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Title スポーツと腰痛 Author 若野, 紘一(Wakano, Koichi) Publisher

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Title スポーツと腰痛 Author 若野, 紘一(Wakano, Koichi) Publisher
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Abstract
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スポーツと腰痛
若野, 紘一(Wakano, Koichi)
慶應医学会
慶應医学 (Journal of the Keio Medical Society). Vol.81, No.4 (2004. 12) ,p.239- 251
Journal Article
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00069296-20041200
-0239
優 脛 医 学 ・81(4):239∼251,2604
綜
説
ス ポ ー ッ と腰 痛
川崎 市立 井 田病院
わか の こう い ら
若 野 紘 一
κo言`ん
∫ 賄 をα認o
Key Words:sports, athlete, low back pain, epidemiology, characteristics of sports club
腰 は文 字 通 り ヒ トの動 きの 要 で あ り,そ れ だ け に身 体
る と,腰 痛 は プ ロ野 球 の年 間 リー グ戦 の ス ケ ジ3一 ル に
を激 しく動 か す スポ ー ツ にお い て、 腰 の 外 傷 や陳 審 に よ
沿 って 季節 悶 変 動 が あ り,イ
る腰痛 は珍 しくはな い.筆 者 は慶雁 義塾 大 学 の 日吉 のキ ャ
は シー ズ ン ・オ フの 発 生 率 の 約3倍
ン ・シー ズ ンの腰 痛 発 生 率
で あ り,年 間 を 通
ンパ スに近 い川 崎 市 立 井 田 病 院 に勤 務 し,ま た慶 懸 義 塾
じて 約10%で
大 学病 院 の スポ ー ツ ・ク リニ ック(ス ポ ク リ)お よ び慶
の スポ ー ツ特有 の 外 傷 や 障 害 と い うよ りは,腰 の 筋 疲 労
曄 義 塾 大学 スポ ー ツ医 学 研 究 セ ンター(ス
とで も言 うべ き要 素 が 大 き く,問 題 は トレー ニ ン グの 内
ポ研:日 吉)
あ った61.こ れ らの 腰 痛 は,い ず れ も,そ
での 兼担 講 師 と して臨 床 指 導 を 行 って き た,同 時 に,プ
容 よ りは 量 に あ る よ うで あ る.
ロ野 球球 団 の桐 談 役 や 大 相 撲 診 療 所 医 務 委 員 を務 め,体
さ らに,「 腰 痛 あ り」 の 自 覚 症 状 の 定 義 の 不 明 確 さ も
育 会 迎動 部 の ア ス リー トの 諸 君 を は じめ と して腰 痛 を訴
腰 痛 の 疫学 的 調 査 を 複雑 に して い る.実 際 に,選 手 を 前
え る選 手 や 力 士 の診 療 を 行 う機 会 に 多 く恵 まれ た.
に して の メデ ィカ ル ・チ エ ックで は,体 前屈 の制 限 度 や
以 下 は,著 者 が 経 験 した"ス
ポ ー ツ腰 痛)に
ポ ー ッ と腰 痛"(以
下ス
腰 に 診 られ る圧 痛 点 の 有無 な どの 他 覚 所 見 や 神経 学 的 欠
つ い て ス ポ ー ツ現場 と ス ポ ク リな どの 病
落 所 見 な どか ら,そ の 時点 で の 腰 痛 の客 観 的 評 価 が 可 能
院 で 診 た ア ス リー トの腰 痛 の 実 際 に っ いて 紹 介 す る.更
で あ る.し か る に,ア
に,ア ス リー トの腰 痛 の 実 態 を 究 明 す るべ く若 い研 究 生
は,「 腰 痛 あ り」 の 調 査 の 目 標 そ の もの が 曖 昧 と な る.
の諸 君 を指 導 して行 った リサ ーチ ・ワ ー クにつ い ての 概
この た め,一 般 人 の調 査 で は,そ の腰 痛 が あ る が た め に
要 を述 べ て,ス
日常 生 活 動 作 に 支 障 を きた す もの,実 際 に は,仕 事 を 休
ポ ー ッ腰 痛 全 般 に つ いて も考 案 す る.
ンケ ー ト調 査 に よ る同 様 の 設 問 で
む か,医 療 機 関 を受 診 した程 度 の腰 痛 を 「腰 痛 あ り」 と
ス ポ ー ツ 腰 痛 の 疫 学 匿1
す る こ とが 多 い.ま た,ス
ポ ー ツ現 場 で は,ト
レ ーナ ー
や 監 督 が 確 認 した腰 痛 で あ っ て.か っ,腰 痛 の た め に プ
1.ス
レイ に支 障 が 生 じて1∼2日
ポ ー ツ 腰 痛 の 定 義a
腰 を 使 わ ぬ ス ポ ー ッ種 目 は 皆 無 で あ る と い っ て も過 言
で は な く,例
え ば 弓 道ofや ア ー チxリ
程 度 練 習 を 休 ま ざ るを 得 な
か った 例 を 「腰 痛 あ り」 と定 義 して い るri。
ーの よ う な静 的 ス
ポ ー ツ で あ って も,姿
勢 牲 の 腰 背 筋 の 疲 労 か ら選 手 は腰
2,ス
痛 を 訴 え る.元
般 の 人 に お い て も罹 患 率 の 高 い腰
慶 慮 義 塾 大 学 運 動 部 の ア ス リー トはtll,所 属 が ハ イ 。
因 の ど こま で が ス ポ ー ツの 外 傷 や 陳 轡 に起
レ ベ ル の 運 動 部 で あ る 体 育 会 所 属 と 趣 味 程 度 の1司好 会 や
痛qで は,原
来,一
因 す る か を 決 め る こ と は 困 難 で あ る.実
の 多 い ボ ー ト競 技 で は,ソ
前 日 と い う,疲
た と こ ろ,日
際 に,腰
の 負担
ウ ル ・オ リ ン ピ ッ ク の 出 発 の
労 の 頂 点 で メ デ ィ カ ル ・チ エ ッ ク を 行 っ
本 代 表 チ ー ムの全 員が 激 しい筋 疲 労 性 の 腰
痛 を 訴 え て い た9.ま
た,筆
を 務 め る プ ロ 野 球 のC球
者 が チ ー ム の ア ドバ イ ザ ー
団 で 見 られ た 年 間 の 障 轡 歴 に よ
一239一
ポ ー ツ腰 痛 の 背 景
サ ー ク ル に 大 き く分 け ら れ る.1992DISCの
体 育 会 に は38競
26,467名
技 の 運 動 部 が あ り,1,775名(全
中 の8.8!%)の
こ れ に 同 好 会,サ
と 全 部 で288団
全 学 生 の58.6%に
調 査 時 で は.
ー ク ル,理
体,所
学 生
学 生 が 運 動 部 に 所 属 し て い た.
科 系 や 分 校 の運 動 部 を 含 む
属 す る 学 生 は 且5,514名
相 当 し た.
と な り,
慶 慰 医 学 8L巻4号(平
成]6ft 12月)
ま ず,医
療 機 関 の 受 診 率 で あ る が,比
較 的 慶晦 義 塾 大
学 の 学 生 が 多 い 川 崎 市 立 井 田 病 院 で は,ス
女子
505名
(22.7%7
i
98
ポ ー ツ関 連 の
初 診 患 者379例
中,ト
・7プが 腰 部(27%)で
'ド膝 部(
16%),手
指(9%),足
関 節(8%)等
た.ま
た,慶
年9月
∼ 且998年
あ り.以
で あ っ
慮 義 塾 大 学 病 院 の ス ポ ク リ で はBl,1991
の3月
に 至 る 期 間 の 初 診 患 者 の う ち,
腰 痛 を 主 訴 と す る 患 者 は17%(992名/6.975名)に
z..一r
外傷
411名
議
0
し,膝
。
、)
は慶 慮 義 塾 大 学 の巡 動 部 別 の ス ポ ー ッ腰 痛 の 発症 者 数 と
(t8%)
¥
¥V
達
痛 と 並 ん で 多 い 疾 患 の 一 つ に 数 え ら れ た.第1表
割 合 で あ り,ス
。.ノ
1.724名
ポ研 で 行 った 同 一 時 期 の 同 一 様 式 に よ る,
ア ン ケ ー ト調 査 に よ っ た.
(77.3%)
3,ス
ポ ー ッ腰 痛 の 疾 患 別 内 訳
ス ポ ー ツ 腰 痛 の 疾 患 別 内 訳 は,ス
ポ ー ツ現 場 に近 い井
田 病 院 で は 急 性 期 腰 痛 が 大 半 で あ り,信
第1図
濃 町 の慶 晦 義塾
大 学 病 院 の ス ポ ク リで は 慢 性 期 腰 痛 が 多 く,内
保 険 管 理 セ ン ターX診 の ス ポ ー ツ 外 傷
訳 も違 っ
て く る.
第2表
ス:r:一 ッ の 種 目 別 人 数 は,テ
め,断
然1位
は,必
ず し も塾 内 で 椹 談 す る と は 限 ら な い が,一
計 と し て,こ
で あ っ た.し
ニ ス 競 技 が93.9%を
は ス ポ ー ツ 腰 痛 の 疾 患 名 一 覧 で あ る が9.P》,急
性 期 の(1∼4)は,打
ポ ー ツ外 傷 や 陳 害
撲(contusion),捻
挫 傷(strain),筋
っの統
の 治 療 は,筆
の 中 で ス ポ ー ッ 外 傷 は,411名
1)消
あ っ た(第1図).
挫(sprain),
・筋 膜 炎(myofasciitis),筋
腱 付 着
大 部 分 で あ り,こ
れ らの 腰 痛
部 炎(enthesopathy)が
の 年 の 日吉 の 保 健管 理 セ ン ター を訪 れ た全
初 診 患 者2.229名
(18%)で
か し,ス
占
者 流 「三 点 セ ッ ト」 で
炎 鎮 痛 剤(NSAIDs)を
投 与 しな が ら,鎖
痛剤
含 有 の 湿 布 を 貼 付 す る.
