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東京植検だより - 東京植物検疫協会

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東京植検だより - 東京植物検疫協会
平 成 2 4 年
10 月 1 日
第 1 6 4 号
東 京 植 検 だより
〈発行〉東 京 植 物 検 疫 協 会
東 京 都 江 東 区 青 海 2-4-32タイム24ビル2階
T E L 03(5531)8533 F A X 03(5531)8536
http://www.tokyo-syokken.gr.jp
東 京 港 に 輸 入 さ れ る 植 物 類
(17) モ ル ト
モルト:malt。麦、特に大麦の種子を発芽、発根させ乾
ニズムである。このメカニズムは、大麦に拘わらず全て
燥し、幼根を除去したもので(=麦芽)、ビール、ウィス
の種子に共通するものであり、米や小麦、トウモロコシ
キー、水飴の原料になる。
などでも発芽によって同様の現象が起きる。しかし、糖
歴 史:大麦は小麦と比べて栽培環境の許容性が広く、
化酵素の量や活性は植物の種類により大きく異なり、米
また、収量も多いため、古代から重要な穀物であった。
やトウモロコシは比較的酵素の量が少ない。食用に適し
しかし、小麦のように製粉するのは難しく、また、グル
且つ安価で入手できる穀物の中では、大麦が、量、質と
テンを欠き、パンの製造には適さず、更に煮えにくいた
も最も優れている。
め、丸のままの粒を精白して炊飯したり、粥に炊いて食
日本での歴史:上述のように米は発芽させても糖化酵素
べるのに適さない。
の量が少なく澱粉糖化の量が少なく効率が悪い。このた
このような大麦を主食とするため、古代以来の主要な
め米が主要穀物であった日本では糖化酵素を大量に生成
調理は大きく 2 種類に分かれる。ひとつは挽き割りにし
するコウジカビを蒸米に植付けて糖化処理する方法が開
て煮えやすくした上で粥に炊くというもので、もう一つ
発され利用されてきた。しかし「延喜式」の「造酒司(さ
はもやし状に発芽させ、つまり麦芽にした上で乾燥させ、
けのつかさ)」には、米、米麹、小麦萌(こむぎもやし=
砕けやすくなったそれを粉砕し、発現した酵素活性によ
小麦の麦芽)、酒を原料とする「三種糟(さんしゅそう)」
り消化も良くなった発芽粉末でパンを作ることが行われ
という酒が登場する。このことから少なくとも平安時代
た。焼いてから時間が経って硬くなったパンは水などの
には麦芽を用いた醸造が、米麹と組み合わせてであるが、
液体に浸して柔らかくして食べることが多いが、麦芽パ
日本でも行なわれていたことが分かる。
ンを水に浸してから食べ残したものをしばらく放置する
植物検疫:平成 23 年に我が国に輸入されたオオムギ属モ
と甘くなり、更に発酵してアルコール飲料になることが
ルトは、459 千トンで、数量はこの数年大きな変化はな
発見され、ビールが造られるようになった、と考えられ
い。うち、ほぼ 1/4 がカナダから輸入されており、豪州、
ている。
フランス、英国がそれに続く(表−1)。
麦芽の食品加工における有効性がより広く認知される
表−1
我が国のモルト(オオムギ属)の
ようになると、より優れた酵素活性を持つ大麦が選抜さ
輸入検査数量及び検査結果(トン)
れ、ビール麦(二条大麦)のような麦芽専用品種も誕生した。
2010 年
麦芽の製法:水温が 12℃前後の水に大麦を浸し、時々換
図−1
麦芽
カナダ
豪
州
水して、麦の水分含量が
41∼47%に達したところ
フランス
で発芽床に移す。発芽は
英
14∼18℃で行い、加湿空
国
ベルギー
気で酸素を供給し、機械
的な撹拌を行う。発芽し
ドイツ
全輸入
た芽の長さが穀粒の長さ
※=9kg
2011 年
検査数量
検査数量
うち消毒数量
うち廃棄数量
132,524
81,971
63,729
74,749
30,306
33,500
459,481
142,193
82,653
75,876
62,660
28,069
27,578
459,001
0
0
0
0
0
0
0
0.0
0.0
0.0
0.0
※
0.0
※
の 1/2∼3/4 程度になっ
植物検疫の結果、平成 23 年にはベルギーからのモルト
たところで(図−1)、熱
がグラナリアコクゾウムシの付着で 1 件 9kgが廃棄さ
風乾燥し、乾燥後幼根を
れているが、ここ数年、重要病害虫を初めこれ以外は病
除去する。
害虫は発見されておらず、合格率は非常に高い。
品目別輸入食品事典によれば、モルトの輸送での注意
糖化酵素:大麦の種子中には不活性の糖化酵素(アミラー
ゼ)が多量に含まれており、発芽により酵素が活性化される。
点としては、船舶輸送中に発生する腐敗、変敗、カビ等
