...

第7章 結論 - 東京大学学術機関リポジトリ

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

第7章 結論 - 東京大学学術機関リポジトリ
第7章
第7章
結論
結論
本 研 究 の 目 的 は 、現 在 の 光 フ ァイ バ に よ る通 信 速 度 の ボ トル ネ ックとな りつ つ あ る 、OEO変
換
に 基 づ い た ル ー タ ー の 代 わ りとな る 、全 光 ル ー タ ー の 実 現 へ 向 け た 全 光 フ リップ ・フ ロ ップ の 開 発
で あ る。これ ま で 様 々 な 方 式 の 全 光 フ リップ ・フ ロップ が 提 案 され て きた が 、そ の 中 で もMMI-BLD
は 高 速 動 作 、高 いON/OFF比
な ど の 利 点 が あ る。しか し 、これ ま で のMMI-BLDは
き 開 端 面 を そ の ま ま 用 い たFabry-Perot型
反 射 鏡 として へ
の 共 振 器 で あ り、発 振 ス ペ クトル の 線 幅 が 広 くWDM用
途 に 向 か な い 、へ き 開 す る 必 要 が あ る た め 他 の 導 波 路 型 光 デ バ イ ス とモ ノリシ ック に 集 積 で きない、
な ど の 欠 点 が あ っ た 。そ こで 、反 射 鏡 としてDBRを
WDM用
用 い る ことに よっ て 単 一 モ ー ド発 振 を 実 現 し、
途 に 適 応 で きる 狭 い 線 幅 を 得 、動 作 の 安 定 化 を 図 り、他 の 導 波 路 型 光 デ バ イ ス とモ ノリシ
ックに 集 積 可 能 なDBR-MMI-BLDの
第3章
で は そ のDBR-MMI-BLDを
InPク ラ ッド層 のMOVPE再
well手
実 現 を 目指 して きた 。
作 製 す るた め の プ ロセ ス 手 法 に つ い て 説 明 した 。これ は
成 長 を 境 に 大 きく2つ
法 に よるActive/passive領
に 分 け るこ とが で きる 。前 半 はOffset
域 の 集 積 で あ り、DBR回
quantum
折 格 子 の 作 製 も ここに 含 まれ る。後 半
は ウ ェ ットエ ッチ ン グ に よる リッジ レ ー ザ ー の 作 製 で あ る。今 回 はSiO2を
絶 縁 膜 として 用 い 、導 波 路
と電 極 の コン タクト部 は フ ォ トリソグ ラフ ィー を 行 っ て 開 け て あ る。
第4章
で は 、DBR-MMI-BLD作
Active/passive集
製 の 予 備 実 験 として 行 っ た 、Offset quantum
積 の 検 証 に つ い て 示 した 。ここで は 単 純 なFabry-Perotレ
振 器 の 全 体 ・一 部 に の みActive領
、Offset quantum
well手
得 られ て い るこ とが 分 か っ た 。ま た 、Active領
製 に も成 功 し、過 飽 和 吸 収 体SAの
ペ クトル の フ
法 を 用 い て 反 射 の 無 いActive/passive界
域 を2つ
よる
ー ザ ー を 元 に 、そ の 共
域 が あ る ような レー ザ ー を 作 製 した 。発 振 前ASEス
ー リエ 変 換 に よ る分 析 か ら
wellに
面が
に 分 け るこ とに よ り双 安 定 レー ザ ーBLDの
長 さが 長 くな る に つ れ てL-I特
作
性 中 の ヒス テ リシ ス の 増 大 を 確
認 した 。
第5章
で は 、作 製 したDBR-MMI-BLD単
し、しき い 値167mAで
体 で の 動 作 を説 明 した 。ま ず デ バ イ ス に 電 流 を 注 入
発 振 を 始 め 、L-I特 性 中 に は 幅 約5mAの
ヒス テ リシ ス を得 た 。ま た 発 振 ス
ペ ク トル を 見 る と単 一 モ ー ドで 発 振 して お り、発 振 波 長 は15553.9nm、164mAの
ON/OFF比
は26dB、SMSRは23dBで
静 的 なSET/RESET動
さら にLN変
あ っ た 。デ バ イス に 両 側 か らCW光
注 入 電流 で の
を 入 射 す る ことに よ り
作 を 示 し、そ の 動 作 可 能 波 長 範 囲 は1520∼1570nmで
調 器 で10ns幅
の 光 パ ル ス を 変 調 し、160ns間
あった 。
隔 で デ バ イス に 両 側 か らセ ット・リ
セ ット光 として 入 射 し 、動 的 に フ リップ ・フ ロップ 動 作 を 実 証 した 。最 速 で 立 ち 上 が り時 間 は320ps、
立 ち 下 が り時 間 は200ps程
16dBで
度 で あ り、動 的 なON/OFF比
はEDFAに
あ っ た 。ま た 、この 動 作 可 能 波 長 範 囲 は1535∼1570nmで
よるOSNRの
劣化 が加 わり
あ った 。立 ち 上 が り時 間 に つ い
91
武田 浩司
修士論文
て はCritical slow downが
確 認 され 、光 パ ル スの 強 度 が 弱 い と劇 的 に立 ち 上 が り時 間 が 遅 くなるこ
とが 、また 光 パ ル スの 強 度 が 強 す ぎ るとキ ャリア が 回 復 す るまで に 時 間 が か か り立 ち 上 が りに遅 れ