2)昼
間 は 軟 性 コ ル セ ッ トを 装 用 して2∼3日
の スポ ー
ッ を 休 止 す る.
第1表
運 動 部 別 腰 痛 有 症 者率(部
迎動部
部 員数
員10名
以一
ヒに限 る)
3)安
有症率
こ れ で80%以
0
1
そ れ で は,慶
慮 義塾 大 学 の ス ポ ク リを訪 れ た上 記 の慢
性 期 ま た は 亜 急 性 期 の ス ポ ー ッ腰 痛 の 初 診942名
腿
名 の 内 訳 を 見 て み る と,多
の病
い順 に
⋮濫
第2表
・。謂
ス ポー ツ 腰痛 の疾 患 名
i腰 部 打 撲
2腰 邸 捻 挫(推 悶 関 節 障晋)
3腰 部 筋 ・筋 膜 炎(筋 疲労,コ
謝
ンパ ー トメ ン ト症 候 群.肉 バ
ナ レ)
4腰 部筋 ・筋膜 付 着 部 炎(腸 骨 稜 症 候,棘
郷
6推 体 終 板 障 書(腰 部 シ3イ エ ル マ ン病)
踊
2
1
髪
3
L
8腰 郎椎 間 板 ヘ ル ニ ア
5分 雌(す
8
2
5
且
9
5
洋弓
ラ グ ビー
1
6
鵬術
バスケ・
ソト
9
1
空手
9
2
剣道
0
1
合気道
が 慶 瞠 義 塾 大 学 の ス ポ ク リを 訪 れ る こ と に な るII.121]).
3
4
庭球
3
L
射撃
1
2
アメフ ト
上 が 小 康 を 得 る 程 度 の も の で あ る.残
慢 性 化 し た 腰 痛 と 繰 り返 し発 症 す る 患 者 達
6
2
サ フカ ー
卓球
9
3
ア イ ス ホ ッケ ー
り の20%の
2
2
柔道
ゴルフ
1
5
野球部
7
L
水泳
9
1
弓術
・ 5・ 5・實
(%)
少林寺
静 で き る な ら 臥 床 を 指 示 す る.
べ り)症
7腰 酪椎 間 板g
6
2
9二 次 性(防
端艇
一240一
御性)筋
緊張
間靭 帯 炎)
若 野:ス
1).椎
間 板 症(障)432名(40%):X線
ポ ー ッ と腰 痛
像で椎間
板 に 狭 小 化 や 不 安 定 が 見 ら れ る.
2).腰
部 椎 間 板 ヘ ル ニ ア189名(20%):神
所 見 とM則
3).腰
4).腰
一
で 確 認 さ れ る.
椎 分 離 症its名(13%):ほ
純X線
羅羅
経学的
彊欝 野〕.
とんどが側面単
像 で わ か る.
痛 症is2名(i7%):腰
痛 の他 に神経学的 所
見 や 画 像 所 見 が 見 ら れ な い.
5).そ
の 他 疾 患40名(4%):そ
の 順 に 沿 っ て,疾
断 目'旧6乏
1)腰
の 他 疾 患 全 部91.こ
患 別 の ス ポ ー ツ腰 痛 の 診
治 療u,is 191の特 徴 に っ い て 述 べ る.
部 椎 間板 症(障)xn xn
脊椎 の成 長 期 に腰 椎 に過 度 の 負 荷 が 加 わ る と,椎 間 板
に隊害 が 生 じ る.具 体 的 に は,椎 体 の頭 尾 を構 成 す る終
板 が間 に挟 ん で い る椎 間 板 に圧 迫 され て疲 労 骨 折 を起 こ
し,そ こに椎 間 板組 織 が 流 入 し,以 下 の病 変 を呈 す る.
a)椎
L:1. 体 辺 繰 隅 分 離(Kantenabtrennung,独):推
幽,
体 の前 方 の上 下 縁 隅 で生 じる.
b)辺
縁 部 の 軟骨 剥 離(apophyseal separation)を
、._l
伴 った若 年 ヘ ル ニ プ2,.
c)シ
ュ モ ー ル結 節(Schmorl node):椎
I.{・'
体 終板 の
ノ
タ べ
中 央 部 で陥 凹 を生 じる.
d)椎
(M.16yrs.)Boat
体終 板 障 害:終 板 が 総 体 的 に破 綻 した結 果,不
整,椎 間 板 腔狭 小 を生 じる.
第2図
腰 椎 に 多 発 性 病 変(腰 椎 シ3イ エ ル マ ン蒲)
さ らに,こ れ らが 元 とな って腰 椎 全 長 に病 変 が 及 ぶ もの
は,特 に 胸 椎部 で 成長 期 障 害 に ネ ー ミン グ され た シ ョイ
エ ル マ ン病(Scheuermana)と
これ を 同 根 と見 て 「腰
椎 シ ョイ エル マ ン病 」 と呼 ぶ こ と もあ る.い つ れ に して
も,成 長 期 の 発 生 で あ るの で成 長 後 の腰 椎 の 形態 に 及 ぼ
す 影 響 は 大 き く,村 瀬,井 形 らxaiは病 期 に 沿 って3期
に
分 類 して い る.こ の病 変 は,腰 椎 の偏 平 化,椎 間 板 の 狭
小 化 な ど,X線
像 で は早 期 に画 像 上 の大 きな 変化 とな っ
て 現 れ る(第2図).し
か し,臨 床 症 状 は 急 性 期 の一 部
を 除 い て,腰 痛 や 腰椎 の 不擁 性 の 増 加 もわ ず か な 事 が 多
く,も ちろ ん スボ ー ッ続 行 可 能 で あ る.近 医 でX線 像 の
賑 や か さに 驚 い て スポ ー ツ休 止 宣 言 を さ れ て か ら,ス ポ
ク リへ紹 介 され るこ と も珍 し くは な い,一 般 に,名 選 手
と言 わ れ るよ うな人 は小学 校 の低 学年 か らハ ー ドな トレー
ニ ン グを して お り,プ ロの 選 手 で 時 に び っ く りす るよ う
な 変 形 を 腰 のX線 写 真 で 見 る こ とが あ るが,少 年 の 臼の
椎 間 板陳 害 に根 ざ した所 見 と思 わ れ る.た だ,次 に述 べ
る椎 間板 ヘ ル ニ ア の一 部 と して,ス
ポ ー ッ選 手 に よ くあ
る骨 端 核 離断 を と もな うよ う な例 に は手 術 時 に 要 注 意 で
あ る(第3図),
一241一
第3図29歳,投
手(術
前CT, L5ヘ
ル ニ ア 矢 印)
高 校 時 代 に ヘ ル ニ アの 脱 出 と 共 に 辺 縁 軟 骨 剥 離 が あ り,
骨 性 の 土 手 状 に な った もの.大 学 時 代 手 術 を 施 行 し.術
後MLBで
活躍 した
慶 懸 医 学 8且巻4号(_{:成16年12月)
多 くの 椎 間 板 陳 害 は椎 間 板腔 が 狭 くな った り,腰 の 前
ア ス リー トか ら 手 術 を 希 璽 さ れ る こ と が 少 な く な い.そ
屈 時 に椎 間 板 高 位 で 不 安 定 な所 見 が あ った りす る もの で
こ へ,術
あ る.こ の椎 間 板 狭小 や不 安 定 の 因 子 は阿 部 らzuの経 験
トの ヘ ル ニ ア 手 術 に 適 し て い る と して,推
で も,ス ポ ー ッ腰 痛 発 症 と有 意 に相 関 す る危 険 因 子 で あ
手 術 に レ ー ザ ー 光 線 を 使 う て 経 皮 的 に 行 う方 法 を 推 奨 す
り,ス ポ ー ッ選 手 の メデ ィカ ル 。チ エ ック と してX線
る 医 療 機 関 が 存 在 す る 劉.こ
写 真 を 鍛 るの で あれ ば,腰 椎側 面 前 屈 位 が 不 安 定 の 情 報
は 詳 し く は 述 べ な い が,ア
が 多 く有 用 で あ る.
摘 出 法T11(第4図a, 後 臥 床 期 間 が 短 く,低
間 板 ヘ ル ニ ァ2昭6,
上 テ ス ト陽 性 を 含 む 臨 床 所 見 とb)明
未 満 の ヘ ル ニ ア は,保
ル 呂 ア はMRIに
り易 い の で,一
瞭 なMR!で
あ る.
断 像 で ヘ ル ニ ア塊 の 基 部 か ら頂 点 ま で の
前 後 径 が 脊 柱 管 前 後 径 の2分
か し,ヘ
肢伸 展 挙
の1以
内,す
利点 は魅力的 であ ることは
か し,レ
ー ザ ー 蒸 散法 術 後 の患
を 適 出 す る の に パ ン チ で あ ろ う と,レ
よ る 説 明 で ア ス リ ー トに も 解
般 に は手 術 適 応 で な い よ う な サ イ ズ で も,
ルニア
ー ザ ー ・メ ス で あ
ろ う と。 椎 間 板 浸 襲 後 の 安 静 期 間 は 有 る 程 度 は必 要 で あ
ー ザ ー 手 術 費 用 の 高 額 支 払 い の 利 は な いS61.
