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電力・電力設備・新エネルギー業界

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電力・電力設備・新エネルギー業界
2016 年 11 月 16 日
電力・電力設備・新エネルギー業界 ~電力改革、再エネ普及が益々重要に~
◆市場動向 ~世界最大の電力大国、需給バランスの悪化が課題に~
15 年の業界規模(前年値修正済み):
消費電力量:5.7 兆 kWh(前年比 1.0%増)
、設備投資額:8576 億元(同 9.9%増)
、電力容量:15.5
億 kW(16 年 9 月末時点、前年同月末比 10.8%増)
発電容量、発電量、消費量のいずれも、中国は米国を上回り世界 1 位。15 年は景気減速を受けて工業向
けを中心に需要が低迷。これを受けて発電量も微増にとどまった。設備投資をみると、ボトルネックで
ある送配電網向けが拡大。ただ、飽和状態にある電源開発ですら前年比で 7%近く増加した。これにより
需給バランスが悪化し、設備稼働時間は過去最低を更新。16 年に入ると発電所の新設は減少に転じたも
のの、発電容量は結局、9 月末時点で 15.5 億 kW に拡大してしまった。この結果、電力需要は工業向け
の回復に伴い 1-9 月期で 5%近く増加したものの、稼働率は一段と低下。発電大手の収益環境は卸電力
価格の引き下げもあり、徐々に悪化。それでも 15 年は燃料価格の下落に助けられたが、16 年半ばから
石炭高が鮮明になると、業績も大きく減速している。
また、電力設備メーカーの景況感も低迷が続く。送配電設備の需要は一貫して高い伸びにあるものの、
発電設備の市場は主力の石炭火力を中心に過剰生産、価格競争に悩まされた。こうしたなか、政府は電
力業界の新 5 カ年計画(16~20 年)を発表。年平均の消費量の伸びを 3.6~4.8%に設定し、引き続き
石炭火力の抑制と、再生可能エネルギーの普及を目指すとしている。
◆業界の特徴 ~内需型セクター、発電源は石炭火力、需要は工業向けが中心~
生産・販売面:
電力業界は基本的にディフェンシブ、ドメスティックなセクター。日本とは異なり、発電会社、送電会
社と明確に分けられている。16 年 1-9 月の電源構成比(発電量ベース)は火力 74%、水力 19%。風
力、原子力、太陽光など成長分野の割合は依然として小さい。主力の石炭火力で、燃料炭をいかに低価
で安定的に調達できるかが、発電会社の業績を大きく左右する。送電会社は、送電網の未整備、非効率
さなどが課題。需要面は工業向けが全体の 6 割強を占め、家庭向けは 2 割弱に過ぎない。このため、製
造業の生産動向が電力需要に直結し、同時に電力会社を顧客とする設備メーカーの経営に大きな影響を
与える。設備業界は発電機器、送変電設備、制御装置などのサブセクターに分かれるが、全体的に供給
が過剰気味。主要部品・原材料の価格や人件費が重要なコスト要因となってくる。
政策面:
電力価格は政府の統制下にあるものの、段階的に市場化を実施。電力と石炭の価格連動性を導入したほ
か、家庭用向けの段階料金制度も始めた。また、発電会社による最終ユーザーへの直接販売、売電市場
の新規参入などの改革を進める構えだ。
◆主要企業、主な取扱銘柄 ~政府系が主役、発電は堅調も 16 年は不振~
発電会社の集約度は低く、国有の五大発電集団でも発電容量全体の半分近くを占めるに過ぎない。この 5
社を含む国有大手が全国展開し、送電会社に電力を供給。華能集団、中国国電、大唐集団、華電集団、
国家電力投資の 5 社は傘下に複数の上場企業をもち、それぞれ華能国際電力(00902)、龍源電力(00916)
と国電電力発展(600795)、大唐国際発電(00991)、華電国際電力(01071)、中国電力国際発展(02380)
が中核だ。さらに国務院系コングロマリット「華潤集団」に属する華潤電力控股(00836)や、石炭最
大手の神華能源(01088)傘下にある国華電力なども有名。いずれも石炭火力を中心に幅広く発電事業
を手がける。需要低迷と卸電力価格の引き下げを受け、発電大手は減収傾向が目立つ。それでも石炭安
が進んだ 15 年は増益確保の企業が多かったものの、16 年はコスト上昇にともない業績も減速傾向に。
