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環境 - 東芝テック株式会社

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環境 - 東芝テック株式会社
環境
東芝テックグループは「“かけがえのない地球環境”を健全な状態で次世代に引き継いでいくことは、
2014 年度 ライフサイクルでの環境 負荷
現存する人間の基本的責務」
との認識に立って、豊かな価値の創造と地球との共生を図っていきます。
地球資源からの採取や、汚染物質の放出を最小化し、
再資源化しています。
環境調和型商品の開発など環境に配慮した活動を最大化
生産段階では、全エネルギー消費によるCO 2 排出量は
し、製品のライフサイクルの各段階で環境負荷を把握、分
工場で11,836トン、オフィスで2,511トンです。化学物質
「 エコ・リーディングカンパニー」
として地球と調和した
析して環境負荷削減に取り組んでいます。
の大気・水域への排出が15トン、排出物のリサイクル量は
人類の豊かな生活を実現していくために東芝グループ
東芝テックの製品は、取引先から原材料・部品を調達し、
1,202トン、埋立処分量は0.62トンです。一方、2014年
加工・組み立てして出荷されます。製品は外部に委託した
度に出荷した主要製品が製品寿命までの期間に排出する
下記3つのGをコンセプトに、地球温暖化の防止、資源
運送会社によって倉庫・販売店などへ輸送されます。お客
CO 2 排出量は152,718トンとなっており、製品の省エネ
の 有 効 活 用 、化 学 物 質 の 管 理 の 観 点 からすべ て の 製 品
様で使用済みになった製品はできるだけ回収し、再使用や
ルギーの重要性が分かります。
「環境ビジョン2050」のもと
「3つのG」を推進
「環境ビジョン2050」に基づき活動を進めています。
と事業活動において環境負荷低減に注力しています。
2014年度の環境負荷 ※1
3つの による施策展開
事業経営と環境経営の一体化
G
Green of Product
環境性能 No.1製品の創出
Green of Process
モノ創りの環境配慮
Green Management
基盤活動の継続的向上
投入
鉄
アルミニウム
銅
その他非鉄金属
プラスチック
ゴム
ガラス
紙
その他
第5次 環 境 アクションプラン
東芝グループ方針に基づき2015年度までの第5次環境アクションプランを策定し、2012年度から活動を開始しています。
電力
ガス
重油・灯油
2014年度は全項目にわたり達成しました。引き続き着地点である2015年度の目標達成に向け活動を継続していきます。
水資源
大項目
Green
of
Product
2014年 度
指標
総合
地球温暖化防止
製品のファクター (2000年度基準)
地球温暖化防止
◯
3.97
780億円
1,611億円
◯
1,848億円
12.9万トン
13.8万トン
◯
14.9万トン
1.96万トン
2.07万トン
◯
2.27万トン
4.9%
5.4%
◯
5.4%
7.4万t-CO2(165%)
7.2万 t-CO2(160%)
◯
7.3万 t-CO2(163%)
136%
131%
◯
131%
68%
68%
◯
68%
1,892トン(66%)
1,657トン(57.5%)
◯
1,797トン(62%)
107%
99%
◯
100%
1.7%
1.1%
◯
1.7%
113%
◯
※1
※3
温室効果ガス総排出量 (1990年度基準) ※4
エネ起源CO2 総排出量原単位(2010年度基準) ※4
製品物流CO2 総排出量原単位(2010年度基準)
Green
of
Process
廃棄物量 (2000年度基準)
資源有効活用
廃棄物総発生量原単位 (2010年度基準)
最終処分率 (グループ総発生量比) ※5
水受入量原単位 (2010年度基準)
化学物質管理
総排出量 (2000年度基準)
21
121%
120トン(114%)
取扱量原単位 (2010年度基準)
※1 代替想定製品のCO2排出量-出荷製品のCO2排出量
目標
3.92
製品の省資源化量 ※2
製品の再生プラスチック利用率
評 価※6
3.40
エクセレントECPの売上高拡大
エコプロダクツによるCO 2 排出抑制量
実績
※4 日本国内の電力係数は受電端を採用し、90年度4.17、10年度
86%
68.5トン(65.2%)
73%
◯
◯
117%
106トン(101%)
化学物質
3,321
759
318
349
3,150
116
214
113
923
※5 東芝テックグループでの定義は
「事業活動に伴って生じる副産
3.50、14年度以降は5.10t-CO2/万kWhを採用
※2 代替想定製品の製品質量-出荷製品の製品質量
