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こちら - 獨協大学
 獨協大学体育会排球部ニュース“瞬”
! 第 24 号(定期号) (1)
第 24 号(定期号)
平成 21(2009)年 6 月 13 日発行
獨協大学体育会排球部・OB会
発行人 相 子 賢 一 ( 8 期・OB 会長)
編集部 高 木 大 介(11 期・事務局長)
〒130-0004 東京都墨田区本所 1-20-14 TKビル
TEL.03(3623)9991 FAX.03(3623)9992
編集部Eメール:[email protected]
総務(相本)
:[email protected]
ホームページ:
(OB 会)http://www2.dokkyo.ac.jp/~club0027/ (現 役)http://www2.dokkyo.ac.jp/~club0088/ (関東学連)http://www.volleyball-u.com/kanto/
男女とも残留!一年生の加入で、秋に期待を
写真:4 月 26 日の対日本工業大学戦で 6:樋口裕汰①、23:西城唯史①、のブロックが決まる 後方は 5:中山友樹② 新加入の一年生選手達も次第に実力を発揮した ※○内は学年
特集:春季リーグ戦
男女とも部員不足から 3
月までは出場さえ危ぶまれ
る状況だったが、幸いに新
一年生の入部に恵まれ試合
に臨んだ。短い練習期間な
がら、それぞれ残留という
最低限の目標をクリアする
ことが出来た。若いチーム
の成長で秋には好結果を期
待したい。
(1~ 5 面)
・
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・
・・・・・・・・・・
卒業写真 /89 年卒(6 面)
22 期生 片野仁美
“パキスタンの空の下から”
10 期生 大島晴彦(7 面)
CAMPUS便り(8 面)
男子春季リーグ戦を振り返って
獨協大学体育会バレーボール部 監督
高橋 則和(16 期)
春季強化練習も例年通りまだ寒さ厳しい 2 月初め
思わぬ相手に 1-3 での敗北。無理を
にスタートした。
承知で出場させた高橋の怪我の悪化
昨季で引退、卒業を控えた 4 年生 3 名の穴は大きく、
で、頭の中を過ぎった降格…。
後に直面する現実が、当時思えば嫌な予感として頭の
そんな中、新入部員が 2 名、思わぬ結果となって
片隅に引っ掛かっていたのを思い出す。
入部した。その後は何とかチームとしても立ち直りな
この時期は例年通り人数も少なく、新入部予定者 2
がら、それでも苦しみながら、結果 6 位残留に漕ぎ
名を含め全部で 5 名でのスタートとなり、もしや棄
着ける事が出来た。
権する事態は有り得るのか?と自問する事しばし。新
秋季リーグに向け、チーム・各個人としての明確な
入生勧誘時期を経て 2 名の入部が決まり、また新 2
課題は1つ1つ解決し、全員で優勝・上位リーグ昇格
年生 1 名の復帰により棄権という最悪の事態は脱し
の栄を勝ち取りたいと思います。
たがチームとして苦しい状態は以前と大差が無かっ
最後になりましたが、リーグ戦期間中熱い応援に駆
た。そして、リーグ戦突入直前の練習において主戦・
けつけていただいた OB 会相子会長、高木強化部長、
高橋の怪我。そして迎えたリーグ戦は初戦に何とか
OB 各位様、御父母の方々に御礼申し上げますととも
3-0 のストレート勝利を収めたものの、2 戦目での
に、今後ともご支援のほどお願い申し上げます。 (2)
VS 千葉商科大
樋口、小山の加入により、チームも形になり、なんとか勝利でき
於:平成国際大学
るかと考えていましたが、
獨 協 大 学 やはり、即席チームでつながりがなく、単調な攻撃とミスが多く
あり、1-3 で敗戦。
VS 日工大
【第 3 日】5 月 3 日(日)
【第1日】4 月 18 日(日)
やはり本調子でない高橋を攻撃力のある樋口、小山の加入もある
獨 協 大 3 - 0 千葉経済大
平成国際大 3 - 0 獨 協 大
ことから思い切ってセッターでの起用、セッターだけでなくどこでもでき
25 - 17
25 - 16
る柴田をスーパーサブで準備させるというフォーメーションでな
25 - 20
25 - 20
んとか2勝目を上げ、残留圏内に順位を上げたい所でしたが、相
25 - 23
25 - 18
手エースの強打と粘りに 1-3 で敗戦。
ふと思うと4戦が終わった時点で試合ごとにメンバーもポジショ
東京福祉大 3 - 1 獨 協 大
獨 協 大 3 - 0 関東学院大
ンも違い、必ずだれかが入れ替わっていた状態でした。この時点
で残った対戦相手はさらに強いと思われる平成国際、関東学院、
25 - 17
18 - 25
創価であり、降格の文字も頭に浮かんできました。
25 - 22
25 - 20
あとの望みはようやくポジションが固まりましたので1週間でど
25 - 16
25 - 13
25 - 13
こまでチームとしてまとめられるかということでしょうか?
