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第4章 事例(廃棄物処理施設等に関する環境保全措置)

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第4章 事例(廃棄物処理施設等に関する環境保全措置)
第4章
事例(廃棄物処理施設等に関する環境保全措置)
第4章
事例(廃棄物処理施設等に関する環境保全措置)
4-1 環境保全措置の立案と調査、予測、評価などの関係
環境保全措置の立案と調査、予測、評価などの関係などを以下に示す。
(1)早期段階における環境保全への配慮
事業の実施に際しては、事業を計画する当初の段階から環境保全への配慮が検討される
のが通常である。事業の内容によっては、環境影響評価の手続きを開始する以前に環境保
全対策が具体的に検討される場合も多い。一方、事業計画の熟度が高まってしまった段階
で環境保全措置の検討を行った場合は、適切な対策が組み込まれず、環境への重大な影響
が懸念される事態も予想され、結果として、環境影響評価全体のやり直しや、事業計画そ
のものの大幅な手戻りを生じるおそれがある。このため、図に示すように事業計画の早期
の段階で環境保全への配慮の検討を開始する必要がある。
(2)環境保全の基本的な考え方の明確化
方法書段階では、事業特性や地域の特性に応じて、どのように地域の環境の保全を図ろ
うと考えているのかを「環境保全の基本的な考え方」として整理し、これを事業計画案と
ともに明らかにすることが重要である。事業によっては、この段階で既に様々な具体的な
環境保全措置が検討され、事業計画に組み入れられていることも多い。これらの環境保全
措置については、「環境保全の基本的な考え方」の中で明記して、できるだけ早い段階で専
門家や住民などの意見を聴くことが有効である。
(3)環境保全措置の立案
環境影響評価の実施にあたり、調査・予測と進んできた段階で環境保全措置を検討する
際は、まず、スコーピングで検討した環境保全の基本的な考え方、スコーピングなどで得
られた意見、調査・予測結果などをとりまとめ、環境保全措置を検討する観点を明らかに
する。これを踏まえ、環境保全措置の対象とすべき環境要素を選定するとともに、それら
をどの程度保全するかといった環境保全目標を明らかにし、保全方針として設定する。
次に、保全方針を踏まえて、予測した環境への影響を回避又は低減するための環境保全
措置の具体的な内容、実施時期、実施範囲などを検討する。そして、その効果及び他の環
境要素への影響に関する予測・評価を繰り返すことにより、当該環境要素への影響が十分
に回避又は低減されているものであるかを検討する。環境保全措置の検討内容に応じて、
事業計画案についても必要な見直しを行い、環境への影響を回避又は低減するための最善
の環境保全措置がとられるよう検討を繰り返す必要がある。回避又は低減が不十分あるい
は不可能である場合には代償措置を検討する。また、それらの確認、検証を行うための事
後調査の実施についても、あわせて検討することが重要である。
4-1
4-2
こうした環境保全措置の検討経緯は、事業計画の早期段階での環境保全に関する検討か
ら準備書や評価書の作成時点までの事業計画案と環境保全措置の関係を含め、準備書や評
価書において、わかりやすく示すことが必要である。
(4)事業計画の検討段階に応じた段階的な環境保全措置の検討
環境保全措置の具体的な検討にあたっては、想定される影響要因の区分から、
「存在・供
用」の影響に対するものと「工事」の影響に対するものの検討が必要となる。
事業計画では、一般的に、「存在・供用」に関わる計画の検討が先行して行われ、検討手
順としては、立地・配置あるいは規模・構造、施設・設備、管理・運営といった順に段階
的に検討する。そして、
「工事」に関わる工事計画の検討は「存在・供用」に関わる計画の
検討がある程度進んだ段階で、これらの検討結果を計画条件として検討する。
環境保全措置は、こうした事業計画の検討段階に対応して、それぞれいくつかの措置案
を検討し、影響の回避又は低減が最も適切に行えるものを選択する。
従来の環境影響評価においては、このような段階的検討手順を踏まなかったり、あるい
は検討の経緯を示すことなく、最終的に採用した環境保全措置のみを記載する場合が多く
見られた。このため、合意形成を図るための情報としては不十分なものとなり、かえって
