イタリア語Ⅱ

平成 21 年度以降入学生用
地域言語
履修年次
開講時期
科目名
担当教員
２年
後期
イタリア語 II
土肥 秀行
＜テーマ＞
イタリア語 の初 級 講 座
＜授業の目標（学習目標）＞
イタリア語 の文 法 の初 歩 を学 びつつ、「使 える」語 彙 ・表 現 を身 につけ、簡 単 な 旅 行 会 話 程 度 がで きるようにする。
中 級 講 座 にあたるイタリア語 Ⅲ,Ⅳ（後 期 開 講 ） へとつなげ、最 終 的 には、短 期 （3 ヶ月 まで）か長 期 （8 ヶ月 ）のイタリア語 学 留 学 、イタリア語
検 定 5 級 か 4 級 の取 得 （毎 年 3、10 月 に開 催 ） 、全 国 学 生 イタリア語 弁 論 大 会 （ 12 月 、於 京 都 ）に出 場 、といったレベルをめざす。
＜授業の方法＞
既 に「 イタリ ア語 Ⅰ」 を学 んだ者 が 「 イタリ ア語 Ⅱ」 を履 修 する 。 この「イタリア語 Ⅱ」か ら「 イタリ ア語 Ⅲ,Ⅳ 」（ 二 年 目 ）と 続 けていく ことがのぞま
しい 。正 しい 発 音 をこころ み （日 本 人 にと って 容 易 ） 、文 法 の 基 礎 を学 び（ ある 程 度 の 覚 悟 は必 要 ） 、 自 己 紹 介 と なる 会 話 のための フレー ズ
が作 れるようトレーニング していく 。 「イタリア語 Ⅰ , Ⅱ」が終 わった段 階 で 、イタリア語 とはこういうも のという「しくみ」が頭 に 入 るくらいにする。 予
習 として教 科 書 の例 文 やドリル問 題 をノートに複 数 回 書 き写 し練 習 す ること。イタリア語 ネイティ ブ講 師 のゲストあり（半 期 に 2 回 ）。
＜授業計画＞
第 1,2 週 最重要動詞 avere、前置詞 p.22,23
第 3,4 週 最重要動詞「いる stare」や「行く andare」p.24,25
第 5,6 週 前置詞と定冠詞の結合形 p.26,27
第 7,8 週 最 重 要 動 詞 「 し た い volere 」 、 「 し なけ れ ば な ら ない
dovere」、「できる potere」p.28,29
第 9,10 週 補語「わたしを」、「君に」など p.30,31
第 11,12 週 結合形「わたしにそれを me lo」など、使役「させる fare」p.32,33
第 12,13 週 過去分詞と過去形その 1「近過去」のつくり方 p.34,35
第 14 週 「再帰動詞」とは ne, ci の使い方 p.36-39
第 15 週 総おさらい
＜評価の方法・基準＞
出 席 （毎 回 欠 かさず出 席 することがのぞましい）とミニテスト（授 業 のはじめに毎 回 行 う）
＜テキスト＞
『イタリア語 のスタート 文 法 と練 習 (解 答 なし)』 、白 水 社 、2 ,625 円
＜参考書＞
小 学 館 の伊 和 中 辞 典 ・ 和 伊 中 辞 典 （もしくはこれらを含 む電 子 辞 書 、アプリ ）。ポケットプログレッシブ伊 和 ・和 伊 中 辞 典 を併 用 してもよい。
＜受講上の注意事項等＞
外 国 語 学 習 は と か く 挫 折 し が ち なも の 。 特 に 初 級 の 段 階 で は 覚 え な く て は い け ない こ と が 多 い の で モ チ ベ ー シ ョ ン の 維 持 が 難 しい 。 し か し
語 学 とは常 になにかへの「窓 」である ので粘 り強 く開 いておく、そうすればきっといいことがある。授 業 への 積 極 参 加 を求 む。