...

UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)を考える会 第 6 回会議 日時:平成

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)を考える会 第 6 回会議 日時:平成
UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)を考える会
第 6 回会議
日時:平成 24 年 4 月 18 日(水)18:30~21:05
場所:ときわ湖水ホール 大展示ホール
グループ3協議記録(一部簡略化)19:38~20:45
<「UBEビエンナーレのイベントについて」の提言内容について>
【進行】項目でいろいろ具体例があがっている状態なので、細かい部分は抜きにして全体と
してどのようなイベントにしていくかということを話し合いたいと思います。
・私がグループ3で、これまで3回分の討論のまとめを作成していたわけですが、素案の冒
頭にある“UBEビエンナーレについては、「観光」、「普及」、「教育」、「広報」の各項目に
おいて統合的にUBEビエンナーレを楽しみ、また彫刻単体だけでなくプラスαの楽しみを
加えることで「自然に彫刻に親しめる仕組みづくり」に取り組むことが重要であると考えま
す。”ということで大まかにまとめています。それに対して何かあればお願いします。
【会員】項目の(1)~(9)まで細かいことがいろいろと出ているが、これらについて正
しいとか正しくないとか結論が出ているわけではない。今から運営組織の中で勉強してもら
わなければいけないこと。
・UBEビエンナーレのイベントとしては、
「観光」、
「普及」、
「教育」、
「広報」、そういうも
のが、いかに中身が豊かで楽しいものであるかということを考えていく必要があるというこ
とでいいのでは。ここに書いてある文章の表現の仕方だけの問題。上の部分はよくまとまっ
ていると思います。下の部分が全部出ていると決定したように見えるが、ひとりひとりの思
いというだけであって、正しいから是非出してくれということではない。
【進行】そうですね。こういうことも出ましたよということで、提言に入れる必要は無いか
と思いますが、あげられている項目の中で、提言に言葉としてのせていった方が良いと思わ
れる部分があれば、上の部分のまとめの文章にプラスしてのせられればと思います。(1)
が彫刻と「食」、
(2)が彫刻と「動物」、
(3)が彫刻と「作家」、
(4)が彫刻と「多分野ア
ート」、(5)が彫刻と「グッズ」、(6)が彫刻と「市民」、とそういう風に項目に分かれて
はいますが。
【会員】それは運営組織ができた時に、資料としてこのような案が出たとあげる程度のもの
だと思う。これをここで決定して決めたというものではない。皆さんの意見で出たものがそ
のまま羅列してあるだけだから。
・上の部分の言葉で“統合的に楽しむ”とあるが、“統合的に”とはどういう意味ですか。
【進行】イベントを個々に分けるのではなく、全部をひとつとしてというイメージなので、
もし「統合的に」という文言の他にもっと良い表現があれば。
【会員】イメージはわかるが、言葉として“統合的”とはどういう意味か。
【進行】“総合的”の方がわかりやすいかもしれないですね。他の方は何か。
【会員】“楽しみ”というのは「広報」に…。
【会員】「広報」は、広告という意味か。
1
【進行】「広報」はいらないということですか。
【会員】“楽しみ”というのが。イベントにとっては楽しむが大事ということですよね。そ
の目的が大事ということですよね。
【進行】イベントを作ることにおいて…。
【会員】“楽しみ”というより“魅力的にする”ことが言葉としては大事なのでは。
【進行】“総合的にUBEビエンナーレをより魅力的に”ということですね。
【会員】そうでしょうね。そのために彫刻単体だけでなくプラスαを楽しみに来ることがで
きるものを。
【進行】そうですね。
【会員】
“UBEビエンナーレのイベントについて”が気になる。
“目的に対する手段につい
て”の方がいい。
【会員】目的がこれだと、
「観光」、
「普及」、
「教育」、
「広報」というテーマだけでいいのか。
【会員】この範囲だけになるとね。
【会員】
“総合的”にUBEビエンナーレの魅力を創るということ。
“UBEビエンナーレを
