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教育要項 - 福岡大学 医学部
育 要 項 平成二十五年度 教 七 隈 校 舎 ・福岡市 城 南区 七隈8-19- 1 医 学 部 ・福岡市 城 南区七隈7-45- 1 福 岡 大 学 病 院 ・福岡市 城 南区七隈7-45- 1 福岡大学筑紫病院 ・ 筑 紫 野 市 俗 明 院 1 - 1 - 1 附属大濠高等学校 ・福岡市中央区六本松1-12- 1 附属若葉高等学校 ・福岡市中央区荒戸3- 4-62 附 属 大 濠 中 学 校 ・福岡市中央区六本松1-12- 1 東 京 事 務 所 ・東 京 都 港区 虎ノ門2- 9-14 郵政福祉虎ノ門第1ビル4階 ☎(092)871-6631㈹ ☎(092)801-1011㈹ ☎(092)801-1011㈹ ☎(092)921-1011㈹ ☎(092)771-0731㈹ ☎(092)771-1981㈹ ☎(092)712-5828㈹ ☎(03)3501-6629㈹ 〒814-0180 〒814-0180 〒814-0180 〒818-8502 〒810-0044 〒810-0062 〒810-0044 〒105-0001 福岡大学医学部医学科 福 岡 大 学 平 成 25 年 度 教 育 要 項 福岡大学医学部医学科 平 成 25 年 度 教 育 要 項 授 業 時 間 表 全 学 部 1 時 限 9:00〜10:30 2 時 限 10:40〜12:10 3 時 限 13:00〜14:30 4 時 限 14:40〜16:10 5 時 限 16:20〜17:50 6 時 限 18:00〜19:30 福 岡 大 学 目 次 学生便覧(規程集) ……………………………1 皮膚科学 ………………………………………151 授業時間割 ………………………………………17 感染症学 ………………………………………154 平成25年度学費等納入金表 ……………………22 形成外科学 ……………………………………159 眼科学 …………………………………………161 第1学年講義要目 歯科口腔外科学 ………………………………164 解剖学Ⅰ ………………………………………23 医学入門 ………………………………………27 第4学年講義要目 医学概論Ⅰ ……………………………………29 呼吸器病学 …………………………………167 医学概論Ⅰ演習 ………………………………31 脳神経病学 …………………………………170 医学生のための生命科学 ……………………34 精神医学 ……………………………………176 医学概論Ⅱ ……………………………………36 法医学 ………………………………………183 医学概論Ⅱ演習 ………………………………38 CBT演習 ……………………………………186 循環器病学 …………………………………189 第2学年講義要目 泌尿器科学 …………………………………192 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 ……45 耳鼻咽喉科学 ………………………………196 生化学 …………………………………………51 救命救急医学 ………………………………199 一般・神経生理学 ……………………………61 麻酔科学 ……………………………………203 研究室配属 ……………………………………66 検査診断学 …………………………………206 免疫学 …………………………………………72 産科婦人科学 ………………………………208 解剖学 …………………………………………76 小児医学 ……………………………………214 臓器・病態生理学 ……………………………83 整形外科学 …………………………………217 組織細胞生物学各論 …………………………89 腫瘍・輸血・血液学 ………………………221 微生物学 ………………………………………93 症候・病態学演習 …………………………229 寄生虫学 ………………………………………99 医療情報社会学 ……………………………233 臨床修練入門 ………………………………236 第3学年講義要目 薬理学 ………………………………………101 第5学年講義要目 病理学総論 …………………………………107 臨床修練Ⅰ …………………………………243 社会医学 ……………………………………112 グローバル人材演習 ………………………120 第6学年講義要目 病理学各論 …………………………………123 臨床修練Ⅱ …………………………………245 臨床医学入門 ………………………………130 領域別集中講義Ⅰ …………………………249 臨床医学入門(地域医療体験実習)………134 領域別集中講義Ⅱ …………………………260 放射線科学 …………………………………136 領域別集中講義Ⅲ …………………………268 内分泌・代謝病学 …………………………139 消化器病学 …………………………………143 研究室配属集合場所 腎臓・膠原病学 ……………………………148 講義予定表 医学を学ぶ皆さんへ 医学部長/医学科主任 久 保 真 一 医学で学ぶべきものは、医療を支える知識と技術が重要であることは言うまでもありません。一方 で、再生医療や遺伝子治療などの新しい概念に代表されるように、深く生命、人間の根源に関わる倫 理の学問として追究されるべき時代を迎えています。また、医療における医師と患者の関係も、かつ ての医師による一方的な医師主導型医療から、両者が納得いくまで話し合って最良の方法を選択し、 協力して医療に当たる相互参加型医療へ、さらに患者中心型医療へ変化をしています。したがって、 これからの医師は、医学知識、医療技術はもちろんのこと、高い倫理性と豊かな人間性を併せ持たね ばなりません。医学科では「人が人を治療する」という原点に立ち、 「医科学者」 、 「医療技術者」と しても「人間」としても、質の高い医師の育成をめざします。 医学科では、質の高い医師を育成するため、 「医学教育モデル・コア・カリキュラム」 (文部科学省) を採用するとともに、 「医師国家試験出題基準」 (厚生労働省)を網羅したカリキュラムを取っており ます。また、教育スタッフは、学生の知識の応用力アップを意識した指導を心がけ、授業改革のため の研修(FD;Faculty Development)を重ねています。 平成 25 年度は大きなカリキュラム改訂の年となります。主なカリキュラムとしては、第 1 学年か ら医学専門の科目を設けています。特に医学の根幹となる解剖学については、第 1 学年から始まりま す。その他、看護体験、救急蘇生実習や施設見学などを実施し、早期から医学・医療に触れることが できます。第 2 学年から第 3 学年前半は基礎医学中心ですが、通常の講義に加え、問題発見解決型学 習(PBL;Problem - based Learning)であるテュートリアル教育を取り入れており、学生の問題 解決能力や自学自習の習慣を養います。また、実習に関しては学生一人ひとりが取り組める機器を確 保しています。研究室配属で、研究マインドの涵養を図ります。第 3 学年後半から第 4 学年にかけて の臨床医学は、短期集中型の統合教育を行い、また臓器別に内科・外科を融合した統合講義を実施す るなど、臨床実習開始前の臨床能力を養う教育を徹底しています。さらに、第 4 学年の終わりに実施 される、臨床実習に必要な知識と技術を評価するための 2 つの全国大学間共通試験、すなわち共用試 験シービーティー(CBT;Computer Based Testing)と客観的臨床能力試験であるオスキー(OSCE; 0bjective Structured Clinical Examination)にも備えています。第 5 学年から第 6 学年では、それぞ れの指導医の下、外来や病棟でベッドサイドラーニング(BSL;Bedside Learning)を行います。 特 に 内 科 学 に お い て は、4 週 間 の 診 療 参 加 型 臨 床 実 習 ク リ ニ カ ル ク ラ ー ク シ ッ プ(Clinical Clerkship)も取り入れて実施し、医師に必要な実践的な知識や技能の修得のみならず、患者さんへ の対応の仕方を身につけるとともに、医師国家試験への対策も指導しています。 医師は、日々進歩する医学、医療に遅れないように学び続けなければなりません。そのためにも、 大学では自学自習の姿勢を身につけることがとくに大事であり、中途半端な学習態度では医師になる ための知識と技術を十分に身につけることはできません。全国医学部長・病院長会議は、医師養成の グランドデザインを作成し、その中で第 1 学年の医師不適格者の進路変更と第 4 学年共用試験におけ る医師不適格者の判定を提言しています。 最後に、大学生活は、豊かな人間性を涵養し、生涯の友となる人との出会う場でもあります。また、 新たな体力をつける最後の時期でもあります。勉学の時と息抜きの時をきちんと区別し、実り多き一 年を送って下さい。 福岡大学の医学教育理念と カリキュラム 教務委員 廣 松 賢 治 福岡大学医学部は、「人間性豊かな臨床医の育成」「地域社会への医療奉仕」「重点的総合研究体系 の確立」という理念のもとに 1972 年に設立されました。医学科ではこの理念に沿って、豊かな人間 性と指導力・協調性を備え、総合的臨床能力を発揮して広く社会の医療と福祉に貢献できる医師及 び高度な知識と国際的・学際的視野を持ち医学の発展に貢献できる医学研究者を養成することを教 育の目的としています。 これらの目的を達成するためには学生自身が病める人と共にある医師像について常に考え、医師 になるという明確な目的意識を持って学生生活を送る事が望まれます。 卒業時に医師としてどのような能力が必要とされているのでしょうか。医師には医学知識はもと より、患者中心の医療の実践、信頼される人間関係を構築する能力、課題探求・解決能力、安全性 への配慮などが求められています。 このような社会の要請に対して本学科では、6年一貫の学部教育を大きく一般教養教育・臨床前 医学教育(基礎医学・社会医学・臨床医学) ・臨床実習の3期間に分けています。 第1学年では一般教養科目の修得と並行して、医学入門において医学を学ぶにあたって必要な基 本姿勢や、将来医師になった場合の心構えや医療現場での様々の課題について、その多面性・社会 性について理解し、将来医療人になるための使命感を醸成していきます。また、医学概論Ⅰ/Ⅱで、 コミュニケーション能力の向上や生命倫理、医療情報などに関する基本事項を学びます。さらに、 医学・医療をより深く考え、積極的に学習する意欲・専門医学学修能力を培うことを目的に、基礎 研究室配属、看護実習、心肺蘇生実習など臨床現場体験を実施しています。また、平成 25 年度から は、第1学年から基礎医学(解剖学)の先取り学習を導入し、第2学年以降の専門基礎医学教育へ の橋渡しとします。 第2学年および第3学年前半で学ぶ基礎医学科目は、将来どのような分野に進むにしろ必須の学 問です。医学は一つ一つ知識の積み重ねであり、基礎医学の知識のないところに臨床医学を積み上 げることは出来ません。科学の進歩を受けて、基礎医学の内容も膨大且つ高度でありますので、授 業時間内に集中して理解することは最も効果的な学習方法です。「教育要項」の該当する項目やキー ワードに予め目を通し、余裕を持って授業に参加するなど心がけて下さい。 第2学年の基礎医学科目内で実施される PBL テュートリアルや、毎週行われる基礎医学・社会医 学講座への研究室配属は、自ら問題を発見し、自己学習とグループ討論により問題を解決する能力、 リサーチマインドの養成および、将来の基礎医学・社会医学の若い担い手の萌芽的育成を目指して います。 第3学年後半および第4学年にわたる臨床医学科目は、臓器別統合講義が取り入れられています。 臨床科目と基礎科目の有機的統合、臓器・機能別集中配置、授業方法の改善などにより、より効率 よく修得ができるようにカリキュラムが工夫されています。この時期に第3学年前半までに学習し た内容をよく復習し、併せて疾病の病態生理を十分に理解しておくことが重要であり、これらの知 識が第5学年における臨床実習の効果を大きく左右します。 臨床実習に備えて、第3学年から医療面接や診断学などの臨床技能教育を取り入れています。 第4学年終了時には、2つの全国共用試験、すなわちコンピュータを用いた総合的知識を評価す る試験であるシービーティー(CBT;Computer Based Testing)と基本的診療能力と態度を評価す る客観的臨床能力試験のオスキー(OSCE;Objective Structured Clinical Examination)とにより 臨床実習に必要な知識・技能・態度が備わっているかどうかを判定します。 第5学年の 45 週は BSL(Bedside Learning、臨床修練Ⅰ)であり、従来の各科を1〜2週間単位 でローテイトするプログラムに加えて、平成 25 年度からは、内科系診療科4週間のクリニカルク ラークシップ(診療参加型臨床修練)が導入されます。この臨床修練Ⅰでは、代表的な疾患、症候 群の診断治療過程を学び、病棟、外来、検査室などで直接診療にチームの一員として参加すること により、基本的診療技能・患者中心の視点に立脚した医療態度・問題解決能力・コミュニケーショ ン能力を習得します。 第6学年では、領域別集中講義と臨床修練Ⅱで基礎から臨床医学までの医学知識と技能の総仕上 げを行います。領域別集中講義には、実力を自己評価するために国家試験形式での客観試験が実施 されます。臨床修練Ⅱは希望診療科での4週間以上のクリニカルクラークシップを原則とし、第5 学年よりもさらに深く診療に参加して学びます。 医師国家試験は医師法9条に基づいて、医師として医療に第一歩を踏み出すに際し、卒業時に具 有すべき医学及び公衆衛生に関する知識・技能について行われます。また将来、医学・医療を自主 的に学び続ける能力を判断するものであり、自分自身の力で越えなければならない関門であります。 このことを少しでも早く自覚して計画的に学習を進めることが重要です。講義や実習に積極的に参 加して、知識を総括し、整理しましょう。また、図書館、自習室、医学情報センターの資料、ある いは視聴覚教育システムなどを大いに活用し、思う存分学習に徹して下さい。 進級には、学年制がとられています。もし、実力が学年の評価基準に到達していないと判断され た場合や、不正な手段で進級を企てた場合などには、その学年全ての科目を再履修(留年)しなけ ればなりません。 医師には万人の信頼に値する立派な人格と教養が望まれます。この6年間に教師との豊かなふれ あいや友人達との絆を通して、人間愛に裏付けられた医学的素養を培い、日進月歩の医学をたゆま ず研鑽し続ける事の出来る生涯学習の基本を身に付けて、希望に満ちた将来への道を着実に歩んで 欲しいと思います。 教育要項について 教育要項は福岡大学医学部医学科における6年間の学部教育の基本を示したものです。 最初に医学部長からのメッセージ、医学教育の理念とともに、大学学則・履修規程・成績考査規 程のうちから医学科に関連した部分の抜粋が記載されています。引き続き、全学年の年間を通じた 授業科目の配置が表示されています。更に学年毎に履修する総ての科目について、担当教員、一般 目標、行動目標、学習方略、事前・事後学習の方法、評価の基準と方法、教科書及び参考書が示さ れています。 Ⅰ 担当教員名 Ⅱ 一般目標(General Instructional Objectives) 一般目標は、その科目を学ぶにあたり、期待される成果や到達すべき目標を概念的に示したもの です。これにより学年全体のカリキュラムの中で、どのような位置を占める科目であるかが判るで しょう。 Ⅲ 行動目標(Specific Behavioral Objectives) 行動目標は一般目標を達成するために修得すべき具体的な内容、つまりその科目を修得すれば学 習者は「何が出来るようになるか」という事について記載したものです。 Ⅳ 学習方略(Learning Strategies) 学習方略は授業がどのような形態、あるいはメディアを使用してなされるかを示したもので、学 習者が授業の準備や予習、復習をする際に有用です。 Ⅴ 事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 毎回の授業の予習と復習の方法が示されています。 Ⅵ 成績評価の基準および方法(Evaluation) 科目の修得状況をどのように評価するか、到達目標に達しているか否かを判定する方法と基準が 示されており、到達度に従って進級判定がなされます。 Ⅶ 教科書 教科書は原則として購入する事が望ましいものをあげています。 Ⅷ 参考書・文献 参考書は図書館などに備えてあるので、判らない点がある場合や、更に詳しく知りたい時に参照 して下さい。 科目毎にこれらを確認し、また各講義時間の講義項目やキーワード表を、講義の目次として利用 すると授業内容がよく把握できます。 信頼される医師として医学、医療に携わるには、終生にわたる研鑽が必要で、卒前教育はその第 一歩です。6年間で、知識・技能・態度を確実に学習出来るように教育要項を有効に使ってくださ い。教育要項の内容はインターネットで医学部ホームページの中の学習教育支援システム「IT’s class」にアクセスすれば見ることができますので活用してください。 学生便覧(規程集) 第1章 総 則 第1節 目 的 第1条 本学は、学校教育法第83条の規定に基づき、人文、法律、経済、商学、理学、工学、医学、 薬学及びスポーツ科学に関する専門的研究及び教授を行い、学識深く教養高き人材を養成する ことを目的とする。 2 第2条第1項に定める各学部の人材の養成に関する目的及びその他教育研究上の目的は、次 のとおりとする。 ⑻ 医学部は、人間性に富み高度な知識と技能を備えた人材を育成し、地域社会の多様なニー ズに応え、医療・看護を通して人類の福祉に貢献することを教育研究の理念とする。この 理念に基づき、医療専門職としての豊かな教養と高い倫理観を有し、生命の尊厳に基づい た患者中心の医療・看護を実践できる医療人及び高度な専門的知識により広く医学・看護 学の発展に貢献できる研究者を養成することを目的とする。 第2節 組 織 第2条 本学に人文学部、法学部、経済学部、商学部、商学部第二部、理学部、工学部、医学部、薬 学部及びスポーツ科学部を置く。 2 人文学部に文化学科、歴史学科、日本語日本文学科、教育・臨床心理学科、英語学科、ドイ ツ語学科、フランス語学科及び東アジア地域言語学科、法学部に法律学科及び経営法学科、経 済学部に経済学科及び産業経済学科、商学部に商学科、経営学科及び貿易学科、商学部第二部 に商学科、理学部に応用数学科、応用物理学科、化学科及び地球圈科学科、工学部に機械工学科、 電気工学科、電子情報工学科、化学システム工学科、社会デザイン工学科及び建築学科、医学 部に医学科及び看護学科、薬学部に薬学科、スポーツ科学部にスポーツ科学科及び健康運動科 学科を置く。 第10条 本学の医学部に附属病院を置く。 2 附属病院に関する規程は、別にこれを定める。 第2章 履 修 第1節 修業年限、学年、学期及び休業日 第12条 修業年限は、4年とする。ただし、医学部医学科及び薬学部については、6年とする。 2 学生は、8年を超えて在学することができない。ただし、医学部医学科及び薬学部については、 12年を超えて在学することができない。 3 前項の規定のほか、医学部医学科および薬学部にあっては、同一学年に在学できる年数は2 年を限度とする。ただし、医学部医学科にあって、同一学年に2年在学した後に退学し又は除 籍された者が、退学し又は除籍された学年への再入学を許可された場合には、再入学を許可さ れた学年に限り、さらに1年を限度として在学することができる。 第13条 学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。 第14条 学年を2期に分け、学年の始めから9月13日までを前期とし、9月14日から学年の終わりま でを後期とする。 第15条 休業日は、次のとおりとする。 ⑴ 日 曜 日 ⑵ 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日 ⑶ 春 季 休 業 4月1日から4月8日まで ⑷ 夏 季 休 業 8月4日から9月13日まで ⑸ 冬 季 休 業 12月26日から翌年1月4日まで −1− 学生便覧 福 岡 大 学 学 則(抜粋) 2 学長は、教授会の議を経て前項に定める休業日を変更することができる。 3 第1項に定めるほか、学長は特に必要があると認めるときは、臨時の休業日を定めることが できる。 4 第1項に定める休業日であっても、教授会が教育上必要と認める場合には、教務委員会の議 を経て授業を行うことができる。 第2節 定員、入学、転入学、編入学、転部・転科、留学、休学、退学、除籍、復学及び再入学 第16条 入学を許可する時期は、学年の始めとする。 第25条 病気その他のやむを得ない理由で長期にわたり欠席しようとする者は、所定の手続きにより、 学長の許可を得て休学することができる。ただし、入学年度の前期については原則として休学 することができない。 2 休学の1期間は当該年度内の前期、後期又は1年間とする。ただし、医学部医学科及び薬学 部は原則として当該年度1年間とする。 3 休学の開始の時期は前期又は後期の初めとする。 4 休学は、通算して4年を超えることができない。 5 休学期間は、在学期間に算入しない。 第26条 結核性その他伝染性疾患により療養の必要ありと認めた者には、学長は教授会の議を経てこ れに休学を命ずることがある。 第27条 休学した者は、休学期間満了前に所定の復学・休学・退学いずれかの手続きをしなければな らない。 第28条 学生が退学しようとするときは、その理由を具し、保証人連署をもって学長に願い出て許可 を受けなければならない。ただし、疾病による場合は、医師の診断書を添付しなければならない。 第29条 除籍は、次の各号の一に該当する者に対してこれを行う。 ⑴ 授業料等納入金を納入しない者 ⑵ 成績不振等で成業の見込みがないと認められる者 ⑶ 正当の理由がなく、出席が常でない者 ⑷ 死亡した者 ⑸ 休学期間満了時に、正当な理由がなく復学・休学・退学いずれの手続きも行わない者 第30条 退学者が再入学を願い出たときは、学長は教授会の議を経てこれを許可することができる。 2 再入学を願い出た者には、必要に応じて学力検査、面接を行う。 3 前2項の規定は、除籍された者が再入学を願い出た場合に、これを準用する。 4 前3項に基づく再入学の取扱いについては、別にこれを定める。 第3節 教 育 課 程 第31条 学部・学科の授業科目及び単位・時間数は、次の表に掲げるとおりとする。 (※印は必修科目 △印は選択必修科目とする。 ) 医学部医学科 科 目 分 野 人文科学 単位) 社会科学 総合教養科目( 共通教育科目 119 授 業 科 目(単位) 哲 学A⑵ 哲 学B⑵ 論 理 学A⑵ 倫 理 学A⑵ 倫 理 学B⑵ 宗 教 学A⑵ 日 本 史A⑵ 日 本 史B⑵ 東 洋 史A⑵ 西 洋 史A⑵ 西 洋 史B⑵ 日本文学A⑵ 中国文学A⑵ 中国文学B⑵ 西洋文学A⑵ 法 学A⑵ 法 学B⑵ 日本国憲法⑵ 政 治 学B⑵ 経 済 学A⑵ 経 済 学B⑵ 商 学B⑵ 社 会 学A⑵ 社 会 学B⑵ 教 育 論B⑵ 地 理 学A⑵ 地 理 学B⑵ 心 理 学B⑵ 文化人類学A⑵ 文化人類学B⑵ −2− 論 理 学B⑵ 宗 教 学B⑵ 東 洋 史B⑵ 日本文学B⑵ 西洋文学B⑵ 政 治 学A⑵ 商 学A⑵ 教 育 論A⑵ 心 理 学A⑵ 外国語 科目 (34 単位) △数学入門⑵ △統計入門⑵ △化学入門⑵ △生体の化学⑵ ※化学実験⑴ △物理科学入門⑵ △物理の世界⑵ ※物理学実験⑴ ※ミクロの生物科学⑵ ※マクロの生物科学⑵ ※生物学実験⑴ 地球環境⑵ 健康と医療⑵ 生命倫理と医療技術⑵ 国際化と日本⑵ 総合系列 人口と食糧⑵ 戦争と平和⑵ 情報と社会⑵ 文化と教育⑵ 科 目 科学・技術と社会⑵ 現代を生きる⑵ 地域文化⑵ 第1 第2 保健体育科目 (2単位) 単位互換科目 科目 分野 専 門 教 育 科 目 必 修 1 4 単 位 4,644時間 ※フレッシュマン・イングリッシュ⑷ 海外英語研修⑵ ※インターミディエイト・イングリッシュ⑷ △ドイツ語Ⅰ⑷ △フランス語Ⅰ⑷ △中国語Ⅰ⑷ △朝鮮語Ⅰ⑷ △スペイン語Ⅰ⑷ △ロシア語Ⅰ⑷ ※生涯スポーツ演習⑵ 他大学(短期大学を含む)の授業科目のうち医学部教授会が 適当と認める科目 授 業 科 目(単位数及び時間数) 医 学 概 論 Ⅰ(3単位) 医 学 概 論 Ⅱ(3単位) 医学生のための生命科学(2単位) 医 学 入 門(2単位) 解 剖 学 Ⅰ(4単位) 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学(99時間) 組織細胞生物学各論(60時間) 解 剖 学(232時間) 一般・神経生理学(75時間) 臓器・病態生理学(108時間) 生 化 学(129時間) 免 疫 学(48時間) 微 生 物 学(102時間) 寄 生 虫 学(30時間) 研 究 室 配 属(96時間) 薬 理 学(108時間) 病 理 学 総 論(66時間) 病 理 学 各 論(102時間) 社 会 医 学(135時間) 臨 床 医 学 入 門(84時間) 腎臓・膠原病学(42時間) 内分泌・代謝病学(54時間) 消 化 器 病 学(84時間) 眼 科 学(36時間) 皮 膚 科 学(30時間) 放 射 線 科 学(30時間) 感 染 症 学(18時間) 歯科口腔外科学(18時間) 形 成 外 科 学(18時間) グローバル人材演習(27時間) 法 医 学(57時間) 精 神 医 学(42時間) 産 科 婦 人 科 学(57時間) 整 形 外 科 学(42時間) 小 児 医 学(57時間) 泌 尿 器 科 学(36時間) 脳 神 経 病 学(60時間) 循 環 器 病 学(51時間) 呼 吸 器 病 学(45時間) 麻 酔 科 学(18時間) 救 命 救 急 医 学(24時間) 検 査 診 断 学(24時間) 腫瘍・輸血・血液学(48時間) 医療情報社会学(24時間) 症候・病態学演習(55時間) 再生・移植医学(18時間) 耳 鼻 咽 喉 科 学(36時間) 臨 床 修 練 入 門(151時間) C B T 演 習(63時間) 臨床修練Ⅰ(1,290時間) 臨 床 修 練 Ⅱ(180時間) 領域別集中講義Ⅰ(150時間) 領域別集中講義Ⅱ(120時間) 領域別集中講義Ⅲ(165時間) 2 前項に掲げる授業科目のほかに学部留学生の授業科目として日本語(8単位)を置く。 3 第1項のほかに自由履修単位として換算できる授業科目は、次のうちから学部が指定するも のとする。 ⑴ 共通教育科目、基礎教育科目及び専門教育科目のうち卒業に必要な単位数を超えて修得し た科目 ⑵ 関連教育科目 ⑶ その他、教授会が適当と認める科目 4 第1項及び第2項に掲げる授業科目のほかに随意科目を設けることができる。随意科目につ いては別に定め、卒業に必要な単位数に算入しない。 第32条 各授業科目の単位は、次の各基準による。 ⑴ 講義及び演習については、15時間から30時間までの範囲で各学部が定める時間の授業を もって1単位とする。 −3− 学生便覧 単位) 119 授 業 科 目(単位) 科 目 自然科学 共通教育科目 総合教養科目( 分 野 ⑵ 実験、実習及び実技等については、30時間から45時間までの範囲で各学部が定める時間の 授業をもって1単位とする。 ⑶ 授業科目について、講義、演習、実験、実習又は実技のうち二つ以上の方法の併用により 行う場合の単位数は、その組み合わせに応じ、前2号に規定する基準を考慮して各学部が 定める時間の授業をもって1単位とする。 ⑷ 前3号の規定にかかわらず卒業論文、卒業演習、卒業計画等の授業科目については、これ らの必要な学修の成果を考慮して単位数を定める。 2 医学部医学科の専門教育科目については、前項の規定にかかわらず、修得すべき単位に相当 する授業時間の履修をもって単位の修得に代えることができる。 第34条 8 医学部医学科の学生は、各学年ごとにその学年の専門教育科目の全科目を修得しなけれ ば次の学年に進級できない。また、第4学年においては、これに加えて全国共用試験(臨床実 習開始前の学生評価のための共用試験)において一定以上の成績を修めなければ次の学年に進 級できない。 9 医学部各学科の学生が修得しなければならない単位数、時間数は次のとおりとする。ただし、 単位互換科目については、その修得単位を卒業及び進級に必要な修得単位数に算入しない。 ⑴ 医学科は、共通教育科目については、総合教養科目の人文学科、社会科学及び総合系列科 目より6単位以上、自然科学より15単位以上、計21単位以上、外国語科目の第1外国語8 単位、第2外国語4単位以上、計12単位以上、保健体育科目の2単位、合計35単位以上、 専門教育科目については14単位と4,644時間を修得しなければならない。 第4節 学習修了の認定及び卒業 第35条 各授業科目の学習修了の認定は、試験等によるものとし、成績の評価は60点以上を合格、59 点以下を不合格とする。 2 60点以上の成績の評価を得た学生には、その授業科目所定の単位を与える。 第36条 試験は、定期試験、追試験及び再試験とする。 第36条の2 定期試験は、各学期末にこれを行う。ただし、医学部医学科の時間制の授業科目につい て所定の期日に行う場合も同様に取扱う。 第37条 病気その他やむを得ない理由によって定期試験を受けることのできなかった者に対しては、 成績考査規程の定めるところにより追試験を行うことがある。 第37条の3 医学部及び薬学部の学生に対しては、成績考査規程の定めるところにより、不合格科目 につき再試験を行うことがある。 第38条 本学の人文学部、法学部、経済学部、商学部、商学部第二部、理学部、工学部及びスポーツ 科学部にあっては4年以上、医学部医学科及び薬学部にあっては6年以上在学し、所定の授業 科目を履修して、所定の課程を修めた者は卒業とし、学士の学位を授与する。 2 前項の学位記の様式は別に定め、卒業証書を兼ねるものとする。 第39条 第36条に定める試験の実施及び成績の評価に関する規程は、別にこれを定める。 第5節 賞 罰 第40条 学業成績並びに品行の特に優秀な者、その他業績顕著な者は、これを表彰することがある。 第41条 本学の規則に違反し、学内の秩序を乱し、又は学生の本分に反する者は、これを懲戒する。 2 懲戒は、譴責、停学及び退学とする。ただし、退学は、次の各号の一に該当する者に対して −4− ⑴ 品行不良で改善の見込みがないと認められる者 ⑵ 学校の秩序を乱し、その他学生としての本分に反した者 第6節 授業料その他諸納入金 第42条 学生は、別表Ⅰの⑵に定めるところに従い、授業料等納入金を納入しなければならない。 第44条 削除 第45条 授業料等納入金は、次のとおり分割して徴収する。ただし第1期分納入時に全納することを 妨げない。 第1期分 毎年4月 30 日まで(ただし、新入生に限り別に定める。 ) 第2期分 毎年9月 30 日まで 第46条 授業料等納入金を定められた期日までに完納しなかった者は、除籍する。 第47条 授業料等納入金及び受講料に関する細部については、別に定める。 附 則 1 この学則は、平成25年4月1日から施行する。 2 第12条第3項の規定は、平成14年度の入学者から適用し、平成13年度以前の入学者に対しては従 前の規定による。 −5− 学生便覧 これを行う。 福岡大学学科履修規程(抜粋) 第1章 総 則 第1条 卒業資格を得るための履修は、学則第31条から第34条までの規定及びこの履修規程の定める ところによる。 第2章 科目の履修 第2条 8 医学部医学科の学生は、次の単位・時間、医学部看護学科の学生は、次の単位を修得しなけ ればならない。 (学則第34条参照) 人文科学 【医学科】 総合教養科目 ⑴共通教育科目 社会科学 …… 6単位以上 計21単位以上 総合系列科目 自然科学 …… 15単位以上 外国語科目 第1外国語…… 8単位 第2外国語…… 4単位以上 保健体育科目………………… 2単位 総計49単位以上と 4,644時間 ⑵専門教育科目…………………………………… 14単位と 4,644時間 (注)単位互換科目については、その修得単位数を卒業要件 49 単位以上と 4,644 時間のなかに 算入しない。また、進級する場合に必要な修得単位数についても同様とする。 【看護学科】 省略 第5条の2 医学部医学科の学生が原級に留まった場合は、再度その学年の専門教育科目の全科目を 受講し、受験しなければならない。その学年における専門教育科目の既得の全科目は、すべて これを無効とする。 第6条の5 医学部医学科の学生は、第1学年において共通教育科目については、総合教養科目とし て人文科学、社会科学及び総合系列科目より6単位以上、自然科学より15単位以上、計21単位 以上、外国語科目の第1外国語8単位、第2外国語4単位以上、計12単位以上、保健体育科目 の2単位、専門教育科目については14単位、合計49単位以上を修得しなければ、第2学年に進 級することができない。 ただし、47単位以上修得している学生については、医学部教授会の議を経て第2学年に進級 させることがある。この場合、進級後未修得科目の再履修が可能なものに限るものとし、不足 単位は第2学年で修得しなければならない。 附 則 この規程は、平成25年4月1日から施行する。 −6− 第1条 試験の実施及び成績考査については、学則第35条から第39条までの規定及びこの成績考査規 程の定めるところによる。 第2条 成績は、試験等により評価する。ただし、平素の成績を考慮することができる。 2 試験は、次の各号のいずれかに該当する方法により行う。 ⑴ 試験時に筆記によって行う試験 ⑵ その他の教務委員会が認めた方法による試験 3 教授会等において演習、演習及び論文、実習、実験、実技及びその他これに準ずるものと認 められた授業科目については、各学期末の定期試験によらず成績を評価することができる。 4 通年科目については、各学期の得点を考慮して評価する。 5 合格点の成績評価を得た学生には、その授業科目所定の単位を与える。 ただし、学費未納の者には、単位を与えない。 第3条 次の各号のいずれかに該当する場合には、試験を受けることができない。 ⑴ 試験を受けようとする科目をその学年において登録していないとき ⑵ 定められた期日までに授業料等納入金及び受講料を完納していないとき ⑶ 受験中に学生証を所持していないとき ⑷ 試験開始後20分以上遅刻したとき 2 前項の規定により、試験を受けなかった授業科目は無効とする。 第3条の2 医学部医学科の時間制の授業科目については、出席時間数が授業を行った時間数の3分 の2に満たない場合、原則として試験を受けることができない。 第4条 成績の評価は点数をもってするが、成績通知には評点又は秀A、優B、良C、可D、不可F、 放棄Hの評語をもってする。 2 成績標語は、次の基準によるものとする。 ⑴ 秀A 100点から90点まで ⑵ 優B 89点から80点まで ⑶ 良C 79点から70点まで ⑷ 可D 69点から60点まで ⑸ 不可F 59点以下 ⑹ 放棄H 試験放棄 3 可D以上を合格とし、不可Fは不合格とする。 4 第2項に規定する成績評価については、合否のみの成績評価を除き、次の各号に掲げるとこ ろに従い所定のGP評点を与える。 ⑴ 100点から90点まで=4.0 ⑵ 89点から80点まで=3.0 ⑶ 79点から70点まで=2.0 ⑷ 69点から60点まで=1.0 ⑸ 59点以下及び試験放棄=0.0 5 履修した各授業科目の単位数にそれぞれの前項で規定するGP評点を乗じ、その総和を総履修 単位数で除したものを、GPA評価とする。 第5条 受験中に不正行為を行った者に対しては、当該期間(前期又は後期)に完結する全授業科目 及び通年で実施する全授業科目を放棄とみなす。 2 前項で放棄とみなした科目については、追試験の対象としない。 −7− 学生便覧 福岡大学成績考査規程(抜粋) 第5条の2 受験中に答案を持ち出した者に対しては、その受験科目を放棄とみなす。 2 前項で放棄とみなした科目については、追試験の対象としない。 第6条 病気その他やむを得ない理由によって定期試験を受験することができなかった者に対しては、 本人の願出により追試験を行うことがある。 2 追試験の願出は、所定の書式により、病気の場合には医師の診断書を、病気以外のやむを得 ない理由の場合には証明書を添え、定期試験終了後5日以内に学生課に提出しなければならな い。 第7条 追試験は、定期試験終了後本学が定める日に1回だけ行う。 【平成19年度以降入学生適用】 第4条 成績の評価は点数をもってするが、成績通知には評点又は優A、良B、可C、不可Dの評語 をもってする。 2 成績標語は、次の基準によるものとする。 ⑴ 優A 100点から80点まで ⑵ 良B 79点から70点まで ⑶ 可C 69点から60点まで ⑷ 不可D 59点以下 ⑸ 放棄F 試験放棄 3 可C以上を合格とし、不可Dは不合格とする。 4 第2項に規定する成績評価については、合否のみの成績評価を除き、次の各号に掲げるとこ ろに従い所定のGP評点を与える。 ⑴ 100点から90点まで=4.0 ⑵ 89点から80点まで=3.0 ⑶ 79点から70点まで=2.0 ⑷ 69点から60点まで=1.0 ⑸ 59点以下及び試験放棄=0.0 5 履修した各授業科目の単位数にそれぞれの前項で規定するGP評点を乗じ、その総和を総履修 単位数で除したものを、GPA評価とする。 第5条 受験中に不正行為を行った者に対しては、当該期間(前期又は後期)に完結する全授業科目 及び通年で実施する全授業科目を放棄とみなす。 2 前項で放棄とみなした科目については、追試験の対象としない。 第5条の2 受験中に答案を持ち出した者に対しては、その受験科目を放棄とみなす。 2 前項で放棄とみなした科目については、追試験の対象としない。 第6条 病気その他やむを得ない理由によって定期試験を受験することができなかった者に対しては、 本人の願出により追試験を行うことがある。 2 追試験の願出は、所定の書式により、病気の場合には医師の診断書を、病気以外のやむを得 ない理由の場合には証明書を添え、定期試験終了後5日以内に学生課に提出しなければならない。 第7条 追試験は、定期試験終了後本学が定める日に1回だけ行う。 【平成18年度以前入学生適用】 第8条 追試験の得点は、80点を限度とする。ただし、情状によりこの制限を免除し、又は緩和する ことがある。 第9条 合格点の成績評価を得た科目は再履修することができない。 第10条 授業科目の再履修により合格点を得た場合は、その合格点をもって以前の不合格点に代える。 第11条 追試験の受験料は1科目につき2,000円とする。ただし、情状によりこれを減額又は免除する ことがある。 −8− 第12条 次の者に対しては、本人の願出により当該年度に受験した定期試験の科目について、学年末 に再試験を行うことがある。 (⑴〜⑶、⑸、⑹省略) ⑷ 医学部医学科の学生にして、不合格点の成績評価を得た者。ただし、単位制の科目については、 15単位以内とする。第3学年及び第4学年の専門教育科目については、その学年の科目数の 60%以内とする。 (追試験の結果、不合格点を得た科目を含む。 ) 第13条 3 医学部医学科学生の再試験の願出は、成績発表後所定の期日までに、願書を医学部事務 課に提出しなければならない。 第14条 再試験の得点は、60点を限度とする。 第15条 再試験の受験料は、1単位につき1,000円とする。ただし、医学部医学科の時間制の専門教育 科目は、1科目につき4,000円とする。 2 いったん納めた受験料は、これを返還しない。 附 則 この規程は、平成25年4月1日から施行する。 2学年以降の試験に関する内規および補足 ⑴ 前期に授業が開始され後期まで続く科目においては前期および後期終了時に試験を行う。前期・ 後期の中途に終了する科目については、それぞれの科目終了後に試験を行う。上記各試験の再試 験は、すべて学年末のみに行う。 ⑵ 進級は学則によって規定された科目についての試験および実習の成績から総合的に判定する。 ⑶ 福岡大学成績考査規程第3条の2に基づき、次のとおり定める。 ① 出席時間数が授業を行った時間数の3分の2に満たない科目でも本試験受験は認めるが、全科 目合格が原則である。ただし、出席時間数が授業を行った時間数の3分の2に満たない科目の 本試験不合格科目が1科目のみの場合は、再試験受験資格の有無を教授会で審議し決定する。 ② 第2学年以降の学生が、医学部医学科の時間制の授業科目を欠席したときは、欠席日より起算し て3日以内に所定の届出書に必要書類を添えて医学部長に提出しなければならない。ただし、 連続して欠席した場合は、最後に欠席した日より起算する。 ⑷ 第4学年においては、次のとおり進級判定する。 ① 前項に定めるもののほか全国共用試験(CBT、OSCE)の成績を加えて進級判定する。 なお、CBTの成績評価は、70%以上(四捨五入なし)を合格とする。 ② 全国模擬試験を受験すること。 ⑸ 第5学年においては、進級判定を次のとおり行う。 ① 臨床修練Ⅰを履修し、各科の実習評価において、全科から合格の評価を受けること。 ② 全国模擬試験を受験すること。 ⑹ 第6学年においては、卒業判定を次のとおり行う。 ① 臨床修練Ⅱを終え合格の評価を受けていること。 ② 領域別集中講義試験Ⅰ~Ⅲにおいては、原則としてⅠ~Ⅲ全てに合格しなければ総合試験を受 けることができない。なお、領域別集中講義試験の成績評価は、本試験および再試験ともに60 点以上を合格とする。 −9− 学生便覧 2 いったん納めた受験料は、これを返還しない。 ③ 領域別集中講義Ⅰ~Ⅲについては、領域別ごとの出席時間数が授業を行った時間数の3分の2 に満たない場合、原則として再試験を受けることができない。 ④ 全国模擬試験を受験すること。 ⑤ 総合試験成績で卒業判定する。総合試験の出題基準は国家試験に準ずる。判定基準は教授会で 審議し決定する。 − 10 − 医学部医学科 人 文 科 学 社 会 科 学 自然科学 総 合 教 養 科 目 総合系列科目 共 通 教 育 科 目 哲 哲 論 論 倫 倫 宗 宗 日 日 東 東 西 西 日 日 中 中 西 西 法 法 日 政 政 経 経 商 商 社 社 教 教 地 地 心 心 文 文 △ △ △ △ ※ △ △ ※ ※ ※ ※ 本 化 化 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 学 学 学 学 学 学 学 学 史 史 史 史 史 史 学 学 学 学 学 学 A B A B A B A B A B A B A B A B A B A B 学 学 憲 学 学 学 学 学 学 学 学 論 論 学 学 学 学 学 学 A B 法 A B A B A B A B A B A B A B A B 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 門 門 門 学 験 門 界 験 学 学 験 2 2 2 2 1 2 2 1 2 2 1 国 治 治 済 済 会 会 育 育 理 理 理 理 人 類 人 類 第 1 第 2 外 国 語 科 目 境 療 術 本 糧 和 会 育 化 会 る 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 ※フレッシュマン・イングリッシュⅠ ※フレッシュマン・イングリッシュⅡ ※フレッシュマン・イングリッシュⅢ ※フレッシュマン・イングリッシュⅣ ※インターミディエイト・イングリッシュⅠ ※インターミディエイト・イングリッシュⅡ ※インターミディエイト・イングリッシュⅢ ※インターミディエイト・イングリッシュⅣ 海 外 英 語 研 修 1 1 1 1 1 1 1 1 2 地 健 生 国 人 戦 情 文 地 科 現 環 と 医 理 と 医 療 技 化 と 日 と 食 と 平 と 社 と 教 域 文 学 ・ 技 術 と 社 代 を 生 き 命 康 倫 際 口 争 報 化 { ド ド { △ { △ { △ { △ { △ 専門教育科目 単位 理 理 理 理 教 教 本 本 洋 洋 洋 洋 文 文 文 文 文 文 数 学 入 統 計 入 化 学 入 生 体 の 化 化 学 実 物 理 科 学 入 物 理 の 世 物 理 学 実 ミ ク ロ の 生 物 科 マ ク ロ の 生 物 科 生 物 学 実 △ 保健体育科目 単位互換科目 本 本 国 国 洋 洋 第 1 学 年 授業科目 ※ ※ 球 A B A B A B A B A B A B 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習 Ⅰ 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習 Ⅱ 1 1 イ ツ イ ツ フ ラ ン ス フ ラ ン ス 中 国 中 国 朝 鮮 朝 鮮 ス ペ イ ン ス ペ イ ン ロ シ ア ロ シ ア 語 語 語 語 語 語 語 語 語 語 語 語 Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ 授業科目 ※ 印は必修 △印は選択必修 第 2 学 年 時間数 他大学(短期大学を含む)の授業科目のうち医学部教授会が適当と認める科目 ※ ※ ※ ※ ※ 医 学 概 論 医 学 概 論 医 学 生 の た め の 生 命 科 医 学 入 解 剖 学 Ⅰ Ⅱ 学 門 Ⅰ 3 3 2 2 4 − 11 − ※組 織 細 胞 生 物 学 総 論・ 遺 伝 学・ 発 生 学 ※組 織 細 胞 生 物 学 各 論 ※ 解 剖 学 ※一 般 ・ 神 経 生 理 学 ※臓 器 ・ 病 態 生 理 学 ※ 生 化 学 ※免 疫 学 ※微 生 物 学 ※寄 生 虫 学 ※研 究 室 配 属 99 60 232 75 108 129 48 102 30 96 学生便覧 学年別授業科目表 第4条別表 学年別授業科目表 第4条別表 医学部医学科 第3学年 授業科目 第4学年 時間 授業科目 第5学年 時間 授業科目 第6学年 時間 授業科目 時間 学 108 法 学 57 臨 床 修 練 Ⅰ 1,290 臨 床 修 練 Ⅱ 180 病理学総論 66 精 神 医 学 42 領域別集中講義Ⅰ 150 病理学各論 102 産科婦人科学 57 領域別集中講義Ⅱ 120 社 会 医 学 135 整形外科学 42 領域別集中講義Ⅲ 165 臨床医学入門 84 小 児 医 学 57 腎臓・膠原病学 42 泌尿器科学 36 内分泌・代謝病学 54 脳神経病学 60 消化器病学 84 循環器病学 51 眼 学 36 呼吸器病学 45 皮 膚 科 学 30 麻 酔 科 学 18 放射線科学 30 救命救急医学 24 感 染 症 学 18 検査診断学 24 歯科口腔外科学 18 腫瘍・輸血・血液学 48 形成外科学 18 医療情報社会学 24 グローバル人材演習 27 症候・病態学演習 55 再生・移植医学 18 耳鼻咽喉科学 36 薬 理 専門教育科目(必修) 科 医 臨床修練入門 151 CBT演習 履修すべき時間 63 852 908 1,290 615 時間 時間 時間 時間 (注)授業科目、時間数については変更することがある。 平成25年度より全学年に適用 − 12 − 平成12年3月1日 ( ) 制 定 改正 平成19年4月1日 (目的) 第1条 学則第30条に定める再入学の取扱いについては、同条に定めるほか、この規程による。 (再入学の許可) 第2条 本学を退学し又は除籍された者については、本条及び第6条の規定するところに従って、そ の入学時から起算して8年(医学部医学科にあっては12年)を超えない限り、退学し又は除籍 された時点において所属する学部への再入学を許可することができる。ただし、入学時から起 算して8年(医学部医学科にあっては12年)を超えない者であっても、再入学後において、学 則第12条2項に定める在学年限内に卒業することができない者については、再入学を許可しな い。 2 入学辞退者及び科目未登録等により就学の意思がないものとして除籍された者については、 再入学を許可しないものとする。 3 学則第41条の規定に基づいて退学の処分を受けた者については、特に反省が顕著であると認 められない限り、再入学を許可しないものとする。 4 再入学した者が退学し又は除籍された場合において、再度の再入学は許可しないものとする。 5 2年次以降の学年に編入学又は転入学した者の再入学については、第1項に規定する期間に 関し、別にこれを定める。 第3条 再入学の時期は、4月とする。 2 再入学を希望する者は、3月5日までに再入学願を当該学部事務課(室)に提出すべきもの とする。 (年次・学籍番号等の決定) 第4条 再入学者の年次(又は学年) 、在学年数、既修得科目及び単位数等の取扱いについては、教授 会において決定するものとする。 2 再入学者については、前項により決定された年次(又は学年)において付与される学籍番号 を使用する。 第5条 再入学に必要な授業料等納入金については、別にこれを定める。 (教育課程) 第6条 再入学者に対し、第4条第1項により決定された年次(又は学年)における教育課程を適用 する。ただし、既修得科目及び単位数等については、その当該教育課程において必要な授業科 目が開設されていない場合、教授会は、他の授業科目の履修をもってその授業科目の履修に替 えることができる。 第7条 医学部医学科にあって、同一学年に2年(平成13年度以前の入学生については3年)在学し た者が退学し除籍された場合には、第2条に定めるほか、その者が退学し又は除籍された時点 における学年の全授業科目について学則第53条に定める科目等履修生として履修し単位及び時 − 13 − 学生便覧 ○福岡大学における再入学の取扱いに関する規程 間を修得したときに限り、再入学を許可することができる。ただし、科目等履修生として履修 することのできる期間は1年を限度とする。 2 前項の規定する再入学の場合において、再入学者の学年については、教授会において決定す るものとする。 附 則 この規程は、平成19年4月1日から施行する。 − 14 − 学生便覧 医学部医学科開講科目(試験科目)一覧表 6月 7月 一学年 解 剖 学 9月 11 月 12 月 1月 二学年 Ⅰ 医学生のための生命科学 解 剖 学 Ⅰ 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 免 疫 学 (8月) 生 化 学 一般・神経生理学 解 剖 学 組織細胞生物学各論 臓器・病態生理学 微 生 物 学 寄 生 虫 学 解 剖 学 三学年 薬 理 学 放 射 線 科 学 皮 膚 科 学 腎臓・膠原病学 消 化 器 病 学 (5月) 消 化 器 病 学 病 理 学 各 論 社 会 医 学 病 理 学 総 論 形 成 外 科 学 内分泌・代謝病学 薬 理 学 (8月) 感 染 症 学 病 理 学 各 論 歯科口腔外科学 眼 科 学 四学年 産科婦人科学 法 医 学 全 国 共 用 試 験(CBT) 整 形 外 科 学 小 児 医 学 腫瘍・輸血・血液学 医療情報社会学 (2月) 症候・病態学演習 全国共用試験(OSCE) (5月) 麻 酔 科 学 呼 吸 器 病 学 検 査 診 断 学 精 神 医 学 循 環 器 病 学 脳 神 経 病 学 (8月) 耳鼻咽喉科学 泌 尿 器 科 学 救命救急医学 五学年 領 域 別 集 中 講 義 六学年 (4月〜5月) 第 1 試 験 循 環 器 病 学 内分泌・代謝病学 腎臓・膠原病学 消 化 器 病 学 腫瘍・輸血・血液・感染症学 第 2 試 験 呼 吸 器 病 学 脳 神 経 病 学 小 児 医 学 産科婦人科学 総 合 試 験 第 3 試 験 精 神 医 学 放射線科学・臨床検査医学 眼 科 学 皮膚科学・形成外科学 整 形 外 科 学 麻酔科学・救命救急医学 泌 尿 器 科 学 耳鼻咽喉・口腔系 社会医学・法医学・セー フティマネージメント (注) の1学年は通年科目の前期試験、2・3学年は中間試験を示す。 − 15 − ◎授業時間割(全学年) ◎学費等納入金表 時限 曜日 6月 解剖学Ⅰ(骨学講義・骨学実習含む) 5月 7月 月 火 − 17 − 水 木 物理学実験 / 生物学実験 金 10 月 11 月 統計入門 3 化学実験 第2外国語 B 2 5 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 物理学実験/生物学実験 マクロの生物科学 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 人文・社会・総合系列科目 人文・社会科学科目 生涯スポーツ演習Ⅱ 人文・社会科学科目 物理の世界 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 人文・社会・総合系列科目 人文・社会・総合系列科目 生体の化学 第2外国語 A(ドイツ語は B) インターミディエイト・イングリッシュ I 医学概論Ⅱ演習(心肺蘇生 / 研究室配属) 医学概論 Ⅱ 医学生のための生命科学 12 月 後 期 解剖学 I(中枢神経解剖学含む) 9月 医学概論Ⅱ実習(看護実習) 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 人文・社会科学科目 前 期 試 験 4 金 4 人文・社会科学科目 3 化学入門 木 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 5 4 3 ミクロの生物科学 水 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 5 人文・社会科学科目 4 生涯スポーツ演習 I 3 人文・社会科学科目 火 2 物理科学入門 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 3 数学入門 月 2 第2外国語 A 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 5 医学概論Ⅰ演習(研究室配属) 4 医学概論Ⅰ 3 医学入門(先端医療 ザ・プロフェッショナル) 2 1 4月 前 期 曜日 授業時間割 M1 時限 1月 後 期 試 験 M2 時限 曜日 月 火 水 − 18 − 木 金 5 4 解剖学 解剖学 試験︵細胞総論︶ 3 木 2 5 4 3 2 試験︵一般生理︶ 1 解剖学 微生物学 生化学 寄 生 虫 学 1 寄生虫学 微生物学 ∼ 1/5 試験︵寄生虫︶ 5 4 3 2 1 研究室配属【mentor/free talk/ゼミ形式】 12/21 1月 13 20 27 試験︵細胞各論︶ 5 4 免疫学 ∼ 8/25 7/27 水 3 2 生化学 夏 休 み 1 5 4 3 微生物学 16 23 30 6 寄 生 虫 学 5 4 研究室配属【mentor/free talk/ゼミ形式】 火 3 2 9 組織細胞生物学 各論 臓器・病態 生理学 2 組織細 胞生物 臓器・病態 学各論 生理学 微生物 4 11 18 25 冬 休 み 1 組織細胞生物学各論 臓器・病態生理学 臓器・ 病態生 理学 7 14 21 28 臓器・ 病態生 理学 9 16 23 30 臓器・ 病態生 理学 2 後 期 11月 12月 組織細胞生物学各論 2 一般・神経生理学 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 26 10月 試験︵微生物︶ 1 12 19 試験︵生化学︶ 5 細胞生物 海 の 日 組織細胞生物学総論・ 遺伝学・発生学 5 月 4 15 22 29 9月 秋 分 の 日 敬 老 の 日 一般・神経生理学 生化学 8 8月 医 学 祭 3 1 7月 天 皇 誕 生 日 2 3 10 17 24 組織細胞生物学総論・ 遺伝学・発生学 13 20 27 前 期 6月 体 育 の 日 1 6 こどもの日振替 昭 和 の 日 15 22 29 組織細胞 生物学総 論・遺伝学 ・発生学 8 5月 臓器・病態生理学 5 4 3 2 1 1 4月 時限 曜日 3 2月 10 17 24 ∼ 3/4 2/14 追 再 試 験 建 国 記 念 日 OSCE体験 試験︵解剖学︶ 成 人 の 日 試験︵病態生理︶ 寄生虫 中間試験︵解剖学︶ 金 試験︵免疫学︶ 憲法記念日 M3 時限 曜日 月 火 水 − 19 − 木 金 5 中間試験︵薬理学︶ 4 病理総論 社会医学 木 3 社会医学実習︵保健所等︶ 2 社会医学 5 4 3 2 1 放射線科学 病理学各論 社会医学 病理学各論 中間試験︵消化器︶ 1 試験 実習試験 ︵病理学各論︶ 社会 医学 眼科学 眼科学 形成外 科学 歯科口 腔外科 学 眼科学 眼科学 試験︵歯科口︶ 5 内分泌・代謝病学 消化器病学 眼科学 試験︵社会医学︶ 5 4 3 2 皮膚科学 1月 13 20 27 感染症 学 6 歯科 形成外 4 薬理学 水 3 ∼ 8/29 1 5 消化器病学 放射線科学 2 夏 休 み 7/20 4 12/21 消化器 病学 1/5 形成外 科学 感染症 学 眼科学 感染症 学 消化器 病学 9 16 23 30 形成外 歯科 1 グローバル人材演習 消化器 病学 2 歯科口腔外科学 5 4 火 3 2 内分泌・代謝病学 4 11 18 25 冬 休 み 3 社会医学 1 腎臓・ 膠原病 学 腎臓・ 膠原病 学 腎臓・膠原病学 消化器 病学 消化器 病学 内分泌 皮膚科学 代謝病学 試験︵放射線︶ 放射線科学 2 社会医学 7 14 21 28 腎臓 皮膚科 医学祭 1 5 4 3 9 16 23 30 放射線 科学 2 後 期 11月 12月 試験︵腎 臓︶ 5 月 2 1 5 4 3 2 1 26 秋 分 の 日 敬 老 の 日 4 5 12 19 体 育 の 日 病理学各論 15 22 29 海 の 日 地域医療体験実習 オリエンテーション ※ 薬理学 8 10月 消化器 腎臓 病理学総論 1 9月 天皇誕生日 3 10 17 24 8月 試験︵消化器︶ 2 3 試験 実習試験 ︵病理学総論︶ 13 20 27 7月 成 人 の 日 1 6 こどもの日振替 昭 和 の 日 15 22 29 薬理学 8 前 期 6月 試験︵薬理学︶ 臨床医学入門 5月 試験︵皮膚科︶ 5 4 3 2 1 1 4月 試験︵感染症︶ 試験︵眼 科︶ 試験︵形 成︶ 3 授業時間割 時限 曜日 2月 10 17 24 ∼ 3/4 2/14 追 再 試 験 建 国 記 念の 日 ∼ 試験︵内分泌・代謝︶ 腎臓 放射線科学 中間試験︵病理各論︶ 金 実習 発表 臨床医学入門︵看護実習を含む︶ 臨床医学入門︵地域医療体験実習︶ 臨床医学入門 病理学総論 憲法記念日 2/14 3/4 3 ∼ * 建国記念の日 臨床修練入門︵スキルスラボ演習・病棟実習︶ エOンSテCーEシオョリン OSCE 臨床修練入門︵診断学実習︶ 臨床修練入門︵スキルスラボ演習・病棟実習︶ 3 *:教授会議予定日 3月 2月 10 17 24 1月 13 20 27 追 再 試 験 整形外 科学 産科婦人科学 試験︵麻酔科︶ 循環器病学 * 検査診断学 * 循環器病学 泌尿器科学 麻酔科学 CBT演習 法医学 救命救急医学 * 13 20 27 試験︵脳神経︶ 月 火 水 − 20 − 木 金 CBT キャンプ 5 4 循環器病学 3 2 1 脳神経病学 脳神経病学 憲法記念日 5 3 2 1 5 * 精神医学 * 4 循環器 病学 脳神経 4 脳神経病学 3 CBT演習 2 法医学 1 5 4 3 2 精神医学 呼吸器病学 1 5 4 3 2 脳神経病学 呼吸器病学 1 15 22 29 6 * 呼吸器病学 精神医学 試験︵呼吸器︶ 脳神経病学 こどもの日振替 昭 和 の 日 8 5 試験︵循環器︶ * 検査診 試験︵精神医︶ 1 4 2 1 5 4 3 8/25 金 ∼ 試験︵検査診断︶ 海 の 日 耳鼻咽喉科学 2 木 7/27 水 夏 休 み 耳鼻咽喉科学 1 5 試験︵救 命︶ 4 3 2 1 4 3 2 1 火 症候・病態学演習 * 小児医学 産婦人科学 症候・病態学演習 * 試験︵泌尿器︶ 5 4 CBT演習 法医学 腫瘍・輸血・血液学 整形外科学 小児 医学 小児 医学 3 2 * 3 腫瘍・ 輸血・ 血液学 産科婦 人科学 産科婦 人科学 秋 分 の 日 敬 老 の 日 泌尿器科学 試験︵整形外︶ 腫・輸・血液学 * 体 育 の 日 8 1 医療情報 社会学 小児医学 法医学 CBT演習 腫輸血 整形外科学 26 12 19 15 22 29 医情社 小児 医学 医療情 報社会 学 医療情 報社会 学 小児 医学 試験︵産婦人︶ * CBT模試 3 10 17 24 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 試験︵医情社学︶ 5 8月 前 期 6月 5月 4月 M4 時限 曜日 CBT演習 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 医学祭 1 2 4 11 18 25 7 14 21 28 2 試験︵腫瘍血︶ 月 7月 ∼ 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 全国共用試験︵CBT︶ 試験︵小児科︶ * 試験 ︵法 医︶ 試験︵耳鼻咽︶ 時限 曜日 1/5 冬 休 み 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ CBT演習 CBT演習 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 5 9 16 23 30 6 CBT演習 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 天皇 誕 生 日 試験︵症候病態学︶ 9 16 23 30 後 期 11月 12月 10月 CBT演習 12/21 成 人 の 日 臨床修練入門 ︵診断学実習概説︶ 9月 臨床修練入門︵診断学実習︶ 診断学オリエ ンテーション 授業時間割 1/5 ∼ 2 総合試験 4 第三回全国模擬試験 医学祭 再試験︵第3回︶ 再試験︵第2回︶ 領域別集中講義Ⅲ試験 社会医学・法医学・セーフティマネージメント 秋 分 の 日 耳鼻咽喉・口腔系 社会医学・法医学・セーフティマネージメント 敬 老 の 日 整形外科学 泌尿器科学 麻酔科学・救命救急医学 第二回全国模擬試験 皮膚科学・形成外科学 眼科学 放射線科学・臨床検査医学 精神医学 再試験︵第1回︶ 領域別集中講義Ⅲ ∼ 領域別集中講義Ⅱ 領域別集中講義Ⅱ試験 海 の 日 産科婦人科学 小児医学 脳神経病学 呼吸器病学 第一回全国模擬試験 火 水 − 21 − 木 金 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 1 月 5 15 22 29 6 こどもの日振替 憲法記念日 領域別集中講義Ⅰ試験 昭 和 の 日 消化器病学 腫瘍・輸血・血液・感染症学 腎臓・膠原病学 消化器病学 内分泌・代謝病学 腎臓・膠原病学 循環器病学 内分泌・代謝病学 領域別集中講義Ⅰ 選択制クリニカルクラークシップ 8 4月 M6 時限 曜日 5 4 3 金 8/20 7/24 2 1 5 4 3 2 1 5 3 2 1 5 4 木 夏 休 み 5 15 22 29 8 1 水 3 10 17 24 4 3 火 12 月 2 1 5 4 3 2 1 体 育 の 日 13 20 27 前 期 6月 5月 12/21 11 18 25 14 21 28 7 16 23 30 19 26 2 9 9月 8月 7月 8月 時限 曜日 冬 休 み 総合試験 再試験 9 後 期 11月 12月 天 皇 誕 生 日 10月 1月 成 人 の 日 第四回全国模擬試験 16 23 30 6 13 20 27 3 2月 10 17 24 建国記念の日 − 22 − 7,126,110 24年度 年額 2,300,000 4,624,110 (3年) 2期 22年度 年額 2,300,000 4,617,610 (4年) 2期 21年度 年額 2,300,000 4,617,610 (5年) 2期 20年度 年額 授業料 2,300,000 (6年) 2期 1,956,000 1,956,000 3,912,000 1,956,000 1,956,000 3,912,000 1,956,000 1,956,000 3,912,000 1,956,000 2,500,000 1,956,000 2,500,000 3,912,000 1,956,000 2,500,000 1,956,000 2,500,000 3,912,000 1,956,000 小 計 344,000 2,300,000 344,000 2,300,000 688,000 4,600,000 344,000 2,300,000 344,000 2,300,000 688,000 4,600,000 344,000 2,300,000 344,000 2,300,000 688,000 4,600,000 344,000 2,300,000 344,000 4,800,000 688,000 7,100,000 344,000 2,300,000 344,000 4,800,000 688,000 7,100,000 344,000 2,300,000 344,000 7,300,000 688,000 9,600,000 教育充実費 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 8,500 5,000 5,000 5,000 5,000 7,500 7,500 7,500 7,500 父母 有信会費 後援会費 1.学友会費には、学生手帳代210円が含まれています。 2.7年次生以上の学費は、本表に掲げていないので会計課窓口に照会して下さい。 2,317,610 1期 入学 2,317,610 1期 入学 2,324,110 1期 入学 4,823,610 1期 入学 7,123,610 2,300,000 (2年) 2期 23年度 年額 4,826,110 1期 入学 特別教育 充 実 費 7,327,210 1,000,000 4,000,000 1,956,000 2,300,000 1期 入学金 学 生 納 付 金 9,627,210 1,000,000 4,000,000 3,912,000 合 計 (1年) 2期 入学 25年度 年額 区 分 医学部医学科 1,000 1,000 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 5,610 学友会費 (単位:円) 100 100 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 3,500 1,500 1,500 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 0 17,610 17,610 0 17,610 17,610 0 24,110 24,110 0 23,610 23,610 0 26,110 26,110 0 27,210 27,210 学健組合 学 健 卒 業 記 念 小 計 入 会 金 組合費 アルバム代 委 託 徴 収 金 学友会 入会金 平成25年度 学費等納入金表 第1学年講義要目 M1 解剖学Ⅰ 解 剖 学 Ⅰ Ⅰ.担当教員名 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎(科目責任者) 准 教 授 小 川 皓 一(副責任者) 講 師 フェリル ロリト 〃 遠 藤 日富美 助 教 入 江 豊 法 医 学 教 授 久 保 真 一 耳鼻咽喉科学 教 授 中 川 尚 志 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) ⑴ 臨床医学を修得していく上で基礎となる正常な人体の形態・構造・機能を理解する。 ⑵ 人体骨学実習を通して、形態学的思考方法や観察眼を養い、自学自習の精神を身に付ける。 ⑶ 「生命の尊厳」、「医の倫理」を直視し、医学を学ぶにふさわしい態度、高いレベルのモラルを 習得する。 ⑷ グループ学習の意義を理解し、グループの中での協調性、積極性と責任をはたす態度を身に つけ、他の学生と意見交換ができる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 肉眼解剖学的構造については; ⑴ 骨の基本構造と人の骨格の概要を説明できる。 ⑵ 人の骨格を構成する各骨の主要構造の名称を日本語・英語で書ける。 ⑶ 頭蓋を構成する骨の構造を説明できる。 ⑷ 筋、靭帯、循環器、末梢神経、内臓、感覚器の概要を示すことができる。 ⑸ 上記に基づき、身体の各部位の構造を局所解剖学的に説明することができる。 さらに構造面から機能を説明できる。 ⑹ 体表から主な器官の位置と形態を指し示すことができる。 ⑺ 生体の構造と位置関係について、三次元的に再構築することが出来、X線写真、US、CT、 MRI といった画像の理解に結びつけることが出来る。 ⑻ 人体を構成する器官とその主要な部位名を英語で書くことができる。 中枢神経系の構造については; ⑴ 脳・脊髄の構成・構造を説明できる。 ⑵ 中枢神経各部位の機能を説明でき、さらに各部の統合的機能を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ⑴ 講義(通常講義・視聴覚コンピューター教材使用講義)に出席し、重要な事項を把握する。 ⑵ 毎週、講義前半の小テストを受ける。講義予定範囲を確認し、同範囲の肉眼的構造を把握す ると共に機能及び臨床医学的意義を理解する。 − 23 − 第1学年 非常勤講師 福 田 孝 一(熊本大学大学院生命科学研究部形態構築学分野教授) M1 解剖学Ⅰ ⑶ 教科書・実習テキスト・配布シラバスなどで予習をする。 ⑷ 骨学実習を行い、知識を確認するとともに、不明な点はその場で教科書、iPad などで調べる。 ⑸ 骨学実習は小グループで行う。グループ討論を通して実習手順を決め、必要に応じ観察部位を スケッチする。 ⑹ 実習中に担当教員から学習方法について指導を受ける。 ⑺ 実習に参加し、医学生としての問題意識を自覚し、生命の尊厳や医の倫理について考える。 ⑻ Team based learning, PBL テュートリアルで学生は小グループに分かれ、グループへ与えら れた課題に取り組み、学習成果を発表する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ⑴ 講義を受ける前と後に指定教科書の対応部分を読む。 ⑵ 毎週の小テストのために、教科書を読み、理解する。 ⑶ 教科書に記載されている “復習項目” を確認する。 ⑷ ITʼS CLASS で教材をダウンロードし確認する。 ⑸ ITʼS CLASS でレポートを提出する。 ⑹ 講座作成の “解剖学ワークブック” を活用する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) ⑴ 前期試験、後期試験(マルチプルチョイス方式または記述式)。 ⑵ 必要に応じて、実習試験、口頭試問、小テストを行う。 ⑶ 実習の記録、team based learning、PBL テュートリアルの課題に対するレポートを提出させ、 評価を行う。 ⑷ 年間を通しての学習姿勢・実習態度・成果、出席状況も評価の対象とする。 ⑸ 最終成績評価は前期試験:後期試験:上記⑵、⑶、⑷= 3.5:3.5:3 の比率で行う。 Ⅶ.教科書 (必須)臨床のための解剖学 Keith L. Moore 訳 佐藤達夫 MEDSI (必須)神経解剖カラーテキスト 原著第3版 訳 野村 嶬、水野 昇 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 (推薦)相磯貞和 訳:ネッター解剖学アトラス 原著第5版 南江堂 (推薦)山下 廣 訳:グラント解剖学図譜 第6版 医学書院 (推薦)横地千仭 訳:Rohen 解剖学カラーアトラス 第5版 医学書院 (推薦)坂井建雄 訳:ヴォルフ・ハイデッガー人体解剖 カラーアトラス 1・2 MEDSI (推薦)森 於莵、他:分担解剖学 金原出版 (推薦)伊藤 隆:解剖学講義 南山堂 (推薦)松村譲兒:イラスト解剖学 中外医学社 (推薦)塩田浩平 訳:グレイ解剖学 原著第2版 エルゼビアジャパン (推薦)佐藤達夫 訳:人体解剖カラーアトラス R. T. Hutchings 南江堂 (推薦)井出千束 訳:フィッツジェラルド神経解剖学 M. J. T. フィッツジェラルド 西村書店 − 24 − M1 解剖学Ⅰ No. 月 日 曜 限 1 4 15 月 2 3 22 月 4 5 29 月 6 7 5 11 土 8 13 月 10 20 月 12 13 27 月 14 15 6 3 月 16 17 10 月 18 19 17 月 20 21 24 月 22 23 7 1 月 24 25 8 月 26 27 13 土 28 29 22 月 30 31 9 16 月 32 33 30 月 34 35 10 5 土 36 37 7 月 キーワード 授業形態 講 義 1 久 保 解 剖 学 序 論 1 医学の歴史、医療倫理 2 立 花 解 剖 学 序 論 2 臨床解剖学とは、医学用語 〃 1 入 江 骨 学 1 骨学総論、関節 ・ 靭帯学総論、筋 学総論 〃 学 2 上肢帯・自由上肢の骨、胸郭、脊 柱、骨盤、下肢帯・下肢の骨 〃 2 〃 1 〃 〃 〃 課題学習 2 〃 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 〃 1 2 11 項 目 1 骨 小 川 骨 〃 骨 全 員 骨 学 3 脳頭蓋、顔面頭蓋 学 4 〃 習 標本を用いた実習 学 実 講 義 〃 実 習 2 〃 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 〃 講 義 1 小 川 解 剖 学 総 論 1 心血管系、リンパ系、神経系 2 入 江 解 剖 学 総 論 2 解剖学と画像診断、レントゲン、 CT 、MRI 、US 入門 〃 1 立 花 胸 部 1 胸郭、胸壁の筋 ・ 血管 ・ 神経、肺、 胸膜 〃 〃 〃 2 〃 胸 部 2 1 〃 胸 部 3 2 〃 胸 部 4 1 〃 腹 部 1 2 〃 腹 部 2 〃 〃 1 〃 腹 部 3 腹部内臓、血管系 〃 2 〃 腹 部 4 〃 〃 1 〃 腹 部 5 2 〃 腹 部 6 1 〃 2 〃 1 遠 藤 骨 〃 腹壁の筋 ・ 血管 ・ 神経、腹膜腔 横隔膜、腎臓、副腎、後腹壁 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 課題学習 〃 〃 〃 講 義 盤 と 会 陰 1 骨盤壁、骨盤内臓 盤 と 会 陰 2 〃 〃 2 〃 1 〃 〃 〃 課題学習 2 〃 〃 〃 〃 1 〃 骨 盤 と 会 陰 1 2 〃 骨 盤 と 会 陰 2 1 〃 2 〃 1 骨 心臓、大血管、縦隔 入 江 下 講 義 外生殖器、会陰 〃 〃 〃 〃 課題学習 〃 〃 〃 肢 − 25 − 1 殿部・大腿の筋・血管・神経 講 義 第1学年 9 担当者 M1 解剖学Ⅰ No. 月 日 曜 限 38 10 月 2 21 月 1 〃 2 項 目 授業形態 2 殿部・大腿の筋・血管・神経 下 肢 3 下腿・足の筋・血管・神経・関節 〃 〃 下 肢 4 〃 〃 1 〃 上 枝 1 42 2 〃 上 枝 2 〃 〃 43 11 11 月 1 〃 上 枝 3 前腕・手の筋・血管・神経・関節 〃 44 2 〃 上 枝 4 〃 〃 40 41 28 月 45 18 月 46 2 47 25 月 48 2 月 50 51 7 土 52 53 9 月 54 55 16 月 56 1 6 月 58 59 60 1 2 49 12 57 1 8 水 1 入 江 下 キーワード 肢 39 7 担当者 上肢帯・上腕の筋・血管・神経 講 義 〃 頚 部 1 鼻腔・平衡聴覚器・頚部の内臓、 咽頭、喉頭 〃 頭 頚 部 2 〃 〃 フェリル 頭 頚 部 3 顔面・視覚器・口腔の筋、頭部の 血管・神経 〃 頚 部 4 〃 〃 中 川 頭 〃 〃 頭 小 川 中 神 経 1 枢 神 経 2 総論、大脳、小脳、大脳皮質 〃 〃 〃 〃 〃 課題学習 〃 〃 〃 2 〃 1 〃 2 〃 1 〃 中 枢 神 経 3 2 〃 中 枢 神 経 4 〃 〃 非常勤講師 中 福 田 枢 神 経 5 脊髄・脳幹の内部構造、脳神経核 〃 〃 〃 1 中 枢 脳血管、髄液、脳幹、脳室 講 義 2 〃 中 枢 神 経 6 1 〃 中 枢 神 経 7 2 〃 中 枢 神 経 8 〃 〃 1 〃 中 枢 神 経 9 視床下部、大脳辺縁系、大脳基底 核 〃 2 〃 中 枢 神 経 10 〃 〃 − 26 − 小脳の機能解剖、視床 〃 M1 医学入門 医学入門(先端医療 ザ・プロフェッショナル) Ⅰ.担当教員名 脳神経外科学 教 授 井 上 亨(科目責任者) 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(副責任者) 呼 吸 器・ 乳 腺 内 教 授 岩 﨑 昭 憲 分泌・小児外科学 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦 整形外科学 准 教 授 伊 﨑 輝 昌 産科婦人科学 教 授 宮 本 新 吾 救命救急医学 教 授 石 倉 宏 恭 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 放射線医学 教 授 吉 満 研 吾 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫 形成外科学 教 授 大慈弥 裕 之 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医学部医学科に入学した初年次に、福岡大学病院で行われている先端医療の現場から講師を迎え、 自由闊達な意見交換を行い、医学を学ぶにあたって必要な基本姿勢や、将来医師になった場合の心 構えや医療現場での様々の課題について、その多面性・社会性について理解し、将来医療人になる ための使命感を醸成していく。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.将来の医療人としての大切な心構えを説明できる。 2.医療人・医学研究者の魅力とやりがいについて説明できる。 3.医学・医療の進歩における医学研究の重要性を説明出来る。 4.高度専門医療とプライマリケアーについて、意義、必要性等を説明できる。 5.医療現場での様々な課題を列挙できる。 6.チーム医療の重要性について説明できる。 7.地域医療の重要性について説明できる。 8.将来の理想の医療人への道(キャリアーデザイン)を考え、今から必要なことが何かを列挙 できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 担当教員が、それぞれの専門医療の現場から見た将来のキャリアーデザインに必要な事柄を講義 時間内に熱く語るので、これに出席し、積極的に質問をし、議論を通して理解を深める。 各授業について次回講義までに、ポートフォリオ(この講義で私が学んだこと、考えたことなど に関するレポート)を提出する。 − 27 − 第1学年 心臓血管外科学 教 授 田 代 忠 M1 医学入門 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.教育要項のキーワードを中心に各人調べて講義に臨む。 2.講義・講演内容、授業中の討論を振り返り、学んだこと、考えたこと、更に調べたことなど をポートフォリオ(レポート)に作成する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.出席状況、授業態度、ポートフォリオ(レポート)などを総合的に判断する。 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 必要時、各担当者が講義の中で紹介する。 No. 月 日 曜 限 1 項 目 キーワード 授業形態 講 義 15 月 3 井 上 君 が 外 科 医 に な る 日 2 22 月 3 岩 﨑 3 29 月 3 廣 松 キ ャ リ ア ー・ デ ザ イ ン 11 土 3 5 13 月 3 柳 瀬 臨 床 医 学 の お も し ろ さ 若い人に忍び寄る生活習慣病 講 義 6 20 月 3 心 臓 手 術 の 歴 史 と 未 来; 田 代 どのように始まり、どこに 向かうのか 心臓手術、歴史、過去、未来 〃 7 27 月 3 伊 﨑 関 節 手 術 の 最 前 線 整形外科、関節鏡手術、スポーツ 医学 〃 月 3 卵巣癌の新たな治療戦略 宮 本 (創薬開発と医療イノベー ション) トランスレーショナル・リサー チ、卵巣癌、標的治療薬、臨床試 験 〃 9 10 月 3 石 倉 医療の原点 −救命救急− 救急医療、集中治療管理、災害医 療、重症病態 〃 10 17 月 3 安 波 34 年 間 の 膵 島 細 胞 移 植 研 究より学んだこと 先進医療、再生医療、膵島細胞移 植、ライフワーク 〃 11 24 月 3 吉 満 放 CT 、MRI 、IVR 、RI 、放射線治療 〃 4 8 4 担当者 5 6 3 外科、脳神経外科 チーム医療で支える命の絆 肺移植、ロボット手術、チーム医 ( 肺 移 植・ ロ ボ ッ ト 手 術 ) 療、生命 〃 〃 射 線 医 学 〃 10 年後の理想の医療人への道を 想起し、1年次の今から何が必要 かを考える 課題学習 〃 〃 1 月 3 坪 井 臨床神経学から脳機能の解 明へ 大脳、小脳、大脳基底核、辺縁系 〃 8 月 3 大 慈 弥 再 建 外 科 と 抗 加 齢 医 学 再 建 外 科、 マ イ ク ロ サ ー ジ ャ リー、乳房再建、抗加齢医学、美 容外科 〃 14 13 土 3 廣 松 キ ャ リ ア ー・ デ ザ イ ン 10 年後の理想の医療人への道を 想起し、1年次の今から何が必要 かを考える 課題学習 15 22 月 3 鍋 島 総合診療医からのメッセージ 内科診断学、プライマリーケア、 家庭医、地域医療 講 義 12 13 7 − 28 − M1 医学概論Ⅰ 医 学 概 論 Ⅰ Ⅰ.担当教員名 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹(科目責任者、実務責任者) 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(副責任者) 精 神 医 学 教 授 西 村 良 二(実務担当者) スポーツ科学部 教 授 向 野 義 人( 〃 ) 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎(主担任) 解 剖 学 准 教 授 小 川 皓 一(副担任) 生 理 学 講 師 内 田 俊 毅( 〃 ) 生 化 学 講 師 芝 口 浩 智( 〃 ) 薬 理 学 講 師 喜 多 紗斗美( 〃 ) 病 理 学 講 師 二 村 聡( 〃 ) 微生物・免疫学 講 師 石 井 一 成( 〃 ) 再生・移植医学 准 教 授 小 玉 正 太( 〃 ) 衛生・公衆衛生学 准 教 授 三 宅 𠮷 博( 〃 ) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.将来、人に人間的な接し方のできる医師となるために、健康や疾病の背景を共感的に理解す る態度と技術を学ぶ。 2.自らの言葉や手を用いて人にアプローチできるよう、コミュニケーションと働きかけの基本 技術を学ぶ。 3.積極的に質問し、考え、行動する学習態度を身につける。 4.医療への市民の期待を感知し、生涯学習の重要性を認識する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.西洋医学、東洋医学を問わず、医療の根底にある「働きかけ・コミュニケーション」の考え 方を理解する。 2.対話コミュニケーションを通して、自他の生活の特徴に、気づくことができる。 3.対話コミュニケーションを通して、自他の身体的及び精神的な特徴や課題に、気づくことが できる。 4.自らの言葉によって、人の生活に働きかける方法の概要を理解し、基本を実践できる。 5.自らの手によって、人の身体に働きかける方法の概要を理解し、基本を実践できる。 6.様々な立場の人々の健康の実態を理解し、医療者に期待される役割を具体的に説明できる。 7.心理発達やメンタルヘルスについて、原則を説明できる。 8.精神作業検査法による検査(人格、性格、適正など)の実施、整理、判定、解釈という実習 を通して、患者理解の手法について学ぶ。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) − 29 − 第1学年 放射線医学 教 授 吉 満 研 吾(主副担任) M1 医学概論Ⅰ 1.講義に出席する。 2.自分自身について分析的に考える。 3.講義担当者に質問する。 4.市民ボランティアや同級生と共感的に対話ができる。 5.市民ボランティアや同級生との交流から、体験的に学ぶ。 6.図書館やインターネットを活用して、正確な情報を得る。 7.自分の独自の考えをまとめ、レポートを作成する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・毎回の授業で学ぶ新たな働きかけの方法を、翌週の授業までに身近な人に応用して、効果を実 感しておく。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 出席状況、授業中の態度、グループワークへの参加状況およびレポートから総合的に評価する。 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 授業中に必要に応じて指示する。 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 15 月 4 守山、廣松、 医学概論としての「働きか 全 担 任 けとコミュニケーション」 医学概論、コミュニケーション、 働きかけ、交流 講義と実践 学 習 2 22 月 4 守 山 生活とコミュニケーション ライフヒストリー、対話、事例研 究 〃 3 29 月 4 〃 〃 〃 課題学習 11 土 4 〃 〃 〃 〃 5 13 月 4 東洋医学的発想、西洋医学的発想 講義と実践 学 習 6 20 月 4 〃 身体的コミュニケ-ション2 医 者 の 病 気、 患 者 の 病 気、 Evidence Based Medicine, Narrative Based medicine 〃 7 27 月 4 〃 身体的コミュニケ-ション3 〃 〃 月 4 〃 身体的コミュニケ-ション4 9 10 月 4 10 17 月 4 〃 心とコミュニケーション2 〃 〃 11 24 月 4 〃 心とコミュニケーション3 心理発達、ライフサイクル、メン タルヘルス 〃 1 4 8 12 4 5 6 西 村 心とコミュニケーション1 守 山 社会的コミュニケーション1 〃 未病治の考え方 内田クレぺリン精神作業検査 講 義 講義と実践 学 習 1 月 4 8 月 4 〃 社会的コミュニケーション2 生活観、健康観 14 13 土 4 〃 ま と め 1 働きかけの評価、レポートの点検 と提出 課題学習 15 22 月 4 守山、廣松、 ま 全 担 任 と め 2 班別のレポート発表交流会 判別発表 意見交換 13 7 3 向 野 身体的コミュニケ-ション1 − 30 − 世界観、環境観、価値観 〃 M1 医学概論 I 演習(研究室配属) 医 学概論Ⅰ演習(研究室配属) Ⅰ.担当教員名 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹(科目責任者) 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(実務責任者) 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二 生 理 学 教 授 井 上 隆 司 薬 理 学 教 授 岩 本 隆 宏 病 理 学 教 授 竹 下 盛 重 〃 鍋 島 一 樹 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 法 医 学 教 授 久 保 真 一 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.医学部基礎医学・社会医学系研究室に配属し、基礎医学研究の実際にふれ、将来の研究に携 わる際の選択の一助となることを目的とする。 2.基礎医学で実際に行われている医学研究に接し、自主的学習が主体である大学教育への入口 として、知的活動への動機づけを高め、理論的な思考法と適切な自己表現能力を身につける。 具体的には、医学・医療に関する学習を円滑に進めるため、受験勉強での暗記中心の学習から 脱却し、 『病気と医科学』をテーマとして自ら疑問を持ち、調べ、その内容の真偽性を吟味して、 科学的に問題を解決しようとする自主的な学習態度を身につける。 3.各教室をローテーションすることで、広く基礎系研究の概要を理解する。 4.学生間、学生と担当教官の良好な人間関係の構築を行い、今後6年間の医学教育の礎を形成 する。 5.2年生以降の基礎専門医学教育へ困難なく適応できるような「橋渡し」の機会とする。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.課題に関する分野別講義の内容を理解できる。 2.課題に関する資料、文献を収集し、調査できる。 3.課題に関して学生や教員と討論できる。 4.課題に関するレポートを作成し発表ができる。 5.課題に関して新たな問題点を指摘できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 実施要項:毎週月曜日5限目に1グループ 11 人の学生班 10 班がそれぞれ基礎医学・社会医学系 研究室【10 講座】に配属され、主任教授とグループ面談・演習を行う。1講座1ヶ月単位(平均3回) で 10 講座をローテートする。毎週学生各人はグループの前で一週間の学生の近況等を発表し、修学 上、心身健康などの問題等の有無の確認を行う。主任教授不在時はその講座の准教授・講師など他 − 31 − 第1学年 生 化 学 教 授 黒 木 政 秀 M1 医学概論 I 演習(研究室配属) の教員が適宜対応する。 各主任教授の自由裁量・個性により以下のようなプログラムが行われる。生命科学、医学医療に 関する話題提供や各研究室の基礎医学・社会医学研究の目指すもの、内容などの簡単な紹介が行わ れ、その後の学生グループによる自由討論、課題発見、自己・グループ学習へと繋げていく。各学 生グループは 1 ヶ月毎に各基礎医学系・社会医学系研究室をローテーションする。学生グループ分 け、ローテーション・スケジュール、集合場所等はオリエンテーションの際に配布する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.事前:一般目標および行動目標を把握して臨む。 2.事後:体験した研究室配属で新たにでた疑問点について自分で調べてみる。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 評価は出席・態度等により評価する。必要があればレポートなどを参考とする。 前期での研究室配属は、医学概論 I の科目合否判定に組み入れられる。後期での研究室配属は、 医学概論 II の科目合否判定に組み入れられる。 Ⅶ.教科書 必要に応じ、各講座から情報提供 Ⅷ.参考書・文献 必要に応じ、各講座から情報提供 講座名 第1日集合場所 解剖学 医学部研究棟別館1階 解剖学 資料室(1118) 細胞生物学 医学部研究棟別館1階 細胞生物学 セミナー室(1134) 生理学 医学部研究棟別館1階 生理学 四研(1104) 生化学 医学部研究棟本館4階 ゼミナール室(455) 薬理学 医学部研究棟本館5階 ゼミナール室(524) 病理学 病院本館2階 病理部 病理診断室 微生物・免疫学 医学部研究棟本館3階 微生物・免疫学 総合研究室(348) 再生・移植医学 医学部研究棟本館3階 ゼミ室(355) 衛生・公衆衛生学 医学部研究棟別館5階 衛生・公衆衛生学 四研(1504) 法医学 医学部研究棟本館5階 法医学セミナー室(550) 名札を着用すること。 病理学は病院内ですので、白衣と名札を必ず着用すること。 但し、配布後から名札を着用すること。 巻末の集合場所 案内図を参照すること。(P. 287 〜 291) − 32 − − 33 − 29 月 5 11 土 13 月 20 月 27 月 3 3 4 5 6 7 8 17 月 24 月 1 8 13 土 22 月 10 11 12 7 13 14 15 月 月 10 月 9 月 22 月 2 6 4 15 月 1 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 授業形態 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 2班 3班 3班 3班 4班 4班 〃 〃 〃 〃 〃 〃 グループ 演習・実習 課題学習 5班 4班 2班 〃 〃 2班 1班 1班 6班 5班 5班 5班 4班 4班 4班 3班 3班 3班 2班 2班 7班 6班 6班 6班 5班 5班 5班 4班 4班 4班 3班 3班 8班 7班 7班 7班 6班 6班 6班 5班 5班 5班 4班 4班 7班 8班 8班 8班 9班 9班 9班 10 班 7班 7班 7班 8班 8班 8班 9班 7班 7班 6班 6班 6班 6班 6班 5班 5班 解剖学 細胞生物学 生理学 生化学 薬理学 病理学 グループ 演習・実習 〃 課題学習 〃 基礎・社会 専門基礎医学教育修学法 グ ル ー プ 5 医学系講座 各研究室毎に提示される の確立など詳細は各研究 演習・実習 主任教授 担当者 第1学年 No. 月 日 曜 限 1班 10 班 10 班 10 班 9班 9班 9班 8班 8班 8班 7班 7班 2班 1班 1班 1班 10 班 10 班 10 班 9班 9班 9班 8班 8班 3班 2班 2班 2班 1班 1班 1班 10 班 10 班 10 班 9班 9班 4班 3班 3班 3班 2班 2班 2班 1班 1班 1班 10 班 10 班 微生物・ 再生・ 衛生・ 法医学 免疫学 移植医学 公衆衛生学 M1 医学概論 I 演習(研究室配属) M1 医学生のための生命科学 医学生のための生命科学 Ⅰ.担当教員名 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二(科目責任者) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) ヒトの体は種々の組織器官から成り立ち、また各組織器官は種々の機能を持った生命活動の基本 単位である細胞より成り立っている。