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第1講 MBAにとってコーチングとは コーチAの伊藤さん

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第1講 MBAにとってコーチングとは コーチAの伊藤さん
MBA Coaching at Kobe University
神戸大学MBA コーチング
第1講 MBAにとってコーチングとは
組織行動論とプロセス・コンサルテーションの視点から
2012年9月7日
於 MBA大阪教室
神戸大学大学院経営学研究科 組織行動担
当教員
金井壽宏
このスライドは、すべて使うわけではあ
りません。
1
TKANAI
コーチAの伊藤さん、鈴木さんとの
出会い



2
日本コーチ協会の会合 2007年9月30日で、
「プロセス・コンサルテーションとエグゼクティブ・
コーチング」という講演をさせていたいたとき。
終了後、3名で食事をしながら、(1)コーチAさん
の研究機能を高めていきたいということと、(2)
正規のMBAでコーチングの科目をオファーして
みたいということをお聞きした。
ともに実現しています。(1)今日、お越しの番匠
さんは、リサーチ部門にかかわり、アメリカ経営
TKANAI
学会で研究報告、(2)そしてこのクラス。
1
担当教員とスタッフのご紹介




登壇されるのは、コーチAからは、伊藤さん、鈴
木さん、栗本さん、番匠さん。今日は番匠さんが
お越しですので、あとで自己紹介。
この科目の今年のTAは、福本さん(組織社会化
の研究、あとで自己紹介)。
金井は、この科目の窓口教員という形になりま
す。
よろしく。
3
TKANAI
テキストの紹介



4

『コーチング・マネジメント-人と組織のハイパ
フォーマンスをつくる-』ディスカヴァー・トゥエン
ティワン、2002年 。
『神戸大学ビジネススクールで教える コーチン
グ・リーダーシップ』ダイヤモンド、2010年
ウェブにあげるか、コピー配布の教材: 金井が
おこなったエドガー・シャイン教授へのインタ
ビューで、プロセス・コンサルテーションにかかわ
る部分を含むもの
TKANAI
参考図書は、シラバスを参照。
2
皆さんとコーチングとの接触





5
コーチングの本を今回のテキスト以外に、なに
か、読んだことがあるひと、いますか?
なにを読みましたか? 読んでどう思いましたか
コーチングを会社の研修等で受講したことがあ
るひと。コーチAさんの研修だったというひと?
個人的にコーチングをどこかで習ったことがある
ひと。
打ち込んでいるスポーツがあり、学校時代、社
会人になってから、コーチの役割を経験したこと
TKANAI
のあるひと
皆さんとコーチングとの接触




6
今、自分にコーチがついているひとは?
今、自分がだれかのコーチ役をしているひと
は? 職場でも、家族でも、趣味のスポーツ等で
も。
コーチングは習っていなくても、うまくできている、
いわば、(伊藤さんの言葉では)ネイティブ・コー
チだと自認しているひといますか。
プロジェクト研究のグループのメンバーのなかに、
コーチング的に振る舞っていたひとっています
TKANAI
か?
3
コーチングとの本での接触、テキストの
ひとつ、



『コーチング・マネジメント-人と組織のハイパ
フォーマンスをつくる-』 を読んでの感想。
今回テキストして読む以前に、読んだことのある
ひと?
今回はじめて読んでみて、早速感想のあるひと。
7
TKANAI
皆さんの会社でのコーチング


8
研修以外に、会社として、コーチングに取り組ん
でいることがありますか。たとえば、海外赴任者
のコーチングとか(栗本さんのご専門と重なりま
す)。
社内にコーチの数を増やすことによって、組織
変革、組織開発に役立てているというような会社
にお勤めのひとは? キリンビールの早坂さん
の場合(テキスト)。
TKANAI
4
番匠さん、栗本さん、鈴木さん、伊藤さ
んにインプットになるので、ご質問
(すべて対応できるとは限りませんが)



9
コーチングを学ぶことで、どのような効果を期待
しますか。
「コーチAさんが、わたしの会社のコーチング研
修をしてくれました」という方でも、なかなか創設
者である、伊藤さんと鈴木さんから直々に学ば
れることは稀です。伊藤さん、鈴木さんからは特
になにを学びたいですか。
コーチAさんは、日本のサービス産業では稀な
グローバル化の進展している会社です。グロー
TKANAI
バルな軸でコーチングに期待することありますか。
番匠さん、栗本さん、鈴木さん、伊藤さ
んにインプットになる、ご質問(つづき)

