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浴湯を交換せずに沸かし直す場合、菌が増殖し、悪臭を発生したり、浴槽

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浴湯を交換せずに沸かし直す場合、菌が増殖し、悪臭を発生したり、浴槽
JP 2004-67588 A 2004.3.4
(57) 【 要 約 】
【課題】浴湯を交換せずに沸かし直す場合、菌が増殖し、悪臭を発生したり、浴槽内壁へ
ぬめりが付着する等の問題を生じることがなく、循環型浴湯清浄化装置を設置した浴槽内
の浴湯にも添加して用いることができ、微生物の増殖を抑制または防止できる機能を持ち
、しかも人体に対して無害である、新規な配合の浴用剤を提供する。
【解決手段】ε−ポリリジン及び/またはその塩を含有することを特徴とする浴用剤、ま
た、更にpH緩衝能を有する電解質及び/またはアミノ酸を含有することを特徴とする浴
用剤。
【選択図】なし
(2)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ε−ポリリジン及び/またはその塩を含有することを特徴とする浴用剤。
【請求項2】
ε−ポリリジン及び/またはその塩と、pH緩衝能を有する電解質及び/またはアミノ酸
とを含有する浴用剤。
【請求項3】
アミノ酸がグリシン及びアラニンから選ばれた1種類以上である請求項2記載の浴用剤。
【発明の詳細な説明】
【0001】
10
【発明の属する技術分野】
本発明は浴用剤に関する。詳しくは、浴槽内に存在する微生物の増殖を抑制することがで
きる浴用剤、及び浴湯の温浴効果を高めると同時に、浴槽内に存在する微生物の増殖を抑
制することができる浴用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴湯の温浴効果を高めるために用いられる浴用剤は、各種のものが市販されている。従来
市販されている浴用剤は、温浴剤としての無機塩類の他、白濁剤として酸化チタンや炭酸
カルシウムのような不溶性粒子、保湿剤として油類、カプセル化剤としてゼラチンのよう
な粘稠物質等、様々な物質が配合されている。
20
【0003】
また、24時間いつでも快適な入浴を行えるようにするため、循環型浴湯清浄化装置が実
用化されている。この循環型浴湯清浄化装置は、浴槽内の浴湯を循環ポンプにより汲み上
げ、毛髪、垢等の汚れを瀘過し、オゾン殺菌し、再び浴槽に戻して浴湯を絶えず清浄に保
つ機能を有している。しかし、オゾン殺菌を行う場合は、浴湯中に残ったオゾンが浴槽か
ら放出され、そのオゾンは入浴者にとって不快臭の原因となるだけでなく、更に健康を害
するおそれもあるため、オゾン使用量は極力抑えられており、殺菌力が低いのが実状であ
る。従って、入浴者に汚れが付着していたり、入浴中に失禁したり、或いは多数の人が同
時にまたは連続して入浴した場合のように、一度に多量の菌が浴湯に持ち込まれた場合に
は、菌が増殖し、悪臭を発生したり、浴槽内壁へぬめりが付着する等の問題が生じる場合
30
があった。また節水という面から、或いは地理的理由等で、真水の入手が困難な場合等に
、浴湯を交換せずに沸かし直す時、菌が増殖し、悪臭を発生したり、浴槽内壁へぬめりが
付着する等の問題が生じることがあった。
【0004】
このようなオゾンによる殺菌力の不足は、例えば通常の水の殺菌と同様に、塩素系の殺菌
剤を浴湯中に添加することによって補うことが可能であるが、塩素系殺菌剤の添加は、入
浴者に強い塩素臭による不快感を与え、場合によっては喉を痛めたり、皮膚に炎症を起こ
す等の害を及ぼすことが予想されるので、好ましくない。
更に上記のような循環型浴湯清浄化装置を設置した浴槽では、レジオネラ菌等の増殖が生
じる場合があり、一般にも浴槽水を清潔に保つ意識が高まってきている。このような観点
40
から、浴槽水中で微生物の増殖を抑制または防止できる機能を併せ持つ浴用剤の開発が望
まれている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、循環型浴湯清浄化装置を設置した浴