ま た,ア
存 的 に 経 過 を 観 る 事 が 多 い161.し
来問題 とな
り か ね な い 点 が 幾 っ か 指 摘 さ れ る よ う で あ る.ヘ
り,レ
な わ ち50%
こで
ス リ ー トに と っ て 経 皮 的 髄 核
者 を セ カ ン ド ・ オ ピ ニ オ ンで 拝 見 す る と,将
椎 間 板 ヘ ル ニ ア の 診 断 の 必 要 条 件 は,a).下
一 般 にMRI横
間 板ヘルニア
の 方 法 の 問 題 点 は,こ
b)の
容 易 に 理 解 が で き る.し
2)椎
浸 襲 で あ るか らア ス リー
スif一
トに 発 生 し た 軽 度 の ヘ ル ニ ア症 状 は,
ス ポ ー ツの 成 績 不 良 の 責 任 を 転 嫁 され る傾 向 が あ る こ と
を 医 師 は 常 に 念 頭 に 置 か ね ば な ら な い.手
す る に あ た り,も
術適 応 を考 癒
ちろん スポ ー ツの成 績 は尊 重 した上 で 。
術 後 の ス ポ ー ツ復 帰 の 状 況 も患 者 に冷 静 に理 解 させ る こ
と が 肝 要 で あ る.椎
間 板 ヘ ル ニ ア の 診 断 をMRI28}を
せ て ア ス リ ー トに 告 げ る に あ た り,こ
考 慮 す る べ き で あ る.手
見
の 心 因 的 側 耐9,を
術 後 の スポ ー ツ 復帰 に成 功 した
選 手 の 活 躍 が 報 じ ら れ,自
分 も手 術 で治 りた い と 考 え る
こ と は 十 分 に 理 解 で き る が,術
後 スポ ー ツ復帰 に成 功 し
た 例 の 何 倍 もの ア ス リー トが,術
後,元
の レベ ル の ス ポ ー
ツ に戻 って い な い現 実 を イ ンフ ォ ー ムす る こ とを忘 れ て
は い け な い.
椎 間 板 ヘ ル ニ ア の 手 術 方 針 が 決 定 した ら,ス
帰 に 向 け て リ ハ ビ リ ・プ ロ グ ラ ム を 組 み,ス
ケ ジ ュ ー ル と マ ッ チ さ せ る.い
a
墨
癬
ポ ー ツ復
ポ ー ツの ス
か に低 浸 襲 で あ って もヘ
ル ニ ア 塊 を 摘 出 す る に は,ど
の よ うな 手 段 を取 って も椎
、
間 板 の 切 除 を 要 す る の で,基
本 的 安 静 期 間 は守 らね ば な
糠iiiii:鎌
ら な い.す
な わ ち,椎
早 く て も3週
」... ←.
間 板 と い う軟 部 組 織 の 修 復 期 間 は
間 を 要 す る か ら で あ る.こ
の期間 の安 静
す ら守 らせ な い で 早 期 ス ポ ー ツ 復 帰 を 許 す と 椎 間 板 腔 は
急 激 な 挟 小 化 を 来 た し,そ
の 結 果,椎
間関節のかみ合わ
せ 不 全 か ら 新 た な 腰 痛 を 来 す こ と と な る.ま
た,ラ
ブ式
手 術 の 浸 襲 に よ る後 方 軟 部 組 織 損 傷 を 危 惧 す るの で あ れ
ば,鏡
視 下 に 行 う マ イ ク0手
術 が 皮 切 も 小 さ く,優
れて
ス ボ ー ッ 腰 痛 の 手 術 に 向 い て い る.
3)腰
b
椎 分 離 症30・311
成 長 期 の 脊 椎 に過 度 の ス トレ スが加 わ る と腰 の 脊椎 の
第4図
経 皮 的 髄 核摘 出 手 術の 実 施 と術中 モ ニ ター像
a椎RNA造
影 の要 頒 でL4/5に
後 方 部 分,関 節 突起 間 か ら椎 弓 根 部 に か け て骨 の 疲 労骨
小 径 パ ィ ブ を刺 入 す る,
折 が 生 じ る.診 断 に は
b透 視下 で確 認 し髄 核 を 滴 出 す る.
一242一
着 野:ス
ポ ー ッ と腰 痛
の 初 期 例 に 限 ら れ,そ
一一
形 ら21)で11%で
れ で もX線
あ る.保
像 で の 修 復 は 加 藤,井
存 治 療 を 開 始 す る 時 は,本
人
に 修 復 す るチ ャ ンス は低 い 確 率 で あ る こ と を説 明 して か
謙
羅
幽卿
一
驚.......
.::7 略 .軸
慰 .層
ら開 始 す る.治
'難
a)6ヶ
b)昼
ご
療 の 要 領 は,
月 間 の 体 育 実 技 を 含 ん で の ス ポ ー ツ活 動 禁 止
間 は 軟 性 コ ル セ ッ ト装 用 と い う も の で あ る.
ス ポ ク リを 訪 れ る 分 離 症 の 少 年 は.成
町㎡ ド
長 期 に して.既
に 将 来 プ ロ と な る こ と を 期 し て い る こ と が 少 な く な い.
r
朋異 旧
瀞
し か し,保
存 療 法 の 成 績 は 決 して よ く な い し,手
術治療
は 緒 家 の 嬢 告32,iTも ハ イ ・ レ ベ ル の ス ポ ー ツ 復 帰 の 長 期
予 後 ま で 配 慮 さ れ て い る と は 思 え な い.ス
ポ ク リで は 分
離 症 の 手 術 療 法 は 適 応 が な い 甜.
一 方,す
べ り 症 を 併 発 し て,麻
嬰
圧 と 固 定 を 考 え る.固
椎 体 前 方 固 定 ま た は 後 方 のinstrumentationと
鍮
な る が,
義 塾 大 学 医 学 部 整 形 外 科 で 手 術 を し た 例 で は,全
間 定 で あ っ た.ほ
脛
員前 方
と ん ど の 症 例 は 分 離 症 が あ っ て,ス
冨掻
-
ツ 継 続 に よ う て す べ う た も の で あ り,中
術
定 は
い ず れ の 場 合 も 本 格 的 ス ポ ー ツ 復 帰 は 困 難 で あ る.慶
繋
撫
灘灘 .
.
響
醗
に よ っ て す べ り を 矯iEし,除
庫 の 出 る 例 で は,手
ポー
年 期 まで ス ポ ー
ツ を 続 け た 人 に 多 く 見 ら れ たazi.分 離 症 か ら す べ り症 に
. 集
馬
移 行 す る 時 期,す
な わ ち,す
べ り 始 め る時 期 に っ い て は,
分 離 発 生 後 の 早 い 時 期 と す る 説zuが あ る が,臨
床的 には
空
し
分 離 が あ っ て,社
、
会 人 に な っ て も ス:rー一 ツ を 継 続 す る 種
目 に 手 術 例 が 多 い]Sl.追 跡 調 査 が 今 後 の 検 討 項 目 で あ る.
第5図
第4惟
弓 根 左 と 第5の
光 って 見 え る の でpearly b)腰
い ず れ に せ よ,分
ス リー
トの 敵 で あ る こ と を 忘 れ て は い け な い.
同 様,
代 に 腰 痛 歴 が あ る.
椎 単 純X線
離 症 は 決 して 無 症 候 で は な く,ア
lxdicleと,
脊 椎 分 離 を 示 し て い る.MR1も
a)10歳
右 が 硬 化 像 あ り.
4)腰
像 で分離 部の ギ ャップが確認 され
痛症
上 記 の 神経 学 的 所 見 や 画 像 上 の 陽 性 所 見 を 得 て病 名 を
る こ とで あ る.
っ け ら れ た 例 を 除 く と,腰
た だ,腰
の な い 「腰 痛 症 」 な る バ ス ケ ッ ト ・ネ ー ム と な る.中
痛 歴 は必 ず し も判 然 と しな い例 も時 々 見 られ
痛 の 主 訴 が あ っ て,他
覚所 見
に
る鋤.近 医 で 「分離 症 は ス ボ ー ッを や る ヒで支 障 と な ら
は,器
質 的 疾 患 や 神 経 根 痛 を 和 らげ る ため に大 脳 が 二 次
ない か ら放 置 す る」 と説 明 され,そ れ で も ト レー ニ ング
性(反
応 性)の
を 続 け る と慢 性 的 に腰 痛 が軽 減 しな い の で,セ カ ン ド ・
イ オ フ ィ ー ドバ ッ ク 機 構)腰
オ ピニ オ ンを スポ ク リに聞 き に来 る親 子 連 れ の 少 年 が少
は,腰
な くな い,
メ ン ト症 候36,,腰
診 断 上 問 題 に な るの は,分 離 の 発 生 の時 期 で あ る.分
離 部 像 は発 生 初 期,進 行 期,終
末 期 の3型
防 衛 反 応 を 腰 の 筋 肉 に 発 して 生 じ る(パ
背 筋 の 肉 パ ナ レ と も 言 う べ き 筋 ・筋 膜
椎 の 棘 突 起,横
あ り,画
像 所 見 に 乏 し い.治
CTに
a)コ
ル セ ッ トb)f'1Y用
部 のT1高
平 断 に よ る椎 弓 根
輝 度 変化(単 純 写 真 正 面 の 椎 弓 根 部 硬 化 像=
pearly pedicleに 相 当)(第5図),さ
ら に は,骨
グ3銅o;(急
療 は
させ て腰 部 の 安 静 と ア イ シ ン
性 期).
シン
b)温
熱 な ど の 理 学 療 法(急
チ像 な ど に よ り分離 が 初 期新 鮮 例 と み な さ れ れ ば,分 離
c)腰
痛 体 操...,や
部 を骨 癒 合 させ る チrン スが 残 って い る.
防 に 努 め る.(慢
治 療 は 保 存療 法 を原 則 と して行 うが,適 応 は 早 期 発 見
な お,コ
一243一
突 起 や腸 骨 稜 に 生
じた 骨 の 筋 腱 付 着 部 炎9)1な ど は ス ポ ー ツ 特 有 の 腰 痛 症 で
中 で も,初 期 像 を見 逃 さな い こ とで あ る.そ の ため に は,
よ る分 離 部 像 の詳 細 やMRI水
らに
背 筋 の オ ー バ ー ・ ト レ ー ニ ン グ に よ る コ ンパ ー ト
炎 や 腰 背 筋 の 痙 縮,脊
に 分 け られ,
椎 起 立 筋 の 過 緊 張,さ
性 期.亜
急 性 期).
