...

整備方針 - 沼津市

by user

on
Category: Documents
34

views

Report

Comments

Transcript

整備方針 - 沼津市
デザインビルド方式による旧沼津市立静浦東小学校サイクル拠点化工事
整備方針(平成 28 年 11 月 17 日訂正)
デザインビルド方式による旧沼津市立静浦東小学校サイクル拠点化工事に係る請負事業
者は、施設の利用想定及び整備方針を踏まえて設計・施工する。
1 施設の利用想定
本施設は、沼津及び伊豆半島北西部エリアにおける自転車利用環境の向上と、これによ
る自転車利用者の誘客を図ることを目的に、設置されるサイクリストのための拠点である。
ターゲットとなるサイクリスト(ロードバイク等のスポーツ自転車やその他自転車の愛
好者)は、沼津市内だけではなく市外からも多く見込まれる。近隣からは自走で、また、
関東、山梨、富士・富士宮など遠方から自家用車で来た上で、本施設において自転車を組
み立て、大瀬崎方面や狩野川沿いから伊豆長岡方面等へサイクリング(100Km 超のものもあ
る)を楽しみ、本施設へ戻るといった利用が考えられる他、大会やイベント会場の一部(参
加者準備拠点)としての利用が中心となる。
出発準備
自転車組み立て・調整
着替え
軽食(持参・イベント主催者提供)
注意事項確認のための参加者打ち合わせ「ブリーフィング」の実施
帰宅前準備
軽食、休憩等
その他
施設利用日以外での地域コミュニティスペースとしての利用
2 整備方針
(1)全体
必須事項
①
施工区画は、施工箇所図面のとおり、校舎1階の校長室、事務室、印刷
室の3部屋分である。
考慮事項
②
改修床面積は、100 ㎡未満に収める。
③
本施設は常駐管理者を置かないため利用日以外でも安全な設計とする。
④
建設廃棄物は関係法令を遵守の上、適切に処理を行う。
①
オープンカフェ・オープンテラスのような開放的な利用を踏まえる。施
設の前のスペースが出発準備やサイクリストの交流を促す雰囲気とな
るよう室内から屋外が一体的な空間として利用可能な設計とする。
その他
①
電力量計、量水器は単独で設ける必要はない。
(2)内装
必須事項
①
3部屋とも床、壁面、天井を利用する。
②
3部屋とも個別空調機を設置する。
③
3部屋とも照明を整備する。校長室、事務室は自転車整備に十分な照度
を確保する。
④
湯沸室は、電気湯沸器及び流し台を設置する。
⑤
印刷室にはそれぞれ男性用・女性用の更衣スペース(カーテン等簡易的
な仕切り)を設ける。
⑥11/17 訂正
⑥
校長室または事務室に、ブリーフィング時にプロジェクタ投影できるよ
うな壁面を1面整備する。
(11/17 訂正)
⑦
コンセント差込口を各部屋3か所以上整備する。
⑧
施工区画(3部屋分)と施工区画外の部分との出入りが容易にできない
よう工夫する。また施工区画から施工区画外を覗くことができないよう
工夫する。
⑨11/17 訂正
⑨
校長室または事務室について、壁面1か所にロゴ(別途発注者より指示)
及び「NUMAZU Cycle Station」の文字を入れる。淡い色で表現し目立ち
過ぎないものとする。
(11/17 訂正)
⑩11/17 追加
⑩
湯沸室は電子レンジの使用を想定し、単独配線を整備する。
(11/17 追加)
考慮事項
①
校長室、事務室の照明スイッチを入口となる南側に移設する。現在北側
にあるため、使用しやすいよう移設するものであるが必須ではない。
②
3部屋とも床面はスポーツ自転車用ビンディングシューズのクリート
(靴底の金属製パーツ)を傷めにくい材質を理想とする。
③
校舎の風合いを残すため、既存の仕上げを生かす。机・椅子・棚等調度
品は本工事完了後に発注者が別途用意するので設置は不要である。
(3)外装
必須事項
①
事務室及び校長室の南側をエントランスとする。
②
改修床面積を 100 ㎡未満に収める必要があるため、オーニング等外に張
り出す構造とする場合はこの範囲に注意して施工する。
③
塗装やサイン等によりロゴ(別途発注者より指示)及び「NUMAZU Cycle
Station」の文字を外観に表示する。
考慮事項
①
エントランス部は、自転車で内部へ直接乗り入れのしやすい設計とし、
開放的なデザインとする。
②
エントランス等は施錠がしやすい設計とする。
③
本施設の利用者からわかりやすいように、サイクル拠点としてのイメー
ジが反映され、かつ開放的でおしゃれなものを意識する。
Fly UP