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資料1b

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資料1b
組成と脂質の含有率(%)�
タンパク質
脂 質
炭水化物
灰 分
大 豆
40.3
21.7
32.2
5.7
小 豆
24.3
2.6
70.3
4.0
インゲン
23.8
2.6
69.2
4.3
エンドウ
25.1
2.7
69.7
2.5
たまご
12.3
10.3
0.3
1.0
リン脂質の抽出�
脂質のクロロホルム溶液
水,緩衝溶液
溶媒除去
膨潤
脂質フィルム
機械的振動
MLV
人工細胞膜(リポソーム)の作製
リン脂質�
内水層�
親水性�
疎水性�
人工細胞膜(リポソーム)の構造
多重層リポソーム
シャボン玉と分子膜形成
(1)低分子の沸点は、通常、分子量が大きいほど高い。たとえば、エタノールの沸点はメ
タノールの沸点より高い。エタノールとメタノールその構造式を示しながら、その理由を推
測せよ。
(2)水の分子量は、エタノールの分子量より小さいにもかかわらず、水の方が沸点は高
い。水の構造式を示しながら、その理由を推測せよ。
(3)フグの毒、テトロドトキシンは、アルカリ水による水洗によってある程度除去すること
ができるが、加熱調理しても毒性はあまりかわらない。一方、ハブの毒に含まれるホスホ
リパーゼAは、加熱することによって毒性が著しく低下する。この違いを、化学構造の視
点からも類推せよ。
生体膜の割断とそのレプリカ
細胞膜の構成成分
キモトリプシン
プロテアーゼとは、タンパク質を10個程度のアミノ酸分子にまで分解作
用を持つ酵素群の総称で、それらの中にはキモトリプシン、トリプシン、
ペプシンなど消化薬に含まれるものや、皮膚や血管の蛋白を分解する
エラスターゼなどがあります。
卵白リゾチームの全アミノ酸配列(一次構造)
1 Lys Val Phe Gly Arg Cys Glu Leu Ala Ala Ala Met Lys Arg His
16 Gly Leu Asp Asn Tyr Arg Gly Tyr Ser Leu Gly Asn Trp Val Cys 31 Ala Ala Lys Phe Glu Ser Asn Phe Asn Thr Gln Ala Thr Asn Arg 46 Asn Thr Asp Gly Ser Thr Asp Tyr Gly Ile Leu Gln Ile Asn Ser 61 Arg Trp Trp Cys Asn Asp Gly Arg Thr Pro Gly Ser Arg Asn Leu 76 Cys Asn Ile Pro Cys Ser Ala Leu Leu Ser Ser Asp Ile Thr Ala 91 Ser Val Asn Cys Ala Lys Lys Ile Val Ser Asp Gly Asn Gly Met 106 Asn Ala Trp Val Ala Trp Arg Asn Arg Cys Lys Gly Thr Asp Val 121 Gln Ala Trp Ile Arg Gly Cys Arg Leu 129
リゾチームとは、真正細菌の細胞壁を構成する多糖類を加水分解する
酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることか
ら溶菌酵素とも呼ばれる。ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれてい
る。工業的には卵白から抽出したリゾチームが食品や医薬品に応用さ
れている。
三次構造
細胞膜の構成成分
セルロース
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