ス トレ ッチ な ど を組 み 合 わ せ て 予
性 期)
ル セ ッ トは 迎 動'し な が ら 装 用 す る も の で あ り,
殴 慮 医学81巻4号(平
風 通 しの よ い も の が 望 ま し い.さ
ら に,ス
ポ ー ツの 支 陳
成is年iz月)
1.端
艇(ボ
ー ト部 門)5・li UI
ロ コ コ リ
に な ら な い と い う 目的 と 矛 盾 し た 条 件 が 付 く,こ
の点を
前屈
チ してか ら,下 肢 の 伸 筋,背 筋,上 肢 屈 筋 の 力で 水 を 漕
の メ ッシュ
ぐス トロ ー ク動 作 を繰 り返 して 進 む こ とが 解 る.体 幹 と
の 暑 い 時 以 外 な ら腰 部 に
四 肢 に筋 電 計 を付 け て ロ ー イ ング ・エ ル ゴメ ー ター で 筋
考 慮 して 作 られ た の が サ ク ロ ・ス ポ ー ツ で あ り,体
を 妨 げ な い 様 に 腹 側 の ベ ル ク ロ の 丈 が 短 い.こ
の 装 具 で も 違 和 感 が あ れ ば,夏
密 着 す る サ ー マ ル ・プ ロ テ ク ター を 使 用 す る.ウ
ス ー ツ の 素 材 で,フ
ローイ ングを動 作分析 す る と,基 本 はオ ールで水を キ ャ ッ
エット。
ィ ッ ト感 と 保 温 性 に 優 れ て い る,
電 動 作 分 析 を行 うと(第6図),腰
背 筋 と大 腿 四 頭 筋 が
ほぼ 同 期 して活 動 して い る.そ
こで,オ ー ル に か か る牽
引 力 を測 る と,平 均 約775Nの
スポ ー ツ の種 目別 腰 痛 の特 徴
力 が 加 わ る.こ
主 に膝 の 伸 展 と腕 の屈 曲 ば か りで はな く,腰 の 伸 展 力 で
発 揮 され る.大 雑 把 に一 漕 ぎ10M進
ス ポ ー ツ 腰 痛 の 意 義 あ る 統 計 と し て,第i表
た 各 種 ス ポ ー ツ の 種 目別(運
る.す
な わ ち,ど
あ る.し
か し,発
動 部 別)腰
の力 は
に示 し
痛有症者率があ
6000Mの
ば,下
む と して,実 際 に
レー ス(隅 田 川 レガ ッ タ)を 溜 ぎ通 す と す れ
に 置 い た50kgの
石 を,600回
連 続 して 胸 の 高
の種 目が腰 に負 担 が 多 い か の 裏 付 けで
さ に持 ち上 げ る動作 に も匹敵 す る.し か し,メ デ ィカル ・
表 さ れ た 多 くの 結 果 は,関
チ エ ックを 通 じて 目 立 った こ とは,合 宿 初 め の 頃 は,新
係 単独 チ ー
ム の メ デ ィ カ ル ・チ エ ッ ク に よ る デ ー タ ・
で あ る こ とが
人 に腰 痛 が 多 く,二 年 生,三 年 生 と腰 痛 の 発 症率 が 下 が
多 い.第
る こ とで あ った.こ の事 よ り,背 筋 の トレー ナ ピ リテ ィー
且表 は 同 一 時 期 の 塾 体 育 会 全 体 の ア ン ケ ー ト
調 査 で,調
査 時(2000年)の
の で あ る.同
高 い.予
腰 痛 の 有無 を 調 査 した も
一 集 団 の 種 目 別 腰 痛 発 症 率 で あ り,価
想 通 り,重
値 は
が 高 い こ と と単 範 に 見 え て ロー イ ング動 作 に 要 領 が 有 る
と い う印 象 で あ った.
量 挙 げ 部 や ボ ー ト部 な ど の 腰 に 負 担
の 大 き い と 思 わ れ る 種 目 や ラ グ ビ ー,空
ク ト ・ス ポ ー ツ で は,腰
手 な ど の コ ンタ
痛 の 有 症 率 は 高 いd㌧ 以 下,我
々
2.野
球脳脳 脳 η
野 球 選 手 は 多 く は 小 学 校 低 学 年 か ら 開 始 し.throw・
が メ デ ィ カ ル 。チ エ ッ ク を 行 っ た 主 な 運 動 部 別 腰 痛 の 特
ingとbat 徴 を 挙 げ る,
い る.こ
swingを
の た め,隊
小 児 期 か ら専 ら ト レー ニ ン グ して
害 は 上 肢 の 周 と肘 に 集 中 し て い る.
腰 を 痛 く す る とswingが
に 参 加 で き ず,控
ツ 活 動 か らdrop outし
RA
Wdu..臨..融
一...L.細
一』1、L轟
肩
矛 く・
惚
●
匹・
第7図
甲 子 園 球 児 の腰 の 障 害(リ
上 か ら大 腿 四 頭 筋,腹 直 筋,殿 筋,腰 背 筋 のmu.
球 」 第io回
(TM)は
1988隼12月13B付
転 載)
オ ー ル にか か る 張 力.下 肢 の 陣 筋 と背 筋 で 滴 い
で い る こ とが わ か る.
一244一
∠ し'
io
戸
ロー イ ング の動 作 筋 電 図
じ
9年
以上
第6図
Aひ
'
zo
一 4
9年
8
7
6
5
1.辱 ■,
R
3年
未満
_一
腰
30
0
.(T.M.)J 副
﹂
惣 編偏
﹁今 も 痛 み を 感 じ る
塩
体育会野球 部の
野球経験年数別
.. 紬.肱._臨鋤
.一....一.一.」㎞
遡 」L、』
が ち で あ る.塾
% 40
謝 酬 編 編回
出 来 な い ば か り で は な く練 習
え の選 手 が 多 い 大学 レベ ル で は スポ ー
ポ ー ト 「けが と 高 校 野
少 年 野 球 す で に 抱 え る 爆 弾 朝 日新 聞
に 掲 載 さ れ た 図 表 を、 許 可 を 碍 て
若 野;ス
腰 痛 は通 年 で は,46名
中12名(26%)で
ニア疑 い と高 度 の慢 性腰 痛 の2名
ポ ー'ノ とerr:
あ り,ヘ ル
が要 加療 で あ った .
み が 有 る」 と答 え.肩,肘
中40%が
報 じて い る.ま た,対 処 法 は 「バ ラ ンス の とれ た基 礎 体
ラ ンスの とれ た
体 力 は,一 般 の腰 痛 対 策 と して も重 要 で あ る(第7図).
ル
フに留 ま らず,野 球 部 の諸 君 の 注 目す る と ころ で もあ る,
4,柔
道
塾 柔 道 部 甜 の 腰 痛 の 性 状 は.調
の あ う た も の は,29名
腰 痛 の あ っ た もの5名(17%)で
第1表
ヒ ッター)に 鍛 え て育 て上 げ るの で有 名 で あ るが,こ の
の 報 告 施 設 よ り相 当 低 い.黒
過 程 を経 験 した選 手 は.ス イ ッチ転 向 後 に腰 痛 は減 っ た
ン ピ オ ン を 含 むA化
と口 を揃 え て言 う.プ ロ野 球 選 手 の 腰 痛 の有 症 率 は序 論
で も述 べ た 様 に季節 変 動 が あ る と は い え,大 学 生 よ り は
るか に低 く,腹 斜 筋 の肉 バ ナ レ も含 め て 約10%で
査 時 の寒 稽 古 中 に腰 痛
中9名(14%),ま
プ ロC球 団 は入団 してか ら選 手 を左 右打 ち(ス イ ッチ ・
あ る.
あ っ た.こ
の ア ン ケ ー ト調 査 時 で は2名(9%)で
(29%)の
木,田
去 に
の 頻 度 は,
あ り,他
島 ら5窺 ま,世 界 チ ャ
成 の 柔 道 部 員 に は,21名
中6名
過 去 に 腰 痛 の エ ピ ソ ー ド が あ り,19名
(90%)が
1993年
た,過
調 査 時 に 腰 痛 が み ら れ た と して い る.ま
に 至 る3年
問 に7名(3名
に1人)に
ま た,野 手 の腰 痛 で は腸骨 稜 症 候,投 手 に は踏 み込 み 足
が あ っ た が,そ
の梨状筋 症 候,捕 手 で は坐 骨 の殿 筋 付着 部 炎 が スポ ー ツ 。
た.こ
パ フ ォー マ ンス と関 連 して 見 られ る こ とが あ る.
す べ り症 に 移 行 す る の を 防 ぐ と し た.一
た,
脊椎分離
の 間 にす べ りに 移 行 す る選 手 は い な か っ
の こ とか ら激 しい筋 肉 の ト レー ニ ン グは分 離 症 が
ら53}は,大
3.ゴ
の結 果 は,ゴ
「今 も痛
の故 隙 よ り腰 は治 りに くい と
力 づ くりが 重 要」 と して い る.こ の,バ
子 ゴル フ部 員 の 晋 筋 力測 定 と訓 練 の結 果
か らス ポ 研 大 西 ら50聾
が 明 らか に した.そ
夏 の 甲子園 に集 ま る高 校 球 児 も。 腰 痛 に は悩 ん で お り,
isay年 朝 日新 闘 調 査IBIでは1422人
び る こ とが,女
方,山
路,有
馬
学 ク ラ ス で は ト ッ プ で あ る 東 海 大 柔 道 部82
ル フ
同 様 の こ と が ゴ ル プ9}で も言 え る.医
師 が 日常 の臨 床
で アマ チ 昌 アの ゴ ル フ ァ ーを診 る こ とが 多 い の は野 球 選
手 の 比 で は な い.ク ラ ブ 。ス イ ン グ で腰 痛 に 悩 む サ ンデ ー ・
ゴ ル フ ァ ー は 多 い.こ
の 種 の 訴 え に は 対 策 と し て,練
で も左 右 打 ち を 励 行 す る こ と と,コ
ー ス で は,打
習
'臨 .誼臨.