10
番匠さんから、なにか、冒頭で受講生にお聞き
になりたいことありますか?
TKANAI
5
2つのエクササイズ


11
エクササイズ1 「○○にはどのように行けばい
いのですか」と、自分になじみの場所で、見知ら
ぬひとに尋ねられたとき。あなたならどう答えま
すか。
エクササイズ2 「いっしょにいくパーティだけど、
どの服を着ていけばいいかしら」と、親しいひと
(たとえば、娘か、配偶者か恋人)に聞かれたと
き。あなたならどう答えますか。
TKANAI
これは、ひとにhelpfulに振る舞うことが
いかに難しいか


12
について、説明するために、エドガー・H.シャイン
が、『人を助けるとはどういうことか』(英治出版)
で、使った例です。(昨年、一昨年か、教科書に
した年度もあります)。
コーチングの文脈でいえば、ティーチングとのい
ちばんの違い。教えるのがコーチングなのか、
自分で気づく手伝いをするのがコーチングなの
か。たとえば。
TKANAI
6
われわれが、ヘルピングしようとするとき、

ヘルプする相手のことを、わかっていない。分
かっていないことが多い。そういう自覚がいる。

だから、ティーチングよりも、質問することが大事
になる。
13
TKANAI
伊藤さんのいろんなエクササイズ
(1年目の年度のつぎのセッションまでの課
題として出されたもの)金井はびっくりしました。
14

来週、お会いするまで、一週間、イヌ(わんちゃ
ん)になってみる。

配偶者や恋人に、イヌのほうがよく聞いてくれる
と言われたら、どうしますか。

ご自分のことを聞き上手だと思っておられる方ど
れぐらいいますか。
TKANAI
7
聞いているようで、つぎになにを言うかだけ
考えているひと多い。自戒的に、わたしも。



15
IBMの創業者のトーマス・ワトソン・ジュニアは、
会議で、1時間ずっと自分が話しっぱなしだった。
そういうことが多かったと言われる。
院生を指導する指導教員(ここでも、金井は自戒
的に)。すぐ、○○読んだか。□□も読め、といっ
てしまう。だけど、院生がなにを望んでいるのか
聞いていないことがある。
シャインのプロセス・コンサルテーションの極意
TKANAI
MBAコーチングの起源 2008年度後期
(スタートできてよかったです)




16
コーチAの伊藤さん、鈴木さん、ご両名から直接
学べる機会は、非常にレアで貴重で、わたしも
感激しました。
いつのまにか、5回目です。
毎年、コーチAさんが進歩されるので、今年度も、
内容を楽しみにしています。
わたし
TKANAI
8
初期の受講生のご発言で印象に残っている
もの




17
ティーチングとコーチングは違うことに気付かさ
れたという感想が多く、
さらに、神戸大学のMBAそのものが、コーチン
グ的だという意見がありました。
また、仕事の場だけでなく、お子さんや配偶者、
恋人との関係にも、コーチングを試された方々
がおられ、それがほほえましたかったです。
コーチングのちょっと怪しいところがいいと言わ
れたひともいます(ほんとうにいいものは全部怪
しいと、松岡正剛さんも、倉光修さんも言いま
TKANAI
す)
もう10年前のことですが、BIのワークショップ
でコーチングを取り上げました
<そのワークショップの背景事情>
 土曜日の会合で、同じ日に、(今はなくなった授業)コジケンがあり、
 わたしは、「絶対に正規の授業最優先」といっても、
 「ブルン、プルン」という刺激メールを見ていても、
 つぎのページのワークショップにきたMBA生が数名いた
 その時点からコーチングへの関心の高さを知らされました。
 その日、なんとオーディエンスに増田弥生さんがいた。『リーダー自
然体』(増田・金井著)は、組織開発、コーチングの話を含みます。
 この日のワークショップに興味あるひとは、『Business Insight』
No.39、2002年。六甲台の図書館で借りてご覧ください。
18
TKANAI
9
コーチングはなにをもたらすか、3者3様
『ビジネス・インサイト』第38回ワークショップ
「コーチングのコーチング――
うまく学習してもらう方法を学習してもらうために」
日時:2002年6月15日(土) 13:30~17:00
場所:神戸大学・神大会館 六甲ホール
19
TKANAI
ご登壇者 3名
13:30~14:20 問題提起
金井 壽宏(神戸大学大学院
経営学研究科 教授)
14:20~14:40 (コーヒーブレイク)
14:40~17:00 パネル討論
パネリスト:榎本 英剛氏(CTIジャパン 代表)
平尾 誠二氏(神戸製鋼ラグビー部
ゼネラルマネージャー)
松下 信武氏(EQジャパン 研究開発
担当取締役)
司会:金井 壽宏
20
TKANAI
10
コーチ・ユニバーシティとCTI(コーチ・ト
レーニング・インシティテュート)