海外の電力係数は、90年度以降は当該国独自の受電端を
埋立処分量を製造拠点0.5%未満、非製造拠点1.0%未満にする
※3 再生プラスチック量÷製品プラスチック使用量×100
採用、06~12年度はGHGプロトコルの06年度受電端値を
こと (法律上・行政指導上の制約などがある拠点を除く)」
継続採用、13年度以降は09年度受電端値を継続採用
※6 評価:目標達成
(○)
、目標未達
(△)
物やその他の発生物すべて(総発生量)に対し、各種処理後の
※6
※2
研究開発・設計
調達
22,533 MWh
3
135 千m
0 kl
3
※3
燃料使用量
製造
150 t
電力
熱
4,361 MWh
2,799 GJ
※4
BOD
SS
N- ヘキサン
全窒素
排水量
12.7 t
9.9 t
1.0 t
5.0 t
3
150 千m
※3
t
t
t
t
15 t
廃棄物再資源化量
廃棄物最終埋立処分量
※6
1,202 t
0.62 t
2,511 t
オフィス
10,962 GJ
328,227 MWh
製品使用
使用済み製品回収量
11,836
0
0
0
電力、熱・CO 2
製品物流
電力
CO 2
SO X
NOX
ばいじん
化学物質
174 千m
2,864 t
燃料・CO 2
※4
製品使用時電力・CO2
製品に組み込まれて
移動した化学物質
再資源化量
753 t
※5
152,718 t
76 t
2,780 t
回収・リサイクル
77%
(使用段階の1年分の排出量を比較し、製品寿命の半分を累計) t
t
t
t
t
t
t
t
t
排出
環 境
資源有効活用
目標
2015年 度
事業プロセス
注) ※ 1 集計対象: 東芝テック
※4 製品物流 : すべて外部委託分のCO 2
※ 2 材料・部品の投入:資材調達データから東芝グループ独自の手法で算出
※5 製品使用時のCO 2:2014年度に出荷した主要製品が製品寿命までの期間に排出するCO 2
※ 3 化学物質の対象: 東芝が指定した 551 物質
※6 電力のCO 2 排出係数は、5.10 t- CO 2 /万kWhを使用
22
環境
Green of Product
環境性能 No.1商品「エクセレントECP」の 開発
東 芝テックグ ル ー プでは、 開 発 するすべて の 商 品で
「 環 境 性 能 N o . 1 」を追 求し、ライフサイクルを通した環
止・資 源 の 有 効 活 用・化 学 物 質 の 管 理 )を考 慮した E C P
基準を満たすことを確認します。
境負荷低減を目指す活動である「Green of Product」
製 品 承 認 段 階 で は「 e c o タ ー ゲット」の 達 成 状 況 や
の取り組みを進めています。
ECP基準の 適合を確認し、環境性能No.1を達成してい
まず 、事 業 戦 略 から商 品 企 画 の 段 階 で 、技 術 動 向・他
る商品は「エクセレントECP」
として認定しています。
地球温暖化の防止
資源の有効活用
化学物質の管理
• 消費電力の削減
• 原材料削減
• 特定有害物質削減
今 後 、あらゆ る地 域 で 社 会 インフラ 需 要 が 高 まり電
No.1となる目標を「ecoターゲット」
として設定し、製品
力や
資 源 の 消 費 増 大• が
懸 念されます が• 、
環 境 負 荷を低
グリーン調達
• 待機電力の削減
再生材の利用
開発を進めます。
• 化学物質の情報伝達
消費電力の見える化
• 易分解性
減•するために業
界トップ
の 環 境 性 能を有
する環 境 調 和
次に開 発・設 計 段 階 では 、製 品 環 境アセスメントによ
型•商
品「 エクセレントE
C P 」の 創 出 拡 大など
を 目 指します 。
出荷時モード
• 消耗品の削減
り法 令 遵 守 事 項を確 認するとともに、製 品ライフサイク
など
• アップグレード、
20
1 4 年 度には1 3 モデ
ル のエクセレントE C Pを提 供す
ルの各段階においてECP ※1の3要素 ※2(地球温暖化の防
ることができました。
など
Green of Product 創出の基本方針
Green of Product の活動体系
• 省エネモード
エクセレント
ECP
“Imagination”
を発揮
事
業
戦
略
他社ベンチマーク
商
品
企
画
QFD※3
製造・流通・使用・廃棄・リサイクルといった製品ライフサイクルのすべての段階で、環境
に配慮された製品のことを指します。
法規制遵守事項
・LCAに基づく
環境影響
ECP基準
・東芝テック環境品質
化学物質の管理
• 消費電力の削減
• 原材料削減
• 特定有害物質削減
• 待機電力の削減
• 再生材の利用
• グリーン調達
• 消費電力の見える化
• 易分解性
• 化学物質の情報伝達
• 省エネモード
• 梱包材削減 • 各国規制物質対応