発芽したばかりの種子の内部で糖化酵素が作られて高
の所謂事故品で、これは時化によるコンテナーハッチか
い酵素活性が発現するのは、根と芽が光合成によってエ
らの海水漏れ、コンテナーの亀裂による雨水漏れ等が原
ネルギー合成ができるようになるまでの間、成長に必要
因で、輸送途中での衛生状態の維持、管理が非常に大切
なエネルギーを種子中の澱粉質から得るための生体メカ
である、としている。
‐1‐
(大川
義清)
第 164 号
東
京
植
検
だ
よ
り
全植検協横浜支部業務研究会に参加して(東京港)
9 月 20∼21 日の 2 日間、(一社)全国植物検疫協会横浜
である梨やぶどうが多く見受けられ、業者が迅速に搬出
支部業務研究会が東京港で開催され、参加する機会を得
を行っていた。その後大田市場に関するビデオを鑑賞し、
た。東京港では 8 年ぶりの開催となり、今回も座学は当
大田市場の見学は終了した。
協会から程近いエリアに位置する「東京ベイ有明ワシン
トンホテル」での開催となった。
この業務研究会は、植物検疫業務の現状把握、知識の
向上、情報交換を目的としており、各港で毎年開催され
ている。
一日目、まず初めに、当協会大川専務理事が歓迎の挨
拶を行った後、第一部の講演として、横浜植物防疫所東
京支所・金田支所長より「植物検疫を巡る諸情勢及び東
京支所における植物検疫状況」として、最近の主な規則
改正事項、輸入植物検疫の見直し、東京港の増加する輸
入量の現況等、多岐に亘って説明があった。
続いて第二部の講演では、東京国際エアカーゴターミ
続いて、羽田空港にある TIACT(東京国際エアカーゴ
ナル㈱代表取締役社長・横山博史氏より「羽田空港にお
ターミナル㈱)の貨物施設、室内見学及び、横浜植物防
ける航空貨物の現状と植物検疫」について説明があった。
疫所羽田支所の輸入植物検査場の見学をさせていただい
羽田空港の国際航空貨物の現状、問題点、要望事項に
た。TIACT の生鮮棟(写真上)では、定温上屋(16∼
ついてご説明いただいた。また顧客誘致の対策として、
20℃)、冷蔵/冷凍庫(5℃、−5℃、−20℃)を設置し、
航空貨物のくん蒸無料キャンペーンを企画するといった
ニーズに応じた徹底した温度管理がされ、くん蒸庫が隣
大変興味深いお話もあった。
接している等品質を損なわない配慮がされている。また、
最後に、各講演についての質疑応答では質問が多く飛
び交い大変熱心な研究会となった。
講義終了後、引き続き行われた懇親会では、(一社)全
航空機から直接搬入することのできる貨物施設はサッ
カーコート 3 面分の広大な敷地を確保しており、TIACT
独自のワンストップサービスを確立している。
国植物検疫協会古茶副会長の乾杯に始まり、当協会・小
横浜植物防疫所羽田支所の輸入植物検査場では、室内
林顧問の関東一本締めまで、和やかな雰囲気の中、各地
検査場が検査品目により4ヶ所の検査場に分かれている。
域協会の方々との情報交換や親睦が図られた。
それぞれ温度管理がされており貨物へのダメージに配慮
翌二日目は「大田市場及び羽田空港見学」
。午前 8 時
半に専用バスにて同ホテルを出発し、最初に東京で最大
されていた。また、2 次検査場、輸出検査場、同定室も
見学、案内をして頂いた。
再び専用バスにて羽田空港第 1 ターミナルへ移動。昼
の市場である「大田市場」を見学した(写真下)。東京港
より程近く、約 41 万㎡の面積を持つ大田市場は、国内
食をとり、予定通り全日程を無事終了した。
終わりに、今回の業務研究会を開催するにあたり、講
外の青果物、水産物、花きを多く取り扱い、供給圏は東
日本全域に及んでいる。
師、ご案内をお引き受け頂きました方々、横浜植物防疫
所東京支所、同羽田支所、国際エアカーゴターミナルを
初め、ご協力頂いた関係の皆様に心より厚く御礼申し上
げます。
(業務グループ・有働
昌平)
植物防疫所人事異動 [抜すい] (順不同・敬称略)
見学ルートに従い、
青果棟、水産物棟の見学を行った。
午前 7 時を過ぎていた為、せりは終了していたが、取引
がされた国内外からの青果物が所狭しと並んでいた。旬
○ 10 月 1 日付
横浜・東京支所次席検疫官(輸入貨物)
小口 光一
(横浜・塩釜支所次席検疫官)
横浜・東京支所次席同定官(輸入貨物)
桝本 雅身
(横浜・成田支所次席同定官)
横浜・塩釜支所次席検疫官
照井まゆみ
(横浜・東京支所次席検疫官)
横浜・成田支所次席同定官(第1貨物)
齊藤
学
(横浜・東京支所次席同定官)
‐2‐
東
✏
業務グループ
京
植
検
だ
よ
り
第 164 号
リフォルニア産ポメロは 11∼3 月が旬になり最盛期は競
タイム eye ✍
合しない。そもそも「ソムオー」は、果肉をそのまま食
べても美味しいが、料理用フルーツとして食べることが
