Comments
Description
Transcript
モジュール形調節計 DMC10
No. CP-SS-1767 (第 12 版) モジュール形調節計 DMC10 概 要 モジュール形調節計DMC10は、モジュール形の2または4チャ ンネルの小形デジタル調節計です。 入力は、フルマルチ入力で熱電対、測温抵抗体、直流電圧、直 流電流に対応しています。 制御動作は、時間比例(オンオフ)PIDで制御出力には、リレー 出力、電圧パルス出力があります。 オプション機能の補助出力の使用により、電流出力での制御も 行えます。 セットアップ、制御パラメータ、設定値等のデータは、専用の パソコンローダにより設定を行います。 また、別売の専用指示設定器SDU10により、プログラムレス でモニタ/操作が行えます。 特 長 •• カレントトランス(CT)入力を各チャンネル毎に装備。 •• パソコンローダによる簡単設定。 また、試運転モニタも可 能です。 •• 高機能モデルでは、加熱冷却制御、リモートSP 制御、偏差 制御、分岐出力制御、ピーク電力低減制御が可能です。 •• 入/出力配線部は、コネクタタイプと端子タイプをご用意。 •• モジュール間の連結は、側面コネクタにより接続。 通信、電源の配線は不要です。 •• 高速外乱復帰機能“Quick-FiTTER”を搭載。 外乱発生時の温度復帰や反動オーバーシュートの抑制を行 い、できるだけ早く安定状態に復帰させます。 •• CEマーキングに対応しています。 •• 精度は±0.5% FS(標準モデル)、±0.3% FS(高機能モデル) です。 •• サンプリング周期は、500msです。 •• アナログ入力は、各種センサに対応したフルマルチ入力機能 を搭載。 •• 通信(RS-485)を標準搭載。プロトコルはCPL(アズビル(株) 標準)とMODBUSに対応。 さらに19200bpsをサポートで通信パフォーマンスを向上。 •• 30×100×110mmのコンパクトサイズ。 •• イベント出力は、チャンネル毎に2点ご用意 また、内部イベント機能で各チャンネル間のイベントの AND/ORの論理処理を可能にしました。 基本機能ブロック 制御出力 (OUT) プロセス入力(PV)/ リモート SP入力 ・熱電対 ・直流電流 ・測温抵抗体 ・直流電圧 専用パソコンローダ ローカル設定(LSP) 1∼8(2chモデル) 1∼4(4chモデル) ・リニアライズ ・バイアス ・フィルタ ・スケーリング ・小数点位置 ・リレー ・電圧 ・データ送受信 制御演算部 PIDオート チューニング ・設定値リミット ・設定値勾配 セルフチューニング 正/逆動作 外部スイッチ入力(各チャンネル2点) ・RUN/READY ・タイマ起動 ・偏差制御 ・SP組 ・DOラッチ解除 ・SP勾配解除 ・AUTO/MANUAL ・正/逆動作 ・AT ・Self Tunning・ Local/Remote ・出力リミッタ ・変化率リミッタ イベント(EV) ・PV上/下/上下限 ・偏差上/下/上下限 ・READY・MANUAL ・正/逆動作 ・AT ・Local ・チャンネル間偏差 上/下/上下限 ・Self Tunning ・ループ診断 ・タイマ ・ヒータ断線 ・操作端短絡 ・ALARM ・SP 勾配中 ・制御位置推定中 通信入出力(COMM) ・RS-485 補助出力(AUX) ・ヒータ電流入力 ヒータ断線検出 (CT:各チャンネル) 電源DC24V 1 (MV) ・PV ・PV1-PV2 ・FB ・SP ・MV 仕 様 形 番 制 御 チ ャ ン ネ ル DMC10□2T DMC10□2C DMC10□4T 2 2 4 4 端子台 コネクタ 端子台 コネクタ 数 外 部 機 器 と の 結 線 方 法 PV入 力 部 入 力 種 類 サンプリング周期 指 示 精 度 入力バイアス電流 許 容 配 線 抵 抗 配 線 抵 抗 影 響 入力インピーダンス 断 線 時 の 動 作 設定、表示 制御出力部 設 定 方 法 設 定 点 数 設 定 方 式 計器アドレス設定 前 面 表 示 L E D 制 御 出 力 方 式 制 御 動 作 P I D 組 数 出 力 定 格 時 間 比 例 周 期 比 例 帯(P) 積 分 時 間 ( I ) 微 分 時 間(D) 