• 出荷時モード
• 消耗品の削減
など
• アップグレード、
長寿命化
など
中速モノクロMFP e-STUDIO207Lシリーズ
電子レシートシステム スマートレシート®
・ 本体質量最軽量、独自のトナーリサイクルシステム、
・ 紙レシートの電子化により、紙レシート消費量を
再生プラスチック使用量5%以上を達成し、
大幅に抑制し、省資源化を実現したオンリーワン製品 ※
(2014年6月発売)
(2014年10月発売)
※
・製品環境アセスメント
LCA※4
開
発
・
設
計
環境効率・
ファクター
・製品ライフサイクルの
各段階においてECPの
3要素を網羅する東芝
テック環境品質を確保
・法的遵守事項を確認
製品承認
「 e c o タ ー ゲッ
製
造
・
出
荷
高速モノクロMFP e-STUDIO557シリーズ
グリーン調達
データ更 新
資源の有効活用
オンリーワン製品 ※
技 術 動 向・他 社
動向を想定し、製
品をリリースする
時 点 で 業 界トッ
プの環境性能
を達 成 する開 発
目標を「ecoター
ゲット」として設
定する。
※2 ECPの3要素の概要
地球温暖化の防止
・ POS、KIOSK、セルフサービスの用途をカバーする
ペーパーリユースシステム Loops LP301/RD301
(2014年6月発売)
(2014年12月発売)
・ 独自のトナーリサイクルシステム、
・「消色」
「 分別」
「 電子化」を同時に行うオンリーワン製品 ※
環 境
アプリ待機電力:40W
・ 省資源No.1 ※ 顧客要求
“Integrity”の追求
次期開発機種に
フィードバック
・ベンチマーク
結果および
開発スペック
のレビュー
※1 ECP(Environmentally Conscious Products : 環境調和型商品)
とは、材料調達・
・ 省エネNo.1 ※ (パワーセーブ時電力1.7W)
3R側面で環境性能No.1
ecoターゲット
ECP基準をクリア
製品環境アセスメント
・ 省エネNo.1 ※ (2014年9月発売)
長寿命化
高い環境性能
ECP基準を満たさない製品は
原則として出荷はしない
POSターミナル TCxWave A30
• 各国規制物質対応
• 梱包材削減 「ecoターゲット」を達成
ECP
量販店向けPOSターミナル M-8750
(2014年6月発売)
緩衝材に再生プラ採用
社動向を想定し、製品をリリースする時点で環境性能が
主要環境性能 No.1
再生プラスチック使用量5%以上を達成し、
3R側面で環境性能No.1 ※
ト」達成状況・
ECP基準適合を
確認
情報開示・環境訴求
“Innovation”
の創出
など
環境ラベル
(第三者認証)
能 No.1
“Imagination”
を発揮
事
業
戦
略
他社ベンチマーク
ecoターゲット
ト」を達成
境性能
2014 年度の主なエクセレントECP 認定商品
23
商
品
企
画
エコマーク、国際エネルギー
スタープログラム、エコリーフ、
中国環境ラベル・低炭素マーク、
ブルーエンジェルマークなど
環境性能の開示
エクセレントECP
ECPの環境配慮事項
から特定の環境側面
を個別表示
主要環境性能が業界
トップ
※3 QFD:品質機能展開 ※4 LCA:ライフサイクルアセスメント
※ 商品発売時点。現在の地位を保証するものではありません。
24
QFD
※3
顧客要求
環境
Green of Product
グリーン調達 への取り組み
データの活用
各地域における回収・リサイクル の取り組み
原材料などの 調達段階での 取り組みとして、グリーン
グリーン調 達 支 援システム の 環 境 性 能 情 報 を 、部 品
調達を実施し、環境保全を積極的に推進している調達取
データベースを介して社内のさまざまなシステムに提供
引先様から、環境負荷の小さな納入品の調達を行うこと
し、設計部門、生産部門、資材部門などで活用しています。
を指向しています。
また調達取引先様には当社のグリーン調達ガイドライン
全 国 の 販 売 拠 点を窓 口と
梱包パッドを回収し、再利
に基づいた調査様式によって納入品の含有化学物質デー
して使 用 済 み 製 品 の 回 収を
用する
「包装材リユースシス
行うとともに、リサイクル 委
テム」を一部機種で実施して
託業者の工程確認を行い、
います。
調達取引先様での環境保全の推進
環境保全への積極的な取り組みを実施されている調達
タの提供をお願いし、製品含有化学物質情報管理システ
ムでデータ集計を行っております。得られたデータは開示
し、環境調和型商品の開発に活用しています。
● 日本
回収率、リサイクル率向上に
取り組んでいます。
取引先様からの調達を優先します。
環境保全の取り組み
東芝テックグループはグローバルに使用済み製品の回収・リサイクルに取り組んでいます。
回収した梱包パッド
