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専 攻 科 目 生命動物科学科

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専 攻 科 目 生命動物科学科
専 攻 科 目
生 命 科 学 部
生命動物科学科
生命科学科
生命動物科学科授業担当教員
<生命動物科学科
所属>
健康科学科
生命動物科学科
生命医科学科
健康医療学科
教 授
唐川 千秋
生物統計学、人間動物関係学、人間動物関係学実習、動物行動心理学、卒
業研究
教 授
梶浦 文夫
コンピュータリテラシ、病院情報管理学、動物行動解析、卒業研究
教 授
古川 敏紀
生命倫理、特別講義、臨床実習Ⅲ、卒業研究、臨床検査総論実習Ⅰ・Ⅱ、
動物機能形態学、特別講義
教 授
山本 健治
基礎物理学Ⅰ、基礎物理学Ⅱ、基礎物理学実験、ボディメカニクス、生命物
理学、卒業研究
准教授
神田 鉄平
科学英語[科学英語Ⅱ]、生命関連法規、環境マネージメントⅠ、医療器具
管理学、動物疾病学実習、卒業研究、動物機能形態学、内科看護学実習
[臨床検査論実習Ⅰ]、外科看護学実習[臨床検査論実習Ⅲ]、臨床検査論
実習Ⅰ・Ⅱ、臨床動物看護学
准教授
前田 憲孝
動物疾病学Ⅰ、動物疾病学Ⅱ、臨床検査論、臨床検査論実習Ⅰ・Ⅱ、臨床
実習Ⅲ、動物疾病学実習、卒業研究、動物機能形態学、外科看護学実習
[臨床検査論実習Ⅲ] 、特別講義、臨床動物看護学
講 師
古本 佳代
比較動物学実習Ⅰ、比較動物学実習Ⅱ、臨床実習Ⅰ、臨床実習Ⅱ、遺伝子
操作論、遺伝子操作論実習、環境生物科学実験Ⅰ[環境生物科学実験Ⅱ]、
卒業研究、動物機能形態学、比較動物学実習Ⅱ、遺伝子操作論実習
助 教
加計 悟
生理学、臨床生理学、薬効と投薬管理
助 教
湯川 尚一郎
動物疾病学実習、感染症学、感染症学実習、放射線生物学
助 手
村尾 信義
臨床実習Ⅰ、臨床実習Ⅱ、臨床検査論実習Ⅰ・Ⅱ
<美術工芸学科>
教 授
<生命科学科
草野 圭弘
放射線科学
所属>
教 授
萬代 忠勝
有機化学[有機化学Ⅰ]、天然物化学
教 授
宮野 善盛
物理化学Ⅰ、物理化学Ⅱ
教 授
仲 章伸
基礎化学実験
助 教
大杉 忠則
基礎化学実験、基礎分子生物学
<健康科学科
所属>
教 授
妹尾 護
基礎地学Ⅱ、環境リスク論、基礎地学実験
准教授
加藤 敬史
基礎地学Ⅰ、基礎地学実験、動物進化論Ⅰ
−172−
教 授
土井 章
基礎化学Ⅰ、基礎化学Ⅱ、無機科学Ⅰ、無機科学Ⅱ、放射線化学、環境マ
ネージメントⅡ
教 授
河邉 誠一郎
生化学、卒業研究
教 授
所属>
内藤 整
バイオサイエンス、基礎生物学実験
客員教授:
網本 昭輝
動物歯科衛生学実習
客員教授:
大島 誠之助
栄養学、 栄養管理学
健康科学科
<健康医療学科
生命科学科
<生命医科学科>
<客員教授>
非常勤講師: 小野 浩重
薬理学
非常勤講師: 北 徳
動物福祉論Ⅰ、 比較動物学、環境生物科学Ⅰ[環境生物科学Ⅱ]、 実験動
物学
非常勤講師: 越山 洋三
昆虫学
非常勤講師: 田中 浩二
病理学、 病理学実習
非常勤講師: 寺尾 恵治
動物福祉論Ⅱ、 免疫学[臨床免疫学]
非常勤講師: 福水 満之
フィールドワーク
非常勤講師: 松尾 清子
基礎生物学Ⅰ、 基礎生物学Ⅱ、 微生物学
−173−
健康医療学科
病原微生物学、 環境微生物学
生命医科学科
非常勤講師: 赤塚 和也
生命動物科学科
<非常勤講師>
生命科学科
健康科学科
科 目 名
生化学
対
象
18M 以前
教 員 名
河邉 誠一郎
■授業の概要
現在、地球上には、多種多様な生き物が生存している。しかし、も
とはただ1個の生命体から発生したものと考えられている。この生命
体は地球環境と密接なかかわりを保ちながら、生かされている。
しかし、現在、この地球は生物が生存するうえで非常に困難な状
況に置かれてもいる。生命体と化学物質・地球環境との関わりを知
るとともに、生命体を構成する化学成分や生命の仕組み、維持機
構などについて、解説する。これより、地球と生命の神秘を知り、人
間が地球生物の一員であることを、考えてもらう。単なる知識の習得
だけではなく、自身で考え、解決する能力を養う。
生命動物科学科
■到達目標
化学物質が生命構築におよぼしている様々な役割、しくみ、必然
性などを学ぶ。また、生命の不思議、神秘について知り、そこから、
さまざまな現象・問題を自身で考え、解決する能力を培う。
年次
開講期
1
■授業計画
1.地球の誕生と原始化学物質
2.生命のために選ばれた元素
3.生命の誕生と生物進化
4.生命を構成する元素・物質
5.生命物質と化学方向性
6.アミノ酸、脂質
7.炭水化物の代謝、エネルギー獲得
8.水の役割
9.化学進化と 酵素進化
10.酵素・タンパク質
11.DNA・RNA
12.遺伝子
13.タンパク質生合成と酵素
14.地球を救うもの(植物・昆虫・微生物)
15.総まとめ
後期
■授業外学習
講義に応じた課題を与え、それについて自身で調べ、考え、纏め
て提出してもらう。
■評価方法
平常点・生レポート、課題など(60%)、定期試験(40%)により総
合的に評価する。
生命医科学科
■注意事項
受講状況、小レポート、課題を重視する。
健康医療学科
科 目 名
微生物学
対
象
18M 以前
教 員 名
松尾 清子
■授業の概要
微生物はヒトが誕生するよりもずっと以前から地球上でその生命を
維持、発展させてきた。その歴史の中で微生物とヒトとの間には共
存~破壊に至る種々の関係が生じてきた。そこで微生物がヒトの健
康や生活にどのように関わっているのか、基礎と応用面から講義す
る。
教 科 書
参考書等
その都度、必要に応じ、プリント、資料を配布する。
■到達目標
微生物とは何か、どのような特徴を持っているかなど、微生物学の
基本を理解し、さらに今後の専門に対応できるような幅広い知識を
得る。
■授業外学習
定期試験は持ち込みなしで行うので、しっかり復習しておくこと。
年次
1
■授業計画
1.はじめに
2.微生物学の歴史
3.微生物の種類と構造
4.微生物の代謝(1)
5.微生物の代謝(2)
6.微生物の増殖と培養
7.消毒と滅菌
8.微生物の遺伝(1)
9.微生物の遺伝(2)
10.感染の成立
11.病原性をもつ細菌(1)
12.病原性をもつ細菌(2)
13.ウィルスによる感染症
14.人類による微生物の利用
15.まとめ
■評価方法
平常点(出席状況、授業態度、小テストまたはレポート)40%、定期
試験 60%
■注意事項
特になし
教 科 書
参考書等
「コンパクト微生物学」小熊 惠二、堀田 博(南江堂)
なし
−174−
開講期
後期
■授業外学習
授業時間内には完成できない課題を課するので、授業外の時間
を活用して完成させ、それを通じて理解を定着させる。
■注意事項
1人 1 台のPCで実習できる実習室を使用する。
使用しない。
(授業中に適宜資料を配布する。
)
非常に多岐にわたるため講義中に紹介する。
■到達目標
「生命とは何か?」を考えるための知識と思考能力を身につけるこ
とを目標とする。
■授業外学習
教科書をよく読んで復習しておくこと。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.生理学的調節の分子および細胞生物学的基礎(1)
2.生理学的調節の分子および細胞生物学的基礎(2)
3.生理学的調節の分子および細胞生物学的基礎(3)
4.中枢神経系
5.様々な感覚器
6.内分泌系(1)
7.内分泌系(2)
8.生殖器系
9.腎臓・泌尿器系
10.自律神経系
11.呼吸・循環器系(1)
12.呼吸・循環器系(2)
13.消化器系および代謝
14.運動器系
15.総まとめ
■評価方法
小テスト、本試験により総合的に評価する。
■注意事項
本講義は今後本学科で実施される全ての講義、実習の基礎となる
内容を多大に含んでいるため、必ず履修すること。
教 科 書
参考書等
The complete textbook of veterinary Nursing:Victoria Aspinall
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld
獣医組織学イラストレイテッド interzoo 木村 順平 監訳
−175−
健康医療学科
科 目 名
生理学
対
象
18M 以前
教 員 名
加計 悟
■授業の概要
本講義では分子生物学的な生理学から、細胞レベル、個体レベ
ルの生理学を対象とする。種にとらわれず、生命の普遍的側面に
焦点をあてることで、「生命とは何か?」を考えるための知識と思考
能力を身につけていくことを目標とする。一方で、比較動物学として
の生理学についても考え、種の特徴を十分に理解することで、幅広
い種に対応出来る獣医学の基礎を身につけることを目指す。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命動物科学科
■評価方法
プレゼンテーション(30%)、課題レポート(50%)およ講義に取り
組む姿勢(20%)を総合的に評価する。再試験は行わない。
健康科学科
■到達目標
情報を分かりやすく表現して伝えるために、テクニカルライティング
の基本を身につける。また、表現する内容に応じて、図やイラストや
写真を適切に用いることができるようになる。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.講義の目的、進め方、PC実習室の利用法、その他注意事項な
ど
2.テクニカルライティングと事務的な文書
3.論文、レポートの書き方を学ぶための課題1
4.課題1の作成と指導
5.分かりやすい表現としての情報デザイン
6.図、イラスト、写真の活用
7.情報デザインを学ぶための課題2
8.課題2の作成と指導
9.表計算ソフトを使ったデータの扱い方
10.簡単なデータのまとめ方とその課題3
11.課題3の作成と指導
12.分かりやすく効果的なプレゼンテーション
13.発表資料の作成
14.プレゼンテーション
15.プレゼンテーションと講評
生命科学科
科 目 名
コンピュータリテラシ
対
象
18M 以前
教 員 名
梶浦 文夫
■授業の概要
高校時代の情報リテラシー教育を土台として、操作に関して復習
するとともに、文章表現、情報デザインなど、情報の中身について
学ぶ。
生命科学科
科 目 名
病原微生物学
対
象
18M 以前
教 員 名
赤塚 和也
■授業の概要
動物とヒトに関連のある微生物についての概略を学習する。2 年次
に授業する環境微生物学の基礎となる領域である。
健康科学科
■到達目標
動物とヒトに関連する微生物についての基礎知識を習得する。
■授業外学習
授業の前に資料を配付するので、その資料と教科書でよく復習す
ること。
生命動物科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢・態度および定期試験で評価を行い、最終評
価は総合的に実施する。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
1.微生物学序論と細菌学総論
2.細菌の発育と増殖
3.細菌の培地と培養
4.細菌の死滅(滅菌と消毒)
5.化学療法
6.細菌と環境衛生
7.感染論-1
8.感染論-2
9.感染論-3
10.抗原と抗体
11.抗原-抗体反応
12.微生物の種類-リケッチアとクラミジアの特徴
13.微生物の種類-マイコプラズマの特徴
14.微生物の種類-真菌の特徴
15.微生物の種類-ウイルスとバクテリオファージの特徴
■注意事項
教 科 書
参考書等
明石 博臣 他編 「動物微生物学」
(朝倉書店)
生命医科学科
健康医療学科
科 目 名
バイオサイエンス
対
象
18M 以前
教 員 名
内藤 整
■授業の概要
自然環境の中では、植物も動物もそれぞれの種が互いに影響を
与えながら生態系を構成している。生態系におけるエネルギー生
産者である植物と人間との関係、植物の物質生産機能について解
説する。
■到達目標
・人間生活や環境保全における植物の重要性について理解する。
・植物の構造と生理機能について理解する。
■授業外学習
・日常生活の中でどのような食物(植物)を摂取しているか意識す
る。
・小テストを行うので、前回までの復習をしておくこと。
・必須アミノ酸の化学構造を調べる。
・授業で紹介する参考書を読み、知識を深めるとともに健康と食生
活の関係について自分の考えをまとめる。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.食物とは(独立栄養と従属栄養)
2.植物が必要とする養分
3.人間のエネルギー源
4.人間に必要な栄養
5.アミノ酸とタンパク質
6.食と健康
7.植物の形態と構造Ⅰ.細胞
8.植物の形態と構造Ⅱ.組織と器官
9.植物の水分生理Ⅰ.水ポテンシャル
10.植物の水分生理Ⅱ.凝集力説
11.光合成Ⅰ.光合成器官
12.光合成Ⅱ.電子伝達系
13.光合成Ⅲ.カルビンサイクル
14.光合成Ⅳ.C4ジカルボン酸サイクルとベンケイソウ型有機酸代
謝
15.光合成と環境条件
■評価方法
授業中の小テストや課題の提出状況などの平常点(30%)と定期
試験(70%)によって評価を行う。
■注意事項
教 科 書
参考書等
使用しない。プリントを配布する。
清 水 碩 著 「 大 学 の 生 物 学 植 物 生理学」裳 華房、 M.J.Chrispeels and D.E.Sadava 「 Plants, Genes, and
Agriculture」Jones and Bartlett Publishers、エリック・シュローサー著「ファストフードが世界を食いつくす」
草思社、フレッド・マグドフ他編「利潤への渇望」大月書店、ティム・ラング他著「フード・ウォーズ」コモンズ、
など授業中に適宜案内する。
−176−
生命動物科学科
■授業外学習
物質に関する書物などを読んで、いろいろな物質の性質に興味を
持ち、分からないことがあれば講義中に質問すること。
前期
健康科学科
■到達目標
原子や分子などの化学結合や日常生活で使用しているいろいろ
な物質の構造・性質およびその製法について理解を深める。
年次
開講期
1
■授業計画
1.オリエンテーション
2.ドルトンの原子説とアボガドロの分子説
3.原子の構造と原子番号の決定法
4.同位体とイオン
5.元素の性質と周期表
6.水素原子のスペクトルと波長
7.ボーアの原子模型
8.量子数と軌道の形
9.原子の電子配置
10.電子親和力と電気陰性度
11.イオン結合
12.共有結合
13.分子の構造
14.金属結合
15.総まとめ
生命科学科
科 目 名
基礎化学Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
高校の化学の延長である基礎事項について平易に解説する。さら
に、私たちの日常生活に重要な役割を果たしている物質ついて例
を挙げながら、その構造・反応性・製法について説明する。また、原
子や分子の化学結合・性質などについて講述する。
■評価方法
受講態度などの平常点と中間試験・定期試験で評価を行う。評価
は平常点(20%)、試験(80%)の重みで判定する。
■注意事項
必ず予習・復習を行うこと。
「一般化学」 長島弘三、富田功著(裳華房出版)
必要に応じて適宜紹介する
■到達目標
日常生活において使用している物質について理解を深め、その物
質の製法や性質および反応性について知識を広める。
■授業外学習
身の回りの物質について疑問点があれば講義中に質問すること。
年次
開講期
1
■授業計画
1.オリエンテーション
2.物質の状態(気体、溶液、固体)
3.化学反応(化学変化、酸・アルカリ、酸化・還元)
4.有機化合物の分類
5.異性体
6.石油と有機化合物の反応
7.炭化水素の命名とその性質
8.混成軌道
9.脂肪族と芳香族化合物
10.エステルと油脂
11.天然有機化合物(炭水化物、たんぱく質)
12.天然繊維と合成繊維
13.合成樹脂
14.天然ゴムと合成ゴム
15.総まとめ
■評価方法
受講態度などの平常点と中間試験・定期試験で評価を行う。評価
は平常点(20%)、試験(80%)の重みで判定する。
■注意事項
いろいろな物質に興味を持つこと。
「一般化学」 長島弘三、富田功著(裳華房出版)
必要に応じて適宜紹介する
−177−
後期
健康医療学科
科 目 名
基礎化学Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
日常生活におけるいろいろな化学反応を説明した後、有機化学の
基礎事項に重点をおいて解説する。最も重要な有機化合物の命名
法、異性体、混成軌道について説明した後、私たちの身の回りにあ
る物質の性質・反応について講義する。
教 科 書
参考書等
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
健康科学科
科 目 名
基礎物理学Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
授業のねらいは基本的には古典力学の織りなす決定論的世界観
を確立することにある。とくに医療・看護行為に係る物理学の内容を
想定して、ヒトや動物の体のような大きさのある物体の力学から考
え、わかりやすく整理していく。これらを力とトルクに関係した理論や
法則、具体的には物体の釣り合い、運動、仕事とエネルギーに関
する理解につなげる。このような力学の様々なキーポイントを思い描
けることが目標となる。
■到達目標
生命、医療、健康、環境などの分野において、信頼されうる確実な
対応のとれる物理学的常識を身に付けること。
生命動物科学科
■授業外学習
学習に関連した練習問題、または授業中の指示課題に取り組むこ
と。この取り組みに不可欠のポイントを確認すること。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.歩行から学ぶ
作用・反作用の法則
2.いろいろな張力・抗力
力のとらえ方・合力と成分
3.力を使った力ではないもの
トルク(力のモーメント)
4.ナースの力学
力とトルクのつり合い
5.作用と反作用がもつ時間
力積
6.運動の勢いが変る
運動量の変化と力積
7.空気抵抗・摩擦力の作用
いろいろな力積
8.運動の微分表示
運動の法則
9.馬力・電力からカロリー計算
力と仕事と仕事率
10.運動エネルギーと位置エネルギー 力学的エネルギー
11.エネルギーの原理が導くもの
エネルギー保存の法則
12.回転の勢いが変る
角運動量の変化とトルク積
13.運動の向きが変る
等速円運動
14.振動から入る音・光・電気
単振動
15.総まとめ
■評価方法
講義に取り組む姿勢20点、レポートの評価20点、試験の評価60
点を基本として、全体的に成績評価する。
■注意事項
高校物理の理解は、本講での学習の満足度と無関係ではありえ
ず、少なくとも受講まえの学力補強程度の対策は不可欠である。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
健康医療学科
科 目 名
基礎物理学Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
熱、音・光の波、電気、放射線など、医療看護の分野で応用のきく
内容に特化して学習する。熱量保存の法則、音・光と視聴覚との関
係や医療技術への応用の理解に努める。電気・電力に関する法則
や回路、放射線についても学習する。
平田雅子著『新体系看護学全書 基礎科目物理学』
(メヂカルフレンド社)
;澤田肇著≪基礎固め≫物理(化学同人)
佐藤幸一他著『医療系のための物理』
(東京教学社)
■到達目標
生命、医療、健康、環境などの分野において、信頼されうる確実な
対応のとれる物理学的常識を身に付けること。
■授業外学習
学習に関連した練習問題、または授業中の指示課題に取り組むこ
と。この取り組みに不可欠のポイントを確認すること。
年次
開講期
1
■授業計画
1.何を学ぶか
2.熱の伝わり方
3.熱量保存の法則
4.波(音波・光波)の進み方と表し方
5.波の反射・屈折・共鳴
6.音の大きさと強さの表し方
7.ドップラー効果
8.超音波の特徴と診断の基本
9.レンズと幾何光学
10.静電気と電流・電圧
11.オームの法則
12.電気回路と電力・電力量
13.いろいろな放射線・原子核崩壊と分裂
14.放射線エネルギーと医療
15.総まとめ
■評価方法
講義に取り組む姿勢20点、レポートの評価20点、試験の評価60
点を基本として、全体的に成績評価する。
■注意事項
高校物理の理解は、本講での学習の満足度と無関係ではありえ
ず、少なくとも受講まえの学力補強程度の対策は不可欠である。
教 科 書
参考書等
平田雅子著『新体系看護学全書 基礎科目物理学』(メヂカルフレンド社)
澤田肇著≪基礎固め≫物理(化学同人)
;佐藤幸一他著『医療系のための物理』
(東京教学社)
−178−
後期
■評価方法
平常点(出席状況、授業態度、小テストまたはレポート)40%、定期
試験 60%
生命動物科学科
■授業外学習
小テストまたはレポートの課題があるので復習をしっかりしておくこ
と。
健康科学科
■到達目標
生物を構成している物質や生きるためのシステム、すなわち細胞
の構造、エネルギー代謝、セントラルドグマ等の基本を理解する。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.はじめに
2.細胞を構成する物質
3.細胞の構造と機能
4.細胞膜のはたらき
5.小テストまたはレポートの課題があるので復習をしっかりしておく
こと。
6.エネルギー代謝ーATP の合成
7.エネルギー代謝ー光合成
8.酵素について
9.小テストまたはレポートの課題があるので復習をしっかりしておく
こと。
10.遺伝のしくみ
11.遺伝子としての DNA
12.DNA からタンパク質へ①
13.DNA からタンパク質へ②
14.遺伝子発現の調節
15.まとめ
生命科学科
科 目 名
基礎生物学Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
松尾 清子
■授業の概要
地球上の多くの生物は見かけが異なり、さまざまな形態の細胞から
出来上がっている。ところがこの多様な生物を構成している物質
や、生きるためのシステムは基本的に同じである。ここでは生物を分
子や細胞のレベルからとらえ、生命を維持している基本的なシステ
ムを解説する。自然と一線を画し、独立しているような立場をとって
きたヒトも、このシステムは他の生物と基本的には同じであり、地球
上の生態系の一員であることを改めて考える。
■注意事項
特になし。
和田 勝 著「基礎から学ぶ生物学
なし
細胞生物学」
(羊土社)
■到達目標
どのようにして多細胞生物は生まれてきたのか、どのような生存戦
略を持ち、外部の刺激に対して個体を維持しているのかを理解す
る。
■授業外学習
小テストまたはレポートの課題があるので復習をしっかりしておくこ
と。
年次
開講期
1
■授業計画
1.はじめに
2.多細胞生物への道ーDNA の複製
3.細胞周期と体細胞分裂
4.発生と分化ー減数分裂
5.突然変異と DNA の修復機構
6.進化について
7.小テスト
8.感覚器と感覚の受容
9.神経系
10.神経伝達物質
11.筋肉の構造と種類
12.刺激に対する生物の反応
13.内部環境と調節
14.免疫のシステム
15.まとめ
■評価方法
平常点(出席状況、授業態度、小テストまたはレポート)40%、定期
試験 60%
■注意事項
特になし。