動作隙間(ON / OFF制御) 出力リミッタ上限 出力リミッタ下限 制御動作切り替え イ ベ ン ト 出 力 DMC10□4C 熱電対、測温抵抗体、直流電圧、直流電流、(表1参照) 500ms DMC10S:±0.5% FS±1digit ただし、熱電対の負の領域は±1.0% FS±1digit B熱電対のみ ±1.0% FS±1digit(800〜1800℃) 、±2.0% FS±1digit(260〜800℃) 、±5.0% FS ±1digit(260℃以下) DMC10D: ±0.3% FS±1digit ただし、熱電対の負の領域は±0.6% FS±1digit B熱電対のみ ±0.5% FS±1digit(800〜1800℃) 、±1.0% FS±1digit(260〜800℃) 、±5.0% FS ±1digit(260℃以下) 密着計装時端子温度補償部の誤差 端子配線モデル:±1.0℃ コネクタ配線モデル:±2.0℃ ・熱電対 :最大0.2μA(+端子から流れ出し) ・測温抵抗体:1mA(動作条件にて)(A端子から流れ出し) ・リニア :最大5μA(+端子から流れ出し) ・熱電対 :最大250Ω(全線合計) ・測温抵抗体(レンジ 21、24、27、28) :最大 80Ω(1線当り) ・測温抵抗体(レンジ 22、23、25、26、29、30):最大 10Ω(1線当り) ・リニア :最大250Ω(全線合計) ・熱電対 :最大0.2μV/Ω ・リニア :最大5μV/Ω 120Ω以下 (4-20mA入力レンジ)、1MΩ以上(直流電圧入力レンジ) 抵抗体断線:アップスケール 2 線以上断線:アップスケール 熱 電 対:アップスケール A線断線:アップスケール A-B線間短絡:アップスケール *1 測温抵抗体:右記参照 B線断線:アップスケール A-C線間短絡:アップスケール *1 電 圧 入 力:アップスケール C線断線:アップスケール *1 レンジ21、24については検出不可 電 流 入 力:ダウンスケール 専用ローダ(SLP-D10J20)、通信プログラム、専用指示設定器SDU10による 各チャンネル最大8点(2チャンネルモデル)、最大4点(4チャンネルモデル) 半導体不揮発性メモリ 前面のロータリースイッチによる 1点、動作内容設定可能(工場出荷時:供給電源ONで点灯) リレー出力 電圧パルス出力 時間比例PID、またはON/OFF 時間比例PID、またはON/OFF 1組/チャンネル 1組/チャンネル 接点定格:3A(DC30V/AC250V、抵抗負荷) 駆動方式:電圧駆動方式 接点形態:1a 解放時端子電圧:DC13V±5% 最小解放電圧:5V 内部抵抗:150Ω±5% 最小開閉電流:100mA 接点寿命:10万回(電気的) 5〜120s 加熱冷却制御時の冷却 1〜120s 加熱冷却制御時の冷却 側パラメータも同様 側パラメータも同様 0.1〜999.9% 0.1〜999.9% 0〜3600s 0〜1200s 1〜10000unit 出力リミッタ下限値〜100.0% 0.0〜出力リミッタ上限値 正/逆 0〜3600s 0〜1200s 1〜10000unit 出力リミッタ下限値〜100.0% 0.0〜出力リミッタ上限値 正/逆 加熱冷却制御のデッド ゾーン(DMC10D2のみ) 位 置 制 御 の デ ッ ド ゾーン(DMC10Dのみ) −100〜+100% 出 力 点 数 設 動 定 作 点 種 数 類 動 付 出 出 作 加 力 力 隙 機 動 定 間 能 作 格 4点(イベント出力付きモデル) 4点(イベント出力モジュールDMC10E使用時) 制御出力へのイベント動作の割付可能 *出力の合計は最大8点まで 8点(外部出力と内部バスへの出力の合計) PV上限、PV下限、PV上下限 偏差上限、偏差下限、偏差上下限、偏差上限(最終SP基準)、偏差下限(最終SP基準)、偏差上下限(最終SP基準) チャンネル間偏差上限、チャンネル間偏差下限、チャンネル間偏差上下限 READY状態、MANUAL状態、制御動作正状態、LOCAL状態 オートチューニング中、セルフチューニング中、 ループ診断、タイマー、ヒータ断線/過電流、操作端短絡検知 個別チャンネルPVアラーム、個別チャンネルアラーム、SP勾配中、モータ制御位置推定中 0〜10000unit 