2016 年 11 月 16 日
天然ガス発電を主力とする北京市政府系の京能清潔能源(00579)も、16 年は業績が大きく鈍化した。
一方、急速に普及が進む非化石エネルギーをみると、専門企業化が進んでいる。五大発電集団の系列に
は華能新能源(00958)
、大唐新能源(01798)
、華電福新能源(00816)
、龍源電力(00916)、中国電
力新能源(00735)といった専門子会社があり、風力発電を中心に事業を展開。それ以外にも水力発電を
主力とする国投電力(600886)や長江電力(600900)といった国有系企業も大手に属する。その中で
風力・太陽光を中核とする再エネの専業会社は市場拡大の恩恵を支えに、石炭火力に比べると業績は堅
調だった。また、中国広核電力(01816)と核能電力(601985)は原発市場を二分する国有大手 2 社。
政府の原発推進策を追い風に、いずれも増収増益が続く。
電力設備は川上の部品から川下の完成品メーカーまで幅広い。大手の多くは国有系企業で、一部の民営
企業も健闘している。供給過剰が目立つ電源設備をみると、業界をリードする上海電気(02727)
、東方
電気(01072)、哈爾濱電気(01133)の国有大手 3 社はいずれも国内事業で収益悪化が目立つ。一方で
風力発電設備メーカーの新疆金風科技(02208)
、太陽電池の材料・部品を生産する保利協キン能源
(03800)はそれぞれ世界で最大級のシェアを誇り、市場拡大とスケールメリットを支えに業績を拡大。
また、送配電設備のマーケットは引き続き成長余地が大きく、国有大手の中国西電電気(601179)や平
高電気(600312)
、民営大手の特変電工(600089)
、正泰電器(601877)などは概ね好業績となった。
主な取扱銘柄:
コード
社名
通貨
売上高
増収率
純利益
増益率
時価総額
コメント
長い歴史を有するアジア屈指の発電会社。本拠に置く香港で電力最大手の
15,917
地位にあり、経営の安定性が強み。豪州、インド、台湾、タイなど、世界
185,947
+40.0
各地で事業展開する。中国での投資も拡大しており、近年は原発を重視。
広東省で新たな原発に出資する予定だ。
00002 中電控股
香港ドル
80,700
▲12.5
中国光大
国際
香港ドル
8,535
+34.3
2,085
+22.4
41,555
1,952
+61.6
北京最大級のガス発電会社。北京市政府系の企業で、燃費効率の高いガス
火力式コージェネレーションシステムの発電所を運営している。このほか
15,802
風力、水力、太陽光の各発電事業も展開。大気汚染が深刻な北京市では天
然ガスの需要拡大余地が依然として大きく、同社に追い風となろう。
10,447
+8.4
国務院系コングロマリット「華潤集団」で発電事業を担当。東部沿海部を
中心に全国展開している。主力の石炭火力では炭鉱事業の規模が大きく、
61,730
燃料炭高への耐性が強い。今後は風力発電への投資を加速するほか、華潤
グループの各企業との連携を強め、安定成長を目指す構えだ。
00257
京能清潔
00579
能源
元
14,346
+64.4
華潤電力
00836
控股
香港ドル
71,436
+1.1
華能国際
00902
電力
00916 龍源電力
大唐国際
00991
発電
華電国際
01071
電力
01072 東方電気
国務院系の環境関連の投資会社。国内大手のごみ処理発電やバイオマスに
加え、太陽光・風力発電などのプロジェクトを主にBOT(建設・運営・
譲渡)方式で手がける。汚水・廃棄物の処理事業なども展開。新5カ年計
画(16~20年)で重視される環境保護・都市化・農村振興の関連銘柄。
五大発電集団の最大手「華能集団」の中核企業。事業エリアは東部を中心
13,652
に全国各地に及び、シンガポールの発電大手にも出資。主力電源の石炭火
106,664
+26.9
力は国内屈指の規模。親会社と共同で高効率発電ユニットの拡大や原発参
入を目指す。風力発電大手の華能新能源(00958)は兄弟会社。
元
128,905
+2.8
元
19,649
+7.8
2,881
+12.8
国内最大、世界でも2位の風力発電事業者。五大発電集団の一つ「中国国