病気は、これらの細胞内・細胞間・組織間のネットワークで 形成された “ホメオスターシス” が破綻した状態として捉えることができる。本科目では、医学の 理解の大前提となる生命の本質的存在であるゲノムと生命体の基本構成単位である細胞の基本構造 と機能について学習・修得し、生命科学の重要性を生活習慣病、癌、自己免疫疾患などの疾患を題 材として理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.生命科学と医療の結びつきを理解する。 2.基礎医学を理解する重要性を認識する。 3.ゲノム、遺伝情報、遺伝子発現の分子メカニズムについて理解する。 4.細胞膜と細胞内小器官の構造と機能を理解する。 5.糖質・蛋白質・脂質代謝、ATP 産生過程について理解する。 6.分子間、細胞間、組織間ネットワークの存在と意義を理解する。 7.細胞の増殖・分化・アポトーシスについて理解する。 8.幹細胞、iPS 細胞、ES 細胞の概念を理解する。 9.受精卵から各種器官が形成される過程を理解する。 10.メタボリックシンドローム、癌、自己免疫疾患について概念を理解する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義:教科書、スライド、板書によって行われる講義を聴講する。復習を十分に行う。また、 授業支援システム ITʼs class に掲載する講義資料を必ず印刷して講義に臨む。 2.レポート提出:課題に対してレポートを提出する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・ITʼs class にあげている講義資料を事前にプリントアウトして、講義概要を確認してくること。 ・講義後は、必ず講義内容に関する範囲の指定教科書を読んで理解を深めること。 ・授業時に示す課題について、レポートを作成し提出すること。 ・興味が持てた題材に関して、自分自身で掘り下げて学習すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.期末試験:講義内容およびレポート課題に関して筆記試験を行う。 2.レポート:採点結果を総合評価に加味する。 3.1、2をもって総合的に評価する。 Ⅶ.教科書 1.生命科学 羊土社 − 34 − M1 医学生のための生命科学 Ⅷ.参考書・文献 1.組織細胞生物学 南江堂 2.内科学 朝倉書店 3.免疫生物学 南江堂 4.黒木政秀 編:人体機能学Ⅲ生体物質の代謝 花書院 5.標準生理学 医学書院 6.ラングマン人体発生学 メディカル・サイエンス・インターナショナル No. 月 日 曜 限 9 2 10 16 月 3 項 目 白 澤 生 命 科 学 と 医 療 ト と 病 気 授業形態 生命科学、基礎研究と臨床、オー ダーメイド医療、再生医療、分子 標的療法 課題学習 遺伝子多型、生活習慣病、自己免 疫疾患、癌 〃 〃 講 義 5 土 3 〃 7 月 3 〃 〃 4 21 月 3 〃 生 体 を 構 成 す る 物 質 タンパク質、脂質、糖 〃 5 28 月 3 〃 遺伝情報の複製・遺伝子の 発現 DNA 、DNA の複製と修復、転写、 翻訳、セントラルドグマ、エピゲ ノム 〃 6 11 11 月 3 〃 遺 伝 子 発 現 の 調 節 転写調節、クロマチンリモデリン グ、RNA 干渉、miRNA 〃 脂質二重層、小胞輸送、ミトコ ンドリア、 リボソーム、小胞体、 アクチン、微小管、中間径線維、 モーター蛋白 〃 3 ヒ キーワード 7 18 月 3 〃 細胞の膜構造と細胞内小器 官、細胞骨格 8 25 月 3 〃 細胞間コミュニケーション と組織構築 細胞間接着、細胞外基質、細胞の 極性 〃 3 〃 代 謝 ・ エ ネ ル ギ ー 代謝の基本反応、エネルギー産生 系、酵素活性の調節、糖尿病、酸 化的リン酸化、ATP 合成酵素 〃 3 〃 シグナル伝達と細胞の分 化・増殖⑴ シグナル伝達、レセプター、リガ ンド、リン酸化カスケード、細胞 周期、プロテアソーム、生理活性 物質、アポトーシス 課題学習 4 〃 〃 〃 〃 月 3 〃 〃 〃 講 義 16 月 3 〃 シグナル伝達と細胞の分 化・増殖⑵ 癌、T 細胞、B 細胞、抗原提示細 胞、自己免疫疾患 〃 9 12 10 2 7 月 土 11 12 9 13 14 15 1 6 月 3 〃 発 化 受精、細胞分化、幹細胞、iPS 細 胞、ES 細胞 〃 8 水 3 〃 生 殖 と 減 数 分 裂 配偶子の形成、体細胞分裂、減数 分裂、遺伝子組み換え、クローン 動物、遺伝性疾患 〃 生 と 分 − 35 − 第1学年 1 担当者 M1 医学概論Ⅱ 医 学 概 論 Ⅱ Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(副責任者) 医療情報部 教 授 志 村 英 生 社会医学系総研 講 師 吉 永 一 彦 法 医 学 教 授 久 保 真 一 非常勤講師 板 井 孝一郎(宮崎大学医学部生命・医療倫理学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.将来の医療人になるために必要な、生命・医療の倫理に関する基本事項を修得する。 2.情報社会で必要な情報セキュリティー、医療情報倫理について基本事項を修得する。 3.パーソナルコンピューターを自由に扱える技術を修得する。 4.医療人(基礎医学、社会医学、臨床医学、国際医療)へのキャリアーパスを理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.医療人としての倫理・使命について説明できる。 2.医学情報、診療情報の取り扱いに関する注意事項、取り扱い法について説明できる。 3.PC 周辺機器について概説できる。 4.アプリケーションの役割の違いを説明できる。 5.ファイル形式(拡張子)からどのような内容なのか推測できる。 6.エクセル・ワード・パワーポイントを使いこなせる。 7.ネットワークの構成を概説でき、実際に利用できる。 8.ハッキング・コンピュータウイルスの危険性について概説できる。 9.医事法など医療関係法規について説明できる。 10.自分の将来の医療人としての夢を語り、キャリアーパスを想起できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 授業形態 担当教員が、当日のテーマについて講義か PC を用いた演習を実施するので、これに出席し、 実際に PC 演習を行う。随時学習項目のレポートを作成する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.プリントや資料によりレポートをデータ、及びプリントアウトして提出させる。 2.講義、PC 演習出席、態度評価 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 出席状況、学習態度、ポートフォリオ(レポート)、看護実習、心肺蘇生実習、基礎研究室配属の 全てを合わせ総合的に評価する。 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 − 36 − M1 医学概論Ⅱ Ⅷ.参考書・文献 必要時、各担当者が講義の中で紹介する。 No. 月 日 曜 限 1 9 2 6 7 授業形態 廣 松 医師へのキャリアステップ 良き医療人になるために必要なこ とを考える 課題学習 30 月 3 非常勤講師 医 板 井 ヒポクラテスの誓い、バイオエ シックス、インフォームド・コン セント、患者の権利 講 義 倫理的推論( ethical reasoning )、 4分割法、同情( sympathy )と 共 感( empathy ) の 違 い、 独 善 の危険性 〃 〃 の 倫 理 「臨床倫理」の方法論 5 土 4 廣 松 医 理 医の倫理に関して学んだことを更 に自学自習を行い深める 課題学習 7 月 4 志 村 情 報 セ キ ュ リ テ ィ ー コンピュータウイルス、ハッキ ング、ネットワークのセキュリ ティー、アクセスログ 講 義 21 月 4 個人情報保護、守秘義務、医療現 場における情報の倫理と取り扱い 〃 コ ン ピ ュ ー タ の 基 本 文 書 編 集 1 ハードウェアとソフトウェア、記 憶装置 / ファイル / フォルダ ワープロ操作 1:文字(半角・全 角)の入力、フォント、サイズ、 配置(インデント・タブ) P C 2 ワードアート・クリップアート・ イラスト等の挿入と配置 印刷:ヘッダーとフッター、ペー ジ番号 〃 28 月 4 〃 吉 永 情 の 倫 報 書 倫 編 集 理 8 11 11 月 4 〃 文 9 18 月 4 〃 表 計 算 1 基本操作 〃 10 25 月 4 〃 表 計 算 2 計算式 〃 計 算 3 グラフの作成、文書へ貼り付け 〃 11 12 2 月 4 〃 表 12 9 月 4 〃 ス ラ イ ド 作 成 1 基本レイアウトからの作成 〃 16 月 4 〃 ス ラ イ ド 作 成 2 自由なレイアウトの作成 〃 13 14 15 1 6 月 4 久 保 医 師 の キ ャ リ ア パ ス キャリアパス、卒後臨床研修、医 学博士、専門医、海外留学、大学 院 講 義 8 水 4 廣 松 医 学 概 論 Ⅱ ま と め 私の目指す 10 年後の医療人、自 主闊達な意見発表、討論 〃 − 37 − 第1学年 5 キーワード 4 4 10 項 目 16 月 3 4 担当者 M1 医学概論Ⅱ演習(看護実習) 医学概論Ⅱ演習(看護実習) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(実務責任者) 看 護 部 看 護 部 長 中 川 朋 子 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.医療現場の体験実習を通して、患者の入院生活や心理を理解する。 2.医療の現場を見学し、チーム医療を理解する。 3.自己の体験を振り返り、学習課題を明確にする。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.患者の入院生活や環境を説明できる。 2.入院患者の心理状態の多様性を説明できる。 3.医療チームを構成する職種と各々の役割を説明できる。 4.プライバシー保護について考え、患者の権利について説明できる。 5.医学生に必要な態度について説明できる。 6.医療現場の体験から得られた自己の学習目標を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 実習は下記の日程で、福岡大学病院の 18 病棟で行う。 実習上の諸注意を厳守する。 オリエンテーション時から白衣を着用し名札をつける。 日 程 月 日 午 前 7月 事前オリエンテーション 9月2日㈪ 9:30 〜 11:30 午 後 13:00 〜 16:00 病棟オリエンテーション オリエンテーション 院内見学(各部署) 場所:臨床大講堂 司会:1 年生主担任 (1 年生主担任、学部長 教務委員、病院長、看護部長、副 看護部長、教育計画部) 3 日 ㈫ 8: 30 〜15: 00 病棟実習(実習班のグループA・ B) 4 日 ㈬ 8: 30 〜15: 00 病棟実習(実習班のグループA・ C) 5 日 ㈭ 8: 30 〜15: 00 病棟実習(実習班のグループB・ C) 9月6日㈮ レポート作成 成果発表会(基礎第1講義室) Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 看護実習の意義を理解し、注意事項を確認して参加する。終了後は他のグループの発表も参考に して、広く医療現場に対する理解を深めるとともに、自己の学習目標の設定に役立てる。 − 38 − M1 医学概論Ⅱ演習(看護実習) Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 実習への参加状況、レポート(各自実習に参加して感じたことを A4レポート用紙1枚程度にまとめて 提出する)を評価する。 実習上の諸注意 1.実習態度 1)病院は、患者の療養、生活の場であることを理解して行動する。 2)医学科の学生であることを自覚し、節度ある謙虚で真摯な態度をとる。 3)5分前行動を厳守する。 4)欠席、遅刻はしない。(欠席・遅刻する場合は、医学部事務課に連絡する) 5)実習の開始・終了時は、病棟師長に挨拶をする。 7)実習で関わる人々に対して、状況に応じた挨拶、言葉遣いを心がける。 8)病院内の移動は、原則として、エレベーターを使用しない。 9)医療器具や患者の物品を破損させたり等、トラブルが発生した際は、すみやかに病棟師長 に報告する。 2.服装・身だしなみ・携帯品 1)白衣・名札を着用する。 2)白衣はアイロンをかけ、しわのないようにする。 3)スカートは、ひざ丈を原則とする。(短すぎない・長すぎない) 4)男子は襟つきシャツの着用が望ましい。(G パンや短パン、T シャツは不適切) 5)靴は清潔で音の出ないものを選ぶ。(スリッパやミュール、ハイヒールは不適切) 6)髪型、髪の色などにも配慮し、長髪は束ねる。 7)化粧は華美にしない。 8)爪は切り、マニキュアはしない。 9)指輪、アクセサリーはつけない。 10)香水・整髪料など匂いの強いものは避ける。 11)ヒゲはきちんと剃る。 3.個人情報の取り扱い 1)患者に関する個人情報・実習中に知り得た情報は一切口外しない。 2)実習中にとったメモなどは、置き忘れや紛失がないようにする。 (患者情報はメモをとらない) 4.その他 1)病院内では、携帯電話は使用しない。病棟内に持ち込まない。 2)病院内・敷地内では、全ての場所で禁煙を厳守する。 3)規則正しい食生活と十分な睡眠を心がけ体調を整える。 体調不良時は、すみやかに報告する。 4)ロッカーの借用については、前日までに医学部事務課で手続きを行うこと。 − 39 − 第1学年 6)私語や私的な行動を慎み、学生間では、姓名を呼ぶ。 M1 医学概論Ⅱ演習(心肺蘇生) 医学概論Ⅱ演習(心肺蘇生) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 麻 酔 科 学 准 教 授 仁田原 慶 一(実務責任者) 救命救急センター 講 師 梅 村 武 寛(実務担当者) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.一次救命処置の重要性を理解する。 2.一次救命処置を習得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.一次救命処置の各手技を正しく実施できる。 ⑴ 用手気道確保を正しく実施できる。 ⑵ 口対口人工呼吸法を正しく実施できる。 ⑶ 心停止の判断を正しく行える。 ⑷ 胸骨圧迫の位置を正しく認識できる。 ⑸ 胸骨圧迫を正しく実施できる。 ⑹ 自動体外式除細動器(AED)を正しく使用できる。 2.一次救命処置の手順を正しく実施できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.一次救命処置に関する講義。 2.講師によるデモンストレーション。 3.蘇生用マネキンを使用した実習。 4.1班 20 名にグループ分け。グループ編成及び実習日程は後日発表。 5.病院本館2階手術部カンファレンス室にて行う。服装はジャージ又はトレーニングパンツ、 体育用シューズを用意すること。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) オリエンテーションの際に配布するプリントをよく読んでおくこと。また、そのプリントは、必 ず、実習当日に持参すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 一次救命処置の実施試験を以下の要領で行う。 試験内容は一次救命処置マニュアルに提示したチェック項目に従って行う。 試験結果によっては再試験を行う。 Ⅶ.教科書 特になし。 Ⅷ.参考書・文献 日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修:救急蘇生法の指針(市民用・解説編)改訂4版 へる す出版 2011 − 40 − M1 医学概論Ⅱ演習(心肺蘇生) 日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修:救急蘇生法の指針 2010(医療従事者用)改訂4版 へ るす出版 2012 No. 月 日 曜 限 1 9 2 担当者 梅 村 心 項 目 肺 蘇 生 キーワード 法 授業形態 課題学習 16 月 5 30 月 5 〃 〃 〃 講義・実習 心肺停止、一次救命処置 土 5 〃 〃 〃 課題学習 7 月 5 仁 田 原 〃 〃 講義・実習 5 21 月 5 梅 村 〃 〃 〃 6 28 月 5 仁 田 原 〃 〃 〃 7 11 11 月 5 梅 村 〃 〃 〃 4 10 場所:病院本館2階手術部カンファレンス室 − 41 − 第1学年 5 3 M1 医学概論 II 演習(研究室配属) 医学概論Ⅱ演習(研究室配属) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二 生 理 学 教 授 井 上 隆 司 生 化 学 教 授 黒 木 政 秀 薬 理 学 教 授 岩 本 隆 宏 病 理 学 教 授 竹 下 盛 重 〃 鍋 島 一 樹 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹 法 医 学 教 授 久 保 真 一 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.医学部基礎医学・社会医学系研究室に配属し、基礎医学研究の実際にふれ、将来の研究に携 わる際の選択の一助となることを目的とする。 2.基礎医学で実際に行われている医学研究に接し、自主的学習が主体である大学教育への入口 として、知的活動への動機づけを高め、理論的な思考法と適切な自己表現能力を身につける。 具体的には、医学・医療に関する学習を円滑に進めるため、受験勉強での暗記中心の学習から 脱却し、 『病気と医科学』をテーマとして自ら疑問を持ち、調べ、その内容の真偽性を吟味して、 科学的に問題を解決しようとする自主的な学習態度を身につける。 3.各教室をローテーションすることで、広く基礎系研究の概要を理解する。 4.学生間、学生と担当教官の良好な人間関係の構築を行い、今後6年間の医学教育の礎を形成 する。 5.2年生以降の基礎専門医学教育へ困難なく適応できるような「橋渡し」の機会とする。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.課題に関する分野別講義の内容を理解できる。 2.課題に関する資料、文献を収集し、調査できる。 3.課題に関して学生や教員と討論できる。 4.課題に関するレポートを作成し発表ができる。 5.課題に関して新たな問題点を指摘できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 実施要項:毎週月曜日5限目に 1 グループ 11 人の学生班 10 班がそれぞれ基礎医学・社会医学系 研究室【10 講座】に配属され、主任教授とグループ面談・演習を行う。1講座1ヶ月単位(平均3回) で 10 講座をローテートする。毎週学生各人はグループの前で一週間の学生の近況等を発表し、修学 上、心身健康などの問題等の有無の確認を行う。主任教授不在時はその講座の准教授・講師など他 − 42 − M1 医学概論 II 演習(研究室配属) の教員が適宜対応する。 各主任教授の自由裁量・個性により以下のようなプログラムが行われる。生命科学、医学医療に 関する話題提供や各研究室の基礎医学・社会医学研究の目指すもの、内容などの簡単な紹介が行わ れ、その後の学生グループによる自由討論、課題発見、自己・グループ学習へと繋げていく。各学 生グループは1ヶ月毎に各基礎医学系・社会医学系研究室をローテーションする。学生グループ分 け、ローテーション・スケジュール、集合場所等はオリエンテーションの際に配布する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.事前:一般目標および行動目標を把握して臨む。 2.事後:体験した研究室配属で新たにでた疑問点について自分で調べてみる。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 前期での研究室配属は、医学概論Ⅰの科目合否判定に組み入れられる。後期での研究室配属は、 医学概論Ⅱの科目合否判定に組み入れられる。 Ⅶ.教科書 必要に応じ、各講座から情報提供 Ⅷ.参考書・文献 必要に応じ、各講座から情報提供 講座名 第1日集合場所 解剖学 医学部研究棟別館1階 解剖学 資料室(1118) 細胞生物学 医学部研究棟別館1階 細胞生物学 セミナー室(1134) 生理学 医学部研究棟別館1階 生理学 四研(1104) 生化学 医学部研究棟本館4階 ゼミナール室(455) 薬理学 医学部研究棟本館5階 ゼミナール室(524) 病理学 病院本館2階 病理部 病理診断室 微生物・免疫学 医学部研究棟本館3階 微生物・免疫学 総合研究室(348) 再生・移植医学 医学部研究棟本館3階 ゼミ室(355) 衛生・公衆衛生学 医学部研究棟別館5階 衛生・公衆衛生学 四研(1504) 法医学 医学部研究棟本館5階 法医学セミナー室(550) 名札を着用すること。 病理学は病院内ですので、白衣と名札を必ず着用すること。 巻末の集合場所 案内図を参照すること。(P. 287 〜 291) − 43 − 第1学年 評価は出席・態度等により評価する。必要があればレポートなどを参考とする。 − 44 − 9 16 月 6 8 12 13 14 1 15 水 月 月 土 25 月 9 7 18 月 8 11 5 7 11 11 月 月 5 28 月 6 10 12 2 5 21 月 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 月 7 4 5 5 土 30 月 2 3 10 5 9 16 月 1 担当者 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 授業形態 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 課題学習 グループ 演習・実習 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 グループ 演習・実習 課題学習 グループ 演習・実習 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 基礎・社会 専門基礎医学教育修学法 5 医学系講座 各研究室毎に提示される 課題学習 の確立など詳細は各研究 主任教授 No. 月 日 曜 限 10 班 10 班 10 班 9班 9班 8班 8班 7班 6班 5班 1班 1班 1班 10 班 10 班 9班 9班 8班 7班 7班 6班 2班 2班 2班 1班 1班 10 班 10 班 9班 8班 8班 7班 3班 3班 3班 2班 2班 1班 1班 10 班 9班 9班 8班 4班 4班 4班 3班 3班 2班 2班 1班 1班 10 班 10 班 9班 5班 5班 5班 4班 4班 3班 3班 2班 2班 1班 1班 10 班 解剖学 細胞生物学 生理学 生化学 薬理学 病理学 6班 6班 6班 5班 5班 4班 4班 3班 3班 2班 2班 7班 7班 7班 6班 6班 5班 5班 4班 4班 3班 8班 8班 8班 7班 7班 6班 6班 5班 5班 4班 3班 9班 9班 9班 8班 8班 7班 7班 6班 6班 5班 4班 微生物・ 再生・ 衛生・ 法医学 免疫学 移植医学 公衆衛生学 M1 医学概論 II 演習(研究室配属) 第2学年講義要目 M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 Ⅰ.担当教員名 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二(科目責任者) 准 教 授 上 原 清 子(副責任者) 〃 三 角 佳 生 〃 角 田 俊 之 講 師 石 倉 周 平 〃 小 柳 緑 〃 土 井 佳 子 助 教 田 中 陽 子 非常勤講師 中 林 一 彦(国立成育医療研究センター研究所) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 生命の最も重要な構成要素はゲノムであり、ゲノムの本質は DNA である。一方、生命活動の基 本単位は細胞であり、細胞が有機的・機能的に集合して組織・器官が作られ、最終的にヒトとして の個体が形作られる。ヒト疾患を理解するには、これらのゲノム・細胞・組織の構造と機能を習得 することが必要不可欠である。組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学では、細胞・組織の基本的な 構造・機能と遺伝情報であるゲノム・遺伝子の発現制御、遺伝様式およびゲノムの多型性を理解す る。さらに、配偶子の接合から各器官および個体が形成される発生過程を理解し、生命体としての ヒトの理解へとつなげる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.細胞の全体像を図示し、小器官の構造と機能を説明できる。 2.生体膜の構造と機能、細胞同士の接着と結合様式を説明できる。 3.細胞膜を介する分泌と吸収の過程および細胞内輸送システムを説明できる。 4.細胞骨格の種類とその構造と機能を概説できる。 5.上皮組織と腺の構造と機能を説明できる。 6.結合組織を構成する細胞と細胞間質を説明できる。 7.軟骨と骨組織の構造的特徴について、構成する細胞と基質の特徴を関連づけて説明できる。 8.骨髄の構造、造血幹細胞、末梢血細胞の種類と構造的特徴および機能を説明できる。 9.筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して説明できる。 10.神経細胞・神経組織の構造、脳神経、脳神経節、脳神経核について概説できる。 11.真核細胞のゲノムと遺伝子の構造を説明できる。 12.DNA の複製・修復、RNA 干渉、miRNA を説明できる。 13.DNA から RNA を経てタンパク質合成に至る遺伝情報の変換過程を説明できる。 14.プロモーター、転写因子などによる遺伝子発現の調節、エピジェネティックなゲノム制御機 構を説明できる。 − 45 − 第2学年 〃 山 本 健(九州大学生体防御医学研究所) M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 15.組換え実験の基本、PCR 法を概説できる。 16.細胞周期、有糸分裂、減数分裂の各過程を概説できる。 17.単一遺伝子疾患、多因子疾患、遺伝子多型、遺伝子頻度について概説できる。 18.細胞の増殖 ・ 分化 ・ アポトーシスについて概説できる。 19.がん遺伝子、がん抑制遺伝子、がん化の分子機構について概説できる。 20.オーダーメイド医療・個別化医療について概説できる。 21.細胞における分子レベルでのシグナリングについて理解する。 22.配偶子の形成から出生に至る一連の経過と胚形成の概要を説明できる。 23.三層性胚盤の形成と役割を概説できる。 24.胚内体腔の形成について概説できる。 25.心臓脈管系の形成過程を概説できる。 26.消化器・呼吸器系の形成過程を概説できる。 27.尿生殖器系の形成過程を概説できる。 28.頭・頚部の形成とその神経支配を概説できる。 29.神経系の形成過程を概説できる。 30.自己学習・グループ学習・討論のそれぞれの長所を理解する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義:教科書、スライド、板書によって行われる講義を聴講する。予習と復習を十分する。 教科書にそって講義は行うので、必ず指定教科書を持参し、また、授業支援システム IT’s class に掲載する講義資料を必ず印刷して講義に臨む。 2.顕微鏡実習:各人が顕微鏡を用い、用意された標本を観察し、スケッチする。毎回実習終了 時に、スケッチした内容をレポートとして提出する。 3.テュートリアル:自己学習・グループ学習を積極的に行い、発表・討論に臨む。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・ITʼs class にあげている講義資料を事前にプリントアウトして、講義概要を確認してくること。 ・講義後は、必ず講義内容に関する範囲の指定教科書を読んで理解を深めること。 ・キーワードを自分自身で整理して理解を深めること。 ・組織像に関しては、実習後に、指定アトラスを利用して復習し理解を深めること。 ・中間試験を行うので、日頃より学習を積み重ねること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.中間テストおよび実習レポート:採点結果を総合評価に加味する。 2.テュートリアル:参加姿勢・発表・討論を総合的に評価する。 3.期末試験:講義および実習内容について筆記試験を行う。 4.1〜3を総合的に評価し、判定する。 Ⅶ.教科書 1.組織細胞生物学 南江堂 2.ラングマン人体発生学 メディカル・サイエンス・インターナショナル Ⅷ.参考書・文献 1.機能を中心とした図説 組織学 医学書院 − 46 − M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 2.内科学 朝倉書店 ※機能を中心とした図説 組織学は、組織細胞生物学各論の教科書に指定するが、組織細胞生 物学総論・遺伝学・発生学でも使用するので毎回持参すること。 No. 月 日 曜 限 1 4 8 月 2 1 2 3 3 4 4 15 月 6 1 2 項 目 キーワード 授業形態 命 生命、進化、個体発生、細胞、組 織・器官、ゲノム・遺伝子 講 義 生 体 膜 と 機 能 局 在 脂質二重層、流動モザイクモデ ル、膜タンパク質、細胞膜、シグ ナル伝達 〃 細 核、小胞体、リボソーム、ゴルジ 装置、リソソーム、ミトコンドリ ア、ペルオキシソーム、プロテア ソーム 〃 エキソサイトーシス、エンドサイ トーシス、微小管、アクチンフィ ラ メ ン ト、 中 間 フ ィ ラ メ ン ト、 モーター蛋白 〃 有 糸 分 裂( 前・ 中・ 後・ 終 期)、中心体、動原体、細胞周期 裂 ( G1・S・G2・M )、サイクリン、 ユビキチン、抗癌剤 〃 シグナリング ・ 分子細胞生 物学的解析法 レセプター、リガンド、シグナル カ ス ケ ー ド、 増 殖・ 分 化・ ア ポ トーシス、免疫染色、サザン法、 ノ ザ ン 法、 ウ ェ ス タ ン 法、PCR 法 〃 〃 〃 白 澤 細 〃 〃 〃 〃 〃 胞 と 胞 小 生 器 官 分 泌・ 吸 収・ 細 胞 骨 格 細 胞 分 7 3 〃 上 皮 組 織 − 1 扁平上皮、円柱上皮、移行上皮、 細胞の極性、基底膜、密着結合、 接着結合、ギャップ結合、接着分 子、カドヘリン、インテグリン 8 4 〃 上 皮 組 織 − 2 部分分泌、離出分泌、全分泌、腺 組織の分類、外分泌腺、内分泌腺 9 22 月 10 1 2 11 3 12 4 13 14 15 5 13 月 1 2 3 全 員 上 皮 組 織 − 3 〃 上 皮 組 織 − 4 白 澤 結 合 組 織 − 1 〃 軟 骨 組 織 − 1 全 員 結 合 組 織 − 2 〃 軟 骨 組 織 − 2 白 澤 骨 組 織 − 1 − 47 − 各種上皮 腺上皮 実 習 〃 膠原線維、細網線維、弾性線維、 線維芽細胞、コラーゲン、プロテ オグリカン、グリコサミノグリカ ン、脂肪細胞、肥満細胞、大食細 胞、形質細胞、アディポサイトカ イン 講 義 硝子軟骨、弾性軟骨、線維軟骨、 軟骨細胞 〃 膠様組織(臍帯)、細網組織(リ ンパ節)、疎生結合組織 実 習 硝子軟骨、弾性軟骨、線維性軟 骨、軟骨細胞、軟骨基質 〃 骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞、骨 基質、骨層板、ハバース管、膜性 骨化、軟骨性骨化、骨端軟骨板、 PTH 講 義 第2学年 5 担当者 M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 No. 月 日 曜 限 16 5 17 授業形態 講 義 4 白 澤 血 液 − 1 20 月 1 全 員 骨 組 織 − 2 長骨、骨膜、骨細胞、骨芽細胞、 破 骨 細 胞、 骨 基 質、 骨 層 板、 ハ バース管、骨の発生 実 習 血 液 − 2 血液塗抹標本、骨髄(赤芽球、骨 髄球、巨核球) 〃 白 澤 筋 組 織 − 1 平滑筋、骨格筋、心筋、筋節、I 帯、A帯、Z線、筋線維、アクチ ン/ミオシン - フィラメント、筋 紡錘、トロポニン、筋小胞体、T 細管、介在板、暗小体 講 義 神 経 組 織 − 1 神経細胞、ニューロン、軸索、髄 鞘、シナプス、膠細胞、星状膠細 胞、稀突起膠細胞、シュワン細 胞、血液脳関門、上衣細胞 〃 全 員 筋 組 織 − 2 平 滑 筋、 骨 格 筋、 横 紋 筋、 筋 紡 錘、心筋 実 習 脊髄神経節、軸索、髄鞘、神経細 胞、膠細胞 〃 発生、白質、灰白質、脳脊髄液、 髄膜、神経核、脳神経 講 義 2 3 20 4 27 月 1 22 2 23 3 24 4 6 キーワード 13 月 19 25 項 目 赤血球、白血球、血小板、血漿、 血清、造血、骨髄、好中球、好酸 球、好塩基球、単球、T細胞、B 細胞、巨核球、HSC 18 21 担当者 3 月 1 〃 〃 〃 神 経 組 織 − 2 白 澤 神 経 組 織 − 3 大脳、小脳、脊髄、脈絡叢 〃 ゲノム、遺伝子、染色体、DNA 、 RNA 、 二 重 ら せ ん、 ヒ ス ト ン、 転 写、 ク ロ マ チ ン、 プ ロ モ ー ター、エクソン、イントロン 〃 遺 伝 − 2 コドン、セントラルドグマ、翻 訳、RNA 干渉、DNA 複製、DNA 修復 〃 非常勤講師 遺 伝 − 3 山 本 常染色体優性遺伝性疾患、常染色 体劣性遺伝性疾患、伴性遺伝、遺 伝子頻度 〃 遺伝子多型、多因子疾患、SNP 〃 〃 神 経 組 織 − 4 非常勤講師 遺 伝 − 1 中 林 26 2 27 3 28 4 〃 遺 伝 − 4 3 全 員 細胞生物学・遺伝学・発生 学−1 テュートリアル 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−2 〃 1 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−3 〃 32 2 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−4 〃 33 3 34 4 〃 3 全 員 細胞生物学・遺伝学・発生 学−5 テュートリアル 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−6 〃 29 4 火 30 31 35 36 10 月 11 火 〃 白 澤 遺 遺 伝 − 5 伝 − 6 − 48 − 講 義 遺伝学復習 〃 〃 M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 No. 月 日 曜 限 項 目 1 全 員 細胞生物学・遺伝学・発生 学−7 テュートリアル 38 2 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−8 〃 39 3 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学−9 〃 40 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 10 〃 3 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 11 〃 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 12 〃 1 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 13 〃 44 2 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 14 〃 45 3 46 4 〃 発 生 学 総 論 − 2 3 全 員 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 15 テュートリアル 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 16 〃 1 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 17 〃 50 2 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 18 〃 51 3 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 19 〃 52 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 20 〃 3 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 21 〃 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 22 〃 1 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 23 〃 56 2 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 24 〃 57 3 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 25 〃 58 4 〃 細胞生物学・遺伝学・発生 学− 26 〃 37 6 41 17 月 18 火 42 43 24 月 47 25 火 48 49 53 7 1 2 月 火 54 55 59 8 9 月 火 60 61 62 16 火 3 キーワード 白 澤 発 生 学 総 論 − 1 白 澤 発 生 学 各 論 − 1 〃 発 生 学 各 論 − 2 3 〃 演 習 − 1 細胞生物学 4 〃 演 習 − 2 〃 講 義 発生学各論復習 〃 − 49 − 講 義 発生学総論復習 4 授業形態 〃 〃 試験・講義 〃 〃 第2学年 担当者 M2 組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学 No. 月 日 曜 限 63 7 22 月 1 担当者 項 目 白 澤 総 キーワード 授業形態 括 − 1 講 義 64 2 〃 総 括 − 2 〃 65 3 〃 総 括 − 3 〃 66 4 〃 総 括 − 4 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 24 水 − 50 − M2 生化学 生 化 学 Ⅰ.担当教員名 生 化 学 教 授 黒 木 政 秀(科目責任者) 准 教 授 瀬 川 波 子(副責任者) 講 師 芝 口 浩 智 〃 白 須 直 人 医学部 RI 施設 講 師 高 見 昇 先端医療科学系総研 講 師 緒 方 繁 憲 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 生体は、外部からの物質摂取により体成分の合成やエネルギーの獲得を行うことで健全な生活を 営んでいる。その正常な代謝過程を知ることなしに人体に起きる病変を理解し取り組むことは不可 習する細胞の基本構造や各組織・臓器の構成と位置関係を基盤に、そして一般・神経生理学、臓器・ 病態生理学で学習している各臓器の生理学的機能と並行して、生化学的機能すなわち生体物質の代 謝について修得する。 具体的には、まず、外部から摂取する栄養素とそのエネルギー変化について知る。次に、生体を 構成する低分子および高分子物質を把握しその機能を理解する。つづいて、生体物質の代謝と代謝 異常の動態を把握するとともに、主な臓器の代謝機能とその異常を修得する。その上で、実際の臨 床では生化学的知識がどのように利用されているかを理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.栄養素とエネルギーについて 1)栄養素と栄養所要量について説明する。 2)基礎代謝と特異動的作用について説明する。 3)栄養異常について、その概略を説明する。 4)標準自由エネルギー変化と高エネルギー化合物について説明する。 5)生体酸化還元と電子伝達系(呼吸鎖)について説明する。 6)酸化的リン酸化、基質準位リン酸化および化学的浸透圧説について説明する。 7)フリーラジカルの発生と作用を説明する。 2.生体高分子の構造と機能について 1)核酸の構造と機能を説明する。 2)糖質(炭水化物)の基本的な構造と機能を説明する。 3)脂質の基本的な構造と機能を説明する。 4)蛋白質の基本的な構造と機能を説明する。 3.生体物質の代謝について 1)酵素の機能と調節について説明する。 2)核酸の代謝について − 51 − 第2学年 能である。生化学では、組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学、組織細胞生物学各論、解剖学で学 M2 生化学 a.ヌクレオチドの合成・異化・再利用経路を説明する。 b.核酸の主な代謝異常を説明する。 3)糖質(炭水化物)の代謝について a.解糖の経路と調節機構を説明する。 b.五炭糖リン酸経路の意義を説明する。 c.糖新生の経路と調節機構を説明する。 d.グリコーゲンの合成と分解の経路を説明する。 e.クエン酸回路を説明する。 f.電子伝達系と酸化的リン酸化を説明する。 g.糖質の主な代謝異常を説明する。 4)脂質の代謝について a.リポ蛋白質の構造と代謝を説明する。 b.脂質の合成と分解を説明する。 c.空腹時(飢餓)、食後(過食時)と運動時における代謝を説明する。 d.脂質の主な代謝異常を説明する。 5)蛋白質の代謝について a.蛋白質の合成と分解を説明する。 b.アミノ酸の異化と尿素合成の経路を説明する。 c.アミノ酸の主な代謝異常を説明する。 d.ヘム・ポルフィリンの代謝を説明する。 6)ビタミンの代謝について a.ビタミンの種類と機能を説明する。 b.ビタミンの欠乏症と過剰症を説明する。 c.抗酸化ビタミンのフリーラジカル捕捉作用を説明する。 7)無機質の代謝について a.無機質の代謝を説明する。 b.無機質の主な代謝異常を説明する。 4.組織・臓器の代謝について 1)主な臓器の代謝機能を説明する。 2)主な臓器の代謝異常を説明する。 5.臨床から学ぶ生化学 1)抗癌剤の成り立ちを説明する。 2)分子標的治療を説明する。 3)心臓病とコレステロールの関係について説明する。 4)生体における酸化ストレスの意味について説明する。 5)体細胞遺伝学が疾病の新治療薬の開発にどう利用されているかを説明する。 6)遺伝子治療の方法やその適応疾患について説明する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義 − 52 − M2 生化学 担当教員が、指定教科書を利用しながら当日のテーマについて講義するので、これに出席す る。また、学生と担当教員がそれぞれマイクを持ち、当日のテーマについて質疑・応答および 討論が繰り返されるので、これに参加する。 2.実習 学生は 32 班の小グループに分かれ、与えられた課題の生化学実習に取り組む。 3.テュートリアル 学生は 15 班の小グループに分かれ、与えられた課題に次のような方式で取り組む。 1)持てる知識での討論 (約 30 分/〜 13:35) 教科書やノートや PC など、一切利用しないこと。各自が知っていること、予想されること、 分からないことなどを討論し、液晶モニター上で書いて、文末に必ずカッコ書きで発言者の 名字を入れる。(以下、名字入れは同じ。) 2)キーワード列挙・課題設定・学習成果 (約 55 分/〜 14:30) 出される問題を解くために調べる必要があると考えられる単語や語句を列挙し、調べる内容 を決めて担当者を決め、それぞれで調べて液晶モニター上で書き込み、発言者の名字を入れ 基準値)を参考にするとよい。そして、上記学習成果の中で、可能性のある疾患(共通して 出てくる疾患)を太字アンダーラインにした上で、予測される最終的な候補疾患名を皆で推 論して書き込み、テュータに告げて正解であれば次に進む。 3)疾患の病態生理・生化学的考察 (約 50 分/〜 15:30) この疾患の理解に必要な病態生理・生化学的考察を皆で行い、調べる項目と調べた内容を液 晶モニター上で書いて、文末に発言者の名字を入れる。 4)出される問題の類推 (約 5 分/〜 15:35) 以上の情報を基に、自分が問題を作るとしたらどんな問題か類推し、液晶モニター上で書く。 必ず1人1問は考え、発言者の名字を入れる。ここまで終わったら、テュータに実際の問題 を求めると、テュータから問題シートが渡される。 5)実際の問題提示と解答 (約 30 分/〜 16:05) 皆で討論し答えを導き出す。その際、その答えの理由を簡単に書き、全員の名字を入れる。 解答が分かれた時は、それぞれの理由を書き、支持者の名字を入れる。ここまで終わったら、 テュータから正解と解説シートが渡される。 6)正解と解説シートの提示 (約 5 分/〜 16:10) 班単位で担当者から正解と解説シートを受け取り、代表者が音読して内容を確認し、最終的 な出欠を確認して終了。時間は、一応の目安であるが、16:10 までには終わること。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.指定した教科書の該当項目を事前に読んでおく。 2.毎回授業の最後に小テストを実施するので、教育要項のキーワードとともに復習しておく。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.講義では、毎回、最後の5~ 10 分間でその日のテーマに関して小テストを実施する。 2.講義内容全般については、前期末に客観試験を実施する。合格点に達しないものは再試験を 受験する。 − 53 − 第2学年 る。その際、生化学的な検査結果の解釈については、生化学の教科書(第 13 章の最後にある M2 生化学 3.実習は、その日のうちに作成して提出するレポートで評価する。 4.テュートリアルは、各回の課題への各自の取り組み姿勢とまとめのシートで評価する。 5.以上の採点に基づく結果の総合評価で合否を判定する。 Ⅶ.教科書 1.黒木政秀 編:モデル・コア・カリキュラム対応 医用生化学—生体物質の代謝と異常—2013年版 福岡大学医学部生化学 2013 2.福岡大学医学部生化学:生化学実習書 2013 年版 福岡大学医学部生化学 2013 Ⅷ.参考書・文献 1.原 諭吉、太田英彦 編:スタンダード生化学 第1版 文光堂 2004 2.石黒伊三雄 監:わかりやすい生化学—疾病と代謝・栄養の理解のために— 第4版 ヌー ヴェルヒロカワ 2006 No. 月 日 曜 限 1 4 2 火 2 3 4 木 4 5 9 火 8 9 16 火 黒 木 栄 養 と そ の 異 常 1 キーワード 授業形態 生化学、三大栄養素、五大栄養 素、熱量(カロリー)、三大栄養 素の代謝経路と相互変換、三大栄 養素の化学的特徴 講 義 〃 2 〃 栄 養 と そ の 異 常 2 1 〃 栄 養 と そ の 異 常 3 栄養異常、体格指数( BMI )、標 準体重、栄養失調、栄養過剰・肥 満、メタボリックシンドローム 〃 生体エネルギーと生体酸化1 標準自由エネルギー変化、発エル ゴン反応、吸エルゴン反応、高エ ネルギー化合物、生体酸化、クエ ン酸回路 〃 生体エネルギーと生体酸化2 CoA 、アセチル -CoA 、基質準位 のリン酸化、電子伝達系、電子伝 達体、酸化還元電位、酸化還元酵 素 〃 生体エネルギーと生体酸化3 CoQ 、酸化的リン酸化、グリセ ロールリン酸シャトル、リンゴ酸 アスパラギン酸シャトル、活性酸 素、過酸化脂質、ラジカルスカベ ンジャー 〃 1 ヌクレオチド、ヌクレオシド、プ リン塩基、ピリミジン塩基、核酸 の 分 類、DNA 、RNA 、 遺 伝 子、 ゲノム 〃 2 エクソン、イントロン、遺伝子の 発現、核酸の精製、組換え DNA 、 PCR 、サザンブロット、ノーザ ンブロット 〃 核酸代謝の概要、核酸の消化と吸 収、ヌクレオチドの生合成、デノ ボ経路、サルベージ経路 〃 1 2 11 木 項 目 食事摂取基準、推定エネルギー必 要量、基礎代謝、基礎代謝基準 値、栄養素の推奨量、運動エネル ギー消費量 2 6 7 1 担当者 1 〃 〃 〃 芝 口 核 酸 酸 の の 基 基 礎 2 〃 核 礎 1 〃 核酸の代謝とその異常1 − 54 − M2 生化学 No. 月 日 曜 限 10 4 11 16 火 18 木 12 13 23 火 14 30 火 18 2 木 20 22 火 講 義 蛋 白 質 の 基 礎 1 アミノ酸、必須アミノ酸、ペプチ ド結合、蛋白質の分類、蛋白質の 機能、一次構造、二次構造、三次 構造、四次構造、αヘリックス、 β シート 〃 〃 芝 口 核 酸 の 代 謝 と そ の 異 常 2 〃 〃 蛋 白 質 の 基 礎 2 1 〃 蛋 白 質 の 基 礎 3 酵素蛋白質、補酵素、触媒、基質 特異性、活性化エネルギー 〃 蛋 白 質 の 基 礎 4 酵素活性、調節因子、基質濃度、 温度、pH 、アロステリック修飾 因子、化学修飾、酵素阻害剤、ア イソザイム 〃 ペプチドホルモン、アミンホルモ ン、松果体ホルモン、下垂体ホル モン、甲状腺ホルモン、副甲状腺 ホルモン、膵臓ホルモン、消化管 ホルモン、副腎ホルモン、心臓ホ ルモン 〃 蛋 白 質 の 基 礎 6 サイトカイン、アンギオテンシ ン、受容体蛋白質、リガンド、細 胞膜受容体、細胞内受容体、構造 維持蛋白質、細胞外基質、細胞骨 格、細胞膜の裏打ち構造 〃 蛋 白 質 の 基 礎 7 細胞接着蛋白質、細胞接着分子、 収縮作用蛋白質、アクチン、ミオ シン、血漿輸送蛋白質、アルブミ ン、トランスフェリン、膜輸送蛋 白質、輸送体、イオンチャネル、 イオンポンプ 〃 蛋 白 質 の 基 礎 8 生体防御蛋白質、抗体、補体、血 液凝固蛋白質、血液凝固因子、浸 透圧維持蛋白質、緩衝作用蛋白 質、ユビキチン、プリオン蛋白質 〃 1 1 1 2 7 授業形態 2 2 5 キーワード ヌクレオチドの合成阻害剤、ヌク レオチドの分解、ヌクレオチド補 酵 素、 核 酸 代 謝 異 常、 痛 風、 レ シュ・ナイハン症候群、ADA 欠 損症 蛋白質の精製と分析、ゲルクロマ トグラフィー、イオン交換クロマ トグラフィー、アフィニティクロ マトグラフィー、電気泳動法 2 17 項 目 1 2 〃 黒 木 蛋 白 質 の 基 礎 5 〃 〃 〃 瀬 川 脂 〃 脂 質 の 基 礎 1 脂質の分類、脂肪酸、単純脂質、 複合脂質、不ケン化脂質、脂質の 機能 〃 質 の 基 礎 2 飽 和 脂 肪 酸、 不 飽 和 脂 肪 酸、 EPA 、DHA 、必須脂肪酸、エイ コサノイド 〃 蛋白質代謝の概要、蛋白質の消化 と吸収、蛋白質の生合成、プロ モーター、エンハンサー、エピ ジェネティクス 〃 アミノ酸代謝の概要、アミノ酸の 分解、アミノ基の代謝、アンモニ ア、尿素回路、炭素骨格の代謝、 アミノ酸の合成 〃 黒 木 蛋白質の代謝とその異常1 〃 蛋白質の代謝とその異常2 − 55 − 第2学年 25 木 16 21 1 2 15 19 2 担当者 M2 生化学 No. 月 日 曜 限 23 5 9 木 24 25 2 14 火 26 27 16 木 21 火 23 木 36 1 2 28 火 34 35 1 2 32 33 1 2 30 31 1 2 28 29 1 1 2 30 木 1 2 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 質 の 基 礎 3 中性脂肪、TG 、DG 、MG 、リン 脂質、糖脂質 質 の 基 礎 4 ステロイド、コレステロール、胆 汁酸、プロビタミン D 、ステロイ ドホルモン 〃 黒 木 蛋白質の代謝とその異常3 アミノ酸から各種窒素化合物の合 成、生体アミン、クレアチン、ク レアチニン、甲状腺ホルモン、ポ ルフィリン、ヘム、ヘモグロビ ン、ビリルビン 〃 蛋白質の代謝とその異常4 蛋白質代謝異常、M 蛋白質、ベン ス・ジョーンズ蛋白、低アルブミ ン血症、フィッシャー比、アミロ イドーシス、アミロイド、コンゴ レッド染色 〃 蛋白質の代謝とその異常5 アミノ酸代謝異常、新生児マスス クリーニング、フェニルアラニン 異化経路、尿素サイクル異常症、 アンモニア血症、有機酸代謝異常 症、有機酸血症、有機酸尿症 〃 蛋白質の代謝とその異常6 ビリルビンの代謝異常、高ビリル ビン血症、黄疸、ビリルビンの過 剰生成、肝機能障害、胆道系閉 鎖、新生児黄疸、ポルフィリン症 〃 脂質代謝の概要、血漿リポ蛋白 質、 カ イ ロ ミ ク ロ ン、VLDL 、 IDL 、LDL 、HDL 〃 脂質の消化と吸収、カイロミク ロ ン 系、VLDL-LDL 系、HDL 系、 中性脂肪の加水分解、中性脂肪の 生合成、一般経路、腸経路 〃 1 単糖、糖質の分類、オリゴ糖、多 糖、複合糖質、糖質の機能、アル ドース、ケトース、立体異性体、 エピマー 〃 2 グリコシド -OH 、グリコシド結 合、 配 糖 体、 糖 酸、 糖 ア ル コ ー ル、アミノ糖、デオキシ糖、オリ ゴ糖 〃 脂肪酸の代謝による ATP の生成、 β 酸化、ケトン体とケトーシス 〃 瀬 川 脂 〃 〃 〃 〃 脂 瀬 川 脂 質 代 謝 と そ の 異 常 1 〃 脂質代謝とその異常2 黒 木 糖 〃 糖 質 質 の の 基 基 礎 礎 瀬 川 脂 質 代 謝 と そ の 異 常 3 〃 脂肪酸の生合成、脂肪酸合成酵素 脂 質 代 謝 と そ の 異 常 4 ( FAS )、アシルキャリアー蛋白質 ( ACP ) 黒 木 糖 〃 糖 質 質 の の 基 基 礎 礎 − 56 − 〃 3 多糖、デンプン、デキストリン、 グリコーゲン、セルロース、寒 天、イヌリン、レバン、コンニャ クマンナン 〃 4 プロテオグリカン、グリコサミノ グリカン、ヒアルロン酸、コンド ロイチン硫酸、ヘパリン、糖蛋白 質、糖脂質、血液型物質 〃 M2 生化学 No. 月 日 曜 限 37 6 4 火 38 39 2 6 木 40 2 11 火 42 43 13 木 48 1 2 18 火 46 47 1 2 44 45 1 1 2 20 木 1 2 項 目 キーワード 授業形態 リン脂質の代謝、ホスホリパー ゼ、アラキドン酸カスケード、細 胞内シグナル伝達、イノシトール リン脂質、DG 、IP3、糖脂質の代 謝 講 義 ステロイドの代謝、コレステロー ル、胆汁酸、ステロイドホルモ ン、脂質代謝異常、高脂血症、低 脂血症、脂質蓄積症 〃 糖質代謝の概要、糖質の消化と吸 収、 解 糖 系、 嫌 気 的 解 糖、 パ ス ツール効果、ワールブルク効果、 アルコール発酵、律速酵素 〃 糖質の代謝とその異常2 五炭糖リン酸経路、ヌクレオチ + ド、NADP 、グルクロン酸経路、 UDP- グルコース、糖ヌクレオチ ド、グルクロン酸抱合、ビリルビ ンジグルロニド、直接ビリルビン 〃 糖質の代謝とその異常3 糖新生、コリ回路、グルコース・ アラニン回路、糖原病、その他の 単糖の代謝、ガラクトース代謝、 マンノース代謝、フルクトース代 謝 〃 糖質の代謝とその異常4 グリコーゲン合成、グルコゲニ ン、グリコーゲン分解、ホスホリ ラーゼ、キナーゼ、糖代謝による ATP の生成、グリセロールリン 酸シャトル、リンゴ酸 - アスパラ ギン酸シャトル、熱効率 〃 糖質の代謝とその異常5 グリコシレーション、糖転移酵 素、グリケーション、アマドリ化 合物、HbA1c 、GA 、終末糖化産 物( AGE )、1,5-AG 〃 糖質の代謝とその異常6 糖質代謝異常、先天性糖代謝異常 症、ラクトース不耐症、ガラク トース血症、糖原病、フォンギー ルケ病、ポンペ病 〃 糖質の代謝とその異常7 糖尿病、インスリン、高血糖症、 糖尿、ケトン症、アシドーシス、 1型糖尿病、2型糖尿病、低血糖 症、インスリノーマ 〃 糖質の代謝とその異常8 複合糖質の代謝異常、ムコ多糖 症、ハーラー症候群、ハンター症 候群、グリコプロテイン代謝異常 症 〃 1 ビタミンの歴史、ビタミンの種 類、水溶性ビタミン、脂溶性ビタ ミン、ビタミンの所要量、ビタミ ン B1、TPP 〃 2 ビ タ ミ ン B2、FAD、FMN、 グ ル + タ チ オ ン、 ナ イ ア シ ン、NAD 、 + NADP 、 ビ タ ミ ン B6、PLP、 PMP、パントテン酸、CoA、ACP 〃 瀬 川 脂 質 代 謝 と そ の 異 常 5 〃 脂質代謝とその異常6 黒 木 糖 質 の 代 謝 と そ の 異 常 1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 白 須 ビ 〃 ビ タ タ ミ ミ ン ン − 57 − 第2学年 41 1 担当者 M2 生化学 No. 月 日 曜 限 49 6 25 火 50 2 51 27 木 52 53 7 2 火 4 木 1 2 9 火 58 59 1 2 56 57 1 2 54 55 1 1 2 11 木 1 担当者 項 目 キーワード 授業形態 3 ビ オ チ ン、C1 単 位、 ア ビ ジ ン、 葉 酸、THF 、 ビ タ ミ ン B12、 Ado-B12、CH3 -B12、 ビ タ ミ ン C 、 コラーゲン代謝 講 義 4 ビタミン A 、レチノイド、ビタミ ン D 、カルシフェロール、ビタミ ン E 、トコフェロール、ビタミン K 、PIVKA- Ⅱ 〃 水・無機質代謝とその異常1 水代謝の概要、細胞内液、細胞外 液、電解質組成、無機質代謝の概 要、無機質の分布と機能、Ca 、P 、 S 、K 、Na 、Cl 〃 水・無機質代謝とその異常2 Mg 、Fe 、Cu 、Mn 、I 、Co 、 Zn 、Se 、Mo 、F 、Cr 、無機質代 謝異常、高 Na 血症、低 Na 血症、 高 K 血症、低 K 血症、高 Ca 血症、 低 Ca 血症 〃 黒 木 主な臓器の代謝とその異常1 細 胞、 組 織、 臓 器( 器 官 )、 系、 生化学的検査、検体、免疫測定 法、CEA 、AFP 、 ハ イ ブ リ ダ イ ゼ ー シ ョ ン、DNA プ ロ ー ブ、 RNA プローブ 〃 主な臓器の代謝とその異常2 消化器系、外分泌、内分泌、消化 酵素、消化管ホルモン、胆汁酸、 胆汁色素、アルデヒドデヒドロ ゲナーゼ、逸脱酵素、黄疸、糖尿 病、インスリノーマ 〃 主な臓器の代謝とその異常3 筋骨格系、クレアチンリン酸、ク レアチンキナーゼアイソザイム、 コラーゲン、循環器系、心筋トロ ポニン、心筋ミオシン軽鎖Ⅰ、血 管内皮細胞増殖因子、アンギオス タチン 〃 主な臓器の代謝とその異常4 呼吸器系、肺サーファクタント、 腎・泌尿器系、クレアチニンクリ アランス、ベンスジョーンズ蛋 白、エリスロポエチン、レニン、 生殖器系、前立腺特異抗原、脳神 経系、血液脳関門、神経伝達物質 〃 主な臓器の代謝とその異常5 血液・造血器 ・ 免疫系、2,3-BPG 、 貧血、ヘモグロビン異常症、鉄欠 乏性貧血、DNA 再編成、モノク ローナル抗体、内分泌系、ホルモ ン、ペプチドホルモン、アミンホ ルモン、ステロイドホルモン 〃 主な臓器の代謝とその異常6 結合組織、コラーゲン、エラスチ ン、フィブリリン、脂肪組織、ホ ルモン感受性リパーゼ、脂肪トリ グリセリドリパーゼ、アディポサ イトカン、平滑筋 〃 白 須 臨 床 と 生 化 学 の 話 題 1 抗癌剤の成り立ち、細胞周期、細 胞骨格、蛋白質合成 〃 白 須 ビ 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 ビ タ タ ミ ミ ン ン − 58 − M2 生化学 No. 月 日 曜 限 60 7 61 16 火 1 瀬 川 臨 床 と 生 化 学 の 話 題 3 心臓病とコレステロール、リポ蛋 白質分析法、キャピラリー等速電 気泳動法、酸化 LDL 、HDL 治療 〃 生体における酸化ストレスの意 味、尿中イソプロスタン、固相抽 出法、液体クロマトグラフィー - タ ン デ ム 質 量 分 析 法( LC-MS/ MS ) 〃 5 木 12 木 68 69 19 木 70 71 26 木 72 73 10 3 木 74 75 76 10 木 〃 臨床と生化学の話題4 黒 木 体細胞遺伝学、ハイブリドーマ、 モノクローナル抗体、トランス 臨 床 と 生 化 学 の 話 題 5 ジェニックマウス、ノックアウト マウス、遺伝子ターゲッティン グ、クローン動物 〃 2 〃 遺伝子治療、遺伝子治療認可の手 続き、遺伝子治療の方法、対象疾 臨 床 と 生 化 学 の 話 題 6 患、遺伝性疾患、癌、AIDS 、標 的細胞、遺伝子導入法、遺伝子治 療の実際例 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 1 3 全 員 実 習 説 明 実習器具、実習機器、危険防止、 測容器の使用法、マイクロピペッ ターの使用法 講 義 〃 4 〃 テ ュ ー ト リ ア ル 説 明 持てる知識での討論、キーワード 列挙・課題設定・学習成果、疾患 の病態生理・生化学的考察、出さ れる問題の類推、実際の問題提示 と解答、正解と解説シートの提示 3 〃 実 習 討 論 1 比色分析法 4 〃 実 習 討 論 2 吸 光 度、 透 過 率、Lambert-Beer の法則、分光光度計 〃 3 〃 実 習 討 論 3 ゲルクロマトグラフィー 〃 4 〃 実 習 討 論 4 クロマトグラフィー、移動相、固 定相、クロマトグラム、ゲル、カ ラム、分子量 〃 3 〃 実 習 討 論 5 血糖の定量 〃 〃 実 習 4 〃 実 習 討 論 6 空腹時血糖値、酵素法、除蛋白 質、補酵素、o- トルイジンほう酸 法 3 〃 実 習 討 論 7 電気泳動 〃 4 〃 実 習 討 論 8 血清分離、等電点、セルロースア セテート膜電気泳動、A/G 比 〃 3 〃 実 習 討 論 9 尿の検査 〃 4 〃 実 習 討 論 10 尿蛋白、尿糖、尿ケトン体、尿ビ リルビン、尿ウロビリン体 〃 − 59 − 第2学年 26 月 66 67 講 義 白 須 臨 床 と 生 化 学 の 話 題 2 18 木 9 授業形態 2 64 65 キーワード 11 木 2 8 項 目 分子標的治療、増殖因子、増殖因 子受容体、モノクローナル抗体、 チロシンキナーゼ抑制、シグナル 伝達 62 63 担当者 M2 生化学 No. 月 日 曜 限 担当者 77 10 17 木 3 78 4 〃 3 〃 4 〃 3 〃 4 〃 3 〃 4 〃 3 〃 4 〃 79 24 木 80 81 31 木 82 83 11 7 木 84 85 86 14 木 項 目 全 員 課 題 シ ー ト キーワード 1 課 題 シ 〃 ー ト 2 題 シ 〃 ー ト 3 課 題 シ 〃 ー ト 4 〃 課 題 シ ー ト 〃 − 60 − 5 〃 〃 脂質代謝異常 〃 〃 〃 糖質代謝異常 〃 課 テュートリアル 蛋白質代謝異常 〃 授業形態 〃 〃 核酸代謝異常 〃 〃 無機質代謝異常またはビタミン代 謝異常 〃 〃 〃 M2 一般・神経生理学 一般・神経生理学 Ⅰ.担当教員名 生 理 学 教 授 井 上 隆 司(科目責任者) 准 教 授 上 原 明(副責任者) 講 師 倉原(海) 琳 〃 市 川 純 〃 本 田 啓 助 教 胡 耀 鵬 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.細胞の微細構造と細胞内小器官の機能を理解する。 2.細胞内外の物理化学的環境とその活動を支えるエネルギーの流れを理解する。 4.静止膜電位の成因とその維持機構を理解する。 5.興奮性細胞の膜興奮過程、消退過程を理解する。 6.膜興奮性制御分子としてのイオンチャネル(種類と特徴)を理解する。 7.細胞内、細胞間興奮伝播の機構を理解する。 8.細胞内、細胞間情報伝達機構を理解する。 9.シナプス伝達を理解する。 10.終板電位と骨格筋の収縮過程を理解する。 11.心筋と平滑筋の興奮収縮連関、薬物収縮連関を理解する。 12.自律神経の生体機能調節における役割を理解する。 13.外部環境刺激に対する受容と情報処理機構を理解する。 14.中枢神経、末梢神経にみられる反射機構(姿勢反射を含む)を理解する。 15.中枢神経、末梢神経による随意運動、協調運動制御機構を理解する。 16.情動行動、本能行動の中枢を理解する。 17.脳の総合高次機能を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.細胞の微細構造と細胞内小器官の役割について説明できる。 2.細胞の内外環境における物理化学的因子と細胞の活動を支えるエネルギーの流れについて説 明できる。 3.細胞膜の構造と機能をイオン透過性、物質輸送から説明できる。 4.細胞内液・外液のイオン組成から静止膜電位成因を説明できる。 5.細胞膜を介する能動・受動輸送過程を説明できる。 6.細胞膜のイオンチャネル、ポンプの機能と制御機構を説明できる。 7.興奮性細胞の膜興奮発生・消退過程をイオン電流の変化から説明できる。 8.神経軸索内興奮伝播機構を説明できる。 − 61 − 第2学年 3.細胞膜の透過性、物質輸送機構を理解する。 M2 一般・神経生理学 9.生理活性物質の受容体結合から細胞内情報伝達までの機構を説明できる。 10.シナプス伝達の種類(促進性、抑制性)と機能、及びその統合と可塑性について説明できる。 11.交感神経、副交感神経末端からの遊離物質の種類とその作用を概説できる。 12.交感神経求心路(臓器感覚)と関連痛を説明できる。 13.神経筋接合部と遊離物質による終板電位の発生を説明できる。 14.骨格筋の収縮過程、筋疲労、筋麻痺、筋無力症の病因、筋弛緩剤の作用機序を概説できる。 15.骨格筋、心筋、平滑筋の収縮、弛緩機構の違いを対比して説明できる。 16.表在感覚(温、冷、触、圧、痛覚)の受容と伝導路、機能を説明できる。 17.深部感覚の受容と伝導路及び筋紡錘、腱紡錘の働きを説明できる。 18.視覚情報の受容機構と伝導路を説明できる。 19.対光反射、輻輳反射の機能について説明できる。 20.屈折異常と調節障害を説明できる。 21.視力と視力検査の原理を概説できる。 22.色覚と色覚異常を概説できる。 23.網膜電図と臨床的意義を説明できる。 24.聴覚受容と伝導路を説明できる。 25.伝音性難聴、感音性難聴を伝音機構、感音機構から説明できる。 26.音の強さの単位を説明できる。 27.味覚、嗅覚の受容の仕組みと伝導路を説明できる。 28.平衡感覚機能を眼球運動、姿勢制御と関連させて説明できる。 29.主な脳内神経伝達物質とその作用を説明できる。 30.大脳皮質の運動野・錐体路系と随意運動との関連を説明できる。 31.小脳、大脳基底核の機能を協調運動と関連させ説明できる。 32.運動失調、不随意運動の起こり方を概説できる。 33.脊髄反射(伸長反射、屈筋反射)、脳幹を介する反射の種類と機序、意義を説明できる。 34.主な病的反射の起こり方とその意義を説明できる。 35.視床下部の中枢(満腹中枢、摂食中枢、体温中枢、浸透圧調節中枢、自律神経中枢、情動中枢) を概説できる。 36.学習と記憶の基礎過程、統合過程を説明できる。 37.連合野の高次機能を説明できる。 38.大脳辺縁系の情動行動、本能行動中枢を説明できる。 39.神経系の電気生理学的検査(筋電図、伝導速度)の原理を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義に出席する。 2.テュートリアル学習で個人学習・グループ学習法を学ぶ。 3.テーマ別学習で理解を深める。 4.プリントで復習する。 5.参考書で予習、復習する。 6.テーマ別学習や小テストの結果から、間違った点を理解する。 − 62 − M2 一般・神経生理学 7.理解できない点を教員に質問する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.シラバスに記載されている学習項目について、参考書などで事前に予習しておくこと。 2.授業時に配布する講義プリントを熟読して講義内容の復習をすること。 3.理解不足の点について参考書で調べ、必要ならば講義担当者へ質問すること。 4.テーマ別学習やテュートリアル学習の内容について、講義プリント・参考書で復習すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.出席状況 2.小テスト・テーマ別学習・テュートリアル 3.中間試験・期末試験成績 Ⅶ.教科書 とくに指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 大地陸男 著:生理学テキスト 第6版 文光堂 2010 坂井建雄・河原克雄 総編集:カラー図解 人体の正常構造と機能〔全10 巻縮刷版〕 第2版 日 本医事新報社 2012 Ganong, W. F. 著、岡田泰伸 監訳:ギャノング生理学 原書 23 版 丸善 2011 Guyton, A. C., Hall, J. E. 原著、御手洗玄洋 総監訳:ガイトン生理学 原著第 11 版 エルゼ ビア・ジャパン 2010 No. 月 日 曜 限 1 4 2 火 2 3 3 水 3 担当者 項 目 一 般 生 理 1 井 上 隆 (イントロダクション・細 胞の構造と機能) キーワード 授業形態 生体システム、ホメオスタシス、 生体膜、細胞骨格、細胞内小器 官、生体内高分子 講 義 4 〃 一 般 生 理 2 酸化還元反応、高エネルギー化合 ( 細 胞 と エ ネ ル ギ ー) 物 〃 1 〃 一 般 生 理 3 イオン、電解質、浸透圧、体液、 (細胞内外の物理化学的環境) 酸塩基平衡 〃 〃 一 般 生 理 4 ター、一次・二次能動輸送、エン ( 細 胞 内 外 の 物 質 輸 送 ) ドサイトーシス・エキソサイトー イオンチャネル、トランスポー 4 2 〃 シス 細胞膜受容体、G 蛋白質、効果器、 5 9 火 3 一 般 生 理 5 セカンドメッセンジャー、チロシ 本 田 ( 細 胞 内 情 報 伝 達 ) ンキナーゼ、細胞内受容体、転写 〃 因子 6 7 8 10 水 4 〃 一 般 生 理 6 インテグリン、接着分子、ギャッ ( 細 胞 間 情 報 伝 達 ) プジャンクション、サイトカイン 〃 1 〃 一 般 生 理 7 内分泌系、自己分泌系・傍分泌系 (細胞間・臓器間情報伝達) 〃 2 井 上 隆 細 胞 の 興 奮 と 伝 導 1 − 63 − イオン透過性、ドナンの膜平衡、 平衡電位、静止膜電位 〃 第2学年 小澤瀞司・福田康一郎 総編集:標準生理学 第7版 医学書院 2009 M2 一般・神経生理学 No. 月 日 曜 限 9 4 16 火 10 11 17 水 12 23 火 14 15 24 水 16 17 30 火 18 1 水 20 21 火 22 23 8 水 24 25 14 火 26 27 15 水 28 29 21 火 30 31 32 22 水 授業形態 講 義 細 胞 の 興 奮 と 伝 導 3 局所電流、興奮伝播、伝導速度、 不応期、跳躍伝導、細胞間伝導 〃 1 〃 細 胞 の 興 奮 と 伝 導 4 イオンチャネルの構造と機能、遺 伝子とその異常 〃 電気的シナプス、化学的シナプ 〃 市 川 興奮伝達機構(シナプス) ス、神経伝達物質、シナプス電位 3 倉 原(海)神 4 〃 骨 1 〃 心 2 〃 平 3 1 2 7 井 上 隆 細 胞 の 興 奮 と 伝 導 2 キーワード 活 動電位、膜電 流、分 極、閾 値、 イオンチャネルの活性化・不活性化 〃 4 5 項 目 4 2 13 19 3 担当者 3 経 筋 接 合 格 滑 部 運動神経、骨格筋、アセチルコリ ン、ニコチン受容体、終板電位、 重症筋無力症 〃 筋 骨格筋の種類と特徴、骨格筋にお ける興奮収縮連関、収縮の分子機 構、機能異常・病態 〃 筋 心筋の構造と特徴、興奮収縮連 関、収縮の分子機構、機能異常・ 病態 〃 筋 平滑筋の構造と特徴、興奮収縮連 関、受容体収縮連関、収縮の分子 機構、機能異常・病態 〃 井 上 隆 補 講 ・ 中 間 試 験 〃 神 経 系 概 論 神経系の発生、体性神経系と自律 神 経 系、 脳 神 経、 脊 髄 神 経、 脊 髄・脳幹の構造、皮膚分節と筋 節、神経回路、反射 市 川 自 律 神 経 1 遠心性神経、交感神経、副交感神 経、交感神経節、二重神経支配、 神経緊張 〃 自 律 神 経 2 神経伝達物質と受容体、内臓反 射、自律神経中枢と臓器系への作 用 〃 上 原 明 体 性 感 覚 1 体性感覚総論(感覚受容体、起動 電位等) 〃 〃 〃 〃 4 〃 体 性 感 覚 2 表在知覚、深部知覚、感覚伝導 路、内臓感覚 〃 1 〃 体 性 感 覚 3 痛覚、温覚 〃 2 〃 視 覚 1 明暗視、色覚 〃 3 〃 視 覚 2 視覚情報処理、視覚路の障害 〃 4 〃 視 覚 3 視覚中枢、視覚異常 〃 1 〃 平 覚 平衡と運動の知覚、前庭機能障 害、前庭反射 〃 2 〃 味 ・ 嗅 覚 刺激受容機構、情報伝達機構、中 枢情報処理機構 〃 3 〃 聴 覚 1 外耳、中耳 〃 4 〃 聴 覚 2 内耳、聴覚情報処理、聴覚路、難 聴 〃 1 2 衡 覚 感 井 上 隆 中枢神経系1(運動制御) 中枢神経系総論 〃 脊 髄、 筋 紡 錘、 腱 器 官、 脊 髄 反 中枢神経系2(運動制御) 射、運動性上下行路、脳幹、神経 結合、体性運動反射 − 64 − 〃 〃 M2 一般・神経生理学 No. 月 日 曜 限 33 5 28 火 34 35 29 水 36 37 6 5 水 38 39 12 水 40 41 19 水 42 26 水 44 45 7 3 水 46 47 10 水 48 17 水 50 8 28 水 キーワード 3 井 上 隆 小脳、神経回路、運動機能・姿勢 中枢神経系3(運動制御) 調節と障害 4 〃 中枢神経系4(高次機能) 失調、大脳皮質、運動中枢、運動 1 大脳基底核、運動機能調節、運動 性入出路、運動機能調節 生理学全教員 個 人 ・ グ ル ー プ 学 習 授業形態 講 義 〃 テュートリアル 2 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 1 井 上 隆 2 〃 1 大脳皮質の区分と一般構造、神経 結合、中枢神経系の伝達物質、高 中枢神経系5(高次機能) 次機能局在、高次機能検査法(脳 波等) 中枢神経系6(高次機能) 睡眠と覚醒、意識、学習と記憶 生理学全教員 テ ー マ 別 学 習 前期の内容について 講 義 〃 演 習 2 〃 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 〃 1 〃 〃 〃 〃 2 49 項 目 井 上 隆 前 期 の ま と め 講 義 1 〃 〃 〃 2 〃 〃 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 65 − 第2学年 43 担当者 M2 研究室配属 研 究 室 配 属 Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二 生 理 学 教 授 井 上 隆 司 生 化 学 教 授 黒 木 政 秀 薬 理 学 教 授 岩 本 隆 宏 病 理 学 教 授 竹 下 盛 重 〃 鍋 島 一 樹 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹 法 医 学 教 授 久 保 真 一 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.将来の基礎医学・社会医学の担い手の萌芽的育成と、将来臨床医として活躍するためにも必 要なリサーチマインドの涵養を目指す。 2.実際の基礎医学の研究分野に身を置いて研究チームの一員として行動することにより、研究 者としての自覚や倫理観を身につけ、研究室での基本的な知識やルールを学ぶとともに、協調 的な学習環境の中で問題解決能力を高め、大学における学習成果の発表方法を修得することで、 生命医学領域に対する学習意欲の向上をめざす。 3.2 年生の基礎医学専門教育に対する修学上の問題等を早期発見し、適切な修学方法の確立を 図る。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.課題に関する資料、文献を収集し、調査できる。 2.課題に関連した英文論文・テキストを理解できる。 3.課題に関して学生や教員と討論できる。 4.課題に関するレポートを作成し発表ができる。 5.課題に関して新たな問題点を指摘できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 実施要項:非教授会開催週の水曜日3限、4限に 10 人の学生グループ(A~ K)毎に基礎医学・ 社会医学系研究室を 1 年間ローテーションする。 ①基礎医学・社会医学系研究室配属毎に(隔週)10 人の学生グループと主任教授とのグループ面 談を行い、修学上の問題などないかなどの確認を行う。主任教授不在時はその講座の准教授・講師 など他の教員が適宜対応する。各主任教授の自由裁量・個性により以下②~⑤などのようなプログ ラムが行われる。②基礎医学・社会医学関連の話題を素材とした自由討論、それに基づく課題設定 および自己・グループ学習、学習成果の発表討論、 ③研究室内リサーチカンファレンス等への参 − 66 − M2 研究室配属 加、④英語医学論文や内科学書の総論症候学・病態生理などを学生輪番で行う。⑤具体的な研究活 動への見学・参加(熱意ある学生へ向けた夏期・冬季休暇中の研究参画への橋渡しとする)。 学生グループ編成/ローテーション・スケジュール/集合場所/各研究室毎のプログラムの詳細 など:オリエンテーションの際に資料配布する。 後期(9月以降)から4限目は SS(slow starter: 前期試験成績不振者)向けの特別 small group 双方向性学習・補講を行う。詳細、対象者は 9 月初めに掲示する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.事前:一般目標および行動目標を把握して臨む。 2.事後:体験した研究室配属で新たにでた疑問点について自分で調べてみる。 Ⅵ.評価の方法(Evaluation) 評価は出席・態度等により評価する。必要があればレポートなどを参考とする。 Ⅶ.教科書 必要に応じ、各講座から情報提供 Ⅷ.参考書・文献 講座名 第1日集合場所 解剖学(立花) 医学部研究棟別館1階 解剖学 資料室(1118) 細胞生物学(白澤) 医学情報センター棟4階 映写室2(3406) 生理学(井上) 医学部研究棟別館1階 生理学 四研(1104) 生化学(黒木) 医学部研究棟本館4階 ゼミナール室(455) 薬理学(岩本) 医学部研究棟本館5階 ゼミナール室(524) 病理学(竹下) 医学部講義棟・実習棟1階 組織実習室 病理学(鍋島) 病院本館2階 病理部 病理診断室 微生物・免疫学(廣松) 医学部研究棟本館3階 微生物・免疫学 総合研究室(348) 再生・移植医学(安波) 医学部研究棟本館3階 ゼミ室(355) 衛生・公衆衛生学(守山) 医学部研究棟別館5階 衛生・公衆衛生学 四研(1504) 法医学(久保) 医学部研究棟本館5階 法医学セミナー室(550) 名札を着用すること。 病院内は白衣と名札を必ず着用すること。 巻末の集合場所 案内図を参照すること。(P. 287 〜 291) − 67 − 第2学年 必要に応じ、各講座から情報提供 − 68 − 水 水 水 12 水 4 3 5 〃 〃 〃 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 〃 〃 3 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 授業形態 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 習 〃 習 〃 習 〃 習 〃 〃 〃 〃 〃 演習・実習 グループ 自 〃 演習・実習 グループ 自 〃 演習・実習 グループ 自 〃 演習・実習 グループ 自 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 基礎・社 専門基礎医学教育修学法 グ ル ー プ 会 医 学 系 各研究室毎に提示される の確立など詳細は各研究 演習・実習 主任教授 担当者 3 4 3 11 6 29 水 22 水 15 水 8 1 24 水 17 水 10 水 3 4 5 4 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 No. 月 日 曜 限 C C C C B B B B A A A A D D D D C C C C B B B B E E E E D D D D C C C C F F F F E E E E D D D D G G G G F F F F E E E E H H H H G G G G F F F F I I I I H H H H G G G G J J J J I I I I H H H H K K K K J J J J I I I I A A A A K K K K J J J J B B B B A A A A K K K K 微生物・ 再生・ 衛生・ 細胞 生理学 生化学 薬理学 病理学 病理学 法医学 免 疫 学 移植医学 公衆衛生学 生物学 ( 立花 ) ( 白澤 ) ( 井上 ) ( 黒木 ) ( 岩本 ) ( 竹下 ) ( 鍋島 ) ( 廣松 ) ( 安波 ) ( 守山 ) ( 久保 ) 解剖学 M2 研究室配属 − 69 − 水 22 21 20 25 水 18 水 11 水 水 〃 〃 4 〃 3 4 〃 〃 4 3 〃 〃 〃 3 4 3 4 19 9 〃 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 3 〃 〃 〃 〃 3 4 3 4 17 水 10 水 3 26 水 19 水 4 3 18 17 16 15 7 14 13 6 12 水 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 習 自 〃 〃 習 演習・実習 グループ 〃 〃 〃 自 〃 演習・実習 〃 〃 習 グループ 自 〃 演習・実習 〃 〃 習 グループ 自 〃 演習・実習 グループ 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 習 授業形態 基礎・社 専門基礎医学教育修学法 会 医 学 系 各研究室毎に提示される 自 の確立など詳細は各研究 主任教授 担当者 F F E E E E D D D D G G F F F F E E E E G H H H H I I G G G G H H G G G F F F F J J I I I I H H H H K K J J J J I I I I A A K K K K J J J J B B A A A A K K K K C C B B B B A A A A D D C C C C B B B B E E D D D D C C C C 微生物・ 再生・ 衛生・ 細胞 生理学 生化学 薬理学 病理学 病理学 法医学 免 疫 学 移植医学 公衆衛生学 生物学 ( 立花 ) ( 白澤 ) ( 井上 ) ( 黒木 ) ( 岩本 ) ( 竹下 ) ( 鍋島 ) ( 廣松 ) ( 安波 ) ( 守山 ) ( 久保 ) 解剖学 第2学年 No. 月 日 曜 限 M2 研究室配属 水 − 70 − 34 水 27 水 20 水 13 水 33 12 4 32 31 30 4 〃 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 3 〃 〃 〃 3 4 3 水 29 11 6 〃 〃 〃 4 3 〃 〃 3 4 〃 〃 4 〃 〃 3 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 授業形態 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 習 〃 習 〃 演習・実習 グループ 自 〃 演習・実習 グループ 〃 〃 〃 自 〃 演習・実習 〃 〃 習 グループ 自 〃 演習・実習 〃 〃 習 グループ 自 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 基礎・社 専門基礎医学教育修学法 グ ル ー プ 会 医 学 系 各研究室毎に提示される の確立など詳細は各研究 演習・実習 主任教授 担当者 3 4 3 4 30 水 23 水 16 水 9 水 28 27 26 25 24 23 10 2 No. 月 日 曜 限 I I H H H H G G G G F F J J I I I I H H H H G G K K J J J J I I I I H H A A K K K K J J J J I I B B A A A A K K K K J J C C B B B B A A A A K K D D C C C C B B B B A A E E D D D D C C C C B B F F E E E E D D D D C C G G F F F F E E E E D D H H G G G G F F F F E E 微生物・ 再生・ 衛生・ 細胞 生理学 生化学 薬理学 病理学 病理学 法医学 免 疫 学 移植医学 公衆衛生学 生物学 ( 立花 ) ( 白澤 ) ( 井上 ) ( 黒木 ) ( 岩本 ) ( 竹下 ) ( 鍋島 ) ( 廣松 ) ( 安波 ) ( 守山 ) ( 久保 ) 解剖学 M2 研究室配属 36 35 18 水 12 11 水 4 3 4 3 項 目 リサーチマインドの涵養、 キーワード 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 室毎に提示される。 〃 演習・実習 グループ 〃 習 授業形態 基礎・社 専門基礎医学教育修学法 会 医 学 系 各研究室毎に提示される 自 の確立など詳細は各研究 主任教授 担当者 I I J J K K A A B B C C D D E E F F G G H H 微生物・ 再生・ 衛生・ 細胞 生理学 生化学 薬理学 病理学 病理学 法医学 免 疫 学 移植医学 公衆衛生学 生物学 ( 立花 ) ( 白澤 ) ( 井上 ) ( 黒木 ) ( 岩本 ) ( 竹下 ) ( 鍋島 ) ( 廣松 ) ( 安波 ) ( 守山 ) ( 久保 ) 解剖学 第2学年 No. 月 日 曜 限 M2 研究室配属 − 71 − M2 免疫学 免 疫 学 Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 講 師 石 井 一 成(副責任者) 〃 副 島 利 紀 助 教 伊 藤 竜 太 〃 仇 斌 腎臓・膠原病内科学 教 授 中 島 衡 非常勤講師 原 田 守(島根大学医学部微生物・免疫学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1)免疫系が生体防御機構の一つであることを理解する。 2)免疫系の機構を分子レベル・細胞レベルで理解する。 3)自然免疫と獲得免疫の違いを理解する。 4)進入異物・微生物感染・癌細胞・移植臓器に対する免疫系の反応を理解する。 5)免疫学的自己の確立と破綻を理解する。 免疫学は近年急激に発展した学問領域であり、感染症・移植・癌・自己免疫病などに深く関 わっている。将来臨床医として必要不可欠な生体防御、免疫学の基本的知識、考え方を修得し、 種々の疾患の病態の理解やその治療に役立てれるようにする。特に感染症学(細菌学、ウイル ス学、寄生虫学)を理解するのに必要不可欠な免疫的基礎知識の習得を目指す。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 〔免疫系の一般特性〕 1)免疫系の特徴を説明できる。 2)「二度なし」現象の細胞分子基盤とワクチンの原理を説明できる。 3)免疫学的自己の確立と破綻を説明する。 4)免疫反応に関わる臓器と細胞を説明する。 5)自然(非特異的)免疫と獲得(特異的)免疫の違いを説明できる。 〔自己と非自己の識別に関与する分子とその役割〕 1)MHC クラスⅠとクラスⅡの基本構造、抗原提示経路の違いを説明できる。 2)免疫グロブリンとT細胞抗原レセプターの構造と反応様式を説明できる。 3)免疫グロブリンとT細胞抗原レセプター遺伝子の構造と遺伝子再構成に基づき、多様性獲得 の機構を説明できる。 4)自己と非自己の識別機構の確立と免疫学的寛容を説明できる。 〔免疫反応の調節機構〕 1)抗原レセプターからのシグナルを増強あるいは減弱する調節機構を概説できる。 2)代表的なサイトカインの特徴を説明できる。 3)Th1 / Th2 細胞それぞれが担当する生体防御反応を説明できる。 − 72 − M2 免疫学 〔生体内免疫現象〕 1)病原微生物に対する感染防御機構と予防ワクチンの意味を説明できる。 2)過敏症反応の種類とそれぞれの成立機序とそれを応用した免疫療法を説明できる。 3)腫瘍(がん)に対する免疫応答の機序とそれを応用した免疫療法を説明できる。 4)移植免疫に関わる因子を説明し移植の問題点を指摘する。 5)先天性・後天性免疫不全症の発生機序の違いと意義を説明できる。 6)自己と非自己の識別機構の確立とその破綻に伴う自己免疫病の発症を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.系統講義 2.テュートリアル学習【講義プリントを基に自学自習、グループ討論を行う】 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.指定教科書や参考書・プリントをよく読みこむこと。 2.講義中に随時小テストを行うので復習を欠かさないこと。 3.講義中に示される課題やテュートリアル課題に対するレポートを提出すること。 第2学年 Ⅵ.評価の方法(Evaluation) 1.随時講義中で行われる小テスト 2.テュートリアル課題に対するポートフォリオ・レポート 3.期末試験 4.最終評価は1. 2. 3. を総合的に評価し決定する (おおよその割合は、小テスト:レポート:期末試験= 1:1:8) Ⅶ.教科書 Abbas, A. K. et al(松島綱治 他 訳):分子細胞免疫学 原著第5版 エルゼビア・ジャパン 2008 吉開泰信、西山幸廣 監訳:レビンソン微生物・免疫学 原書 11 版 丸善出版 Ⅷ.参考書・文献 Levinson, W.: Review of Medical Microbiology and Immunology 11th ed. McGraw・Hill 2010 笹月健彦 監訳:カラー図説 免疫 感染症と炎症性疾患における免疫応答 メディカル・サイ エンス・インターナショナル 2009 岸本忠三、中嶋 彰:現代免疫物語 ブルーバックス 岸本忠三、中嶋 彰:新現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 ブルーバックス No. 月 日 曜 限 1 4 4 木 2 3 11 木 3 担当者 項 目 廣 松 イ ン ト ロ ダ ク シ ョ ン 4 〃 3 〃 自 然 免 〃 − 73 − 疫 キーワード 授業形態 生体防御システムの全体像【自然 免疫から獲得免疫、時系列で見て みると】病原体の種類 講 義 貪食、好中球、マクロファージ、 樹状細胞 , toll-like receptor 〃 補体系(活性化の3つの経路、補 体系の機能)NK【ナチュラルキ ラー】細胞 〃 M2 免疫学 No. 月 日 曜 限 4 4 5 11 木 18 木 6 7 25 木 8 9 5 2 木 10 11 9 木 12 16 木 14 15 23 木 16 17 30 木 18 6 木 20 21 22 23 20 木 授業形態 講 義 〃 〃 〃 4 〃 T細胞に対する抗原提示 MHCクラスⅠ・Ⅱ抗原提示経路・ CDI システム( NKT 細胞) 〃 3 〃 〃 樹状細胞によるナイーブT細胞へ の抗原提示、リンパ球の循環、活 性化T細胞への抗原提示 〃 4 〃 T細胞抗原レセプター・免 疫グロブリンの多様性の機構 抗原レセプター遺伝子座の生殖細 胞系構成、遺伝子の再構成 〃 3 〃 〃 免疫グロブリン、アイソタイプ、 affinity maturation 〃 4 〃 T 細 胞 胸 腺 内 分 化 positive selection-self MHC restriction 拘束性 〃 3 〃 〃 negative selection 胸腺内トレ ラ ン ス ・ 末 梢 ト レ ラ ン ス( ア ナ ジー regulatory T 細胞) 〃 ナイーブT細胞の活性化ー樹状 細胞、シグナル1/シグナル2 化 【補助刺激 -B71/2-CD28 】、アナ ジー、CTLA4 分子 〃 3 〃 T 細 胞 の 活 性 全 員 テ ュ ー ト リ ア ル 課 題 No.1 MHC クラスⅠとクラスⅡの基本 構造、抗原提示経路の違い テュートリアル 〃 4 〃 〃 免疫グロブリンと T 細胞抗原レ セプターの構造と反応様式の違 い、T 細胞抗原受容体ー多様性獲 得の機構 3 廣 松 細胞性免疫のエフェクター 機構 CD4 ヘ ル パ ー T 細 胞( Th1 / Th2 / Th17 )、 活 性 化 マ ク ロ ファージの機能 講 義 4 〃 〃 regulatory T 細 胞・CD8 細 胞 障 害性T細胞 〃 3 〃 液性免疫のエフェクター機構 トキシンの中和、オプソニン化、 ADCC 、FcR 、補体活性化 〃 〃 B細胞活性化 -T/B interaction- ア イ ソ タ イ プ ・ ス イ ッ チ、affinity maturation 、T 依存性抗原、T非 依存性抗原、conjugate vaccine 〃 3 4 13 木 廣 松 免 疫 系 の 抗 原 認 識 キーワード 抗原認識ー特異性、多様性、メモ リー、トレランス、抗体【免疫グ ロブリン】、B 細胞抗原受容体 B cell receptor : BCR )の構造、抗 原、抗原認識 3 4 6 項 目 T細胞抗原受容体 、主要組織適 合 性 遺 伝 子 複 合 体( MHC )、 抗 原提示細胞(樹状細胞、マクロ ファージ、B細胞) 4 13 19 4 担当者 3 〃 全 員 テ ュ ー ト リ ア ル 課 題 No.2 〃 〃 廣 松 微 生 物 に 対 す る 免 疫 4 〃 〃 3 〃 ア レ ル ギ ー 反 応 − 74 − 自然免疫系のサイトカイン テュートリアル 獲得免疫系のサイトカイン 〃 細胞外寄生性病原体に対する免疫 応答、ウイルスに対する免疫応答 講 義 細胞内寄生性病原体に対する免疫 応答 〃 Ⅰ型アレルギー 〃 M2 免疫学 No. 