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06 H27・26施設内訓練実施状況271015
資料6 本県の職業能力開発に係る主な取り組み 1 職業訓練関連 (1) 公共職業能力開発施設における職業訓練(施設内訓練)の実施状況 (別添参照:公共職業能力開発施設のあんない) ・・・・・・・ 1 (2) 公共職業訓練インターンシップ( 「未来の匠」育成事業)・・・・・・ 2 (3) 離転職者等再就職訓練事業(委託訓練) ・・・・・・・・・・・ 3 (4) 実習・座学連携養成事業(デュアルシステム) ・・・・・・・・・ 4 (5) 在職者訓練(技能向上訓練) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ものづくり企業技能習得支援事業 ・・・・・・・・・・・・・・ 6 職業訓練の認定・助成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 (7) 兵庫しごとカレッジシステム運営事業 ・・・・・・・・・・・・・ 10 2 (6) 技能体験・技能振興関連 (1) ものづくり体験館体験事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (2) しごとツーリズム補助事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 (3) 技能競技大会等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 (4) 技能検定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 【施設内訓練実施状況】 施設名 科目名 住宅系 H27 H26 H27 H26 就職率 H25 H26 24 18 15 15 14 100.0% 100.0% 木造建築コース 1年 15 15 20 20 13 14 13 92.9% 92.3% 溶接コース 1年 15 15 22 15 14 14 14 100.0% 100.0% 1年 15 15 11 18 10 14 10 100.0% 100.0% 塗装技術コース ) ( ) 兵 職 庫 業 障 能 害 力 者 開 発 校 H26 修了者 15 - 10 - 18 - 10 - - - 1年 15 15 14 11 12 11 10 100.0% 100.0% 1年 10 10 13 11 8 10 8 88.9% 100.0% 1年 10 - 13 - 10 - 5 100.0% 80.0% 1年 10 - 21 - 10 - 5 100.0% 100.0% 1年 10 - 10 - 9 - 3 80.0% 33.3% 6月 40 20 55 23 40 20 38 74.4% 76.3% 6月 40 20 81 51 40 20 38 79.5% 92.1% 195 135 284 185 181 128 158 87.3% 88.6% 計 自動車工学科 2年 30 30 53 60 22 28 12 100.0% 100.0% 建築工学科 2年 20 20 22 15 12 14 9 100.0% 100.0% 情報工学科 2年 20 20 41 23 18 15 13 92.9% 100.0% 機械制御工学科 2年 20 20 30 18 14 9 14 100.0% 100.0% 90 90 146 116 66 66 48 98.3% 100.0% 計 機械加工技術コース 1年 15 15 17 14 15 10 15 90.9% 93.3% 機械CADコース 1年 20 20 32 33 19 20 19 100.0% 100.0% 1年 15 15 23 13 13 8 12 100.0% 100.0% 1年 15 15 19 14 15 10 15 93.3% 86.7% 板金・溶接コース 1年 15 15 7 7 5 4 5 88.9% 100.0% インテリアリフォームコース 2年 20 20 26 28 18 15 12 100.0% 75.0% 福祉調理コース 6月 40 20 82 26 39 19 35 86.1% 88.6% 1年 30 30 45 45 29 30 26 86.7% 96.2% 170 150 251 180 153 116 139 91.4% 92.1% ものづくり 電気制御コース 系訓練学 印刷総合技術コース 科 短期訓練学科 事務系訓 総合ビジネスコース 練学科 計 障 害 者 高 専等 門技 学術 院 H27 入校者 15 ( 神 戸 高 等 技 術 専 門 学 院 H26 応募者 1年 短期コー CADコース ス 情報ビジネスコース 但 馬 豊 技開岡 術発職 大校業 学 能 校 力 募集定員 住宅設備コース 金属系 金属塗装コース 姫 ものづくり複合コース 路 職 機械加工コース 業 機械系 ※機械製図・工作コース 能 (CAD/CAM) 力 建築施工技術コース 開 発 ものづくり 校 基礎科 金属加工技術コース も の づ く り 大 学 校 訓練 期間 ものづくり科 1年 10 10 16 6 9 6 7 100.0% 71.4% ビジネス事務科 1年 10 10 23 9 9 5 8 50.0% 100.0% ビジュアルデザイン科 1年 10 10 18 7 9 5 8 60.0% 75.0% 情報サービス科 1年 10 10 19 10 8 7 7 80.0% 71.4% 総合実務科 1年 15 15 23 21 14 12 14 100.0% 100.0% 55 55 99 53 49 35 44 79.2% 86.4% 計 OAシステム科 1年 20 20 10 11 10 9 9 47.1% 88.9% OA事務科 1年 20 20 31 25 13 11 10 71.4% 80.0% グラフィックアート科 1年 20 20 27 22 19 16 16 85.7% 68.8% インテリアCAD科 1年 15 15 16 12 10 7 7 72.7% 42.9% 総合実務科 1年 15 15 13 22 7 12 7 83.3% 100.0% ビジネス実務科 6月 10 5 6 2 5 2 5 100.0% 60.0% 100 95 103 94 64 57 54 68.6% 74.1% 計 ※印のコースは、実習・座額連携養成事業(デュアルシステム) 公共職業訓練インターンシップ(「未来の匠」育成事業) 1 事業目的 近年、若年層において失業率が高水準で推移し続けており、人材の有用性の向上と意識啓発が重要な課題 となっている。 この具体的な対応策として、国が平成15年に打ち出した若者自立・挑戦プランの中で、 「確かな基礎能力、 実践力を有し、大いに挑戦し創造する人材」を育成すること、そのためには、「勤労観・職業観の醸成の重要 性を一層認識し、産業界等と協力して取り組む必要」があり、具体的な方策として、「インターンシップの充 実・拡大」が謳われているところである。 このことから、本県でも、人材育成の分野において重要な役割を果たしている公共職業能力開発施設におい て、これらの課題解決に取り組むために、企業現場での実習訓練を取り入れる。 なお、未来の匠育成事業は、平成 26 年度限りで廃止し、就職に対する意識啓発効果の高いインターンシップ 事業については、県立職業訓練校管理運営事業費の中の福祉調理経費と統合し実施することとしている。 2 事業内容 (1) 概要 公共職業能力開発施設のものづくり系の学卒者対象訓練科目において、インターンシップ(企業における 就業体験)をカリキュラムに導入する。 (2) 実施主体及び手法 ものづくり大学校、但馬技術大学校及び神戸高等技術専門学院において実施することとし、実習先企業を 確保・委託し、訓練生を企業に派遣する。 