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NGN-GSI(神戸)会合SG11関連報告

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NGN-GSI(神戸)会合SG11関連報告
ITU-T NGN-GSI(Kobe)会合
SG11 関連報告
ITU-T SG11 中間会合報告
2006 年 5 月 12 日
2006 年 5 月 12 日
日本参加者
日本代表団
1. 全体概要
2005 年∼2008 年会期の ITU-T SG11 中間会合が 2006 年 4 月 22 日∼4 月 27 日にわたり、日本・神戸で
開催された。本会合には日本からは 15 名が参加した。出席者を表 5 に示す。
2. 全体的事項
2.1
SG11 マネジメント構成
SG11 のマネジメントチームの構成を表 1に示す。
表 1 SG11 マネジメント構成
氏名
役職・役割
Mr. Yukio Hiramatsu(日本)
SG11 議長
Ms. Jane Humphrey(英)
SG11 副議長および WP1 議長
Mr. Alain Le Roux(仏)
SG11 副議長および WP2 議長
Mr. Leslie Graf(豪)
SG11 副議長および WP3 議長
Mr. Hyeong-Ho Lee(韓国)
SG11 副議長および WP1 副議長
Mr. Feng Wei (中国)
SG11 副議長および WP2 副議長
Mr. Andrey Koucheriavy(露)
SG11 副議長および WP3 副議長
2.2
WP 構成
WP 構成、WP 議長および担当分野を表 2に示す。
表 2 WP 構成
WP
議長
WP1
Ms. Jane Humphrey(英)
関連課題
Q.1/11 and Q.2/11
担当分野
Functional architecture and
application control
WP2
Mr. Alain Le Roux(仏)
Q.3/11, Q.4/11 and Q.5/11
Session, bearer and
resource control
WP3
Mr. Leslie Graf(豪)
Q.6/11, Q.7/11 and Q.8/11
Attachment control, testing
and handbook
2.3
ラポータ
表 3に 8 つの課題と各ラポータ、アソシエイトラポータの一覧を示す。
2
表 3 検討課題およびラポータ
課題
1/11
タイトル
Network signalling and
control functional
architectures in emerging
NGN environments
ラポータ
アソシエイトラポータ
Mr. Bruno Chatras (FT, 仏)
Ms. Du Qian(チャイナモバイル、
中国)
Application control and
signalling requirements and
protocols
Mr. Steve Norreys(BT, 英)
3/11
Session control and
signalling requirements and
protocols
Mr. Rainer Münch(Alcatel Mr. Steve Norreys(BT, 英)
SEL AG, 独)
4/11
Bearer control and signalling
requirements and protocols
Mr. Ian Rytina(Ericsson,
豪)
Mr. Thomas Walsh(Lucent, 米)
5/11
Resource control and
signalling requirements and
protocols
Ms. Tina Tsou (Ting ZOU)
(Huawei, 中国)
−
6/11
Assistance in preparation of
a handbook on the
deployment of packet based
networks
Mr. Keith
Mainwaring(Cisco, 米)
−
7/11
Signalling and control
requirements and protocols
to support attachment in
NGN environments
Mr. Ahn Jae-Young(ETRI,
韓国)
−
8/11
Protocol Test Specifications
for NGN
Mr. Dmitri Tarasov(ZNIIS,
露)
−
2/11
Mr. Rainer Münch(Alcatel SEL
AG, 独)
2.4 次回全体会合の予定
次回 SG11 全体会合は 2006 年 7 月 24 日∼7 月 28 日にわたりジュネーブで開催される。またその前の週、
2006 年 7 月 20 日、21 日には Q.1、Q.2、Q.3 及び Q.7/11 の中間会合が開催される予定である。
3. 各 WP 審議結果