待機シーケンス、ラッチ、ディレイ、AND / OR論理 ON / OFF動作 AC250V、1A またはDC30V、1A 接 点 形 態 リレー出力、1a 接 点 寿 命 10万回(電気的) 0.1〜+25.0% 最 小 開 閉 電 圧 5V 最 小 開 閉 電 流 10mA 2 外部スイッチ 入 力 入 動 力 作 点 種 数 類 付 加 機 能 入 力 形 態 解放時端子電圧 許容ON時接点抵抗 許容OFF時接点抵抗 許 容ON時 残 留 電 圧 許 容OFF時 リ ー ク 電 流 状態保持最小時間 絶 縁 力 点 数 カ レ ン ト 入 トランス入力 計 測 範 囲 有 効 設 定 範 囲 電流値検出精度 補 助 出 力 出 力 形 式 ( A U X ) 許 容 負 荷 抵 抗 出 力 分 解 能 出 力 内 容 出 力 更 新 周 期 出 力 精 度 通 信 通 信 方 式 インタフェース方式 一 般 仕 様 電文キャラクタ メモリバックアップ 定 格 電 源 電 圧 許 容 電 源 電 圧 消 費 電 力 絶 縁 抵 抗 耐 電 圧 基 準 条 件 動 作 条 件 輸 送 保 管 条 件 ケ 取 使 付 質 ー ス 付 用 材 環 属 質 け 境 品 量 4点(外部接点入力付きモデル) 4点(内部バスからの入力) SP選択、RUN/READY切り替え、AUTO/MANUAL切り替え、Local/Remote切り替え オートチューニングの起動/停止、セルフチューニングの動作許可/禁止 タイマーイベントの起動トリガ、イベント出力のラッチ状態解除、CH間偏差制御切り替え、CH間偏差制御種類切り替え、 SP勾配解除 ・正/逆反転 ・ AND / OR論理 無電圧接点、またはオープンコレクタ DC13V±10% 250Ω最大(動作条件にて) 100kΩ最小(動作条件にて) 2V最大(動作条件にて) 100μA最大(動作条件にて) 100ms アイソレーション図参照 2点 0.4〜50.0A 0.4〜50.0A ±5% FS±1digit DC0〜20mA またはDC4〜20mA 設定により選択可能 最大510Ω 最低1/10000 PV、SP、CH間偏差PV、MV、レシオ前MV、加熱側MV、冷却側MV、モータフィードバック抵抗値 *MV時のPID設定範囲は時間比例制御時と同じ 500ms DMC10S ±0.5% FS(基準条件にて) DMC10D ±0.3% FS(基準条件にて) ただし、DC1mA以下は精度保証外 通信規格 RS-485(3線式) ネットワーク マルチドロップ方式、計器は子局のみ 情報の方向 半2重 同期方式 調歩同期 最大接続台数 ホスト機器含めて16台 伝送方式 平衡(ディファレンシャル)形 データライン ビットシリアル 通信線 送受信 3本 通信速度 2400、4800、9600、19200bps選択 通信距離 最大500m 通信応答待ち時間 1、10、100、200ms選択 その他 RS-485(3線式)に準ずる プロトコル CPL(アズビル(株)標準) MODBUS(ASCII形式) MODBUS(RTU形式) フォーマット ・ビット長8、偶数パリティ、1ストップビット ・ビット長8、パリティなし、2ストップビット 半導体不揮発性メモリ DC24V DC24V±10% DMC10S / DMC10D:最大5W(動作条件にて) DMC10E:最大3W(動作条件にて) 20MΩ最小 電源端子と2次端子間(DC500V絶縁抵抗計にて) AC500V、1min 電源端子と2次端子間/ケース間 周囲温度 23±2℃ 周囲湿度 60±5% RH 振 動 0m/s2 衝 撃 0m/s2 取付け角度 (基準面)±3° 周囲温度 0〜50℃ 周囲湿度 10〜90% RH(結露なきこと) 振 動 0〜2m/s2(10〜60Hz、X、Y、Z各方向2h) 衝 撃 0〜10m/s2(パネル取付け状態、上下方向3回) 取付け角度 (基準面)±10° 周囲温度 −20〜+70℃ 周囲湿度 10〜95% RH(結露なきこと) 振 動 0〜5m/s2(10〜60Hz、X, Y, Z各方向2h) 衝 撃 0〜392m/s2(ネジ取付け状態、上下方向3回) 0〜196m/s2(DINレール取付け状態、上下方向3回) 包装落下 落下高さ60cm(1角、3陵、6面)自由落下 ポリカーボネイト樹脂 DINレール、またはネジ止め 腐食性ガスなく、粉塵がひどくないこと 取扱説明書(簡易版) 200g 3 表1 入力種類・レンジ ● 熱電対入力 ● 測温抵抗体入力 使わない CHがある場合、下記レンジ番号に設定することで 制御出力OFFPVアラーム出力OFFになります。