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6月8日 経済常任委員会会議録(PDF 50 KB)

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6月8日 経済常任委員会会議録(PDF 50 KB)
つくばみらい市議会
経済常任委員会会議録
平成 23 年 6 月 8 日 開会
平成 23 年 6 月 8 日 閉会
つくばみらい市議会
つくばみらい市議会経済常任委員会
平成23年6月8日
出
欠
紹
出
席
席
介
席
委
委
議
議
午後1時28分開会
員
委 員 長
高
木
寛
房
君
副委員長
秋
田
政
夫
君
委
員
堤
實
君
委
員
海老原
弘
君
委
員
今
川
明
君
委
員
豊
島
葵
君
委
員
川
上
文
子
君
な
し
12
番
古
川
よし枝
君
4
番
坂
洋
君
都 市 建 設 部 長
森
勝
巳
君
都 市 計 画 課 長
木
村
明
夫
君
都市計画課長補佐
中
村
渉
君
建
長
吉
田
邦
恵
君
建 設 課 長 補 佐
浅
川
昭
一
君
議 会 事 務 局 長
成
島
辰
夫
君
議会事務局長補佐
関
俊
明
君
書
大
隼
人
君
英
員
員
員
出 席 説 明 員
設
課
出席議会事務局職員
議
記
事
日
野
程
平成23年6月8日(水曜日)
午後1時28分開会
1.協議案件
1)議案第31号
市道路線の認定について
2)議案第32号
市道路線の廃止について
3)議案第34号
平成23年度つくばみらい市一般会計補正予算(第3号)
4)請願第3号
住宅リフォーム助成制度に関する請願書
−1−
午後1時28分開会
○委員長(高木寛房君)
こんにちは。
足元の悪い中、経済委員会ということでご足労願いまして、まことにありがとうござい
ます。
今定例会での当委員会の議案は3本、請願1本でございます。委員の先生方の慎重なる
審議、よろしくお願い申し上げます。
また、執行部の皆さんもお願い申し上げます。
それでは、進めてまいります。
ただいまの出席委員は7名です。全員出席です。定足数に達しておりますので、ただい
まから経済常任委員会を開会いたします。
本日の委員会に、議会事務局職員、都市建設部長、関係課長及び職員が出席です。
最初に、森都市建設部長よりごあいさつをちょうだいします。お願いします。
○都市建設部長(森
勝巳君)
都市建設部から今議会に提案をされております議案につ
いて、ご報告をさせていただきます。
まず、議案第31号それから32号でございますが、市道路線の認定、それに伴う廃止につ
いてでございます。
それから、議案第34号
平成23年度つくばみらい市一般会計補正予算(第3号)につい
てですが、都市計画課それに建設課より補正予算の増額をしておりますので、ご審議をお
願いしたいということでございます。
詳細につきましては、各担当課長より説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願
いいたします。
○委員長(高木寛房君)
ありがとうございました。
これより議事に入ります。
なお、議案の説明につきましては、簡潔にお願いいたします。
議案第31号
市道路線の認定について及び議案第32号
市道路線の廃止についてを一括
して議題といたします。
議案第31号及び議案第32号について説明を求めます。
吉田建設課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
建設課、吉田と申します。よろしくお願いします。
それでは、議案第31号及び32号、市道路線の認定及び廃止についてでございますが、お
手元の方に、簿冊で2冊の市道路線認定調書及び市道路線廃止調書というものをお配りし
てございますが、この調書についてご説明させていただきます。
この認定調書につきましては、旧町村ごとに管理集計されていた道路台帳でございます
が、道路の維持管理が円滑に実施できるよう、統一した調書データを作成し、路線番号等
の再編成を行い、つくばみらい市としての統合された道路台帳を作成したものでございま
す。
台帳統合後でございますが、路線数としまして3,117路線、総延長としまして94万7,902
メートルになってございます。内訳としまして、1級市道37路線、6万7,689メートル、
2級市道としまして31路線、4万9,215.9メートル、その他の市道としまして3,049路線、
83万997.1メートルとなってございます。
続きまして、議案第32号の市道路線の廃止についてでございますが、廃止につきまして
−2−
は、旧町村ごとに管理していた路線の組みかえ及び再編成を行うため、路線の廃止をした
ものでございます。
以上でございます。
○委員長(高木寛房君)
説明が終わりました。
これより議案第31号及び32号に対する質疑及び意見を行います。
海老原委員。
○委員(海老原
弘君)
まことに基本的なことを質問しますけれども、この1級市道と
2級市道、それからその他の市道、この差はどういう内容でしょうか。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
1級市道とは、幹線市道を申しておりまして、都市計画され
た道路とか主要集落を相互に連絡する道路であり、交通量が激しく、国道や県道を補完す
る道路となってございます。
2級市道としましては、準幹線市道と申しまして、集落同士を連絡する道路とか、その
集落とその集落を相互に連結する道路であり、国道、県道、1級市道を補完する道路とい
う定義になってございます。
その他の市道とは、1級、2級以外の道路で、交通の用に供する道路となってございま
す。以上でございます。
○委員長(高木寛房君)
海老原委員。
○委員(海老原
そうすると、メートル数とかそういうのは、そのあれには、規
弘君)
定にはならないわけですか、道路幅、幅員。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
幅員が幾ら幾らで、延長が何メートルという定義はございま
せん。あくまでも、主な集落と、例えば50戸以上とか、25戸以上の集落を結ぶもの、1級
は50戸以上ということがあるのですが、2級は25戸の集落とかということはありますけれ