和田 勝 著「基礎から学ぶ生物学
なし
細胞生物学」
(羊土社)
−179−
後期
健康医療学科
科 目 名
基礎生物学Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
松尾 清子
■授業の概要
この地球上には多種多様な生物がお互いに密接につながりなが
ら生態系を構成している。ここでは多数の細胞からなる個体の組織
化と構築、および個体の統一性を維持する上で欠くことのできない
制御のしくみについてみていく。さらにそれぞれの生物の生存戦略
を紹介しながら生物の多様性についての理解を深める。
教 科 書
参考書等
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
科 目 名
基礎地学Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
加藤 敬史
■授業の概要
地学の基礎的事項、太陽系における地球惑星の位置づけ、地球
の内部構造、地殻を構成する主要な岩石とその成因、地球の歴史
といった項目を中心に学ぶ。
健康科学科
■到達目標
太陽系の惑星としての地球の位置づけ、構成物質、構造、地球史
の概略を把握する。
■授業外学習
講義で使用するスライドはホームページ(http://www.kusa.ac.jp
/~tkato)上にアップロードしてあるので予習、復習を行うこと。また、
各講義の課題を提示してあるので講義の進行に合わせて提出する
こと。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.はじめに
2.太陽系と地球
3.地球の外観と構造
4.地球を構成する物質(火成岩)
5.地球を構成する物質(堆積岩)
6.地球を構成する物質(変成岩)
7.プレートテクトニクス
8.地表の変化とその記録(1 風化・浸食・堆積作用)
9.地表の変化とその記録(様々な地質構造の形成)
10.地表の変化とその記録(化石・相対年代・絶対年代)
11.生命の歴史(先カンブリア時代〜古生代)
12.生命の歴史(中生代)
13.生命の歴史(新生代)
14.生命の歴史(人類の時代とその将来)
15.まとめ
生命動物科学科
■評価方法
課題(20%)、講義への意欲的な取り組み(10%)定期試験(7
0%)の割合で評価する。なお、講義への意欲的な取組について
は、質問カードや e-mail、講義中の発言などを考慮して評価する。
生命医科学科
■注意事項
この講義に関連して、教養科目の地球科学、関連科目の基礎地
学Ⅱを受講するとより理解が深まる。また、理解を深めるため校外
実習を行う場合がある。実施時期については講義最初のオリエンテ
ーションで紹介する。
教 科 書
参考書等
なし(配付プリントを使用し,適宜参考資料・文献等を提示する)
健康医療学科
科 目 名
基礎地学Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
妹尾 護
■授業の概要
火山噴火とマグマの性質の関係、地震の発生機構、地震波の伝
わり方と地球内部の物質構成、気圏の構造、大気の循環、雲や雨
滴の生成、前線や高・低気圧の発生、発達等、地球上で起こる地
球科学的現象について詳しく解説する。
■到達目標
火山活動、地震活動、気象現象等の自然界の各現象について、
発生メカニズムや予知方法等を理解、説明できる。
■授業外学習
ミニレポートの作成等、授業外学習の具体的な内容や方法につい
ては、授業中に詳しく説明する。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
1.オリエンテーション(授業の進め方、参考資料、授業外学習、評
価方法等)
2.マグマと火山噴火
3.噴火様式
4.地震とは
5.震度とマグニチュード
6.地震波の伝わり方
7.地震波の伝播と地球内部の物質構成
8.気圏の構造
9.大気の大循環
10.水蒸気の凝結
11.雨滴の成長(冷たい雨、暖かい雨)
12.温暖前線、寒冷前線、停滞前線
13.高気圧、低気圧(台風を含む)
14.天気図と日本の四季
15.総復習・まとめ
■評価方法
授業に取り組む態度・姿勢(20%)、ミニレポートおよび定期試験
(80%)により総合的に評価する。
■注意事項
特になし。
教 科 書
参考書等
配布プリントを使用する(教科書は使用しない)
。
授業中に適宜紹介する。
−180−
■評価方法
各々の実験テーマにつき、実験・実習活動の積極度(出席を含
む)と提出したレポートを一組にして評価し、全課題とテーマのレポ
ートを合計して100点とする。
教 科 書
参考書等
近浦 吉則ほか 編著:理工学基礎課程物理学実験(東京教学社)およびプリント
必要に応じて指示する。
■到達目標
体系的な無機化学の基本概念を習得する。
■授業外学習
教科書をよく読んで、予習・復習をすること。
■評価方法
受講態度などの平常点と定期試験により、総合的に判断する。
年次
開講期
1
■授業計画
1.オリエンテーション
2.原子の構造
3.原子核の性質
4.電子のエネルギー順位図と軌道の形
5.遷移元素の性質
6.価電子と最外殻電子
7.周期表
8.イオンの特性とイオン化エネルギー
9.電子親和力と電気陰性度
10.共有結合と結合エネルギー
11.アルカリ金属とアルカリ土類金属
12.12族元素とアルミニウムの性質
13.炭素と珪素の性質
14.いろいろな電池
15.総まとめ
■注意事項
判断する。評価は平常点(20%)、定期試験(80%)の重みで判
定する。
「絶対わかる無機化学」 齋藤勝裕、渡會 仁(講談社サイエンティフィック)
講義中に適宜紹介する
−181−
前期
健康医療学科
科 目 名
無機化学Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
最近の量子論に基づいた原子論(原子模型)や原子から発生する
スペクトルによる水素原子の電子配置やエネルギー順位図の解明
法について説明する。また、周期表によりいろいろな物質の構造・
性質・反応などについても解説する。
教 科 書
参考書等
生命医科学科
■注意事項
各テーマにつき次の3ステップの取り組みを大切にする: ①実験
の目的に合った計画を立て、②測定データを記録し表・グラフ・文
章にまとめ、③結果を標準値と比較・検討し、実験誤差内での一致
を確認する。
生命動物科学科
■授業外学習
ガイダンス(最初の2週間)で実験処理に関する演習題を解き、実
験では毎時テーマの目的・理論の下調べ(レポート全体の約 50%
に相当)を事前に書いてくる。
健康科学科
■到達目標
与えられた各々のテーマについて実験を完遂したうえで、実験の
目的・方法(理論を含む)・結果および考察等を記したレポートの作
成・提出(実験後1週間以内)を求める。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
※第3講以下の項目から各自に6テーマを割り振る。
1.物理実験とは?観測と測定値について
2.コンピュータの利用、シミュレーションについて
3.摩擦係数の測定
4.万有引力定数の測定
5.運動量保存/運動法則
6.ニュートン環(ニュートンリング)
7.ヤング率の測定
8.弦の振動実験
9.重力加速度の測定
10.トランジスタの増幅作用ほか
11.半導体ダイオードの整流作用ほか
12.コンピュータ①Visual BASIC など
13.コンピュータ②ウェブページ、Java など
14.分光計による波長測定
15.まとめ
生命科学科
科 目 名
基礎物理学実験
対
象
18M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
科学的なものの見方、考え方を養い、自然法則を正しく理解する
ことを目的として、物理実験とコンピュータ実習に取り組む。力学、
電磁気、波動、熱、物性などの分野で用意された基本的な テーマ
について実験測定を行い、重要なデータを採取して解析する。ま
た、初歩的なプログラミングやインターネットの実習に取り組む。
生命科学科
科 目 名
無機化学Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
最近の量子化学の理論に基づいた元素の性質や化学結合およ
び結晶の構造などに重点を置き解説する。無機化学の一般的な基
礎的事項を中心にして、思考力と応用力を養う講義を行う。
健康科学科
■到達目標
無機化学の一般的な事項を中心に」思考力と応用力を身に付け
る。
■授業外学習
教科書を熟読して、予習と復習を行っておくこと。
年次
開講期
1
■授業計画
1.オリエンテーション
2.窒素族と酸素族
3.ハロゲン元素と希ガス元素の性質
4.遷移元素の性質
5.化学結合論
6.混成軌道
7.配位結合と金属結合
8.物質の三態
9.結晶の構造
10.吸着性・伝導性・磁性
11.酸化・還元反応
12.電池とイオン化傾向
13.酸と塩基の特徴
14.sei
15.総まとめ
後期
生命動物科学科
■評価方法
受講態度などの平常点と定期試験により総合的に評価する。評価
は平常点(20%)と中間・期末試験(80%)の重みで判定する。
生命医科学科
■注意事項
無機化学Ⅰを履修しておくことが望ましい。
教 科 書
参考書等
「絶対にわかる無機化学」 齋藤勝裕
講義中に適宜紹介する
渡會 仁著 (講談社サイエンティック)
健康医療学科
科 目 名
有機化学/有機化学Ⅰ
対
象
18・17M/16M 以前
教 員 名
萬代 忠勝
■授業の概要
原子・分子の成り立から始まり、有機化合物の構造と性質を詳細に
解説する。
■到達目標
原子や分子の成り立ち、結合の状態、電子の授受、立体化学、酸
性度、塩基性度などを理解する。
■授業外学習
年次
開講期
1
■授業計画
1.有機化合物の構造
2.原子・分子の成り立ち
3.原子・分子の成り立ち
4.原子・分子の成り立ち
5.有機化合物の基本骨格ーアルカンの化学
6.有機化合物の基本骨格ーアルカンの化学
7.立体化学
8.立体化学
9.立体化学
10.立体化学
11.酸性度および塩基性度
12.酸性度および塩基性度
13.有機化合物の反応
14.有機化合物の反応
15.まとめ
■評価方法
中間試験(40%)と定期試験(60%)により評価する。
■注意事項
教 科 書
参考書等
「ベーシック薬学教科書シリーズ5
特になし。
有機化学」
夏苅
−182−
英昭・高橋
秀依 編(化学同人)
前期
■授業外学習
テーマに沿っての調査、学習。
生命動物科学科
■評価方法
グループディスカッションにおける積極的な発言(40%)と試験(6
0%)により評価する。
■注意事項
生命倫理教育においては各人の持つ意見について具体的事例を
挙げながら、周囲に分かりやすく説明させる能力を求める。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
なし
授業の中で適宜紹介する。
■到達目標
日々、目にする報道やニュースの中で関連する法律や制度が出
てきた際に、それに気付くことができること、さらに一般市民よりももう
一段深く理解できることを目標とする。
■授業外学習
講義で紹介する法律の条文はもちろん、ウェブサイト等の資料に
ついても自らで検索し、閲覧することを勧める。それらを講義内容と
照らし合わせ、復習としてほしい。
年次
開講期
1
■授業計画
1.なぜ「生命関連法規」を学ぶのか
2.動物の愛護及び管理に関する法律(1)
3.動物の愛護及び管理に関する法律(2)
4.動物の愛護及び管理に関する法律(3)
5.動物の愛護及び管理に関する法律(4)
6.動物の愛護及び管理に関する法律(5)
7.動物の愛護及び管理に関する法律(6)
8.獣医師法
9.獣医療法(1)
10.獣医療法(2)
11.愛がん動物用飼料の安全の確保に関する法律
12.身体障害者補助犬法
13.薬事法(1)
14.薬事法(2)
15.グループディスカッション
■評価方法
授業に取り組む姿勢(10%)、試験(90%)により総合的に評価す
る。
■注意事項
前期に実施される「生命倫理」について、きちんと履修しておくこ
と。
使用しない。内容に応じて資料(法律等)を配布する。
授業の中で適宜紹介する。
−183−
後期
健康医療学科
科 目 名
生命関連法規
対
象
18M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
動物に関連する様々な法律について、その概要を知るとともに、
特に動物の愛護及び管理に関する法律を理解することで社会にお
ける動物と、「動物に関係した職業」の立場を考える。出来るだけ具
体事例と法律の条文を照らし合わせることで、法律が縁遠いもので
はなく、仕事を進めるにあたってその理解が必要不可欠であること
を学ぶ。
教 科 書
参考書等
健康科学科
■到達目標
生命とは何かを学び、何故それを大事にする必要があるかを学
ぶ。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.生命倫理とは何か?(1)アウトライン
2.生命倫理とは何か?(2)歴史
3.生命倫理とは何か?(3)歴史
4.最近の事例から(1)
5.最近の事例から(2)
6.具体的な事例に基づいて(1)ヒトの医療の例
7.具体的な事例に基づいて(2)ヒトの医療の例
8.具体的な事例に基づいて(1)グループディスカッション
9.具体的な事例に基づいて(2)グループディスカッション
10.具体的な事例に基づいて(4)我が国での例
11.具体的な事例に基づいて(5)我が国での例
12.具体的な事例に基づいて(6)我が国での例
13.具体的な事例に基づいて(3)グループディスカッション
14.具体的な事例に基づいて(4)グループディスカッション
15.総まとめ
生命科学科
科 目 名
生命倫理
対
象
18M 以前
教 員 名
古川 敏紀
■授業の概要
生命をいたわる事がなぜ必要なのか、そのために倫理を持たなけ
ればいけないとはどういう事なのかについて学び、法律との関係や
動物飼育者を指導出来る基本的な素養を学ぶ。
生命科学科
健康科学科
科 目 名
生物統計学
対
象
18M 以前
教 員 名
唐川 千秋
■授業の概要
「何でもいいからデータをまとめさえすればよい」のではなく、収集
したデータを客観的に評価するためには、統計は不可欠である。ま
た、データの種類に応じて適用可能な統計手法も決まっているの
で、分析の乱用・誤用を防ぐためにも正しい統計手法の習得が必
要である。
ただし、統計学ではなく、統計技法および統計結果の読み方に重
点を置き、統計の初心者を対象とするものである。
■到達目標
・尺度の種類に応じて、正しい統計法を選択できる。
・統計結果を正確に読み取り、記述できる。
生命動物科学科
■授業外学習
予習:特になし
復習:教科書、配布ファイルを読み返して、授業内容を正確に理
解する。課題問題を解く。
年次
開講期
1
■授業計画
1.身近にある統計資料を読む
2.測度と尺度
3.基礎統計量
4.標準得点
5.統計の基本的な考え方と推測統計・統計的検定
6.平均の差の検定(1)t検定
7.平均の差の検定(2)分散分析の基本概念
8.平均の差の検定(3)一要因分散分析
9.平均の差の検定(4)二要因分散分析
10.平均の差の検定(5)主効果と交互作用
11.相関と回帰(1)相関の基本概念
12.相関と回帰(2)回帰
13.ノンパラメトリック検定(1)クロス集計表
14.ノンパラメトリック検定(2)カイ自乗検定
15.ノンパラメトリック検定(3)連関
後期
■評価方法
課題遂行状況・課題提出などの平常点と定期試験で評価を行う。
評価は、平常点(30%)、定期試験(70%)の重みで判定する。
生命医科学科
■注意事項
パソコンを使用する。
教 科 書 田中 敏・山際 勇一 2001 ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法(教育出版)
参 考 書 等 適宜紹介する。
健康医療学科
科 目 名
病院情報管理学
対
象
18M 以前
教 員 名
梶浦 文夫
■授業の概要
現在の病院では電子カルテ使用の増加、レントゲン、CT、MRI な
どの画像データのディジタル化(フィルムレス化)など、コンピュータ
の利用が進んでいる。このような高度医療の現場に十分対応できる
ように、コンピュータ、ネットワーク、ディジタルデータの基礎を学ぶ
とともに、実習を通じて医療用画像処理の原理を理解する。また、
医療情報システムの歴史および、より広域的な診療情報の共有化
を目指す電子カルテについても学ぶ。
■到達目標
2 進数や論理演算などディジタル情報の基礎を理解する。また、一
般的な画像形式をはじめ DICOM など医療の世界の標準となって
いる画像形式について理解する。さらに、電子カルテ、ケアマップ
を始め病院の情報化の現状を理解する。
■授業外学習
講義室では、授業の最後に小テストを行い、演習問題を宿題にす
る。また、レポートを課するので、授業時間外に完成させる必要があ
る。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
1.講義の目的、進め方、PC 実習室の利用法、その他注意事項な
ど
2.ディジタルデータの基礎(2進数と論理演算)
3.画像ファイルの基礎
4.医用画像ファイルの中身は?
5.画像処理の基礎(諧調処理、フィルタ処理)
6.画像処理の基礎(フーリエ変換、画像間演算、画像圧縮など)
7.医用画像処理ソフト Scion Image の使い方実習
8.医用画像処理実習(鮮鋭化、平滑化、ノイズ軽減、エッジ検出な
ど)
9.レポート1の作成指導
10.医用画像処理実習(フィルタの自作、2値化、画像間演算など)
11.医用画像処理実習(画像解析、高域/低域通過フィルタなど)
12.レポート2の作成指導
13.医療情報システムの歴史(レセコン、PACS 、MIS など)
14.世界的な診療情報共有化を目指す電子カルテ
15.総まとめ
■評価方法
講義に取り組む姿勢(10%)、小テスト(20%)課題レポート(2
0%)および定期試験(50%)を総合的に評価する。再試験は行わ
ない。
■注意事項
1人 1 台のPCで実習できる実習室と一般講義室の両方を使用す
る。
教 科 書 使用しない。
(授業中に適宜資料を配布する。
)
近藤 啓介 他著「医療画像処理実践テキスト」オーム社、小西 敏郎
参考書等
インターメディカ
−184−
他監修「電子カルテで変わる日本の医療」
■授業外学習
講義終了後には学生同士で内容についてのディスカッション(おし
ゃべりでかまわない)を行う事を勧める。
前期
健康科学科
■到達目標
学科で行っている実習犬の飼育管理および環境管理の中で、学
んだ事を行かせる事を目標とする。
年次
開講期
1
■授業計画
1.環境マネージメントを学ぶ意義とその内容
2.適切な飼養管理とは
3.適切な環境の監視と維持(1)
4.適切な環境の監視と維持(2)
5.適切な環境の監視と維持(3)
6.動物看護における飼育管理(1)
7.動物看護における飼育管理(2)
8.動物看護における飼育管理(3)
9.動物実験における飼育管理(1)
10.動物実験における飼育管理(2)
11.動物実験における飼育管理(3)
12.狂犬病予防法および人獣共通感染症について
13.外来動物について
14.検疫について
15.総まとめ・最新トピックの紹介
生命科学科
科 目 名
環境マネージメントⅠ
対
象
18M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
動物の生理、生態、習性を考慮し、動物の飼育に適切な環境とは
何か、どのような飼育機材を使うのか、給餌や給水は土のようにす
ればいいか、動物飼育において遵守しなければいけない法律には
どのようなものがあるかなどを考え、動物の適切な飼育管理、飼養
について学ぶ。
生命動物科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢(10%)、試験(90%)により総合的に評価す
る。
■注意事項
臨床実習Ⅰを履修するには本講義を履修すること。
教 科 書
科
対
目
名
象
教
員
名
動物機能形態学
18M 以前
前田 憲孝 古川 敏紀 古本 佳代
神田 鉄平
■到達目標
生理学で学んだことを基礎とし、細胞レベル、組織レベルでの構
造や機能と共に、各器官の形態と機能を理解する。
■授業外学習
各授業の予習・復習を充分に行うこと。特に予習に関しては、生理
学を重点に復習すること。
年次
1
■授業計画
1.消化器系(1)
2.消化器系(2)
3.消化器系(3)
4.呼吸・循環器系(1)
5.呼吸・循環器系(2)
6.呼吸・循環器系(3)
7.内分泌系
8.泌尿生殖器系(1)
9.泌尿生殖器系(2)
10.泌尿生殖器系(3)
11.筋・骨格系(1)
12.筋・骨格系(2)
13.免疫系
14.神経・感覚器系(1)
15.神経・感覚器系(2)
■評価方法
講義に取り組む姿勢と試験結果で総合的に判断する。
■注意事項
本講義は今後本学科で開講される全ての講義、実習の基礎となる
ため、必ず履修すること。生理学が履修済みであること。
教 科 書
参考書等
The complete textbook of veterinary Nursing:Victoria Aspinall(Blackwell)
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld(ELSEVIER)
獣医組織学イラストレイテッド interzoo 木村 順平 監訳
新・犬と猫の解剖セミナー interzoo 浅利 昌男著
−185−
開講期
後期
健康医療学科
■授業の概要
動物の体は細胞の集まりであり、細胞が集まり組織を形成し、組織
が集まり各器官を形成し、各器官が集まり個体をつくる。体の機能
を理解するためには形態の理解が必要であり、また形態を理解す
るためには機能の理解が必要である。本講義では、各器官につい
て、解剖学を中心に器官の形態と機能について説明する。
(Butterworth-Heinemann 社)
生命医科学科
参考書等
使用しない。
「The complete textbook of Veterinary Nursing 」 Victoria Aspinall 著
他にも内容に応じて資料を配布する。
生命科学科
健康科学科
科 目 名
動物福祉論Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
北 徳
■授業の概要
我々人間は、動物に心の癒しを求め、精神的・身体的手助けを求
めて共に生活し、動物を経済活動に利用して生活の糧を得、また
食料や生活資材とし研究材料としても利用している。そのような動
物と人々の濃密な関係自体から「動物福祉問題」は発生する。我々
は、動物を必要とすればこそ、動物にどのように接し、動物をどのよ
うに処遇すればよいのか迷い、悩むこととなる。動物とのよりよい関
係のあり方を目指して関係を見つめ直し、共に迷い、悩み、考える
ことを目指す。
生命動物科学科
■到達目標
・動物福祉についての基本的理解
・動物にまつわる社会事象を、客観的・専門的に観察し、考え、判
断する習慣を身につける
・動物専門家を目指す者としての自覚の確認
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.講義の目的、概容、評価法の説明
2.「動物が好き」から「動物の専門家」へ
3.動物福祉を考えるために(1:福祉という言葉の意味)
4.動物福祉を考えるために(2:動物の福祉とは?)