3.1 WP1: 機能アーキテクチャとアプリケーション制御(議長: Ms. Jane Humphrey(英))
WP1 は機能アーキテクチャ及びアプリケーション制御に関する以下の課題を扱う。
(1) Q.1/11: Network signalling and control functional architectures in emerging NGN environments
(2) Q.2/11: Application control and signalling requirements and protocols
3.1.1 Q.1/11: Network signalling and control functional architectures in emerging NGN
environments (Mr. Bruno Chatras (FT, 仏))
NGN CPE ア ー キ テ ク チ ャ に つ い て 、 エ デ ィ タ で あ る Martin Dolly か ら 最 新 版 の 提 案 ( TD
Kobe-Q.01.11-07)があった。また、韓国より CPE 及び端末に関して、認証、QoS、セキュリティ他コミ
ュニケーション制御、ストリーミングサービス、モビリティ関連、及び複数サービス関連等の要求条件項
目追加の提案(TD Kobe-Q.01.11-06)があった。NGN CPE アーキテクチャについてはこの 2 つのイ
ンプット文書を元に議論され、韓国提案に若干の修正を加えて取り入れる形で結果をアウトプット文書
(TD kobe-q.01-11-007R1)としてまとめた。主な修正点は以下の通り
SIM の参照は NGN 端末では利用出来ないため削除、また ISIM のサポートについては記述追加
3
terminal は CPE に統一
優先制御と QoS 制御の差異等についてより詳細な寄書を求める Editor’s Note を追加
図 1 Service related function and interfaces in the CPE を追加。但し CPE 論理構成について
より詳細な寄書を求めるという Editor’s Note も追加された
NGN サービスコントロールプレーンのシグナリングアーキテクチャについて新規勧告作成に着手する提
案(TD Kobe-Q.01.11-04)が Nortel より提出された。SG13 で作成中の IMS for Next Generation
Networks (Y.IFN)との重複が議論されたが、新勧告はスコープを IMS に限定しないこと、Y.IFN はシ
グナリングプロトコルの検討を目標とするものではないことから重複はないという結論になり、SG13 とも
連携をとって重複の無いことを確認し、また Y.FRA の機能アーキテクチャと整合を取ることとして、新勧
告 Signalling Architecture for the NGN Service Control Plane 作成は合意された。エディタは Chris
Hogg(Nortel Networks)、文書構成は TD Kobe-Q.01.11-05 に示されている。
ITU-T での NGN アーキテクチャと ETSI での NGN アーキテクチャの比較に関する寄書(TD
Kobe-Q.01/11-03)が FT より提出された。双方の記述の整合を取るため、Y.FRA や Y.IFN、Y.PEIA へ
の変更提案を含むが、SG11 では Q.3 で主に議論するとして Q.1 では紹介するだけに止めた。
3.1.2 Q.2/11: General network terminology (Mr. Steve Norreys(BT, 英))
Organization of NGN service user profile data (Q.user_data)について、エディタの Niu Yingbin(チ
ャイナテレコム)から最新版(TD Kobe-q.2-11-006)が提出された。リファレンスや略語の追加の他、記述
の詳細化を提案するものであり、今会合での議論のベースとされた。
韓国よりの Q.user_data についての提案である、ドメイン間でのユーザデータのインターワーク及びトラン
スポートユーザプロファイルについての追加記述(TD Kobe-q.2-11-004r1)については、トランスポート
層と他ネットワークとのインタフェース記述であり Q.2 の検討範囲を超えるということで合意はされなかった。
同じく韓国より提案の、サービスユーザプロファイルデータの記述追加提案(TD Kobe-q.2-11-005、
008)については合意され、記述が追加されることとなった。
中国からの softswitch または IMS における PES アプローチに関する Q.user_data への追加記述提案
(TD Kobe-q.2-11-009)に関しても合意され、ドラフト勧告に取り入れられた。
韓国より Application Server Functional Entity (AS-FE)と Serving Call Session Control Functional