ども、幅員等についての定義はございません。
○委員長(高木寛房君)
海老原委員。
○委員(海老原
そうすると、いわゆる我々、田んぼの中とか、畑の中の農道と
弘君)
通称呼んでいるような道路はどれに分類される、それもそれぞれですか。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
あくまでも、1級、2級は、集落間とかそういう結んでいる
ものでございますから、例えば、通称農道、農道という定義はないのですけれども、市道
なのですけれども、田んぼの中ということでございますが、それはその他の市道というこ
とです。
以上でございます。
○委員長(高木寛房君)
○委員(川上文子君)
川上委員。
今回、膨大な資料、今、説明があったように、合併前の伊奈と谷
和原でそれぞれ認定したものを統一した路線にするということでは、全く問題ないと思う
のですけれども。
先ほど、認定で約94万メートルの長さを言われて、廃止と、その同一の長さに、ちょっ
と事前に確認をしたらば、合わさるところで中間抜けていたりとかというところも幾つか
あったということなので、そこら辺についてはやはり、これ全部見られないので、そうい
−3−
う箇所あるのですよと、そこはこういう形で認定をしましたという辺の説明をした方がい
いように思うので説明をしてください。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
説明が不足して申しわけございませんでした。
統合前の路線でございますが、3,146路線、延長距離にしまして96万7,701.4メートルで
ございます。統合前と統合後によりまして、29路線が減少しまして、延長距離にしますと、
1万9,799.4メートルが減少してございます。これにつきましては、主に伊奈・谷和原丘
陵部の区画整理前の認定道路を廃止したことによって、路線の延長に差が生じたものでご
ざいます。
○委員長(高木寛房君)
○委員(川上文子君)
川上委員。
その部分だけですか、ほかはないのですか。
○委員長(高木寛房君)
○建設課長(吉田邦恵君)
吉田課長、答弁願います。
ほかにでございますが、例えば、市道が通ってございまして、
市町村境の、例えば、河川があると、その部分の橋梁部分の認定が、両町村で橋梁部分を
認定していたとか、それをつくばみらい市になったことによって整合性をとったことによ
る差もございます。
○委員長(高木寛房君)
ほかに発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高木寛房君)
なければ、議案第31号及び議案第32号に対する質疑及び意見は
以上で終了いたします。
これより、議案第31号について採決をします。
議案第31号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(高木寛房君)
全員挙手です。よって、議案第31号は原案のとおり可決されま
した。
次に、議案第32号について採決します。
議案第32号は、原案のとおりに決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(高木寛房君)
全員挙手です。よって、議案第32号は原案のとおり可決されま
した。
次に、議案第34号
平成23年度つくばみらい市一般会計補正予算(第3号)の都市建設
部所管部分を議題といたします。
議案第34号について説明を求めます。
まず最初に、木村都市計画課長、説明願います。
○都市計画課長(木村明夫君)
それでは、議案第34号
平成23年度つくばみらい市一般
会計補正予算(第3号)でございますが、担当の部分についてご説明を申し上げたいと思
います。
ページが、34の8でございますが、34の8の一番下になります。それから次の34の9の
一番上と、大変小さいものですが、土木費、都市計画費の2の公園費でございます。補正
額が180万円、これは工事請負費で180万円でございますが、その内容につきましては、青
木古川の整備事業、これ平成18年度から間2年間中断いたしましたが、平成22年度で、工
−4−
事そのものは完了いたしました。それに伴いまして、完了したことによりまして、井関農
機のところからの入り口の道路がございますが、あの道路は、実は、市道ではなくて井関
農機の私道でございます。あそこの道路を、工事のために、搬入のために借用していたと
いう経緯がございまして、そちらの工事が終わったことによりまして、補修をする、その
予算。それともう一つは、最終的に今工事が終わりまして、一番東側の方が青木の集落の
共同墓地の方になっているのですが、その間に、人が入られても大変危ないということも
ございまして、それから集落の要望もございまして、フェンスをつくりたいということで、
今現在は、木くいで、鉄線で仮の塀をつくってございますが、それをしっかりとしたフェ
ンスで囲いたいということで、その2点の工事を、工事が完了しましたので実施したいと。
今回6月の補正になりましたのは、3月末までの工事だったものですから、補修の場所、
どの程度にするかというようなところを、井関さんとも最終的に打ち合わせをいたしまし
て、それで決定しまして、この時期に補正をお願いしたいということでございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(高木寛房君)
○建設課長(吉田邦恵君)
続きまして、吉田建設課長、ご説明願います。
建設課としましては、議案第34号の8ページでございます。
その中段でございますが、7款土木費、2項道路橋りょう費、3目の道路新設改良費でご
ざいます。
これにつきましては、県道赤浜谷田部線、旧354号の部分ですが、これにつきましては、
22年の4月1日から354号の部分が市の方に移管されているものですから、それに伴って
県道赤浜谷田部線となってございますが、その赤浜谷田部線のクボタの筑波工場に入り伊
藤製鉄を過ぎまして、伊奈・谷和原丘陵部に向いますところのアシックスの、北側になり
ますか、東楢戸台線から接続する間ノ原線のところの十字路交差点なのですが、その十字
路の交差点が、今、道路としましては、大型車両等の交通量が年々増えてございまして、
今後も交通量の増大が見込まれるものですから、この部分に、右折車線を新設するもので