5.動物福祉を考えるために(3:動物福祉の基盤…他者への配慮)
6.動物の福祉を考える(1:個人的感情と動物福祉)
7.動物の福祉を考える(2:多文化社会におけるハーモナイゼーション)
8.動物の福祉を考える(3:人動物関係の種別と動物福祉)
9.動物の福祉を考える(4:The five freedoms of animal welfare 他)
10.動物福祉に必要な科学的情報はどのようにして得るのか
11.動物福祉に関する法律
12.動物福祉思想の多様性(1)
13.動物福祉思想の多様性(2)
14.総括-再び「動物が好き」から「動物の専門家」へ
15.レポート発表・討議。ファイナルレポート提出
生命医科学科
■授業外学習
・指定教科書を、日課として繰り返し読む込むこと。
・指定教科書筆写ワークを実行すること(2 千字/週→注意事項参
照)。
・第 1 回に配付する授業ノートプリントを読み復習する。
・授業時に配付する参考資料を読み自分の考えを練ること。
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポート(ショート・ファイナルレポート)
提出の他、課題レポート・意見発表など授業参加活性などで評価を
行う。評価は平常点(授業に取り組む姿勢およびショートレポート(4
0%)、ファイナルレポート(30%)、授業参加活性(30%)の重みで
判定する。
健康医療学科
■注意事項
この授業は、第 2 回以降、毎回、筆写ワークシートの提出を条件と
して出席を認める。筆写ワークの詳細は第 1 回に説明する。教科書
の他、参考図書をはじめとする関連の書籍を可能な限り多く読破す
ることを勧める。この授業では、動物福祉について共に考えることを
めざす。その一環として、いくつかの課題を提示しての討論なども
予定している。討論などへの積極的参加を期待する。
教 科 書
参考書等
佐藤衆介「アニマルウェルフェア-動物の幸せについての科学と倫理-」東京大学出版会
辺見庸「もの食う人びと」角川文庫 686円(税別)
授業時に関連の参考図書リストを配付する。
−186−
2,800円(税別)
教 科 書
参考書等
教科書は用いない。参考書は授業開始時に紹介する。
要に応じてプリントを配布する。
−187−
健康医療学科
■注意事項
授業はすべてパワーポイントで実施する。意見発表時の欠席は減
点対象とする。
生命医科学科
■評価方法
生物多様性保全、野生動物との共存、鳥獣被害、新興感染症、外
来生物などの問題について意見発表と質疑をおこない、その内容
で評価する。授業中の質問や講義に対する意見は評価の対象とす
る。
生命動物科学科
■授業外学習
特になし。
健康科学科
■到達目標
1)生物多様性の概念(種、環境、遺伝子の多様性)が説明でき、
保全の必要性について意見が発表できる。
2)ワイルドライフマネジメント誕生の背景が説明できる。
3)グローバリゼーションと新興・再興感染症との関係が説明でき
る。
4)外来種の問題と外来生物法の目的が説明できる。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
1.野生動物の福祉序論(講義の概要とねらい)
2.生物多様性の概念と生物多様性条約
3.生物多様性の起源と絶滅の歴史(地球生命史)
4.生物多様性の起源と現状(生命史と生物進化)
5.生物多様性の認識(生物進化と系統分類)
6.ワイルドライフマネジメント誕生の背景(乱獲と絶滅)
7.ワイルドライフマネジメントの思想と現状
8.人と野生動物との関係(意見発表と議論)
9.生物多様性の保全:保全生態学の例
10.遺伝子多様性の保全:絶滅危惧種の遺伝子保存と復活戦略
11.グローバリゼーションと野生動物を介した新興・再興感染症
12.野生動物を対象とした法規制(感染症法と輸入規制)
13.外来生物と外来生物法
14.外来生物と固有種の遺伝子保存に関わる意見発表と議論
15.まとめ
生命科学科
科 目 名
動物福祉論Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
寺尾 惠治
■授業の概要
動物福祉論Ⅱでは野生動物の福祉について「適切なワイルドライ
フマネジメントによる野生動物の保全」に関わる具体的問題を学習
する。野生動物の福祉に関わる現状を「種・生態系・遺伝子の多様
性損失」「生息地の劣化」「グローバリゼーション」「外来生物」につ
いて考察し、永続的な「野生動物との共存」の可能性を模索する。
生命動物学科を専攻した一年次学生の生命に対する感性に期待
している。
生命科学科
健康科学科
科 目 名
比較動物学
対
象
18M 以前
教 員 名
北 徳
■授業の概要
私たちは多くの種類の動物と暮らし、多くの種類の動物を利用して
いる。そのような動物の生物学的多様性や人との関係の多様性に
ついて学ぶことによって、動物自体へ向ける視野とともに動物=人
関係に向ける視野を広げ、私たち自身や私たちの動物の健康や生
活安全、病気治療研究などに深くかかわっている動物実験・実験
動物ついての理解を深めることを目指す。
■到達目標
・動物をさまざまな角度・視点から眺め、立体的・総合的理解を深
めるための学びの方法の習得。
・動物実験・実験動物について基礎的理解を得る。
・動物専門家として働くことの仕事感を感得する。
生命動物科学科
■授業外学習
・指定教科書を日課として繰り返し読み込むこと。
・指定教科書筆写ワークを実行すること(2 千字/週→注意事項参
照)。
・配付するスライド資料などを読み返し十分に復習すること。
年次
開講期
後期
1
■授業計画
1.講義の目的、概容、評価法の説明
2.比較動物学イントロダクション(1:より広く動物を観察しよう)
3.比較動物学イントロダクション(2:より深く動物を観察しよう)
4.動物の生理・形態の多様性と同一性について(1)
5.動物の生理・形態の多様性と同一性について(2)
6.動物の生理・形態の多様性と同一性について(3)
7.動物を用いる試験・実験について(1:主な実験動物)
8.動物を用いる試験・実験について(2:食の安全と実験動物・動
物実験)
9.動物を用いる試験・実験について(3:人と動物の生老病死と実
験動物専門家)
10.動物を用いる試験・実験について(4:種差・外挿)
11.動物を用いる試験・実験について(5:病気治療法研究と実験動
物・動物実験)
12.動物実験の精度・実験動物福祉と3Rsの実践
13.レポート発表・討議(1)
14.レポート発表・討議(2)
15.まとめ、ファイナルレポート提出
生命医科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポート(ショート・ファイナルレポート)
提出の他、課題レポート・意見発表など授業参加活性などで評価を
行う。評価は平常点(授業に取り組む姿勢およびショートレポート)
(40%)、ファイナルレポート(30%)、授業参加活性(30%)の重み
で判定する。
健康医療学科
■注意事項
この授業は、第 2 回以降、毎回、筆写ワークシートの提出を条件と
して出席を認める。筆写ワークの詳細は第 1 回に説明する。また、
動物一般、実験動物、動物実験などについてのレポートを発表し
討議する機会も設けたい。レポート発表・討論などへの積極的参加
を期待する。教科書(課題図書)のほか、参考図書をはじめとする
関連の書籍を可能な限り多く読破することを勧める。
教 科 書
参考書等
熊谷 さとし「フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識」偕成社 1,800 円 (税別)
本川 達雄「ゾウの時間ネズミの時間」中公新書 680 円(税別)
授業開始時に関連の参考図書リストを配付する。
−188−
生命動物科学科
■授業外学習
予習・復習項目を記載した資料を配布するので、それに従って、
予習・復習を行うこと。
■評価方法
授業に取り組む姿勢等の平常点、課題レポート提出、試験により
総合的に評価する。評価は、授業に取り組む姿勢等の平常点(2
0%)、レポート・試験(80%)の重みで評価する。
生命医科学科
■注意事項
臨床実習 II、臨床検査論実習等と関連があるため本実習を履修
すること。救命救急は学外にて、接遇マナーは外来講師にて実施
予定。
教 科 書
参考書等
犬と猫の実践保定法(基本編) インターズー社
小動物獣医看護学(上・下)インターズー社
■到達目標
・ヒトと動物のより良い関係づくりを身につける。
・動物を健康に管理するために必要な知識と技術を身につける。
・動物を扱う専門技術者として重要な保定法の基本を身につける。
■授業外学習
予習・復習項目を記載した資料を配布するので、それに従って、
予習・復習を行うこと。
年次
開講期
1
■授業計画
1.講義の目的、概要及びスケジュールについて
2.飼育管理(1)
3.イヌの基本保定法(1)
4.実践保定法の解説
5.イヌの基本保定法(2)
6.飼育管理(2)
7.トレーニング(1)
8.トレーニング(2)
9.グルーミング(1)
10.グルーミング(2)
11.飼育管理(3)
12.エキゾチック動物の生態学および保定法
13.身体検査(1)
14.身体検査(2)
15.総復習・まとめ
■評価方法
授業に取り組む姿勢等の平常点、課題レポート提出、試験により
総合的に評価する。評価は、授業に取り組む姿勢等の平常点(2
0%)、レポート・試験(80%)の重みで評価する。
■注意事項
臨床検査論実習等と関連があるため本実習を履修すること。グル
ーミング、しつけは外来講師にて実施予定。
教 科 書 犬と猫の実践保定法(基本編) インターズー社
参 考 書 等 小動物獣医看護学(上・下)インターズー社
−189−
後期
健康医療学科
科 目 名
臨床実習Ⅱ
対
象
18M 以前
教 員 名
古本 佳代 村尾 信義
■授業の概要
動物を取り扱う際に必要とされる基礎技術を習得する。臨床実習 I
で学んだ知識を基に、本実習では道具を使用しない身体検査法、
グルーミング、しつけについて学び動物の飼育管理に必要な知識
を身につける。さらに臨床実習 I に引き続き獣医療・研究現場で求
められる応用保定および専門保定に入る前の入門保定および基礎
保定を学ぶ。
健康科学科
■到達目標
・コミュニケーションスキル、接遇マナー、礼節などを身に付けて、
人間力を向上させる
・動物を扱う際の心構えおよび保定法の基本を身につける。
年次
開講期
前期
1
■授業計画
1.講義の目的、概要及びスケジュールについて
2.手洗い方法
3.救命救急について
4.動物の取扱いについて(1)
5.接遇マナー
6.動物の取扱いについて(2)
7.動物保定法の用語(解剖用語含)と予備知識
8.動きを作る仕組み
9.イヌの取扱い(ケージからの出し方、移動、リードの使い方)
10.イヌの取扱い(ダブルリードの使い方)
11.バイタルサインについて
12.体温・心拍・脈拍の測定時におけるイヌの基本保定法
13.体温・心拍・脈拍の測定法
14.飼育管理
15.総復習・まとめ
生命科学科
科 目 名
臨床実習Ⅰ
対
象
18M 以前
教 員 名
古本 佳代 村尾 信義
■授業の概要
動物を取り扱う際に必要とされる基礎技術を習得する。動物医療・
研究現場での人とのコミュニケーションスキルを養い、動物に触れ
ていく心構えを学ぶ。
さらに本実習では動物医療・研究現場で求められる応用保定およ
び専門保定に入る前の入門保定および基礎保定を学ぶ。
生命科学科
健康科学科
生命動物科学科
科 目 名
薬理学
対
象
17M 以前
教 員 名
小野 浩重
■授業の概要
動物に使用するくすりを理解するには、くすりが生体に及ぼす作
用とそのメカニズムを知ること重要である。本講義では、薬物が生体
の様々な器官に対してどのように作用するか(薬力学)、薬物の体
内吸収・分布・代謝・排泄などの薬物動態のほかに、薬物治療の立
場から、薬物の副作用・相互作用とその発現機序、適用及び正しい
使用方法などについても講術する。
■到達目標
薬物および生理活性物質の作用の基本的メカニズムを理解し、疾
患の治療や予防に適する薬物を選択する能力を身につける。
■授業外学習
授業開始時に前回の授業内容の小テストを実施するので、よく復
習しておくこと。
■評価方法
授業に取り組む姿勢、小テスト、レポート・課題などの平常点と定
期試験で評価を行う。評価はレポート・課題(30%)、定期試験
(70%)の割合で評価する。
■注意事項
毎回の授業の配布資料を中心に復習に力を入れ、臨床に必要な
薬物について理解を深めてほしい。
教 科 書
参考書等
「系統看護学講座 薬理学‐疾病のなりたちと回復の促進③-」
(医学書院) その他、プリントを配布する
授業中に随時紹介する。
生命医科学科
健康医療学科
科 目 名
病理学
対
象
17M 以前
教 員 名
田中 浩二
■授業の概要
動物の体組織構造および生理機能、ならびに疾病に対する生体
の反応様式を形態学的な見地から学習する。講義は体組織を機能
別に分類して進め、正常像と病変像を対比しながら理解を深める。
さらに各器官の機能検査の意義ならびに検査値の変化が何故起き
るかを知ることで、臨床の現場における基礎知識を取得する。講師
は聴講者が顕微鏡像という未知の世界に興味を持つように、なるべ
く平易な説明を心がける。
■到達目標
・組織学の総論・各論を体組織別に理解する。
・各器官について生理機能を理解する。
・病変が肉眼的にどのように観察されるか、そして顕微鏡下ではど
のように表現されるかを認識する。
・組織学・病理学専門用語を習得する。
■授業外学習
・配布テキストを事前に予習することで、授業への積極的な参加を
促進する。
・疑問点は成書・文献などを活用して適宜解決し、体系的な理解
に努める。
・これらの学習は計30時間以上を目安とする。
■評価方法
組織構造と病変との関わりに対する理解度を期末に確認する。積
極的な受講態度(30%)および課題(70%)により評価する。
■注意事項
授業は受講者に質問を投げかける形式で進める。
教 科 書
参考書等
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
1.薬の基礎知識(薬の名前、投与方法、剤形)
2.薬の主作用・副作用、調剤、処方せんの内容、麻薬,毒薬の管
理
3.薬の体内動態および作用発現機序
4.薬物相互作用、薬効に影響する因子
5.中枢神経系作用薬の作用・副作用発現機序(全身麻酔薬)
6.中枢神経系作用薬の作用・副作用発現機序(麻薬性鎮痛薬)
7.抗感染症薬(抗菌薬各論、薬剤耐性)の作用・副作用発現機序
8.消化器系作用薬の作用・副作用発現機序
9.末梢神経系作用薬の作用・副作用発現機序(1) 交感神経作用
薬・遮断薬
10.末梢神経系作用薬の作用・副作用発現機序(2) 副交感神経作
用薬・遮断薬
11.呼吸器系・消化器系作用薬の作用・副作用発現機序
12.内分泌系作用薬の作用・副作用発現機序
13.抗アレルギー薬・抗炎症薬の作用・副作用発現機序及び使用
方法
14.輸液剤(主な輸液製剤の種類と特徴)
15.総まとめ
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
1.組織総論
2.細胞概要:上皮と非上皮
3.癌:概念、細胞死、分類
4.癌:概念、細胞死、分類
5.肝の構造と機能
6.肝の機能検査
7.薬の代謝と肝
8.糖代謝と糖尿病
9.心の構造と心電図
10.肺の構造と機能
11.腎の構造と機能
12.腎の構造と機能
13.内分泌組織の構造と機能:下垂体、甲状腺、上皮小体、副腎、
Vitamin D
14.内分泌組織の構造と機能:下垂体、甲状腺、上皮小体、副腎、
Vitamin D
15.内分泌組織の構造と機能:下垂体、甲状腺、上皮小体、副腎、
Vitamin D
プリントを配布する。
現代病理学体系(中山書店)
、Pathology of Domestic Animals (Academic Press)、標準組織学(医学書院)
配布テキスト
−190−
開講期
後期
集中
教 科 書
参考書等
プリントを配布する。
現代病理学体系(中山書店)
、Pathology of Domestic Animals (Academic Press)、標準組織学(医学書院)
配布テキスト
−191−
健康医療学科
■注意事項
基礎知識を十分に把握しておくこと。
生命医科学科
■評価方法
顕微鏡像の理解度を期末に確認する。
受講態度(20%)、実習成果(20%)、課題(60%)により評価す
る。
生命動物科学科
■授業外学習
・講義をより効果的に理解するために配布テキストで予習・復習す
る。
・疑問点は成書・文献などを活用して適宜解決し、体系的な理解
に努める。
・これらの学習は計30時間以上を目安とする。
健康科学科
■到達目標
・代表的な病変を診断できるようになる。
・病変が生じる原因を把握し、臨床の現場で活躍できるようにな
る。
年次
2
■授業計画
1.眼の発生と構造
2.眼の発生と構造
3.課題研究発表
4.眼の機能と病変
5.雄性生殖器の構造と機能
6.雌性生殖器の構造と機能
7.薬の開発(1)
8.薬の開発(2)
9.病理診断:剖検所見
10.病理診断:顕微鏡所見
11.病理組織標本作製法
12.染色法と診断
13.標本染色実習
14.標本染色実習
15.標本染色実習
生命科学科
科 目 名
病理学実習
対
象
17M 以前
教 員 名
田中 浩二
■授業の概要
前期の講義の延長として各器官の病理形態学の理解を深める。ま
た、代表者に研究発表を課すことによって、理論構築の訓練とす
る。次に顕微鏡標本の作製法を学び、顕微鏡診断の陰にある地道
な道のりを理解する。最後に組織標本を実際に染色して自らその
標本を鏡検する。講師は獣医学分野における病理学の重要性を示
し、受講者が病理学へ関心を寄せるような実習を目指す。さらに病
理学の応用科学として薬の開発における役割を示し、社会への貢
献を理解する。
生命科学科
健康科学科
科 目 名
免疫学/臨床免疫学
対
象
17~15M/14M 以前
教 員 名
寺尾 惠治
■授業の概要
微生物感染に対する生態防衛機構として重要な免疫系と免疫機
能について、以下の知識習得を目的として講義する。
1)免疫反応の特異性をもたらす抗原認識機構、細胞間相互作
用、液性免疫、細胞性免疫の概要を理解する。
2)感染免疫、移植免疫、自己免疫疾患などの臨床免疫領域にお
ける免疫系の役割を理解する。
3)抗体の特異性を利用した「免疫測定法」の原理を理解する。
2)と 3)は、動物臨床を目指す学生には特に十分な理解を求める。
生命動物科学科
■到達目標
1)免疫系を構成する細胞、組織、器官の名称と役割が説明でき
る。
2)感染微生物の侵入から制圧排除にいたる免疫応答のプロセス
が説明できる。
3)液性免疫と細胞性免疫の違いが説明できる。
4)免疫反応の特異性と多様性をもたらすメカニズムが説明できる。
5)抗体の特異性を利用した免疫測定法の原理を理解し、測定に
必要な実験材料と実験ステップが説明できる。
年次
開講期
前期
2
■授業計画
1.免疫学序論:免疫と何か(免疫学の過去、現在、未来)
2.免疫反応の場と免疫系の構成要素:血液系とリンパ系、局所粘
膜免疫と全身免疫
3.免疫反応の概要:自然免疫と獲得免疫、免疫応答発現機構、因
子、標的
4.自然免疫:異物の認識と排除に係わる細胞群、補体の機能と役
割
5.液性免疫(1):抗体の構造と機能(特異性、多様性、記憶)
6.液性免疫(2):抗体の多様性をもたらす機構と免疫寛容
7.液性免疫(3):抗体応答に関わる細胞群と細胞間相互作用、ポ
