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Teaching Very Young Learners

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Teaching Very Young Learners
Very Young Learners
Summary of Abstracts
(学齢期前の学習者|コース概要)
Essential session:(必修セッション)
Optional sessions:(選択セッション) Very Young Learners – The Basics: session 1
Art and Crafts(図画工作)
(学齢期前の学習者−基礎:セッション1)
この入門セッションでは、学齢期前の学習者(VYLs: Very Young Learners)の特徴を明らかに
し、そのニーズや発達の点から、年長の学習者とのちがいを探っていきます。基本の理論から実
用的なアドバイスまで、
この年齢層を対象とした指導の基本を学ぶことができます。
Classroom Management: session 2
(クラスルーム・マネージメント : セッション 2)
このセッションでは、学習者の経験を生かすにはどのようなクラスルーム・マネージメントが必要
か、さまざまな角度から話し合います。また、スムーズなクラス運営を行う方法として、手順、決ま
りごと、注意を向けさせる方法、
レッスンに集中させる方法などの点について話し合います。
Classroom Management: session 3
(クラスルーム・マネージメント:セッション 3)
このセッションでは、VYLsのクラスで使用される英語の中から主な文型やボキャブラリーを明
らかにし、子どもたちの学習にとって効果的な英語の使い方とは何か改めて考えます。また、実
際のレッスンの様子を聞きながら、どんな言葉やフレーズが役に立つか検証します。
図画工作は、学齢期前の子どもの学習課程において重要な位置を占めており、
レッスンでも頻繁
に取り入れられるべき課題です。図画工作の活動は、ある程度の枠組みの中で行うものと、自由
な発想で行うものとの両方が必要であり、教師はその両面から指導することが大切です。
しかし、
それを語学学習に結びつけるにはどのようにしたらよいのでしょうか。このセッションでは、語学学
習に図画工作を取り入れることの利点について考えながら、
この年齢層に適したレッスンのアイ
デアや図画工作のアクティビティを具体的に見ていきます。
Songs and chants(歌とチャンツ)
これまでの研究で、歌やチャンツには、子どもが1度覚えた語彙や文型を保持する作用があるとい
うことがわかっています。また、歌やチャンツを使うことで、子どもたちは意味のある文脈の中で
英語を学ぶことができます。このセッションでは、すばらしい教材である歌やチャンツを、いつ、
ど
のように使うとより効果的なのかを考えます。このほか、子どもたちに人気のあるチャンツや、
オリ
ジナル・チャンツの作り方も紹介します。
Puppets(パペット)
VYLs のクラスでは、パペットは、子どもたちと英語との間にある壁を取り払い、スピーキング・
スキルの向上を促す役目を持っています。このセッションでは、パペット使う理由とその方法に
ついて話し合い、クラスのアシスタントとしてパペットをどのように活用したらよいか考えます。
このほか、パペットの扱い方の実践練習や、パペットを使った短いレッスンプランの作成も行い
ます。
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© Oxford University Press 2012
Very Young Learners
Summary of Abstracts
(学齢期前の学習者|コース概要)
Drama(劇)
Teaching through Games(ゲームを使った指導法)
子どもの成長における「ごっこ遊び」の重要性は以前から認められてきましたが、最近の研究
では、この「ごっこ遊び」に大人が介入することによって、お互いの関係が深まり、より豊か
な使用言語をもたらすということがわかってきました。これが事実だとすれば、この自然現象
を利用することによって、第 2 言語の使用を促進させることが可能になります。このセッショ
ンでは、参加者同士で意見を交換しながら、シンプルな小道具を、いかに効果的で、いかに
想像力に富んだ使い方ができるかを考えます。また、レッスンで直面するさまざまな問題をど
う克服していくかについても話し合います。
ゲームを使うと、子どもたちは、ネイティブ・スピーカーが言葉を習得するような自然な環境の
中で英語を学ぶことができます。また、参加する楽しさから学習意欲も促進されます。さらに、
ゲームを行うことで、
「協力し合う」「ルールに従う」といった社会技能も身につきます。とはい
え、ゲームをレッスンに取り入れる際は、学齢期前の子どもたちの特徴を考慮に入れて、レッス
ンプランを作成する必要があります。このセッションでは、この年齢の子どもたちに合った、楽
しいゲームとはどんなものなのか考えていきます。
Assessment(学習評価)
Reading and Writing(リーディングとライティング)
この年齢層には、既に母語による読み書きを始めている子どもと、そうでない子どもが存在し
ます。そこで私たちはまず「読み」の学習における初期段階とはどんなものかを考えながら、
本や言葉に対する好奇心を養う方法を探ります。また、アクティビティに関しては、まずは子
どもの粗大運動と微細運動の両機能の発達を促すアクティビティについて説明します。このあ
と、文字の認識や形成、そして単語の認識について話し合います。
幼い子どもたちの学習を評価することは非常に複雑であり、また、全てのステークホルダー(利
害関係者)を満足させられるような唯一の評価基準はありません。このセッションでは、まず
学習評価や報告に関して、ステークホルダーから出される要求について意見を出し合います。
次に、出版物やウェブサイトを参考にしながら、3∼ 6歳の子どもたちを適切に評価する方法と
はどんなものか、さまざまな例をもとに話し合います。このほか、保護者からの期待にどう応え
るべきかについても考えます。
Storytelling(ストーリーの読み聞かせ)
昔から、物語を話して聞かせることは、人々の暮らしの中で重要な役割を担ってきました。そして
ありとあらゆる物語が人と人をつなぐ媒体として利用されてきたのです。このセッションでは、
レッ
スンでストーリーを使う理由とその方法について話し合います。また、読み聞かせの前、間、後に
行うさまざまなアクティビティを比較検討してから、各自でストーリーを準備して発表します。この
機会を利用して、それぞれの意見や体験を交換し合いましょう。
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© Oxford University Press 2012
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