Entity (S-CSC-FE)間インタフェースに関する新勧告の提案(TD Kobe-q.2-11-007)があり、次回 7 月
の会合から新しい作業項目とされることとなった。エディタは Jinkyung Hwang(KT)である。
3.2 WP2:セッション、ベアラ及びリソース管理 (議長: Mr. Alain Le Roux(仏))
WP2 はセッション、ベアラ、及びリソース管理について以下の 3 件の課題を扱う。
(1) Q.3/11 : Session control and signalling requirements and protocols
(2) Q.4/11 : Bearer control and signalling requirements and protocols
(3) Q.5/11: Resource control and signalling requirements and protocols
3.2.1 Q.3/11 : Session control and signalling requirements and protocols(ラポータ:Mr. Rainer
Münch(Alcatel SEL AG, 独)、今回は Mr. Steve Norreys(BT, 英)が代行)
“NGN NNI Signalling Profile”(Q. NNI_profile)について、エディタの大羽巧氏(NTT)から改訂版(TD
Kobe-q.3-11-004r1)が提出された。エディトリアル修正およびセクション間の調整を提案するものであり、
今会合での議論のベースとされた。
4
関連寄書として、NTT より 5 件(うち 1 件は FT との共著)、KDDI より 1 件、AT&T より 1 件(Telcorfdia と
共著)が提出され、Q.NNI_profile への追加または修正を提案するこれら全ての寄書が合意された。各
寄書の提案内容は次のとおり。
コーデックリストと、リストされるコーデック、またパケット化サイズの提案。(TD Kobe-q.3-11-008)
3GPP2 のコーデック、EVRC と VMR-WB の追加を提案。(TD Kobe-q.3-11-007)
9 章 SIP Profile における、REGISTER および Call-ID に関する記述修正を提案。(TD
Kobe-q.3-11-015)
RFC3261 以外のヘッダの規定タイプ追加を提案。(TD Kobe-q.3-11-014)
M/O の定義をする表の追加を提案。(TD Kobe-q.3-11-016)
SDP の M/O を規定する表の追加を提案。(TD Kobe-q.3-11-017) ただし、”Media description”
を補足する括弧の中身を、”one or more per description”から”zero or more per description”に修
正して合意。
Call flow を 4 シナリオ(PSTN 発着、PSTN 発、PSTN 着、NNI 経由の IP)記載することを提案。(TD
Kobe-q.3‐11‐012)
なお、これらの合意された提案を取り込んだものが会合中に確認され、今会合でのアウトプット文書として
扱われた(TD Kobe-q.3-11-024)。
AT&T から、UNI プロファイルのベース文書(TD Kobe-q.3-11-019)が提出され、詳細については次回
会合から議論されることで合意された。この UNI プロファイルへは、NNI プロファイルと同様に M/O を定
義した表の追加、また UNI プロファイルがサポートする RFC のリストを記載するという NTT の提案が合意
された。提案は、TD Kobe-q.3-11-016 に記述されている。M の定義文章については、会合中に UNI に
適した文章へ修正され、提案をベース文書へ追加したものが今会合のアウトプット文書(TD
Kobe-q.3-11-025)となった。
エディタであるチャイナテレコムより、Serving Call Session Control Functional Entity (S-CSC-FE)と
Service User Profile Functional Entity (SUP-FE)間のシグナリング要求条件を検討する Q.sup_req の
修正版(TD Kobe-q.3-11-13)が提出され、スコープの明確化、Procedure Requirements の追加などが
提案された。中国からは、この Procedure Requirements の一部となる寄書提案(TD Kobe-q.3-11-20)
がなされ、これらを今会合のアウトプット文書とし、次回会合で更なる寄書が要求されることとなった。
AT&T より、Endpoints に関する議論を促すためのアウトライン文書(TD Kobe-q.3-11-18)が提出され、
次回会合から詳細について議論されることとなった。
今回の寄書提案はなかったが、前回の Geneva 会合で AT&T から提出された Q.plug&play についても、
次回会合より取り扱われることとなった。