ございまして、右折車線を設置することによって、交通事故の防止を図っていきたいとい
う考えからなるものですから、用地買収の方はつくばみらい市が用地買収をしまして、す
りつけと交差点改良につきましては茨城県が施工するものでございます。
この用地を買収することによりまして、今後の工事費の削減にもなり、用地の残地部分
については、歩道としても利用できるため、歩行者、自転車等の安全も図れるものとなっ
てございます。
歳出としまして、2,562万9,000円ほど一財による歳出になってございますが、歳出の主
なものとしましては、13節委託料でございまして、これにつきましては、右折レーンを設
置することによる市道拡張敷地の用地測量業務の委託料であるとか、特に、交差点からす
ぐ近くに、中原の集落センターがございます。そのセンターの敷地内にごみ集積所の建物
が建ってございます。それとともに、あそこの一部に立ち木がございまして、桜、イチョ
ウ等がございますが、その補償調査料及びくい復元業務の委託料となってございます。
17節の公有財産購入費につきましては、その拡張に伴って、畑で4筆及び宅地、集落セ
ンターの敷地でございますが、この敷地がかかりまして、畑で4筆で752平米、宅地で、
集落センターの宅地でございますが363平米、合わせまして1,115平米の市道拡幅敷地費と
なってございます。
そして、22節の補補賠でございますが、これにつきましては、先ほどもお話しましたご
−5−
み集積所の建物の補償、並びに立ち木として、桜、イチョウ等が7本ほどございます。そ
の補償、並びに敷地内には電柱等もありますので、この電柱7本の移転補償費となってご
ざいます。
以上でございます。
○委員長(高木寛房君)
説明が終わりました。
これより議案第34号の都市建設部所管部分に対する質疑及び意見を行います。
堤委員。
○委員(堤
實君)
ただいまの説明の中で、中原集落のところといいますと、アシック
スの北側ですよね、あそこは丁字路じゃないですか。あそこは、十字路にはなっていませ
んよね。あそこじゃなくて、片田から来る方かな、場所は。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
堤委員おっしゃるとおり、アシックスの北側の部分に、東楢
戸台線の方にすりつくような丁字路となってございます。失礼しました。
○委員長(高木寛房君)
ほかにありませんか。
川上委員。
○委員(川上文子君)
一つは、都市計画課の方の、青木古川の整備事業が、公園費とい
う形だったので、説明内容、これ公園費なのかというところが一つ。
それから、道路新設改良の中身の説明がよくわからないのですけれども、その立地自身
も明確に私の頭の中に入らないということもあるのですが、これは東楢戸台線にぶつかる
部分ですか、それで用地買収が市で、建設は県の委託という、東楢戸台線のやり方だけれ
ども、その中身のものなのですか。
○委員長(高木寛房君)
木村課長、答弁願います。
○都市計画課長(木村明夫君)
川上委員がおっしゃるように、これは5年前からずっと
公園費の形の整備をしてまいりました。あの周りに実際にしっかりとした公園をつくった
わけではないのですが、当初の計画から、親水的な場の整備という形で、公園という名称
という形で計画、それから実行もさせていただいております。
○委員(川上文子君)
道路のこれも公園費。
○都市計画課長(木村明夫君)
そうです。全部一体です。
道路は、もちろんこれは公園には入りませんが、工事をやるために貸していただいた道
路ということで、その補償ですから、そういうことです。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
場所につきましては、こちらから、つくば野田線から行きま
して高波の十字路がございますが、高波の十字路を、谷和原庁舎から行きますと左折して、
常磐自動車道の隧道をくぐってすぐですよね。くぐってすぐに左側にアシックスがありま
すよね。アシックスのところと中原集落センターの間に、東楢戸台線の方からの間ノ原線
が都市計画道路なのですが、通っているのですが、その丁字路となっている部分の交差点
の改良なのです。場所的には。
○委員(川上文子君)
その費用負担。
○建設課長(吉田邦恵君)
費用負担につきましては、一応この中原線ですが、中原線は
都市計画道路になってございまして、一応18メートルで2車線ということで、16年に決定
されています。その道路なのですが、その道路を用地買収して、新たに右折レーンを設置
−6−
するものでございますが、その用地買収は市の方でしまして、その交差点にすりつく部分
については、県の方が施工するということになってございます。
○委員長(高木寛房君)
○委員(川上文子君)
川上委員。
用地買収したところをいじる、いじるというか工事をするという
ところは、県事業としてやるという意味でしょう。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
そのとおりでございます。それに伴って高波から行くと、常
磐自動車道の下のトンネルというか隧道の部分の改良も含めまして、県の方で施工すると
いうようになっています。
○委員長(高木寛房君)
○都市建設部長(森
森部長、お願いします。
勝巳君)
ちょっと補足説明いたします。
場所については、よろしいですかね。高波の十字路の方から行きまして、隧道をくぐり
まして、すぐ左に行く丁字路、アシックスに曲がるところの、そこの道路の丁字路です。
今回、茨城県が事業主である土地区画整理事業地外なのですね、今回は。ちょうどあの
道路が今ちょっと変則の取りつけになって、古川議員は近くでご存じだと思うのですが、
あれを訂正して真っすぐにしまして、あそこで区画整理地と地区外で分かれるのです。隧
道から丁字路までの地区内について茨城県が施工します、もちろん。その先についても、
集会所までなのですが、その部分も、もし市の方で用地を提供してくれれば、あそこを曲
がりやすい部分、安全の確保のためにやりますよと、じゃぜひやっていただきましょうと
いうので、今回その用地部分だけを補正増額をお願いしたという状況でございます。
○委員長(高木寛房君)
よろしいですか。
豊島委員。
○委員(豊島
葵君)