3 実施状況 【平成 25 年度】 学院・校名 訓練科名 実施人員 ものづくり大学校 木造建築コース 溶接コース 金属塗装コース 機械加工コース 但馬技術大学校 建築工学科 機械制御工学科 8人 15人 8社 8社 インテリアリフォームコース 13人 ( 11人) 55人 11社 神戸高等技術専門学院 合 計 【平成 26 年度】 学院・校名 ものづくり大学校 但馬技術大学校 神戸高等技術専門学院 合 4 平成 25 年度当初予算 平成 26 年度当初予算 平成 27 年度当初予算 訓練科名 木造建築コース 金属塗装コース 機械加工コース 建築工学科 機械制御工学科 情報工学科 インテリアリフォームコース 計 15人 1人 1人 2人 受入企業 数 15社 1社 1社 2社 46社 実施人員 受入企業 数 13人 13社 2人 2社 2人 1社 9人 9社 14人 10社 12人 7社 11 人(前期) 6社(前期) 11 人(後期) 6社(後期) 74 人 54 社 6,406 千円(うちインターンシップ 1,097 千円) 6,372 千円(うちインターンシップ 1,063 千円) 2,166 千円(うちインターンシップ 1,050 千円) 実施期間 H25.9.9~H25.9.13 H26.2.24~H26.2.27 H26.2.17~H26.2.28 H25.11.19~H25.12.27の間 ※実施期間は受け入れ先により異なる H25.10. 7~H25.10.25 H25.10.18~H25.10.31 又は H25.10.21~H25.11.1 H25. 7.9~H25. 7.18(前期) H25.10.29~H25.11. 7(後期) (延べ66人) 実施期間 H26.9.1~H26.9.5 H27.3.3~H27.3.6 H27.2.23~H27.2.27 H26.10. 6~H26.10.24 H26.10.20~H26.10.31 H27.2.23~H27.2.27 H26. 7.15~H26. 7.24(前期) H26.10.28~H26.10. 30(後期) H26.11.4~H26.11.6(後期) 離職者等再就職訓練事業(国庫10/10) 1 目的 現下の厳しい雇用失業情勢において、離職を余儀なくされる労働者をはじめとする求職者の円滑な労働 移動、早期就職への支援を行うため、産業構造や雇用形態の変化等に伴う求人・求職のミスマッチに対処 した多様な委託訓練を実施する。 2 内容 (1) 求職者の訓練ニーズに対応した多様なプログラムの実施 労働需要が高い介護・福祉分野、情報通信分野等に加えて、若年者や中高年齢者を対象とした職業訓 練を実施する。(ものづくり大学校、但馬技術大学校、神戸技専から民間教育訓練機関等に委託。) ① 訓練分野:介護福祉士養成、保育士養成、介護・福祉分野、IT分野等 訓練枠組みの中で、若年者、中高年等に適した多様な訓練コースを実施。 ア 若年者向け訓練 ・アプリケーション開発等のIT訓練の高度化 ・パソコン講習付き介護研修 など イ 中高年齢者向け訓練 ・ビル設備管理者・マンション管理者養成コース、OA事務 など ウ 女性向け訓練 ・医療事務・OA経理事務 など(子育て女性の受講を促す託児所付訓練の優先採択など) エ 未内定大学生等向け訓練 ・コミュニケーション訓練、技能訓練 など ② 計画定員 H26年度:3,820人(デュアルシステム720人、未内定大学生就職応援事業60人を含む) ○ 計画定員の推移 H23:3,560 人→ H24~:3,820 人→ H26~:3,880 人 ③ 訓練期間:2カ月~2年間 (2) 当初予算額 H25年度: 1,033,035千円(全額国庫委託費)デュアルシステムを加えた計1,332,805千円 H26年度: 1,061,057千円(全額国庫委託費)デュアルシステムを加えた計1,368,999千円 H27年度: 1,083,000千円(一部国庫委託費)デュアルシステム等を加えた計1,383,382千円 (3) 委託費単価 介護福祉士養成コース(2年課程) 訓練受講者1人1カ月当たり上限90,000円(外税) 保育士養成コース(2年課程) 訓練受講者1人1カ月当たり上限60,000円(外税) 知識等習得コース(2カ月~6カ月)※訓練受講者1人1カ月当たり上限50,000円(外税) ※別途、就職率に応じた就職支援経費(上限3カ月)あり、0円~20,000円(外税)/人・月 【実施状況】※訓練中止コースの定員を募集定員欄に( )外書。修了者には就職中退を含む。 (H27 年 8 月末現在、単位:人) 年度 科 目 等 計画定員 募集定員 応募者 入校者 修了者 就職者 就職率 192コース 3,869 H24 年度 3,820 6,511 3,453 3,181 2,432 76.5% (NPO 法人設立・就業サポートコース 等) (135) 209コース(中高年向けビル設備管理 4,158 H25 年度 3,820 5,514 3,565 3,267 2,505 76.7% 者養成コース 等) (196) 3,980 H26 年度 201コース(調理員養成コース 等) 3,880 5,879 3,445 3,199 2,585 80.8% (438) 1,760 H27 年度 91コース(機械CAD オペレーターコース 等) 3,880 2,384 1,440 331 83 25.1% (-) (注)委託訓練活用型実習・座学連携養成事業(デュアルシステム)、未内定大学生就職応援事業を含む。 実習・座学連携養成事業(デュアルシステム)(国庫10/10) 1 目的 現下の雇用失業情勢が依然として厳しい中、若者(ニート、年長フリーター等)や子育て終了後の女性等の職業能力形 成機会に恵まれなかった者が、安定的な就労に移行していくためには、企業実習を通じた実践的能力と実務経験の付与等 に重点を置く職業訓練機会の提供が極めて重要になっている。 このため、 訓練受講意欲の喚起から実践的能力までを付与しキャリア形成を図ることで早期安定就労を支援することを 目的として、座学と企業等における実習を一体的に組み合わせた実践的な職業訓練として実施する。 2 内容 (1) 技専活用型 ものづくり大学校での訓練と企業での実習(研修及び有期パート就労)を組み合わせた訓練コース ① 訓練コース:機械製図・工作(CAD/CAM)コース(定員10人) ② 訓練期間:1年 教育訓練(於:もの大) ← 6 カ 月 ※企業実習(於:企業) → ← 3カ月 → 有期 パート就労(於:企業) ← 3カ月 → 4月 10月 1月 ③ 予算:H25年度当初予算額 9,615千円(全額国庫交付金) H26年度当初予算額 9,723千円(全額国庫交付金) H27年度当初予算額 8,410千円(一部国庫交付金) 3月 【実施状況】 ※修了者には就職中退を含む。 (H27 年 8 月末現在、単位:人) 年度 科 目 定員 応募者 入校者 修了者 就職者 就職率 H24 年度 機械製図・工作(CAD/CAM)コース 10 18 10 10 8 80.0% H25 年度 機械製図・工作(CAD/CAM)コース 10 15 10 9 8 88.9% H26 年度 機械製図・工作(CAD/CAM)コース 10 13 8 8 8 100.0% H27 年度 機械製図・工作(CAD/CAM)コース 10 11 10 - - - (2) 委託訓練活用型 専門学校等の民間教育訓練機関等での座学訓練と企業での実習を組み合わせた訓練コース (ものづくり大学校、但馬技術大学校、神戸高等技術専門学院から民間教育訓練機関等に委託) ① 訓練コース:情報通信、経理・医療事務等分野等(計画定員720人) ② 訓練期間:標準4カ月、上限6カ月 教育訓練(於:民間教育訓練機関等) 導入研修 10日 ← 教育訓練 3~4カ月 ※企業実習(於:企業) → ← 1~3カ月 → ③ 予算:H25年度当初予算額 299,770千円(全額国庫委託金) H26年度当初予算額 307,942千円(全額国庫委託金) H27年度当初予算額 291,972千円(一部国庫委託金) ④ 委託費単価:訓練受講者1人1カ月当たり上限60,000円(外税) 【実施状況】※訓練中止コースの定員を募集定員欄に( )外書。修了者には就職中退を含む。