部品データベースと設計支援システム
手分解作業によるリサイクル工程
カタログ
購入部品発番
1.環境方針の設定
納入仕様書
2.環境保全システムの整備
標準部品
情報
特性情報
3.教育や実施確認の仕組み
発番情報
製造終結
グリーン調達ガイドラインを日本語、英語、中国語で作
成し、ウェブサイトで公開しています。
情報
現行部品
対応状況情報
購入実績
情報
調達品への環境関連物質含有の管理
RoHS
対応
欧州から世界に広がっているR o H S 、R E A C H など
環境関連法規制の遵守、環境関連物質管理基準の遵守、
および環境負荷の小さな部品・原材料の提供をお願いし
ています。
STC
判定結果
部品情報
提供
納品切替
予定情報
グリーン調達
支援システム
本輸
マスタ
部品検索
システム
● 欧州
ECAD
設計支援
システム
EXCEL
ツール
構成表
システム
1.関係部署や調達取引先様への周知徹底
2.環境関連物質管理に関する要求事項の実現
3.環境関連物質使用状況調査への回答
● アジア
● 豪州 ● 北米
フランスでは東芝テックフランス
シンガポールでは東芝テックシンガ
クロ ー ズ・ザ・ル ー プ 社と共 同 で
画像情報システム社がコニビ社と共
ポール社が東芝アジアパシフィック
「 埋 立 廃 棄 物 ゼ ロ 」リサ イクル プ ロ
同でトナーカートリッジの回収リサイ
社と東芝データダイナミクス社と共
グラムに参加しています。
クルプログラムを実施しています。
同でトナーカートリッジの回収リサイ
この プ ロ グ ラム で 回 収した 複 写
回 収したトナーカートリッジは ベ ル
クルプログラムを実施しています。
機・複合機 のトナーカートリッジは、
ギーのクローズドループ社で各種原
廃 棄 物 の 削 減 に 寄 与したことに
ほぼ100%リサイクルされています。
材料にリサイクルされています。
より2 0 1 1 年 には S i n g a p o r e 3 R
環 境
環境関連物質含有管理
OCA
Packaging Award を受賞しました。
4.上記の回答にあたって必要情報の入手
5.分析測定の実施・調達取引先様からの分析結果
の入手(必要に応じ)
6.調達取引先様の管理体制の調査と把握
部品検索システム画面
回収ボックス
25
26
4,000
3,552 37,674 38,631
40,000
10,000
(t)
6,000
5,203
5,000
3,000
環境
2,000
Green of Process
1,000
0
地球温暖化の防止
(千m )
ネルギーの有効利用を行っています。
海外拠点での部品事業の取り込み等により、2011年度
はCO 2 排出量が増加しましたが、2014年度はLED照明
800
TOPICS 高断熱工事
700
600
株式会社TOSEI
500
0
めることができました。
間のピーク電力データの把握を開始しました。
注)国内電力のCO 2排出係数は受電端を採用し、07年度4.53、08年度3.73、09年度3.51、
10年度3.50、11年度4.76、12年度4.87、13年度以降5.10t-CO 2/万kWh。海外は、
06年度から12年度まではGHGプロトコルの06年度受電端値、13年度以降はGHG
プロトコルの09年度受電端値を採用。
生産拠点のCO2排出量の推移
■
(t)
55,448 54,985
国内 ■ 海外
53,802 54,454
37,674 38,631
42,466
4,362
4,388
4,176
2,000(t)
6,000
1,000 5,203
5,000
0
4,000
2007
■
4,925
2008
2009
3,552
4,092
2010
4,362
4,388
2011
2012
国内 ■ 海外
4,176
2013
TOPICS 省エネ診断とLED照明の採用
■
571
565
2008
2009
LED照明を採用しました。
0 480
2007
500
708
710
55,448 54,985
国内 ■ 海外
53,802 54,454
41,590
2007
2008
2009
37,674 38,631
42,466
2010
国内 ■ 海外
649
2011
2012
2013
2014
(年度)
2010
2011
2012
2013
(t)
2,000
2014年度は輸入部品などを個別輸送から積合せ輸送
1,532
100
80
0
60
10,000
しました。
40
1,027
1,137
1,037
1,061
932
1,000
また、新製品を小型・軽量化するなど、製品輸送に伴う
2007
2008
2009
2010
2011
CO 2排出量の抑制に努めました。
2012
2013
500
2014
(年度)
国内製品輸送に伴うCO2排出量の推移
0
(t)2007
2008