月 日 曜 限 24 6 25 7 授業形態 講 義 4 中 島 自 己 免 疫 病 入 門 27 木 3 廣 松 ア レ ル ギ ー 反 応 Ⅱ型、Ⅲ型アレルギー 〃 Ⅳ型アレルギー…移植免疫 〃 先天性免疫不全 〃 後天性免疫不全 〃 腫瘍(がん)に対する免疫応答の 機序 〃 4 木 11 木 30 31 キーワード 20 木 28 29 項 目 全身性自己免疫病、臓器特異的自 己免疫病、ループス腎炎、Th1, Th2,Th17 26 27 担当者 4 〃 3 〃 4 〃 3 4 18 木 32 26 金 3 〃 免 非常勤講師 特 原 田 〃 疫 不 全 〃 別 講 義 〃 全 員 テュートリアル課題 No. 3 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 〃 感染免疫・アレルギー 〃 テュートリアル 〃 第2学年 4 〃 − 75 − M2 解剖学 解 剖 学 Ⅰ.担当教員名 解 剖 学 教 授 立 花 克 郎(科目責任者) 准 教 授 小 川 皓 一(副責任者) 講 師 フェリル ロリト 〃 遠 藤 日富美 助 教 入 江 豊 非常勤講師 福 田 孝 一(熊本大学大学院生命科学研究部形態構築学分野教授) 耳鼻咽喉科学 教 授 中 川 尚 志 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) ⑴ 臨床医学を修得していく上で基礎となる正常な人体の形態・構造・機能を理解する。 ⑵ 人体解剖学実習を通して、形態学的思考方法や観察眼を養い、自学自習の精神を身に付ける。 ⑶ 「生命の尊厳」、「医の倫理」を直視し、医学を学ぶにふさわしい態度、高いレベルのモラルを 習得する。 ⑷ グループ学習の意義を理解し、グループの中での協調性、積極性と責任をはたす態度を身に つけ、他の学生と意見交換ができる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 肉眼解剖学的構造については; ⑴ 骨格、筋、靭帯、循環器、末梢神経、内臓、感覚器の概要を示すことができる。 ⑵ 上記⑴に基づき、身体の各部位の構造を局所解剖学的に説明することができる。 さらに構造面から機能を説明できる; ⑶ 体表から主な器官の位置と形態を指し示すことができる。 ⑷ 生体の構造と位置関係について、三次元的に再構築することが出来、X線写真、US、CT、 MRI といった画像の理解に結びつけることが出来る。 ⑸ 人体を構成する器官とその主要な部位名を英語で書くことができる。 中枢神経系の構造については; ⑴ 脳・脊髄の構成・構造を説明できる。 ⑵ 中枢神経各部位の機能を説明でき、さらに各部の統合的機能を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ⑴ 講義(通常講義・視聴覚コンピューター教材使用講義)に出席し、重要な事項を把握する。 ⑵ 通常、講義に引き続き、学習した範囲に関して実習が行われる。実習予定範囲を確認し、同 範囲の肉眼的構造を把握すると共に機能及び臨床医学的意義を理解する。 ⑶ 教科書・実習テキストなどで予習をする。 ⑷ 解剖実習を行い、知識を確認するとともに、不明な点はその場で教科書、iPad などで調べる。 ⑸ 解剖実習は 4 人で1体の人体解剖を行う。グループ討論を通して解剖手順を決め、必要な部 位は印を付けるかスケッチする。 − 76 − M2 解剖学 ⑹ 実習中に担当教員から人体解剖の指導を受ける。 ⑺ 医学部慰霊祭に参加し、医学生としての問題意識を自覚し、生命の尊厳や医の倫理について 考える。 ⑻ 学生は小グループに分かれ、各グループに与えられた Team based Learning または PBL 課 題に取り組み、学習の成果を発表する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ⑴ 講義を受ける前と後に指定教科書の対応部分を読む。 ⑵ 毎週の解剖実習前に教科書グラント 解剖実習を読み、解剖の手順を理解する。 ⑶ 毎週の解剖実習後に教科書グラント 解剖実習に記載されている “復習項目” を確認する。 ⑷ ITʼS CLASS で教材をダウンロードし確認する。 ⑸ ITʼS CLASS でレポートを提出する。 ⑹ 講座作成の “解剖実習ハンドブック” を読む。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) ⑴ 前期試験、後期試験(マルチプルチョイス方式または記述式)。 ⑶ 実習の記録、課題に対するレポートを提出させ、評価を行う。 ⑷ 年間を通しての学習姿勢・実習態度・成果、出席状況も評価の対象とする。 ⑸ 最終成績評価は前期試験:後期試験:上記⑵、⑶、⑷=1:1:1の比率で行う。 Ⅶ.教科書 (必須)Grantʼs Dissector 14th Edition Patrick W. Tank Lippincott Williams & Wilkins(あ るいは日本語版グラント 解剖実習 訳 新井良八 西村書店) (必須)臨床のための解剖学 Keith L. Moore 訳 佐藤達夫 MEDSI (必須)神経解剖カラーテキスト 原著第3版 訳 野村 嶬、水野 昇 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 (推薦)相磯貞和 訳:ネッター解剖学アトラス 原著第5版 南江堂 (推薦)山下 廣 訳:グラント解剖学図譜 第6版 医学書院 (推薦)横地千仭 訳:Rohen 解剖学カラーアトラス 第5版 医学書院 (推薦)坂井建雄 訳:ヴォルフ・ハイデッガー人体解剖 カラーアトラス 1・2 MEDSI (推薦)森 於莵、他:分担解剖学 金原出版 (推薦)伊藤 隆:解剖学講義 南山堂 (推薦)松村譲兒:イラスト解剖学 中外医学社 (推薦)塩田浩平 訳:グレイ解剖学 原著第2版 エルゼビアジャパン (推薦)佐藤達夫 訳:人体解剖カラーアトラス R. T. Hutchings 南江堂 (推薦)井出千束 訳:フィッツジェラルド神経解剖学 M. J. T. フィッツジェラルド 西村書店 − 77 − 第2学年 ⑵ 必要に応じて、実習試験、口頭試問、小テストを行う。 M2 解剖学 No. 月 日 曜 限 1 4 金 項 目 講 義 論 骨学総論、関節 ・ 靭帯学総論、筋 学総論 〃 2 入 江 運 3 3 〃 上 肢 帯・ 自 由 上 肢 の 骨 鎖骨、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺 骨、手の骨 〃 4 4 〃 脊 郭 椎骨、胸骨、肋骨 〃 5 5 〃 解 具 器具の種類、使用法 〃 1 〃 骨 盤、 自 由 下 肢 の 骨 寛 骨、 仙 骨、 大 腿 骨、 脛 骨、 腓 骨、足の骨 〃 7 2 〃 解 剖 学 と 画 像 診 断 レントゲン、CT ,US 、MRI 入門 〃 8 3 骨 脳頭蓋、顔面頭蓋 〃 9 4 〃 論 中枢神経系の概要 〃 10 5 〃 末梢神経系の概要(脊髄神経、脳 神経) 〃 呼吸器系、消化器系 〃 泌尿器系、生殖器系、内分泌系 〃 血管の構造、心臓、動脈系、静脈 系、リンパ管系 〃 11 19 金 1 小 川 頭 2 13 3 14 4 〃 15 5 〃 系 、 胸 剖 用 蓋 経 総 の 系 総 〃 臓 〃 学 〃 小 川 脈 管 系 総 論 局 所 解 剖( 背 部 ) 背部の神経 ・ 血管 〃 実習について、献体制度 〃 〃 2 入 江 〃 諸注意 18 3 全 員 〃 遺体出し 19 4 〃 〃 背部体表、皮剥 〃 20 5 〃 〃 背部の皮神経・皮静脈、背部浅層 の筋 〃 1 〃 〃 背部深層の筋 〃 22 2 〃 〃 後頭下筋 〃 23 3 〃 〃 脊柱、脊柱管 〃 24 4 〃 〃 脊髄、髄膜 〃 25 5 〃 〃 脊髄神経 〃 26 17 金 1 習 〃 17 10 金 実 背部の筋、脊髄 立 花 解 5 剖 〃 1 21 26 金 柱 立 花 内 12 16 神 器 序 論 2 動 学 授業形態 立 花 解 12 金 剖 キーワード 解剖学とは、解剖学の歴史、解剖 学用語 1 6 5 担当者 上肢の皮神経・皮静脈、肩甲部、 入 江 局 所 解 剖( 上 肢 ) 腋窩 〃 2 28 3 29 4 〃 〃 肩甲部の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 30 5 〃 〃 腕神経叢、腋窩 〃 24 金 1 32 2 33 3 34 4 全 員 解 〃 講 義 27 31 〃 実 習 剖 上腕の筋・神経・血管 実 習 上肢の皮剥、上肢の皮神経・皮静 脈 前腕の筋・神経 ・ 血管、手の筋 ・ 入 江 局 所 解 剖( 上 肢 ) 血管 ・ 神経 〃 全 員 解 〃 〃 剖 上肢の関節 実 〃 − 78 − 習 上腕の筋・神経・血管 肘窩 実 習 講 義 〃 実 習 〃 M2 解剖学 No. 月 日 曜 限 35 5 担当者 1 〃 〃 手根管 〃 37 2 〃 〃 手掌の筋・腱 〃 38 3 〃 〃 手掌の神経 ・ 血管 〃 39 4 〃 〃 前腕伸側の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 40 5 〃 〃 手背 〃 7 金 1 習 実 習 31 金 6 実 授業形態 5 41 剖 キーワード 24 金 36 全 員 解 項 目 前腕屈側の筋 ・ 神経 ・ 血管 小 川 局 所 解 剖( 胸 部 ) 胸壁の筋 ・ 神経 ・ 血管 2 43 3 44 4 〃 〃 肩関節 〃 45 5 〃 〃 肘関節、手の関節 〃 14 金 1 全 員 解 〃 〃 42 46 〃 講 義 剖 胸膜、肺 実 習 上肢の神経 ・ 血管のまとめ 立 花 局 所 解 剖( 胸 部 ) 心膜、心臓、冠血管 〃 48 3 49 4 〃 〃 胸部の筋(浅層) 〃 50 5 〃 〃 胸部の筋(深層) 〃 1 〃 〃 胸膜、肺 〃 52 2 〃 〃 肺の解剖、気管支、気管支枝 〃 53 3 〃 〃 肺の血管 〃 54 4 〃 〃 深膜、大血管、縦隔 〃 55 5 〃 〃 心臓、冠血管の膨出・スケッチ 〃 21 金 56 28 金 1 剖 大血管、縦隔 実 習 胸部の皮剥、胸壁の神経 ・ 血管 小 川 局 所 解 剖( 腹 部 ) 腹壁の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 2 58 3 59 4 〃 〃 前腹壁 〃 60 5 〃 〃 側腹壁 〃 7 5 金 1 全 員 解 〃 講 義 57 61 〃 実 習 剖 鼠径管、横隔膜 実 習 腹部の皮剥、腹壁の神経 ・ 血管 立 花 局 所 解 剖( 腹 部 ) 腹部消化器系内臓 62 2 〃 63 3 64 4 〃 65 5 〃 腹部内臓の血管・神経 実 習 講 義 〃 鼠径管、横隔膜 実 習 〃 腹膜、大網、胃 〃 〃 〃 肝臓、胆嚢、網嚢 〃 1 〃 〃 空腸、回腸、腸間膜 〃 67 2 〃 〃 大腸 〃 68 3 〃 〃 腹腔動脈とその枝 〃 69 4 〃 〃 上腸間膜動脈とその枝 〃 70 5 〃 〃 下腸間膜動脈とその枝 〃 1 〃 〃 門脈系、胸部・腹部の血管系のま とめ 〃 2 〃 〃 十二指腸、膵臓、脾臓 〃 66 71 72 12 金 19 金 全 員 解 剖 実 − 79 − 習 第2学年 2 全 員 解 〃 講 義 47 51 〃 実 習 M2 解剖学 No. 月 日 曜 限 73 7 19 金 3 担当者 項 目 全 員 解 剖 実 74 4 〃 〃 75 5 〃 〃 1 中間試験 2 〃 3 〃 4 〃 8 76 9 30 金 金 習 授業形態 実 習 清掃 〃 片づけ 〃 〃 講 義 1 遠 藤 局 所 解 剖( 腹 部 ) 腎臓、尿管、副腎 77 2 小 川 局 所 解 剖( 骨 盤 部 ) ・ 血管 78 3 全 員 解 79 4 〃 〃 後腹壁の筋 〃 80 5 〃 〃 腰神経叢 〃 81 6 キーワード 13 金 1 外生殖器、骨盤内臓、骨盤の神経 剖 実 習 腎臓、尿管、副腎 入 江 局 所 解 剖( 下 肢 ) 殿部の筋 ・ 神経 ・ 血管 講 義 〃 2 83 3 84 4 〃 〃 骨盤内臓、骨盤の神経 ・ 血管 〃 85 5 〃 〃 骨盤底 〃 1 〃 〃 下肢の皮神経・皮静脈 〃 〃 20 金 〃 実 習 82 86 〃 〃 全 員 解 剖 大腿の筋 ・ 神経 ・ 血管 実 習 外生殖器 実 習 87 2 〃 〃 大腿前面の筋・神経 ・ 血管、大腿 三角 88 3 〃 〃 大腿内側部の筋・神経 ・ 血管 〃 89 4 〃 〃 臀部の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 90 5 〃 〃 大腿後面の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 91 27 金 1 入 江 局 所 解 剖( 下 肢 ) 下腿の筋・神経 ・ 血管 〃 下腿前面と外側面の筋 ・ 神経 ・ 血 管 実 習 2 93 3 94 4 〃 〃 足背 〃 95 5 〃 〃 下腿後面の筋 ・ 神経・血管 〃 1 〃 〃 足底の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 97 2 〃 〃 下肢の神経 ・ 血管のまとめ 〃 98 3 〃 〃 下肢の関節:股関節 〃 99 4 〃 〃 膝関節 〃 100 5 〃 〃 足関節 〃 101 4 金 11 金 1 〃 足の筋・神経 ・ 血管、下肢の関節 92 96 10 〃 講 義 全 員 解 剖 実 習 フ ェ リ ル 局 所 解 剖( 頭 部 ) 頭蓋、髄膜、脳、脳神経 〃 局 所 解 剖( 眼 窩、 眼 球 ) 眼窩、眼球、外眼筋 講 義 102 2 103 3 104 4 〃 局所解剖(鼻腔、副鼻腔) 鼻腔、副鼻腔 〃 105 5 〃 局 所 解 剖( 喉 頭、 耳 ) 喉頭、耳 〃 中 川 局 所 解 剖( 口 腔、 咽 頭 ) 口腔、口蓋、舌下領域、咽頭 − 80 − 〃 〃 M2 解剖学 No. 月 日 曜 限 担当者 106 10 18 金 1 107 2 108 3 109 4 〃 110 5 項 目 キーワード 小 川 局 所 解 剖( 頚 部 ) 頚部の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 局 所 解 剖( 顔 面 ・ 下 顎 ) 顔面の筋 ・ 神経 ・ 血管、顎関節 〃 顔面の筋 ・ 神経 ・ 血管 〃 〃 〃 甲状腺、気管 〃 1 〃 〃 髄膜、脳出し 〃 112 2 〃 〃 頭蓋窩、脳神経 〃 113 3 〃 〃 眼窩の神経 ・ 血管 〃 114 4 〃 〃 眼球 〃 115 5 〃 〃 外眼筋、涙腺 〃 116 11 1 金 1 立 花 中 枢 神 経 1 総論 1 講 義 枢 神 経 2 総論 2 〃 実 習 頭部の離断 2 118 3 119 4 〃 〃 咽頭、頭部の切半 〃 120 5 〃 〃 鼻腔、副鼻腔 〃 金 1 全 員 解 小 川 中 神 経 3 中枢神経の発生、脳室系 枢 神 経 4 脳の血管 実 習 口蓋 2 123 3 124 4 〃 〃 125 5 〃 〃 15 金 1 中 全 員 解 非常勤講師 中 福 田 〃 実 習 〃 口腔領域 〃 〃 枢 神 経 5 脊髄 1 講 義 枢 神 経 6 脊髄 2 〃 実 習 舌下領域 実 習 2 128 3 129 4 〃 〃 喉頭:喉頭の軟骨、声帯 〃 130 5 〃 〃 喉頭内筋、反回神経 〃 22 金 1 中 剖 講 義 127 131 〃 実 習 枢 122 126 〃 剖 全 員 解 非常勤講師 中 福 田 神 経 7 脳幹 1 講 義 枢 神 経 8 脳幹 2 〃 実 習 耳下腺、顔面神経 2 133 3 134 4 〃 〃 側頭部 〃 135 5 〃 〃 咀嚼筋、顎関節 〃 29 金 1 中 枢 132 136 〃 剖 全 員 解 非常勤講師 中 福 田 枢 神 経 実 習 9 脳神経 1 講 義 中 枢 神 経 10 脳神経 2 〃 137 2 138 3 139 4 〃 〃 耳;外耳、中耳 〃 140 5 〃 〃 耳;内耳 〃 141 12 6 金 1 〃 剖 全 員 解 剖 実 習 非常勤講師 中 枢 神 経 11 福 田 − 81 − 外頚動脈の枝 小脳・視床 1 実 習 講 義 第2学年 8 中 習 117 121 〃 実 〃 実 習 25 金 剖 講 義 頚部の筋 ・ 神経 ・ 血管 111 全 員 解 授業形態 M2 解剖学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 2 非常勤講師 中 枢 神 経 12 福 田 小脳・視床 2 講 義 143 3 全 員 解 納棺 実 習 144 4 〃 〃 145 5 〃 〃 142 12 146 6 金 13 金 1 2 148 3 149 4 〃 150 5 〃 20 金 1 〃 実 〃 153 3 〃 習 154 4 〃 155 5 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 〃 大脳皮質 1 講 義 大脳皮質 2 〃 脳実習 1 実 習 〃 脳実習 2 〃 〃 脳実習 3 〃 中 枢 神 経 16 全 員 脳 〃 清掃、片づけ 非常勤講師 中 枢 神 経 15 福 田 2 31 金 習 中 枢 神 経 14 全 員 脳 152 1 実 非常勤講師 中 枢 神 経 13 福 田 147 151 剖 実 習 大脳皮質 3 まとめ 講 義 〃 脳実習 4 実 習 〃 脳実習 5 〃 〃 清掃、片づけ 〃 − 82 − M2 臓器・病態生理学 臓器・病態生理学 Ⅰ.担当教員名 生 理 学 教 授 井 上 隆 司(科目責任者) 准 教 授 上 原 明(副責任者) 講 師 倉原(海) 琳 〃 市 川 純 〃 本 田 啓 〃 内 田 俊 毅 助 教 胡 耀 鵬 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.血液の組成と機能を理解する。 3.心臓の機能とその調節機構を理解する。 4.主要な器官の循環制御機構を理解する。 5.腎機能とその機構を理解する。 6.内分泌の種類、分泌制御機構、作用を理解する。 7.成長、老化現象を理解する。 8.性分化、生殖機能を理解する。 9.ホルモンの異常と病態を理解する。 10.体温調節、睡眠覚醒リズム調節機構を理解する。 11.消化管の運動、消化液分泌機構、及び吸収のメカニズムを理解する。 12.水、電解質、血圧、体温、栄養素代謝、酸塩基平衡の病態を理解する。 13.神経筋(シナプス)伝達、心筋の興奮収縮連関、呼吸調節、血圧調節、体液の酸塩基・浸透 圧調節、視聴覚、反射、脳幹反応の基本的概念と測定法を実習で修得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.赤血球の生成過程、Hb の生成と構造、ガス運搬、pH 緩衝作用が説明できる。 2.白血球の役割、免疫との関係について説明できる。 3.血小板の止血(凝固)における役割と機序、及び血栓形成・出血傾向を説明できる。 4.血漿蛋白質異常と浮腫の関係を説明できる。 5.呼吸筋と呼吸運動の機序を説明できる。 6.肺気量と肺・胸郭系の圧−容量関係(コンプライアンス)を説明できる。 7.肺胞におけるガス交換と血流との関係を説明できる。 8.サーファクタントの意義(肺虚脱の成因など)を説明できる。 9.肺換気の血液ガスへの影響を説明できる。 10.呼吸中枢による呼吸調節機序を説明できる。 11.気管支喘息、肺気腫、異常呼吸運動の病態を説明できる。 − 83 − 第2学年 2.肺における呼吸機能とその機構を理解する。 M2 臓器・病態生理学 12.心拍動の機序(代謝、イオン)と自律神経系による調節を説明できる。 13.心筋細胞膜の興奮・消退過程をイオン背景から説明できる。 14.心室筋活動電位持続時間へ与える因子とその意義を説明できる。 15.興奮伝播に与える因子とその機構を説明できる。 16.心筋の興奮収縮連関を Ca 動態との関係において説明できる。 17.心臓における Frank-Starling の法則を説明できる。 18.心電図を心活動電位・心筋収縮弛緩過程(部位別)と対比して説明できる。 19.心筋収縮促進因子とその作用機序を説明できる。 20.心筋の興奮収縮連関機構とその異常を説明できる。 21.血管の構造と分類、機能の違いを説明できる。 22.血行力学の諸法則を概説できる。 23.循環反射・調節機構を説明できる。 24.脳、心、肺、肝臓、腎における特殊な循環調節を概説できる。 25.胎児循環の特殊性、主要な循環動態の異常について概説できる。 26.腎血流量と腎機能との関係を説明できる。 27.糸球体の濾過機能と調節を説明できる。 28.イヌリン、クレアチニンクリアランスの測定と意義を説明できる。 29.尿細管各部の水、電解質、糖再吸収の機序を説明できる。 30.腎に作用するホルモン(アルドステロン、ADH)、血管作動物質(レニン−アンギオテンシン −アルドステロン)の作用を説明できる。 31.腎における尿の濃縮能の機序とその意義を説明できる。 32.水、電解質、酸塩基平衡と腎機能との関係を説明できる。 33.下部尿路・膀胱の構造と神経支配が説明できる。 34.排尿反射が説明できる。 35.ホルモンを化学構造、作用機序から分類できる。 36.ホルモン分泌の制御機構を概説できる。 37.視床下部と脳下垂体前葉、後葉ホルモンとの関係を説明できる。 38.電解質、水調節に関与するホルモンの分泌機序、作用機序とその異常について説明できる。 39.糖質調節に関与するホルモンの分泌機序、作用機序とその異常について説明できる。 40.生殖に関与するホルモンの作用を説明できる。 41.成長に関与するホルモンの作用を説明できる。 42.性行動異常、性機能障害の病態を概説できる。 43.加齢、老化の機序、生理的機能の変化を概説できる。 44.体温調節機構とその異常による病態を説明できる。 45.概日リズムと睡眠・覚醒の関係を概説できる。 46.運動時のエネルギー代謝、体力増進のトレーニングのメカニズムを概説できる。 47.消化管蠕動運動を平滑筋の興奮収縮連関、自発的興奮リズム発生機構から説明できる。 48.消化管運動の自律神経制御機構を説明できる。 49.消化液分泌(唾液、胃液、膵液、胆汁液、腸液)の機序を説明できる。 − 84 − M2 臓器・病態生理学 50.糖、蛋白質、脂質、水、電解質、ビタミンの吸収機構を説明できる。 51.下痢、便秘、腸閉塞、嘔吐、胃潰瘍の病態を概説できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義に出席する。 2.テュートリアル学習で個人学習・グループ学習法を学ぶ。 3.テーマ別学習で理解を深める。 4.プリントで復習する。 5.参考書で予習、復習する。 6.テーマ別学習や小テストの結果から、間違った点を理解する。 7.理解できない点を教員に質問する。 8.実習を通して理解を深める。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.シラバスに記載されている学習項目について事前に予習しておくこと。 2.授業時に配布する講義プリントを熟読して講義内容の復習をすること。 4.テーマ別学習やテュートリアル学習の内容について、講義プリント・参考書で復習すること。 5.実習項目ごとのレポート作成を行うこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.出席状況 2.小テスト・テーマ別学習・テュートリアル 3.実習レポート提出及び内容 4.期末試験成績 Ⅶ.教科書 とくに指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 大地陸男 著:生理学テキスト 第6版 文光堂 2010 小澤瀞司・福田康一郎 総編集:標準生理学 第7版 医学書院 2009 坂井建雄・河原克雄 総編集:カラー図解 人体の正常構造と機能〔全10 巻縮刷版〕 第2版 日 本医事新報社 2012 Ganong, W. F. 著、岡田泰伸 監訳 :ギャノング生理学 原書 23 版 丸善 2011 Guyton, A. C., Hall, J. E. 原著、御手洗玄洋 総監訳:ガイトン生理学 原著第 11 版 エルゼ ビア・ジャパン 2010 No. 月 日 曜 限 1 9 2 月 1 担当者 項 目 市 川 血 キーワード 授業形態 液 1 血液の組成、血液の一般的性質、 血漿蛋白、赤血球、ヘモグロビ ン、貧血、血液型、輸血 講 義 2 2 〃 血 液 2 白血球、免疫機構、血小板、凝固 線溶系 〃 3 3 〃 呼 吸 1 気道と肺胞、スパイロメトリー、 肺気量分画 〃 − 85 − 第2学年 3.理解不足の点について参考書で調べ、必要ならば講義担当者へ質問すること。 M2 臓器・病態生理学 No. 月 日 曜 限 4 9 5 2 3 月 火 6 7 9 月 4 担当者 項 目 キーワード 授業形態 吸 2 肺胞換気量、肺のサーファクタン ト、死腔 講 義 〃 市 川 呼 1 〃 呼 吸 3 呼吸筋、胸腔内圧、肺コンプライ アンス、気道抵抗、ガスの肺胞- 動脈酸素分圧較差、拡散容量、換 気血流比と血液ガス 2 〃 呼 吸 4 ガスの運搬、酸素解離曲線、化学 受容器、呼吸中枢と調節、呼吸リ ズムの異常 〃 井 上 隆 循 環 1 循環の種類と特徴、血管の構造と 分類、血行力学、血圧、血圧の測 定法 〃 1 8 2 〃 循 環 2 静脈循環、微小循環、リンパ循環 〃 9 3 〃 循 環 3 循環調節機構、循環反射 〃 10 4 〃 循 環 4 特殊循環、循環動態の異常 〃 11 10 火 12 13 17 火 14 15 24 火 1 上 原 明 心 機 能 1 自動能、興奮と興奮伝播 〃 2 〃 心 機 能 2 興奮収縮連関 〃 1 〃 心 機 能 3 Frank-Starling の法則、心臓反射 〃 2 〃 心 機 能 4 心電図 〃 倉 原(海) 腎 機 能 1 ネフロン、糸球体濾過およびその 調節 〃 1 2 〃 腎 機 能 2 尿細管での分泌・再吸収およびそ の調節 〃 1 〃 腎 機 能 3 腎に作用するホルモン、クリアラ ンスの測定と意義 〃 18 2 〃 腎 機 能 4 濃縮能、血漿浸透圧、pH 調節 〃 19 3 尿 膀胱の構造と神経支配、排尿反 射、下部尿路機能の特徴とその異 常 〃 20 4 〃 内 分 泌 1 総論、feedback 、分類 〃 1 〃 内 分 泌 2 ホルモン生成、分泌機序 〃 2 〃 内 分 泌 3 ホルモンの作用機序 〃 1 〃 生 殖 性分化、精巣の構造と機能、卵 巣・子宮の構造と機能、性周期、 妊娠、乳汁分泌 〃 2 〃 環 理 体温調節、概日リズム、運動生理 〃 〃 16 17 21 10 30 月 1 火 22 23 7 月 24 25 3 26 4 27 8 火 28 29 30 15 火 本 田 排 内 田 消 〃 消 境 生 化 ・ 吸 収 1 消化管の構造と神経支配、運動の 調節 化 ・ 吸 収 2 消化管運動の調節 〃 〃 1 〃 消 化 ・ 吸 収 3 消化液(唾液、胃液、膵液、胆汁 液、腸液)の分泌機序とその調 節、糖、蛋白質、脂質等の吸収機 構 2 〃 消 化 ・ 吸 収 4 LES 圧、胃酸分泌調節、胃潰瘍の メカニズム、胃腸反射、嘔吐、下 痢、腸閉塞 〃 1 〃 消 化 ・ 吸 収 5 肝胆道系とその異常 〃 習 つ い て 実習の説明 〃 2 生理学全教員 実 に − 86 − M2 臓器・病態生理学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 31 10 21 月 1 内 田 消 32 2 市 川 病 33 3 生理学全教員 実 34 4 〃 1 〃 35 22 火 化 ・ 吸 態 収 生 習 キーワード 6 小腸、結腸機能、結腸疾患 理 呼吸の病態生理 習 1 実 習 〃 討 論 1 井 上 隆 38 2 39 3 40 4 〃 1 〃 実 42 2 〃 テ 43 11 11 月 1 倉 原(海) 病 44 2 内 田 〃 45 3 生理学全教員 実 習 46 4 〃 1 〃 実 2 〃 テ 1 〃 個 人・ グ ル ー プ 学 習 テュートリアル 50 2 〃 〃 〃 51 3 〃 52 4 〃 1 〃 実 2 〃 テ 1 〃 個 人・ グ ル ー プ 学 習 テュートリアル 56 2 〃 〃 〃 57 3 〃 58 4 〃 1 〃 実 2 〃 テ 1 〃 個 人・ グ ル ー プ 学 習 テュートリアル 62 2 〃 〃 〃 63 3 〃 64 4 〃 1 〃 実 2 〃 個 人・ グ ル ー プ 学 習 発表・まとめ テュートリアル 1 〃 テ 後期の内容について 演 習 2 〃 28 月 41 29 火 12 火 48 49 18 月 53 19 火 54 55 25 月 59 26 火 60 61 12 65 2 3 月 火 66 67 10 火 68 69 1 6 月 1 心臓の病態生理 講 義 〃 循環の病態生理 〃 本 田 〃 内分泌の病態生理 〃 生理学全教員 実 習 2 実 習 〃 習 ー 〃 討 マ 論 別 態 学 生 2 〃 習 後期の内容について 演 習 理 腎臓の病態生理 講 義 消化・吸収の病態生理 3 実 習 〃 習 ー 〃 討 マ 実 論 別 学 習 3 習 〃 後期の内容について 4 ー 〃 討 マ 実 論 別 学 習 4 習 〃 後期の内容について 5 ー 〃 討 マ 実 論 別 学 習 5 習 〃 後期の内容について 6 井 上 隆 後 ー 〃 討 マ 論 別 学 6 習 〃 期 の 演 習 実 習 〃 習 演 習 実 習 〃 習 演 習 実 習 〃 習 〃 〃 〃 ま と − 87 − め 〃 講 義 第2学年 47 理 〃 上 原 明 病 37 生 1 2 36 態 講 義 〃 〃 実 授業形態 M2 臓器・病態生理学 No. 月 日 曜 限 70 1 6 月 2 担当者 井 上 隆 後 項 目 期 の ま と キーワード め 授業形態 講 義 71 3 〃 〃 〃 72 4 〃 〃 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 24 金 − 88 − M2 組織細胞生物学各論 組織細胞生物学各論 Ⅰ.担当教員名 細胞生物学 教 授 白 澤 専 二(科目責任者) 准 教 授 上 原 清 子(副責任者) 〃 三 角 佳 生 〃 角 田 俊 之 講 師 石 倉 周 平 〃 小 柳 緑 〃 土 井 佳 子 助 教 田 中 陽 子 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 特徴的な構造・機能をもっている。組織細胞生物学各論では、前期で学習した組織細胞生物学総論 を基盤として、各器官の正常な組織構造と組織を構成する各種細胞の特徴を把握し、各細胞の生理 学的機能を理解し、さらに、細胞間、器官間のネットワークを理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.血管、リンパ管の構造と機能を説明できる。 2.脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃、パイエル板の構造と機能を説明できる。 3.内分泌腺の構造と分泌されるホルモンの関係を説明できる。 4.皮膚の構造と機能を説明できる。 5.気道と肺の構造と機能を説明できる。 6.口唇、舌、唾液腺の構造と機能を説明できる。 7.食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、結腸の構造と機能を説明できる。 8.肝、胆、膵の構造と機能を説明できる。 9.腎と尿路系器官の構造と機能を説明できる。 10.女性生殖器の構造と機能を説明できる。 11.男性生殖器の構造と機能を説明できる。 12.視覚器の構造の特徴を説明できる。 13.平衡聴覚器の構造の特徴を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義:教科書、スライド、板書によって行われる講義を聴講し、要点をノートする。予習と 復習を十分する。教科書にそって講義は行うので、必ず教科書を持参し、また、授業支援シス テム IT’s class に掲載する講義資料を必ず印刷して講義に臨む。 2.顕微鏡実習:毎回講義された内容について、顕微鏡実習で確認する。各人が顕微鏡を用い、 用意された標本を観察し、要点をスケッチする。スケッチは毎回レポートとして提出する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) − 89 − 第2学年 人体の各臓器が特有の機能を発揮するために、それぞれの臓器は特有の細胞・組織で構成され、 M2 組織細胞生物学各論 ・ITʼs class にあげている講義資料を事前にプリントアウトして、講義概要を確認してくること。 ・講義後は、必ず講義内容に関する範囲の指定教科書を読んで理解を深めること。 ・キーワードを自分自身で整理して理解を深めること。 ・組織像に関しては、実習後に、指定アトラスを利用して復習し理解を深めること。 ・中間試験を行うので、日頃より学習を積み重ねること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.中間テストおよび実習レポート:採点結果を総合評価に加味する。 2.テュートリアル:参加姿勢・発表・討論を総合的に評価する。 3.期末試験:講義および実習内容について筆記試験を行う。 4.1〜3を総合的に評価し、判定する。 Ⅶ.教科書 機能を中心とした図説 組織学 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 1.組織細胞生物学 南江堂 2.内科学 朝倉書店 ※組織細胞生物学は、組織細胞生物学総論・遺伝学・発生学の教科書に指定するが、組織 細胞生物学各論でも使用するので毎回持参すること。 No. 月 日 曜 限 1 9 3 火 2 10 火 4 17 火 6 7 24 火 8 9 10 1 火 授業形態 − 1 弾性血管、筋性血管、毛細血管、 リンパ管、内皮細胞、血管新生、 心膜腔 講 義 免 疫 系 − 1 リンパ節、リンパ小節、胚中心、 扁桃、胸腺、脾臓、T細胞、B 細 胞、抗原提示細胞、HLA 〃 全 員 脈 管 系 − 2 弾性血管、筋性血管、毛細血管 疫 系 − 2 リンパ節、リンパ小節、胸腺、胸 腺細胞、脾臓、白脾髄、赤脾髄 〃 3 白 澤 外 皮 − 1 表皮、ケラチノサイト、真皮、皮 下組織、汗腺、マイスネル小体、 パチニー小体、生体防御 講 義 4 全 員 外 皮 − 2 表皮、真皮、皮下組織、汗腺、脂 腺、マイスネル小体、パチニー小 体 実 習 3 白 澤 内 3 4 10 キーワード 系 4 5 項 目 管 3 4 3 担当者 3 4 白 澤 脈 〃 〃 免 実 習 分 泌 系 − 1 視床下部、下垂体前葉、下垂体後 葉、松果体、甲状腺、濾胞、副甲 状腺(上皮小体) 講 義 内 分 泌 系 − 2 膵臓、ランゲルハンス島、副腎髄 質、副腎皮質、球状帯、束状帯、 網状帯 〃 全 員 内 分 泌 系 − 3 視床下部、下垂体前葉、下垂体後 葉、甲状腺、濾胞 実 習 分 泌 系 − 4 膵臓、ランゲルハンス島、副腎髄 質、副腎皮質、球状帯、束状帯、 網状帯 〃 〃 〃 内 − 90 − M2 組織細胞生物学各論 No. 月 日 曜 限 11 10 8 火 12 13 4 15 火 14 15 3 4 22 火 16 29 火 3 白 澤 消 全 員 消 化 器 系 − 3 口唇、舌乳頭、味蕾、食道、胃、 胃腺、主細胞、璧細胞、胃十二指 腸移行部、胃腸内分泌細胞 実 習 消 化 器 系 − 4 十二指腸、空腸、輪状ヒダ、腸絨 毛、腸腺、十二指腸腺、杯細胞、 パネート細胞、大腸 〃 白 澤 消 化 器 系 − 5 大 唾 液 腺、 肝、 肝 小 葉、 中 心 静 脈、グリソン鞘、類洞、クッパー 細胞、伊東細胞 講 義 〃 4 〃 消 化 器 系 − 6 毛細胆管、胆管、胆嚢、膵、膵小 葉、外分泌部、膵管、ファータ膨 大部 〃 3 〃 呼 吸 器 系 − 1 鼻腔、喉頭、気管、気管支、肺胞 〃 〃 泌 尿 器 系 − 1 腎臓、皮質、髄質、乳頭、ネフロ ン、腎小体、糸球体、尿細管、緻 密斑、集合管、乳頭管、尿管、膀 胱、尿道、移行上皮 全 員 消 化 器 系 − 7 唾液腺、肝、肝小葉、中心静脈、 グリソン鞘、類洞、クッパー細 胞、伊東細胞 実 習 消 化 器 系 − 8 毛細胆管、胆管、胆嚢、膵、膵小 葉、外分泌部、膵管 〃 〃 呼 吸 器 系 − 2 気管、肺 、 細気管支、呼吸細気管 支、肺胞 〃 〃 泌 尿 器 系 − 2 腎 臓、 ネ フ ロ ン、 腎 小 体、 糸 球 体、尿細管、緻密斑、集合管、尿 管、膀胱 〃 講 義 3 4 火 26 27 9 月 28 29 3 4 3 10 火 〃 2 〃 25 12 講 義 − 4 24 1 系 20 26 火 − 器 3 23 系 化 19 11 12 火 22 器 授業形態 消 〃 4 19 火 化 キーワード 消 化 管 基 本 構 造、 口 唇、 舌、 食 道、胃、胃小窩、胃腺、主細胞、 璧細胞、幽門腺、胃腸内分泌細 胞、ガストリン 十二指腸、空腸、回腸、リーベル キューン陰窩、輪状ヒダ、絨毛、 杯細胞、パネート細胞、パイエル 板、M細胞、結腸 18 21 項 目 3 〃 殖 器 系 − 1 精 巣、 精 巣 上 体、 精 細 管、 前 立 腺、子宮内膜周期と卵巣周期、卵 巣、卵胞、卵管、子宮体、子宮内 膜、筋層、膣 生 殖 器 系 − 2 胎盤、絨毛膜、栄養膜細胞層、羊 膜、脱落膜 〃 全 員 生 殖 器 系 − 3 精巣、曲精細管、間質細胞、精巣 上体管、精巣輸出管 実 習 殖 器 系 − 4 卵巣、卵巣皮質、卵胞、卵管、子 宮体、子宮内膜、筋層 〃 白 澤 生 〃 4 〃 生 1 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 1 テュートリアル 2 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 2 〃 3 白 澤 感 覚 器 系 − − 91 − 1 眼 球、 角 膜、 強 膜、 脈 絡 膜、 虹 彩、毛様体、レンズ、網膜、視神 経乳頭、外耳、中耳、内耳、骨迷 路、膜迷路、卵形嚢、球形嚢、蝸 牛管、平衡斑、膨大部稜、コルチ 器 講 義 第2学年 17 3 担当者 M2 組織細胞生物学各論 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 31 1 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 3 テュートリアル 2 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 4 〃 1 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 5 〃 34 2 〃 組 織 細 胞 生 物 学 − 6 〃 35 3 36 4 〃 1 38 33 17 火 器 系 − 2 実 習 4 32 覚 授業形態 30 12 10 火 16 月 全 員 感 キーワード 眼球、線維膜、血管膜、内耳、膜 迷路、平衡斑、コルチ器 習 − 1 脈 管 系、 免 疫 系、 内 分 泌 系、 外 皮、呼吸器系、消化器系、泌尿器 系、生殖器系、感覚器系 試験・講義 演 習 − 2 〃 〃 〃 総 括 − 1 2 〃 総 括 − 2 〃 〃 39 3 〃 総 括 − 3 〃 〃 40 4 〃 総 括 − 4 〃 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 37 1 7 火 21 火 白 澤 演 − 92 − 講 義 全組織・器官 M2 微生物学 微 生 物 学 Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 講 師 副 島 利 紀(副責任者) 〃 石 井 一 成 助 教 伊 藤 竜 太 〃 仇 斌 非常勤講師 杉 田 昌 彦(京都大学ウイルス研究所教授) 〃 林 哲 也(宮崎大学医学部微生物学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 感染症の病原体である各種病原微生物の基本的性状、病原性とそれによって生じる病態を理解す 機序を考察して、その予防・治療の基本原則を正しく把握する能力を養う。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.病原微生物のうち、重要な真菌、細菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジア、ウイルス の性状、相違点を理解する。 〔細菌・真菌〕 1)細菌の構造を図示し、形態と染色性により分類できる。 2)細菌の感染経路を分類し、説明できる。 3)細菌が疾病を引き起こす機序を説明できる。 4)外毒素と内毒素について説明できる。 5)グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患を列 挙できる。 6)グラム陰性球菌(淋菌、髄膜炎菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患を列挙できる。 7)グラム陽性桿菌(破傷風菌、ガス壊疸菌、ボツリヌス菌、ジフテリア菌)の細菌学的特徴 とそれが引き起こす疾患を列挙できる。 8)グラム陰性桿菌(大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌、チフス菌、ペスト菌、コレラ菌、百日 咳菌、腸炎ビブリオ、緑膿菌、ブルセラ、レジオネラ、インフルエンザ菌)の細菌学的特徴 とそれが引き起こす疾患を列挙できる。 9)グラム陰性スピリルム属病原菌(ヘリコバクター・ピロリ、カンピロバクター)の細菌学 的特徴とそれが引き起こす疾患を列挙できる。 10)抗酸菌(結核菌、非定型抗酸菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患を列挙できる。 11)真菌(アスペルギルス、クリプトコッカス、カンジダ、ムコール)の微生物学的特徴とそ れが引き起こす疾患を列挙できる。 12)スピロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの微生物学的特徴とそれが引き 起こす疾患を列挙できる。 − 93 − 第2学年 る。さらに病原体に対する生体側の防御機構、免疫現象を理解する。これによって、感染症の原因・ M2 微生物学 〔ウイルスの基本的性状と病原性〕 1)ウイルス粒子の構造を図示し、各部の機能を説明できる。 2)構造と性状によりウイルスを分類できる。 3)DNA ゲノムと RNA ゲノムの複製・転写を一般化し、説明できる。 4)ウイルスの吸着、侵入、複製、成熟と放出の各過程を説明できる。 5)ウイルス感染細胞に起こる変化を説明できる。 6)ウイルス感染の組織特異性と病原性を説明できる。 7)主要な感染様式を列挙し、具体例をあげて説明できる。 8)プリオンの性状を説明できる。 〔ウイルス感染に対する生体反応・予防・治療〕 1)ウイルスに対する中和反応と細胞性免疫を説明できる。 2)ワクチンによるウイルス病予防の原理を説明できる。 3)ワクチンの種類と問題点を説明できる。 4)抗ウイルス薬を列挙し、効果発現の機序を説明できる。 〔各種のウイルスの特徴と病原性〕 1)主要な DNA ウイルス(CMV、EBV、パポーバウイルス、アデノウイルス、パルボウイル ス B19、ヒトヘルペスウイルス)が引き起こす疾患名を列挙できる。 2)主要な RNA ウイルス(ポリオウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、ライ ノウイルス、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、ムンプスウイルス、風疹ウイルス) が引き起こす疾患名を列挙できる。 3)肝炎ウイルス(A,B,C,D,E)の性状とそれぞれが引き起こす疾患の特徴を列挙できる。 4)レトロウイルス(HIV、HTLV)の特性とゲノム構造を説明し、分類できる。 5)腫瘍ウイルスによる発がん機構を説明できる。 2.病原微生物(寄生体)の侵襲に対して、生体側の反応を理解する。 3.滅菌、消毒法を理解し、感染の予防に対する態度を涵養する。 4.化学療法剤の種類と、その作用機序について説明できる。 5.新興感染症・再興感染症を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.系統講義【指定テキストおよび、配布プリント】 2.実習【滅菌、消毒法などの理解に基づいた感染予防の基本、検体からの病原細菌の分離、同定、 薬剤感受性検査の流れなどを細菌学実習により実習する】 3.テュートリアル形式【細菌学、ウイルス学、真菌学に関する課題を基に自学自習、グループ 討論を行い、レポートを作成する】 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.指定教科書や配布プリント・参考書をよく読み込むこと。 2.講義中に随時小テストを行うので復習を欠かさないこと。 3.講義中に示される課題やテュートリアル課題に対して詳しく自学自習し、まとめのレポート を提出すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) − 94 − M2 微生物学 1.随時講義中に行われる小テスト 2.細菌学実習に対する取り込み姿勢及び、医療従事者として滅菌、消毒法を理解し、感染予防 に留意できるか、グラム染色ができるかなどを実習の場で評価する。 3.テュートリアル課題に対するポートフォリオ・レポート 4.実習レポート 5.期末試験 6.最終評価は1, 2, 3, 4, 5を総合的に評価し決定する(おおよその割合は1〜4:5=2:8) Ⅶ.教科書 笹川千尋、林 哲也 編集:医科細菌学 改訂第4版 南江堂 2008 高田腎蔵 編集:医科ウイルス学 改訂第3版 南江堂 2009 吉開泰信、西山幸廣 監訳:レビンソン微生物・免疫学 原書 11 版 丸善出版 Ⅷ.参考書・文献 Levinson, W.: Review of Medical Microbiology and Immunology 11th ed. McGraw・Hill 2010 No. 月 日 曜 限 1 9 4 水 2 3 5 木 4 5 11 水 6 7 12 木 8 9 18 水 10 11 19 木 12 13 25 水 14 15 26 木 1 担当者 項 目 廣 松 細 菌 学 総 論 歴 史、 分 類 キーワード 授業形態 病 原 体 の 分 類( 細 菌、 真 菌、 原 虫、蠕虫、ウイルス、プリオン) 真核生物、原核生物 講 義 2 〃 細 菌 学 総 論 構 造・ 形 態 細菌細胞の特徴、グラム染色、細 胞壁、莢膜、線毛、べん毛、芽胞 〃 1 〃 細 菌 学 総 論 生 理・ 代 謝 増殖、代謝(呼吸、発酵)、好気 性菌、嫌気性菌、ペプチドグリカ ン合成、タンパク質分泌装置 〃 2 〃 細 菌 学 総 論 細 菌 遺 伝 学 細菌遺伝学、ゲノム、最近遺伝子 発現、蛋白発現調節 〃 1 〃 〃 ファージ、プラスミド、トランス ポゾン、接合、形質導入、形質転 換 〃 2 〃 〃 細菌ゲノムの変化(変異、遺伝子 の水平伝達) 〃 1 〃 細菌学総論 細菌の病原性 付着、侵入、細胞内増殖、食菌抵 抗性 〃 2 〃 〃 細菌毒素(外毒素) 〃 1 〃 〃 細菌毒素、内毒素、スーパー抗原 〃 2 〃 細 菌 学 総 論 感 染 症 常在菌、内因感染、院内感染、日 和見感染、感染経路 〃 1 〃 細 菌 学 総 論 化 学 療 法 と 薬 剤 耐 性 選択毒性、抗菌薬、作用機序 〃 2 〃 〃 1 〃 〃 2 〃 1 〃 〃 薬剤耐性、耐性菌、菌交代現象 〃 細 菌 学 総 論 感 染 予 防・ ワ ク チ ン 院内感染予防策 標準予防策 ワ クチン 〃 全 員 テ ュ ー ト リ ア ル 課 題 No.1 真核生物、原核生物、細菌学総論 テュートリアル − 95 − 第2学年 吉田真一 他 編集:戸田新細菌学 改訂 33 版 南山堂 2007 M2 微生物学 No. 月 日 曜 限 16 9 17 10 26 木 2 水 18 19 3 木 20 21 9 水 22 23 10 木 24 25 16 水 26 27 17 木 28 29 23 水 30 31 32 33 30 水 34 35 31 木 36 37 11 水 キーワード 授業形態 テュートリアル 全 員 テ ュ ー ト リ ア ル 課 題 No.1 真核生物、原核生物、細菌学総論 1 廣 松 細菌学各論 グラム陽性球菌 ブドウ球菌 講 義 レンサ球菌、肺炎球菌、腸球菌 〃 細菌学各論 グラム陽性桿菌 バシラス属(炭疽菌)、コリネバ クテリウム属(ジフテリア菌)、 リステリア菌 〃 〃 〃 クロストリジウム属ー破傷風菌、 ボ ツ リ ヌ ス 菌、 ウ ェ ル シ ュ 菌、 ディフィシル菌 〃 1 〃 細 菌 学 各 論 グラム陰性桿菌 腸管関連 腸内細菌 大腸菌 〃 2 〃 〃 サルモネラ、赤痢、コレラ、腸炎 ビブリオ、カンピロバクター、ヘ リコバクター・ピロリ菌 〃 〃 2 〃 〃 1 〃 2 1 〃 〃 ク レ ブ シ エ ラ・ エ ン テ ロ バ ク ター・セラチア、多剤耐性緑膿 菌、グルコース非発酵菌群、バク テロイデス(嫌気性菌) 2 〃 細 菌 学 各 論 グラム陰性桿菌 呼吸器関連 ヘモフィルス・インフルエンザ 菌、レジオネラ、百日咳菌 〃 1 〃 細 菌 学 各 論 グ ラ ム 陰 性 桿 菌 動 物 関 連 ペ ス ト、 野 兎 病 菌、 ブ ル セ ラ etc 〃 2 〃 細 菌 学 各 論 グ ラ ム 陰 性 球 菌 淋菌、髄膜炎菌 〃 1 副 島 細 菌 学 各 論 マイコプラズマ、リケッチア 肺炎マイコプラズマ、リケッチア 症(発疹チフス、日本紅班熱、つ つが虫病) 〃 2 伊 藤 細 菌 学 各 論 ク ラ ミ ジ ア、 口 腔 細 菌 クラミジア(肺炎クラミジア、ト ラコーマクラミジア、オウム病ク ラミジア) 〃 1 廣 松 細菌学各論 スピロヘータ (STD)、ボレリア(ライム病ボレ 1 梅 毒 ト レ ポ ネ ー マ、 性 感 染 症 リア) 、レプトスピラ(ワイル病) 〃 〃 1 〃 2 〃 1 1 細 菌 学 総 論 臨 床 感 染 症 石 井 真 2 2 6 項 目 2 2 24 木 担当者 菌 学 総 論 〃 真 菌 学 各 論 〃 全 員 テュートリアル課題 No. 2 〃 〃 ウ イ ル ス 学 総 論 廣 松 構 造 / 増 殖 機 構 − 96 − 〃 細菌感染症(全身、臓器別) 〃 真菌の性状(増殖、形態)酵母、 菌 糸、 胞 子、 真 菌 の 分 類、 検 査 法、治療薬 〃 〃 〃 深在性真菌症(カンジダ症、アス ペルギルス症、クリプトコッカス 症、ムコール症) 〃 潜在性真菌症そのほか 〃 細菌学各論に関する課題 テュートリアル 〃 〃 カプシド、ヌクレオカプシド、対 称 性、 エ ン ベ ロ ー プ、 暗 黒 期、 DNA ウ イ ル ス、RNA ウ イ ル ス、 プリオン 講 義 M2 微生物学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 ウイルスの増殖様式(吸着、侵 入、脱核、合成、組み立て、細胞 外放出) 講 義 6 水 2 廣 松 ウ イ ル ス 学 総 論 構 造 / 増 殖 機 構 39 7 木 1 非常勤講師 杉 田 〃 結核菌、非結核性抗酸菌 〃 2 〃 〃 結核症の進展—一次結核、二次結 核、潜伏感染、休眠菌、再燃 〃 1 廣 松 ウ イ ル ス 学 総 論 発症機構/感染防御機構 ウイルスの感染様式、細胞変性効 果( CPE )、不顕性感染、持続感 染、トランスフォーメーション 〃 〃 ウイルス感染と生体応答(インター フェロン、中和抗体、CTL) 、ウイ ルスの培養、ウイルス変異(組換 えー分節ゲノムの再集合など) 〃 抗ウイルス薬 〃 癌遺伝子、癌抑制遺伝子、DNA 腫瘍ウイルス 〃 細菌の進化のメカニズム~薬剤耐 性菌の出現 ・ 増加 〃 〃 〃 多剤耐性菌 多剤耐性獲得メカニ ズム、疫学、院内感染、標準予防 策、感染経路別対策 テュートリアル 〃 〃 40 41 13 水 42 43 2 14 木 44 45 2 20 水 46 47 21 木 27 水 50 51 28 木 52 53 12 4 水 54 55 5 木 56 57 9 月 58 59 1 2 48 49 1 11 水 3 〃 副 島 ウイルス学総論 化学療法 〃 ウ イ ル ス 学 各 論 腫 瘍 ウ イ ル ス 非常勤講師 特 林 〃 別 講 義 〃 全 員 テ ュ ー ト リ ア ル 課 題 No.3 4 〃 〃 1 副 島 ウ イ ル ス 学 各 論 腫 瘍 ウ イ ル ス RNA 腫瘍ウイルス 2 〃 ウ イ ル ス 学 各 論 D N A ウ イ ル ス ポックスウイルス科、ヘルペスウ イルス科 〃 3 〃 〃 ヘルペスウイルス科 〃 4 〃 〃 アデノウイルス科、パピローマウ イルス科、ポリオーマウイルス 科、パルボウイルス科 〃 1 〃 ウ イ ル ス 学 各 論 R N A ウ イ ル ス オルソミクソウイルス科、パラミ クソウイルス科 〃 2 〃 〃 ラブドウイルス科、フィロウイル ス科、ブニヤウイルス科、アレナ ウイルス科 〃 3 〃 〃 レオウイルス科、ピコルナウイル ス科、カリシウイルス科 〃 4 〃 〃 アストロウイルス科、トガウイル ス科、フラビウイルス科、コロナ ウイルス科 〃 3 〃 ウ イ ル ス 学 各 論 レ ト ロ ウ イ ル ス レトロウイルスの性状、HTLV-1 〃 4 〃 〃 HIV 、AIDS 〃 1 〃 ウ イ ル ス 学 各 論 肝 炎 ウ イ ル ス A 型肝炎ウイルス、B 型肝炎ウイ ルス 〃 − 97 − 講 義 第2学年 38 11 M2 微生物学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 ウ イ ル ス 学 各 論 肝 炎 ウ イ ル ス C 型肝炎ウイルス、D 型肝炎ウイ ルス、E 型肝炎ウイルス、プリオ ンとプリオン病 講 義 細菌の取り扱い法、細菌の分離培 養、消毒薬の効果、ツベルクリン 反応 実 習 60 12 11 水 2 副 島 61 3 全 員 微 12 木 62 63 16 月 64 65 18 水 66 67 19 木 68 1 27 月 生 物 学 実 習 4 〃 〃 〃 〃 3 〃 〃 ブドウ球菌の同定、確認培養、芽 胞染色、莢膜染色、レンサ球菌の 溶血環、消毒薬の効果の判定 〃 4 〃 〃 〃 〃 1 〃 〃 生化学性状判定、ベータラクタ マーゼ、薬剤感受性試験、グラム 染色 〃 2 〃 〃 〃 〃 3 〃 〃 4 〃 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 98 − 凝集反応、グラム染色テスト 〃 〃 〃 M2 寄生虫学 寄 生 虫 学 Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 講 師 波 部 重 久(副責任者) 〃 石 井 一 成 助 教 伊 藤 竜 太 〃 仇 斌 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.寄生虫症の的確な診断と治療ができるように重要な病原寄生虫に関する基礎的知識を身につ ける。 2.海外に分布する熱帯寄生虫感染症とくに重要な輸入寄生虫症についての知識を身につける。 4.寄生虫疾患の診断上必要な試料・検体の採取と取り扱い法および標本作製法を知る。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.宿主−寄生虫相互関係について説明できる。 2.人体寄生虫の病害と症状を説明できる。 3.個々の人体寄生虫の感染および体内移行経路を述べることができる。 4.人体寄生虫の診断と治療および予防方法を説明できる。 5.人体寄生虫の分布について述べることができる。 6.人体寄生虫の標本を観察し、その特徴から種類を判定することができる。 7.寄生虫検体の取り扱いを知る。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義 スライド、プリント配布 2.実習 実物標本、虫体の圧平染色および病理切片標本等の観察 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.指定した教科書の序説部分あるいは配布プリントを事前に読んでおくこと。 2.授業の最初に前回の授業内容に係る小テストを実施するので、復習しておくこと。 3.次回の実習内容を配布の実習書で予習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 論述および CBT 様式問題による評価(実習内容の画像等の問題も含む) Ⅶ.教科書 吉田幸雄・有園直樹:図説 人体寄生虫学 第8版 南山堂 2011 Ⅷ.参考書・文献 小島荘明 編:New 寄生虫病学 南江堂 名和行文:清潔指向社会の落とし穴 寄生虫感染の Q&A ミネルヴァ書房 − 99 − 第2学年 3.重要な病原体を媒介する動物と、それらが媒介する病原体との関連を理解する。 M2 寄生虫学 No. 月 日 曜 限 1 11 21 木 2 3 28 木 4 5 12 5 木 6 7 12 木 8 9 19 木 10 担当者 項 目 論 2 石 井 腸 管 寄 生 線 虫 症 回 虫 症、 鉤 虫 症、 鞭 虫 症、 蟯 虫 症、糞線虫症 〃 糸状虫症、旋毛虫症、眼虫症 〃 1 〃 生 虫 学 総 組 織 内 寄 生 線 虫 症 回虫、鉤虫、鞭虫、蟯虫、糞線虫 実 習 石 井 線 虫 に よ る 幼 虫 移 行 症 イヌ回虫、アニサキス、顎口虫、 住血線虫 講 義 2 全 員 線 ミクロフィラリア、アニサキス、 顎口虫、旋毛虫 実 習 1 波 部 消 化 器 系 寄 生 吸 虫 症 肝吸虫症、横川吸虫症、異形吸虫 症、棘口吸虫症 講 義 肺吸虫症、住血吸虫症、セルカリ ア性皮膚炎 〃 2 全 員 線 1 虫 虫 2 〃 組 織 内 寄 生 吸 虫 症 1 〃 条 虫 症( 擬 葉 目 ) 裂頭条虫症、弧虫症 実 習 無鉤条虫症、有鉤条虫症、多包条 講 義 虫 住血吸虫、裂頭条虫、テニア科条 虫、エキノコックス 実 習 石 井 腸 管 内 寄 生 原 虫 症 アメーバ症、ジアルジア性下痢 症、膣トリコモナス症 講 義 組 織・ 細 胞 内 寄 生 原 虫 症 ト リ パ ノ ソ ー マ 症 ( 睡 眠 病、 シャーガス病)、リーシュマニア 症 〃 胞 症 クリプトスポリジュウム症、トキソ プラズマ症、マラリア、バベシア 〃 虫 赤痢アメーバ、ランブル鞭毛虫、ト キソプラズマ 実 習 学 日本でよく遭遇する寄生虫症およ び診断 講 義 虫 トリパノソーマ、リーシュマニ ア、マラリア原虫、ニューモシス チス肺炎 実 習 虫 外部寄生虫、媒介昆虫、ダニアレ ルギー 講 義 ノミ、シラミ、マダニ、ヒゼンダ ニ、ニキビダニ、ツツガムシ 実 習 波 部 条 虫 症( 円 葉 目 ) 虫症 12 2 全 員 住 13 3 14 4 〃 1 〃 15 9 水 木 16 2 全 員 原 17 3 廣 松 臨 18 4 全 員 原 1 波 部 衛 2 全 員 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 19 10 金 20 29 水 〃 肝吸虫、肺吸虫、異形吸虫、中間 宿主 1 8 講 義 波 部 寄 全 員 吸 1 授業形態 1 2 11 キーワード 寄生、宿主・寄生虫相互関係、寄 生虫感染の疫学 虫 血 吸 虫、 子 床 条 虫 寄 生 生 虫 昆 〃 − 100 − 第3学年講義要目 M3 薬理学 薬 理 学 Ⅰ.担当教員名 薬 理 学 教 授 岩 本 隆 宏(科目責任者) 講 師 喜 多 紗斗美(副責任者) 〃 藤 井 誠 助 教 堀 江 一 郎 〃 後 藤 雄 輔 非常勤講師 黒 瀬 等(九州大学大学院薬学研究院教授) 〃 平 野 勝 也(九州大学大学院医学研究院准教授) 〃 川 﨑 博 己(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科元教授) 〃 児 島 将 康(久留米大学分子生命科学研究所教授) 〃 西 昭 徳(久留米大学医学部教授) 〃 原 英 彰(岐阜薬科大学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 薬理学は、薬物と生体の相互作用を考究する基礎医学ならびに臨床医学の両面にわたる総合的な 1.薬物の薬理作用およびその機序を学び、生体の薬物に対する反応のしくみを理解する。 2.臨床で使用される重要な薬物について、その主作用、副作用、吸収、代謝および臨床適用の 知識を習得するとともに、それらの基本的な原理を理解する。 3.これらの知識を土台として、薬物療法に関して幅広い応用力を身につけ、薬物投与による医 療過誤を未然に防ぎ得る能力を養う。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.薬理学総論 1)薬理学の基本的な概念と位置づけを説明できる。 2)薬物の濃度反応曲線を描き、有効量・中毒量・致死量の関係を説明できる。 3)薬物の受容体結合と薬理作用との定量的関連性を理解し、活性薬と拮抗薬を説明できる。 4)受容体による情報伝達の機序を説明できる。 5)蛋白リン酸化とカルシウムイオンによる細胞内シグナル伝達過程を説明できる。 6)薬物の吸収、体内分布、代謝ならびに排泄を説明できる。 7)薬物投与方法を列挙し、それぞれの薬物動態を説明できる。 8)薬物血中濃度モニタリングの意義およびその対象薬を説明できる。 9)臨床上重要な薬物相互作用を説明できる。 10)薬物の評価におけるプラセボの意義を説明できる。 11)医薬品開発と早期臨床試験を説明できる。 2.薬理学各論 1)中枢神経作用薬(全身麻酔薬、抗不安薬、向精神薬、中枢神経興奮薬、麻薬性鎮痛薬、抗 − 101 − 第3学年 学問である。 M3 薬理学 けいれん薬、パーキンソン病治療薬、抗認知症薬、脳循環改善薬)の薬理作用ならびに治療応 用を説明できる。 2)末梢神経作用薬(アドレナリン作動薬、抗アドレナリン薬、コリン作動薬、抗コリン薬、 局所麻酔薬、筋弛緩薬)の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 3)高血圧治療薬、心臓血管系作用薬(狭心症治療薬、心不全治療薬、抗不整脈薬、抗高脂血 症薬)の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 4)腎臓作用薬(利尿薬、高尿酸血症治療薬)の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 5)抗炎症薬および解熱鎮痛薬の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 6)呼吸器系作用薬(抗喘息薬、呼吸促進薬、鎮咳薬、去痰薬)の薬理作用ならびに治療応用 を説明できる。 7)血液作用薬(造血薬、血栓症治療薬、止血薬)の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 8)消化器系作用薬(消化性潰瘍治療薬、制吐薬、胆・膵疾患治療薬)の薬理作用ならびに治 療応用を説明できる。 9)免疫作用薬(免疫抑制薬、免疫賦活薬、抗アレルギー薬)の薬理作用ならびに治療応用を 説明できる。 10)化学療法薬(抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、抗原虫薬、抗蠕虫薬)の薬理作用ならび に治療応用を説明できる。 11)抗腫瘍薬の薬理作用ならびに治療応用を説明できる。 12)ホルモン・内分泌疾患作用薬(視床下部・脳下垂体ホルモン作用薬、甲状腺ホルモン作用 薬、副腎皮質ホルモン作用薬、性ホルモン作用薬、糖尿病治療薬、骨代謝作用薬)の薬理作 用ならびに治療応用を説明できる。 13)ビタミンの種類と機能を説明できる。 14)薬物の耐性、タキフィラキシー、依存、習慣性や嗜癖を説明できる。 15)臨床薬理学の立場から、薬物の体内動態、薬物相互作用、人種差、個体差、特に小児なら びに高齢者の薬物療法を説明できる。 16)遺伝子治療の位置づけならびに臨床応用を説明できる。 17)和漢薬を概説できる。 18)薬物中毒とその処置を説明できる。 3.薬理学実習 小グループに分かれて以下の実習を実施し、最後に実習結果をグループ毎に発表し議論する。 1)ラットおよびマウスを用いた循環器系の実験 血圧・心拍数および心電図に影響を及ぼす薬物の作用を観察する。 2)マウスを用いた中枢神経系の実験 麻酔薬、向精神薬、パーキンソン病治療薬の作用を観察する。 3)モルモット摘出腸管標本を用いた実験 内蔵平滑筋の収縮・弛緩に影響を及ぼす薬物の作用を観察する。 4)コンピュータシミュレーションを用いた実験(問題解決型実習) 血圧・心拍数モデル:自律神経系による血圧および心拍数の調節機構を理解する。 腸管収縮モデル:腸管反応の副交感神経支配の様態を理解する。 − 102 − M3 薬理学 5)二重盲検法を用いた薬効判定 暗算作業効率に及ぼすカフェインの効果を観察する。 4.P-Drug 実習 症例課題を用いて適正薬物の選択法を体験学習する(P-Drug 実習)。本実習の目的は、1. 有用な薬物の情報(薬物の有効性、適合性など)を探すための方法を学ぶ、2.薬物の作用機序、 副作用、禁忌となる病態、併用薬との相互作用などを再確認し、理解を深めることである。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.薬理学テキストおよび教科書を中心に、PC スライド、DVD 鑑賞および板書によって進めら れる講義に出席し、その内容を理解する。 2.毎回、講義開始の約 10 分間で前回の講義に関する質疑・応答(指名された学生)を実施する ので、復習を心がけ知識を定着させるように習慣づける。 3.各種実習に出席し、薬物の薬理作用や薬物療法についての理解を深める。 4.学外専門家の特別講義に出席し、緊張感のある環境下で学習と思考を刺激するとともに、最 先端の薬理学情報に接する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.講義の前に、該当する範囲の教科書(薬理学テキスト)を読んでおくこと。 2.講義の終了後、不明な点は教員に対して積極的に質問すること(教員室へ訪問可能)。 3.CBT 問題集等を用いて、得られた知識の実践力・応用力を自ら確認すること。 1.中間試験および期末試験(論述式および客観式)により評価する。 2.講義および実習の出席状況ならびに学習態度も評価の対象とする。 Ⅶ.教科書 1.岩本隆宏 他:人体機能学Ⅳ・薬理学テキスト 第4版 2.田中千賀子・加藤隆一:New 薬理学 改訂6版 南江堂 2011 3.柳澤輝行・丸山 敬 訳:イラストレイテッド薬理学 原著5版 丸善 2012 Ⅷ.参考書・文献 1.佐藤俊明 訳:一目でわかる薬理学 第5版 メディカル・サイエンス・インターナショナ ル 2011 2.遠藤政夫 他:医科薬理学 改訂4版 南山堂 2005 3.矢崎義雄 他:臨床医学 なぜこう処方するのか病態をふまえた薬物治療の strategy を理解 する 文光堂 2005 4.山田信博:治療薬イラストレイテッド 羊土社 2009 5.高久史麿:治療薬マニュアル 2013 医学書院 2013 6.水島 裕:今日の治療薬 2013 南江堂 2013 7.Brunton, L. L.: Goodman & Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics 12th ed. McGraw-Hill New York 2011 − 103 − 第3学年 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) M3 薬理学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 1 全 員 薬 理 学 入 門 オリエンテーション、医学・医療 における薬理学の重要性 2 2 岩 本 薬 理 学 総 論 薬物の体内動態、薬物代謝酵素、 薬理作用の基本形式 〃 3 3 薬物の作用様式、薬物受容体と薬 理反応 〃 4 4 コリン作用薬、抗コリン作用薬 〃 アドレナリン作用薬、抗アドレナ リン作用薬 〃 1 5 4 1 4 月 木 1 〃 〃 喜 多 末 梢 神 経 薬 理 〃 〃 6 2 非常勤講師 薬 理 学 総 論 黒 瀬 細胞内情報伝達系と生体機能 〃 7 3 非常勤講師 平 野 〃 カルシウムシグナルと生体機能 〃 8 4 岩 本 中 枢 神 経 薬 理 中枢神経系疾患の病態生理と治療 薬 〃 1 〃 〃 向精神薬 〃 10 2 〃 〃 抗不安薬、抗うつ薬、抗躁薬 〃 11 3 堀 江 薬 理 学 総 論 エイコサノイドと脂質メディエー タ― 〃 12 4 非常勤講師 川 﨑 血管収縮機構とその調節因子 〃 1 喜 多 血 造血薬、止血薬、抗血栓薬 〃 抗炎症薬、抗リウマチ薬、痛風治 療薬 〃 循環器系疾患の病態生理と治療薬 〃 高血圧治療薬、狭心症治療薬 〃 神経節遮断薬、神経筋接合部遮断 薬、筋弛緩薬 〃 高脂血症治療薬 〃 9 13 8 月 11 木 14 2 15 3 16 4 17 15 月 1 〃 液 〃 薬 理 〃 岩 本 循 環 器 薬 理 〃 〃 喜 多 末 梢 神 経 薬 理 18 2 〃 循 環 器 薬 理 19 3 非常勤講師 薬 理 学 総 論 児 島 神経ペプチドと創薬 〃 20 4 岩 本 中 枢 神 経 薬 理 催眠薬、全身麻酔薬、局所麻酔薬 〃 1 〃 〃 抗てんかん薬、麻薬性鎮痛薬、薬 物依存 〃 22 2 〃 実 習 ガ イ ダ ン ス 実習の進め方(内容、発表方法) 〃 23 3 24 4 21 25 18 木 22 月 1 全 員 実 〃 堀 江 実 1 ( SBOs:実習項目を参照) 〃 習 2 〃 〃 〃 実習(基礎2) 〃 〃 2 27 3 喜 多 薬 理 学 総 論 脂溶性・水溶性ビタミン 28 4 非常勤講師 中 枢 神 経 薬 理 西 ドパミン神経とパーキンソン病 〃 1 岩 本 腎 腎臓疾患の病態生理と治療薬 〃 利尿薬 〃 30 25 木 2 〃 〃 実習(実習室 ・PC 教室) 26 29 〃 習 臓 薬 〃 − 104 − 理 講 義 M3 薬理学 No. 月 日 曜 限 31 4 25 木 32 33 3 4 5 全 員 実 〃 習 キーワード 3 ( SBOs:実習項目を参照) 〃 喜 多 毒 34 2 非常勤講師 中 枢 神 経 薬 理 原 35 3 全 員 実 36 4 9 木 項 目 1 37 2 担当者 木 1 38 2 39 3 40 4 41 16 木 1 性 〃 薬 習 理 疫 〃 理 全 員 実 〃 習 〃 岩 本 循 環 器 薬 理 44 4 〃 〃 1 〃 実 習 ま と め 46 2 〃 〃 47 3 〃 実 習 発 表 会 48 4 〃 〃 1 中間試験 2 〃 3 〃 4 〃 27 月 1 50 2 51 3 52 4 53 30 木 1 〃 全 員 実 〃 〃 岩 本 呼 吸 器 薬 理 〃 実習成果発表の準備 〃 〃 〃 喜 多 P - D r u g 実 習 講 義 〃 実習(実習室 ・PC 教室) 〃 〃 6 ( SBOs:実習項目を参照) 喜 多 内 分 泌 薬 理 〃 講 義 心不全治療薬 抗不整脈薬 習 実習(実習室 ・PC 教室) 実習成果の発表・討論 実習(実習室 ・PC 教室) 〃 グループ討論 (PC 教室) 〃 講義・討論 〃 〃 内分泌系疾患の病態生理と治療薬 講 義 膵臓ホルモン作用薬、糖尿病治療 薬 〃 呼吸刺激薬、鎮咳・去痰薬 〃 気管支喘息治療薬 〃 P-Drug の理論説明、課題調査 自己学習 (PC 教室) 54 2 〃 〃 課題解決、発表準備 グループ討論 (PC 教室) 55 3 〃 〃 発表会 全体討論 (PC 教室) 56 4 〃 〃 57 6 3 月 1 堀 江 化 学 〃 療 − 105 − 法 感染症の病態生理と治療薬 〃 講 義 第3学年 3 49 免疫系疾患の病態生理と治療薬 〃 〃 〃 抗認知症薬 5 ( SBOs:実習項目を参照) 43 23 木 講 義 免疫抑制薬、免疫賦活薬、抗アレ ルギー薬 〃 2 20 月 重金属、農薬、有毒ガス、天然毒 と解毒薬 4 ( SBOs:実習項目を参照) 42 45 〃 〃 薬 実習(実習室 ・PC 教室) 〃 〃 堀 江 免 授業形態 M3 薬理学 No. 月 日 曜 限 58 6 月 項 目 2 堀 江 化 59 3 岩 本 消 化 器 薬 理 60 4 61 3 担当者 10 月 1 62 2 63 3 64 4 学 〃 堀 江 化 療 法 〃 学 〃 療 法 〃 喜 多 内 分 泌 薬 理 〃 〃 キーワード 授業形態 抗菌薬、抗結核薬、抗真菌薬、抗 ウイルス薬 講 義 消化性潰瘍治療薬、制吐薬 〃 制吐薬、肝・胆・膵疾患治療薬 〃 悪性腫瘍の病態生理と治療薬 〃 抗腫瘍薬、発癌物質 〃 視床下部・脳下垂体ホルモン作用 薬、副甲状腺ホルモン 〃 副腎皮質ホルモン作用薬、性ホル モン作用薬、カルシウム代謝作用 薬 〃 1 堀 江 泌 尿 器 ・ 生 殖 器 薬 理 排尿障害治療薬、子宮収縮・弛緩 薬 〃 66 2 後藤・堀江 臨 薬物動態理論、治療薬物濃度モニ タリング( TDM )、薬物相互作用 〃 67 3 小児、妊婦、高齢者の薬物動態、 臨床試験、薬物動態シミュレー ション演習 〃 68 4 後藤・喜多 漢 漢方薬の薬理 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 65 17 月 7 1 月 床 〃 薬 理 〃 方 薬 − 106 − 理 M3 病理学総論 病 理 学 総 論 Ⅰ.担当教員名 病 理 学 教 授 竹 下 盛 重(科目責任者) 〃 鍋 島 一 樹(副責任者) 〃 坂 田 則 行 准 教 授 久 野 敏 講 師 溝 口 幹 朗 〃 二 村 聡 〃 濵 田 義 浩 〃 濵 𥔎 慎(病院病理部) 助 教 青 木 光希子 〃 古 賀 佳 織 非常勤講師 伊 東 正 博(長崎医療センター・臨床検査科部長) 〃 片 岡 寛 章(宮崎大学医学部教授) 総合医学研究センター 教 授 岩 崎 宏 病理学(pathology)は病気(疾病 disease)の本態を明らかにする学問として非常に重要である。 病理学は肉眼・組織レベルの形態学を基盤として発展してきたが、最近では免疫組織化学、電子顕 微鏡学、分子生物学などが導入され、細胞・遺伝子レベルで疾病の本態が明らかにされつつある。 そして、臨床医学の分野においても、病理学は診断の確定、治療方針の決定、予後・治療効果の判 定などに大きく貢献している。ここでは、病気の原因と発病機構を理解し、病気によって生ずる組 織の変化、その経過および転帰について学習する。具体的には、⑴細胞傷害・変性と細胞死、⑵代 謝障害、⑶遺伝子異常と疾患・発生発達異常、⑷循環障害、⑸炎症、⑹再生、修復、創傷治癒、⑺ 腫瘍、⑻老化にもとづく疾患、⑼新生児、小児疾患、⑽放射線障害について学習し、種々の病因・ 病態を理解する。加えて、重要な病理学的用語の定義を正確に説明できるようにする。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.細胞傷害・変性と細胞死 細胞傷害、変性、萎縮、細胞死の原因と形態的変化を説明できる。 1)細胞傷害、変性、萎縮、細胞死の多様性、原因と意義を説明できる。 2)細胞傷害、変性、萎縮、細胞死について細胞と組織における形態的変化を説明できる。 3)ネクローシスとアポトーシスの違いを説明できる。 2.代謝障害 糖質、タンパク質、脂質などの代謝異常によって生じる多様な疾患について説明できる。 1)糖質代謝異常の病態を説明できる。 2)タンパク質・アミノ酸代謝異常の病態を説明できる。 3)脂質代謝異常の病態を説明できる。 − 107 − 第3学年 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) M3 病理学総論 4)核酸・ヌクレオチド代謝異常の病態を説明できる。 5)ビリルビン、無機質(特に鉄、カルシウム、銅)代謝異常の病態を説明できる。 3.遺伝子異常と疾患・発生発達異常 遺伝子・染色体異常と発生発達異常や疾患の発生と関連を説明できる。 1)胚(生殖)細胞と体細胞、それぞれにおける遺伝子異常が引き起こす疾患の相違点を説明 できる。 2)メンデル遺伝の3つの様式を説明し、代表的な疾患を列挙できる。 3)多因子遺伝が原因となる疾患を列挙し、その特徴を説明できる。 4)染色体異常による疾患の中で主なものを挙げ、概説できる。 5)個体の発達異常における遺伝因子と環境因子の関係を概説できる。 6)ミトコンドリア遺伝子の変異による疾患を例示できる。 4.循環障害 循環障害の成因と病態を説明できる。 1)虚血、充血、うつ血と血行静止の違いおよびそれぞれの原因と病態を説明できる。 2)出血の原因と止血の機構を説明できる。 3)血栓症の成因と病態を説明できる。 4)塞栓の種類と経路や塞栓症の病態を説明できる。 5)硬塞の種類と病態を説明できる。 6)ショック・脱水の原因と病態を説明できる。 5.炎症 炎症の概念と感染症との関係、またそれらの治癒過程を理解し、免疫およびアレルギーの病 態を説明できる。 1)炎症の定義を説明できる。 2)炎症の分類、組織形態学的変化と経時的変化を説明できる。 3)感染症による炎症性変化を説明できる。肉芽腫を説明できる。 4)免疫異常、アレルギー、自己免疫疾患の病態を説明できる。 6.再生、修復、創傷治癒 1)組織の再生を説明できる。 2)組織の修復を説明できる。 3)創傷治癒の過程を説明できる。 7.腫瘍 細胞の増殖・分化の機構とそれらの異常を学び、腫瘍の定義、発生機構と病態を説明できる。 1)異形成、退形成を説明できる。 2)腫瘍の定義および良性腫瘍と悪性腫瘍の違いを説明できる。 3)腫瘍細胞の異型性、多形性を説明できる。 4)局所における腫瘍の増殖、局所浸潤と転移を説明できる。 5)腫瘍発生に関わる遺伝子的要因と外的因子を概説できる。 6)腫瘍と染色体異常の関係を説明できる。 7)癌遺伝子と癌抑制遺伝子を概説できる。 − 108 − M3 病理学総論 8)上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍の違いを説明できる。 a.主要な上皮性腫瘍について説明できる。 b.主要な非上皮性腫瘍について説明できる。 8.老化 加齢に伴う臓器の構造と機能の変化、老年者に特有な疾患の概念を説明できる。老化に伴う 臓器の変化、老年者に特有な疾患について説明できる。 9.新生児、小児疾患 メッケル憩室、Hirschsprung 病、鎖肛、ラトケ嚢胞、クレチン病、新生児先天性副腎過形成 を説明できる。 10.放射線障害にともなう特徴的変化を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義:講義資料、スライドを用いる。指定した教科書を参考にする。 実習:実習初日にオリエンテーションを行う。白衣着用を厳守。着用しない場合、欠席とする。 代表的病態について、実際の組織病変を観察し、レポートを提出する。最後にチェックを受ける。 院内解剖症例の臨床病理カンファレンス(Clinicopathological conference, CPC)への参加:4 月より 11 月までに毎火曜日、PM 5:30 より臨床大講堂横カンファレンス室で行われる CPC に参 加する。10 〜 15 人を1つの班とする。参加は1回のみである。検討疾患概要は、前の週に配布す るので予習する。白衣での出席とレポートの提出(患者の概要、剖検診断、死因、調べた内容、感想) Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 授業後、講義資料を再度読み理解を深める。疑問点や不明点が出れば、指定した教科書で調べて、 病気のメカニズムを理解する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 筆記試験、出席、実習試験、実習レポート。実習を重視する。 Ⅶ.教科書 R. ルービン(鈴木利光、他、訳):ルービン病理学 第5版 西村書店 2007(指定教科書) Ⅷ.参考書・文献 1.赤木忠厚 編集:病理組織の見方と鑑別診断 第5版 医歯薬出版(東京) 2007 2.坂本穆彦 編集:標準病理学 第4版 医学書院(東京) 2010 3.ロビンス基礎病理学 2011 原書8版 4.Rubinʼs Pathology 6th ed. philadelphia 2011 5.Robbins Pathologic Basis of Disease 8th ed. W. B. Saunders Co. Philadelphia 2009 6.General and Systematic Pathology 5th ed. Churchill Livingstone Toronto 2009 − 109 − 第3学年 が必要である。レポートは次週の木曜日までに病理学教室に提出する。 M3 病理学総論 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 1 竹 下 病理序論 細胞傷害・変性と 細胞死⑴ 病理学で学ぶこと。細胞の構造と 機能、細胞傷害、変性、萎縮、細 胞死の多様性、原因、形態的変 化。ネクローシスとアポトーシス 2 2 竹 下 細胞傷害・変性と細胞死⑵ 濵田・濵﨑 細胞傷害、変性、萎縮、細胞死の 多様性、原因、形態的変化。ネク ローシスとアポトーシス 実 習 3 3 竹 下 代 糖質代謝異常 講 義 4 4 1 5 4 2 5 火 金 6 〃 謝 障 害 ⑴ 代 謝 障 害 ⑵ タンパク代謝異常、アミロイド症 〃 〃 1 〃 代 謝 障 害 ⑶ アミノ酸代謝異常、核酸・ヌクレ オチド代謝異常 2 〃 代 謝 障 害 ⑷ 脂質代謝異常、ビリルビン代謝異 常症 〃 脂質代謝異常、核酸・ヌクレオチ ド代謝異常、ビリルビン代謝異常 症、無機質代謝異常 実 習 正常組織、典型的疾患の肉眼像 マクロ実習 胚(生殖)細胞と体細胞における 遺伝子異常、メンデル遺伝の3つ の様式、多因子遺伝 講 義 遺 伝 子 異 常 と 疾 患 ⑵ 染色体異常による疾患、個体の発 達異常における遺伝因子と環境因 子の関係、ミトコンドリア遺伝子 の変異による疾患 〃 久 野 炎 症 ・ 感 染 症 ⑴ 炎症の定義、分類、組織形態学的 変化と経時的変化 〃 7 3 竹 下 代 謝 障 害 ⑸ 溝口・二村 8 4 竹下・全員 非 1 鍋 島 遺 伝 子 異 常 と 疾 患 ⑴ 9 9 火 瘍 性 病 変 10 2 11 3 12 4 〃 炎 症 ・ 感 染 症 ⑵ 〃 〃 1 〃 炎 症 ・ 感 染 症 ⑶ 〃 〃 14 2 〃 炎 症 ・ 感 染 症 ⑷ 細菌、マイコプラズマ、クラミジ ア、リケッチア、ウイルス、真菌 感染症 〃 15 3 全 員 炎 症 ・ 感 染 症 ⑸ 炎症の定義、分類、組織形態学的 変化と経時的変化の病理実習 実 習 16 4 炎 症 ・ 感 染 症 ⑹ 細菌、マイコプラズマ、クラミジ ア、リケッチア、ウイルス、真菌 感染症の病理実習 〃 1 鍋 島 免 疫 ・ ア レ ル ギ ー ⑴ 免疫異常、アレルギー、自己免疫 疾患 講 義 18 2 鍋島・青木 免 疫 ・ ア レ ル ギ ー ⑵ 〃 実 習 19 3 坂 田 循 環 障 害 ⑴ 循環障害の成因と病態。虚血、充 血、うっ血と血行静止。出血の原 因と止血の機構 講 義 20 4 循 環 障 害 ⑵ 〃 〃 〃 13 17 12 金 16 火 〃 腫 〃 〃 1 〃 循 環 障 害 ⑶ 血栓症の成因と病態。塞栓の種類 と経路や塞栓症の病態 22 2 〃 循 環 障 害 ⑷ 〃 〃 23 3 〃 循 環 障 害 ⑸ 梗塞の種類と病態 〃 24 4 全 員 循 環 障 害 ⑹ 〃 21 19 金 − 110 − 実 習 M3 病理学総論 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 鍋 島 細胞増殖、再生、修復、創 傷治癒⑴ 組織の再生と修復、創傷治癒の過程 細胞増殖と適応 講 義 26 2 鍋島・青木 細胞増殖、再生、修復、創 傷治癒⑵ 〃 実 習 27 3 鍋 島 腫 瘍 総 論 ⑴ 異形成と退形成、腫瘍の定義、発 生機構と病態。良性腫瘍と悪性腫 瘍。上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍 講 義 28 4 非常勤講師 腫 片 岡 特別講義 〃 腫瘍細胞の異型性と多形性。局所 における腫瘍の増殖、局所浸潤と 転移。腫瘍発生に関わる遺伝的要 因と外的因子。染色体異常、癌遺 伝子と癌抑制遺伝子 〃 腫 瘍 総 論 ⑶ 〃 実 習 鍋島・全員 腫 瘍 総 論 ⑷ 〃 マクロ実習 竹 下 上 皮 性 腫 瘍 ⑴ 主要な上皮性腫瘍の種類と特徴、 腫瘍マーカー、乳頭腫、腺腫、扁 平上皮癌、腺癌、小細胞癌、尿路 上皮癌、神経内分泌腫瘍、混合腫 瘍、奇形腫 講 義 25 4 29 23 火 26 金 1 30 2 31 3 32 4 瘍 概 論 鍋 島 腫 瘍 総 論 ⑵ 〃 〃 上 皮 性 腫 瘍 ⑵ 〃 〃 34 2 〃 上 皮 性 腫 瘍 ⑶ 〃 〃 35 3 竹 下 上 皮 性 腫 瘍 ⑷ 溝口・二村 〃 実 習 36 4 岩 崎 非 上 皮 性 腫 瘍 ⑴ 主要な非上皮性腫瘍の種類と特 徴。骨・軟部腫瘍、肉腫、小円形 細胞腫瘍 講 義 1 岩 崎 非 上 皮 性 腫 瘍 ⑵ 濵田・濵﨑 〃 実 習 38 2 岩 崎 非 上 皮 性 腫 瘍 ⑶ 〃 講 義 39 3 岩 崎 非 上 皮 性 腫 瘍 ⑷ 濵田・濵﨑 〃 実 習 40 4 坂 田 老 化 と 疾 患 ⑴ 老化に伴う臓器の変化、老年者に 特有な疾患 講 義 〃 〃 37 41 30 火 5 7 火 10 金 1 〃 老 化 と 疾 患 ⑵ 42 2 43 3 44 4 非常勤講師 放 射 線 障 害 の 病 理 伊 東 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 13 月 竹 下 発 生 学 に 基 づ く 疾 患 ⑴ 〃 新 生 児、 小 児 疾 患 ⑵ 実 習 試 − 111 − 験 3胚葉の形成とその異常⑴ 〃 3胚葉の形成とその異常⑵と新生 児疾患 〃 特別講義 〃 第3学年 1 33 M3 社会医学 社 会 医 学 Ⅰ.担当教員名 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹(科目責任者) 准 教 授 三 宅 𠮷 博(副責任者) 〃 谷 原 真 一( 〃 ) 講 師 百 瀬 義 人 〃 田 中 景 子 〃 牛 島 佳 代 〃 今 任 拓 也 非常勤講師 山 田 信 也(国立障害者リハビリテーションセンター、主任生活支援専門職) 〃 永 野 美 紀(福岡市城南保健所所長) 〃 柴 田 和 典(福岡県南筑後保健福祉環境事務所保健監) 〃 下 野 正 健(福岡県精神保健福祉センター所長) 〃 堤 明 純(北里大学医学部教授) 〃 黒 川 陽 一(福岡県保健環境研究所環境科学部長) 総合医学研究センター 教 授 畝 博 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.医療が「社会的な存在である人」を対象とした活動であることを習得するため、医療と保健 のどのような側面(病気の予防や治療、病気からの回復、健康増進など)にも、社会が関係し ていることを認識・理解する。 2.医療の社会的な側面を把握するのに必須の概念群(医療倫理、地域保健、環境保健、疫学、 健康管理、社会保障、健康増進・教育)について、個別にその概要を習得する。 3.医師としての立場からだけではなく、患者としての立場から、社会医学的な概念群を事例的・ 実践的に位置づける。 4.学外の保健医療福祉施設において、医療と医師の社会的な役割を実践的に理解し、臨床医学 を学ぶ上での心構えを身につける。 5.医療と医師の社会的な役割を、自発的な学習方法(市民ボランティアとの対話、傾聴、事例 の取材など)を通して内在化させ、将来の地域/家庭医療を担う臨床医としての社会医学的な 課題解決能力を習得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.社会医学の全体像把握 ・健康の意味を理解し、健康の現れ方の具体例を説明できる。 ・健康の時代推移を理解し、健康の概念を人口集団に適用して、健康像を説明できる。 ・予防の原則を説明できる。 ・プライマリケアとヘルスプロモーションの考え方を対比的に説明できる。 ・社会集団と健康との関連を概観でき、その基本を説明できる。 − 112 − M3 社会医学 ・高齢化社会における介護とヘルスプロモーションの課題を説明できる。 ・ライフサイクルを概観でき、その意味を具体的に説明できる。 ・ライフサイクル別の健康につき、主要な課題と解決の方針を説明できる。 2.疫学・予防医学・EBM ・疾病の頻度と分布、疾病のリスク要因と予防要因を説明できる。 ・基礎的な統計解析の結果を説明できる。 ・根拠に基づく医療の考え方を説明できる。 ・基本的な生活習慣と主要な生活習慣病との関連を説明できる。 ・生活習慣への働きかけの効果を、Evidence Based Medicineの原則から説明できる。 3.医の倫理 ・医の倫理が生まれた背景、重要な内容を説明できる。 ・患者の立場と医師の立場がどのように異なるかについて、友人と討論できる。 4.地域保健福祉医療 ・地域社会とその生活集団の健康について、課題把握の技法を説明し、実施できる。 ・保健対策や保健サービスについての基本的な考え方を説明できる。 ・地域における保健、福祉、医療の各システムの共通性と個別性を説明できる。 5.産業保健 ・労働の場における環境や作業様態とは何かを、具体的に説明できる。 ・労働時間や休息・休業の原則を列記し、労働基準の意味を説明できる。 ・作業場の安全衛生管理体制と産業医の役割を説明できる。 ・作業場の健康管理体制の概要を述べ、特殊健診の意味を説明できる。 ・主な有害業務に関して、問題となる有害物の特性、検診の概要、予防の原則を説明できる。 6.環境保健 ・生活の場である環境と人間の健康との関連を説明できる。 ・環境条件の意味や環境の評価方法を説明できる。 ・環境災害(公害を含む)及び環境保全について、主要な項目を列挙できる。 ・生活環境および、地球環境の評価と維持の原則を説明できる。 ・大気水質土壌の汚染に関し、評価の原則と汚染防止の重要な方策を説明できる。 ・廃棄物処理の原則を説明できる。 7.食品・栄養と健康 ・栄養状態の評価の原則を説明できる。 ・国民栄養の現状について、概要を説明できる。 ・口腔保健の現状について、概要を説明できる。 8.社会保障と医療保障 ・福祉国家としての社会保障、医療保障、医療福祉の基本的概念を説明できる。 ・わが国が抱える社会保障、医療保障、医療福祉の主な課題を説明できる。 9.母子保健 ・妊婦と胎児の健康を維持するためのシステムについて、概要・現状・課題を説明できる。 − 113 − 第3学年 ・職業病の概念、発見方法、コントロール方法につき、主要な考え方を説明できる。 M3 社会医学 ・乳幼児と母親の健康を維持するためのシステムについて、概要・現状・課題を説明できる。 10.学校保健 ・学校医の職務、健康診断、学校における予防すべき感染症について説明出来る。 ・生涯を通じた健康づくりの観点から、学校保健の重要性と医師としての関わりの必要性を説 明できる。 11.成人保健 ・主要な生活習慣病の現状と社会的な背景を説明できる。 ・主要な生活習慣病の発見と予防の原則を説明できる。 ・生活習慣に関連した行動変容の機構を理解し、課題を説明できる。 12.高齢者保健 ・高齢化社会の現状や高齢化の課題を説明できる。 ・高齢社会を維持するための社会システムの概要を説明できる。 ・介護保険の考え方やシステムの概要を説明できる。 13.精神保健 ・精神の健康を維持するためのシステムについて、概要・現状・課題を説明できる。 ・精神障害者の健康と福祉を維持するためのシステムについて、概要・現状・課題を説明できる。 14.障害と社会 ・身体障害者の置かれた状況を具体的にイメージし一部をシミュレーションすることができる。 ・障害や疾病の分類の考え方を理解し、実例を述べることができる。 ・障害とバリアフリーの原則を説明でき、実例を述べることができる。 15.人口保健統計 ・人口静態統計、人口動態統計の概略を説明できる。 ・疾病統計の概要を説明でき、国民生活基礎調査、患者調査などの主要な統計調査を概説できる。 16.公衆衛生行政 ・保健所の機能を具体的に説明できる。 ・地域保健において、保健所と市町村の果たす役割を対比的に説明できる。 ・医療圏と医療計画の意味を説明でき、主要な項目を説明できる。 17.国際保健 ・国際的な状況で、複数の国家・国家群の保健水準を維持するシステムの概要を説明できる。 ・国際化時代における旅行者個人の健康を守るシステムと、国全体の健康を保護するシステム との関連を説明できる。 18.感染症対策 ・主要な感染症の現状と課題を説明できる。 ・検疫、予防接種、感染症サーベイランスを説明できる。 ・社会を感染症の脅威から防御するためのシステムの概要を説明できる。 19.健康危機管理 ・医療事故、医療過誤について、定義と、どのような場合に起こりやすいかを説明できる。 ・セーフティマネージメントの方法としてのインシデント報告の意味と利用法を説明できる。 ・医療事故や薬害事件が起こった場合の、医師としてとるべき対処を説明できる。 − 114 − M3 社会医学 20.公衆衛生法規・薬害 ・国の公衆衛生を維持するための法的体系の概要を、説明できる。 ・主な公衆衛生法規について、対象・目的・現状・課題を対比的に説明できる。 ・現在までに発生した薬害事件およびその薬害が何故起こったか説明できる。 21.社会医学の参加的学習 ・身の回りの人に社会医学的な題材で参加的に取材・対話・傾聴を行い、聴き取った内容を記 録し、課題を抽出できる。 ・取材や対話・傾聴から明らかになった内容を、友人と共有でき、社会医学の基本的な概念に 関連付けられる。 ・対象者との対話や面接から、相手の生活の概要や健康・疾病の社会背景を把握し、それを説 明できる。 ・対話や面接から、社会医学的な事象や適応行動の起こり方を把握し、それを説明できる。 ・対話や面接で得た内容から、因果関連の具体例を抽出できる。 22.社会医学実習 ・保健所を代表とする保健/医療/福祉に関連した学外の施設では、どのような理念の下に、 どのような活動が行われているかを、事例に即して具体的に説明できる。 ・学外施設など現場で学んだ事例の理解をもとに、社会医学的な研究テーマを設定できる。 ・社会医学的なテーマに対し、それを実証するための方略を、順を追って記述・説明できる。 験で確認することの概要を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.要点やキーワードをまとめたプリントと、それを活用した講義により、各項目の概要を学生 がイメージできるように授業を進める。項目の概要について把握が進んだら、スライドやビデ オなどを併用し、理解と記憶の定着を図る。健康づくりや保健と福祉の連携など「人間的な要 因の理解が強く求められる項目」については、市民ボランティアとの対話を活用したグループ ワークを導入し、概念的な理解を実地に応用可能な水準にまで強化する。 2.社会医学の参加的学習では、学生の自発的な学習を支援するために、身の回りの人に社会医 学的な話題で話を聞き、それをまとめる課題(取材の課題)を課す。 3.疫学・予防医学では具体的データに基づき、年齢調整死亡率、相対危険度、寄与危険度など について実際に計算し、解答を得る。 4.健康づくりの講義では情報センターにおいてビデオによる学習を行う。 5.社会医学実習においては、施設の体験/見学/グループワーク/擬似体験/実験などを、テー マの必要に応じて行う。 6.社会医学実習で学外に出る場合は、公共の交通機関を利用し、福岡大学生としての自覚を持っ て行動すること。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.次回の授業で学習する社会事象に関連して、自分の立場から質問を考え、答えを予想する。 2.授業前後に、教科書の該当箇所を読み、何が重要かを考える。 3.各疫学の講義の前に下記Ⅶ . 2の教科書を読んで予習しなければならない。 − 115 − 第3学年 ・学外の現場で得られた事例観察の結果を、社会医学的なシミュレーションや社会医学的な実 M3 社会医学 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 「①キーワードに関連した知識の理解」については、期末に行う多項目選択式あるいは論述形式の 試験で評価する。「②知識量よりも、常識的な社会理解や患者の立場に配慮した判断が必須の事項」 については、学習態度、模擬患者ボランティアとの対話などを参考に質的な評価を行う。①の点数 (80%)に②の評価(20%)を加え、総合的に合否を判断する。 社会医学実習では、①実習への出席と実習中の態度(60%)、②提出レポートの内容(20%)、③ グループ発表の内容(20%)、から達成度を評価する。 Ⅶ.教科書 1.鈴木庄亮・久道茂監修、辻一郎・小山 洋 編集:シンプル衛生公衆衛生学 南江堂 2.日本疫学会監修:はじめて学ぶやさしい疫学—疫学への招待— 南江堂 3.厚生労働統計協会編:図説国民衛生の動向 厚生労働統計協会 Ⅷ.参考書・文献 ・その他、必要に応じて授業中に助言する。 No. 月 日 曜 限 1 4 3 水 2 3 10 水 4 5 17 水 6 7 24 水 8 9 5 1 水 10 11 8 水 12 13 14 15 水 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 守 山 社 会 医 学 総 論 1 公衆衛生の歴史、健康、養生、予 防の考え方 講 義 プリント 2 三 宅 疫 疫学の定義、頻度の測定、罹患率 講 義 教 科 書 1 守 山 社 会 医 学 総 論 2 保健統計の考え方、健康指標、人 口転換 講 義 プリント 2 三 宅 疫 有病率、死亡率、相対危険 講 義 教 科 書 1 守 山 社 会 医 学 総 論 3 疾病リスク、予防と健康管理の考 え方、セルフケア、スクリーニン グの基礎 講 義 プリント 2 三 宅 疫 寄与危険、標本、スクリーニング 講 義 教 科 書 1 守 山 社 会 医 学 総 論 4 疾病の成立と予防、感染症をモデ ルに考える、循環器疾患というモ デル 講 義 プリント 2 三 宅 疫 4 感度、特異度、記述疫学、生態学 的研究 講 義 教 科 書 1 守 山 社 会 医 学 総 論 5 地域社会の把握、都市と健康、保 健医療制度の意味、医療保障の考 え方 講 義 プリント 2 三 宅 疫 横断研究、症例対照研究 講 義 教 科 書 1 守 山 社 会 医 学 総 論 6 母子保健、学校保健の考え方 講 義 プリント 2 全 員 実習オリエンテーション1 実習の説明、メンバー表の配布 各施設への連絡の指示 1 守 山 社 会 医 学 総 論 7 働く人々の健康、労働災害、職業 病への対応 講 義 プリント 2 三 宅 疫 バイアス、コホート研究、介入研 究 講 義 教 科 書 学 学 学 学 学 学 基 基 基 基 基 基 礎 礎 礎 礎 礎 礎 − 116 − 1 2 3 5 6 M3 社会医学 No. 月 日 曜 限 15 5 17 金 16 22 水 18 19 24 金 20 21 29 水 22 23 31 金 24 非常勤講師 障 山 田 健常者と障害者、障害者を支え る社会システム、バリアフリー、 ユニバーサルデザイン、障害と QOL 、 ノ ー マ ラ イ ゼ ー シ ョ ン、 メディカルサポート 講 義 プリント 社 会 1 障 害 と 社 会 2 1 谷 原 地 域 保 健 概 論 地域保健法及び関連法規、保健 所、市町村保健センター 〃 2 田 中 母 健 妊娠・出産の保健、母子保健法 〃 3 全 員 実習オリエンテーション2 実習施設への連絡の確認 実習書 配布 4 守 山 傾 聴 か ら 始 ま る 働 き か け 傾聴の方法、傾聴とコミュニケー ション 講 義 プリント 社 会 医 学 総 論 8 健康な空気、健康な大気、上水と 下水、環境汚染の考え方 〃 2 全 員 実習オリエンテーション3 実習の最終確認 細かく実習の注 意 3 谷 原 健 理 健康危機管理、食中毒対策、食品 衛生法、薬事関連法規、薬害、災 害医療 講 義 プリント 4 非常勤講師 公 衆 衛 生 行 政 1 永 野 保健所活動の実際、対人保健サー ビス、環境・食品行政、医薬務行 政、感染症対策、精神保健福祉 〃 フィールド体験や、施設体験を 基にした社会医学的観察と分析、 フィールド体験 現場での取材 事例観察 野外実習 1 新興・再興感染症、感染症予防 法、予防接種法、検疫法 講 義 プリント 健 仕事のストレスによる健康影響と その対策 〃 フィールド体験や、施設体験を 基にした社会医学的観察と分析、 フィールド体験 現場での取材 事例観察 野外実習 わが国の主要な感染症の現状と課 題、感染症サーベイランス 講 義 プリント 1 〃 〃 水 終日 社会医学実習 29 〜 32 6 木 終日 33 7 金 〃 谷 原 感 4 非常勤講師 産 堤 12 水 終日 社会医学実習 39 〜 42 13 木 終日 43 14 金 〃 子 康 危 保 機 管 A班:保健所 B班:各施設 3 35 〜 38 44 授業形態 と 5 34 キーワード 染 症 業 対 策 保 A班:各施設 B班:保健所 3 谷 原 感 4 非常勤講師 公 衆 衛 生 行 政 2 柴 田 45 〜 48 19 水 終日 49 〜 52 20 木 終日 53 21 金 3 社会医学実習 ま と め 染 症 対 策 2 実 習 ま と め 作 業 県型保健所の公衆衛生活動 − 117 − 〃 体 験 記 録 の 整 理、 要 点 の 抽 出、 データの見直し、作図作表 グループ ワ ー ク 環境災害(公害を含む)、環境リ スクと予防原則 講 義 プリント 〃 牛 島 環 境 保 健 入 門 1 〃 第3学年 6 項 目 害 4 17 25 〜 28 3 担当者 M3 社会医学 No. 月 日 曜 限 54 6 21 金 4 担当者 項 目 非常勤講師 精 下 野 神 保 健 キーワード 授業形態 精神障害の疫学、精神障害者保 健、福祉医療に関する法と対策、 精神保健施設、地域精神保健活動 講 義 プリント 55 〜 58 26 水 終日 社会医学実習 実 習 ま と め 作 業 ま と め レポート作成 グループ ワ ー ク 59 28 金 3 牛 島 環 境 保 健 入 門 2 生活環境と健康、環境評価、環境 保全 講 義 プリント 4 非常勤講師 環 黒 川 健 環境問題、化学物質、生物多様性 〃 備 自グループの知見のまとめと発 表、他のグループの発表との比較 検討 グループ別 発 表 全体討論 前半の講義の復習 筆記試験 60 61 〜 64 7 65 3 5 水 1、2 社会医学実 実 習まとめ、 3、4 発 表 実 金 66 67 3 4 9 13 金 68 69 20 金 70 71 27 金 72 73 10 4 金 74 75 11 金 76 77 18 金 78 79 25 金 80 81 11 1 金 全 員 中 境 習 保 発 表 準 習 発 表 会 間 テ ス ト 〃 〃 3 谷 原 社 会 保 障 制 度 1 社会保障制度の枠組み、医師法、 医療法、医療施設、医療従事者 講 義 プリント 4 百 瀬 学 論 学校医の職務、保健管理、保健教 育 講義・プリント ビデオ供覧 3 谷 原 社 会 保 障 制 度 2 わが国及び諸外国の社会保障制 度、医療保険、国民医療費 講 義 プリント 4 百 瀬 人 計 人口静態統計、人口動態統計、疾 病統計 講義・プリント ビデオ供覧 3 谷 原 社 会 保 障 制 度 3 高齢者の保健福祉の現状、介護保 険、生活保護、公費医療 講 義 プリント 4 田 中 食 品 ・ 栄 養 と 健 康 食事摂取基準、国民健康・栄養調 査、食育、8020 運動 〃 3 谷 原 国 健 世界保健機関、国際協力、国際社 会における健康課題 〃 4 三 宅 疫 7 メタアナライシス、交絡因子、因 果関係 講 義 教 科 書 3 谷 原 地 論 わが国の地域保健福祉医療制度の 現状と課題、健康格差 講 義 プリント 4 三 宅 疫 8 統計基礎、検定、信頼区間 講 義 教 科 書 習 t検定、カイ2乗検定、相関係数 講義・PC 習 PubMed 、システマティック・レ ビュー 〃 産業保健の目的、産業医の職務、 労働安全衛生法、じん肺 講 義 プリント 3 〃 統 4 〃 E 3 校 保 口 健 保 健 際 学 域 保 礎 健 基 計 B 統 保 基 学 概 各 礎 実 M 実 今任・畝 産 業 保 健 概 論 1 4 〃 産 業 保 健 概 論 2 職場における環境管理、作業管 理、健康管理、作業態様及び物理 的原因による職業病 〃 3 〃 産 業 保 健 各 論 産業中毒、職業がん、その他の職 業性疾患 〃 要 疾 患 予 82 4 三 宅 主 防 循環器疾患、糖尿病、がんの予防 〃 83 12 13 金 3 守 山 社 会 医 学 総 論 9 倫理の考え方、高齢者保健の考え 方 〃 − 118 − M3 社会医学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 三 宅 実 85 3 守 山 社 会 医 学 総 論 10 精神保健の考え方、メンタルヘル スケアと医師の役割 〃 4 三 宅 実 母子保健の疫学 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 1 21 火 際 の 疫 疫 学 学 1 講 義 プリント 4 86 の 授業形態 84 12 13 金 20 金 際 キーワード 2 循環器疾患、がんの疫学 第3学年 − 119 − M3 グローバル人材演習 グローバル人材演習 Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(科目責任者) 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(副責任者) 再生・移植医学 准 教 授 小 玉 正 太 法 医 学 助 教 ウォーターズ ブライアン 解 剖 学 講 師 フェリル ロリト Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医師に求められる英語力として、基本的な医学用語の理解と表現力を身につけることの必要性、 重要性は以下の通りです。まず、英語の医学論文を読解する能力は医師になって最新の医学情報入 手のために必須です。さらに、社会の国際化(グローバル化)に伴い英語圏の患者、医療関係者と のコミュニケーションの機会が増大していく中で、ますます医学英語の必要性は高まっています。 以上のことより、医学生は医学英語を継続して学習する必要性があります。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.基礎医学英語 vocabulary の修得 2.基礎医学英語 listening 能力向上 3.基礎医学英語 speaking 能力向上 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.ALC NetAcademy2 医 学 英 語 基 礎 コ ー ス を 用 い た ネ ッ ト ワ ー ク 学 習 シ ス テ ム に よ る e-learning。PC 用イアホンは各自持参すること。 2.代表的な症例をテーマに、医師と患者の会話を素材によく使われる表現を習得しながらリス ニング力を養う。 3.医学関連のさまざまなトピックのリーディング素材を用いて、英語を文頭から理解する Phrase Reading 学習をはじめ、速く正確に読みこなす力を養う。 4.使用頻度の高い医療語彙をピックアップしカテゴリーに分け、英語と日本語のマッチングや 音声とのマッチング、さらに語彙の理解度を確認するスペルアウト演習を通し、語彙力の定着 をめざす。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 本演習時間内で行う演習は時間の制約上 ALC NetAcademy2 医学英語基礎コースの中の抜粋で ある。各人が netacademy にアクセスして更に学習を続けることを期待する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.出席態度評価 2.演習時間内に行われる confirmation test 3.演習時間内に適宜出される課題レポート提出 Ⅶ.教科書 ALC NetAcademy2 医学英語基礎コース − 120 − M3 グローバル人材演習 高橋 玲 キクタンメディカル 2. 症候と疾患編(症候と疾患に関する医学英単語 640 語をマス ター) アルク出版(2,800 円 税抜き) Ⅷ.参考書・文献 講義録 医学英語I―語彙の充実と読解力の向上 日本医学英語教育学会 メディカルビュー社 No. 月 日 曜 限 4 1 3 水 10 水 2 3 17 水 5 24 水 6 7 5 1 水 8 9 10 8 水 項 目 キーワード 授業形態 3 自 習 4 〃 3 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 全 員 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑴ 語彙 : Head, Upper part of body, Lower part of body ● Spell Out 1 リスニング: Angina I e - learning (PC 教室) 4 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑴ Hot. Cold. Itʼs a Matter of Taste Smokers Start Early A Lesson in Caring But Iʼm not Tired 〃 〃 〃 3 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑵ 語彙 : Nervous system & Sensory system, Circulatory system, Respiratory system & Endocrine system, Digestive system, Urinary system & Reproductive system, Musculoskeletal system, Body fluid & Miscellaneous ● Spell Out 2 リスニング: Angina Ⅱ 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑵ One Bad Bug! ⑴ ⑵ ⑶ 〃 〃 3 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑶ 語彙 : Respiratory Internal Medicine & Otolaryngology ⑴ ⑵ , Circulatory Internal Medicine, Digestive Internal Medicine ⑴ ⑵⑶ リスニング:Common cold I 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑶ Scientists Clone Pigs! ⑴ ⑵ ⑶ ● Confirmation Test1 〃 3 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑷ 語 彙 : Urology, Obstetrics / Gynecology ⑴ ⑵ , Ophthalmology, Pediatrics, Psychiatry ⑴ ⑵ リスニング:Common cold Ⅱ 〃 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑷ Attacking Asthma ⑴ ⑵ 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑸ 語彙 : Surgery & Orthopedics ⑴ ⑵ ⑶ , Dermatology ⑴ ⑵ , Other Diseases, General symptoms ● Spell Out 3 リスニング:Common cold Ⅲ 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑸ Extinct Animal May Get Second Chance ⑴ ⑵ Scientists Map Genetic Code For Humans ⑴ ⑵ 〃 3 4 〃 〃 − 121 − 第3学年 4 担当者 M3 グローバル人材演習 No. 月 日 曜 限 11 5 15 水 12 13 5 22 水 14 15 16 29 水 担当者 項 目 キーワード 授業形態 e - learning (PC 教室) 3 全 員 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑹ 語 彙 : Test ⑴ ⑵ , Diagnosis・ Treatment ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ● Spell Out 4 リ ス ニ ン グ:Acute gastritis I, Acute gastritis Ⅱ 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑹ Trouble on the Table ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ● Confirmation Test2 〃 3 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑺ 語彙 : Medical Equipment ⑴ ⑵ ⑶⑷ ● Spell Out 5 リスニング:Acute gastritis Ⅲ 〃 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑺ Dangerous Season ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ 〃 〃 〃 3 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス 語 彙・ リ ス ニ ン グ ⑻ 語 彙 : Departments ⑴ ⑵ ⑶ , Facilities ⑴ ⑵ ● Spell Out 6 リ ス ニ ン グ: Fracture I, Ⅱ , Pregnancy I, Ⅱ 4 〃 医 学 英 語〈 基 礎 〉 コ ー ス リ ー デ ィ ン グ ⑻ Spare a Kidney? ⑴ ⑵ ⑶ Facts on Fiber ⑴ ⑵ ⑶ ● Confirmation Test3 − 122 − M3 病理学各論 病 理 学 各 論 Ⅰ.担当教員名 病 理 学 教 授 竹 下 盛 重(科目責任者) 〃 鍋 島 一 樹(副責任者) 〃 坂 田 則 行 〃 岩 下 明 德(筑紫病院) 准 教 授 久 野 敏 講 師 原 岡 誠 司(筑紫病院) 〃 溝 口 幹 朗 〃 二 村 聡 〃 濵 田 義 浩 〃 濵 𥔎 慎(病院病理部) 助 教 青 木 光希子 〃 古 賀 佳 織 総合医学研究センター 教 授 岩 崎 宏 呼吸器内科学 教 授 渡 辺 憲太朗 心臓・血管内科学 教 授 朔 啓二郎 消化器内科 准 教 授 早 田 哲 郎 腎臓・膠原病内科 准 教 授 笹 冨 佳 江 泌 尿 器 科 准 教 授 石 井 龍(筑紫病院) 産科婦人科学 助 教 近 藤 晴 彦 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫 内分泌・糖尿病内科 助 教 田 邉 真紀人 非常勤講師 中 山 吉 福(国立病院機構九州医療センター臨床検査科長) 〃 田 中 伸之介(社会保険 直方病院副院長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 今までに学んだ解剖、正常細胞組織、生理、生化学、薬理等を基本として、各臓器の形態、機能 を再度十分に説明できる。病理学総論で学習した病気の概要(染色体異常、遺伝性疾患、代謝障害、 循環障害、炎症、感染症、免疫異常、再生、修復、腫瘍)を、各臓器に置き換え、疾患をより深く 説明できる。主要疾患に関しては、肉眼的、組織学的特徴を把握できる。各疾患の臨床像、検査デー タ、病理像の整合を行い、病気を幅広く説明できる。 講義項目 1 骨髄、血液の病理 2 リンパ節の病理 3 脾、胸腺、網内系の病理 4 心臓血管系の病理 5 呼吸器の病理 6 唾液腺、口腔の病理 − 123 − 第3学年 教 授 田 村 和 夫 腫 瘍・ 血 液・ 感染症内科学 M3 病理学各論 7 食道、胃の病理 8 腸管・肛門(管)の病理 9 肝臓の病理 10 胆道系の病理 11 膵臓の病理 12 腎臓及び尿路系の病理 13 男性生殖器の病理 14 女性生殖器の病理 15 乳腺の病理 16 脳、神経の病理 17 内分泌系臓器(脳下垂体、甲状腺、 18 皮膚の病理 副甲状腺及び副腎)の病理 各臓器の始めに、臨床科医より主な疾患の説明、疾患の統計的趨勢や話題の疾患等の説明がなさ れる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1)造血器、リンパ系組織の病理 1.骨髄、リンパ節、脾、胸腺の肉眼及び組織学的特徴を述べることができる。 2.構成細胞の形態、機能を説明できる。 3.主要造血器疾患における骨髄形態を述べることができる。 4.リンパ節炎の主なものについて組織像がわかる。肉芽腫性炎を説明できる。 5.悪性リンパ腫及び類似疾患を理解し、主な組織学的特徴を説明できる。 特にホジキン・非ホジキン(B、T 細胞性)リンパ腫の違い、成人 T 細胞性白血病 / リンパ腫 (ATL/L)を説明できる。 6.胸腺腫瘍について述べることができる。 7.脾腫の原因となる疾患とその組織像を説明できる。 2)心臓血管系の病理 1.心奇形の肉眼的変化と病態を説明できる。 2.心不全の概念とその形態変化、他臓器との関連性を説明できる。 3.心筋炎、心内膜炎等の形態と病的概念をつかむ。 4.冠動脈硬化症及び心筋梗塞、狭心症など虚血性心疾患の成因と形態を説明できる。 5.動脈硬化症の成り立ちやその部位的特徴、およびその組織像を理解し、その危険因子また 致死的循環器疾患との因果関係を説明できる。 3)呼吸器の病理 1.肺の組織を理解し、病変の主座となる部位を説明できる。 2.死因に結びつく肺病変を説明できる。 3.肺硝子膜症、慢性閉塞性肺疾患、肺線維症等肺に特有な病変の概念を説明できる。 4.特徴的肺感染症の組織診断ができる。 5.代表的肺癌の組織診断ができ、治療、予後を述べることができる。 4)頭頸部疾患・消化管の病理 1.口腔内病変、鼻腔、咽頭領域の腫瘍性病変について大まかに説明できる。また、シェーグ レン症候群の組織像を説明できる。 2.消化管疾患を各種病態(発生および機能異常、循環障害、炎症、腫瘍)ごとに体系的に説 明できる。 − 124 − M3 病理学各論 3.各疾患の基本的な肉眼的、組織学的異常を症状や画像所見等と対比させながら大まかに説 明できる。 4.病因については、現在考えられている見解を、比較的明らかであるものとそうでないもの とに分けて把握し、各疾患を正しく説明できる。 5.手術標本の病理診断で広く使用されている分類(早期癌、進行癌、ポリープ、消化性潰瘍) についても必要最小限の項目を説明できる。 6.各疾患の病理学的定義ならびに特徴的異常所見を正確に説明できる。 5)肝、胆、膵系の病理 1.黄疸の発生機序と肝疾患との関係を説明できる。 2.門脈圧亢進症の出現機序とその傷害を説明できる。 3.ウィルス性肝炎(A 型、B 型、C 型)の感染経路、発症機序及び肝硬変、肝癌との関係を 説明できる。 4.胆石症の種類や胆嚢炎との関係を説明できる。 5.胆嚢癌、胆管癌、膵癌の発生部位による臨床症状の特徴を説明できる。 6.膵炎の形態や種類とその成り立ち及び臨床的意義を説明できる。 7.ラ氏島の病理と糖尿病の種類、インスリン、糖代謝異常について説明できる。 6)腎、泌尿器系の病理 1.腎不全の種類、発生機序及びその形態を説明できる。 3.糖尿病、アミロイド症など代謝性疾患の腎の病理を説明できる。 4.腎盂腎炎の病理を説明できる。 5.腎、膀胱腫瘍の特徴を説明できる。 7)生殖器の病理 1.精巣腫瘍の臨床・病理所見および予後について説明できる。 2.前立腺肥大、前立腺癌の臨床病理像および Gleason 分類について説明できる。 3.子宮頸癌、体癌、異形成および子宮内膜増殖症の病因、病理像および臨床像を説明できる。 4.卵巣腫瘍の主なものの頻度、病理像および臨床像について説明できる。 5.妊娠に関係する臓器変化について説明できる。 6.乳腺の良性病変および悪性腫瘍、とくに乳癌の病理学的特徴と臨床像について説明できる。 7.主要な性器疾患の病理組織診断ができる。 8)脳、神経の病理 1.神経細胞、グリア細胞の役割と、その相互機能を説明できる。 2.脳の炎症性疾患とその特徴。特にウィルス感染や slow virus infection について説明できる。 3.脳出血、脳血栓症、脳梗塞の種類と、各々の原因やその臨床病理所見について説明できる。 4.頭蓋内圧亢進症の原因とその形態的変化(脳ヘルニア)について説明できる。 5.脳腫瘍の種類とその特徴について説明できる。 6.脱髄疾患、脳血管病変、変性疾患の特徴について説明できる。 9)内分泌系の病理 1.下垂体ホルモンと各標的臓器及び feed back 機構を理解し、その障害時の臨床・病理的意 − 125 − 第3学年 2.各種原発性糸球体腎炎の発生機序とその分類や二次性腎炎との区別を説明できる。 M3 病理学各論 義を説明できる。 2.副腎皮質ホルモンの種類とその機能亢進または低下により起こる疾患を説明できる。 3.副腎髄質腫瘍と高血圧との関係を説明できる。 4.下垂体及び副腎の腫瘍を整理し、その特徴を説明できる。 5.甲状腺機能亢進または低下症での甲状腺の形態的変化を説明できる。 6.甲状腺癌の分類と増殖や転移式の特徴をよく説明できる。 10)皮膚科疾患の病理 1.正常構造、病的所見を説明できる。 2.乾癬、天疱瘡、尋常性疣贅、脂漏性角化症を説明できる。 3.Bowen 病、扁平上皮癌、Paget 病、基底細胞癌、悪性黒色腫、菌状息肉症を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義:講義資料、スライドを用い、指定した教科書を参考にする。 実習:代表的病変について、実際の組織標本を観察し、レポートを提出する。最後にチェックを 受ける。白衣着用を厳守。着用していない場合、欠席とみなす。 院内解剖症例の臨床病理カンファレンス(Clinicopathological conference, CPC)への参加:4 月より 11 月までに毎火曜日、PM 5:30 より臨床大講堂横カンファレンス室で行われる CPC に参 加する。10 〜 15 人を1つの班とする。参加は1回のみである。検討疾患概要は、前の週に配布す るので予習する。白衣での出席とレポートの提出(患者の概要、剖検診断、死因、調べた内容、感想) が必要である。レポートは次週の木曜日までに病理学教室に提出する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 授業後、講義資料を再度読み理解を深める。疑問点や不明点が出れば、指定した教科書で調べて、 病気のメカニズムを理解する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 出席、筆記試験、実習試験、実習レポート。実習を重視する。 Ⅶ.教科書 R. ルービン(鈴木利光、他、訳):ルービン病理学 第5版 2007 西村書店(指定教科書) Ⅷ.参考書・文献 1.赤木忠厚 編集:病理組織の見方と鑑別診断 第5版 医歯薬出版 東京 2007 2.坂本穆彦 編集:標準病理学 第4版 医学書院 東京 2010 3.ロビンス基礎病理学 2011 原書8版 4.Rubinʼs Pathology 6th ed. Philadelphia 2011 5.Robbins Pathologic Basis of Disease 8th ed. W. B. Saunders Co. Philadelphia 2009 6.General and Systematic Pathology 5th ed. Churchill Livingstone Toronto 2009 − 126 − M3 病理学各論 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 田 村 血 液 疾 患 の 臨 床 と 病 理 ⑴ 貧血、白血病・リンパ腫、出血 ・ 血栓、移植 講 義 2 2 竹 下 造 ⑵ 骨髄組織、骨髄微小環境、幹細 胞、血球分化 〃 3 3 〃 白 血 球 系 疾 患 病 理 ⑶ 骨髄異形成症候群、白血病、骨髄 増殖症候群、多発性骨髄腫 〃 4 4 〃 白 血 球 系 疾 患 病 理 ⑷ 〃 実 習 1 〃 赤 血 球、 血 小 板 疾 患 ⑸ 貧血、血小板疾患 講 義 2 〃 リンパ節、胸腺、脾臓病理⑴ リンパ節、網内系組織の構造と機 能、 リ ン パ 節 炎、 悪 性( ホ ジ キ ン、非ホジキン)リンパ腫 〃 1 〃 リンパ節、胸腺、脾臓病理⑵ 悪性リンパ腫、免疫異常、胸腺腫 瘍、脾腫をきたす疾患 〃 8 2 〃 リンパ節、胸腺、脾臓病理⑶ 実習 実 習 9 3 朔 心筋梗塞、狭心症、動脈硬 化⑴ 心臓・血管病、イベント発症、心 臓病リスク 講 義 10 4 1 5 5 14 火 17 金 6 7 21 火 坂 田 循 血 器 疾 患 環 器 病 学 ⑵ 先天異常、心肥大 〃 〃 循 環 器 病 学 ⑶ 虚血性心疾患、冠状動脈硬化、動 脈瘤 〃 2 〃 循 環 器 病 学 ⑷ 心筋炎、心外膜炎、動脈炎、静脈 瘤 〃 1 〃 循 環 器 病 学 ⑸ 糖尿病、脂質・核酸代謝異常症 〃 14 2 〃 循 環 器 病 学 ⑹ 15 3 〃 循 環 器 病 学 ⑺ 16 4 渡 辺 1 鍋 島 呼 24 金 12 13 28 火 17 31 金 呼吸器病学臨床と病理の接 点⑴ 〃 〃 実習(循環器疾患) 実 習 経気管支肺生検、外科的肺生検、 剖検、咳痰細胞診 講 義 吸 器 病 学 ⑵ 細菌性肺炎、肺結核、肺真菌症、 肺気腫、気管支喘息、他 〃 2 〃 呼 吸 器 病 学 ⑶ 好酸球性肺炎、過敏性肺臓炎、サ ルコイドーシス、肺血栓塞栓症、 他 〃 1 〃 呼 吸 器 病 学 ⑷ 間質性肺炎(特発性、膠原病、薬 剤)、放射線肺臓炎、じん肺 〃 20 2 〃 呼 吸 器 病 学 ⑸ 肺癌、肺良性腫瘍、胸膜中皮腫、 縦隔腫瘍 〃 21 3 鍋 島 呼 濵﨑・青木 吸 器 病 学 ⑹ 呼吸器病理実習⑴ 実 習 22 4 吸 器 病 学 ⑺ 呼吸器病理実習⑵ 〃 18 19 6 4 7 火 金 〃 呼 1 自 習 2 〃 1 非常勤講師 臨床からみた消化管疾患⑴ 田 中 消化管癌、内視鏡治療、外科手術 治療、薬物療法 講 義 24 2 二 村 頭頸部(甲状腺を除く)・ 口腔の病理⑵ 炎 症、 良 性 腫 瘍、 悪 性 腫 瘍、 喫 煙・飲酒関連疾患群、多重がん 〃 25 3 〃 上部消化管(食道)の病理⑶ 食道癌、循環障害、炎症・感染症 〃 26 4 〃 上 部 消 化 管( 胃 )の 病 理 ⑷ 急 性 胃 炎、 慢 性 胃 炎、 腺 腫、 胃 癌、 カ ル チ ノ イ ド 腫 瘍、GIST 、 MALT リンパ腫 〃 23 11 火 − 127 − 第3学年 1 11 M3 病理学各論 No. 月 日 曜 限 27 6 14 金 28 1 2 29 18 火 30 1 2 担当者 項 目 岩下・原岡 下部消化管(腸炎)の病理⑸ 〃 下部消化管(腸腫瘍)の病理⑹ 溝口・二村 消 化 管 の 病 理 ⑺ 〃 キーワード 授業形態 発 育・ 形 態 異 常、 憩 室、 腸 閉 塞 症、吸収不良症候群、沈着症、虚 血性病変、炎症、Crohn 病、潰瘍 性大腸炎、虫垂炎 講 義 過誤腫・分離腫状ポリープ、過形 成・炎症ポリープ、ポリポーシ ス、腺腫、腺腫症、癌腫、カルチ ノイド、GIST 、悪性リンパ腫 〃 消化管の腫瘍、炎症性腸疾患 消 化 管 の 病 理 ⑻ 実 習 〃 〃 講 義 31 3 早 田 肝 疾 患 の 病 因 と 病 態 ⑴ 肝炎ウィルス、アルコール、自己 免疫、肝硬変、肝癌 32 4 非常勤講師 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑵ 中 山 急性肝炎、慢性肝炎、劇症肝炎の 病理 〃 1 〃 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑶ 肝硬変、門脈圧亢進症、肝代謝異 常、肝腫瘍 〃 2 〃 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑷ 胆嚢炎、胆石症、胆管系の形成不 全 〃 1 〃 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑸ 胆道癌、胆嚢ポリープ、膵炎、膵 腫瘍 〃 36 2 〃 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑹ 実習 37 3 〃 肝、 胆、 膵 疾 患 の 病 理 ⑺ 38 4 1 33 21 金 34 35 25 火 39 28 金 実 習 〃 〃 笹 冨 内 科 か ら み る 腎 臓 病 ⑴ 症候学、体液・電解質・酸塩基異 常、腎不全 講 義 久 野 腎 病 理 ⑵ 糸 球 体 腎 炎( 1 次 性、 2 次 性 )、 ネフローゼ、間質性腎炎、腎盂腎 炎、膀胱炎、急性・慢性腎不全 〃 2 〃 腎 病 理 ⑶ 〃 〃 1 〃 腎 病 理 ⑷ 〃 〃 42 2 〃 腎 理 習 ⑸ 43 3 石 井 44 4 40 41 7 45 2 5 火 金 46 8 47 9 30 金 13 金 48 1 実習 実 習 腎・尿路および男性生殖器 の外科臨床⑴ 腎・尿路の先天異常、腎癌、前立 腺癌 講 義 溝 口 腎 腫 瘍、 膀 胱 疾 患 腫 瘍 ⑵ 腎腫瘍、腎盂、尿管腫瘍、膀胱腫 瘍 〃 〃 病 実 腎 腫 瘍、 膀 胱 疾 患 腫 瘍 ⑶ 2 岩 崎 男 性 生 殖 器 ⑷ 1 中間試験 前 半 分 の 試 験 2 〃 〃 3 〃 前 半 分 の 実 習 試 験 4 〃 〃 1 岩崎・溝口 男 性 生 殖 器 ⑸ 実習 実 習 男性器の発育異常、不妊症、炎 症、精巣腫瘍、前立腺癌と肥大症 講 義 試験範囲 5/14 血 液 疾 患 の 臨 床 と 病 理 ~ 6 /2 5 肝 胆 膵 疾 患 の 病 理 ま で の 内容 実習 実 習 子宮頸がん、子宮体がん、卵巣が ん、婦人科炎症性疾患・感染症 講 義 2 近 藤 産 婦 人 科 の 臨 床 病 理 ⑴ 1 女性生殖器の病理(外陰、 癌、異形成(上皮内腫瘍)、子宮 岩 崎 筋腫、子宮内膜症、子宮内膜過形 子宮頸部、子宮体部)⑵ 外陰・膣の感染症と腫瘍、子宮頸 49 20 金 成、子宮内膜癌 − 128 − 〃 M3 病理学各論 No. 月 日 曜 限 50 9 51 20 金 27 金 52 53 10 4 金 54 55 11 金 56 57 18 金 58 59 25 金 60 61 11 1 金 62 8 金 64 項 目 岩 崎 女性生殖器の病理実習⑶ 濵田・濵﨑 女性生殖器の病理(絨毛性 疾患、卵巣腫瘍)⑷ キーワード 授業形態 実習(子宮頸部扁平上皮癌、子宮 筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜癌) 実 習 絨毛性腫瘍(胞状奇胎、絨毛癌)、 卵巣腫瘍(漿液性腫瘍、粘液性腫 瘍、奇形腫、未分化胚細胞腫瘍、 卵黄嚢腫瘍、卵巣間質腫瘍、顆粒 膜細胞腫、莢膜細胞腫) 講 義 1 岩 崎 2 岩崎・濵田 女 性 生 殖 器 の 病 理 実 習 ⑸ 実習 実 習 1 岩 崎 乳 乳腺の発育異常、炎症、乳腺症、 線維腺腫、乳癌 講 義 2 岩崎・濵田 乳 腺 の 病 理 実 習 ⑵ 実習(乳腺症、線維腺腫、乳癌) 実 習 1 鍋 島 脳、 講 義 腺 の 病 理 ⑴ 神 経 病 理 ⑴ 脳組織の見方、感染症、脱髄疾患 2 〃 脳、 神 経 病 理 ⑵ 変性疾患、脳血管障害 〃 1 〃 脳、 神 経 病 理 ⑶ 脳腫瘍 〃 ⑷ 実習(感染症、脱髄疾患、脳血管 病変、変性疾患、脳腫瘍) 実 習 講 義 2 鍋島・青木 脳、 神 経 病 理 1 坪 井 神 経 疾 患 の 病 態 ⑸ 神経変性疾患 2 田 邉 内分泌・糖尿病臨床総論⑴ 高脂血症、糖尿病、高血圧、肥満 〃 1 坂 田 内 分 泌 疾 患 ⑵ 内分泌系臓器、視床下部 〃 2 〃 内 分 泌 疾 患 ⑶ 下垂体疾患 〃 1 〃 内 分 泌 疾 患 ⑷ 甲状腺疾患 〃 2 〃 内 分 泌 疾 患 ⑸ 副甲状腺、副腎 〃 〃 65 3 〃 内 分 泌 疾 患 ⑹ 異所性ホルモン産生腫瘍、ホルモ ン関連疾患 66 4 〃 内 分 泌 疾 患 ⑺ 実習(内分泌疾患) 実 習 67 15 金 68 12 6 金 1 竹 下 皮 膚 疾 患 ⑴ 基本的皮膚病理、主な良性疾患、 悪性疾患 講 義 2 竹下・古賀 皮 膚 疾 患 ⑵ 〃 実 習 1 試 験 後 2 〃 3 〃 4 〃 半 分 の 試 験 試験範囲 6/25 内科からみる腎臓病~ 後 半 分 の 実 習 試 験 11/15 皮膚疾患⑵までの内容 〃 〃 − 129 − 第3学年 63 2 担当者 M3 臨床医学入門 臨 床 医 学 入 門 Ⅰ.担当教員名 腫 瘍・ 血 液・ 教 授 田 村 和 夫 感染症内科学 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(科目責任者) 非常勤講師 宮 本 康 嗣(福岡大学病院東洋医学客員教授) 〃 丸 山 理留敬(島根大学医学部病理学講座教授) 心臓・血管内科学 教 授 朔 啓二郎 消化器内科学 教 授 向 坂 彰太郎 腎臓・膠原病内科学 教 授 中 島 衡 呼吸器内科学 教 授 渡 辺 憲太朗 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(副責任者) 消化器外科学 教 授 山 下 裕 一 教 授 岩 𥔎 昭 憲 呼 吸 器・ 乳 腺 内 分泌・小児外科学 産科婦人科学 教 授 宮 本 新 吾 救命救急医学 教 授 石 倉 宏 恭 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(副責任者) スポーツ科学部 教 授 向 野 義 人 看 護 部 看 護 部 長 中 川 朋 子 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.臨床医学とは何か、どのように発展してきたか、解剖学、病理学など基礎医学の分化と対比 し考察する。医学の発展がもたらした利点と欠点、社会と医療について理解する。 2.内科系・外科系に共通な基礎的知識を習得する。 3.解剖学、生理学など基礎医学を基本として以下の基本的臨床技能を理解し修得する。 ⑴ 人間関係の構築 ⑵ 病歴聴取 ⑶ 基本的身体診察 ⑷ 基本的心肺蘇生 ⑸ 診療録記録 4.臨床検査、病理診断を用いる上での基本的事項を修得する。 5.医学用語を身につける。 6.客観的な評価法として OSCE の概念を理解する。 7.診療に必要な漢方治療の基本について学ぶ。(漢方医学の基本概念、診察方法、漢方処方の運 用) 8.鍼灸治療における経絡・経穴を患者個々の特徴に合わせて選択する方法を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) − 130 − M3 臨床医学入門 ⑴ これから始まる臨床医学の授業の意味を理解できる。 ⑵ これからの医師のあり方について意見を述べることができる。 ⑶ 内科的診察手技について理解できる。 ⑷ 外科の歴史的背景について説明できる。 ⑸ 無菌法、手術手技、麻酔法の基本的処置を理解できる。 ⑹ あいさつ、患者と上手にコミュニケーションをとることができる。 ⑺ 模擬患者から簡単な病歴を順序よく簡潔明瞭にとることができる。 ⑻ M2で学んだ解剖学 ・ 生理学を基礎に身体診察を行い、その所見を解釈することができる。 ⑼ ⑺、⑻で得た情報を診療録に記載することができる。 ⑽ プロブレムオリエンティドシステムを理解した上でプロブレムリストを作成することができ る。 ⑾ 臨床検査を実施する目的と、基準範囲の意味を述べることができる。 ⑿ 病理診断、細胞診、病理解剖および CPC の目的と意義について説明できる。 ⒀ 医学用語(英語)を説明し、記載できる。 ⒁ 特に、貧血、胸痛、黄疸、呼吸器疾患、不随意運動、運動麻痺の症状を理解し、病歴聴取・ 記録ができ、基本的診察技術を理解できる。 ⒂ 漢方医学の特徴・基本概念を説明できる。(陰陽・虚実、表裏・寒熱、漢方における病期、気 血水を理解し、基本的な処方を運用できる。) を知る。また、自分で経絡・経穴選択が出来る。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ⑴ 講義の中で、外科学について討論する。 ⑵ 医療面接の概念、患者とのコミュニケーションのとり方をビデオや講義で学習する。 ⑶ M2で学んだ解剖学、生理学を基礎にした身体診察方法、記録の仕方をビデオ、学生同士に よる実習で学習する。 ⑷ 学生代表が、簡単な分かりやすい病歴を持った模擬患者から病歴聴取を行い、診療録(プロ ブレムオリエンティドシステム)を記載する。 ⑸ 客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examination)をビデオ、講義 で解説する。 ⑹ カルテ用語辞典(下記指定)から選んだ医学用語の小テストを授業の最初に毎回行う。 出題範囲:出題範囲を前もって提示する。 ⑺ 持参するもの:聴診器、ペンライト、白衣(白衣は看護実習のみ)。 ⑻ 医師にふさわしいみなりに整える。 ⑼ 東洋医学 漢方:講義はスライド(資料配布)を使用して行う。 鍼灸:Web site http://square.umin.ac.jp/mtnet/ を利用することで予習が出来る。講義は スライド(資料配布)を使用して行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ⑴ 福岡大学医学部編「診断学テキストブック」を事前に読み、次回の講義の予習をすること。 − 131 − 第3学年 ⒃ 身体の動きを指標とした経絡・経穴システムについて学び、どのような領域に対応が可能か M3 臨床医学入門 ⑵ 毎回講義の最初に医学用語に関する小テストを実施するので、事前に配布した英単語プリン トを勉強しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 医学用語テスト成績、患者対応実習成績、講義出席にて評価する。 Ⅶ.教科書 ・福岡大学医学部編:診断学テキストブック ・吉利 和:内科診断学 第9版 金芳堂 ・大井静雄 編・著:ポケット版カルテ用語辞典 第4版 照林社 ・河合 忠、屋形 稔、伊藤喜久 編集:異常値の出るメカニズム 第5版 医学書院 ・猪狩 淳、中原一彦 編集:標準臨床検査医学 第3版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 ・日本東洋医学会学術教育委員会編:学生のための漢方医学テキスト 南江堂 2007 ・向野義人:経絡テストによる診断と鍼治療 医師薬出版 2002 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 医学とは、医療とは 講 義 医師憲章、プロフェッショナリズ ム、共用試験、国家試験 講義・討論 客観的臨床能力試験 デモンスト レーション 講 義 田 村 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑴ 貧血、リンパ節腫脹、肝脾腫、症 状からみた診断学、診察/実習、 病歴聴取・記録 〃 1 向 坂 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑵ 腹痛、黄疸、症状からみた診断 学、腹部診察/実習、腹部病歴聴 取・記録 〃 6 2 中島・柳瀬 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑶ 症状からみた腎臓の診断学、炎症 性疾患を考えながら行う身体診 察、内分泌症候に基づく診断学 〃 7 3 8 4 1 6 1 山 下 臨 2 2 出 石 臨 床 医 学 の 学 び 方 3 3 4 4 5 24 月 27 木 〃 医 学 入 門 O S C E 胸痛、症状からみた診断学、胸部 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑷ (心臓)診察/実習、胸部病歴聴 〃 坪 井 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑸ 不随意運動、症状からみた診断 学、運動麻痺、病歴聴取・記録 〃 1 渡 辺 身 体 診 察、 医 療 面 接 ⑹ 呼吸器症状にもとづく診断学 〃 10 2 宮 本 新 産 産婦人科診療の特殊性、個の医療 と種の医療、内診、生殖臓器 〃 11 3 非常勤講師 病 理 診 断 の 基 本 丸 山 病理診断学、細胞診、病理解剖、 CPC 〃 12 4 非常勤講師 漢 宮 本 方 入 門 漢方的診察法(四診)、恒常性の 回復(陰陽の調和) 〃 1 向 野 鍼 灸 入 門 M テスト(経絡テスト)、経絡・ 経穴選択システム 〃 14 2 岩 﨑 手 毒 切開法、止血法、縫合法、消毒・ 滅菌 〃 15 3 石 倉 救 急 患 者 の 初 期 診 療 Primary survey( 一 次 検 索 )、 Secondary survey(二次検索) 〃 9 13 7 4 木 17 水 朔 床 取・記録 婦 術 人 手 科 技、 診 消 − 132 − 療 M3 臨床医学入門 No. 月 日 曜 限 16 17 7 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 17 水 4 中 川 看 護 実 習 の 概 要 病院・看護の概要、コミュニケー ション、医療人としての態度、安 全管理 18 木 1 看 護 部 患 者 対 応 実 習 ⑴ 人間関係、患者・家族対応、プラ イバシーの保護、感染の予防、生 活行動の援助 実 習 18 2 〃 患 者 対 応 実 習 ⑵ 〃 〃 19 3 〃 患 者 対 応 実 習 ⑶ 〃 〃 20 4 〃 患 者 対 応 実 習 ⑷ 〃 〃 〃 1 〃 患 者 対 応 実 習 ⑸ 人間関係、コミュニケーション、 医療人としての態度、プライバ シーの保護、感染の予防、生活行 動の援助 22 2 〃 患 者 対 応 実 習 ⑹ 〃 〃 23 3 〃 患 者 対 応 実 習 ⑺ 〃 〃 24 4 〃 患 者 対 応 実 習 ⑻ 〃 全体討議 21 19 金 第3学年 − 133 − M3 臨床医学入門(地域医療体験実習) 臨床医学入門(地域医療体験実習) Ⅰ.担当教員名 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(科目責任者) 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(副責任者) 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(実務責任者) 病 理 学 教 授 鍋 島 一 樹(主担任) 脳神経外科学 教 授 井 上 亨(主副担任) 整形外科学 准 教 授 伊 﨑 輝 昌(副担任) 細胞生物学 准 教 授 三 角 佳 生( 〃 ) 生 理 学 准 教 授 上 原 明( 〃 ) 生 化 学 准 教 授 瀬 川 波 子( 〃 ) 病 理 学 准 教 授 久 野 敏( 〃 ) 解 剖 学 講 師 遠 藤 日富美( 〃 ) 微生物・免疫学 講 師 副 島 利 紀( 〃 ) 衛生・公衆衛生学 講 師 今 任 拓 也( 〃 ) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.第一線の地域医療機関における実習を通じて医師になる自覚を高める。 2.医師としての基本的態度を学ぶ。 3.患者−医師関係について学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.指導医と行動を共にしながら患者の心理や立場を知る。 2.指導医の医療に対する哲学や信念を感じ取る。 3.地域医療の現状と課題について説明できる。 4.医師として必要な態度について説明できる。 5.医療チームを構成する職種を知り、各々の役割を説明できる。 Ⅳ.実施要項及び日程 1.実習は小グループに分かれて学外の受け入れ医療機関で行う。 2.実習では時間を厳守し、服装、身だしなみを正し、福大生としての品位を保つ。 3.実習先への移動には公共交通機関を利用する。やむを得ず自家用車を利用する場合は、自動 車保険(任意)に加入していることを確認した上で利用する。 4.実習後にはグループごとにまとめのレポートを作成しパワーポイントを使って発表する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.実習受け入れ医療機関の場所や、行われている医療の特徴を事前に調べ、何を見学したいの かを考えて参加する。(実習の医療機関は5月下旬までに決定し、各自に知らせる。) 2.実習での体験をもとに、自己の将来像の設定に役立てる。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) − 134 − M3 臨床医学入門(地域医療体験実習) 1.まとめのレポートと発表をもとに、目標の達成度を評価する。 2.提出されたレポートは、そのコピーを実習先医療機関の指導医にも送付する。 No. 月 日 曜 限 1 6 2 7 24 月 場 所 出 石 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 基礎第2講義室 〃 〃 〃 3 2 〃 事 前 準 備 (受け入れ施設との連絡等) 〃 4 3 〃 5 4 〃 9 月 項 目 1 6 〜 9 8 5 担当者 事 前 準 備 〃 火 終日 学外施設指導医 地 域 医 療 体 験 学外施設 10 〜 13 10 水 終日 〃 〃 〃 14 〜 17 11 木 終日 〃 〃 〃 18 12 金 ま と め の レ ポ ー ト 情報センター5階ゼミ室 作 成 ・ 発 表 準 備 出 石 19 2 〃 〃 〃 20 3 柳瀬 / 坪井 / 出石 / 全担任 〃 〃 21 4 〃 〃 〃 1 出 石 23 2 〃 〃 〃 24 3 柳瀬 / 坪井 / 出石 / 全担任 〃 〃 25 4 〃 〃 〃 22 16 火 発 表 と 質 疑 − 135 − 応 答 基礎第2講義室 第3学年 1 M3 放射線科学 放 射 線 科 学 Ⅰ.担当教員名 放射線医学 教 授 吉 満 研 吾(科目責任者) 〃 桑 原 康 雄(放射線部) 准 教 授 東 原 秀 行(筑紫病院) 〃 高 野 浩 一 講 師 野 元 諭(放射線部) 助 教 藤 光 律 子 〃 高 良 真 一 非常勤講師 上 原 周 三 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 放射線物理、放射線生物学、放射線診断学(MRI を含む)、IVR(インターベンショナルラジオロ ジー)、核医学、放射線治療の基礎と臨床応用について理解し、原理、適応、画像所見を説明できる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.放射線とは何かを理解し、説明できる。 2.放射線の種類、単位、物質との相互作用について理解する。 3.放射線の生物作用の機序、細胞、組織、人体への影響について理解する。 4.放射線防護に関する法令、防護の基本、個人と公衆の被曝防止について理解する。 5.医療における放射線管理について理解し、説明できる。 6.放射線治療の物理学的および生物学的基礎について理解する。 7.核医学検査および RI 内用療法の基礎について理解する。 8.IVR について述べる。 9.放射線基礎医学の CT および超音波の原理をさらに詳しく説明し、臨床的応用の実際につい て述べる。 10.頭蓋のX線投影法、その正常および病的像について述べる。 11.血管造影の一般的手技を説明し、全身の血管造影診断時に腹部血管造影について述べる。 12.インターベンショナルラジオロジーの原理、手技を説明し、臨床的応用について述べる。 13.脳血管の正常像、各種疾患の脳血管造影所見について述べる。 14.全身の CT、MR 診断、特に肝について説明し、動態機能検査の原理について説明する。 15.頭部の CT、MR 診断、正常像および各種疾患について述べる。 16.超音波診断法の概要ならびに各種臓器の正常像および各種疾患について述べる。 17.放射線治療の生物学的基礎、正常および腫瘍組織の放射線感受性について述べる。 18.放射線治療可能比、放射線治療技術、線量の評価、線量分布について述べる。 19.TNM 分類、病期分類、治療成績の評価について述べる。 20.頭頸部腫瘍の放射線治療について述べ、ウエッジフィルタ、運動照射、密封小線源の応用に ついて説明する。 − 136 − M3 放射線科学 21.中枢神経腫瘍、食道癌、乳癌、肺癌などの放射線治療について述べる。 22.悪性リンパ腫、性器癌などについて述べ、特に子宮頸癌の放射線外照射、腔内照射について 説明する。 23.核医学診断(シンチグラフィおよび PET)と RI 内用療法の実際について述べる。 24.腫瘍、脳、心臓、骨、内分泌、その他臓器の核医学診断について適応と代表的疾患の画像所 見を説明できる。 25.RI インビトロ検査(検体測定)の原理と測定法について説明する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 全て講義(初日に独自テキスト Radiology 2013、を配布) Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 全て客観試験 Ⅶ.教科書 西谷・遠藤・松井・伊東 編:標準放射線医学 第7版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 上原周三 著:放射線物理学 改訂4版 南山堂 佐々木雅之、桑原康雄:核医学検査技術学 南山堂 1 9 2 月 1 2 2 3 3 4 4 5 3 火 6 1 2 7 3 8 4 9 4 水 1 10 2 11 3 12 4 担当者 項 目 キーワード 桑 原 放 射 線 生 物 学 Ⅰ 〃 放 射 線 生 物 学 Ⅱ 野 元 放 射 線 治 療 学 基 礎 Ⅰ 〃 放 射 線 治 療 学 基 礎 Ⅱ 藤 光 放 射 線 診 断 学 基 礎 Ⅰ 〃 超 音 波 診 断 学 高 野 放 射 線 診 断 学 基 礎 Ⅱ 〃 放 射 線 診 断 学 基 礎 Ⅲ 桑 原 核 〃 医 学 〃 吉 満 総 合 画 像 診 断 Ⅰ 〃 総 合 画 像 診 断 Ⅱ 放射線の生物作用 授業形態 講 義 放射線の人体に与える影響 〃 生物学的基礎 〃 物理学的基礎 〃 超音波診断の原理 〃 超音波診断の実際(腹部) 〃 CR 装置および検査、CT 装置およ び検査 〃 MRI 診 断 原 理、 各 疾 患 の MRI 診 断 〃 放射線医薬品、装置、脳神経、内 分泌、循環器、呼吸器 〃 PET,RI 内用療法、RIA 〃 CT, Angio, MRI を中心に 〃 〃 〃 1 高 良 A n g i o , I V R Ⅰ 日常診察での留意点 〃 14 2 東 原 A n g i o , I V R Ⅱ IVR 装置、IVR 総論 〃 15 3 救急、腫瘍の診断と治療 〃 13 5 6 木 金 〃 A n g i o , I V R Ⅲ 4 自 習 1 〃 − 137 − 第3学年 No. 月 日 曜 限 M3 放射線科学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 2 桑 原 放 射 線 管 理 学 関連法令、教育訓練、健康診断、 線量制限、被曝管理 17 3 野 元 放 射 線 治 療 学 中枢神経腫瘍、頭頸部腫瘍、小線 源療法 〃 18 4 肺癌、縦隔腫瘍、乳癌、消化器腫 瘍、泌尿器腫瘍、婦人科腫瘍、悪 性リンパ腫、緩和照射 〃 放射線の種類、電磁波と放射線同 位元素、崩壊 〃 放射線と物質の相互作用、放射線 の単位、放射線の測定 〃 16 19 9 6 9 金 月 20 10 火 1 〃 〃 非常勤講師 放 射 線 物 理 学 Ⅰ 上 原 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 放 射 線 物 理 学 Ⅱ − 138 − M3 内分泌・代謝病学 内分泌・代謝病学 Ⅰ.担当教員名 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(科目責任者) 准 教 授 野見山 崇(副責任者) 助 教 田 邉 真紀人 〃 永 石 綾 子 〃 村 瀬 邦 崇 非常勤講師 桶 田 俊 光(赤坂おけだ内科クリニック院長) 〃 明 比 祐 子 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 臨床検査医学 教 授 松 永 彰 泌尿器科学 講 師 入 江 慎一郎 講 師 平 塚 昌 文 呼吸器・乳腺内 分泌・小児外科 非常勤講師 継 仁(福岡赤十字病院脳神経外科部長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 診断と治療を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 代謝疾患 1.糖代謝異常 1)膵島の形態と機能を説明できる。 2)インスリン分泌調節、糖代謝を説明できる。 3)糖尿病の病因、病態生理、分類、診断基準と症候を説明できる。 4)糖尿病の合併症を列挙できる。 5)糖尿病の急性代謝失調を説明できる。 6)糖尿病性細小血管合併症の病態生理、病期分類、診断と治療を説明できる。 7)糖尿病の大血管障害の病態生理、診断と治療を説明できる。 8)糖尿病の食事療法と運動療法を説明できる。 9)糖尿病の薬物治療を説明できる。 10)糖尿病と移植医療を説明できる。 11)低血糖症の病因、症候、診断と治療を説明できる。 2.脂質代謝異常 1)脂質の構造と機能を説明できる。 2)リポ蛋白の構造と代謝を説明できる。 3)動脈硬化の病態生理と合併症を説明できる。 4)原発性高脂血症の分類を説明できる。 − 139 − 第3学年 内分泌、代謝系の正常な構成と機能を理解し、主要な内分泌、代謝疾患の病因、病態生理、症候、 M3 内分泌・代謝病学 5)二次性高脂血症の病因を列挙できる。 6)高コレステロール血症の予防と治療を説明できる。 7)高中性脂肪血症の予防と治療を説明できる。 3.肥満、核酸代謝異常 1)肥満症の分類と治療を説明できる。 2)核酸の代謝を説明できる。 3)高尿酸血症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 内分泌疾患 1.内分泌総論 1)ホルモンの定義、基本的構造を説明できる。 2)各内分泌器官の位置を図示し、分泌されるホルモンを列挙できる。 3)ホルモンの作用機序と分泌調節機構を説明できる。 2.視床下部・下垂体疾患 1)視床下部・下垂体の形態と視床下部・下垂体門脈系の構造を説明できる。 2)前葉ホルモンおよび後葉ホルモンの分泌調節、作用、標的臓器の機能制御を説明できる。 3)視床下部、下垂体の画像検査の意義と適応を述べ、結果を解釈できる。 4)Cushing 病の原因、病態生理症候、診断と治療が説明できる。 5)先端巨大症の原因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 6)高プロラクチン血症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 7)汎下垂体機能低下症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 8)尿崩症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 9)ADH 不適切分泌症候群の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 10)下垂体腫瘍を分類し、その特徴を説明できる。 11)視床下部・下垂体疾患の外科的療法、適応と合併症を説明できる。 3.甲状腺疾患 1)甲状腺の形態、ホルモン合成と分泌調節を説明できる。 2)甲状腺ホルモンの作用と身体所見との関連を説明できる。 3)甲状腺機能のスクリーニング検査を説明できる。 4)甲状腺機能亢進症の病因を列挙し、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 5)甲状腺機能低下症の病因を列挙し、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 6)甲状腺炎(急性・亜急性・慢性)の病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 7)甲状腺腫瘍を分類し、その特徴を説明できる。 8)甲状腺疾患の外科的治療の適応と合併症を説明できる。 4.副甲状腺疾患 1)副甲状腺の構造、副甲状腺ホルモンの作用を説明できる。 2)ビタミンDの作用、活性化機構を説明できる。 3)カルシトニンを説明できる。 4)カルシウム代謝を説明できる。 5)カルシウム調節に関する検査を説明できる。 − 140 − M3 内分泌・代謝病学 6)副甲状腺機能亢進症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 7)副甲状腺機能低下症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 5.副腎皮質・髄質疾患 1)副腎の構造を図示し、副腎皮質ホルモンの作用と分泌調節機構を説明できる。 2)カテコラミンの合成、代謝経路と作用を説明できる。 3)副腎皮質機能検査を概説できる。 4)副腎皮質の画像検査の意義と適応を述べ、結果を解釈できる。 5)副腎不全(急性・慢性)の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 6)カルチノイド、異所性ホルモン産生腫瘍の病態を説明できる。 7)Cushing 症候群の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 8)アルドステロン過剰症(原発性・続発性)の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 9)褐色細胞腫の病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 10)多発性内分泌腺腫症の概念、分類、診断と治療を説明できる。 11)副腎腫瘍の外科的治療の適応、術前・術後管理、合併症を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義:内分泌、代謝の各分野について内科、外科系統合講義を行う。 グループ討論:典型的な症例の提示により、症候、診断、治療などについてグループ討論を行う。 症例検討:グループで検討した症例につき、発表・解説する。 第3学年 自習:内分泌、代謝疾患についてテーマに従い自習する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 自習:テーマに従い教科書等により事前学習する。また講義プリントを事後学習する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 基礎科目授業内容確認テスト、代謝および内分泌授業終了時にそれぞれ記述試験を行い、3つの 試験を総合して評価する。原則的に、試験は教科書に記載されている程度の内容とする。 適宜、小テストにより形成的評価を取る。 Ⅶ.教科書 1.杉本恒明、矢崎義雄 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2.日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド 2008 − 2009 文光堂 3.高倉公明他 編集:図説脳神経外科学 New Approach 間脳・下垂体【機能・解剖・手術】 メジカルビュー社 4.寺本民生、片山茂裕 編集:講義録 内分泌・代謝学 メジカルビュー社 No. 月 日 曜 限 1 9 11 水 2 3 4 1 2 12 木 3 4 担当者 項 目 田 邉 内 分 泌 総 論 ⑴ 〃 内 分 泌 総 論 ⑵ 柳 瀬 視 床 下 部 ・ 下 垂 体 疾 患 ⑴ 〃 視床下部 ・下垂体疾患⑵ − 141 − キーワード 授業形態 内分泌総論、基礎系科目の授業内 容確認 講 義 確認テスト、視床下部・下垂体の 構造と機能、下垂体機能検査法 試験、講義 前葉機能低下症 講 義 前葉機能亢進症 〃 M3 内分泌・代謝病学 No. 月 日 曜 限 5 9 17 火 6 7 18 水 8 19 木 10 11 24 火 12 13 25 水 14 26 木 16 1 火 18 19 2 水 20 21 3 木 22 23 9 水 24 25 10 木 26 27 28 29 17 木 30 31 23 水 32 33 24 木 34 30 水 11 29 金 講 義 4 柳 瀬 視 床 下 部 ・ 下 垂 体 疾 患 ⑷ 症例検討 症例検討 症例検討 〃 1 〃 視床下部 ・下垂体疾患⑸ 永 石 甲 状 腺 疾 患 ⑴ 甲状腺疾患総論 講 義 3 〃 甲 状 腺 疾 患 ⑵ 甲状腺機能検査法、甲状腺機能亢 進症 〃 4 〃 甲 状 腺 疾 患 ⑶ 甲状腺機能低下症、その他の甲状 腺疾患 〃 3 〃 甲 状 腺 疾 患 ⑷ 症例検討 症例検討 講 義 4 平 塚 甲 状 腺 疾 患 ⑸ 甲状腺腫瘍と外科治療 1 非常勤講師 副 甲 状 腺 疾 患 ⑴ 明 比 カルシウム代謝とその異常 〃 副甲状腺機能亢進症・低下症 〃 3 〃 副 甲 状 腺 疾 患 ⑵ 柳 瀬 副 〃 副 腎 疾 患 ⑴ 副腎疾患総論 〃 腎 疾 患 ⑵ 副腎皮質機能亢進症 〃 3 平 塚 副 甲 状 腺 疾 患 ⑶ 手術 〃 4 柳 瀬 副 腎 疾 患 ⑶ 副腎皮質機能低下症 〃 1 田 邉 副 腎 疾 患 ⑷ 副腎髄質疾患、性腺疾患 〃 2 入 江 副 腎 疾 患 ⑸ 副腎腫瘍の外科治療 〃 3 田 邉 肥 満 肥満症 〃 4 野 見 山 糖 尿 病 ⑴ 肥満・糖尿病概論 〃 糖 尿 病 ⑵ インスリン分泌・糖代謝、糖尿病 の概念と分類 〃 2 村 瀬 糖 尿 病 ⑶ 糖尿病合併症⑴ 〃 3 野 見 山 糖 尿 病 ⑷ 糖尿病の治療⑴、低血糖 〃 糖 尿 病 ⑸ 糖尿病の症例検討、解説 講義、症例 検 討 1 村 瀬 糖 尿 病 ⑹ 糖尿病合併症⑵ 講 義 2 安 波 糖 尿 病 ⑺ 糖尿病と移植医療 〃 3 松 永 痛 風 核酸代謝異常、痛風 〃 4 非常勤講師 糖 桶 田 ⑻ 1 型糖尿病とその支援 〃 1 松 永 脂 質 代 謝 異 常 症 ⑴ 血清脂質とリポ蛋白代謝 〃 1 4 16 水 授業形態 非常勤講師 視床下部 ・下垂体疾患⑶ 継 4 17 10 キーワード 3 2 15 項 目 視床下部・下垂体周辺疾患の画像 診断、外科的治療 2 9 担当者 〃 〃 尿 病 2 〃 脂 質 代 謝 異 常 症 ⑵ 脂質異常症の診断 〃 3 〃 脂 質 代 謝 異 常 症 ⑶ 脂質異常症の治療と症例 〃 4 〃 脂 質 代 謝 異 常 症 ⑷ 脂質異常症の症例検討、開設 症例検討 1 自 習 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 142 − M3 消化器病学 消 化 器 病 学 Ⅰ.担当教員名 消化器内科学 教 授 向 坂 彰太郎(科目責任者) 准 教 授 青 柳 邦 彦(調整係) 〃 早 田 哲 郎 講 師 釈迦堂 敏 〃 江 口 浩 一 〃 入 江 真 〃 竹 山 康 章 〃 阿 南 章 助 教 冨 岡 禎 隆 〃 横 山 圭 二 〃 渡 邉 隆 講 師 森 原 大 輔 ウイルス性肝炎・肝癌 先進医療研究講座 准 教 授 乗 富 智 明 〃 星 野 誠一郎(手術部) 〃 山 内 靖 講 師 佐々木 隆 光 〃 武 野 慎 祐 非常勤講師 田 中 伸之介(社会保険 直方病院) 再生・移植医学 教 授 安 波 洋 一 病 理 学 講 師 二 村 聡 消化器内科 准 教 授 植 木 敏 晴(筑紫病院) 内 視 鏡 部 准 教 授 八 尾 建 史( 〃 ) 外 科 教 授 前 川 隆 文( 〃 ) 放 射 線 科 准 教 授 東 原 秀 行( 〃 ) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.消化器(消化管、肝・胆・膵)の構造と機能を理解する。 2.消化器疾患の病態生理、臨床症状、徴候を理解する。 3.消化器疾患の身体所見、一般検査所見(血液、尿、便)、負荷試験および画像診断(X線、内 視鏡、腹部超音波検査など)の知識を身につける。 4.消化器疾患の疾患概念と病理を理解する。 5.消化器疾患の治療法を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) − 143 − 第3学年 消化器外科学 教 授 山 下 裕 一(副責任者) M3 消化器病学 1.消化器疾患の主要症候の発生機序、病態生理を説明できる。 2.消化管疾患(食道〜大腸)におけるX線、内視鏡診断を適切に記述できる。 3.食道・胃・大腸疾患の疾患概念と病理を理解し、適切な診断と治療法を説明できる。 4.急性腹症、腸閉塞の適切な診断と治療法を選択できる。 5.腹部領域の先天異常、ヘルニア、肛門疾患の適切な診断と治療法を選択できる。 6.肝臓の生理的機能を理解し、一般検査、生化学検査、腫瘍マーカーの意味を説明できる。 7.急性・慢性肝不全の病態を理解し、適切な診断と治療法を選択できる。 8.ウィルス性肝炎の発生、進展機序を理解し、適切な診断と治療法を選択できる。 9.自己免疫性、代謝性機序による肝疾患の病態、診断、治療法を列挙できる。 10.肝・胆・膵疾患における腹部超音波、CT、血管造影、ERCP、MRCP などの画像診断の基本 について理解し、主要疾患の鑑別を説明できる。 11.肝・胆・膵領域の主要疾患の疾患概念と病理を理解し、適切な診断と治療法を選択できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 客観試験 Ⅶ.教科書 杉本恒明、小俣政男 編:内科学 第9版 朝倉書店 高久史麿・尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 黒川 清 他編:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 武藤徹一郎、幕内雅敏 監修:新臨床外科学 第4版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 林 紀夫、日比紀文、坪内博仁 編:標準消化器病学 医学書院 森岡恭彦、森 亘 監:消化器外科病理学 医学書院 小柳 仁、松野正紀、島津久明 編集:標準外科学 医学書院 No. 月 日 曜 限 1 9 11 水 2 3 12 木 4 5 項 目 キーワード 肝胆膵の臨床解剖、生理、 構造と機能 免疫 授業形態 講 義 3 竹 山 4 向 坂 肝 理 ビリルビン、胆汁酸代謝、体質性 黄疸 〃 1 肝 炎 ウ イ ル ス 釈 迦 堂 ウ イ ル ス 性 肝 炎 1 ウ イ ル ス と は( 形 態、 特 性、 増 殖 )、DNA ウ イ ル ス、RNA ウ イ ル ス、 肝 炎 ウ イ ル ス 、 急 性 肝 炎、劇症肝炎、慢性肝炎 〃 急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎 〃 腹部画像診断に必要な血管解剖 (肝の正常画像、肝細胞癌、胆管 断 細胞癌、転移性肝癌、肝血管腫、 IVR ) 〃 2 18 水 担当者 3 〃 病 態 生 ウ イ ル ス 性 肝 炎 2 東 原 腹 部 血 管 画 像 診 − 144 − M3 消化器病学 No. 月 日 曜 限 6 9 7 1 向 坂 免 疫 異 常 と 肝 疾 患 自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝 硬変、原発性硬化性胆管炎、肝内 胆汁うっ滞 〃 入 江 真 代 謝 異 常 に よ る 肝 疾 患 等 ヘモクロマトーシス、ウイルソン 病、アルコール性肝障害、薬剤性 肝障害、肝膿瘍、脂肪肝、肝包虫 症、肝嚢胞 〃 早 田 肝 硬 変、 門 脈 圧 亢 進 症 病態生理、症候、身体所見、検査 所見、診断、治療、Budd-Chiari 症候群、肝性脳症、食道静脈瘤、 特発性細菌性腹膜炎 〃 4 阿 南 肝 肝腫瘍の病因、疫学、診断、画像 診断と内科的治療、肝血管腫、肝 内胆管癌、原発性肝癌、転移性肝 癌 〃 1 乗 富 肝臓の脈管と肝区域、肝細胞癌、 胆管細胞癌、転移性肝癌の外科的 治療 〃 2 山下・乗富 良 性 胆 嚢 ・ 胆 道 疾 患 胆石症、急性胆嚢炎、胆嚢ポリー プ症、胆嚢腺筋症、膵管胆道合流 異常 〃 1 (予 備) 2 山 内 悪 性 胆 嚢 ・ 胆 道 疾 患 胆嚢癌、胆管癌、乳頭部癌 3 植 木 急 病因、病態生理、診断、治療 〃 病因、病態生理、診断、治療、嚢 胞性膵疾患、膵良性腫瘍 〃 瘍 イ ン ス リ ノ ー マ、 グ ル カ ゴ ノ ー マ、 ソ マ ト ス タ チ ノ ー マ、 VIPoma(ガストリノーマ) 〃 癌 膵癌の病態、診断、治療 〃 2 25 水 26 木 2 水 15 4 3 木 17 7 月 19 10 木 20 17 木 21 22 21 月 23 24 3 24 木 〃 腫 瘍 肝臓の外科解剖、肝腫瘍の 外科的治療 性 膵 炎 慢 性 膵 炎、 膵 石 症 1 安 波 膵 2 佐 々 木 膵 内 分 泌 腫 講 義 1 〃 胆膵疾患の内視鏡・画像診 断と治療 ERCP 、EST 、PTBD 、PTGBD 、 EUS 、MRCP 、DIC-CT 〃 2 〃 症候・病態1 外科的黄疸 原因と病態、診断と治療 〃 1 (予 備) 2 〃 1 早 田 症候・病態2 腹部膨隆・ 腫瘤 腹部膨隆(腹水を含む)・腫瘤の 原因と病態、診断 2 森 原 典 型 症 例 呈 示( 肝 胆 膵 ) 典型症例、臨床問題の解説 〃 1 江 口 消化管の臨床解剖、生理、 構造と機能 免疫 〃 2 青 柳 消化吸収障害 、 蛋白漏出性 胃腸症 病因、病態生理、診断治療、吸収 不全症候群 〃 ア カ ラ シ ア、 胃 食 道 逆 流 症 ( GERD )、食道炎、食道潰瘍、マ 患 ロリーワイス症候群、食道裂孔・ 破裂、Barrett 上皮、食道良性腫 瘍、食道憩室、食道裂孔ヘルニア 〃 1 渡 邉 食 道 良 性 疾 − 145 − 講 義 第3学年 19 木 13 18 講 義 横 山 肝 疾 患 の 診 断 と 治 療 30 月 16 授業形態 4 12 14 10 キーワード 18 水 10 11 項 目 超音波検査の肝病変への適応と実 際 8 9 担当者 M3 消化器病学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 25 10 24 木 2 渡 邉 食 患 食道癌の疫学、診断、進行度、治 療、非上皮性悪性腫瘍 26 1 武 野 食 道 疾 患 の 外 科 治 療 食道癌と非上皮性悪性腫瘍の外科 治療 〃 2 冨 岡 胃 良 性 疾 患 1 急性胃炎、慢性胃炎、ピロリ菌、 上腸間膜動脈性十二指腸狭窄・閉 鎖症、十二指腸憩室、急性胃粘 膜病変、胃巨大皺襞症、アニサキ ス、ディスペプシア 〃 1 (予 備) 2 〃 消化性潰瘍、Z-E 症候群、消化管 ホルモン、胃潰瘍、十二指腸潰 瘍、カルチノイド、カルチノイド 症候群 講 義 胃 ・ 十 二 指 腸 腫 瘍 胃良性腫瘍、胃ポリープとその内 科的治療、胃癌、胃悪性リンパ腫 の診断、内科的治療 〃 1 非常勤講師 胃 疾 患 の 外 科 治 療 田 中 胃十二指腸潰瘍・胃粘膜下腫瘍・ 胃癌の手術治療と治療成績、術後 合併症、胃切除後症候群 〃 2 江 口 腸 腫 瘍 1 小腸腫瘍、大腸ポリープ、大腸癌 発癌遺伝子、癌抑制遺伝子、大腸 癌の遺伝子異常 〃 腸 腫 瘍 2 その他の大腸腫瘍、消化管ポリ ポーシス・遺伝性非ポリポーシス 〃 青 柳 腸 疾 患 1 クローン病、潰瘍性大腸炎の診 断、内科的治療、腸結核 〃 腸 疾 患 2 感染性腸炎 、 虚血性腸炎、アミロ イドーシス、薬剤起因性腸炎、放 射線性腸炎、膠原病に伴う腸疾 患、憩室症、過敏性腸症候群、偽 膜性腸炎、腸潰瘍、好酸球性腸 炎、直腸粘膜脱症候群 〃 星 野 大 腸 癌 の 外 科 治 療 ポリポーシス、大腸癌の外科治療 〃 クローン病、潰瘍性大腸炎 痔 炎症性腸疾患の外科治療、 核、痔瘻、脱肛、肛門癌、肛門周 直腸肛門疾患 囲潰瘍、裂肛、直腸脱 〃 28 月 27 31 木 28 3 29 4 30 11 6 水 31 32 7 木 33 1 2 34 3 35 4 36 11 月 37 38 13 水 39 40 悪 性 疾 青 柳 胃 良 性 疾 患 2 〃 〃 〃 1 非常勤講師 田 中 2 青 柳 消化管疾患に使用される薬剤 鎮痙剤、抗潰瘍薬、抗炎症性腸疾 患薬 〃 乗 富 急 性 腹 症 、 腹 膜 炎 、 虫 垂 炎 癌性腹膜炎、横隔膜下・Douglas 窩膿瘍、腹膜偽粘液腫、後腹膜腫 瘍、腸管軸捻転症、消化管穿孔、 腸間膜動(静)脈血栓症 〃 腹部外傷、消化管損傷、消化管異 物、肝損傷、胆道損傷、膵損傷、 脾損傷、後腹膜損傷 〃 上部消化管造影、小腸造影、注腸 造 影 検 査 法、 適 応、 禁 忌、 前 処 置、画像診断 〃 1 2 14 木 道 1 〃 腹 部 損 傷 ・ 異 物 冨 岡 バ リ ウ ム を 用 い た 検 査 − 146 − M3 消化器病学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 41 11 14 木 2 前 川 横 隔 膜・ 腹 膜・ 腹 壁 疾 患 横隔膜ヘルニア、食道裂孔ヘルニ ア、横隔膜弛緩症、尿膜管遺残、 臍帯ヘルニア、臍ヘルニア、鼠径 ヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁瘢 痕ヘルニア 42 3 青 柳 内視鏡を用いた診断と治療 消化管内視鏡の原理、検査法、画 像診断、治療 〃 43 4 八 尾 症候・病態3 吐血・下血 原因と病態、診断、治療 〃 1 中間試験 2 〃 3 〃 4 〃 27 水 44 12 9 月 45 46 11 水 47 16 月 49 青 柳 症候・病態4 便秘・下痢 2 江 口 症 候 ・ 病 態 5 悪 心・ 嘔 吐・食思不振 〃 〃 3 山 下 症 候・ 病 態 6 イ レ ウ ス、 消化器外科のまとめ 〃 〃 4 二 村 消 化 管 疾 患 の 病 理 – 1 Barrett 食 道、 食 道 炎、 食 道 癌、 急性胃炎と慢性胃炎、A 型胃炎と カルチノイド腫瘍、消化性潰瘍 〃 消 化 管 疾 患 の 病 理– 2 胃癌、肉眼型と組織型、スキルス 癌、クルッケンベルグ腫瘍、腹膜 播種、悪性リンパ腫、小腸癌(乳 頭部癌を除く)、大腸癌、カルチ ノイド腫瘍、腺腫の癌化 〃 消 化 管 疾 患 の 病 理– 3 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、ク ローン病)、腸結核、虚血性腸病 変、 憩 室、 ア ミ ロ イ ド 症、 過 誤 腫、ポリポーシス、急性虫垂炎 〃 1 2 50 18 水 1 6 月 〃 〃 原因と病態、診断、治療 3 渡 邉 典 型 症 例 呈 示( 消 化 管 ) 典型症例、臨床問題の解説 4 (予 備) 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 147 − 〃 第3学年 48 講 義 1 M3 腎臓・膠原病学 腎 臓 ・ 膠 原 病 学 Ⅰ.担当教員名 腎臓・膠原病内科学 教 授 中 島 衡(科目責任者) 准 教 授 笹 冨 佳 江 講 師 小河原 悟(副責任者) 〃 三 宅 勝 久 助 教 安 部 泰 弘 〃 伊 藤 建 二 総合医学研究センター 教 授 斉 藤 喬 雄 病 理 学 准 教 授 久 野 敏 非常勤講師 野 田 律 矢(済生会福岡総合病院内科部長) 〃 長谷川 善 之(はせ川クリニック院長) 〃 玉 井 路加子(済生会二日市病院透析センター医長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 腎疾患・膠原病を正しく診断し適切に治療するために、その病態生理、診断と治療の基本につい て修得し、臨床修練に十分適応できるように知識を深める。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 腎疾患 1.体内における腎臓の役割を述べ、体内の異常とくに循環器系、内分泌系、免疫系疾患と腎 障害を関係づける。 2.原発性・続発性糸球体疾患の病態と診断法、治療法を述べる。 3.尿細管間質障害、間質性腎炎の病態と診断法、治療法を述べる。 4.急性腎不全および慢性腎不全の病態と診断法、治療法、とくに末期腎不全や尿毒症に対す る適切な処置、血液浄化療法の重要性を述べる。 5.薬物やその他の化学物質による腎障害の危険性および腎障害時の薬物投与の注意点を述べる。 膠原病 1.生体防御機構からみた炎症の発症機序を理解する。 2.それぞれの疾患における免疫学的異常を把握し、特異的病態を説明する。 3.代表的な臓器病変である腎炎の組織像を把握し、その病態発生機序を理解する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.短期集中的な講義が主体であるので、講義に出席してその内容を十分に理解する。 2.腎疾患や膠原病には形態学的診断が不可欠であるので、病理学実習や講義でスライド等によ り呈示された所見の理解には特に意を用いる。 3.講義や実習の内容は多量で多岐にわたり、講義には多数の専門的医学用語が使われるので、 それを正しく修得する。 4.以上の理解のためには、学生間の討論や教官への質問を積極的に行うことを勧める。 − 148 − M3 腎臓・膠原病学 5.予習、復習を行う。特にその日の教科内容には放課後必ず目をとおす。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・指定した教科書の腎疾患の項目を事前に読んでおくこと。 ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.講義の内容等に関する論述試験による。ただし、講義時間には制約があるので、講義で述べ られなくとも教科書等に記述されている通常理解が必要な内容は試験の範囲に含まれる。 2.病理学実習については、形態学的な観察の記録により評価する。 Ⅶ.教科書 内科全体で指定されたものを教科書とする。 1.杉本恒明・矢崎義雄 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2007 2.高久史麿 他 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 3.黒川 清 他 改訂編集:吉利和内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 Ⅷ.参考書・文献 1.菱田 明・槙野博史 編:標準腎臓病学 第1版 医学書院 2002 2.日本腎臓学会編集委員会 編:腎臓学入門 改訂第2版 東京医学社 2009 3.日本腎臓学会 腎病理診断標準化委員会 編:腎生検病理診断標準化への指針 東京医学社 2005 4.伊藤貞嘉 編:腎疾患のとらえかた 第1版 文光堂 2003 第3学年 5.下条文武・齋藤 康 監修:ダイナミック・メディシン 6巻 西村書店 2003 6.Brenner B M . ed.:The Kidney 8th ed. Saunders 2007 7.なぜかと問いかける内科学(岸本忠三教授の講義ノート)⑴ − ⑶ 中山書店 8.現代免疫物語 岸本忠三/中嶋 彰 ブルーバックス 9.新現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 岸本忠三/中嶋 彰 ブルーバックス No. 月 日 曜 限 1 9 17 火 2 2 3 24 火 4 30 月 6 8 1 2 5 7 1 3 4 10 1 火 1 2 担当者 項 目 久 野 腎 病 理 − 1 〃 腎 病 理 − 2 斉 藤 腎 〃 疾 患 総 論 腎 臓 の 解 剖 と 生 理 伊 藤 主 要 な 検 査 − 1 〃 主 要 な 検 査 − 2 キーワード 授業形態 一次性糸球体腎炎、二次性糸球体 腎炎、膠原病、糖尿病性糸球体硬 化症、アミロイドシス、アルポー ト症候群、血管炎症候群 講 義 溶血性尿毒症性糸球体硬化症、ク リオグロブリン腎症、骨髄腫腎、 妊娠中毒症、高血圧性腎硬化症 〃 腎疾患の重要性、診療の意義と問 題点 〃 腎の構造・機能およびその異常、 尿量・尿の性状の異常 〃 腎糸球体機能検査、尿細管機能検 査 〃 糸球体腎炎の検査、腎の画像診断 〃 急性糸球体腎炎、急速進行性腎炎 小 河 原 原 発 性 糸 球 体 疾 患 − 1 ( ANCA 関 連 腎 炎、Goodpasture 〃 慢性糸球体腎炎( IgA 腎症、膜性 増殖性糸球体腎炎、膜性腎症) 〃 症候群を含む) 〃 原発性糸球体疾患−2 − 149 − M3 腎臓・膠原病学 No. 月 日 曜 限 9 10 7 月 10 11 8 火 12 15 火 14 21 月 16 17 22 火 18 19 28 月 20 21 29 火 キーワード 授業形態 小 河 原 原 発 性 糸 球 体 疾 患 − 3 ネフローゼ症候群 1 講 義 4 笹 冨 原 発 性 糸 球 体 疾 患 − 4 ネフローゼ症候群 2 〃 1 伊 藤 続 発 性 糸 球 体 疾 患 − 1 糖尿病性腎症、アミロイド腎症、 痛風腎、紫斑病性腎炎、骨髄腫 腎、悪性腫瘍 〃 続発性糸球体疾患−2 感染症、肝疾患、血液疾患などに よる腎障害、溶血性尿毒症性症候 群、妊娠中毒症、腎疾患患者の妊 娠 〃 笹 冨 尿 細 管 間 質 障 害 1 腎皮質壊死、腎性糖尿、腎性尿崩 症、Fanconi 症候群、尿細管性ア シドーシス、 〃 Bartter 症候群、Gitelman 症候群、 その他 〃 1 2 15 項 目 3 2 13 担当者 〃 〃 尿 細 管 間 質 障 害 2 3 非常勤講師 間 長 谷 川 質 性 腎 炎 急性・慢性間質性腎炎、鎮痛剤性 腎症、急性・慢性腎盂腎炎 〃 4 非常勤講師 腎 野 田 血 管 障 害 良性・悪性腎硬化症、腎血管性高 血圧症、腎梗塞、腎動脈血栓症、 悪性高血圧 〃 1 安 部 急 性 腎 不 全 腎前性、腎性、腎後性、乏尿性、 非乏尿性 〃 性 腎 不 2 〃 慢 全 保存期、末期、尿毒症、代行期、 置換期、高窒素血症 〃 3 〃 保存期腎不全の治療血液浄 化療法 一般療法、食事療法、薬物療法、 血液透析、腹膜透析、腎臓移植、 血漿交換 〃 患 家 族 性 遺 伝 性 腎 炎( Alport 症 候 群、良性家族性血尿)、嚢胞腎 〃 論 膠原病の診察と病態 〃 〃 4 非常勤講師 遺 玉 井 1 中 島 膠 伝 原 性 腎 病 疾 総 22 2 〃 膠 原 病 各 論 − 1 関節リウマチ、シェーグレン症候 群 他 23 11 11 月 3 〃 膠 原 病 各 論 − 2 成人スチル病、悪性関節リウマチ 他 〃 24 4 血管炎の分類と臨床的意義 〃 25 12 火 26 27 13 水 28 12 3 火 三 宅 膠 原 病 各 論 − 3 1 〃 膠 原 病 各 論 − 4 大動脈炎症候群、巨細胞動脈炎、 結節性多発動脈炎 他 〃 2 〃 膠 原 病 各 論 − 5 ウェゲナー肉芽腫症、顕微鏡的多 発動脈炎、ベーチェット病 他 〃 全身性エリテマトーデス 〃 全身性硬化症、皮膚筋炎 /多発筋 炎、混合性結合織病、抗リン脂質 抗体症候群 他 〃 3 中 島 膠 原 病 各 論 − 6 4 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 膠 原 病 各 論 − 7 − 150 − M3 皮膚科学 皮 膚 科 学 Ⅰ.担当教員名 皮 膚 科 学 教 授 中 山 樹一郎(科目責任者) 准 教 授 今 福 信 一(副責任者) 講 師 古 賀 文 二 助 教 伊 藤 宏太郎 〃 柴 山 慶 継 〃 徳 永 哲 夫 〃 立 松 沙 織 非常勤講師 中 村 元 信(産業医科大学教授) 〃 三 砂 範 幸(佐賀大学准教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) ① 皮膚の正常構造と機能を充分に習得し、器官としての皮膚の重要性を認識した上で、皮膚の 病態学を履修する。 ② 皮膚疾患の診断学・治療学を理解する。 理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) a)皮膚科外来での病歴の聴取を正確、かつ十分にできる。 b)皮膚病変の熟達した視診と確かな洞察をすることができる。 c)熟達した触診ができる。 d)現症の把握と正確な記載ができる。 e)皮膚科学的外来諸検査、殊に真菌学的検査について材料採取法と顕微鏡検査手技の修得がで きる。 f)病理組織標本の実習を通して基本的な皮膚病理組織学を理解できる。 g)皮膚科学的及び美容皮膚科学的治療学を十分理解し、光線療法、外用療法の原則を理解でき る。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 臨床写真をスライド供覧し、皮膚疾患に対する理解を深める。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・指定した教科書の割り当て部分を事前に読んでおくこと。 ・毎回授業の最初に前回授業内容に係る小テストを実施するので、復習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 期末の試験 Ⅶ.教科書 1.清水 宏 著:あたらしい皮膚科学 第2版 中山書店 2011 − 151 − 第3学年 ③ 内臓疾患と皮膚疾患との関連性など他科領域疾患の病態の理解を通じて皮膚疾患を更に深く M3 皮膚科学 2.宮地良樹 著:皮膚科ミニマム 文光堂 2000 Ⅷ.参考書 1.大塚藤男 著・編:DERMATOLOGY 皮膚科学 第9版 金芳堂 2011 2.荒田次郎 監修:標準皮膚科学 改訂7版 医学書院 2004 No. 