5月3日 VS 平成国際大
【第 2 日】4 月 26 日(日)
【第 4 日】5 月 10 日(日)
平成国際大学は大学を上げてのスポーツ強化部としてバレーボー
ル部が数年前に立ち上がり、以来、連続昇格を続けているという
千葉商科大 3 - 1 獨 協 大
創価 大 3 - 2 獨 協 大
チームです。
25 - 19
25 - 21
監督は元日本リーグ日立佐和、インドネシアナショナルチーム、
25 - 21
21 - 25
V1 上尾中央病院
(現上尾メディックス)
で監督を務めた松永敏氏、
25 - 27
19 - 25
私も中央病院監督中に仕事上でお世話になり、また指導者講習会
25 - 20
25 - 20
に参加した時は講師としてお世話になった方です。
日本工業大 3 - 1 獨 協 大
17 - 15
選手も全国の強豪校出身者ばかりで、松永監督のもと、将来はバ
25 - 23
2 勝 5 敗で 8 部 6 位(残留) レーの指導者を目指している選手がほとんどだそうで今でも3部
16 - 25
ぐらいの実力はあるのではないでしょうか?そんなチーム相手に
27 - 25
ある意味開き直りで臨んだ結果、0-3 で敗れるも、思い切ったプ
25 - 19
レーで対等な競り合いもでき今後に期待できる敗戦でした。
VS 関東学院大
ここ2回のリーグでともに敗戦、とくに前回の秋はこの相手との
男子コーチ 相本 仁(23 期) 敗戦で昇格の可能性をなくしているので、3度目の正直で何とし
ても勝利したい相手でした。
4月 18 日(土)アクシデント
1試合目の勢いをそのままに中山、西城の両エースの強打、フェ
リーグ開幕を翌日に控え、高橋監督とと
イントも決まり、二段トスをライト小山がぶち抜き、樋口、小
もに最終チェックで練習参加、練習の
林のセンターもクイック、ブロックとここぞという時に決まり、
後半、エース高橋が腰痛で離脱、とにか
3-0 で勝利。今回のリーグで一番の試合でした。
く安静にして翌日の回復を祈るばかり、
5月11日 VS 創価大
………………
最終戦、創価大は勝てば2位確定で7部への入替戦に臨めると
4月 19 日リーグ戦初日 VS 千葉経済大
あってモチベーションは高く、また我が大学も2セット取れば残
高橋の腰痛は良くならず、しかし本人の
留決定という状況で先週の勢いのまま、こちらのペースにもって
希望もあり、強硬で出場するも普段の動きにはほど遠く、とく
いきたかったのですが、高いブロックに苦しみ、相手の粘り強い
にレシーブではほとんど動けず 、 一年の柴田、西城、内藤、小
レシーブでこちらのリズムになかなかのせてもらえないながら、
林も緊張の為か動きがぎこちない。元気なのはレフト中山とリベロ樽
2-2 になったところで、残留は確定。
見のみ、だが相手も6人しかおらず攻撃も単調でレシーブも弱
来季へつなげるためにも、ここは是非とも勝って終わりたいもの
く、ハラハラながらもうちのペースで試合を進め 3-0 で初戦を
と思うものの最後はミスが重なり 15-17 で最終セットを落とし、
勝利。
2勝5敗、6位でリーグ戦は終了しました。
4 月 19 日 VS 東京福祉大
続く第二試合、リベロ樽見の動きが良いこともあり、急きょレフトに
今回はやはり即席チームでろくにチーム練習もできず、リーグ戦
起用、リベロには3年佐川。第一試合の流れをそのままに1セッ
中に何度もポジション変更もあり、本来の力は発揮できなかった
トをスルリととるも、相手も徐々にペースをつかみ、2、3セッ
のではないでしょうか?