1,585
1,532
2,000
1,500
2009
2010
2011
1,000
2012
1,027
1,137
1,037
500
625
2010
2013
2014
(年度)
2011
649
2012
2013
■
87.8
76.5
75.4
2007
2008
58.9
2009
2010
54.9
2011
81.0
2012
700
2014
(年度)
80
0
87.8
76.5
2007
75.4
2008
2009
58.9
2010
54.9
2011
81.0
2012
国内 ■ 海外
77.4
68.4
2013
2014
(年度)
■
(t)
100
20
60
1,061
■
4,925
2008
565
2009
710
国内 ■ 海外
77.4
68.4
2013
2014
(年度)
3,552
2009
4,092
2010
4,362
2011
4,388
2012
932
国内 ■ 海外
4,176
2013
3,000
4,251
2014
(年度)
2,000
2013
2011
2012
資源の有効活用
2013
2014
(年度)
1,585
1,532
■ 国内 ■ 海外
0
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
廃棄物総発生量の増加を最小限に
1,500
710
708
700
(年度)
1,146
1,137
649
625
1,061
1,037
資源の有効利用のために、
リサイクル利用も含めた総発
1,027
565
571
932
1,000
1,061 (年度)
1,037
1,027
932
廃棄物の増加を緩和し、
微増にとどめることができました。
2007 1,000
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
(年度)
2009
2012
2013
2014
(年度)
製造工程で使用する化学物質排出量の削減
■
(千m3 )
国内 ■ 海外
800
環境関連法に該当する物質を
「禁止」
「
削減」
「 管理」
に分
710
708
700
700
649
625
480
500
300
への排出量削減に努めています。
2011年度は海外での
200
部品事業などの取り込みにより化学物質排出量が増加し
100
0
ましたが、
2007 2014年度は、
2008
2009 化学物質の排出が少ない製造設
2010
2011
2012
2013
2014
(年度)
ました。今後も資源の有効利用に取り組んでいきます。
■ 国内 ■ 海外
ました。
87.8
0
2008
2009
廃棄物総排出量の推移
75.4 2007
40
4,000
81.0
2010
2011
77.4
2012
68.4
2013
■
54.9
4,925
3,552
4,092
4,362
4,388
2014
(年度)
国内 ■ 海外
4,176
4,251
(t)
100
80
76.5
87.8
75.4
58.9
54.9
2009
2010
■
国内 ■ 海外
81.0
77.4
2012
2013
68.4
40
2,000
20
1,000
0
2008
2009 2008
2010 2009
2011 2010
2012 2011
2013 2012
2014 2013
2014海外
(t)2007
■ 国内 ■
(年度)
(年度)
6,000
5,203
4,925
水資源の有効利用
3,552
4,000
4,092
4,362
4,388
4,176
800
び寮など生活用の水使用がほとんどで、
近年の水使用は、
710
708
700
649
625
571
0
ほぼ横ばいとなっています。
ポスターなどで節水について
565
600
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
480
の啓蒙を行っており、今後も継続していきます。
(年度)
3
708
710
2008
571
2009
565
625
2010
2011
2012
(t)2007
2008
2009
2010
75.4
2011
87.8
2012
76.5
600
480
500
2007
2008
2011
2014
(年度)
TOPICS マルチスポットフロー
東芝テック深圳社、東芝テックマレーシア製造社、
テックインドネシア社
マルチスポットフロー設備を導入し、
300
水受入量の推移
200
(千m )
100
800
0
700
2007
0
4,251
生産工程で使用する水資源は少なく、
トイレや食堂およ
3,000
■ 国内 ■ 海外
(千m3 )
2,000
500
化学物質排出量の推移
60
3,000
2007
2008
化学物質の管理
備導入や、工程の見直し等により前年度比で11%削減し
