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139 号
第 139 号 平 成 26 年 11 月 1 日 発 行 発 行/長 野 県 須 坂 市 議 会 発行責任者/議 長 豊 田 清 寧 編 集/市議会広報特別委員会 元気よく、はい、チーズ(須坂千曲保育園) 9月 定例会 9 月 2 日〜 9 月 30 日 平成 25 年度決算認定質疑 … 3 〜 5P 常任委員会報告 …………………… 7 P 一般質問 …………………… 10 〜 18 P 視察報告 …………………………… 19 P 移転新築された須坂千曲保育園 12月定例会は11月25日(火)開会の予定です 年度決算を認定 41万円の減額となっ た。 年度の主な事業と しては、相之島保育園 建設、北部体育館多目 的広場整備、特別養護 老人ホーム「ぬくもり 園」施設整備、新規就 農研修給付金交付など。 25 25 平成 年度一般会計 歳入決算額は、219 億 7 千 6 5 8 万 円 で、 前年度比 %、2億3 千355万円の増額と なった。 歳出決算額は、21 0億3千732万円で、 前年度比 %、8千2 予算決算特別委員会で 集中審査 24 竹内 勉 平成 年度須坂市一般会 計歳入歳出決算認定に 反対 25 ①同和は、生活環境、学 力、就職など改善された。 もう一人一人の心の問題。 不平等感の強い事業はや めるべき。 ② 最 終 処 分 場 候 補 地 は、 水 源 地 の 山 の 中 に あ り、 土砂災害も起こり得る場 所。行政が率先して推進 することなど考えられな い。候補地選定をやり直 すべき。 ③地方税滞納整理機構は、 財産調査と差押えが業務 の中心。滞納者の多くは 生 活 苦 で 払 え な い 状 態。 市の担当課による一層き め細かな相談と、生活支 援で滞納を解決すべきだ。 「子ども・子育て支援新制度」 とは 育 と 保 育 を 一 体 的 に 提 供 す る「 認 定 こ ど も 園 」の 普 教 及 や 少 人 数 の 単 位 で 預 か る「 地 域 型 保 育」の 新 設 で、 待 機 児 童 を 解 消 す る と と も に、 3 才 未 満 児 の 保 育 の 場 の 確保を図り、子育て家庭を支援するための制度。 家庭的保育事業等の設備及 び運営に関する基準を定め る条例 Q 新制度での小規模保育 事業のA型~C型の定義は。 A A型は現在の認可保育 所に近い形態のもの。C型 は家庭で保育ママとして運 営する形態でB型はA型と C型の中間。 Q 条 例 制 定 に あ た っ て、 独自に基準を上げたことに ついて。 A C型事業の職員資格に ついて、国の基準では保育 士の資格までは求めていな いが、須坂市では一人は保 育士の資格を有するよう上 乗せした。 Q 小規模保育事業の職員 特定教育・保育施設及び特 定地域型保育事業の運営に 関する基準を定める条例 Q この条例は、文部科学 省と厚生労働省で定めた運 用基準を明確化したものか。 A 新制度で認可された小 規模保育所が、従来からの 認可保育園や幼稚園などと 同じ給付を受けるための基 準を国が定めたことに準じ て定める必要が生じたもの。 資格に「保育士と同等以上 須坂市においても、国の 法 律 制 定 や 改 正 に あ わ せ、 の知識、経験を有すると市 条例の制定・改正案が提案 町村長が認める者」とある され、今定例会で審査した。 の は、 今 ま で 資 格 が な く、 無認可で自宅で幼児を預か ってきた事業者の救済措置 と考えてよいか。 A そういう事業者が実際 に保育を行ってきた実績が あり、今までどおり保育の 受け皿となると考える。 子ども・子育て支援新制度 基準を定める条例制定審査での質疑 平成 9 月 定 例 会 は、「 決 算 議 会 」 と も 言 わ れ、 前 年 度 の お 金 の 収 支( 決 算 ) に つ い て 審 査 す る こ と と な っ て い る。 今 定 例 会 は、 平成 年度決算認定議案8件を含め、平成 年度補正予算案や 条例案など 件について審査し、すべて原案のとおり可決、承 認した。 26 25 9月 日から 日に かけ分科会ごとに、 年度事業の決算や内容 について審査した。(詳 細は3P〜5Pに掲 載) また、それに先立ち、 9月4・5日には、 年度に実施した事業箇 所の現地調査を行った。 16 定例会 1.1 0.4 22 また、請願3件について審査し、2件を採択としたほか、議 員提案により6つの意見書を提出し、5件について可決した。 25 相之島保育園 25 9月 25 どう変わる? 子育て支援 2 平成25年度決算 事業の執行状況をチェック 予算決算特別委員会〔委員長 関野芳秀 副委員長 土谷フミエ 委員 議長を除く全議員〕 総務文教分科会 金が1件、市の施設で 怪我をされた方に対す る入院・通院補償金が 件。 20 一般会計 把握できているか、ま た、今後もアプリケー ションを更新していく 予定なのか。 答 委託業者である須 高ケーブルテレビから、 9月 日現在で1千3 78件ダウンロードさ れたと報告を受けてい る。今年度も運用委託 料として当初予算に4 00万円を計上し、ア プリケーションの更新 をし、継続していく。 税務課 問 滞納整理の強化と した嘱託徴収員、臨時 職員、正規職員の増員 人数は。 答 嘱 託 徴 収 員 1 名、 臨時職員3名、正規職 員1名をそれぞれ増員。 問 訪問徴収や電話催 告により成果が見られ るようだが、地方税滞 納整理機構への移管に ついての考えは。 答 一定の成果はある が、それでも納付いた だけない事案の内 件 を、より専門性のある 地方滞納整理機構へ移 管しているのが実情。 翌年度の児童手 当からの納付が 3件、その他2 件。 子ども課 問 教育相談事 業について、こ れまでの事業を 変えて、どのよ うな効果があっ たのか。 答 年度から 臨時職員として作業療 法士を常勤配置したこ とで、発達障がいの疑 いのあるお子さんのた めの療育教室の充実が 図れた。 25 人権同和教育課 問 解放子ども会の対 象児童はこれ以上増え ないのか。また、どの ような方法で募集する か。 答 対象児童数は、現 在3人で、6年生が卒 業し中学生となり、ま た新たに1年生が入る ため人員は1人増える。 特別な広報はしていな いが、日滝小学校では、 対象地域でない児童も 希望があればいつでも 受け入れる状況にある。 会計課 問 物 品 売 払 収 入 で、 どのような物をインタ ーネットで売却したの か。 答 主には備品で、各 課からの不要物品の中 から他市の情報を参考 に行っている。思いも 寄らないものが売れる ため積極的に出品して いる。 耐震性貯水槽設置箇所を調査(旭ヶ丘町) 選挙管理委員会事務局 問 選挙啓発用名入れ ティッシュの配付先は。 答 庁 内 窓 口 の ほ か、 保育所など現地機関の 窓口、市主催の各課の 事業会場、期日前投票 所などに配付。 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 3 消防本部・消防署 問 庁舎冷暖房設備保 守点検委託事業157 万500円の契約方法 と点検の内容は。 答 GHP(ガスエン ジ ン・ ヒ ー ト ポ ン プ・ エアコン)を取り扱う 業者2社から見積書を 徴収し契約、特殊な機 器の消耗品の取換え等。 政策推進課 問 ARシステム構築 事業におけるアプリケ ーションの利用件数は 12 17 学校教育課 問 学校給食費納入金 のうち、滞納分の件数 と滞納理由は。 答 現年度分と過年度 分 の 合 計 件 の う ち、 保護者としての責任感 や規範の問題と思われ るもの8件、保護者の 経 済 的 な 問 題 が 4 件、 17 17 財政課 問 市有自動車損害共 済金及び全国市長会市 民総合賠償保険 金支払い状況は。 答 市有自動車 損害共済金は支 払いが 件あり、 全て自動車事故 による車両の修 理代。 全国市長会市 民総合賠償保険 金は、臨時駐車 場の不整備によ る利用車両の損 害に対する賠償 25 年度に改修された墨坂中学校特別教室 男女共同参画課 問 平成 年度予算は、 年度に比べて %と 減 額 に な っ て い る が、 その要因は。 答 平成 年度は、第 4次男女共同参画推進 計画策定の年で、住民 意識調査を行った調査 用紙の送付回収の郵便 代と冊子の印刷代など で予算増となったため。 う整備していく計画。 国民健康保険特別会計 11 福祉環境分科会 ポート体制のシステム 委託料が不用となった もの。参加機関に貸し 出しているアイパット が1台ずつでは足りな いとの声を受け、増設 分として委託料を計上 したが、増設台数・機 種について検討した結 果 年度中には調整が できず、 年以降に変 更したため。 問 国民健康保険税の 減免、執行停止、不納 欠損処分の状況は。 答 件の減免につい ては、旧扶養者に対す る減免 件127万2 千円、収監者の減免 件 万 7 千 7 0 0 円、 生活保護者に対する減 免 1 件 8 千 5 0 0 円、 生活苦に伴う減免2件 4万2千900円であ る。 