(H27年8月末現在、単位:人) 年度 科 目 等 計画定員 募集定員 応募者 入校者 修了者 就職者 就職率 22コース 448 H24 年度 720 760 386 368 302 82.1% (IT活用Web実践コース 等) (100) 29コース 561 H25 年度 720 709 498 455 358 78.7% (実践DTPクリエーターコース 等) (41) 32コース 631 H26 年度 720 819 523 494 408 82.6% (FP・不動産実践コース 等) (79) 20コース 390 H27 年度 720 492 310 27 27 100.0% (FP・不動産実践コース 等) (-) 在職者訓練(技能向上訓練等) 1 事業内容 (1)在職者訓練事業(但馬技術大学校、神戸高等技術専門学院) 普通課程の普通職業訓練等を受けた者や既に職業に必要な相当程度の知識を持っている在職者 等に対し、その有する技能の程度に応じて、職業に必要な技能と知識を追加して習得させる訓練 (短期課程の普通職業訓練)をいう。(職業能力開発促進法第15条・第19条) 訓練課程(能開法施行規則第11条 別表第3、第5) ① 一級技能士コース ・・・・・ 一級技能士にふさわしい知識を付与 ② 二級技能士コース ・・・・・ 二級技能士にふさわしい知識を付与 ③ 単一等級技能士コース ・・・ 単一等級技能士にふさわしい知識を付与 ④ 管理監督者コース ・・・・・ 管理・監督者としての職務に必要な技能を追加付与 ⑤ その他(技能向上コース)・・就業職種、技能の程度に応じて必要な技能と知識を追加付与 (2) ものづくり技能 基礎講座(ものづくり大学校) ものづくり系企業における入社1~2年目までの新入社員を対象とした基礎技能の習得講座 を実施する。 ○コース:3コース(機械加工(CNC 旋盤)、溶接(アーク)、CAD ) ○定 員:各コース10名程度×年3回 ○期 間:各コース10日及び15日間程度 (3) ものづくり技能 応用講座(ものづくり大学校) 中小企業等の中堅・若手技能者を対象とした熟練技能の継承をめざした講座を実施する。 ○コース:4コース(機械加工(汎用旋盤)、溶接(TIG及びロボット)、CAD/CAM ) 各コース年3 回実施(機械加工は年1回) ○定 員:各コース10名程度×年3回(機械加工は年1回) ○期 間:各コース10日及び15日間程度(機械加工は 22 日間) (4) 資格試験対策講座(ものづくり大学校) 中小企業等の技能者を対象とした技能レベルに応じた講座を実施する。 ○コース:15コース(溶接(アーク及びガス)、クレーン等) ○定 員:20人程度(コース毎に設定) ○期 間:3日間程度/コース(コース毎に設定) 2 実施状況 (単位:人) 校 24年度実績 名 訓練課程 もの大(姫路) 技能向上コース 但 馬 〃 神 戸 〃 県立障害者 〃 兵庫障害者 〃 計 コース 数 42 14 6 0 0 62 実施人員 1,015 337 73 0 0 1,425 25年度実績 コース 数 46 13 5 0 0 64 実施人員 894 298 64 0 0 1,256 26 年度実績 コース 数 47 15 3 0 0 65 実施人員 881 315 19 0 0 1,215 27 年度実績 コース 数 20 7 0 0 0 27 実施人員 426 186 0 0 0 612 (H27年8月末現在) 25予算 10,267千円〔在職者訓練実施費2,777千円 ものづくり企業技能習得支援事業7,490千円〕 26予算 10,550千円〔在職者訓練実施費2,987千円 ものづくり企業技能習得支援事業7,563千円〕 27予算 8,179千円 ものづくり企業技能習得支援事業の概要 1 事業目的 平成23年4月に開校した兵庫県立ものづくり大学校等において、 地域中小企業等のニーズが高い技能分 野を中心に、自社のOJTだけではまかなえない、技能レベルに応じたきめ細かな訓練を当該分野における 熟練技能者等の指導により実施することにより、厳しい状況に置かれている中小企業における在職者(従業 員)の技能向上並びに技能継承を支援する。 2 事業内容 (1) ものづくり技能 基礎講座(旧:汎用技術習得講座、H21~22) ものづくり系企業における入社1~2年目までの新入社員を対象とした基礎技能の習得講座を実施する。 ○コース:3コース(機械加工(CNC 旋盤)、溶接(アーク) 、CAD ) ○定 員:各コース10名程度×年3回 ○期 間:各コース10日及び15日間程度 (2) ものづくり技能 応用講座(旧:熟練技能継承講座、H18~22) 中小企業等の中堅・若手技能者を対象とした熟練技能の継承をめざした講座を実施する。 ○コース:4コース(機械加工(汎用旋盤)、溶接(TIG及びロボット) 、CAD/CAM ) ○定 員:各コース10名程度×年3回(機械加工は年1回) ○期 間:各コース10日及び15日間程度(機械加工は 22 日間) (3) 資格試験対策講座(旧:技能向上講座) 中小企業等の技能者を対象とした技能レベルに応じた講座を実施する。 ※一部姫路労働基準協会等と連携した在職者技能講習等も実施 ○コース:15コース(溶接(アーク及びガス) 、クレーン等) ○定 員:20人程度(コース毎に設定) ○期 間:3日間程度/コース(コース毎に設定) 3 実施主体 ものづくり大学校 4 実 績(受講者数(カッコ内は修了者数)) (1) ものづくり技能 基礎講座 H23 年度:アーク溶接入門コースほか 9 講座 71 名(61 名) H24 年度:2次元・3次元CAD入門コースほか 11 講座 88 名(76 名) H25 年度:汎用旋盤入門コースほか 11 講座 78 名(70 名) H26 年度:汎用旋盤入門コースほか 13 講座 91 名(74 名) (2) ものづくり技能 応用講座 H23 年度:汎用旋盤技能講座ほか 9 講座 91 名(83 名) H24 年度:ロボット溶接コースほか 9 講座 75 名(59 名) H25 年度:半自動溶接コースほか 11 講座 72 名(62 名) H26 年度:CAMコースほか 12 講座 114 名(104 名) (3) 資格試験対策講座 H23 年度:5t 未満クレーン運転特別教育ほか 18 講座 782 名(748 名) H24 年度:ガス溶接技能講習ほか 22 講座 852 名(832 名) H25 年度:ガス溶接技能講習ほか 24 講座 744 名(736 名) H26 年度:ガス溶接技能講習ほか 22 講座 676 名(648 名) 5 平成27年度当初予算額 8,179千円(うち国庫 4,089 千円、特財 4,090 千円) ※平成 26 年度:7,563 千円 ※ H27 年度から、在職者訓練事業と統合 6 備 考 ・ものづくり大学校先行事業として平成 18 年度から「在職者高度技能習得支援事業」及び「木の住まい づくり人材育成事業」を実施 ・平成 20 年度から両事業を統合し、技能継承講座を拡充する方向で実施 ※機械加工、溶接コースを新たに実施 ・平成 21 年度から新入社員等を対象とした汎用技術習得講座を実施 ・平成 23 年度からものづくり大学校開校に合わせ「高度技能者養成事業」を廃止し、新規事業に組替え ・平成 27 年度から、在職者訓練事業と統合 ものづくり企業技能習得支援事業に係る訓練の見直し内容 【訓練内容見直しの概要】 平成 21・22 年度に先行事業として実施した企業在職者訓練や企業へのアンケート調査におい て、新たな職種や訓練内容の追加や訓練期間の見直し要望があったことから、本年4月のものづ くり大学校の開校に合わせて、企業在職者訓練の内容を充実 [予算:6,654 千円→7,490 千円(+12.5%) 実施時間数:1,020h→1,211h(+18.7%) ] (主な見直しのポイント) 1 企業ニーズの高い訓練コースの追加 ①溶接、②CAD、③汎用旋盤、④CNC旋盤 → ①②④は基礎講座に追加 ③は応用講座に変更 区分 基礎 講座 応用 講座 H21・22 先行事業 (高度技能者養成事業) 汎用旋盤技能講座 (期間:約6ヶ月) 機械加工、溶接、 建築 等 (期間:5日) H23 本格実施 (ものづくり企業技能習得支援事 業) 見直し内容等 ● 新入社員、未経験者 向け基礎技能習得講座と してはレベルが高すぎた ので、初心者への ニーズの高い「CNC 旋盤」に変更 CNC旋盤入門コース (期間:約4ヶ月) ※週1日(延15日) アーク溶接入門コース (期間:約3ヶ月) ※週1日(延10日) ● ニーズの高い「溶接」 と「CAD」を追加 2次元・3次元CAD入門コース (期間:約4ヶ月) ※週1日(延15日) ● 汎用旋盤は、中級者 向けとして依然ニーズが 高いので、応用講座 として継続 汎用旋盤応用コース (期間:約6ヶ月) ※基礎講座からステップ アップが可能なコース 設定(下記2参照) ※週1日(延22日) TIG溶接応用、ロボット溶 接応用、CAD応用 等 (期間:約3~4ヶ月) ※週1日(延 10~15 日) 2 連続性(ステップアップ)のあるコース設定 区分 基礎講座 機械加工 CNC旋盤入門コース 溶接 アーク溶接入門コース CAD 2次元・3次元CAD入門コース (ステップアップ) 応用講座 汎用旋盤応用コース TIG溶接応用コース ロボット溶接応用コース CAD/CAM応用コース 【推進体制や企業の協力】 ① ものづくり大学校を軸とした「ものづくり企業人材育成ネットワーク」を通じて、 在職者訓練ニーズの把握、訓練内容や実施方法に関する意見交換等を進める。 ② 同ネットワーク参加企業の協力を得て、企業OBを一層活用する等、外部講師の円滑な確 保を図る。 職業訓練の認定 1 概要 事業主等の行う職業訓練について内容の充実を図り、計画的かつ体系的な実施と普及を促進するため、厚生労働 省令で定める職業訓練の基準に合致したものを認定し、職業訓練に対する社会的評価を確立し、事業主等の行う職 業訓練の質的水準を確保する。(能開法第13条、第24条) 2 認定の要件 (1) 認定を受けられる事業主等(能開法第24条、同法施行規則第30、31条) ① 事業主 ② 事業主の団体及びその連合団体 ③ 職業訓練法人 ④ 中央職業能力開発協会若しくは都道府県職業能力開発協会 ⑤ 一般社団法人若しくは一般財団法人 ⑥ 法人である労働組合 ⑦ その他営利を目的としない法人 (2) 認定の対象となる職業訓練(能開法第19条、同法施行規則第10~15条、第36条の6~10) 別紙「職業訓練の体系」のとおり (3) 認定訓練を実施するための要件 ① 訓練の永続性(訓練経費の確保、実施体制の整備、訓練生の確保 等) ② 訓練生数は、3人以上(事業主:総数で3人以上、団体:1訓練コースにつき3人以上) ③ 訓練が次の項目について基準に基づき定めてあるか。 対象者、教科の科目、実施方法、訓練期間・訓練時間、訓練施設・設備、職業訓練指導員等 ④ 職業訓練法人及び中央職業能力開発協会並びに都道府県職業能力開発協会以外の団体の場合は、定款等が整 備され、職業訓練について明確に定めてあること。 ⑤ 労働基準法に基づく特例措置に関して都道府県労働局長の許可を受けられないため職業訓練の実施に支障 をきたすと認められる場合は、認定が受けられない。 3 認定の効果 (1) 事業主・団体 ① 事業内職業訓練費補助金の交付 中小企業事業主・団体等が行う認定職業訓練の運営費に対する補助 ② キャリア形成促進助成金の交付 事業主が、その雇用する労働者(雇用保険被保険者に限る)に対し、認定職業訓練を受講させた場合、助成金 を受けることができる。(申請先 兵庫労働局) ③ 一定の要件を満たせば、「職業能力開発校」「職業能力開発短期大学校」「職業能力開発大学校」「職業能力 開発促進センター」という名称が使用できる。 ④ 労働基準法第70条及び労働安全衛生法第61条第4項で規定している年少労働者の危険、有害業務の就業制限等 の特例が認められる。 ⑤ 訓練実施者や優秀修了者等に対する知事等の表彰制度 (2) 訓練生 ① 長期間の訓練課程修了時に行われる技能照査の合格者には「技能士補」の称号が与えられる。 ② 訓練修了者は、技能検定、職業訓練指導員試験の一部免除や受検(受験)に必要な経験年数の短縮等の優遇措 置がある。 ③ 関連する国家試験の受験や免許取得に有利な取扱いがある。 4 実績 (1) 認定職業訓練実施事業所 区 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27年度※ 実施事業 10 事業所・33 団体 11 事業所・32 団体 11 事業所・32 団体 13 事業所・30 団体 14 事業所・26 団体 13 事業所・26 団体 所・団体 (うち休止4団体) (うち休止4団体) (うち休止6団体) (うち休止3団体) (うち休止 3 団体) (うち休止 3 団体) 分 (2) 認定職業訓練生数(単位:人) 区分 単独 訓練 共同 訓練 計 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 長期 短期 合計 長期 短期 合計 長期 短期 合計 長期 短期 合計 306 49 355 220 40 260 201 43 244 153 61 214 21 3,269 3,290 28 2,855 2,883 22 2,707 2,729 24 1,929 327 3,318 3,645 248 2,895 3,143 223 2,750 2,973 177 1,990 長期 平成 27 年度※ 短期 合計 長期 短期 合計 149 71 220 219 168 387 1,953 14 2,146 2,160 16 3,248 3,264 2,167 163 2,217 2,380 235 3,416 3,651 (※平成27年度は6月末時点) 認定職業訓練の助成(事業内職業訓練費補助金) 1 概要 中小企業事業主等が行う認定職業訓練に要する経費を補助し、当該職業訓練を振興することによっ て、労働者の職業能力の開発を促進し、職業的安定と労働者の地位の向上を図る。 (能開法第15条の3、雇用保険法第63条第1項第1号、同法施行規則第123条) 2 補助対象となる経費 (1) 運営費(補助率2/3以内<国庫1/2以内>) ① 補助対象者 : 中小企業事業主、中小企業事業主団体若しくはその連合団体、職業訓 練法人等 ② 補助対象となるコース: 長期間の訓練課程:1訓練科につき3人以上 短期間の訓練課程:1訓練科につき1人以上 ③ 補助対象経費 : 職業訓練指導員、講師、教務職員の謝金・手当 (集合して行う訓練 施設の借り上げ・維持、機械器具の購入等の経費 に対する補助) 職業訓練指導員の研修及び訓練生の合同学習経費 教科書、教材に要する経費 訓練に必要な管理運営経費等 ④ 算定基準額 ア 長期間の訓練課程 1訓練科当たり 普通課程 補助対象訓練生数 (1400時間) (3人未満) 補助対象訓練生数 (3人以上) 基準額 1,838,000(固定費のみ) 1,631,000(固定費)+69,000(1人当たり単価)×当該訓練生数 ※ 共同認定訓練実施団体の行う訓練については、1認定職業訓練施設につき361,600円を加える。 ※ 2年間で普通課程を実施する訓練施設については、固定費、1人当たり単価、共同経費の額 に1/2を掛けた額とする。 イ 短期間の訓練課程 訓練課程 一級・二級技能士コース(100時間以上) 短期課程(12時間以上) 基準額 44,000円×補助対象訓練生数 9,200円×訓練単位×補助対象訓練生数 (2) 施設・設備費(補助率2/3以内<国庫1/2以内>)※平成24年度以降は予算措置なし ① 補助対象者 ア 施設費: 職業訓練共同施設・設備を設置・整備する市町、一部事務組合及び職業訓練法人等 の公的な団体 イ 設備費: 職業訓練共同設備を整備する職業訓練実施団体、職業訓練法人等の公的な団体 3 実績 ※ 事業所・団体数の( ) 内の数字は、施設・設備を整備した団体数 区分 H22 H23 H24 H25 H26 H27※ 事業所・団体数(所) 18(1) 21(2) 18(0) 15(0) 17(0) 21(0) 補助対象訓練生数(人) 1,244 1,260 1,017 744 1,027 1,302 運営費 22,915 23,114 20,145 14,881 17,872 16,513 補助金額 (千円) 施設・設備費 計 18 772 0 0 0 0 28,933 23,886 20,145 14,881 17,872 16,513 (※H27は10月1日時点) 兵庫しごとカレッジ推進会議について 離職者向け委託訓練コースの設定に当たって、さらなる訓練ニーズの掘り起こしを行うため、兵庫しごとカ レッジ推進会議において、下記のとおり、課題解決に向けた取組みを行う。 