トを奪われると4セットは大崩れ、ほとんど粘るとこともなく、
今回のチームは最終的には大変ダイナミックで将来性を感じさせ
1-3で敗戦。
るチームになりました。
4月 21 日 緊急事態
この調子できちんと練習をしていけば必ず次回昇格はできます。
朝 7:00 に監督からメールあり、エース高橋の腰痛が思った以
それだけでなく連続での昇格も難しくないでしょう。そのために
上に重症、今季絶望かという状況報告。
は決して気を緩めることのないように秋に向かって準備をお願い
4月 26 日 します。くしくも7部へ挑戦した創価大は8部残留、9部への入
以前より勧誘を続けていた、強豪校出身の樋口君、小山君も入
替戦に臨んだ東京福祉大も残留という形になり、来季も6チーム
部。そして高橋も医者の本人の状態、患部の状態を確認しなが
が同じ顔ぶれです。ここ3期連続で2位のチームは7部へ昇格で
らであれば出場 OK との許可をもらい、痛み止めを飲んで強硬
きていません。やはり優勝して自動昇格が目標でしょう。
出場。
現状の選手 10 名全員で是非とも秋のリーグは優勝しましょう!
男子 8 部リーグ
【
】
【
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【 】
【
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【 】
【 】
【 】
春季リーグコーチ日誌
獨協大学体育会排球部ニュース“瞬”
! 第 24 号(定期号) 平成 21(2009)年 6 月 13 日発行 (3)
2009 春季リーグ男子 左上:腰痛をおして奮戦する高橋龍之介②のスパイク
(対:千葉商大)
リベロ樽見章寛②(白ユニフォーム)
、カバー西城唯史①
右上:中山友樹②のレフト攻撃
新加入の一年生も次第に実力を発揮!
!
リーグ戦を終えて 経済学科 3 年 佐川 斉
リーグ戦途中で入部した小山諒太①のライト攻撃
今期は本当の人数不足問題に直面し
ました。練習スタート時、現役が 3 名
と 1 年生 2 名しかおらず、試合が出
来ない人数でした。しかし、今春卒業
の鈴木隼人さんが協力してくれました
おかげで何とか練習試合はすることが
出来ました。しかし、4 月に入っても
6 人にならない苦しい状態が続きました。2 年生との対立
や会場校の問題も重なって本当に苦しかった。
しかし、試合直前に 1 年生が 2 名、リーグ戦期間中に
2 名と新しい仲間が増え、春リーグは残留することが出
来ました。この苦しさをバネに秋リーグこそは 7 部へ昇
格したいと思います!
お忙しい中、応援に駆けつけてくださいましたOB・
保護者の皆様本当にありがとうございました。
ベンチから 経済学科 2 年 山本彩乃
バレーボール部マネージャーの山本彩乃です。
今季は、人数が不足している状況で部員全員が不安を抱
えての練習スタートでした。
しかし新入生も入部してくれ、きちん
と出場できると決まったときはすごく
ホッとし、安心しました。
チーム、また個人として壁にぶつかり
ながらも部員全員でなんとか乗り越
え、試合を迎えることができました。
西城唯史①のレフト攻撃 カバーは小林大輝①、樽見、中山
(4)
全員での練習が不十分なまま挑むことになってしまい、ベンチ
で応援しているとハラハラする場面もありましたが、無事リー
グ戦を終えることができてよかったです。
また私にとってマネージャーになり 3 度目のリーグ戦でした。
まだまだ仕事が行き届かない部分が多々あったとは思いますが、
今季もバレー部の一員としてみんなと一緒にリーグ戦に臨むこ
とができ本当に嬉しかったです。
これからも、少しでもみんながいい状態でバレーボールがで
きる環境を作れるよう頑張りたいと思います!
今後も、応援よろしくお願い致します。
左:小林摩耶②のスパイク カバー志賀由子③
右:志賀、近藤マリエネル①によるブロック
2009 春季リーグ女子 1 年~ 4 年生一体となって熱戦!
!
