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別紙 第21回新潟県環境賞受賞団体及び活動の概要 【大賞】 名称 新潟トヨペット株式会社 (新潟市) 活動の概要 「新潟トヨペットの森づくり」「新潟トヨペットふれあいグリーンキャン ペーン」「店舗周辺町内清掃」 昭和51年より開始した「新潟トヨペットふれあいグリーンキャン ペーン」では、県内の公園や公共施設などに花木の苗を植樹し、平成 28年までに41回、累計8,801本の植樹を行いました。さらに、平成21 年より開始した「新潟トヨペットの森づくり」では、胎内市夏井1 7.8㏊で地元森林組合の指導のもと下刈りや枝打ち、遊歩道の整備 等に取り組んでいます。 また、自動車を販売し、整備・廃棄という環境負荷に関わる業界の 一員として、環境省のガイドラインに基づき、CO2や廃棄物などの 排出量削減を図るにあたり、全店で環境マネージメント(仕組管理) 「エコアクション21」の認証・登録をしています。 【地球温暖化部門】 名称 活動の概要 町内清掃活動・便器の鉢植え活動・省エネ活動 株式会社千代田設備 (新潟市) 社内の電力を賄うため、平成21年に社屋屋上に風力発電、平成24年に太 陽光発電を設置するなど自然エネルギーを有効活用して発電を行っていま す。また、夏季にはグリーンカーテンやドライミスト装置を設置して冷房効率を上 げるなど、CO2の削減のため様々な取組を行っています。 このほか産業廃棄物を極力出さず再利用する取組として、リフォーム工事で 不要となった便器を鉢として再利用して花を植える「便器の鉢植え活動」に取り 組むほか、地域美化として、事業所周辺の清掃活動を40年間行っています。 【地域創り部門】 名称 活動の概要 里山の保全と活用 妙高里山保全クラブ (妙高市) 平成16年に設立されて以降、高床山森林公園や小丸山雑木林の整備とし て草刈、枯木処理、遊具の補修等を中心に、毎月1~2回の活動を続けてい ます。また、市民や親子などを対象とした「里山保全活動体験教室」や「樹木 博士検定と工作教室」を開催し、地域の身近な里山での自然体験や自然環境 を守る大切さなどを学ぶ機会を提供しています。 近年では、保育園児でも安心して自然に触れることができる「なかよし ひみ つの森」を整備するなど、地域の自然環境を活かしたさまざまな活動に精力的 に取り組んでいます。 先人達の夢と汗が詰まった峠道復活の取組 ど田舎○ごとがんばり隊 (長岡市) 「もう一度峠道を開拓、整備して地域外の人を呼び込み、地域を元気にしよ う!」「限界集落から元回集落(元気回復集落)にしよう!」と原野と化した峠道 を開拓し、一周4.6㎞の周遊コースを開通させました。平成26年からは、毎年 春と秋にトレッキングときのこの原木栽培やヒメサユリの種まき・球根植などの自 然に親しむ取組をあわせたイベントを開催し、地域外の人たちに魅力を伝える ための活動を精力的に行っています。また、市内の高校生に依頼した案内看 板の制作を通して、若い人たちに地域の宝を知ってもらう機会を作るなどさまざ まな形で地域の魅力を発信しています。 【環境保全部門】 名称 活動の概要 自然観察林の環境保全活動 森林インストラクターと市民有志 (長岡市) 市有林である自然観察林を活動のフィールドに、植樹・育樹などの 森づくりのほか、生物の生育環境整備や湿性植物の保護増殖活動に取 り組んでいます。また、「自然観察林生きもの生態マップ」の作成や 自然観察会の開催等、市民がより自然に親しみやすくなる取組を行っ ています。これらにより、活動のフィールドである自然観察林が自然 観察や環境学習の拠点となること、また動植物の遺伝子を保存する場 所となることを目指し、継続的に活動しています。 