魅力的にし”とか。
【進行】そうですね。
【会員】冒頭の“UBEビエンナーレのイベントについて”がひっかかる。内容的にはこれ
でいいが、“目的”という言葉が上に出てきていて、目的に対する何かの手段でしょう。だ
から、“UBEビエンナーレの目的に対する手段について”の方がいい。言葉だけのことだ
が、
“イベント”というと、イベントだけを考えてしまうので。
“イベント”を“手段”に変
えてしまうとわかりやすくなる。
【会員】そうなると“目的”が生きてくるわけですね。世界一にするためにがんばらなくて
はいけない。
【会員】
“イベントの開催例”というのがあるでしょう。これを提言するわけではないから、
こういう意見があるという程度にとどめるだけでいいと思う。言葉の問題だけ。
【進行】例えば提言の提出の仕方でこういう案が出たというように、イベントの内容を出し
た方が良いのか、出さない方がいいのか。
【会員】ここで決めたことが全部一人歩きしてそれが先行するのは困るので、出す必要は無
いと思う。
【進行】何個出たということも。
【会員】提言書だから必要ない。
【進行】では必要ないということで。
【会員】それこそ後日、委員会ができた後で、委員会の中で、ペーパーでこんなことがあっ
たと話にあげるくらいのことでいいのでは。例に固執すると、食でも何でも決まったことの
ように見える。
【会員】“決定項ではないですが”と頭に一言つければ、こういう提案が出ておりますとい
うことで書けば、それは決定項ではないので、出しても悪くはないと思いますが。
【会員】1枚の紙にまとめようということだが、現在のものはちょっと多い。決して意見が
2
悪いというわけではないが、提言書としては必要ないと思う。
【会員】「観光」、「普及」、「教育」、「広報」という並びは何か意味があるのか。
【進行】ありません。
【進行】「観光」、「普及」、「教育」、「広報」の表現の仕方で何か意見がありますか?
【会員】目的がこれですから観光でいいじゃないですか。世界一ということなので。
【会員】この4つのテーマでいいかどうかということは、
「観光」、
「普及」、
「教育」、
「広報」
だけでいいのかどうかというのは問題がある。他に何かありませんか。
【進行】「観光」、「普及」、「教育」、「広報」と挙げたのは、今回グループ3で、この4つの
テーマでおおまかに話し合ったということであげているので、それを無くすかプラスα何か
つけるということでも。
【会員】いいと思います。
【進行】今、UBEビエンナーレのイベントについての提言で、“UBEビエンナーレの目
的に対する手段については、「観光」、「普及」、「教育」、「広報」の各項目において、総合的
にUBEビエンナーレを魅力的に”の後は。
【会員】UBEビエンナーレの魅力を“増やす”みたいなね。
【会員】例えば“創造”は。“UBEビエンナーレを魅力的に創造し”
【進行】“UBEビエンナーレを魅力的に創造し、そのために彫刻単体だけでなくプラスα
の楽しみを加えることで、「自然に彫刻に親しめる仕組みづくり」に取り組むことが重要で
あると考えます。”
【会員】ちょっと気になります。前の文章とつながらない。「自然に彫刻に親しめる仕組み
づくり」は、前の文章につながるのか。とってつけたような感じがする。この“自然に”と
いうのは“自発的に”ということだろうか。
【進行】そうですね。自然が不自然になっている。
【会員】自然というと意味を間違えそう。
【会員】“自発的に”の方がいいか、むしろなくしてしまうか。
【会員】
“自発的に”はなかなか厳しいのでは。
“自発的に”というのは、自ら興味を持つよ
うにということ。
【会員】
“自然に”というのと、
“自発的に”というのは意味が少し違う。この場合の自然は
いつの間にかという方が自然では。
【進行】では、何もつけない方がいいですね。
【会員】いい言葉が出てきたらつけてください。
【進行】“
「彫刻に親しめる仕組みづくり」に取り組むことが重要であると考えます。”
【会員】また言葉のことですが、“親しめる”というのは。“親しむ”とか。
【進行】「彫刻に親しめる仕組みづくり」か、「彫刻に親しむ仕組みづくり」か。
【会員】親しめるというと。
【会員】親しめないという人ができてしまう。
【進行】“彫刻を親しむ”ということですか。
【会員】“親しむ”の方がより強烈ですね。
3
【進行】“「彫刻を親しむ仕組みづくり」に取り組むことが重要であると考えます。”