リクローナル抗体とモノクローナル抗体
8.抗体の特異性の利用:抗原抗体反応、標識抗体と免疫測定法
9.細胞性免疫(1):T リンパ球の種類と役割、細胞表面抗原の解析
法と CD 分類(フローサイトメトリー:FACS)
10.細胞性免疫(2):主要組織適合性抗原の種類、機能、多様性
11.細胞性免疫(3):細胞障害活性と免疫応答の調節
12.臨床免疫(1):感染免疫とワクチン
13.臨床免疫(2):自己免疫疾患とアレルギー、【試験課題提示】
14.臨床免疫(3):免疫反応に影響を与える要因:ストレスと加齢【課
題への質問受付】
15.まとめ 【課題レポート提出】
生命医科学科
■授業外学習
特になし。
健康医療学科
■評価方法
免疫反応と抗体の特異性を利用した測定法についての理解度を
確認するため、第 13 回目の授業終了時に試験課題を渡し、生徒自
らが授業ノートや参考書を基にして作成したレポートの内容により
評価する。レポート提出は最終講義(第 15 回)の授業開始時とす
る。授業中の質問や意見発表は評価の対象とする。
■注意事項
授業はすべてパワーポイントで実施する。
教 科 書
参考書等
教科書は特に指定しないが、動物臨床を目指す学生は授業開始時に紹介する参考書を購入し、免疫系の理解を深め
ることを勧める。
要に応じてプリントを配布する。
−192−
■評価方法
定期試験の成績で評価する。合格は 100 点満点中の 60 点以上と
し、授業態度を加味することもある。また、授業回数の三分の二以
上の出席がない場合には受験資格が無いものとする。また、遅刻
は 0.5 回とカウントする。
教 科 書
生命医科学科
■注意事項
前期のこの科目または後期の「栄養管理学」中で飼料工場見学を
企画するかもしれない。
・動物栄養学:奥村純一ら編、朝倉書店
・ペット栄養学事典:日本ペット栄養学会編、ファームプレス
参考書等
■到達目標
代表的な症候を生理学的な観点からアプローチすることで、生理
学を復習するとともに病気への理解を深める。
■授業外学習
配布したプリントをよく読んで復習しておくこと。
年次
2
■授業計画
1.血液凝固系
2.心臓の症候
3.呼吸器の症候
4.消化器の症候
5.泌尿器の症候
6.脳と神経の症候
7.骨と関節の症候
8.内分泌の症候
9.皮膚、目、耳の症候
10.課題発表(1)
11.課題発表(2)
12.課題発表(3)
13.課題発表(4)
14.課題発表(5)
15.総まとめ
■評価方法
授業に取り組む態度、試験、課題発表を総合的に評価する。
■注意事項
生理学を履修済みであること。
教 科 書
参考書等
プリントを配布する
−193−
開講期
前期
健康医療学科
科 目 名
臨床生理学
対
象
17M 以前
教 員 名
加計 悟
■授業の概要
臨床現場で出会う様々な徴候、症状や病気の成因を生理学で学
んだ知識で説明出来るよう学習する。代表的な症候を生理学的な
観点からアポローチすることで、生理学を復習するとともに病気へ
の理解を深める。
生命動物科学科
■授業外学習
予告なしに前回の講義内容の小テストを実施することもあるので前
回の講義内容をよく復習しておくこと。
健康科学科
■到達目標
1.ヒトの栄養学、動物栄養学の歴史、発展を知る。
2.五大栄養素の働きを理解する。
3.エネルギーの重要性、水の働きについても理解する。
4.ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素について理解する。
5.動物の生産と栄養についても理解する。
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
1.栄養学の歴史
2.栄養と栄養素
3.一般栄養成分
4.栄養素(1):炭水化物
5.栄養素(2):脂肪と脂肪酸
6.栄養素(3):たん白質とアミノ酸
7.栄養素(4):ビタミン
8.栄養素(5):ミネラル
9.水
10.エネルギー(1):エネルギーの重要性、単位、動物体内での分
配
11.エネルギー(2):栄養素とエネルギー価値、食餌の ME
12.エネルギー(3):摂食量、エネルギー要求量の推定
13.動物の生産と栄養
14.(総括)
15.まとめ・プレゼンテーション
生命科学科
科 目 名
栄養学
対
象
17M 以前
教 員 名
大島 誠之助
■授業の概要
ヒトの栄養学を参考に動物の栄養学全般を習得する。授業では、
ヒトにも動物の共通の栄養学と動物特有の栄養学を修め、さらに後
期の栄養管理学で中心となるペット(特に犬と猫)の栄養学に繋が
る基礎の習得に注力することとする。
生命科学科
科 目 名
環境微生物学
対
象
17M 以前
教 員 名
赤塚 和也
■授業の概要
動物に携わるものにとって,微生物学は人間と同様,重要な分野
であり特に,感染症はヒトと動物が関わる上で人畜共通感染症をは
じめとして,その他種々の問題を含んでいる。
健康科学科
■到達目標
基礎の微生物学各論を中心にさらに細菌の感染症の問題などを
提起しながら学習する。
■授業外学習
「動物微生物学」の教科書を予習・復習しておくこと。
年次
開講期
前期
2
■授業計画
1.細菌-スピロヘータ類,らせん菌類
2.細菌-グラム陰性好気性桿菌と球菌
3.細菌-グラム陰性通性嫌気性桿菌
4.細菌-パスツレラ科
5.細菌-グラム陽性球菌
6.細菌-グラム陽性有芽胞桿菌
7.細菌-グラム陽性有芽胞桿菌,偏性嫌気性無芽胞細菌
8.リケッチア
9.クラミジア,マイコプラズマ
10.真菌
11.真菌
12.ウイルス-総論
13.ウイルス-DNA ウイルス
14.ウイルス-RNA ウイルス
15.ウイルス-RNA ウイルス
生命動物科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢・態度および定期試験で評価を行い.最終評
価は総合的に実施する。
■注意事項
生命医科学科
教 科 書
参考書等
明石 博臣 他編 「動物微生物学」
(朝倉書店)
健康医療学科
科 目 名
感染症学
対
象
17~15M
教 員 名
湯川 尚一郎
■授業の概要
動物に危害を与え、公衆衛生上も重要な概念となる感染症につい
て学ぶ。感染症成立の三要素を踏まえたうえで、この講義では主に
感染源となりうる各種微生物について造詣を深め、動物におこる感
染症について学ぶ。
■到達目標
授業で取り上げた、感染症成立の三要素を理解し感染源となりうる
微生物の制御、及び感染症予防の方法を理解する。
■授業外学習
必ず予習、復習を踏まえたうえで授業に臨むこと。
年次
開講期
前期
2
■授業計画
1.感染症学総論1 感染症とは1
2.感染症学総論2 感染症とは2
3.細菌学1 細菌の形態と構造について
4.細菌学2 細菌の染色法と観察、簡易鑑別について
5.細菌学3 細菌の培養・発育条件について
6.細菌学4 化学療法薬
7.ウイルス学1 総論
8.ウイルス学2 ウイルス検出における各種検査について
9.ウイルス学 ウイルスの主な感染様式と主要なウイルスの各論
10.寄生虫学1 総論
11.寄生虫学2 原虫について
12.寄生虫学3 線虫類、条虫類等について
13.寄生虫学4 外部寄生虫について
14.その他感染症について
15.総括
■評価方法
講義に取り組む姿勢、小テスト等の平常点(40%)と定期試験(60%)
を総合し判定する。
■注意事項
なし
教 科 書
参考書等
The complete textbook of Veterinary Nursing (Victoria Aspinall)
平松 啓一 他 著 「標準微生物学」 (医学書院)
−194−
生命動物科学科
■授業外学習
実習後与えられた課題に取り組み提出すること。毎回の予習をき
ちんとすること。
後期
■評価方法
講義に取り組む姿勢、小テスト等の平常点(40%)と定期試験(60%)
を総合し判定する。
なし、適宜プリントを配布する
The complete textbook of Veterinary Nursing (Victoria Aspinall)
■到達目標
私たちの生活環境における水や土壌の各環境基準項目につい
て、その概要や人体への影響等について理解を深める。
■授業外学習
ミニレポートの作成等、授業外学習の具体的な内容や方法につい
ては、授業中に詳しく説明する。
年次
開講期
後期
2
■授業計画
1.オリエンテーション(授業の進め方、参考資料、授業外学習、評
価方法等)
2.水質基準値と水質汚染
3.水質基準項目の説明(一般細菌、大腸菌)
4.水質基準項目の説明(残留塩素)
5.水質基準項目の説明(カドミウム)
6.水質基準項目の説明(水銀)
7.水質基準項目の説明(鉛、ヒ素、シアン化物)
8.水質基準項目の説明(硝酸態および亜硝酸態窒素、フッ素)
9.水質基準項目の説明(ホウ素、亜鉛)
10.水質基準項目の説明(アルミニウム、鉄、銅)
11.水質基準項目の説明(ナトリウム、硬度)
12.水質基準項目の説明(陰イオン界面活性剤)
13.土壌環境基準値と土壌汚染
14.有害重金属による土壌汚染と人体への影響
15.総復習・まとめ
■評価方法
授業に取り組む態度・姿勢(20%)、ミニレポートおよび定期試験
(80%)により総合的に評価する。
■注意事項
特になし。
教 科 書
参考書等
配布プリントを使用する(教科書は使用しない)
。
授業中に適宜紹介する。
−195−
健康医療学科
科 目 名
環境リスク論
対
象
17M 以前
教 員 名
妹尾 護
■授業の概要
私たちの身近な水や土壌について、水質汚染や土壌汚染の実例
を取り上げ、汚染物質の環境基準値、人体への影響、およびその
浄化方法の対策等について解説する。
生命医科学科
■注意事項
微生物を扱うので慎重かつ正確な作業を要求する。
教 科 書
参考書等
健康科学科
■到達目標
微生物と感染症に関連する検査の知識、手技を習得するととも
に、微生物実験に必要な基本手技の獲得を目標とする。
年次
開講期
2
■授業計画
1.各種検体の取扱について
2.無菌操作について
3.細菌検査実習1
4.細菌検査実習2
5.細菌検査実習3
6.細菌検査実習4
7.寄生虫学実習1
8.寄生虫学実習2
9.寄生虫学実習3
10.寄生虫学実習4
11.ウイルス学実習 キットを用いたウイルス検査実習
12.中卵・虫体のスケッチ1
13.中卵・虫体のスケッチ2
14.真菌検査実習1 真菌培養の実際
15.その他検査実習、総括
生命科学科
科 目 名
感染症学実習
対
象
17~15M
教 員 名
湯川 尚一郎
■授業の概要
動物における感染症を引き起こす各種微生物の取扱について実
習を通し学習する。前半では微生物の取扱及び無菌操作の基本
事項を学び、後半では各種微生物を含む検体を実際に操作し検
査に必要な手技を習得する。寄生虫卵に関しては間違いやすい検
体の観察も行う。また各種微生物の検出法についても手技を学ぶ。
生命科学科
科 目 名
フィールドワーク
対
象
17M 以前
教 員 名
福水 満之
■授業の概要
人と自然の関わりを再認識し、現状と将来を考察し、将来から今を
観てこれからの目標設定をしていく方法を学ぶ。事業では、実習
(自然体験:トレッキング・カヌー・キャンプ・ゲームなど)を多く取り入
れ、実際の体験から、気づきや学びを促進させる。
健康科学科
■到達目標
自然的目線から、持続可能な社会を創造するための概念を身に
付ける事が出来る。
■授業外学習
生命動物科学科
■評価方法
講義に取り組む姿勢、実習態度等の平常点(50%)及びレポート
(50%)で総合評価する。
■注意事項
開講は、6 月 9・10・23・24 日 7 月 7・8 日の土日で行う。 実習実
習:自然を知ろうⅠⅡは倉敷市西坂自然体験広場(仮称)、実習:
自然を知ろうⅢ・カヌーは高梁川船穂橋周辺で行う。共に現地集
合。
生命医科学科
健康医療学科
教 科 書
参考書等
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
1 日目
○講義目的、講義の概要 オリエンテーション(1 時限 2h)
○自然体験活動の理念
○自然と人の関係講義(1 時限 2h)
○生物多様性講義(1 時限 2h)
○レポートⅠ:「自然体験はなぜ必要なのか」
2 日目
○地球環境と人間活動(1 時限 2h)
○環境保護が、なぜ進まないのか?(1 時限 2h)
○フォアキャスト・バックキャスト(1 時限 2h)
○ネイチャーテクノロジー(1 時限 2h)
○レポートⅡ持続可能な社会の為になにが出来る
3 日目
○実習:自然を知ろうⅠ・里山を知ろう(里山トレッキング)・レポ
ートⅢ(5 時限×1 日=10h)
4 日目
○実習:自然を知ろうⅡ・キャンプ:自然を活用した少し不自由
な生活を体験する事で、物質的満足から精神的満足へレポート
Ⅳ(5 時限×1 日=10h)
5 日目
○実習:自然を知ろうⅢ・カヌー 水辺の自然体験 川の仕組
み 水生生物の観察・レポートⅤ(5 時限×1 日=10h)
6 日目
○実習:ワークショップ(バックキャストを用いて、有限な地球で
持続可能な人間活動をするために・・・)
・地球の有限を考察する(何年後に持続不可能になるか)(1 時
限 2h)
・持続不可能なところから逆算して、していかなければならない
ことを時限的に設定(1 時限 2h)
・設定した目標を可能にする為に、必要な事を考察(1 時限 2h)
・プレゼンテーション(1 時限 2h)
・レポートⅥ
授業時間 計 60 時間
授業中に適宜指示する。
科 目 名
放射線科学
対
象
17M 以前
教 員 名
草野 圭弘
■授業の概要
自然及び人工の放射性核種、放射線の種類、放射線の物理学、
化学、生物学、測定技術、管理・防護方法、放射線に関する法令
についての基礎、放射線の社会における役割と利用方法を習得さ
せることを目的とする。
■到達目標
X 線作業主任者、第二種放射線取扱主任者資格試験に対応でき
る講義内容にすることを目的としている。
■授業外学習
毎回の講義についてよく復習しておくこと。不適に小テストを行う。
また、次回の講義部について、テキストを読み、理解できない点な
どを挙げるなどの予習を行うこと。
年次
開講期
2
■授業計画
1.オリエンテーション
2.放射性物質と放射線の定義と種類
3.天然放射性物質と人工放射性物質
4.放射線の物理学(1)
5.放射線の物理学(2)
6.放射線の化学(1)
7.放射線の化学(2)
8.放射線の生物学
9.放射線の人体への影響
10.放射線の測定方法と測定器
11.放射性物質の管理
12.放射線に関する法令(1)
13.放射線に関する法令(2)
14.放射線事故の予防と対策
15.まとめ
■評価方法
定期試験(80%)、授業に取り組む姿勢等の平常点(10%)、小テ
スト(10%)。
■注意事項
教 科 書 放射線科学(第4版)
「やさしい放射線とアイソトープ」 (社団法人日本アイソトープ協会)
参 考 書 等 適宜指示する。
−196−
後期
前期
健康科学科
生命動物科学科
■到達目標
科学と生命・医療との結びつきを知り、分子的な視点で生命現象
を解明することの重要性と面白さに気づく。生体の恒常性、免疫、
機能と物理法則との関係を理解し、実地の基礎を身につける。
年次
開講期
2
■授業計画
1.何を学ぶか
2.生物らしさとエネルギー
3.生体を構成する物質の構造と機能
4.歩行と力学的コミュニケーション
5.医療機器の物理学
6.副交感神経と循環と免疫
7.静止流体・運動流体
8.生命を維持する仕組みと体温調節
9.力と音と光による生体診断
10.光・神経・ホルモンのセンサー
11.生物体の電気現象と医療への応用
12.放射線の性質
13.放射線による細胞のアポトーシスと遺伝性リスク
14.病気のメカニズムとゲノム後の医療
15.総まとめ
生命科学科
科 目 名
生命物理学
対
象
17M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
ヒトや動物は基本的に、環境の影響下で活動する生き物である。
活動を支配しているのは、生物学・物理学・化学の各分野で知られ
た法則と環境である。つまり生き物とは、体内外からの様々な影響
に対し、一つの生体系として統合的に呼応する仕組みを備えた存
在でる。こうした生体の仕組みを、医療現場で役立つ具体的な内容
に整理して学習する。
また、診断と治療の場で扱われる電気・放射・音波に対する生体
の分子レベルでのレスポンスを論じる。このような環境要因との関係
の考察を通じて、生命の理解を深め、医療看護術の養成に役立て
る。
■授業外学習
定期的に授業の節目で提起される熱、重力、電気、放射、音や光
など外界から生体への影響と生体の反応についての課題に答え、
ノートに整理しかつ報告すること。
生命医科学科
■評価方法
講義の理解に取り組む姿勢に20点、レポートに20点、試験の成
績に60点を基本として、全体を評価する。
■注意事項
物理学と生物学の内容が専門向けに特化している。そのため高校
理科の該当科目(または本学開講の補修)と基礎専門科目レベル
の理解を履修の要件とする。
なし
佐藤幸一他著『医療系のための物理』
(東京教学社);大石正道著『生物学超入門』
(日本実業出版)
科 目 名
基礎化学実験
対
象
17M 以前
教 員 名
仲 章伸 大杉 忠則
■授業の概要
実験の心得、実験器具の操作方法、報告書の書き方などを説明
し、分析化学、物理化学、有機化学、無機化学実験の基礎的実験
を行う。
■到達目標
基礎的な化学実験の操作と理論を身につける。
■授業外学習
各テーマごとに、実験レポートを提出する。
■評価方法
実験に取り組む姿勢(50%)、レポート(40%)、定期試験(10%)
により評価する。
年次
2
■授業計画
1.実験の心得(安全教育)
2.中和滴定実験(1)
3.中和滴定実験(2)
4.緩衝液の性質
5.反応速度実験(1)
6.反応速度実験(2)
7.反応速度実験(3)
8.クロマトグラフィー
9.有機化学実験(1)
10.有機化学実験(2)
11.有機化学実験(3)
12.粘度測定(1)
13.粘度測定(2)
14.粘度測定(3)
15.総まとめ
開講期
■注意事項
レポートが1つでも未提出の場合は、単位を不可とする。欠席4回
以上は単位を不可とする。
教 科 書
参考書等
21世紀の大学基礎化学実験-指針とノート-大学基礎化学教育研究会編(学術図書出版社)
適宜プリントを配布する。
−197−
後期
健康医療学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
科 目 名
基礎生物学実験
対
象
17M 以前
教 員 名
内藤 整
■授業の概要
基礎生物学を受講した学生を対象として、生物の構造や機能につ
いての理解を深めると共に実験手法や実験レポートの書き方などを
修得する。
健康科学科
■到達目標
・顕微鏡を用いた構造観察や身近な自然観察の技術を習得する。
・中学、高校の授業で行う生物実験の内容を習得する。
■授業外学習
・身近な植物の標本を作製する。
・実験内容を記録整理し、実験レポートを作成する。
生命動物科学科
■評価方法
実験態度などの平常点(20%)、小テスト(30%)、実験レポートな
ど提出物の内容(50%)によって評価する。
年次
開講期
前期
2
■授業計画
1.はじめに(実験の概要、実験上の注意)
2.自然観察 標本の作製(1)
3.自然観察 標本の作製(2)
4.植物の構造観察(1)タマネギの表皮細胞
5.植物の構造観察(2)イネの根
6.植物の構造観察(3)リョクトウの茎
7.植物の構造観察(4)イネ(C3 植物)とススキ(C4 植物)の葉