未使用CH へのPV入力処理が不要となります。 レンジNo. 仕 様 00 PV値:0℃固定、制御:OFF出力、PVアラーム:OFF レンジNo. センサ記号 21 Pt100 22 Pt100 23 Pt100 24 JPt100 25 JPt100 26 JPt100 27 Pt100 28 JPt100 29 Pt100 30 JPt100 31 Pt100 32 JPt100 33 Pt100 34 JPt100 ● 熱電対入力 レンジNo. センサ記号 01 K:CA 02 K:CA 03 K:CA 04 K:CA 05 J:IC 06 J:IC 07 E:CRC 08 09 10 11 12 13 14 T:CC DINU DINL R S PL Ⅱ B 温度範囲(℃) 0〜 1200 0〜 600 0〜+400 −200〜+400 0〜+800 −200〜+400 0〜 600 最小分解能(℃) 1 1 *1 1 *1 1 *1 1 1 *1 1 −200〜+400 −200〜+400 0〜 800 0〜 1600 0〜 1600 0〜 1200 0〜 1800 温度範囲(℃) −200〜+500 0〜 200 −50〜+100 −200〜+500 −50〜+100 −200〜+400 −100〜+300 −100〜+300 −50〜+150 −50〜+150 −75〜+175 −75〜+175 −100〜+200 −100〜+200 最小分解能(℃) 1 1、0.1 1、0.1 1 1、0.1 1、0.1 1 1 1、0.1 1、0.1 1、0.1 1、0.1 1、0.1 1、0.1 ● リニア入力 1 *1 1 *1 1 1 1 1 1 レンジNo. センサ記号 入力範囲 プログラマブル 41 4-20 mA 4〜20mA −2000 〜 +10000 42 1-5V 1〜5V −2000 〜 +10000 43 0-5V 0〜5V −2000 〜 +10000 44 0-1V 0〜1V −2000 〜 +10000 *1 高機能モデルのみ、本レンジの最小分解能は1、0.1℃となります。 最小分解能(℃) 1、0.1、0.01、 0.001 1、0.1、0.01、 0.001 1、0.1、0.01、 0.001 1、0.1、0.01、 0.001 ■ 入力センサの規格について 熱電対 K, J, E, T, R, S, B:JIS C 1602-1995 DIN U, DIN L:DIN43710-1985 PLⅡ:Engelhard Industries資料(IPTS68) 測温抵抗体 Pt100:JIS C 1604-1997 JPt100:JIS C 1604-1989 イベント出力モジュール DMC10E 特 長 •• DMC10Sとの組み合せでイベント出力点数の追加が可能。 •• サイドコネクタでの連結グループにつき、イベントモジュール1台を接続可能。 •• イベント出力モジュールの追加により、温調関係の幅広いアプリケーションに対応。 項 目 内 容 入 力 点 数 4点 出 力 動 作 ON / OFF動作 接 点 形 態 リレー出力 1a×2点、1c×2点 出 力 定 格 AC250V、1A またはDC30V、1A 接 点 寿 命 10万回(電気的) 最小開閉電圧 5V 最小開閉電流 10mA 動 作 種 類 PV上限、PV下限、PV上下限 偏差上限、偏差下限、偏差上下限、偏差上限(最終SP基準)、偏差下限(最終SP基準)、偏差上下限(最終SP基準) チャンネル間偏差上限、チャンネル間偏差下限、チャンネル間偏差上下限 READY状態、MANUAL状態、制御動作正状態、LOCAL状態 オートチューニング中、セルフチューニング中、 ループ診断、タイマー、ヒータ断線/過電流、操作端短絡検知 個別チャンネルPVアラーム、個別チャンネルアラーム、SP勾配中 動 作 隙 間 0〜10000unit 付 加 機 能 待機シーケンス、ラッチ、ディレイ、AND / OR論理 設 定 方 法 DMC10S、Dの内部バス出力を割り付ける 設 置 方 法 サイドコネクタにより接続 接 続 台 数 サイドコネクタで連結されたグループで1台まで DMC10S、D :DMC10E=N:1 電 源 電 圧 DC24V±10% 消 費 電 力 3W 4 形番構成 ■ 標準モデル ● 2チャンネルタイプ Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 基本形番 タイプ チャンネル数 配 線 制御出力 Ⅵ Ⅱ Ⅲ Ⅶ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅷ 例 DMC10S2TR0100 Ⅶ Ⅷ 内 容 オプション 追加処理 1 追加処理 2 DMC10 モジュール形調節計 S 標準タイプ 2 2 チャンネル T 端子台配線 C コネクタ配線 R リレー出力 V 電圧パルス出力 01 EV4 点+ CT2 点 02 RSW4 点+ CT2 点 03 EV4 点+ AUX2 点 04 RSW4 点+ AUX2 点 0 なし D 検査成績書付き Y ● 4チャンネルタイプ Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 基本形番 タイプ チャンネル数 配 線 制御出力 トレーサビリティ証明対応 Ⅱ Ⅵ 0 CE マーキング A CE マーキング、cUL Ⅲ Ⅶ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ 例 DMC10S4CR0000 Ⅷ 内 容 オプション 追加処理 1 追加処理 2 DMC10 モジュール形調節計 S 標準タイプ 4 4 チャンネル T 端子台配線 C コネクタ配線 R リレー出力 V 電圧パルス出力 00 なし 0 なし D 検査成績書付き Y トレーサビリティ証明対応 0 CE マーキング A CE マーキング、cUL ■ 高機能モデル ● 2チャンネルタイプ Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 基本形番 タイプ チャンネル数 配 線 制御出力 Ⅵ Ⅱ Ⅶ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ 例 DMC10D2TR0100 Ⅷ 内 容 オプション 追加処理 1 追加処理 2 DMC10 モジュール形調節計 D 高機能タイプ 2 2 チャンネル T 端子台配線 C コネクタ配線 R リレー出力 V 電圧パルス出力 01 CT 入力 2 点 EV4 点 02 CT 入力 2 点 RSW4 点 03 AUX 出力 2 点 EV4 点 04 AUX 出力 2 点 RSW4 点 05 CT 入力 2 点 EV2 点 EV(電圧)2 点 06 CT 入力 2 点 RSW2 点 EV(電圧)2 点 0 なし D 検査成績書付き Y トレーサビリティ証明対応 0 CE マーキング A CE マーキング、cUL * 複数台の DMC10 を密着取付でご使用される場合は、配線の作業性からコネクタ配線タイプをお勧めいたします。 5 ● 4チャンネルタイプ Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 基本形番 タイプ チャンネル数 配 線 制御出力 Ⅵ Ⅱ Ⅶ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ 例 DMC10D4CR0000 Ⅷ 内 容 オプション 追加処理 1 追加処理 2 DMC10 モジュール形調節計 D 高機能タイプ 4 4 チャンネル T 端子台配線 C コネクタ配線 R リレー出力 V 電圧パルス出力 00 なし 0 なし D 検査成績書付き Y 6 トレーサビリティ証明対応 0 CE マーキング A CE マーキング、cUL <加熱冷却制御モデル(2チャンネルモデルのみ対応)の形番選定方法> 加熱冷却制御の場合、各ループの出力を設定する必要があり、形番によります。4CHモデルでの加熱冷却モデルはありません。 設定内容と出力仕様の関係は次のとおりです。 下記の設定は、ローダを使用して一括書き込みを作ったときだけ設定されます。 ● 出力種類と形番 CH1出力ポート CH2出力ポート 利用可能形番 備 考 加熱: リレー 操作端タイプ OUT1 OUT2 • DMC10D2□R01□□ - 冷却: リレー EV3 EV4 • DMC10D2□R03□□ OUT1 OUT2 • DMC10D2□V01□□ EV3 EV4 • DMC10D2□V03□□ EV3 EV4 • DMC10D2□V01□□ OUT1 OUT2 • DMC10D2□V03□□ 加熱: 電圧 冷却:リレー 加熱: リレー 冷却:電圧 加熱: 電圧 EV3 EV4 • DMC10D2□R05□□ 冷却:リレー OUT1 OUT2 • DMC10D2□R06□□ 加熱: リレー OUT1 OUT2 • DMC10D2□R05□□ 冷却:電圧 EV3 EV4 • DMC10D2□R05□□ 加熱: 電圧 OUT1 OUT2 • DMC10D2□V05□□ 冷却:電圧 EV3 EV4 • DMC10D2□V06□□ 加熱: リレー OUT1 OUT2 • DMC10D2□R03□□ 冷却:電流 AUX1 AUX2 • DMC10D2□R04□□ 加熱: 電流 AUX1 AUX2 • DMC10D2□R03□□ 冷却:リレー OUT1 OUT2 • DMC10D2□R04□□ 加熱: 電圧 OUT1 OUT2 • DMC10D2□V03□□ 冷却:電流 AUX1 AUX2 • DMC10D2□V04□□ 加熱: 電流 AUX1 AUX2 • DMC10D2□V03□□ 冷却:電圧 OUT1 OUT2 • DMC10D2□V04□□ 加熱: 電流 AUX1 - • DMC10D2□X03□□ 冷却:電流 AUX2 - • DMC10D2□X04□□ - - - - - - - - - 1ループ制御だけ 周辺機器形番 ● イベント出力モジュール Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 基本形番 タイプ チャンネル数 配 線 制御出力 Ⅵ Ⅱ Ⅶ Ⅲ Ⅳ Ⅶ Ⅷ 例 DMC10E4CR0000 Ⅷ 内 容 モジュール形調節計 E イベント出力モジュール 4 4 点出力 C コネクタ配線 R リレー出力 00 なし 0 ● パソコンローダ ソフトウエア Ⅰ 基本形番 Ⅵ オプション 追加処理 1 追加処理 2 DMC10 Ⅰ Ⅴ Ⅱ CE マーキング、cUL 形 番 内 容 81440792-001 DMC10 用パソコンローダ J50 CE マーキング A ● コネクタセット(コネクタ配線タイプ用) Ⅱ 例 SLP-D10J50 タイプ SLP-D10 なし 0 日本語版、専用ケーブル付 * PC/AT 互換機 Windows 2000/XP 対応 7 内 容 コネクタセット(4ヶ入) 外形寸法図 ● DMC10□2T□□□□ (単位:mm) 本体 LDR M3.5端子ねじ 6 DMC10 21 11 22 12 23 13 24 14 25 15 26 16 27 17 18 29 19 30 20 ねじ取付用穴 (M3ねじ用) 1 2 4 3 5 6 DINレールへの着脱に 必要な寸法 M3.5端子ねじ (40) (9) 5 28 100 PWR C ねじ取付用穴 (M3ねじ用) ベース 32.3 4 ADR0 ベース (本体を外した状態) 110 30 8 本体の着脱に必要な寸法 ● DMC10□□C□□□□、DMC10E(イベント出力モジュール) (DMC10□□C□□□□) 10.5 30 8 本体 4 ベース (本体を外した状態) 105 ねじ取付用穴 (M3ねじ用) ベース LDR ADR0 6 32.3 PWR C CH3 CH1 11 22 12 23 13 24 14 25 15 CH4 100 21 CH2 26 16 27 17 28 18 29 19 30 20 ねじ取付用穴 (M3ねじ用) コネクタ (別売品) 4 M3.5端子ねじ (40) (9) 5 DMC10 DINレールへの着脱に 必要な寸法 本体の着脱に必要な寸法 (DMC10E4CR000□) 8 30 EV1 EV2 EV3 EV4 11 EV1 12 13 14 100 EV2 15 16 EV3 17 18 EV4 19 20 (9) 5 