1 主な取組内容 (1)人材ニーズに関する企業等へのヒアリング調査や訓練内容に関する業界団体・民間訓練機関等へのヒア リング結果等を踏まえ、新規訓練コースの詳細を検討 (2)構成メンバー等の連携により、訓練の効果的実施と早期就職を支援 (3)訓練実施状況のフォローアップと翌年度に向けての実態調査を進めるなど、効果的なコース設定のサイ クルを構築 2 会議の構成 団体名 兵庫県経営者協会 連合兵庫 兵庫県商工会議所連合会 兵庫県商工会連合会 兵庫県中小企業団体中央会 兵庫工業会 兵庫県技能士会連合会 兵庫県専修学校各種学校連合会 高齢・障害・求職者雇用支援機構 ポリテクセンター兵庫 全国産業人能力開発団体連合会 ニチイ学館神戸支店 日本人材紹介事業協会 パソナ神戸支店 兵庫県職業能力開発協会 兵庫県雇用開発協会 兵庫労働局 兵庫県 兵庫県教育委員会 3 構成員 企画管理担当部長 副事務局長 神戸商工会議所 事業部長 経営支援課長 事務局長 常務理事 会長 常務理事 次長 支店長 支店長 事務局長 ひょうご・しごと情報広場所長 地方訓練受講者支援室長 能力開発課長、しごと支援課長 高校教育課長 平成26、27年度の開催概要 時 期 11 月 20 日 実 施 内 容 ○第1回推進会議の開催 ・ 平成25、26年度委託訓練実施状況 ・ 委託訓練に関するニーズ等について(兵庫労働局) 12 月~ ○平成 27 年度訓練計画の策定 2 月~3 月 ○平成 27 年度委託訓練公募選定手続き 27 年 ○第2回推進会議の開催 3月 16 日 ・ 平成26年度委託訓練実施状況 ・ 平成27年度委託訓練のコース設定について 等 兵庫労働局の地域訓練協議会(求職者支援訓練を所管)と同日開催 4月 ○訓練開始(順次) 7 月~8 月 ○平成 27 年度委託訓練(重点分野等)公募選定手続き 9月 ○第1回推進会議の開催 兵庫労働局の地域訓練協議会(求職者支援訓練を所管)と同日開催 ものづくり体験館体験事業について 1 事業目的 平成 25 年1月にオープンしたものづくり大学校「ものづくり体験館」において、将来 の進路を考える上で重要な時期となる中学生等に対し、本県産業の礎となるものづくりへ の関心を高めるとともに、職業としてのものづくりの魅力、奥深さを伝えるため、本格的 なものづくり体験の機会と場を提供する。 2 施設の概要 (1) 所 在 地 (2) 規 模 (3) 各階概要 (4) 指導体制 姫路市市之郷1001-1(JR 姫路駅から東へ 1.9km) 鉄筋コンクリート造5階建 延べ床面積 2,964 ㎡ 1階:展示学習スペース、2階:オリエンテーションルーム、3~5階:体験工作室 ①ひょうごの匠:28団体 ②特別講師:89人(企業 OB などを公募。27 年 9 月末時点) ③マスターシェフクラブ:7人(27 年 9 月末時点) 3 事業内容【H27予算額:89,258 千円】 (1) ものづくり体験学習(年間 100 校程度(予算上 110 校分確保)の中学校が学年単位で団体利 用) ・ ひょうごの匠や企業 OB 等、熟練技能者によるプロの技の実演と体験指導を実施 ・ 1階展示学習スペースでは、見て触れて、ものづくりのプロセスとそこに活かされ た技を体感 ・ 体験メニュー数:47種類 (2) ものづくり体験講座(個人単位又はグループ単位で利用) 区 分 ① レベルアップ体験講座 (1 回 10 名程度) ② テーマ別体験講座 (1 回 10 名~20 名程度) ③ 親子工作教室 (1回 10 名~20 名程度) ④ ものづくりワークショップ (1回 10 名程度) ⑤ 技術・家庭科教員体験 会(1 回 10 名程度) 主な対象 実施時期 小中学生 夏・冬休み 休日等 専門的でレベルの高い講座 小中学生 夏・冬休み 休日等 ものづくりに興味のある小中学生向けのテーマ別体験講座 夏・冬休み 休日等 夏休みの宿題等としての活用など、小学生やその親等の利用 を想定した動機付けのための体験講座 平日の小中学校の利用が見込めない時期に、地域住民等に 利用してもらうための体験講座。 実技研修機会の不足している現場職員を対象とした「ものづく り体験学習」メニューをベースとした体験講座 小学生・ 親子連れ 地域住民 一般 技術家庭 科教員 内容等 平日 夏休み (3) 特別展・企画展等(2 階企画展示スペース) 伝統的工芸品・地場産業展、工業製品展、工作展・作品展 4 事業実績(H27 は 9 月末時点) H25 H26 H27 備考 102 110 12,305 13,306 プログラム数 725 771 体験 講座 回 113 117 100 1,626 1,636 1,215 企画展 回 3 2 1 体験 学習 校 数 参加者数(人) 数 参加者数(人) 数 41 4,977 284 2015/10/23 しごとツーリズム補助事業 1 事業目的 近年、フリーターやニートの増加、固定化による世代間格差の拡大や将来の経済社会活力の低下等が懸念されている。 フリーターやニートとなる原因としては、バブル経済崩壊後の雇用情勢の悪化など、経済社会的要因だけでなく、若者 自身の職業観の多様化や勤労意識の低下などが指摘されている。 このため、小中学生の段階から将来に向けた職業観や勤労意識の醸成を図ることを目的として、学校や地域における就 業体験の支援を行う。 2 制度の概要 小中学生20名以上を含む団体が、借上バスで県内の工場・施設を訪問し、工場見学などものづくりや仕事に関する学習 (「技能フェスタ」見学を含む)を行う際に、バス借上経費を助成する。 ・年2回(上期、下期)に分けて募集 3 制度の変遷 H20~H22 補助率1/2 上限25千円/台 年間3台まで 台数:100台、予算: 2,500千円 H23 定額 上限25千円/台 年間3台まで 台数:100台、予算: 2,500千円 H24 定額 上限25千円/台 年間3台まで 台数:260台、予算: 6,500千円 H25 定額 上限25千円/台 台数制限なし 台数:500台、予算:12,500千円 H26~ 定額 上限25千円/台 台数制限なし H27~ 定額 上限25千円/台 台数制限なし 台数:450台、予算:11,250千円 台数:400台、予算:10,000千円 4 実績 年度 申請団体数 小学校 中学校 子ども会 その他 バス利用台数 訪問箇所 工場 陶器製作施設 その他施設 小中生参加者数(人) 全体参加者数(人) 助成額(千円) H21 H22 H23 67 17 0 31 19 102 79 51 6 22 3,568 4,674 2,500 66 19 0 38 9 101 72 54 3 15 3,381 4,345 2,475 64 11 0 44 9 100 73 47 2 24 3,540 4,688 2,500 H24 133 28 12 64 29 224 153 81 5 67 8,070 10,037 5,600 H25 H26 一般枠 一般枠 116 32 1 59 24 189 127 76 5 46 6,462 8,087 4,725 78 21 4 52 3 140 87 44 0 41 5,024 6,228 3,500 H27(前期) H27(後期) 一般枠 一般枠 28 30 ‒ ‒ 22 5 46 28 21 0 7 1,396 1,839 1,150 ‒ ‒ 24 6 54 10 9 0 1 1,741 2,272 1,350 5 主な訪問箇所 H26年度 施設名 キッザニア甲子園 グリコピア神戸 キリンビアパーク神戸 アサヒ飲料(株)明石工場 灘浜サイエンススクエア 神戸ヤクルト工場 ヤマサ蒲鉾(株) 大阪ガス姫路エネルギー館 森永乳業神戸工場 ヤクルト本社三木工場 八幡光雲堂 コープこうべ食品工場 尼崎市クリーンセンター 尼崎資源リサイクルセンター 農林水産技術総合センター 神崎農園ヨーデルの森 但馬水産技術センター 水産技術センター 香美町海の文化館 キッコーマン高砂工場 ウエルネスパーク五色 陶の郷 オリバーソース株式会社港島工場 朝日新聞阪神工場 H27年度 所在地 西宮市 西区 北区 明石市 灘区 西区 姫路市 姫路市 西区 三木市 淡路市 東灘区 尼崎市 尼崎市 加西市 神崎郡 美方郡 明石市 美方郡 高砂市 洲本市 淡路市 中央区 西宮市 施設名 数 20 9 4 5 9 4 3 3 3 2 5 2 1 1 1 1 1 1 1 5 2 2 1 1 キッザニア甲子園 グリコピア神戸 キリンビール神戸工場 アサヒ飲料(株)明石工場 灘浜サイエンススクエア 神戸ヤクルト工場 大阪ガス姫路エネルギー館 ヤクルト本社三木工場 八幡光雲堂 キッコーマン高砂工場 ウエルネスパーク五色 コープ神戸食品工場 揖保の糸資料館 神戸新聞社(本社) ポートアイランド処理場 共進牧場 所在地 西宮市 西区 北区 明石市 灘区 西区 姫路市 三木市 淡路市 高砂市 洲本市 西宮市 たつの市 中央区 中央区 中央区 数 22 13 2 9 1 1 1 1 2 1 1 1 1 1 1 1 技能競技大会等の概要 1 ものづくり技能フェスタ(技能グランプリ&フェスタ) 技能者の技能向上を促進し、技能に対する県民の理解を深めて、技能尊重気運を醸成するこ とを目的に、県内技能者による技能競技大会と技能の祭典を合同で開催する。 ※ 「技能グランプリ&フェスタ」として、現在の実行委員会形式で実施を始めたのは平成 6年度から。技能フェスタは、「兵庫県技能祭」として、昭和55年度から県単独実施のと ころ(神戸市は「神戸技能フェスティバル」として単独開催)、平成4年度から神戸市等と 合同で実施。平成5年度からはひょうご技能グランプリも実施。 主催: 技能グランプリ&フェスタ実行委員会 (兵庫県、神戸市、兵庫県技能士会連合会、神戸市技能職団体連合会の4者で構成) 協賛: (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫職業能力開発促進センター(ポリテク兵庫) [平成27年度予算] 運営予算: 8,080千円 内訳・・・兵庫県 3,000千円 神戸市 3,000千円 兵技連、神技連 各1,000千円 ポリテク兵庫等(協賛) 80千円 [26年度実績] 開催日:平成26年11月8日(土)~9日(日) 会 場:神戸国際展示場3号館 入場者数:21,000人 [27年度予定] 開催日:平成27年11月7日(土)~8日(日) 会 場:神戸国際展示場3号館 (1) 技能フェスタ(技能祭)[27年度予算 負担金3,000千円] 物販や体験コーナーなど技能士団体による趣向を凝らした技能祭。 21年度 22年度 23年度 24年度 参加団体数 42団体 42団体 45団体 44団体 参加施設数 8施設 8施設 9施設 9施設 入場者数 約16千人 約23千人 約24千人 約24千人 25年度 43団体 8施設 約23千人 26年度 45団体 8施設 約21千人 (2) 技能競技大会 2に記載の「ひょうご技能グランプリ」のうち、技能フェスタ会場において競技時間、場所等 の制約上実施可能な希望団体が、多数の来場者に技能をPRするため、「プロの職人が技を競い 合う競技大会」を開催している。 ※ 実際は、ひょうご技能グランプリの予算の殆どをこの競技大会で使用 ※ こども技能競技大会(兵技連委託事業)を平成22・23年度実施(23年度は印章とクリーニングの2職種)。 [平成26年度実績] 職種名 フラワー装飾 参加者数 37名 バーテンダー 10名 ※ 参加者は各技能職団体から推薦 2 ひょうご技能グランプリ(H5から実施)[27年度予算 - 千円] 職種ごとに技能者が腕を競う県域レベルの技能競技大会。表彰式は技能フェスタ会場で実施 [平成26年度実績] 平成26年4/27、8/27、9/28、10/6、26、11/8 実施(もの大、但馬技大 他) 職 種 参加人数 熟練 中堅 ※ ※ 日本 調理 建築 板金 12 4 8 11 5 6 金属 石工 美容 塗装 着付 9 9 5 5 30 10 20 洋裁 5 5 フラ ワー 装飾 37 19 18 バ ー テ ン ダー 10 10 計 119 62 57 熟練・・・熟練技能者の部門(技能検定1級相当以上の課題。実務経験5年以上の者が対象) 中堅・・・中堅技能者の部門(技能検定2級相当以下の課題。実務経験5年未満の者が対象) 職種数 参加団体数 参加者数 21年度 10職種 12団体 122名 22年度 10職種 13団体 137名 23年度 10職種 12団体 136名 24年度 8職種 8団体 106名 25年度 8職種 10団体 120名 26年度 8職種 10団体 119名 3 技能競技全国大会等[27度予算 272千円] (1) 技能五輪全国大会 国内の青年技能者(23歳以下)の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与え るとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技 能尊重気運の醸成を図ることを目的に開催されている。 [26年度実績] ① 主 催:厚生労働省、中央職業能力開発協会、愛知県 ② 開催地:愛知県 ③ 開催日:平成26年11月28日(金)~12月1日(月) [27年度予定] ① 主 催:中央職業能力開発協会 ② 開催地:千葉県 ③ 開催日:平成27年12月4日(金)~12月7日(月) 23年度(第49回) 24年度(第50回) 25年度(第51回) 26年度(第52回) 中央(静岡県等) 長野県 中央(千葉県等) 愛知県 40職種1,066人 40職種1,097人 40職種1,127人 41職種1,200人 9職種32人 9職種31人 11職種34人 10職種32人 銀賞 5人 金賞 2人 金賞 1人 金賞 2人 本県選手成績 銅賞 2人 銀賞 3人 銀賞 3人 銀賞 3人 敢闘賞5人 銅賞 3人 銅賞 3人 銅賞 4人 敢闘賞7人 敢闘賞10人 敢闘賞10人 参考:全国大会での成績優秀者は、技能五輪国際大会の派遣候補となる。 技能五輪国際大会は、H23イギリス、H25ドイツ、H27ブラジルで開催(隔年)。 H21国際大会では、本県出身者が金メダル1(電工 川下政彦氏)。 H23国際大会では、本県出身者は銀メダル1(建築大工 森翔太氏)。 H25国際大会では、本県選手は金メダル1(電工 坂本瑞義氏)、 銀メダル1(構造物鉄工 山下大輔氏)。 開 催 地 参加選手数等 県派遣選手数 (2) 技能グランプリ(一級技能士全国技能競技大会) 特級、一級及び単一等級技能士の技能の一層の向上を図り、地位の向上に寄与するとともに、 技能尊重気運の醸成に資することを目的として開催されている。(14年度までは毎年開催、16 年度からは隔年開催) ※「全国技能グランプリ・兵庫(第25回技能グランプリ)」の詳細は別紙のとおり。 [26年度実績] ① 主 催:厚生労働省、中央職業能力開発協会、(一社)全国技能士会連合会 ② 開催地:中央(千葉県) ③ 開催日:平成27年2月20日(金)~2月23日(月) [28年度予定] ① 主 催:厚生労働省、中央職業能力開発協会、(一社)全国技能士会連合会 ② 開催地:中央(千葉県) ③ 開催日:未定 開 催 地 参加選手数等 県派遣選手数 本県選手成績 20年度(第25回) 兵庫県 31職種554人 27職種98人 1位 5人 2位 14人 3位 13人 敢闘賞17人 最優秀技能選手 団賞 22年度(第26回) 24年度(第27回) 26年度(第28回) 中央(千葉市等) 中央(千葉市等) 中央(千葉市等) 26職種480人 28職種482人 28職種444人 19職種47人 18職種38人 17職種31名 1位 2人 1位 3人 金賞 1人 2位 2人 2位 2人 銀賞 4人 3位 2人 3位 7人 銅賞 6人 敢闘賞12人 敢闘賞4人 敢闘賞4人 優秀技能選手団賞 優秀技能選手団賞 (3) 障害者の技能競技大会(県大会・全国大会) 障害者が日ごろ培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、 企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め、その雇用の促進と地位の向上を図る ことを目的として開催されている。 