8.植物の構造観察(5)ジャガイモ、コメなどの細胞内貯蔵物質(デ
ンプン粒)
9.植物の構造観察(6)タマネギ根端の細胞分裂
10.植物の成長(1)発芽と植物ホルモン(ジベレリンとアブシジン酸)
11.植物の成長(2)イネの水耕栽培
12.植物の成長(3)養分濃度とイネの成長
13.植物の成長(4)成長解析法
14.植物の成長(5)挿し木による繁殖(オーキシンの発根促進作用)
15.まとめ(実験結果の討論と小テスト)
生命医科学科
■注意事項
・実験機器の数やスペースの関係で受講人数を制限する。第一回
目に抽選を行うので、受講希望者は必ず出席すること。
・教職科目であるため、教職課程の学生を優先する。
・基礎生物学Ⅰ、Ⅱの単位を修得しておくこと。
・実験にふさわしい服装(白衣の着用、安全な靴など)で受講する
こと。
・試薬や刃物の取り扱いに十分注意すること。
教 科 書
参考書等
使用しない。プリントを配布する。
木島正夫著「植物形態学の実験法」廣川書店、東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻編「[実
験]生産環境生物学」朝倉書店、岩瀬徹著「形とくらしの雑草図鑑」全国農村教育教会 など適宜案内する。
健康医療学科
科 目 名
基礎地学実験
対
象
17M 以前
教 員 名
妹尾 護 加藤 敬史
■授業の概要
岩石、鉱物、化石、地質構造等について、岩石・鉱物・化石標本
による観察や偏光顕微鏡を利用しての観察、また地質構造を理解
するための地質図学実習を通して、地学分野の基礎的な事項を学
ぶ。さらに、野外実習を行い、試料採取を含めた基本的な調査方
法を習得する。 なお、授業テーマ1~テーマ5は加藤、テーマ6~
テーマ9は妹尾が担当し、テーマ10~テーマ15は加藤・妹尾が行
う。
■到達目標
地質構造の理解や調査方法の習得、また岩石、鉱物、化石等に
ついて観察を行うとともに、実際の野外調査を通じて地学分野の基
礎的な事象を理解し、説明ができる。
■授業外学習
レポートの作成等、授業外学習の具体的な内容や方法について
は、授業中に詳しく説明する。
年次
開講期
後期
2
■授業計画
1.オリエンテーション(実験の進め方、参考資料、授業外学習、評
価方法等)
2.クリノメーターの使用方法、平板測量
3.地質構造の理解 -整合-
4.地質構造の理解 -不整合-
5.地質構造の理解 -断層・褶曲-
6.偏光顕微鏡による岩石・鉱物の観察Ⅰ
7.偏光顕微鏡による岩石・鉱物の観察Ⅱ
8.偏光顕微鏡による岩石・鉱物の観察Ⅲ
9.火成岩のモード分析、岩石の分類方法
10.野外実習
11.野外実習
12.野外実習
13.野外実習での採取試料(岩石、鉱物、化石等)の分析・同定
14.レポート作成(表・グラフ作成、文書作成等、コンピュータを活用
する)
15.総復習・まとめ
■評価方法
実験に取り組む態度・姿勢(30%)、レポート(70%)により総合的
に評価する
■注意事項
基礎地学Ⅰを受講していることが望ましい。土曜日に野外実習を
実施する。無届け欠席および遅刻は原則として認めない。
教 科 書
参考書等
配布プリントを使用する(教科書は使用しない)
。
授業中に適宜紹介する。
−198−
■授業外学習
毎回授業の終わりに小テストを行うので、予習しておくこと。また、
各章が終ったら、その小の炎暑お問題の中から課題を指定するの
でレポートにして提出すること。
前期
健康科学科
■到達目標
自然現象が進行する方向について理論的な基本的考察ができる
能力を身につける。
年次
開講期
2
■授業計画
1.オリエンテーション、物理量
2.物質の状態
3.気体の性質:状態方程式
4.気体の性質:分子運動論
5.熱力学第一法則:エネルギー保存
6.熱力学第一法則:内部エネルギー
7.熱力学第一法則:エンタルピー
8.熱化学:物理変化
9.熱化学:化学変化
10.熱力学第二法則
11.熱力学第二法則:エントロピー
12.熱力学第二法則:自由エネルギー
13.純物質の相平衡:相転移の熱力学
14.純物質の相平衡:相律
15.まとめ
生命科学科
科 目 名
物理化学Ⅰ
対
象
17M 以前
教 員 名
宮野 善盛
■授業の概要
物理化学は温度、圧力などわれわれが日常観察するマクロな量の
法則性を明らかにする学問であり、化学の全ての分野の基礎であ
る。本講では、気体の性質、熱力学第一法則、第二法則について
講述する。
生命動物科学科
■評価方法
課題(レポート)(30%)と小テスト(10%)及び定期試験(60%)で
評価する。
■注意事項
授業には、関数電卓またはノートパソコン等の関数計算のできるも
のを持参すること。
アトキンス 著 (千原、稲葉 訳)
「アトキンス物理化学要論」第4版(東京化学同人)
特になし
■到達目標
自然現象が進行する方向について理論的な基本的考察ができる
能力を身につける。
■授業外学習
毎回授業の終わりに小テストを行うので、予習しておくこと。また、
各章が終ったら、その小の炎暑お問題の中から課題を指定するの
でレポートにして提出すること。
年次
開講期
2
■授業計画
1.混合物の性質:理想溶液
2.混合物の性質:実在溶液
3.化学平衡の原理:反応ギブスエネルギー
4.化学平衡の原理:平衡組成
5.化学平衡の原理:平衡の移動
6.化学平衡の応用:プロトン移動平衡
7.化学平衡の応用:塩の水溶液
8.化学平衡の応用:溶解度平衡
9.反応速度論:速度式と速度定数
10.反応速度論:反応次数、半減期
11.反応速度の温度依存性
12.反応機構:逐次反応
13.反応機構:素反応、律速反応
14.反応機構:酵素反応、連鎖反応
15.まとめ
■評価方法
課題(レポート)(30%)と小テスト(10%)及び定期試験(60%)で
評価する。
■注意事項
授業には、関数電卓またはノートパソコン等の関数計算のできるも
のを持参すること。
教 科 書
参考書等
アトキンス 著 (千原、稲葉 訳)
「アトキンス物理化学要論」第4版(東京化学同人)
特になし
−199−
後期
健康医療学科
科 目 名
物理化学Ⅱ
対
象
17M 以前
教 員 名
宮野 善盛
■授業の概要
物理化学は温度、圧力などわれわれが日常観察するマクロな量の
法則性を明らかにする学問であり、化学の全ての分野の基礎であ
る。本講では、混合物の性質、化学平衡、化学反応速度について
講述する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
科 目 名
基礎分子生物学
対
象
17M 以前
教 員 名
大杉 忠則
■授業の概要
分子生物学は生命現象を分子レベルで論じようとする学問であ
る。生物の細胞の構造から始まり、遺伝子の本体であるDNA、DN
Aを鋳型にして転写されるRNAの働き、さらにRNAを鋳型にして
翻訳されるタンパク質、これら遺伝子を操作する遺伝子工学、そし
て分子生物学の実際と問題点について講義する。
健康科学科
■到達目標
今後生命現象を学んでいくのに必要な分子生物学の基礎を習得
する。
生命動物科学科
■授業外学習
予習の具体的な内容や方法については、授業中に指示する。
年次
開講期
2
■授業計画
1.分子生物学とは
2.DNA と RNA
3.アミノ酸とタンパク質
4.RNA の転写Ⅰ
5.RNA の転写Ⅱ
6.タンパク質の合成
7.DNA の複製
8.遺伝子の変異と修復
9.細菌の分子生物学
10.核酸の調整、分離
11.ハイブリダイゼーションとシークエンス
12.遺伝子組み換え体の作製
13.遺伝子クローニングと cDNA
14.染色体とテロメア
15.総まとめ
前期
■評価方法
定期試験(80%)、小テスト(20%)により評価する。
■注意事項
生命医科学科
教 科 書
参考書等
田村 隆明 他共著「基礎分子生物学」
(東京化学同人)
健康医療学科
科 目 名
天然物化学
対
象
17M 以前
教 員 名
萬代 忠勝
■授業の概要
動物、植物、微生物、海洋生物などが生産する天然有機化合物
は、食品、医薬、香料など人間社会で広く活用されている。それら
天然物の構造、機能、反応性、生合成過程を解説する。
■到達目標
天然有機化合物の種類、生理活性、有用性を理解する。
■授業外学習
■評価方法
試験(60%)と課題レポート(40%)により評価する。
年次
開講期
2
■授業計画
1.天然物とは、天然物化学の歴史
2.薬用植物成分
3.薬用植物成分
4.食品関連動植物成分
5.食品関連動植物成分
6.生物毒
7.生物毒
8.ホルモン、ビタミン
9.生物間情報物質
10.テルペン
11.微生物由来の天然物
12.微生物由来の天然物
13.天然物の生合成
14.天然物の生合成
15.まとめ
■注意事項
有機化学(旧有機化学 I および II)の単位を修得しておくこと。
教 科 書
参考書等
「天然物化学への招待」 林 七雄
特になし。
他(三共出版)
−200−
前期
集中
教 科 書
参考書等
使用しない。スライド資料などを随時配付する。
授業開始時に関連の参考図書リストを配付する。
−201−
健康医療学科
■注意事項
この授業は、第 2 回以降、毎回、筆写ワークシートの提出を条件と
して出席を認める。筆写ワークの詳細は第 1 回に説明する。教科書
は指定しないが、授業中に随時、参考書籍を紹介し参考資料を提
示する。関連の書籍・資料の繰り返し参照を習慣とすること。この授
業では、動物にとっての環境についてのレポートを発表し討議する
機会も設けたい。レポート発表・討論などへの積極的参加を期待す
る。
生命医科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポート(ショート・ファイナルレポート)
提出の他、課題レポート・意見発表など授業参加活性などで評価を
行う。評価は平常点(授業に取り組む姿勢およびショートレポート(4
0%)、ファイナルレポート(30%)、授業参加活性(30%)の重みで
判定する。
生命動物科学科
■授業外学習
・授業時に配付する資料を繰り返し読み返し十分に復習すること。
・上記資料等の筆写ワークを実行すること(2 千字/週→注意事項
参照)。
・本科目に関連する 1 年次履修の科目について随時復習するこ
と。
前期
健康科学科
■到達目標
・動物が環境から受ける影響の生理学的メカニズムについて理解
する。
・動物にとっての環境とは何かを科学的に理解する。
・動物にとっての環境を整備することの重要性と整備する責任を理
解する。
年次
開講期
2
■授業計画
1.講義の目的、概容、評価法の説明
2.環境は動物にどのような影響をあたえるか(1)
3.環境は動物にどのような影響をあたえるか(2)
4.環境は動物にどのような影響をあたえるか(3)
5.環境は動物にどのような影響をあたえるか(4)
6.環境は動物にどのような影響をあたえるか(5)
7.動物にとっての環境とはなにか(1)
8.動物にとっての環境とはなにか(2)
9.動物にとっての環境とはなにか(3)
10.動物飼育環境はどのように制御できるのか(1)
11.動物飼育環境はどのように制御できるのか(2)
12.動物飼育環境はどのように制御できるのか(3)
13.レポート発表・討議(1)
14.レポート発表・討議(2)
15.まとめ、ファイナルレポート提出
生命科学科
科 目 名
環境生物科学Ⅰ/環境生物科学Ⅱ
対
象
17M 以前
教 員 名
北 徳
■授業の概要
私たち人間が動物を飼育管理する場合、動物にとっての環境は人
が何らかの形で管理・制御しなければならない。動物を良い環境の
もとで飼育することは、動物管理の原則だが、では、動物にとっての
環境とは何か? 環境は動物にどのような影響をもたらすのか?
環境はどのように管理・制御することができるのか? もっとも厳しい
環境管理を求められる実験動物飼育施設の実例も提示しながら、
動物にとっての環境について考える。また、動物の専門家の働きぶ
りについての DVD を上映し、動物専門家の仕事について考える機
会も設ける。
生命科学科
科 目 名
環境生物科学実験Ⅰ/環境生物科学実験Ⅱ
対
象
17M 以前
教 員 名
古本 佳代
■授業の概要
本実習では動物の体外環境を取り上げ、環境モニタリングについ
て理解するとともに、体外環境要因の測定法について学ぶ。
健康科学科
■到達目標
・ 基本的な科学分野レポートの書き方を習得する。
・ 実験の組み立て方や実験で得られたデータの取り扱い方につ
いて学ぶ。
■授業外学習
・ 実験毎にレポートを発表してもらうので、実験結果をもとに参考
図書等を調べ理解する。
・ 発表で指摘されたレポートの部分を訂正し、提出する。
生命動物科学科
■評価方法
評価はレポート提出(60%)、スライド発表(40%)の重みで総合的
に評価する。
年次
開講期
後期
2
■授業計画
1.講義の目的、概要及びスケジュールについて
2.温度・湿度について
3.温度・湿度実験結果発表
4.温度・湿度実験結果発表
5.臭気について、臭気測定実験
6.臭気実験結果発表
7.臭気実験結果発表
8.照度について、照度測定実験
9.照度実験結果発表
10.照度実験結果発表
11.総合実験(温度、湿度、臭気、気流、照度、騒音、落下細菌)に
ついて
12.総合実験スライド作り
13.総合実験スライド作り
14.総合実験結果発表
15.総合実験結果発表
■注意事項
環境マネージメント、環境生物科学Ⅰを必ず履修すること。実験の
都合上、日程が不定期になる。講義日程の詳細については最初の
実験日に説明する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
特に無し
実験動物の技術と応用(基礎編・実践編)アドスリー、実験動物の環境と管理(出版科学総合研究所)
健康医療学科
科 目 名
放射線化学
対
象
17M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
放射線やアイソトープは、現在、理学・工学・医学・薬学・農学など
多くの分野で有効に利用されている。例えば、放射線である紫外線
は殺菌に、エックス線はレントゲンに、ガンマ線はがんの治療に用
いられている。この講義では放射線化学の基礎と応用および人間
や動物の生体に与える影響についてわかりやすく解説する。
■到達目標
放射線の医学への応用や生体に与える影響について理解を深め
る。
■授業外学習
特に医学関係の放射線に関する知識を広めること。
年次
開講期
2
■授業計画
1.オリエンテーション(放射能とは)
2.原子と原子核
3.同位元素(アイソトープ)と核異性体(アイソマー)
4.質量とエネルギーの等価性
5.放射線とその計測法
6.エックス線(レントゲン)
7.放射線の種類とその特性
8.原子核の崩壊
9.放射能(放射性)
10.崩壊の系列
11.放射線の生体への影響
12.放射線の医療への利用
13.原子力の平和利用
14.放射線の安全管理
15.総まとめ
■評価方法
授業への取り組み方などの平常点(30%)、および中間・期末試
験(70%)の重みで評価する。
■注意事項
授業で得た知識の応用について考察すること。
教 科 書
参考書等
安斉育郎著 図解「放射線と放射能」
講義中に適宜指示する。
−202−
前期
■授業外学習
配布する資料を講義に先んじて、積極的に読み進める事を勧め
る。読解出来ない部分を抽出しておくことが重要である。
年次
開講期
2
■授業計画
1.オリエンテーション
2.地球上に存在する水
3.気象と水の循環
4.水の特徴と分子構造
5.硬い水(硬水)と軟らかい水(軟水)
6.美味しい水とまずい水およびお酒
7.河川などの自然水と水道水
8.ミネラルウオーター
9.人間の5大栄養素と健康
10.血液の働き
11.人間の体内での水の働き
12.酸性・アルカリ性
13.還元水・酸化水と浄水器と改質水
14.水質汚濁と関連法規
15.総まとめ
前期
生命動物科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢(10%)、試験(90%)により総合的に評価す
る。
前期
健康科学科
■到達目標
辞書さえあれば、初見の専門記事・科学論文であっても時間をか
ける事で内容を読み取れることを目標とする。また、科学論文に独
特な事情についても理解する事を目指す。
年次
開講期
2
■授業計画
1.なぜ科学英語を学ぶのか
2.動物病院での英会話文(1)
3.動物病院での英会話文(2)
4.簡単な欧文誌の読解(1)
5.簡単な欧文誌の読解(2)
6.簡単な欧文誌の読解(3)
7.簡単な欧文誌の読解(4)
8.毒性試験評価に使用する英語表記
9.欧文学術論文の読解第一編(1)
10.欧文学術論文の読解第一編(2)
11.欧文学術論文の読解第一編(3)
12.欧文学術論文の読解第二編(1)
13.欧文学術論文の読解第二編(2)
14.欧文学術論文の読解第二編(3)
15.総まとめ・最新論文の紹介
生命科学科
科 目 名
科学英語/科学英語Ⅱ
対
象
17M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
獣医学・医学の専門用語を学び、カルテや学術論文に使用される
獣医学・医学用語・略語が理解できるようにするとともに、最終的に
は科学論文などを読み進めるのに必要な知識を身につけていく。
■注意事項
本講義では基本的な文法知識、読解能力を身につけている事を
前提とし、より専門的な英文を理解する事を目的としている。
使用しない。内容に応じて資料を配布する。
適宜講義中に紹介する。
■到達目標
日常生活で使用している水に関係すること、特に環境問題につい
て深く考察する。
■授業外学習
教科書や関係する書物などを読んで、予習・復習しておくこと。
■評価方法
受講態度などの平常点と中間試験・定期試験で評価する。評価は
平常点:20%、試験:80%の重みで判定する。
■注意事項
日常生活でいろいろと疑問があれば質問すること。
教 科 書
参考書等
トコトンやさしい「水の本」 谷腰欣司(日刊工業新聞社)
必要に応じて適宜紹介する
−203−
健康医療学科
科 目 名
環境マネージメントⅡ
対
象
17M 以前
教 員 名
土井 章
■授業の概要
21 世紀は環境保全の時代といわれている。環境の問題はグロー
バルなものからローカルなものまで多岐にわたっているが、私たち
の生活に関係する身近な問題も多い。この講義では、主に、水に
係わる環境問題に焦点を当てて、日常の生活と水との関係につい
て考える。また、水質の保全や汚濁などの現状やこれらのことに関
係する法規についても解説する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
科 目 名
昆虫学
対
象
17M 以前
教 員 名
越山 洋三
■授業の概要
名前がついている種だけでも地球上に100万種、全生物種の3分
の2に達するほどまで繁栄した、進化の勝ち組、昆虫。この講義で
は、昆虫とはいったいどのような生き物なのかを学習することを通し
て、人類の生存基盤である現在の生態系の成り立ちを概観する。
健康科学科
■到達目標
誤った情報などによる先入観を排し、科学的見地から昆虫を知る。
昆虫研究の基礎となる採集方法と標本作成方法を身につける。
■授業外学習
倉敷市立自然史博物館を見学する。
生命動物科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポート提出、講義ノート提出、定期試
験で評価を行う。重みづけはそれぞれ25%ずつとする。
年次
開講期
2
■授業計画
1.講義の概要と目的
2.昆虫とは何か?