執行停止は、年間9 期に分け納付いただく ので多い人で9件にな り、失業等により収入 がない等の要件に当て はまる場合、執行停止 にしている。 不納欠損については、 執行停止をしたものの 中で3年を経過したも の、死亡により相続人 等もいないもの等、不 納欠損の条件に当ては まったものを処分した。 68 82 26 の移動販売を民間事業 者が行っているが、町 や地域が希望すれば記 載地域以外でも実施可 能なのか。 答 ご希望があれば事 業者と相談させていた だく。 健康づくり課 問 地域医療福祉ネッ トワーク推進事業の在 宅医療連携拠点事業に ついて不用額が生じた 理由は。 答 在宅療養 時間サ 24 一般会計 12 25 24 中央公民館 問 公民館管理費の修 繕について予備費から 充当した状況は。 答 公 民 館 の 修 繕 は、 当初276万7千円で 対応する予定だったが、 臥竜山公会堂の緊急修 繕等が生じたため、予 備費を充当した。 76 30 25 26 市民課 問 戸籍副本データ管 理システム導入事業に ついて当初の見込みと 違った理由は。 答 昨年全国的に導入 されたシステムで、国 の全国センターに戸籍 の移動のデータを送っ てバックアップをする もの。東日本大震災に 起因したバックアップ 制度であり、回線によ る送信と媒体による送 信があり、当初は媒体 による送信を見込んで いたが、市役所全体の セキュリティーの関係 もあり、回線での送信 に変更したため、大幅 な経費の削減になった。 24 生活環境課 問 ごみ処理施設運営 事業についての経過と 今後の予定は。 答 一昨年、昨年、今 年の定期修繕工事にお いてやるべき修繕は多 額の予算で行ってきた。 平成 年度以降は費用 的に縮小し平成 年を 見据えて無駄のないよ 27 地理的に村山までの 通勤費がかかる事や授 産施設の工賃が低い事 が要因と考えられるが、 今後の利用者増の為に、 生活保護受給者の中で 中間就労が可能な方へ のPRや通勤費につい ても検討したい。 高齢者福祉課 問 買物弱者の支援事 業で、生鮮食料品など 市民体育館改修実施箇所を調査 福祉課 問 社会事業授産施設 事務費補助事業で利用 者 が 計 画 よ り 少 な く、 総事業費も減少したと のことだが、当初は何 人を見込み、また、な ぜ利用者が少なかった のか。 答 4月から福祉企業 センターを開所する計 画が6カ月ずれ、利用 人数も 名程度の見込 みで計上したが、現状 の利用は2~3人であ った。 25 年度に造成した人権交流センター駐車場 4 経済建設分科会 金で不用額が生じてい る理由は。 答 当初見込んでいた 人 数 が 多 か っ た た め。 新規就農者については、 指導者との兼ね合いも あり、現状では毎年4 名ぐらいずつ新規就農 者を受け入れていきた い。 答 来年4月開校予定 の「須坂創成高校」の PR用のDVDを作成 した。市内の企業や須 高の中学校等に配布予 定。 問 市でプロモーショ ンビデオまで作成する 必要があるのか。県で もやっているのでは。 答 県の事業ではある が、企業実習の受け入 れなどもあり、企業と のパイプ的な役割で地 元として協力したい。 商業観光課 問 観光PR業務委託 料の、当初予算と決算 額の差額が大きい理由 は。 答 入札差金の他、大 阪での雇用者1名が体 調不良のため途中で退 職したため。 問 観光・誘客宣伝事 業の需用費の不用額が 2千200万円と大き い理由は。 答 湯っ蔵んどの修繕 料を4千万円見込んで いたが、実際は約2千 万円であったため。 問 厳しい財政と言い ながら不用額で2千万 円とはいかがなものか。 答 不具合が起きた時 は高額な修繕費が必要 となる。営業を止める 訳 に は い か な い の で、 いつ何があっても対応 できる形にしておきた い。 水道事業会計 問 営業外収益の跡地 貸付料はどこへ貸し付 けているものか。 答 都市公園用地とし て、市へ貸し付けてい る。 下水道事業会計 問 営業費用のうちの 普及指導費の使途は何 か。 答 下水道接続時に融 資 斡 旋 を し て い る が、 その際の利子補給金が 主な使途である。 宅地造成事業会計 問 営業費のうち、車 両保険とは何か。 答 宅地造成事業で所 有している公用車の任 意保険。 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 5 イン及びそば製粉機の 貸付による実績は。 答 刈取業務は713 アール分の収穫、製粉 業務は373 分の製 粉であった。 問 そばの栽培につい ては最終的な目的は何 か。農地を守ることか。 答 農地を守ることも 一 つ の 目 的 で あ る が、 ゆくゆくは、そば粉の 品質を向上させ、地元 のそば屋さんに出せる ような形を取りたい。 問 新規就農研修給付 産業連携開発課 問 新産業団地調査研 究委員会の協議内容は。 答 年7月に立ち上 げ、新たな産業団地の 候補選定に向け、適地 や法的な手続き等につ いて、関係部課長を委 員として検討してきた。 今年度も引続き取り組 んでいる。 問 新たに造成すると いう方向で取り組んで いくということか。 答 須坂に進出したい という企業ニーズに応 え ら れ る も の は 必 要。 そこから新たな雇用が 生まれ、若者の定住に つながっていくと考え ている。 問 プロモーション用 映像等作成業務委託料 の内容は。 25 一般会計 34 農業委員会 問 農業委員会費の委 託料の支出がなかった 理由は。 答 遊休農地解消モデ ル事業の看板作成料と して老朽化や破損等に 備えて予算計上したが、 修繕する必要がなかっ たため。 農林課 問 そば収穫用コンバ 案内看板設置工事箇所を調査(峰の原高原) 41 まちづくり課 問 下水道事業会計補 助金として、下水道事 業会計全体に占める割 合は。 答 補助金として、7 億3千706万円が収 益として充てられ、全 体に占める割合は ・ 3%。また資本的収入 として、2億9千51 0万円が充てられ、全 体に占める割合は ・ 3%。 遊休農地対策事業によるそば畑(豊丘町) kg 平成 年度 補正予算質疑 総務文教分科会 か、それとも自由な裁 量の中でできるのか。 答 自由にはできない。 市の受け入れの議決も 必要だが、事前に財産 区管理会で、繰出につ いて諮り承認された上 で計上している。 集落再熱実施地区(峰の原高原)を視察 げ、チラシにより多く の皆さんに参加してい ただけるよう考える。 国民健康保険特別会計 問 一般被保険者の保 険税が増額補正になっ た要因は。 答 国保加入者の所得 が見込みより落ち込ま なかったことなどによ る。 農林課 問 遊休農地解消対策 事業の予定は。 答 受け付けたものは、 3 の小麦の作付けで、 場所は村山及び相之島 の河川敷や仁礼地区を 予定。 商業観光課 問 シニア向け英語合 宿とは。 答 現在は学生向けだ が、将来はシニア向け に宿泊を見込んだ英語 合宿も、旅行商品とし て対象になると考えて いる。 一般会計 経済建設分科会 道路河川課 問 道路維持補修事業 の工事請負費増額の理 由は。 答 川瀬川歩行者用橋 梁の修繕と各町からの 要望に対応するための もの。 水道事業会計 健康づくり課 問 自殺対策緊急強化 事業補助金がついたが、 市の自殺の現状と今後 の事業予定は。 答 平成 年ごろから 毎 年 人 程 度 で 推 移。 最近では 人前後で推 移している。今後も保 健センターに設置して いる悩み無料ダイヤル のほか、うつ病の方の 家族教室、自殺予防の 広報等を行っていく。 産業連携開発課 問 農商工観共創支援 貸付金増額の理由は。 答 国の地域商店街活 性化助成金事業採択の 商 店 街 2 カ 所 の う ち、 1カ所は自己資金不足 で貸付を希望している。 ha 問 収益的支出の住居 手当を増額する理由は。 答 新規採用者の住居 手当が見込めなかった ため。 県民運動広場看板修繕予定箇所を調査 まちづくり課 問 臥竜公園内整枝作 業委託での作業を予定 する場所はどこか。 答 動物園内の通路上 に伸びたケヤキ等の危 険枝や枯木の整枝作業。 20 生涯学習スポーツ課 問 どこでも図書館事 業でチラシやマップを 配布する目的、狙いは。 答 元気づくり支援金 を活用し、キャラクタ ー看板を参加店舗に掲 10 10 消防団としての市民へ のPRの観点から、女 性団員6名によるカラ ーガード隊を企画。 子ども課 問 旧須坂千曲保育園 の処分について、市街 化調整区域であるため 解体し農地に戻さなけ ればならないのか。 答 事前に県に確認し ており、公共工事とい うことで、そこまでは 求めない旨の指導を受 けている。 福祉環境分科会 一般会計 福祉課 問 臨時福祉給付金事 業の増額要因は。 答 当初対象者を平成 年度の非課税者数の 9千200人と見込ん だが、 年度課税状況 から9千900人と7 00人程増えたため。 26 一般会計 消防本部・消防署 問 消防団運営事業の 消耗品費から謝礼への 組み替えに係わるカラ ーガード隊員の活動に ついて、団員としての 本来の使命から逸脱し ないか。 答 消防団の使命は十 分承知しているが、男 女共同参画と魅力ある 政策推進課 問 峰の原高原地区の 集落再熱実施モデル地 区支援事業の中で、実 態調査等委託とあるが、 地区が選定されてから 調査するのは理解し難 いが。 