ア 兵庫県障がい者技能競技大会(アビリンピック兵庫) [26年度実績] ① 主 催:(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫障害者職業センター ② 開催地:(独) 高齢・障害・求職者雇用支援機構 ポリテクセンター兵庫ほか ③ 開催日:平成26年12月13日(土)ほか [27年度予定] ① 主 催:(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫支部 ② 開催地:(独) 高齢・障害・求職者雇用支援機構 ポリテクセンター兵庫ほか ③ 開催日:平成27年10月4日(土)ほか 23年度(第32回) 24年度(第33回) 25年度(第34回) 26年度(第35回) 実施職種数 5種目 6種目 6種目 7種目※ 参加選手数 69人 77人 86人 109人 ※デモンストレーションとして実施した製品パッキング種目を含む。 イ 全国障害者技能競技大会(アビリンピック) [26年度実績] ① 主 催:(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、愛知県 ② 開催地:愛知県 ③ 開催日:平成26年11月21日(金)~11月23日(日) [28年度予定※] ① 主 催:(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、山形県 ② 開催地:山形県 ③ 開催日:平成28年10月28日(金)~10月30日(日) ※27年度はアビリンピック国際大会(フランス)開催のため全国大会は開催されない。 22年度(第32回) 24年度(第33回) 25年度(第34回) 26年度(第35回) 神奈川県 長野県 千葉県 愛知県 22種目290人 23種目308人 24種目318人 24種目357人 5人 6人 9人 8人 金賞 1人 銅賞 1人 - 銀賞 1人 努力賞1人 参考:全国大会での成績優秀者は、アビリンピック国際大会の派遣候補となる。 アビリンピック国際大会は、H19静岡県、H23韓国、H27フランスで開催(4年ごと)。 H19国際大会では、本県選手が銅賞1(機械CAD 高橋大輔氏)。 H23国際大会では、本県選手が銅賞1(データベース(応用) 八百奈央子氏)。 開 催 地 参加選手数等 県派遣選手数 本県選手成績 4 技能啓発事業(技能者団体等の行う各種行事) ※【 】内は26年度実施日 (1) 自醸酒技能審査会(知事賞・部長賞の交付) ① 主催:県杜氏組合連合会 ②開催時期:例年4月【4月16日(水)、25日(金)】 (2) 洋菓子フェスタin Kobe(知事賞の交付、後援) ① 主催:(財)神戸ファッション協会、県洋菓子協会 ②開催時期:毎年5月【5月6日(火)】 (3) 青年技能競技会(知事賞・部長賞の交付、後援) ① 主催:県土建一般労働組合 ② 開催時期:毎年5月【5月25日(日)】 (4) グッドデザイン展(知事賞の交付、後援) ① 主催:県広告美術技能士会 ② 開催時期:例年6~7月頃【6月26日(木)】 (5) 表装美術展、青年技能者技能競技大会(知事賞の交付、後援) ① 主催:県表具内装組合連合会 ② 開催時期:毎年9月【9月27日(土)、28日(日)】 (6) クリスマスケーキコンテスト(知事賞の交付) ① 主催:県洋菓子協会 ② 開催時期:毎年10、11月【11月8日(土)】 (7) パングランプリ兵庫パンコンテスト(知事賞の交付) ① 主催:県パン協同組合 ②開催時期:毎年11月【11月8日(土)】 技 能 検 定 労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証することにより、労働者の技能 水準の向上とその社会的地位の向上を図る。(能開法第44条~第51条) 1 検定職種 128職種 ※都道府県知事実施113職種、指定試験機関実施15職種 (能開法施行令において定められている) 2 技能検定の種類 (1)等級を区分する職種 ①特級(26職種)(昭和63年度より) 管理者又は監督者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 ②1級(115職種)(昭和34年度より) 上級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 ③2級(115職種)(昭和34年度より) 中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 ④3級(43職種)(平成5年度より) 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 (2)等級を区分しない職種 単一等級(13職種)(昭和53年度より) 検定職種ごとの上級(1級相当)の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識 の程度 ※ 単一等級とは、技能の上下の幅が比較的狭く、また検定技術上の制約があること等から、 等級に区分せず単一の等級で技能検定を実施することが適当とされる職種である。 (3)外国人研修生、技能実習生を対象とした等級(平成5年度より) ①随時3級(53職種) 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 ②基礎1級(53職種) 基本的な業務を遂行するために必要な技能及びこれに関する知識の程度 ③基礎2級(53職種) 基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関す る知識の程度 ※ 技能実習制度における技能実習生に対する修得された技能等についての認定に活用され るものとして、随時に実施する3級、基礎1級及び基礎2級を設定し都道府県知事及び都 道府県職業能力開発協会が実施 (平成22年7月1日改正入管法の施行により、技能実習生は、入国直後の講習期間以外は、 雇用関係の下、労働関係法令が適用される。また、技能実習1号から技能実習2号への移 行には基礎2級合格を必要とする。※対象職種は69職種) ※ 平成27年3月6日に政府が閣議決定した外国人技能実習の適正な実施及び技能実習生の保 護に関する法律案で、実習期間の延長、対象職種の拡大など抜本的な制度見直しが盛り込 まれている。 (4)検定合格者のメリット ①「技能士」と称することができる。 ②他の国家試験の受験や資格取得の際、特典が認められる場合がある(例:職業訓練指導 員試験の場合、技能検定1級、単一等級、2級合格者は実技試験が免除される。一定の 実務経験があれば建設業法の主任技術者として認められる)。 ③公共工事の入札に参加する建設業者に対する審査制度として、建設業法で義務付けられ ている「経営事項審査」において、技術的能力について加点がある。 ④企業によっては給与制度の中で有利になるようにしているところもある。 3 技能検定の実施等(都道府県知事実施職種) (1) 実施体制 ・「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」(平成11年法律第87号)の 施行に伴い、労働省関係の機関委任事務が、①都道府県の自治事務、②法定受託事務、 ③国の直接執行事務に整理された。 ・「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行等について」(平成 12年4月1日能発第71号 労働省職業能力開発局長通達)により、都道府県が行う技能検定の 事務は、上記①の都道府県の自治事務。 ・厚生労働大臣は、技能検定試験に関する業務の一部を中央協会に行わせること(委任)がで き(能開法46条3項)、都道府県知事は、都道府県協会に行わせること(委任)ができる(能開 法46条4項)。 ・技能検定に関する主要な業務について、業務分担を図示すれば、以下の表のとおり。 