事業者に対する住民の不信感を醸成させる結果につながっていたケースもある。
このような点を改善するためには、環境保全措置の検討過程や選定理由を準備書や評価
書において明確に表現することが重要である。
(5)追加措置などの検討
工事中及び供用後においても、事後調査の結果によっては、環境保全措置の追加、それ
に伴う事業計画の修正、新たな事後調査の追加などが必要となる。
また、事後調査結果を当初の影響予測や環境保全措置の効果予測などと対比したり、検
証した結果や事後調査で得られた知見は、将来の環境影響評価技術の向上に資するなどの
観点から、一般に公表され、広く活用されることが望ましい。
4-2 環境保全措置の優先順位及び内容(回避、低減、代償)
(1)優先順位
①事業による影響が及ぶと予測され、環境保全措置を講ずる必要があると判断される環境
要素に関し、その影響を「回避」又は「低減」するための措置を検討する。
②
①による回避又は低減措置の効果が十分でないと判断された場合、もしくは不可避の
理由により回避又は低減措置が不可能であると判断された場合に、はじめて「代償措
置」を検討する。
4-3
予測できない
影響
アセスの時点で予測される影響の全体
回避
まず、予測される影響の中で回避できる影響については回避する
低減
次に、回避できずに残る影響の中で低減できる影響については低減する
代償
回避も低減もできずに残ってしまう影響については、代償することによって影響を緩和する
やむを得ず、回避も低減も代償もできない影響については、その残る影響の程度を明らかにする
とともに、環境保全措置を講じることができない、または講じない理由を明確にする
事後調査
アセスの時点で予測できない影響を含め、事後調査により影響を確認し、適切な措置を講じる
図
環境保全措置の優先順位と残る影響、事後調査の関係
出典:生物多様性分野の環境影響評価技術(Ⅲ)
、生物の多様性分野の環境影響評価技術検討会、平成 13 年9月
(2)回避、低減、代償の考え方
ここでは、回避、低減、代償とは以下に示す内容として捉えるが、それらの間を厳密に
区分できるものではない。
回避
:行為(環境影響要因となる事業行為)の全体又は一部を実行しないことによって
影響を回避する(発生させない)こと。重大な影響が予測される環境要素から影響要因
を遠ざけることによって影響を発生させないことも回避といえる。具体的には、事業の
中止、事業内容の変更(一部中止)、事業地やルートの変更などがある。つまり、影響要
因又はそれによる環境への影響を発現させない措置といえる。
低減
:低減には、
「最小化」、
「修正」、
「軽減/消失」といった措置が含まれる。最小化と
は、行為の実施の程度又は規模を制限することによって影響を最小化すること、修正と
は、影響を受けた環境そのものを修復、再生又は回復することにより影響を修正するこ
と、軽減/消失とは、行為期間中、環境の保護及び維持管理により、時間を経て生じる
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影響を軽減又は消失させることである。要約すると、何らかの手段で影響要因または影
響の発現を最小限に押えること、又は、発現した影響を何らかの手段で修復する措置と
いえる。
代償
:損なわれる環境要素と同種の環境要素を創出することなどにより、損なわれる環
境要素の持つ環境保全の観点からの価値を代償するための措置である。つまり、消失す
る又は影響を受ける環境にみあう価値の場や機能を新たに創出して、全体としての影響
を緩和させることといえる。
4-5
4-3 環境項目ごとの環境保全措置の事例
これまで、
「青森県環境影響評価要綱」又は「同
条例」に基づき実施された、環境影響
評価準備書、環境影響評価書を参考文献として、廃棄物処理施設設置に関する環境保全措
置の事例を項目ごとにまとめた結果を下表に示す。
1.一般廃棄物処理施設(焼却施設)
環境項目
大気質
環境保全のために講じる措置
①
施設からの排出ガスは大気汚染防止法及び県公害防止条例で規制され
ている排出基準を遵守するとともに、施設からの排出目標値は排出基
準以下に抑える。
②
ダイオキシン類の発生を防止するために、
「ダイオキシン類発生防止等
ガイドライン」
(平成 9 年 1 月
厚生省生活衛生局水道環境部)、
「ダイ
オキシン類の排出抑制対策のあり方について」
(平成 9 年 6 月