答 この事業は、1年 目 に ビ ジ ョ ン を 策 定、 2年目がビジョンに基 づく実証実験等の具体 化に着手。後継者を含 めた事業継続の意向な どの実態調査委託料と 空きペンション所有者 等調査委託料について は、ビジョン策定のた めの必要な経費。 財政課 問 財産区特別会計繰 入金は、財産区で事前 議決を得てのものなの 25 26 6 総務文教委員会 常任委員会報告 福祉環境委員会 委 員 長 田中 章司 副 委 員 長 酒井 和裕 委 員 竹内 勉 西澤えみ子 堀内 孝人 永井 康彦 「手話言語法」制定を求める 請願を採択 た。ようやく障害者基 本法の一部を改正する ことにより法整備され、 昨年国連の条約の批准 に至り、今は国をあげ てその方向に向かって いる、との答弁があっ た。 次 に 討 論 が 行 わ れ、 「初めて知る部分もあ ったが、国に意見書を 上げて、法整備ができ ればよい。採択でお願 いしたい」との討論が あり、採決の結果、採 択すべきとした。 このほか、須坂市勤 労青少年ホーム条例の 全 部 を 改 正 す る 条 例、 須坂市福祉医療費給付 金条例の一部を改正す る条例について、慎重 に審査した結果、原案 通り可決すべきとした。 経済建設委員会 委 員 長 小笠原克夫 副 委 員 長 塩﨑 貞夫 委 員 霜田 剛 中島 義浩 岩田 修二 宮本 勇雄 指定管理者を公募に しない理由は何か、と の質疑があり、当施設 の設置目的にしっかり 対応しており、最少の 経費で最大の効果をあ げている部分の優位性 が認められるため、と の答弁があった。採決 の結果、原案どおり可 決すべきとした。 このほか市道認定2 件についても、採決の 結果、原案どおり可決 すべきとした。 須坂市技術情報センタ ーの指定管理者の指定 について 豊丘農集を下水道へ接続する 条例を可決 須坂市農業集落排水 施設条例の一部改正で、 農業集落排水から公共 下水道への接続は、使 用者に支障はないのか との質疑に対して、支 障はないとの答弁があ った。 また、須坂市公共下 水道事業受益者負担に 関する条例の一部改正 について、豊丘地区で 新しく公共下水道へ接 続した場合に、負担金 の取り扱いはどうなる の か と の 質 疑 に 対 し、 月 日までの申し込 み分は従前どおり、 月1日以降は、登記簿 面積1㎡あたり500 円の負担となるとの答 弁があった。 このほか2件の条例 改正案とあわせ、すべ て原案どおり可決すべ きとした。 12 委 員 長 北澤 雄一 副 委 員 長 浅井 洋子 委 員 宮坂 成一 石合 敬 集団的自衛権行使容認の 関野 芳秀 閣議決定の撤回を求める請願 土谷フミエ 佐藤壽三郎 「手話言語法」制定を 求める意見書の提出を 求める請願 請願者の趣旨説明に 対し、ろう学校ではな ぜ手話を禁止されたと い う 歴 史 が あ る の か、 との質疑があり、口話 (こうわ)によって日 本語力が高まると考え られており、日本語を 話せるようにさせたい との思いから禁止され ていた、との答弁があ った。 関係理事者に対して は、これまで法として 制定されなかったこと の背景には何があった の か と の 質 疑 が あ り、 日本では、手話は言語 ではなく、口の動きで 言葉を覚えなさい、と いう方針であったため 学校でも禁止されてい 30 委員長裁決で採択 すべきとした。 このほか1件の請願 については採決の結果、 願意妥当と認め、採択 すべきとした。 子ども子育て支援法等 関係条例を制定 放課後児童健全育成 事業の設備及び運営に 関する基準を定める条 例の審査で、児童クラ ブ等の支援員の資格は 規定されているが補助 員の資格はどうか、と の質疑に対し、補助員 の資格は特に不要だが、 都道府県知事が行う研 修を修了した者との答 弁があった。 採決の結果、原案通 り 可 決 す べ き と し た。 このほか4件の条例案 について、すべて可決 すべきとした。 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 7 集団的自衛権の行使を 容認する閣議決定の撤 回を求める請願 「 今 回 の 閣 議 決 定 文 では、攻撃を受けた場 合の縛りを明記してい るが、本請願の趣旨で は、『 武 力 攻 撃 が さ れ ていないにもかかわら ず』から始まるもので あるため、不採択とし たい。」 「 こ れ ま で の 政 府 の 個別的自衛権の見解で 十分に足りる。自国が 攻撃を受けていないに もかかわらず海外へ出 ての武力行使をするこ と は 憲 法 違 反 で あ り、 憲法第9条を守る立場 か ら 採 択 し た い。」 な ど討論が出された。挙 手採決の結果、可否同 数となり、委員長裁決 により、本請願は採択 11 人事案件 任期満了に伴う教育委員会 委 員 に つ い て、 次 の 方 の 選 任 に同意した。 人以下学級推進と、 岡部 昭弘 氏(屋部町) 請願・陳情 ●国の責任による 教育予算の増額を求める意見書提出 に関する請願 連合長野高水地域協議会須高地区連合会 請願者 採 択 岩田修二 中島義浩 会長 小林君男 ほか1名 紹介議員 採決結果 決定の撤回を求める請願 ●集団的自衛権の行使を容認する閣議 請願者 須高地区労働組合会議 副議長 中村賀文 岩田修二 紹介議員 竹内 勉 不 採 択 採決結果 ●手話言語法制定を求める意見書の提 出を求める請願 請願者 会長 玄蕃浩文 須坂市聴覚障害者協会 紹介議員 中島義浩 小笠原克夫 意見書 ●国の責任による 〈委員会提出〉 人以下学級推進と、 可 決 教育予算の増額を求める意見書 採決結果 討論 小笠原克夫 集団的自衛権の行使を容認する閣議決 定の撤回を求める意見書に 反対 見書には「7月1日の集団的自衛 意 権の行使を容認する閣議決定は、日本 〈議員提出〉 ●集団的自衛権の行使を容認する閣議 採決結果 が武力攻撃されていないにもかかわら 憲法9条を空洞化するものである」と 決定の撤回を求める意見書 ●農業改革における慎重な議論と自己 している。 ず他国のために戦争することを意味し、 否 決 ●「手話言語法」制定を求める意見書 〈委員会提出〉 かし閣議決定の内容は、憲法上許 し される自衛権の発動は自国防衛に限ら 団的自衛権の行使は許されないとする れ、外国防衛それ自体を目的とする集 可 決 採決結果 ●「 危 険 ド ラ ッ グ( 脱 法 ハ ー ブ )」 の 〈議員提出〉 憲法9条の規範を何ら変えるものでは 聞 置 討論 見書に反対。 土谷フミエ 議決定は、戦争を放棄し海外での 閣 戦争を遂行する手段の保持も禁じてい 賛成 ない。閣議決定の内容と異なるため意 根絶に向けた総合的な対策の強化を 採決結果 可 決 求める意見書 願に 十分な国民的議論と国会での慎重審 岩田 修二 議を求める意見書 ● 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 に 関 し て、 〈議員提出〉 坂市議会は、6月定例会で「集団 須 的自衛権に関する憲法解釈を変更しな 閣の憲法解釈の変更だけで、勝手 内 に9条を踏み越えるのは改正手続きを 法尊重擁護義務を定めた憲法 に賛成。 来を担う子どもたちを戦場に送る 未 ことは絶対に許さない立場から意見書 する違反。 条に対 条の明白な違反。公務員の憲 る憲法9条を踏みにじった。 定めた 可 決 ● 地 方 財 政 の 充 実・ 強 化 を 求 め る 意 見 〈委員会提出〉 書 会や関係大臣に提出しました。 ★可決となった意見書については、国 採決結果 可 決 係機関に提出した。 かし安倍内閣は、多くの地方議会 し の声を無視し、集団的自衛権の行使を 採決結果 いことを求める意見書」を可決し、関 賛成 集団的自衛権閣議決定撤回を求める請 採決結果 代表理事組合長 牧 良一 須高農業協同組合 請願者 書の提出を求める陳情 改革を基本とした支援を求める意見 採決結果 採 択 35 容認する閣議決定を行った。 れは、与党内協議のみの議論で憲 こ 法解釈の変更を行ったもので、立憲主 義を否定し、民主主義をないがしろに するものであり、従来の政府見解を捻 じ曲げた歴史的暴挙である。 99 96 35 8 ◆◆◆◆◆ 9 月 定 例会の議決結果 ◆◆◆◆◆ 賛否が分かれた案件 石合 敬 西澤えみ子 新風 小笠原克夫 田中 章司 佐藤壽三郎 竹内 勉 土谷フミエ 宮本 勇雄 北澤 雄一 岩田 修二 市民ク 無所属ク 共産 新自由ク 宮坂 成一 永井 康彦 豊田 清寧 関野 芳秀 霜田 剛 堀内 孝人 議決結果 すざか輝創会 酒井 和裕 浅井 洋子 議案等名 塩﨑 貞夫 中島 義浩 会 派 議員名 認定第1号 平成25年度須坂市一般会計歳入歳出決算認定に 原案認定 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ついて 請願第7号 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回 不 採 択 ● ● ● ● ● ● ● − ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● を求める請願 意見書第9号 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回 原案否決 ● ● ● ● ● ● ● − ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● を求める意見書 意見書第12号 集団的自衛権の行使容認に関して、十分な国民 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ 的議論と国会での慎重審議を求める意見書 ※ ○は賛成 ●は反対 ☆議長 豊田清寧は可否同数以外は採決に加わらない。 ☆会派名の略称:市民ク→須坂市民クラブ 無所属ク→無所属クラブ 共産→日本共産党 新自由ク→新自由クラブ 新風→すざかの新風 全会一致による可決案件 番 号 件 名 件 名 議案第53号 須坂市技術情報センターの指定管理者の指定について 認定第6号 平成25年度須坂市水道事業会計決算認定について 議案第54号 市道の認定について 認定第7号 平成25年度須坂市下水道事業会計決算認定について 議案第55号 市道の変更について 認定第8号 平成25年度須坂市宅地造成事業会計決算認定について 議案第56号 須坂市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する 基準を定める条例の制定について 議案第67号 平成26年度須坂市一般会計補正予算第2号 議案第57号 須坂市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を 定める条例の制定について 議案第68号 平成26年度須坂市国民健康保険特別会計補正予算第1号 議案第58号 須坂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運 営に関する基準を定める条例の制定について 議案第69号 議案第59号 須坂市勤労青少年ホーム条例の全部を改正する条例につ いて 議案第70号 平成26年度須坂市介護保険特別会計補正予算第1号 議案第60号 須坂市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例につ いて 議案第71号 議案第61号 須坂市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例につ いて 議案第72号 平成26年度須坂市水道事業会計補正予算第1号 議案第62号 須坂市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例につ いて 議案第73号 平成26年度須坂市下水道事業会計補正予算第1号 議案第63号 須坂市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を 改正する条例について 平成26年度井上、幸高、九反田、中島財産区特別会計補正 予算第1号 平成26年度須坂市後期高齢者医療特別会計補正予算第2 号 請願第6号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を 求める意見書提出に関する請願 (採択) 議案第64号 須坂市下水道条例の一部を改正する条例について 請願第8号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願 (採択) 議案第65号 須坂市水道事業給水条例の一部を改正する条例について 同意第3号 教育委員会委員の任命について (同意) 議案第66号 須坂市保育の実施に関する条例を廃止する条例について 9 番 号 意見書第8号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を 求める意見書 認定第2号 平成25年度須坂市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認 定について 意見書第10号「手話言語法」制定を求める意見書 認定第3号 平成25年度井上、幸高、九反田、中島財産区特別会計歳入 歳出決算認定について 「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対 意見書第11号 策の強化を求める意見書 認定第4号 平成25年度須坂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定に ついて 意見書第13号 地方財政の充実・強化を求める意見書 認定第5号 平成25年度須坂市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 認定について 第 139 号 平成 26 年 11 月 1 日 一般質問 本定例会での一般質問は、9月9日から 日まで の4日間行われ、 人の議員が質問しました。 掲載は質問順としています。 16 12 一 般 質 問 項 目 岩田 修二 ………………………… ● 平成 25 年度決算審査報告について ● 平成 25 年度決算について ● 子ども・子育て支援新制度について ● 介護保険法の改正について 中島 義浩 ………………………… ● 教育行政について ● 須坂市動物園施設管理運営 ● マイマイガ対策 佐藤壽三郎 ………………………… ● 須坂市の諸課題について ● 国の礎たる農業を支えるために ● 人口減少問題に向き合う須坂の 基礎固めのために 石合 敬 ………………………… ● 役所内の流行事 ● 国指定文化財 ● 市と文化振興事業団・観光協会 との関係 酒井 和裕 ………………………… ● 地域振興について ● 薬物乱用防止教育について ● 森林環境ならびに定住人口促進 について 小笠原克夫 ………………………… ● 一般廃棄物最終処分場(エコ パーク)について ● 映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の 落日」について 観光、まちづくり、地域活性化 策について 土谷フミエ ………………………… ● 子ども・子育て支援新制度の本 格施行に向け、児童福祉法の一 部改正や子ども・子育て支援法 に伴う市条例の制定は、すべ ての子どもの健やかな育ち(発 達)を保障するものに ● 異常気象や集中豪雨等から市民 の生命財産を守る緊急対策 塩﨑 貞夫 ………………………… ● 元気なまちづくり ● 安心・安全なまちづくり 竹内 勉 ………………………… ● いっそうの親身な相談で税金の 滞納解決と生活の支援を ● 高い国保税の負担軽減を真剣に 考えるべき ● 一般廃棄物最終処分場は安全な 場所に変更すべき 西澤えみ子 ………………………… ● 新たな農業・農村政策 ● みんなが助け合い、健康に暮せ るまちづくり 宮坂 成一 ………………………… ● 安全・安心のまちづくり ● わさびの里湧水公園 落語で須坂のまちづくり ● 公共施設マネジメントについて ● 選挙の投票率アップについて 浅井 洋子 ………………………… ● 高齢者福祉の充実 ● 健康に暮らせるまちづくりにつ いて ● みんなが快適に生活できるまち づくり 北澤 雄一 ………………………… ● 人口減少社会を迎えて ● 固定資産税の税務処理について ● 遅れている農道整備について 田中 章司 ………………………… ● 富士通須坂工場について ● 最終処分場について ● 経済環境について 宮本 勇雄 ………………………… ● 平成 25 年度の諸施策について ● 中山間地域の福祉充実について 関野 芳秀 ………………………… ● 農業行政について ● 鮎川古墳群について ● 青少年健全育成について ● 最終処分場について ● 悪臭問題について ● 市道常盤町下八町線について ● ● 10 問 支 援 事 業 計 画 に、 市長の責任、役割が明 確になっているか。 教育次長 国の法律に おいて市町村の責務が 明記されている。 問 すべての子どもと 子育て家庭の支援を拡 充する内容になってい るか。 教育次長 子ども・子 育て支援法の基本指針 に示されている考えに 基づき、須坂に生まれ 育つすべての子どもた ち の 健 や か な 育 ち と、 子育て家庭への支援を 目的とすることを明記 している。 問 対応・対策は。 教育長 一件ずつ解消 に向け対応をしている。 件 中、「 解 消 し た 」 が 件、「 解 消 が 図 ら れたが継続支援中」が 3件、残り1件も解消 に向け取り組み中であ る。 問 年度の「不登校 者」の実態は。 教育長 昨年度の不登 校者数は、小学校で 名、前年度より2名減 である。中学校では 名で、前年度より9名 の増である。原因と思 われる事は、複数の事 が複雑に絡んでいるケ ースが圧倒的に多い。 問 学校施設トイレの 洋式化の調査研究の結 果は。 教育長 前回の質問 から状況はほとんど 変わっていない。今 後大規模改修を予定 している仁礼小学校、 森上小学校、豊丘小 学校についてはすべ て洋式への切替えを 考えている。 問 中学校女子トイ レへの擬音装置の導 入効果は。 22 18 25 要量を認定し、認定証 を交付するという手続 きになる。 問 保育士の配置基準 は、従来の考え方を堅 持していくのか。 