(t)
58.9
6,000
5,203
5,000
0
2007
また、国内においてリサイクラーとの情報交換を実施し
60
20
2011
2,000
「削減物質」
については環境へ直接影響する大気や水域
400
2007 各種取り組みを実施した結果、
2008
2009
2010
2011
2012生産増加による
2013
2014
ユースなど、
1,146
1,137
76.5
2010
4,251
棄物総発生量は近年増加傾向でしたが、
2014年度は、ダ
2,000
500
500
80
4,176
571
けて削減
・管理に取り組んでいます。
565
600
1,585
100
4,388
生量の抑制に取り組んでいます。事業の伸長にともない、廃
1,500
0
(t)
4,362
3,000
0
2014
(年度)
■
国内 ■ 海外
649
2013
700
2014
(年度)
半田付け前処理で使用していた化学物質を、
従来の全面塗布から、必要箇所の塗布に
することにより削減しました。
400
300
200
100
0
100
80
58.9
60
40
20
81.0
国内 ■
■ 海外
2013
2014
77.4
54.9
(年度)
68.4
TOPICS リサイクラーとの情報交換
0
2007
2008
2009
2010
東芝テック静岡事業所
(t)
100
2011
2012
87.8
81.0
76.5
使用済み製品の解体工程の見学および
75.4
58.9
54.9
2009
2010
2013
■
2014
(年度)
国内 ■ 海外
77.4
60リサイクラーとの意見交換を行ないました。
40
0
2010
80
68.4
40
20
1,146
(t)
6,000
5,203
5,000
0
2007
4,000
2007
480
571
2008
708
国内 ■ 海外
400
に変え、積載効率を向上させることで輸送トラックを削減
1,146
2009
1,000
2014
(年度)
2012
4,092
環 境
製品輸送に伴うCO2 排出量の抑制
1,500
■
(千m )
300(t)
100
200
30,000
1,585
2008
10,000(t)
700
3
200
800
100
700
500
700
2011
400
300
6000
4,251
2014
(年度)
2010
国内 ■ 海外
1,000
5,000
400
■
4,251
3,000
600
50,000
20
2007
2008
2009
東芝テックグループでは、
2010
2011
2012
CO2 以外の温室効果ガスの排出はありません。
2013
2014
(年度)
0
2007
2008
2011
2012
2013
2014
(年度)
東芝テックグループでは、
オゾン層破壊物質は全廃済みです。
28
1,000
0
3,552
4,000
4,092
700
1,000
建物の省エネ診断の結果から
625
60,000
10,000
0
4,925
東芝テック深圳社
800
(t)
27
5,000
(千m )
2,000
20,000
20,000
5,203
3
30,000
40,000
6,000
国内 ■ 海外
3,000
50,000
0
■
(t)
2009
1,532
ンボール廃棄物の削減、
海外拠点への物流用パレットのリ
200
100
2008
(t)
300
エネルギーを効率的に利用しています。
果、生産増加によるCO 2 排出量増加を緩和し、微増にとど
また国内拠点では省エネ法に基づいた夏季冬季、昼時
480
400
高断熱性屋根の導入により、
への切り替え、断熱工事など各種取り組みを実施した結
40,000
2007
2,000
エネルギー使用に伴うCO 2排出量を削減するために、エ
41,590
2007
3,552
4,000
20,000
3
エネルギー使用によるCO 2 の増大を最小限に
60,000
30,000
0
■
4,925
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
(年度)
事業本部
環境
事 業 所
国内関係会社
海外関係会社
Green Management
経営理念とCSR活動 のもとで環境経営を実践
東芝総合環境監査システム
環境経営推進のため1993年から独自に開発した東芝
環境基本方針
環境経営監査
総 合 環 境 監 査システムにより監 査を実 施しています。こ
東芝テックグループは、リテール事業、プリンティング事業、AI/IJ事業を核にグローバルワンストップソリュー
ションを提供する
「地球内企業」
として、環境に配慮したモノ創りを通してお客様及び自社の環境負荷を低減するこ
とで持続可能な地球社会の発展に貢献します。
かけがえのない地球環境を健全な状態で次世代に引き継いでいくために、事業活動と環境活動の融合を図り、