が で ることが 分 か った。立 ち 上 が り時 の 緩 和 振 動 周 波 数 は0.7GHzで
あり、強 パ ル ス時 に は この 周
波 数 で 律 速 され るた め 、共 振 器 長 を短 くす ることに よって さらな る高 速 化 を 目指 す 。逆 に 立 ち 下 が り
時 間 に つ い て は 光 パ ル スの 強 度 に 応 じて早 くなる結 果 を得 た 。
第6章
で は 、このDBR-MMI-BLDを
に つ い て 示 した 。デ バ イ ス は 第5章
繰 り返 し、そ の 光 出 力 をMZI-SOA全
を ス イッチ した 。MZI-SOA通
ラベ ル ・メモ リとして 用 い パ ケ ット・ス イッチ ン グ を した 結 果
で 述 べ た 通 り160ns間
光 ス イッチ に 入 れ るこ とに よ り、10Gb/s231-1PRBSの
Gb/s)を
∼8波DWDM信
号 を40Gb/sで
の パ ワー ペ ナ ル テ ィは1.8dBで
あった 。
変 調 した パ ケ ット(デ ー タレ ー ト40∼320
入 射 し 、パ ケ ッ ト・ス イ ッチ ン グ 動 作 を 示 し た 。こ れ もDBR-MMI-BLDの
MZIーSOAで
パ ケ ット
過 後 の 光 パ ケ ットに も 明 瞭 な ア イ が 確 認 で き 、ビ ットエ ラー レ ー ト10-11
を 達 成 した 。この 際 エ ラ ー フ ロア は 見 られ ず 、BERl10-9で
さらに 、ここに1波
隔 で くる パ ル ス を 元 にSET/RESETを
出 力 を元 に
スイ ッチ で き 、8波 に お い て は エ ラー フ ロア が 見 られ た もの の 、全 変 調 方 式 全 チ ャネ ル
に お い て10-9の
エ ラー レ ー トを 達 成 した 。BER 10-9の
そ れ ぞ れ に お い て1.5, 2.5, 4.0, 7.0dBで
ップ とMZI-SOAに
パ ワ ー ペ ナ ル テ ィは1波
あ っ た 。この ことか ら、DBR-MMI-BLDに
、2波 、4波 、8波 の
よ るフ リップ ・フ ロ
よ るス イッチ の 組 み 合 わ せ が 変 調 方 式 に 対 して 高 い 透 明 性 を 持 っ こ とを 示 す こ
とが で きた 。
本 論 文 に お い て 、DBR-MMI-BLDがMMI-BLDの
利 点 を 受 け 継 ぎ つ つ さらに 高 性 能 な 素 子
で あ る ことを示 す こ とが で き た。単 一 モ ー ド発 振 や 、モ ノリシ ック集 積 が 可 能 で あ る ことに 加 え て 、入
力 波 長 に 対 す る トレ ラ ン ス が 大 き く動 的 動 作 に お い て も 幅 広 い 波 長 帯 で 動 作 させ る ことが で きた 。
また この 出 力 を 用 い て パ ケ ット・ス イッチ ン グ 動 作 も実 証 す る ことが で き 、DBR-MMI-BLDは
製 され るで あ ろ う全 光 ル ー ター に お い て 、光 メモ リとして 使 え うるこ とを 示 す ことが で きた 。
92
将来作
Appendix
Appendix
Aマ
DBR-MMI-BLDを
トマ ス クを4枚
ス ク デザ イ ン
作 製 す るた め の フ ォ トマ ス クデ ザ イ ン に つ い て 述 べ る。この デ バ イス は フ ォ
必 要 とす る 。た だ し、導 波 路 の 頭 を 開 け 電 極 とコン タ クトを とるた め の マ ス クは 、導 波
路 マ スクとほ ぼ 同 じデ ザ イン で あ り、見 づ らくな る た め 載 せ て い な い 。ま たDBRの
パ タ ー ンも煩 雑 に な り、DBRの
測 定 用 の1連
ー ン は 黒 の 塗 りつ ぶ し
、電 極 パ ター ン は 緑 の 塗 りつ ぶ し 、またActive/passive集
ン は 赤 の マ ス 目で 表 示 して あ る。Active/passive集
分 を 塗 っ て あ る 。この ように 、MMIの
50,75,100μmの4種
画用
電 極 に 隠 れ て しま うた め 載 せ て い な い 。
の サ ン プ ル(バ ー と呼 ぶ)の フォ トマ ス クデ ザ イン をFig.A1に
出 せ る ように して あ る。MMIの
た め のEB描
示 す 。導 波 路 パ タ
積 の た めの パ ター
積 の た め の マ ス ク は 、実 際 に はPassiveと
長 さと、SAの
長 さを 振 りな が ら10個
長 さは560,585,610,635,660μmの5種
な る部
の デ バ イス を ま とめ て 取 り
類 で あ り、SAの
長 さは25,
類 を用 意 してある。
4つ 並 ん で 見 え る電 極 パ ター ン の 両 側 か ら斜 め に 導 波 路 が 見 え る。この 角 度 が7° に 設 定 して あ り、
そ こま で 曲 げ な が ら導 波 路 幅 を2μmか
ら5μmま
で 広 げ て あ る。図 中 両 端 に 見 え る 細 い 縦 の 電 極
パ ター ン を 基 準 に へ き 開 す る。
Fig.A1:
Photomask
design
of DBR-MMI-BLD
at one bar.