Nortel Europe より、SIP を使用したサービスをサポートするための標準化の原則(TD Kobe-q.3-11-11)
が提案された。この原則の具体的な内容としては以下の通り。
SIP network の有用性を検討
SIP ヘッダの使用
必要な SIP ヘッダがない場合、新規ヘッダ作成を検討
上記の 3 項目が不可能である場合、他のメカニズムを使うことを検討し、そのメカニズムを使用する際
には提案された原則に従う
新規ヘッダ作成に関する各標準化団体との対応について議論されたが、これらの原則を利用して作成
された“Communication Hold” service for NGN(TD Kobe-q.3-11-011)を今会合のアウトプット文書とし、
次回会合で詳細について議論することとなった。本文書のエディタはChris Hogg(Nortel Networks)。
5
3.2.2 Q.4/11 : Bearer control and signalling requirements and protocols(ラポータ:Mr. Ian Rytina
(Ericsson, 豪))
本中間会合での開催なし
3.2.3 Q.5/11: Resource control and signalling requirements and protocols(ラポータ:Ms. Tina
Tsou (Huawei, 中国))
【リソース制御プロトコル関連】
リソース制御プロトコル文書に関して、文書構成の見直しに関する議論が行われた。議論の結果、現在
の勧告草案の文書タイトルの統一、また同じインタフェースに対し、複数プロトコル候補がある場合には、
タイトルに Annex を付与し、プロトコル毎に文書を作成することになった。[関連寄書:Q5/11-021(MII、
中国)]。リソース制御プロトコルの勧告草案は、表 4 を参照。
アルカテルより、 TISPAN NGN リリース1文書に対する ITU-T の課題担当の割り当てについてコメント
(Q5/11-08)があり、H.248 関連は Q.3/16 も関与すべきとのコメントがあった。議論の結果、H.248 関連文
書は、Q.5/11 より Q.3/16 にリエゾンを送付することになった。
(1) リソース制御プロトコル no.1 (Q.rcp.1)
エディタより、2006 年 1 月 SG13 会合での RACF アーキテクチャの変更に伴うエディトリアル修正
(Q5/11-033)が提案され、承認された。
フランステレコムからの Q.rcp.1 へのコメント寄書(Q5/11-033)において、Q.rcp.1 と同等のインタフェー
スを規定している ETSI TISPAN の技術仕様 ETSI TS 183 017 (Gq' interface based on Diameter
protocol)との①インタフェース要件の差分比較、②TS 183 017 の normative リファレンスへ追加、③TS
183 017 との比較を行い、技術的な変更や追加部分の文書化が提案された。①については、文書の必
要性が認められ、②、③については、差分結果を待ってから、判断することになった。
(2) リソース制御プロトコル no.2 (Q.rcp.2)
本勧告草案への記述の追加/修正提案が 7 件(中国、シーメンス)あり、基本的に全ての提案が合意され
勧告草案に反映された。本勧告草案への寄書 7 件中 6 件が中国からの寄書であり、中国が積極的に進
めている。
本勧告草案のスコープであるベアラ制御機能(BCF)には、RACF アーキテクチャの PD-FE と TRC-FE
が含まれており、ベアラ制御機能間のインタフェースとして、2つのインタフェースがあるため、文書
PartⅠTRC-TRC 間インタフェース、PartⅡ PD-PD 間インタフェースとし、文書構成の整理が行われた。
現在の草案は、主にPartⅠの記述となっている。
(3) リソース制御プロトコル no.3 (Q.rcp.3)
ルーセントから Rw インタフェースのプロトコルに関して、特定のネットワーク環境でサポートされるプロト
コルではなく、あらゆるネットワーク環境で使用できる1つのプロトコルとするため、既存プロトコル(COPS、
DAIMETER、H.248)を評価する必要があると提案(Q5/11-009)が行われたが、1つのプロトコルに特定
することには合意が得られなかった。既存プロトコルの評価ついては、機能だけでなくさまざまな要求条
件を考慮する必要があるとされた。
NTT より、ETSI TISPAN の技術仕様 ES 283 018(H.248 Profile for the Ia Interface)を基にした、Rw
インタフェースへの H.2 48ベースラインドキュメント寄書(Q5/11-011)を提案した。フランステレコムからも
ETSI TISPAN の同技術仕様を Rw インタフェースに適用する寄書(Q5/11-010)が提案された。議論の
結果、Rw インタフェース上の信号要求条件を満たすものであるとして合意され、NTTの寄書は初期勧
告草案となった。文書構成の見直しにより、既存の勧告草案は、Annex A:COPS Alternative (COPS ベ