先ほどの説明の中で、買収があったわけだけれども、畑どのぐら
い、これは752平米と363平米ということだけれども、買収費用ですか、平米幾らぐらい、
全部これ畑じゃないでしょう。ちょっと説明だけお願いします。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、答弁願います。
○建設課長(吉田邦恵君)
買収価格でございますが、東楢戸台線と同価格となってござ
いまして、畑が平米1万2,000円、宅地部分につきましては平米1万8,500円ということで
ございます。
○委員長(高木寛房君)
○委員(豊島
葵君)
豊島委員。
あと、うちの方の集落なんかも、道路とかいろいろ直してくれと
か言われる場合に、電柱ですか、電柱が非常に一つの弊害というか、邪魔している場合が
あるのですけれども、電柱の移転費用というのは東電だと思うのだけれども、東電に幾ら
ぐらい払うものか、場所とか何かによって違うのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(高木寛房君)
○建設課長(吉田邦恵君)
吉田課長、お願いします。
中原の電柱は、東電の電柱ということなのですが、東電ばか
りじゃなくて、下にはNTTも利用しています。そういった経緯から大体1本当たりの電
柱移転は、鬼長もそうだったのですが、80万円の請求がございました。ちなみにNTTの
電柱が市道等に敷設してある場合には、電柱を敷設してある市の方には、年間1,600円ほ
どちょうだいしてございます。
○委員長(高木寛房君)
豊島委員。
−7−
○委員(豊島
葵君)
これ電柱の場合ですと、当然これは向こうでやると思うのですけ
れども、これ請求はいつごろ来るのですか。例えば、道路直すということで始まって、結
局、移転費用は先に払うのですか、後で払うのですか。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
○委員長(高木寛房君)
移転完了後に請求がございます。
補足を浅川課長補佐、お願いします。
○建設課長補佐(浅川昭一君)
今、電柱1本当たり80万円くらいということで、課長が
お答えになったのですが、電柱自体の移転費は安いのですよ。光ファイバーとかという線
がついている場合には特に高くなるものですから、1本当たり幾らというのはいえないの
です。
○委員(豊島
葵君)
場所によって違うよな。
○建設課長補佐(浅川昭一君)
○委員長(高木寛房君)
○委員(堤
實君)
そういうことです。
堤委員。
隧道、これ18メートルという説明ありましたね、それで隧道のとこ
ろはかなり狭いと思うのですよ。そこは同じようにつくるのかどうか。そういうことはし
ないのかな。高波から隧道のところまでは結構広いですよね。ところが向こうへ行って狭
いじゃないですか、で、向こうもまた広げるわけでしょう、隧道だけが狭いということは
どうなのですか。
○委員長(高木寛房君)
○都市建設部長(森
森部長、お願いします。
勝巳君)
ただいまの質問なのですが、都市計画道路として18メー
トルで、高波の十字路から常磐自動車道の隧道までは決定されています。それで前回に、
皆さんにいろいろご審議いただいたのですが、見直しをいたしました。それで、高波の十
字路から行きますと左側ですね、左側に歩道専用の隧道をつくりまして、それで常磐自動
車道をくぐっていくということで、以前にご説明を申し上げたときがあったと思うのです
が、そういうふうなことで今変更になってございます。直接的には、これ特定事業推進課
の方で担当していると思うのですけれども、そういう内容になっています。
○委員長(高木寛房君)
○委員(堤
實君)
堤委員。
ちょっと関連なのですけれども、そうしますと、あそこの集落の、
何というのですか、公園ありますよね、左方に、あそこまでは18メートルにするわけです
よね、先ほどの説明ですと。要するに、アシックスの丁字路の交差点からその先。
〔「集会所」と呼ぶ者あり〕
○委員(堤
實君)
集会所、左方にありますね。あそこまでは広げるわけですね。その
先をどうするのかと。道路としては、そこだけやってあとは知らんというわけにはいかな
いと思うのです。効果がないですから、かえって危ないですから、その先はどうなるかと
いうことと。もう一つは、これは、東楢戸台線の計画道路と、それから、つくば市の片田
地区まで、要するに、公団の方で、都市機構の方でやっているわけなのですが、連結道路
というので計画ありますよね。そことの兼ね合いはどうなっているのかを、わかる範囲で
ちょっと質問したいのですが。
○委員長(高木寛房君)
木村課長、答弁願います。
○都市計画課長(木村明夫君)
あそこの都市計画道路は、実は、もう1本その北側に、
今申し上げたアシックスの北側にもう1本東西に結ぶ都市計画道路が計画されていたかと
−8−
思います。それを、つくば市の方に抜いて、あそこの工業団地とどうすり合わせをしてい
くのかというようなことは、これから協議になるのかなというふうに聞いております。
現在のところ、都市計画道路があそこでとまっちゃうということじゃなくて、そのまま
続くと、一応計画上は、都市計画上はそういう形で考えられております。ただ、その先ど
ういう工事になるか、まだこれからの協議になるということになると思います。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
このたびの交差点改良につきましては、丁字路交差点から中
原集落センターに向いまして、今回の工事については105メートルほどの予定をしてござ
います。あくまでもこれは右折レーンを設置することによって、交通事故等の防止を図る
ためということでございますので、あくまでも暫定ととらえていただければと思います。
○委員(堤
實君)
先の計画はないということ。
○建設課長(吉田邦恵君)
○委員(堤
實君)
今の段階では、お話できる範囲にはなってございません。
そうしますと、現在は、あの道路は、既設の道路は、クボタの方に
行く道路ですね、あれは何メートルで、その前は18メートルと聞いていますよね、半分ぐ
らいになっちゃうのじゃないですか、そうでもないですか。それだけ聞きたいのです。
○委員長(高木寛房君)
吉田課長、お願いします。
○建設課長(吉田邦恵君)
幅員としまして、6.5メートルございます。車道の幅員とし