順 を待
つ 時 間 に逆 ス イ ン グの 捻 り を 意 識 し て 腰 に 加 え る こ と で,
随 分 と腰 痛 か ら の 開 放 が 碍 ら れ る 棚.事
の 腰 痛 の 特 徴 と して,右
上 級 者,プ
打 ち,右
実.ゴ
ル フ ァー
腰 痛 の 傾 向lo)が
あ る.
ロで は 右 の 椎 閻 関 節 に 早 く関 節 症 変 化 が 来 る。
ス イ ン グ の フ ォ ロ ー ス ル ー で 体 幹 は 横 か ら 見 て 逆C型
に 反 る 姿 勢 が 一 般 的 で あ る.こ
の 時,左
方 捻 りと後 屈 姿
勢 で 右 椎 間 関 節 に グ ラ イ デ ィ ン グ 。 ス ト レ ス が 加 わ る.
米 国 で は,こ
は1型
の 姿 勢 に よ る腰 痛 発 生 の 反 省 か ら,近
フ ィ ニ ッ シ 昌 を 選 ぷ 傾 向 が あ る と聞 く.ま
プ ロ ・ゴ ル フ ァ ー が 腰 痛 で 悩 ん で,ゴ
ル フ ・コ ー ス を 後
向 き に 走 る こ と を 試 み て 成 功 し た と語 っ た.こ
歩 き(走
行)は,従
年 で
た.某
の逆 向 き
来 か ら腰 痛 治 療 や 予 防 に 有 効 と さ れ,
試 み ら れ て い る こ と で あ る.た
だ,陸
上 で 後 向 きに走 っ
て 危 険 の な い と こ ろ は 広 い芝 生 の 上 く ら い に 限 ら れ る の
で,実
行 が 伴 わ な か っ た.そ こ で ス ポ 研 で は,水
コ
ド ミ ル を 井 田 病 院 の プ ー ル2e)Sc入 れ 。 時 速4kmで
し,そ
巾 トレ ッ
賊響
、灘 購
・
1
動 か
の 上 で 逆 向 き歩 行 を 行 っ た 。 慢 性 腰 痛 の 患 者 と ボ
ラ ン テ ィ ア10名
に 行 い,結
果 は 好 成 績 で あ う た が,単
な る 水 中 運 動 や 順 向 き 歩 行 と の 比 較 が 困 難 で あ っ た.ま
第8図
た,腰
一 気 に 回旋 と屈 曲 が 加 わ る.
痛 治 療 に 用 い るMedXマ
た と こ ろ,ゴ
シ ー ンで 背 筋 力so)を 測 っ
ル フ の 打 球 の 飛 距 離 は,背
筋 力 の強 化 で 伸
一245一
背 負 い投 げ の 惰 古.腰 椎 は 反 って い る.こ れ か ら,
(肖 像 の掲 載 に っ いて 被 撮 影 者同 意 済 み)
慶 慮 医 学 8:巻4号(平
名 を調 査 して,練
48名(59%)に
習 を制 限 す る 程 度 の 腰 痛 の 既 往 者 は
成16年
且2月)
して,番 付 を あ げ る力 士 は筋 力 こ と に体 重 あ た りの 筋 力
を 示 すWBI(体
及 ん だ と して い る.こ の 中 で分 離 は17
重 支 持 指 数)が 大 き い こ と を証 明 した.
の 中 で腰 痛 の 既 往 者
これ よ り前 に,力 士 の腰 背 筋 は番 付 が上 が る と強 くな る
の体 重 別 得 意 技 を 分 析 す る と,各 ク ラス共 通 の得 意 技 は
こ とを 先 行 研 究6)'Z知 って お り,太 鼓 腹 の体 重 前方 移 行
「払 い 腰 」 で あ り,こ れ は技 に 入 る と き腰 椎 は 回 旋 し,
によ る,腰 の モ ー メ ン トの変 化 に よ る腰背 筋 へ の 負 担 増
投 げ る時 に は回 旋 しな が ら屈 曲 し,投 げ る後=kIに伸 展 す
とな り,や は り体重 増 加 は腰 痛 に と って 自体 重 に よ る直
る.こ の 運 動 の シ ー ケ ンス は 「背 負 い 投 げ」 や 「内股J
接効 果以 上 の ものが あ る こ とを示 した(第10,11図)58'.
名(21%)に
見 られ た.ま
た,こ
で も同 様 で あ り,腰 痛 発 生 の 相 当 な 原 因 とな って い る と
分 析 して い る.ど うや ら、 柔 道 の腰 痛 の 発生 率 は レベ ル
と共 に上 が り,そ の 原 因 は投 げ技 の 稽 古 に あ りそ うで あ
る(第8図).
5.相
換
東 京 の 本場 所 開 催 中 に相 撲 診 療 所 を訪 れ た力 士 の 外 傷
は,1986年
の3場 所 を 合 計 す る と,一 番 多 い の が 足 関
目に 多 い の が 膝 関 節 の55件,そ
腰 痛 は 首 痛 と同 じ く4】 件 で3番
目 に 多 く見 られ た卵
痛 の 内容ssiも,ま っす ぐ後 ろへ 倒 れ て まわ
ノ 71
(第9図).腰
して
鑑
節 の76件,2番
しの 結 び 目で 腰 を打 つ序 の 口 の腰 痛 か ら,ど う して も横
網 に なれ な い大 関 の 分離 す べ り症 ま で 多彩 で あ る.力 士
は平 均 体 重 が140kgを
超 え 郭,,体 脂 肪 も重 い ほど 率 が
高 く,さ らrhgi風,糖 尿病 も多 く,時 に は 「病 気 の デパ ー
ト」 と呼 ば れ た り して 健康 面 か らは マ イ ナ ス ・イ メ ー ジ
が 強 調 され る傾 向 が あ る.そ こ で,せ め て力 士 を怪 我 か
しz
ら解 放 す るべ く,力 士 の 下 肢 筋 力 の 墓 礎 デ ー 外 を 測 定
した.足 関 節,膝 関 節 を 外 傷 か ら守 る に は膝 伸 展 力 が 重
要 との デ ー タ56レ
か ら力士 の膝 筋 力 を サ イペ ックス ・マ シー
ンで 測 定 し,同 時 に肥 満 の 程度 をみ る た め に体 脂 肪 を 測
定 した.そ の 結 果,力 士 の 体 重 は180kg以
し1
五塵⊃颪r↓
内 にす べ き
騨﹄
で あ って,体 脂 肪 率 が 増 え る と膝 の筋 力 は低 下 す る.そ
力士外傷部位別頻度
1
鈴
博
潤
鰯
脚
脇
"
前討 上厨
瞭
ー 1 ー
17
17
口酪 蘭 酪
棚 閏
慧
亭寧
爾5
上
口8/
囲 ε偶
國
周帽蝕
門
贈
下
肢
膠
第10図
煽2' ,6
纏
図
画に===一1"
らL2に
そ の 分,背 筋 の 応 力 が 増 し,筋 の 負 担 が 増 す,
㎝
.
8
川
ーロ ■
9ω "
四駆 璽
8融 網 件
組
10
0
開 50 ∼o ao俳 徹
`日監3圏
写●
殉一釦 零卿.竃寧■働》
第9図
力 士 が 体 重 が 増 え て 太 鼓 腹 に な る と,霞 心 が 前
方 へ 移 動 して モ ー メ ン トア ー ムがL1か
腰 部 は 最 下段 の41件.再
来 も含 ん だ 数 字 で あ る.
一246一
延 び る.
着野:ス
ポ ー ッ と腰 痛
考 案 ス ポ ー ツ 腰 痛 の原 因 の 探 求
WBI
1.3
●
,
腰 痛 の 原 因 が ス ポ ー ッに あ っ た り,患 者 が ア ス リー ト
p<0.0001
一
. .
1,1
層
に は腰 痛 の 原 因 が 目標(ゴ
'●
%.'亀..・
碍
冒
た だ,ス
■
層 層
0.5
り はな い.た だ,治 療 の 目的 が ス ポ ー ツ復帰 で あ り,時
●●
● ●●
θ s
os
0.7
で あ って も,予 防 と治 療 は原 則 と して一 般 の腰 痛 と変 わ
一 ▼ ● ●・ ●
軸
0.3
・
絶 好 の 半 面 教 師 と な り得 る,以 下,ス
240
リサ ー チ ・ワー クの 結 果 を紹 介 し,腰 痛 の 原 因 を探 り考
体 重kgl
案 とす る.
体璽
1.腰
第n図
縦 舳WBIと
横 軸 体 重 の 関 係 を 見 る と,明
負 の 比 例 関 係 が見 られ,平 均+ISDで
にWB10.7以
ポ ー ツ腰 痛 の 予 防
と治 療 に っ いて,疫 学 的 調 査6"や 研 究 者 の諸 君 と行 っ た
L
100 120 140 160 180 200 220
WBIと
ポ ー ツ腰 痛 の原 因 の 多 くが運 動 不 足 と対 極 に あ
る ので,一 般 の腰 痛 の原 因 を探 る の に もス ポ ー ツ腰 届 は
●
}
●
,
ー ル)と 重 な る こ とが あ る,
上 を示 した力 士 は1名
ス ポー ツを す るに はWBIは0.8以
らか に
部 の 解 剖 と バ イ オ メ カ乙 ク ス
腰 痛 の原 因 を体 幹 部 や 腰 椎 の 解 剖 学 的 破 綻 と して捉 え
あ る180 kgを 境
る こ とが,ス
だ け だ った.安 全 に
ポ ー ツ腰 痛 で は解 り易 い.す な わ ち,体 幹
や腰推 に ス ポ ー ツ腰 痛 の原 因 や治 療 と な る状 況 を 設 定 し,
上 が 塑 ま しい と さ れ て
い る.