長年にわたる一級河川西川の水質保全・美化活動 中野小屋地区西川を守る会 (新潟市) 地区を流れる一級河川西川に清流を取り戻し、市民が美しい水辺と の触れ合いができる河川環境づくりに寄与することを目的に、西川一 斉清掃、啓発看板設置、雑草木伐採などのほか、西川水辺の広場公園 の整備・植栽・維持管理を行っています。平成20年度からは新潟市の 「特色ある区づくり事業」を活用して小学生を対象とした啓発活動を 展開し、西川絵画ポスターコンクールや西川流域子ども環境サミット を毎年開催しています。このほか、地区の小中学校での校外学習にも 協力しています。 SATOYAMA復元プロジェクト あてま 森と水辺の教室 ポポラ (十日町市) 平成8年から『生物多様性の保全』に係る調査・研究を開始し、放 棄された棚田の復元を目的とした大規模ビオトープ「バードサンク チュアリ」の整備やニホンリスの保全のために産官民学で進めている 「RE-CORRIDORプロジェクト」などハード面の整備にも取り組んでい ます。また、これまで蓄積した調査・研究データや地域資源を活か し、「親しむ・知る・行動する」の3段階に分けた自然体験プログラ ムを幅広い層に提供しています。このほか、地元小中学校への学習サ ポートや企業研修を通した人材育成、地元企業とタイアップした環境 資源の利用などを行い、持続可能な環境保全型産業の推進、環境保全 型観光の開発及び実施による観光客、交流人口の拡大を目指し、様々 な活動に取り組んでいます。 【環境教育・学習部門】 名称 活動の概要 エコライフ出前講座 一般財団法人 上越環境科学センター (上越市) 「ごみの分別や減量」「省エネルギー」「水の循環」など環境を テーマとした講座を通して、「こども達が自分の行動と地球環境が繋 がっていることを想像できるようになるための手助け」をしていま す。受講者の年齢にあわせ、保育園・幼稚園では人形劇とパネルシア ター、小学校では実験・クイズ・ゲーム・カルタなどで構成すること で受講者が理解しやすい講座を作っています。また、当初は大人向け に始めたごみの分別・減量をテーマとした「まちづくり出前講座」を 「エコライフ出前講座」と名称変更し、対象を全年齢に、テーマを 「省エネ編」「地球温暖化編」などに拡大して実施しています。これ らの活動を通して地域の環境保全活動を支援しています。 大浦希繋(キズナ)プロジェクト 三条市立大浦小学校 (三条市) 「大浦希繋プロジェクト」は、大いちょうを守るため、地域の方と ともに平成24年にスタートさせた「大いちょうプロジェクト」が継続 発展した取組です。熊堂山や五十嵐川といった自然豊かな地域である ことを活かし、熊堂山や五十嵐川の観察・保全、良さの発信、花いっ ぱい運動など全校体制で地域との関係を作りながら実施しています。 平成27年度には、希少種ギフチョウが舞うふるさと、大浦小学校と熊 堂山、五十嵐川を結んだ「生物回廊」をつくることを目標に10年先を 見越した植栽を開始。熊堂山をキャンバスとした「熊堂山秋の芸術 祭」の開催や五十嵐川を活用した「五十嵐川水族館」の設置など、ふ るさとの宝庫を活かして学び、良さを発信していく活動に精力的に取 り組んでいます。 【エコの芽部門】 名称 活動の概要 ようちえん・ほいくえんの環境教育 幼保連携型認定こども園 金城幼稚園・保育園 (南魚沼市) 平成22年度よりESDキッズプログラムによる環境教育に取り組 み、「どうする?ごみ編」や「もったいない!水編」などをテーマに 年に5回の環境しつけ講座を実施するとともに、年に1回、講師を招 いて講演会を実施するなど、幼少期から地球環境を守るためにできる ことを実践しています。 