タイ産ポメロ 初輸入
8 月 1 日、青海埠頭に入港した”NONA”号で今年 2 月
普通だそうである。「ソムオー」を利用した最もポピュ
10 日に条件付輸入解禁されたタイ産トーンディー種の
ラーなタイ料理が「ヤム・ソムオー」というサラダ。タ
ポメロ生果実が輸入され、検査は無事合格であった。
イ料理特有の甘くて辛い味付けに、ほぐした「ソムオー」
タイにおいては、ミカンコミバエ種群が発生している
の果肉と大ぶりな茹でエビがトッピングされ、エビの香
ため、その寄主植物となる同国産のポメロ生果実は、植
りと特有の辛さと「ソムオー」のさっぱり系の味わいが
物防疫法の規定に基づき輸入が禁止されていた。
混ざり合い癖になるそうである。「ソムオー」以外の柑橘
タイ産トーンディー種ポメロ生果実の主な輸入条件は、
蒸熱処理施設において、相対湿度 50%から 80%までの
類では、この味はだせないそうで、輸入解禁され日本で
も本格的な「ヤム・ソムオー」が味わえることになった。
(青島
蒸気を使用し、生果実中心部の温度を 43℃まで上げる。
英夫)
総務グループ 「安全旬間ポスター」原次長が最優秀賞
その後、飽和蒸気で生果実中心部の温度を 46℃とし、そ
の温度以上で 30 分間消毒すること。再汚染防止措置が
(一社)全国植物検疫協会が毎年実施している植物検
講じられているとともに、タイ植物防疫機関により輸出
疫くん蒸安全旬間ポスター図案選考会が去る 9 月 10 日、
検査が行われ、植物検疫証明書が添付されたものである
同協会会議室で開催された。
こと。これらの消毒及び検査が的確に実施されているこ
全植検協の選考委員に加えて、農水省担当官及びポス
とが植物防疫官により確認され、他の地域を経由しない
ター作成会社のデザイナーにより、全国の植物防疫所、
で輸入されること、となっている。
協会、防除業者の職員が応募した 103 点にのぼる作品に
ついて、厳正な審査が行われた。
その結果、最優
秀賞には当協会の
原次長の作品(写
真左)が選ばれ、
例年通り 11 月 1
日から 11 月 10 日
まで実施される本
年度の植物検疫く
ん蒸安全旬間の
PR 用ポスターと
して印刷され、全
トーンディー種ポメロ(写真上)の特徴は、果実は亜
国の関係機関に配
球形で果実径は 14∼16cm と大きく、重さは約 1∼2kg
布されることに
近くあり柑橘類の中では最大で「柑橘類の王様」と呼ば
なった。
また、当協会からは 14 店応募し、次の作品も入賞した。
れている。果皮は黄緑色でさのうは大きく果肉は薄桃色。
ジューシーさは控えめで、ほどほどの甘さとサクサクと
○
入選
阿部
将之
(業務グループ)
した程好い食感。タイでは「ソムオー」と呼ばれ、原産
○
入選
有働
昌平
(業務グループ)
地は中国南部から東南アジアで、「ザボン」「晩白柚」
○
入選
佐藤
勉
(総務グループ)
「文旦」「グレープフルーツ」の近縁種にあたる。
○
入選
人見
哲也
(業務グループ)
(佐藤 勉)
タイでは周年収穫が可能で最盛期は 8∼10 月。米国カ
会 員 ・ 役 員 の 異 動 (平成 24 年 8 月 1 日∼平成 24 年 9 月 30 日)
☆入会会員
8 月 1 日
㈱日立物流バンテックフォワーディング
[運輸] 〒104-6026 中央区晴海1-8-10
03 (6864) 6511
8 月 1 日
ナカムラエアーエクスプレス㈱
[運輸] 〒108-0023 港区芝浦2-3-39
03 (3451) 5045
9 月 3 日
大
[商社] 〒576-0016 大阪府交野市星田6-30-6-201
072 (894) 1736
9 月 6 日
TOSHI INTERNATIONAL( 同)
[商社] 〒231-0802 横浜市中区小港町1-1-2-9-803
045 (228) 8945
☆社名変更
8 月 20 日
エ ー ・ テ ゙ ィ ー ・ エ ム ・シ ゙ ャ ハ ゚ ン ㈱
←
栄
貿
易
㈱
エー・ディー・エム・ファーイースト㈱ [商社]
‐3‐
東 京 港 輸 入 植 物 品 目 別 統 計 表
品 目
単 位 本 数
栽植用植物
栽植用球根類
ア マ リ リ ス
チ ュ ー リ ッ プ
ユ リ
栽植用種子
草 花・樹 木
野 菜
普通・特用作物
牧草・芝草
切花、 切葉、 切枝
ア ン ス リ ュ ー ム
オ ン シ ジ ュ ー ム
キ ク
シ ダ (レ ザーフ ァ ン)
果実
オ レ ン ジ
グ レー プ フ ル ー ツ
タ ン ジ ェ ロ (ミネオラ)
レ モ ン
パ イ ン ア ッ プル
バ ナ ナ
マ ン ゴ ウ
キ ーウ ィ フ ル ー ツ
ブドウ
野菜
カ ボ チ ャ
個
個
"
"
"
kg
"
"
"
"
個
"
"
"
"
kg
"
"
"
"
"
"
"
"
"
kg
"