バ イ オ メ カ ニ カル に評 価 す る手 法BRIであ る.具 体 的 に 解
剖 学 的 に腰 痛 に 関 与 す る最 小 単 位 は 椎 間 板 で あ る と思 わ
れ る,
6.ア
メ リ カ ン ・ フ ッ ト ボ ー ル(ア
メ フ ト),ラ
グ ビ
若野63ト
は ス ポ ー ッ選 手 の腰 部 椎 間 板 ヘ ル ニ アの 治 療 に
ー591な ど
用 い られ,本 邦 で も某 女 子 プ ロ ・ゴル フ ァーが 米 国 で 治
タ ッ ク ル や ブ ロ ッ ク で 激 し くぶ つ か り あ う コ ン タ ク ト ・
療 を受 け て成 功 し.一 躍 育 名 に な った パ パ イア 療 法 の 効
ス ポ ー ツ で あ り,か
果 に っ い てin vitroとin伽oに
や ラ グ ビ ー 競 技 は,頚
っ ま た ス ク ラ ムで 押 し合 うア メフ ト
髄 損 傷 が クo一
ズ ア ップ さ れ る が 、
を開 い た。 続 いて 小 柳側 は,ア
な いcollagenaseを
腰 痛 も 多 い.
北 里 研 究 所 病 院 ス ポ ク リで は,阿
部50,を 中 心 に 慶 晦 義
使 用 して椎 間 板 内 酵 素 注 入 療 法 を ま
とめ た,一 方 で 高 畑651は腰 部 推 間 板 の有 限 要 素 法 に よ る
塾 大 学 を 含 む 多 く の 大 学 ・高 校 の チ ー ム の メ デ ィ カ ル ・
力学 的 解 析 の 検 討 を 行 うた.腰
チ エ ッ ク を 行 っ て き た,そ
の4分
ア メ フ ト,ラ
の 膨 大 な 結 果 は 高 校,大
学の
検 討 し,臨 床 応 用 の 道
ナ フ ィ ラキ シー 反 応 の 少
の1モ
デ ル と し,こ
椎 椎 間 板 を 高 さ10mm
の モ デ ル に圧 縮 荷 重 と前 屈
荷 蟹 を 加 え て,髄 核 部 の 挙 動 を み た.す なわ ち,体 幹 の
グ ビ ー 遡 手 に お け る 腰 痛 発 生 と 腰 椎X線
所 見 の 関 係 を 見 る の に 十 分 な 数 字 に よ っ て 裏 付 け られ た
動 き と椎 間 板 症 の 発 現 様 式 を モ デ ル に与 え た.ス ポ ー ツ
デ ー タ ー と し て ま と め ら れ,そ
腰 痛 で は ボ ー トの ロ ー イ ングや バ ッテ ィ ング時 の前 屈 み
の 成 果 はAm J Sports
校 か ら大 学 の
姿 勢 な ど,椎 間 板 ヘ ル ニ アを 誘 発 す る と い う動 きが 多 く
日以 上 プ レ イ を 中 断 す る よ う な 腰 痛
見 られ る.し か る に,本 研 究 で は前 屈 位 で は髄 核 は 後 方
Med誌33)に
も採 択 さ れ た,そ
選 手1820名
中,一
こ で は,高
を 経 験 し た の は,610例(45%)で
あ っ た.こ
れ らの
種 目 の 選 手 は 腰 推 分 離 や 椎 間 板 陳 害 な ど の 発 生 率 は 高 校,
大 学 で は 一 般 と 変 わ ら ず,た
は,間
だ,所
脱 出,す
な わ ち ヘ ル ニ ア脱 出 を促 さ な い との精 果 で あ っ
た.
見 の 見 られ た選 手 に
違 い な く腰 痛 の 発 生 が 有 意 に 多 か っ た.す
な わ ち,
2,筋
横 断 而 積 と筋 力
特 に 脊 椎 分 離 は 時 に は 無 症 候 性 で あ る か ら分 離 発 生 初 期
腰 の解 剖 学 的 構 造 を知 る の にMRIを
か ら 治 療 を 放 棄 す る 根 拠 と さ れ る が,こ
あ る.名R.66:65)は 井 田 病 院 のMR1を
踏 ま え て,本
の 研 究 の成 果 を
格 的 ス ポ ー ツを や れ ば 腰 痛 必 発 で あ る こ と
利 用す る方法 が
使 い ア ス リ ー トを
対 象 に して 大 腰 筋 ・体 幹 筋 の モ ー メ ン ト ・ア ー ム及 び 筋
断 面 積 に っ い て検 討 した.成 人 男 子12名
を 医 師 や ス ポ ー ツ の 指 導 者 は 忘 れ て は い け な い.
位 の 横 断MRIを
の 第4腰
撮 り,腹 直 筋,腹 斜 筋 群(内
筋+腹 横 筋),背 筋 群(脊 柱起 立筋+腰 方 形 筋)を
一247一
椎高
。外 腹 斜
トレー
慶慰 医学 8且巻4号(平
ス し,各
筋 横 断 面 積 を 求 め 筋 力 と し,各
成16fFl2月)
筋 蚕 心 点 か ら横
P<0.01
一
断 位 の 重 心 ま で の 距 離 を モ ー メ ン ト 。ア ー ム と し て 算 出
し,体
前 屈 お よ び 後 屈 の モ ー メ ン ト筋 力 の 比 を 筋 別 に 求
め た.そ
の 結 果,後
直 筋 で は な い.大
腰 筋 は 腰 椎 柱 を 仙 椎 ・骨
盤 ユ ニ ッ トに 引 き 付 け て 一 体 化 さ すstabilizerで
結 論 し た.こ
の 結 果 は,ア
グ や 筋 力 測 定68},水
斜筋群
あ ると
ス リ ー トの 腰 背 筋 ト レ ー ニ ン
中 歩 行69「,逆 歩 行,MedXマ
背 部 痛 治 療,腰
痛 体
操78'72》,腰 痛 学 校7塞,のな ど の リハ ビ リ テ ー シ ョ ン ・プ ロ
1
Female(n=19)
話 8
に よ る 筋 力 増 強 プ ロ グ ラ ムTOI,腰
シー ン
Male(n冨51}
500
(∈ Z)①コσ﹂
β
で あ っ て,腹
屈 の 背 筋 に 拮 抗 す る の は,腹
l P<0.01
グ ラ ム に 共 通 す る腰 背 筋 中 心 の 考 え 方 の 基 礎 と な っ た.
さ ら に,理
工 学 部 の 李ra rnil#,腰
電 の 中 閻 周 波 数 か ら導 出 し,慢
は,対
照 に 比 し,有
背 筋 の 疲 労 を表 面 筋
性 腰 痛 の あ る ア ス リー ト
0
Before
意 に 筋 疲 労 を 起 こ す と の 結 論 を 得 て,
腰 痛 の 原 因 と い う ブ ラ ッ ク ・ボ ッ ク ス を 覗 い た(第12
図).こ
の よ う に,一
I
第13図
巡 の バ イ オ メ カ 己 カ ル な 研究 は 解
MedXマ
After
シー ンに よ る トレー ニ ング効 果
男 女 共 に 背 筋 力 は増 し,腰 鰯 は軽 減 し た(ス ポ ク リ)
剖 学 的 見 地 か ら ス ポ ー ッ 腰 痛 の 成 因 や 治 療 の ヒ ン トを 得
たn.181,
腰 痛 の 原 因 を 外 傷 学 的 見 地 か ら の み 見 て い る と,痛
腰 は,ど
こ か が 傷 ん だ 結 果 で あ り,痛
て ス ポ ー ツ 禁 止 と の 対 策 と な る.ス
い間 は安 静 を と っ
ポ ー ツを 中 止 す れ ば
痛 くな い こ と は 選 手 が よ く知 って い る こ とで あ り,ス
が な い.以 上 は ス:rーク リ担 当 整 形 外 科 医 の 痛 い所 で もあ
る.
その 点 で,慢 性 の 腰 痛 を 訴 え る腰 の 起 立 筋 は疲 労 しや
ポー
す く,筋 疲 労 は適 当 な運 動 を 与 え る事 に よ うて 軽 減 しう
ざ わ ざ ス ポ ク リを 受 診 す る 必 要
る こ とを 知 っ た.そ の 結 果,腹 斜 筋,背 筋 の 作 用 を 見 直
ッ 禁 止 の 治 康 法 な ら,わ
い
55
して,実 際 に は,腰 痛 体 操 の種 目の 追 加 を 行 い,Medx
マ シー ンで の トレ ー ニ ン グの 適 応 の間 口 を 広 げ(第13
図),分
離 症 も適 応 と した.ス
痛 を よ り能 動 的 に 対 処 で き るよ う にな った の で あ る.
§ SO
静
た 人 は腰 に 不 可逆 的 な 損 傷 や 変 性 を 蒙 って い る の か?言
い 換 え る と,学 生 時 代 に スポ ー ッで 腰 を 痛 め る と.そ の
腰 痛 は卒 業 後 の 半 生 に 影 響 す る か?運 動 習慣 の有 無 と 健
一
」____囎___」
零掌
25
ポー ツ と腰 痛
学 生 時 代 に 腰 に 負 担 の 多 い 種 目を 運 動 部 員 と して 行 っ
Ql
30
3.ス
{
Ψ1
c35
●
丁 l I● O i ⊥
as
ー
T⊥●
i
Σ45
0
康 の 相 関 は?ス ポ ー ツ は腰 痛 の危 険 因 子191か?ス ポ ー ツ
4
腰 痛 の抱 え る 大 きな 問 題 で あ る.
筆 者 の 塾 卒 業30年
zo
し1 Lumbar L3 O CONTROL Decreasing 第iz図LI, 度 卒 業 塾 員 と塾 ポ ー
ト部 の 協 力 を 得 で9・30レ,「
学 生 時 代 の ス ポ ー ツに よ る腰
Spinal Site
● CLBP
ratios of median L3, L5高
の 機 に塾 全 科 卒 業 生 の 住 所 録 を作
製 し,そ の 住 所 録 を 基 に 昭 和43年
Ls
の 負 担 が 卒 業 後30年
(MF)の
ポ ー ツ す る と痛 い慢 性 腰
に 与 え る影 響 に つ い て の 後 向 き コ
ホ ー ト研 究 」 を行 って い る.卒 業 後 多 くの人 が ホ ワ イ ト
frequency.
