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若者よ! 政治に無関心でいいのですか?
(若い世代への啓発) 「テーマ」 ~~~ 若者よ! 政治に無関心でいいのですか? ご存じですか?「政治や選挙への若者の関心度」 ~~~ 1. 投票の現状(本市) 若者(20歳代)の投票率は、60歳代の「約半分」 若者(20歳代)の投票者数は、60歳代の「約1/ 3」 本市における投票率は、概ね国政選挙で60%前後、地方選挙では50%前後と低迷してい ますが、中でも20歳代の投票率は60歳代の約半分で、地方選挙においては20%台にとど まっているのが現状です。 これら若者の投票に対する特徴は概ね全国的に同じ傾向です。 2. 民主主義の現状 有権者(平成27年4月18日現在の本市20歳以上)の中位は「53歳」 投票者(平成27年4月26日執行富田林市議会議員選挙)の中位は「58歳」 3. 今後の人口構造の変化 日本の総人口は、20年後約1割減少、50年後には「約1/3」減少 生産年齢(15~64 歳)人口は、20年後約2割減少、50年後には「約半分」へ 高齢者(65 歳以上)人口は、20年後約2割増加、50年後も「約2割」弱増加 (*国立社会保障 人口問題研究所による平成 24 年 1 月中位推計値[平成 22 年比較] を参考) そのため、今後はさらに若者世代の負担が増加するのではないかと懸念されています。 4. 政治意識の醸成 次代を担う多くの若者の声が政治に反映することが大切です。世代間バランスがとれた世論 (国民の声)でなければなりません。 若者の政治離れは全国的な傾向ではありますが、選挙が民主主義の根幹であり、特に次代を 担う多くの若者たちが政治や選挙に関心を持ち投票するよう、あらゆる機会を通じて情報発信 や意識醸成のため啓発活動をおこなっていくことが大切であると考えています。 (若い世代への啓発) 5.若い世代への啓発活動(取り組み例) 若い世代が政治や選挙に関心を持ち、今後の本市まちづくりや我が国社会などについて考え ていくことがいかに大切であるか、またそれを自らが政治に反映していくことがいかに大切で あるかを若い世代の方に知っていただくため、現在、以下のような取り組みを実施しています。 ① 若者による期日前投票立会人の公募 選挙時において登録された若者が実際の本市期日前投票所の投票立会人になり、投票現場を 体験していただくことで政治意識を高めてもらうことを目的に、当該立会人希望者の登録募集 を一定期間実施しています。 ② 職員による出前講座の実施 職員による市民への出前講座を実施しています。政治や選挙に関する若者の現状や日本の選 挙制度などについてご要望により地域に出向きお話しさせていただいています。 ③ 選挙啓発動画(選管の自主制作)による啓発 特に小学生・中学生から学生など将来の若者世代に観てもらうことで、選挙のやり方や政治 への関心を持ってもらうため、選挙啓発動画「とっぴーのはじめての選挙」を自主制作し、市 内公立の小中学校でも活用しています。 選管サイトにも掲載していますのでご利用ください。 ④ 模擬投票の実施 次代を担う子どもたちである中学3年生(市立中学校の生徒)による模擬投票を平成26年 度から実施しています。 実際の選挙を想定した投票を子どもたち自らが体験して「投票することの大切さ」などを感 じてもらうことで政治・選挙への関心度アップや将来の投票率向上に繋がることを期待してい ます。 平成26年度 市立明治池中学校 平成27年度 市立第三中学校