93
武田 浩司
修士論文
Fig.A2:
次 に 、MMIの
Photomask
design
of DBR-MMI-BLD
出 口 部 分 の 拡 大 図 をFig.A2に
at MMI
示 す 。MMIの
output
port
and
幅 は 全 て12μmで
SA.
あ り、MMIの
2つ の 出 力 ポ ー トは 曲 げ 導 波 路 を 用 い て25μmま
で 広 げ て あ る。また この 曲 げ 導 波 路 の 曲 率 半 径
は1000μmで
電 流 を 注 入 す る た め の も の で 、中 央 上 下 に 伸 び
あ る。この 中 央 左 の 電 極 がMMIに
て い る部 分 がSAの
領 域 が あ り,MMIとSAの
電 極 で あ る。右 側 に はDBRの
電 極 が あ る。MMIとSAの
絶 縁 性 を 高 め て い る。また 、い ず れ のActive/passive界
間 に は 狭 いPassive
面 も導 波 路 に 対
して 垂 直 に は な らな い ように デ ザ イン して あ り(ここで は7° 傾 け て あ る)、 これ に よりActive/passive
界 面 で の 反 射 を下 げ て いる。
94
Appendix
Fig.A3:
Photomask
全 体 の フ ォ トマ ス クデ ザ イン をFig.A3に
の16個
design
of whole
示 す 。Fig,A1で
structure.
示 した1つ
の バ ー を 上 下 左 右 に4X4
配 置 して い る。また 、そ の 外 側 に は フ ォ トマ スク の 重 ね 合 わ せ ア ライメン トを とるた め の マ ー
クを 配 置 し て い る。ア ライメン トマ ー ク は 矢 羽 状 を して お り、そ の 中 央 に3重
の 十 字 が切 っ てある。
95
武田 浩司
修 士論文
Fig.A4:
Processing
procedure
of photomask
今 回 は フ ォ トマ ス クを 東 京 大 学VDEC(VLSI
製 した 。そ の 作 製 プ ロセ スをFig.A4に
fabrication,
Design
based
and Education
on wet etching.
Center)の 装 置 を 用 い て 作
示す 。
まず 「ブ ラン ク」と呼 ば れ る状 態 の マ スクを 購 入 す る。これ は 極 め て 平 坦 な ガ ラス 板 上 に クロム と
酸 化 クロム を 製 膜 し 、そ の 上 にEBレ
ジ ス トを 製 膜 した 状 態 の も の)あ
る。今 回 はEBR-9と
い うレ ジ
ス トが 製 膜 され た ブ ラン クを 利 用 した 。これ は ポ ジ 型 の レ ジ ス トで あ る。そ の 上 か ら 、電 子 線 描 画 装
置 を 用 い て 必 要 な パ タ ー ン を 描 画 す る 。た だ し,ポ ジ 型 レ ジ ス トは 描 画 した 部 分 の レ ジ ス トが 現 像
時 に 無 くな る た め 、例 え ば 導 波 路 パ ター ン の マ ス ク が 必 要 な 場 合 は 導 波 路 が 無 い 部 分 を 全 て 塗 り
っ ぶ す 必 要 が あ る 。今 回 は シ ョットで 露 光 が で きるADMNTEST社
そ の 後 、MIBK(メ
MIBKの
製F5112を
チ ル イ ソブ チ ル ケ トン)を 用 い て 現 像 し、130℃
洗 浄 はIPA(イ
用 い て いる。
で20∼30分
べ ー クす る。
ソプ ロパ ノー ル)で 行 う。現 像 が 終 わ っ て 酸 化 クロム 面 が 出 た 状 態 だ が 、わ
ず か に 残 っ て い る レ ジ ス トを 除 去 す る の と、レ ジ ス ト端 の 平 坦 化 の た め に 、15秒
だ け 酸 素 プ ラズマ
で ア ッシ ン グ し 、全 体 の レ ジ ス トを わ ず か に 除 去 す る。そ うし て 完 全 に 酸 化 クロム 面 が 出 た 状 態 で 、
硝 酸 第 ニ セ リウム ア ン モ ニ ウム を 用 い て 、酸 化 クロム とクロム の 層 を ウェ ットエ ッチ ン グ し除 去 す る。
うま くパ ター ン が 描 画 ・現 像.エ ッチ ン グ で き て い た ら、最 後 に レ ジ ス トを 除 去 す る 。これ は ア セ
トン と、そ の 超 音 波 洗 浄 で 簡 単 に 除 去 す るこ とが)き
リソグ ラフ ィー を 行 った 。
96
る。こうして 作 製 した フ ォ トマ スクを 用 い て フォ ト
Appendix
Appendix
B使
用 プ ロセ ス 装 置 一 覧
この プ ロセスで は多 様 な装 置 を使 用 す る。実 際 に使 用 した 装 置 につ い て まとめ る。
97
武田 浩司
98
修士論文
Appendix
Appendix
C 略語一覧
99
武 田 浩司
100
修士論文
参考文献
参考 文献
[1]
光 産 業 振 興 協 会http://www.oitda.orjp
[2]
Martin T. Hill,"All-Optical
Flip-Flop Based on Coupled Laser Diodes", Microwwave and
Optical Technol. Lett.vol.25(2000)
[3]
p.157-159
Martin T. Hill, H. de Waardt, G. D. Khoe, and H. J. S. Dorren,"All-Optical
Flip-Flop Based
on Coupled Laser Diodes", IEEE J. Quantum Electron, vol.37(2001) p.405-413
[4]