月 日 曜 限 1 10 8 火 2 3 4 9 水 4 5 15 火 16 水 22 火 10 11 23 水 12 13 29 火 30 水 16 17 11 18 6 水 項 目 キーワード 授業形態 表皮・真皮・皮下組織・皮膚付属 器、角化・メラニン形成 スライド 供 覧 原発疹、続発疹、アレルギー検査 法、内服療法、外用療法、理学的 療法 〃 伊 藤 湿疹・皮膚炎・蕁麻疹・痒疹 接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、 蕁麻疹、痒疹、 〃 紫斑・血管炎・血行障害・ 壊疽 血液異常による血管障害性、原因 不明の紫斑、皮膚血管炎、皮斑、 レイノー病、下腿潰瘍 〃 白癬、癜風、スポロトリコーシ ス、クロモミコーシス、カンジダ 症 〃 菌状息肉症、ATL 〃 中 山 皮 膚 の 構 造、 機 能 〃 〃 皮 膚 疾 患 の 診 断、 治 療 古 賀 真 〃 菌 感 染 症 悪 性 リ ン パ 腫 関 連 疾 患 3 非常勤講師 皮膚疾患の病理組織学 三 砂 炎症性皮膚疾患、良性、悪性腫瘍 〃 4 今 福 角 症 遺伝性、炎症性、毛孔性角化症、 口唇扁平苔癬 〃 〃 化 3 徳 永 薬 疹、中毒疹、紅斑症、紅 皮症 中 毒 性・ ア レ ル ギ ー 性 薬 疹、 Stevens-Johnson 症 候 群、TEN 、 多形紅斑、結節性紅斑、環状紅 斑、 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群、 ベ ー チェット病、スイート病、成人ス チル病 4 古 賀 肉 芽 腫 ・ 脂 肪 織 炎 サルコイドシース、環状肉芽腫、 異物肉芽腫 〃 3 今 福 ウ イ ル ス 感 染 症 帯状疱疹、単純疱疹、疣贅 〃 恙虫病、日本紅斑熱、疥癬、膿痂 疹、蜂窩織炎、壊死性筋膜炎 〃 病 エリテマトーデス、強皮症、皮膚 筋炎、関節リウマチ、結節性動脈 周囲炎 〃 学 レーザー治療、ケミカルピーリン グ、美白剤 〃 皮 膚 良 性 腫 瘍、 色 素 異 常 症、母斑、母斑症 上皮性・間葉系腫瘍、色素脱失、 色素増加、色素性母斑、プリング ル病、レックリングハウゼン病 〃 皮 上皮性・間葉系腫瘍 〃 4 14 15 3 4 8 9 3 4 6 7 3 担当者 〃 細菌感染症、リケッチア・ 原虫 3 伊 藤 膠 4 立 松 美 3 柴 山 4 〃 原 容 膚 皮 悪 膚 性 科 腫 瘍 3 非常勤講師 水 疱 症、 膿 疱 症 中 村 自己免疫性水疱症、遺伝性水疱 症、掌蹠膿疱症、角層下膿疱症、 好酸球性膿疱性毛包炎 〃 4 今 福 性行為感染症、抗酸菌感染症 梅毒、尖圭コンジローマ、皮膚結 核、ハンセン病 〃 − 152 − M3 皮膚科学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 19 11 12 火 3 代謝異常症、物理的・化学 的皮膚障害、汗腺・脂腺疾 徳 永 患、毛髪疾患、爪疾患、萎 縮症、形成異常 20 4 中 山 全 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 25 月 身 と 皮 膚 キーワード 授業形態 アミロイドーシス、黄色腫症、ポ ルフィリン症光線皮膚障害、放射 線皮膚障害、温熱皮膚障害、汗 疹、多汗症、酒さ様皮膚炎、脱毛 症、陥入爪、爪囲炎 スライド 供 覧 黒色表皮腫 〃 第3学年 − 153 − M3 感染症学 感 染 症 学 Ⅰ.担当教員名 教 授 田 村 和 夫(科目責任者) 腫瘍・血液・ 感染症内科学 准 教 授 高 田 徹(副責任者)(感染制御部) 助 教 戸 川 温 非常勤講師 下 野 信 行(九州大学病院グローバル感染症センター) 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.感染症の病態を宿主、微生物の両方の立場から理解できる。 2.主要な感染症の原因、病態生理、症候、診断、鑑別診断、治療、予防法を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 【総論】 1.感染の概念(病原微生物の分類、感染症と発症、宿主・寄生体関係、感染経路)を説明で きる。 2.病原体に対する生体の反応(免疫)を説明できる。 3.Compromised host を説明できる。 4.日和見感染(opportunisitic infection)を説明できる。 5.キャリアの概念を説明できる。 6.二次感染、複数菌感染の概念を説明できる。 7.菌交代現象・菌交代症の概念を説明できる。 8.好中球減少時の感染について説明できる。 9.垂直感染と水平感染の概念について説明できる。 10.経胎盤感染、経産道感染、経母乳感染をきたす病原体と予防方法を説明できる。 11.TORCH 症候群について説明できる。 12.敗血症、敗血症性ショック(septic shock)の症候、診断と治療の基本を説明できる。 13.輸入感染症について説明できる。 14.性(行為)感染症(STI)について説明できる。 15.人獣共通感染症について説明できる。 16.消毒・滅菌と院内<病院>感染対策について説明できる。 17.市中感染(community acquired infection)について説明できる。 18.血清学的診断と DNA 診断を説明できる。 19.感染症の一般対処療法についての考え方を説明できる。 20.感染症の化学療法の一般的な考え方を説明できる。 21.化学療法薬の特徴およびその副作用について説明できる。 22.感染症法(1〜5類感染症、指定感染症、新感染症)について説明できる。 − 154 − M3 感染症学 23.新興感染症・再興感染症について説明できる。 (補)生物テロ兵器となりうる病原体の知識、その症候を知る(天然痘、炭疽菌、ペストなど)。 【各論】 ①細菌感染症、嫌気性菌感染症 1.ブドウ球菌感染症の症候、診断と治療を説明できる。 2.MRSA の特徴、感染予防策を説明できる。 3.A 群、B 群レンサ球菌感染症の症候、診断と治療を説明できる。 4.バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染症と感染予防策を説明できる。 5.肺炎球菌感染症の症候、診断と治療を説明できる。 6.淋菌感染症、髄膜炎菌感染症の症候、診断と治療を説明できる。 7.ヘモフィルス感染症、モラクセラ カタラーリス感染症、大腸菌感染症、緑膿菌感染症、セ ラチア感染症、クレブシエラ感染症につき説明できる。 8.細菌性腸管感染症(赤痢、腸チフス、パラチフス、非チフス性サルモネラ、腸炎ビブリオ、 病原性大腸菌、コレラ、エルシニア、カンピロバクター、リステリア、クロストリジウム ディ フィシル腸炎)を説明できる。 9.レジオネラ症の症候、診断と治療を説明できる。 10.ヘリコバクター・ピロリ感染症を説明できる。 11.百日咳、ジフテリアの症候、診断と治療を説明できる。 説明できる。 13.ペスト、炭疸、野兎病、ブルセラ症とは何かを説明できる。 14.ライム病について説明できる。 15.レプトスピラ症(ワイル病)について説明できる。 ②抗酸菌(マイコバクテリア)感染症 1.結核、非定型抗酸菌症、Hansen 病の症候、診断、治療と予防法を説明できる。 ③ウイルス・プリオン病 1.インフルエンザの症候、診断と治療を説明できる。 2.アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱、流行性角結膜炎を含む)、RS ウイルス感染症につい て説明できる。 3.コクサッキーウイルス感染症(ヘルパンギーナ、手足口病)、ECHO ウイルス感染症(急性 出血性結膜炎)について説明できる。 4.急性灰白髄炎(ポリオ)について説明できる。 5.伝染性紅斑の症候と診断を説明できる。 6.麻疹、風疹、流行性耳下腺炎の症候、診断と合併症を説明できる。 7.ヘルペス属ウイルス感染症(突発性発疹、単純ヘルペスウイルス感染症、単純疱疹、水痘、 帯状疱疹、EB ウイルス感染症(伝染性単核球症)、サイトメガロウイルス感染症)の症候、 診断、治療と予防法を説明できる。 8.HIV 感染症の感染経路、自然経過、症状、診断、感染対策と AIDS の治療を説明できる。 9.尖圭コンジローム、伝染性軟属腫、ヒト乳頭腫ウィルス感染症について説明できる。 − 155 − 第3学年 12.破傷風、バクテロイデス感染症、放線菌症、嫌気性レンサ球菌感染症の症候診断と治療を M3 感染症学 10.ウイルス性出血熱をきたすウイルス感染症(デング熱、腎症候性出血熱、エボラ出血熱、 クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグ熱、ラッサ熱)を列挙できる。 11.日本脳炎の感染経路、自然経路、症状、診断を説明できる。 12.ウイルス肝炎の原因ウイルスと感染経路、自然経路、症状、診断、治療、予防を説明できる。 13.無菌性髄膜炎の原因となるウイルスを列挙できる。 14.ウイルス性下痢症(ロタウイルス感染症、ノロウイルス感染症)について説明できる。 15.狂犬病、天然痘、ウエストナイル熱、重症急性呼吸器症候群< SARS >を説明できる。 16.プリオンの概念、性質と取り扱い上の注意点を説明できる。 ④クラミジア・リケッチア・マイコプラズマ感染症 1.クラミジア感染症の症候、診断と治療を説明できる。 2.リケッチア感染症を概説できる。 3.マイコプラズマ肺炎の症候、診断と治療を説明できる。 ⑤真菌感染症・寄生虫感染症 1.カンジダ症、アスペルギルス症、クリプトコックス症の症候、診断と治療を説明できる。 2.ニューモシスチス肺炎の症候、診断と治療を説明できる。 3.ニューモシスチス、接合菌症、ノカルジア症、白癬、癜風、スポロトリコーシスについて 概説できる。 4.マラリアの症候、診断と治療を説明できる。 5.主要な原虫感染症(トキソプラズマ症、アメーバ赤痢、クリプトスポリジウム症、トリコ モナス症、ランブル鞭毛症)を説明できる。 6.主要な寄生虫感染症(鉤虫症、蟯虫症、糞線虫症、回虫症、フィラリア症、アニサキス症、 日本住血吸虫症、肺吸虫症、条虫症、嚢虫症、エキノコッカス症、ランブル鞭毛虫症)を概 説できる。 ⑥性(行為)感染症 梅毒の症候、診断、治療、予防法を説明できる。 ⑦院内感染 1.無菌、滅菌法、消毒法を説明できる。 2.標準予防策(standard precautions)および感染症経路別予防策および院内感染対策委員 会について説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義はスライドを使用して行う。講義時間数は限られているので、すべてを講義することはでき ない。教科書が指定されているので自分で予習、復習をして知識を習得する。また感染症は他の分 野よりも一層社会との接点が多くまた大きいため、様々なメディアを通して新しい知識を持つよう に努力すること。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 毎回授業の最初に前回授業内容に係る小テストを実施するので、復習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 本試験として感染症学の理解を確認するための記述式の筆記試験と多岐選択問題を実施する。 − 156 − M3 感染症学 Ⅶ.教科書 福岡大学腫瘍・血液・感染症内科学作成:配布テキスト 福井次矢・他 監修:ハリソン内科学 第3版 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2009 小池盛雄・他 編:組織病理アトラス 第5版 文光堂 2005 高久史麿・他 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 杉本恒明・他 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2007 黒川 清・他 改訂編集:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 Ⅷ.参考書・文献 医療情報科学研究所 編:病気がみえる Vol.6 免疫・膠原病・感染症 第1版 メディックメ ディア 2012 Mandell GL 他 編著:Mandell Douglas and Bennett’s Principles and practice of infectious diseases 7th ed. Churchill Livingstone 2010 青木 眞 著:レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版 医学書院 2008 No. 月 日 曜 限 1 12 9 月 3 10 火 4 5 16 月 6 7 17 火 8 9 1 7 火 10 11 14 火 項 目 廣 松 感 染 症 総 論 キーワード 授業形態 1 感染症の概念、宿主寄生体関係、 感染成立の条件・過程、生体防御 機構(非特異的、特異的)、微生 物の分類、微生物の病原因子 講 義 〃 4 田 村 感 染 症 総 論 2 日和見感染、免疫不全の種類と感 染(好中球減少、液性免疫不全、 細胞性免疫不全)、敗血症、感染 性心内膜炎 3 戸 川 感 染 症 総 論 3 感染症の診断(症状、身体診察、 培 養、 グ ラ ム 染 色、 血 清 診 断、 DNA 診断) 〃 4 高 田 感 染 症 総 論 4 施設内感染、感染対策、感染症予 防法、ワクチン 〃 3 戸 川 感 染 症 総 論 5 垂直感染と水平感染、輸入感染 症、新興・再興感染症、人獣共通 感染症、性行為感染症 〃 4 高 田 グラム陽性菌、嫌気性菌感染症 〃 3 鍋 島 ウ イ ル ス 感 染 症 1 ヘルペスウイルス属ウイルス感染 症、インフルエンザ、風邪症候 群、麻疹、風疹 〃 グラム陽性菌、嫌気性菌感 染症 4 〃 ウ イ ル ス 感 染 症 2 HIV 感染症、日本脳炎、その他の ウイルス感染症 〃 1 高 田 グラム陰性菌感染症、抗酸 菌感染症 結核菌、大腸菌、クレブシエラ、 緑膿菌、食中毒 〃 2 〃 異 型 病 原 体 感 染 症 マイコプラズマ、クラミジア、レ ジオネラ、Q 熱、リケッチア、プ リオン 〃 〃 真菌感染症、原虫、寄生虫 感染症 カ ン ジ ダ、 ア ス ペ ル ギ ル ス、 ニューモシスチス、マラリア、ト キソプラズマ、クリプトスポリジ ウム、寄生虫 〃 1 − 157 − 第3学年 2 3 担当者 M3 感染症学 No. 月 日 曜 限 12 1 担当者 14 火 2 非常勤講師 感 下 野 27 月 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 項 目 染 症 の 治 − 158 − 療 キーワード 授業形態 抗菌薬治療、肺膿瘍、ドレナージ 講 義 M3 形成外科学 形 成 外 科 学 Ⅰ.担当教員名 形成外科学 教 授 大慈弥 裕 之(科目責任者) 准 教 授 高 木 誠 司(副責任者) 助 教 川 上 善 久 〃 衛 藤 明 子 〃 大 山 拓 人 〃 木 村 広 美 〃 森 川 綾 非常勤講師 磯 貝 典 孝(近畿大学医学部形成外科学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1)創傷治癒のメカニズムを理解する。 2)創傷管理の基本的知識と治療を学ぶ。 3)マイクロサージャリーを含む再建外科の基本概念と手技を学ぶ。 4)外表先天異常の症候、診断、治療を学ぶ。 6)美容外科と抗加齢医学についても理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1)創傷治癒のメカニズム、湿潤療法を説明できる。 2)急性創傷、慢性創傷、創感染の病態と治療を説明できる。 3)皮膚軟部組織重症感染症、ケロイド・肥厚性瘢痕、瘢痕拘縮の原因、病態、治療が説明できる。 4)形成外科の基本手技を説明できる。 5)培養表皮、培養真皮、軟骨培養、脂肪培養などの再生医療を説明できる。 6)頭蓋顎顔面領域および体幹四肢の先天異常を説明できる。 7)皮弁、筋皮弁、穿通枝皮弁、マイクロサージャリーを説明できる。 8)美容外科、美容医療、抗加齢医療を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1)教科書に基づく講義(必ず購入のこと) 2)スライド、ビデオを使用する。 3)学生との質疑応答を取り入れた講義を中心とする。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・指定教科書で該当する項目・キーワードの部位を事前に読んでおくこと。 ・授業で配布する資料を、予習・復習に大いに活用すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1)論述試験および客観試験 Ⅶ.教科書 − 159 − 第3学年 5)熱傷と顔面外傷を含む外傷の症候、診断、治療を学ぶ。 M3 形成外科学 1)編者 平林慎一・鈴木茂彦:標準形成外科学 第6版 医学書院 2011.11.15 Ⅷ.参考書・文献 1)塩谷信幸 監修、真田弘美 他編集:創傷治癒 ブレーン出版 2005 2)見た目のアンチエイジング 文光堂 2011 No. 月 日 曜 限 1 12 11 水 2 3 12 木 4 5 18 水 6 7 19 木 8 9 1 8 水 10 11 9 木 12 24 金 1 担当者 項 目 大 慈 弥 形 成 外 科 学 概 論 キーワード 授業形態 形成外科の定義、歴史、対象疾 患、卒後教育、精神病理、美の基 準 講 義 2 〃 創 傷 と 創 傷 治 癒 学 創傷の種類、創傷管理の歴史、創 傷治癒のメカニズム 〃 1 〃 創 傷 管 理 と 創 感 染 湿潤環境理論、感染創の病態と治 療 〃 2 高木・森川 形 成 外 科 基 本 手 技 切 開 縫 合、Z- 形 成 術、 組 織 移 植 術、マイクロサージャリー、クラ ニオフェイシャル・サージャリー 〃 1 川 上 急 性 創 傷 急性の体表外傷・熱傷、顔面骨骨 折 〃 2 大 山 慢 性 創 傷 褥瘡、難治性潰瘍 〃 1 高 木 先 天 異 常 先 天 異 常 概 論、 頭 蓋・ 顔 面、 眼 瞼、耳介、口唇・口蓋、頚部、躯 幹、四肢 〃 2 衛 藤 皮 膚 お よ び 皮 下 疾 患 皮膚皮下腫瘍、脈管系疾患(血管 腫)、ケロイドと肥厚性瘢痕 〃 1 高 木 再 建 外 科 学 Ⅰ 頭頚部、顔面神経麻痺 〃 2 大 慈 弥 再 建 外 科 学 Ⅱ 乳房再建、殿部・陰部、性同一性 障害、四肢 〃 1 大慈弥・木村 美 容 外 科 学・ 抗 加 齢 医 学 老化のメカニズム、抗加齢医学の 基礎、美容外科、美容皮膚科 〃 2 非常勤講師 組 織 工 学 と 再 生 医 療 磯 貝 再生医療の基礎、組織幹細胞、再 生医療の臨床応用 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 160 − M3 眼科学 眼 科 学 Ⅰ.担当教員名 眼 科 学 教 授 内 尾 英 一(科目責任者) 〃 向 野 利 寛(筑紫病院) 講 師 尾 崎 弘 明 〃 小 沢 昌 彦 〃 梅 田 尚 靖 〃 有 田 直 子 助 教 村 田 浩 司 〃 外 尾 恒 一 〃 佐 伯 有 祐(筑紫病院) 非常勤講師 石 橋 達 朗(九州大学大学院医学系研究科眼科学教室 教授) 〃 加 藤 整(かとう眼科医院 院長) 〃 皆良田 研 介(皆良田眼科医院 院長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 各疾患につき、従来の古典的な眼科学の観点ばかりでなく、神経疾患、中毒、その他の全身疾患な ど他科領域との関連について理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.視器とその付属器の構造と役割を理解し、説明することができる。 2.視器、特に眼球の発生と先天異常の関係を理解し、説明することができる。 3.明視を得るための種々の生理的機能(調節、屈折など)を理解し、説明することができる。 4.視覚について静的、動的な三次元視力を理解し、説明することができる。 5.視器に対する生理的、解剖的、臨床的検査法を理解し、説明することができる。 6.視器および付属器の疾患を各部位別、組織別に理解し、説明することができる。 7.それぞれの疾患を中心に、各組織にまたがって及ぼす影響を関連づける。 8.全身疾患における眼症状のその価値、治療について説明することができる。 9.視器の疾患と他科領域との関係を説明することができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義に出席する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・授業最後に小テストを実施。事前に教科書該当部分を熟読しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 論述試験、もしくは多枝選択試験による。 Ⅶ.教科書 大野、木下、澤:標準眼科学 第 11 版 医学書院 − 161 − 第3学年 総論として、臨床医として必要な眼科学の基礎的知識の修得を目的とし、眼科学各論においては M3 眼科学 所、吉田、谷原:現代の眼科学 第 10 版 金原出版 Ⅷ.参考書・文献 眼科診療プラクティス 文光堂 眼科学 文光堂 No. 月 日 曜 限 1 12 10 火 2 3 12 木 4 5 13 金 6 17 火 8 9 19 木 10 11 20 金 12 13 1 7 火 14 15 木 16 17 10 金 18 19 14 火 20 21 16 木 キーワード 授業形態 内 尾 眼 論 眼球、構造、発生、症候学 講 義 2 梅 田 眼 光 学、 光 覚、 色 覚 調節、光覚、色覚、暗順応 〃 3 非常勤講師 斜 皆 良 田 視 4 有 田 小 児 1 小 沢 眼 〃 ぶ 科 学 、 眼 科 ど 総 検 う 視 外斜視、内斜視、上下斜視、弱視 〃 科 Ⅰ 小児の眼の特性、小児眼疾患 ( 前 眼部) 〃 法 視力、ランドルト環、マリオット 盲点、屈折、網膜電図、眼位、眼 球運動、両眼視、眼圧検査、細隙 灯顕微鏡検査、眼底検査 〃 患 ぶどう膜炎、ぶどう膜腫瘍、眼内 炎 〃 患 眼瞼、涙器、涙液、眼窩 〃 査 膜 2 村 田 眼 傷 穿孔性眼外傷、鈍的外傷、薬物化 傷、黄斑円孔、鋸状縁断裂 〃 3 眼底疾患 1(網膜剥離,増 梅 田 殖硝子体網膜症、未熟児網 膜症) 網膜剥離、増殖硝子体網膜症、未 熟児網膜症 〃 4 有 田 小 Ⅱ 小児眼疾患(後眼部) 〃 障 原発性開放隅角緑内障、原発性閉 塞隅角緑内障、続発緑内障、先天 緑内障、ステロイド緑内障 〃 患 構造と生理、検査法、白内障、水 晶体偏位、手術療法 〃 患 感染症、角膜潰瘍、角膜混濁 〃 角膜移植、結膜炎、アレルギー、 ウイルス 〃 高血圧、糖尿病、腎疾患、ウイル ス性疾患、内分泌・血液疾患、膠 原病、他 〃 眼底疾患 2(網膜血管疾患、 眼底出血、糖尿病網膜症、静脈閉 糖尿病網膜症、変性疾患) 塞症、網膜色素変性症 〃 尾 崎 緑 2 小 沢 水 3 内 尾 角 〃 部 疾 内 尾 外 1 眼 弱 1 4 9 項 目 1 2 7 担当者 疾 外 児 眼 科 内 晶 体 膜 疾 疾 角 膜 移 植、 結 膜 疾 患 3 佐 伯 全 4 外 尾 1 尾 崎 神 視 身 疾 患 経 神 と 眼 経 疾 眼 科 瞳孔異常、眼筋麻痺、視野異常 〃 患 視神経炎、うっ血乳頭 〃 角 膜、 結 膜,、 外 眼 部、 水 晶 体、 ぶどう膜、検査法 〃 黄斑円孔、黄斑上膜、黄斑浮腫、 加齢黄斑変性症 〃 2 〃 3 内 尾 4 非常勤講師 黄 石 橋 3 問 題 演 習 2( 網 膜 硝 子 体、 眼底、神経眼科、緑内障、全身疾 佐 伯 神経眼科、全身疾患と眼、 患と眼、小児眼科 小児眼科) 問題演習 1(前眼部、眼炎 症、水晶体、検査法) 斑 疾 − 162 − 患 〃 M3 眼科学 No. 月 日 曜 限 22 23 1 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 16 木 4 非常勤講師 網膜特殊検査と最近の治療 加 藤 光干渉断層法、インドシアニング リーン、光線力学的治療 17 金 1 向 野 硝 24 31 金 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 眼 子 体 硝子体の構造、役割、硝子体疾 患、硝子体手術 〃 腫 瘍 眼瞼腫瘍、眼内腫瘍、眼窩腫瘍 〃 第3学年 − 163 − M3 歯科口腔外科学 歯 科 口 腔 外 科 学 Ⅰ.担当教員名 歯科口腔外科学 教 授 喜久田 利 弘(科目責任者) 講 師 瀬 戸 美 夏 〃 高 橋 宏 昌 助 教 喜 多 涼 介 非常勤講師 原 巖(原病院歯科口腔外科部長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 口腔の正常構造と機能を理解し、口腔疾患の病態生理を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.上下顎骨、舌、唾液腺と口腔粘膜の構造と機能を説明できる。 2.歯牙齲蝕と歯周病を概説できる。 3.咀嚼と嚥下の機能が説明できる。 4.口腔粘膜病変の診断と説明ができる。 5.口腔常在菌が説明できる。 6.口腔疾患と全身症状との関連性について説明できる。 7.口腔を中心とする頭頸部の診察ができる。 8.咬合の重要性と歯、口腔、顎、顔面外傷の症侯、診断と治療が説明できる。 9.開口障害の原因と病態を説明できる。 10.口腔ケアの重要性を概説できる。 11.歯科口腔外科疾患の病態や治療法の概要説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ・教科書、PC プロジェクターを用いる講義 ・講義最後に小テストを行い、学習確認を行う Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・事前学習は、Itʼs class にアップロードされているパワーポイント講義資料の閲覧予習を行う。 ・各講義終了時の小テストは必ず復習する。 ・事後学習は、講義内容の追記項目や疑問点の復習を自学する。講義内容については、下記の参 考書なども充分に活用する。不明な点は講義担当者に直接問い合わせをする。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) ・講義では、毎回、最後の 5 〜 10 分間でその日のテーマに関した小テストを実施し、採点を行う。 ・全講義終了後に客観試験もしくは論述式試験を行う。 ・小テストの結果と全講義修了後の試験の結果の両方で採点評価し、合格点に達しないものは再 試験を受験する。 Ⅶ.教科書 喜久田利弘、楠川仁悟 編集:よくわかる歯科医学・口腔ケア 医学情報社 2011 − 164 − M3 歯科口腔外科学 (本書に沿って講義を行うので持参が望ましい) Ⅷ.参考書・文献 田中健藏ら:口腔の病気と全身の健康 大道学館出版部 2011 高橋和人、他編集:歯科医学総論マニュアル 南山堂 1995 石川達也、他監修:口腔外科・病理診断アトラス 医歯薬出版株式会社 1992 泉 廣次 編集:口腔外科マニュアル 南山堂 1991 No. 月 日 曜 限 1 1 8 水 2 3 授業形態 歯科の歴史、口腔領域の基礎知 識、基本的診療( 6 − 17 頁) 教科書、パ ワーポイン ト、 小テスト 歯 牙 疾 患 と 治 療 歯牙歯周組織疾患、抜歯、歯牙喪 失と口腔機能回復、義歯・インプ ラント( 18 − 27 頁、) 〃 3 喜 多 歯性感染症と口腔粘膜疾患 歯性感染症、口腔粘膜疾患、口腔 粘膜疾患と関連する疾患( 30 − 37 頁) 〃 4 高 橋 顎 骨 疾 患 と 嚢 胞 性 疾 患 炎症性顎骨疾患、腫瘍類似疾患、 口腔領域の嚢胞、BP 薬と顎骨壊 死( 42 − 49 頁、86 − 87 頁) 〃 4 10 金 4 5 キーワード 3 15 水 1 担当者 項 目 喜 久 田 歯 科 口 腔 外 科 学 総 論 〃 〃 傷 顎・ 顔 面 外 傷( 軟 組 織 損 傷、 骨 折)、顎関節脱臼( 50 − 55 頁) 〃 瘍 歯 原 性 腫 瘍、 非 歯 原 性 良 性 腫 瘍、非歯原性悪性腫瘍、顎関節症 ( 56 − 63 頁) 〃 6 2 喜 多 腫 7 3 喜 久 田 顎 8 4 〃 1 瀬 戸 2 〃 9 16 木 10 11 17 金 12 29 水 症 不整咬合と歯科治療、口腔の先天 性 異 常、 顎 変 形 症( 28 − 29 頁、 38 − 41 頁) 〃 患 唾液腺の炎症、腫瘍、ドライマウ ス、口臭( 64 − 71 頁) 〃 歯科の麻酔、内科疾患と歯 科外科治療 局所麻酔、鎮静法、全身麻酔、循 環器疾患( 72 − 75 頁) 〃 唾 変 液 形 腺 疾 消化器疾患、呼吸器疾患、腎臓・ その他の内科疾患と歯科外 膠原病・血液疾患、神経内科疾患 科治療 ( 74 − 85 頁) 3 喜 久 田 加 齢 と 口 4 非常勤講師 口腔ケア(周術期口腔機能 原 管理) 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 165 − 腔 〃 加 齢 と 口 腔、 咀 嚼、 嚥 下 障 害、 摂食・嚥下リハビリテーション ( 88 − 93 頁) 〃 急性期と慢性期の口腔ケア、摂 食・嚥下のメカニズムとリハビリ テーション( 94 − 117 頁) 〃 第3学年 外 第4学年講義要目 M4 呼吸器病学 呼 吸 器 病 学 Ⅰ.担当教員名 呼吸器内科学 教 授 渡 辺 憲太朗(科目責任者) 〃 永 田 忍 彦(筑紫病院) 准 教 授 藤 田 昌 樹 講 師 原 田 泰 志 〃 白 石 素 公 非常勤講師 川 平 幸三郎(聖和記念病院) 教 授 岩 﨑 昭 憲(副責任者) 呼 吸 器・ 乳 腺 内 分泌・小児外科学 准 教 授 白 石 武 史 〃 山 下 眞 一 講 師 平 塚 昌 文 助 教 吉 田 康 浩 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 臨床医学における呼吸器病学の意義について理解し、呼吸器病学の基本的事項を系統的に学ぶ。 1)呼吸器疾患の発症要因と臨床像を総合的に習得する。 2)呼吸器疾患の内科的、外科的治療と管理の要点を理解する。 3)呼吸器疾患の疫学、予防について理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 2)呼吸器疾患の胸部 X 線写真や CT などの画像所見を説明できる。 3)臨床呼吸生理学の概要を理解し、個々の呼吸器疾患の呼吸機能障害について説明できる。 4)呼吸器疾患の内科的、外科的治療法、救急処置について理解し、適切な対策を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 呼吸器病学の各論をプリント、スライド等を用い内科と外科が協力して講義を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1)「呼吸器病学 2013 年」を事前に読み、次回の講義の予習をすること。 2)授業終了時に授業の内容に関する課題を提示するので、そのレポートを作成すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 全ての講義が終了した後に行う論述式と多肢選択方式を組み合わせた試験。 Ⅶ.教科書 ① 門脇 孝・永井良三 編:カラー版 内科学 西村書店 2012 ② 加藤治文・畠山勝義・北野正剛 編:標準外科学 第 12 版 医学書院 2010 ③ 高久史麿・尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 ④ 小川 聡 編:内科学書 第7版 中山書店 2009 ⑤ 杉本恒明・矢崎義雄 編:内科学 第9版 朝倉書店 2007 − 167 − 第4学年 1)呼吸器疾患の症候と病態生理を説明できる。 M4 呼吸器病学 ⑥ 金澤一郎・北原光夫・山口 徹・小俣政男 編:内科学 医学書院 2006 Ⅷ.参考書・文献 ① 正岡 昭 著:呼吸器外科学 改訂4版 南山堂 2009 ② 長瀬隆英・永田泰自:図解 呼吸器内科学テキスト 中外医学社 2006 ③ 和田洋巳・三嶋理晃 監修:呼吸器病学総合講座 メディカルレビュー社 2004 ④ 渡辺洋宇・藤村重文・加藤治文 編:臨床呼吸器外科 第2版 医学書院 2003 ⑤ W.B. Saunders:Fraser and Pare’s Diagnosis of Diseases of the Chest 4th ed. 1999 ⑥ W.B. Saunders:Surgery of the chest 6th ed. 1995 No. 月 日 曜 限 1 4 1 月 2 3 2 火 4 木 6 7 8 月 8 9 9 火 10 11 12 13 14 15 16 火 16 17 18 木 18 19 22 月 20 21 22 講 義 〃 1 気管支鏡、喀痰、胸水検査、血液 生化学免疫学的検査 〃 2 平 塚 検 査 2、 手 技 胸腔鏡、縦隔鏡、胸腔ドレナー ジ、レーザー焼灼術、ステント挿 入術 〃 3 非常勤講師 画像とその読影、核医学検査 川 平 胸部 X 線、CT( MRI )による読影、 核医学検査 〃 4 白 石 素 呼 器 1 藤 田 検 〃 の 解 査 吸 機 能 1 概説、換気機能(スパイロメト リーなど)、肺気量分画 〃 呼 吸 機 能 2 ガス交換、動脈血ガスと呼吸調節 〃 2 渡 辺 呼 吸 機 能 3 閉塞性換気障害と拘束性換気障 害、呼吸不全 〃 1 原 田 間 質 性 肺 疾 患 1 特発性間質性肺炎、膠原病に伴う 間質性肺炎 〃 間質性肺疾患2、職業性肺 疾患 放射線肺臓炎、薬剤性肺炎、じん 肺とその関連疾患 〃 1 3 〃 〃 藤 田 肺 〃 A 循 環 障 害 肺性心、肺血栓塞栓症、肺動静脈 瘻、他 〃 R D S 他 ARDS と ALI 、心原性肺水腫と非 心原性肺水腫 〃 1 白 石 武 呼 吸 器 外 科 の 術 前、 術 後 術前検査、術後管理 〃 2 藤 田 肺 癌 の 集 学 的 治 療 肺癌、化学療法、放射線治療 〃 1 永 田 ア レ ル ギ ー 性 肺 疾 患 好 酸 球 性 肺 炎、 過 敏 性 肺 臓 炎、 ABPA 、他 〃 2 渡 辺 閉 塞 性 肺 疾 患 1 慢性閉塞性肺疾患 〃 2 気管支喘息 〃 サルコイドーシス、肺好酸球性肉 芽腫症、他 〃 3 〃 閉 塞 性 肺 疾 患 4 〃 肉 芽 腫 性 肺 疾 患 1 2 23 火 概説、病歴、症候学 授業形態 肺の肉眼的・顕微鏡的解剖 吸 4 15 月 キーワード 渡 辺 呼 吸 器 病 学 概 論 呼 2 11 木 項 目 剖 2 4 5 1 担当者 1 2 腫 瘍 1 原発性肺癌 〃 腫 瘍 2 転移性肺癌、重複癌、肺良性腫瘍 〃 藤 田 呼 吸 器 感 染 症 1 急性上気道炎、急性気管支炎、細 菌性肺炎、非定型肺炎 〃 ウィルス肺炎、肺真菌症、寄生虫 疾患、他 〃 山 下 肺 〃 〃 肺 呼 吸 器 感 染 症 2 − 168 − M4 呼吸器病学 No. 月 日 曜 限 23 4 25 木 24 25 30 火 26 27 7 火 28 29 14 火 30 22 水 項 目 キーワード 授業形態 講 義 3 藤 田 呼 吸 器 感 染 症 3 肺結核症、非結核性抗酸菌症 4 岩 﨑 胸 胸壁腫瘍、primary survey 〃 1 原 田 気管支拡張症とその類縁疾患 気管支拡張症、びまん性汎細気管 支炎、中葉症候群、他 〃 無 気 肺、 肺 分 画 症、 他 無気肺、肺分画症、過誤腫性肺脈 管筋腫症、肺胞蛋白症、他 〃 1 白 石 素 睡 眠 調 整 障 害、 他 睡眠時無呼吸症候群、低換気、過 換気症候群 〃 2 吉 田 胸 気胸、血胸、膿胸、癌性胸膜炎、 他 〃 1 平 塚 頸 部、 縦 隔、 横 隔 膜 疾 患 頸部気管腫瘍、縦隔腫瘍、横隔膜 ヘルニア、他 〃 2 渡 辺 禁 禁煙の方法と喫煙関連肺疾患 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 2 5 担当者 〃 壁、 膜 胸 部 外 疾 傷 患 煙 第4学年 − 169 − M4 脳神経病学 脳 神 経 病 学 Ⅰ.担当教員名 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(科目責任者) 講 師 深 江 治 郎(実務担当者) 〃 緒 方 利 安 助 教 小 林 智 則 〃 合 馬 慎 二 〃 津 川 潤 〃 樋 口 正 晃 〃 福 原 康 介 脳神経外科学 教 授 井 上 亨(副責任者) 准 教 授 東 登志夫(実務責任者) 講 師 安 部 洋 〃 野 中 将 助 教 大 川 将 和 非常勤講師 継 仁(福岡赤十字病院脳神経外科部長) 〃 平 川 勝 之(福岡市民病院脳神経外科部長) 〃 大 城 真 也(福岡東医療センター脳神経外科部長) 救命救急センター 講 師 岩 朝 光 利 〃 重 森 裕 病 理 学 教 授 鍋 島 一 樹 放射線医学 准 教 授 高 野 浩 一 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医師として必要な神経学の基礎知識(正常構造と機能)を理解し、主要な神経系疾患の病因、病態、 生理、症候、鑑別疾患、診断を学び、適切な対応をとることができるための問題解決能力を身に付 ける。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) ⒧ 症候学と検査 到達目標 1)意識とその中枢、大脳高次機能:運動中枢、感覚中枢、言語中枢、視覚中枢、辺縁系など の局在を理解し、病態、症候を説明できる。 2)脳神経、脳幹の解剖、機能を理解し、病態、症候を説明できる。 3)脊髄の伝導路:錐体路、錐体外路、感覚路の解剖、機能を理解し、病態、症候、局所診断 を説明できる。 4)小脳の解剖、機能を理解し、病態、症状を説明できる。 5)意識障害、脳ヘルニアの病態を理解し、診断と治療を説明できる。 − 170 − M4 脳神経病学 6)電気生理学的検査:脳波、神経伝導速度、筋電図、SEP(体性感覚誘発電位)、ABR(聴性 脳幹誘発電位)の目的、適応とその主な所見を説明できる。 7)放射線学的検査:単純X線撮影、CT、MRI、脳血管撮影、脳血流検査、脳代謝検査、頸部 エコーの基本的な画像所見と見方について説明できる。 ⑵ 変性疾患 到達目標 1)変性疾患の肉眼的・顕微鏡的病理所見を説明できる。 2)Parkinson 病の病態、症状、診断と治療を説明できる。 3)Huntington 病の病態、症状、診断と治療を説明できる。 4)進行性核上性麻痺の病態、症状、診断と治療を説明できる。 5)脊髄小脳変性症:オリーブ橋小脳萎縮症(OPCA)、Friedreich 失調症、SCA の病態、症状、 診断と治療を説明できる。 6)運動ニューロンを侵す変性疾患:筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態、症状、診断と治療 を説明できる。 ⑶ 認知症疾患 到達目標 1)認知症の原因を鑑別できる。 2)Alzheimer 病の病理、臨床所見、診断と検査を説明できる。 3)血管性認知症の臨床所見、認知症患者の対策を説明できる。 4)Lewy 小体型認知症、前頭側頭型認知症の病理、臨床所見、診断と検査を説明できる。 ⑷ 末梢神経疾患 到達目標 2)Guillain − Barré 症候群の臨床所見、鑑別診断と検査計画を説明できる。 3)圧迫性ニューロパチーを診断できる。 4)末梢顔面神経麻痺、神経痛の鑑別診断、中毒性ニューロパチーの原因を列挙できる。 ⑸ 内科疾患に伴う神経障害 到達目標 1)糖尿病性神経症の臨床所見、鑑別診断を説明できる。 2)膠原病に合併する神経徴候を説明できる。 3)肝性昏睡、尿毒症性ニューロパチーを説明できる。 4)腫瘍関連症候群の病因、症状、検査、診断を説明できる。 ⑹ 機能的脳外科 到達目標 1)てんかんの分類、診断と治療を説明できる。 2)てんかんの外科的治療を説明できる。 3)不随意運動の分類を説明できる。 4)顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の症状、病態、治療を説明できる。 ⑺ 脱髄性、免疫性神経疾患 − 171 − 第4学年 1)ニューロパチーの病態を分類し、鑑別できる。 M4 脳神経病学 到達目標 1)脱髄疾患の肉眼的・顕微鏡的病理所見を説明できる。 2)多発性硬化症の症状、検査と治療を説明できる。 3)急性散在性脳脊髄炎の症状、検査と治療を説明できる。 ⑻ 感染性疾患 到達目標 1)感染性疾患の肉眼的・顕微鏡的病理所見を説明できる。 2)脳炎の原因、臨床所見、鑑別診断を説明できる。 3)髄膜炎の原因、臨床所見、鑑別診断を説明できる。 4)脳膿瘍の臨床所見、検査と治療を説明できる。 5)HTLV −1関連ミエロパチーの臨床所見、検査を説明できる。 6)AIDS 脳症の病態、臨床所見、診断を説明できる。 7)遅発性ウイルス感染症(Creutzfeld − Jakob 病(CJD)、亜急性硬化性全脳炎)の臨床所見、 診断、治療を説明できる。 8)神経梅毒の診断と治療を説明できる。 ⑼ 神経・筋接合部、筋疾患 到達目標 1)重症筋無力症の病態、臨床所見、検査と治療を説明できる。 2)多発筋炎の臨床所見と検査を説明できる。 3)進行性筋ジストロフィーの臨床所見と検査を説明できる。 4)周期性四肢麻痺の臨床所見、検査と治療を説明できる。 ⑽ 脳腫瘍 到達目標 1)脳腫瘍の分類、疫学、好発部位、病理を説明できる。 2)神経膠腫(グリオーマ)の分類、診断と治療を説明できる。 3)髄膜腫、聴神経腫瘍、松果体腫瘍の診断、検査と治療を説明できる。 4)傍トルコ鞍部腫瘍:下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、ラトケ嚢腫の症状、画像所見により鑑別でき、 治療について説明できる。 5)転移性脳腫瘍の疫学、治療を説明できる。 6)悪性リンパ腫の画像所見、治療を説明できる。 7)先天性脳腫瘍、母斑症に伴う腫瘍について臨床所見、画像所見を説明できる。 8)頭蓋骨腫瘍:ランゲルハンス組織球症、多発性骨髄腫、転移性骨腫瘍などについて、鑑別 でき、治療を説明できる。 ⑾ 脳血管障害 到達目標 1)脳血管の肉眼的・顕微鏡的病理所見を説明できる。 2)脳梗塞の分類、症状、検査、診断と治療を説明できる。 3)脳血管性認知症の症状、検査、診断と治療を説明できる。 4)高血圧性脳症の症状、検査と治療を説明できる。 − 172 − M4 脳神経病学 5)脳出血の原因、症状、検査、診断と治療を説明できる。 6)クモ膜下出血の原因、症状、検査、診断と治療を説明できる。 ⑿ 頭部外傷 到達目標 1)頭部外傷の分類を説明できる。 2)急性硬膜外・硬膜下血腫の症状、検査、診断と治療を説明できる。 3)慢性硬膜下血腫の症状、検査、診断と治療を説明できる。 4)重症頭部外傷の治療を説明できる。 5)頭部外傷後遺症の病態、診断と治療を説明できる。 ⒀ 脊髄疾患 到達目標 1)血管障害、感染性疾患の分類、症状、検査、診断と治療を説明できる。 2)腫瘍の分類、好発部位、症状、検査、診断と治療を説明できる。 3)変性疾患:頚椎症、黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症の好発部位、症状、検査、診断と治 療を説明できる。 4)頭蓋頚椎移行部奇形:環軸椎亜脱臼、頭蓋底陥入症の症状、検査、診断と治療を説明できる。 ⒁ 周産期、脳脊髄障害 到達目標 1)水頭症の種類、症状、診断と治療を説明できる。 2)二分脊椎症を概説できる。 3)頭蓋骨早期癒合症の分類、症状と治療を説明できる。 4)頭蓋頚椎移行部奇形(アーノルド・キアリ奇形、脊髄空洞症)を説明できる。 講義:講義前後にキーワードを参照し、教科書で予習、復習することを前提として講義を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 指定した教科書の講義の項目・キーワードを事前に読んで、専門用語の意味等を理解しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 全講義終了後に試験を行う。講義担当者が出題し、理解度を判定する。 Ⅶ.教科書 1.田崎義昭、斎藤佳雄:ベッドサイドの神経の診かた 南山堂 2010 2.山浦 晶:標準脳神経外科学 医学書院 2008 Ⅷ.参考書・文献 1.水野美邦:神経内科ハンドブック 第4版 鑑別診断と治療 医学書院 2010 2.医療情報科学研究所:病気がみえる vol.7 脳・神経 メディックメディア 2011 3.平山惠造 編:臨床神経内科学 南山堂 2006 4.太田富男、松谷雅生 編:脳神経外科学 金芳堂 2008 − 173 − 第4学年 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) M4 脳神経病学 No. 月 日 曜 限 1 4 1 月 2 4 3 3 水 4 5 金 6 8 月 8 9 10 水 10 11 12 金 12 13 15 月 14 17 水 16 17 19 金 18 19 22 月 20 21 24 水 22 23 26 金 24 5 1 水 26 2 木 キーワード 坪 井 序 〃 症 井 上 神 〃 経 脳 論 神経病学概説 授業形態 講 義 候 学 Ⅰ 意識、大脳高次機能、脳幹部機 能、小脳系 〃 外 序 論 脳神経外科概説 〃 科 脳卒中の外科 〃 血 科 管 外 学 Ⅱ 錐体路、感覚路、反射、脊髄 〃 症 候 学 Ⅲ 錐体外路系、パーキンソニズム、 不随意運動 〃 3 井 上 脳 腫 瘍 Ⅰ 脳腫瘍の外科 〃 4 津 川 脳 管 害 Ⅰ 脳梗塞、分類、原因、治療 〃 3 安 部 症 候 学 脳神経、脳幹の局在、顔面痙攣、 三叉神経痛、神経眼科症候、微小 外科解剖 〃 4 緒 方 脳 血 管 障 害 Ⅱ 脳梗塞、高血圧性脳出血、アミロ イドアンギオパチー、tPA 、保存 的治療、頸部エコー 〃 脳 血 管 障 害 Ⅳ 脳血管内治療(コイル塞栓術、ス テント) 〃 2 野 中 脳 血 管 障 害 Ⅲ SAH 、AVM 、 出 血、DAVF 、 閉 塞性脳血管障害、マイクロサー ジャリー、神経内視鏡手術 〃 3 非常勤講師 脳 継 1 坪 井 症 〃 東 血 障 Ⅳ 腫 瘍 Ⅱ 分類、発生、症候、診断、治療、 髄膜腫、聴神経腫瘍、母斑症 〃 腫 瘍 Ⅳ 頭蓋咽頭腫、下垂体腺腫、胚細胞 腫、先天性腫瘍 〃 3 樋 口 運 動 ニ ュ ー ロ ン 疾 患 筋萎縮性側索硬化症、脊髄性進行 性筋萎縮症 〃 4 野 中 脳 Ⅲ 神経膠腫(グリオーマ)、髄芽腫 〃 1 緒 方 頭 痛 病態、分類、診断、治療 〃 2 非常勤講師 脳 大 城 瘍 Ⅴ 転移性腫瘍、悪性リンパ腫、その 他の脳腫瘍 〃 3 鍋 島 神 病 理 脳組織の見方、感染症、変性、脱 髄疾患 〃 4 大 川 感 染 性 疾 患 Ⅲ 脳膿瘍、硬膜下膿瘍、硬膜外膿 瘍、脳結核腫、肥厚性硬膜炎 〃 3 小 林 感 染 性 疾 患 Ⅰ 中枢神経感染症総論、脳炎、髄膜 炎 〃 患 Ⅱ 神経梅毒、HAM 、AIDS 、遅発性 ウイルス感染症、プリオン病 〃 進 脳ヘルニアの病態、意識障害、脳 浮腫、脳循環、脳代謝 〃 脳神経外科疾患のプライマ リケア 基本的処置、初期治療、手術手 技、PNLS 〃 4 15 項 目 候 1 2 7 27 3 4 5 25 3 担当者 〃 脳 腫 瘍 腫 経 4 〃 感 染 性 疾 1 東 頭 蓋 内 圧 2 岩 朝 3 高 野 臨 床 検 査 Ⅰ 画像診断:頭蓋単純、CT 、MRI 、 脳血管撮影 〃 4 津 川 臨 床 検 査 Ⅱ 神経生理検査、脳波、筋電図、神 経伝導検査、誘発筋電図 〃 1 重 森 頭 部 外 傷 Ⅰ 分 類、 骨 折、 脳 挫 傷、 頭 蓋 内 血 腫、(急性・慢性) 〃 亢 − 174 − M4 脳神経病学 No. 月 日 曜 限 28 29 5 項 目 キーワード 授業形態 講 義 2 木 2 重 森 頭 Ⅱ 重症頭部外傷の治療、頭部外傷後 遺症(合併病態)、小児頭部外傷 8 水 3 安 部 水 頭 症 ・ 先 天 性 奇 形 水頭症、頭蓋骨早期癒合症、頭蓋 破裂、脊椎破裂、キアリ奇形、脊 髄空洞症 〃 4 合 馬 脊 髄 小 脳 性 変 性 孤発性・遺伝性脊髄小脳変性症、 痙性対麻痺 〃 患 アルツハイマー病、前頭側頭型認 知症、レビー小体型認知症、脳血 管性認知症、正常圧水頭症 〃 患 頭痛、てんかん、神経痛 〃 30 31 担当者 10 金 1 〃 認 部 知 外 症 性 2 深 江 機 33 3 福 原 神 経 ・ 筋 疾 患 Ⅰ 末梢神経障害 〃 34 4 樋 口 神 経 ・ 筋 疾 患 Ⅱ 神経・筋接合部、筋疾患 〃 パーキンソン病、進行性核上性麻 痺、多系統萎縮症 〃 患 多発性硬化症、ADEM 〃 13 月 1 〃 性 疾 32 35 能 傷 疾 錐 体 外 路 系 疾 患 36 2 福 原 脱 37 3 井 上 脊 髄 疾 患 Ⅰ 脊椎脊髄外科(頚椎、脊髄腫瘍) 〃 38 4 非常勤講師 脊 平 川 髄 疾 患 Ⅱ 腫 瘍、 変 性 疾 患、 血 管 障 害、 感 染、頭蓋頸椎移行部奇形(頭蓋陥 入症、環軸椎亜脱臼) 〃 3 深 江 脊 髄 疾 患 Ⅲ 解剖、症候学 〃 4 合 馬 内 科 疾 患 に 伴 う 神 経 障 害 代謝性脳症、腫瘍関連症候群 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 39 15 水 40 31 金 髄 疾 第4学年 − 175 − M4 精神医学 精 神 医 学 Ⅰ.担当教員名 精 神 医 学 教 授 西 村 良 二(科目責任者) 准 教 授 尾 籠 晃 司(副責任者) 講 師 松 下 満 彦 〃 内 田 直 樹 〃 吉 田 公 輔 〃 衞 藤 暢 明 助 教 田 中 謙太郎 〃 縄 田 秀 幸 〃 上 田 伸 英 〃 本 田 洋 子 臨床心理士 矢 野 里 佳 非常勤講師 山 脇 成 人(広島大学大学院精神神経医科学教授) 〃 堀 口 淳(島根大学医学部精神医学講座教授) 〃 木 村 豪 雄(聖和記念病院) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 精神病理現象の多次元的理解(原因)と問題解決の方法(治療)を発見するための学習をするこ とを目標とする。 1.症状記載にとどまらず、ライフ・サイクルあるいは生活様式との関連で、病因となる身体因、 心理面、社会因を理解する。 2.症状、疾病の多次元的理解が治療に直結することを会得させる。 3.診断と治療におけるチーム医療の必要性ならびに治療者患者関係が患者に与える影響につい て理解させる。 4.精神身体医学的視点を学習させる。 5.精神疾患にとどまらず、一般診療に必要な精神医学を会得させる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) No 1. ⑴ 正常と異常、精神の病の定義について説明する。 ⑵ 精神医学の歴史について説明する。 ⑶ 精神医学・精神医療の最近の発達について説明する。 ⑷ 伝統的慣用分類の特徴と問題点を説明する。 No 2. ⑴ 疾患の成因については、古典的モデルから Bio-Psycho-Social モデルに至るまで、いくつ かの考え方がある。それぞれの説明とそれにもとづく治療論までの説明する。 ⑵ 心因から身体因、外因、内因に至る成因論を説明する。 − 176 − M4 精神医学 No 3. ⑴ 意識・意識障害について説明する。 ⑵ 見当識・失見当識について説明する。 ⑶ 記憶・記憶障害について説明する。 ⑷ 知能・知能の異常について説明する。 No 4. ⑴ 知覚・知覚の異常について説明する。 ⑵ 思考・思考障害について説明する。 ⑶ 感情・感情の異常について説明する。 ⑷ 意思・欲動・行動・自我意識とそれらの異常について説明する。 No 5. ⑴ 面接の背景にある診断基準を説明する。 ⑵ 面接への導入において注意すべき点を説明する。 ⑶ 面接で聴取すべきことを説明する。 ⑷ 面接で観察すべきことを説明する。 ⑸ 面接を円滑に進める技法を説明する。 No 6. ⑴ 心理アセスメントの1つとしての心理検査を説明する。 ⑵ 被検者、検査者、心理検査の目的に応じて、検査が影響を受けることを説明する。 ⑶ 知能検査、人格検査、その他の心理検査について説明する。 ⑷ 自分での実施を通して、心理検査の内容の把握を行う。 No 7. ⑵ 脳波記録法の概略を説明する。 ⑶ 正常脳波(睡眠、年齢による変化)を説明する。主な脳波異常について説明する。 No 8. ⑴ 向精神薬療法の歴史について概略を説明する。 ⑵ 向精神薬の種類と作用特性について説明する。 ⑶ 向精神薬の作用の一般的特性について説明する。 ⑷ 向精神薬の副作用について説明する。 ⑸ 各種状態像に対する向精神薬療法の概略を説明する。 ⑹ 向精神薬療法の功績とそれへの反省について説明する。 ⑺ 精神外科、光療法などを説明する。 ⑻ 電気ショック療法については、創始、病理、治療の実際、適応、禁忌、偶発事故、副作用、 看護について説明する。 No 9. ⑴ 精神療法の定義、形態、介入技法について説明する。 ⑵ 治療関係を説明する。 ⑶ 各種の精神療法〔心理教育、支持的精神療法、来談者(クライエント)中心療法、精神力 − 177 − 第4学年 ⑴ 精神科臨床における身体的検査法とその意義を説明する。 M4 精神医学 動的精神療法、対人関係療法、認知療法、行動療法〕の内容について説明する。 No10. ⑴ 東洋医学の視点を学ぶ。 No11. ⑴ 精神分裂病(統合失調症)概念を説明する。 ⑵ 罹病危険率、ハイリスク、好発年齢、病前性格について説明する。 ⑶ 有力な病因仮説、病態を理解する。 ⑷ 症状の特徴を陽性症状と陰性症状に分け整理しておく。 No12. ⑴ 前駆症状、経過の概略において知識を得る。 ⑵ 周辺群、近縁疾患、特に非定型精神病の概念について説明する。 ⑶ 治療のすすめ方の基本と、薬物療法、精神療法、電気けいれん療法、社会復帰療法につい て説明する。 ⑷ 再発予防の方略を説明する。 No13.14. ⑴ 気分障害はどのような病気で、どのような症状を呈するかを説明する。 ⑵ 単極型、双極型それぞれの罹病危険率、有病率を説明する。 ⑶ 躁病、うつ病それぞれの精神症状、身体症状を説明する。 ⑷ 単極型、双極型それぞれの経過を分類し、その特徴を説明する。 ⑸ 診断の進め方および DSM- Ⅳ、ICD-10 の概略を説明する。 ⑹ 従来から使われてきた分類のうち特別な名前のついた亜型を説明する。 ⑺ 病因に関する代表的な仮説を説明する。 ⑻ 病前性格、遺伝、発症の誘因・状況因を説明する。 ⑼ 基本的な治療法を説明する。 ⑽ 再発予防の方略を説明する。 No15.16. ⑴ 認知症の概念について説明する。 ⑵ 脳血管性認知症と、アルツハイマー型認知症の鑑別をおこなう。 ⑶ 認知症における中核症状以外の症状を説明する。 ⑷ レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などを説明する。 ⑸ 認知症およびせん妄の鑑別診断について説明する。 No17. ⑴ 人格障害がどのような障害かを理解する。 ⑵ 人格障害の大分類と諸類型を知る。 ⑶ 人格障害を合併しやすい精神障害を知る。 ⑷ 人格障害が医療機関にどのような形で登場するのか知る。 ⑸ 境界性人格障害の病態と治療について知る。 ⑹ 性行動の異常がどのような障害かを理解する。 No18. − 178 − M4 精神医学 ⑴ 小児自閉症とはどのような障害か。原因、症状、鑑別診断などについて説明する。 ⑵ Asperger 症候群とはどのようなものかを説明する。 ⑶ 知的障害(精神遅滞)について説明する。また、その原因となりうる疾患について説明する。 ⑷ 多動性障害の特徴と経過、予後について説明する。 ⑸ チック障害とはどのようなものか説明する。 No19. ⑴ 現代青少年の心理社会的特徴について説明する。 ⑵ 不登校(登校拒否)、逸脱行動、強迫神経症、摂食障害、手首自傷症候群、思春期妄想症の 概念について説明する。 ⑶ 神経性食思不振症や神経性大(過)食症などの摂食障害の病態、診断、経過、治療につい て説明する。 No20. ⑴ 神経症の成因論(学習理論、精神分析的理論、体質など)について説明できる。 ⑵ 神経症の古典的分類と ICD-10、DSM-IV の概略を説明する。 ⑶ 神経症の診断のすすめ方について説明する。 ⑷ 神経症の類型について説明する。 ⑸ 神経症の基本的な治療(薬物療法、認知行動療法、行動療法、精神分析的精神療法)を説 明する。 No21. ⑴ 心身症の成因論(Selye の汎適応症候群、Cannon の危急反応、精神免疫学)について説明 する。 ⑵ 心身症の基本的な治療(各種の精神療法)について説明する。 されてきたのかを知り、その成因、症状、経過と予後、鑑別診断、治療の概略を説明する。 No22. ⑴ 器質性精神病(障害)と症状性精神病(障害)の概念について説明する。 ⑵ 主な器質性精神病(障害)を列記し、それぞれの病像を説明する。 ⑶ 意識障害の程度により精神障害が異なり、せん妄や通過症候群などの特殊な病態があるこ とを説明する。 No23. ⑴ 睡眠覚醒障害の原因や治療法について説明する。 No24. ⑴ ストレスによる視床下部・下垂体・副腎系の反応を理解する。 ⑵ 情動の脳内メカニズムを理解する。 ⑶ うつ病の病因を科学的に説明できる。 ⑷ うつ病の治療について説明できる。 No25. ⑴ わが国の自殺の現状、対策とそれに関わる法律を説明する。 ⑵ 自殺の危険因子を説明する。 − 179 − 第4学年 ⑶ 反応性精神病の亜型のそれぞれについて、伝統的にどのような病気として考えられ、記載 M4 精神医学 ⑶ 多くの自殺に精神疾患が関わっており、精神保健との関係を説明する。 ⑷ 自殺の危険の高い人への対応の方法を具体的に説明する。 ⑸ 自殺で遺された家族・医療者へのケア、支援について説明する。 No26. ⑴ 精神保健福祉法の概念、入院形態、人権擁護のためのしくみ、社会復帰促進のための制度 について説明する。 ⑵ 地域精神医療(地域における精神科サービス、精神科リハビリテーション、精神科救急) について説明する。 ⑶ 司法精神医学(精神障害者と刑法、医療観察法、成年後見制度)について説明する。 ⑷ 家族精神保健、学校精神保健、産業精神保健について説明する。 No27. ⑴ 精神作用物質とはなにか、その摂取による乱用、依存、後遺障害について説明する。 ⑵ アルコールを中心とする各薬剤によっておこる症状の特徴を説明する。 ⑶ 依存症に対する基本的な治療法について説明する。 No28. ⑴ コンサルテーション・リエゾン精神医学(CLP)が臨床精神医学の一分野であることを説 明する。 ⑵ CLP の定義、歴史、課題について理解し、コンサルテーションとリエゾンの違いを説明す る。 ⑶ CLP の臨床的実践の具体的内容について説明する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.印刷物、スライド、OHP を使って講義を行う。 2.映画、テレビ(VTR)を情報センターにて視聴し学習を促進する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 事前:キーワード、行動目標を確認して講義にのぞむ。 事後:指定教科書を読み、講義の内容を確認する。講義後小テストを実施する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.期末の論述試験により評価する。 2.指定した課題についてのレポートにより評価する。 Ⅶ.教科書 野村総一郎、樋口輝彦 編:標準精神医学 第5版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 大熊輝雄:現代臨床精神医学 改訂第 10 版 − 180 − M4 精神医学 No. 月 日 曜 限 1 4 2 火 2 3 4 木 4 5 9 火 6 7 11 木 8 9 16 火 10 11 18 木 23 火 14 25 木 16 30 火 18 19 5 2 木 講 義 西 村 精 神 医 学 と は 何 か 1 4 内 田 精 神 医 学 と は 何 か 2 成 因 論、 内 因、 外 因、 身 体 因、 心 因、 性 格、 家 族、 文 化、BioPsyco-Social モデル 〃 1 尾 籠 精 神 機 能 と そ の 異 常 1 意識障害、せん妄、見当識、記憶 障害、知能障害 〃 2 縄 田 精 神 機 能 と そ の 異 常 2 妄想、強迫、錯覚、幻覚、思考障 害、抑うつ、両価性、緊張病症候 群、自我意識 〃 3 内 田 精 神 医 学 的 診 断 1 操作的診断基準、傾聴、共感、精 神症状測定、評価尺度 〃 4 西 村 精 神 医 学 的 診 断 2 (矢 野) 心 理 検 査 心理アセスメント、ラポール、検 査バッテリー、知能検査、人格検 査(質問紙法、投影法、作業検査 法) 〃 身体面の検査、検査と意義、脳波 記録の意義と記録法、正常脳波 3 (成人、小児、覚醒、睡眠)と異 常脳波(非突発性、突発性) 〃 〃 1 上 田 精 神 医 学 的 診 断 2 松 下 精神科治療学1 薬物療法 抗精神病薬、抗うつ病薬、抗躁 薬、抗不安薬、抗けいれん薬、薬 の作用特性と副作用、電気ショッ ク療法、精神外科、光療法 3 西 村 精神科治療学2 精神療法 明 確 化、 直 面 化、 解 釈、 治 療 同 盟、心理教育、転移、防衛機制 〃 4 非常勤講師 漢 木 村 方 精 神 証、陰陽、虚実、気・血・水理論 〃 1 田 中 謙 統 合 失 調 症 1 〃 合 失 調 症 2 早 発 性 痴 呆、Bleuler の 4 徴 候、 ドーパミン仮説、成因の多次元 論、両価性、第1級症状、陽性症 状、陰性症状、ノーマライゼー ション 3 1 2 17 授業形態 3 4 15 キーワード ヒポクラテス、ピネル、クレペリ ン、ブロイラー、フロイド 2 13 項 目 3 〃 統 縄 田 気 〃 気 学 分 障 害 1 分 障 害 2 知 症 1 知 症 2 尾 籠 認 〃 医 認 吉 田 人 格 障 害 と 行 動 異 常 単極型、双極型、循環気質、執着 性格、メランコリー親和型、抑う つ気分、精神運動制止、思考制 止、仮面うつ病、急速交代型、季 節性感情障害、モノアミン欠乏仮 説、モノアミン受容体過感受性仮 説、抗うつ薬、気分安定薬、電気 けいれん療法、支持的精神療法、 認知療法 脳血管性認知症、Alzheimer 型認 知症、Lewy 小体型認知症、Pick 病 〃 〃 〃 〃 〃 分裂気質、多軸評定、反社会性人 格障害、境界性人格障害、薬物依 存、性同一性障害 〃 4 〃 児 童、 思 春 期 精 神 医 学 1 広汎性発達障害、Kanner 、学習 障害、チック障害、被虐待児症候 群 〃 3 〃 児 童、 思 春 期 精 神 医 学 2 自我同一性、第二次性徴、青年期 の発達課題、摂食障害 〃 − 181 − 第4学年 12 担当者 M4 精神医学 No. 月 日 曜 限 20 21 5 2 木 4 7 火 3 22 23 9 木 24 25 14 火 26 27 16 木 28 27 月 担当者 項 目 キーワード 西 村 神 経 症 と 心 身 症 1 〃 神 経 症 と 心 身 症 2 心因、葛藤、防衛、浮動性不安、 満足しきった無関心、エディプス 葛藤、ストレス、心身相関、危急 反応、汎適応症候群、アレキシサ イミア、タイプ A 、心因反応、急 性ストレス反応、外傷後ストレス 障害( PTSD ) 授業形態 講 義 〃 4 器質性精神障害および症状 尾 籠 性精神障害 認知症、器質性精神病、症状性精 神 病、 せ ん 妄、 外 因( 外 因 反 応 型)精神障害、通過症候群、てん かん 〃 3 非常勤講師 睡 堀 口 4 非常勤講師 気 山 脇 眠 覚 分 殺 醒 障 害 睡眠覚醒障害、生体リズム、向精 神薬 〃 障 害 3 ストレス、うつ病、脳科学、治療 〃 防 自殺に関する統計、自殺に関わる 法律、自殺率、自殺の危険因子、 自殺と精神疾患、自殺の危険の高 い人への対応、TALK の原則、自 殺行動に関連した心理状態、自死 遺族 〃 3 衛 藤 自 予 4 本 田 精 神 医 療 と 社 会 精神保健福祉法、精神科リハビリ テーション、精神科救急、成年後 見制度、メンタルヘルス対策 〃 3 松 下 ア ル コ ー ル、 薬 物 依 存 精 神 作 用 物 質、 乱 用、 依 存( 精 神、身体)、後遺障害、耐性、ア ルコール関連障害、抗不安薬、睡 眠薬乱用、依存、有機溶剤関連障 害、覚醒剤関連障害、集団精神療 法、共依存 〃 4 衛 藤 コンサルテーション、リエ ゾンサービス コンサルテーション精神医学、リ エゾン精神医学 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 182 − M4 法医学 法 医 学 Ⅰ.担当教員名 法 医 学 教 授 久 保 真 一(科目責任者) 講 師 原 健 二(副責任者) 助 教 柏 木 正 之 〃 松 末 綾 〃 ウォーターズ ブライアン 法 学 部 教 授 浅 野 直 人 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 法医学とは、医学的解明助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的で公正な医学的 判断を下すことによって、個人の基本的人権の擁護、社会の安全、福祉の維持に寄与することを目 的とする医学である。 この法医学の目的を達成するために、法医学の重要な3分野(法医病理学、法医中毒学、法医血 清遺伝学)の内容を理解する。様々な死因および死に至る過程を理解する。「死(体)」を診る(死 体検案)ために必要な知識と手技を修得する。医療と法の係わりを理解し、医師としての基本的姿 勢を習得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.死に対する基本的姿勢、考え方を身につける。 2.死体の正しい観察方法を理解し、説明できる。 4.死因・死亡の種類に対する考え方を説明できる。 5.死亡診断書・死体検案書を正しく記載できる。 6.血液、体液斑から血液型を判定できる。 7.「吸収試験」、「凝集阻止試験」、「解離試験」の原理を理解し、正しい検査ができる。 8.個人識別の方法を列挙し、説明できる。 9.白骨から個人識別ができる。 10.中毒の概念を理解し、薬理作用を説明できる。 11.中毒患者の検査と起因物質の検査法を説明できる。 12.医と法の係わりについて、説明できる。 13.医療過誤の原因と種類を理解し、その予防と対策を説明できる。 14.剖検・検案の見学、症例供覧を通じて、死者に対する畏敬の念と科学者としての信念を涵養 し、冷静に考察する習慣を身につける。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義:プリント、スライドをもとに学習する。各講義では実例を供覧する。 講義ごとに課題(小)レポートを作成・提出する。 実習:血液型、個人識別等を体験する。 − 183 − 第4学年 3.様々な死因およびその死に至る過程を列挙し、説明できる。 M4 法医学 演習:事例をもとに、死亡診断書・死体検案書を作成する。 その他:機会をみつけ司法解剖、死体検案を見学・体験する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 指定した教科書の次回授業範囲を予習し、講義内容の概略を理解しておくこと。 授業終了後に Itʼs Class で、授業スライドを閲覧し、復習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 客観試験および死亡診断書・死体検案書作成試験で評価する。 課題(小)レポートの提出回数も付加的に評価の対象とする。 Ⅶ.教科書 共同執筆(久保真一他):「学生のための法医学」 第 6 版 2007 南山堂 共同執筆(久保真一他):「NEW 法医学・医事法制」 初版 2008 南江堂 日本法医学会・教育研究委員会:死体検案マニュアル 2010 年版 日本法医学会 Ⅷ.参考書・文献 共同執筆(若杉長英 他):カラーアトラス 法医学 金原出版 今井 大 監訳:カラーアトラス マクロ病理学 西村書店 今井 大 編訳:カラーアトラス 基礎組織病理学 西村書店 血液型と輸血 日本血液学全書 丸善 No. 月 日 曜 限 1 久 保 法 キーワード 授業形態 講義・PC 概 論 歴 史、 異 状 死、 剖 検 制 度、 人 の 死、死因 学 Ⅰ 死亡診断書・死体検案書① 〃 現 象 Ⅰ 早期死体現象(死斑、死後硬直、 直腸内温度、乾燥) 〃 体 現 象 Ⅱ 晩期死体現象(死ろう化、腐敗、 ミイラ、白骨化) 〃 因 性 急 死 死因究明制度と内因性急死の取扱 い、死因(心・血管、呼吸器、消 化器、その他) 〃 1 2 10 水 1 〃 法 3 17 水 1 〃 死 体 4 24 水 1 〃 死 5 3 項 目 水 5 4 担当者 医 医 学 診 断 1 水 1 〃 内 8 水 1 〃 損 傷 Ⅰ 総論・鈍器損傷(表皮剥脱、皮下 出血、挫創、裂創) 〃 15 水 1 〃 損 傷 Ⅱ 鋭器損傷(切創、刺創、割創) 〃 水 1 〃 損 傷 Ⅲ 銃器損傷 〃 9 12 水 1 〃 損 傷 Ⅳ 特論:頭部外傷、交通外傷、虐待 〃 10 19 水 1 柏 木 窒 息 Ⅰ 総論 〃 11 26 水 1 〃 窒 息 Ⅱ 頚部圧迫(縊頚、絞頚、扼頚) 〃 水 1 〃 窒 息 Ⅲ 溺死、その他の窒息 〃 10 水 1 と 法 Ⅰ 医師法、医師の業務 〃 と 法 Ⅱ 生命倫理・医療倫理 〃 療 と 法 律 Ⅰ 医事法制 〃 療 と 法 律 Ⅱ 医療過誤 〃 嬰児殺人(特殊性、死亡時期、死 因)、乳幼児突然死症候群 〃 6 7 8 12 6 7 13 5 3 14 2 15 17 水 16 17 1 2 9 4 水 1 久 保 医 〃 医 浅 野 医 〃 医 久 保 周 産 期 障 − 184 − 害 M4 法医学 No. 月 日 曜 限 18 9 担当者 項 目 キーワード 授業形態 常 環 境 Ⅰ 高温・焼死 講義・PC 異 常 環 境 Ⅱ 凍死・感電 〃 原 法 中 毒 学 Ⅰ 総論・作用 〃 〃 法 中 毒 学 Ⅱ 分類・分析 〃 ウォーターズ 法 中 毒 学 Ⅲ 各論( CO・農薬・自然毒) 〃 11 水 1 柏 木 異 19 18 水 1 〃 20 25 水 1 21 10 2 水 1 22 9 水 1 23 16 水 1 原 法 中 毒 学 Ⅳ アルコール・覚醒剤 〃 24 23 水 1 〃 個 人 識 別 Ⅰ 総論、白骨(年齢・性別・身長)、 歯牙(デンタル・チャート) 〃 25 30 水 1 松 末 法 医 遺 伝 学 血液型・DNA 多型・遺伝子診断 〃 人 識 別 Ⅱ 物体検査(血痕検査、尿検査、毛 髪検査、精液検査) 〃 〃 26 11 6 水 1 原 個 27 2 柏 木 法 医 診 断 学 Ⅱ 死亡診断書・死体検案書② 28 3 久 保 法 医 診 断 学 Ⅲ 死体検案(基本的手技と診断意 義) 講 義・ PC・VTR 29 4 Ⅲ 実習説明 講義・PC 30 20 水 3 31 4 32 5 33 27 水 4 35 5 4 水 識 別 久保・原 白骨からの性別・身長・年齢の推 柏木・松末 実 習 Ⅰ( 個 人 識 別 ) 定 ウォーターズ 血 液 型 検 査( ABO 式・MN 式・ 〃 実 習 Ⅱ( 血 液 型 ① ) Rh 式) 〃 実 習 Ⅲ( 血 液 型 ② ) 唾液斑の血液型(吸収試験) 唾液型検査(凝集阻止試験) 38 5 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 血痕の血液型(解離試験) 実 習 〃 〃 第4学年 4 月 人 3 37 9 個 3 34 36 12 原 − 185 − M4 CBT 演習 C B T 演 習 Ⅰ.担当教員名 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁(科目責任者) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 臨床実習に臨むにあたりこれまでの基礎医学と臨床系臓器別講義で学んだ知識を統合し、主要な 臓器の正常構造と疾病の病態から鑑別診断・治療までの概要を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 共用試験 CBT 形式の模擬試験を受験し、モデル・コア・カリキュラムで求められている臨床実習 前に必要な知識が習得できているかどうかを確認する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) モデル・コア・カリキュラムの項目別に出題される模擬試験を受験する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) モデル・コア・カリキュラムの内容を確認して受験する。受験後は修得不十分な部分を復習する。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 出席(受験)状況で評価する。 Ⅶ.教科書 関連授業科目の教科書を参照 Ⅷ.参考書・文献 関連授業科目の教科書を参照 No. 月 日 曜 限 4 3 水 担当者 コアカリ 2 10 水 2 出 石 基本事項 B B⑹を除く C 2 17 水 3 4 24 水 5 1 水 2 2 2 授業形態 自 習 A 1 項 目 〃 〃 〃 C C C 医学・医療と社会 C B T 1 生命現象の科学 2 個体の構成と機能 ⑴細胞の構成と機能 ⑵組織・各臓器の構成、機能と位置関係 ⑶個体の調節機構とホメオスタシス 2 個体の構成と機能 ⑷個体の発生 ⑸生体物質の代謝 ⑹遺伝と遺伝子 〃 3 個体の反応 ⑴生体と微生物 ⑵免疫と生体防御 ⑶生体と放射線・電磁波・超音波 〃 − 186 − 〃 M4 CBT 演習 No. 月 日 曜 限 5 5 水 2 出 石 15 水 2 〃 水 2 〃 8 12 水 2 〃 9 19 水 2 〃 6 7 6 10 8 担当者 5 26 水 11 7 12 9 3 2 〃 水 2 〃 11 水 2 〃 13 18 水 2 〃 14 25 水 2 〃 2 水 2 〃 16 9 水 2 〃 17 16 水 2 〃 18 23 水 2 〃 19 30 水 2 〃 11 20 水 2 27 水 2 出 石 〃 20 21 12 1 項 目 C 3 個体の反応 ⑷生体と薬物 C 4 病因と病態 D 12 D 3 皮膚系 D 7 消化器系 D 13 E 1 感染症 E 4 物理・化学的因子による疾患 D 6 呼吸器系 D 11 D 2 神経系 D 15 精神系 E 6 内分泌・栄養・代謝系 眼・視覚系 乳房 C B T 〃 〃 〃 〃 〃 加齢と老化 2連問形式⑴ D 5 D 14 D 8 腎・尿路系 E 3 免疫・アレルギー疾患 D 9 生殖機能 D 10 妊娠と分娩 E 5 成長と発達 D 4 運動器系 D 1 血液・造血器・リンパ系 E 2 腫瘍 B 授業形態 循環器系 耳鼻・咽喉・口腔系 ⑹死と法 E 7 人の死 F 2 基本的診療知識 F 3 基本的診療技能 F 2 基本的診療知識 F 3 基本的診療技能 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 2 連問形式⑵ C B T 〃 4 水 2 9 木 1 自 習 2 〃 3 〃 4 〃 1 〃 2 〃 10 金 4 連問形式 − 187 − 第4学年 15 10 コアカリ M4 CBT 演習 No. 月 日 曜 限 1 10 金 14 火 15 水 16 木 担当者 コアカリ 項 目 授業形態 3 自 習 4 〃 1 〃 2 〃 3 〃 4 〃 1 〃 2 〃 3 〃 4 〃 1 〃 2 〃 3 〃 4 〃 − 188 − M4 循環器病学 循 環 器 病 学 Ⅰ.担当教員名 心臓・血管内科学 教 授 朔 啓二郎(科目責任者) 准 教 授 三 浦 伸一郎 〃 小 川 正 浩 講 師 西 川 宏 明 〃 岩 田 敦 〃 安 田 智 生 助 教 池 周 而 非常勤講師 岡 部 眞 典(済生会福岡総合病院循環器科主任部長) 〃 白 井 和 之(医療法人白十字会白十字病院副院長) 心臓血管外科学 教 授 田 代 忠(副責任者) 准 教 授 和 田 秀 一 講 師 西 見 優 助 教 松 村 仁 〃 峰 松 紀 年 非常勤講師 安 永 弘(雪の聖母会 聖マリア病院 心臓血管外科診療部長) 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁 小 児 科 学 講 師 吉 兼 由佳子 生 化 学 准 教 授 瀬 川 波 子 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 循環器疾患の総合的な臨床診断を下し、適切な治療方針を決定するために、その基本概念・病態 生理、臨床症状、一般検査および循環器検査(心電図、心臓超音波など)の方法や結果の評価を修 得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) Ⅰ.循環器疾患の疫学 1)主要循環器疾患の概念・病態生理・病型分類を説明し、症状・徴候・検査所見を総合的に 評価・統合し、鑑別診断までの過程を説明できる。 2)循環器疾患の頻度や予後を説明できる。 3)循環器疾患の一次予防、二次予防の重要性を説明できる。 Ⅱ.循環器疾患の病態生理 1)心不全の病態生理とその対策を説明できる。 2)不整脈の発生機序と分類を列挙できる。 3)心筋虚血の病態生理とその臨床像を説明できる。 Ⅲ.主要循環器疾患の治療 − 189 − 第4学年 救命救急センター 講 師 佐 光 英 人 M4 循環器病学 1)主要循環器疾患の原因的治療・合併症とその対策・予後・予防について説明できる。 2)循環器疾患は他の臓器疾患との関連が深いので、臓器相関を考慮しながら、診断・治療を 行うことの重要性を理解し、要点を列挙できる。 3)循環器疾患の薬物療法と薬物の作用機序を説明できる。 4)心臓手術の基本手技について説明できる。 5)心・脈管疾患の手術適応を理解し、手術法を説明できる。 6)術前・術後管理の基本について述べることができる。 7)心臓移植に関する医学的知識の概略を述べることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義内容をまとめたプリント、スライド・ビデオ提供。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味や基本事項を理解しておくこと。 ・講義内容をプリントなどを用いて復習し、習熟度を高めること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 期末の論述形式の試験 Ⅶ.教科書 1.吉利 和:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 2.高久史麿・尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第8版 医学書院 2002 3.杉本恒明・矢崎義雄 編:内科学 第9版 朝倉書店 2007 4.森川昭廣、内山 聖、原 寿郎 編:標準小児科学 第6版 医学書院 2006 Ⅷ.参考書・文献 1.新井達太 編:心臓外科 医学書院 2005 2.高橋長裕:図解先天性心疾患 血行動態の理解と外科治療 医学書院 1997 3.高本眞一、松尾 汎 編:血管疾患を診る 文光堂 1998 4.高尾篤良ほか 編:臨床発達心臓病学 中外医学社 2001 5.Dale Dubin:図解心電図テキスト 第6版 文光堂 2007 6.杉浦哲郎・土居忠文:手にとるようにわかる心電図入門 ベクトル・コア 2005 No. 月 日 曜 限 1 4 5 金 2 4 12 金 3 4 19 金 5 6 7 3 26 金 担当者 項 目 キーワード 瀬 川 循環器疾患の疫学、危険因子 朔 循 環 器 診 断 学 総 論 授業形態 講 義 症候学、身体所見、総合診断 3 〃 自 習 心臓カテーテル検査シュミ レーション 4 岩 田 3 非常勤講師 心 岡 部 4 吉 兼 児、 胎 児 循 環、 新 生 児 筋 疾 患 −1 講 義 肥大型心筋症、拡張型心筋症 〃 胎生期循環、小児心電図の特徴 〃 3 〃 先 天 性 心 疾 患−1 非チアノーゼ性先天性心疾患 〃 4 〃 先 天 性 心 疾 患−2 チアノーゼ性先天性心疾患 〃 − 190 − M4 循環器病学 No. 月 日 曜 限 8 5 9 木 9 16 木 11 6 6 木 7 金 15 16 13 木 17 18 14 金 19 〃 X 線診断、CT 、MR 、シンチ 〃 心 臓 超 音 波 検 査 心エコー、ドップラー法 〃 西 川 心 内 膜、 心 膜 疾 患 心膜炎、感染性心内膜炎 〃 心筋炎、心臓腫瘍 〃 弁膜症の手術適応と術式 〃 症 MS, MR, TS, TR, AS. AR 〃 全 左心不全、右心不全 〃 心不全の治療 〃 CABG 〃 20 木 21 22 21 金 23 24 27 木 25 佐 光 放 〃 28 金 7 4 木 29 5 金 31 33 26 金 線 診 断 他 心 筋 疾 患 − 2 非常勤講師 後 白 井 見 後 天 性 弁 膜 症 の 外 科 3 朔 4 〃 天 性 心 弁 膜 不 〃 田 代 虚 血 性 心 疾 患 の 外 科 − 1 〃 虚血性心疾患の外科−2 〃 〃 3 松 村 末 患 バージャー病、下肢静脈瘤、深部 静脈血栓症、閉塞性動脈硬化症 〃 4 安 田 心 電 図 − 1 心筋の興奮とイオンチャネル、興 奮伝播、心電図の成り立ち 〃 梢 血 管 疾 3 〃 心 電 図 − 2 電気生理学的検査、正常心電図 〃 4 〃 心 電 図 − 3 心電図異常 〃 3 小 川 臨 床 不 整 脈 − 1 〃 非常勤講師 先 安 永 4 峰 松 体 天 性 外 脈 疾 循 の 外 先天性心疾患の手術適応 〃 環 人工心肺、PCPS 、IABP 〃 科 解離性大動脈瘤、胸腹部大動脈 瘤、マルファン症候群、高安病 〃 心内圧、心血管造影 〃 内 分 泌 疾 患、 膠 原 病、 貧 血、 妊 娠、高齢者 〃 ジギタリス、硝酸薬、強心薬、血 管拡張薬 〃 診断、治療 〃 4 岩 田 3 出 石 各 種 疾 患 の 循 環 器 異 常 心臓血管カテーテル法 心 血 管 造 影 循 環 器 領 域 の 治 療 薬 西 川 心 筋 虚 血、 狭 心 症 4 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 心 筋 梗 − 191 − 〃 患 和 田 大 3 動 心 3 〃 〃 臨 床 不 整 脈 − 2 3 4 11 木 射 塞 〃 〃 第4学年 27 池 4 4 26 血 圧 異 常 − 2 西 4 20 32 高血圧の治療、低血圧 〃 3 3 授業形態 講 義 4 14 30 3 キーワード 高血圧の成因と診断 2 13 28 1 項 目 三 浦 血 圧 異 常 − 1 2 10 12 1 担当者 M4 泌尿器科学 泌 尿 器 科 学 Ⅰ.担当教員名 泌尿器科学 教 授 田 中 正 利(科目責任者) 准 教 授 松 岡 弘 文(副責任者) 〃 石 井 龍(筑紫病院) 講 師 中 村 信 之 〃 入 江 慎一郎 助 教 宮 島 茂 郎 〃 古 屋 隆三郎 〃 平 浩 志(筑紫病院) 総合医学研究センター 教 授 岩 崎 宏 病 理 学 准 教 授 久 野 敏 講 師 溝 口 幹 朗 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 腎・尿路系および男性生殖器系疾患を正しく診断し適切に治療するために、腎・尿路系および男 性生殖器系の正常な解剖と機能、病態生理、診断法と治療に関する知識を修得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.腎血管性疾患の原因を述べ、診断法とその病態生理学的根拠、治療法を説明できる。 2.腎・泌尿器・男性性器の循環障害疾患を列挙し、病態生理、診断、治療について説明できる。 3.膀胱尿管逆流・逆流性腎症の原因、病態生理、診断、治療について説明できる。 4.腎・泌尿器・男性性器の感染性疾患を列挙し、原因、病理、診断、治療について述べること ができる。 5.尿路閉塞の原因疾患を列挙し、閉塞による腎障害の病態生理を説明できる。 6.閉塞性尿路疾患を部位別に列挙し、それぞれの症状、診断、治療について述べることができる。 7.腎・泌尿器・男性性器の腫瘍を列挙し、それぞれの原因、頻度、好発年齢、病理、病期分類、 腫瘍型、転移経路、腫瘍マーカー、症状、診断、進展度判定法、治療方針、具体的な治療方法 について述べることができる。 8.腎・泌尿器・男性性器の主たる先天異常を列挙し、それぞれの発生機序、症状、合併症、診 断法、治療法について述べることができる。 9.腎・泌尿器・男性性器の臓器損傷を列挙し、症状、診断、治療、特に初期治療および後遺症 について述べることができる。 10.正常の排尿機構を述べ、排尿機能検査法とその意義について説明できる。 11.神経因性膀胱を分類し、その原因、病態、症状、合併症、診断と治療について述べることが できる。 12.腎・尿路結石症の原因、症状、診断、合併症、治療法および再発予防について説明できる。 13.性の分化と性成熟およびその異常について原因、病態、症状、診断、治療について述べるこ − 192 − M4 泌尿器科学 とができる。 14.男性性腺の発生と生理、性機能不全について定義、病態、診断および治療を述べることがで きる。 15.泌尿器科に関連する内分泌疾患の手術適応の決定、術前・術後の管理について述べることが できる。 16.泌尿器科領域悪性腫瘍の化学・内分泌療法について薬剤の選択と使用法、治療効果、合併症 とその対策について述べることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.M 4の日常学習は講義用プリント・参考書(下記)による予習・復習を原則とする。 2.休暇中(夏・春)の研修は歓迎する。カンファレンス、抄読会、泌尿器科的検査、手術ある いは実験等に参加することができる。 3.学習方法について具体的な要望があれば内容により個別的に相談に応じる。 4.遅刻・欠席をした講義内容については各自責任を持って修得することとする。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・講義範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 ・講義の最初に前回講義内容に係わる小テストを実施することがあるので、復習しておくこと。 ・講義プリントを中心に、参考図書も利用して、泌尿器科学の要点を復習すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.理解度をより詳細に評価するために主として記述試験を行う。 2.講義時間帯に医学用語を中心に小テストを行うことがある。 3.講義への出席回数については学則に従うが、出席点を考慮することもある。 4.試験は講義範囲とし、事前の問い合わせには応じない。 教科書は特に指定しない。下記の参考書あるいは市販のものから選択してよいが、ポケットサイ ズ、まとめ等は不適。 Ⅷ.参考書・文献 赤座英之、並木幹夫 編:標準泌尿器科学 第8版 医学書院 2010 吉田 修 編:ベッドサイド泌尿器科学 南江堂 2000 吉田 修 監修:新図説泌尿器科学講座 メヂカルビュー社 1999 日本臨床腫瘍学会 編:新臨床腫瘍学 改訂第2版 南江堂 2009 Tanagho, E. A. et al: Smith’s General Urology(第 17 版)Appleton & Lange 2008 Walsh, P. C. et al : Campbell-Walsh Urology(第 10 版)W. B. Saunders 2012 Pollack, H. M. et al : Clinical Urography(第2版)W. B. Saunders 2000 Belman, A. B. et al : Clinical Pediatric urology(第4版)Martin Dunitz 2002 − 193 − 第4学年 Ⅶ.教科書 M4 泌尿器科学 No. 月 日 曜 限 1 6 3 月 2 3 6 木 4 5 10 月 6 7 13 木 8 9 17 月 10 11 20 木 12 24 月 14 15 27 木 16 17 7 1 月 18 4 木 20 21 8 月 22 11 木 8 28 水 キーワード 授業形態 田 中 尿 路 性 器 感 染 症 ⑴ 単純性と複雑性尿路感染症、前立 腺炎 講 義 スライド併用 2 古 屋 尿 路 性 器 感 染 症 ⑵ 性感染症( STI )と特異的感染症 〃 1 入 江 腎 ・ 性 器 循 環 障 害 血尿、精索静脈瘤 〃 2 石 井 組織分類、マーカー、化学療法、 後腹膜リンパ節郭清 〃 1 中 村 腎 不 全 と 腎 移 植 自家腎・同種腎移植、ドナー、レ シピエント、組織適合性、拒絶反 応、免疫抑制剤、臓器移植法 〃 2 松 岡 膀 胱 尿 管 逆 流 症 膀胱尿管逆流、逆流性腎症、小児 の尿路性器腫瘍 〃 1 田 中 腎 癌 腎細胞癌、画像診断、腹腔鏡手術 〃 2 入 江 尿路上皮癌(腎盂・尿管・ 膀胱) 尿細胞診、手術、尿路変向術、化 学療法 〃 1 中 村 腎 ・ 尿 路 ・ 性 器 損 傷 腎損傷、尿管損傷、膀胱損傷、膀 胱腟瘻、尿道損傷、男子性器損 傷、持続勃起症 〃 2 松 岡 腎 ・ 尿 路 先 天 異 常 ⑴ 腎・尿管の発生、腎形成異常、馬 蹄鉄腎、海綿腎、腎嚢胞性疾患、 重複尿管、尿管瘤、尿管異所開口 〃 1 入 江 腎 患 腎梗塞、腎動脈瘤、腎動静脈瘻、 ナットクラッカー現象 〃 塞 閉塞性疾患と腎障害 〃 平 精巣腫瘍・陰茎癌・後腹膜 腫瘍 細 血 尿 胞 管 性 路 疾 閉 1 松 岡 腎 ・ 尿 路 先 天 異 常 ⑵ 下部尿路の発生、膀胱外反症、膀 胱憩室、尿膜管開存、尿道下裂、 停留精巣、陰嚢水瘤、精索捻転症 〃 2 石 井 尿 路 結 石・ 副 甲 状 腺 外 科 成因、結石組成、高カルシウム尿 症、感染結石、上皮小体機能亢進 症、代謝結石、治療と予防 〃 1 田 中 前 立 腺 肥 大 症 前立腺肥大症、前立腺触診、経直 腸超音波検査、手術方法と術中・ 術後合併症 〃 2 宮 島 神 経 因 性 膀 胱 排尿機構と神経学、排尿機能検査 と排尿管理学 〃 1 松 岡 性 2 19 項 目 1 2 13 担当者 平 男 分 化 異 常 性分化と内・外性器の異常、性別 不明瞭児と性の決定 〃 性 性 機 能 男性性腺の生理、男性性機能不全 〃 1 久 野 病 理 腎 ・ 泌 尿 器 ⑴ 急性及び慢性腎不全、腎盂腎炎、 間質性腎炎、膀胱炎、尿路の感染 症の特徴 〃 2 溝 口 病 理 腎 ・ 泌 尿 器 ⑵ 腎腫瘍、腎盂腫瘍、膀胱腫瘍 〃 1 田 中 前 癌 前立腺癌、前立腺生検、PSA 、ホ ルモン療法 〃 2 岩 崎 病 理 男 性 生 殖 器 男性器の発育異常、不妊症、炎 症、精巣腫瘍、前立腺癌と肥大症 〃 1 (予 備) 2 〃 1 試 験 2 〃 立 腺 − 194 − M4 泌尿器科学 No. 月 日 曜 限 8 28 水 担当者 3 試 験 4 〃 項 目 キーワード 授業形態 第4学年 − 195 − M4 耳鼻咽喉科学 耳 鼻 咽 喉 科 学 Ⅰ.担当教員名 耳鼻咽喉科学 教 授 中 川 尚 志(科目責任者) 准 教 授 坂 田 俊 文(筑紫病院) 講 師 末 田 尚 之(副責任者) 〃 宮 城 司 道 〃 山 野 貴 史(筑紫病院) 助 教 福 崎 勉 〃 樋 口 仁 美 〃 上 野 哲 子 〃 市 川 大 輔 非常勤講師 白 石 君 男(九州大学大学院教授) 〃 深 浦 順 一(国際医療福祉大学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医師としての耳鼻咽喉科領域の基礎知識を身につけるために、感覚器医学、頭頸部外科学、嚥下 · 音声 · 言語学、中耳 · 鼻腔を含む上気道疾患を理解するとともに、コミュニケーション障害や音声、 嚥下障害などの障害者医療としての社会的側面を認識する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.耳、鼻、副鼻腔、咽頭、喉頭、気管、食道、頸部の正常解剖を記述できる。 2.難聴、めまい、顔面神経麻痺、音声障害、嚥下障害、上気道閉塞を始めとする外中耳、内耳、 鼻副鼻腔、咽頭、喉頭、気管、食道、頸部の疾患を説明することができる。 3.各症候の主要疾患について詳細に特徴を列挙することができる。 4.聴覚、平衡、顔面神経、嗅覚、味覚、音声、嚥下の検査を説明できる。 5.頭頸部領域の各種画像で病変を同定できる。 6.頭頸部領域の手術の目的および方法を説明できる。 7.聴覚、平衡、音声、嚥下障害の医学、社会的問題点を述べることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義への出席と聴講。 2.プリント、スライド、ビデオ、PC プロジェクターなどを用いる。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。(事前) ・教科書および講義内容を復習しておくこと。(事後) Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.各講義日に小テストを行い、前回の講義の理解を確認する。 2.論述試験、客観試験により評価する。 3.講義への出席状況、学習態度も評価の対象とする。 − 196 − M4 耳鼻咽喉科学 Ⅶ.教科書 州崎春海 他:SUCCESS 耳鼻咽喉科 金原出版 2007 Ⅷ.参考書・文献 Taylor & Francis Group:Color Atlas Otorhinolaryngology 1995 野村恭也 他:新耳鼻咽喉科学 南山堂 2004 森満 保:イラスト耳鼻咽喉科 文光堂 2004 久保 武 他:Minor Textbook 耳鼻咽喉科学 改訂版 金芳堂 2004 No. 月 日 曜 限 1 6 3 月 2 3 4 火 4 10 月 6 7 11 火 8 9 17 月 10 12 24 月 14 15 25 火 16 17 7 1 月 山 野 音 音声、 嚥下の解剖、 生理と検査 ( 140 − 141、157 − 165 ) 〃 1 末 田 頭 頸 部 腫 瘍 総 論 化学療法、再建外科 〃 咽頭、喉頭腫瘍、口腔悪性腫瘍 ( 152 − 154、173 − 176 ) 〃 礎 聴器の形態と生理 ( 3 − 15、21 − 22) 〃 査 聴力検査 ( 22 − 29 ) 〃 3 2 火 8 月 〃 声、 嚥 下 基 礎 頭 頸 部 腫 瘍 各 論 1 中 川 聴 覚 耳 科 〃 聴 1 〃 耳 科 学 各 論 1 外耳、中耳疾患1 ( 42 − 57 ) 〃 2 〃 耳 科 学 各 論 2 外耳、中耳疾患2 ( 42 − 57 ) 〃 樋 口 耳 科 学 各 論 3 聴力検査、感音難聴 ( 22 − 29.40 − 41、58 − 65、73 − 76 ) 〃 耳 科 学 各 論 4 小児難聴と言語の発達、人工内耳 ( 22 − 29.40 − 41、58 − 65、73 − 76) 〃 坂 田 鼻 副 鼻 腔 基 礎 鼻 副 鼻 腔 の 解 剖、 生 理 ( 87 − 126) 〃 副 鼻 腔 各 論 鼻副鼻腔疾患と腫瘍、鼻アレル ギー ( 87 − 126 ) 〃 各 論 音 声、 嚥 下 障 害 ( 140 − 141、 157 − 165) 〃 3 1 〃 〃 鼻 力 基 3 山 野 音 4 非常勤講師 音 声、 嚥 下 の 理 学 療 法 深 浦 音声、嚥下障害に対する理学療法 〃 1 上 野 平 平衡器官の解剖・生理、平衡検査 と聴覚検査 ( 16 − 19、22 − 41 ) 〃 平衡障害、顔面神経の解剖と検 査、 麻 痺、 リ ハ ビ リ ( 66 − 72、 10、77 − 83 ) 〃 甲状腺腫瘍、頸部腫瘍、その他悪 性腫瘍 ( 189 − 205 ) 〃 口腔唾液腺腫瘍、悪性リンパ腫 ( 154 − 156、205 ) 〃 3 〃 声、 検 講 義 4 4 20 21 4 2 18 19 耳鼻咽喉科概説、脳神経 2 13 授業形態 衡 嚥 基 下 礎、 検 査 平 衡 各 論、 顔 面 神 経 宮 城 頭 頸 部 腫 瘍 各 論 2 〃 頭 頸 部 腫 瘍 各 論 3 1 非常勤講師 聴 白 石 覚 各 論 難聴者の聴覚管理 〃 2 市 川 救 急 疾 患 鼻出血、呼吸困難、異物、急性炎 症 ( 106 − 108、182 − 188 ) 〃 3 福 崎 頭 1 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 解 剖、 生 理 (133 − 144) 〃 頸 部 疾 患 − 197 − 第4学年 18 火 (教科書対応ページ) 末 田 耳 鼻 咽 喉 科 頭 頸 部 外 科 4 11 キーワード 項 目 3 2 5 担当者 M4 耳鼻咽喉科学 No. 