ましては5.5メートルのスペースがございます。
○委員長(高木寛房君)
ほかに、発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高木寛房君)
なければ、議案第34号の都市建設部所管部分に対する質疑及び
意見は以上で終了いたします。
以上で、市長提出議案に対する審査は終了いたしましたので、執行部の皆さんは退室願
います。ありがとうございました。
2時15分まで暫時休憩に入りますのでお願いします。
午後2時04分休憩
午後2時14分開議
○委員長(高木寛房君)
続いて、請願第3号
休憩前に引き続いて会議を再開いたします。
住宅リフォーム助成制度に関する請願書を議題といたします。
この請願は、平成23年5月25日付で、つくばみらい市青木223−1、千葉土建一般労働
組合我孫子支部伊奈分会分会長石丸竜也氏より議長あてに提出されております。
それでは、詳細につきましては、紹介議員の古川よし枝議員が出席しておりますので、
説明を求めます。お願いします。
○紹介議員(古川よし枝君)
紹介をする前に、きょう委員会に、資料として3種類を添
付させてもらいましたので、確認していただきたいのですけれども。一つは、実施自治体
全国一覧表といって、9ページあって厚いのですけれども。それから、市で3年間、19年
から21年まで、実際にリフォーム助成制度を行ったときの実績です。補助金とそれから請
け負った工事の全額が、総額が書いてある表です。それからもう一つは、その請け負った
業者がどのぐらいの数があるのかというので、この一覧表を、これは全部市の方でつくっ
てもらったもので、委員会のときに配られているかもしれませんが、再度きょうの審議の
−9−
参考にしていただきたいと思って用意をしましたので、よろしくお願いします。
それでは、説明いたします。
住宅リフォーム助成制度に関する請願書ということで、紹介がありましたように、千葉
土建一般労働組合我孫子支部の伊奈分会、分会長の石丸竜也氏から請願が出ております。
この千葉土建一般労働組合というのは、我孫子支部ですけれども、伊奈にも分会があり
まして、どういう団体かといいますと、労働組合ではあるのですけれども、職種としては、
大変建築すべてに網羅する職種です。大工さん、左官屋さん、内装、板金、塗装も入りま
す。あとは配管や、タイルや、建築設計士も入ります。とび職、鉄骨、防水、看板という
ことで、建設にかかわるすべての業種の方がおられる団体です。
それで、請願趣旨は、読んでいただければわかると思うのですけれども、言うまでもな
く、つくばみらい市では、19年から21年まで3年間この事業をやったのです。議会の中で
も、実績についてどうなのかといえば、市長は大変効果があったということを議会でも答
弁しているというのはご存じだと思うのですけれども、そういうことがありまして、この
事業は、大変経済効果があるということです。
この表を見てもらってもわかるのですけれども、3年間で補助金は1,220万3,000円とい
う、補助金が3年間で、住民の仕事を発注したところに補助金がおりたわけですけれども、
それを請け負った仕事の件数が174件で、総額2億825万円ほどの仕事が地元の業者にわた
ったということなんですね。ですから大きいものから小さいものもあるのですけれども、
この要綱としては、10万円を限度にして1割というふうに要綱が定められていたのですけ
れども、ありました。
それで、もう一つの取り扱い業者一覧表なのですけれども、19年度はじめのときには45
件で、14社が請け負ったということで、20年度は少し増えまして18社で57件と、21年度の
ときはずっと増えまして、72件で、23社がこの仕事を1年間で請け負ったということです
から、本当に補助金から比べると17倍の仕事が地元に届いたということで、大変喜ばれて
いるのですね、ぜひ、復活してほしいということなのですけれども。
どこの自治体でも、大体条例としては3カ年というふうに決めていて、一応仕事を検証
しながら進めていくというのがこの事業のやっている流れなのですけれども、つくばみら
い市でも、3年間やったということで、ぜひ復活してほしいということなのです。
それで、今回、千葉土建の方が請願者ですけれども、市内の商工会の方にもお会いして、
建設部の方にお会いしたのですけれども、途中でやめてしまって残念だと、またやってほ
しいと、そういう声もたくさん上がっているということなのですね。そういうことも含め
て、ぜひ請願の審議をしていただきたいというふうに思うのですが。
この制度がどのぐらい全国で広がっているかというのが、この全国一覧表で、6ページ
目がつくばみらい市です。全国では174自治体が取り組んでいます。そして、今年の3月
以降がかなり急激に取り組み状況は広がっています。43自治体に広がっているということ
で、さらにこの6月議会で、茨城県内でも、やろうというふうに決めた自治体が出てきて
おりまして、かすみがうらも始める、またやるということで。それで特徴なのは、3年間
で終わらずに、たくさんの要求があるということで、再度復活していく自治体が今増えて
きているのです。茨城県の中では、常陸太田とか、あと大洗、それから城里町、それから
結城市ということで、またやっていこうということで、すごく住民の要求が高いものだと
いうふうに、どこの自治体でもとらえていて、茨城県も、これを推進しているのですね。
−10−
財源についても、今までは、地域住宅交付金というのがあったのですけれども、それが今
は、この間ずっと使いやすい交付金ということで、社会資本整備総合交付金というところ
に統合されたのですけれども、それを使って活用して、仕事ができるよということを、県
の住宅課も、いろいろな事例を示しながら紹介をしているというのが今の実態で、どんど
ん今増えてきている状態です。ですので、ぜひ、採択していただければというふうに思い
ます。
つくばみらい市の片庭市長になってからも、ぜひ継続をということで、ご存じのように
私も議会でやったのですけれども、片庭市長は、一応3年間やったので、また形をかえて
何か業者に支援ができればいいというふうに考えていると。それでこの制度について、要
望があれば検討していくというように議会でも答弁しているのですね。ですから、本当に、