3.虫の惑星
4.昆虫採集(実習)
5.進化の勝ち組
6.昆虫の誕生と歴史
7.昆虫の形態
8.昆虫標本の作製(実習)
9.昆虫の形態観察(実習)
10.昆虫に起こった大革新(翅)
11.昆虫に起こった大革新(完全変態)
12.洗練されていく昆虫
13.さまざまな昆虫の生態
14.文献調査・標本調査
15.まとめ・質問への回答
後期
■注意事項
講義内容の順序は、天候などにより前後することがある。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
「Evolution of the Insects」 D.Grimaldi, M. S. Engel 著(Cambridge University Press)を使用するが、購入の
必要はない。
読みやすい参考書を講義中に適宜紹介する。
健康医療学科
科 目 名
動物疾病学Ⅰ
対
象
17M 以前
教 員 名
前田 憲孝
■授業の概要
動物のいろいろな疾病について、その疾病の成り立ち、原因、症
状、検査、看護について学ぶ。特に本講義では、皮膚疾患、腫瘍
性疾患、血液疾患について学ぶ。
■到達目標
各疾患の成り立ち、原因、症状、必要な検査、疾患の病態につい
て学習し、動物の状態を理解し、それに基づいた適切な看護およ
び管理を考え・実施するための基礎となる知識を習得する。
■授業外学習
各授業の予習・復習を充分に行うこと。特に予習に関しては、各疾
患を理解する上で背景となる知識(解剖、生理など)について重点
的に勉強すること。
年次
開講期
後期
2
■授業計画
1.はじめに(今後の授業についてのガイダンス)
2.皮膚疾患(1:皮膚の構造と働き、2:皮疹)
3.皮膚疾患(3:皮膚病の原因)
4.皮膚疾患(痒みのある皮膚疾患①)
5.皮膚疾患(痒みのある皮膚疾患②)
6.皮膚疾患(痒みの少ない皮膚疾患①)
7.皮膚疾患(痒みの少ない皮膚疾患②)
8.腫瘍性疾患(1:腫瘍の分類、2:腫瘍の臨床ステージ)
9.腫瘍性疾患(3:皮膚腫瘍、4:口腔腫瘍)
10.腫瘍性疾患(5:消化器疾患、6:生殖器疾患)
11.腫瘍性疾患(7:癌症例の看護、8:非腫瘍性病変)
12.癌症例の栄養管理
13.血液疾患(1:貧血、2:失血性貧血)
14.血液疾患(3:溶血性貧血)
15.血液疾患(4:非再生性貧血)
■評価方法
講義に取り組む姿勢と試験結果で総合的に判断する。
■注意事項
動物疾病学Ⅱ、内科看護学実習、外科看護学実習、動物疾病学
実習を履修するためには本講義を必ず履修すること。
教 科 書
参考書等
動物看護のための小動物皮膚病学(ファームプレス)
小動物看護用語辞典(インターズー社)その他については、授業の中で適宜紹介する
−204−
生命動物科学科
■授業外学習
予習:配布プリントに従って教科書の該当ページを読んでおく。英
文献については最低限、直訳はしておく。
復習:指定図書、配布プリント等を読み返してまとめる。英文献の
レジメを作成する。
健康科学科
■到達目標
・対象者の年齢・症状ごとに、AAT/AAA の実施法・効果を理解す
る。
・AAT/AAA の効果を科学的に検証する研究法を身につける。
・ペットロスへの対処法を身につける。
年次
開講期
前期
2
■授業計画
1.人と動物の関係の概観
2.HAB 研究の歴史的展開(1)経験的活用から理論へ
3.HAB 研究の歴史的展開(2)今後の展望
4.AAT と AAA(1)子どもの発達への影響
5.AAT と AAA(2)障碍児の発達支援
6.AAT と AAA(3)高齢者への効果
7.AAT と AAA(4)ペット飼育の生理的・心理的効果
8.AAT と AAA(5)動物の選択と注意点
9.理論と研究法(1)AAT/AAA の理論的根拠
10.理論と研究法(2)観察法
11.理論と研究法(3)調査法
12.理論と研究法(4)実験法と要因配置
13.理論と研究法(5)シングルケースデザイン
14.ペットロスの心理(1)ペットロスの理論
15.ペットロスの心理(2)対処法
生命科学科
科 目 名
人間動物関係学
対
象
17M 以前
教 員 名
唐川 千秋
■授業の概要
近年、逸話的であったヒューマン・アニマル・ボンド(HAB)が人の
健康に及ぼす効果が理論化されつつある。本講義では、動物介在
療法(AAT)や動物介在活動(AAA)の効果を学ぶとともに、それら
を科学的に検証する研究法を身につけることを目的とする。
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポートなどの平常点と定期試験で評
価を行う。評価は、平常点(30%)、定期試験(70%)の重みで判
定する。
■注意事項
岩本 隆茂・福井 至(共編) 2001 アニマル・セラピーの理論と実際(培風館)
適宜紹介する。
■到達目標
生物多様性に対する認識の歴史的変遷、生物が併せ持つ特殊性
と普遍性を理解するための系統分類の手法について理解する
■授業外学習
講義で使用するスライドはホームページ(http://www.kusa.ac.jp
/~tkato)上にアップロードしてあるので予習、復習を行うこと。また、
各講義の課題を提示してあるので講義の進行に合わせて提出する
こと。
■評価方法
課題(20%)、講義への意欲的な取り組み(10%)定期試験(7
0%)の割合で評価する。なお,講義への意欲的な取組について
は、質問カードや e-mail で提出された質問や、講義中の発言などを
考慮して評価する。
年次
開講期
後期
2
■授業計画
1.オリエンテーション
2.生物の多様性とその起源
3.進化学説史(ダーウィン以前およびダーウィン)
4.系統分類学(分類学の基礎)
5.脊椎動物の体制と進化(脊椎動物の起源・類縁,半索動物,尾
索動物,頭索動物)
6.脊椎動物の体制と進化(無顎類,顎口類)
7.脊椎動物の体制と進化(魚類,両生類)
8.脊椎動物の体制と進化(爬虫類,鳥類)
9.原始哺乳類(哺乳類型爬虫類,三錐歯類,多丘歯類など)
10.哺乳類の大分類
11.哺乳類の歯と進化(トリボスフェニック型臼歯)
12.化石を用いた形質情報の解析
13.大量絶滅(KT 境界での生物の大量絶滅)
14.ヒトの進化
15.まとめ
■注意事項
生物の進化について理解を深めるため博物館あるいは野外にて
校外実習を行う予定である。実施時期については講義最初のオリ
エンテーションで紹介する。
教 科 書
参考書等
なし(配付プリントを使用し,適宜参考資料・文献等を提示する)
『脊椎動物のからだ』 A.S.ローマー&T.S.バーンズ著 (法政大学出版局)
その他適宜紹介する
−205−
健康医療学科
科 目 名
動物進化論Ⅰ
対
象
17M 以前
教 員 名
加藤 敬史
■授業の概要
現在、地球上に生息する生物は1500万から5000万種を超えると
いわれている、この多様な生物相の実態と、その多様性を生じた進
化の機構について、主に脊椎動物を対象として講義する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
健康科学科
科 目 名
ボディメカニクス
対
象
17M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
歩行など身体の内外力が関与する動物の運動のメカニズムを知っ
て、理学療法や術後のリハビリテーションおよび障害そのものの予
防的対応に生かす。生体内部の神経や骨筋の機能を理解しつつ、
臨床面で予想される傷害の診断と療法の基本的ノウハウを実務的
に学ぶ。これら医療周辺に位置する静と動の物理現象の理解にも
努めながら、治療に付随した RICE 処置、ROM 確保、マッサージ、
徒手療法やコミュニケーションなどの不可避な行為との向き合い方
の知見を深める。
体の各部と諸器官の特徴をふまえ、広い意味でのボディメカニクス
を掌握する。医療への応用のために、体の内部構造と熱・放射等の
環境要因との関係に意を用いながら、療法の実際について様々な
角度から学ぶ。
年次
開講期
2
■授業計画
1.何を学ぶか
2.獣医リハビリテーション学序論
3.応用可能な力学理論
4.リハビリテーションの生体力学
5.関節モビライゼーション
6.物理療法
7.動物のための新しい物理療法
8.整形外科患者のリハビリテーション
9.神経疾患患者のリハビリテーション
10.内科および救急患者のリハビリテーション
11.スポーツ犬のリハビリテーションと調整
12.補装具、矯正具、義肢
13.動物のリハビリテーション患者における創傷治癒
14.コンパニオンアニマルのリハビリテーションの実務
15.総まとめ
後期
生命動物科学科
■到達目標
小動物に対するリハビリテーションと理学療法など、将来進もうとし
ている分野と関わりの深い現象をよく理解して、臨床で安全な対応
がとれるだけの常識を身に付けること。
生命医科学科
■授業外学習
授業に関連して指示したプリント課題に取り組むこと。授業中の課
題の難易度を確認しながら、自分が理想とする学習目標を持つこ
と。
■評価方法
講義に取り組む姿勢20点、レポートの評価20点、試験の評価60
点を基本として、全体的に成績評価する。
健康医療学科
■注意事項
力学、熱学、光学、電磁気学、放射線学などの諸現象に関する知
識がボディメカニクス向けに特化して適用される。それほど深い知
識ではないが基礎のあることが前提となる。
教 科 書
参考書等
サンダース ベテリナリー クリニクスシリーズ リハビリテーションと理学療法(川崎 安亮・大渡 昭彦・藤木 誠
監訳・interzoo)
犬と猫のリハビリテーション実践テクニック(B.Bockstahler ほか著・枝村一弥ほか訳・interzoo)
;バイオメカニ
ズム・ライブラリー 看護動作のエビデンス(バイオメカニズム学会編・小川鑛一ほか著・東京電機大学出版局)
;
メヂカルフレンド社「新体系看護学全書 基礎科目物理学」(平田雅子著);教科書の原著:David Levine et.al:
VETERINARY CLINICS OF NORTH AMERICA-Small Animal Practice・Rehabilitation and Phy
−206−
集中
生命動物科学科
■授業外学習
予告なしに前回の講義内容の小テストを実施することもあるので前
回の講義内容をよく復習しておくこと。
後期
健康科学科
■到達目標
1.ペットフードの歴史を知る。
2.ペットフードの規制、ペットフード安全法について理解する。
3.ペットフードの製造法、栄養基準、種類などの理解を深める。
4.ペットフードの使用される原料について理解する。
5.ヒトと類似のペットのライフサイクルと栄養の関係、栄養と疾病な
どのついても理解する。
年次
開講期
2
■授業計画
1.ペットフードの歴史と規制
2.ペットフード安全法
3.栄養要求基準とエネルギー論
4.ペットフードの製造法
5.ペットフードの種類
6.ペットフードの分類
7.ペットフードの栄養素含量
8.ペットフードの原料
9.ペットに与えてはいけない食材
10.ペットのライフステージと栄養(1)
11.ペットのライフステージと栄養(2)
12.疾病と栄養(1)
13.疾病と栄養(2)
14.(総括)
15.まとめ・プレゼンテーション
生命科学科
科 目 名
栄養管理学
対
象
17M 以前
教 員 名
大島 誠之助
■授業の概要
主にイヌとネコのペットフードを主体に、ペットの実用的な栄養学を
習得する。また、狭義の栄養学だけでなく、臨床栄養学やイヌ・ネコ
用ペットフードというものの種類や製造方法といった分野まで理解
できるように講義を行う。
■評価方法
定期試験の成績で評価する。合格は 100 点満点中の 60 点以上と
し、授業態度を加味することもある。また、授業回数の三分の二以
上の出席がない場合には受験資格が無いものとする。また、遅刻
は 0.5 回とカウントする。
■到達目標
学科で行われている教育動物病院を含む各施設の衛生管理の中
で、学んだ知識・理解を活かせる事を目標とする。
■授業外学習
講義終了後には学生同士で内容についてのディスカッション(おし
ゃべりでかまわない)を行う事を勧める。そこで出た話題を中心に復
習をし、講義内容と再度結びつける事が望ましい。
年次
開講期
2
■授業計画
1.「医療器具管理学」とはどんな学問か
2.医療環境管理についての概要(1)
3.医療環境管理についての概要(2)
4.医療環境管理についての概要(3)
5.消毒・滅菌の基本(1)
6.消毒・滅菌の基本(2)
7.消毒・滅菌の基本(3)
8.廃棄物の処理
9.危険物・毒劇物の取り扱い
10.麻薬及び向精神薬等の取り扱い(1)
11.麻薬及び向精神薬等の取り扱い(2)
12.動物医療現場での薬品管理
13.放射線管理区域について
14.様々な医療器具・機器の紹介
15.総まとめ
■評価方法
授業に取り組む姿勢(10%)、試験(90%)により総合的に評価す
る。
■注意事項
内科看護学実習、外科看護学実習、歯科衛生学実習を履修する
には本講義を履修すること。
教 科 書 使用しない。内容に応じて資料を配布する。
参考書等
−207−
後期
健康医療学科
科 目 名
医療器具管理学
対
象
17M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
医療器具、薬品、廃棄物の取り扱いや管理方法、衛生管理につ
いて学ぶ。医療器具の適切な管理は、手術や実験処置の結果に
影響するだけはなく、感染防止にも大変重要である。また薬品や廃
棄物の管理のように法律を遵守しなければならないものもある。1年
次前期の環境マネージメント I から引き続き、適切な管理とはどうい
うことかについて考えることを目指す。
・ペット栄養学事典:日本ペ
生命医科学科
■注意事項
前期の「栄養学」またはこの授業で飼料工場見学を企画するかも
しれない。
・
〔改訂3版〕動物看護のための小動物栄養学:阿部又信著(ファームプレス)
教 科 書
ット栄養学会編、ファームプレス
参 考 書 等 動物栄養学:奥村純一ら編、朝倉書店
生命科学科
科 目 名
臨床検査論
対
象
17M 以前
教 員 名
前田 憲孝
■授業の概要
動物看護職の職域において、一般的に重要な位置を占める臨床
検査、中でも特に重要であり、頻繁に行われる検査である血液に関
する検査について学ぶ。具体的には、全血球算定、血液塗抹検
査、血液生化学検査、内分泌検査、血液ガス検査について、各検
査項目の意味、検査時の注意点を中心に学ぶ。
健康科学科
■到達目標
正確な検査結果を獣医師に提示するために、また、動物の状態を
しっかり把握し、動物の状態に則した適切な看護を実施するために
必要な知識とと思考方法を修得すること。
■授業外学習
各授業の予習・復習を充分に行うこと。
生命動物科学科
■評価方法
講義に取り組む姿勢と試験の結果で総合的に判断する。
生命医科学科
教 科 書
年次
開講期
2
■授業計画
1.はじめに(今後の授業についてのガイダンス)
2.血液検査前の予備知識
3.全血球算定(1:赤血球)
4.全血球算定(2:赤血球系の評価)
5.全血球算定(3:白血球)
6.全血球算定(4:白血球系の評価)
7.血液塗抹検査
8.血液生化学検査(1:肝疾患の指標)
9.血液生化学検査(2:腎疾患の指標など)
10.血液生化学検査(3:その他)
11.内分泌検査(1)
12.内分泌検査(2)
13.血液ガス検査(1)
14.血液ガス検査(2)
15.総まとめ
前期
■注意事項
動物疾病学Ⅰ・Ⅱ、臨床検査論実習を履修するためには本講義
を必ず履修すること。
臨床実習Ⅰ・Ⅱが履修済みであること。
参考書等
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld (Blackwell)
動物看護のための小動物検査学(上・下) 日本小動物獣医師会 動物看護士委員会(ファームプレス)
犬と猫の臨床血液学 interzoo 鷲巣 月美 監訳
小動物の臨床病理学マニュアル Malcolum Davidson 著;日本獣医臨床病理学会編
科
対
目
名
象
教
員
名
健康医療学科
臨床検査論実習Ⅰ
17M 以前
前田 憲孝 古川 敏紀 神田 鉄平
村尾 信義
■授業の概要
動物看護職の職域において、一般的に重要な位置を占める臨床
検査、中でも特に重要であり、頻繁に行われる検査である血液に関
する検査について、その基礎技術および検査技術を学ぶ。
■到達目標
動物看護職、実験動物技術者等の動物を扱う専門職に必要とさ
れる基礎技術・検査技術を習得する。
■授業外学習
各実習の予習・復習をしっかり行うこと。特に予習に関しては、技
術を理解する上での背景となる知識について重点的に勉強するこ
と。
年次
2
■授業計画
1.検査時の保定(1)
2.検査時の保定(2)
3.検査時の保定(3)
4.採血(1)
5.採血(2)
6.採血(3)
7.血球検査(1)
8.血球検査(2)
9.血液塗抹検査(1)
10.血液塗抹検査(2)
11.血液塗抹検査(3)
12.血液塗抹検査(4)
13.血液生化学検査
14.血液検査総合実習(1)
15.血液検査総合実習(2)
開講期
前期
■評価方法
実習への取り組む姿勢、レポート、試験を総合的に評価する。
■注意事項
臨床実習Ⅰ・Ⅱを履修済みであること。臨床検査論を履修するこ
と。3 年次に開講される内科看護学実習、外科看護学実習、動物
疾病学実習を履修するためには必ず本実習を履修すること。
教 科 書
参考書等
動物看護のための小動物検査学(上・下) 日本小動物獣医師会 動物看護士委員会(ファームプレス)
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld(Blackwell)
犬と猫の実践保定法(基本編) (interzoo) 村尾 信義 著
犬と猫の臨床血液学 interzoo 鷲巣 月美 監訳
小動物の臨床病理学マニュアル Malcolum Davidson 著;日本獣医臨床病理学会編
犬と猫の尿・血液検査マニュアル interzoo 梶ヶ谷 博 監訳
イラストでわかる犬・猫の臨床検査と手技 チクサン出版
−208−
目
名
象
教
員
名
臨床検査論実習Ⅱ
17M 以前
前田 憲孝 古川 敏紀 神田 鉄平
村尾 信義
■到達目標
・実験動物の基本的な取り扱い方や実験手技を習得する。
・動物種の違いによる形態学的、解剖学的な違いを観察し理解す
る。
■授業外学習
レポートおよび課題を提出してもらうので、実験結果をもとに参考
図書等を調べ理解する
■評価方法
レポートにより評価する。
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
1.比較動物学の総論①(講義の目的、適切な動物実験、飼育管
理、衛生管理)
2.比較動物学の総論②(実験動物とは、微生物的統御、遺伝的統
御)
3.マウス、ラット、ハムスター、スナネズミ(特徴、飼育管理、取扱
い、感染症)
4.マウス(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)①
5.マウス(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)②
6.マウス(麻酔、採血法、解剖、生体内観察)①
7.マウス(麻酔、採血法、解剖、生体内観察)②
8.ラット(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)①
9.ラット(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)②
10.ラット(麻酔、採血法、解剖、生体内観察)①
11.ラット(麻酔、採血法、解剖、生体内観察)②
12.ハムスター(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)
13.スナネズミ(観察、雌雄判別、保定、接種・投与方法)
14.ハムスター、スナネズミ(麻酔、解剖、生体内観察)
15.総まとめ
■注意事項
生命倫理、動物福祉論、比較動物学は必ず履修していること。実
験の都合上、前期集中講義期間中に実施する。日程等の詳細に
ついては連絡する。外部講師による技術指導も予定。
教 科 書
参考書等
特に無し
実験動物の技術と応用(入門編・実践編) 社団法人日本実験動物協会編 アドスリー
−209−
健康医療学科
科 目 名
比較動物学実習Ⅰ
対
象
17M 以前
教 員 名
古川 敏紀 古本 佳代
■授業の概要
動物実験において信頼性および再現性の高い実験結果を得るた
めには、適正な環境、飼育管理、動物の取扱いは必須である。本
実習では前半は実験動物の特徴を解説し、後半では実験動物技
術者としての心構えおよび基本的技術を習得する。
生命医科学科
参考書等
動物看護のための小動物検査学(上・下) 日本小動物獣医師会 動物看護士委員会(ファームプレス)
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld(Blackwell)
犬と猫の実践保定法(基本編) interzoo 村尾 信義 著
犬と猫の臨床血液学 interzoo 鷲巣 月美 監訳
小動物の臨床病理学マニュアル Malcolum Davidson 著;日本獣医臨床病理学会編
犬と猫の尿・血液検査マニュアル interzoo 梶ヶ谷 博 監訳
動物看護のための小動物皮膚病学 ファームプレス 関口 麻衣子著
イラストでわかる犬・猫の臨床検査と手技 チクサン出版
生命動物科学科
教 科 書
後期
健康科学科
■授業の概要
動物看護職の職域において、一般的に重要な位置を占める臨床
検査のうち、血液凝固系検査、尿検査、糞便検査、胸水・腹水検
査、脳脊髄液検査、眼科検査、皮膚検査について、その基礎技術
および検査技術を学ぶ。
■到達目標
動物看護職、実験動物技術者等の動物を扱う専門職に必要とさ
れる基礎技術・検査技術を習得する。
■授業外学習
各実習の予習・復習をしっかり行うこと。特に予習に関しては、技
術を理解する上での背景となる知識について重点的に勉強するこ
と。
