15.6期(中間)は再び赤字を計上した。 経営立て直しに向けて、韓国ポスコ社との事業提携を決断した。 元 215,786 +6.5 3,965 +33.0 国務院系の大型建設会社。鉄鋼・非鉄金属プラントのEPC(設計、 調達、施工)事業が主力。事業の多角化を進め、金属資源の開発、 非鉄金属の精錬、金属生産設備や鋼構造などの生産、不動産開発な ども手がけている。 元 41,422 +2.7 233 ▲15.5 - 遼寧省本渓市に本拠を置く、地元政府系の鉄鋼メーカー。粗鋼、熱 間圧延鋼板、冷間圧延鋼板、特殊鋼、連続鋳造ビレットなどを生産 17,663 販売。親会社との資産交換を実施し、韓国ポスコ社との合弁会社を 傘下に収めたことで、ハイエンド分野の競争力強化を目指す。 2015 年 9 月 30 日 コード 社名 600005 武漢鋼鉄 600010 包鋼鋼聯 600019 宝山鋼鉄 600058 五砿発展 酒鋼グ 600307 ループ宏 興 通貨 売上高 純利益 増収率(%) 増益率(%) 時価総額 コメント 国務院の直接管理下にある鉄鋼大手。世界でも上位に入る。湖北省 武漢市に本拠を置き、製品は主に国内で販売。ケイ素鋼(電気モー 45,543 タ―などに使用)は世界有数の生産能力を誇り、大きな収益源。鉄 鋼貿易会社の連結化を通じ、サプライチェーンの拡大を図る。 99,373 ▲2.1 1,257 +124.1 元 29,792 ▲21.1 内モンゴル自治区政府傘下の鉄鋼大手。主に鋼管、鋼板、鋼線、鋼 棒などを生産・販売。同自治区を中心とする華北地方を主力とし、 200 137,927 全国規模で事業展開する。レアアース最大手の北方稀土 ▲20.1 (600111)とは兄弟会社の関係。親会社からの資産注入で資源会 社への転換を図る。 元 187,789 ▲1.2 中国を代表する鉄鋼メーカー。国務院の直接管理下にあり、77年に 5,792 日中共同で上海市に設立された鉄工所を前身とする。鋼材の生産量 108,104 ▲0.4 は世界有数で、製品種類も幅広い。鉄鋼製品の加工・配送サービス や電子商取引なども手がける。新日鐵住金と提携している。 元 134,559 ▲33.8 210 ▲24.9 元 95,753 +1.3 39 黒転 元 - 国務院直轄の金属貿易最大手「中国五砿集団」の中核企業。主にグ ループ内で鋼材を担当。各種鋼材に加え、原材料の鉄鉱石などの貿 易・物流サービスなどを担当。さらに製錬事業も手がける。鋼材不 況も受け、業績も低迷。15.1-9月期は赤字転落の可能性も。 甘粛省政府傘下の大手鉄鋼グループ。製品は主に炭素鋼とステンレ ス鋼に分かれ、ビレット、鋼板、鋼線、鋼棒などを製造・販売。 29,763 コークスや動力製品の販売なども手がける。このほか、貿易事業も 展開。自前での鉄鉱石の調達比率が高い点が強み。 ※売上高・純利益はすべて14年12月本決算。単位は百万。 ※時価総額は15年9月29日終値に基づきブルームバーグから算出、単位は百万HK$。換算レートは1元=1.2HK$。売買停止は「-」 ◆注目されるトピックス ~構造改革の前途は多難、改革の実効性が問われる~ 構造問題の解決は道半ば、再編は一段と加速へ: 産業集約度の低さ、過剰な生産能力、環境負荷の拡大は業界が抱える最重要の問題。これを解決するた め、業界は官民挙げて対策に取り組んできたが、成果は中々上がっていない。このため、今後も余剰生 産力の淘汰、企業の統廃合による大企業の育成など、政府主導の業界再編がさらに進む見通し。再編の 主役である国有大手の動向が注目されよう。一方で再編の恩恵が国有企業に集中し、改革が業界全体の 非効率化に繋がるリスクも。政府は難しい舵取りを迫られている。 今後も需要低迷が続く可能性大、各社は打開策に迫られる: 中国が投資依存の成長モデルからの脱却を目指す以上、国内の鋼材需要の低迷は避けられない。この中 で如何に安定した収益源を築けるか、メーカー各社の経営戦略が試される。高速鉄道用車両に商機を見 出す馬鞍山鋼鉄、強みとするケイ素鋼を前面に出す武漢鋼鉄など、各社の対応は様々。ただ、全体とし ては海外市場に商機を見出す動きが強まろう。現状では輸出量が増えても、低付加価値の製品が中心で あり、収益への貢献度は低い。今後は輸出製品のハイエンド化が競争力を左右していくだろう。 コスト構造の動向にも留意: 鉄鋼メーカーのコスト構造を分析すると、やはり鉄鉱石の相場動向が最も重要。国内産・海外産ともに 価格の下落傾向は当面続くとみられ、利益率を支えよう。コークス・原油など原燃料価格の下落も好材 料。もっとも、これらの商品相場が上昇トレンドに向かえば、収益環境も悪化するだけに、市場動向に は十分な注意が必要だ。なお、業界各社は負債比率が高めであり、利下げも財務コストの軽減に繋がる。 (中国部 畦田) 2015 年 9 月 30 日 世界の鉄鋼企業ランキング( 1 4 年、 粗鋼年産量ベース) 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 増減率 (%) ルクセンブルク 日本 中国 中国 韓国 中国 中国 中国 日本 9,809 4,930 4,709 4,335 4,143 3,533 3,435 3,305 3,141 2.1 -1.7 2.9 -1.3 8.3 0.7 2.0 -15.9 0.8 5.7 5.3 4.3 4.2 4.0 - 5.9 3.0 2.8 2.6 2.5 2.1 2.1 2.4 1.9 中国 3,078 -2.4 3.7 2.0 インド 中国 米国 韓国 米国 ブラジル 中国 中国 ドイツ 中国 2,620 2,334 2,141 2,058 1,973 1,900 1,890 1,849 1,627 1,626 3.7 2.4 6.2 18.9 -3.2 0.2 0.6 -4.3 2.6 -3.4 2.8 2.3 2.2 2.0 1.6 1.4 1.3 1.2 1.2 1.1 1.1 1.1 1.0 1.0 中国全体 82,270 0.1 - 49.4 世界全体 166,500 1.0 - - アルセロール・ミタル 新日鐵住金 河北鋼鉄集団 宝鋼集団 ポスコ 沙鋼集団 鞍鋼集団 武漢鋼鉄集団 JFEホールディングス 10 首鋼集団 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 中国企 世界 業国内 シェア シェア(%) (%) 年産量 (万トン) 企業名 タタ・スチール 山東鋼鉄集団 ニューコア 現代製鉄 USスチール ゲルダウ 馬鞍山鋼鉄 天津渤海鋼鉄集団 ティッセンクルップ 本渓鋼鉄集団 国名 補足 鉄鋼の世界最大手。中国東方集団(00581)に資本参加。 中国最大の鉄鋼グループ。主力子会社は河北鋼鉄(000709)。 業界のリーディング企業で宝山鋼鉄(600019)が主力子会社。 民営では最大手の鉄鋼企業。 遼寧省を本拠とする鉄鋼大手。鞍鋼(00347)の親会社。 湖北省を本拠とする鉄鋼大手。武漢鋼鉄(600005)の親会社。 北京に本拠を置く鉄鋼大手。首長宝佳(00103)、首鋼資源(00639)、首長国 際(00697)などを傘下に置く。 山東省内の鋼材メーカーが統合されて設立。 馬鞍山鋼鉄(00323)の親会社。 天津市の鉄鋼メーカー4社が統合されて設立。 本鋼板材(200761)の親会社。 中国は供給過剰にもかかわらず、昨年の生産量の伸び率は世界全体より高い。多 くの企業が生産量で世界上位に位置している。 0 15年7月 15年6月 15年5月 15年4月 15年3月 15年2月 15年1月 14年12月 官民挙げて生産設備の削減を実施。しかし、効果は 中々上がらず、むしろ12年の後半からは増加の傾 向が続いている。 14年11月 8,000 14年10月 国内粗鋼生産量の推移 14年9月 14年8月 14年7月 14年6月 14年5月 14年4月 14年3月 14年2月 14年1月 13年12月 13年11月 13年10月 13年9月 13年8月 13年7月 万トン 13年6月 13年5月 13年4月 1,000 13年3月 13年2月 13年1月 12年12月 12年11月 12年10月 12年9月 12年8月 12年7月 12年6月 12年5月 12年4月 12年3月 12年2月 7,000 12年1月 2015 年 9 月 30 日 生産量 % 伸び率(前年同月比) 20 15 6,000 10 5,000 5 4,000 3,000 0 2,000 -5 APEC開催などもあり、14年の終盤からマクロコント ロールが一段と強化。生産調整もある程度効果を 見せ始める。 -10 -15 出所:CEIC 2015 年 9 月 30 日 重要な注意事項 当社の概要 商号等 内藤証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第24号 本店所在地 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋1丁目5番9号 主な事業 金融商品取引業 資本金 30億248万円(平成27年3月末現在) 設立年月 昭和18年4月 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 指定紛争解決機関 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター 連絡先 ご質問がございましたら、下記部支店までご連絡ください。 リスク等重要事項のご説明 リスクについて 〈株 式〉株価および為替相場(特に外国株式の場合)の変動等により損失が生じるおそれがあります。 〈債 券〉債券は市場金利の動向や発行者の信用状況等によって価格が変動するため、損失を生じるおそれがあります。さらに外国債券は為 替相場の変動などにより損失が生じる場合もあります。 