月 日 曜 限 22 7 23 項 目 8 月 4 福 崎 頭 9 火 1 中 川 耳鼻咽喉科の最近のトピック 24 8 担当者 26 月 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 頸 部 疾 患 2 〃 − 198 − キーワード (教科書対応ページ) 口腔咽頭唾液腺疾患、味覚障害 ( 127 − 128、145 − 151 ) 授業形態 講 義 耳科手術、遺伝性難聴1 〃 耳科手術、遺伝性難聴2 〃 M4 救命救急医学 救 命 救 急 医 学 Ⅰ.担当教員名 救命救急医学 教 授 石 倉 宏 恭(科目責任者) 救命救急センター 講 師 佐 光 英 人 〃 村 井 映 〃 梅 村 武 寛 〃 重 森 裕 助 教 田 中 潤 一 〃 水 沼 真理子 〃 仲 村 佳 彦 非常勤講師 友 尻 茂 樹(福岡赤十字病院救急部・集中治療部部長) 〃 岸 川 政 信(福岡市民病院 ICU・救急部救急部科長) 〃 小 林 良 三(独立行政法人国立病院機構九州医療センター・救急部部長) 助 教 大 矢 浩 史 地域・救急医 療管理学講座 救 急 部 准 教 授 村 田 厚 夫(筑紫病院) 循環器内科 准 教 授 松 尾 邦 浩( 〃 ) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.わが国と諸外国の救急医療システムについて理解する。 3.重症救急患者の初期管理、集中治療管理について理解する。 4.集団災害医療における医師の役割について理解する。 5.各種救命救急疾患の管理について理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 以下の各項目について適切に説明できる。 1.1)救急医学の概念 2)我が国の救急医療システム 3)諸外国の救急医療システム 4)福岡大学病院の救命救急センター 5)市中病院における救急医療の現状 2.1)侵襲の種類と生体の反応 2)侵襲による内分泌、サイトカイン、体液、代謝の変化 3)侵襲による重要臓器機能の変化 4)鎮静薬、鎮痛薬による侵襲反応の管理 3.1)重症患者のモニター 2)気道と呼吸の確立 − 199 − 第4学年 2.重症救急疾患における侵襲と生体反応の生理と管理について理解する。 M4 救命救急医学 3)循環の確立 4)救急医薬品の使用 5)血液浄化、体外循環、人工臓器、低体温療法など 4.1)SIRS、敗血症、敗血症性ショック 2)多臓器不全のスコアリング 3)多臓器不全の機序 4)多臓器不全の集中治療 5)多臓器不全の予後 5.1)外傷、多発外傷のスコアリング 2)多発外傷の全身管理 3)広範熱傷の評価 4)広範熱傷の蘇生と集中治療 5)栄養管理 6.1)災害disasterの定義、歴史 2)災害医療の要素 3)トリアージ 4)災害時の医療と平常時の医療 5)災害後の諸問題 7.1)急性中毒の疫学 2)急性中毒の症状と診断 3)急性中毒の一般的管理の原則 4)農薬(有機リン剤、パラコート)中毒 5)睡眠薬、精神安定薬中毒 6)サリチル酸、アセトアミノフェン中毒 7)一酸化炭素、シアン、メトヘモグロビン中毒 8.1)急性呼吸不全の病態と救急治療 2)急性心不全の病態と救急治療 3)高度代謝異常の病態と救急治療 4)高度電解質異常の病態と救急治療 9.1)各臓器の外傷救命救急管理 2)多発外傷の診断と救急治療 3)脊椎損傷の診断と救急治療 4)骨盤骨折の診断と救急治療 5)コンパートメント症候群の診断と救急治療 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ・教科書に基づく議論を行う。 ・スライド、ビデオを使用する。 ・講義テーマ毎にシラバスを配付する。 ・学生との質疑応答を取り入れた講義を中心とする。 − 200 − M4 救命救急医学 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・指定した教科書を事前に読んでおくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) ・多肢選択および記述式試験による。 Ⅶ.教科書 日本救急医学会 監修:標準救急医学 第4版 医学書院 2009 No. 月 日 曜 限 1 6 4 火 2 3 11 火 4 5 18 火 7 25 火 8 9 7 2 火 10 11 12 9 火 項 目 キーワード 授業形態 講 義 3 石 倉 救急医学と救急医療システム 初期救急医療施設、第二次救急医 療施設、第三次救急医療施設、救 命救急センター、救急救命士、特 定行為、ラリンゲルマスク、高規 格救急車、一次搬送、二次搬送、ヘ リ搬送、メディカルコントロール 4 重 森 中 枢 神 経 救 急 疾 患 意識障害・JCS・GCS 、脳卒中・ 脳血管障害、中枢神経系感染症、 けいれん、頭部外傷 〃 3 大 矢 救 急 患 者 の 基 本 手 技 気管挿管・補助呼吸・人工呼吸・ 輸液・輸血・救急医薬品・除細動 〃 4 非常勤講師 市中病院の救急医療・胸部 岸 川 外傷 一次・二次救急医療の現状、フレ イルチェスト、外傷性血気胸、肺 挫傷、緊張性気胸、開放性気胸、 心タンポナーデ 〃 石 倉 救 命 救 急 疾 患 の 呼 吸 管 理 低酸素血症、高炭酸ガス血症、急 性呼吸不全、ALI 、ARDS 、肺炎、 重症喘息、肺水腫、肺塞栓症、気 胸、無気肺 〃 4 田 中 外 傷 患 者 の 初 期 治 療 JATEC 、Preventable Trauma Death(防ぎえた外傷死)、高エ ネルギー外傷、チーム医療、受傷 機転と損傷部位、多発外傷 〃 3 非常勤講師 集 小 林 療 自然災害、人為災害、NBC 災害、 除染、災害拠点病院、トリアー ジ、DMAT 〃 法 Asystole( 心 静 止 )、PEA( 無 脈 性 電 気 活 動 )、VF( 心 室 細 動 )、 VT( 心 室 粗 動 )、BLS 、ACLS 、 除細動、5H 5T 、心肺蘇生薬剤 〃 3 団 災 松 尾 心 3 村 田 消 化 器 系 救 急 疾 患 急性腹症、消化管出血、腹部外傷 〃 4 仲 村 集 中 治 療 医 学 の 原 則 多 臓 器 不 全、 酸 素 運 搬 能、 APACHE 、 肺 保 護 療 法、 下 位 変 曲点、ウィーニング 〃 心血管系救急疾患、救命救 急疾患の循環管理 急性冠症候群、心不全、致死性不 整脈、急性動脈塞栓症、胸腹部大 動脈救急疾患、高血圧緊急症、ス ワンガンツカテーテル、PCWP 、 CO 、IABP 、 高 度 電 解 質 異 常、 PCPS 〃 胃洗浄、活性炭、血液浄化、拮抗 薬、アルカリ化 , 農薬・医薬品中 毒・家庭用品中毒 〃 佐 光 4 非常勤講師 急 友 尻 性 蘇 医 4 3 肺 害 生 中 − 201 − 毒 第4学年 6 担当者 M4 救命救急医学 No. 月 日 曜 限 13 7 16 火 1 担当者 項 目 キーワード 授業形態 梅 村 熱 傷、 化 学 損 傷、 電 撃 傷 熱傷の深度と範囲・初期輸液公 式・全身管理・栄養管理・局所管 理、化学損傷、電撃傷 講 義 熱中症、偶発性低体温、凍傷、急 性放射線障害、減圧症、窒息、溺 水、高山病、酸欠症、被虐待児症 候群とドメスティックバイオレン ス 〃 14 2 水 沼 環境異常、溺水、窒息、そ の他 15 3 石 倉 敗血症性ショック、侵襲、 イン、ストレス反応、体液変化、 生体反応、鎮静疼痛管理 異化、先制鎮痛 〃 循環血液量減少性ショック、心原 性ショック、感染性性ショック、 神経原性ショック、アナフィラキ シーショック 〃 16 8 30 金 SIRS 、SEPSIS 、DIC 、 サ イ ト カ 4 村 井 シ ョ ッ ク の 全 身 管 理 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 − 202 − M4 麻酔科学 麻 酔 科 学 Ⅰ.担当教員名 麻 酔 科 学 教 授 比 嘉 和 夫(科目責任者) 准 教 授 仁田原 慶 一(副責任者) 講 師 生 野 愼二郎(筑紫病院) 〃 平 田 和 彦 〃 重 松 研 二(手術部) 助 教 岩 下 耕 平 〃 香 取 清 〃 廣 田 一 紀 〃 若 崎 るみ枝(手術部) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.術前・術中・術後管理を理解する。 2.種々の状態に適した周術期の管理を理解する。 3.種々の疼痛疾患の診断と治療を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.麻酔管理上必要な術前異常状態を説明できる。 2.吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、筋弛緩薬を説明できる。 3.局所麻酔法に必要な方法、麻酔薬、合併症を説明できる。 5.輸液、輸血、観血的・非観血的患者監視法を説明できる。 6.ICU での治療の特性を説明できる。 7.高齢者の麻酔の特性を説明できる。 8.肺外科の麻酔の特性を説明できる。 9.産科・小児麻酔の特性を説明できる。 10.脳外科の麻酔の特性を説明できる。 11.腎不全の麻酔の特性を説明できる。 12.手術後の疼痛治療を説明できる。 13.痛みの治療を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.教科書に基づく講義 2.シミュレータ(“SIM COEUR” CD − Rom for Windows) 医学書院 1998 年 3.シミュレータ(“SIM Anesthesia” CD − Rom for Windows) 医学書院 2000 年 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 指定した教科書を事前に読んでおくこと。 講義の際に配布するプリントを中心に復習しておくこと。 − 203 − 第4学年 4.救急蘇生法を説明できる。 M4 麻酔科学 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 客観試験 Ⅶ.教科書 土肥修司・澄川耕二 編集:TEXT 麻酔・蘇生学 改訂3版 南山堂 2008 弓 削孟文 監修:古家 仁、稲田英一、後藤隆久 編集:標準麻酔科学 第6版 医学書院 2011 Ⅷ.参考書・文献 Millerʼs Anesthesia 7th ed. Edited by Miller RD Churchill Livingstone Philadelphia 2010 No. 月 日 曜 限 1 6 5 水 2 3 12 水 4 19 水 6 7 26 水 8 9 キーワード 授業形態 7 3 水 項 目 説 薬 吸 入 麻 酔 薬、 溶 解 係 数、MAC 、 笑気、ハロセン、エンフルレン、 イソフルレン、セボフルレン プリント 薬 チオペンタール、ケタミン、ドロ ペリドール、フェンタニール、ジ アゼパム、ミダゾラム プリント スライド 薬 サクシニルコリン、ツボクラリ ン、パンクロニウム、ベクロニウ ム、ネオスチグミン、エドロフォ ニウム 〃 法 価 脊椎麻酔、硬膜外麻酔、リドカイ ン、メピバカイン、ジブカイン、 ブピバカイン、リスク、薬物相互 作用、副腎皮質ホルモン、MAO 阻害剤、前投薬 プリント 3 岩 下 蘇 生 重 松 輸 液 ・ 輸 血、 シ ョ ッ ク 上気道、人工呼吸、心マッサー ジ、除細動、アドレナリン、リド カイン、硫酸アトロピン 細胞外液、糖質液、電解質液、代 用血漿、成分輸血、大量輸血、出 血性、心原性、細菌性、DIC 、ア ナフィラキシーショック、MOF 、 SIRS プリント スライド 4 平 田 循 環 器 疾 患 と 麻 酔 循環の術前評価と麻酔法,高血 圧、虚血性心疾患の評価、モニ ター(非観血、観血) 〃 香 取 合 併 疾 患 と 麻 酔 高血圧、糖尿病、褐色細胞腫、甲 状腺疾患、パーキンソン病、悪性 高熱症、先天性心疾患、後天性弁 膜疾患、冠状動脈再建術 〃 肺 外 科 の 麻 酔 産 科 ・ 小 児 麻 酔 肺外科、片肺換気、ダブルルーメ ンチューブ、ユニベントチューブ 仰臥位低血圧症候群、メンデルソ ン症候群、アプガースコア、帝王 切開、ジャクソン・リース麻酔 器、体温管理 〃 I.C.P. 、C.P.P. 、C.B.F. 、空気塞栓、 血管作動薬、脳死 〃 麻 吸 3 比 嘉 4 生 野 静 3 4 5 担当者 3 酔 科 学 概 入 麻 酔 脈 仁 田 原 筋 比 嘉 局 術 4 仁 田 原 3 平 田 脳 麻 弛 酔 緩 所 麻 酔 前 評 外 科 の 麻 − 204 − 酔 M4 麻酔科学 No. 月 日 曜 限 10 11 7 3 担当者 項 目 の 麻 酔 プリント スライド 痛 Patient-controlled analgesia 、 硬膜外オピオイド 〃 悪性腫瘍の痛み、WHO 三段階癌 疼痛治療、帯状疱疹痛、三叉神経 痛、腹腔神経叢ブロック 〃 4 仁 田 原 高 10 水 3 若 崎 術 4 比 嘉 ペ イ ン ク リ ニ ッ ク 廣 田 緩 和 ケ ア 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 18 木 者 授業形態 水 12 齢 キーワード 老化、体水分量、脳血流量、糸球 体濾過率、心係数、機能的残気 量、肝血流量 後 第4学年 − 205 − M4 検査診断学 検 査 診 断 学 Ⅰ.担当教員名 臨床検査医学 教 授 松 永 彰(科目責任者) 講 師 大久保 久美子 〃 松 本 直 通 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 講 師 田 中 俊 裕 腫瘍・血液・ 感染症内科 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 診療に臨床検査を有効に活用するために、検査の方法、適応と解釈を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1)臨床検査の基準範囲、病態識別値の意味が説明できる。 2)検査の特性(感度、特異度、偽陽性、偽陰性、検査前確率、予測値、尤度比)を説明できる。 3)尿検査の方法、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。 4)糞便検査の方法、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。 5)末梢血液検査の方法、目的と適応を説明し、結果を解釈できる。 6)血液凝固検査の方法、目的と適応を説明し、結果を解釈できる。 7)血液生化学検査項目を列挙し、主たる項目につき、検査方法を説明できる。 8)血液生化学検査診断の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。 9)免疫血清学的検査の主たる項目につき、検査方法を説明できる。 10)免疫血清学的検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。 11)ホルモンの構造・機能、分泌動態、疾患との関連を説明できる。 12)腫瘍マーカー検査の目的、適応、感度、特異度を説明できる。 13)一般細菌の塗沫・培養法、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。 14)ウイルス検査、抗体検査を説明できる。 15)遺伝子検査の概要を説明し、主たる項目の目的、適応を述べ、結果を解釈できる。 16)心電図検査および心臓超音波検査の基本的事項を説明できる。 17)検査の誤差、生理的変動を説明できる。 18)正しい検体採取の方法と、不適切な採取を行ったときの検査値の異常を判断できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1)教科書やプリントによる講義 2)検査値の判読演習 3)Reversed clinico-pathological conference Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1)指定した教科書の該当項目を事前に読んでおくこと。 2)次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 − 206 − M4 検査診断学 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 適宜ミニテストにより形成的評価を行う。 全講義終了後に試験を行い、全体を併せて評価する。 Ⅶ.教科書 河合 忠、屋形 稔、伊藤喜久、山田俊幸 編集:異常値の出るメカニズム 第6版 医学書院 高木 康、山田俊幸 編集:標準臨床検査医学 第4版 医学書院 内科学の教科書(いずれでもよい) No. 月 日 曜 限 1 6 7 金 2 2 3 14 金 4 21 金 6 1 2 7 28 金 8 1 2 7 5 金 10 11 1 2 5 9 1 1 2 12 金 1 担当者 項 目 大 久 保 酵 〃 検 査 ⑴ 酵 素 検 査 ⑵ 血 液 化 学 検 査 ⑴ 松 永 検 〃 素 査 の 基 本 血 液 化 学 検 査 ⑵ 大 久 保 ホ ル モ ン 検 査 ⑴ 〃 ホ ル モ ン 検 査 ⑵ 鍋 島 微 〃 微 LD 、CK 、アミラーゼ、糖代謝 〃 検査の特性、尿検査 〃 血清蛋白、窒素化合物 〃 ペプチドホルモン 〃 甲状腺ホルモン、ステロイドホル モン 〃 検 査 ⑴ 検体採取、細菌培養、抗菌剤感受 性 〃 生 物 検 査 ⑵ 結核検査、ウイルス検査、抗体検 査 〃 血清電解質と血液ガス検査 〃 免疫血清検査、脂質 〃 検 査 ⑴ 赤血球系 〃 液 検 査 ⑵ 白血球系、血小板系、凝固・線溶 系 〃 13 3 大 久 保 遺 伝 子 検 査( 遺 伝 医 療 ) 遺伝子検査(遺伝医療) 14 4 松 永 検 査 値 の 変 動 検 査 診 断 Reversed clinico-pathological conference 〃 3 松 本 循 環 器 検 査 ⑴ 心電図、心臓超音波検査 〃 心電図判読演習、心臓超音波検査 の実際 〃 16 23 火 4 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 循 環 器 検 査 ⑵ − 207 − 〃 第4学年 液 2 17 水 血 講 義 12 15 〃 トランスアミナーゼ、ALP と骨代 謝マーカー 物 血 液 化 学 検 査 ⑷ 田 中 血 授業形態 生 松 永 血 液 化 学 検 査 ⑶ 〃 キーワード M4 産科婦人科学 産 科 婦 人 科 学 Ⅰ.担当教員名 産科婦人科学 教 授 宮 本 新 吾 (科目責任者) 准 教 授 吉 里 俊 幸 (副責任者)(総合周産期母子医療センター) 講 師 城 田 京 子 助 教 小 濱 大 嗣 (総合周産期母子医療センター) 〃 宮 原 大 輔 〃 近 藤 晴 彦 〃 伊 東 裕 子 〃 前 原 都 〃 讃 井 絢 子 〃 荒 木 陵 多 〃 勝 田 隆 博 〃 河 邉 麗 美 〃 倉 員 正 光 総合医学研究センター 教 授 岩 崎 宏 講 師 吉 永 康 照 呼吸器・乳腺内 分泌・小児外科 非常勤講師 加 藤 聖 子(九州大学医学部生殖病態生理学教授) 〃 井 上 善 仁(浜の町病院産婦人科部長) 〃 楢 原 久 司(大分大学医学部産婦人科学教授) 〃 鮫 島 浩(宮崎大学医学部産婦人科学教授) 〃 吉 村 泰 典(慶應義塾大学医学部産婦人科学教授) 〃 詠 田 由 美(IVF 詠田クリニック 院長) 〃 左 合 治 彦(国立成育医療研究センター周産期センター部長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 産婦人科の対象臓器は子宮や卵巣などの生殖臓器であり、産科婦人科学は、大きく生殖内分泌学、 周産期医学、婦人科腫瘍学の3領域に分けられる。生殖系の構造と機能を理解し、妊娠、分娩中の 母児と産褥期の母体の管理をするための基礎的知識とともに、女性生殖器に問題を有する患者の診 断と治療に関する知識をそれらの領域に亘って学習する。また、女性のライフサイクルにおける生 活の質の向上(QOL)の方策や保健行政についても理解を深める。これらを完全に消化することに よって、M5における BSL での 臨床実習の学習効果を高めることができる。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.構造と機能 到達目標: 1)生殖腺の発生と性分化の過程を説明できる。 − 208 − M4 産科婦人科学 2)女性生殖器の発育と過程を説明できる。 3)女性生殖器の位置と形態を図示できる。 4)卵巣の組織構造と排卵のメカニズムを説明できる。 5)性周期発現の機序と子宮内膜の性周期変化を説明できる。 2.妊娠・分娩・産褥 ①正常妊娠・分娩・産褥 到達目標: 1)妊娠、分娩と産褥での母体の解剖学的および生理学的変化を説明できる。 2)胎児・胎盤系の発達過程での機能・形態的変化を説明できる。 3)正常妊娠の経過を説明できる。 4)正常分娩の経過を説明できる。 5)子宮復古の過程を説明できる。 6)乳房・乳腺の妊娠中と授乳期での変化を説明できる。 ②異常妊娠・分娩・産褥 到達目標: 1)代表的な異常妊娠(流産、子宮外妊娠、胞状奇胎、妊娠中毒症)の病態を説明できる。 2)代表的な異常分娩(早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離)の病態を説明できる。 3)代表的な異常産褥(子宮復古不全、乳腺炎)の病態を説明できる。 ③産科的検査法 到達目標: 1)妊娠の診断法を説明できる。 2)胎児の発達と異常をモニターする超音波検査法の所見を説明できる。 4)分娩監視装置による検査法の意義と異常所見を説明できる。 5)羊水検査法の意義と異常所見を説明できる。 ④産科手術 到達目標: 1)帝王切開術の適応と要約を説明できる。 2)子宮内容除去術の方法と合併症を説明できる。 3)人工妊娠中絶の適応を説明できる。 4)鉗子・吸引分娩術の適応と要約を説明できる。 5)骨盤位牽出術の方法と合併症を説明できる。 6)産科麻酔の特徴を概説できる。 3.女性性器疾患 ①診断と検査の基本 到達目標: 1)腹部、外陰部の視診、触診所見を説明できる。 2)基礎体温の所見を説明できる。 3)血中ホルモン(FSH、LH、プロラクチン、hCG、エストロゲン、プロゲステロン)測定 − 209 − 第4学年 3)胎児・胎盤検査法の意義と異常所見を説明できる。 M4 産科婦人科学 値を評価できる。 4)月経異常を病態から分類し、その原因を説明できる。 5)月経異常を呈する患者に必要な問診と診察と検査の要点を列挙し、診断のプロセスを説 明できる。 6)骨盤内臓器と腫瘍の画像診断(超音波断層法、X線 CT、MRI、子宮卵管造影)所見を概 説できる。 7)膣分泌物の所見を説明できる。 8)子宮頸部、内膜の細胞診、組織診の所見を概説できる。 9)腫瘍マーカーの測定値の意味を説明できる。 10)更年期指数とその意義を説明できる。 11)思春期発現の機序と性徴を説明できる。 12)乳房の診察の要点を説明し、診察の手順を提示できる。 13)腋窩リンパ節の触診の手順を提示できる。 ②疾患 到達目標: 1)卵巣と内外性器の先天異常を説明できる。 2)卵巣機能障害の原因、症候、身体所見と検査所見を説明できる。 3)不妊症の系統診断と治療を説明できる。 4)子宮腫瘍の症候、検査と治療を概説できる。 5)卵巣腫瘍の分類と症候、検査と治療を概説できる。 6)子宮内膜症の症状、検査と治療を説明できる。 7)外陰、膣、骨盤内感染症の症候、検査と治療を説明できる。 8)不正性器出血の鑑別診断、検査と治療を説明できる。 9)子宮頸癌と子宮体癌の症候、臨床進行期分類と治療を説明できる。 10)卵巣悪性腫瘍の症候、臨床進行期分類と治療を説明できる。 11)絨毛性疾患(胞状奇胎、絨毛癌)の診断、治療と管理を説明できる。 12)性行為感染症を列挙し、診断、治療と予防法を説明できる。 13)乳房と乳腺疾患について説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.生殖内分泌学、周産期医学、婦人科腫瘍学および乳腺疾患について、病理学や外科学を含め たそれぞれの専門医が各専門領域の講義を担当する。 2.講義にはシラバス、スライド、教科書などを内容に則して効果的に使用し、実際の臨床現場 での体験を含めて要点を教授する。 3.各疾患の病態を生理機序と対比させて理解を深めさせる。 4.より専門的で印象に残る充実した講義にするために、専門家による特別講義を設ける。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・ 指定した教科書の産科・婦人科領域について事前に読んでおくこと ・ 帰宅後復習すること ・ 重要な用語を英語で覚えること − 210 − M4 産科婦人科学 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 各講義担当者による選別された筆記試験により、学習者の到達度を評価する。 Ⅶ.教科書 1)武谷雄二・中野仁雄・矢嶋 聰 編集:New 産婦人科学 改訂第2版 南江堂 2004 年 2)桑原慶紀・丸尾 猛 編集:標準産科婦人科学 第4版 医学書院 2011 年 Ⅷ.参考書・文献 1)石塚文平ら編:NEW CONSENSUS 新撰産婦人科診療 永井書店 2006 年 2)Cunningham ら編:Williams Obstetrics 23nd Edition Appleton & Lange 2010 年 No. 月 日 曜 限 1 9 2 月 2 3 5 木 4 5 6 金 7 9 月 8 9 12 木 10 11 13 金 12 13 19 木 14 15 20 金 項 目 キーワード 授業形態 1 宮 本 産 婦 人 科 学 系 概 説 婦 人 科 治 療 学 総 論 骨盤臓器の解剖、手術療法、化学 療法、放射線療法 講 義 2 岩 崎 女性生殖器の病理1(外陰、 癌、異形成、子宮筋腫、子宮内膜 腟、子宮頸部、子宮体部) 症、子宮内膜過形成、子宮内膜癌 1 宮 原 外 陰 と 腟 の 腫 瘍 子宮良性疾患の診断と治療 2 3 外陰・腟の感染症と腫瘍、子宮頸 〃 外陰腫瘍、腟腫瘍、子宮内膜症、 子宮筋腫、ホルモン療法、手術療 法 〃 近 藤 子宮頸部腫瘍の診断と治療 子宮腟部びらん、子宮頸部異形 成、 子 宮 頸 癌、 進 行 期、 手 術 療 法、放射線療法、化学療法 〃 勝 田 感 染 症 の 診 断 と 治 療 性行為感染症、淋病、梅毒、クラ ミジア、外陰ヘルペス、尖圭コン ジローマ、HIV 感染症、後天性免 疫 不 全 症 候 群( AIDS )、 化 学 療 法 〃 絨毛性腫瘍(胞状奇胎、絨毛癌)、 卵巣腫瘍(漿液性腫瘍、粘液性腫 瘍、奇形腫、未分化胚細胞腫瘍、 卵黄嚢腫瘍、卵巣間質腫瘍、顆粒 膜細胞腫、莢膜細胞腫) 〃 女性生殖器の病理2(絨毛 性疾患、卵巣腫瘍) 4 岩 崎 1 非常勤講師 子宮体部腫瘍の診断と治療 加 藤 子宮内膜増殖症、子宮内膜癌、進 行期、手術療法、化学療法 〃 2 宮 本 卵 巣 腫 瘍 の 診 断 と 治 療 腫瘍マーカー、画像診断(超音波 検査、CT 、MRI )、進行期、手術 療法、化学療法 〃 1 近 藤 絨 毛 性 疾 患 の 診 断 と 治 療 胞状奇胎の管理、侵入奇胎、存続 〃 2 吉 永 乳 1 乳腺の解剖、乳腺疾患の診断 〃 3 岩 崎 乳 理 乳腺の発育異常、炎症、乳腺症、 繊維線種、乳癌 〃 4 伊 東 婦 人 科 内 分 泌 学 総 論 1 基礎体温と性周期、視床下部およ び生殖臓器の周期性変化 〃 婦人科内分泌学総論2 女 性 の 性 機 能 女性の加齢変化、卵巣とその機 能、避妊法 〃 乳腺の良性・悪性疾患 〃 性分化と生殖器奇形・生殖系の生 理、PCO 〃 1 〃 房 腺 の 病 2 吉 永 乳 房 3 非常勤講師 発 生 ・ 生 殖 生 理 井 上 − 211 − 2 第4学年 6 担当者 M4 産科婦人科学 No. 月 日 曜 限 16 9 17 経 異 常 1 子宮内膜症、月経困難症 26 木 1 河 邉 月 経 異 常 2 原発性・続発性無月経、月経周期 の異常 〃 2 城 田 月 経 異 常 3 視床下部・下垂体性無月経、ホル モン検査、高プロラクチン血症 〃 3 小 濱 産 科 学( 周 産 期 学 ) 総 論 周産期医療、新生児医療、周産 期 母 子 医 療 セ ン タ ー、MFICU 、 NICU 、母体搬送 〃 4 非常勤講師 胎児・胎盤系とその機能検 鮫 島 査法 胎児心拍数モニタリング、超音波 断層法、胎児バイオフィジカルプ ロファイル スコア 〃 1 妊娠・分娩・産褥の生理と 小 濱 その管理⑴ 妊娠の成立と維持、妊娠の診断と 管理、胎児の発育、胎児付属物の 役割、妊娠性母体変化、妊娠経過 図 〃 妊娠・分娩・産褥の生理と その管理⑵ 分娩の3要素、児頭の回旋、分娩 進行の診断、分娩および産褥経 過、分娩経過図、子宮復古、乳汁 分泌機序、初乳、成乳、悪露、新 生児の評価 〃 〃 〃 27 金 30 月 2 3 木 24 25 4 金 26 27 7 月 28 29 10 木 30 31 11 金 32 33 34 授業形態 非常勤講師 月 楢 原 22 23 10 キーワード 4 20 21 項 目 20 金 18 19 担当者 17 木 〃 1 荒 木 妊 常 妊娠悪阻、流産、子宮外妊娠、前 置胎盤、常位胎盤早期剥離、癒着 胎盤、羊水過多症、羊水過少症、 臍帯の付着部異常 2 吉 里 子 宮 収 縮 と 早 産 管 理 子宮収縮のメカニズム、陣痛発来 機序、陣痛モニター、切迫早産、 前期破水 3 非常勤講師 不 詠 田 4 娠 の 異 講 義 不妊症、排卵誘発、生殖補助医療 〃 非常勤講師 生 殖 医 療 と 生 命 倫 理 吉 村 生殖補助医療の進歩、生命の誕 生、バイオエシックス 〃 1 前 原 偶 発 合 併 症 妊 娠 ⑴ 糖尿病合併妊娠、妊娠糖尿病、甲 状腺機能異常合併妊娠 〃 2 妊娠高血圧症候群と胎児・ 小 濱 胎盤機能不全 妊娠高血圧症候群の定義、分類、 病因、管理、胎盤機能不全、子宮 内発育遅延、胎児機能不全と新生 児仮死、脳神経後遺症 〃 1 倉 員 偶 発 合 併 症 妊 娠 ⑵ 子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮頸癌、 心疾患、血液疾患、精神疾患 〃 2 吉 里 母子感染、血液型不適合妊娠 TORCH 症候群、B 型肝炎、成人 T 細胞白血病、AIDS 、血液型不 適合妊娠、新生児重症黄疸 〃 3 讃 井 陣 痛 ・ 産 道 の 異 常 微弱陣痛、過強陣痛、児頭骨盤不 均衡( CPD ) 〃 4 吉 里 難 産 と 分 娩 異 常 難産の診断と管理、胎位・胎勢の 異常、進入の異常、回旋の異常 〃 多胎妊娠、分娩、双胎間輸血症候 群 〃 子宮破裂、子宮内反、頸管裂傷、 弛緩出血、癒着胎盤、産科ショッ クと DIC 〃 1 2 〃 多 妊 胎 症 ( ART ) 妊 娠 小 濱 分娩時の母体損傷と異常出血 − 212 − M4 産科婦人科学 No. 月 日 曜 限 担当者 35 10 18 金 3 吉 里 染 36 4 非常勤講師 胎 左 合 1 37 24 木 38 11 13 水 項 目 色 異 授業形態 講 義 常 染色体異常 常 胎 児 診 断、 胎 児 治 療、 周 産 期 医 療、臨床遺伝、産婦人科 〃 讃 井 産 褥 ・ 新 生 児 の 異 常 子宮復古不全、産褥熱、乳汁分泌 不全、産褥期精神機能不全、ハイ リスク新生児、先天異常 〃 2 吉 里 産 科 治 療 学 と 母 子 保 健 産科における薬物療法、頚管拡張 術、子宮内容除去術、母体保護 法、吸引分娩、鉗子分娩、帝王切 開術、産科麻酔、母子保健 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 児 体 キーワード 異 第4学年 − 213 − M4 小児医学 小 児 医 学 Ⅰ.担当教員名 小 児 科 学 教 授 廣 瀬 伸 一(科目責任者) 〃 小 川 厚(筑紫病院) 准 教 授 安 元 佐 和(副責任者) 〃 廣 瀬 龍一郎(総合周産期母子医療センター) 講 師 太 田 栄 治(実務責任者)( 〃 ) 〃 吉 兼 由佳子 助 教 井 上 貴 仁(筑紫病院) 〃 田 中 美 紀 〃 中 村 公 紀(総合周産期母子医療センター) 〃 森 島 直 美 〃 井手口 博 〃 橋 本 淳 一(筑紫病院) 〃 吉 村 和 子( 〃 ) 〃 野 村 優 子 〃 藤 田 貴 子 〃 井 手 康 二 〃 井 上 真 改(総合周産期母子医療センター) 〃 堤 信( 〃 ) 〃 森 安 善 生 非常勤講師 西 間 三 馨(福岡大学客員教授・国立病院機構福岡病院名誉院長) 〃 新居見 和 彦(福岡山王病院小児科部長・国際医療福祉大学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 総合的臨床医学としての小児診療の基本を理解するために、必要な知識を習得する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.小児疾患の主な症候を理解し、症候から考えられる診断名をあげることができる。 2.主な疾患の病態生理を説明することができる。 3.主な疾患の治療方針を述べることができる。 4.疾患と心理、社会的問題との関係について実例をあげることができる。 5.発達と疾患との関係を説明することができる。 6.臓器相互間の関係を説明することができる。 7.新生児の生理、発達を理解し、主な疾患の診断、治療、予後を述べることができる。 8.主な外科的疾患をあげることができる。 9.外科療法をおこなう疾患について、その適用と治療の概略を述べることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) − 214 − M4 小児医学 1.教科書、板書中心の講義とする。 2.教科書をあらかじめ読んでおくことが必要である。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.指定した教科書を事前に読んでおくこと。 2.毎回授業の最初と最後に授業内容に係る小テストを実施するので、復習をしておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 論述試験+客観試験 開始テストの結果を参考とする(必ず受験のこと) Ⅶ.教科書(必ず持参すること) 森川昭廣、内山 聖、原 寿郎 編:標準小児科学 第7版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 Behrman: Nelson Textbook of Pediatrics Saunders 廣瀬伸一 編著:医師国家試験のためのサマリーブック小児科 ㈱海馬書房 2009 No. 月 日 曜 限 1 9 2 月 2 3 4 5 木 4 5 9 月 6 7 12 木 10 11 26 木 12 13 30 月 14 15 10 3 木 16 17 月 18 19 20 21 17 木 テ キーワード ス ト 成 長 ・ 保 健 ・ 診 断 4 太 田 新 授業形態 テ ス ト 発育・成長、病歴のとり方・診察 法 講 義 達 精神・運動発達、反射 〃 生 児 ⑴ 分類、新生児の生理 〃 新 生 児 ⑵ 診察、症候学 〃 4 中 村 新 生 児 ⑶ 仮死、呼吸器疾患 〃 3 野 村 血 液 ⑴ 赤血球・白血球系疾患 〃 血 液 ⑵ 出血性疾患、腫瘍 〃 田 中 感 染 ⑴ 小児期感染症の特徴、予防接種 〃 3 3 堤 〃 4 〃 感 染 ⑵ ウイルス感染症 〃 3 〃 感 染 ⑶ 細菌感染症 〃 ー 分類、診断、アトピー性疾患、気 管支喘息 〃 疫 免疫系の発達、免疫疾患 〃 器 症候学、上気道炎、下気道炎 〃 〃 4 非常勤講師 ア 西 間 3 野 村 免 4 井 手 呼 レ ル ギ 吸 児 外 科 ⑴ 食道閉鎖症、肥厚性幽門狭窄症、 ヒルシュスプルング病 児 外 科 ⑵ 直腸肛門奇形、胆道閉鎖症、臍帯 ヘルニア、腹壁破裂 〃 環 器 ⑴ 症候学、チアノーゼ型先天性心臓 病 〃 循 環 器 ⑵ 非チアノーゼ型心臓病、不整脈 〃 3 橋 本 循 環 器 ⑶ 川崎病 〃 4 井 上 貴 神 経 ⑴ 症候学、けいれん性疾患、脳性麻 痺 〃 3 安 元 神 経 ⑵ 脳炎、脳症、中枢神経感染症 〃 3 3 4 10 木 〃 始 安 元 発 4 7 廣 瀬 伸 開 3 4 19 木 項 目 廣 瀬 龍 小 〃 小 吉 兼 循 〃 − 215 − 第4学年 8 9 3 担当者 M4 小児医学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 22 10 17 木 4 藤 田 神 経 ⑶ 神経皮膚症候群、脳腫瘍、変性疾 患 23 3 井 手 口 神 経 ⑷ 筋肉疾患 〃 化 器 腸重積、血管性紫斑病、下痢症 〃 腎 ⑴ 症候学、腎炎 〃 水 母乳・人工栄養、離乳、ビタミン 欠乏症、電解質 〃 24 木 24 4 〃 25 11 21 木 1 非常勤講師 新 居 見 26 2 森 島 栄 養 1 小 川 先 天 異 常 ⑴ 遺伝、染色体異常 〃 2 藤 田 先 天 異 常 ⑵ 奇形、奇形症候群 〃 3 吉 村 内 泌 下垂体、甲状腺、副腎、性腺 〃 謝 糖尿病、周期性嘔吐症、低血糖症 〃 27 25 月 28 29 26 火 30 31 28 木 32 33 12 2 月 34 35 3 火 36 37 5 木 38 11 水 消 ・ 脱 分 4 〃 1 非常勤講師 新 居 見 腎 ⑵ ネフローゼ症候群、腎血管疾患 〃 2 井 上 真 腎 ⑶ 尿路奇形 〃 1 小 川 精 神 知的障害、自閉症、ADHD 〃 2 廣 瀬 伸 先 常 マススクリーニング 〃 病 若年性関節リウマチ、皮膚筋炎、 全身性エリテマトーデス、リウマ チ熱 〃 急 心肺蘇生、中毒 〃 ⑷ 黄疸、感染症 〃 療 小児医療の変遷、小児医学のフィ ロソフィー 〃 3 〃 代 天 代 膠 4 森 安 救 1 井 上 真 新 2 廣 瀬 伸 小 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 謝 異 原 生 児 児 医 − 216 − M4 整形外科学 整 形 外 科 学 Ⅰ.担当教員名 整形外科学 教 授 内 藤 正 俊(科目責任者) 〃 塩 田 悦 仁(副責任者)(リハビリテーション部) 准 教 授 伊 﨑 輝 昌 〃 城 島 宏(筑紫病院) 講 師 佐 伯 和 彦 〃 吉 村 一 朗 〃 石 河 利 之 〃 毛 利 正 玄 助 教 西 尾 淳 〃 金 澤 和 貴 〃 中 村 好 成 〃 高 森 義 博 〃 白 地 仁 非常勤講師 諌 山 照 刀(柳川リハビリテーション病院・副院長) 〃 井 上 敏 生(福岡歯科大学総合医学講座整形外科学分野・教授) 〃 尾 上 英 俊(福岡徳洲会病院・整形外科部長) 〃 坂 口 満(熊本整形外科病院・院長) 救命救急センター 助 教 木 下 浩 一 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.脊椎を含む運動器系について基本的知識を修得する。 2.主要な運動器系疾患の病態生理、原因、症候、診断・鑑別診断と治療を学ぶ。 3.リハビリテーションについても理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 構造と機能 1.骨・軟骨・関節・靭帯の構造と機能を説明できる。 2.脊柱(環椎、軸椎、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、椎間板)の構造を説明できる。 3.姿勢と体幹の運動にかかわる筋群とその運動と神経支配を説明できる。 4.四肢の骨・関節、関節可動域を説明できる。 5.四肢の主要筋群の運動と神経支配を説明できる。 6.手の機能を説明できる。 7.骨盤の構成と性差を説明できる。 8.骨の成長と骨形成・吸収の機序を説明できる。 9.運動/安静の骨・筋への影響を説明できる。 − 217 − 第4学年 〃 原 正 文(久恒病院理事長・院長) M4 整形外科学 診断と検査の基本 1.徒手検査(関節可動域検査、従手筋力検査、知覚検査)を説明できる。 2.画像診断{レントゲン(骨病変)、MRI(骨、軟部病変)、脊髄造影(脊柱管病変)、骨塩定 量(骨粗鬆症)}を説明できる。 3.生理学的検査{筋電図(針および表面筋電図)、電気生理学的検査(脊髄および筋誘発電位、 神経伝導速度)}を説明できる。 4.関節鏡検査を概説できる。 症候 1.関節痛と関節腫脹の原因を列挙できる。 2.関節痛と関節腫脹を呈する患者に必要な問診と診察の要点を列挙できる。 3.関節痛と関節腫脹を呈する患者に必要な検査を列挙し、診断のプロセスを説明できる。 4.腰背部痛の原因を列挙できる。 5.腰背部痛を呈する患者に必要な問診と診察の要点を列挙できる。 6.腰背部痛を呈する患者に必要な検査を列挙し、診断のプロセスを説明できる。 7.筋運動の発生機序と関連させて筋力低下が生じる機序を説明できる。 8.筋力低下の原因を列挙できる。 9.筋力低下を訴える患者に必要な問診と診察の要点を列挙できる。 10.筋力低下を訴える患者に必要な検査を列挙し、診断のプロセスを説明できる。 疾患 1.骨折の定義(単純と複雑)、臨床所見、X線所見、関連する神経血管合併の対処法、ギブス 固定中の合併症と対処法を説明できる。 2.骨粗鬆症が原因となる骨折を列挙できる。 3.関節の脱臼、亜脱臼、捻挫、靭帯損傷の定義、分類、診断と治療を説明できる。 4.変形性関節症を列挙し、症候と治療を説明できる。 5.骨関節炎の症候と治療を説明できる。 6.原発性四肢骨軟部腫瘍を列挙し、基本的な治療を説明できる。 7.頸椎症性脊髄症(脊柱靭帯骨化を含む)の神経症候を説明できる。 8.腰部脊柱管狭窄症の症候と治療を説明できる。 9.腰椎椎間板ヘルニアの症候と治療を説明できる。 10.腰椎分離・すべり症の症候と治療を説明できる。 11.脊椎脊髄損傷の症候と治療を説明できる。 12.転移性脊椎腫瘍の好発部位と診断を説明できる。 13.脊柱管内腫瘍のタイプと代表的な疾患を列挙できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義 1.代表的疾患について、原因から病態(生理)までを解りやすく行う。 2.暗記型でなく、考え方を重視した講義を行う。 3.講義の後に時々小テストを行い、緊張感を持たせる。 視聴覚教育 − 218 − M4 整形外科学 1.ビデオテープを使った診察方法の学習(適宜講義の中に組み込まれる)。 2.CD―ROM を使った代表的疾患の画像診断(適宜講義の中に組み込まれる)。 臨床教育 1.Simulated Patient を用いた基本的な診療手技実施(適宜講義の中に組み込まれる)。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 ・授業後は、指定した参考書 TEXT 整形外科学第3版を読み復習すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.学習者の評価 論述試験 期末(学年)試験に論述問題を出題する。 客観試験 期末(学年)試験 シミュレーションテスト、実地試験 Simulated Patient を用いた基本的な診療手技実施の時行う。 レポート 論述試験や客観試験で学力が劣る学習に行う。 最終評価の方法 論述試験や客観試験を中心に評価する。 Ⅶ.教科書 特になし。 Ⅷ.参考書・文献 No. 月 日 曜 限 1 9 3 火 2 3 2 10 火 4 5 8 1 2 17 火 6 7 1 1 2 24 火 担当者 項 目 塩 田 整 形 外 科 基 礎 科 学 〃 〃 末 の 梢 外 神 経 損 股 1 西 尾 骨 2 非常勤講師 諌 山 関 ・ 節 軟 外 部 腫 〃 − 219 − 講 義 〃 科 手の機能と解剖、手関節および手 指の疾患 〃 傷 末梢神経絞扼障害 〃 骨盤環骨折、大腿骨頸部骨折、股 関節外科 〃 科 成人の股関節疾患、変形性股関節 症、大腿骨頭壊死症 〃 瘍 骨腫瘍の画像診断・症候・治療、 原発性四肢骨軟部腫瘍、転移性脊 椎腫瘍、脊柱管内腫瘍 〃 骨軟部悪性腫瘍に対する化学療法 の現状 〃 中 村 骨 盤 と 股 関 節 外 傷 〃 授業形態 四肢、脊椎、運動器疾患 整 形 外 科 学 総 論 石 河 手 キーワード 骨・軟骨・関節・靭帯の構造と機 能、 骨 の 成 長・ 形 成・ 吸 収、 四 肢の主要筋群の運動と神経支配、 骨・関節・関節可動域運動/診断 と検査の基本(徒手検査、画像診 断、脊髄造影、骨塩定量) 第4学年 TEXT 整形外科学 第3版 南山堂 M4 整形外科学 No. 月 日 曜 限 9 10 1 火 10 11 8 火 15 火 14 15 22 火 下 腿 と 足 の 外 傷 コンパートメント症候群などの下 腿と足部の外傷 〃 1 非常勤講師 小 児 の 運 動 器 疾 患 Ⅰ 井 上 小児整形外科総論、骨・関節の先 天性疾患 〃 2 非常勤講師 骨 尾 上 関節の脱臼、亜脱臼、捻挫、靭帯 損傷の定義、分類、診断と治療、 骨折に関連する神経血管合併の対 処法、ギプス固定中の合併症 〃 1 塩 田 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 総 論 障害、チーム医療、評価 〃 パラプレジア、テトラプレジア、 コルセット、車椅子、切断 〃 関節リウマチ 〃 関節痛、関節腫脹、骨関節の化膿 性疾患 〃 外傷を含む足関節疾患 〃 1 2 25 金 18 19 講 義 2 16 17 授業形態 2 12 13 キーワード 小児整形外科各論、幼小児の運動 器疾患、小児の下肢疾患 1 3 4 29 火 20 1 2 担当者 項 目 金 澤 小 児 の 運 動 器 疾 患 Ⅱ 〃 〃 折 、 脱 臼 リハビリテーション各論 城 島 リウマチとその類縁疾患Ⅰ 〃 リウマチとその類縁疾患Ⅱ 吉 村 足 〃 足 毛 利 膝 〃 の 外 科 Ⅰ の 外 科 Ⅱ 関 節 の 外 傷 鏡 視 下 診 断 と 治 療 〃 〃 脱臼、骨折、靭帯、半月板損傷 〃 関節鏡 〃 〃 1 佐 伯 膝 関 節 の 変 性 疾 患 膝の解剖と生体力学に基づく病態 把握と治療 22 2 木 下 整 形 外 科 的 急 性 外 傷 緊急処置を要する整形外科的外傷 疾患 〃 23 3 非常勤講師 骨 代 謝 疾 患、 骨 系 統 疾 患 坂 口 骨の系統的な障害、骨粗鬆症、変 形性関節症 〃 24 4 非常勤講師 肘 関 節 の 疾 患、 前 腕、 ス 原 ポーツ障害 上腕骨顆上骨折、投球肩、運動器 のスポーツ障害(上肢) 〃 3 高 森 脊 脊柱の構造、姿勢と体幹の運動、 骨盤の構造と性差 〃 〃 21 25 11 31 木 1 金 26 27 7 木 28 15 金 椎 総 論 4 白 地 脊椎各論 脊椎・脊髄損傷 腰背部痛、頚椎症性脊髄症、腰部 脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニ ア、腰椎分離・すべり症、脊椎・ 脊髄損傷の症候、画像診断、治療 1 伊 﨑 肩 関 節 ・ 肩 甲 帯 の 疾 患 肩甲帯の疾患、肩関節障害の診 断、脱臼・腱板断裂 〃 骨関節感染症の病態と治療 〃 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 骨 ・ 関 節 感 染 症 − 220 − M4 腫瘍・輸血・血液学 腫瘍・輸血・血液学 Ⅰ.担当教員名 腫瘍・血液・ 教 授 田 村 和 夫(科目責任者) 感染症内科学 准 教 授 高 松 泰(副責任者) 講 師 石 塚 賢 治 〃 田 中 俊 裕 助 教 白 橋 顕 彦 非常勤講師 鈴 宮 淳 司(島根大学医学部附属病院腫瘍センター教授) 〃 柴 田 隆 夫(村上華林堂病院内科部長) 病 理 学 教 授 鍋 島 一 樹 衛生・公衆衛生学 准 教 授 三 宅 𠮷 博 放 射 線 部 教 授 桑 原 康 雄 講 師 野 元 諭 医療情報部 教 授 志 村 英 生 輸 血 部 准 教 授 熊 川 みどり 薬 学 部 講 師 緒 方 憲太郎 看 護 部 看 護 師 小 田 真由美(外来化学療法室) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.腫瘍生物学、生理学、生化学、病理学、遺伝学、免疫学、薬理学、疫学・統計学の基礎知識 2.腫瘍の病理・病態、発生原因・疫学・予防、症候、診断・治療と診療の基本的事項を学ぶ。 3.血液・造血器・リンパ網内系の構造と機能を理解し、血液病理学的事項を含む基本的な血液 学の知識を習得する。 4.主要な血液・造血器・リンパ網内系疾患の病態生理、原因、症候、診断・鑑別診断を学ぶ。 5.輸血 ・ 幹細胞移植の基本を学ぶ。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.腫瘍学 【病理・病態】(鍋島 1 コマ) 到達目標: 1)腫瘍の定義を説明できる。 2)組織の再生と修復や肥大、増生、化生、異形成と退形成を説明できる。 3)良性腫瘍と悪性腫瘍の違いを説明できる。 4)上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍の違いを説明できる。 5)腫瘍細胞の異型性と多型性を説明できる。 6)局所における腫瘍の増殖、局所浸潤と転移、播種を説明できる。 7)前癌病変、上皮内癌を定義し、説明できる。 − 221 − 第4学年 を習得する。 M4 腫瘍・輸血・血液学 8)機能性腫瘍を定義し、代表例を挙げることができる。 9)腫瘍と染色体異常の関係を概説できる。 10)ネクローシスとアポトーシスを定義し、両者の相違を説明できる。 11)細胞周期の異常について説明できる。 12)がん細胞に特徴的な細胞内シグナル伝達を説明できる。 13)接着因子・血管新生の役割について説明できる。 14)腫瘍免疫の機序を概説できる。 15)がんに関連する遺伝子(がん遺伝子とがん抑制遺伝子)の変化を概説できる。 【発生原因・疫学・予防】(三宅 1 コマ) 到達目標: 1)腫瘍発生に関わる遺伝要因と環境要因について概説できる。 家族性(遺伝性)がんの種類について概説できる。 発癌をきたす代表的なウイルス・細菌を列挙でき、関連するがんについて概説できる。 環境中・食品中の発がん物質による化学発癌について、代表例を挙げて概説できる。 生活習慣による発がんについて概説できる。 放射線による発がんについて概説できる。 加齢と発がんの関連について概説できる。 治療に関連した二次発がんについて概説できる。 2)悪性腫瘍の疫学を概説できる。 罹患率、死亡率の定義を述べ、頻度の高いがんについて例示できる。 がん登録の意義を説明できる。 3)悪性腫瘍の予防を概説できる。 一次・二次・三次予防の概念を説明し、例示できる。 がんの予防を念頭においた生活習慣改善(禁煙など)について概説できる。 受動喫煙および医療従事者の喫煙の社会的問題性について概説できる。 4)がん検診 健康診断と検診の違いを説明できる。 がん検診の有用性が証明されているがんの種類を挙げ、その検診方法を概説できる。 【診断】(田村 1コマ:診療の基本事項を含む、桑原 1コマ) 1)腫瘍の細胞診と組織診の違いを説明できる。 細胞診・組織診の方法・適応を概説し、がんの代表的な所見について説明できる。 迅速診断の適応と限界について説明できる。 免疫組織化学染色法・フローサイトメトリーの原理・意義・適応を概説できる。 病理解剖の意義について説明できる。 2)腫瘍の遺伝子診断を概説できる。 染色体検査を概説できる。 サザンブロット法、PCR 法などについて概説できる。 3)腫瘍マーカーの意義を説明できる。 がんの診断に有用なタンパク・腫瘍マーカーを列挙できる。 − 222 − M4 腫瘍・輸血・血液学 4)悪性腫瘍の病期分類を概説できる。 臨床病期・外科病期・病理病期の概念を説明できる。 TNM 分類について説明できる。 悪性腫瘍の予後因子を概説できる。 5)腫瘍の画像診断を概説できる。(桑原) 単純X線撮影(胸部・腹部・骨軟部組織・乳腺)を概説し、頻度の高い代表的ながんの 所見を説明できる。 X線造影検査(消化管・血管・膵胆管・尿路)を概説し、頻度の高い代表的ながんの所 見を説明できる。 超音波検査を概説し、頻度の高い代表的ながんの所見を説明できる。 C T・MRI・PET・シンチグラフィ検査を概説し、頻度の高い代表的ながんの所見を説明 できる。 内視鏡検査を概説できる。 【治療】(トータル5コマ) ①外科手術療法(志村 1コマ) 一般目標:がん治療における手術療法について理解する。 到達目標: 1)全身療法と局所療法の意義と適応について説明できる。 2)がん手術の変遷について概説できる。 3)がん手術におけるリンパ節郭清の意義と適応について説明できる。 4)原発巣と転移巣に対する手術療法の概念について説明できる。 ②放射線療法(野元 1コマ) 到達目標: 1)放射線療法の原理と照射法を概説できる。 2)放射線療法の適応、禁忌、副作用とその対策について説明できる。 3)根治・姑息・予防照射の概念を説明できる。 4)集学的治療における放射線治療の役割を説明できる。 ③がん薬物療法(石塚 1コマ、緒方 1コマ) 一般目標:がん薬物療法の原理、適応、限界、副作用を理解する。 到達目標: 1)がん薬物療法の目的について説明できる。(治癒、延命、再発予防、症状緩和、QOL 向上) 2)抗悪性腫瘍薬を投与する際に考慮すべき患者の状態を列挙できる。 (年令、Performance Status、栄養状態、主要臓器機能、併存疾患、精神・心理状態、社会的背景) 3)多剤併用化学療法の原理について概説できる。 4)抗悪性腫瘍薬耐性について概説できる。 5)代表的な抗がん薬について、種類、作用機序、薬物動態、適応となる代表的疾患、薬剤 投与法、副作用を概説できる。(緒方担当) 6)分子標的治療の概念を説明できる。 − 223 − 第4学年 一般目標:がん治療における放射線療法の原理、適応及び限界を理解する。 M4 腫瘍・輸血・血液学 代表的分子標的治療薬とその標的を例示できる。 分子標的治療の対象となる代表的疾患を列挙できる。 7)内分泌療法を概説できる。 内分泌療法の対象となる疾患を列挙できる。 がん細胞におけるホルモン受容体とその意義を概説できる。 内分泌療法の意義・機序・副作用を概説できる。 8)腫瘍の生物学的療法を概説できる。 免疫療法について概説できる。 免疫療法に使用される代表的な薬剤(サイトカインなど)を列挙できる。 9)造血幹細胞移植を概説できる。 造血幹細胞移植の概念を説明し、その種類を列挙できる。 適応となる代表的疾患を列挙できる。 ④支持療法(白橋 1コマ) 到達目標: 1)がん治療法に伴う副作用、感染症とその治療について概説できる。 【がん患者の病態】(田村 1コマ) 到達目標: 1)悪性腫瘍に起因する病態を説明できる。 2)がんに起因する緊急処置が必要な病態を列挙できる。 上大静脈(SVC)症候群、気道狭窄、心タンポナーデ、尿管閉塞、急性腹症、脊髄圧迫、 脳転移、電解質異常など 3)がんの治療に伴う緊急事態が列挙できる。(腫瘍融解症候群など) 4)腫瘍随伴症候群を説明できる。 5)がん性疼痛の種類と病態について概説できる。 WHO 方式がん疼痛治療法を説明できる。 【診療の基本的事項】(柴田 1コマ) 1)腫瘍の「集学的治療」を概説できる。 2)腫瘍の診療におけるチーム医療を概説できる。 3)緩和医療が概説できる。 死と向き合う患者の心を説明できる。 患者の尊厳と生命の質(QOL)を尊重した治療のあり方を説明できる。 4)がん患者の精神症状を説明できる。 がん告知に伴う精神・心理的な反応を段階を追って説明できる。 がん患者にみられる適応障害とうつ状態を概説できる。 5)がん患者に対する医療面接の基本を説明できる。 6)腫瘍の診療における生命倫理(バイオエシックス)を概説できる。 医の倫理四原則(個人の尊重・無危害・善行・公正)を説明できる。 インフォームド・コンセントを説明できる。 セカンドオピニオンの基本的概念・意義を説明できる。 − 224 − M4 腫瘍・輸血・血液学 【各論】(トータル8コマ) 一般目標:遭遇する機会の多い腫瘍の診療、特に集学的アプローチについて理解する。 到達目標:以下に挙げる腫瘍について、 1)疫学・病因・病態を説明できる。 2)病期分類を概説できる。 3)病期に応じた治療法選択と予後を理解する。 ⑴乳癌、呼吸器悪性腫瘍(白橋 1コマ) 早期乳癌、進行再発乳癌、非小細胞癌、小細胞癌、胸膜悪性中皮腫 ⑵消化管の腫瘍(田中 1コマ) 食道癌、胃癌、大腸癌 ⑶造血器腫瘍(鈴宮 2コマ、高松 2コマ) 悪性リンパ腫、白血病、成人T細胞白血病、多発性骨髄腫 ⑷その他(田中 1コマ) 頭頸部癌、胚細胞腫瘍、原発不明癌 ⑸チーム医療、がん治療の実際(田村・緒方・小田 1コマ) ⑹緩和医療(がん患者の病態、基本的な診療事項の項参照) 2.血液学 【総論】(田村 2コマ、高松 2コマ) 1)骨髄の構造とその生後変化を説明できる。 2)骨髄幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。 3)末梢血の血球成分の種類、形態と数を説明できる。 4)脾臓、胸腺、リンパ網内系の構造と機能を説明できる。 6)血小板の機能と止血や凝固のメカニズムを説明できる。 7)臓器移植と組織適合性の関係を説明できる。 8)臓器移植後の拒絶反応・GVHD の病態生理と発症時の対応を説明できる。 9)造血器・リンパ網内系、胸腺の腫瘍疾患の病理学的事項を説明できる。 【疾患】 ①貧血(田村 4コマ) 1)貧血の病態が説明できる。 2)貧血の鑑別診断に有用な検査をあげ、それぞれを用いて鑑別診断ができる。 3)鉄欠乏貧血の原因、病態、診断と治療を説明できる。また二次性貧血との鑑別ができる。 4)再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、溶血性貧血の原因、病態、診断、治療を説明できる。 ②白血病と類縁疾患(腫瘍学の項参照) 1)正常白血球の機能が説明でき、それぞれの病的状態について成因、病態、鑑別診断が説 明できる。 2)急性白血病の一般的臨床症状を説明でき、また基本分類である FAB 分類について説明で きる。 3)骨髄異形成症候群の病態、臨床的特徴を説明できる。 − 225 − 第4学年 5)白血球の機能を説明できる。 M4 腫瘍・輸血・血液学 4)慢性骨髄性白血病の成因、病態、臨床的特徴、診断と治療を説明できる。 5)骨髄増殖症候群の病型、病態、臨床的特徴、診断と治療を説明できる。 6)骨髄線維症の臨床所見を説明できる。 ③悪性リンパ腫・骨髄腫(腫瘍学の項参照) 1)悪性リンパ腫の代表的な病型と治療について説明できる。 2)悪性リンパ腫の病期決定のための検査とそれに基づく治療を説明できる。 3)成人 T 細胞性白血病の成因、疫学、臨床所見を説明できる。 4)多発性骨髄腫の病態、診断と治療を説明できる。 5)単クローン性免疫グロブリン血症の鑑別診断が説明できる。 ④出血傾向・紫斑病その他(石塚 2コマ) 1)出血傾向の原因を概説できる。 2)出血傾向の鑑別診断のための検査が説明でき、それを用いて鑑別診断ができる。 3)血友病の遺伝形式、症状、検査所見を説明できる。 4)特発性血小板減少性紫斑病の成因、検査所見と治療を説明できる。 5)血栓性血小板減少性紫斑病の成因、検査所見と治療を説明できる。 6)血小板機能異常症について説明できる。 7)播種性血管内凝固症候群の病態と診断が説明できる。 ⑤脾臓疾患(総論に含む) 1)脾腫をきたす疾患を挙げ、鑑別の要点を説明できる。 3.輸血学(熊川 2コマ) 1)血液型について説明できる。 2)輸血に必要な検査を説明できる。 3)血液製剤と血漿分画製剤について説明できる。 4)輸血のインフォームド・コンセントについて説明できる。 5)輸血の適応と輸血療法について説明できる。 6)輸血の副作用と、その予防法、治療法について説明できる。 7)輸血過誤(ABO 不適合輸血)の原因と発生時の対応を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.腫瘍学、2.血液学 講義は配布テキストとスライドを利用して行う。しかし講義時間は限られており、すべてを 講義することはできないので、指定された教科書などで予習、復習をして知識を習得する。 3.輸血学 講義は配布テキストとスライドを利用して行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 次回の講義範囲を当科作成のテキストで確認予習すること。 講義中に提示した症例検討はエッセンスのみなので、自宅で十分な再検討を行うこと。 輸血学に関しては、日本輸血・細胞治療学会のホームページよりeラーニング(輸血医学自己学 習システム)を利用すること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) − 226 − M4 腫瘍・輸血・血液学 理解を確認するための記述式の筆記試験と多岐選択問題を実施する(中間テスト、本試験)。 Ⅶ.教科書 福岡大学腫瘍・血液・感染症内科学作成:腫瘍・輸血・血液学テキスト(配布) 福井次矢・他 監修:ハリソン内科学 第3版 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2009 小池盛雄・他 編:組織病理アトラス 第5版 文光堂 2005 高久史麿・他 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 杉本恒明・他 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2007 黒川 清・他 改訂編集:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 日本臨床腫瘍学会 監修:入門腫瘍内科学 篠原出版新社 2009 Ⅷ.参考書・文献 浅野茂隆・他 監修:三輪血液病学 第3版 文光堂 2006 Greer JP 他 編:Wintrobe’s Clinical Hematology 12th ed. Lippincott Williams & Wilkins 2009 Kaushausky K 他 編:Williams Hematology 8th ed. McGraw-Hill 2010 日本臨床腫瘍学会 編:新臨床腫瘍学 改訂第3版 南江堂 2012 押味和夫 編著:カラーテキスト 血液病学 中外医学社 2007 No. 月 日 曜 限 1 9 3 火 2 3 10 火 4 17 火 6 7 24 火 8 9 10 1 火 10 11 8 火 12 13 15 火 14 15 16 21 月 項 目 キーワード 授業形態 講 義 3 田 村 が ん の 診 断 と 治 療 細 胞・ 組 織 診、 遺 伝 子 診 断、 病 期、腫瘍マーカー、集学治療 4 鍋 島 腫 瘍 生 物 学、 病 理 学 病理、がん遺伝子、情報伝達 〃 3 三 宅 腫 瘍 発 生 疫 学 発生原因、疫学、予防、検診 〃 4 野 元 腫 瘍 放 射 線 学 放射線療法の原理、適応と限界 〃 3 桑 原 が 断 画像診断、内視鏡 〃 4 志 村 が 学 外科手術の変遷、適応と限界 〃 3 白 橋 呼 吸 器 悪 性 腫 瘍、 乳 癌 化学療法、ホルモン療法 〃 4 田 中 消 食道・胃・大腸癌 〃 3 石 塚 が ん 薬 物 療 法 1 がん薬物療法の原理、適応、限 界、副作用 〃 4 緒 方 が ん 薬 物 療 法 2 がんに使用される薬物、臨床薬理 〃 3 田 村 が ん 患 者 の 病 態 悪液質、緊急処置が必要な病態、 腫瘍随伴症候群 〃 4 田 中 そ の 他 の 癌 頭頸部癌、胚細胞腫瘍、原発不明 癌 〃 3 田 村 中 間 テ ス ト 範囲:9/3(火)~ 10/8(火)まで ペーパー テ ス ト ん ん 化 の の 診 外 管 の 科 腫 瘍 4 〃 臨 門 病歴、身体所見、検査法(骨髄穿 刺を含む) 講 義 1 〃 造 血 器、 リ ン パ 網 内 系 骨髄・末梢血液像、肝脾リンパ 節、造血器疾患総論→症例検討 〃 がんに伴う合併症・副作用・感染 症とその対策 〃 2 白 橋 支 床 持 血 液 療 入 法 − 227 − 1 第4学年 5 担当者 M4 腫瘍・輸血・血液学 No. 月 日 曜 限 17 10 21 月 3 18 4 19 22 火 20 21 3 4 28 月 1 22 2 23 3 24 4 25 29 火 26 27 11 3 4 7 木 28 3 4 担当者 項 目 高 松 白 〃 白 講 義 球 総 論 1 血 球 総 論 2 脾腫をきたす疾患、リンパ節腫脹 をきたす疾患 〃 赤 非常勤講師 造 鈴 宮 授業形態 血 田 村 赤 〃 キーワード 顆粒球、単球、マクロファージ、 リンパ球、白血球増加症、白血球 減少症 血 球 1 貧血総論 〃 血 球 2 各種貧血の病態・診断・治療 〃 血 器 腫 瘍 1 悪 性 リ ン パ 腫、 成 人 T 細 胞 白 血 病、多発性骨髄腫 〃 造 血 器 腫 瘍 2 〃 〃 高 松 造 血 器 腫 瘍 3 白血病、骨髄異形成症候群、骨髄 増殖症候群、化学療法、骨髄移植 〃 血 器 腫 瘍 4 〃 〃 〃 〃 造 田 村 赤 血 球 疾 患 - 各 論 1 〃 赤 血 球 疾 患 - 各 論 2 熊 川 輸 〃 輸 〃 症例検討 〃 〃 輸 血、 同 意、 輸 血 検 査( 血 液 型 他) 〃 輸血療法、輸血副作用、輸血過誤 〃 血 学 1 血 学 2 ( ABO 不適合輸血) 1 非常勤講師 支 柴 田 2 生命倫理、インフォームドコンセ ント、緩和医療 〃 30 2 石 塚 血 小 板 ・ 凝 固 線 溶 1 血小板、凝固因子、線溶酵素、止 血機構、検査法 〃 31 3 血友病、DIC 、血小板異常症、血 栓症 〃 32 4 田村・緒方 治 小 田 がん治療、チーム医療 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 29 8 金 19 火 〃 持 療 法 血 小 板・ 凝 固 線 溶 2 療 の 実 − 228 − 際 M4 症候・病態学演習 症候・病態学演習 Ⅰ.担当教員名 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹(科目責任者) 助 教 武 岡 宏 明 〃 鰺 坂 和 彦 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫 講 師 深 江 治 郎 内分泌・糖尿病内科 助 教 村 瀬 邦 崇 消化器内科学 准 教 授 青 柳 邦 彦 呼吸器内科学 准 教 授 藤 田 昌 樹 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁 精 神 医 学 准 教 授 尾 籠 晃 司 講 師 内 田 直 樹 小 児 科 学 教 授 廣 瀬 伸 一 准 教 授 安 元 佐 和 東洋医学診療部 助 教 久保田 正 樹 皮 膚 科 学 准 教 授 今 福 信 一 非常勤講師 長 尾 哲 彦(原土井病院みどりのクリニック院長) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) めに、一般的疾患の症候とその病態を理解し、診断に必要な技術を履修し、今後臨床実習に必要な 診療態度を身に付ける。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1)症候学・内科診断学・臨床推論の概念を説明できる。 2)主な症候・病態生理を説明できる。 3)症候・病態から診断に至るまでの過程を推論することができる。 4)鑑別診断とその根拠を列挙することができる。 5)診断に必要な身体診察・検査を実施することができる。 6)診断後の治療・処置等について的確に述べることができる。 7)精神科領域の症候学について概説できる。 8)診療現場での診療態度に配慮することができる。 9)東洋医学的症候・病態を概説できる。 10)小児の症候・病態について概説できる。 11)高齢者医療における症候・病態について概説できる。 12)皮膚科の症候・病態について概説できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) − 229 − 第4学年 今まで学習した基礎・臨床医学の知識を発展させ、より実践的な診断・治療の過程を修得するた M4 症候・病態学演習 1)各テーマの1限目:各症候・病態に関する講義 2)各テーマの2限目:Problem-based learning によるグループワーク ・教室内に班ごとに集まって座る。 ・講師はテーマに関連する症例を、主訴・病歴・身体所見…というように実際の診療の流れに 沿って提示する。その過程でどのように症候・病態・治療を考えるか、班ごとにディスカッ ションし、発表をすることにより、実際の診療の流れを理解する。 ・場合によってはロールプレイや模擬患者によるシミュレーションを行うこともあり得る。 ・講師は最後にその症例に関連する症候・病態・治療について説明する。 ・以上は、講義の第1日目「概論」において詳述する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1)事前にその講義のテーマとなる症候・病態に関して予習をする。 2)講義の前後に小テストを行うことがある。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 客観試験+論述試験。小テストも参考にする。 Ⅶ.教科書 1)福井次矢・他 監修:ハリソン内科学 第3版 メディカル・サイエンス・インターナショ ナル 2009 2)高久史麿・他 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 (以上、いずれか必ず持参すること) 3)杉本恒明、矢崎義雄 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 4)標準小児科学 第7版 医学書院 Ⅷ.参考書 1)内科救急診療指針 日本内科学会 第1版 2011 2)福井次矢・他 監修:ベイツ診察法 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2008 3)福岡大学医学部同窓会:当直医パニックマニュアル 海馬書房 2010 4)金城紀与史・他 監修:身体診察シークレット メディカル・サイエンス・インターナショ ナル 2009 5)田崎義昭・他:ベッドサイドの神経の診かた 南山堂 2010 6)加藤裕久・他:ベッドサイドの小児の診かた 南山堂 2001 (以上、講義内容に応じて持参することが望ましい) No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 2 鍋 島 概 論 内科診断学、症候学、オスラー博 士、Problem-based lerning 講 義 2 3 安 元 小 児 科 症 候 Ⅰ ⑴ 強直間代けいれん、部分発作、熱 性けいれん、髄膜炎 グループワーク 3 4 1 4 5 9 4 6 水 金 1 2 〃 小 児 科 症 候 Ⅰ ⑵ 出 石 胸 〃 胸 痛 ・ 動 悸 ⑴ 痛 ・ 動 悸 ⑵ − 230 − 〃 冠動脈疾患、不整脈、胸膜疾患、 骨筋肉疾患、感染症 〃 〃 M4 症候・病態学演習 No. 月 日 曜 限 6 9 11 水 7 8 4 13 金 9 10 18 水 20 金 25 水 27 金 2 水 4 金 9 水 2 16 水 18 金 23 水 25 金 33 34 1 2 31 32 3 4 29 30 1 30 水 3 項 目 鰺 坂 失 神 ・ 意 識 障 害 ⑴ 〃 浮 鍋 島 腹 〃 腹 今 福 皮 〃 皮 腫 ⑴ 腫 ⑵ 痛 ⑴ 痛 ⑵ 膚 科 症 候 ⑴ 膚 科 症 候 ⑵ 武 岡 発 熱 ・ 関 節 痛 ⑴ 〃 〃 電 解 質 異 常 ⑴ 解 質 異 常 ⑵ 坪 井 歩 行 障 害・ 不 随 意 運 動 ⑴ 〃 障 害 ⑴ 養 障 害 ⑵ 4 〃 1 深 江 運 動・ 感 覚 障 害、 脊 髄 疾 患、脳血管障害⑴ 2 〃 運 動・ 感 覚 障 害、 脊 髄 疾 患、脳血管障害⑵ 3 栄 養 非常勤講師 老 年 医 学 症 候 ⑴ 長 尾 − 231 − 〃 〃 丘疹、紅斑、紫斑、水疱、色素沈 着、皮膚漬瘍 〃 〃 不明熱、感染症、悪性疾患、膠原 病、内分泌疾患、リウマチ性疾患 〃 〃 気管支炎、肺炎、心不全、気管支 喘息 〃 〃 乳児、発熱、発疹 〃 〃 証、気血水、陰陽、虚実、漢方方 剤 講 義 グループワーク 高血圧症、動脈硬化症、メタボ リック症候群、低・高血糖、高脂 血症 〃 〃 自由水、saline 、細胞外液量、抗 利尿ホルモン、レニン・アンジオ テンシン系 〃 〃 錐体外路系疾患、小脳性疾患 歩 行 障 害・ 不 随 意 運 動 ⑵ 青 柳 栄 〃 〃 内臓痛、疝痛、関連痛、腹膜炎、 急性腹症 血 圧・ 血 糖・ 脂 質 異 常 ⑵ 非常勤講師 電 長 尾 〃 全身性浮腫、局所性浮腫、脈管性 浮腫、心不全 東 洋 医 学 症 候 ⑵ 村 瀬 血 圧・ 血 糖・ 脂 質 異 常 ⑴ 〃 〃 小 児 科 症 候 Ⅱ ⑵ 久 保 田 東 洋 医 学 症 候 ⑴ 〃 急性頭痛、慢性頭痛、耳性めま い、中枢性めまい、上部消化管疾 患 咳・ 痰・ 呼 吸 困 難 ⑵ 廣 瀬 小 児 科 症 候 Ⅱ ⑴ 〃 〃 発 熱 ・ 関 節 痛 ⑵ 藤 田 咳 ・ 痰 ・ 呼 吸 困 難 ⑴ 〃 グループワーク 頭 痛 ・ め ま い・ 嘔 気 ⑵ 鰺 坂 浮 〃 授業形態 失 神・ 意 識 障 害 ⑵ 鍋 島 頭 痛 ・ め ま い・ 嘔 気 ⑴ 〃 キーワード 不整脈、中枢神経疾患、内分泌代 謝疾患、精神科疾患、感染症 〃 〃 臨床栄養学、低蛋白血症、NST 、 栄養不良、栄養必要量 講 義 グループワーク 末梢神経・筋疾患 〃 〃 困難な病歴摂取と身体診察、不顕 性症候、著しい個人差、生理機能 低下、他疾患共存 〃 第4学年 11 金 27 28 3 4 25 26 1 2 23 24 3 4 21 22 1 2 19 20 3 4 17 18 10 1 2 15 16 3 4 13 14 1 2 11 12 3 担当者 M4 症候・病態学演習 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 35 10 30 水 4 非常勤講師 老 年 医 学 症 候 ⑵ 長 尾 36 11 1 尾籠・内田 精 1 金 37 12 16 月 2 〃 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 精 神 科 症 候 ⑴ 神 科 症 候 ⑵ − 232 − 授業形態 グループワーク うつ、不安、認知症、せん妄、幻 覚、妄想 〃 〃 M4 医療情報社会学 医療情報社会学 Ⅰ.担当教員名 医療情報部 教 授 志 村 英 生(科目責任者) 腎臓・膠原病内科 講 師 小河原 悟(副責任者) 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 衛生・公衆衛生学 准 教 授 谷 原 真 一 腫 瘍・ 血 液・ 教 授 田 村 和 夫 感染症内科学 産科婦人科学 教 授 瓦 林 達比古 臨床研究支援センター 教 授 野 田 慶 太 感染制御部 准 教 授 高 田 徹 非常勤講師 井 上 俊 孝(西九州大学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.診療録の記載、利用方法を習得する。 2.病院のシステムを理解し、安全に効果的に利用できるようになる。 3.医療情報、病院情報の社会的な意義を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.診療録(電子カルテ)の扱いがわかる。 2.診療録の記載ができる。 4.病院の情報システムの概要を説明できる。 5.他診療科や多職種の連携の実際と意義を説明できる。 6.診療情報や病院情報の秘匿の必要性を説明できる。 7.患者の権利の尊重、個人情報保護を説明できる。 8.診療報酬制度を説明できる。 9.DPC の仕組みと意義を説明できる。 10.病診連携、病病連携を説明できる。 11.病院情報の 2 次利用の方法と問題点を説明できる。 12.社会における病院の役割とその評価、情報公開の意義を説明できる。 13.情報のセキュリティの脅威と対策を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.資料を用いて各テーマの講義を行う。 2.臨床現場での提示実例を討議する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 資料により再確認する。 − 233 − 第4学年 3.カルテの電子化(デジタル化)の意義を説明できる。 M4 医療情報社会学 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 定期試験を実施して評価する。 Ⅶ.教科書 1.医療情報 医療情報システム編 篠原出版新社 2009 2.医療情報 医学医療編 篠原出版新社 2009 3.医療情報 情報処理技術編 篠原出版新社 2009 No. 月 日 曜 限 1 11 21 木 2 3 25 月 4 5 26 火 6 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 3 志 村 診 療 禄 と 電 子 カ ル テ 診 療 録、 電 子 カ ル テ、EHR 、 個 人認証、SOAP 、処方、指示と指 示受け、サマリー、改ざん防止、 履歴管理 4 小 河 原 カルテ情報のコード化と データベース 標 準 化 と 正 規 化、ICD-10、 SNOMED、K コード、HOT、HL7、 DICOM 〃 〃 3 谷 原 日 本 の 保 険 医 療 診断群分類包括評価( DPC )、診 療報酬明細書(レセプト)、電子 レセプト、健康保険制度、保険医 療養担当規則 4 小 河 原 病 診療科、中央部門、事務部門、各 科各部連携、部門システムと HIS 連結、診療情報管理士 〃 コンピュータウイル ス、ハッキ ング、暗号化技術、改ざん防止、 ネットワークのセキュリティ、ア クセスログ 〃 1 院 シ ス テ ム 志 村 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 2 〃 インフォームドコンセント 個人情報保護、患者の権利、説明 責任、医療訴訟 〃 〃 病 院 の チ ー ム 医 療 ⑴ 概 説 病院の構成職種、縦割りと横串、 チーム医療、診療科の連携、褥創 対策、栄養管理 NST 〃 7 27 水 1 8 28 木 3 田 村 ⑵ が ん の 治 療 戦 略 がん集学的治療 がん治療ガイド ライン、がん登録、がんデータ ベース、がん治療連携パス 〃 9 4 高 田 ⑶ 御 院内感染、ICT 、感染防止策、院 内感染対策マニュアル 〃 感 染 制 10 12 2 月 3 志 村 ⑷ 医 療 安 全 管 理 ひやりはっと、インシデント情報 の解析、対策.実例での討論 〃 11 4 小 河 原 地 携 病病連携、病診連携、前方後方連 携、遠隔医療、カルテ情報共用 〃 12 3 1 非常勤講師 介護保険制度とケアマネー 井 上 ジメント 歴史、介護事業やケアを支える情 報システム、在宅医療、情報連携 〃 2 鍋 島 ク リ ニ カ ル パ ス 診療計画、診療過程の標準化と情 報の共有、アウトカムとバリアン ス 〃 火 13 域 連 14 4 水 1 野 田 臨床研究支援、治験システム 医療データの2次利用、臨床研究 や治験のしくみ、カルテ情報のス クリーニング、データ分析 〃 15 5 木 3 志 村 クリニカルインディケータ CI( QI )、病院の社会性、情報可 視 化、 病 院 機 能 評 価、DPC ベ ン チマーク 〃 − 234 − M4 医療情報社会学 No. 月 日 曜 限 16 12 5 担当者 項 目 木 4 瓦 林 地 域 住 民 と 健 康 管 理 13 金 1 試 験 2 〃 3 〃 4 〃 キーワード 授業形態 地域振興、健康教育、産学官連携 講 義 第4学年 − 235 − M4 臨床修練入門(診断学実習概説) 臨床修練入門(診断学実習概説) Ⅰ.担当教員名 教 授 田 村 和 夫 腫 瘍・ 血 液・ 感染症内科学 講 師 田 中 俊 裕 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(科目責任者) 心臓・血管内科学 講 師 安 田 智 生 消化器内科学 講 師 竹 山 康 章 助 教 冨 岡 禎 隆 腎臓・膠原病内科 准 教 授 笹 冨 佳 江 呼吸器内科学 教 授 渡 辺 憲太朗 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(副責任者) 助 教 津 川 潤 卒後臨床研修センター 講 師 河 村 彰 整形外科学 准 教 授 伊 𥔎 輝 昌 泌尿器科学 助 教 古 屋 隆三郎 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁 産 婦 人 科 講 師 城 田 京 子 救命救急センター 講 師 佐 光 英 人 消化器外科 准 教 授 星 野 誠一郎(手術部) 講 師 佐々木 隆 光 講 師 吉 永 康 照 呼吸器・乳腺内 分泌・小児外科 〃 平 塚 昌 文 薬 学 部 教 授 二 神 幸次郎(薬剤部長) 〃 片 岡 泰 文 准 教 授 首 藤 英 樹 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) M3臨床医学入門及びM3、M4での臨床各科目で学んだ基本的臨床技能をさらに発展させ、 この概説に引き続いて行われる実習での臨床技能修得に備える。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 基本的臨床技能を理解し実際に応用できる。 ⒧ 医療面接:あいさつをし、患者とコミュニケーションをとる。 ⑵ 模擬患者から病歴を順序よく詳細に聴取する。 ⑶ M3で学んだ身体診察法を復習し、さらに詳細・的確に身体診察を行う方法を述べる。 ⑷ 基礎資料の区分けとプロブレム作成、問題志向記録を行う。 ⑸ 術前手洗い、小手術、縫合、採血の方法を述べる。 ⑹ 一次・二次救命処置、心肺蘇生の手順を述べる。 − 236 − M4 臨床修練入門(診断学実習概説) ⑺ 客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)について説明できる。 ⑻ 医師にふさわしく身なりを整えることができる。 ⑼ 医師が交付する処方せんによって薬剤師が調剤を行う。その法的意義、処方せんの種類、書 き方、処方の組み立て方等を理解でき、実際に調剤する薬剤師との連携、能率化の問題につい て説明できる。 ⑽ 麻薬及び向精神薬等の法的規制や管理について理解することができる。 ⑾ 医薬品使用にあたっての禁忌事項ならびに小児、高齢者、妊婦、肝・腎機能障害者への薬物 療法における留意事項について説明できる。 ⑿ 医薬品の適正使用について、医薬品情報の種類、エビデンスに基づいた合理的薬物療法、薬 剤経済について理解することができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) ⑴ 医療面接の概念、患者とのコミュニケーションのとり方をビデオや講義で学習する。 ⑵ 学生代表が、簡単な分かりやすい病歴を持った模擬患者から病歴聴取を行い、診療録(プロ ブレムオリエンティドシステム)を記載する練習を行う。 ⑶ M3で学んだ身体診察方法、身体診察の記録方法を講義、ビデオで復習し、学生同士が講義 室でできる範囲内で実習する。 ⑷ 客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examination)をビデオ、講義 で解説する。 ⑸ カルテ用語辞典(下記指定)から選んだ医学用語の小テストを授業の最初に毎回行う。 出題範囲:出題範囲を前もって提示する。 ⑹ 持参するもの:聴診器、ペンライト、白衣。 ⑺ 医師にふさわしい身なりを整える。現在の多くの患者さんはまだ茶〜金髪、無精髭、長い爪、 きを行うなど口臭には気をつける。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ⑴ 福岡大学医学部編「診断学テキストブック」を必ず事前に読み、次回の講義の予習をすること。 ⑵ CD「診療参加型臨床実習に必要な技能と態度 教育・学習用 DVD」を図書館に常備してい る。また教育計画部の HP からも閲覧できるので、これを予習・復習に活用すること。 ⑶ 毎回講義の最初に医学用語に関する小テストを実施するので、事前に配布した英単語プリン トを勉強しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 医学用語テスト成績及び講義出席にて評価する Ⅶ.教科書 [カルテ英語] 大井静雄 編・著:ポケット版カルテ用語辞典 第4版 照林社 [診断学実習用] 田崎義昭:ベッドサイドの神経の診かた 第 17 版 南山堂 2010 黒川 清 他編:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 [その他内科学テキスト] − 237 − 第4学年 派手なマニキュア、イヤリングを認めていない。またサンダル、泥靴履きは禁止、毎食後歯磨 M4 臨床修練入門(診断学実習概説) 小川 聡 他編:内科学書 第7版 中山書店 2009 高久史麿、尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 杉本恒明、矢崎義雄:内科学 第9版 朝倉書店 2007 Ⅷ.参考書・文献 BLS ヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル AHA ガイドライン 2010 準拠(シナジー) 救急蘇生法の指針 2010 医療従事者用 改訂4版 へるす出版 JRC 蘇生ガイドライン 2010 へるす出版 日本救急医学会 ICLS コースガイドブック 改訂第3版 田村康二:上手い!と言われる診療録の書き方 第2版 金原出版 [ビデオ(医学情報センター常備)]<請求番号> 基本的身体診察法 メディカル情報センター製作 vol. 1 〜 5 Wb/KI17/1 〜 5 血圧の計りかた<心臓病患者へのアプローチ2> WG 200/Sh 69/2 20 分 脈拍の診かた<心臓病患者へのアプローチ1> WG 200/Sh 69/1 24 分 頭部、顔面、口腔および頚部の診察法<目で見る診断手技と手順1> WB141/Me 14/1 11 分 目、耳および鼻の診察法<目で見る診断手技と手順1> WB141/Me 14/2 18 分 眼科領域の診察法<診断学教育ビデオシリーズ1> 耳鼻咽喉科領域の診察法<診断学教育ビデオシリーズ2> WWW 141/G 19/1 17 分 WV 150/J 46/1 20 分 心臓の診察法<診断学教育ビデオシリーズ3> WG 141/Sh 69 − 7/1 17 分 心臓血管系の診察法:頸部の血管及び心臓<目で見る診断手技と手順5> WB 141/Me 14/5 16 分 心臓血管系の診察法:末梢血管系<目で見る診断手技と手順4> WB 141/Me 14/4 18 分 胸部および肺の診察法<目で見る診断手技と手順3> WB 141/Me 14/3 18 分 呼吸器系の診察法<診断学教育ビデオシリーズ4> WF 975/Ko 54/1 22 分 腹部の診察法<福大編> 11 分 婦人科内診法<診断学教育ビデオシリーズ6> WP 141/F 64 − 1/1 17 分 男性生殖器系の診察法<診断学教育ビデオシリーズ7> WJ 700/D 38/1 12 分 男性性器、直腸およびヘルニアの診察法<目で見る診断手技と手順8> WB141/Me 14/8 12 分 乳線および腋窩の診察法<目で見る診断手技と手順6> WB141/Me 14/6 12 分 神経病診断のすすめ方 1内 25 筋骨格系の診察法<診断学教育ビデオシリーズ8> WE 141/KI 44/1 20 分 神経学的検査法−実際と理論−パート1<目で見る診断手技と手順> WL 141/Sh 64 − 1/1 26 分 神経学的検査法−実際と理論−パート2<目で見る診断手技と手順> WL 141/Sh 64 − 1/2 22 分 手洗い<福大手術場> 17 分 日本薬剤師会 編:調剤指針 第 13 改訂 薬事日報社 2011 堀岡正義 著:調剤学総論 改訂 11 版 南山堂 2012 日本臨床薬理学会 編:臨床薬理学 第2版 医学書院 2003 − 238 − M4 臨床修練入門(診断学実習概説) No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 柳瀬・河村 臨床修練入門に向けてのオリ エンテーション /医療面接⑴ 基本的臨床技能 患者とのコミュ ニケーション・病歴の取り方 講 義 ビ デ オ 2 2 河 村 医 ⑵ 患者とのコミュニケーション・病 歴の取り方 模擬患者 3 3 田 村 診 録 カルテの構成・内容・書き方・POS 講 義 〃 1 12 17 火 療 面 接 療 4 田 中 頭 頸 部 頭頸部疾患に関する病歴聴取・診 察の仕方 1 渡 辺 呼 吸 器 呼吸器疾患に関する病歴聴取・診 察の仕方 〃 6 2 佐 光 心 生 basic-advanced life support 〃 7 3 出 石 V i t a l s i g n s vital signs の取り方、採血の仕方 〃 8 4 古 屋 泌 器 泌尿器疾患に関する病歴聴取・診 察の仕方 〃 1 冨 岡 腹 部 ⑴ 消化器疾患に関する病歴聴取 〃 10 2 竹 山 腹 部 ⑵ 消化器疾患に関する診察の仕方 〃 11 3 佐 々 木 手 術 ⑴ 手洗い(病棟、手術場) 講義、実習 12 4 平 塚 手 術 ⑵ 小手術、縫合 講 義 〃 4 5 18 水 9 19 木 13 20 金 1 肺 尿 安 田 循 器 ⑴ 環 器 ⑵ 心疾患、動静脈疾患に関する病歴 聴取・診察の仕方 〃 15 3 星野・吉永 乳 房 ・ 直 腸 ・ 鼠 径 乳房・直腸・鼠径ヘルニア疾患に 関する病歴聴取・診察の仕方 〃 16 4 城 田 産 科 産婦人科疾患に関する病歴聴取・ 診察の仕方 〃 1 伊 﨑 筋 骨 整形外科的疾患に関する病歴聴 取・診察の仕方 〃 2 笹 冨 腎 臓 腎臓診断学 〃 〃 6 月 18 婦 ・ 関 人 節 ・ 19 3 坪 井 神 経 ⑴ 神経疾患に関する病歴聴取・診察 の仕方 20 4 津 川 神 経 ⑵ 〃 〃 1 二 神 医 薬 品 の 概 念 と 臨 床 開 発 医 薬 品、 薬 局 方、 剤 形、 先 発・ 後 発 医 薬 品、 薬 剤 経 済、 治 験、 GCP、臨床研究、ヘルシンキ宣言 〃 医薬品情 報の種 類、EBM、添 付文 書、 GVP、 GPSP、 副作用モニタリング 〃 処方せん記載事項、鑑査、調剤、 疑義照会 〃 21 7 火 22 2 23 3 24 4 〃 医 薬 品 の 相 互 作 用 薬物動態学、薬力学、健康食品 〃 1 二 神 院内製剤と抗がん剤の混合 調製 一般製剤、無菌製剤、配合変化、 レジメン 〃 26 2 〃 医薬品使用時の留意事項 禁忌、小児、高齢者、漢方薬、静 脈内投与、医療事故 〃 27 3 リスクマネジメント、服薬指導、 薬剤管理指導、ICT 、NST 、がん 化学療法、緩和ケア 〃 28 4 TDM、血中濃度、特定薬剤治療 管理料、テーラーメード医療、個 別投与設計 〃 25 8 水 〃 D I と 市 販 後 調 査 片 岡 処方せん記載事項と処方鑑査 首 藤 チーム医療における薬剤師 〃 薬物療法の個別最適化 − 239 − 第4学年 2 1 循 環 不整脈に関する病歴聴取・診察の 仕方 14 17 〃 蘇 M4 臨床修練入門(診断学実習・スキルスラボ演習・病棟実習) 臨床修練入門(診断学実習・スキルスラボ演習・病棟実習) Ⅰ.担当教員名 臨床系教授、准教授、講師、助教 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(科目責任者) 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(副責任者) 看 護 部 看 護 部 長 中 川 朋 子 病院検査部 Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) M3臨床医学入門およびM3、M4での臨床各科目で学んだ基本的臨床技能をさらに発展させ、 M5、M6で行われる臨床実習、クラークシップに耐えうる臨床技能を身につける。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.医療面接:患者−医師関係の構築と患者理解のための情報収集ができる。 2.バイタルサインをとり、動脈触診の診察ができる。 3.頭頸部の診察ができる。 4.眼底鏡、耳鏡の使用法を習得し眼底、外耳道、鼓膜の観察ができる。 5.胸部(胸郭、心臓、肺)の診察ができる。 6.腹部・鼠径・下肢の診察ができる。 7.神経系の診察ができる。 8.採血、小手術、縫合結紮ができる。 9.心肺蘇生が実際にできる。 10.手術に必要な手洗いができる。 11.模擬患者から得た情報をまとめ問題リストをあげることができる。 12.鑑別診断をあげ診療録を作成し発表、討論ができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 期間:平成 26 年1月 21 日㈫〜2月5日㈬ 1.ビデオ、スライド、指導者によるデモンストレーション 2.学生自身、学生同志による実習 3.