21
ビジネスコーチとライフコーチ(コアクティブ・コー
チング)
トーマス・レナードとローラ・ウィットワース。
名前はどうでもいいのですが、アプローチの違
いは興味あるものだと、わたしも感じました。
TKANAI
冒頭での問をもう一度繰り返してもいいです
が、ちょっと違う形で。




22
自分がうまくできることで、だれかにコーチングした経験
のあるひと--コーチングとは呼んでいなくても。
サッカー、ラグビー、野球の経験者で、日曜に子どもたち
に教え、監督あるいはコーチの経験のあるひと
楽器の演奏ができるひとで、自分より下手なひと、ある
いはまったくの初心者に教えてことのあるひと →わりと
頭ごなしに教えてしまっていませんか
ネイティブコーチは、実践に使えるセオリーをもっている。
伊藤さんは、そこからも学ぶと言われる。しかし、ご自分
TKANAI
もすごいコーチがついている。
11
もっと聞きたい問 Q Q

自分がそのことをうまくできるわけではないのに、あることに困って
いるひとに、うまくアドバイスした経験があるひと
–
–
–

23
W.ティモシー・ギャルウェイ(ゴルウェイと表記するひともあり)のインド
アテニス(日本でも1975年開業)教室で、テニスを教えたスキーコーチ
ギャルウェイに直接接したことのある伊藤さん、
経営者ではないのに経営者にアドバイスができるひと?
自らが経営戦略の大家だから戦略のコンサルティングをするマイケ
ル・ポーター先生と、経営戦略の内容の専門家ではないがゆえに、
クライアントがよりよい戦略を編み出すプロセスを、支援するプロセ
ス・コンサルタント(プロセス・ファシリテータ) イメージわきますか。
内容の専門家がティーチングするのとは違う世界
TKANAI
素直な問 QQQQ
となりのひとと4分話し合ってもらって、
番匠さんを介して、講師陣にインプット
になるように、4,5ペアに話を聞きます





24
平日夜間で、必須でもないですが、このコースをどうして
受けようとしておられるのか?
受講の動機は?
受講の目的は??
このコースに望むもの、期待は???
動機を知らずに、よい支援はできないし、目的を知らず
に、目的地にたどり着く支援はできないし、コーチングに
できることにも限界があるので、冒頭で課題期待がない
ように、現実的な期待 realistic preview and
expectationを
TKANAI
12
わたしの素朴な感想と感謝
たいへん感謝すべきことだと思っております


わたしが、日本コーチ協会の会合でお話をさせていただ
いたのを機会に、コーチエィさんが、より正確には、伊藤
守さんと鈴木義幸さんが、大学との研究面でのコンタクト
に興味をもたれ、また、金井ゼミのMBA(皆さんの先輩)
にあたる加野さんが番匠さんとともに第1回の窓口なっ
てくれて、コーチングのコースを初めて、MBAで取り上げ
るということが実現しました、また、それに関心をもつ
方々がこんなにおられてありがたく思っています。
そこで、さらに問い掛け
25
TKANAI
シラバスの補足説明





26
全体の流れ
参考書について
レポートについて
単位とはかかわりがなく受講されるひとも、事後
レポートも出してほしいというお願い(ご本人の
ためにも)
ご質問
TKANAI
13
皆さんのご意見、観察をお聞かせください
QQ

コーチングはすばらしいと思うひと
–
–
–

コーチングはあやしいと思っているひと
–
–
–
27
そう思ったエピソード!
身近でコーチングを実行しているひと!
ご自身もコーチングを会社、家庭、それ以外の機会に励行して
いるひと!
そう思うようになったエピソード?
身近でコーチングしているあやしいひとの存在?
自分もコーチングを実行しだすとかえってぎこちなくなったとか?
TKANAI
あとで、番匠さんからご説明があるかもしれ
ませんが、