今の不況の時代、そして今回は大震災ということで、本当に住宅を補修しなきゃならない
事態になっていますので、そういうことも含めて、ぜひ委員会でも審議をしていただいて、
採択して実施ができればと思って、私もそのことをお願いいたしまして私の紹介といたし
ます。よろしくお願いします。
○委員長(高木寛房君)
説明が終わりました。
質疑及び意見はありませんか。
秋田委員。
○委員(秋田政夫君)
ちょっとお尋ねしたいのですが、業者の取り扱い件数一覧表とい
うのをごらんになってもらいたいのですが、経済効果ということで、今お話されたのです
けれども、これ見ますと、1社が19年度に44%も受注して、20年度は47%、21年度は大体
上位3業者でほぼ占めているということで、市のお金を助成して、その1業者がこんなに
も受注してしまうということはどういうことなのか、ちょっと説明してもらいたい。
○委員長(高木寛房君)
古川議員、お願いします。
○紹介議員(古川よし枝君)
説明してもらうって、説明はなかなか明確にはもちろんで
きない。こうだろうというふうに思うのですけれども。
この事業自体は、業者さんに補助金を出すのじゃなくて、一般の、仕事を発注したいと
いう、住宅を改修したいという人に対して、特典で補助金をあげているわけですよね。だ
から、その業者さんの営業というか、営業努力もあるし、こういう制度があるので、PR
していくというのもあるだろうし、それから事業者の規模にもよるでしょうね。どのぐら
いの営業力があるかということもあると思うので、一概に、独占しているんじゃないかと
いう見方は、この制度があるから独占しているのだというのではない。この制度のせいで
独占しているということではないというふうに思います。実際は。
それで、だんだん、19年度はA社という、これA、B、Cと全部同じA社がAではない
のですよ、毎年度変わります。この表を見ると、毎年A社がずっとAじゃなくて、この年
のAとB、この年のAとBと、だから全部一緒じゃないです。3年間独占しているA社じ
ゃないです。毎年の年度で違いますので、最初は、1社が44%独占したというのだけれど
も、2年目は47%と、3年目は25%にだんだん減っていくわけです。だからそれはこの事
業が業者に知られていった、広くPRが行き届いて、こういうものがあると、制度があっ
たのだということもわかってきたと思うのです。
それまでは、私なんかも、大工さんに聞いても、そんな制度知らなかったという人が多
いのですよ。だからそういう面では、市の方の制度のPRなんかも、もう少しできればよ
−11−
かったのかと思うのだけれども、制度自体に問題があるわけではないというふうに私は理
解をしていますけれども。
○委員長(高木寛房君)
○委員(秋田政夫君)
秋田委員。
わかりました。その助成金のあり方なのですけれども、こればか
りじゃなくて、いろいろ助成金は出しているのですけれども、これ一応3年という期限で
出して、ということで、それを復活するというお話です。これ非常に、市の財政の状態と
絡むと思うのですよね、助成金は。現在、市の財政状態を見ると、非常に今ご存じでしょ
うけれども、経常収支にしても98.4%も占めていて、もう助成金なんか本来出せる財源で
はないのですよね。これ市の単独で一般財源から出すわけですし、国の助成とか県の助成
も、今のところないというようなことで、そういう中で、また、今年度予算見ても、補助
金についても8%もさらに減額されているというようなところで、非常に、それぞれにタ
ッチしている団体や何かは困惑しているわけです。それで、なおかつ、今後、公共施設に
ついても、受益者負担を強いられると、そういう今財政状態の中で、果たして助成金を、
これは一個人ですよね、結局、最終的には。そこに充てるということが、一応私は、3年
度の期限を切って、それを実施して、それなりの経済効果を出されたということで、それ
は評価しますけれども、今後の問題としては、やはりその辺の市の財政状態もかんがみて、
やはり助成金のあり方を考えていかなくちゃならないのじゃないかと思うのですよね。で
すから、そういう意味では、私は、出す出さないの問題じゃなくて、その辺をよく市の当
局で判断してもらいたいと思います。
以上です。
○委員長(高木寛房君)
説明してください。
○紹介議員(古川よし枝君)
この事業は、単に、個人に補助しろということではなくて、
そのことがその地域の経済の活性化につながるという、そういう大変大きな波及効果があ
ると、だから市の財政も落ち込んでいると、それは地域の経済、全国の経済状態の中で財
政も厳しくなっているわけですけれども、そういうことも含めて、地域おこし、経済おこ
しということで取り組んでいるわけですよ。そういうことがあるものですから、茨城県も
この事業をやるには、こういう交付金を使えますよと、そういうことで、各市町村にも、
いろいろな相談に応じて、財源なんかについてもいろいろ紹介をしていると、そういうた
ぐいで、単なる民間に補助金をばらまくという、そういうことではない、私はそういうふ
うに認識しているのです、この事業については。
そういうことで、大変全国にも広がっているし、今回、ましてや地震の問題があって、
耐震の問題とか、それから家の破損なんかについても、十分にこれは地域の経済に、活性
化につながっていくという意味合いの事業だというふうに私は認識しておりますので、よ
ろしくお願いします。
○委員長(高木寛房君)
ほかにありませんか。
今川委員。
○委員(今川英明君)
中身ちょっとわからないのでお聞きしたいのですけれども。3年
間の実績はこういうふうにありますけれども、これは、地元の業者、例えば、つくばみら
い市の業者だけが住宅リフォームの申請をできて、それでその施工もできるということで
すかね、それが一つと。あと、その21年度は、業者ありますけれども、3社ぐらいが1割
超えている、総数72件の中で10件を超える複数の申請をしているということなのですけれ
−12−
ども、例えば、これが当局がどんなふうに考えるかちょっとわかりませんけれども、採用
されて、補助金の予算がつきますよね。申請が多かった場合に、今回の震災ありますから
当然申請が多くなると思うのですよ。どんなふうに選別しながらやっていくか、我々が関
知する部分じゃないかもしれませんけれども、そういう心配もあるわけですよ。ですから