模擬患者から得た情報を診療録に記載し、問題リストを作成する。 4.鑑別診断をあげ発表、グループ討論を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.診断学実習概説講義の内容を復習し、実習に備えること。 2.CD「診療参加型臨床実習に必要な技能と態度 教育・学習用 DVD」を図書館に常備している。 また教育計画部の HP からも閲覧できるので、これを予習・復習に活用し、OSCE に備えること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) Objective Structured Clinical Examination(OSCE)により評価する。 − 240 − M4 臨床修練入門(診断学実習・スキルスラボ演習・病棟実習) Ⅶ.教科書 診断学実習概説に同じ。 Ⅷ.参考書・文献 診断学実習概説に同じ。 第4学年 − 241 − 第5学年講義要目 M5 臨床修練Ⅰ 臨床修練Ⅰ(BSL;Bedside Learning) 実施期間 4月上旬から翌年3月中旬までの 45 週間をあてる。 一般目標(General Instructional Objectives) 1.これまで4年間学んできた医学を臨床に応用するにあたり、医療の現場(病棟・外来・検査室・ 学外関連施設等)における実地修練を通して医療知識を深め、臨床技能に習熟する。 2.病む人を全人的にケアすることを学ぶ。 3.医師としての基本的態度(責任感・信頼関係・自己学習・協調性)を身に付ける。 4.現代の医療がいかに多くの人々により支えられているかを理解する。 行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.あらかじめ BSL ハンドブックを参照し、実習の目標をよく理解し、積極的に自分で学習する。 2.学生相互の討議等により、実習をさらに充実させる。 3.学び得たことを、その都度記録・整理・体系化・蓄積する。 4.医療チームの一員としての責任を自覚して行動する。 成績評価の基準および方法(Evaluation) 1.学生は各自到達目標を設定し自己評価表でチェックする。 2.指導医は学生の知識・技能・態度(マナー等)・実習参加状況等から実習評価を行う。 3.実習中における知識獲得達成度を確認するために、全国模擬試験を受験する。 4.第6学年への進級には、全ての科で合格の評価を受けることが必要である。 第5学年 − 243 − 第6学年講義要目 M6 臨床修練Ⅱ 臨 床 修 練 Ⅱ 実施期間 5月7日㈫〜6月 14 日㈮の期間、選択科における4週間以上のクリニカルクラークシップを原則 とする。 学習目標 M5における臨床修練Ⅰを基礎として、さらに進んだ診療参加型臨床実習を行う。 評価方法 ・実習の評価は、実施責任者及び担当医が行う。 ・総合評価は実施責任者が行う。 実習科目の選択方法 各診療科から提案されたクリニカルクラークシップまたはその他のプログラムの中から選択し希 望するものを届け出て調整する。 臨床実習科一覧 ◦ 福岡大学病院 腫瘍・血液・感染症内科 心臓血管外科 消化器内科 整形外科 循環器内科 形成外科 腎臓・膠原病内科 リハビリテーション部 呼吸器内科 泌尿器科 神経内科・健康管理科 眼科 消化器外科 耳鼻咽喉科 呼吸器・乳腺内分泌・小児外科 皮膚科 産婦人科 麻酔科 救命救急センター 歯科口腔外科 小児科 臨床検査/輸血部 精神神経科 病理部 放射線科 総合診療部 脳神経外科 総合周産期母子医療センター 循環器内科 脳神経外科 呼吸器内科 泌尿器科 内分泌・糖尿病内科 眼科 消化器内科 耳鼻いんこう科 小児科 放射線科 外科 麻酔科 整形外科 ◦学外実習病院(次頁参照) − 245 − 第6学年 ◦ 福岡大学筑紫病院 M6 臨床修練Ⅱ 臨床修練Ⅱ 学外実習コース 1.啓明大学コース 実習病院;啓明大学付属病院(韓国大邱市) 受け入れ期間;平成 25 年5月 13 日〜5月 24 日 受け入れ人数;10 名以内 臨床実習科;下記の診療科から選択 全期間 消化器・肝臓内科(Gastroenterology & Hepatology)、循環器内科(Cardiology)、 血液・腫瘍内科(Hematology & Oncology)、内分泌内科(Endocrinology)、 小児科(Pediatrics)、産婦人科(Obstetrics & Gynecology)、泌尿器科(Urology) 5月 13 日〜5月 17 日のみ リウマチ科(Rheumatology) 、肛門・直腸外科(Colorectal surgery) 、 整形外科(Orthopedic surgery)、リハビリテーション科(Rehabilitation Medicine) 5月 20 日〜5月 24 日のみ 肝・胆道外科(Hepatobiliary surgery)、放射線腫瘍科(Radiation oncology)、 眼科(Ophthalmology) 実習の目標; 海外の教育病院で臨床実習をすることにより、国際的な視野に立った臨床医学を学ぶ。 実習の方法;啓明大学6年生の臨床実習に参加し共に学ぶ。 評価;啓明大学の評価方法に準じて評価を受ける。 2.離島実習コース 実習病院;対馬いずはら病院、中対馬病院 受け入れ期間;平成 25 年5月7日〜6月 14 日の間の1〜4週間 受け入れ人数;両病院の内科系、外科系各1名、合計4名 臨床実習科;内科系または外科系を選択 実習の目標;実際の診療業務に参加しながら、基本的臨床技能と患者さんとのコミュニケーショ ン能力、そしてチーム医療の実践能力を高めるとともに、地域医療についての基本的な考え方 を学ぶ。また、地域に密着した医療に深く関連する保健・福祉活動についても学習し、地域包 括ケアについての理解を深める。 実習方法;クリニカル・クラークシップ 評価;学内の評価方法に準じて評価を受ける。 3.学外の卒後臨床研修指定病院等での実習 卒後研修予定病院等での臨床実習を希望する場合は、学外実習希望届けを提出し許可を得た上で 実施する。修了後は実習確認書と評価表を提出する。 − 246 − M6 領域別集中講義Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ M 6 領域別集中講義Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医師として責任ある医療を行うために、これまでに修得した基礎、社会医学および臨床系の知識 と技能を臓器・機能単位で系統的に総括する。臓器・機能単位は下表のとおり3つの領域別Ⅰ、Ⅱ、 Ⅲに分けて集中講義および、領域別集中講義試験を行う。 領域別集中講義Ⅰ 日 程 講義科目(責任者) 評価科目 領域別集中講義試験Ⅰ 4月1日~4月4日 循環器病学(朔・田代) 4月5日~4月10日 内分泌・代謝病学(柳瀬・野見山) 4月11日~4月16日 腎臓・膠原病学(中島・小河原) 〃 4月17日~4月22日 消化器病学(向坂・山下) 〃 4月23日~4月26日 腫瘍・輸血・血液・感染症学(田村) 〃 (4月 30 日~5月2日) 〃 領域別集中講義Ⅱ 日 程 講義科目(責任者) 評価科目 領域別集中講義試験Ⅱ 6月24日~6月27日 呼吸器病学(渡辺・岩﨑 昭) 7月1日~7月4日 脳神経病学(坪井・井上 亨) 7月8日~7月11日 小児医学(廣瀬・安元) 〃 7月16日~7月19日 産科婦人科学(宮本・吉里) 〃 (7月 22 日~ 7 月 23 日) 〃 領域別集中講義Ⅲ 日 程 8月26日~8月27日 講義科目(責任者) 精神医学(西村) 評価科目 領域別集中講義試験Ⅲ 8月30日 眼科学(内尾) 〃 9月5日~9月6日 皮膚科学・形成外科学(中山・大慈弥) 〃 9月9日~9月10日 整形外科学(内藤) 〃 9月11日~9月12日 麻酔科学・救命救急医学(比嘉・石倉) 〃 9月13日 泌尿器科学(田中) 〃 9月17日~9月18日 耳鼻咽喉・口腔系(中川・喜久田) 〃 9月19日~9月27日 社会医学・法医学・ セーフティマネージメント(守山) 〃 − 247 − 第6学年 8月28日~8月29日 (10 月1日~ 10 月3日) 放射線科学・臨床検査医学(吉満・松永) 〃 M6 領域別集中講義Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) それぞれの領域別集中講義後所定の日時に領域別集中講義試験Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを行う。問題は国試形式 で出題数は講義時間にほぼ対応する。 領域別Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ毎に評価を行い、不合格の場合は各領域別に再試験を行う。 再試験日程 領域別集中講義Ⅰ 再試験 8 月 21 日~ 8 月 23 日 領域別集中講義Ⅱ 再試験 10 月 10 日~ 10 月 11 日 領域別集中講義Ⅲ 再試験 10 月 16 日~ 10 月 18 日 以下のページにはそれぞれ講義科目毎の行動目標、学習方略や日程表があるので熟読すること。 − 248 − M6 循環器病学 領域別集中講義Ⅰ(循環器病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 心臓・血管内科学 教 授 朔 啓二郎(責任者) 准 教 授 三 浦 伸一郎(実務責任者) 〃 小 川 正 浩 心臓血管外科学 教 授 田 代 忠(責任者) 准 教 授 和 田 秀 一 教育計画部 教 授 出 石 宗 仁 救命救急センター 講 師 佐 光 英 人 小 児 科 学 講 師 吉 兼 由佳子 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.循環器の検査法を説明し判読できる。 2.先天性心疾患の血行動態を説明し、その診断と治療法を述べる。 3.後天性心疾患の血行動態を説明し、その診断と治療法を述べる。 4.虚血性心疾患の危険因子、診断法を説明し、治療法を述べる。 5.ショック・心不全の病態を説明し、診断、治療法を述べる。 6.不整脈の種類と機序を列挙し、診断と治療法を述べる。 7.動・静脈疾患の診断と治療法を述べる。 8.心膜疾患の診断と治療法を述べる。 9.心筋疾患の診断と治療法を述べる。 10.心臓の腫瘍の診断と治療法を述べる。 11.血圧異常の成因を列挙し、診断法、治療法を述べる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) プリントやスライドで呈示された症例の病歴、身体所見、検査所見を判読し、診断や治療方針を 討論し各自の知識の整理をする。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 講義内容を、プリントなどを用いて復習し、習熟度を高めること。 1.吉利 和:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 2.高久史麿・尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第8版 医学書院 2002 3.杉本恒明・矢崎義雄 編:内科学 第9版 朝倉書店 2007 4.森川昭廣・内山 聖・原 寿郎 編:標準小児科学 第6版 医学書院 2006 Ⅷ.参考書・文献 1.新井達太 編:心臓外科 医学書院 2005 2.高橋長裕:図解先天性心疾患 血行動態の理解と外科治療 医学書院 1997 3.高本眞一・松尾 汎 編:血管疾患を診る 文光堂 1998 4.高尾篤良ほか 編:臨床発達心臓病 中外医学社 2001 − 249 − 第6学年 Ⅶ.教科書 M6 循環器病学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 1 吉 兼 小児期心疾患の診断と特 徴、 川 崎 病 と そ の 合 併 症 講 義 2 2 〃 〃 〃 3 3 1 4 4 1 2 月 火 〃 1 3 8 佐 光 循環器疾患のガイドライン 〃 講 義 解説 〃 心 エ コ ー( 各 論 ) 症例検討 小 川 不 整 脈 〃 自 習 5 〃 1 三 浦 心 〃 血 管 病 予 防 虚 血 性 心 疾 患、 心 膜 疾 患 講 義 症例検討 〃 3 4 11 12 4 木 1 2 3 〃 自 習 田 代 後 天 性 心 疾 患 弁膜症、虚血性心臓病、心膜疾患 5 10 〃 4 2 9 〃 5 6 水 問題解説、心筋症 自 習 2 3 出 石 脈 管、 総 論、 心 筋 疾 患 授業形態 4 5 7 キーワード 講 義 自 習 出 石 後 〃 天 性 心 疾 患 ショック・心不全・血圧異常 和 田 動 ・ 静 脈 疾 患 問題解説、心音、心雑音 講 義 問題解説、循環器治療薬剤 〃 大動脈解離、急性動脈閉塞、肺塞 栓 〃 4 自 習 5 〃 − 250 − M6 内分泌・代謝病学 領域別集中講義Ⅰ(内分泌・代謝病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 内分泌・糖尿病内科学 教 授 柳 瀬 敏 彦(責任者) 准 教 授 野見山 崇( 〃 ) 助 教 田 邉 真紀人 〃 永 石 綾 子 非常勤講師 明 比 祐 子 臨床検査医学 教 授 松 永 彰 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.ホルモンの定義、基本的構造を説明できる。 2.各内分泌器官の位置を図示し、分泌されるホルモンを列挙できる。 3.ホルモンの作用機序と分泌調節機構を説明できる。 4.視床下部、下垂体疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 5.視床下部、下垂体疾患の画像検査の意義と適応を述べ、結果を解釈できる。 6.甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症の病因を列挙し、鑑別できる。 7.甲状腺疾患の治療法と適応を説明できる。 8.副甲状腺疾患とカルシウム代謝を説明できる。 9.副腎皮質疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。 10.糖尿病の病因、病態生理、分類、症候、診断と治療を説明できる。 11.糖尿病の急性代謝失調、糖尿病性細小血管合併症および大血管障害を説明できる。 12.糖尿病の食事療法、運動療法と薬物治療を説明できる。 13.脂質とリポ蛋白の構造と機能を説明できる。 14.高脂血症の分類、診断と治療を説明できる。 15.尿酸代謝とその異常を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.教科書や問題集により受講前後に自習する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 自習:テーマに従い教科書等により事前学習する。また講義プリントを事前学習する。 Ⅶ.教科書 杉本恒明、小俣政男 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 高久史麿、尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第7版 医学書院 寺本民生、片山茂裕 編集:講義録 内分泌・代謝学 メジカルビュー社 Ⅷ.参考書・文献 特に指定しない。 − 251 − 第6学年 2.講義により解説を行う。 M6 内分泌・代謝病学 No. 月 日 曜 限 1 4 5 金 1 2 2 3 3 4 4 担当者 項 目 柳 瀬 内 分 〃 疾 患 〃 永 石 甲 〃 泌 キーワード 状 腺 疾 患 甲状腺疾患 ・副甲状腺疾患 内分泌総論、副腎疾患⑴ 8 月 6 7 9 火 8 9 10 10 水 講 義 副腎疾患⑵ 〃 甲状腺疾患の診断と治療 〃 甲状腺疾患の診断と治療、カルシ ウム代謝とその異常 〃 5 5 授業形態 自 習 1 松 永 脂 質 代 謝 異 常・ 尿 酸 代 謝 脂質異常症、痛風、その他の異常 2 野 見 山 糖 糖尿病⑴ 代 謝 異 常 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 野 見 山 糖 2 田 邉 性 代 謝 異 常 糖尿病⑵ 腺 性腺機能低下症、性分化異常症 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 2 非常勤講師 視 床 下 部 ・ 下 垂 体 明 比 〃 〃 間脳・下垂体疾患の診断と治療⑴ 講 義 間脳・下垂体疾患の診断と治療⑵ 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 − 252 − M6 腎臓・膠原病学 領域別集中講義Ⅰ(腎臓・膠原病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 腎臓・膠原病内科学 教 授 中 島 衡(責任者) 准 教 授 笹 冨 佳 江 講 師 小河原 悟(責任者・実務責任者) 〃 三 宅 勝 久 助 教 安 部 泰 弘 〃 伊 藤 建 二 総合医学研究センター 教 授 斉 藤 喬 雄 病 理 学 准 教 授 久 野 敏 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.原発性及び続発性の糸球体疾患及び尿細管間質病変について、病因、病理、病態の面からそ の特徴を列記し、臨床症状、検査所見、治療と治療成績と関係づける。 2.腎不全について、急性と慢性の特徴を比較し、その病因と病態、治療について説明する。 3.膠原病に属するそれぞれの疾患の診断、治療、合併症について、説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 各科の講義が中心となるが、特に腎疾患では腎組織所見が重要であるので、それぞれの組織写真 および各種画像を用い、各疾患を概説する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 指定した教科書の腎臓に関する事項をよく読み、重要なポイントを把握すること。 Ⅶ.教科書 M3各科講義の教科書に準じる。 Ⅷ.参考書・文献 M3各科講義の参考図書に準じる。 No. 月 日 曜 限 4 11 木 2 3 4 12 金 項 目 キーワード 1 中 島 膠 原 病 総 論 自己免疫機序 他 2 三 宅 膠 原 病 各 論 血管炎の臨床と治療 ベーチェッ ト病、その他 授業形態 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 斉 藤 原 発 性 糸 球 体 疾 患 糸球体腎炎、ネフローゼ症候群 2 小 河 原 続 発 性 糸 球 体 疾 患 糖尿病性腎症、アミロイド腎症、 痛風腎、紫斑病性腎炎、溶血性尿 毒性症候群 − 253 − 講 義 〃 第6学年 1 担当者 M6 腎臓・膠原病学 No. 月 日 曜 限 4 5 12 金 15 月 6 担当者 項 目 キーワード 3 自 習 4 〃 5 〃 1 2 笹 冨 尿 細 管 間 質 障 害 急性・慢性間質性腎炎、腎皮質 壊 死、 尿 細 管 性 ア シ ド ー シ ス、 Fanconi 症候群、Bartter 症候群、 その他 講 義 安 部 慢 性 ・ 急 性 腎 不 全 保存期、末期、尿毒症、代行期、 血液透析、腹膜透析、腎移植、腎 前性、腎性、腎後性、乏尿性、非 乏尿性 〃 3 自 習 4 〃 5 7 8 16 火 授業形態 〃 1 久 野 腎 病 理 2 伊 藤 国 試 演 習 ・ 解 説 糸球体腎炎(一次性、二次性)、 間質性腎炎の病理組織 医師国家試験 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 − 254 − M6 消化器病学 領域別集中講義Ⅰ(消化器病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 消化器内科学 教 授 向 坂 彰太郎(責任者) 准 教 授 青 柳 邦 彦(実務責任者) 講 師 入 江 真 〃 江 口 浩 一 消化器外科学 教 授 山 下 裕 一(責任者) 准 教 授 乗 富 智 明 〃 星 野 誠一郎(手術部) 放射線医学 教 授 吉 満 研 吾 消化器内科 准 教 授 植 木 敏 晴(筑紫病院) Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.上部、下部消化管疾患の病態生理、画像診断を理解し、的確な診断と治療を選択する事がで きる。 2.慢性肝疾患の病因、発生機序、病態を理解し、適切な診断と治療法を選択することができる。 3.肝臓の生理機能と肝腫瘍の疫学、成因、病態、画像診断を理解し、適切な診断と治療が選択 できる。 4.胆道疾患の病態生理、画像診断を理解し、適切な診断と治療法の選択ができる。 5.膵疾患の病態生理、画像診断を理解し、適切な診断と治療法の選択ができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 医師国家試験問題解説 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 Ⅶ.教科書 特に指定なし Ⅷ.参考書・文献 No. 月 日 曜 限 1 4 17 水 1 2 2 3 3 担当者 項 目 江 口 上 部 消 化 管 疾 患 〃 〃 青 柳 下 部 消 化 管 疾 患 キーワード 食道疾患、胃腫瘍 授業形態 問題演習・ 講 義 消化性潰瘍、消化と吸収 〃 腸炎、感染、食中毒 〃 4 自 習 5 〃 − 255 − 第6学年 森岡恭彦、森 亘 監:消化器病外科病理学 医学書院 M6 消化器病学 No. 月 日 曜 限 4 4 18 木 5 担当者 項 目 キーワード 1 青 柳 下 部 消 化 管 疾 患 腸腫瘍、ポリポーシス 2 星 野 消 化 管 疾 患 の 外 科 消化管疾患の外科治療、国試問題 に関連して 授業形態 問題演習・ 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 植 木 膵 疾 患 と そ の ま と め 急性膵炎、慢性膵炎、膵内分泌腫 瘍、膵癌の病態と画像診断、国試 問題に関連して 問題演習・ 講 義 7 2 入 江 肝 急性肝炎、B型肝炎、C型肝炎、 肝硬変の合併症、治療 〃 8 3 向 坂 自己免疫性疾患、肝癌など 自己免疫性肝疾患、代謝性肝疾 患、肝癌の診断と治療 〃 6 9 10 19 金 22 月 炎、 肝 硬 変 4 自 習 5 〃 1 吉 満 腹 部 領 域 の 画 像 診 断 画像からみた腹部解剖と国試対策 問題演習・ 講 義 2 乗 富 肝 肝・胆・膵疾患に関する外科的事 項、国試問題に関連して 〃 胆 膵 の 外 科 3 自 習 4 〃 5 〃 − 256 − M6 腫瘍・輸血・血液・感染症学 領域別集中講義Ⅰ(腫瘍・輸血・血液・感染症学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 教 授 田 村 和 夫(責任者) 腫瘍・血液・ 感染症内科学 准 教 授 高 松 泰(実務責任者) 〃 高 田 徹(感染制御部) 講 師 石 塚 賢 治 輸 血 部 准 教 授 熊 川 みどり 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 【血液・腫瘍学】 1.血液・悪性疾患にみられる主訴、病歴、身体診察、生体検査、画像検査の特徴について概説 できる。 2.がんの病因、がん遺伝子について説明できる。 3.がん細胞の特徴について説明できる。 4.診断、病期決定、腫瘍マーカーについて概説できる。 5.がん患者を治療するにあたって必要な要件ならびに目的を述べることができる。 6.局所療法、全身療法について概説できる。 7.がん薬物療法について概説できる。 8.緩和医療について説明できる。 9.貧血の分類、鑑別診断および病態、原因に応じた治療について説明できる。 10.白血球増多、減少する疾患を挙げ鑑別することができる。 11.白血病の分類、病態、治療を説明できる。 12.骨髄増殖症候群、骨髄異形成症候群について説明できる。 13.リンパ節腫脹、脾腫をきたす疾患の鑑別診断を説明できる。 14.悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などのリンパ網内系腫瘍の分類、病態、治療を説明できる。 15.出血傾向の鑑別診断の要点を説明できる。 17.凝固異常症についてその病態、および治療について説明できる。 【輸血学】 1.輸血に必要な検査を説明できる。 2.適正な輸血療法を説明できる。 3.輸血の副作用をあげ、その予防法、治療法について説明できる。 4.輸血過誤(ABO 不適合輸血)の原因と発生時の対応を説明できる。 【感染症学】 1.新感染症予防法について説明できる。 − 257 − 第6学年 16.血小板減少をきたす疾患の鑑別診断および病態、原因に応じた治療について説明できる。 M6 腫瘍・輸血・血液・感染症学 2.主要な細菌感染症の病態、診断、治療について説明できる。 3.結核の症候、診断、治療と予防法を説明できる。 4.新興感染症・再興感染症を例示できる。 5.抗菌薬治療の考え方および抗菌薬の特徴、副作用について説明できる。 6.院内感染の原因となる病原菌を列挙し、その対策について説明できる。 7.敗血症の症候、診断と治療の基本を説明できる。 8.主要なウイルス感染症の病態、診断、治療について説明できる。 9.HIV 感染症の感染経路、自然経過、症状、診断、治療と感染対策を説明できる。 10.主要な深部真菌感染症を概説できる。 11.マラリアの症候、診断と治療を説明できる。 12.免疫不全患者に生じる感染症を説明できる。 13.主要な寄生虫症の感染経路、症候、診断、治療を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 国家試験に出題される分野で、教科書の通読のみでは理解しにくい重要な点に特に焦点を絞り、 スライドを使っての講義を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) M4で使用した「腫瘍・輸血・血液学テキスト」を復習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 多岐選択問題により評価する。 Ⅶ.教科書 福岡大学腫瘍・血液・感染症学作成:M4腫瘍・輸血・血液学テキスト(4年生の時配布済) 福 井次矢・他 監修:ハリソン内科学 第3版 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2009 小池盛雄・他 編:組織病理アトラス 第5版 文光堂 2005 高久史麿・他 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 杉本恒明・他 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2007 黒川 清・他 改訂編集:内科診断学 改訂9版 金芳堂 2004 吉田幸雄・有薗直樹 著:図説人体寄生虫学 第8版 南山堂 2011 日本臨床腫瘍学会 監修:入門腫瘍内科学 篠原出版新社 2009 Ⅷ.参考書・文献 浅野茂隆・他 監修:三輪血液病学 第3版 文光堂 2006 Greer JP 他 編:Wintrobe’s Clinical Hematology 12th ed. Lippincott Williams & Wilkins 2009 Kaushausky K 他 編:Williams Hematology 8th ed. McGraw-Hill 2010 日本臨床腫瘍学会 編:新臨床腫瘍学 改訂第3版 南江堂 2012 医療情報科学研究所 編:病気がみえる Vol.6 免疫・膠原病・感染症 第1版 メディックメ ディア 2012 Mandell GL 他 編著:Mandell Douglas and Bennett’s Principles and practice of infectious diseases 7th ed. Churchill Livingstone 2010 − 258 − M6 腫瘍・輸血・血液・感染症学 No. 月 日 曜 限 1 4 23 火 2 3 2 24 水 4 5 25 木 6 7 8 1 26 金 担当者 項 目 キーワード 田 村 血液・悪性疾患の診断と治療 〃 赤 血 球 系 疾 患 診断・治療総論 貧血の鑑別 授業形態 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 高 松 白 2 熊 川 輸 血 球 系 疾 患 白血病、リンパ節腫脹、悪性リン パ腫、骨髄腫 講 義 血 輸血検査、成分輸血、輸血副作用 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 石 塚 出 血 傾 向、 血 栓 症 出血性疾患の病態と鑑別診断、出 血性疾患の治療、血栓症 講 義 2 高 田 感 診断、化学療法、院内感染、敗血 症、感染症予防法、細菌 〃 染 症 3 自 習 4 〃 5 〃 1 高 田 感 染 2 鍋 島 〃 症 異型病原体、真菌、日和見感染、 原虫、寄生虫 講 義 ウイルス感染症、HIV 感染症、マ ラリア、その他 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 第6学年 − 259 − M6 呼吸器病学 領域別集中講義Ⅱ(呼吸器病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 呼吸器内科学 教 授 渡 辺 憲太朗(責任者) 准 教 授 藤 田 昌 樹 教 授 岩 﨑 昭 憲(責任者) 呼 吸 器・ 乳 腺 内 分泌・小児外科学 准 教 授 白 石 武 史 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1)医師国家試験出題基準の医学各論:Ⅳ 呼吸器・胸壁・縦隔疾患に含まれる呼吸器疾患を理 解する。 2)主たる呼吸器疾患の画像と呼吸生理学的特徴を説明できる。 3)主たる呼吸器疾患の内科的・外科的治療法および管理についてその概要を把握し、適切な対 策を立てることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) プリントやスライドで呈示された疾患の病歴、身体所見、検査所見を理解し、診断や治療方針を 整理させる。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1)事前に配布する講義プリントを読んでおき、次回の講義を予習すること。 2)講義プリントを用い呼吸器病学を復習し、各科試験に備える。 Ⅶ.教科書 門脇 孝・永井良三 編:カラー版 内科学 西村書店 2012 小川 聡 編:内科学書 第7版 中山書店 2009 高久史麿・尾形悦郎 監修:新臨床内科学 第9版 医学書院 2009 杉本恒明・矢崎義雄 編:内科学 第9版 朝倉書店 2007 金澤一郎・北原光夫・山口 徹・小俣政男 編:内科学 医学書院 2006 正岡 昭 編:呼吸器外科学 第4版 南山堂 渡辺洋宇 編:臨床呼吸器外科 第2版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 金澤 實・永田 真・前野敏孝 編:呼吸器病学 丸善出版 2012 Fishman’s Pulmonary diseases and disorders (4thed) MacGraw-Hill 2008 Shields T W 編: General thoracic surgery(7thed) Lippincott Williams & Wilkins 2009 長瀬隆英・永田泰自:図解 呼吸器内科学テキスト 中外医学社 2006 和田洋巳・三嶋理晃 監修:呼吸器病学総合講座 メディカルレビュー社 2004 − 260 − M6 呼吸器病学 No. 月 日 曜 限 6 24 月 担当者 項 目 キーワード 1 自 習 2 〃 1 3 渡 辺 閉 2 4 藤 田 塞 性 肺 疾 患 COPD 、気管支喘息 気管支拡張症・肺血栓塞栓 症、他 25 火 1 4 2 5 3 6 26 水 自 習 岩 﨑 肺 〃 肺 瘍 1 肺癌 腫 瘍 2 良性腫瘍、転移性腫瘍 〃 間質性肺炎・じん肺・サルコイ ドーシス、他 〃 渡 辺 び ま ん 性 肺 疾 患 自 習 5 〃 1 2 8 3 9 4 渡 辺 ア レ ル ギ ー 性 肺 疾 患 〃 藤 〃 呼吸器疾患の画像と病理 田 呼 吸 器 感 染 症 1 呼 吸 器 感 染 症 2 好酸球性肺炎・過敏性肺炎、他 1 講 義 呼吸器疾患の画像と病理 〃 肺結核症および非結核性抗酸菌症 〃 細菌症・非細菌性肺炎、他 〃 5 27 木 講 義 腫 4 7 10 講 義 〃 5 3 授業形態 自 習 白 石 武 縦 隔 疾 患 縦隔腫瘍、重症筋無力症 講 義 2 自 習 3 〃 4 〃 5 〃 第6学年 − 261 − M6 脳神経病学 領域別集中講義Ⅱ(脳神経病学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 神経内科学 教 授 坪 井 義 夫(責任者) 講 師 深 江 治 郎(実務責任者) 助 教 小 林 智 則 〃 福 原 康 介 脳神経外科学 教 授 井 上 亨(責任者) 准 教 授 東 登志夫(実務担当者) 講 師 野 中 将 救命救急センター 講 師 重 森 裕 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.中枢及び末梢神経の解剖、機能を理解し症候から局在を理解、説明できる。 2.脊椎・脊髄疾患による症候がどのようなものかを述べ、病巣の高位・横断診断の決定法を説 明できる。 3.脳腫瘍について年齢別頻度、部位別頻度、症候学、画像診断、治療法の特徴とその適応につ いて説明できる。 4.頭部外傷、中枢神経先天性疾患の診断と治療について説明できる。 5.パーキンソン病、脊髄小脳変性症の症候、分類、治療について述べる。 6.脳卒中の病型分類、治療法の選択とその適応について説明できる。 7.認知症とは何か定義し、神経内科・脳神経外科が扱う認知症疾患(アルツハイマー病、慢性 硬膜下血腫、水頭症)の特徴とその画像診断を総括する。 8.免疫異常が関連する神経疾患(多発性硬化症、ギランバレー症候群、重症筋無力症、多発性 筋炎)の診断と治療について述べる。 9.臨床上、注意を要する髄膜炎、脳炎の種類を述べ、その適切な治療法を説明できる。 10.基本的な治療計画が立てられる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) スライド、ビデオを活用し、問題演習等を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 指定した教科書の講義の項目・キーワードを事前に読んで、専門用語の意味等を理解しておくこと。 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 田崎義昭、斎藤佳雄:ベッドサイドの神経の診かた 南山堂 2010 平山惠造 他訳:神経内科治療マニュアル メディカルサイエンスインターナショナル 1992 山浦 晶 他:標準脳神経外科学 医学書院 2008 − 262 − M6 脳神経病学 No. 月 日 曜 限 1 7 1 月 2 3 2 火 4 5 3 水 6 7 8 木 項 目 キーワード 授業形態 1 坪 井 神 経 症 候 学 神経症候、局在診断、必要な解剖 講 義 2 深 江 神経内科疾患、認知症、神 経変性疾患 内科疾患に伴う神経症状、認知症 疾患、Parkinson 病、脊髄小脳変 性症、運動ニューロン疾患 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 井 上 脳 2 野 中 脳 外 科 疾 患 脳外科疾患、国試対策 腫 瘍 髄外腫瘍(髄膜腫、下垂体腺腫、 頭蓋咽頭腫、聴神経鞘腫、胚細胞 腫) 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 2 4 担当者 福 原 筋、神経、筋接合部、脊髄 重症筋無力症、筋疾患、脊髄疾患 講 義 小 林 感 染、 免 疫、 高 齢 者 脳炎、多発性硬化症、その他の神 経疾患 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 2 害 脳梗塞、くも膜下出血、高血圧性 脳内出血、AVM 、もやもや病 講 義 重 森 頭 部 外 傷 ・ 画 像 診 断 頭部外傷(病態、分類、診断、治 療)その他の脳外科疾患 〃 東 脳 血 管 障 3 自 習 4 〃 5 〃 第6学年 − 263 − M6 小児医学 領域別集中講義Ⅱ(小 児 医 学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 小 児 科 学 教 授 廣 瀬 伸 一(責任者) 〃 小 川 厚(筑紫病院) 准 教 授 安 元 佐 和(責任者) 講 師 太 田 栄 治(実務責任者)(総合周産期母子医療センター) 〃 吉 兼 由佳子 助 教 井 上 貴 仁(筑紫病院) 〃 田 中 美 紀 〃 森 島 直 美 〃 井手口 博 〃 吉 村 和 子(筑紫病院) 〃 野 村 優 子 非常勤講師 新居見 和 彦(福岡山王病院小児科部長・国際医療福祉大学教授) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 医師国家試験中の小児科問題を解くために、小児医学の重点を再認識する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.講義を通じ、小児医学で重要な点が理解出来る。 2.一般講義で不明であった事項が理解出来る。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 医師国家試験の過去問を用いた講義による。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 過去の医師国家試験中の小児科関連問題を解いておくこと。 Ⅶ.教科書 廣瀬伸一 編著:医師国家試験のためのサマリーブック小児科 ㈱海馬書房 2009 Ⅷ.参考書・文献 100 〜 107 回の医師国家試験問題集 森川昭廣、内山 聖、原 寿郎 編:標準小児科学 第7版 医学書院 No. 月 日 曜 限 1 7 8 月 1 担当者 項 目 太 田 新 〃 キーワード 授業形態 講 義 生 児 身 体 発 育 ・ 発 達 身体発育、精神 〃 仮死、呼吸器疾患 2 2 3 3 井 手 口 先 天 異 常 奇形、染色体異常 〃 4 4 廣 瀬 先 天 代 謝 新生児マススクリーニング 〃 5 自 習 − 264 − M6 小児医学 No. 月 日 曜 限 5 7 9 火 1 担当者 項 目 田 中 感 6 2 〃 感 7 3 森 島 栄 8 4 吉 村 内 養 分 ・ 10 水 講 義 ⑴ ウイルス感染症、予防接種 染 ⑵ 細菌感染症 〃 水 乳児の栄養、離乳 〃 謝 下垂体、甲状腺、副腎、性腺疾患 〃 代 5 9 授業形態 染 脱 泌 ・ キーワード 自 習 1 小 川 児 10 2 野 村 血 11 3 吉 兼 循 12 4 〃 循 童 精 講 義 神 精神遅滞、ADHD 、自閉症 液 ⑴ 免疫、貧血 〃 環 器 ⑴ 先天性心疾患 〃 環 器 ⑵ 後天性心疾患、川崎病 〃 5 自 習 1 非常勤講師 新 居 見 14 2 安 元 神 経 ⑴ けいれん、脳症、中枢神経感染症 〃 15 3 井 上 貴 神 経 ⑵ 脳腫瘍 〃 16 4 野 村 血 液 ⑵ 白血病、固形腫瘍 〃 13 11 木 腎 腎炎、ネフローゼ症候群 5 講 義 自 習 第6学年 − 265 − M6 産科婦人科学 領域別集中講義Ⅱ(産科婦人科学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 産科婦人科学 教 授 宮 本 新 吾(責任者) 准 教 授 吉 里 俊 幸( 〃 )(総合周産期母子医療センター) 講 師 城 田 京 子 助 教 小 濱 大 嗣(実務責任者)(総合周産期母子医療センター) 〃 近 藤 晴 彦 〃 宮 原 大 輔 講 師 吉 永 康 照 呼吸器・乳腺内 分泌・小児外科 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.生殖内分泌臓器の構造と機能、性分化異常、不妊症の診断と治療について理解する。 2.外陰、子宮頸部、子宮体部、卵巣、絨毛性腫瘍の診断と治療について理解する。 3.乳腺疾患の診断と治療について理解する。 4.妊娠の成立と維持、分娩の3要素(産道、娩出物、娩出力)、正常分娩および産褥の経過につ いて理解する。 5.出生前診断、産科感染症、妊娠の異常(流産、子宮外妊娠、早産、前期破水、妊娠中毒症、 常位胎盤早期剥離と前置胎盤、羊水の過多症と過少症、多胎妊娠、双胎間輸血症候群、血液型 不適合妊娠、過期妊娠、胎盤機能不全)について理解する。 6.分娩の異常(陣痛の異常、児頭骨盤不均衡、骨盤位、多胎分娩、胎児仮死、産科ショック)、 産科救急医療、産褥の異常について理解する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 講義を行い生殖内分泌、婦人科腫瘍、周産期関連の理解を再確認し、その後、国家試験問題形式 による生殖内分泌、婦人科腫瘍、周産期関連の問題解答のコツを理解する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・国家試験の過去問を解いて、理解度や疑問などを確認しておくこと。 ・講義後はよく復習し、国家試験に備えること。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 国家試験形式の生殖内分泌、婦人科腫瘍、周産期関連の問題による評価 Ⅶ.教科書 桑原慶紀・丸尾 猛 編集:標準産科婦人科学 第4版 医学書院 2011 年 Ⅷ.参考書・文献 1)石塚文平ら編:NEW CONSENSUS 新撰産婦人科診療 永井書店 2006 年 2)武谷雄二・中野仁雄・矢島 聰 編集:New 産婦人科学 改訂第2版 南江堂 2004 年 3)坂元正一、水野正彦、武谷雄二 編集 プリンシプル産科婦人科学2 改訂版 M edical View(1998) − 266 − M6 産科婦人科学 No. 月 日 曜 限 1 7 16 火 担当者 項 目 キーワード 授業形態 講 義 1 宮 原 婦 人 科 腫 瘍 ⑴ 子宮癌 2 2 近 藤 婦 人 科 腫 瘍 ⑵ 子宮筋腫、子宮内膜症、その他 〃 3 3 宮 本 婦 人 科 腫 瘍 ⑶ 卵巣癌、絨毛癌、外陰癌、その他 〃 4 4 城 田 内 分 泌 異 常 と 思 春 期 性分化異常、生殖奇形 〃 5 5 17 水 1 6 2 7 3 8 18 木 9 自 習 城 田 更 〃 不 吉 永 乳 期 HRT 妊 症 多嚢胞性卵巣症候群、プロラクチ ン 〃 患 乳腺腫瘍(良性・悪性) 〃 腺 疾 4 自 習 5 〃 1 2 吉 里 産 〃 産 科 正 常 ⑴ 陣痛、産道、産褥 科 正 常 ⑵ 分娩監視、胎児発育 11 19 金 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 10 講 義 年 1 2 〃 小 濱 産 〃 産 科 異 常 ⑴ 妊娠高血圧症候群、子宮内発育遅 延 科 異 常 ⑵ 合併症妊娠、ハイリクス妊娠 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 第6学年 − 267 − M6 精神医学 領域別集中講義Ⅲ(精 神 医 学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 精 神 医 学 教 授 西 村 良 二(責任者) 准 教 授 尾 籠 晃 司(実務責任者) 講 師 松 下 満 彦 〃 内 田 直 樹 〃 吉 田 公 輔 非常勤講師 伊 藤 正 訓(いとうメンタルクリニック院長) Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) No 1. ⑴ 精神保健福祉法に関連する入院形態を知り、症例に応じ選択する。 ⑵ 精神保健福祉法に関連する社会復帰施設について説明する。 ⑶ 精神科リハビリテーションの技法について説明する。 ⑷ 成年後見人制度について説明する。 No 2. ⑴ 統合失調症の概念を理解し、症状・診断・経過・治療について説明する。 No 3. ⑴ 精神作用物質とは何か、その摂取による乱用、依存、後遺障害について説明できる。 ⑵ 依存症、後遺症に対する基本的な治療法について説明できる。 ⑶ 睡眠覚醒障害の分類を理解し、その概念について述べる。 ⑷ 不眠の原因として頻度の高い病態を知るとともに、その代表である原発性不眠症の病態を 説明する。 ⑸ 過眠をきたす3つの疾患や病態であるナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、反復性過眠 症の病態を知り、臨床症状からそれらを鑑別できる。 ⑹ 睡眠時随伴症、日内(概日)リズム障害について説明する。 No 4. ⑴ パニック障害、PTSD、解離性障害について症状、病態、治療を説明する。 ⑵ 摂食障害など近年注目を浴びている病態について、症状、予後、治療について説明する。 No 5. ⑴ コンサルテーション・リエゾン精神医学で重要な病態について説明する。 ⑵ 死の臨床での精神医学的問題について説明する。 ⑶ 器質性精神障害について説明する。 No 6. ⑴ シナプスにおける神経伝達物質の流れと、神経伝達の異常による気分障害の発症について 説明する。 − 268 − M6 精神医学 ⑵ 抗うつ薬の種類と作用機序について説明する。 ⑶ 抗うつ薬の適応について説明する。 ⑷ 抗うつ薬の副作用について説明する。 ⑸ 気分障害の概念を理解し、症状・診断・経過・治療について説明する。 No 7. ⑴ 小児自閉症、Asperger 症候群について説明する。 ⑵ 多動性障害、チック障害について説明する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 事前:キーワード、行動目標を確認して講義にのぞむ。 事後:指定教科書を読み、講義の内容を確認する。講義後小テストを実施する。 Ⅷ.参考書・文献 厚生省精神保健福祉法規研究会=監修:精神保健福祉法詳解 中央法規出版 野村総一郎、樋口輝彦 編:標準精神医学 第5版 医学書院 No. 月 日 曜 限 1 8 26 月 2 1 2 3 3 4 4 担当者 キーワード 授業形態 非常勤講師 精神保健福祉法と精神科リ 伊 藤 ハビリテーション 精神保健福祉法、任意入院、措置 入院、医療保護入院、精神保健指 定医、家族心理教育、生活技能訓 練、ノーマライゼーション 講 義 松 下 統 統合失調症、ブロイラーの4徴 候、シュナイダーの一級症状、幻 覚、妄想、思考障害、陽性症状、 陰性症状 〃 精 神 作 用 物 質、 乱 用、 依 存( 精 神、身体)、後遺障害、耐性、ア ルコール関連障害、抗不安薬、睡 眠薬乱用、依存、有機溶剤関連障 害、覚せい剤関連障害、集団精神 療法、共依存、REM 睡眠、ナル コレプシー、睡眠時無呼吸症候 群、ピックウィック症候群、n − CPAP 、睡眠相遅延症候群 〃 不安障害、強迫性障害、急性スト レス反応、PTSD 、認知行動療法、 精神療法 〃 〃 項 目 合 失 調 症 アルコール 薬物依存睡眠 覚醒障害 西 村 ストレス反応と神経症性障害 5 27 火 1 尾 籠 器 質 性 精 神 障 害 せん妄、認知症、うつ病、症候性 精神障害、器質性精神障害、身体 表現性障害、キューブラ・ロス、 死の受容、ターミナルケア 講 義 〃 〃 6 2 内 田 気 分 障 害 の 診 断 と 治 療 気分障害、うつ病、躁うつ病、セ ロトニン、ノルアドレナリン、セ ロトニン症候群、抗うつ薬、向精 神薬 7 3 吉 田 児 汎用性発達障害、Kanner 、学習 障害、チック障害、被虐待児症候 群 童 精 神 医 学 4 自 習 5 〃 − 269 − 第6学年 5 自 習 M6 放射線科学・臨床検査医学 領域別集中講義Ⅲ(放射線科学・臨床検査医学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 放射線医学 教 授 吉 満 研 吾(責任者) 〃 桑 原 康 雄(放射線部) 准 教 授 高 野 浩 一(実務責任者) 助 教 品 川 喜 紳 臨床検査医学 教 授 松 永 彰(責任者) 総合診療部 准 教 授 鍋 島 茂 樹 講 師 田 中 俊 裕 腫瘍・血液・ 感染症内科 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.放射線のヒトへの影響と防護について理解し、説明できる。 2.核医学検査の適応と画像所見について説明できる。 3.放射線治療の原理、治療法、適応について説明できる。 4.神経疾患の総合画像診断について述べる。 5.総合画像診断の役割について述べる。 6.検査診断の基本を説明できる。 7.主たる検査法の原理、検体採取、保存法を説明できる。 8.検査で異常値が出るメカニズムを説明できる。 9.鑑別診断を列挙し 、 診断根拠を説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 全て講義。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと Ⅶ.教科書 西谷・遠藤・松井・伊東 編:標準放射線医学 第7版 医学書院 河合 忠 他編集:異常値の出るメカニズム 第5版 医学書院 Ⅷ.参考書・文献 高木 康、山田俊幸 編:標準臨床検査医学 第4版 医学書院 − 270 − M6 放射線科学・臨床検査医学 No. 月 日 曜 限 1 8 28 水 1 担当者 項 目 松 永 検 2 2 〃 3 3 鍋 島 微 4 4 田 中 血 査 の 基 本 物 液 検 検 授業形態 講 義 尿一般、血清蛋白、糖、脂質 〃 査 細菌検査、ウイルス検査 〃 査 血液一般、凝固・線溶系 〃 尿 検 査・ 血 液 化 学 検 査 生 キーワード 検査診断、基準範囲、検体の採取 と保存 5 5 29 木 自 習 放射線管理 ・核医学・放射 線治療 線量限度、被曝管理、シンチグラ フィ、PET 、放射線治療 講 義 1 桑 原 6 2 品 川 胸 部 放 射 線 診 断 画像診断の役割 〃 7 3 高 野 神 神経疾患、画像診断 〃 8 4 吉 満 非消化器系腹部疾患 , 画像診断 〃 経 放 射 線 学 非消化器系腹部疾患の画像 診断 5 自 習 第6学年 − 271 − M6 眼科学 領域別集中講義Ⅲ(眼 科 学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 眼 科 学 教 授 内 尾 英 一(責任者) 講 師 尾 崎 弘 明(実務責任者) 〃 梅 田 尚 靖 〃 小 沢 昌 彦 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.医師国家試験出題ガイドラインの眼科関連項目を理解し説明できる。 2.必修項目については禁忌枝を判断できる。 3.必修項目はなぜ必修なのか理解し説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義(プリント使用) 2.講義中の質疑応答 3.既出問題解説 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・講義該当部分の国試に目を通しておく。 Ⅶ.教科書 大野、木下、澤:標準眼科学 第 11 版 医学書院 所、吉田:現代の眼科学 第 10 版 金原出版 Ⅷ.参考書・文献 特になし No. 月 日 曜 限 8 30 金 担当者 項 目 キーワード 1 授業形態 自 習 試 対 2 小 沢 国 2 3 尾 崎 〃 〃 〃 3 4 梅 田 〃 〃 〃 5 策 講 義 1 過去問解説 自 習 − 272 − M6 皮膚科学・形成外科学 領域別集中講義Ⅲ(皮膚科学・形成外科学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 皮 膚 科 学 教 授 中 山 樹一郎(責任者) 准 教 授 今 福 信 一(実務責任者) 講 師 古 賀 文 二 助 教 伊 藤 宏太郎 〃 柴 山 慶 継 〃 徳 永 哲 夫 形成外科学 教 授 大慈弥 裕 之(責任者) 助 教 大 山 拓 人 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.炎症性皮膚疾患のうち一般的なものについて特徴を説明する。 2.代表的な皮膚腫瘍の名称と特徴を説明する。 3.皮膚疾患のいくつかを通して、皮膚科特有の検査法についてその対象疾患と方法について説 明する。 4.創傷治療のメカニズムを理解する。 5.植皮、皮弁の特徴を説明する。 6.切開、縫合法、Z 形成術、マイクロサージャリーを説明する。 7.熱傷、顔面外傷、外表先天異常、再建外科を説明する。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 皮膚科は肉眼所見が第一であるので、豊富な臨床写真を各疾患の説明に提示する。したがってア トラスは推奨できる。 国家試験問題の解説をしつつ、臨床症例を提示して内容の理解を深める。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・指定した教科書の割り当て部分を事前に読んでおくこと。 ・毎回授業の最初に前回授業内容に係る小テストを実施するので、復習しておくこと。 清水 宏 著:あたらしい皮膚科学 第2版 中山書店 2011 宮地良樹:皮膚科ミニマム 文光堂 2000 標準形成外科学 第6版 医学書院 2011 Ⅷ.参考書 1.大塚藤男 著・編:DERMATOLOGY 皮膚科学 第9版 金芳堂 2011 2.瀧川雅浩 監修:標準皮膚科学 改訂9版 医学書院 2010 3.塩谷信幸:創傷治癒 ブレーン出版 2005 − 273 − 第6学年 Ⅶ.教科書 M6 皮膚科学・形成外科学 No. 月 日 曜 限 1 5 キーワード 授業形態 講 義 大 慈 弥 形 成 外 科 学 総 論 創傷治癒、形成外科基本手技 2 2 大 山 形 成 外 科 学 各 論 熱傷、顔面外傷、先天異常、再建 外科 3 3 今 福 皮 論 構造・機能、診断・治療 4 4 古 賀 感 症 細菌、ウイルス、真菌、性感染症 〃 5 5 伊 藤 紅 病 紅 斑 症、 膠 原 病、 水 疱 症、 膿 疱 症、血管炎 〃 湿疹、蕁麻疹、薬疹 〃 〃 〃 6 木 項 目 1 6 9 担当者 金 1 〃 膚 科 学 総 染 斑 症、 膠 原 皮 膚 ア レ ル ギ ー 疾 患 7 2 古 賀 角 化 症、 悪 性 リ ン パ 腫 遺伝性および炎症性角化症、菌状 息肉症 8 3 柴 山 皮 悪性黒色腫、有棘細胞癌、色素性 母斑 9 4 徳 永 10 5 中 山 総 膚 腫 瘍、 母 斑 サルコイドーシス、扁平苔癬、白 肉芽腫症、口腔粘膜疾患、 板症、代謝異常症、糖尿病、神経 内科疾患と皮膚 皮膚症候群、デルマドローム 括 − 274 − 国家試験過去問題の解説 〃 講 義・ 小テスト 〃 〃 M6 整形外科学 領域別集中講義Ⅲ(整形外科学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 整形外科学 教 授 内 藤 正 俊(責任者) 〃 塩 田 悦 仁(実務責任者)(リハビリテーション部) 准 教 授 伊 﨑 輝 昌 講 師 佐 伯 和 彦 〃 吉 村 一 朗 〃 毛 利 正 玄 〃 石 河 利 之 助 教 西 尾 淳 〃 金 澤 和 貴 〃 中 村 好 成 〃 高 森 義 博 〃 前 山 彰 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.脊椎・脊髄疾患による症候がどのようなものかを述べ、病巣の高位・横断診断の決定法を説 明できる。 2.骨・関節の機能解剖を説明できる。 3.整形外科が扱う外傷一般の処置を説明できる。 4.骨腫瘍と代謝性骨疾患の診断と治療について述べる。 5.基本的な治療計画が立てられる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) スライド、ビデオを活用した視聴覚教育を行う。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 ・授業後は、指定した参考書 TEXT 整形外科学第3版を読み復習すること。 第6学年 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 TEXT 整形外科学 第3版 南山堂 − 275 − M6 整形外科学 No. 月 日 曜 限 1 9 9 月 2 3 4 10 火 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 吉村・毛利 足の外科・スポーツ障害・ 金 澤 小児整形 足関節疾患・膝関節疾患・小児疾 患 講 義 2 伊﨑・石河 肩関節疾患・手の外科・骨 西 尾 軟部腫瘍 外 傷、 骨 折・ 末 梢 神 経・ 画 像 診 断、治療、代謝性疾患 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 内藤・塩田 整形外科基礎疾患・リハビ 佐 伯 リテーション・膝関節障害 障害、チーム医療、社会復帰・膝 関節疾患 講 義 2 中村・高森 股 関 節 疾 患・ 脊 椎 脊 髄 疾 前 山 患・関節リウマチ 先 天 性、 代 謝 性 疾 患・ 症 候、 画 像、治療・関節炎(感染を含む) 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 − 276 − M6 麻酔科学・救命救急医学 領域別集中講義Ⅲ(麻酔科学・救命救急医学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 麻 酔 科 学 教 授 比 嘉 和 夫(責任者) 准 教 授 仁田原 慶 一(実務責任者) 講 師 平 田 和 彦 救命救急医学 教 授 石 倉 宏 恭(責任者) 脳神経外科学 教 授 井 上 亨 循環器内科 准 教 授 松 尾 邦 浩(筑紫病院) Ⅱ.一般目標(General Instructional Objectives) 1.麻酔管理の基本的考え方を知る。 2.蘇生法の理論を理解する。 3.癌性疼痛と対処法を正しく理解する。 4.急性中毒の対処法を知る。 5.多発外傷患者の対処法を知る。 6.脳死判定を理解する。 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.術前状態を正しく評価し、麻酔法を選択できる。 2.麻酔中の異常を発見し、適切に対処できる。 3.二次救命処置の必要性を判断し、対処できる。 4.二次救命処置の理論的根拠を説明できる。 5.癌性疼痛を分類、正しく除痛を行うことができる。 6.急性中毒の症状、診断、治療法を述べることができる。 7.多発外傷患者の症状、診断、治療法を述べることができる。 8.厚生労働省脳死判定基準を述べることができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 印刷物、スライド、VTR M4で学習した内容を復習しておくこと。 Ⅵ.成績評価の基準および方法(Evaluation) 客観試験 Ⅶ.教科書 特に指定しない。 Ⅷ.参考書・文献 弓 削孟文 監修:古家 仁、稲田英一、後藤隆久 編集:標準麻酔科学 第6版 医学書院 2011 − 277 − 第6学年 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) M6 麻酔科学・救命救急医学 土肥修司・澄川耕二 編集:TEXT 麻酔・蘇生学 改訂3版 南山堂 2008 日本救急医学会:標準救急医学 第4版 医学書院 2009 杉本恒明・矢崎義雄 総編集:内科学 第9版 朝倉書店 2007 No. 月 日 曜 限 1 2 2 石 倉 3 3 平 田 特 殊 疾 患 の 周 術 期 管 理 6 12 木 命 救 急 医 キーワード 松 尾 救 5 11 水 項 目 1 4 9 担当者 学 〃 国試既出問題の解説 授業形態 講 義 〃 〃 〃 〃 4 自 習 5 〃 1 比 嘉 癌 性 疼 痛 WHO 三段階癌疼痛治療、終末期 の治療 2 仁 田 原 麻 酔 管 理 国試既出問題の解説 〃 定 脳死判定基準と国試既出問題の解 説 〃 3 井 上 脳 死 判 講 義 4 自 習 5 〃 − 278 − M6 泌尿器科学 領域別集中講義Ⅲ(泌尿器科学) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 泌尿器科学 教 授 田 中 正 利(責任者) 准 教 授 松 岡 弘 文(実務責任者) 〃 石 井 龍(筑紫病院) 講 師 中 村 信 之 〃 入 江 慎一郎 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.主要な泌尿器科疾患について、画像を供覧しながら必修の基本項目について解説することが できる。 2.腎・尿路結石症の原因、症状、診断法、合併症、治療法および再発予防について説明するこ とができる。 3.上皮小体を対象とした画像診断、手術適応および術前術後管理について述べることができる。 4.前立腺肥大症と閉塞による腎障害の病態生理を説明できる。 5.神経因性膀胱・尿失禁の原因、病態、症状、合併症、診断法および治療法について述べるこ とができる。 6.腎・尿路・男性性器の先天異常の主たるものを列挙し、それぞれの発生機序、症状、合併症、 診断法および治療法について述べることができる。 7.腎・尿路・男性性器の感染性疾患を列挙し、それぞれの原因、病態、合併症、診断法および 治療法について説明することができる。 8.腎・尿路・男性性器の腫瘍を列挙し、それぞれの頻度、好発年齢、病理、病期分類、転移経 路、腫瘍マーカー、症状、進展度判定法および治療法についての知識を整理して述べることが できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 画像およびまとめのスライドを使用して解説する。 質問形式・テスト形式で問いかけることもある。 ・事前にM4の講義プリントを復習し、最近の国試問題に目を通しておくこと。 ・今回の講義プリントとM4の講義プリントで泌尿器科学の要点を整理すること。そして国試問 題や予習問題を利用して繰り返し学習すること。 Ⅶ.教科書 M3、M4講義の教科書・参考図書に準ずる。 Ⅷ.参考書・文献 M3、M4講義の参考図書に準ずる。 − 279 − 第6学年 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) M6 泌尿器科学 No. 月 日 曜 限 担当者 項 目 キーワード 授業形態 1 田 中 尿 路 性 器 感 染 症 尿 路 性 器 腫 瘍 1 腎 盂 腎 炎、 膀 胱 炎、 前 立 腺 炎、 性感染症、前立腺癌 講 義 2 2 入 江 そ の 他 の 泌 尿 器 疾 患 1 前 立 腺 肥 大 症、 神 経 因 性 膀 胱、 尿失禁、腎機能など 〃 3 3 松 岡 尿 水腎症、尿管瘤、異所開口尿管、 尿道下裂、性分化異常など 〃 4 4 石 井 尿 路 性 器 腫 瘍 2 腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍、膀胱腫 瘍、精巣腫瘍 〃 5 5 中 村 そ の 他 の 泌 尿 器 疾 患 2 尿路結石、腎血管疾患、上皮小 体、尿路性器外傷など 〃 1 9 13 金 路 先 天 異 − 280 − 常 M6 耳鼻咽喉・口腔系 領域別集中講義Ⅲ(耳鼻咽喉・口腔系) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 耳鼻咽喉科学 教 授 中 川 尚 志(責任者) 准 教 授 坂 田 俊 文(筑紫病院) 講 師 末 田 尚 之(実務責任者) 歯科口腔外科学 教 授 喜久田 利 弘(責任者) Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.耳、鼻、副鼻腔、咽頭、喉頭、気管、食道、頸部の正常解剖を記述できる。 2.難聴、めまい、顔面神経麻痺、音声障害、嚥下障害、上気道閉塞を始めとする外中耳、内耳、 鼻副鼻腔、咽頭、喉頭、気管、食道、頸部の疾患を簡潔に説明することができる。 3.各症候の主要疾患について詳細に特徴を列挙することができる。 4.聴覚、平衡、顔面神経、嗅覚、味覚、音声、嚥下の検査を説明できる。 5.頭頸部領域の各種画像で病変を同定できる。 6.口腔からの摂食、咀嚼、嚥下の機能と生理を理解できる。 7.口腔・顎・顔面領域の解剖を理解し、説明できる。 8.口腔疾患の病態の説明と診断ができる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.講義(プリント、スライド、PC プロジェクター使用) 2.講義中の質疑応答 3.既出問題により医師国家試験への学習範囲を解説する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) ・教科書およびM3の講義内容を復習しておくこと。(事前・事後とも) Ⅶ.教科書 M3講義の教科書に準ずる。 Ⅷ.参考書・文献 M3講義の参考書に準ずる。 1 9 17 火 2 3 18 水 担当者 項 目 キーワード 1 中 川 耳 鼻 咽 喉 科 総 括 耳鼻咽喉科全般 2 喜 久 田 口 口腔解剖、咀嚼、嚥下、口腔常在 菌叢、口腔粘膜病変、口腔疾患の 診断 腔 疾 患 授業形態 講 義 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 1 坂 田 耳 科 − 281 − 学 外耳、中耳、内耳、めまい 講 義 第6学年 No. 月 日 曜 限 M6 耳鼻咽喉・口腔系 No. 月 日 曜 限 4 9 18 水 担当者 項 目 2 坂 田 鼻 5 3 末 田 頭 6 4 〃 咽 科 キーワード 学 鼻副鼻腔 授業形態 講 義 頸 部 腫 瘍 頭頸部腫瘍、診断、治療 〃 頭 喉 頭 学 咽喉頭、気管 〃 5 自 − 282 − 習 M6 社会医学・法医学・セーフティマネージメント 領域別集中講義Ⅲ(社会医学・法医学・セーフティマネージメント) Ⅰ.担当教員名 微生物・免疫学 教 授 廣 松 賢 治(評価責任者) 衛生・公衆衛生学 教 授 守 山 正 樹(責任者) 准 教 授 三 宅 𠮷 博 〃 谷 原 真 一 講 師 百 瀬 義 人 〃 田 中 景 子 〃 牛 島 佳 代 〃 今 任 拓 也 総合医学研究センター 教 授 畝 博 消化器外科学 教 授 山 下 裕 一 助 教 中 村 伸理子 法 医 学 助 教 柏 木 正 之 Ⅲ.行動目標(Specific Behavioral Objectives) 1.健康疾病の概念、公衆衛生や予防の考え方、健康の保持増進、環境保全、産業保健などの項 目につき、それぞれの考え方を対比的に説明できるとともに、その社会的な意味を述べること ができる。 2.医師の権利/義務、患者の権利/義務、医の倫理、介護、インフォームドコンセント、地域 医療などの項目につき、それぞれの概要を対比的に説明できると共に、一人の医師としてそれ ぞれの事柄が、どのような場合に意味を持ち得るかを、具体的にイメージできる。 3.感染症や生活習慣病、保健/医療/福祉の資源、母子保健や老人保健の現状、人口統計や疾 病統計、学校保健や精神保健などの項目につき、それぞれの概要を対比的に説明できるととも にわが国の概要がどのようなものであるかを、大まかな数値を示して、指摘することができる。 4.人口統計や疾病統計、疫学研究方法、疫学指標などの項目につき、それぞれの概念を比較し、 関係づけられるとともに、具体的な数値を示された場合には、そこから予測/関係付け/公式 化などを行うことができる。 度や決まりの概要を説明できるとともに、それらの中でも重要な部分や利用に関して、具体的 に述べることができる。 6.健康危機管理、食品や作業環境の衛生管理、予防と介護などの項目につき、それぞれの考え 方の特徴を指摘できるとともに、臨床医学の考え方との接点を、説明できる。 7.死亡診断書や死体検案書の書き方について、具体的に説明できる。 Ⅳ.学習方略(Learning Strategies) 1.集中講義の形式により、まず各分野のキーワードを見渡した上で、キーワード群に対応した 練習問題を解決する中から、キーワードの関連性を復習する。 − 283 − 第6学年 5.保健/医療/福祉の制度や関連法規、産業保健関連法規、などの項目につき、それぞれの制 M6 社会医学・法医学・セーフティマネージメント 2.具体的な届け出など鮮明なイメージ形成が必要な項目に関しては、その状況を想定した上で、 実例を踏まえながら対比的にキーワードを特定し、類別し、関係づける。 3.数値などから推論することが必要な疫学と統計に関しては、実際に手を動かして計算例に当 たった上で、その意味をキーワードへと関係づけ、記述的に把握する。 Ⅴ.事前・事後学習の方法(Self Learning Before and After Lectures) 1.M3とM4のときに学習した教科書とノートに目を通す。 2.授業中に出て来た重要項目について、応用問題とその答えを考えてみる。 Ⅶ.教科書 鈴木庄亮・久道 茂 監修 辻 一郎・小山 洋 編集:シンプル衛生公衆衛生学 南江堂 厚生労働統計協会 編:図説国民衛生の動向 厚生労働統計協会 Ⅷ.参考書・文献 ・死亡診断書記入マニュアル(厚生労働省) ・その他、必要に応じて授業中に助言する。 No. 月 日 曜 限 1 9 19 木 2 1 2 3 3 担当者 項 目 三 宅 疫 〃 疫 キーワード 学 1 国試対策(疫学全般) プリント 学 2 国試対策(疫学全般) 〃 国試対策(母子保健・環境保健全 般) 〃 田中・牛島 母 子 保 健 ・ 環 境 保 健 4 自 習 5 4 20 金 1 5 2 6 3 7 24 火 〃 谷 原 公 〃 感 衆 衛 染 生 症 法 対 規 医師法、医療法、社会保障制度関 連法規、薬事関連法規 プリント 策 わが国の主要な感染症の現状と課 題、感染症予防法および関連法規 〃 学校保健、人口統計・疾病統計 〃 百 瀬 学 校 保 健 ・ 統 計 4 自 習 5 〃 1 守 山 保 健 医 療 論 Ⅰ 健康疾病の概念、保健・医療・福 祉の制度、地域保健・地域医療 プリント 健 医 療 論 Ⅱ 保健 ・ 医療 ・ 福祉の資源、介護保 険制度、老人の現状、国際保健 〃 公衆衛生と予防の考え方、健康診 査、健康保持・増進 精神保健、 国民栄養 〃 8 2 〃 保 9 3 〃 公 衆 衛 生 と 予 防 医 学 精 神 保 健・ 国 民 栄 養 10 25 水 授業形態 4 自 習 5 〃 1 11 2 12 3 谷 原 食 品 保 健・ 健 康 危 機 管 理 食中毒対策、食品衛生法、健康危 機管理、災害医療 プリント 産 業 保 健 1 産業保健の目的、産業医の職務、 労働安全衛生法、物理的原因によ る職業病 〃 今 任 産 業 保 健 2 産業中毒、職業がん、その他職業 性疾患、労災保険 〃 畝 − 284 − M6 社会医学・法医学・セーフティマネージメント No. 月 日 曜 限 9 13 25 水 26 木 14 担当者 項 目 キーワード 4 自 習 5 〃 1 2 柏 木 医 師 法 ・ 死 亡 診 断 書 1 〃 医 師 法・ 死 亡 診 断 書 2 医師の権利・義務、医の倫理 死亡診断書・死体検案書の作成と その考え方 16 27 金 プリント 〃 3 自 習 4 〃 5 15 授業形態 〃 1 山 下 セーフティマネージメント1 医療事故、医療過誤、インシデ ン ト レ ポ ー ト、、 リ ス ク マ ネ ー ジャー、医療訴訟 2 中 村 セーフティマネージメント2 〃 プリント 〃 3 自 習 4 〃 5 〃 第6学年 − 285 − 平成25年度 学 年 暦 日 曜 1 2 4 月 日 曜 学年始め 入学式・新入生歓迎会 1 月 3・4年 前期授業・試験開始 5年 臨床修練Ⅰ開始 6年 領域別集中講義Ⅰ・試験開始 1年 ガイダンス(教務・学生・愛好会紹介) 2 火 2 年 前期授業・試験開始 5 月 日 曜 6 月 日 曜 7 月 日 曜 8 月 日 曜 9 月 水 1 土 1 月 1 木 1 日 木 6 年 領域別集中講義Ⅰ・試験終了 2 日 2 火 2 金 1 年 前期試験終了 2 月 1 年 1 年 前期成績発表開始 (Web) 医学概論Ⅱ実習 (看護実習) 開始 6 年 第 2 回模擬試験 3 水 1 年 制限科目登録 3 金 憲法記念日 3 月 3 水 3 土 オープンキャンパス 3 火 1年 後期科目登録変更開始 (〜9/6) 4 木 4 土 みどりの日 4 火 4 木 第 65 回 西医体結団式 4 日 1 年 夏季休業開始 4 水 5 金 1 年 Web 履修登録 5 日 こどもの日 5 水 5 金 5 月 5 木 6 土 6 月 6 木 6 土 6 年 父母懇談会 6 火 6 金 1年 医学概論Ⅱ実習(看護実習)終了 7 日 第52回 九山大会(主管校 琉球大学)5/5まで 7 年 男子定期健康診断(5/14まで) 火 1 6 年 臨床修練Ⅱ開始 7 金 7 日 7 水 7 土 医学部愛好会幹部研修会 8 〜 6 年 男子定期健康診断 月 4 8 水 8 土 8 月 8 木 8 日 9 〜 6 年 女子定期健康診断 火 4 1 年 前期授業開始 9 木 9 日 9 火 9 金 9 月 10 水 10 金 第 42 期 新入生歓迎会 10 月 10 水 10 土 10 火 11 木 第 52 回 九山大会結団式 11 土 11 火 11 木 11 日 11 水 12 金 12 日 12 水 12 金 12 月 12 木 13 土 4 年 CBT キャンプ 13 月 13 木 13 土 13 火 13 金 1年 夏季休業終了 14 日 14 火 14 金 6 年 臨床修練Ⅱ終了 14 日 14 水 44 回医学部長杯争奪ソフトボール大会 14 土 第 15 月 15 水 1年 女子定期健康診断(5/21まで) 15 土 15 月 海の日 15 木 15 日 16 火 16 木 16 日 16 火 16 金 16 月 敬老の日 1年 休日授業日 17 水 17 金 17 月 17 水 17 土 17 火 18 木 18 土 18 火 18 木 18 日 5 年 夏季休業終了 18 水 19 金 19 日 19 水 19 金 3 年 前期授業・試験終了 19 月 5 年 臨床修練Ⅰ再開 19 木 20 土 20 月 20 木 20 土 3 年 夏季休業開始 20 火 6 年 夏季休業終了 20 金 21 日 21 火 創立記念日 21 金 21 日 21 水 21 土 22 月 22 水 2・3 年 男子定期健康診断 22 土 22 月 22 木 23 火 23 木 2・3 年 女子定期健康診断 23 日 24 水 24 金 25 木 6 年 第 1 回模擬試験 6 年 第 1 回再試験 1年 後期授業開始 医学部コミュニケーションキャンプ 22 日 23 火 1 年 前期授業終了 23 金 6 年 領域別集中講義Ⅱ・試験終了 24 月 6年 領域別集中講義Ⅱ・試験開始 24 水 1 24 土 年 前期試験開始 6 年 夏季休業開始 23 月 秋分の日 25 土 25 火 25 木 25 日 2・4 年 夏季休業終了 25 水 26 金 26 日 26 水 26 金 26 月 1年 前期追試験開始 2・4年 後期授業 ・ 試験開始 26 木 6 年 領域別集中講義Ⅲ・試験開始 27 土 1年 フレッシュマンキャンプ 27 月 27 木 2・4 年 前期授業・試験終了 5 年 夏季休業前臨床修練Ⅰ終了 地方父母懇談会(広島) 27 土 2・4・5 年 夏季休業開始 28 日 28 火 29 月 昭和の日 1 年 休日授業日 30 火 24 火 27 火 27 金 28 金 28 日 第65回 西医体(主管校 九州大学)8/15まで 28 水 28 土 29 水 29 土 29 月 29 木 3 年 夏季休業終了 29 日 30 木 30 日 30 火 30 金 1 年 前期追試験終了 3 年 後期授業・試験開始 31 土 30 月 31 金 31 水 平成25年度 学 年 暦 日 曜 10 月 日 曜 11 月 日 曜 12 月 日 曜 1 月 日 曜 2 月 日 曜 3 月 1 火 1 金 1 日 1 水 元旦 1 土 1 土 2 水 2 土 第 33 回医学祭(11/5 まで) 2 月 2 木 2 日 2 日 3 木 6 年 領域別集中講義Ⅲ・試験終了 3 日 文化の日 3 火 3 金 3 月 3 月 4 金 4 月 4 水 4 土 1 年 冬季休業終了 4 火 医学部医学科入試 4 5 土 5 火 1 年 振替休業日 5 木 5 日 2 〜 6 年 冬季休業終了 5 水 5 火 1 年 後期追・再試験終了 2 〜 4 年 追・再試験終了 水 6 木 4 年 OSCE / 2 年 体験 6 木 1年 後期授業再開 5 年 臨床修練Ⅰ再開 2〜4 年 後期授業・試験再開 6 年 第 4 回模擬試験 6 日 6 水 6 金 6 月 7 月 7 木 7 土 7 火 7 金 7 金 8 火 8 金 8 日 8 水 8 土 第108回国家試験(2/8〜10予定) 8 土 9 水 9 土 9 月 9 木 9 日 9 日 10 木 6 年 第 2 回再試験 10 日 10 火 10 金 10 月 4 年 OSCE 成績発表 10 月 11 金 11 月 6 年 第3回模擬試験 11 水 11 土 11 火 建国記念の日 11 火 12 土 12 火 12 木 6 年 成績発表 1 12 日 12 水 12 水 13 日 13 水 13 金 13 月 成人の日 13 木 2 〜 5 年 成績発表2 14 月 体育の日 14 木 14 土 14 火 1 年 後期授業終了 13 木 1 年 後期成績発表1 2 〜 4 年 成績発表1 14 金 2〜4年 追・再試験開始 医学部医学科入試 1 年 後期追・再試験開始 15 火 15 金 15 日 第38回 医学部長杯争奪バレーボール大会 15 水 1 年 後期試験開始 16 水 6 年 第3回再試験 16 土 父母後援会総会 16 月 6 年 総合試験 再試験 16 木 16 日 16 日 17 木 17 日 17 火 17 月 17 月 1 年 成績発表2(Web) 18 金 18 月 18 水 17 金 1 年 振替休業日 4 年 CBT 18 土 18 火 18 火 19 土 第 40 回慰霊祭 19 火 19 木 19 日 19 水 19 水 卒業式・謝恩会 20 日 20 水 20 金 20 木 20 木 5 年 臨床修練Ⅰ終了 21 月 21 木 西医体福大支部総会 21 土 2 〜 6 年 冬季休業開始 21 火 21 金 21 金 春分の日 22 火 22 金 22 日 22 水 22 土 22 土 23 水 23 土 勤労感謝の日 23 月 天皇誕生日 23 木 23 日 23 日 24 木 24 日 24 火 24 金 24 月 24 月 25 金 25 月 6 年 総合試験 25 水 1 年 冬季休業前授業終了 25 土 25 火 25 火 26 土 5 年 模擬試験(予定) 26 火 26 木 26 日 26 水 26 水 27 日 27 水 27 金 27 月 1 年 後期試験終了 27 木 4 年 OSCE 再試験(予定) 27 木 28 月 28 木 28 土 28 火 28 金 28 金 29 火 29 金 4 年 CBT ネット模試 29 日 29 水 29 土 30 水 30 土 30 月 30 木 30 日 31 火 31 金 2・3 年 後期授業・試験終了 31 月 学年終了 31 木 2〜4年 冬季休業前授業 ・ 試験終了 20 月 5 年 冬季休業前臨床修練Ⅰ終了 1 年 冬季休業開始 6 年 成績発表 2 ( 2/14 〜 21 医学科基礎 ・ 専門教育科目 15 土 2/27 〜 3/4 共通教育科目 14 金 ) 15 土 研究室配属 集合場所 − 287 − − 288 − − 289 − − 290 − 病院本館 − 291 − 講義予定表 − 293 − 5 4 31 日 3 2 1 5 4 30 土 3 2 1 5 4 3 29 金 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 担当者 M 1 科 目 担当者 M 2 科 目 担当者 M 3 科 目 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 4 黒 木 学 − 294 − 5 4 3 水 3 制 2 1 5 限 科 目 登 〃 〃 〃 〃 会 〃 〃 〃 〃 医 学 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 一般・神経生理学 井 上 隆 社 〃 一般・神経生理学 井 上 隆 〃 録 研 究 室 配 属 教 務 2 火 3 ガ イ ダ ン ス 学 生 4 2 病 理 学 総 論 〃 〃 〃 理 〃 自 習 三 宅 守 山 〃 竹 下 竹 下 濵田・濵﨑 竹 下 喜 多 〃 岩 本 全 員 担当者 神 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 精 〃 呼 吸 器 病 学 〃 脳 神 経 病 学 〃 呼 吸 器 病 学 科 目 〃 井 上 自 習 久 保 内 田 西 村 平 塚 藤 田 〃 坪 井 〃 渡 辺 担当者 〃 〃 自 習 出 石 〃 吉 兼 領域別集中講義Ⅰ (循環器病学) 〃 担当者 科 目 〃 〃 〃 自 習 田 代 自 習 〃 三 浦 領域別集中講義Ⅰ (循環器病学) 〃 〃 自 習 小 川 〃 〃 〃 〃 〃 佐 光 学 薬 科 目 領域別集中講義Ⅰ (循環器病学) 化 担当者 M 6 1 生 科 目 M 4 〃 式 担当者 M 3 〃 学 科 目 M 2 5 4 1 月 3 入 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 録 化 − 295 − 〃 5 〃 〃 剖 〃 解 〃 4 5 金 3 We b 履 2 1 5 4 疫 免 生 科 目 4 木 3 登 担当者 〃 修 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 入 江 立 花 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 2 1 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 〃 〃 〃 病 理 学 総 論 薬 科 目 〃 脳 神 経 病 学 〃 竹 下 全 員 〃 竹 下 循 環 器 病 学 溝口・二村 〃 竹 下 岩 本 朔 瀬 川 〃 坪 井 白 石 素 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 〃 永 石 〃 領域別集中講義Ⅰ 柳 瀬 (内分泌・代謝病学) 〃 自 習 〃 出 石 領域別集中講義Ⅰ (循環器病学) 〃 尾 籠 和 田 学 〃 〃 医 担当者 科 目 非常勤講師 非常勤講師 呼 吸 器 病 学 平 野 川 平 神 担当者 M 6 〃 精 科 目 M 4 縄 田 非常勤講師 黒 瀬 喜 多 担当者 M 3 講義予定 4 〃 − 296 − 2 学 外 入 国 〃 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 10 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 学 〃 〃 〃 理 学 社 会 〃 〃 〃 〃 医 学 病 理 学 総 論 薬 科 目 〃 〃 〃 全 員 三 宅 守 山 〃 久 野 〃 神 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 精 〃 呼 吸 器 病 学 〃 非常勤講師 川 﨑 〃 脳 神 経 病 学 鍋 島 担当者 緒 方 安 部 〃 〃 自 習 田 邉 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 〃 領域別集中講義Ⅰ 非常勤講師 (内分泌・代謝病学) 明 比 〃 〃 〃 西 村 (矢野) 出 石 〃 〃 自 習 野見山 領域別集中講義Ⅰ 野見山 (内分泌・代謝病学) 〃 〃 〃 〃 〃 久 保 担当者 領域別集中講義Ⅰ 松 永 (内分泌・代謝病学) 科 目 M 6 内 田 〃 原 田 津 川 井 上 渡 辺 呼 吸 器 病 学 白 石素 科 目 M 4 堀 江 〃 岩 本 担当者 M 3 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 井 上隆 科 2 物 理 本 田 〃 本 田 〃 黒 木 〃 〃 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 9 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 化 〃 5 担当者 組織細胞生物学総論・ 白 澤 遺 伝 学・発 生 学 科 目 4 担当者 〃 科 目 M 2 8 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 生物学実験 − 297 − 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 4 13 土 3 2 1 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 12 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 11 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 小 川 〃 入 江 〃 廣 松 〃 芝 口 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 〃 〃 〃 病 理 学 総 論 薬 科 目 〃 全 員 〃 久 野 〃 岩 本 〃 喜 多 担当者 M 3 神 〃 医 学 岩 田 自 習 野 中 東 〃 藤 田 松 下 上 田 担当者 C B T キ ャ ン プ (4 / 13 〜 4 / 14) 〃 循 環 器 病 学 〃 脳 神 経 病 学 〃 呼 吸 器 病 学 精 科 目 M 4 担当者 〃 〃 自 習 三 宅 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 小河原 領域別集中講義Ⅰ 斉 藤 (腎臓・膠原病学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅰ 中 島 (腎臓・膠原病学) 科 目 M 6 講義予定 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 − 298 − 2 学 外 入 国 〃 化 〃 学 〃 芝 口 〃 〃 〃 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 17 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 学 会 〃 〃 〃 〃 医 学 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 市 川 〃 〃 〃 理 科 目 担当者 〃 藤 田 呼 吸 器 病 学 白 石武 科 目 M 4 〃 全 員 三 宅 守 山 〃 坂 田 鍋 島 青 木 鍋 島 岩 本 神 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 精 〃 呼 吸 器 病 学 〃 野 中 樋 口 〃 〃 自 習 伊 藤 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 青 柳 〃 領域別集中講義 江 口 Ⅰ(消化器病学) 〃 〃 〃 非常勤講師 木 村 出 石 〃 〃 自 習 安 部 領域別集中講義Ⅰ 久 野 (腎臓・膠原病学) 〃 〃 〃 〃 〃 久 保 担当者 領域別集中講義Ⅰ 笹 冨 (腎臓・膠原病学) 科 目 M 6 西 村 渡 辺 永 田 〃 非常勤講師 非常勤講師 脳 神 経 病 学 児 島 継 〃 喜 多 担当者 M 3 病 理 学 総 論 薬 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 井 上 隆 社 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 井 上 隆 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 16 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 守山、廣松、 全担任 〃 Ⅰ 医 学 入 門 井 上 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 学 担当者 組織細胞生物学総論・ 白 澤 遺 伝 学・発 生 学 科 目 〃 剖 久 保 担当者 M 2 立 花 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 4 15 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 生物学実験 − 299 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 19 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 18 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 小 川 〃 立 花 〃 廣 松 〃 芝 口 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 〃 〃 〃 病 理 学 総 論 薬 科 目 全 員 〃 〃 坂 田 〃 全 員 〃 岩 本 担当者 M 3 神 〃 医 〃 循 環 器 病 学 〃 脳 神 経 病 学 〃 担当者 〃 〃 〃 非常勤講師 岡 部 吉 兼 〃 非常勤講師 大 城 〃 自 習 向 坂 入 江 植 木 領域別集中講義Ⅰ (消化器病学) 緒 方 〃 自 習 〃 〃 〃 星 野 青 柳 領域別集中講義Ⅰ (消化器病学) 〃 担当者 科 目 M 6 〃 〃 渡 辺 〃 学 田 中 謙 呼 吸 器 病 学 精 科 目 M 4 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 − 300 − 2 学 外 入 国 担当者 〃 化 〃 〃 〃 学 〃 芝 口 〃 白 澤 〃 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 24 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 学 会 〃 〃 〃 〃 医 学 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 〃 〃 〃 理 科 目 〃 全 員 三 宅 守 山 非常勤講師 片 岡 鍋 島 鍋 島 青 木 神 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 精 〃 呼 吸 器 病 学 〃 非常勤講師 西 鍋 島 脳 神 経 病 学 〃 呼 吸 器 病 学 科 目 〃 小 林 出 石 久 保 〃 縄 田 〃 藤 田 大 川 鍋 島 〃 山 下 担当者 M 4 喜 多 〃 堀 江 担当者 M 3 病 理 学 総 論 薬 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 倉原(海) 社 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 倉原(海) 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 23 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 入 江 担当者 医 学 入 門 岩 﨑 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 4 22 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 自 習 乗 富 吉 満 担当者 〃 〃 自 習 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 熊 川 領域別集中講義Ⅰ 高 松 (腫瘍・輸血・血液・感染症学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅰ 田 村 (腫瘍・輸血・血液・感染症学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅰ (消化器病学) 科 目 M 6 講義予定 生物学実験 − 301 − 5 4 27 土 3 2 フレッシュマンキャンプ (4/27 〜 4/28) 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 1 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 26 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 25 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 入 江 立 花 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 〃 〃 〃 病 理 学 総 論 薬 科 目 神 〃 医 学 〃 〃 竹 下 吉 兼 循 環 器 病 学 鍋 島 全 員 岩 朝 東 岩 﨑 藤 田 〃 尾 籠 担当者 〃 脳 神 経 病 学 〃 呼 吸 器 病 学 精 科 目 M 4 〃 鍋 島 〃 全 員 〃 岩 本 担当者 M 3 担当者 〃 〃 自 習 高 田 