中央環
境審議会答申)等を参考に以下の設計目標値を設け、燃焼設備及び排
出ガス処理設備等の計画を行う。
設計目標値・・・・・・0.05ng-TEQ/m3N 以下
③
ばいじんの除去には、2段バグフィルタを採用し、ばいじんの除去率
99%以上、排出濃度を 0.01g/m3 以下とする。ダイオキシン類及び重金属
類は、排ガス中では飛灰に吸着していたり、固体又は液体の粒子とし
て存在するものが多いと考えられている。そのため、ばいじんの除去
効果の高い2段バグフィルタを採用することで、排出ガス中のダイオ
キシン類及び重金属類についても高度に除去することができる。
④
第1段バグフィルタの手前で粉末活性炭を吹き込み、ダイオキシン類
及び重金属類を吸着させ、バグフィルタによる除去を行う。
⑤
第2段バグフィルタの手前で乾式消石灰を吹き込み、塩化水素及び硫
黄酸化物の除去を行い、塩化水素は 80ppm 以下、硫黄酸化物は 20ppm
以下の排出濃度とする。
⑥
窒素酸化物の除去は触媒脱硝法の採用により、排出濃度 80ppm 以下と
する。
騒音
<工事中>
①
工事の実施にあたっては、騒音規制法に基づく特定建設作業の規制基
準を遵守し、工事を実施する時間帯は原則として日曜、祭日を除く午
前 8 時~午後 5 時までとする。
②
建設作業騒音の予測結果から騒音レベルが大きくなると予測される場
所及び計画地境界付近で作業を行う場合には金属パネル設置等の防音
対策を施す。
4-6
環境項目
環境保全のために講じる措置
③
資機材の搬出入用の車両は、低速、定常走行を行うよう指導する。
④
建設機械は、極力低騒音型のものを使用する。
<供用時>
①
騒音の発生が予想される設備機器は屋内に配置し、必要に応じて防音
対策を行い、騒音の防止に努める。また、屋外に配置する設備機器は、
低騒音型のものを使用する。
②
騒音の発生が考えられる焼却処理施設及び不燃物処理施設は、工場棟
内に遮音効果が期待できるよう一体として配置する。
③
ごみ搬入車両は、制限速度を遵守し、著しい騒音の発生がないよう指
導を徹底する。
振動
<工事中>
①
工事の実施にあたっては、振動規制法に基づく特定建設作業の規制基
準を遵守し、工事を実施する時間帯は原則として日曜、祭日を除く午
前 8 時~午後 5 時までとする。
②
資機材の搬出入用の車両は、低速、定常走行を行うよう指導を徹底す
る。
③
建設機械は、極力低振動型ものを使用する。
<供用時>
①
振動の発生が予想される設備機器は防振新対策を講じ、振動の防止に
努める。
②
ごみ搬入車両は、制限速度を遵守し、著しい振動の発生がないよう指
導を徹底する。
悪臭
<供用時>
●煙突排ガス
①
全炉休止時(年末年始、総点検時)には、ごみピット及びプラットフ
ォームの臭気は脱臭設備へ導き湿式薬剤洗浄方式により処理し、悪臭
の発生を防止する。なお、この脱臭設備は焼却炉稼働時には、排水処
理設備・灰出設備・資源化施設集塵排気の臭気を処理する。
●施設からの漏出
②
施設は、外部との開口部分が少ない密閉化した構造とし、悪臭物質の
漏出を防ぐ。
③
ごみピットからの臭気は以下のとおり処理・漏出防止する。
・ ごみピット内は常に負圧に保ち、外部に悪臭が漏出することのない
ようにする。
4-7
環境項目
環境保全のために講じる措置
・ 焼却炉稼働時には、ごみピット内の臭気を燃焼用空気として焼却炉
内に強制吸引し、850~950℃で酸化分解させる。
・ 全炉休止時(年末年始、総点検時)には、ごみピット内の臭気を脱
臭設備へ導き、湿式薬剤洗浄方式により処理する。
④
プラットフォームの車両出入口には自動扉を設置し、ごみ搬入車両の
搬入時以外は密閉化する。また、ごみピットと同様に空気を吸引・処
理し、搬入時に悪臭が漏出するのを防止する。
⑤
排水処理設備・灰出設備・資源化施設集塵排気の臭気は以下のとおり
処理及び漏出するのを防止する。
・ 焼却炉稼働時には、臭気を③で述べた脱臭設備へ導き、湿式薬剤洗
浄方式により処理する。
・ 全炉休止時(年末年始、総点検時)には、開口部を閉鎖し臭気が施
設外へ漏出しないようにする。
●ごみ搬入車両
①
ごみ搬入車両は、汚水が漏洩しないよう密閉構造となったものを使用する。
②
敷地内の道路は、適宜清掃する。
③
ごみ搬入車両の走行時の悪臭については、ごみ搬入車両の清潔さを保
つことや扉を開いたまま走行しないなどの指導を徹底する。
水質
<工事中>
①