【会員】あと、
「観光」、
「普及」、
「教育」、
「広報」ってあるが、
「観光」が一番にきています
よね。ビエンナーレをやる時に、「観光」、「普及」、「教育」、「広報」全部を一番大事だと押
し出しても、イベントとしてまとまらなくなると思う。イベントを打つ時に、どこが一番メ
インの柱なのかということを考えなくてはいけないと思うが。この目的なら、世界一にする
なら何なのかということ。
「観光」のためのイベントにするのか、それとも「普及」のため、
「教育」のためのイベントにするのかとなると全然違う。そのあたりを少し提言したほうが
いいのでは。
【進行】それはきっと、この運営組織の中で話していく内容で、今の段階で決めていくこと
ではない。目的のスローガンはスローガンで、50年後がつくかどうかわからないが、5“5
0年後に世界一のビエンナーレに”という目的ではなく、あくまでスローガン。私はそれを
目指してという意味だと思います。そのために目的を市民に、彫刻作家にとってとかいろい
ろな要素が重なって、運営のところで市民の活動や専任の委員会などの組織が動くという意
味だと思う。
【会員】集められた人たちが。市民じゃなくてということか。
【進行】市民も。市民委員会もあって。
【会員】例えば、これは提言するわけですよね。これでただ単に出しても、あとはそっちの
委員会で話し合ってくださいねと、これはただの提言というか。読んだだけでは何の意味も
ないですよね。当たり前のことですからねこれ。「観光」、「普及」、「教育」、「広報」でイベ
ントをやってくれと。もし今回の考える会でやったことに意味を持たせるのであれば、何ら
かの方針を指し示すべきだと思うのですが。
【会員】もともとこれは無理です。目的と運営とイベントというのは、レベルの違う話。目
的は一番高い。その次に運営があって、その下に手段としてある話なので、具体的なものを
出す必要は全くない。
【会員】手段というのは、市民委員会の中で話し合われるべきもの。これは提言として文章
はつけておいてもいいけど、参考意見にしかならないんじゃないかと思う。
【会員】この提言で一番大事なのは目的ということ。
【会員】そういうことです。この会自体が目的を作る運営。
【会員】目的がはっきりしてきたら運営も今までとは全部違ってくる。
・今まで市がやってきた運営委員会はこういう事を協議したことが無い。それに具体性を持
たせようとしている。
【進行】サブのイベントを作る時は、いろんな方向でやろうねという感じの。
【会員】それでは提言書が書けないので、その程度のことだと思う。もし具体的なことが書
いてあって、これが一人歩きしてしまったら困る。何も誰も協議したわけでもない。一人一
人の思いつきで言ったことが、あたかも正しいみたいなことになると大変なことになると思
う。
【会員】「観光」、
「普及」、「教育」、「広報」の順番はあまり重要ではないわけですね。
【会員】
“イベントについて”と書いてあるが、
「観光」が必要なのか、ときわ公園の設備の
4
充実が要るのか、根本的にここに出すべきものなのかわからない。こういうものは、市長に
提言するものではと思う。
【進行】細かい部分は、先ほど言われたように、それがあたかも決まったという風になって
しまったらいけないと思うので出さない方がいいということになりました。
・“UBEビエンナーレの目的に対する手段については、「観光」、「普及」、「教育」、「広報」
の各項目において、総合的にUBEビエンナーレを魅力的に創造し、そのために彫刻単体だ
けでなくプラスαの楽しみを加えることで、「彫刻を親しむ仕組みづくり」に取り組むこと
が重要であると考えます。”という形でまとめたらいいのではないでしょうか。
【会員】本当に些細なことですが、「普及」、「教育」、「観光」、「広報」という順にしてもら
うことは可能でしょうか。
【進行】皆さんどう思われますか。
【会員】ビエンナーレをやる最終的な目的は観光だと思う。
・宇部市の街が元気になるようにという話があるが、いくら普及したからといって元気にな
るわけではない。
・人がたくさん来てくれる観光というのは、今から一番大きなビジネス。
・物を作るということは世界中でたくさんやっている。
・日本人は皆物余りになり、次に文化と観光ということになってきた。今後はそういう部分
が魅力的になってこなければいけないと思う。