〈投資信託〉組み入れた株式や債券など、有価証券の価格変動および為替相場の動向(特に外国通貨建て有価証券等を投資対象としている場 合)等により投資元本を割り込むおそれがあります。 〈株価指数先物・同オプション〉対象とする株価指数の動きにより損失が生じるおそれがあります。加えて、建て玉代金に比べ少額の委託証拠金 での取引が可能であり、株価指数の変動によっては損失額が委託証拠金を上回る(元本超過損)おそれがあります(オプション買方の場合は買 付代金とコストの合計額に限定されます)。 手数料について 〈株 式〉①対面取引の場合、 i)国内株式は約定代金に対して最大1.15%(税抜き以下同じ、但し最低2,500円)。ii)現地委託取引による外国 株式は売買金額に対し最大0.80%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。加えて、現地手数料として米国株式で外貨約 定代金の最大0.50%、香港株式で同0.25%(最低50香港ドル)、上海・深セン株式で同0.50%必要となるほか、各証券市場によってSEC Fee、 印紙税や取引所税等の費用が掛かる場合があります。また、為替に関しては内藤証券が決定したレートを用います。 iii)国内店頭(相対)取引に よる外国株式は当社提示の取引価格の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。また為替は上記同様、当社為替レートを 用います。②コールセンター取引の場合、 i)国内株式は約定代金に応じて最大31,000円(最低2,500円)。ただ、月間取引回数等による割引き あり。 ii)外国株式は対面取引と同様です。③インターネット取引の場合、 i)国内株式は手数料プランが複数に分かれており、この欄に表示する のが難しいため、詳細は当社HP(http://www.naito-sec.co.jp/)にてご確認ください。 ii)現地委託取引による外国株式は売買金額に対して最大 0.40%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。また現地手数料並びに為替レート等は対面取引と同様です。なお、イン ターネット取引では米国株式及び国内店頭取引による外国株式の取り扱いを行っていません。 〈債 券〉国内債券については売買委託手数料表をご確認ください。また、相対取引による外貨建て債券の売買に関しては当社が提示する価格 の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。円貨と外貨を交換する際には、外為市場等の動向をふまえて当社が決定した 為替レートを用います。 〈投資信託〉商品により異なりますので、詳細は「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧下さい。 〈株価指数先物・同オプション〉 i)株価指数先物は約定代金に対して最大0.08%。 ii)株価指数オプションは約定代金の最大4.0%(但し最低 2,500円) ◆本資料は、公表されたデータ等信頼できると考えられる情報に基づいて内藤証券が作成し、また記載された見解等の内容は全て作成時点の もので時間の経過とともに不正確となる場合があり、過去から将来にわたって、その正確性・完全性を保証するものではありません。内容は今後 予告なく変更することがあります。◆本資料に基づいた投資によって発生する損益は全てお客様に帰属します。内藤証券は、故意または重過失 が無い限り、責任を負いません。◆本資料に提供される情報著作権等の知的財産権は、引用部分を除き、全て内藤証券に帰属します。お客様 は、事前に内藤証券の同意なく、本資料の内容及び情報を複製・譲渡・修正・変更または転送等の行為をすることができません。 本社 大阪市中央区高麗橋1-5-9 東日本地区 西日本地区 06-6229-6511 東京第一営業部 TEL03-3666-5541 東京第二営業部 TEL03-3666-7137 神田支店 TEL03-6361-9191 三鷹支店 金沢文庫支店 足利支店 TEL0422-71-1251 TEL045-780-5021 TEL0284-22-1234 伊勢崎支店 焼津支店 TEL0270-25-3780 TEL0270-25-3780 TEL054-621-1311 本店営業部 住道支店 寝屋川支店 金剛支店 橿原支店 和歌山支店 有田支店 田辺支店 TEL0744-28-4711 TEL073-423-6211 TEL0737-52-7110 TEL0739-22-4678 新宮支店 高松支店 TEL0735-22-8151 TEL087-822-0105 TEL06-6229-6904 TEL072-889-5236 TEL072-822-6333 TEL072-365-1901 インターネット [email protected] コールセンター 0120-20-9680 伊勢崎駅前サテライト 2015/9/30 広告審査済