ース勧告草案(Q5/11-38))、NTT 提案は Annex B: H.248 Alternative(H.248 ベース勧告草案
(Q5/11-39r2))となった。
(4) リソース制御プロトコル no.4 (Q.rcp.4)
6
NTT より、Rc インタフェースにおける SNMP ベースラインドキュメント寄書(Q5/11-012)を提案し,初期草
案として合意した。Q.rcp.3 の勧告草案と同様に、既存の勧告草案は、Annex A:COPS Alternative
(COPS ベース勧告草案(Q5/11-40))、NTT 提案は、Annex B: SNMP Alternative(SNMP ベース勧告
草案(Q5/11-41r2))となった。
エディタより、2006 年 1 月 SG13 会合での RACF アーキテクチャの変更に伴うエディトリアル修正
(Q5/11-034)が提案され、承認された。
中国より、ポリシー情報ベース(PIB)の記述内容の提案(Q5/11-026)および、記述の追加/修正提案が
あり、寄書は合意し、PIB の提案は、Annex A: COPS Alternative 文書の Annex に追加された。
(5) リソース制御プロトコル no.5 (Q.rcp.5)
フランステレコムからの、Rt インタフェースプロトコルの取り組みに関する寄書(Q5/11-032)において、
Q.rcp.5 と同等のインタフェースを規定している ETSI TISPAN の技術仕様草案 ES 283 026 を、初期草
案の作成するために使用することが提案された。提案は合意し、フランステレコムより初期勧告草案
(Q5/11-42r1)が提案された。
表 4 リソース制御プロトコル 勧告草案一覧
No
1
2
3
4
5
6
7
タイトル
Q.rcp.1 (Resource control protocol no.1 (rcp1) – Protocol at the interface
between Service Control Physical Entity (SC-PE) and Resource and
Admission Control Physical Entity (RAC-PE))
Q.rcp.2 (Resource control protocol no.2 (rcp2) – Protocol at the interface
between peer Resource and Admission Control Physical Entities
(RAC-PEs) - Part I (Protocol at the interface between Transport Resource
Control Physical Entities (TRC-PEs))
Q.rcp.3 (Resource control protocol no.3 (rcp3) – Protocol at the interface
between Policy Decision Physical Entity (PD-PE) and Policy Enforcement
Physical Entity (PE-PE)) Annex A: COPS Alternative
Q.rcp.3 (Resource control protocol no.3 (rcp3) – Protocol at the interface
between Policy Decision Physical Entity (PD-PE) and Policy Enforcement
Physical Entity (PE-PE)) Annex B: H.248 Alternative
Q.rcp.4 (Resource control protocol no.4 (rcp4) – Protocol at the interface
between Transport Resource Control Physical Entity (TRC-PE) and
Transport Physical Entity (T-PE)) (Rc interface) Annex A: COPS
Alternative
Q.rcp.4 (Resource control protocol no.4 (rcp4) – Protocol at the interface
between Transport Resource Control Physical Entity (TRC-PE) and
Transport Physical Entity (T-PE)) Annex B: SNMP Alternative
Q.rcp.5 (Resource control protocol no.5 (rcp5) – Protocol at the interface
between Policy Decision Physical Entity (PD-PE) and Transport Resource
Control Physical Entity (TRC-PE) (Rt interface) in access network)
エディタ