電集団」の傘下にある。安定的な発電量の確保を目的に洋上風力への投資
45,968
を拡大している。認可済みの発電所の新設プロジェクトが豊富で、今後政
府が発電規制を強化しても、その影響は限定的とみられる。
元
61,890
▲11.8
2,788
+57.7
京津冀地区(北京市、天津市、河北省)を本拠とする発電大手。大唐集団
の中核を占める。主力は石炭火力で、近年は内陸部での水力・風力発電を
51,866
強化。不採算の石炭関連事業のリストラで、16.12期は赤字に転落する見
通し。再エネ担当の大唐新能源(01798)は兄弟会社。
元
66,789
▲1.5
7,329
+23.0
五大発電集団の一つ「華電集団」の中核企業。山東省を中心に各地で事業
展開し、主力は石炭・天然ガスの火力発電。風力を含む再生可能エネル
51,607
ギーの発電も行う。水力・原子力発電の華電福新能源(00816)、黒竜
江省の発電大手である華電能源(900937)は兄弟会社。
元
36,018
▲7.7
439
▲65.7
四川省に本拠を置く国務院系の発電設備大手。発電設備は火力、水力、風
力、天然ガス、原子力など主要電源をすべて網羅。特に風力、原子力向け
24,735
は高い競争力を持つ。海外展開も積極的に進め、新興国市場を開拓中。一
方で国内は苦戦気味で、16.1-9月期は赤字に転落した。
2016 年 11 月 16 日
コード
社名
通貨
売上高
増収率
純利益
増益率
時価総額
コメント
元
25,097
+6.0
196
▲65.4
黒竜江省に本拠を置く国務院直轄の発電設備大手。親会社は同分野で長い
歴史を持つ。火力、水力、原子力の発電設備を供給。特に水力発電設備は
5,067
国内有数のシェア。発電所のエンジニアリングなども手がける。16年に
中東ドバイで巨額受注に成功。今後の海外展開に注目。
国電科技
01296
環保
元
19,970
▲12.0
▲4,640
赤字
再生可能エネルギーの関連設備大手。五大発電集団の一角を占める中国国
電の傘下にある。風力・太陽光発電向け設備の製造に加え、環境・省エネ
3,456
サービスも展開し、排煙脱硫装置の設置、火力発電所の効率向上などを支
援。不振の太陽電池関連事業の売却で経営立て直しを図る。
中国広核
電力
元
23,263
+12.3
国務院直轄の原発大手「中国広核集団」の中核企業。広東省を中心に、福
6,594
建・遼寧省などでも原発を運営。核燃料は親会社から調達し、ウラン商社
102,714
+6.5
の中広核砿業(01164)や新エネ発電の中国広核新能源(01811)と
は兄弟会社の関係。原発増設や親会社からの資産買収の動向に注目。
元
29,846
+69.8
2,849
+55.7
国内最大の風力発電設備メーカー。世界でも上位に入る。同社製品は出力
1.2MWから最大3.0MWの大型機まで幅広くカバー。西北・華北地区など
48,568
国内各地の発電会社に設備を納入し、ここ数年は海外事業を強化。製品需
要の拡大が続き、好業績が続いている。
中国電力
02380
国際発展
元
20,197
▲1.2
4,149
+50.0
五大発電集団の一つ「国家電力投資」の中核企業。山西、安徽、江蘇など
に複数の石炭火力発電所を保有。また、水力発電の代表的銘柄でもあり、
20,300
水力発電大手を傘下に置く。クリーン発電を担う中国電力新能源
(00735)とは兄弟会社の関係。
02727 上海電気
元
78,094
+1.6
2,083
▲17.0
49,695
元
21,766
+1.1
2,425
+56.6
太陽電池を構成するPVウエハー、その原材料であるポリシリコンの世界
最大手。世界シェアは3~4割に達する。太陽光発電所の建設・運営は傘
18,588
下の協キン新能源(00451)が担当。スケールメリットが強み。川上か
ら川下までを手がける太陽光発電の関連銘柄の代表格といえる。
600089 特変電工
元
37,452
+3.8
1,888
+14.5
新疆ウイグル自治区に本拠を置く民営の送変電設備メーカー。変圧器、電
線・ケーブルのシェアは国内有数。ポリシリコンの生産、送変電・発電プ
35,964
ロジェクトの建設・運営なども手がける。更なる海外展開に向けて株主割
当増資の計画を進めている。
600312 平高電気
元
5,831