中段:最後の試合となった吉田香織④のスパイク カバー志賀、鈴木
下左:リベロでレシーブする長倉恵③
下右:試合開始前のベンチ 左から五十嵐OG(42 期)
、近藤①、小林②、
赤石奈緒①、阿部由理恵②、長倉③、吉田④、志賀③
獨協大学体育会排球部ニュース“瞬”
! 第 24 号(定期号) 平成 21(2009)年 6 月 13 日発行 (5)
リーグ戦を終えて
女子 8 部リーグ
英語学科 3 年 志賀 由子
於 : 立正大学熊谷キャンパス
【第1日】4 月 26 日(日)
帝京科学大 2 - 0 獨 協 大
【
】
25 - 21
25 - 17 獨 協 大 2 - 0 北里大
【
】
25 - 19
25 - 22 【第 2 日】5 月 3 日(日)
明治学院大 2 - 0 獨 協 大
【
】
25 - 16
25 - 15 鎌倉女子大 2 - 0 獨 協 大
【
】
25 - 16
25 - 16 【第 3 日】5 月 10 日(日)
立 正 大2 -0 獨 協 大
【
】
25 - 17
25 - 15 獨 協 大 2 - 0 茨城キリスト教大
【
】
26 - 24
25 - 15 ◆最終結果◆女子8部
1位 明学
2位 帝京科学
3位 鎌倉女子(秋:会場校)
4位 立正
5位 北里
6位 獨協
7位 茨キリ
8位 亜細亜(※棄権)
2 勝 4 敗で 8 部 6 位(残留)
新年度に入り、女子は3人の新
入生を迎えました。春休みに入っ
たばかりの頃は、3人で練習をし
た日もあったので、部員が増えた
事がとにかく嬉しかったです。部
員が増えた事で競争が生まれ、互
いに切磋琢磨しながら成長できる
環境ができました。
ポジションについての話し合いで、
部活内で悩んだりぶつかり合ったりした事もありまし
たが、今までにない話し合いができたので良かったと
思います。
また、今季は OB の野澤拓郎先輩(30 期)が監督
として指導をしてくださいました。客観的な目で見た
意見が聞けて、自分たちでは気付かないような事も指
摘していただきました。
今回の春リーグで、4年生の香織さん、小夏さんは
引退となりました。
「楽しく」そして「気持ちよく」
先輩を送りだそうという気持ちを持って、みんなで一
致団結して戦いました。昇格という目標は、残念なが
ら達成できませんでしたが、今回のリーグ戦で経験し
たこと、4年生から教えて頂いたたくさんの事を忘れ
ずに、秋の昇格を目指して頑張りたいと思います。い
い報告、待っていてください !!
会場まで応援に駆けつけてくださった OB・OG の
みなさん、保護者の皆さん、練習を見ていただいたみ
なさん、
本当にありがとうございました。
これからもっ
と、応援されるチームになっていきたいと思っていま
すので、ご指導よろしくお願いします。
OG から一言
3 期 小田恵子(旧姓:西垣)
いつも連絡を下さるので、一念
発起して、卒業以来初めてリーグ
戦 観 戦 に 行 き ま し た。5 月 3 日、
立正大学の熊谷キャンパスでの対
明治学院大戦です。夕方自宅に戻
らねばならず、時間の都合で一試合しか応援できませ
んでしたが、あいにく 0 - 2 で負けてしまいました。
実力は互角に見えましたが、始めにずるずると点を
とられ、その差を縮めるのは大変です。部員不足から
試合形式での経験が不足しているのでしょうが、まず
「最初の一点は先にとる!」という意気込みで臨んで
ほしいです。
新しい大学が関東近郊に沢山でき、部員たちも試合
会場に行く時間と交通費に負担がかかるのですね。
現役の子達の新たな苦労が、分かった気がしました。
OB、OG の方々、時間がありましたら是非応援に行っ
てあげて下さい、私もまた参ります。
最後の試合となった鈴木小夏④のスパイク
(6)
卒業写真
…されど、 我等が時代
【第 4 回】1989 年卒(22 期)
片野仁美(旧姓:金子)
大学を卒業して、早いもので、もう 20 年が過ぎた。
自分では変わらないつもりでいたが、今回の原稿を書
くにあたり、昔のOB会ニュースや写真を見ると…。
やっぱり変わっていた。
●
入学してすぐ、私は迷わず体育会バレー部に入った。