28
Coachとは、語源的には、目的地までひとを運
ぶコーチ(馬車のようなもの)です。
これは、キャリアの研究をしている、わたしとって
は、非常に興味あることに、Careerの語源とも
ほぼ同義です。キャリアとは、たった一回限りの
自分の人生とオーバーラップするような仕事の
世界で、自分を乗せていってくれる乗り物です。
CareerはCar, Carrier, Carriage, Coachと同語
源だといわれています。飛行機のコーチクラス。
TKANAI
14
コーチとキャリアが同語源なら、



よりよいキャリアを長期的に歩む上で、キャリアの比較
的早い段階から、コーチングという方法を学び、実際に
生かす習慣をつけることは、少なくとも試すに値すること
ではないか。
自分にはあわないと思うひとは、学んだうえで、意志を
もって、それは使わないと決めればいい。
使えると思ったひとは、キャリア(長い目で見たときの仕
事生活)と同語源なので、まず仕事の場で使い、あわせ
て、家庭やその他の場面でも使ってみてください。(お子
さんのおられる方は、お子さんとの関係で試されるのは
非常にいいと思います。たとえば、I-メッセージ)
29
TKANAI
MBAにとってのコーチング





あらためて皆さんにとってMBAを取得する意味をいま一度考えてみ
てください。
分析的知識を得ることが大切であればあるほど、それを生かすため
に必要なこと
自分が以前より仕事のやり方で熟達するなら、そのことを自分だけ
にとどめるのではなくて、他のひとに対してもできること
ましてや経営人材をめざすなら、①自らもコーチングにすぐれ、②自
分もエグゼティブ・コーチングを受ける意味
ほかに、MBAにとってのコーチング
–
–
30
皆さんにご質問
伊藤さんにご質問
TKANAI
15
みんながコーチング学んだら、と心配してい
る部長につける薬





31
I(アイ)メッセージを例に
部長「君がここまで見事に対応してくれたので、
ぼくはとれもうれしい」
若手部下「部長、アイ・メッセージできましたね」
そこで、こりゃ困ったとひるむのではなく、
部長「君も、ぱっとアイ・メッセージと気づくほど、
コーチングを学んでいるので、いっそううれしい
よ」
TKANAI
コーチングは、課長クラスが学べばいいと
思っている経営者(たとえば、社長)につける
薬→ジョンソン&ジョンソン ジャパン
社長レベルのエグゼクティブコーチの時代



32
「あんたにこそ、コーチングがいるんですよ。」
かのジャック・ウェルチにも、マーシャル・ゴールドスミス
(1昨年のASTDで見たひと? 伊藤さんは知己おありだ
そうです)、今は帰国されたニュート・クレンショーさんに
も、ケン・ジェニングというエグゼクティブ・コーチがいる。
もっと若いときからコーチングの大切さに気づいている
ひとたちは、担当者レベルからそれを生かせる(たとえ
ば、体育会系で4年のとき、卒業後、コーチを経験してい
るひと)
TKANAI
16
附録
33
TKANAI
わたしがこれまで、コーチングにふれたのは、




34
日付が正確にさかのぼれないが、いすゞさんの組織変
革とスコラの柴田さんの役割。プロセス・コンサルタント
的。
2000年ごろ、書籍がふえたとき、一読者として、会話例
がある点が、リーダーシップの書籍と違って、実際的
日立のアニュアル・イベント 1コマのセッション
平尾さんとの接触 「できなかったことができるようになっ
たときに、わがことのように喜べること、それを示せるこ
と」につきる、と。
TKANAI
17
わたしがこれまで、コーチングにふれたのは、
(つづき)



35
神戸大学での会合--ビジネス・インサイトのワーク
ショップ『コーチングのコーチング』回覧します。2002年6
月15日(土) 榎本英剛さんにお越しいただき、本間さん
に執筆依頼
その会合のために、コーチングの書籍をたくさんの原書
も含め、むちゃ読みあさったこと(しかし、コーチングは読
むだけのものではありません。自戒)
神戸大学MBAのOB諸井さんの主催するコーチングの
会合に、平尾さんといっしょに登壇(日付、探せず)
http://www.chp.ne.jp/sympo/05/sympo05-01.html
(グーグルで、「諸井、金井、平尾、コーチ」で出てきま
す)
TKANAI
わたしがこれまで、コーチングにふれたのは、
(つづきのつづき)



