...

第2回「物流問題調査検討会」 全日本トラック協会説明資料 物流動向

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

第2回「物流問題調査検討会」 全日本トラック協会説明資料 物流動向
第2回「物流問題調査検討会」
全日本トラック協会説明資料
物流動向に関する実態調査 速報版
平成26年5月12日
目
次
1.輸送量の動向について
・・・・・・・・・・・・・・・・
2
2.車両の稼働率の動向について
・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3.輸送量の増加や車両稼働率の上昇等により運送依頼を断った実績について
・・・・・
4
4.ドライバーの不足感と募集方法について
・・・・・・・・・・・・・・・・
5
5.運賃動向について
・・・・・・・・・・・・・・・・
6
6.消費税増税に伴う転嫁状況等について
・・・・・・・・・・・・・・・・
7
調査時期:平成26年4月22日~5月7日回答分までを集計
回収数
:482サンプル
※本調査は、アンケート調査画面にアクセスできるウェブサイトの
アドレスを電子メールおよび郵送にて送付し、調査画面にアクセス
することにより回答する方法で調査を実施した。
1
1.輸送量の動向について
○ 今年3月における輸送量の動向は、昨年3月および今年2月と比較して「増加」「やや増加」とした事
業者が約7割であった。
○ 今年4月の見通しは、今年3月と比較して 「減少」「やや減少」とした事業者が約6割であった。
輸送量の動向(3月実績及び4月見通し)
(n=482)
6.6
27.0
昨年3月との比較(前年同月比)
29.9
2月との比較(前月比)
平成26年4月見通し
1.2 13.7
(平成26年3月との比較)
0%
増加
22.0
3.7
36.1
24.5
5.8
3.7
33.6
24.9
20%
40.7
40%
やや増加
60%
横ばい
26.6
80%
やや減少
100%
減少
2
2.車両の稼働率の動向について
○ 今年3月における車両の稼働率の動向は、昨年3月および今年2月と比較して「上昇」「やや上昇」と
した事業者が5割超であった。
○ 今年4月の見通しは、今年3月と比較して 「下落」「やや下落」とした事業者が約半数であった。
○ 車両の稼働率が上昇した場合の対応としては、「利用運送事業者に委託する」「運送依頼を断って
いる」が上位であった。
車両の稼働率の動向(3月実績及び4月見通し)
車両の稼働率が上昇した場合の対応
(n=482)
昨年3月との比較(前年同月比)
15.8
38.6
36.5
7.1
2.1
(n=482, 単位:%, 単回答)
0
20
19.1
38.2
34.9
5.8
2.1
1.2
11.2
36.9
36.5
14.1
41.9
0%
上昇
20%
40%
やや上昇
60%
横ばい
80%
やや下落
4ページへ
18.7
求荷求車情報ネットワークを利用する
16.2
8.7
常に、必要台数が確保できる
その他
80
67.6
増車して対応する
平成26年4月見通し
(平成26年3月との比較)
60
利用運送事業者
(例:専業水屋、傭車等)に委託する
運送依頼を断っている
2月との比較(前月比)
40
2.1
100%
下落
3
3.輸送量の増加や車両稼働率の上昇等により運送依頼を断った実績について
○ 今年3月における運送依頼を断った実績は、昨年3月と比較して「増加」「やや増加」とした事業者が
約8割、今年2月と比較して「増加」「やや増加」とした事業者が約6割であった。
○ 今年4月の見通しは、今年3月と比較して「減少」「やや減少」とした事業者が約4割であったが、横
ばいとした事業者や「増加」「やや増加」とした事業者も約3割あった。
運送依頼を断った実績(3月実績及び4月見通し)
平成26年4月見通し
5.0
(平成26年3月との比較)
20%
増加
14.9
33.7
23.8
0%
32.7
37.6
22.8
2月との比較(前月比)
40%
やや増加
2.0
20.8
48.5
28.7
昨年3月との比較(前年同月比)
(n=202)
60%
横ばい
2.0
5.0
22.8
80%
やや減少
100%
減少
※3ページ「車両を確保できない場合の対応」において「運送依頼を断っている」と回答した事業
者に対する質問
4
4.ドライバーの不足感と募集方法について
○ 今年3月のドライバーの不足感は、「非常に不足している」「やや不足している」とした事業者が約7
割であった。
○ 今年4月の見通しにおいても、引き続き不足する見込みの事業者が約6割となっている。
○ ドライバーの募集方法については、「ハローワークへの求人」「ドライバー仲間の紹介」等の回答が上
位であった。
ドライバーの不足感(3月実績及び4月見通し)
ドライバーの募集方法
(n=482,単位:%,複数回答)
(n=482)
79.3
ハローワークへの求人
20.7
平成26年3月
46.9
32.4
51.0
ドライバー仲間の紹介
43.6
新聞、雑誌等への広告掲載
32.4
社員の縁故
平成26年4月見通し
15.4
43.6
17.4
自社ホームページへの掲載
41.1
7.5
事務所への貼り出し
2.5
その他
0%
20%
40%
非常に不足している
確保できている
60%
80%
やや不足している
100%
0
20
40
60
80
100
5
5.運賃動向について
○ 今年3月の運賃が昨年3月に対して上昇している事業者が約3割、4月の運賃が3月より上昇する
見込みとした事業者も約2割であった。
○ 運賃動向については、今年3月の実績、さらに4月の見通しにおいても「横ばい」が最も多い。
運賃の動向(3月実績及び4月見通し)
昨年3月との比較(前年同月比)
7.9
2月との比較(前月比) 5.0
平成26年4月の見通し
(平成26年3月との比較)
19.9
0.8
4.1
67.2
15.8
2.5
0.4
76.3
3.3 13.3
0%
(n=482)
7.5 4.6
71.4
20%
10%以上上昇
40%
10%以内上昇
60%
横ばい
80%
10%以内低下
100%
10%以上低下
6
6.消費税増税に伴う転嫁状況等について
○ 消費税の転嫁状況について、約9割の事業者が「税率引き上げ分を適正に転嫁できている」とした
が、一部に転嫁拒否されている運送がある事業者もあった。
○ 消費税率引き上げに伴い、約9割の事業者が「不利な条件等の押し付けはない」としたが、一部に
「無償での付帯作業等、不利な取引条件を押し付けられた」とした事業者もあった。
消費税の転嫁状況
0%
20%
40%
60%
(n=474)
80%
100%
継続的取引
89.9
10.1
スポット取引
88.7
11.3
税率引き上げ分を適正に転嫁できている
税率引き上げ分を転嫁拒否されている運送がある
不利な取引条件の有無
(n=482)
0%
20%
40%
60%
80%
91.3
100%
0.8
3.7 4.1
不利な条件等の押し付けはない
無償での付帯作業等、不利な取引条件を押し付けられた
運賃を引き下げられた
その他
7
Fly UP