工事中の計画地内の降水は、仮沈砂池を経由して堰へ放流する。
②
大雨注意報発令時(20mm/h)には工事作業を中止し、必要に応じ工事箇
所へのシート覆い等を行う。
③
掘削工事に伴う濁水は沈砂槽を経由した後に放流する。
④
工事に先立ち、既存の用水路の付け替えを行う。
土壌(土壌 ①
施設の稼働においては、大気汚染防止法、水質汚濁防止法及び県公害
汚染)
防止条例に基づく規制基準を遵守するとともに、大気汚染及び水質汚
濁に起因する直接的、間接的な土壌汚染が生じないよう留意する。
②
焼却灰・飛灰は溶融固化・キレート処理により安定化した状態にした
後、最終処分する。
景観
①
計画地の周囲に緩衝緑地帯を設け、幅 20m 以上の区域は在来種を主体
とした高木、中木、低木による小さな森を形成するほか、オープンス
ペースには景観木等による修景植栽を施すこととする。
②
構造物の色彩は、「青森県景観色彩ガイドライン」の推奨色を採用し、
周辺環境との調和を図る。
4-8
2.一般廃棄物処理施設(最終処分場)
環境項目
大気質
環境保全のために講ずる措置
①
粉じんの発生源となる裸地部の面積を抑制するため、伐採、伐根及
び土地造成は、全面的に施工せず段階的に行う。
②
粉じんの飛散を防止するため、切土・盛土面等の裸地面は保護工、
種子吹付け等を速やかに行う。
③
覆土置き場からの粉じんの飛散を防止するため、必要に応じ緑化、
散水またはシート掛けを行う。
④
計画地近傍の農耕地や緑地への粉じんの影響を防止するため、必要
に応じ飛散防止柵(ネット等)を設置する。
⑤
機械土工にあたっては、強風時の作業中断等、天候を考慮し施工を
行う。
⑥
工事中の資機材運搬車両は、走行ルートを指定し、一日の特定の時
間帯に集中しないように努める。また、被覆シートの使用を徹底さ
せる。
⑦
工事関係車両及び供用後の廃棄物搬入車両は、走行速度の制限を徹
底させ、道路沿道に影響を及ぼさないようにする。
騒音
⑧
粉じんの発生しやすい乾燥時には、場内の運搬路に散水を行う。
①
早朝、夜間及び日曜・祭日の作業は、原則として行わない。
②
工事中の工法や機種の選定にあたっては、影響の小さい工法及び低
騒音・振動型の機械を努めて導入する。
③
工事中の資機材運搬車両は、一日の特定の時間帯に集中しないよう
に努める。
④
工事関係車両及び供用後の廃棄物搬入車両は、走行速度の制限を徹
底させ、道路沿道に影響を及ぼさないようにする。
振動
騒音に関する環境保全対策と同様。
悪臭
①
搬入された廃棄物は、即日覆土の励行に努める。
②
埋立地の発生ガスの滞留を防止するため、ガス抜き施設を設ける。
③
外気導入を壁面から、排気は屋上部から行い、発生ガスの早期拡散
を図る。
4-9
環境項目
水質
環境保全のために講ずる措置
①
工事中の雨水は、計画地内の流末に仮沈砂池を設置し、浮遊物質を
自然沈降させた後に放流する。また、沈砂池の能力を超える降雨の
場合は、凝集剤を散布し浮遊物質を凝集沈殿させた後に放流する。
②
切土・盛土面は降雨時の土砂流出防止のため、盛土面は転圧し、完
了面は順次、保護工を施す。その他の裸地面は、緑化、植栽及び舗
装を速やかに行う。
③
工事中に大雨が予測される場合には、裸地面をシートで被覆する。
④
埋立及び埋立後の周辺の地下水及び下流域の水質への影響を防止す
る対策として、埋立地底面及び側面に遮水シートを施す。
地形及び地 ①
表土の流出防止については、水質汚濁及び土壌汚染と同様である。
質
工法を十分に検討し、十分な地盤支持力を得るとともに、地形の改
②
変を最小限に止める。
土壌(土壌汚 ①
工事中の切土・盛土面は降雨時の土砂流出防止のため、仮沈砂池を
染)
設け、完了面から順次、保護工を施す。その他の裸地面は緑化、植
栽を速やかに行う。
陸生植物
②
工事中に大雨が予測される場合には、裸地面をシート等で被覆する。
①
植生の保全機能が高い自然林は努めて残置する。
②
伐開する森林の林縁にはマント植栽を施し、森林の保全と修景を図
る。
③
造成工事によって生じた裸地面に植栽を施す場合は、努めて現存す
る樹木と同種のもの及び野生鳥獣の採餌樹木等を採用する。また、
可能な限り改変部の樹木の移植によってこれにあてる。
④
工事中には、周辺植生及び植物個体への影響を極力少なくするため、
残置森林や周辺の森林に工事関係者が立ち入ったり、採集すること
を禁じる。
陸生動物
①
工法や工程は、貴重種や地域生態系の保全、特に繁殖期の土地改変