36
PHPで藤巻さんお呼びしての会合 2005年7月8日
コーチングにようる風土改革の可能性 コーチングと組
織開発、組織変革とのつながり 本間さんもご登壇。AI
(Appreciative Inquiry)にもこのときにはじめてふれる
(コンペティター会合ですみません)
松下のGM研修で、ここ3年、毎年、本間さんに。
日本大学薬学部の会合で、偶然、マーコード先生の翻
訳者、清宮さんにお会いして、それ以後、アクション・
ラーイング・コーチの育成の会合に、お声かけ。
TKANAI
18
わたしがこれまで、コーチングにふれたのは、
(つづきのつづきのつづき)

イーライ・リリー・ジャパンで、前社長ニュートン・
クレンショーさん、また彼のエグゼクティブ・コー
チ、ケン・ジェニングさんと密に接したこと

日本コーチング協会の会合( 2007年9月30
日)において基調講演をさせていただいた経
験
そのときに、今回、メイン講師でこられる伊藤さ
ん、鈴木さんとじっくり話し合う機会をえたこと

37
TKANAI
わたしがこれまで、コーチングにふれたのは、
(つづきつづきのつづきのつづき)



38
そして、このシリーズMBAコーチングの初年度(2008年
度後期)より
ひるがえって原点は、今日もお話ししますが、エドガー・
H.シャイン教授(MIT)のプロセス・コンサルテーションを
学んだこと、スローン・フェローズのクラスのTA
現時点では、オリンピック・メダリストの田中ウルヴェ京さ
んが神戸大学にこられ、イチローのコーチを父にもつ豊
田先生とベルリンに行ったり。
TKANAI
19
★クレンショーさんの標語



コーチング・イン・コンテクスト、オンゴーイング・
コーチング
電話、あるいは、面談で、「あのときは」というの
ではなく、ELJの社内で、たとえば、人事担当の
役員の白江さんがプレゼンされたら、その場で
オンゴーイングにコーチングする
伊藤さんの書籍でもこの点が強調さています。
39
TKANAI
★ケン・ジェニングさんの標語
40

いいことをみつけたら、Do more of the same

ポール・ワツラウィック(ブリーフ・セラピーや、
MRIの説明は別の機会に、もし時間があれば)
の標語 わるい循環、偽解決に総合したら、Do
more of the sameにならないように介入
TKANAI
20
ケン・ジェニングさんの、エグゼクティブ・コー
チ、ファシリテータとしての姿: わたしが会っ
たことのあるエグゼクティブ・コーチ
場所は、淡路ウェスティン
カメラはないが対談
 自己紹介 「わたしは、ミリタリーのバックグランドで、パイロットで
す」
 パイロットの要請のときのコーチの言葉: 今日もまた怒られるのか
と思ったら、”You did it all by yourself; Today I did nothing for
you. This is the lesson, you can do it as you did.” 着陸をひとりで
やったとき
 たくさんの内省、レイアウト 輪、 書いてもらう。うまい。
 興味あるひとは、著書あります、The Serving Leader: Five
Powerful Actions that Will Transform Your Team, Your
Business, and Your Community by Ken Jennings, John StahlWert, and Ken Blanchard (Paperback - Oct 10, 2004)
 Do more of the same ポジティブ心理学のVIA(強み)のエ
クササイズ 強み、来週、新たな方法で生かしてみる


41
TKANAI
ケン・ジェニング いろいろすごいひとだと
思って、この方から学ぶこと多かったです

42
Kenneth R Jennings, Ph.D. is a senior partner at VentureWorks.
He delivers engagements to clients in leadership development,
strategy, and the management of change. He is a faculty
member in the Global Business Partnership at the University of
Michigan Business School. Ken is also an advisor to Bethel
College in the area of serving leadership and executive
leadership development. Ken was previously a partner at
Accenture. Prior to Accenture Ken served as a military officer
around the world in various leadership roles. He is still active in
advising new initiatives in Homeland Defense. His last book,
Changing Health Care; Creating Tomorrow‘s Winning Health
Enterprise focused on the key strategies used by leading health
organizations to transform healthcare. ヘザー、奥さん、CPA。
TKANAI
21
精神分析が生まれたとき、ジーグムント・フロ
イトは




43
あやしかったでしょう。
カール・ロジャーズが、来談者中心のカウンセリングをは
じめて、「あなたとしては、・・・・なのですね」と言っている
姿をみて(MBAにロジャーズのカウンセリング風景をクラ
スで見せるとどうなるか)
ミルトン・エリクソンがブリーフセラピーの元になるような
インターベンションをし始めたとき。「マイクを探そう」「山
に登ったら」「以前、太っていたでしょう」と言った日には、
そりゃあやしかったでしょう
河合隼雄先生は、わたしのもっとも尊敬する先生のひと
りですが、ちょっとあやしいのも魅力のうちでした。
TKANAI
★第一印象 あやしいが役立ちそう
(最近では、マーコード先生のアクション・ラーニングの書籍
についての、イオングループの二宮さんのコメント)