S. Zhang, D. Owens, Y. Liu, M. T. Hill, D. Lenstra, A. Tzanakaki, G. D. Khoe, and H. J. S.
Dorren,"Multi-state
Optical Memory Based on Serially Interconnected Lasers", Proc. 2005
European Conf. on Optical Communication, Th1. 3. 2
[5]
Shaoxian Zhang, Dan Owens, Yong Liu, Martin Hill, Daan Lenstra, Anna Tzanakaki,
Giok-Djan
Khoe, H. J. S. Dorren,"Multistate
Optical
Memory
Based on Serially
Interconnected Lasers", IEEE Photon. Technol. Lett vol.17(2005) p.1962-1964
[6]
Y. Liu, M. T. Hill, N. Calabretta, H. de Waardt, G. D. Khoe, and H. J. S. Dorren,"Three-State
All-Optical Memory Based on Coupled Ring Lasers", IEEE Photon. Technol. Lett. vol.15
(2003) p.1461-1463
[7]
Eduward Tangdiongga, Xuelin Yang, Zhonggui Li, Yong Liu, Daan Lenstra, Giok-Djan Khoe,
and Harm J. S. Dorren,"Optical
Flip-Flop Based on Two-Coupled Mode-Locked Ring
Lasers", IEEE Photon. Technol. Lett.vol.17(2005)
[8]
p.208-210
Martin T. Hill, Harmen J. S. Dorren, Tjibbe de Vries, Xaveer J. M. Leijtens, Jan Hendrik den
Besten, Barry Smalbrugge, Yok-Siang Oei, Hans Binsma, Giok-Djan Khoe, and Meint K.
Smit,"A fast low-power optical memory based on coupled micro-ring lasers", Nature vol.432
(2004) p.206-208
[9]
Martin T. Hill, T. de Vries, H. J. S. Dorren, X. J.M. Leijtes, J. H. C. van Zantvoort, J. H. den
Besten, E. Smalbrugge, Y. S. Oei, J. J. M. Binsma, G. D. Khoe, and M. K. Smit, "Integrated
Two-State AWG-Based Multiwavelength laser", IEEE Photon Technol. Lett. vol.17(2005)
p.956-958
[10]
Y. Liu, E. Tangdiongga, M. T. Hill, J. H. C. van Zantvoort, E. Smalbrugge, T. de Vries, H.
Binsma, Y. S. Oei, X. J. M. Leijtens, M. K. Smit, G. D. Khoe, and H. J. S. Dorren,"All-optical
Switching of 80 Gb/s Data Packets using a Wavelength Converter
Monolithically
Integrated
Optical Flip-Flop",
Controlled
by a
Proc. 2005 European Conf. on Optical
Communication, PDP4.3.2
[11]
Y. Liu, E. Tangdiongga, M. T. Hill, Z. Li, S. Zhang, H. de Waardt, J. H. C. van Zantvoort, E.
Smalbrugge, T. de Vries, Binsma, Y. S. Oei, X. J. M. Leijtens, M. K. Smit, A. M. K. Koonen,
G. D. Khoe, and H. J. S. Dorren,"160
Gb/s SOA-based Wavelength Conversion and
101
武田 浩司
修士論文
All-optical Switching of 80 Gb/s Data Packets using a Wavelength Converter and a
Monolithically Integrated Optical Flip-Flop", 2005 BroadBand Europe
[12]
Martin T. Hill, H. de Waardt, G. D. Khoe, and H. J. S. Dorren,"Fast Optical Flip-Flop by use
of Mach-Zehnder Interferometers", Microwave and Optical Technol. Lett. vol.31(2001)
p.411-415
[13]
Martin T. Hill, H. J. S. Dorren, X. J. M. Leijtens, J. H. den Besten, T. de Vries, J. H. C. van
Zantvoort, E. Smalbrugge, Y. S. Oei, J. J. M. Binsma, G. D. Khoe, and M. K. Smit,"Coupled
Mach-Zehnder interferometer memory element", Optics Letters vol.30(2005) p.1710-1712
[14]
Centre for Integrated Photonics, http://www.ciphotonics.com/
[15]