・観光は一番お金になるが、宇部市は少し仕組みが悪い。ときわ公園は入場無料、いろいろ
な彫刻だとかも皆無料。よそなら何百円か何千円かで全部有料、そうすれば収入がある。
・魅力的な彫刻展であれば人はたくさん来る。そうすると当然宇部市で飲み食いして、いろ
いろな所でお金を使ってくれる。
・ビエンナーレを催すためにいろいろな経費がかかる。それを市内から調達すれば、合わせ
ていけば経済効果というのはかなり大きなものになる。
・観光は儲からないではなく、観光は今から飯の種になる。
・宇部市の運営の仕方は変えなければいけない。ときわ公園は無料で駐車場だけは高い。こ
れは少しおかしいと思う。有料のものなら素晴らしいものもできる。
・「観光」がトップであってもいいと思う。
【会員】ここで決まった目的としてはどうですか。この素案で決まった目的では、世界一の
ビエンナーレを掲げ、宇部市に彫刻作家、来宇者ということになっていると思うが、これま
でグループ1で、UBE ビエンナーレの目的について協議してきたが、例えば彫刻も宇部ま
つりもなんでもかんでも何のためにやるのかと言ったら、宇部市民のためにやると思う。
【会員】必ずしもそうじゃないと思う。作った当時はそうだったかもしれないが、刻々と目
的は変わってきている。最初にあった石炭祭りの時は、宇部市全体の市民のためだったと思
うが、現在の宇部まつりは市民が積極的に参加しているわけではない。宇部の祭りは面白く
ないねと言っている人たちがたくさんいる。参加したことがあるかと聞くと、行ったことは
ないが面白くないという。そういう人たちがたくさんいる。商工会議所ですら 70 名しか参
加していない。市民のための祭りならそれでは意味が無い。
5
【会員】宇部まつりも5年間推進会議で関わっていますが、何人来るか、何人外から呼べる
かが目的になって長年やってきている。しかし今、推進会議の中で言われるのは、祭りの本
当の意味は何と考えた時、地域の人たちがお祭りというイベントを通じて、交流したりする
ために、古来から地域の人たちのためにあるもの、市民のためのものだったよねということ
になってきている。
【会員】それは間違いない。昔はそう。時代と共に祭りの目的は変わってきているというの
は間違いない。例えば福岡のお祭りにしても全国から人を集めてきている。その経済効果は
ものすごく大きい。PRにしても全国に広報している。市民だけに広報やっているわけでは
ない。また祭りの性格そのものにいろいろな意味があると思う。そこに住んでいる人たちだ
けのお祭り、それこそ地域にあった盆踊りとか、それがなぜ永続しなかったのか、ほとんど
つぶれてなくなった。時代と共に街の中身や方向性が変わってきたのは間違いない。宇部市
に限らずどこの町でもいろいろな場所にPRしている。小さな地域に伝えていくというのは
少し時代が違うと思う。
【進行】今までその「観光」、
「普及」、
「教育」、
「広報」という順番で話してきたという流れ
もあるので、ここは今までこういう話をしてきましたという提言で出すのに、あえて順番を
変えてしまうのはどうかと思う。この順番で見たからといってどこに重きが置かれているか
など考えないのでは。
【会員】このままでいいのでは。
【進行】このままでいいですか。
【会員】意味が無いなら変えたいところですが、皆さんの意見で変えないでいいということ
であればいいです。
【進行】では変えないということで。
【会員】“各項目”と書くからおかしくなる。例えば、同格ということで“4つの柱におい
て”と書けばいい。言葉は少し考えたほうがいいが。
【進行】どうでしょうか。それをなくすか、“各項目”だけにするか。そうすると内容は提
言の中にはまったく出てこないようになると思いますが。
【会員】この4つの言葉はあっていいと思う。
【進行】では、このままということでいいですか。
【会員】「普及」、「教育」、「観光」、「広報」の方がいいような気がするが。先に出てきた方
が、資料にも食べることばかり出てきているように見えて、ビエンナーレの格や品が落ちる
のではないかという気がしている。
【進行】資料はあくまでもこういう意見が出ましたということで、順番に特に意味はありま
せん。
【会員】「観光」や食は大変大切なこと。しかし、食べる場所は園内のレストランしかない
のか。それが考えるべき問題ではないかと思います。
【進行】では、順番についてはこのままでいいですか。こういう意見があったということで、