サヤエン ドウ (キヌサヤ)
"
"
パ プ リ カ
メ ロ ン (ハ ミ ウ リ 含 む)
"
"
キ ャ ベ ツ
"
セ ロ リ
"
ナ ガ ネ ギ
"
ニンニクの芽
"
ハクサイ
"
ブ ロ ッ コ リ ー
"
レタス
"
タ マ ネ ギ
"
ニ ン ニ ク
"
アスパラガス
"
ゴ ボ ウ
"
サ ト イ モ
"
ショウガ
"
ニ ン ジ ン
こく類
kg
オオムギ
"
"
エ ン バ ク
"
コ ム ギ
"
コ メ
"
ソ バ
"
ト ウ モ ロ コ シ
"
モルト
まめ類
kg
エ ン ド ウ
"
ダ イ ズ
"
ラ ッ カ セ イ
"
嗜好香辛、薬染料、その他食品
kg
カ カ オ "
コ ー ヒ ー "
タバコ
"
アーモンド
"
ク リ
"
ク ル ミ
"
ポップコーン
"
油料、肥飼料、 その他雑品
kg
乾 燥 牧 草 (ヘ イ)
"
アニマルフィード
"
アルファルファヘイキューブ ・ ペレット
"
コーンコブミ -ル
"
飼料大豆カス,ペレッ ト
"
ビートパルプペレッ ト
"
イ ネ ワ ラ "
ココピート
"
ココヤシ園芸資材 "
ピ ー ト モ ス
"
ミ ズ ゴ ケ
"
タケ
"
m3
木材
kg
* * 総 合 計 * *
個
m3
78
90
7
4
74
375
10
146
21
149
922
7
155
486
79
8,152
1,919
1,265
338
824
188
1,774
193
177
119
13,597
796
36
1
133
888
91
1,082
75
1
1,367
383
4,058
430
79
298
124
424
1,033
6,790
1
226
177
1,157
71
39
5,027
5,333
44
5,154
5
3,516
47
447
1,286
538
35
368
190
17,950
13,808
58
348
3
5
11
56
234
595
804
28
70
165
55,713
1,090
165
コ ン テ ナ 詰
検 査 数 量 不合格数量
7,247,091
19,635,163
73,596
2,852,175
15,016,195
4,188,344
23,255
959,392
294,334
2,355,486
160,375,032
403,416
6,980,170
35,070,460
16,889,640
143,685,102
32,730,612
26,795,989
5,777,612
15,345,830
3,252,507
30,520,229
1,726,645
3,172,111
1,938,557
267,052,841
17,404,021
554,831
5,305
2,221,931
16,815,161
2,882,886
17,002,966
890,431
3,000
12,004,732
4,412,146
101,491,842
7,335,179
950,675
7,532,064
2,796,256
9,843,422
26,571,942
135,603,223
558
4,922,627
3,425,459
21,934,797
1,342,366
685,161
101,705,680
107,068,158
966,485
104,133,393
86,000
57,452,432
1,066,026
9,440,707
23,597,790
8,641,152
575,440
4,996,592
3,492,995
404,416,304
324,650,906
995,504
8,731,107
55,996
48,280
251,603
1,040,872
3,529,106
11,245,229
16,468,628
90,169
1,048,525
4,195
1,119,466,404
187,257,286
4,195
33,858
0
0
0
0
2,500
2,500
0
0
0
18,787,077
56,984
258,167
1,215,640
977,440
27,028,690
111,727
12,109,100
0
2,016,162
1,232,404
10,119,885
11,726
0
48,076
5,245,016
2,304,966
17,120
0
0
199,350
417,986
1,409,353
0
0
441,654
62,388
160,652
28,358
49,225
0
0
0
6,000
0
0
0
0
0
0
0
0
143,480
0
143,480
0
2,042,245
538,175
1,465,610
0
0
38,460
0
0
197,916
197,910
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