の 監 査システムに基 づき全 社を対 象とした 環 境 経 営 監
査、生産/非生産拠点を対象としたサイト環境監査および
事 業 本 部 の 製 品を対 象とした製 品 環 境 技 術 監 査を実 施
全社の環境経営全般を監査
サイト環境監査
生産/ 非生産拠点 の 環境経営
全般、アクションプランの進捗、
遵法状況、施設管理を監査
製品環境技術監査
事業本部や関係会社の製品の
アクションプランの進捗、EMS、
環境技術活動実績を監査
環境経営度の向上と環境リスクの低減を目指す
しています。
低炭素社会、循環型社会、自然共生社会を目指したグロ-バルの環境経営を実践します。
環境会計
環境経営の重要な柱として、Green of Product 、Green of Process 、Green Managementを掲げ、環境
対応に積極的に取り組み、店舗やオフィスなどの業務分野での環境負荷低減に貢献します。
環境保全コストとその効果を定量的に把握し、企業活動の指針として活用するために環境会計制度を導入しています。
コストと効果
1. Green of Product
2014年度の環境保全コストは、連結で設備投資1.6億
・ 環境性能No.1を追求し、エクセレントECPの創出と普及拡大をめざします。
・ グローバルに環境調和型商品を提供するため、環境に配慮した材料・部品のグリーン調達および3R、省エネルギー、
特定化学物質全廃設計によりライフサイクルを通した環境負荷の低減を推進します。
・ 環境調和型商品の販売・サービスを促進し、お客様の使用時での環境負荷の低減に貢献します。
・ 使用済み製品の回収・リサイクルや部品の再使用などで、循環型社会構築に貢献します。
円、費用7.9億円を投入しました。特に温暖化防止や省エ
ネルギー対策に投資しました。一方、効果は5.3億円とな
りました。
行います。
・「モノ創り」
や物流・業務の効率化により、低炭素社会の実現を目指します。
3. Green Management
・ 事業活動、製品、サ-ビスに関わる環境的側面について、生物多様性を含む環境影響を評価し、環境負荷の低減、
汚染防止などに関する環境目的および環境目標を設定・推進し、継続的な改善・向上を図ります。
・ 世界の国/地域に適用される環境に関する法律・条令、およびその他東芝テックグル-プとして受け入れを決めた
事項などを遵守します。
環境負荷低減
・ 環境方針、環境活動について広く社内外へ積極的に公開します。
大気、水質、土壌汚染防止など
2
地球環境保全コスト
温暖化防止、オゾン層保護など
3
資源循環コスト
廃棄物のリサイクルなど
(2)上・下流コスト
グリーン購入、製品回収リサイクルなど
(3)管理活動コスト
EMS構築、環境教育、緑化・美化など
(4)研究開発コスト
環境調和型製品のための技術開発など
(5)社会活動コスト
団体への寄付、支援など
(6)環境損傷コスト
土壌汚染修復など
合 計
単独
102.0
連結
193.8
対13 年 度 費 用 額 増 減
単独
95.5
24.3
48.2
5.0
16.5
4.7
105.1
77.7
59.0
41.5
12.1
-1.8
2.2
0.0
86.6
49.0
-13.7
-14.8
0.0
0.0
103.7
98.9
0.1
-0.9
22.0
14.5
349.6
314.2
38.0
30.0
0.0
0.0
128.6
128.6
1.1
1.1
0.0
0.0
16.4
13.5
-11.0
-8.6
0.0
0.0
0.5
0.5
1.0
0.4
156.6
116.5
792.7
651.3
44.2
10.2
単位:百万円
電気料や水道料
などの削減金
-76.6
B みなし効果
排水・大気への
環境負荷削減量
を金額換算
-1,186.9
環境基準とACGIH-TLV(米国産業衛生専門家会議で定めた物質ごとの許容濃度)
を基にカドミウム
換算した物質ごとの重みづけを行い、
カドミウム公害の賠償費用を乗じて金額を算出。
大気・水域・土壌などへの環境負荷の削減量を金額換算することで、
異なる環境負荷を同一の基準で比較。
C 顧客効果
製品の使用段階
での負荷削減量
を金額換算
1,788.8
製品の使用段階での環境負荷低減効果を物量単位と貨幣単位で評価。
省エネルギー効果に関しては次式を用いて効果を計算。
効果(円) = Σ
〔(旧機種の年間消費電力量-新機種の年間消費電力量) × 年間販売台数×電力量目安単価〕
効果額
算定方式
電気料金や廃棄物処理費用などの前年度に対して節減できた金額と有価値物売却益の合計。
525.3
実質効果
B
環境負荷低減量
エネルギー
廃棄物
東芝テック地球環境会議
用水
合 計
項目
金 額 効 果( 百 万 円 )
-3,500 GJ
-131.8
13.0 t
63.5
-9.5 千m3