例えば、これが当局で、大規模な補助金の額にすれば、申請者が全部対象になりますけれ
ども、例えば、50万円ぐらいの予算しか組まない場合には、申請者が多くて、どんなふう
に選別したらいいかというようなことも起きる可能性もあると思うのですよね。ですから
そういうときにはどんなふうに対応されるのか。
○委員長(高木寛房君)
古川議員。
○紹介議員(古川よし枝君)
執行部じゃないので、何ともあれですけれども、今までは、
要綱をつくって、10万円以上の工事で10%、で、10万円を限度にというような、そういう
要綱をつくってやっていたわけですよね。それで、その3年間見ると。
○委員(今川英明君)
その前に地元の業者。
○紹介議員(古川よし枝君)
そうです、ごめんなさい、今言いますね。
3年間で見ますと、補助金も確かに申請が多くて、補正もしていますよ。補正もして最
高で3年目に500万円までなったわけですよね。そういう形で対応していたのですけれど
も、この仕事ですけれども、地元の住民が、地元の業者に頼んだ場合に、頼んだ人に補助
金が出るという、そういう仕組みのものです。それは要綱によっていろいろ、自治体によ
って違うのですけれども、どのぐらいの補助金にするかというのは違うのですけれども、
そういうふうな形でこれまでやってきました。
○委員長(高木寛房君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
そうしますと、前に商工会でプレミアム商品券がありましたよね。
感覚的には、あんな感じの流れなのですか。例えば、仕事絡みますから、その仕事をやれ
ば、地元の業者が仕事をやれば、申請に基づいて、その補助割合のパーセントを補助しま
すよと。
○紹介議員(古川よし枝君)
大工さんがもらうのじゃないですよ。頼んだ人がね。
だから、考え方としては、地域プレミアムの商品券と同じような地域おこしの一環。
○委員(今川英明君)
わかりました。
○委員長(高木寛房君)
海老原委員。
○委員(海老原
根本的に、私は、リフォーム継続してやっていただきたいとい
弘君)
う要望で、たまたま今回大震災のあれがありまして、このデータにも、今までの実績の中
に屋根の工事なんかすごく多いのです。だからそういう点見ると、今、緊急にでも市がこ
れを取り入れることが、災害の対策にもなるというふうに思うので、要望者は恒久的にい
ろいろあると思うのですけれども、私が今回災害のあれに関して、緊急に考えてもいいの
じゃないかというふうな考えをもっています。以上です。
○委員長(高木寛房君)
ほかにありませんか。
川上委員。
○委員(川上文子君)
きのう商工会に伺ったのですよ。それで、松崎事務局長と、それ
から会長にも話を聞いたのですけれども、もともとの前の3年間の制度についても、商工
会が非常に取り組んでほしいという意志もあってやったと、何でそれが終わってしまった
のかということで、商工会の中でも、建設部会含めて、声がたくさん出ていると、ぜひや
−13−
はりやってほしいというふうにいっておられました。
それで、単費じゃなくて、今社会資本整備総合交付金で、45%から50%を国がこの事業
の対象にするということなので、それは市の方から申請をすれば、補助枠として獲得でき
るので、さっき言われた例えば年間500万円であれば、250万円相当分は国の助成もとれる。
何よりも地元の業者の仕事につなげてあげるということなので、さっき今川委員が言われ
ましたけれども、例えば、その還元するお金を、今度はそれを現金じゃなくて、地元のと
ころしか使えないような商品券として戻してあげると、もらった人は、その工事をやって
10万円分浮いたのだからこの10万円使って地元の業者のところに行って電気製品を買うだ
とか、またそういう形で戻ってくるという形でやっている自治体もあるので、そこら辺は、
大いに工夫のしどころで、何しろ地元の業者に仕事がいくように、特に震災で、なかなか
そうはいっても高齢化が進んでいるから、今即直せないなと悩んでいる人たちが、こうい
う制度があるんだったら、地元の業者をお願いして、じゃやろうかということになれば、
地元の業者にとっても、市民にとっても、とても大きな経済効果を含めた効果が出てくる
と思うので、やはりこれは、すごい全国的には、なかなか地域おこしって難しいのだけれ
ども、この事業はそういう意味では非常に有効な事業として進めているので、ぜひ豊島委
員も賛成してください。
○委員長(高木寛房君)
○委員(豊島
葵君)
豊島委員。
制度的にはいいとしても、いいとは思うのですよ。今までやって
いたのだから、3年間。ただ、これ見ると、茨城県、千葉県、栃木県と見るんだが、少な
いのです。市ですか、この周りではやっているところないですよね、守谷、取手、それか
ら常総、我々が広域組んでいるところでやっているところないのですけれども、これはど
うしてなのか。これはあれでしょう、我孫子なんだから、あの辺も、当然こういうの出せ
ば検討していると思うのですけれども。我孫子でしょう、これは、千葉土建のあれという
のは。だから我孫子だと、当然守谷とか取手、我々よりも近くにもあるわけですよ。そう
いう中で、1回も実施していないというのはどういうことか。
それから、例えば、千葉県にすれば、我孫子市はやっていますけれども、隣の柏市やっ
ていないです。あとはみんなこれ見ると遠いところばかりなのですよ。ですから、これ請
願とか出しているのですか、ほかへも。だからその辺もちょっと聞きたいし、もう一つは、
この住宅リフォーム助成は、業者に出すのじゃなく個人に出していたわけですね、個人で
申請して出していたということになれば、個人は、市内業者ばかり頼むわけじゃないです。
例えば、ここにもあるかわら屋さんなんかは、当然市内にかわら屋さんなんか1軒か2軒
しかないわけですよ。そうすると、ほとんど、今うちの方でやっているのも守谷とか常総
とかそういうところが多いわけですよ。ですから、そういうのとの兼ね合いですよ。これ
個人ですからどこもお金はかかるわけですよ。ですから、そういう個人に対しての説明で
すか、そういうのもしなくちゃならないと思うのですよ。
それから、今までの、結局これどんどん増えているわけですから、さっき秋田委員が言
ったように、今度は震災の関係で、ばんと増えてくるわけですよね、件数が。今までちょ