+26.5
827
+19.3
27,567
元
54,583
▲11.7
4,364
▲28.2
五大発電集団の一つ「中国国電集団」の中核企業。風力発電最大手の龍源
電力(00916)は同社の兄弟会社。華東地区を中心に全国各地で発電事
71,920
業を展開。主力は石炭火力だが、水力・風力・太陽光の比率も16年9月末
で3割強に高めた。化学品会社を売却し、電力事業に集中する方針。
元
31,280
▲5.3
5,428
▲3.1
国策投資会社傘下の発電大手。主力電源は水力と火力。国内有数の発電能
力を誇る四川省の水力発電所を傘下に置き、潤沢な水資源を強みとする。
54,315
また、積極的に火力発電設備を新設中。一方で火力発電の余剰感は否め
ず、再エネ分野の強化が求められる。
元
24,239
▲10.1
元
13,104
▲5.4
904
+32.1
元
26,202
+39.9
親会社は国有二大原発会社の一角。中国初の原発である秦山原発(浙江
3,781
省)を主力に、江蘇、海南、遼寧省などで原発を運営している。同社の福
129,255
+53.0
清原発(福建省)で初めて導入された国産新型炉「華龍1号」の動向に注
目。ウラン資源開発のCNNCインター(02302)とは兄弟会社の関係。
哈爾濱電
01133
気
01816
新疆金風
02208
科技
保利協キ
03800
ン能源
国電電力
600795
発展
600886 国投電力
600900 長江電力
中国西電
601179
電気
601985 核能電力
中国の総合機械メーカー。主力は電力設備で、火力・水力・原子力・風力
などを幅広くカバー。特に原発設備に強く、中核部品は国内で圧倒的な
シェアを誇る。発電・送配電設備の両方を生産・販売。上海市政府系の中
核企業であり、親会社との大規模な再編を進めている。
送電最大手「国家電網公司」の傘下上場企業。送変電設備メーカーで、主
力の開閉装置は大手3社の一角を占める。日本の安川電機、東芝などと合
弁事業を展開。親会社からの受注増が期待できるほか、親会社の配電設
備・国際業務の買収が完了すれば、収益力の強化に繋がる。
国内最大級の水力発電の上場会社。国務院系の企業で、「三峡ダム」とし
11,520
て名高い三峡水力発電所、葛洲ダムを運営している。16年の親会社から
345,048
▲2.6
の資産買収を経て、規模が大幅に拡大した。長江の水量が同社の発電量を
大きく左右。収益安定化に向け、原発への投資や売電参入などを進める。
国務院直轄の送配電設備大手。陝西省に本拠を置き、変圧器、スイッチギ
ア、コンデンサ、避雷針などを製造販売。さらに国内外の送配電プロジェ
36,107
クトの建設・運営なども請け負う。超高圧・特別高圧の送配電網に強みを
持ち、製品の自動化・スマート化を進めている。
※売上高・純利益はすべてブルームバーグから算出しており、当社HPの数値と異なる場合がある。いずれも15年12月本決算。単位は百万。
※時価総額は16年11月16日の終値に基づきブルームバーグから算出、単位は百万HKドル。換算レートは1元=1.2HKドル。
2016 年 11 月 16 日
◆注目されるトピックス ~新 5 カ年計画で改革の方向性が明らかに~
電力改革を柱とする新 5 カ年計画:
5 カ年計画では電力改革の 20 年までの方向性が示された。公正公平で需給を反映した電力システムの構
築をめざし、送配電価格の規範化と補助金の減少、卸電力価格と末端価格の段階的自由化、全国的な電
力取引所、排出権取引所の設立などを計画。また、独占状態にある送配電・売電市場での新規参入など
も進めるという。発電大手による送配電への参入動向に注目。また、国有企業の改革も同時に実施され、
送配電業界を寡占する国家電網公司と中国南方電網公司の上場をめぐる動向が話題になろう。
非化石エネルギーへの安定的なシフトが重要に:
5 カ年計画にもある通り、中国は官民挙げて非化石エネルギー(水力、風力、原子力、太陽光、バイオマ
ス発電など)へのシフトを掲げている。一方で電力供給の効率・安全性や設備の過剰供給といった問題
は依然として存在するほか、化石燃料との価格競争力の確保に向けて当局は風力・太陽光の電力料金を
引き下げる計画だ。業界の健全な発展を確保しつつ、エネルギーシフトを進めることは至難の業といえ
