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プログラミングⅡ演習 Eclipse の使い方 [準備] 本授業用のフォルダを
プログラミングⅡ演習 Eclipse の使い方 [準備] 本授業用のフォルダを用意しましょう。新規に作成しても、前期のフォルダをそ のまま使っても構いません。 必ず U:ドライブの下に、フォルダを作成してください。 以下の例では、前期に、マイドキュメント内に作成した Java という名前のフォルダをそのまま使っています。 [Ⅰ] Eclipse とは Java の統合開発環境のひとつ。統合開発環境とは、コンパイラやエディタ、デバッグツールなど、プログラム開 発に必要なツールを統合したソフトウェアです。 統合開発環境では、一般に“プロジェクト”を単位にプログラム開発を行います。プロジェクトとは、プログラ ムコードやリソースを管理する単位です。 [Ⅱ] 基本的な使い方 (1) Eclipse の起動 すべてのプログラム→eclipse→eclipse-java (2) ワークスペースの選択 最初にワークスペースを選択する画面が出ます。 デフォルト設定では ../workspace になっていますが、今回作成した授業用のフォルダに変更し、OK を クリックします。 ワークスペースを適切に設定しないと、せっかく作成したプログラムコードが消えてしまう恐れがあります。 忘れずに設定しましょう。 (3) Java プロジェクトの新規作成 メニューのファイルの新規→Java プロジェクトを選択 プロジェクト名 に、演習日を入力し、完了 をクリックします。 下のようなウィンドウが出たら、はい をクリックしてください。 プロジェクト・エクスプローラに新しいフォルダができました。 Java フォルダにも、同名の新フォルダが作成されています。ファイルエクスプローラを開いて確認してください。 *なお、ファイル→新規 で開いたメニューに Java プロジェクトがなかった場合は、まずプロジェクトを選択 し、その後 Java プロジェクトを選択します。 (4) 次にプログラムコードを作成します。 メニューのファイルの新規→クラスを選択します。 試しに、「やさしい Java」18ページの Sample1.java を作成してみましょう。 名前(M):の欄に、クラス名 Sample1 を打ち込み、public static void main(String[] arg)(B)の□にチェック を入れたら、完了を押します。 中央のウィンドウに「やさしい Java」18ページの Sample1.java を打ち込んで保存します。 保存 (5) メニューの実行(R) → 実行(R) を選択します。 ※実行する方法はほかにもあります。 一番下にあるコンソールウィンドウに実行結果が出ました。 (6) 確認 ファイルエクスプローラーを使って、U:\Documents\Java\今日の日付 に src フォルダと bin フォルダが生成さ れ、src フォルダに Sample1.java が、bin フォルダに Sample1.class ができていることを確認しましょう。 ² 当面は、演習日ごとにプロジェクトを作成し、課題ごとにクラスを作成して、演習してください。そのうち、 パッケージの使用など、担当教員より指示があるかもしれません。 ² 最初の「ワークスペースの切り替え」をやり忘れると、せっかく作成したコードが行方不明になります。気 をつけましょう。 ² 他のフォルダで作成したコードを使用したいときは、フォルダ間のファイルコピーではなく、インポート機 能を利用する必要があります。 ² 一つのプロジェクト内に、同じ名前で複数のクラスを作成することはできません。 (7) 印刷 コードの先頭行にコメント文として、 //授業名 課題番号 //学籍番号 氏名 //演習番号 を記載して、印刷してみましょう。