■評価方法
実習への取り組む姿勢、レポート、試験を総合的に評価する。
■注意事項
臨床実習Ⅰ・Ⅱ、臨床検査論、臨床検査論実習Ⅰを履修済みで
あること。3 年次に開講される内科看護学実習、外科看護学実習、
動物疾病学実習を履修するためには必ず本実習を履修すること。
年次
開講期
2
■授業計画
1.血液凝固系検査(1)
2.血液凝固系検査(2)
3.尿検査(採尿手技、尿検査についての講義)
4.尿検査(採尿実習)
5.尿検査(尿検査実習)
6.尿検査(尿検査実習)
7.胸水・腹水・脳脊髄液検査の手技と意義
8.糞便検査(1)
9.糞便検査(2)
10.眼科検査(眼底検査、スリット検査)
11.眼科検査(外眼検査、対光反射の検査)
12.皮膚検査の手技と意義
13.皮膚検査(皮膚検査実習)
14.皮膚検査(皮膚検査実習)
15.総まとめ
生命科学科
科
対
生命科学科
科 目 名
特別講義
対
象
17M 以前
教 員 名
古川 敏紀 前田 憲孝
■授業の概要
本学科の教育内容に関連する様々な分野から外来講師を招聘
し、現場の生きた知識、幅広い知識を学ぶ。
年次
開講期
前期 集中
2
■授業計画
本学科の教育内容に関連する様々な分野から外来講師を招聘
し、オムニバス形式で講義を実施する。
■到達目標
動物分野に関する幅広い教養を身につける。
健康科学科
■授業外学習
各テーマで学んだことをよく復習すること。
生命動物科学科
■注意事項
テーマごとに外来講師を招き集中形式で行うため、開講時期が不
定であるため注意すること。
■評価方法
授業に取り組む姿勢、レポートにより総合的に評価する。
教 科 書
参考書等
使用しない
授業の中で適宜紹介する。
生命医科学科
健康医療学科
科 目 名
放射線生物学
対
象
16・15M
教 員 名
湯川 尚一郎
■授業の概要
放射線および放射性同位元素は獣医学、医学、工学等の領域で
広く利用されているがその基盤になっている基礎的な事柄につい
て学習する。また獣医療において最も用いられているエックス線診
断にかかる放射線防護の考え方について学習する。
■到達目標
本講義では放射線に対する造詣を深め、おもに小動物診療施設
における看護職に必要な放射線の知識を習得する。また労働安全
衛生法に基づくエックス線作業主任者試験や放射性同位元素等に
よる放射線障害の防止に関する法律に基づく放射線取扱主任者
試験にも積極的に取り組んでもらいたい。
■授業外学習
各種法律についてもふれていくため教科書である「エックス線作業
主任者試験徹底研究」をよく読んでおくこと。
年次
開講期
前期
3
■授業計画
1.原子と各種放射線の発生とその性質1
2.原子と各種放射線の発生とその性質2
3.放射性同位元素と原子核反応について
4.生体分子のエネルギー吸収、相互作用について
5.放射線の各種単位
6.放射線生物作用機構とその理論
7.外部放射線の防護について
8.個人線量計の構造と特徴
9.管理区域の線量限度
10.生体における、組織・器官の放射線感受性
11.生体における、個体の放射線感受性
12.放射線の身体的影響と遺伝的影響
13.エックス線装置装置の原理
14.日本における放射線に対する法規制について
15.その他獣医療に用いられる放射線発生装置について(CT、リニ
アックなど)
■評価方法
講義に取り組む姿勢、小テスト等の平常点(40%)と定期試験(60%)
を総合し判定する。
■注意事項
放射線学は物理、化学、生物全ての領域にまたがるので十分な予
習、復習が必要である。
教 科 書
参考書等
平井 昭司 他 著 「エックス線作業主任者徹底研究」
(オーム社)
日本アイソトープ協会 編 「やさしい放射線とアイソトープ} (日本アイソトープ協会)
The complete textbook of Veterinary Nursing (Victoria Aspinall)
−210−
教 科 書
参考書等
実験動物の技術と応用-実践編-(社)日本実験動物協会編 アドスリー(丸善出版事業部)10,290円(こ
の授業の為だけに購入する必要はない)
実験動物の技術と応用-入門編-(社)日本実験動物協会編 アドスリー(丸善出版事業部)5,775円
アニマルマネジメント -動物管理・実験技術と最新ガイドラインの運用- 笠井一宏 アドスリー 2,625
円
−211−
健康医療学科
■注意事項
履修者全員が卒業研究において動物実験を行うことを想定して
授業を進める。
1.この授業は、第 2 回以降、毎回、筆写ワークシートの提出を条
件として出席を認める。筆写ワークの詳細は第 1 回に説明する。
2.教科書等を日課として読み込むこと。
3.この授業では、学生諸君自身が自律的に授業進行することを
基本とするので、学生諸君の積極的参画を期待する。
生命医科学科
■評価方法
授業に取り組む姿勢(平常点)、プレゼンテーション、解説、討
論参加、司会・座長など(授業参加活性)で評価を行う。評価は
平常点(60%)、授業参加活性(40%)の重みで判定する。
生命動物科学科
■授業外学習
1.教科書等、実験動物・動物看護関連の専門テキストの音読を
毎日の日課として徹底的に繰り返し読み込み、授業時の討議に
備えること。
2.プレゼンテーション準備、練習。
3.教科書等の筆写ワークを実行すること(2 千字/週→注意事項
参照)。
健康科学科
■到達目標
1.実験動物学の専門的事柄について、他者に説明できるレベ
ルでの理解への到達。
2.プレゼンテーションなどへの習熟。
3.ゼミ活動に向けての心構えを養う。
年次
開講期
後期
3
■授業計画
1.講義の目的、概容、評価法の説明
2.プレゼンテーションチャレンジ (1)
3.プレゼンテーションチャレンジ (2)
4.プレゼンテーションチャレンジ (3)
5.動物を用いた実験的研究の実際(4 年生による卒論中間発表)(1)
6.動物を用いた実験的研究の実際(4 年生による卒論中間発表)(2)
7.動物を用いた実験的研究の実際(4 年生による卒論中間発表)(3)
8.動物を用いた実験的研究の実際(4 年生による卒論中間発表)(4)
9.動物を用いた実験的研究の実際(4 年生による卒論中間発表)(5)
10.研究発表・模擬講義、討議 (1)
11.研究発表・模擬講義、討議 (2)
12.研究発表・模擬講義、討議 (3)
13.研究発表・模擬講義、討議 (4)
14.研究発表・模擬講義、討議 (5)
15.まとめ
生命科学科
科 目 名
実験動物学
対
象
16M 以前
教 員 名
北 徳
■授業の概要
私たちの社会では、様々な目的で多くの動物実験が行われて
いる。そのような動物実験の行われる分野では、高度の知識・技
術をもった実験動物技術者が必要とされる。この科目では、実験
動物・動物実験に関する知識を広く深く理解するとともに、実験
動物技術者に必須のスキルであるプレゼンテーション、解説、意
見陳述、質疑応答、司会進行などへ習熟することを目指す。
生命科学科
科 目 名
動物疾病学Ⅱ
対
象
16M 以前
教 員 名
前田 憲孝
■授業の概要
動物のいろいろな疾病について、その疾病の成り立ち、原因、症
状、検査、看護について学ぶ。特に本講義では、内分泌系、消化
器系、泌尿器系、呼吸・循環器系、運動器系の内科疾患、外科疾
患について学ぶ。
健康科学科
■到達目標
各疾患の成り立ち、原因、症状、必要な検査、疾患の病態につい
て学習し、動物の状態を理解し、それに基づいた適切な看護およ
び管理を考え・実施するための基礎となる知識を習得する。
生命動物科学科
■授業外学習
各授業の予習・復習を充分に行うこと。特に予習に関しては、各疾
患を理解する上で背景となる知識(解剖、生理など)について重点
的に勉強すること。
年次
開講期
3
■授業計画
1.はじめに(今後の授業についてのガイダンス)
2.内分泌系の疾患(1:下垂体、甲状腺、上皮小体)
3.内分泌系の疾患(2:副腎、膵臓)
4.消化器系の疾患(1:口腔、消化管)
5.消化器系の疾患(2:肝臓、膵臓)
6.運動器の疾患
7.泌尿器系の疾患(1:腎臓)
8.泌尿器系の疾患(2:下部尿路)
9.呼吸器系の疾患
10.心疾患
11.外科手術と特定器官の管理
12.消化器系の外科疾患
13.呼吸器系の外科疾患
14.泌尿・生殖器系の外科疾患
15.総まとめ
前期
■評価方法
講義に取り組む姿勢と試験結果で総合的に判断する。
■注意事項
内科看護学実習、外科看護学実習、動物疾病学実習を履修する
ためには本講義を必ず履修すること。
動物疾病学Ⅰが履修済みであること。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld (Blackwell)
授業の中で適宜紹介する
健康医療学科
科 目 名
動物疾病学実習
対
象
16M 以前
教 員 名
湯川 尚一郎 前田 憲孝 神田 鉄平
■授業の概要
動物看護職に必要な各種画像診断ツール(エックス線検査、超音
波検査、CT及びMRI検査)の原理、撮影法を学習する。また教育
病院において実践的な実習を行う。
■到達目標
動物看護職に必要な画像診断に係る知識を習得する。今までに
学習した内容を含めた知識を体系的に理解することを目標とする。
■授業外学習
必ず予習もしくは課題に取り組み授業に臨むこと。
年次
開講期
3
■授業計画
1.エックス線検査実習1
2.エックス線検査実習2
3.エックス線検査実習3
4.エックス線検査実習4
5.エックス線検査実習5
6.超音波検査実習1
7.超音波検査実習2
8.超音波検査実習3
9.超音波検査実習4
10.CT検査実習1
11.CT検査実習2
12.CT検査実習3
13.MRI検査実習(座学)
14.その他の画像診断検査実習
15.総括
■評価方法
講義に取り組む姿勢、小テスト等の平常点(40%)と定期試験(60%)
を総合し判定する。
■注意事項
動物疾病学Ⅰ・Ⅱを履修していること。
教 科 書
参考書等
使用しない
The complete textbook of Veterinary Nursing (Victoria Aspinall)
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld
−212−
通年
集中
■授業外学習
予習:「人間動物関係学」の講義で学習した内容を再確認してお
く。
復習:配布プリント等を読み返して、理解の不十分な箇所をなく
す。英文献はレジメを作成する。発表用資料を作成する。
生命動物科学科
■評価方法
授業中の平常点と発表レポートおよび最終レポートで評価を行う。
評価は、平常点(20%)、レポート(80%)の重みで判定する。
■注意事項
グループで調査・研究を行うので、他のメンバーに任せきりにせず
主体的に学修すること。
桜井富士朗・長田久雄(編著) 2003「
「人と動物の関係」の学び方」
(インターズー)
適宜紹介する。
■到達目標
動きを関節の 3 次元座標値として表し解析するための基礎として、
3 次元座標系の理解、時間軸に沿った座標値の変化の理解とグラ
フ化、角度の計算法などが理解できる。また、鳥の渡りや水生生物
の回遊の基礎を理解できる。
■授業外学習
講義内容をより深く理解させるためにレポートを課する。授業時間
外で完成させる必要がある。また、テーマによっては授業の前に下
調べを要求することがある。
■評価方法
講義に取り組む姿勢(20%)、課題レポート(30%)および定期試
験(50%)を総合的に評価する。再試験は行わない。
年次
開講期
後期
3
■授業計画
1.講義の目的、進め方、その他注意事項など
2.動物の様々な行動概説(動き、歩行、集団での行動、渡り、回遊
まで)
3.3次元座標系(世界座標系)
4.手作業による3次元立体の計測とモデリング
5.手作業による3次元座標の計測とモデリング(疑似動物)
6.手作業による3次元座標の計測とモデリング(馬の骨格図から)
7.3次元座標変換(回転、平行移動、拡大縮小など)
8.モーションキャプチャ基礎(原理、キャリブレーション)
9.関節の座標データを用いた解析(関節位置の変化、関節角度
の変化)
10.関節の座標データを用いた解析(数学的な計算法と表計算ソフ
ト上での方法)
11.馬の歩法と動画による確認(ウォーク、トロット、キャンター、ギャ
ロップ)
12.鳥の渡りと様々な調査法(標識調査)
13.鳥の渡りと様々な調査法(GPS、アルゴスシステムなど)
14.水生生物の調査(超音波ピンガー、データロガーなど)
15.総まとめ
■注意事項
1人1台の PC およびモーションキャプチャシステムを使える5418
実習室を使用する。
教 科 書
参考書等
使用しない。
(講義中に資料を配布する。
)
ポール・ケリンガー「鳥の渡りを調べてみたら」文一総合出版、JRA 総研「競走馬の科学」講談社ブルーバックス
−213−
健康医療学科
科 目 名
動物行動解析
対
象
16M 以前
教 員 名
梶浦 文夫
■授業の概要
動物の頭や脚などの細かな動きから鳥の渡りや魚の回遊などの広
範囲の移動にいたるさまざまな動物行動の計測法、解析法につい
て基礎を学ぶ。それらの中でも動物の歩行などの動きについては、
学内のモーションキャプチャ装置を利用した計測の原理を学び、実
際の計測作業も行う。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
健康科学科
■到達目標
・対象者の年齢・症状に応じた AAT/AAA の実施法を立案できると
ともに、その効果を科学的に評価できる。
・HAB を多面的に測定することができる。
年次
開講期
後期
3
■授業計画
1.オリエンテーション
2.ヒトと CA の関係を測定する(1)質問紙法とは
3.ヒトと CA の関係を測定する(2)質問紙法の作成
4.ヒトと CA の関係を測定する(3)統計処理
5.発表
6.子供、障碍者、老人等の QOL 向上(1)対象者の特性
7.子供、障碍者、老人等の QOL 向上(2)対象者の特性
8.子供、障碍者、老人等の QOL 向上(3)目標設定
9.子供、障碍者、老人等の QOL 向上(4)プラン作成
10.発表
11.CA の問題行動修正(1)問題行動の特定
12.CA の問題行動修正(2)原因の推定
13.CA の問題行動修正(3)プログラム作成
14.発表
15.総まとめと討議
生命科学科
科 目 名
人間動物関係学実習
対
象
16M 以前
教 員 名
唐川 千秋
■授業の概要
人間動物関係学および動物行動心理学等の講義で学習した内容
を実際に応用できるようにする。
生命科学科
科 目 名
動物行動心理学
対
象
16M 以前
教 員 名
唐川 千秋
■授業の概要
動物のこころが知りたい、動物が何を考えているかわかれば、それ
に合った対応ができると考えるのは当然であるが、それには動物の
行動本来にさかのぼって、その意味・成立メカニズムを知る必要が
ある。擬人的にではなく、客観的に動物の行動が理解できるように
なることを目的とする。
健康科学科
■到達目標
・動物の行動を生態学的・行動学的知識にもとづいて説明できる。
・動物の学習原理を理解する。
・さまざまな問題行動の原因と、それらへの対処法を理解する。
生命動物科学科
■授業外学習
予習:教科書の指定ページを読み、概略をつかんでおく。
復習:教科書、ノート、配布プリント、指定図書をもとに、内容を整
理・理解する。また、小レポートを適宜求める。
年次
開講期
前期
3
■授業計画
1.オリエンテーション-動物行動学、比較心理学とは
2.行動のしくみ
3.行動の発達(1)イヌ
4.行動の発達(2)ネコ
5.生殖行動
6.維持行動
7.社会的行動(1)同種間のコミュニケーション-イヌ
8.社会的行動(2)同種間のコミュニケーション-ネコ
9.社会的行動(2)異種間のコミュニケーション
10.動物の学習原理(1)学習理論の系譜
11.動物の学習原理(2)学習理論の展開
12.問題行動(1)問題行動とは
13.問題行動(2)イヌ
14.問題行動(3)ネコ
15.問題行動の治療と予防
■評価方法
授業に取り組む姿勢、課題レポートなどの平常点と定期試験で評
価を行う。評価は、平常点20%、定期試験80%の重みで判定す
る。
■注意事項
生命医科学科
教 科 書
参考書等
森 裕司・武内 ゆかり「 2004 動物看護のための動物行動学」(ファームプレス)
適宜案内する。
健康医療学科
科 目 名
薬効と投薬管理
対
象
16M 以前
教 員 名
加計 悟
■授業の概要
薬を投与する目的は、その薬効による病気の診断、治療、予防を
期待することにある。しかしながら薬はその使用方法を間違えると薬
効を得られないだけではなく、違った薬理作用を表出することもあ
り、さらには害にもなりうる。本講義では具体的な事例を踏まえて、
投薬と薬効について講義し、薬というものをどう扱えばいいのか、適
切な薬効を得るためには投薬管理はどのようにしなければならない
のかを学ぶ。
■到達目標
投薬と薬効についての基礎知識を習得する。
■授業外学習
具体的な内容や方法については、授業中に詳しく指示する。
年次
開講期
3
■授業計画
1.薬物の分類と取り扱い
2.薬物の性状(投与する薬品の組成など)
3.調剤と処方
4.薬物の投与方法1
5.薬物の投与方法2
6.薬物の投与方法3
7.薬物の効果と副反応1
8.薬物の効果と副反応2
9.薬物の評価
10.疾患別の投薬管理(呼吸循環器疾患)
11.疾患別の投薬管理(皮膚疾患)
12.疾患別の投薬管理(整形外科疾患)
13.疾患別の投薬管理(腫瘍性疾患1)
14.疾患別の投薬管理(腫瘍性疾患2)
15.総まとめ
■評価方法
小テスと、本試験により総合的に評価する。
■注意事項
薬理学を履修すること。
教 科 書
参考書等
獣医臨床 薬理学指針 interzoo 浅野
授業中に随時紹介する
隆司
監訳
−214−
後期
前期
年次
開講期
3
■授業計画
第 1 回~第 2 回
はじめに
第 3 回~第 6 回
実験器具の基本的な取扱い
第 7 回~第 10 回 性周期判定法
第 11 回~第 14 回 動物の基本的取扱い
第 15 回~第 18 回 精管結紮雄作成
第 19 回~第 22 回 ELISA
第 23 回~第 26 回 子宮切断法
第 27 回~第 33 回 DNA 抽出法
第 34 回~第 37 回
PCR 法
第 38 回~第 41 回 電気泳動法
第 42 回~第 71 回 マウス胚・精子凍結保存法
第 72 回~第 78 回 遺伝子組換動物の作成
第 77 回~第 88 回 ウェスタンブロット法
後期
健康科学科
■到達目標
・遺伝子組換え技術やその確認方法について理解する。
・遺伝子組換え技術がヒトや動物の生活にどのように応用されてい
るのかを理解する。
年次
開講期
3
■授業計画
1.講義の目的、概要及びスケジュールについて
2.遺伝の基礎
3.遺伝子的統御(1)
4.遺伝子的統御(2)
5.遺伝子的品質の確認(1)
6.遺伝子的品質の確認(2)
7.遺伝子組換え技術
8.遺伝子組換え技術の応用(1)
9.遺伝子組換え技術の応用(2)
10.関連法規(1)
11.関連法規(2)
12.生殖工学(1)
13.生殖工学(2)
14.生殖工学(3)
15.総復習・まとめ
生命科学科
科 目 名
遺伝子操作論
対
象
16M 以前
教 員 名
古本 佳代
■授業の概要
遺伝子操作技術は幅広い科学分野で基礎技術として用いられて
いる。この技術の目覚ましい発展により様々な遺伝子組換え生物の
開発が進んでいるが、新しい技術の利点とリスクに関しては賛否両
論がある。
本講義では遺伝子組換えの必要性や安全性を正しく理解し、遺
伝子組換え生物がどのように生産され、生活に関与しているかを学
ぶ。
生命動物科学科
■授業外学習
内容の区切り毎に小テストを実施するので、よく復習しておくこと。
■評価方法
小テスト、試験により総合的に評価する。評価は、小テスト(40%)、
試験(60%)の重みで評価する。
教 科 書
参考書等
生命医科学科
■注意事項
遺伝子操作論実習を受講する場合は、必ず本科目を履修するこ
と。
特に無し
授業の中で適宜指示する
■到達目標
・動物実験で用いられている基礎的な技術を習得する。
・実験動物の取扱いだけでなく、基礎的な分子生物学的技術も習
得する。
■授業外学習
実験毎にレポートおよび課題を提出してもらうので、実験結果をも
とに参考図書等を調べ理解する。
■評価方法
評価は課題およびレポート提出で評価する。
■注意事項
比較動物学、比較動物学実習 I、遺伝子操作論を必ず履修するこ
と。実験の都合上、一部の実験は集中で行う。
教 科 書
参考書等
実験動物の技術と応用(実践編)アドスリー
実習の中で適宜指示する
−215−
健康医療学科
科 目 名
遺伝子操作論実習
対
象
16M 以前
教 員 名
古本 佳代 加計 悟
■授業の概要
遺伝子操作論で学んだ内容を基礎として、胚操作や遺伝改変動
物作成方法、遺伝子解析などの基礎技術について学ぶ。
生命科学科
科 目 名
臨床動物看護学
対
象
16・15M
教 員 名
前田 憲孝 神田 鉄平
■授業の概要
内科看護学実習、外科看護学実習、動物疾病学実習の内容を理
解し、技術を習得するあるいは適切な看護を実施するために必要
な知識を学ぶ。
健康科学科
■到達目標
適切な看護および技術を身につけるために必要な知識、科学的
な思考をもって様々な看護を行うことが出来るための基礎となる知
識を習得する。
■授業外学習
各授業の予習・復習を充分に行うこと。
生命動物科学科
■評価方法
講義に取り組む姿勢と試験の結果で総合的に判断する。
年次
■授業計画
1.輸液療法(1)
2.輸液療法(2)
3.輸液療法(3)
4.輸血(1)
5.輸血(2)
6.薬浴(1)
7.薬浴(2)
8.心電図(1)
9.心電図(2)
10.麻酔(1)
11.麻酔(2)
12.麻酔(3)
13.腫瘍(1)
14.腫瘍(2)
15.腫瘍(3)
3
健康医療学科
前期
年次
開講期
3
■授業計画
1.受付・問診の実際
2.血液交差適合試験
3.輸血療法
4.内分泌疾患に関する検査・看護
5.糖負荷試験モニタリング
6.慢性腎不全に関する検査・看護
7.尿量モニタリング