よう。なお、非化石エネルギーを含め、電力の安定供給に効率的な送配電網は不可欠。この分野で実績
を持つ送配電設備メーカーは引き続き受注拡大が期待できる。
海外展開にも注目:
国内市場の飽和感を受け、電力会社や設備メーカーの海外展開は益々強まろう。電力会社による海外投
資の例は少ないが、設備メーカーはすでに「シルクロード経済ベルトと 21 世紀海上シルクロード」(一
帯一路)構想やアジアインフラ投資銀行(AIIB)を手がかりに、電力インフラ輸出を積極的に拡大。海
外事業が下振れ圧力が強い国内を補う成長分野に育ってきており、今後の動向が注目される。
(中国部・畦田)
2016 年 11 月 16 日
電力業界の設備投資額
億元
10,000
9,000
その他
風力
原子力
水力
火力
送電網
27
23
867
329
4,000
100
902
584
527
849
1,679
3,000
1,165
784
609
569
971
1,239
1,246
960
640
1,133
475
563
934
764
14
1,544
40
1,200
157
782
7,000
5,000
50
218
全体伸び率
8,000
6,000
%
60
※13年、14年の風力発電の投資額はその他の中に含まれている。
1,002
928
30
565
20
789
1,163
183
462
329
354
661
952
3,898
3,687
2,895
-10
3,661
3,894
4,118
4,640
3,566
2,249
1,000
0
-20
997
2,000
10
-30
-40
-50
0
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
16年1-9月
出所:CEIC
項目
新5カ年計画(16~20年)の電源分野の主な目標
15年実績
20年目標
年間発電量
(非化石エネルギー比率)
発電容量
5.7兆kWh
27%
15.3億kW
(石炭火力比率)
59%(9億kW)
(ガス火力比率)
4%(0.7億kW)
(非化石エネルギー比率)
34%(5.2億kW)
(水力)
21%(3.2億kW)
(風力)
9%(1.3億kW)
(太陽光)
3%(0.4億kW)
(原子力)
2%(0.3億kW)
出所:中電聯など
コメント
6.8~7.2兆kWh 年平均3.6~4.8%の伸びを想定。
31% 景気減速で低成長時代に
19.7億kW 供給過剰の傾向は着実に強まろ
55%(11億kW) う。その中で如何に石炭火力の伸
びを最小限に抑えられるかがカギ
5%(1.1億kW)
39%(7.7億kW)
非化石エネルギーの比率を4割に
17%(3.4億kW) 引き上げる目標。特に風力と太陽
11%(2.1億kW) 光の新設に力を注ぐ方針だ。一方
で市況のバランスや発電の効率性
6%(1.1億kW)
を考慮する必要もある。
3%(0.6億kW)
2016 年 11 月 16 日
億kWh
6000
%
発電量の推移
30
(16年1-2月の単月データは未発表)
その他
5000
水力
火力
25
伸び率
20
4000
15
10
3000
5
2000
0
-5
1000
-10
0
-15
出所:CEIC
億kWh
7000
%
電力消費量の推移
30
消費量
消費量(うち第2次産業)
6000
25
伸び率(前年同月比)
20
5000
15
4000
10
3000
5
0
2000
-5
1000
-10
0
-15
出所:CEIC
2016 年 11 月 16 日
重要な注意事項
当社の概要
商号等 内藤証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第24号
本店所在地 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋1丁目5番9号 主な事業 金融商品取引業
資本金 30億248万円(平成28年3月末現在)
設立年月 昭和18年4月
加入協会 日本証券業協会
指定紛争解決機関 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
連絡先 ご質問がございましたら、下記部支店までご連絡ください。
リスク等重要事項のご説明