44
普及の仕方、いろんな流派、コーチのコーチ、コーチの
コーチのコーチの連鎖 そのよさとあやしさ
でも、すぐに気づいたことは、興味ある動き、深いもの、
心にかかわる仕事は、すべてどこかであやしいぐらいの
ものが伸びてきた
肝心の精神分析も、ユング心理学も。たとえば、シンクロ
ニシティ(でも、ウォルフガング・パウリ、デイビッド・ボー
ムをうならせた)
他方で、コーチングの学問的基礎についての議論って、
いらないようで、やっぱりあったほうがいいように思う。で
も、組織学会、産業組織心理学会、経営行動科学学会
で、コーチングの研究や報告は聞かない。そういうギャッ
TKANAI
プもこれから埋めていきたい。
22
組織行動の専門家として、金井がいちばん
興味をもっているのは、


心理学のなかのポジティブ心理学の動きが、経
営学の組織行動論に影響し、ミシガン大学、根
グラスカ代大学、神戸大学(人勢塾)で、ポジティ
ブ組織行動の動きがあり、この流れのなかで、
コーチングにも科学的基礎を求める動き。
Positive Psychology Coaching: Putting the
Science of Happiness to Work for Your
Clients (2007) by Robert Biswas-Diener &
Ben Dean
45
TKANAI
MBAとはなにを意味するか




46
日本人が米国のビジネススクールにいく理由にかけて、
『ビジネスウィーク』で、MBA=Mastering Being in
America
日本組織学会と韓国組織学会の交流で、ソウル大学の
先生が、MBA=Married But Available
(これらは最悪ジョーク、ふたつですが)ほんとうは、
MBA=Master of Business Administrationですから、経
営学(と実践)に熟達したひと
プラス 神戸方式 By-the-Job-Learning(加護野)
TKANAI
23
MBA組織行動論だけでは足らないと考えた
スクールの動き 最初、むちゃ悲しんだ金
井 ほんとうに役立つ組織行動、経営者に
なっても必要な組織行動に脱皮するために






47
米国では、通常の組織行動論に加えて、ハーバードでは「パワーと
影響力」(ジョン・P.コッター)、MITでは「パワーと交渉力」(ロバート・
マッカーシー)
わが国では、ミクロ組織論とも言われる組織行動論を、マクロ組織
論と経営戦略論に近づけた一橋大学の沼上さんの試み(『組織戦
略の考え方―企業経営の健全性のために』 ちくま新書、2003年)
『組織構造の考え方』ちくま新書)
HBSの卒業生調査
しかし、通常の組織行動にプラス、コーチングの科目がMBAにある
というケースは稀(皆さんがご存知ならお教えください)
皆さんにもコーチエィさんにも、新たな一歩に
TKANAI
フレデリック・テイラーが科学的管理法を精
神革命だともいったとき


48
組織開発でもあった科学的管理法
テイラーが科学的管理法を手ほどきするというこ
とは、クライアント組織にとって、コーチ的側面
(ただし、content expert、後述します)
TKANAI
24
人間関係論のときのF.J.レスリスバーガー





カウンセリング心理学者(フリッツ・J.レスリスバーガー)
や人類学者(ロイド・ワーナー)を、エルトン・メイヨー(精
神分析)が、HBSに雇い入れたとき
ホーソン実験での面接計画 N= 21,126人 驚くべき数
字だと、わたしは思う
監督者訓練
監督者の労働者に対する接し方を、(今風にいうと)少し
はコーチ風にする試み
カール・ロージャズの来談者中心療法と、レスリスバー
ガーの非指示的面接は、同時発見。ふたりで書いた
HBR(ハーバードビジネスレビュー)論文がある
49
TKANAI
補足 ホーソン実験の面接プログラム
1928年9月~