っと周知していなかったという点もあるので、きっと今度増えてくると思うのですけれど
も。特に、今回の震災の場合は、今言ったように、かわら屋さんとか、特に忙しい人は、
仕事がいっぱいで、とても市内の業者だけでは間に合わないのですよ。ですから、そうい
うのには補助しないのですか。個人に出すわけですよこれ、業者に出すのじゃないのです
−14−
よ。頼みたくても市内の業者に頼めないという人もいるわけですよ、そういう人はどうな
のですか。
○委員長(高木寛房君)
古川委員、わかる範囲でお願いします。
○紹介議員(古川よし枝君)
今言っているのは、震災で需要が多くなったじゃないかと、
市内の業者だけでは間に合わないのじゃないかと、だから、市内の業者だけでは間に合わ
ないのだから、ほかに頼んだ人はどうするのかということだと思うのですけれども。そう
いう現象が起きているのですよ。それで、例えば、大洗とか、常陸太田市は、二つの制度
を持っているわけですよ。住宅リフォーム制度を持っていて、従来からあって、それでも
う一つは今回の震災に対応するために、修繕の補助事業というのをやっていて。それで両
方は使えないので、リフォーム条例の場合には、従来の耐震とか、従来のリフォームの工
事にすると。その補修は、どちらを使ってもいいのだけれども、どちらを使っても、市内
でも、市外でも、業者はどちらも補助金制度は受けられるわけですから、そういう形で仕
分けをしながら、両制度をやっていくというところもあります。それからリフォームで全
部やると、しかし一度に。
○委員(豊島
葵君)
どうするのかと聞いているんです。
○紹介議員(古川よし枝君)
私は、執行部じゃないですから。そういう制度もあるし、
それはリフォームをやるかやらないかでもって決まるわけですけれども、そういうことで、
仕分けをしながら両方やっていくというところもあるし、それから、リフォーム助成制度
で全部受けて、しかも修繕は1年で終わらない、資材も入ってこないということもあって、
少し長期化するだろうと、二、三年かかるかもしれないということもあったりして、そう
いう中で、このリフォーム助成制度をやっていくということで、執行部じゃないので、ど
うするのかといわれても。
今回、震災が起きたので、そういう現実が確かに起きているわけですよ。それはそうい
うような形で対処しているところもあるということです。
○委員(豊島
葵君)
それで、この近辺に。
○紹介議員(古川よし枝君)
取手なんかでは、業者も含めていろいろ運動を起こして、
やはり住民の運動が大きいところは、要求が多いところは実施しているのだなというふう
に思います。
例えば、大洗なんかも1回やめたのだけれども、もっとやってくれと、町民からかなり
の動きがあって、再度今年始めたと。私も、大洗は1年しかやっていないから、おかしい
なと思って聞いたのです。そうしたら、そういう状況で、住民から大変いい効果のあるも
のだからぜひやってくれということでやっているという、だから住民の要求との関係で、
こういうふうになるのだろうというふうに思うのですけれども。例えば、秋田県でしたら
ば、県を挙げてやっているわけですよね。そういうことで、随分、差があります。
○委員長(高木寛房君)
○委員(豊島
葵君)
豊島委員。
もう一つ聞きたいのは。千葉土建さんの我孫子支部伊奈分会です
か、こうありますけれども、ほかにはないのですか、これ守谷とか、例えば取手とか、こ
の近辺の市町村には分会はないのですか。分会あれば当然これは一緒に請願出すべきだと
思うのですよ。これだって、千葉土建でしょう。ですからこれは、やはりそういうところ
に分会があれば一緒に出しているのかどうかちょっと聞きたいのですけれども。
○委員長(高木寛房君)
古川議員。
−15−
○紹介議員(古川よし枝君)
他団体のことだから、詳しいことはわかりませんけれども、
請願上がってきたので紹介したわけですけれども、聞いている範囲では、我孫子も、この
団体で運動して今回実施することになったとかいっていますけれども、ほかに支部がどう
なのかと、それは私もわかりません。伊奈に分会があって、伊奈の住民の方がつくばみら
い市に要求する請願ですから、それはほかのことはわかりません。そのことと何か関係が
あるのですか、請願とその分会があるかないかというのは。
○委員(豊島
葵君)
この周りでは何で採用していないのかなと。
○紹介議員(古川よし枝君)
○委員長(高木寛房君)
それは団体の組織ですからわかりません。
ほかに発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高木寛房君)
それでは、これより採決するか、それとも継続審査にするか、
委員の先生方にお諮りします。
〔「採決した方がいいのじゃないですか」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高木寛房君)
それでは、採決という声が出ておりますので、採決に入ります。
請願第3号は、採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○委員(堤
實君)
今の採決の方法は継続も入るわけでしょう。
○委員長(高木寛房君)
○委員(堤
實君)
入りません。
イエスかノーか。
○委員長(高木寛房君)
もう一度、再度採決をとります。
よく聞いてくださいね。
請願第3号は、採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(高木寛房君)
3名ですね。
〔「委員長判断」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高木寛房君)
賛否が分かれまして、私は、委員長の立場としまして、継続審
査としたいと思います。
これで、本委員会に付託されました案件は全部終了いたしました。
なお、委員長報告につきましては、ご一任願います。
以上で、経済常任委員会を閉会いたします。
長時間の慎重審議ありがとうございました。お疲れさまでした。
午後2時46分閉会
つくばみらい市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成23年6月8日
経済常任委員長
−16−
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