Mr. Tom Taylor
(ノーテル, カナダ)
Dr.Mingchuan
YANG
(チャイナテレコ
ム、中国)
Mr. Heyuan XU
(MII,中国)
Dr.鎌谷修 (NTT、
日本)
Mr. Tom Taylor (ノ
ーテル, カナダ)
Dr.鎌谷修 (NTT、
日本)
Mr. Alain Le Roux
(フランステレコム、
仏)
【ゲート制御インタフェースにおける信号要求条件(TRQ.ncap2)】
各国からの提案はなく、今会合での議論はなし。
【Q.4/13、Q.5/11 のジョイント会合】
Q.4/13 会合で検討中である RACF アーキテクチャの情報エレメント要素の議論と、フランステレコムから
の ETSI TISPAN RACS 文書と ITU-T Y.RACF 文書のスコープ、機能の比較寄書(Q5/11-014)の議論
が行われた。会合では結論に至らず、文書の比較については、今後も継続して更新していくことになっ
た。
7
3.3 WP3: アタッチメント制御、試験、及びハンドブック(議長: Mr. Leslie Graf(豪))
WP3 ではアタッチメント制御、試験、及びハンドブックに関する以下の 3 課題を扱う。
(1) Q.6/11: Assistance in preparation of a handbook on the deployment of packet based networks
(2) Q.7/11: Signalling and control requirements and protocols to support attachment in NGN
environments
(3) Q.8/11: Protocol Test Specifications for NGN
3.3.1 Q.6/11: Assistance in preparation of a handbook on the deployment of packet based
networks(Mr. Keith Mainwaring(Cisco, 米))
本中間会合での開催なし
3.3.2 Q.7/11:Signalling and control requirements and protocols to support attachment in NGN
environments(Mr. Ahn Jae-Young(ETRI, 韓国))
NGN トランスポートユーザプロファイル(Q.NGN-trx.profile)について、エディタである Niu Yingbin(チ
ャイナテレコム)より最新版の提案(TD Kobe-q.7-11-008)があった。アクセスネットワーク設定のための
ユーザデータについて各セクションを追加し、アクセス ID 関連、QoS 関連、セキュリティ関連の各ユーザ
データ項目の追加と記述を提案するものであった。それぞれについて議論が行われ、題名を NGN
transport stratum user profile data として stratum を追加する方が望ましいといったコメントも含め、
各種の修正が行われ、結果を TD Kobe-q.7-11-008R1 としてまとめてアウトプット文書とした。
ETSI TISPAN WG7 からの NGN セキュリティに関するリエゾン(TD Kobe-q.7-11-003)についてレビュ
ーを行った。WP2 議長 Alain Le Roux 氏が次回 7 月のジュネーブ会合を目処に ETSI TISPAN 関係者
に連絡し、この分野についてのプレゼンテーションを実施出来ないか依頼することとなった。
SG11 での RFID 関連のこれまでの寄書提案のまとめ(TD Kobe-q.7-11-004)及び TSAG RFID 会合で
の結果(TD Kobe-q.7-11-006)がラポータより紹介された。参考情報としてのものであり、特に議論は行
われなかった。
韓国より、NACF でのアクセスモビリティ制御に関するシグナリング要求条件及びアーキテクチャ検討を
新しい作業項目とする提案(TD Kobe-q.7-11-002 及び 007)があった。WP2 議長より、関連する他課題
と整合を取りつつ進める必要があるというコメントがあった他には 今会合では特に議論が無かったが、次
会合以降により詳細な検討・議論が行われると思われる。
3.3.3 Q.8/11: Protocol Test Specifications for NGN(Mr. Dmitri Tarasov(ZNIIS, 露))
本中間会合での開催なし
8
4. 本会合への参加者
表 5 ITU-T SG11 神戸中間会合出席者
日本電信電話株式会社
大場 巧
鎌谷 修
井出 一郎
谷田 康司
野口 剛史
古賀 光子
東日本電信電話株式会社
竹内 規晃
植北 祥充
高見 進太郎
筒井 智士
NTT コムウェア株式会社
佐々木 圭一
日本電気株式会社
真鍋 尚
江川 尚志
三菱電機株式会社
村上 謙
沖電気工業株式会社
能登谷 厚
KDDI 株式会社
松尾 一紀
9
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