面接プラン (従業員4万人の会社で)
–
–
–
–



50
事前に計画を説明
面識のない同性の面接者
守秘義務
威圧的でなく自発的に意見が述べられる機会
43名が面接の訓練を受け、30名が面接に従事、
1928年から30年の間に、21,126人
面接方法 非指示的面接--事実+態度
面接の経験それ自体が、監督者には訓練となっ
た
TKANAI
25
人間に注目したのはいいが人間関係論では、
依存的な人間モデルになると
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ダグラス・マクレガー(MIT)、クリス・アージリス
(後にHBS)が言い始めたとき
K.レヴィンの影響もあり、マクレガーが、NTLに
寄与して、その場に若き日のエドガー・シャイン
とウォレン・ベニスを連れて行ったころ、
組織開発(OD、Organization Development)が
本格化。
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ノーベル賞学者のハーバート・サイモンのお
かげで、意思決定が経営学の中心概念とな
り、
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コンピュータの進歩もあって、経営情報システムやコン
ピューターベースの意思決定支援システムが、経営者、
管理者のために生まれましたが、
意思決定やその実行を支援するコーチは誕生しません
でした。
本間正人さんと彼のコーチとのやりとり。コーチ「あの本、
進んでいますか?」本間「それが・・・」コーチ「○○頁書く
と言っていたのに、使えるリソースあるの」本間「助けてく
れるひと探します」コーチ「君が、助っ人をみつけたとどう
やったら、わたしは知ることができるの?」本間「見つ
かったら、知らせます」 (正確な際限ではありません)
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会話例: リーダーシップ研究には脱落
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リーダーシップの研究は、5000件以上もあり、実践的
な示唆をめざしている研究もあるのに、会話例がありま
せん。
他方で、よかったリーダーについて、また、自分を育てて
くれたひとについて、回想してもらうと、具体的な会話の
例が出てきます。たとえば、「任せて任せず」(松下幸之
助)さんにかかわるような上司の科白で、「君としては、
いったいどうしたいのだ」となんでも指示を仰ぐひとには
そういってくれるひとの存在、そういう発言内容には、か
なり一致がある。しかし、会話例が、エスノメソドロジーの
研究者以外には、科学的という文献にはあがってこない。
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組織文化論の時代
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マネジャーの役割の問い直しがあった。語り部と
してのマネジャー、教師役としてのマネジャー以
外に、目立ったものとして、
『エクサレント・カンパニー』のトム・リーダー(とロ
バート・ウォーターマン)によるものだが、これか
らのマネジャーは、コーチであり、チア・リーダー
であるべきだと
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ひるがえって、D.マクレガーは、約50年前に
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『企業の人間的側面』(1960)で、人事部や、人事の役割
を担うライン・マネジャーも、「コーチの役割と、同時に審
判の役割」もしていることに注意しないといけないと述べ
た。
スポーツのたとえで、人事部もマネジャーも、一方でひと
を導き育て、できれば自発的にひとが育つようにコーチ
役となりつつ、他方で、評価したり「アウト!」とかいう審
判の役割もしている
ちなみに、高橋達男さんの訳では、コーチと判事(裁判
官) ひどい誤訳。
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★E.H.シャイン--PCに影響を与えた流れ
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洗脳(強制的説得)をめぐる臨床的インタビュー インタビューの方
法。
D.マクレガーを介して、NTLに参画
キャリアの研究につながる調査のスタート。1960年代はじめから、1
0年。
DEC社の草創期から20年(プラス5年)のプロセス・コンサルテー
ション(PC)経験
W.ベニスとともに、組織開発双書のシリーズをスタート。プロセス・コ
ンサルテーションの薄い冊子。
結果において、もとの薄い本、二冊本、それから、Revisited。この4
冊とクリニカルアプローチの本。DECの本など。
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そして、わたしが恩師のエドガー・H.シャイン
から学んだのは
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より理論ほど実践的である。ひとからなるシステムを理解する最良
の方法はそれを変えてみることだ。こういうK.レヴィンの教え。
組織開発のなかでのプロセス・コンサルテーション(PC)の結晶した、
シャイン流のコーチング法
スローン・フェローズというMITのEMBAプログラムで、PCを取り上
げたときの受講生の言葉。これは、コンサルタントだけでなく、ジェネ
ラル・マネジャーになるひと(三品先生!!)にこそ必要だ。
DECのケン・オルセン(CEO)のプロセス・コンサルタント。今思えば、
エグゼクティブ・コーチの走り。
その新著が、2月10日ごろに出ます(米国で)。その名もHelping。
そこで、最後の時間帯は、PCについて。
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★シャイン先生が、わたしたちに接するとき
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文字通り、What can I do for you?
こちらがなにを望み、なにに困っているか知るまでは、こ
れ読め、あれしろ、とは言わない。ずっと聞いている。
(挿話)OBの講義で、カール・ロジャーズの姿を見せたと
きの、MBA院生の反応
わたしが最初に、シャインのドクトラル・セミナーに出たと
きの感想。あらかじめ、ストラクチャーがない。詳細なシ
ラバス(事業計画も)
(挿話)きみたちがなにが知りたいかわたしに言うまでは
教えられるわけないだろう。そう言った。A.バブラス
それから、わたしたちのシラバスは見なくていいと言った