また、親子で考える機会を作るため、エコに関する手紙の定期的な 配布や家族参観日に環境しつけ講座を実施するなど保護者を巻き込ん だ取り組みを行っています。 平成28年度 新潟県エコライフコンテスト受賞者及び活動の概要 名称 活動の概要 身近なものでエコ生活 渡邊 禮子 40年位前からマイバックを持参し、衣類等も風呂敷持参で対応、マイボトル・ マイ箸も常に持参しています。また、節水のため植木の水やりは雨水を利用し、 食器類等は処分する衣類で汚れを拭いてから洗浄しています。このほかにも、 野菜くずでの肥料作り、あけびやゴーヤなどでの輻射熱の遮断、太陽光での門 燈と気張らずに、無理なく日常的にできることに取り組んでいます。 ゴミを出さないための取り組み~CO2削減のために~ 眞島 莉帆 CO2削減のため、衣食住のそれぞれで捨てない工夫をしています。 「衣」ではよく考えてから買うことやリサイクルショップの活用、「食」では皮をむ かずに調理することや水筒の持参、「住」では長く使える物を買うことや大切に 使うことです。 物を大事にすると捨てられなくなりゴミが増えそうですが、買うときから「本当に 必要?」と自分に聞くようにしています。 身近で簡単な節電 中村 真桜 冷蔵庫は冷気を外に逃がしてしますと、もとの温度に戻そうと電力を多く使っ てしまします。そのため、冷蔵庫の中にカーテンをつけ、なるべく開閉を短くして 冷気が逃げないようにしています。 また、寝るときはエアコンをつけず、扇風機を活用して部屋を涼しくする工夫を しています。 自然の風のエコ、The ネイチャー エコ 上村 妃紗良 夏の暑い日に、エアコンなしで涼しく過ごせるように4つの工夫をしています。 ①首にぬれタオルを巻くこと、②冷湿布を足首にはること、③こおらせたペットボ トルを扇風機の前におくこと、④水打ちです。 ①と②は家にあってすぐできて、エアコンより早く涼しくなれます。また、③と④ は風を冷やせるので、暑い日にピッタリです。 三世代で受け継ぐ緑のカーテンを利用した節電対策・牛乳パックで暑中見舞い作り 秦家 真夏のエアコン使用を減らすため、ゴーヤーやヘチマ、パッションフルーツでグ リーンカーテンを作り、節電に取り組んでいます。今年は、昨年育てたゴーヤー の種を利用し、植える場所や植物を増やすなど工夫しています。収穫したもの は、食べたり、たわしを作ったりと、むだのない循環型の活動を目指し取り組んで います。 また、家族みんなで牛乳パックを使ったすき紙作りをしています。 三世代で力を合わせて取り組むことで家族の絆が深まる活動となっていま す。 我が家を涼しくする工夫 吉野 隼矢 打ち水、すだれ、風鈴など、昔の人の涼しくする知恵をまねしてみようと、打ち 水とグリーンカーテンに挑戦しました。 打ち水やグリーンカーテンにより、日陰ができたり、家の周りの温度が下がった りとエアコンがなくても涼しく過ごせました。 電気のせつやく 配野 日菜 【特別賞】 柏崎市立北鯖石小学校 魚沼市立堀之内中学校 冷蔵庫を開くと電気をつけるために燃料が必要になります。電気をあまり使わ なくするため、冷蔵庫にホワイトボードを貼り、冷蔵庫を開けて確認しなくても、何 が入っているかわかるようにしています。 新潟県優良リサイクル事業所表彰者及び取組の概要 (五十音順) 事業所名 取組の概要 環境資源開発株式会社 (長岡市) 多様な廃棄物を一元的に受け入れ、徹底した分別を行うことで、固形燃料の 製造や石膏ボードの再資源化、焼き瓦のガーデニング資材への再資源化など 多様な取組を行っています。 障がい者施設またたびの家 (魚沼市) 不要になったパソコンを障がい者の手作業で金属・プラスチック等まで分解・ 分別するとともに、ハードディスクドライブ破壊サービスによる情報漏洩対策を行 い、資源のリサイクル促進に取り組んでいます。