同じ高校出身の荒明さん(現・畠山)も一緒に入部し
てくれた。女子の新入部員は私達を入れて 5 名だった。
部員不足という状況で 5 名も !! と本来ならば喜ぶべ
きところである。が、恐ろしいことに、全員がバレー
初心者だった。ここから、先輩方の苦悩が始まったの
だと思う。
右も左も分からず、パスすらも初めての私達のプ
レーは、まさに珍プレーだらけだった。始めた次の日
に、腕中びっしりできた紫色のアザを見て、ゾッとし
た。一生懸命だった。必死だった。バレーは難しいも
のだと日々痛感した。でも、バレーをやりたくて入っ
たので、楽しくて仕方なかった。
そのうち、勉強との両立を理由に、辞めていく者が
出てきた。そんな時、同じクラスの中里見さんが、正
式に新しく入部してくれた。彼女は、同期の女子の中
では、唯一のバレー経験者で、本当に心強くありがた
かった。こうして、私達 22 期の女子は、荒明さん、
中里見さん、私の 3 名となった。
先輩達の練習は、厳しかった。その当時も、コーチ
はいなかったので、先輩達は選手でありながら、私達
の指導者でもあった。なかなか上達しない私達を、本
当に根気強く、よく面倒を見てくれた。コワイなぁ…
と思う時もあったけれど、練習以外では、一緒にご飯
を食べに行ったり、家に泊まりに行ったりとかわい
がってもらった。
試合の時には、5 期の高橋先輩、清水先輩、11 期
の高木先輩が、よく応援に来てくださった。また、初
めての試合では、18 期の西村先輩に、スコアの付け
方をとても丁寧に教えてもらった。特に覚えているの
は、高橋先輩が、お家が青果店だったからなのか、よ
く袋にいっぱいのバナナを差し入れてくれて、「これ
食べて、頑張れ !!」と、言ってくれたことだ。
●
偉大な先輩方と、一緒に日々頑張っていたが、私達
が、最上級生となった時、大問題が起きる。それは、
これからの練習をどうするかだ。幸いにも、後輩は人
数もいて、技術もある子が多かった。
(国体経験者も
いた)とは言っても、私達に練習を引っ張っていく技
術がない。そこで、ひとつ上の男子の本多先輩にコー
チをお願いすることになった。
写 真: 獨 協 大 学
1989 年卒業アルバ
ムから
後列左から
大 川 ③、 相 本 ③、
遠 藤 ③、 田 村 ①、
春川②、江森①、 高木① 中列左から
望月②、木部②、 大 川 ①、 森 田 ②、
小 野 ③、 萩 原 ③、
新井①、大野②
前列左から
野 原 ④、 小 川 ④、
原 ④、 中 里 見 ④、
金子④、佐藤③
(○は学年)
獨協大学体育会排球部ニュース“瞬”
! 第 24 号(定期号) 平成 21(2009)年 6 月 13 日発行 (7)
本多先輩は、チームを熱心に見てくれた。普段はそ
んなに怒ることはなかったが、ダラダラと練習した時
と、ボールをあきらめた時だけは、とっても恐かった。
(まずい、先輩怒ってる、怒ってる)と、思った時は、
もう遅くて「ワンマンッ !!」と言って、
ワンマンレシー
ブが始まる。ゲーッと思いながらも、必死でボールを
追った。一球でもあきらめたら大変。もっと、大変な
ボールが飛んでくる。
ワンマンレシーブさえなければ、
バレーは夢のように楽しいスポーツだ、と思った。そ
んな苦しい(?)練習の甲斐あって、私達が 4 年の
時の春季リーグは、3 勝 2 敗と勝ち越し、6 部 2 位と
いう結果で終わった。
私達 22 期は、男子も女子も 3 名ずつだった。荒明
さんは、初心者でありながら、持ち前の運動神経で、
1 年の時からレギュラーだった。今は、素敵なお母さ
んで、娘さんもバレーをやっている。中里見さんは、
どんなことにもセンスが良くて、頼り甲斐のあるキャ
プテンだった。練習の最後の、体育館周りのダッシュ
も、
「キャプテンだから」と言って、いつも一番でゴー
ルしていた。根性あるなと思う。今は、ボールをバチ
にかえて、和太鼓を頑張っている。男子は、原君、野
原君、小川君と名前だけ聞いたらほのぼの陽だまりト
リオみたいだが、3 人 3 様、みんな違っていた。原君
は、なんとなく都会っていう感じの人だった。でも、
お家が料亭をやっていたらしくて、