8.薬浴およびシャンプー
9.循環器疾患に対する検査・看護
10.循環器に対するスクリーニング検査
11.予防接種に関するクライアント教育
12.入院看護管理(1)
13.入院看護管理(2)
14.入院看護管理(3)
15.総まとめ
前期
■注意事項
内科看護学実習、外科看護学実習、動物疾病学実習を履修する
ためには本講義を必ず履修すること。動物疾病学Ⅰが履修済みで
あること。
教 科 書
生命医科学科
開講期
参考書等
Veterinary Medical Team Handbook: Andrew J. Rosenfeld(Blackwell)
犬の腫瘍 監訳 桃井康行 interzoo
猫の腫瘍 監訳 桃井康行 interzoo
その他については授業の中で適宜紹介する
科 目 名
内科看護学実習/臨床検査論実習Ⅰ
対
象
16M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
動物診療において一般的に行われる臨床検査、動物看護の中
で、血液以外を材料とした検査および疾病時の看護技術を取扱
い、必要な基礎知識と各種検査の手技の獲得目的とする。なお、
各回でクライアントとのコミュニケーションに重点を置いて進めてい
く。
■到達目標
動物診療において必要とされる手技だけでなく、それらの背景を
含めた理論を正しく理解し、充実した看護を動物に提供するために
必要なものが何かを常に模索できるようになること。
■授業外学習
講義で紹介する法律の条文はもちろん、ウェブサイト等の資料に
ついても自らで検索し、閲覧することを勧める。それらを講義内容と
照らし合わせ、復習としてほしい。
■評価方法
実習への取り組む姿勢、レポート、実技試験、筆記試験を総合的
に評価する。
■注意事項
臨床動物看護学を履修すること。
さらに外科看護学実習を履修するためには本実習を必ず履修す
ること。
教 科 書
参考書等
「Veterinary medical team handbook」 Andrew J. Rosenfeld 著
授業の中で適宜紹介する。
−216−
(Wiley-Blackwell 社)
■授業外学習
必ず自主学習の後実習に挑むこと。
後期
生命動物科学科
■評価方法
授業へ取り組む姿勢、レポート、総合実習における試験を総合的
に評価する。
開講期
健康科学科
■到達目標
動物診療における外科診療、特に手術に付随する看護技術の知
識・技術を身につけることを目標とする。
年次
3
■授業計画
1.はじめに
2.周術期の患者管理
3.手術室管理
4.手術 ME 機器
5.手術器具
6.術前準備・術中援助
7.術前準備・術中援助(実習)
8.麻酔
9.麻酔実習
10.麻酔実習
11.手術総合実習①
12.手術総合実習②
13.手術総合実習③
14.手術総合実習④
15.手術総合実習⑤
生命科学科
科 目 名
外科学看護学実習/臨床検査論実習Ⅲ
対
象
16M 以前
教 員 名
前田 憲孝 神田 鉄平
■授業の概要
動物診療における外科診療、特に手術に付随する看護技術を学
ぶ。
■注意事項
臨床看護学を履修すること。
The complete textbook of Veterinary Nursing(Victoria Aspinall)
初心者のための小動物実践外科学(緑書房)
■到達目標
動物看護職、実験動物技術者等、動物を扱う専門職に必要とされ
る基礎知識、管理技術を習得する。
■授業外学習
講義や実習の復習をしっかり行うこと。特に最低限覚える必要のあ
る部分について重点的に勉強すること。
■評価方法
レポートで評価し、成績が悪い場合は出席、事業で行う小テストの
結果を考慮する。
年次
開講期
前期
3
■授業計画
1.動物看護のための小動物歯科学の概要
2.口腔の解剖と生理の概要
3.口腔内検査法の概要
4.口腔内X線検査法の概要
5.歯周病の診断と治療の概要
6.口腔衛生の概要
7.前期実習:予防歯科処置に関する器具の説明
8.口腔外科:抜歯術、歯周外科術の概要
9.保存修復、歯内療法の概要
10.不正咬合の診断と治療の概要
11.口腔内腫瘍の概要
12.眼窩下瘻、眼窩下膿瘍の診断と治療の概要
13.麻酔管理、予防歯科処置法の説明
14.後期実習:麻酔下での歯石除去処置、口腔内ケアー
15.総まとめ
■注意事項
本科目は動物の口腔内疾患に興味を持ち異常に気づき、早く対
応できるための知識を身につける。動物を世話するとき口腔内を観
察する習慣をつけること。
教 科 書
参考書等
必要な資料を作成し配布する。
動物看護のための小動物歯科学、 ファームプレス、幅田功他著。
私の歯科診療ー口腔内疾患の診断と治療 山水書房、網本昭輝著。
−217−
集中
健康医療学科
科 目 名
動物歯科衛生学実習
対
象
16・15M のみ
教 員 名
網本 昭輝
■授業の概要
動物看護のための小動物歯科学の基礎知識や口腔衛生管理技
術を学ぶ。授業に取り組みやすいように覚えるべきポイントを指示
する。犬と猫を中心に講義する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命科学科
科 目 名
比較動物学実習Ⅱ
対
象
15M 以前
教 員 名
古本 佳代
■授業の概要
マウス、ラット、イヌを動物実験に用いる際の知識と技術を総合的
に学んで理解を深めるとともに、実験動物技術者としての心構えお
よび応用技術を習得する。
健康科学科
■到達目標
実験動物 1 級技術者実技試験受験に必要な技術を身につける。
■授業外学習
課題を提出してもらうので、実習結果をもとに参考図書等を調べ理
解する
生命動物科学科
■評価方法
評価は実習に取り組む姿勢(50%)、課題提出(50%)の重みで総
合的に評価する。
年次
開講期
前期
4
■授業計画
1.マウス(取り扱い、投薬)
2.マウスの採血・解剖(1)
3.マウスの採血・解剖(2)
4.マウスの採血・解剖(3)
5.縫合(1)
6.縫合(2)
7.組織標本観察(1)
8.組織標本観察(2)
9.血液サンプルの取扱いおよび標本観察
10.イヌの取扱い・TPR
11.イヌへの投与・採血(1)
12.イヌへの投与・採血(2)
13.イヌへの投与・採血(2)
14.実験動物 1 級技術者試験対策用特別演習(1)
15.実験動物 1 級技術者試験対策用特別演習(2)
集中
■注意事項
本実習を履修するには比較動物学実習 I、遺伝子操作論実習を
履修すること。実験の都合上、日程が不定期になる。講義日程の詳
細については最初の実習日に説明する。イヌの実習の一部は外来
講師にて実施予定。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
実験動物の技術と応用(実践編) アドスリー
実験中に適宜指示する
健康医療学科
科 目 名
臨床実習Ⅲ
対
象
15M 以前
教 員 名
古川 敏紀 前田 憲孝
■授業の概要
実際の動物病院での実習を通して獣医療現場に直に触れること
によって、動物看護職についての理解を深める。
年次
開講期
通年 集中
4
■授業計画
実際の動物病院において実習を行う。動物病院の選択は自由で
あ る が 、 選 択 し た 動 物 病 院 に お い て 12 日 間 の 実 習 を 行 う 。
また、実習病院で経験した症例の中からテーマを選び、後期末に
レポート提出または症例発表を行う。
■到達目標
実際の動物病院での実習を通して、現在の自分に足りない知識、
技術について再確認する。
■授業外学習
3 年間学んできたことを実習までにもう一度復習しておくこと。実習
を通して確認した自分に足りない知識や技術について、卒業まで
に復習しておくこと。
■評価方法
実習に取り組む姿勢を中心に、実習先の指導員と合議のうえ総合
的に評価する。
■注意事項
臨床実習Ⅰ・Ⅱ、臨床検査論実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを履修していること。
実際の動物病院での実習なので、服装や態度に十分に気をつける
こと。学科から実習先の斡旋はしないため注意すること。
教 科 書
参考書等
使用しない
使用しない
−218−
■授業外学習
授業外学習の具体的な内容や方法については、授業中に詳しく
指示する。
■注意事項
動物を利用して知識や技術の習得を行うので、心して動物の取扱
には注意すること。
Veterinary Ophthalmology(K. Gellatt)、
■到達目標
科学研究が如何に遂行され、科学論文とは如何なるものかを実践
を通して学び、そのプロセスこそを理解する事を目標とする。
■授業外学習
実験や研究の内容について学生同士あるいは教員と積極的にデ
ィスカッションを行うことを勧める。その為にも、常に論文あるいはト
ピックの紹介などを読み続けること。
■評価方法
学内外の論文発表や、卒業論文作成を総合的に評価する。
年次
開講期
通年
4
■授業計画
動物医療領域で使用される麻酔薬・鎮静薬に関する基礎および
臨床をテーマとし、生理学、薬理学的な側面のみならず臨床獣医
学、看護学の観点からも研究を進めていく。
第 1週~第 4週
文献の読み方と検索について(4週)
第 5週~第 9週
文献抄読に基づく発表(4週)
第10週~第13週
実験計画の立案(4週)
第14週~第21週
実験と結果の解析(8週)
第22週~第25週
論文作成(4週)
第26週~第29週
発表資料作成(4週)
第30週
卒業論文発表(1週)
■注意事項
複数名で共通の実験に取り組んだ場合であっても、卒業論文は各
人でそれぞれの考察をもって提出すること。
使用しない。
適宜必要なものを資料とする。
−219−
健康医療学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
神田 鉄平
■授業の概要
1年間与えられた研究課題のもとで実験・研究を行う。英語、日本
語を問わず学術論文を読む能力、日本語で論理的に文章を構成
する能力、学会発表等で自らの考えを他者に伝える能力を身につ
けるべく、そのステップとしての卒業研究である。
教 科 書
参考書等
生命医科学科
教 科 書
参考書等
生命動物科学科
■評価方法
基礎知識と技術の習得が出来ているかどうか(20%)、問題解決
に向けての努力(20%)、まとめるための知識の習得や整理(2
0%)、結果(40%)を総合して判断する
通年
健康科学科
■到達目標
各自の研究テーマに沿って卒業論文を完成させる。
年次
開講期
4
■授業計画
1.眼底カメラの操作収得
2.眼底カメラの操作収得
3.スリットランプの操作収得
4.スリットランプの操作収得
5.局所網膜電図の操作収得
6.局所網膜電図の操作収得
7.網膜断層図計の操作収得
8.網膜断層図計の操作収得
9.コンフォーカル顕微鏡の操作収得
10.コンフォーカル顕微鏡の操作収得
11.超音波計の操作収得
12.超音波計の操作収得
13.角膜形状測定器の操作収得
14.角膜形状測定器の操作収得
15.実験(1)
16.実験(2)
17.実験(3)
18.実験(4)
19.実験(5)
20.実験(6)
21.実験(7)
22.実験(8)
23.実験(9)
24.実験(10)
25.データの整理(1)
26.データの整理(2)
27.データの整理(3)
28.データの整理(4)
29.取りまとめ
30.発表練習
生命科学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
古川 敏紀
■授業の概要
動物の視覚について基礎知識と技術を習得すると共に、テーマを
設けて、この課題について実験を通して解決する過程で動物の感
覚についての理解を深める事、およびヒトとの関わりを探求する。
生命科学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
前田 憲孝
■授業の概要
1 年間与えられた研究課題の関する実験・研究を行う。
健康科学科
通年
年次
4
■授業計画
第 1週
第 2週~第 9週
第10週
第11週~第15週
第16週~第22週
第23週~第26週
第27週
第28週~第29週
第30週
通年
■到達目標
英語、日本語を問わず学術論文を読む能力、日本語で論理的に
文章を構成する能力、学会発表等で自らの考えを他者に伝える能
力を身につける。
■授業外学習
実験、研究の背景や手技など、必要な知識について成書や論文
を読み、勉強すること。
生命動物科学科
■評価方法
卒業論文作成を総合的に評価する。
生命医科学科
教 科 書
参考書等
健康医療学科
年次
開講期
4
■授業計画
動物の腫瘍に関する研究を実施する予定。
■注意事項
複数名で共通の実験に取り組んだ場合も、卒業論文は各人で書
き、提出すること。
使用しない
適宜紹介する
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
唐川 千秋
■授業の概要
動物の行動の原理、人と動物のかかわりなど、日常生活の中で感
じる素朴な疑問を起点として、そこに含まれる心理理学的観点につ
いて、実証的に検討する。
■到達目標
・研究課題を自分で見つけ出し、それに科学的にアプローチでき
る能力を身につける。
・研究成果を、適切な用語で、かつ分かりやすく論旨展開して公表
できる。
■授業外学習
・既読の文献の内容を整理する。
・実験・調査を行い、それらを適切なかたちでまとめる。
■評価方法
卒業研究レポートおよび研究内容に関する口頭試問によって総合
的に評価する。
■注意事項
・早い段階で問題意識の明確化を図ること。
・英語文献が中心となる。
教 科 書
参考書等
教科書は使用しない。
適宜案内する。
−220−
開講期
研究テーマの設定
先行研究についての精読
研究計画の立案・修正
実験・調査の準備
実験・調査
実験・調査結果の分析
レポートの初校提出
レポートの加筆・修正
卒論発表
■注意事項
卒業研究には物理学・統計学のほか動物理学療法の基礎的知識
が必要とされる。
参考書等
川崎安亮ほか監訳『リハビリテーションと理学療法』
(サンダース ベテリナリー クリニクスシリーズ・interzoo)
;
平田雅子著『新体系看護学全書 基礎科目物理学』(メヂカルフレンド社)
バイオメカニズム・ライブラリー 看護動作のエビデンス(バイオメカニズム学会編・小川鑛一ほか著・東京電機
大学出版局)木塚 朝博 ほか著、バイオメカニズム学会編集:表面筋電図(東京電機大学出版局 ISBN-10:
4501325100;ISBN-13: 978-4501325107)
−221−
健康医療学科
教 科 書
生命医科学科
■評価方法
定期的な学習を勘案し、卒業論文を評価する。
生命動物科学科
■授業外学習
定期的に授業の節目で提起される熱、重力、電気、放射、音や光
など外界から生体への影響と生体の反応についての課題に答え、
ノートに整理しかつ報告すること。
健康科学科
■到達目標
科学と生命・医療との結びつきを知り、分子的な視点で生命現象
を解明することの重要性と面白さに気づく。生体の恒常性、免疫、
機能と物理法則との関係を理解し、実地の基礎を身につける。
年次
開講期
通年
4
■授業計画
1.何を研究するのかについて討論
2.理学療法の内容を知る
3.(2b)力学療法・流体力学療法
4.(2c)電気療法・超音波療法
5.データ分析・診断法について知る
6.(5b)目視~ホームビデオ撮影分析法
7.(5c)床反力または反圧分析法(感圧センサ機器の操作を含
む)
8.(5d)筋電計分析法(操作を含む)
9.歩行データをパターン化する方法
10.床反圧センサーのしくみ
11.運動力学的歩行評価法への適用
12.2・運動学的分析法との違い
13.床反圧センサーのいろいろな応用例を知る
14.犬具の改良への適用
15.データの種別を吟味・検討する
16.犬のデータ採取
17.歩行者のデータ採取
18.犬具の特徴とデータとの照合
19.犬の歩行について―筋・関節の把握
20.理学療法の実際を知る
21.歩行診断向けのデータについて
22.異常歩行の実際例
23.歩行練習に資するデータの取り方
24.(23b)加速度センサー
25.(23c)表面筋電
26.(23d)ビデオ映像
27.足の表面筋肉について
28.手の表面筋肉について
29.歩行者の筋電情報の活用について知る
30.総まとめ
生命科学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
山本 健治
■授業の概要
ヒトや動物は基本的に、環境の影響下で活動する生き物である。
活動を支配しているのは、生物学・物理学・化学の各分野で知られ
た法則と環境である。つまり生き物とは、体内外からの様々な影響
に対し、一つの生体系として統合的に呼応する仕組みを備えた存
在でる。こうした生体の仕組みを、医療現場で役立つ具体的な内容
に整理して学習する。
また、診断と治療の場で扱われる電気・放射・音波に対する生体
の分子レベルでのレスポンスを論じる。このような環境要因との関係
の考察を通じて、生命の理解を深め、医療看護術の養成に役立て
る。
生命科学科
健康科学科
生命動物科学科
生命医科学科
年次
開講期
4
■授業計画
1.研究目的・方向検討 資料検索
2.論文・資料検索
3.実習計画立案作成
4.実習
5.実習
6.実習
7.実習
8.実習
■到達目標
9.実習
自然が持っている様々な役割、しくみ、必然性などを野外活動か 10.実習
ら学ぶ。また、生命の不思議、神秘について知り、そこから、さまざ 11.実習
まな現象・問題を自身で考え、解決する能力を培う。
12.実習
13.実習
■授業外学習
14.実習
あらかじめ、様々な文献・参考資料を基に、各自のテーマ・課題に 15.実習
即して、自身で調べ、考えてもらう。
16.実習
17.実習
■評価方法
18.実習
活動状況、卒業論文作成などから総合的に評価する。
19.実習
20.実習
■注意事項
複数名で一つのテーマに取り組むことになるが、卒業論文は、各 21.実習
22.実習
人がそれぞれの考え、考察を加え、提出すること。
23.実習
24.実習
25.データー・写真整理
26.データー・写真整理
27.論文作成
28.論文作成
29.発表資料・写真作成
30.卒業論文作成
教 科 書 その都度、各グループのテーマに応じ、文献・資料・参考書を示す。
参 考 書 等 適宜紹介する。
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
河邉 誠一郎
■授業の概要
フィールドワーク中心の保護・調査活動を通じ、自然の偉大さ、神
秘、危うさなどを身を以て学ぶ。受講生の興味に合わせて、昆虫、
植物、環境、食品、農業、汚染などの様々な問題を野外で取り組
む。 自分で考え、体感し、工夫して、解決する能力を身につけても
らう。
健康医療学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
古本 佳代
■授業の概要
1年間与えられた研究課題のもとで実験・研究を行う。英語、日本
語を問わず学術論文を読むことで専門分野における知識を身につ
け、研究を進めていく課程で専門技術を身につける。またこの卒業
研究を通して、科学研究の計画、進め方、まとめ方、発表の仕方、
論文の書き方などを総合的に学ぶ。
年次
開講期
通年
4
■授業計画
信頼性・再現性の高い動物実験技術の確立をテーマとし、実験動
物の福祉への配慮の側面も含めて研究を進めていく。
第 1週~第 8週
卒業研究の具体的なテーマの検討
第 9週~第12週
実験計画の立案
第13週~第21週
実験と結果の解析
第22週~第25週
論文作成
第26週~第29週
発表資料作成
第30週
卒業論文提出
■到達目標
・学術論文を読む能力を身につけ、科学研究を自ら計画、実施
し、専門的な知識および技術を身につける。
・研究発表等で自らの考えを他者に伝え、理論的に文章を構成す
る能力を身につける。
■授業外学習
英語、日本語を問わず学術論文を積極的に読む。
■評価方法
平常の研究活動の状況、卒業論文研究発表及び卒業論文により
総合的に評価する。
■注意事項
複数名で共通の実権に取り組んだ場合であっても、卒業論文は各
人で書き提出すること。
教 科 書
参考書等
通年
特に無し
適宜紹介する
−222−
年次
開講期
通年
4
■授業計画
第 1週
オリエンテーション(研究の進め方)
第 2週~第11週 研究テーマの検討(先行研究調査)
第12週~第13週 研究テーマの決定と計画表作成
第14週~第24週 調査・実験・開発・データ整理
第25週
中間発表・討論
第26週~第28週 研究のまとめと論文作成
第29週~第30週 論文提出と発表
■評価方法
卒論発表会および卒業論文提出により評価する。
生命医科学科
■注意事項
教 科 書
参考書等
生命動物科学科
■授業外学習
テーマの性質上、作業のためにかかり時間は膨大である。基本的
に授業外時間に多くの作業を行うことにある。
健康科学科
■到達目標
動物の動きを計測し解析するための基礎を理解できる。高速度カ
メラ、荷重計測機、モーションキャプチャシステムを活用できる。多
数の関節の 3 次元座標値の時間的変化のデータを表計算ソフトな
どを使って扱うことができる。実験計画を立て、計測、解析するととも
に、分かりやすく発表し、論文としてまとめることができる。
生命科学科
科 目 名
卒業研究
対
象
15M 以前
教 員 名
梶浦 文夫
■授業の概要
研究室に分属して1年間与えられた研究テーマで、実験・研究を
行う。卒業研究を通して、当該分野の専門知識や専門技術をより深
く習得し、研究の計画、進め方、まとめ方、発表のしかた、論文の書
き方などを学び、社会で活躍できるスキルを身につけさせる。
■研究テーマ
高速度カメラ、荷重計測機、モーションキャプチャシステムを使
い、動物の行動や動きを計測・解析する。また、それらの結果を分
かりやすく表現する。
参考文献は、適宜紹介する。
健康医療学科
−223−
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