-8.3
-76.6
みなし効果
化学物質など排出削減効果
C
環境負荷低減量
金 額 効 果( 百 万 円 )
環境負荷低減量
金 額 効 果( 百 万 円 )
-18.6 t
-1,186.9
顧客効果
項目
使用段階での
環境負荷低減効果
電力
ロール紙
4,163 万kWh
1,410 t
合 計
※環境負荷低減量は、
2013年度と2014年度の差分。マイナス効果は、生産増加などにより削減効果以上の環境負荷の増大があったことを示します。
29
-11.9
27.3
A 実質効果
項目
海外関係会社
単独
内容
合 計
A
14.9
大項目
ECP推進
委員会
各事業本部長
連結
環 境
環境戦略室
国内関係会社
134.6
公害防止コスト
経営幹部
事 業 所
連結
3
1
東芝テック
地球環境会議
事業系環境
推進委員会
~
費用
環境保全効果
・ 行政、地域、関係団体などと協調し、社会全体の環境活動に参画・協力します。
環境経営
推進委員会
1
・ 社員一人ひとりが環境活動を推進できるように、環境教育・啓蒙活動を展開し、環境マインドを高めます。
事業本部
注)集計の一部に推計を含みます。
投資額
内容
(1)事業エリア内コスト
社長
3社、海外生産関係会社6社
集計期間 :2014年4月1日~2015年3月31日
単位:百万円
大項目
・ 地域性に配慮し、省資源・省エネルギー・化学物質の適正管理に取り組み、環境に配慮した生産・販売・サービスを
環境担当役員
環境保全コスト
2. Green of Process
環境推進体制
集計対象: 東芝テック本社および静岡事業所、国内生産関係会社
957.4
831.4
1,788.8
30
環境経営監査
全社の環境経営全般を監査
環境
Green Management
生物多様性保全への取り組み
さまざまな環境コミュニケーション
生物多様性保全の考え方
展示会への出展
東芝テックグループの生物多様性保全の取り組みは、地域、従業員、取引先、製品のあらゆる事業活動に係る活動が
東芝グループ環境展
生物多様性に影響を及ぼしていることから、生物多様性の活動を「製品」
「 事業所」
「 サプライチェーン」
「 社会貢献」の
●
開催日:2014年 8月28日~29日 ●
場所:東芝ビル(浜松町)
4本の柱で進めています。
●
TCx-Gravity を中心としたオムニチャネルソ
生物多様性保全の取り組みの4本柱
製品
製品使用時の生物多様性への
負荷の最小化
リューションを展示、流通システムの革新から環
事業所
サプライチェーン
社会貢献
従業員による事業所内や家庭で
の生物多様性の保全活動の推進
サプライチェーンと通じた生物
多様性活動の拡大
地域の生物多様性保全活動への
参加と連携
従業員
取引先様
自治体・近隣
お客様
境貢献を訴求しました。
また、画 像 処 理 式 縦 型スキャナも人 気を呼 ん
でいました。
エコプロダクツ展2014
各国での生物多様性保全の取り組み
東芝テックヨーロッパ画像情報システム社
東芝アメリカビジネスソリューション社
構内の一部を整地し、鳥類の保護区を設置
敷地内に観察所を設け、
●
開催日:2014年12月11日~13日 ●
場所:東京ビッグサイト
中央ステージでLoops教室を実施し、環境大
臣 表 彰 に 輝 い た 画 像 処 理 式 縦 型 ス キャナ も 出
希少種の蝶を観測
展、ともに限りある資源の節約という観点で、来
場客の関心を集めていました。
リテールテックJAPAN
●
開催日:2015年 3月3日~6日 ●
場所:東京ビッグサイト
東芝テック深 圳社
スマートレシートをメインに展開し、紙レシート
市と協力しマングローブ科目の
の 削 減による費 用 低 減 、環 境 貢 献 効 果をアピ ー
ルしました 。近 未 来 の 小 売・流 通 の あり方 の イ
分布状況を観察し、成長を援助
メージを提供できました。
環 境
東芝テック静岡事業所
絶滅危惧種ミシマサイコの
保護・増殖活動を継続
社外表彰の受賞
地球温暖化防止活動環境大臣表彰
画像処理式縦型スキャナ「IS-910T」
商 品 の 梱 包 材 や バ ーコ ードラ ベ ル など の 削
東芝テックマレーシア製造社
アオウミガメの卵を外敵から保護し、孵化した亀を海に返還
減 が 評 価 さ れ 、画 像 処 理 式 縦 型 ス キャナ「 I S 910T」を活用したPOSシステムが、
「 平成26年
度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・
製品化部門)」を受賞しました。
当社が同表彰を受賞するのは、2011年の「用
紙を再利用する複合機システム(Loops)」に続
き、2回目になります。
31
32
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