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平成27年度 体力・運動能力調査結果及び分析・対策(松江市立第二
平成27年度 体力・運動能力調査結果及び分析・対策(松江市立第二中学校) (1)生徒の体力の現状 ○女子において、立ち幅とび、50m走、持久走、反復横とび等の脚力を要する種目で全国、県平均を上回 る結果であった。 ○男子では、概ね女子と同等の種目が全国、県平均並みであった。 (4)2年生 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果(全国平均を50としたときの比較) 2年男子 第二中 ○このことから本校は、脚力が強化されていると考えられる。 ●男女ともハンドボール投げが平均を大きく下回った。普段から投げるという運動が少ないと考えられる。 ●男子でどの種目も概ね全国、県平均と同等か、それ以下であった。 (2)27年度の具体目標の達成状況と課題 ○持久力向上のために行っている、年間6回の2000m走の成果として女子の持久走で全国、県平均を上 回った。 ○昨年度からの課題で柔軟性を高めることがあげられているが、今年度は全国、県平均並みまで上がって きた。 ●持久力向上のために行っている、年間6回の2000m走の成果が男子では得られなかった。 ●柔軟性は全国、県平均並とはなったが、更に高める必要がある。 平成28年3月28日 島根県 全国 2年女子 第二中 島根県 60 60 55 55 50 50 45 45 40 40 全国 (5)全国体力・運動能力調査、運動習慣等調査 2年生意識調査の結果 (体力合計点との相関が指摘されているものや松江市教育委員会として注目しているものを挙げています) 肯 定 的 回 答 割 合 ( % ) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2年男子 ●男子の結果の結果に対して意識調査では、運動に関する意欲は高い結果となっている。この相関関係の ないところに着眼して、結果を更に深く分析して対策をとる必要がある。 (3)28年度の取組【対策】 ①学校における取組 ・年間6回(4、5、6、9、10、11月)の2000m走の取り組みは継続していく。6回の取り組みのデータでは 回を追う毎に記録更新をする生徒が多いので、この取り組みの成果はでているものと考える。更にいえば記 録更新のための自主的な取り組みができるように意欲づけをするように、体育科教員の共通理解のもとに 指導を強化していく対策をとる。 ・柔軟性の向上に対しては、体育授業の準備運動として取り入れることで対応していく。更には、柔軟性の向 上が運動の技術の向上に大きく関係することを体育理論として知識に根付かせ、自主的な柔軟性向上のた めの取り組みができるようにする。 ・ハンドーボール投げの対策として、ベースボール型の授業(ソフトボール)で投げ方の指導を強化していく。 ②地域や家庭との連携による取組 ・本校生徒の体力の実態を保護者に伝える機会をもち体力向上に係る啓発活動を行う。 ・地域の体育的行事への積極的な参加を指導する。 肯 定 的 回 答 割 合 ( % ) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 第二中 島根県 全国 第二中 島根県 全国 2年女子 ③体力向上をめざした生活習慣の確立、食育推進の取組 ・生活習慣の崩れの原因となるメディア教育の強化に取り組む。 ・栄養教諭配置校の利点を活かし食育便りの定期発行するなどして食育推進に努める。 調査実施者数(人) 1年(男子106・女子99) 2年(男子105・女子91) 3年(男子104・女子86)