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2 学生生活支援 - こども教育宝仙大学
2 学生生活支援 2 学生生活支援 (1)アドバイザー 大学は、高校までとは違ってクラスに分かれて担任の先生から学習上・生活上のことなど細か い指示や援助が与えられることはありません。基本的には学生自らの判断で行動することになり ます。しかし、その環境に慣れるためにはしばらく時間がかかります。そこで、本学においては、 1年次から4年次までの必修ゼミ科目を担当する専任教員が、ゼミに所属する学生のアドバイザ ーになります。アドバイザーは、ゼミの授業担当者という役割だけではなく、以下のような修学 上の問題をはじめ、学生生活全般にわたる指導・助言を行います。 (1)アドバイザー ①修学上の質問や相談に対応する ②友人関係など学生生活における悩みや相談に対応する ③相談内容によって学生相談室、保健室、キャリアサポートなど他の学生支援組織と連携する ④履修における相談・指導および履修登録の承認を行う(詳細は授業ハンドブックを参照) ⑤GPAポイントが2.0未満であった場合の面接指導を行う(詳細は授業ハンドブックを参照) (2)オフィスアワー 学生が修学上の質問や悩みを相談したり指導を受けたりするための時間をオフィスアワーと称 し、毎週授業2コマ分に相当する時間をこれに充てます。オフィスアワーは、各学期のはじめに 掲示等によりお知らせします。その際、アドバイザーとなる教員のメールアドレスを明記します ので、メールによる相談の予約をすることができます。 (3)奨学金 本学で扱っている奨学金は日本学生支援機構の奨学金制度によるものです。人物・学業ともに 優れ、かつ健康であって、経済的理由により修学が困難な者に対して、選考の上、貸与されます。 奨学金貸与終了後は、返還の義務が生じ、毎月決められた金額を返還していただくことになりま す。奨学金の申し込みについては4月上旬に説明会を行います。 ○ 日本学生支援機構奨学金について(http://www.jasso.go.jp/) 第一種と第二種があります。第一種は高校2~3年の成績平均値が3.5以上の者に無利息で貸 与されます。第二種は学業成績が平均水準以上の者に卒業後年率3%を上限とした利息付で貸与 されます。 (貸与を受けている間は無利息です。) ① 入学時特別増額貸与 1年次において、第一種奨学金、第二種奨学金の申込者であって、一定の条件を満たす者の み、奨学金第1回目の振込時に上乗せされる「入学時特別増額貸与奨学金」を申し込むことが できます。なお、これについては利息付貸与となります。 ② 貸与期間 採用になった学年から卒業までの最短修学期間。ただし、年度ごとに適格認定審査が行われ ます。適格認定では適切貸与金額の指導、学業成績不振者などについては奨学金の停止、廃止 等の処置があります。 ③ 返 還 貸与終了から6ヶ月経過後、所定の期間内に月賦、あるいは月賦と半年賦との併用にて返還 していきます。 20 ④ 奨学金の種類と貸与月額について 第一種奨学金 無利息 2 学生生活支援 自 宅 3万円 5万4千円から選択 自宅外 3万円 6万4千円から選択 第二種奨学金 利息付(年利率3%を限度) 3万円、5万円、8万円、10万円、12万円から選択 ⑤ 緊急・応急採用奨学金について 現下の厳しい経済状況等を考慮し、失職、破産、会社の倒産、病気、死亡等又は火災、風水 害等による家計急変のため、緊急に奨学金の貸与の必要が生じた場合は、奨学生として採用し (4)保 険 ます。学生課窓口までご相談ください。 ○ 国の教育ローン(日本政策金融公庫) 入学時や在学中に必要となる資金を融資する公的な制度です。詳しくは『教育ローンコールセ ンター 0570-008656』へお問い合わせいただくか、または『公庫ホームページ http://www.jfc. go.jp/』をご覧ください。 (4)保 険 学生教育研究災害傷害保険 本学は、教育研究活動中の不慮の災害事故補償のために、本保険に全学生が加入しています。 手続きなど詳細については、入学時に配布される「学生教育研究災害傷害保険のしおり」を参照 してください。 ○ 保険金が支払われる事故 ①正課中:講義、実験、実習、演習または実技による授業を受けている間、指導教員の指示に 基づき研究活動を行っている間の傷害事故。 ②大学の主催する学校行事に参加している間 ③①、②以外で学校施設内にいる間 ④学校施設外で大学に届け出た課外活動を行っている間 ⑤通学中 ⑥学校施設等相互間の移動中 ○ 保険金が支払われない事故 本学では自転車・自動二輪・自動車通学は認めていません。これらの通学手段を使った場合の 通学途中の事故については、保険の適応対象外となります。その他以下の場合は対象外となりま す。 ①被保険者の故意、自殺行為、犯罪行為、病気 ②危険度の高い運動(山岳登はん、ハングライダー搭乗等) ③大学が禁じた行為を行っている間 (5)国民年金への加入 国民年金は、すべての公的年金の基礎となるものです。日本国内にお住まいの20歳から60歳ま での方は、公的年金に加入することが法律で義務付けられています。 やがて訪れる長い老後や、生活の安定を損なうような“万が一”の事態に備え、保険料を出し 合い、 お互いを支え合う制度です。20歳になったら、 忘れずに国民年金の加入手続きをしましょう。 21 ①国民年金の加入手続きはどこで行えばいいの? 国民年金の加入手続きは、お住まいの市区町村役場の国民年金担当窓口で直接手続きしてく 3 健康支援 ださい。 ②毎月の保険料はいくら? 国民年金の保険料(定額)は月額15,100円(平成22年度)です。なお、保険料をまとめて前 払いすることにより割引される前納制度や便利な口座振替制度などもあります。 ③学生納付特例制度について 学生納付特例制度は、所得が無い学生が、将来年金を受け取ることができなくなることや、 不慮の事故等により障害が残ってしまった場合に、障害基礎年金を受けることができなくなる (1)健康診断 こと等を防止するため、本人の申請により保険料の納付が猶予される制度です。 3 健康支援 (1)健康診断 毎年4月に学校教育法及び学校保健安全法に基づき定期健康診断を実施します。全学生が必ず 受診することが義務づけられています。受診できなかった学生は、他の医療機関や保健所で受診 し、その結果を学生課まで速やかに提出してください。健康診断未受診者には、実習や就職活動 などで必要となる健康診断証明書の発行ができませんので、各自十分注意してください。 ※参考(他機関で受診の場合) 病院…約5,000〜10,000円 (2)保健室 学内で具合が悪くなった場合や、ケガをした場合は、教員または学生課に申し出て、保健室で 処置を受けてください。保健室は70周年記念館にあります。(P48参照) (3)健康保険証 健康保険証のコピーは携行するようにしてください。下宿をしている学生は、遠隔地に住んで いる者に対して発行される健康保険証を持つようにしてください。 (4)AEDの設置 AED(自動体外式除細動器)は第一学生ホール入り口正面に設置してあります。(P44参照) (5)学生相談室 学生相談室では、みなさんが楽しく充実した学生生活を安心して送れるよう、困ったことや悩 んでいることなど、いろいろな相談に応じています。みなさんが抱えているつらさや問題を少し でも楽にできるような手がかりを見つけるために、カウンセラーがみなさんのお話をじっくりと 聞きながらいっしょに考えていきます。相談内容によってはより適切な相談機関を紹介します。 相談内容については秘密厳守ですので、 他人に知られてしまうといった心配はありません。また、 成績や就職などに影響することも全くないので安心してください。 ○ 相談したい場合は? 相談は基本的に予約制となりますが、予約が無くても、来室者がいないときや緊急の場合は、 相談を受けることができます。その場合、少し待って頂くことがありますので、ご了承ください。 予約の方法は、下記の通りです。メール・電話・教員を通してのいずれかの方法で、できるだけ 来室の予約をしてください。 22 ○ 場 所 3号館3階 学生相談室(332教室斜め前) (P46参照) 4 危機管理 ○ 開室日 週2日(詳細は、年度始めに配布するパンフレットを参照のこと) ○ 申込み方法 【メールで申し込む】 学科・学年・氏名・来室希望の日時を必ず書いて、[email protected]に送信してくだ さい。後日、カウンセラーから返信します。 【電話で申し込む】 (1)ハラスメント 開室時間に、03-3365-0268(直通)に電話をしてください。開室時間以外は留守電になっ ていますが、申込みは受け付けています。留守電になったら、学科・学年・氏名・来室希望の 日時と連絡先を伝えてください。 【教員を通して申し込む】 アドバイザー教員を通して申し込むことができます。個人的に相談している教員がいる場合 には、その教員を通して申し込むこともできます。 ※ 詳細については学生相談室発行のパンフレットを参照してください。 4 危機管理 (1)ハラスメント 言動によって人権を傷つけられたり、不快感を与えたり、教育環境を損なうことがないように、 努力し、問題が起った場合は迅速かつ適切な対応と、最善の解決に努めます。 ○ ハラスメントとは 相手のこころとからだに傷つくような言動をさします。 ことばによるもの 立場を利用したもの 行動によるもの 人格権・プライバシーの侵害 その他 性的な冗談 異性を見下す発言 成績や指導における不当な扱い、 正当な理由なく教室、ゼミ、研究のグループから除外する 不必要に身体に接近したり接触する つきまとう 性的関係をもとめる 容姿や家庭環境に関する非難 悪いうわさ、悪口 強引な誘い ストーカー行為 ○ ハラスメントを予防するために 相手を傷つけていると気づかない場合があります。互いに対等な人格であることを認め、これ を尊重するとともに、相手の立場に立って考え行動しましょう。 ○ ハラスメントにあったら 人権を侵害されたと思ったら、はっきり「いや」だと言うこと。一人で言えない時は、友達 に助けてもらいましょう。 23 ハラスメントと感じたとき、 「いつ、どこで、誰から、どのようなことをされたのか」につ いて、詳しく記録を取ってください。証人になってくれる人がいたら、証言してもらえるか 4 危機管理 確認しておきましょう。 早めに相談して解決をしましよう。 面談だけでなく、手紙・電話、ファックス・電子メールを受け付けます。 名誉やプライバシーは守られます。 相談したことから不利益が生じることは一切ありません。 ○ 相談窓口 アドバイザー教員または学生課窓口に相談して下さい。 相談を受けると、ハラスメント防止対策委員会(以下「委員会」と略す)で対策を講じます。 (2)犯罪被害・交通事故 ○ 解決方法 通知、調停、申し立ての三つのなかから選ぶことが出来ます。 1 通知 委員から相手方に注意警告をする方法を通知といいます。相談を受ける と、委員会で協議されます。委員長は相手に通知をします。相手は弁明 の機会が与えられます。事情を聴取して、結果を当事者に伝えます。 2 調停 委員会は調停委員会を組織し、調停につとめます。合意事項の報告、合 意の不成立、打ち切り等を当事者に報告します。 3 苦情申し立て 大学に対して相手方に何らかの措置をとるように要求できます。被害の 程度に応じて緊急を要する場合、委員会で独自に手続きを開始すること があります。事情聴取、調査結果の報告、処分または改善措置の決定に ついて報告します。 互いの人格を認め、これを尊重するとともに、相手の立場にたって考え行動しましょう。日頃 の努力によってさわやかなキャンパスを形成していきましょう。 (2)犯罪被害・交通事故 ①交通事故について 自動車等を運転する学生は、加害者にも、被害者にもなる可能性がありますので、十分注意し てください。毎年何件か、人身事故等の報告が入ります。不幸にもそうした事態になった場合に は、大学としても、適切な処置を行わなければなりませんので、速やかに報告、相談してくださ い。なお、示談等について困った時は、以下の専門機関がありますので利用することを勧めます。 ○ 損害賠償・示談・保険手続き等の相談・問い合わせ 交通事故相談 新宿区西新宿2−8−1 第一本庁舎3階南側 Tel 03-5320-7733 平日(月~金) ○ 交通事故等、交通に関する相談 交通相談コーナー 千代田区霞が関2−1−1 Tel 03-3593-0941 24時間 ○ 交通事故に関する相談 各地域の東京都交通安全活動推進センター ※ 注意事項 本学では学生の自動車、自動二輪、自転車通学は認めていません。近年、無許可通学が目立ち、 本学周辺や、近隣住宅地内路上への無断駐車・違法駐車が問題となっています。駐車違反者に対 しては相応の処罰があります。大学側でも強い態度で臨むつもりです。学生の構内周辺への自動 車、自動二輪、自転車の乗り入れおよび駐車は厳禁とされています。従って、これに違反すると 処置されるので注意して下さい。 24 ②犯罪被害について 万引き、窃盗、痴漢、薬物乱用等は犯罪です。これらはみな法律により罰せられます。自分が 4 危機管理 関わらないことはもちろんのこと、日頃から生活習慣等を見直し防犯を心掛けてください。万一 痴漢等の被害にあった場合については直ちに警察に連絡し対処してください。また、被害にあっ た場合については大学にもその旨の報告をしてください。なお、犯罪被害の相談窓口には以下の 専門機関があります。 ○ 犯罪被害による心の悩み相談 犯罪被害者ホットライン 千代田区霞が関2−1−1 警視庁内 Tel 03-3597-7830 Fax 03-3592-6840 8:30~17:15 (土・日・祝日・年末年始を除く) (3)悪徳商法 Faxは24時間受付 ○ 犯罪被害者やその家族に対する支援 〈東京都総合相談窓口〉 東京都公安委員会指定犯罪被害者等早期援助団体 (社)被害者支援都民センター相談電話 新宿区戸山3−18−1 Tel 03-5287-3336 月・木・金:9:30~17:30 火・水:9:30~19:00 犯罪被害者相談(東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会) 千代田区霞が関1−1-3 弁護士会館内 Tel 03-3581-6666 月~金 11:00~16:00 (3)悪徳商法 学生をターゲットにしたいろいろな悪徳商法が行われています。こうした商法の被害にあわな いよう普段から十分注意してください。街頭で気軽にアンケートに答えたり、住所・氏名・電話 番号などは教えないことが被害にあわない近道です。購入の意思がない場合ははっきりと断る勇 気を持ちましょう。また、高価な契約は1人で決めず、必ず家族や信頼できる人に相談すること です。 ○ 悪徳商法の例 ◆ キャッチセールス 街頭で「アンケートに協力してください。」「美容によい○○に興味はありませんか?」等と 声をかけられたときは注意してください。相手のペースに乗せられ、軽い気持ちでサインをし たら、法外な金額のローンを組まされる場合があります。 ◆ アポイント商法 「特別に選ばれたあなただけにご案内しています。」「おめでとうございます。あなたは○○ ○の中から選ばれました。 」といった内容の電話・チラシ・ダイレクトメールがあり、指定さ れた場所に行ってみると長時間にわたり説得され、高価な商品を買わされたり、長期ローンの 契約書にサインされられる場合があります。 ◆ マルチ商法 「友達に紹介したら手数料がもらえる」等といった誘いによって商品販売を呼びかける商法 です。実際には商品は売れず、自分で買い取らざるを得なくなったり、身のまわりの友人関係 にヒビが入るなど様々な被害にあうことになります。 ○ クーリングオフ制度 「クーリングオフ」とは訪問販売や通販、電話勧誘販売等で購入(申し込み)した商品が不要 の場合、契約した日から8日間(マルチ商法は20日間)以内であれば、違約金を払わずに無条件 25 で解約できる制度です。法的に定められた制度ですので、意に沿わない商品を買わされた時はこ の制度を活用しましょう。 4 危機管理 ○ クレジットカードの利用について クレジットカードの利用は、キャッシュレスの今日、非常に便利ですが、信用を担保にした借 金であることを忘れないでください。キャッシング、消費者ローンも同様です。返済額が大きく なり多額の借金を負うと、最悪の場合は自己破産ということにもなります。利用にあたっては利 用総額等を常に把握し、盗難等のトラブルに巻き込まれないよう管理に気をつけてください。 ○ 相談窓口 上記に関するトラブルが生じた場合は、できるだけ早く学生課やアドバイザー教員に相談して (4)薬物乱用 ください。 (4)薬物乱用 最近、芸能人、スポーツ選手や大学生などの麻薬や大麻・覚せい剤などの薬物乱用が増えてい ます。薬物乱用は、脳が侵されるなど体や生命に害を与えるだけでなく、殺人などの犯罪を引き 起こすことがあります。近年、大麻取締法違反で逮捕される学生が増加し、キャンパスに広がる 薬物汚染が顕在化し社会問題になっています。一回でも乱用をすると、自分の意思ではやめられ なくなります。中枢神経がおかされ、心と体はメチャクチャになります。薬物依存は自分の意思 ではとめられません。一生を台無しにすることになります。害のない薬物はありません。違法薬 物の害や怖さを知って、絶対に手を出してはいけません。薬物使用は1回でもダメです。親友に 勧められてもきっぱり断るようにしてください。 ○ 薬物乱用に関する法律 大麻取締法違反:栽培した者は7年以下の懲役、所持、譲渡した者は5年以下の懲役 覚せい剤取締法違反:密輸出・入した者は、1年以上の有期懲役 ○ 乱用される危険のある薬物(乱用される薬物は大切な脳(中枢神経)を破壊します) 覚せい剤:幻覚・幻視・幻聴の状態化。激しい脱力感、疲労感があります。 大麻:幻覚や妄想の状態化。何もやる気のない状態になります。 MDMA:強い精神依存性を持つ。