D.マクレガー。NTLのTグループのトレーナー。
シャイン先生のわたしたちへの接し方、結果において
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もっともヘルプフル。
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★ヘルピングの3様式(3モデル)
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医者-患者モデル
専門知識の買い取りモデル
プロセス促進モデル
上記ふたつは、内容の専門家(content expert)、
3番目が、PCにつながる過程の促進者
(process facilitator)
新著を、参考書に指定させてもらいました。
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★組織行動の研究者として、組織について
もっとも良質なデータが集まり、深いレベル
でその組織を理解できる方法は、
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Helpするという形で、組織に入り、
プロセス・コンサルテーションで接し、
必要なときには、介入(インターベンション)をす
るところから、アクション・リサーチとなり、
結果において、ダイナミックで、もっともディープ
でクリーンなデータが得られる
2009年2月6日追加の一行、 そして、とうとう
Helpingという書籍が出た
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プロセスコンサルテーションの10原則
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Helpingの翻訳の解説につけています
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★そんなプロセス・コンサルテーションのコー
チング原則(PC10原則)
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クライアント組織が困っていて支援を求める問題について、
コンサルタントが、内容面で(たとえば、経営戦略なら、よ
き戦略の内容について)先方に解答を、あたかもドクター
のように提供するのでも、また、専門知識を専門家として
切り売りするのでもなく、クライアント組織の内部者が、
自ら問題によい取り組みをして、彼ら自身が解決を見出
すように、それを探すプロセスを設計し支援するのが、プ
ロセス・コンサルタント。コンテント・エクスパートと対比さ
れ、ときにプロセス・ファシリテータと呼ばれることもある。
ずっと、組織開発の手法として提唱されてきたが、先生と
生徒、親と子、先輩と後輩など、あらゆる支援的関係に
おいて成り立つ原理原則が1999年の書籍で初めて公開
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された。
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★そんなプロセス・コンサルテーションのコー
チング原則 つづき(その2)
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(1)絶えずひとの役に立とうと心がける(Always
try to be helpful)。
(2)「今の自分が直面する現実からけっして遊離し
ないようにする(Always stay in touch with the
current reality)。
(3)自分の無知を実感する(Access your
ignorance)。
(4)あなたがどんなことをおこなってもそれは介入、
ゆさぶりになる(Everything you do is
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intervention)。
★そんなプロセス・コンサルテーションのコー
チング原則 (つづき、その3)
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(5)問題を自分の問題として当事者意識を持って
受け止め、解決も自分なりの解決として編み出
していくのは、あくまでもクライアントだ(It is the
client who owns the problem and solution)。
(6)流れに沿って進む(Go with the flow)。
(7)タイミングがすごく大事(Timing is crucial)。
(8)介入で対立が生じたときには、積極的に解決
の機会を捉えよ(Be constructively
opportunistic with confrontive interventions)。
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★そんなプロセス・コンサルテーションのコー
チング原則 (つづき、その4)
(9)なにもかもがデータだと心得よ。誤謬は
いつも起こるし、誤謬は学習の重要な源
泉だ(Everything is data; Errors will
always occur and are the prime source
for learning)。
(10)疑問が生じたら、問題を共有しよう
(When in doubt, share the problem)。
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★PCにかかわる4冊目の本、1999年のは、
故稲葉先生と尾川さんの訳で、今は日本語
で読めます
E.H.シャイン著『プロセス・コンサルテー
ション--援助関係を築くこと』白桃
書房、稲葉元吉・尾川丈一訳、2002
年)。
Helpingの訳書、今回の課題図書
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日本コーチ協会でお話したときの結び
の2枚のスライドのうちの一枚
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★これらの問題を考えるときの協会の役割、
会員の皆さんにとっての協会の使い方
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例年の参加者のデータ
約400名の参加者
 うち、コーチングを学習している人が約8割
 会社役員や管理職など約2割
 専業コーチ、教員、医師などの専門職が約2割(お医者
さんが、こられるというのも興味深い。神戸大学の
MBA)
 ゴチック、2009年2月6日のスライドに追加
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