他のグループと合わせた話になります。イベントについての話はここまでということで。
6
<スローガンに「50年後」を入れるかどうかについて>
【進行】当初の目的の「50年後に世界一のUBEビエンナーレに」というスローガンの“5
0年後”を入れるかどうかについて。
【会員】“50年後”を“本気で”にするとか。冗談ですが。
【会員】みんながひとつの方向に向かっていく、PRするならそれかもしれないけど。
【進行】あくまでスローガンです。
【会員】今70歳の人が5年10年で関心を持つようになるわけないだろう。
・今の子どもの情操教育から始まって、50年先というのは可能性がある。そういう意見が
たくさんで出ていたのでは。
・学校教育で取り上げてもらうとか、教育委員会とか。今まではそういうことに関心を持た
なかっただけ。今後は子どもに見せたりしていく、そうすれば今の私たちのように年をとっ
て彫刻は見たこともない、行ったこともないというような話にはならない。なってもらって
は困る。
・若い人のために、門戸を開くためにこういう会に出てきて提言するというのもひとつの役
に立つことかと思う。彫刻の掃除じゃないが、若い人若い人と文句をいっても仕方がない。
私たちも一生懸命やればいい。そういうことが少しずつ重なって盛り上がりが出てくる。今
の年寄りがダメだからこれまでの彫刻が全部ダメだというような話とも違う。今まで我々が
関心を持たなかったことが悪いのだから。
【進行】スローガンの“50年後”の部分をつけるか、つけないかですが、グループとして
はどちらの方向にするかということを決めておかなくてはいけないのですが。どうでしょう
か。
【会員】難しい。私は50年間ずっと見ていたが何もしていない。ほとんどの人はここに5
0年間いたがほとんど参加していない。ずっといた割には何もしていない。彫刻に対して関
心度が薄かったように思う。
【会員】今までは、50周年を迎えるから盛大になっていなくてはいけないという考えは全
く無かった。とにかく引き継いできたものを続けなくてはいけないという状態。目的とか目
標が明確ではなかったというのは間違いない。
・今回は、やるなら目的を明確にしたいということで皆さんの意見を聞こうということだか
ら、50年後というのはビジョンとして夢があるし、これを目指していけば運営組織も10
年刻みか5年刻みか知らないが、50年先から逆算して事業計画を作ることになるだろう。
その後、最終的に今年はどうしようかということになる。そうすれば50年後に世界一にな
れそうな気がするが。運営組織のメンバーがどれくらい知恵を持っているかがとても大事に
なってくる。敢えて言うなら運営組織の中に職権を持たせるという項目があるが、責任を持
つという項目が無い。
【進行】例えばスローガンで、市民にわかりやすくというところで“50年後”以外に何か
インパクトのあるものが他にあれば。
【会員】はじめにも出たが、50年が49年、48年となっていくとおかしなことになるか
ら、西暦何年にするとか。
7
【会員】50年後だと2062年?そういう変な数字を入れると提言にはならないでしょう。
【会員】提言の中では“50年後”としておいて、来年からが“50年後”はなくせばいい。
【進行】いいでしょうか。
【会員】それとさっき一言足して欲しいというのは。
【会員】2枚目を見てください。選任組織の特徴というのがあります。その2項目目に、
“最
終決定に関わる権限を持つ組織であること”とあるが、権限だけでなく“責任”を入れて欲
しい。
【進行】“責任”を追加して欲しいというご意見ですね。
【会員】それとさっきの“50年後”という言葉を入れるかどうかだが、提言として入れる
なら、入れておいた方が良いだろうと思う。今後については“50年後”をなくして使えば
いいと思う。“世界一のビエンナーレ”を目指してということ。
【進行】今回の提言書にはつけるということですね。
【会員】“世界一を目指すUBEビエンナーレ”かっこいいですね。
【会員】反対もあったけど、こう決まりました。ということは言っておいてください。
【会員】賛成です。
【進行】では、グループ3の目的についてのスローガンは、提言として提出する際は“50
年後”をつけて、翌年以降は数字的な意味合いがずれていくので、“50年後”をつけない
というふうに変えていくということにするということで。
8
Fly UP