カ ラー と して 長年 勤 め るSri団(塾 員)を 対 照 と して,腰
位 に お け る腰 背 筋 の 中 間 周 波 数
低下率の比較。
L5商 位 で 群 間 差 が み られ る
の 負 担 の 多 い,従
うて学 生 時 代 は ス ポ ー ツ腰 痛 の 強 か っ
た ボ ー ト部OBの
卒 業30年
る.こ れ はEBM的
○ 正常 対 照 群 ● 惧性 腰鯖 群(n=19),.pく0.ooi
後の腰痛発症率の比較 であ
興 味 を引 く命題BOで も あ り,現 在 統
計 処 理 を 行 って い る.結 果 か ら は,腰 痛 を 含 む運 動 の も
一248一
若 野:ス
た ら す も の 畝 認).言 い 換 え れ ば ス ポ ー ツ の 意&1の
ポ ー ッ と腰 痛
一端
が 垣 間 見 え る よ う で あ る。
16)若
野 紘 一:腰
椎b,腰
学 に お け るMR画
中 心 に 一,臨
238-242, 謝 辞
17)田
本 稿 は筆 者 が長 年 携 わ って き た ス ポ ー ツ医 学,中
腰 痛 のtraumatologyな
でも
ら び に腰 痛 の 原 因 の 解 明 に 繋
が る リサ ー チ ワ ー クの 一 端 を ま とめ た もの で あ る.ご 指
18)若
ボ ー ッ医
床 ス ポ ー ツ 医 学,17(臨
時 増 刊 号):
佐 悦 男:腰
の ス ポ ー ツ 外 傷 ・障 害 に 対 す る
医 雑 誌,130:425∼427,2003
野 紘 一,小
林 保 範,星
野 連:腰
術 前 診 断 と 臨 床 的 意 義.日
】9)Micheli LJ:How athleles.The 導 い た だ い た慶 慮 萎 塾 大 学 医学 部 スポ ー ツ ・ク リニ ッ ク
183^一194,1993
竹 田 毅助 教 授,岩 本 潤 博士,慶 脛 義 塾 大 学 ス ポ ー ツ
20)若
医 学 研 究 セ ン ター 山 崎 元 教 授,大
腰 痛,坐
西祥平教授 その他
べ り)症.ス
2000
島 直 也,帖
診 療,日
椎 分 離(す
像 の 応 用 一 診 断 と 最 新 の 研 究 ・展 望 を
J manage Physician 野 紘 一:外
部脱出型 ヘルニアの
整 会 誌,66;1992
low・ba醸
pain and Sportsmedicine 来 診 療 ・小 外 科v_sア
骨 神 経 痛.臨
21
ルV.腹
床 外 科,52(増
in
部 ・腰 部
刊 号):171-
173, 1997
ス タ ッフの 方 々 に深 甚 な る謝 意 を捧 げ ま す.
2D加
藤 與 介,井
形 高 明,西
良 浩 一=発
育期におけ るスポー
ツ と腰 痛 一腰 椎 分 離 症 と終 板 障 害 の 病 態 と治 療 一。 脊 椎
文 献
脊 髄,13:496∼506,2000
22)Mtacnab 1)若
野 紘 一:ス
ポ ー ツ 医 学 の 目 的.三
田 評 論,asp:44一
一
45,1988
2)着
野 紘 一:ス
1015. 3)長
ポ ー ツ に よ る 損 傷 ・障 書.あ
い み つ く,9;
1988
田 夏 哉.着
野 紘 一,平
る メ デ ィ カ ル チsッ
林 尚;大
ク ー(第
部 障 害 に つ い て.第9回
学体 育会迎動部 におけ
一 報)弓
術 部 員 の 上 肢 ・腰
よ こは ま スポ ー ツ整 形 外 科 フ ォー
ラ ム 抄 録,2001
4)Cassidy 1:Backache l Anatomy,The p.5,1977
23)村
ボ ー ッに よ る成 長 期 腰 椎 惟 体 終
瀬 正 昭,井
形 高 明;ス
板 の 陣 害.臨
床 ス ポ ー ツ 医 学,7:187∼180,1990
24)阿
メ リカ ン フ ッ トボ ー ル お よ び ラ グ ビ ー 選 手
部 均=ア
の 腰 痛 発 生 と 腰 椎X線
所 見.慶
摩 医 学,74:317∼381,
1997
25)若
野 紘 一:uaR位
別 ・疾,齪ljア ス レ チ ッ ク ID, Wedge]H=腰rrの
マ ネ ジ メ ンF1 腰
外 科 ア ス レ チ ッ ク リハ ビ リ テ ー シ3ン
ア ル(福
WH.監
修,辻
陽 雄 監 訳).医
学 省 院, p.2-1],1990
5)若 野 紘 一
山 的 元=.r.一
ト選 手 の 腰 痛.臨
疎 ス ポーツ
1998
医 学,7:205-209,1992
轡 の 理 学 診 断 理 学 療 法 ガ イ ド.臨
野 紘 一,小
対 策.臨
7)辻
林 保 範,山
崎 元 他:野
球 の 外 傷 の特 徴 と
来 レベ ル で の 急 性 ・慢 性 腰 痛 診 断 へ の ア ブ
野 紘 一,小
林 保 範,昆
障 害 後 の ス ポ ー ッ 復 帰.関
生 ス ポ 噸 ッ選 手 の 関 節
節 外 科,璽2:305∼314,
1993
9)着
野 紘 一:ス
ポ ー ツ 腰 痛 の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン.リ
ハ ビ
10)若
野 紘 一:腰
の 外 傷 ・障 害.ス
ポ ー ツ 医 学[基
(日 本 体 力 医 学 会 学 術 委 員 会 監 修).朝
344^350, 4:195一
12)若
州 ス ポ ー ツ 医 ・科 学 会 誌,
痛 症 と は 一 そ の 臨 床 診 断 一.ス
ポ ー ッ 外 傷 ・階 害 と リハ ビ リテ ー シ ョ ン(福
的
皮 的 髄 核 摘 出 法 に っ い て 。 東fil
野 紘 一:耶
例解説
腰 部 惟 間 板 ヘ ル ニ ア.ス
元:腰
29)若
痛 に おけ る心 因 的 要 霞
野 紘 一,平
休
洌 他:腰
野 紘 一,平
林 洌:脊
科, 23:879∼883, 原 寅 猪1第5章
椎 分 離 ・す べ り 症,臨
1988
外 科 手 術 全 魯,同
野 紘 一=脊
33)Iwamoto 林 徹 編 集).
病 院 で の 診 断 と 治 療,ア
刊 行 会, p,217∼229,1961
椎 分 離 す べ り 症.ス
光 堂,P.
J, Wakano K, et al:Relationship between
ス
abnormalities of lumbar Med 32:781-786,2004
且4)若 野 紘 一,平
林 洌:腰
野 紘 一='99日
江 堂,P.15^一21,且998
デ ィカルコ ン
1984
34)Iwamoto J, Takeda T, Wakano study. Am J Sports
K:Returning ath・
letes with severe low back pain and spondylolysis 本 臨 床 ス ポ ー ツ医 学 会学 術 委 員 会 シ ン
ポ ジ ウ ム ス ポ ー ツ 医 学 と 運 動 療 法 腰rrと
spine and inci・
dente of low back pain in high school and college
football players:Aprospective 15)若
ポ ー ツ リハ ビ リ テ ー
川 宣 恭 編 築),文
林 徹 他 鰯 樂).南
痛 の 画 像 診 断.メ
床整形 外
脊 椎 分 離 症 お よ び 脊 椎 す べ り症 の 手
ミ ン グ ∼(榴
ノぐニ オ ン, 4:1141^'1145, 整形 ・
災 害 外 科,28:1027∼103,1985
レ チ ッ ク リ ハ ビ リテ ー シ ョ ン ∼ 競 技 復 帰 ま で の プ ロ ミ ラ
床 スポーツ医
光 堂,P,176"184,2003
radiographic 部
ポーツ外
148^151,1991
文 光 堂,p.54^一58,1994
量3)着 野 紘 一,山
摩 正 明=経
シ ョ ン プ ロ グ ラ ム(市
崎 元=腰
ッ 外 傷 ・阻
床 ス ポ ー ツ 医 学,18
学 編 集 委 員 会 編 集).文
32)若
一203,1992
野 紘 一,山
方 貞 久,山
術.B本
痛 と ス:r.一 ツ.九
部 椎 間 板 ヘ ル ニ ァ,スr一
傷 ・障 轡 の 理 学 診 断 理 学 療 法 ガ イ ド(臨
3D岩
倉 欝 店,p.