Y. Liu, R. McDougall, J. Seoane, E. Kehayas, M. T. Hill, G. Maxwell, S. Zhang, R. Harmon, F.
M. huijskens, L. Rivers, R V. Holm-Nielsen, J. M. Martinez, J. Herrera, F. Ramos, J. Marti, H.
Avramopoulos,
"
Characterization
P. Jeppesen,
of Hybrid
A. M. J. Koonen, A. Poustie,
Integrated
All-Optical
Flip-Flop",
2006
and H. J. S. Dorren,
IEEE
Laser
and Electro
Optics Society ThBB1(invited)
[16]
E. Kehayas, J. Seoane, Y. Liu, J. M. Martinez, J. Herrera, R V. Holm-Nielsen, S. Zhang, R.
McDougall, G. Maxwell, F. Ramos, J. Marti, H. J. S. Dorren, R Jeppesen, and H.
Avramopoulos,"All-Optical
Network Subsystems Using Integrated SOA-Based Optical Gates
and Flip-Flops for Label-Swapped Networks", IEEE Photon. Technol. Lett. vol.18(2006)
p.1750-1752
[17]
John E. Johnson, C. L. Tang, and W. J. Grande,"Optical
flip-flop based on two-mode intensity
bistability in a cross-coupled bistable laser diode", Appl. Phys. Lett. vol.63(1993)
p.3273-
3275
[18]
F. Robert, D. Fortusini, and C. L. Tang,"All-Optical
Set-Reset Operation of a Bistable
Semiconductor Laser Intracavity-Coupled to a Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser", IEEE
Photon. Technol. Lett.vol.12(2000)
[19]
p.465-467
Mitsuru Takenaka and Yoshiaki Nakano,"Realization
of All-Optical
Flip-Flop Using
Directionally Coupled Bistable Laser Diode", IEEE Photon. Technol.Lett. vol.16 (2004) p.45
-47
[20]
H. Kawaguchi, I. S. Hidayat, y. Takahashi, and Y. Yamayoshi,"Pitchfork
bifurcation
polarization bistability in vertical-cavity surface-emitting lasers", Electron. Lett. vol.31(1995)
p.109-111
[21]
H. Kawaguchi,"Bistable
Laser Diodes and Their Applications: State of the Art", IEEE J.
Select. Topics in Quantum Electron. vol.3(1997) p.1254-1270
[22]
H. Kawaguchi,"All-Optical
Signal Processing using Polarization Bistable VCSELs", Proc.
2005 International Conference on Transparent Optical Networks, We.A2.1
[23]
102
Mitsuru Takenaka and Yoshiaki Nakano,"Multimode
Interference Bistable Laser Diode",
参考文献
IEEE Photon. Technol. Lett. vol.15(2003) p.1035-1037
[24]
Mitsuru Takenaka,"Study
on All-Optical Flip-Flop using Bistable Laser Diodes with
Nonlinear Couplers", Doctoral Dissertation of The University of Tokyo(Dec. 2002)
[25]
Mitsuru Takenaka, Maura Raburn, and Yoshiaki Nakano,"All-Optical
Flip-Flop Multimode
Interference Bistable Laser Diode", IEEE Photon. Technol. Lett. vol.17(2005) p.968-970
[26]池
上徹 彦
監 修 、土 屋 治 彦 ・三 上 修
編 著 、 「半 導 体 フ ォ トニ ク ス エ 学 」、コ ロナ 社ISBN:
4-339-00623-8
[27]岡
本勝就
著 、「光 導 波 路 の 基 礎 」、コロナ 社ISBN:4-339-00602-5
[28]沼
居貴陽
著 、「半 導 体 レ ー ザ ー 工 学 の 基 礎 」、丸 善 株 式 会 社ISBN:4-621-04208-4
[29]河
野 健 治 、鬼 頭 勤
共 著 、 「光 導 波 路 解 析 の 基 礎 」、 現 代 工 学 社ISBN:
4-87472-186-9-C3055
[30]
Lucas
on
B.
Soldano
and
Self-Imaging:
Erik
C.
M.
Pennings,"Optical
Principles
and
Applications",
A.
and
H.
Multi-Mode
IEEE
J.
Interference
Lightwave
Devices
Technol
Based
vol.13(1995)
p.615-627
[31]
B.
Bachmann,
R
multimode
p.3905
[32]
interference
Besse,
couplers
Melchior,"General
including
phase
self-imaging
relations",
properties
Appl.
Optics
in
N•~N
vol.18(1994)
3911
L. H. Spiekman, Y. S. Oei, E. G. Metaal, F. H. Groen, I. Moerman, and M. K. Smit,
"
Extremely
Small
Multimode
Interference
Couplers
and
Ultrashort
Bends
on InP by Deep
Etching", IEEE Photon. Technol. Lett. vol.6(1994) p.1008-1010
[33]Hongzhen
Wei, Jinzhong YU, Zhongli Liu, Xioafeng Zhang, Wei Shi, and Changshui Fang,
"
Fabrication
of
2•~2
tapered
multimode
interference
coupler",
Electron.