厚生労働大臣 県知事(自治事務) ・技能検定実施計画の策定 ・実施公示 ・試験科目及びその範囲等の作成 ・合格発表 ・合格証書の交付 【根拠法令 能開法44条1項、46条1項】 【根拠法令 能開法46条2項】 一部委任 一部委任 中央協会 県協会 ・試験問題の作成 ・受検申請書の受付 ・実施要領の作成 ・試験の実施 ・試験の水準調整 ・試験の合否判定 【根拠法令 能開法46条3項】 【根拠法令 能開法46条4項、82条1項2項】 合格証書の交付…都道府県知事 ・特級、1級、単一等級合格証書は、厚生労働大臣名で交付 ・2級、3級、基礎1級、基礎2級合格証書は、都道府県知事名で交付 (2) 技能検定委員の資格要件(H27.3 厚生労働省技能検定関係事務手引集より抜粋) ①学科試験委員については、試験係員的役割の補佐員を試験室ごと2名以上。 ②技能検定員(実技試験)の選任基準(規則第74条の3) ・当該検定職種について専門的な技能、技術又は学識経験を有する者であること。 ・複数の等級の併任は、それぞれの選任基準に該当する限り差し支えないこと。 ・70歳以上の者については、原則選任の対象としないこと。 ・技能検定員は、試験会場ごとに最低3人、受検者数がおおむね10人以下の会場では、 2人選任すること。 (3) 等級ごとの選任基準 ①特級 (a)当該検定職種の特級又は1級の技能検定に合格した者で、当該検定職種に関し20年以 上の実務経験もしくは教育訓練経験を有し、当該検定職種に関する管理者もしくは、 監督者の地位にある者(技能系)。 (b)事業所等において、当該検定職種に関する管理部門、技術部門もしくは教育訓練部門 の課長級以上の地位にある者又は、これらの地位にあった者(技術系)。 (c)短期大学以上の学校等において、当該検定職種に関する学科を修めて卒業又は修了し、 その後当該検定職種に関し15年以上の学識経験を有する者(学識系)。 (d)上記(a)(b)(c)に掲げる者と同等以上の技能、技術又は学識経験を有する者。 ②1級、2級又は単一等級 (a)当該検定職種の特級、1級又は単一等級の技能検定に合格した者で、当該検定職種 に関し15年以上の実務経験もしくは教育訓練経験を有する者(技能系)。 (b)当該検定職種の特級、1級又は単一等級の技能検定に合格した者と同等以上の技能 又は技術を有する者。 ・事業所等で当該検定職種に関する管理部門、技術部門もしくは教育訓練部門の課 長級以上の地位にある者又は、これらの地位にあった者(技術系)。 ・短期大学以上の学校等において、当該検定職種に関する学科を修めて卒業又は修 了し、その後当該検定職種に関し10年以上の学識経験を有する者(学識系)。 (c)上記(a)(b)に掲げる者と同等以上の技能、技術又は学識経験を有する者。 ③3級又は随時3級 (a)当該検定職種の特級、1級の技能検定に合格した者で、当該検定職種に関し10年以 上の実務経験もしくは教育訓練経験を有する者(技能系)。 (b)当該検定職種の特級、1級の技能検定に合格した者と同等以上の技能又は技術を有 する者。 ・事業所等で当該検定職種に関する管理部門、技術部門もしくは教育訓練部門の課 長級以上の地位にある者又はこれらの地位にあった者(技術系)。 ・短期大学以上の学校等において当該検定職種に関する学科を修めて卒業又は修了 し、その後当該検定職種に関し5年以上の学識経験を有する者(学識系)。 (c)上記(a)(b)に掲げる者と同等以上の技能、技術又は学識経験を有する者。 4 技能検定手数料(都道府県知事実施職種) 技能検定手数料は、都道府県職業能力開発協会に納付(能開法第97条第2項及び県使用料及 び手数料徴収条例第2条第4項) (1)学科試験 3,100円 (2)実技試験 14,900円~17,900円 (職種により異なるが、大半は17,900円) (在校生は、9,900円~11,900円:1/3免除) ※国の政令改正に伴い、H26年4月~増額改定 5 事業費(平成26年度実績) (単位:千円) 機関名 県協会 事業支出額 136,619 財源 経費内訳 ・技能検定受検手数料収入 実技試験消耗材料費、実技試験担当委員 ・技能向上対策費補 助金 謝金、印刷製本費、会場借上料、旅費、 (国庫1/2、県1/2)の一部 県 合計 400 137,019 消耗品等 技能向上対策費補助金 技能検定説明会・指導監督旅費、合格証 (国庫10/10) 書印刷費、消耗品等 - - (注)上記金額に人件費は含んでいない。 6 過去の実績(兵庫県)(H27.3月末現在) 区分 特級 1級 単一等級 2級 3級 随時3級 基礎1級 基礎2級 計 区分 特級 1級 単一等級 2級 3級 随時3級 基礎1級 基礎2級 計 区分 特級 1級 単一等級 2級 3級 随時3級 基礎1級 基礎2級 計での合格率 受 検 申 請 者 数 ( 人 ) H18 102 2,719 115 3,295 402 4 3 1,440 8,080 H19 133 2,740 46 3,411 477 7 0 1,562 8,376 H20 173 2,840 131 3,747 585 6 0 1,616 9,098 H18 24 1,115 62 1,545 282 2 3 1,355 4,388 H19 33 1,173 18 1,529 331 7 0 1,452 4,543 H20 55 1,368 57 1,850 405 6 0 1,561 5,302 H21 H22 H23 189 206 243 2,683 2,640 2,534 56 129 72 4,009 4,052 4,061 672 687 818 6 5 2 0 0 0 1,351 1,140 1,179 8,966 8,859 8,909 合 格 者 数 ( 人 ) H24 263 2,605 118 3,856 1,058 0 6 1,282 9,188 H25 280 2,781 43 3,778 952 0 2 1,123 8,959 H26 303 2,845 143 3,599 1,001 - 4 1,228 9,123 H21 66 1,368 34 2,049 489 6 0 1,281 5,293 H22 36 1,199 67 2,014 468 5 0 1,085 4,874 格 H23 42 1,277 45 2,168 570 2 0 1,130 5,234 率 H24 58 1,297 47 1,975 719 0 6 1,250 5,352 H25 60 1,338 26 1,985 645 0 2 1,095 5,151 H26 97 1,423 80 1,927 668 - 4 1,179 5,378 合 H18 23.5% 41.0% 53.9% 46.9% 70.1% 50.0% 100.0% 94.1% H19 24.8% 42.8% 39.1% 44.8% 69.4% 100.0% 93.0% H20 31.8% 48.2% 43.5% 49.4% 69.2% 100.0% 96.6% H21 34.9% 51.0% 60.7% 51.1% 72.8% 100.0% 94.8% H22 17.5% 45.4% 51.9% 49.7% 68.1% 100.0% 95.2% H23 17.3% 50.4% 62.5% 53.4% 69.7% 100.0% 95.9% H24 22.1% 49.8% 39.8% 51.2% 68.0% 100.0% 97.5% H25 21.4% 48.1% 60.5% 52.5% 67.8% - 100.0% 97.5% H26 32.0% 50.0% 55.9% 53.5% 66.7% - 100.0% 96.0% 54.3% 54.2% 58.3% 59.0% 55.0% 58.7% 58.2% 57.5% 58.9% ※昭和34年度から平成26年度までの累計 申請者数 345,027人 合格率 合格者数 163,455人 47.4%(※ 全受検者数に対する合格者の割合) ※技能検定試験における主な受検資格(H25より緩和) 1)1級 実務経験7年以上(2級合格後、2年) 2)2級 実務経験2年以上 3)3級・基礎級 ・検定職種に関し実務の経験を有する者 ・専修学校又は各種学校を卒業した者(厚生労働大臣が指定したものであるか 否かに関わらず受検資格を付与) ・短期課程の普通職業訓練修了(総訓練時間が700時間未満を含む) 4)単一等級 実務経験3年以上 5)特級 1級合格後、実務経験5年以上