教育次長 従来の考え 方に変わりはない。 問 年度の「いじめ」 の実態調査の結果は。 教育長 須坂市におけ る「 い じ め 」 件 数 は、 小学校7件、中学校 件である。小学校で1 件の減、中学校で2件 の減である。 13 49 介護保険法の改正に よる地域支援事業の 考え方は 健 康 福 祉 部 長 「 通 所 介 護 」 や「 訪 問 介 護 」 が地域支援事業に移行 さ れ る こ と と な っ た。 市 独 自 の 事 業 を 進 め、 サービスの低下を招く ことのないよう体制の 整備を進めていく。 予算の執行率低下が 市民生活に及ぼす影 響は 副市長 事業実施にあ たっては、徹底した財 源確保に努め、交付税 措置率の高い「有利な 起債」の活用や、経済 対策による国の補正予 算に積極的に対応する ことは、極めて大事な 姿勢と考える。 学校トイレの洋式化・擬音装置の導入を 25 教育次長 節水効果は 概ね年間約150万円。 設置費用は工事費別で 約 2 0 0 万 円 で あ る。 プライバシーの保護の 観点からも効果はある と考える。装置設置費 用も考慮しながら、今 後検討していく。 問 動物園のクマのエ サやり体験での傷害事 故後の経過は。 まちづくり推進部長 9月5日に治療終了の 連絡をいただいた。今 後示談に向け手続きを 進めたい。 問 今後の運営方針は。 まちづくり推進部長 安心して来園いただけ るよう、今回の事故を 職員一同反省し、信頼 回復に努めていく。 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 11 新しい子育て支援施 策、何がどう変わる のか 教育次長 都市部にお ける待機児童解消対策 が中心で、施設の運営 上は大きく変わること はない。 問 保護者から見て大 きく変わる点は何か。 教育次長 保護者の申 請に基づき、保育の必 トイレの擬音装置 子どもたちの健やかな育ちと 子育て家庭への支援を目的とした 岩田 修二 今後検討していく 中島 義浩 15 子ども・子育て支援事業計画の内容は 建設中の井上保育園 須坂市の諸課題 佐藤壽三郎 問 子宮頸がんワクチ ンの副反応について。 健康福祉部長 接種後 一年以上経過後に、副 反応が出現することは ないと思われる。 問 日本列島の内陸部 に 位 置 す る 長 野 県 は、 地勢的に石油価格が隣 接都県と比べると高い。 ガソリンや軽油に、政 府は価格の平準化とし て 介 入 で き な い の か。 地方企業のハンデとな り雇用の場の確保・拡 大を思うとき、ガソリ ン等の価格が企業の浮 沈にかかる問題と捉え るべきでは。 市長 販売業者が自由 競争により決定すべき もの。 問 名誉市民条例の門 戸をもっと広げたも のにすべきでないか。 市長 ここで考え方 を変えて、直ちに門 戸を広げるわけには いかない。名誉市民 にふさわしいという 方がいたら、そのつ ど適切に判断し、条 例に則って諮問、提 案していく。 鎧塚古墳は史跡単体で 国指定を早期に目指すべき 問 八丁鎧塚古墳を国 指定文化財にすべき動 きは進んでいるか。 市民共創部長 出土品 等の調査と合わせて進 めている。 問 文化庁との接触は したのか。県との連携 は取れているのか。 市民共創部長 ま だ接触はしていな い。 問 旧小田切邸修 復事業に参加して いた人の中に、現 文化庁職員がいる。人 脈をたどり文化庁との 接触が不可欠と思うが。 市民共創部長 指定に 向け頑張りたい。 問 出土品や鮎川古墳 群でなく鎧塚古墳単体 の指定を目指した方が 進展が早いのでは。 市長 単体指定が可能 か不明。調査したい。 問 旧小田切邸修復事 業は国の文化財指定を 目指しての事業か。 まちづくり推進部長 歴史的文化的価値を調 査するための委員会を 設置し、調査研究を進 めている。 問 水車を水で回すに は水源が問題となるが 策はあるのか。 まちづくり推進部長 水路の払い下げ、水の 遮断等の問題がある。 問 防火用水を兼ねた 貯水槽に雨水・地下水・ 上水等で水源を確保す 60 市長が紹介した 300万円赤字予定 ミュージカル ればよいのでは。 まちづくり推進部長 更に調査を重ねる。 問 庁舎内でのツイッ ター・フェイスブック の推進は公私混同にな るのではないか。 総務部長 しっかり分 ける様指導している。 問 役職職員の玄関挨 拶は職員が挨拶もでき ないと言う事か。 総務部長 職員提案に より実施しているもの。 問 文化振興事業団の 市制 周年記念ミュー ジカルはどの様な経路 で決定されたのか。 市民共創部長 市から 打診した。 問 誰が300万円の 補填を予定している事 業を推薦したのか。 市長 私が提案した。 問 どんな見比べです ばらしいと判断したか。 市長 私は劇団四季な ども見ている。 12 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 人口減少問題考 問 須坂に雇用の場が あってこそ、子孫は住 み続けられる。雇用が あれば郷里須坂市が存 立できる。 更に、I・J・Uタ ーンをされる皆さんの 居住環境を考えるとき、 中心市街地の居住環 境(人の住んでいない 廃屋の撤去)を整えて、 コンパクトシティ形成 が、人口急減問題から の脱出のキーワードと 考えるが。 市長 税制改正の要望 において、国へ空き家 の除去・適正管理を促 進するための、土地に 係る必要な措置を講ず ることを要望している。 可能かは不明だが、調べてみる 石合 敬 所有者と耕作者は、別々でも構わない という考え方に移行してきている 問 4~6月期の市内 の個人消費に関わる落 ち込みについて。 市 長 商 工 会 議 所 は 「大きな落ち込みは見 られない」との見解。 レギュラーガソリン価格の表示板 農地を財産権ではなく 用益権と捉える考えは 話 を 聴 く 形 で 実 施 し、 年間にすると1時間か ら3時間程度。 問 時間的に少ないと 感じるが。 教育長 身近な所でも、 危険ドラッグによる事 故が起こっている事を 考えると、学期ごとや 必要に応じて防止教育 を行っていきたい。 問 日本薬物対策協会 の教員に対してのアン ケ ー ト 調 査 に よ る と、 3割の教員がその有害 性についてはっきりと 説明できないとしてい るが、須坂市内の教員 の状況はどうなのか。 教育長 養護教諭など と連携を密にし、共通 理解を深めている。教 員に対してのアンケー ト調査等は実施してい ないが、より一層の指 導の徹底が必要と考え ている。 問 子どもたちへの効 果的な教育の実施が大 切 で あ る の と 同 時 に、 教員も薬物についてき ちんとした知識を持ち、 正しい知識を伝える教 育を推し進めていただ きたいと思うが。 教育長 教育者として の一般知識として身に 付け、子どもたちに正 しい知識を伝えていき たい。 問 日本への外国人観 光客が1千万人を超え、 今後2千万人の観光客 誘致を目指しているが、 YouTubeを使い 外国人目線で須坂の魅 力を発信しては。 市長 近年中国人観光 客が増加している。外 国人目線の情報発信は 非常に重要であり、推 進したいと考えている。 問 須坂産木材を使用 した保育園建設も終わ るがその後の使用予定 はあるのか。 産業振興部長 今の所 は考えていないが、今 後の課題としたい。 市販されている危険ドラッグ 仁礼区が判断する エコパーク受け入れ賛否の 意見集約について 問 一般廃棄物最終処 分場(エコパーク)の 候補地として仁礼区内 の旧土取り場が選定さ れ て か ら 5 年 に な る。 その間、生活環境影響 調査や地質調査など受 け入れていただき特段 小笠原克夫 の問題も無い。ま た、溶融飛灰を埋 め立てないことも 決まり埋立物の安 全 性 も 高 ま っ た。 今後、基本計画や 地元振興策の提示 がなされると思う が、エコパーク建 設の受け入れ賛否 の意見集約をどの ように進めていくのか。 市長 仁礼区が判断す ることであり、市が申 し上げる内容ではない。 問 市や広域連合等の 責任者が受け入れをお 願いすべき時期ではな いか。 市長 仁礼町に最終処 分場の基本計画や地元 振興策の素案を提示し た上で、しかるべき立 場のものが誠意を尽く してお願いする。 映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」 について 問 長野県は満州への 開拓移民の数が日本で 一番多い県だと聞いて いる。また、来年は終 戦から 年になる。戦 市民提案型事業につ いて 争の悲惨さや愚かさな ど、次世代の子供達に 伝える機会を与えてく れる映画と考える。小 中学校に推薦映画とし て、多くの子供達に鑑 賞してもらう様な対応 がとれないか。 教育次長 公開された ら内容を確認した上で 対応する。 一般廃棄物最終処分場候補地 問 自主的な市民活動 を育み、市民の力とア イディアで地域課題を 解決し、地域を元気に するための市民提案型 事業を検討できないか。 総務部長 県の地域発 元気づくり支援金事業 がある。 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 13 酒井 和裕 年間で1~3時間程度 問 学校における薬物 乱用防止に関する指導 は。 