錯乱状態になり記憶障害になります。 シンナー(有機溶剤) :大脳が萎縮し、集中力や判断が低下します。 向精神薬:感情の不安定、判断力の低下など心身への障害が生じます。 マジックマッシュルーム:幻覚、幻聴、しびれ、悪寒が生じます。 コカイン:妄想や幻覚などがあらわれます。 ヘロイン、アヘン:意識障害や、幻覚、妄想、記憶力の低下が生じます。 ○ 防止センター (財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター Tel 03-3581-7436 http://www.dapc.or.jp/info/r.htm 26 (5)破壊的カルト宗教 破壊的カルト宗教団体とは、一般人を洗脳・マインドコントロールして教団の言いなりにさせ、 4 危機管理 反社会的な活動を行なう宗教団体のことです。事件になったオウム真理教や統一教会がその例で す。彼らは一見したらそれとはわからない姿であなたたちに近づいて、将来への悩みや弱みに付 け込んできます。 「人生について考えてみませんか?」「生きる意味について考えてみませんか?」 といった誘い文句には注意が必要です。カルトに入ったら最後、教団の教えが絶対だと刷り込ま れ(マインドコントロール) 、財産や人生の全てを教団に捧げ、最終的にはテロなどの犯罪(反 社会的行動)を犯すことになります。 もしおかしいと感じたら、 まずはきっぱりと断りましょう。誰かに相談するのもいいでしょう。 (5)破壊的カルト宗教 相手がどんなに優しくて親切に見えても、その背後には恐ろしいカルト教団が隠れています。詳 しくは「日本脱カルト協会」のホームページを参照してください。家族や親しい人がカルトに巻 き込まれたときの対応方法も書かれています。 日本脱カルト協会HP http://www.jscpr.org/index.htm (6)海外旅行 休業期間中に海外旅行に行く際には以下の点に留意して渡航してください。 海外は日本と文化、習慣、考え方や法律が異なり、日本では当たり前だと思っていたことが全 く摘要しない場合が多々あります。海外へ旅行する際には、事前に情報収集をした上で特に健康、 安全面ついて特段の注意を払い渡航するよう心がけましょう。外務省の海外安全ホームページは 在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために 留意すべき事項の他、戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。 渡航前には必ずチェックをしましょう。また、海外渡航中の思わぬ怪我や病気については、健康 保険や学生教育研究災害傷害保険は適用外となります。個人の責任において渡航の際は必ず海外 旅行傷害保険に加入しましょう。 外務省海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ ※ 海外渡航をする場合については海外渡航計画書(別紙)を事務部学生課まで提出してくだ さい。 27 (7)災害時の対応 ○ 火災・地震発生時の対応について 4 危機管理 ①火災が発生した場合は非常放送で連絡しますので、冷静にその指示に従い、あわてず速やか に避難場所に移動してください。 (資料1避難経路図P42参照) ②地震が発生した時は机の下に伏せるなど落下物から身を守り、揺れが落ち着いた時点で速や かに避難場所に移動してください。 (避難経路図P48参照) ③授業で火気を使用している場合は、すぐに消してください。 ④避難する際は必ず階段を利用し、エレベーターは絶対に使用しないでください。 ○ 災害用伝言ダイヤル171のかけ方 (7)災害時の対応 災害発生時(震度6弱以上の地震など)にはNTTサービスが稼動します。家族や友人などが 被災した場合、安否の確認や連絡などに活用できます。災害用伝言サービスの開始はテレビ・ラ ジオで通知されます。 ○ 災害用伝言ダイヤルページ http://www.ntt.co.jp/saitai/171.html ○ 伝言の録音方法 171 ↓ 1 (暗証番号を利用する場合は3) ↓ 電話番号入力 (0000)00-0000 市外局番を含めて入力 ↓ ガイダンス ↓ 録音 (30秒以内) ○ 伝言の再生方法 171 ↓ 2 (暗証番号を利用する場合は4) ↓ 電話番号入力 (0000)00-0000 市外局番を含めて入力 ↓ ガイダンス ↓ 伝言の再生 28 (30秒以内) 各携帯電話会社が提供する災害用伝言板について NTTdocomo 4 危機管理 http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/guidance/index.html KDDI au (7)災害時の対応 http://www.au.kddi.com/notice/saigai_dengon/riyo/index.html Softbank http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html Willcom http://www.willcom-inc.com/ja/info/dengon/process/index.html e-mobile http://emobile.jp/service/option1.html#saigai ○ 避難訓練について 本学では消防法に基づき、火災や地震等の緊急災害発生時に備え、迅速にして安全な避難及び 待機のしかたを身につけることを目的として毎年定期的に避難訓練を実施しています。 災害時には、通報・初期消火及び施設の保護に万全を期し、災害を最小限にとどめることに努 めます。 「情報を正しく聞くことや判断すること」「避難の仕方」など、きちんとできることが大 切です。命を守ることは、決して自分の命だけを大切にすることではありません。皆が安全に避 難し、皆の命を大切にするためにはどうすればよいかが重要です。 29 6 キャリアサポート 6 キャリアサポート ○ キャリアとは 「大学生活での経験、大学生活を積み重ねることで身につく能力や実力」 大学時代は、キャリアの土台づくりの時です。キャリアとは仕事での経験や仕事を積み重ねる ことで身につく能力や実力のことを言います。 本学に入学された皆さんは、保育所の保育士・幼稚園の教諭をめざしていると思います。幼稚 園・保育所の一体化の問題については近い将来に「こども園(幼保一体型の機能) 」となってい くでしょう。その時に必要とされている人材が皆さんなのです。キャリアサポート委員会では学 (2)サークルおよび同好会活動 生のキャリアをサポートしていきます。就職に対する不安や悩みの相談、公務員試験対策、進学 や進路の相談などを行います。 ○ キャリアを考える視点(能力・経験・意欲・希望) 1 能力(できる) :人は最初からいろんなことができるわけではありません。家庭で暖かく 育まれて初めていろいろの生活習慣を身につけ社会的人間に育っていきます。 2 経験(やってきたこと) :保育所・幼稚園・小学校・中学校・高校での学習やクラブ活動 や塾やスポーツクラブなどで経験してきたことが力になります。 3 意欲・希望(やりたいこと) :これから社会人になり自分のやりたいこと、就職などを具 体的に考えていかなければなりません。 以上の 3 点を踏まえて自分の今後のキャリアを考えて見ましょう。 ○ キャリアを築いていくために 大学の勉強において、授業の一つ一つを大切にしてほしいと思います。保育士の資格、幼稚園 教諭の免許を得るには決められた出席が満たされなかったら単位はもらえません。そうなると保 育実習や教育実習などに行けなくなることもあります。また、公務員の保育士試験の専門の問題 は社会福祉・児童福祉・養護原理・発達心理学・精神保健・小児保健・小児栄養・保育原理・教 育原理・保育実習・家族援助論など主に1年生や2年生で学習する内容です。授業をしっかり受 けることが、これからの全ての基礎となっていきます。 現在の目標として、学生生活の中で友達を作る、サークルに入る、アルバイト、旅行などやり たいことがたくさんあると思います。遠い目標としては、幼稚園教諭、保育士、会社員、大学院 進学などがあると思いますが欲張らず、具体的な小さな目標やちょっと頑張ればできるものから 取り組んでいってください。キャリアデザイン・プログラム(学生自ら自分のキャリアをデザイ ンすること)は以下のような順番で進めて行くとよいでしょう。 1年次 子どものことを考える大学生になろう 2年次 実習生として社会に出よう 3年次 社会人としての一歩を踏み出そう 4年次 社会に資する人間になろう プログラムを実行するためには、実習、ボランティア、アルバイトなどに積極的に取り組みま しょう。そして、自らの行動を振り返りながら3~4年の就職活動等で「自分は何をやりたいの か」についてじっくり考え、自己決定しましょう。 ※ 相談したい方は1号館2階就職資料室兼指導室(P45 参照)に来てください。 (詳細については 別途通知します) 33