雄飛祭の時、
バレー
部が出店するタコ焼きのタコを仕入れてきてくれたこ
とがあって、そのタコが妙に新鮮だったのを覚えてい
る。さすが、原君だと思った。野原君は、本当にいい
人で、よく私達の相談にのってくれた。きっと、男子
3 人の中で、一番私達としゃべったと思う。今は、高
校の社会の先生で、バレー部の顧問もしている。小川
君は、男子なのに綺麗な人だった。でも、バレーとな
ると、とても正確でうっとりするようなトスをあげて
いた。今どうしているのか、毎回OB会ニュースの住
所不明者の欄に、彼の名前を見つけるたび、心が痛む。
●
初心者で入ったバレー部での 4 年間は、本当にい
ろいろな人達のお陰で続けてこられた。先輩、後輩、
同期に恵まれて、みんなのお世話になって、様々な困
難も乗り越えられた。つくづく感謝している。大学生
活の中心のようなバレーと私との関係は、今では、マ
マさんバレーという形で続いている。
1988 年夏の合宿先の駅で
前列左から 原 野原 小川 中列左から 金子 荒明 中里見の 22 期 6 名
…プラスなぜか 23 期の相本 遠藤
OB 掲示板
OB・OG から寄せられたメールを元に構成します
パキスタンの空の下から
大島 晴彦(10 期)
突然ですが、3 月 1 日にパキスタン、
ラホールに赴任することになりま
した。
昨今の世界同時不況の影響で、弊
社(サンデン株式会社)も構造改
革に着手せざるを得なくなってい
ます。 自分もその大きな渦に巻
き込まれてしまった、というのが実感です。帰国はい
つになるか分かりません。五体満足で帰国できること
を祈るばかりです。
アメリカ、シンガポール、インドネシア、シンガポー
ルと通算 14 年間の駐在経験に比べても、かなり厳し
い環境への駐在ですが、これを新たな挑戦と捉え、前
向きに取り組みたいと考えています。
3 年前に帰国して以来、OBとしては何のお手伝いも
できませんでしたが、
バレー部のますますのご活躍を、
遠くパキスタンの空の下から祈念致します。
OB会ニュースも楽しみにしております。現役とOB
の架け橋として、今後も頑張ってください。
1977 年(昭和 52 年)
外国部学部ドイツ語学科卒業
大島晴彦
会社; [email protected]
自宅; [email protected]
(8)
獨協大学体育会排球部ニュース“瞬”
! 第 24 号(定期号) 平成 21(2009)年 6 月 13 日発行
CAMPUS便り
獨協大学バレーボール部の近況をお知らせします
バレーボール部初詣(1 月 24 日)
2009 年 1 月 24 日、草加市内の氷川神社で相子会長
以下、高木、高橋、相本、大塩の強化部一同および現
役代表(佐川、志賀)により、バレーボール部初詣を
行なった。
二月からの練習開始に先立ち、今年度の必勝祈願と部
員の安全を祈るもので、一月の現役学生の試験期間を
終わるのを待って数年前よ
り挙行。「地元草加の所縁の
深い氏神で必勝とシーズン
の安全を祈る」という相子
会長の発案で、毎年恒例の
行事となりつつある。
参拝の後は内輪の新年会と
なったが、年の初めに相応
しく、和やかな雰囲気の中
来るべきシーズンへの豊富を述べ合う会となった。
卒業生追い出しコンパ(3 月 7 日)
袈裟丸友里、五十嵐友美、鈴木小夏、吉田香織の 6 名。
(女子の鈴木、吉田は途中留学のため休学期間があり、
引き続き 4 年として学内にとどまる)
苦楽を共にした?昨春卒業のOB一年生組も大勢駆け
つけ、
賑やかに和気藹々とした雰囲気の中行なわれた。
恒例の現役からの餞別の記念品に続き、OB会からの
各個人のプレー写真を納めた記念額の贈呈が、撮影者
の髙木強化部長の解説つきで行なわれると祝賀の雰囲
気は最高潮。続く卒業生からの一言では話すうちに感
極まって涙を落とすものが続出、現役生の一部も一緒
に涙を流すものも…。最後は一同輪になって「覇者」
の大合唱!熱き良き伝統はいつまでも続いている。
卒業記念品の写真に、現役も身を乗り出して思い出話に華が咲く
獨協大学体育会排球部 OB 会会則
4. 役 員 会 長 1 名 幹 事 若干名(うち、代表幹事 1 名)