教育長 小学校では体 育の時間に、中学校で は保健体育や学級活動、 総合的な学習の時間に、 高校では全校集会や講 70 薬物乱用防止教育の現状は 問 児童福祉法の一部 改正や子ども・子育て 支援法に伴う市条例の 制定は、職員配置や保 育時間など、子どもた ちの健やかな発達を保 障し、親の働く権利と 生活が守れる基準の制 警戒区域への最終処 分場建設は断念を しながら児童の健全育 成に努める。 すべての子ども達の健やかな発達を 問 土砂災害防止法で 定 め る 警 戒 区 域 と は、 土砂崩れなどで人命が 危険にさらされる地域 としている。広島など 土 砂 災 害 の 教 訓 か ら、 「危険」と指定された 警戒区域への最終処分 場建設は断念すべきだ。 環境部長 一部警戒区 域にかかっているがレ ッドゾーンと違い、開 発行為や建築行為など 法的規制はない。今後、 科学的データーをお示 しし、地元仁礼区で判 断していただく。 11 市街化調整区域の開発は進むか 問 都市計画法第 条 号について、県との 協議をしているとのこ とだが、進捗状況はど うか。また、開発可能 な地域、建物用途、規 模はどうか。 まちづくり推進部長 塩﨑 貞夫 定を。 教育次長 今回の提案 は最低基準を示したも の で、 今 ま で の 公 立・ 私立の認可保育所に関 わる基準を新たに定め るものではない。国基 準に上乗せした職員配 置基準の緩和は、今後 も継続する。子どもた ち が 健 や か に 成 長 し、 安心して子育てできる よう取り組みを一層推 進していく。 30 民間の学童保育「ど んぐりクラブ」の評 価と今後の支援策は 教育次長 各小学校区 に児童クラブが整備さ れ な い 昭 和 年 か ら、 通常の登校日は下校時 から午後8時まで、休 業日は午前7時 分か ら開所するなど、市が 運営する児童クラブと は 異 な る 事 業 内 容 で、 長年にわたり学童保育 を担っていただいてき た。 毎年懇談会で出され た要望をお聞きし、で きる限りの支援をして きた。今後も情報交換 54 安心の子育てへの取り組みを 一層推進する 土谷フミエ 県に審議を進めてもらう 34 子どもの健やかな発達の保障を 区域指定制度を導入す ることが、県開発審査 会で基本的な了解を得 た。今後は更に詳細な 部分について審議を進 めてもらう。 また、区域指定をす ると、市街化調整区域 においても、農地法等 の関連もあるが、住宅 や小規模店舗なども開 発可能になる。今後町 別に順次説明する機会 をつくる。 問 屋代線跡地利用に ついての進捗状況はど うか。 まちづくり推進部長 旧長沢踏切から長野市 手前までの区間につい ては、両側歩道および 自転車道付の車道2車 線を整備するが、市内 全域の必要性などを勘 案し、事業を進める。 なお、旧長沢踏切以 北についての具体的な 整備構想は現時点では ない。 問 若い人達が住み続 けたくなる施策につい て、須坂のブランドイ メージとして端的な言 葉で表せないか。また、 行政の立場から考える こと、市民へ期待する ことは何か。 総務部長 市民、とり わけ若い人達が実感で きる取り組みにするこ とが大事。子育て世代 に向けた取り組みをP Rし、住みやすさオン リーワンの須坂を発信 する。 また、移住希望者は、 安心して子育てができ る地域かどうかに関心 がある。市民の皆様に は誇りを持って、須坂 の暮らしやすさを情報 発信してほしい。 問 消防団の出動手当 や分団運営経費はどう いう基準で決めている のか。また不足した場 合の対応は。 消防長 出動手当につ いては、当初予算編成 時に、過去の活動実績 を 参 考 に 算 定 す る が、 不足の場合は補正予算、 差金の流用、予備費の 充当で対応している。 また分団等の運営経 費は、役員に金銭的な 負担をかけないように する事が大事と考える。 14 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 竹内 勉 健康福祉部長 今より も低くなることはない。 問 国保加入者は低所 得者が多い。法定外繰 り入れで、国保税を低 く抑える考えは。 健康福祉部長 法定外 繰り入れで引き下げる ことは考えていない。 ひきこもり自立支援体制は 問 ひきこもりは、デ リケートな問題である ため、本人や家族から の相談で把握する以外 に現状を把握すること は 難 し い と さ れ る が、 実態調査の必要がある のではないか。 健康福祉部長 地域住 民との信頼関係を構築 し情報を得ることから 本当の課題やニーズが 把握でき、支援が用意 できると考える。今後、 保健センターや県のひ きこもり支援センター での相談を、生活困窮 者自立支援事業につな げて、ひきこもりの方 の自立支援をしていく 体制を整えていく。 問 来年4月から開始 するが、具体策は。 健康福祉部長 庁内関 係課のネットワークの 構築を図る会議を開催 した。今後は関係する 機関との連携を構築し、 活用できる資源の把握、 リーダーシップが発揮 できる相談支援員の確 保を考えていく。 具体的な支援事業に ついては、秋田県藤里 町ひきこもり支援事業 をはじめと する先進的 モデル事業 を、国の情 報等を受け ながら検討 していく。 地 域 お こ し 協 力 隊、 里親制度の充実を 産業振興部長 9月か ら地域おこし協力隊を 新たに委嘱し、JA須 高が、ぶどうやりんご の果樹園地を次の世代 に円滑に引き継ぐため に設立した「フルーツ ファームすこう」に派 遣し支援を始めた。 新規就農里親支援制 度は、熟練農業者を里 親 と し て 名 が 登 録、 新規就農希望者「里子」 に実践的な技術支援を 行う。現在8名が里子 として研修中で、来年 度研修希望者が4名い る。自立後の就農者は 3名おり定住している。 里親研修終了後は国 の青年就農給付金を活 用し生活面を支援、確 実に自立できるよう支 援していく。 15 親身な相談で 税金の滞納解決と 生活支援を 活を窮迫させる恐れが ある時は、滞納処分の 執行を停止するとの規 定を踏まえ、実情を把 握 し、 適 切 な 執 行 を 」 とのことだ。滞納者の 多くは生活が困窮して いるので納税できない。 滞納者の目線で支援を 強めてほしいと思うが。 副市長 すぐに差押え ではない。実態調査を しっかりやっている。 問 滞納整理機構への 移管も3年になる。税 務課に滞納整理のノウ ハウも体制も確立でき たと思うが。 副市長 納税する財産 があっても滞納してい る方もいる。専門性と 組織のある整理機構へ の移管はまだ必要だ。 生活困窮者自立支援事業につなげていく 西澤えみ子 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 15 高い国保税の 負担軽減を 真剣に考えるべき 問 地方税滞納整理機 構に移管した方の実情 は。 副市長 低所得、収入 減、失業で、払えない という方がいる一方で、 納税意識のない方もい る。この内、納税意欲 のない方などを移管。 問 親身な相談をして いるのに、なぜ連絡 が取れなくなるのか。 副市長 訪問や催告 を出したが、連絡が 取 れ な い 人 も い る。 税務課に相談に来て ほしい。 分割納付や納付の 延期、不納欠損の検 討もする。 問 総 務 省 は、「 生 地方税滞納整理機構が入る県千曲庁舎 低くなることはない 問 保険財政共同安定 化事業で、市町村の保 険税が平準化されるが、 国保税は高くなるのか。 新規就農者里親農家で稲刈り 国保税は高くなるのか 県の調査では、 須坂市内に「地滑り」箇所はない 土石流及び急傾斜地 の安全対策は 宮坂 成一 市長 安全対策は県事 業 で 平 成 年 度 以 降、 須坂市内の米子地区な ど9カ所で安全対策の 治山工事を行っている。 17 また、毎年梅雨の時 期を前に「避難対策等 説明会」を開催し、確 実な避難ができるよう、 警戒区域等の情報共有 と警戒区域内にお住ま いの市民への連絡体制 の整備の確認を行って いる。 各河川の護岸整備状 30 間の護岸整備を実施。 須坂市の洪水・土砂 災害ハザードマップ 市長 平成 年3月に 県からの土砂災害警戒 区域と特別警戒区域の 指定を受け、平成 年 3月に作成し全戸配布 した。 法律の改正等で、区 域の更新をする必要が 生じた場合は、ハザー ドマップの更新を行い たい。 市 長 「 掲 示 し て い る 施 設 は 何 カ 所 あ っ て、 主な施設はどこか」な どの問い合わせがあっ た。 地域包括ケアシステムの構築の計画は 問 第6期介護保険事 業計画の策定は、 年 後を見据えた中長期的 な計画が必要だが、進 捗状況はどうか。 要 支 援 1、2 の 方 が 利用する予防給付の訪 問・通所介護は新しい 総合事業へどのように 移行されるか。地域の 多様な主体を活用した 今後の支援を総合事業 で ど う 整 備 す る の か。 地域包括ケアシステ ムの構築に向け、地域 ケア会議、ケアマネー ジャーのスキルアップ 等地域包括支援センタ ーの機能強化をどうす るか。認知症初期対応 の考えはあるか。 健康福祉部長 平成 年度から新しい総合事 業へ円滑な移行を進め る。