Lett.
vol.36(2000)
p.1618-1619
[34] R. Hanfoug, L. M. Augustin, Y. Barbarin, J. J. G. M. van der Tol, E. A. J. M. Bente, F. Karouta,
D. Rogers, S. Cole, Y. S. Oei, X. J. M. Leijtens, and M. K. Smit,"Reduced
reflections from
multimode interference couplers", Electron Lett. vol.42(2006) p.465-466
[35] Jan De Merlier, Geert Morthier, and Roel Baets,"The
and
Surface
Recombination
on the
Behavior
Influence of Lateral Carrier Diffusion
of Semiconductor
Optical
Amplifier
(SOA)-Based MMIs", IEEE J. Quantum. Electron. vol.39(2003) p.880-885
[36] W. B. Joyce,"Carrier
transport in double-heterostructure active layers", J. Appl. Phys. vol.53
(1982) p.7235-7239
[37] G. J. Lasher,"Analysis
of a Proposed Bistable Injection Laser", Solid-State Electron. vol.7
(1964) p.707-716
[38]
黒川隆 志
著 、「光 機 能 デ バ イ ス 」、共 立 出 版 株 式 会 社ISBN:4-320-08562-0
[39] H. Kawaguchi,"Absorptive
and dispersive bistability in semiconductor
injection lasers",
Optical and Quantum Electron. vol.19(1987) p.S1-S36
103
武 田 浩司
[40]
修士論文
Mitsuhiro Yano, Hiroshi Nishi, and Masahito Takusagawa,"Theoretical
Study of Threshold Characteristics in InGaAsP-InP
vol.QE-15(1979)
[41]
and Experimental
DH Lasers", IEEE J. Quantum Electron.
p.571-579
Hiroyuki Uenohara,"A
Study of Multiple Quantum Well Bistable Lasers for Application to
All-Optical Signal Processing", Doctor thesis of Tokyo Inst. Technol.(1995)
[42]
Hiroyuki Uenohara, Ryo Takahashi, Yuichi Kawamura, and Hidetoshi Iwamura, "Static and
Dynamic Response of Multiple-Quantum-Well
Voltage-Controlled Bistable Laser Diodes",
IEEE J. Quantum Electron. vol.32(1996) p.873-883
[43]
C. L. Tang, A. Schremer, and T. Fujita,"Bistability
in two-mode semiconductor lasers via gain
saturation", Appl. Phys. Lett. vol.51(1987) p.1392-1394
[44]
Ching-Fuh Lin and Pei-Cheng Ku,"Analysis
of stability in two-mode laser systems", J.
Quantum Electron. vol.32(1996) p.1377-1382
[45]
草野 英 二
[46]
岡 崎 信 次 、鈴 木 章 義 、上 野 巧
ISBN:
[47]
著 、「は じめ て の 薄 膜 作 製 技 術 」、工 業 調 査 会ISBN:
著 、 「は じ め て の 半 導 体 リソグ ラ フ ィ技 術 」、工 業 調 査 会
4-7693-1224-6
Takashi Matsuoka and Haruo Nagai,"InP
Society vol.133(1986)
[48]
4-7693-1252-0
Etchant for Submicron Patterns", J. Electrochem.
p.2485-2491
Sadao Adachi and Hitoshi Kawaguchi,"Chemical
Etching Characteristics of(001)
InP", J.
Electrochem. Society vol.128(1981) p.1342-1349
[49]
R. Y. Fang, D. Bertone, G. Morello, and M. Meliga,"Eaves
Structures on(100)
InP and
InP/InGaAsP/InP Heterostructures", J. Electrochem. Society vol.144(1997) p.3940-3945
[50]
T. Nishida and T. Tamamura,"Microloading
Society vol.140(1993)
[51]
Effect in InP Wet Etching", J. Electrochem.