(昭和 60 年 10 月 5 日:制定~平 成 20 年 6 月 22 日:改定)
5. 運 営 ①総会(毎年開催)、運営委員会を適時開き
1. 発 会 昭和 60 年 10 月 5 日をもって、
運営する。
獨協大学体育会排球部 OB 会を発足する。
② 総会の定足数(委任状含む)は 50 名とする。
2. 目 的 ① OB の集い、交流、親睦をはかる。 6. 会 計 年会費(5,000 円)、及び寄付金をもって充当する。
② 現役との交流、応援、指導。
会費納入は口座振込み・郵便振替により行う。 ③ 上記の目的達成のための会合、広報活動。 なお、会計年度は 4 月から翌年 3 月末日迄
3. 会 員 獨協大学排球部に所属していた者と名誉会員(部長先生等) とし、年次報告を行う。
OB 会ニュース発送住所不明者
情報の伝達が OB 会活動の生命線です。ご存知の方はご連絡
をお願いします(転居などで住所不明者が増えています)
2. 田中芳勝 4. 佐藤慎一郎 5. 小林信康 八木美通江 6. 佐
藤良明 安島悦雄 9. 五十嵐多佳道 10. 我孫子たみ子 折敷
篤子 勝呂恵美子 小宮敏治 寺西郁子 滝下知洋 15. 小
林英子 16. 森山一 17. 米谷紀代 18. 塚本文 坂上匡一 19. 小野尚子 清水次郎 20. 塩原淳 21. 市川美枝子 22. 小
川真吾 野原靖 原浩之 23. 遠藤朋之 24. 望月佐保子 25. 田村裕史 渡辺健一 26. 村野直記 河野余志子 27. 野見
山貴 27. 堀川みゆき 榎本理恵 28. 鈴木歩 29. 水野忠将 山岸忍 30. 高橋鉄平 小松原誠 31. 林典子 32. 池松健太郎
金子真弓 小林信也 黒木りえ子 番場辰郎 33. 福田奈穂 34. 岩谷真澄 中島裕子 35. 松尾直子 36. 濱森健 39. 吉田花子
2009 年度寄付者名簿(前半)
(2008 年 12 月~ 2009 年 5 月現在)
御芳志まことにありがとうございました!
金5,000円 3 期
3期
5 期
8期
山岡浜三郎
品川 純子
金5,000円 18 期
横山 恵
33 期 藤崎 智子
茂木 義朗
相子 賢一
金3,000円 41 期
大塩 正則
※寄付者には OB 会ニュース等で氏名の公表を持って、
今後とも、その誠意にお応えしたいと考えています
事務局から
◎会費徴収率UPに皆様のご理解とご協力をお願いします
なお既に年会費をいただいている方には、振り替え用紙にその旨を
記載してあります。記載の無い方は未だ未納です。過去の会費をお
支払いの無い方でも今年分からで構いませんので、ぜひお願いしま
す。また OB 会の通知連絡、試合の案内、結果速報などのためにみ
なさんのアドレスをお知らせ下さい。
OB 会連絡アドレス:[email protected](相本)
◎ 6 月 13 日に定例総会・歓迎コンパ
6 月 13 日(土)に母校 35 周年記念館において、今年度の定例総会
が行なわれます。今回は事務の都合上、本ニュースの発行と相前後
してしまいますが、総会結果等については、ホームページ、連絡メー
ル等でお知らせの予定。一人でも多くのOB・OGの参加を待ちし
ています。 編集部アドレス:[email protected] (高木)
年会費・寄付はこちらまでお願いします
会費(年額 5.000 円)は下記まで毎年 3 月までにお支払い下さい
※既に年会費を受領済み方には、同封の振替え用紙に「2009 年分領収済」
のように記載してあります。記載の無い方は未だ未納となっています。 過去に未納の方でも今年分からで構いませんので、ぜひお願いします。
郵便振替:00100-5-583387 獨協大学排球部 OB 会
※ 2009 年 1 月 5 日よりゆうちょ銀行が使用可能です
銀行振込 : ゆうちょ銀行(金融機関コード 9900)〇一九支店
当座 019-0583387 獨協大学排球部 OB 会
(ドツキヨウダイガクハイキユブオービーカイ)
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