1998
且1)若 野 紘 一:腰
礎 と臨 床〕
野 紘 一:4.腰
日 本 病 院 出 版 会,p.53^一59.,
電 力 医 報,s:5^一15,1975
30)若
リ テ ー シ ョ ン医 学,38:628^630,2001
林 徹 編 集).全
形
実践 マ 3
〔臨 時 増 刊 号):126∼133,200且
28)若
1990
野 達:学
26)若
27)土
床 ス ボ ー ッ 医 学,7;zi-za,1990
陽 雄:外
ロ ー チ. 脊 椎 脊 髄, 3:669-680, 8)若
1」ハ ビ1,テ ー
シ ョ ン 腰 部 の 障 害 に 対 す る リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン.整
痛 お よ び 脊 椎 変 性 の疫 学 と 自 然 経 過.(Kirkaldy-Willies
6)若
Williams
Wilkins Co, Baltimore, 運 動 療 法.
original sporting activities with conservative ment. Scand 7 Med Sci Sports 2004(in 35)平
臨 床 ス:j'.一'%医 学,16:943^一950,1999
一249一
林 例,着
野 紘 一 他=脊
to
lreat-
preu)
椎 分 薩 ・す べ り症 に 対 す る 手
慶 慮 医 学 si巻4号(平
術 的 治 療 の 問 題 点.整
36)菊
地 臣 一:腰
2003
・災 書,2:379^一388,1983
椎 背 筋 群 に お け る コ ン'ぐ一 ト メ ン ト症 候 群
の 病 態 と 治 療.7ハ
ビ ■,テー シ3ン
野 紘 一:ス
ポ ー ツ腰 痛 の 保 存 療 法 。 整 形 外 科 有 痛 性 疾
腰 部 ・股 関 節 ・膝 関 節 。足 部 疾 態)(室
編 集),全
野紘一
山 崎 元,今
10:393-395, ポ ー ツ外 傷 と障 害
西 祥 平 他:Cryotherapyの
作
野 紘 一:腹
床
筋 か 背 筋 か 一 腰 痛 と 運 動 療 法.整
形 外 科治
内 裕 雄 他 編 集),i山
轡 店. p.
140. 1997
崎 元 他:ロ
309^302. 床 ス ポ ー ツ 医 学,且2 (臨 時 増 刊 号):
野 紘 一:ス
内裕雄
形外科
他 編 集),41山
書 店,
1997
球 障害予防 ガイ ド
文 光 覚.東
京,p,109∼126,1998
野紘一
石 揺 秀 幸.河
横 浜 ス.r一
球 の 外 傷 と 陣 害.
ツ 整 形 外 科 フ ォ ー ラ ム 抄 録 集.40,
日 新 聞=リ
Askinas Pearls.The ポ ー ト け が と 高 校 野 球 ⑬ 腰 痛 回 転 に
JK 号,1988
Relieving physician golfers back and Sportsmedicine pain.
22 B,
野 紘 一 他:腰
屑 症 に関 す る筋 生 理 の 基 礎 知
識 と筋 トレー ニ ング対 策 。 慶 晦 養 塾 大 学 ス ポ ー ツ医 学 研
究 セ ン タ ー 紀 要 。 且∼12,1995
52)黒
野 紘 一,長
田 夏 哉:柔
53)山
木 俊 政,旧
55)若
島 政 也,樋
口 潤 一:Lumbar disorders of
蚕 外 ス ポ ー ツ 医 誌,14:387^一340,
and pulposus
biomechanical
且47,1984
Y;野 紘 一,平
林 洌:コ
ラゲナーゼ注入椎閥板
路 修 身.有
野 紘 一,小
馬 亨 他=大
学 柔 道 部aに
お け る 腰 部 障 害.
ッ 医 学,5:工015旬1918.1988
屋 正 光,大
野 紘 一.T林
倉 武 雄1矢
部 裕.若
洌:腰
部唯問板の有限要素
野 紘 一 他=MR画
元 モ デ ル 解 析.日
w. 18:131-135, 67)名
倉 武 雄.矢
像 を用 い た 大腰
本 臨 床 バ イオ メ カニ ク ス学 会
1997
部 裕,若
化 に っ い て 一.日
野 紘 一 他:有
限 要 素 法 に よ る腰
林 保 範,山
田 公 男,他:大
山 田 公 雄:力
相 撲 力 士 の 外 傷,
士 の 脊 椎 疾 患.臨
床 スm一
back K, Tsuji S, et al:The muscles 体 脂 肪 の 現 況.臨
野 紘 一 他:大
JoinI Meeting 相撲 力 士 の膝 筋 力 ・
床 ス ポ ー ッ 医 学 会 誌,11:469^一475,
野 紘 一:水
中 歩 き.安
70)大
西 祥 平,高
畑 武 司:腰
Sports
心.9;量84M85
,1999
痛 の運 動 療 注 の新 しい ア ブ ロー
チ と そ の 効 果 判 定 に っ い て.(連
載)臨
床 ス ポ ー ツ 医 学,
且3 (7)^一14 (2), 1996
野 紘 一:筋
肉 届 や 関 節 痛 の 対 策 .スr一
めII Action(山
崎 元 監 修).慶
ッ医 学 の す す
慮 嚢 塾 大 学 出版 会 株 式
会 社 。 p. 166^一,且82, 且997
G, Lehmann na】and T, et al:Assessment back extensor function Spine 8:211一
Back school. Lectures IB:184^一189,1979
74)着
野 紘 一:慶
躍 腰 痛 掌 校 .慶
K, et a1:0n electr。myogram Orthopedics CG.若
low-back ap・
patient.
一219,1983
AH bar muscles of abdolni・
A quantitative and results for chronic dynamic Instructunal Course
慮 医 学,61:89,1984
special analysis of lum・
in patients with low・
trunk exercise. Neuro-
20:121^一132,1997
野 紘 一,大
西 洋 平 他=筋
椎 起 立 筋 の 硬 労 と 腰 筋 に 関 す る 研 究.臨
15:653^一656, 一250一
report・. The
of Orthpaedic iYokohama),1992
back pain during ツ医
resistance training on
in athletes・Preliminary 69)若
76)Lee 西 祥 平,若
本 臨 床 パ イ オ メ カ 昌 ク ス 学 会 誌,19=
27一 一3且, 1998
75:)Lee C, Wakano 日 本 整 形 外 科 ス ポ ー ツ 医 学 会 誌,16:63∼69,且989
野紘 一
整 外,
1987
6:23^一26,1984
73)While 学.16:139^一143,1999
56)土
K., et al:Chy-
and nucleus A biochemical 畑 武 司,若
proach 巳995
臨 床 スr一
54)若
chemonucleolysis, 柳uw, 72)Smidt 道 選 手 に おけ る体 幹部 の 禍 傷 と
床 ス ポ ー ツ 医 学 。19:247∼253,2002
judo players.日
YR J. Wakano study. Spine 9;135∼
71)若
西 祥 平,若
障 害.臨
DS, Oegema mopapain, 64)小
床 整 形 外 科,
1988
2nd Japan・Korea 1994
5U着
椎 の パ イ 才 メ カ ニ ク ス.臨
Medicine 向 か ぬ 構 造.12月18日
50)大
力 科 学 にお け る疫 学 研 究 の意 義
野 紘 一:脊
23:8798&1, 6g)Wakano 崎 文 恵 他:野
2004
49) 村 好 一:体
椎 の 応 力 解 析 一腰 椎 周 囲 筋 作 用 及 び 椎 間 板変 性 に よ る変
位 別 野 球 障 害 腰.野
本 臨 床 ス ポ ー ツ 医 学 会 整 形 外 科 学 術 部 会 編 集L
na)朝
一 メデ ィカ ル チ エ ッ ク
椎 脊 髄,13=489-495,2000
力 科 学,50:375^一380,200且
筋 の3次
イ ッ チ ヒ ッ タ ー に 腰 痛 は いt;い.整
野 紘 一:部
第12回
1991
ス:r.一 ッ と願 痛
田 洋,中
66)名
1995
ラ イ ン(日
n7)若
均las技
法 に よ る 力 学 的 解 析 の 検 討 。 整 形 外 科 パ イ オ メ カ ニ ク ス,
ポ ー ツ医 学 に お け る プ ラ イ マ リ
治 療 の コ ツ と 落 と し穴(山
46)若
院 に お け る高 校 ラ
本 整 形 外 科 ス.r.一 ッ
と そ の 活 用,体
65)高
整 外 ス ポ ー ツ 医 会 詰,U:
崎 元=ス
356-359. p.112. 部
22:958^一9fi4, ー イ ン グ の 動 作 分 析 一A&GYの
1992
野 紘 一,山
ケ ア ポ ー ト.臨
45)若
野 紘 一 他:当
of
p.336,1978
の 竺 体 力 学 的 変 化 一 キ モ パ パ イ ン と 比 較 し て 一.臨
野 肱 一,山
発 生 機 序 に っ い て 一.日
44)若
Biomechanics Co, Philadelphia, 部 均,若
regeneration. 療 の コ ッ と 落 と し穴(山
A3)若
井 康 之,阿
63)Bradford ン ポ イ ン トア ドパ イ ス 腹 筋 の 王 朝.臨
ス ポ ー ツ 医 学,13;4且2,!996
42)若
Ntht:Clinical グ ビ ー 選 手 の 腰 部 陣 害 に つ い て.日
61)柳
整 外 ス ポ ー ツ医 誌.
力 医 学,40:969,1991
野 紘 一:ワ
59)福
62)若
崎 元,大
AA. Panjabi the Spine,]B Lippincott に お け る 疫 学 調 査 一,脊
1991
野 紘 一,山
用 機 序.体
411着
日 本 脇 形 外 科 ス:r.一 ツ 医 学 会 認,61141^一145,1987
60)阿
部.臨
2000
井 友 子 他:ス
ポ ー ツ 障 害 予 防 の た め の 下 肢 筋 力 評 価.
医 学 会 誌, 1i:371∼373, 位 別 ス:r.一 ッ 用 装 具 の 実 際 4.腰
に 対 す る 局 所 冷 凍 療 法 の 経 験.日
40)着
痛性
田 蛾 久 ・矢 部 硲
日 本 病 院 出 販 会,p.54^一56,2000
野 紘 一:部
床 ス ポ ー ッ 医 学,17:93^一96, 39)若
川 昭 雄 他:ス
58)Nhite 患 保 存 療 法 の コ ッ 下 局 所 別 保 荏 療 法 の コ ツ(有
38)若
57)黄
医 学,32;531∼
541.1995
37)菅
成16年iz月)
1998
電 図 解 析 に よ る腰
床 ス ポ ー ツ 医 学,
看 野:ス ポ ー ッ と腰 痛
77)若 野 粧 一,今 本 雅 彦,Lec CG他;脊
柱 の 動 き と腰 椎 起
81>白
井 康 正,宮
本 雅 史,伊
藤 博 元=EBMに
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