基盤整備は高齢者 のニーズを把握、地域 資源の整理をして検討 する。もの忘れ相談事 業等、第6期介護保険 事業計画策定を進める 中で考える。 「 健 康・ 長 寿 は 須 坂 の宝」としての価値 を高めるには 28 問 高齢化が進むと医 療費や介護費の増加に つながる。市民の健康 寿命が医療費削減とな り 重 要。 保 健 補 導 員・ 食生活改善推進協議会 や食育サポーターの活 動が若い時からの健康 増進になり、健康長寿 となる。 健康長寿モデルの作 成や移住者の呼び込み、 観光・産業につなげて はどうか。 市 長 情 報 を 共 有 し、 横断的に健康づくり の 一 層 の 推 進 を 図 る。 様々な機会をとらえP Rし、外に向け発信す る。 旧小田切家住宅の進 捗状況と今後の利用 は 問 住宅調査の状況や 住宅整備工事の進捗と その後の活用計画は。 まちづくり推進部長 建物の痕跡調査を行い、 創建期に近い形で復元 する。また、所蔵品や 資料の展示を行い、憩 いの場となるような施 設を考えている。 16 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 公共施設コスト表示 22 公共施設コスト表示 の反響は 21 況は 市長 市内を流れる一 級河川は8河川で、そ の内、千曲川、百々川、 八木沢川は護岸の未整 備がある。 千曲川は、国土交通 省が管理し、本年1月 に策定した「信濃川水 系 河 川 整 備 計 画 」 で、 今後 年を目標に実施 す る 河 川 工 事 の 目 的、 種類、場所等の具体的 事項を示している。今 年度は村山橋から屋島 橋の区間の堤防整備に 向け、測量作業を実施 することになっている。 また、百々川、八木 沢川は長野県が管理し、 護岸改修事業を毎年実 施している。今年度は、 八木沢川の大谷町の区 浅井 洋子 第6期介護保険事業計画策定の中で 考える 10 地滑り危険箇所を中心とした 安全対策は、立てられているのか 問 古くなって、放置 されたままになってい る住宅も、最近よく見 かける。解体費用もか かり、そのままにして おかざるをえないとい う事情もあるのではな いか。 総務部長 地方税法の 規定で、住宅を取り壊 した場合には、特例対 象外となる。本来の課 税標準額となって、固 定資産税額が増加する。 問 耐震補強などリフ ォームした場合、評価 額は変わるのか。 総務部長 建物の強度 の確保が目的のリフォ ームは、評価の変更は しない。それ以外の場 合も、通常の維持管理 との区分けが明確でな く、評価基準も示され ていない。対象物件の 把握も困難なため、再 評価を行った例はない。 問 昔からの古い建物 も長く持たせることで、 税金が安くて済むこと も魅力の一つだが。 総務部長 建物は3年 ごとに経過年数に応じ て、減点補正を行うた め評価額は下がってい く。最終的には、新築 時 の 分 の 2 と な り、 以後同じ評価額となる。 マイナスをプラスと 考える発想も必要 10 問 空き家の利活用に つ い て、「 空 き 家 バ ン ク事業」の創設は。 市長 活用できる空き 家は「地域資源」と考 えている。県宅建業協 会と建物の仲介の協定 を締結、市内の空き家 を登録して、移住希望 者に情報提供を行う。 新たに選定する考えはない 合意に至らなかった場合は・・・ 問 仁礼の最終処分場 候補地の適地選定理由 として、モデル的な施 設として最終処分場整 備活用することにより 地域振興に寄与できる としているが、はなは だ疑問。モデル的施設 田中 章司 遅れている農道整備 について 問 耕作している農地 が、地元の行政区内に はなく、他市町村にあ る場合、遠慮しがちに なって、改善要望も上 げづらい面もある。 まちづくり推進部長 市外者の皆様も平等に 対応しているので、遠 慮することなく、要望 していただきたい。 整備が待たれる農道(字新田組沖) 住宅の特例措置がなくなるから 北澤 雄一 とはどのような施設 なのか。その活用策 とは何を指して言う のか。 環境部長 資源循環 などエコロジー精神 を具現化した、全国 のモデルとなる施設 を考える。施設の活 用は、広域連合と協 議し、地元の意見を 聞いて決める。 問 掘削発生土が少な く、埋立地としてその まま利用できると、建 設コストが安いとの印 象を与えるが、最終処 分場地質調査業務委託 報告書を見る限り、杭 基礎、置き換え、固化 材等の検討を要すると の指摘や弱風化石英閃 緑岩に対する掘削、地 すべり調査の提案、砂 防堰堤、処分場背後の 道流工、土塁、集水井 工など追加調査や土木 工事の必要性が述べら れており、平地部に建 設した方が建設コスト はずっと安くなる。適 地であるとは思えない。 環境部長 コストは様 々 な 要 素 を 勘 案 し て、 トータルで考える必要 今だに反対の看板が立つ候補地 がある。一概に比較は できない。 問 建設候補地は、土 砂災害特別警戒区域に 挟まれ、土砂災害警戒 区域が4つも重なり合 う場所。人を積極的に 呼び込む場所ではない。 また、合意時期はいつ か。合意が得られない 場合は、新たに建設地 を選定するのか。 環境部長 最終処分場 は積極的に人を呼び込 む施設ではない。最終 処 分 場 が あ る こ と で、 災害の原因とならない よ う に 計 画 し て い る。 今の時点では合意時 期は言えない。 市長 どこに候補地を 選定しても反対はある。 新たに建設場所を選定 する考えはない。 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成 26 年 11 月 1 日 第 139 号 17 更地にすると税額が上がるのは 総務部長 日本一の市 役所づくりを理念に掲 げ、職員一丸となって 市民サービスの質の向 上に取り組んでいる。 庁舎については、ト イレのバリアフリー化、 玄関手すりの設置など 行ってきた。引き続き 市民のみなさんが利用 しやすい庁舎の整備を 行っていく。 問 最初から日本一を 目指すのではなく、ま ず北信一から始め、次 に長野県一と順に進め ていけばよかったので は。 また、日本一の市役 所づくりに取り組んで いるという理念を庁舎 正面にたれ幕等で掲示 し、アピールしてはど うか。 総務部長 理念につい ては、庁内に掲示して いる。よりわかりやす く掲示していく。 問 人口増加プロジェ クト部会の成果は。 総務部長 市内に長く 住 ん で い た だ く に は、 雇用の創出が不可欠と 感じている。平成 年 4月1日現在5万1千 人で、1年間で 人 減少している。 問 「 人 口 増 加 」 で な く「人口維持」プロジ ェクト部会にしては。 総務部長 減少は避け られないが、減少を低 く抑えるため増加とす る。 問 バイオマス燃料を 活用した施設園芸用加 温装置の開発も進んで いる。ペレットストー ブや重油ボイラーによ る加温より、省エネ時 代にマッチする装置や 開発を促進する支援が 大切と思うが。 総務部長 特許出願に 係る経費の補助や製品 化に向けたアドバイス、 間伐材の調達等につい ても調査研究をして支 援していきたい。 問 平成 年度・ 年 度の農業被害への支援 の相違点は。 産業振興部長 年度 の被害に対しては市単 独で助成、 年度は国 が「被災農業者向け経 営体育成支援事業」に 関野 芳秀 支援策の基準を定めることは重要と考える 26 25 宮本 勇雄 須坂市役所の理念に基づき 市民サービスに取り組んでいる 問 「 日 本 一 の 市 役 所 づくり」について、成 果が見えてこない。 あいさつ運動の実施 など職員育成も大切だ が、庁舎の整備も市民 サービスの一環として 取り組むべきでは。 農作物被害に対する基準となる支援策を 25 26 13 市役所庁舎正面 日本一の市役所づくりの 成果がわからない 26 40 より支援を行い今まで にない手厚い支援内容 となっている。 問 農作物被害に対す る基準となるべき支援 策を定める必要がある のでは。 産業振興部長 市とし ての支援策の基準を定 めることは、たいへん 重要だと考え、国・県 の制度との整合のとれ た基準を整備していく。 問 八丁鎧塚古墳の国 指定史跡化について。 市民共創部長 今年度 に調査研究報告書がま とまることから、県教 育委員会や文化庁の指 導をいただき、更なる 課題整理等に取り組ん でいく。 問 八丁鎧塚まつりの 役割と成果は。 市民共創部長 市内外 に広くPRされ、地域 づくり・地域活性化に 大きな役割を果たして いる。また、国指定に 向けて地元の熱意を示 す意味で、大きな成果 があると考える。 問 有害図書、有害図 書自動販売機の規制に ついて。 教育次長 青少年との 性行為を処罰する「淫 行処罰規定」を盛った 条例の制定を容認する 報告書が阿部知事に提 出された。今後市とし てその中に有害図書自 動販売機に関する規制 が含まれるのか注視を し、市の条例制定につ いては、県の動向を見 ながら判断していく。 問 高甫地区で発生し ている悪臭問題で、今 まで実施した臭気調査 の効果とその活用方法 は。 環境部長 原因事業所 が発する悪臭が高甫地 区住民の生活環境を損 な っ て い る か ど う か、 市として判断するため の重要な資料として活 用したい。 