量の最小化や騒音防止に配慮して選定・設定する。
②
計画地周辺にごみや食物残さ等の廃棄や放置を禁じる。
③
工事関係者が計画地周辺で、動物を捕獲・採取することを禁じる。
④
計画地周辺で騒音の発生防止に努める。
⑤
施設では不要な照明の早期消灯、昆虫類の誘引性が低いナトリウム
灯の設置といった対策により、夜行性動物の行動及び生態系の攪乱
を防止する。
4-10
環境項目
景観
環境保全のために講ずる措置
①
工事中の切土・盛土面は完了面から順次、保護工を施す。その他の
裸地面は、緑化、植栽及び舗装を速やかに行う。
②
建築物の形状及び色彩は周辺環境都の調和のとれたものとして計画
する。
③
建築物や造成地の外部からの可視度合いを減少させ周辺景観への影
響を可能な限り低減するため、外周の改変部には植栽を施す。
人と自然と ①
計画地に近接した野外レクリエーション地の利用が多い日曜・祭日
の豊かな触
の作業は、原則として行わない。
れ合いの活 ②
工事関係車両の走行にあたっては、地元及び観光車両を優先する。
動の場
4-11
参考文献
第5章 参考文献
資 料 名
著者又は編者
発行年月
環境白書(平成13年版)
青森県
平成14年3月
ダム事業における環境影響評価の考え方
河川事業環境影響評価研究会
平成12年12月
道路環境影響評価の技術手法
財団法人 道路環境研究所
平成12年11月
環境アセスメント関係法令集
環境庁環境アセスメント研究会監修
平成10年9月
面整備事業環境影響評価技術マニュアル
建設省都市局都市計画課監修
平成11年10月
発電所に係る環境影響評価の手引
資源エネルギー庁編
平成11年6月
環境アセスメントの技術
社団法人環境情報科学センター編
平成11年8月
環境六法(平成14年版)
環境省環境法令研究会編
平成14年3月
五訂・公害防止の技術と法規〔大気編〕
通商産業省環境立地局監修
平成10年12月
五訂・公害防止の技術と法規〔水質編〕
通商産業省環境立地局監修
平成7年5月
窒素酸化物総量規制マニュアル〔増補改訂版〕
環境庁大気保全局大気規制課編
平成7年9月
浮遊粒子状物質汚染予測マニュアル
環境庁大気保全局大気規制課監修
平成8年12月
三訂・公害防止の技術と法規〔騒音編〕
通商産業省環境立地局監修
平成7年5月
騒音・振動対策ハンドブック
社団法人日本音響材料協会編
昭和57年1月
建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック〔改訂版〕 社団法人日本建設機械化協会
昭和62年6月
二訂・公害防止の技術と法規〔振動編〕
通商産業省環境立地局監修
平成8年7月
公害振動の予測方法
塩田正純
昭和61年6月
大気・水・環境負荷の環境アセスメント(Ⅰ)
環境庁企画調整局編
平成12年9月
大気・水・環境負荷の環境アセスメント(Ⅱ)
環境省総合環境政策局編
平成13年10月
大気・水・環境負荷の環境アセスメント(Ⅲ)
環境省総合環境政策局編
平成14年11月
三訂版ハンドブック悪臭防止法
悪臭法令研究会編
平成11年6月
自然環境アセスメント技術マニュアル
自然環境アセスメント研究会編
平成6年9月
自然環境のアセスメント技術(Ⅰ)
環境庁企画調整局編
平成11年9月
自然環境のアセスメント技術(Ⅱ)
環境庁企画調整局編
平成12年9月
自然環境のアセスメント技術(Ⅲ)
環境省総合環境政策局編
平成13年9月
環境アセスメント技術ガイド 生態系
生物の多様性分野の環境影響評価技術検討会
平成14年10月
環境アセスメント技術ガイド 自然とのふれあい
自然との触れ合い分野の環境影響評価技術検討会 平成14年10月
植生調査法Ⅱ -植物社会学的研究法-
鈴木兵二・伊藤秀三・豊原源太郎
昭和60年4月
緑の国勢調査 -自然環境保全調査報告書-
環境庁
昭和51年3月
第2回自然環境保全基礎調査報告書 動物分布調査報
環境庁
告書(鳥類) 全国版
他都道府県・政令指定市技術指針
都道府県・政令指定市
5-1
昭和55年3月
-
青森県環境影響評価技術指針マニュアル
平成15年3月発行
発
行
/
青
担当課
/
環境生活部環境政策課
〒030-8570
森
県
青森市長島一丁目1番1号
TEL 017-734-9242、FAX 017-734-8065
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