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 鍋 島 領域別集中講義Ⅰ 高 田 (腫瘍・輸血・血液・感染症学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅰ 石 塚 (腫瘍・輸血・血液・感染症学) 科 目 M 6 講義予定 5 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 − 302 − 2 学 外 入 国 〃 化 科 目 学 〃 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 1 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 黒 木 昭 担当者 M 2 和 社 会 〃 〃 〃 〃 医 学 病 理 学 総 論 科 目 〃 〃 〃 全 員 三 宅 守 山 岩 崎 の 科 目 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 神 〃 津 川 高 野 出 石 久 保 〃 吉 田 〃 原 田 担当者 M 4 呼 吸 器 病 学 竹 下 精 溝口・二村 〃 竹 下 担当者 M 3 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 市 川 〃 門 一般・神経生理学 井 上 隆 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 30 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 入 江 担当者 医 学 入 門 廣 松 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 4 29 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 領域別集中講義Ⅰ試験 日 科 目 M 6 講義予定 − 303 − 5 4 4 土 3 2 1 5 4 3 金 3 2 1 5 4 物理学実験 み 憲 生物学実験 2 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 疫 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 ど 法 学 学 〃 廣 松 〃 瀬 川 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 薬 〃 〃 〃 理 学 り 記 科 目 〃 精 神 の 念 〃 医 学 〃 非常勤講師 原 全 員 脳 神 経 病 学 科 目 西 村 吉 田 〃 重 森 担当者 M 4 喜 多 担当者 M 3 担当者 日 日 領域別集中講義Ⅰ試験 科 目 M 6 講義予定 5 科 目 振 担当者 − 304 − 2 学 外 入 国 〃 化 科 目 学 〃 黒 木 替 担当者 M 2 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 8 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 会 〃 〃 〃 〃 医 学 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 科 目 休 科 目 担当者 M 4 〃 全 員 全 員 守 山 坂 田 神 医 〃 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 岩 崎 精 濵田・濵﨑 岩 崎 合 馬 安 部 出 石 久 保 尾 籠 西 村 吉 田 岩 崎 呼 吸 器 病 学 白 石素 濵田・濵﨑 担当者 M 3 病 理 学 総 論 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 上 原明 社 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 上 原明 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 7 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 4 6 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 臨 床 日 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 305 − 剖 学 Ⅰ 5 〃 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 医 学 入 門 廣 松 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 4 医 学 概 論 Ⅰ 11 土 3 2 入 江 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 1 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 10 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 9 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 廣 松 〃 瀬 川 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 〃 〃 〃 病 理 学 総 論 薬 科 目 神 〃 医 学 〃 〃 非常勤講師 伊 東 〃 脳 神 経 病 学 精 〃 循 環 器 病 学 科 目 樋 口 福 原 深 江 合 馬 非常勤講師 山 脇 非常勤講師 堀 口 〃 三 浦 担当者 M 4 〃 竹 下 坂 田 〃 全 員 〃 堀 江 担当者 M 3 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 向 野 − 306 − 2 学 外 入 国 担当者 〃 化 〃 〃 〃 学 〃 黒 木 〃 白 澤 〃 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 15 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 会 〃 〃 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 科 目 担当者 M 3 〃 全 員 三 宅 守 山 〃 〃 竹 下 田 村 病 理 学 総 論 試 験 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 上 原 明 社 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 上 原 明 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 14 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 小 川 担当者 医 学 入 門 柳 瀬 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 5 13 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 神 医 〃 医 学 学 〃 脳 神 経 病 学 C B T 演 習 法 精 〃 呼 吸 器 病 学 〃 〃 〃 脳 神 経 病 学 科 目 合 馬 深 江 出 石 久 保 本 田 衛 藤 渡 辺 平 塚 非常勤講師 平 川 井 上 福 原 樋 口 担当者 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 307 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 17 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 16 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 入 江 〃 全 員 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 薬 科 目 〃 非常勤講師 山 田 〃 竹 下 〃 全 員 〃 岩 本 担当者 M 3 精 神 〃 〃 医 学 循 環 器 病 学 科 目 衛 藤 松 下 〃 佐 光 担当者 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 向 野 − 308 − 2 学 外 入 国 担当者 〃 化 〃 〃 〃 学 〃 瀬 川 〃 白 澤 〃 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 22 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 学 会 〃 〃 〃 〃 医 学 〃 〃 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 〃 〃 〃 理 科 目 〃 全 員 田 中 谷 原 坂 田 朔 〃 竹 下 〃 〃 〃 全 員 担当者 M 3 病 理 学 各 論 薬 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 井 上 隆 社 5 人文・社会・総合系列科目 〃 門 一般・神経生理学 上 原 明 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 21 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 全 員 担当者 医 学 入 門 田 代 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 5 20 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 呼 吸 器 病 学 試 験 科 目 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 309 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 24 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 23 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 入 江 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 担当者 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 守 山 全 員 〃 坂 田 薬 理 学 中 間 試 験 科 目 M 3 科 目 担当者 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 Ⅰ 〃 〃 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 − 310 − 2 学 外 入 国 〃 化 学 〃 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 29 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 瀬 川 〃 白 澤 〃 〃 〃 〃 理 学 社 会 〃 〃 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 薬 科 目 〃 〃 〃 全 員 全 員 守 山 渡 辺 〃 〃 坂 田 〃 岩 本 〃 喜 多 担当者 M 3 基礎・社会医 グローバル人材演習 学系主任教授 〃 生理学 全教員 〃 門 一般・神経生理学 井 上 隆 語 A 4 人文・社会・総合系列科目 28 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 向 野 〃 学 担当者 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 剖 全 員 担当者 〃 解 科 目 M 2 医 学 入 門 5 27 月 3 伊 﨑 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 2 1 月 日 曜 限 M 1 精 神 医 科 目 学 試 験 担当者 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 311 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 31 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 5 30 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 理 学 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 薬 科 目 非常勤講師 永 野 谷 原 〃 鍋 島 〃 〃 〃 喜 多 担当者 M 3 担当者 脳 神 経 病 学 試 験 科 目 M 4 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 6 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 − 312 − 2 学 外 入 国 門 語 A 学 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 5 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 〃 瀬 川 〃 基礎・社会医 社 学系主任教授 〃 生理学 全教員 〃 学 会 〃 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 〃 非常勤講師 山 本 〃 〃 理 科 目 〃 耳鼻咽喉科学 〃 耳鼻咽喉科学 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 実 〃 医 学 習 麻 酔 〃 科 学 C B T 演 習 法 〃 生 野 比 嘉 出 石 久 保 重 森 石 倉 〃 末 田 山 野 末 田 古 屋 田 中 担当者 M 4 鍋 島 救命救急医学 濵﨑・青木 〃 鍋 島 〃 岩 本 〃 堀 江 担当者 M 3 〃 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 4 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 向 野 〃 Ⅰ 医 学 入 門 宮 本 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 学 担当者 組織細胞生物学総論・ 非常勤講師 薬 遺 伝 学 ・ 発 生 学 中 林 科 目 〃 剖 小 川 担当者 M 2 入 江 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 3 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 313 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 7 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 6 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 小 川 〃 全 員 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 会 医 学 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 社 科 目 循 環 器 病 学 〃 非常勤講師 堤 〃 検 査 診 断 学 〃 谷 原 〃 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 非常勤講師 白 井 西 見 〃 大久保 池 西 川 石 井 入 江 担当者 M 4 習 循 環 器 病 学 自 習 実 担当者 M 3 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 西 村 − 314 − 2 学 外 入 国 門 語 A 学 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 12 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 担当者 〃 黒 木 〃 白 澤 〃 〃 〃 〃 〃 理 科 目 学 会 〃 〃 〃 医 学 〃 耳鼻咽喉科学 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 実 〃 〃 〃 医 学 酔 〃 科 学 C B T 演 習 法 〃 救命救急医学 習 麻 二 村 比 嘉 仁田原 出 石 久 保 非常勤講師 岸 川 大 矢 〃 中 川 〃 中 川 松 岡 中 村 担当者 M 4 非常勤講師 耳鼻咽喉科学 田 中 〃 喜 多 〃 堀 江 担当者 M 3 病 理 学 各 論 薬 基礎・社会医 社 学系主任教授 〃 生理学 全教員 〃 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 〃 〃 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 11 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 立 花 担当者 医 学 入 門 石 倉 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 6 10 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 生物学実験 − 315 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 14 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 13 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 立 花 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 会 医 学 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 社 科 目 循 環 器 病 学 〃 非常勤講師 柴 田 〃 検 査 診 断 学 〃 谷 原 〃 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 〃 田 代 〃 松 永 〃 朔 入 江 田 中 担当者 M 4 習 循 環 器 病 学 岩 下 原 岡 実 担当者 M 3 臨 床 修 科 目 練 Ⅱ 担当者 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 西 村 − 316 − 2 学 外 入 国 門 語 A 担当者 学 〃 黒 木 〃 〃 〃 学 〃 非常勤講師 中 山 医 救命救急医学 〃 早 田 〃 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 19 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 〃 基礎・社会医 社会医学実習まとめ 麻 学系主任教授 〃 酔 〃 科 学 C B T 演 習 〃 〃 〃 耳鼻咽喉科学 〃 後 藤 喜 多 溝 口 二 村 耳鼻咽喉科学 〃 後 藤 堀 江 〃 泌 尿 器 科 学 堀 江 科 目 2 物 〃 学 病 理 学 各 論 〃 〃 〃 理 担当者 平 田 岩 下 重 松 出 石 柏 木 田 中 石 倉 〃 坂 田 〃 樋 口 松 岡 中 村 担当者 M 4 法 〃 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 〃 〃 〃 薬 科 目 M 3 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 井 上 隆 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 18 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 立 花 担当者 医 学 入 門 安 波 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 6 17 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 第 1 回 模 擬 試 験 科 目 M 6 講義予定 生物学実験 − 317 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 21 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 20 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 中 島 廣 松 〃 白 須 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 担当者 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 循 環 器 病 学 〃 非常勤講師 下 野 〃 牛 島 〃 非常勤講師 検 査 診 断 学 中 山 〃 〃 安 田 〃 大久保 安 田 松 村 平 入 江 担当者 M 4 社会医学実習まとめ 循 環 器 病 学 科 目 M 3 科 目 担当者 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 西 村 − 318 − 2 学 外 入 国 門 語 A 学 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 26 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 担当者 〃 白 須 〃 白 澤 〃 田 村 〃 出 石 山 下 担当者 〃 〃 〃 病 理 学 各 論 〃 〃 耳鼻咽喉科学 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 笹 冨 〃 〃 医 学 酔 〃 科 学 C B T 演 習 法 〃 救命救急医学 〃 仁田原 香 取 出 石 柏 木 松 尾 非常勤講師 小 林 〃 上 野 〃 非常勤講師 深 浦 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (呼吸器病学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (呼吸器病学) 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (呼吸器病学) 科 目 自 習 〃 藤 田 〃 渡 辺 〃 自 習 渡 辺 〃 岩 﨑 自 習 藤 田 渡 辺 〃 自 習 担当者 M 6 山 野 石 井 松 岡 担当者 M 4 非常勤講師 耳鼻咽喉科学 中 山 (地域医療体験実習オリエンテーション) 〃 〃 〃 臨床医学入門 科 目 M 3 基礎・社会医 社会医学実習まとめ 麻 学系主任教授 〃 生理学 全教員 〃 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 〃 〃 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 25 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 立 花 担当者 医 学 入 門 吉 満 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 6 24 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 生物学実験 − 319 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 28 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 27 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 小 川 〃 廣 松 〃 白 須 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 〃 〃 臨床医学入門 科 目 循 環 器 病 学 〃 非常勤講師 黒 川 〃 検 査 診 断 学 〃 牛 島 〃 久 野 坪 井 循 環 器 病 学 〃 中 島 柳 瀬 朔 泌 尿 器 科 学 科 目 峰 松 非常勤講師 安 永 〃 鍋 島 〃 小 川 宮 島 田 中 担当者 M 4 向 坂 担当者 M 3 担当者 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 領域別集中講義Ⅱ 白 石武 (呼吸器病学) 科 目 M 6 講義予定 7 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 − 320 − 2 学 外 入 国 門 語 A 学 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 3 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 担当者 〃 黒 木 〃 〃 〃 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 生理学 全教員 〃 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 〃 〃 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 2 火 3 数 2 第 科 目 M 2 組織細胞生物学総論・ 全 員 遺 伝 学・発 生 学 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 〃 立 花 担当者 医 学 入 門 坪 井 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 1 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 理 学 験 溝 口 石 井 〃 久 野 試 担当者 社会医学実習まとめ、発表 〃 〃 〃 病 理 学 各 論 薬 科 目 M 3 医 学 麻 酔 〃 科 学 C B T 演 習 法 〃 救命救急医学 〃 耳鼻咽喉科学 〃 耳鼻咽喉科学 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (脳神経病学) 科 目 仁田原 平 田 出 石 柏 木 仲 村 村 田 市 川 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (脳神経病学) 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 小 林 福 原 〃 〃 自 習 野 中 井 上 〃 〃 自 習 深 江 坪 井 担当者 M 6 非常勤講師 領域別集中講義Ⅱ 白 石 (脳神経病学) 〃 宮 城 平 松 岡 担当者 M 4 講義予定 生物学実験 − 321 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 5 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 4 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 立 花 〃 廣 松 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 〃 〃 臨床医学入門 科 目 〃 全 員 岩 崎 溝 口 〃 循 環 器 病 学 〃 検 査 診 断 学 〃 出 石 〃 松 永 岩 田 〃 非常勤講師 宮 本 溝 口 久 野 担当者 和 田 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 M 4 非常勤講師 循 環 器 病 学 丸 山 宮 本新 渡 辺 担当者 M 3 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 重 森 東 領域別集中講義Ⅱ (脳神経病学) 〃 担当者 科 目 M 6 講義予定 7 剖 学 Ⅰ 〃 立 花 担当者 担当者 科 目 担当者 M 3 − 322 − 2 学 外 入 国 門 語 A 〃 理 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 10 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 〃 〃 基礎・社会医 学系主任教授 井 上隆 麻 酔 〃 〃 医 〃 科 学 学 救命救急医学 〃 耳鼻咽喉科学 臨 床 医 学 入 門 (地域医療体験実習) 生理学 学 外 実 習 法 全教員 〃 組織細胞生物学総論・ 白 澤 遺 伝 学・発 生 学 〃 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 9 火 3 数 2 第 黒 木 〃 〃 〃 廣 瀬 井手口 〃 〃 比 嘉 廣 田 〃 〃 〃 自 習 〃 吉 兼 野 村 小 川 領域別集中講義Ⅱ (小児医学) 若 崎 〃 久 保 吉 村 自 習 〃 非常勤講師 友 尻 森 島 〃 〃 〃 〃 佐 光 〃 中 川 〃 福 崎 岩 崎 田 中 学 〃 耳鼻咽喉科学 〃 太 田 担当者 領域別集中講義Ⅱ (小児医学) 5 化 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ (小児医学) 科 目 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 〃 〃 〃 田 中 担当者 M 6 自 習 〃 〃 〃 泌 尿 器 科 学 科 目 M 4 〃 〃 〃 〃 組織細胞生物学総論・ 臨床医学入門 全 員 出 石 遺 伝 学・発 生 学 (地域医療体験実習) 科 目 M 2 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 医 学 入 門 大慈弥 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 8 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 生物学実験 − 323 − 剖 学 Ⅰ 5 〃 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守 山 医 学 入 門 廣 松 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 4 医 学 概 論 Ⅰ 13 土 3 2 立 花 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 1 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 12 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 11 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 科 目 担当者 M 3 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 柳瀬/坪井/ 出石/全担任 〃 〃 検 査 診 断 学 〃 〃 臨床医学入門 出 石 (地域医療体験実習) 担当者 松 永 大久保 〃 田 中 〃 西 川 〃 泌 尿 器 科 学 (予備) 科 目 M 4 臨 床 医 学 入 門 非常勤講師 ( 地 域 医 療 体 験 実 習 )循 環 器 病 学 原 田 学 外 実 習 〃 白 須 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 担当者 〃 〃 〃 〃 自 習 野 村 井 上貴 安 元 領域別集中講義Ⅱ 非常勤講師 (小児医学) 新居見 科 目 M 6 講義予定 科 目 海 担当者 − 324 − 2 学 外 入 国 門 語 A 学 〃 瀬 川 担当者 〃 柳瀬/坪井/ 出石/全担任 〃 科 学 入 門 〃 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生 涯 ス ポ ー ツ 演 習I 〃 17 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 〃 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 〃 〃 中 川 石 倉 岩 﨑 〃 〃 〃 2 物 〃 担当者 臨床医学入門 出 石 (地域医療体験実習) の 科 目 M 3 向 野 〃 組織細胞生物学総論・ 白 澤 遺 伝 学・発 生 学 〃 化 科 目 M 2 1 フレッシュマン・イングリッシュⅡ 一般・神経生理学 井 上 隆 臨 床 医 学 入 門 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 16 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 生 5 4 7 15 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 〃 医 学 〃 検 査 診 断 学 法 〃 〃 〃 救命救急医学 科 目 〃 松 本 〃 浅 野 村 井 石 倉 水 沼 梅 村 担当者 M 4 担当者 自 習 城 田 宮 本 近 藤 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 吉 永 〃 領域別集中講義Ⅱ 城 田 (産科婦人科学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ 宮 原 (産科婦人科学) 日 科 目 M 6 講義予定 生物学実験 − 325 − 〃 〃 4 人 文・ 社 会 科 学 科 目 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 入 〃 学 〃 剖 〃 疫 門 19 金 3 化 2 第2外国語 B(ドイツ語は A) 1 フレッシュマン・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 18 木 3 ミ ク ロ の 生 物 科 学 免 〃 科 目 2 フレッシュマン・イングリッシュⅢ 担当者 化 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 全 員 〃 黒 木 担当者 M 2 1 人文・社会・総合系列科目 生 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 臨床医学入門 〃 〃 〃 臨床医学入門 科 目 〃 〃 〃 看護部 〃 〃 〃 看護部 担当者 M 3 麻 酔 科 科 目 学 試 験 担当者 M 4 担当者 〃 〃 自 習 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 〃 領域別集中講義Ⅱ 小 濱 (産科婦人科学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅱ 吉 里 (産科婦人科学) 科 目 M 6 講義予定 剖 学 Ⅰ 医学概論Ⅰ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 守山、廣松、 全担任 − 326 − 2 学 外 入 国 門 語 A 5 4 24 水 3 試 2 1 験 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 23 火 3 数 2 第 1 フレッシュマン・イングリッシュ I 5 〃 遠 藤 担当者 医 学 入 門 鍋 島 (先端医療ザ・プロフェッショナル) 解 科 目 4 医 学 概 論 Ⅰ 7 22 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 〃 〃 〃 組 織 細 胞 生 物 学 総 論・ 遺 伝 学・ 発 生 学 試 験 〃 〃 〃 組織細胞生物学総論・ 白 澤 遺 伝 学・発 生 学 科 目 M 2 夏 季 科 目 休 業 担当者 M 3 担当者 検 査 診 断 学 試 験 科 目 M 4 担当者 夏 季 休 業 領域別集中講義Ⅱ試験 科 目 M 6 講義予定 − 327 − 5 4 26 金 3 2 1 5 4 25 木 3 2 1 月 日 曜 限 試 科 目 験 担当者 M 1 免 疫 学 科 目 試 験 担当者 M 2 夏 季 科 目 休 業 担当者 M 3 担当者 循 環 器 病 学 試 験 科 目 M 4 夏 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 328 − 5 4 31 水 3 2 1 5 4 30 火 3 試 2 1 5 4 7 29 月 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 験 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 8 − 329 − 5 4 2 金 3 2 1 5 4 1 木 3 2 1 月 日 曜 限 試 科 目 験 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 330 − 5 4 14 水 3 2 1 5 4 13 火 3 夏 2 1 5 4 8 12 月 3 2 1 月 日 曜 限 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 331 − 5 4 16 金 3 2 1 5 4 15 木 3 2 1 月 日 曜 限 夏 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 332 − 5 4 21 水 3 2 1 5 4 20 火 3 夏 2 1 5 4 8 19 月 3 2 1 月 日 曜 限 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 担当者 M 4 第 夏 1 回 季 科 目 再 休 試 験 業 担当者 M 6 講義予定 − 333 − 5 4 23 金 3 2 1 5 4 22 木 3 2 1 月 日 曜 限 夏 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 1 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 2 季 科 目 休 業 夏 担当者 M 3 季 科 目 休 業 第 担当者 M 4 1 回 科 目 再 試 験 担当者 M 6 講義予定 験 − 334 − 季 休 業 泌 尿 器 科 学 試 験 〃 〃 5 〃 〃 4 28 水 3 2 〃 自 習 吉 田 内 田 西 村 〃 松 下 自 習 田 中 鍋 島 〃 領域別集中講義Ⅲ 松 永 (放射線科学・臨床検査医学) 〃 5 1 〃 〃 4 27 火 3 前 一 般・ 神 経 生 理 学 試 験 夏 〃 〃 〃 試 担当者 領域別集中講義Ⅲ 非常勤講師 (精神医学) 伊 藤 科 目 2 耳 鼻 咽 喉 科 学 試 験 担当者 尾 籠 験 科 目 領域別集中講義Ⅲ (精神医学) 試 担当者 1 学 科 目 自 習 化 担当者 M 6 〃 生 科 目 M 4 5 追 担当者 M 3 〃 期 科 目 M 2 4 8 26 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 追 試 験 担当者 夏 季 科 目 休 業 担当者 科 目 担当者 − 335 − 〃 〃 5 〃 4 30 金 3 2 〃 自 習 梅 田 尾 崎 小 沢 自 習 領域別集中講義Ⅲ (眼科学) 1 自 習 〃 5 吉 満 〃 高 野 品 川 4 解 剖 学 中 間 試 験 病理学各論中間試験 救 命 救 急 医 学 試 験 担当者 領域別集中講義Ⅲ 桑 原 (放射線科学・臨床検査医学) 科 目 M 6 〃 科 目 M 4 29 木 3 期 担当者 M 3 〃 前 科 目 M 2 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 9 − 336 − 〃 5 4 4 水 3 2 1 5 4 生 〃 物 学 〃 研 究 室 配 属 微 〃 3 火 3 医 学 概 論 Ⅱ 実 習( 看 護 実 習 ) 組織細胞生物学各論 2 1 臓器・病態生理学 〃 4 5 〃 2 月 3 〃 2 〃 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 〃 放 射 線 科 学 〃 〃 〃 放 射 線 科 学 〃 〃 〃 放 射 線 科 学 科 目 〃 吉 満 〃 桑 原 〃 高 野 〃 藤 光 〃 野 元 〃 桑 原 担当者 M 3 〃 廣 松 〃 白 澤 〃 市 川 〃 〃 〃 市 川 臓器・病態生理学 1 担当者 担当者 科 目 M 2 科 目 月 日 曜 限 M 1 児 〃 医 〃 〃 安 元 鍋 島 症候・病態学演習 〃 久 保 医 鍋 島 田 村 〃 塩 田 〃 学 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 岩 崎 宮 本 担当者 学 廣 瀬伸 整 形 外 科 学 小 〃 産科婦人科学 科 目 M 4 担当者 第 2 回 模 擬 試 験 科 目 M 6 講義予定 担当者 〃 〃 〃 6 金 3 4 5 剖 〃 解 〃 2 1 5 4 化 生 生 5 木 3 微 物 科 目 〃 医 学 概 論 Ⅱ 実 習( 看 護 実 習 ) 科 目 学 学 学 − 337 − 〃 〃 全 員 小 川 遠 藤 〃 全 員 〃 廣 松 担当者 M 2 2 1 月 日 曜 限 M 1 〃 〃 〃 放 射 線 科 学 〃 〃 〃 放 射 線 科 学 科 目 〃 野 元 桑 原 自 習 自 習 〃 東 原 高 良 担当者 M 3 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 岩 崎 勝 田 〃 出 石 太 田 安 元 近 藤 宮 原 担当者 M 4 担当者 伊 藤 古 賀 今 福 大 山 〃 〃 〃 〃 中 山 徳 永 柴 山 古 賀 領域別集中講義Ⅲ 伊 藤 (皮膚科学・形成外科学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 大慈弥 (皮膚科学・形成外科学) 科 目 M 6 講義予定 9 休 〃 − 338 − 5 4 11 水 3 2 1 5 4 10 火 3 夏 2 1 〃 〃 〃 生 〃 物 学 〃 研 究 室 配 属 微 〃 業 組織細胞生物学各論 〃 科 目 〃 内分泌・代謝病学 〃 〃 科 目 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 〃 向 坂 竹 山 〃 田 邉 児 〃 医 学 医 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 小 〃 〃 鰺 坂 出 石 柏 木 野 元 三 宅 〃 石 河 中 村 堤 宮 本 〃 〃 自 習 伊﨑・石河 西 尾 〃 〃 自 習 中村・高森 前 山 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 平 田 石 倉 領域別集中講義Ⅲ 松 尾 (麻酔科学・救命救急医学) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 内藤・塩田 (整形外科学) 佐 伯 〃 〃 〃 〃 非常勤講師 非常勤講師 領域別集中講義Ⅲ 吉村・毛利 産科婦人科学 上 原 加 藤 (整形外科学) 金 澤 担当者 放 射 線 科 学 試 験 〃 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 廣 松 〃 全 員 〃 臓器・病態生理学 上 原 明 〃 5 担当者 M 3 臓器・病態生理学 井 上 隆 放 射 線 科 学 科 目 4 担当者 〃 季 科 目 M 2 9 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 講義予定 休 業 生 〃 〃 〃 13 金 3 4 5 剖 〃 解 〃 2 1 5 4 化 生 微 物 科 目 12 木 3 季 担当者 〃 夏 科 目 学 学 学 − 339 − 〃 〃 全 員 〃 入 江 〃 全 員 〃 廣 松 担当者 M 2 2 1 月 日 曜 限 M 1 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 百 瀬 谷 原 近 藤 岩 崎 溝 口 〃 柳 瀬 〃 釈迦堂 担当者 M 3 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 伊 東 岩 崎 〃 鍋 島 〃 野 村 吉 永 近 藤 担当者 M 4 担当者 〃 〃 〃 中 村 石 井 松 岡 入 江 田 中 領域別集中講義Ⅲ (泌尿器科学) 〃 〃 自 習 井 上 仁田原 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 比 嘉 (麻酔科学・救命救急医学) 科 目 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 梅村/基礎・社会医 (心肺蘇生 / 研究室配属) 学系講座主任教授 科 目 敬 担当者 M 2 科 目 老 − 340 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 18 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 17 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 内分泌・代謝病学 〃 内分泌・代謝病学 〃 〃 〃 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 廣 松 全 員 白 澤 〃 〃 整 形 外 科 学 の 科 目 横 山 東 原 永 石 柳 瀬 柳 瀬 医 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 法 〃 〃 鰺 坂 出 石 柏 木 志 村 桑 原 〃 中 村 担当者 M 4 非常勤講師 腫瘍・輸血・血液学 継 〃 久 野 担当者 M 3 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 上 原 明 腎臓・膠原病学 5 廣 松 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 遠 藤 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 9 16 月 3 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 〃 〃 自 習 喜久田 〃 〃 〃 〃 自 習 〃 末 田 〃 領域別集中講義Ⅲ 坂 田 (耳鼻咽喉・口腔系) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 中 川 (耳鼻咽喉・口腔系) 日 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 341 − 5 4 化 20 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 19 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 全 員 〃 廣 松 担当者 M 2 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 百 瀬 谷 原 岩 崎 濵田・濵﨑 岩 崎 〃 永 石 入 江真 向 坂 担当者 M 3 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 担当者 〃 自 習 田 中 牛 島 〃 〃 〃 非常勤講師 井 上 非常勤講師 楢 原 〃 〃 〃 自 習 百 瀬 〃 領域別集中講義Ⅲ 谷 原 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 三 宅 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 科 目 M 6 〃 鍋 島 〃 田 中 吉 永 伊 東 担当者 M 4 講義予定 科 目 秋 担当者 科 目 分 担当者 M 2 科 目 − 342 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 25 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 24 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 内分泌・代謝病学 〃 内分泌・代謝病学 〃 〃 〃 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 廣 松 〃 白 澤 〃 阿 南 早 田 〃 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 医 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 〃 今 福 出 石 原 田 中 白 橋 非常勤講師 諌 山 西 尾 担当者 M 4 科 目 の 非常勤講師 法 明 比 平 塚 永 石 〃 斉 藤 担当者 M 3 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 倉原(海) 腎臓・膠原病学 5 4 9 23 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 〃 自 習 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 自 習 今 任 畝 領域別集中講義Ⅲ 谷 原 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 〃 〃 〃 〃 領域別集中講義Ⅲ 守 山 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 日 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 343 − 5 4 化 27 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 26 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 入 江 〃 全 員 〃 全 員 担当者 M 2 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 田 中 谷 原 岩 崎 濵 田 岩 崎 〃 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 山 下 乗 富 柳 瀬 産科婦人科学 科 目 〃 非常勤講師 鮫 島 〃 〃 〃 小 濱 〃 〃 〃 自 習 〃 〃 〃 自 習 中 村 領域別集中講義Ⅲ 山 下 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 〃 〃 非常勤講師 西 間 〃 〃 武 岡 担当者 領域別集中講義Ⅲ 柏 木 (社会医学・法医学・セーフティマネージメント) 科 目 M 6 田 中 城 田 河 邉 担当者 M 4 乗 富 担当者 M 3 講義予定 解 剖 学 科 目 I 〃 〃 非常勤講師 板 井 〃 〃 医学概論Ⅱ演習 梅村/基礎・社会医 (心肺蘇生 / 研究室配属) 学系講座主任教授 〃 − 344 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 2 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 10 1 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 担当者 科 目 担当者 M 3 科 目 〃 内分泌・代謝病学 〃 内分泌・代謝病学 〃 腎臓・膠原病学 〃 腎臓・膠原病学 〃 〃 〃 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 廣 松 〃 全 員 〃 本 田 〃 本 田 〃 〃 植 木 入 江 田 邉 柳 瀬 平 塚 〃 小河原 〃 伊 藤 山 内 児 〃 医 学 医 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 小 〃 〃 藤 田 出 石 原 緒 方 石 塚 〃 金 澤 井 手 野 村 〃 小 濱 担当者 M 4 臓器・病態生理学 倉原(海) 消 化 器 病 学 (予備) 産 科 婦 人 科 学 科 目 〃 遠 藤 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 4 9 30 月 3 医 学 概 論 Ⅱ 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 領域別集中講義Ⅲ試験 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 345 − I 〃 遠 藤 験 門 語 B 5 5 土 3 医学概論Ⅱ演習 梅村/基礎・社会医 (心肺蘇生 / 研究室配属) 学系講座主任教授 廣 松 学 実 入 国 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 学 計 外 白 澤 解 化 2 医学生のための 生 命 科 学 2 1 5 4 4 金 3 統 2 第 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 3 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 全 員 〃 廣 松 担当者 M 2 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 三 宅 谷 原 岩 崎 濵 田 岩 崎 野見山 田 邉 佐々木 安 波 担当者 M 3 児 〃 医 〃 産科婦人科学 〃 吉 里 荒 木 担当者 科 目 担当者 M 6 非常勤講師 吉 村 非常勤講師 詠 田 〃 廣 瀬 〃 学 廣 瀬龍 領 域 別 集 中 講 義 Ⅲ 試 験 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 M 4 講義予定 I 〃 入 江 医学概論Ⅱ演習 仁田原/基礎・社会 (心肺蘇生 / 研究室配属) 医学系講座主任教授 〃 〃 〃 臓器・病態生理学 科 目 − 346 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 9 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 8 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 科 目 膚 〃 科 学 膚 〃 〃 科 学 内分泌・代謝病学 皮 〃 腎臓・膠原病学 〃 腎臓・膠原病学 〃 〃 伊 藤 村 瀬 野見山 〃 中 山 〃 伊 藤 笹 冨 小河原 〃 佐々木 担当者 M 3 消 化 器 病 学 基礎・社会医 皮 学系主任教授 〃 廣 松 〃 白 澤 〃 内 田 〃 内 田 〃 本 田 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 10 7 月 3 志 村 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 児 〃 医 学 医 症候・病態学演習 〃 田 中 田 村 非常勤講師 尾 上 非常勤講師 井 上 〃 吉 兼 小 濱 前 原 担当者 〃 久保田 出 石 学 ウォーターズ C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 小 〃 産科婦人科学 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 347 − 5 4 化 11 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 10 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 〃 全 員 〃 廣 松 〃 〃 中 川 〃 担当者 科 目 〃 内分泌・代謝病学 〃 社 会 〃 〃 医 学 三 宅 谷 原 〃 鍋 島 〃 野見山 〃 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 吉 里 讃 井 〃 村 瀬 井 上貴 橋 本 吉 里 倉 員 担当者 M 4 消 化 器 病 学 (予備) 産 科 婦 人 科 学 科 目 M 3 学 フェリル 病 理 学 各 論 学 学 担当者 M 2 第 2 回 科 目 再 試 験 担当者 M 6 講義予定 科 目 体 担当者 科 目 − 348 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 16 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 15 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 科 目 膚 〃 科 学 膚 〃 〃 科 学 内分泌・代謝病学 皮 〃 医 学 C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 の 科 目 出 石 原 〃 田 村 〃 塩 田 担当者 M 4 今 福 〃 〃 非常勤講師 非常勤講師 症候・病態学演習 第 三 砂 長 尾 安 波 村 瀬 〃 古 賀 〃 笹 冨 担当者 M 3 腎臓・膠原病学 基礎・社会医 皮 学系主任教授 〃 廣 松 〃 全 員 生理学 全教員 内 田 育 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 4 10 14 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 3 日 回 科 目 再 試 験 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 349 − 5 4 化 18 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 17 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 小 川 〃 全 員 伊 藤 副 島 担当者 M 2 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 〃 三 宅 鍋 島 青 木 鍋 島 非常勤講師 桶 田 松 永 森 原 早 田 担当者 M 3 児 〃 医 学 〃 産科婦人科学 〃 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 非常勤講師 左 合 吉 里 〃 坪 井 藤 田 安 元 小 濱 吉 里 担当者 M 4 第 3 回 科 目 再 試 験 担当者 M 6 講義予定 I 〃 入 江 − 350 − 体 の 化 理 の 世 界 生 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 23 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 22 火 3 生 〃 科 目 膚 〃 科 学 膚 〃 〃 科 学 内分泌・代謝病学 皮 〃 腎臓・膠原病学 〃 腎臓・膠原病学 〃 〃 非常勤講師 野 田 〃 今 福 〃 松 永 古 賀 徳 永 〃 医 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 〃 非常勤講師 長谷川 安 部 〃 腫瘍・輸血・血液学 科 目 〃 青 柳 出 石 原 〃 田 村 〃 城 島 〃 高 松 白 橋 田 村 担当者 M 4 青 柳 江 口 担当者 M 3 消 化 器 病 学 基礎・社会医 皮 学系主任教授 〃 廣 松 〃 白 澤 上 原明 〃 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 生理学 全教員 市 川 内 田 担当者 生理学 全教員 医学概論Ⅱ演習 梅村/基礎・社会医 (心肺蘇生 / 研究室配属) 学系講座主任教授 〃 〃 〃 臓器・病態生理学 科 目 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 10 21 月 3 志 村 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 351 − 5 4 化 25 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 24 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 〃 全 員 〃 全 員 〃 石 井 担当者 M 2 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 内分泌・代謝病学 〃 消 化 器 病 学 科 目 児 〃 医 学 〃 整 形 外 科 学 今 任 畝 〃 〃 症候・病態学演習 小 〃 産科婦人科学 科 目 〃 吉 村 〃 深 江 〃 井手口 吉 里 讃 井 担当者 M 4 田 邉 坪 井 〃 松 永 〃 渡 邉 担当者 M 3 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 仁田原/基礎・社会 (心肺蘇生 / 研究室配属) 医学系講座主任教授 − 352 − 体 の 化 〃 〃 〃 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 30 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 29 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 担当者 科 目 〃 〃 膚 〃 科 学 膚 〃 〃 科 学 内分泌・代謝病学 皮 〃 腎臓・膠原病学 〃 腎臓・膠原病学 基礎・社会医 皮 学系主任教授 〃 石 井 〃 白 澤 〃 生理学 全教員 〃 生理学 全教員 本 田 〃 柴 山 〃 自 習 立 松 伊 藤 〃 医 学 〃 症候・病態学演習 C B T 演 習 法 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 〃 非常勤講師 玉 井 中 島 〃 〃 腫瘍・輸血・血液学 科 目 〃 非常勤講師 長 尾 出 石 松 末 〃 田 村 〃 毛 利 〃 高 松 〃 非常勤講師 鈴 宮 担当者 M 4 安 部 冨 岡 武 野 担当者 M 3 臓器・病態生理学 井 上 隆 消 化 器 病 学 科 目 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 10 28 月 3 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 入 江 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 353 − 5 4 化 11 1 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 10 31 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 立 花 〃 全 員 〃 全 員 担当者 M 2 担当者 科 目 社 会 〃 〃 医 学 病 理 学 各 論 〃 〃 〃 〃 整 形 外 科 学 今 任 畝 三 宅 〃 症候・病態学演習 〃 〃 〃 〃 坂 田 〃 青 柳 〃 白 地 高 森 〃 尾 籠 内 田 非常勤講師 原 非常勤講師 坂 口 木 下 佐 伯 担当者 M 4 消 化 器 病 学 (予備) 整 形 外 科 学 科 目 M 3 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 354 − 替 休 科 目 業 振 日 担当者 理 の 世 界 生 〃 物 科 目 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 〃 科 目 膚 〃 〃 科 学 今 福 非常勤講師 中 村 江 口 〃 〃 〃 医 学 原 久 保 柏 木 原 担当者 M 4 科 目 休 非常勤講師 法 田 中 担当者 M 3 消 化 器 病 学 基礎・社会医 皮 学系主任教授 〃 廣 松 替 担当者 M 2 6 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 4 5 火 3 振 2 1 5 4 11 4 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 日 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 355 − 5 4 化 8 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 7 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 科 目 〃 〃 全 員 〃 小 川 〃 全 員 〃 〃 〃 〃 病 理 学 各 論 〃 〃 〃 〃 〃 〃 坂 田 星 野 〃 青 柳 江 口 担当者 M 3 非常勤講師 消 化 器 病 学 杉 田 担当者 M 2 〃 〃 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 腫瘍・輸血・血液学 〃 整 形 外 科 学 科 目 田村・緒方 小 田 〃 石 塚 非常勤講師 柴 田 〃 熊 川 〃 伊 﨑 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 梅村/基礎・社会医 (心肺蘇生 / 研究室配属) 学系講座主任教授 − 356 − 体 の 化 〃 〃 〃 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 13 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 12 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 担当者 科 目 膚 〃 科 学 〃 消 化 器 病 学 皮 〃 腎臓・膠原病学 〃 腎臓・膠原病学 〃 〃 〃 基礎・社会医 腎臓・膠原病学 学系主任教授 〃 廣 松 〃 全 員 〃 生理学 全教員 〃 生理学 全教員 内 田 〃 中 島 〃 乗 富 中 山 徳 永 〃 三 宅 三 宅 中 島 青 柳 非常勤講師 田 中 担当者 M 3 臓器・病態生理学 倉原(海) 消 化 器 病 学 科 目 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 11 11 月 3 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 入 江 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 産 科 婦 人 科 学 試 験 科 目 M 4 担当者 第 3 回 模 擬 試 験 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 357 − 5 4 化 15 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 14 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 生 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 微 月 日 曜 限 M 1 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 化 〃 物 科 目 学 学 学 〃 〃 〃 消 化 器 病 学 科 目 〃 〃 全 員 〃 〃 竹 下 古 賀 竹 下 八 尾 青 柳 前 川 冨 岡 担当者 M 3 非常勤講師 病 理 学 各 論 福 田 〃 全 員 〃 副 島 担当者 M 2 担当者 整 形 外 科 学 試 験 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 〃 〃 〃 臓器・病態生理学 科 目 − 358 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 20 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 19 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 非常勤講師 林 〃 全 員 〃 生理学 全教員 〃 〃 〃 生理学 全教員 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 11 18 月 3 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 中 川 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 科 目 担当者 M 3 担当者 自 習 法 医 学 久 保 ・原 柏木・松末 ( 実 習 ) ウォーターズ C B T 演 習 腫 瘍・ 輸 血・ 血 液 学 試 験 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 359 − 5 4 化 22 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 21 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 微 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 生 生 〃 〃 〃 〃 剖 〃 〃 物 虫 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 非常勤講師 福 田 〃 全 員 石 井 波 部 担当者 M 2 科 目 担当者 M 3 児 〃 医 学 〃 医療情報社会学 小 科 目 小河原 志 村 森 島 非常勤講師 新居見 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 〃 〃 〃 − 360 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 27 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 26 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 11 25 月 3 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 科 目 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 副 島 〃 白 澤 〃 生理学 全教員 〃 〃 〃 生理学 全教員 担当者 M 2 フェリル 臓器・病態生理学 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 膚 科 学 試 験 担当者 消化器病学中間試験 皮 科 目 M 3 児 〃 医 学 児 〃 医 学 出 石 志 村 〃 吉 村 〃 志 村 小河原 谷 原 藤 田 小 川 担当者 法 医 学 久 保 ・原 柏木・松末 ( 実 習 ) ウォーターズ C B T 演 習 医療情報社会学 小 〃 医療情報社会学 〃 医療情報社会学 小 科 目 M 4 総 合 科 目 試 験 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 − 361 − 5 4 化 29 金 3 統 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 〃 〃 〃 〃 2 2 第 〃 〃 剖 生物学実験 生 生 物 虫 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 非常勤講師 福 田 〃 副 島 全 員 石 井 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 28 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 微 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 担当者 内 分 泌・ 代 謝 病 学 試 験 科 目 M 3 児 〃 医 学 高 田 田 村 井 上真 非常勤講師 新居見 担当者 C B T ネ ッ ト 模 試 〃 医療情報社会学 小 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 〃 〃 〃 臓器・病態生理学 科 目 − 362 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 4 水 3 人 文・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 3 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 〃 基礎・社会医 学系主任教授 〃 副 島 〃 全 員 〃 生理学 全教員 〃 〃 〃 生理学 全教員 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 12 2 月 3 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 小 川 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 腎 臓・ 膠 原 病 学 試 験 科 目 M 3 児 〃 医 学 児 〃 医 鍋 島 非常勤講師 井 上 小河原 志 村 廣 瀬伸 小 川 担当者 出 石 法 医 学 久 保 ・原 柏木・松末 ( 実 習 ) ウォーターズ C B T 演 習 野 田 森 安 学 廣 瀬伸 医療情報社会学 小 〃 医療情報社会学 〃 医療情報社会学 小 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 − 363 − 5 4 7 土 3 2 1 5 4 剖 学 計 学 I 実 入 国 〃 白 澤 〃 小 川 験 門 語 B 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 〃 医学生のための 生 命 科 学 解 化 6 金 3 統 外 〃 〃 〃 〃 2 2 第 〃 〃 剖 生物学実験 生 生 物 虫 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 非常勤講師 福 田 〃 副 島 全 員 石 井 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 5 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 微 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 担当者 病 理 学 各 論 試 験 科 目 M 3 児 〃 医 〃 担当者 瓦 林 志 村 廣 瀬伸 学 井 上真 医療情報社会学 小 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 小 川 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 微 生 〃 〃 物 学 組織細胞生物学各論 科 目 − 364 − 体 の 化 の 世 界 生 〃 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 11 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 理 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 2 物 〃 学 組織細胞生物学各論 4 人文・社会・総合系列科目 10 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 染 染 〃 〃 科 〃 症 症 学 学 学 〃 形 成 外 科 学 感 眼 感 〃 消 化 器 病 学 科 目 〃 〃 二 村 山 下 〃 大慈弥 高 田 戸 川 梅 田 内 尾 田 村 廣 松 江 口 青 柳 担当者 M 3 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 副 島 全 員 白 澤 〃 生理学 全教員 〃 副 島 〃 全 員 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 臓器・病態生理学 5 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 12 9 月 3 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 小 法 児 医 医 学 科 目 学 試 試 験 験 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 担当者 − 365 − 5 4 化 13 金 3 統 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 〃 〃 〃 〃 2 2 第 〃 〃 剖 生物学実験 生 生 物 虫 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 科 目 眼 社 会 〃 〃 科 〃 科 〃 医 学 学 学 三 宅 守 山 〃 小 沢 有 田 非常勤講師 皆良田 高 木 森 川 大慈弥 担当者 M 3 形 成 外 科 学 非常勤講師 眼 福 田 〃 全 員 〃 波 部 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 12 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 微 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 担当者 医療情報社会学試験 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 I 〃 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 微 生 〃 〃 物 学 − 366 − 生 理 の 世 界 〃 物 学 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 〃 18 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 研 究 室 配 属 2 物 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 微 5 人文・社会・総合系列科目 〃 化 4 人文・社会・総合系列科目 の 〃 体 〃 学 17 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 組織細胞生物学各論 5 吉 永 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 科 目 染 染 〃 〃 科 〃 症 症 学 学 学 〃 形 成 外 科 学 感 眼 感 〃 消 化 器 病 学 科 目 〃 〃 (予備) 渡 邉 大 山 川 上 〃 鍋 島 村 田 内 尾 高 田 戸 川 〃 二 村 担当者 M 3 基礎・社会医 消 化 器 病 学 学系主任教授 〃 全 員 〃 白 澤 〃 全 員 〃 全 員 〃 全 員 担当者 M 2 非常勤講師 組織細胞生物学各論 福 田 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 12 16 月 3 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 田 中 田 村 河 村 〃 〃 〃 古 屋 出 石 佐 光 臨床修練入門 渡 辺 (診断学実習概説) 〃 〃 〃 臨 床 修 練 入 門 柳 瀬 (診断学実習概説) 河 村 症 候・ 病 態 学 演 習 試 験 科 目 M 4 担当者 総 合 試 験 再 試 験 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 − 367 − 5 4 化 20 金 3 統 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 〃 〃 〃 〃 2 2 第 〃 〃 剖 生物学実験 生 生 物 虫 科 目 学 学 学 〃 〃 全 員 〃 科 目 眼 社 会 〃 〃 科 〃 科 〃 医 学 学 学 三 宅 守 山 小 沢 尾 崎 有 田 梅 田 衛 藤 高 木 担当者 M 3 形 成 外 科 学 非常勤講師 眼 福 田 〃 全 員 全 員 波 部 担当者 M 2 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 解 5 4 物理学実験 19 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 微 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 担当者 平 塚 佐々木 竹 山 〃 〃 〃 城 田 星 野 吉 永 〃 臨床修練入門 安 田 (診断学実習概説) 〃 〃 〃 臨床修練入門 冨 岡 (診断学実習概説) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 科 目 天 担当者 − 368 − 体 の 化 学 理 の 世 界 5 人 文・ 社 会 科 学 科 目 4 生涯スポーツ演習Ⅱ 25 水 3 人 文 ・ 社 会 科 学 科 目 2 物 1 インターミディエイト・イングリッシュⅡ 5 人文・社会・総合系列科目 4 人文・社会・総合系列科目 24 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 5 4 12 23 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 冬 季 科 目 休 皇 業 冬 担当者 M 2 季 誕 科 目 休 業 冬 担当者 M 3 季 生 科 目 休 業 冬 担当者 M 4 日 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 369 − 5 4 27 金 3 2 1 5 4 26 木 3 2 1 月 日 曜 限 冬 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 1 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 2 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 3 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 370 − 1 5 4 1 水 3 2 1 5 4 31 火 3 冬 2 1 5 4 12 30 月 3 2 1 月 日 曜 限 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 1 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 2 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 3 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 − 371 − 5 4 3 金 3 2 1 5 4 2 木 3 2 1 月 日 曜 限 冬 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 1 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 2 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 3 季 科 目 休 業 冬 担当者 M 4 季 科 目 休 業 担当者 M 6 講義予定 1 I 〃 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 〃 〃 〃 − 372 − I 〃 5 8 水 3 医学概論Ⅱ演習 基礎・社会医学 ( 研 究 室 配 属 ) 系講座主任教授 廣 松 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 白 澤 解 非常勤講師 寄 福 田 医学生のための 生 命 科 学 2 1 5 人文・社会・総合系列科目 生 〃 〃 〃 〃 化 4 人文・社会・総合系列科目 の 〃 体 〃 学 7 火 3 生 2 第2外国語 A(ドイツ語は B) 虫 学 1 インターミディエイト・イングリッシュ I 組織細胞生物学各論 5 6 月 3 久 保 学 4 医 学 概 論 Ⅱ 剖 科 目 担当者 M 2 〃 石 井 全 員 波 部 〃 〃 〃 白 澤 〃 〃 〃 非常勤講師 臓器・病態生理学 井 上 隆 福 田 担当者 白 澤 解 科 目 医学生のための 生 命 科 学 2 1 月 日 曜 限 M 1 担当者 染 〃 科 〃 症 学 学 〃 歯科口腔外科学 〃 形 成 外 科 学 眼 感 〃 喜久田 大慈弥 高 木 〃 内 尾 〃 高 田 消 化 器 病 学 試 験 科 目 M 3 担当者 津 川 坪 井 笹 冨 〃 片 岡 〃 〃 〃 〃 〃 首 藤 〃 臨床修練入門 二 神 (診断学実習概説) 〃 〃 〃 臨床修練入門 二 神 (診断学実習概説) 〃 〃 〃 臨床修練入門 伊 﨑 (診断学実習概説) 科 目 M 4 担当者 第 4 回 模 擬 試 験 科 目 M 6 講義予定 科 目 担当者 生物学実験 − 373 − 5 4 化 10 金 3 統 2 第 2 学 計 外 実 入 国 験 門 語 B 1 インターミディエイト・イングリッシュⅣ 寄 5 生 〃 〃 〃 9 木 3 マ ク ロ の 生 物 科 学 4 物理学実験 〃 生 虫 虫 科 目 学 学 全 員 波 部 全 員 廣 松 全 員 石 井 担当者 M 2 2 インターミディエイト・イングリッシュⅢ 1 人文・社会・総合系列科目 寄 月 日 曜 限 M 1 〃 科 〃 科 学 学 〃 歯科口腔外科学 眼 眼 〃 形 成 外 科 学 科 目 〃 非常勤講師 磯 貝 高 橋 喜 多 〃 尾 崎 外 尾 〃 〃 〃 C B T 演 習 〃 〃 C B T 演 習 大慈弥 木 村 佐 伯 科 目 〃 〃 〃 自 習 〃 〃 〃 自 習 担当者 M 4 担当者 M 3 科 目 担当者 M 6 講義予定 験 人 担当者 眼 感 染 − 374 − 5 4 〃 〃 〃 2 15 水 3 試 歯科口腔外科学 〃 学 学 1 5 4 症 科 目 科 科 目 14 火 3 成 担当者 〃 喜久田 喜 多 〃 〃 〃 C B T 演 習 〃 非常勤講師 石 橋 高 橋 〃 〃 C B T 演 習 の 科 目 〃 〃 〃 自 習 〃 〃 〃 自 習 担当者 M 4 内 尾 非常勤講師 下 野 高 田 担当者 M 3 〃 科 目 M 2 2 1 5 4 1 13 月 3 2 1 月 日 曜 限 M 1 日 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 375 − 5 4 17 金 3 振 2 1 5 4 16 木 3 試 替 休 業 日 験 担当者 科 目 〃 科 〃 科 学 学 〃 歯科口腔外科学 眼 眼 〃 科 目 2 担当者 非常勤講師 原 喜久田 〃 〃 〃 〃 自 習 担当者 全 国 共 用 試 験( C B T ) 〃 非常勤講師 加 藤 向 野 〃 〃 C B T 演 習 科 目 M 4 佐 伯 〃 瀬 戸 担当者 M 3 歯科口腔外科学 科 目 M 2 1 月 日 曜 限 M 1 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 376 − 5 4 22 水 3 2 1 5 4 21 火 3 試 2 1 5 4 1 20 月 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 験 担当者 M 1 担当者 組織細胞生物学各論試験 社 科 目 M 2 会 医 科 目 学 試 験 担当者 M 3 担当者 臨 床 修 練 入 門 (診断学実習、 スキルスラボ演習・病棟実習) (診断学オリエンテーション) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 377 − 5 4 24 金 3 2 1 5 4 23 木 3 2 1 月 日 曜 限 試 科 目 験 担当者 M 1 担当者 科 目 担当者 M 3 臓 器・ 病 態 生 理 学 試 験 形 成 外 科 学 試 験 科 目 M 2 担当者 臨 床 修 練 入 門 (診断学実習、 スキルスラボ演習・病棟実習) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 378 − 5 4 29 水 3 2 1 5 4 28 火 3 2 1 5 4 1 27 月 3 試 2 1 月 日 曜 限 科 目 験 担当者 M 1 寄 微 生 生 虫 物 科 目 学 学 試 試 染 症 科 目 学 試 験 担当者 M 3 験 歯科口腔外科学試験 験 感 担当者 M 2 担当者 臨 床 修 練 入 門 (診断学実習、 スキルスラボ演習・病棟実習) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 379 − 5 4 31 金 3 2 1 5 4 1 30 木 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 担当者 M 1 解 剖 学 科 目 試 験 眼 担当者 M 2 科 学 科 目 試 験 担当者 M 3 担当者 臨 床 修 練 入 門 (診断学実習、 スキルスラボ演習・病棟実習) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 2 − 380 − 5 4 5 水 3 2 1 5 4 4 火 3 2 1 5 4 3 月 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 担当者 M 1 科 目 担当者 M 2 科 目 担当者 M 3 担当者 (OSCE オリエンテーション) 臨 床 修 練 入 門 (診断学実習、 スキルスラボ演習・病棟実習) 科 目 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定 − 381 − 5 4 7 金 3 2 1 5 4 6 木 3 2 1 月 日 曜 限 科 目 担当者 M 1 O S C 科 目 E 体 験 担当者 M 2 科 目 担当者 M 3 O S 科 目 C E 担当者 M 4 科 目 担当者 M 6 講義予定