リスクについて
〈株 式〉株価および為替相場(特に外国株式の場合)の変動等により損失が生じるおそれがあります。
〈債 券〉債券は市場金利の動向や発行者の信用状況等によって価格が変動するため、損失を生じるおそれがあります。さらに外国債券は為
替相場の変動などにより損失が生じる場合もあります。
〈投資信託〉組み入れた株式や債券など、有価証券の価格変動および為替相場の動向(特に外国通貨建て有価証券等を投資対象としている場
合)等により投資元本を割り込むおそれがあります。
〈株価指数先物・同オプション〉対象とする株価指数の動きにより損失が生じるおそれがあります。加えて、建て玉代金に比べ少額の委託証拠金
での取引が可能であり、株価指数の変動によっては損失額が委託証拠金を上回る(元本超過損)おそれがあります(オプション買方の場合は買
付代金とコストの合計額に限定されます)。
手数料について
〈株 式〉①対面取引の場合、 i)国内株式は約定代金に対して最大1.15%(税抜き以下同じ、但し最低2,500円)。ii)現地委託取引による外国
株式は売買金額に対し最大0.80%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。加えて、現地手数料として米国株式で外貨約
定代金の最大0.50%、香港株式で同0.25%(最低50香港ドル)、上海・深セン株式で同0.50%必要となるほか、各証券市場によってSEC Fee、
印紙税や取引所税等の費用が掛かる場合があります。また、為替に関しては内藤証券が決定したレートを用います。 iii)国内店頭(相対)取引に
よる外国株式は当社提示の取引価格の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。また為替は上記同様、当社為替レートを
用います。②コールセンター取引の場合、 i)国内株式は約定代金に応じて最大31,000円(最低2,500円)。ただ、月間取引回数等による割引き
あり。 ii)外国株式は対面取引と同様です。③インターネット取引の場合、 i)国内株式は手数料プランが複数に分かれており、この欄に表示する
のが難しいため、詳細は当社HP(http://www.naito-sec.co.jp/)にてご確認ください。 ii)現地委託取引による外国株式は売買金額に対して最大
0.40%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。また現地手数料並びに為替レート等は対面取引と同様です。なお、イン
ターネット取引では米国株式及び国内店頭取引による外国株式の取り扱いを行っていません。
〈債 券〉国内債券については売買委託手数料表をご確認ください。また、相対取引による外貨建て債券の売買に関しては当社が提示する価格
の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。円貨と外貨を交換する際には、外為市場等の動向をふまえて当社が決定した
為替レートを用います。
〈投資信託〉商品により異なりますので、詳細は「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧下さい。
〈株価指数先物・同オプション〉 i)株価指数先物は約定代金に対して最大0.08%。 ii)株価指数オプションは約定代金の最大4.0%(但し最低
2,500円)
◆本資料は、公表されたデータ等信頼できると考えられる情報に基づいて内藤証券が作成し、また記載された見解等の内容は全て作成時点の
もので時間の経過とともに不正確となる場合があり、過去から将来にわたって、その正確性・完全性を保証するものではありません。内容は今後
予告なく変更することがあります。◆本資料に基づいた投資によって発生する損益は全てお客様に帰属します。内藤証券は、故意または重過失
が無い限り、責任を負いません。◆本資料に提供される情報著作権等の知的財産権は、引用部分を除き、全て内藤証券に帰属します。お客様
は、事前に内藤証券の同意なく、本資料の内容及び情報を複製・譲渡・修正・変更または転送等の行為をすることができません。
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