p.2414-2421
D. T. C. Huo, M. F. Yan, J. D. Wynn, and D. P. Wilt,"Effects
of Mask Imperfections on InP
Etching", J. Electrochem. Society vol.137(1990) p.239-242
[52]
今 井 聖
著 、「
信 号 処 理 工 学 」、コ ロ ナ 社ISBN:
4-339-01058-8
[53]
E. Garmire, J. H. Marburger, S. D. Allen, and H. G. Winful,"Transient
response of hybrid
bistable optical devices", Appl. Physics Lett. vol.34(1979) p.374-376
[54]
Juerg Leuthold, Pierre A. Besse, Juerg Eckner, Emil Gamper, Marcus D"ulk, and Hans
Melchior,"All-Optical
Space Switches with Gain and Principally Ideal Extinction Ratios",
IEEE J. Quantum Electron. vol.34(1998) p.622-633
[55]
Jiirg Leuthold,"Advanced
All-Optical
Switches
3-89649-427-9
104
and
Indium-Phosphide
Wavelength
Waveguide Mach-Zehnder
Converters",
Hartung-Gorre
Interferometer
Verlag,
ISBN:
参考文献
105
武田 浩司
修士論文
関連す る発表
学 術 雑 誌 等 に発 表 した 論 文
[1]
Koji Takeda, Mitsuru Takenaka, Maura Raburn, Yasuki Kanema, Jonathon S. Barton,
Xueliang Song, and Yoshiaki Nakano,"Dynamic
Operation of All-Optical Flip-Flops with
Distributed Bragg Reflectors for Self-routing of 10-Gb/s Optical Packets", Japan Journal of
Applied Physics, vol.46(2007)
[2]
(採録 決 定 済)
Maura Raburn, Mitsuru Takenaka, Koji Takeda, Xueliang Song, Jonathon S. Barton, and
Yoshiaki Nakano,"Integrable
Multi-Mode Interference Laser All-Optical Flip-Flops", IEEE
Photonics Technology Letters, pp.1421-1423, vol.18(2006)
[3]
Mitsuru Takenaka, Koji Takeda, and Yoshiaki Nakano,"All-optical
packet switching and
label buffering by MMI-BLD optical flip-flop", IEICE Electronics Express, Vol.3, No.15,
pp.368-372(2006)
[4]
M. Takenaka, K. Takeda, Y. Kanema, Y. Nakano, M. Raburn, and T. Miyahara,"All-optical
switching of 40Gb/s packets by MMI-BLD optical label memory", Optics Express, Vol.14,
Issue 22, pp.10785-10789(2006)
学 会 発 表 論 文(海 外)
[5]
Koji Takeda, Mitsuru Takenaka, Maura Raburn, Xueliang Song, Jonathon S. Barton, and
Yoshiaki Nakano,"All-Optical
10-Gbps Packet Switching by DBR-MMI-BLD All-Optical
Flip-Flop", 2006 International Semiconductor
Laser Conference, TuA2, Hawaii(USA),
Sep. 2006
[6]
Koji Takeda, Mitsuru Takenaka, Maura Raburn, Xueliang Song, Jonathon S. Barton, and
Yoshiaki Nakano,"Single Mode and Dynamic All-Optical Flip-Flop Operation of Multimode
Interference Bistable Laser Diodes with Distributed Bragg Reflectors", 2006 European
Conference on Optical Communication, Th1.1.4, Cannes(France),
[7]
Sep. 2006
M. Takenaka, K. Takeda, Y. Kanema, M. Raburn, T. Miyahara, H. Uetsuka, Y. Nakano,"320
Gb/s Optical Packet Switching using All-Optical Signal Processing by and MMI-BLD
Optical Flip-Flop", 2006 European Conference on Optical Communication, Th4.5.2, Cannes
(France), Sep. 2006
[8]
M. Takenaka, M. Raburn, K. Takeda, Y. Nakano,"All-Optical
Packet Switching by
MMI-BLD Optical Flip-Flop", 2006 Optical Fiber Communication Conference, OThS3,
Anaheim(California,
106
USA), Mar. 2006
関連する発表
[9]
M. Raburn, M. Takenaka, T. Koji, X. Song, J. S. Barton, and Y. Nakano,"Full
Operation of Multi-Mode
Interference
Distributed
C-Band
Bragg Reflector Laser All-Optical
Flip-Flops", 2006 Conference on Lasers & Electro-Optics/Quantum
Electronics and Laser