大雪によりつぶされたビニールハウス 18 (一般質問の記事と写真は、提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 行政視察報告会を 開催しました 9月 27 日(土)に須坂市シルキーホールで開催し、50 名の参加があり、市民 の方から「視察の成果を行政に反映させて欲しい」などの意見をいただきました。 視察報告 当日の会場の様子 ◆ 総務文教委員会 ◆ ◆ 福祉環境委員会 ◆ 平成 26 年5月 12 日 鹿児島県霧島市 平成 26 年5月 13 日 山口県萩市 「おじゃんせ霧島移住定住促進事業」 「市民との協働による図書館運営」 平成 18 年からI・J・U ターン者の移住、交流を 促進するための専門部署を設置。情報発信の強化を 図り、移住定住を推進している。 平成 26 年度からは、中山間地域への移住定住を促 進するため、市外だけでなく市街地から同地域へ転 居した者にも補助制度を設けている。 …………………………………………………… 平成 26 年5月 13 日 宮崎県えびの市 …………………………………………………… 平成 26 年5月 14 日 広島県三原市 「地域おこし協力隊の活動」 平成 23 年から導入し、活動内容は「空き家調査・ 空き店舗の利活用・地域集会の普及・米や野菜作り・ 蜜蜂飼育・鹿革製品の開発・イベント協力」など多 岐にわたる。8名の協力隊員のうち1名が起業し定 住している。 …………………………………………………… 平成 26 年5月 14 日 鹿児島県垂水市 「公共交通事業(大和ふれあいタクシー)の取り組み」 交通不便地区が広範囲に分布している大和地域に おいて、大和町自治振興連合会が運行主体となり、 「大 和ふれあいタクシー」を運行。地域を3つのエリア に分け、1日 12 便運行している。自宅まで送迎を行 うため、高齢者の通院や買い物帰りに利用されている。 …………………………………………………… 平成 26 年5月 15 日 岡山県真庭市 「人口減少対策プロジェクト」 昭和 33 年の市政施行以降人口が半数近く減少して おり、平成 25 年度から全庁体制で対策に取り組ん でいる。様々なデータを分析し、子育て世代にター ゲットを絞り、「住環境の整備」「子育て支援の充実」 の2点を重点に置きプロジェクトを推進中である。 平成 26 年5月 21 日 長崎県諫早市 「NPO 萩みんなの図書館」との協働により、誰も が気軽に利用でき、まちづくりの源となることを目 指し運営。原則年中無休で夜9時まで開館し、児童 館を併設。図書の履歴を預金通帳のように記録する 「読書通帳」の交付や、企業や個人から提供された雑 誌等を提供者の名前入りで設置する「雑誌スポンサ ー制度」など実施。 「バイオマスタウンの取り組み」 バイオマス発電事業や有機廃棄物資源化事業など を推進し、それを関連産業や観光事業に結び付け、 雇用の拡大を図っている。バイオマスツアーには年 間2千人を超える集客がある。 市役所玄関前には真庭回廊と呼ばれる美作桧を使 った総ヒノキ造りの大屋根が整備されていた。 ◆ 経済建設委員会 ◆ 「豊かな森林づくり事業」 過去に2回の大水害を経験していることなどから事業を開始。 既存の「広葉樹植栽計画」に加えて私有林の針葉樹の森林整備の促進も進め、19 年度に基金を設立し 10 カ年 計画で取り組んでいる。補助制度の見直しを行うなど、森林所有者の保育業務を積極的に後押ししている。 ………………………………………………………………………………………………………………………… 平成 26 年5月 22 日 長崎県雲仙市 「産業サポート事業」 高い技術と優れた事業計画で新規事業や経営改革に取り組もうとする人、また新しい技術や商品、サービスの 開発を行おうとする人を支援。上限500万円と700万円の補助金を交付している。 平成 25 年度の認定は1件だが、意欲のある事業者には魅力のある制度である。 ………………………………………………………………………………………………………………………… 平成 26 年5月 23 日 長崎県長崎市 「『ながさき暮らし』推進事業」 市内の空き家、空き地情報をホームページで提供し定住促進・誘導を進めている。また、定年退職を控えた団 塊世代をターゲットに、交流滞在型農園付宿泊施設の提供を行うほか、農園付住宅用地の貸付(90 坪・年間3万 6,000 円(30 年の定期借地権))を行い全て完売となっている。 19 第 139 号 平成 26 年 11 月 1 日 茨城県坂東市議会が 「市議会報すざか」を視察 8 月 5 日、 茨 城 県 坂 東 市 議 会 の「議会だより編集特別委員会」 のみなさんが、「市議会報すざか」 の編集等について視察に来庁さ れました。 当 市 議 会 に お け る、 議 員 に よ る原稿執筆方法や委員会の開催 状 況、 ま た お 互 い の 課 題 等 に つ いて活発に意見交換をしました。 ◆閉 会 …………………… 12 月 15日(月) 講演いただいた。 講演内容は ①「まち」とは ② 県内における まちの起源 ③「信濃の国」の歌詞 に秘められたこと ④ まちの成長要因 ◆一般質問 ………………… 12 月 2日(火) ~ 5日(金) ◆常任委員会、分科会 …… 12 月 8日(月) ~ 10日(水) 編集後記 ノーベル平和賞にマ ララさん、 歳の少女 が受賞した。 「 子 ど も の 権 利 」 を 訴え、女子教育を否定 するタリバンに命を奪 わ れ そ う に な っ て も、 信念を貫く姿に脱帽。 「 銃 弾 で 人 を 黙 ら せ ることはできない。ペ ンと本こそが最強の武 器だ」の言葉は、教育 こそが平和な世界を実 現する力になることを 強く印象づけたと思う。 憲法9条の選外は残念 だが。 今期も 月定例会の みとなった。市民に読 んでもらえる市議会報 をめざし、編集に心が けてきた。 市民の方々から、ご 意見をお寄せいただき、 一層の紙面改善に努力 したい。 (竹内) 市議会広報特別委員会 委 員 長 竹内 勉 副委員長 西澤えみ子 委 員 酒井 和裕 田中 章司 北澤 雄一 岩田 修二 印刷 共和紙器印刷株式会社 印 刷 部 数 19150部( 印 刷 経 費 1 部 あ た り 約 30 円 ) 議会 E-mail [email protected] 須坂市議会事務局 17 12 現在の長野県の形成 の歴史を詳細に説明い ただいた。 一般質問通告要旨は11月27日以降、 地域公民館等にあります。 電話:026-248-9014 FAX:026-248-3365 E-mail:[email protected] 東北信9市の正副議 長、 常 任 委 員 会・ 特 別 委員会の正副委員長約 140名が出席した。 市営飯山シャンツェ に お い て、 飯 山 市 ジ ャ ンプスポーツ少年団の ジ ャ ン プ 練 習 を 視 察 後、 信州大学教育学部社会 科教授 石澤 孝 氏を 講 師 に 迎 え、「 信 濃 の 国におけるまちの起源 と成長物語」と題して ホームページ http://www.city.suzaka.nagano.jp/ ◆予算決算特別委員会 …… 12 月 12日(金) 動 着させること」が観光 客を呼び込むために必 要 で あ り、 受 け 入 れ る 側の体制によって客の ニーズも変化するなど の説明があった。 ま た、 講 演 に 先 立 ち 平成 年3月に開業予 定 の、 北 陸 新 幹 線 飯 山 駅を視察した。 平成 26 年 12 月定例会 会期日程 (予定) ◆開 会 ………………… 11 月 25日(火) 議場に鮮やかな花の彩り (文芸協のご協力による) 傍聴にお越しください この印刷物は環境に配慮して、再生紙、大豆油インクを使用しています。 市議会報すざかについて、ご意見・ご感想は下記へ の 講 師 と し て 信 州・ 観 光地域マネジメント塾 塾 長 清 水 愼 一 氏 を 迎 え、「 北 陸 新 幹 線 金 沢 延伸と北信地域の観光 振興」と題して講演い ただいた。 「地域の歴史・文化・ 伝統を活かす取り組 み 」 や「 長 時 間 か け て もまちのイメージを定 坂東市ミニ情報 平成 年3月の合併により人 口5万7千人の現在の坂東市に。 茨城県の南西部の利根川沿い の 平 坦 な 土 地 に 位 置 し、 市 の 南 端にある菅生沼には野鳥や昆虫 が生息し首都圏において貴重な 水辺空間が残っている。 坂東市議会と意見交換 会 市の総合防災訓 練 に あ わ せ、 市 議 会防災委員会を開 催した。 緊急時の連絡網 を使っての招集訓 練、 被 害 状 況 の 報 告 方 法 に つ い て、 災害時を想定し実 施した。 防災委員会訓練 議 〒382-8511 長野県須坂市大字須坂 1528 -1 17 き 27 日時:平成 26 年8月 11 日 場所:飯山市公民館 日時:平成 26 年8月 25 日 場所:飯山市斑尾高原ホテル 日時:平成 26 年8月 24 日 東北信9市正副委員長研修会 北信3市研修会 防災委員会 須坂市議会 電話 026-245-1400(議会事務局専用 026-248-9014) ■■■ 平成 26 年 9 月定例会本会議をインターネットで録画配信中 ご覧ください ■■■ 20