DMC10 DINレールへの着脱に 必要な寸法 1 8 2 3 5 6 結線図 ● DMC10シリーズ 2CHモデル CT入力(CH1) CT AUX出力(CH1) 21 + 21 + 21 A 22 22 − 22 − 22 B 23 23 C 23 外部スイッチ入力 (CH1/2) RSW1 23 RSW2 24 25 CT入力(CH2) CT リレー出力(CH3) 24 24 − 25 25 25 + AUX出力(CH2) 26 + 27 27 − イベント電圧出力 (CH3/4) イベント3 イベントリレー出力 外部スイッチ入力 (CH3/4) (CH3/4) イベント3 RSW3 28 イベント4 イベント4 28 + 29 + RSW4 29 30 30 − リレー出力(CH1) 直流電流入力(CH3) V mA 21 + 11 + 22 − 12 12 − 熱電対入力(CH1) 測温抵抗体入力(CH1) 直流電圧/ 23 + 熱電対入力(CH4) 測温抵抗体入力(CH4) 直流電圧/ 26 + 26 A 27 − 27 B 28 28 C 28 リレー出力(CH4) 29 29 29 − 30 30 30 + 直流電流入力(CH4) V mA 電圧出力(CH1) 11 13 13 C 14 − 14 B 15 + 15 A リレー出力(CH2) 電圧出力(CH2) 電圧出力(CH3) 24 26 2CH/4CHモデルとも共通 熱電対入力(CH3) 測温抵抗体入力(CH3) 直流電圧/ 21 イベントリレー出力 (CH1/2) イベント1 イベント2 4CHモデル 26 + 27 − 16 16 + 17 17 − 直流電流入力(CH1) mA V 13 + 14 − 15 + 熱電対入力(CH2) 測温抵抗体入力(CH2) 直流電圧/ 28 + 電圧出力(CH4) 18 18 C 19 − 19 B 20 + 20 A 直流電流入力(CH2) mA V 18 + 19 − 20 + * コネクタモデルも端子番号は同じです。 ■ 電源の接続 ● DMC10イベント出力モジュール 電源端子は次のように接続してください。 EV1 EV2 EV3 EV4 1 2 3 使用禁止 拡張イベント(CH1) EV1 EV2 + − DC24V±10% 11 11 11 12 12 13 13 14 14 拡張イベント(CH2) 15 15 14 NO 12 NC 13 取り扱い上の注意 ・連結しているモジュール間は、 電源が相互に接続されています。 ・連結しているモジュールのどれか一つに電源を供給してくだ さい。 ・電源は、連結しているモジュールの消費電力の総和を十分に まかなえるものを選定してください。 15 拡張イベント(CH3) EV3 EV4 16 16 17 17 18 18 19 19 20 20 DMC10 16 NO 17 NC 18 ■ CPL通信の接続 CPL通信(RS-485)は3線式接続です。 拡張イベント(CH4) 19 20 4 NO: Nomaly Open (開) NC: Nomaly Close (閉) DA 5 DB 6 SG CPL(RS-485) 例:5線式計器との接続方法 取り扱い上の注意 本器には終端抵抗相当が内蔵されているので外部に終端抵 抗を接続しないでください。 ■ 結線上の注意 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 結線は計器形番と端子番号を本体側面のラベルで確認してから行ってください。 端子の接続にはM3.5のねじに適合する圧着端子を使ってください。 圧着端子などが隣の端子と接触しないように注意してください。 入出力信号線は動力線や電源線から50cm以上離してください。また、同一の配線間やダクト内を通さないでください。 他の計器と並列接続する場合は、他の計器の条件をよく調べてから計装してください。 カレントトランスにはヒータ電流の流れる導線を貫通させてください。また、ヒータ電流は仕様に記載した許容電流を超えて 使用しないでください。本器を破損することがあります。 ・ 本器は電源投入後、安定のため最大10sは機能しないようになっています。その後運転状態に入りますが、規定の精度を満足 させるため、ウォームアップしてください。