Science Conference, CMD3, Long Beach(California, USA), May 2006
[10]
M. Raburn, M. Takenaka, T. Koji, X. Song, J. S. Barton, and Y. Nakano,"FABRICATION
OF
InP/InGaAsP
MULTI-MODE
INTERFERENCE
DISTRIBUTED
BRAGG
REFLECTOR LASER ALL-OPTICAL FLIP-FLOPS", 2006 Indium Phosphide and Related
Material, TuA3.2, Princeton University(New Jersey, USA), May 2006
学 会 発 表 論 文(国
[11]
内)・ シ ン ポ ジ ウ ム 等
武 田 浩 司 、竹 中 充 、レ イバ ン モ ー ラ 、金 間
義 昭 、「DBR型MMI-BLDの
泰 樹 、宋
学 良 、バ ル トン ジ ョナ サ ン 、中 野
動 的 全 光 フ リップ ・フ ロップ 動 作 」、第67回
応 用 物理 学 会 学
術 講 演 会 、la-ZX-1、 立 命 館 大 学(滋 賀)、2006年9月
[12]
武 田
浩 司 、レ イ バ ン
「DBRを
53回
[13]
竹中
MMI型
モ ー ラ 、竹 中
用 い たMMI全
充 、バ ル トン
ジ ョナ サ ン 、宋
学 良 、中 野
光 フ リップ ・フ ロップ の 単 一 モ ー ド発 振 及 びCバ
義昭、
ン ド全 域 動 作 」、第
応 用 物 理 学 関 係 連 合 講 演 会 、22p-Y-11、 武 蔵 工 業 大 学(東 京)、2006年3月
充 、モ ー ラ
レ イバ ン 、武 田
浩 司 、イット フ ー チ ョン 、宋
学 良 、中 野
全 光 フ リップ ・フ ロップ お よ び マ ッハ ・ツ ェン ダ ー 型SOAを
義 昭 、「能 動
用 い た信 号 再 生 型 波 長 変
換 動 作 」、電 子 情 報 通 信 学 会 ソサ イ エ テ ィ大 会 、C-3-35、 北 海 道 大 学(北 海 道)、2005年9
月
[14]
竹中
充 、武 田
浩 司 、イット フ ー チ ョン 、中 野
義 昭 、「MMI光
フ リップ ・フ ロップ を 用 い た
全 光 パ ケ ット・ス イ ッチ ン グ 」、電 子 情 報 通 信 学 会 総 合 大 会 、C-3-23、 国 士 舘 大 学(東 京)、
2006年3月
[15]
Maura
Raburn,
Nakano,•uDesign
DBR
Multimode
Mitsuru
and
Takenaka,
Preliminary
Interference
Jonathon
Barton,
Fabrication
of
Bistable
Laser
Song
Integrable
Diode
Structure•v,
Xueliang,
All-Optical
Koji
Takeda,
Flip-Flops
Yoshiaki
Based
on
電子情報通信学会ソサイエ
テ ィ大 会 、CS-8-7、 北 海 道 大 学(北 海 道)、2005年9.月
[16]
竹 中 充 、武 田 浩 司 、モ ー ラ
ル ・メモ リに よる320Gb/s光
PN合
[17]
レイ バ ン 、宮 原 利 治 、上 塚 尚 登 、中 野 義 昭 、「MMI型
光 ラベ
パ ケ ット・ス イ ッチ ン グ 」、電 子 情 報 通 信 学 会OPE・EMT・LQE・
同 研 究 会 、大 阪 、2007年1月(招
待 講 演)
竹 中 充 、武 田 浩 司 、モ ー ラ レ イバ ン 、宮 原 利 治 、上 塚 尚 登 、中 野 義 昭 、「MMI型
双安定レ
ー ザ ー の 研 究 開 発 お よ び 全 光 パ ケ ットスイ ッチ ン グ へ の 応 用 」、レー ザ ー 学 会 、2007年1月
(招 待 講 演)
107
武 田 浩司
修士論文
謝辞
本 研 究 を進 め るに あた り、本 当 にた くさん の 方 々 に 協 力 い た だ きました。この 場 をお 借 りして深
く感 謝 致 します 。
指 導 教 員 で ある 中 野 教 授 に は 熱 心 に 指 導 い た だ き、また 暖 か く見 守 っ てい た だ き快 適 な研 究
室 生 活 を送 ることがで き、数 多 くの 発 表 の機 会 を与 えて い た だ きました 。
同 じ研 究 チ ー ムで 全 光 フリップ ・
フ ロップ を研 究 してきた 竹 中博 士 、Dr.Raburnに
は 、全 光 フリ
ップ ・
フロップ の 理 論 に 始 まり、そ の 作 製 手 法 、また極 め て 複 雑 な デ バ イス測 定 系 な ど全 て を教 え て
い ただ き、最 初 か ら最 後 までスム ー ズ に 研 究 を進 め て い くことが で きました。
清 水 助 手 に は 、各 種 半 導 体 プ ロセ ス装 置 の 使 い 方 や 管 理 方 法 を教 え てい た だ きました。また 、
薬 品 の 廃 液 処 理 を全 て や ってい た だ きました。
宋 博 士 に は 、この ような 高 機 能 デ バ イスで 数 多 く必 要 とな るフォトマ スクの 作 製 方 法 を教 え てい
た だ きました。フォ トマ スクは デ ザ イン を変 更 す るた び に最 低4枚
必 要 に なるた め 、自分 で 作 製 で き
ることは 大 変 た め に な りました 。フォトマ スク作 製 に 関 して は 他 にも特 に久 保 田 助 手 、田 中研 究 室 杉
浦 氏 、同 研 究 室 原 田 氏 に よくお 世 話 に な りました。特 に杉 浦 氏 には 描 画 デ ー タの 変 換 ソフトウェア
まで 開 発 して い た だ き 、大 変 使 い 勝 手 の 良 い ソフ トウェア で 現 在 でもこれ を使 って デ ー タの 変 換 を
行 って い ます 。
中野 ・
杉 山 研 究 室 で 主 に 結 晶 成 長 の研 究 を行 って お り、か つMOVPEの
氏 に は 、装 置 の使 用 法 を丁 寧 に教 えて い た だ き、またMOVPEの
管 理 者 でもある塩 田
保 守 の 点 で も大 変 お 世 話 にな り
ました。他 にも結 晶 成 長 を研 究 としてい る鬼 塚 氏 、出 浦 氏 に は 特 にMOVPEの
保 守 で お 世 話 にな
りました。
中野 ・
杉 山 研 究 室 の 全 メンバ ー とは 特 に 研 究 室 打 ち合 わ せ を通 じて 活 発 な 議 論 を させ て い た
だ き、スム ー ズ に研 究 を進 め て い くことが で き、また 様 々 な アイデ ィア や 知 恵 、技 術 を教 え て い た だ
きました 。
本 研 究 は 、これ ら数 多 くの 人 の 協 力 な くして は 成 立 しな か ったもの で す 。ここに 改 め て 深 く感
謝 致 します 。
2007年2月2日
108
Fly UP