206
34,659,847
18,820,935
206
注) 主要品目のみ掲載。 携帯品、郵便物及び他港からの荷受分は含めない。 - 4 -
(平成24年 1月 - 8月累計)
在 来 船 積
合 検 査 数 量
不合格数量
検 査 数 量
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
233,779,210
689,818
20,400,690
0
150,920
26,449,802
167,992,237
294,844
17,292,151
0
167,726
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
138,680
0
0
0
0
173,883,296
0
0
173,883,296
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
10,105
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
407,840,337
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
160,681,095
0
54,489
0
0
24,862,607
135,735,113
22,758
0
0
4,466
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4,466
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
160,685,561
0
0
7,247,091
19,635,163
73,596
2,852,175
15,016,195
4,188,344
23,255
959,392
294,334
2,355,486
160,375,032
403,416
6,980,170
35,070,460
16,889,640
377,464,312
33,420,430
47,196,679
5,777,612
15,496,750
29,702,309
198,512,466
2,021,489
20,464,262
1,938,557
267,220,567
17,404,021
554,831
5,305
2,221,931
16,815,161
2,882,886
17,002,966
890,431
3,000
12,004,732
4,412,146
101,491,842
7,335,179
1,089,355
7,532,064
2,796,256
9,843,422
26,571,942
309,486,519
558
4,922,627
177,308,755
21,934,797
1,342,366
685,161
101,705,680
107,068,158
966,485
104,133,393
86,000
57,452,432
1,066,026
9,440,707
23,597,790
8,641,152
575,440
4,996,592
3,492,995
404,426,409
324,650,906
995,504
8,731,107
55,996
48,280
251,603
1,040,872
3,529,106
11,245,229
16,468,628
90,169
1,048,525
4,195
1,527,306,741
187,257,286
4,195
計
不合格数量
33,858
0
0
0
0
2,500
2,500
0
0
0
18,787,077
56,984
258,167
1,215,640
977,440
187,709,785
111,727
12,163,589
0
2,016,162
26,095,011
145,854,998
34,484
0
48,076
5,249,482
2,304,966
17,120
0
0
199,350
417,986
1,409,353
0
0
441,654
62,388
160,652
28,358
53,691
0
0
0
6,000
0
0
0
0
0
0
0
0
143,480
0
143,480
0
2,042,245
538,175
1,465,610
0
0
38,460
0
0
197,916
197,910
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
206
195,345,408
18,820,935
206
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