ウォームアップ時間は30min以上です。 ・ 結線が終わったら、通電前に接続して間違いのないことを確認してください。 9 ねじ取付時穴寸法図 (単位:mm) (30) +0.9 30+0.3 (100) 78.5±0.2 (5) 10±0.2 (5) 2-M3 各部の名称と機能 ■ 本 体 ■ ベース ローダジャック :DMC10パソコンローダSLP-D10J50(別売) に同梱されている専用ケーブルを接続し、 ローダで設定/モニタを行います 通信アドレス :上位通信時のアドレス設定を 行います 0:通信できません 1∼F:通信有効 4 ADR 0 取付ねじ穴 :2カ所あります M3ねじでベースを 固定します 通信切離しスイッチ :左側に連結した 機器とCPL通信を 行わないときに 使用します CONNECT←側 です (連結されています) LDR 6 C PWR POWERランプ :電源が供給されているときに 点灯します(工場出荷時) 電源投入後約10s間は初期化の ため点滅動作をします 取付ねじ穴 DINレールストッパ :DINレールに固定 するとき使用します レバー :本体を固定します 電源端子 番号 1 2 3 信号名 DC24V (+) DC24V (−) 使用禁止 CPL通信端子 :3線式RS-485の 接続端子です 番号 4 5 6 信号名 DA DB SG ■ モジュールの連結 本器はベース左右のコネクタで別のモジュールと連結でき ます。 モジュールの連結はDINレールへの取り付け、またはねじ取 り付けを行う前に作業してください。 連結することで、各モジュールの電源およびCPL通信が接 続され、配線を省くことができます。 CPL通信は、ベースの通信切離しスイッチで切離しができ ます。 10 取り付けについて ■ 入出力間アイソレーション 入出力間の相互アイソレーションを示します。 ■ 取り付け場所 次のような所には取り付けないでください。 ・ 高温、低温、高湿度、低湿度になるところ ・ 硫化ガスなど腐食性ガスのあるところ ・ 粉塵、油煙などのあるところ ・ 直射日光、風雨の当たるところ ・ 機械的振動、衝撃のあるところ ・ 高圧線の下、溶接機および電気的ノイズの発生源の近く ・ ボイラなどの高圧点火装置から15m以内 ・ 電磁界の影響のあるところ ・ 可燃性の液体や蒸気のあるところ PV CH1 OUT CH1 * PV CH2 OUT CH2 * PV CH3 OUT CH3 * PV CH4 RSW CH1 電 源 EVENT CH2 RSW CH3 EVENT CH3 * RSW CH4 EVENT CH4 * CT CH2 ローダ通信 11 EVENT CH1 RSW CH2 CT CH1 OUT CH4 * AUX CH1 ロジック AUX CH2 CPL通信 *:電圧出力タイプ時は、電源とアイソレーションされません。 :アイソレートしている。 :アイソレートしていない。 ご注文・ご使用に際しては、下記URLより 「ご注文・ご使用に際しての ご承諾事項」を必ず読んでいただきたくお願い申し上げます。 http://www.azbil.com/jp/product/cp/order.html お断りなく変更する場合もありますのでご了承ください。 〔ご注意〕 この資料の記載内容は、 本資料からの無断転載、複製はご遠慮ください。 ご用命は下記または弊社事業所までお願いします。 本 社 〒100-6419 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル 北海道支店 東 北 支 店 北関東支店 東 京 支 社 (011)781-5396 (022)290-1400 (048)621-5070 (03)6810-1211∼2 製品のお問い合わせは… 中 関 中 九 コールセンター: 部 西 国 州 支 支 支 支 社 社 店 社 (052)324-9772 (06)6881-3383∼4 (082)554-0750 (093)285-3530 0466-20-2143 〈アズビル株式会社〉 http://www.azbil.com/jp/ 〈COMPO CLUB 〉 http://www.compoclub.com/ 1999 年 4 月 初版発行 2015 年 1 月 改訂 12 版 (26) 12