槽内の浴湯にも添加して用いることができ、微生物の増殖を抑制または防止できる機能を
持ち、しかも人体に対して無害である、新規な配合の浴用剤を提供することを目的とする
。
【0006】
【課題を解決するための手段】
50
(3)
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本発明者らは、ε−ポリリジン及び/またはその塩を含有することを特徴とする浴用剤、
また、更にpH緩衝能を有する電解質及び/またはアミノ酸を含有することを特徴とする
浴用剤を使用することにより、上記課題が解決されることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成させた。
【0007】
本発明は、以下によって構成される。
(1)ε−ポリリジン及び/またはその塩を含有することを特徴とする浴用剤。
(2)ε−ポリリジン及び/またはその塩と、pH緩衝能を有する電解質及び/またはア
ミノ酸とを含有する浴用剤。
(3)アミノ酸がグリシン及びアラニンから選ばれた1種類以上である(2)記載の浴用
10
剤。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の浴用剤は、ε−ポリリジン及び/またはその塩を含有することによって、循環型
浴湯清浄化装置を設置した浴槽内の浴湯に添加された場合には、レジオネラ菌の増殖を抑
えることができ、また、浴槽水中の微生物の増殖を防ぐことで、悪臭を発生したり、浴槽
内壁へぬめりが付着する等の現象を防止することができる。また、ε−ポリリジン及び/
またはその塩とpH緩衝能を有する電解質との併用は、使用環境に影響されずに安定した
高い抗菌効果をもたらし、ε−ポリリジン及び/またはその塩とアミノ酸の併用は、抗菌
効果において著しい相乗効果を示す。更に、ε−ポリリジン及び/またはその塩、pH緩
20
衝能を有する電解質、及びアミノ酸の併用では、使用環境に影響されずに常に顕著な抗菌
効果が期待できる。
【0009】
本発明に使用されるε−ポリリジンやその塩の毒性は非常に低く、例えばε−ポリリジン
塩酸塩のマウス経口投与における急性毒性は、LD5
0
で5g/kg以上であり、人体
等に使用しても安全性が高い。
本発明において使用されるε−ポリリジンは、何れの方法によって得られたものであって
もよく、具体的には、特許第1245361号に記載のストレプトマイセス・アルブラス
・サブスピーシーズ・リジノポリメラスを、グルコース5重量%、酵母エキス0.5重量
%、硫酸アンモニウム1重量%、リン酸水素二カリウム0.08重量%、リン酸二水素カ
30
リウム0.136重量%、硫酸マグネシウム・7水和物0.05重量%、硫酸亜鉛・7水
和物0.004重量%、硫酸鉄・7水和物0.03重量%、pH6.8に調整した培地に
て培養し、得られた培養物からEPLを分離・採取することによって得られるε−ポリリ
ジンを挙げることができる。
ポリリジンはこの他、合成法によるα−ポリリジンも使用できるが、本目的にはε−ポリ
リジンが好ましい。
【0010】
本発明においては、遊離のε−ポリリジンを用いてもよく、塩酸、硫酸、及びリン酸等の
無機酸とε−ポリリジンとで形成されるε−ポリリジンの無機酸塩、酢酸、プロピオン酸
、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、マレイン酸、アジピン酸、グルコン酸、及び乳酸等の
40
有機酸とε−ポリリジンとで形成されるε−ポリリジンの有機酸塩、カプロン酸、ラウリ
ン酸、及びステアリン酸等の中鎖及び長鎖の飽和脂肪酸とε−ポリリジンとで形成される
ε−ポリリジンの飽和脂肪酸塩、オレイン酸、リノール酸、及びアラキドン酸等の中鎖及
び長鎖の不飽和脂肪酸とε−ポリリジンとで形成されるε−ポリリジンの不飽和脂肪酸塩
等を用いてもよく、これらの混合物でも良い。
【0011】
浴湯中のε−ポリリジン及び/またはその塩の含有率は、浴湯全量に対して、ポリリジン
として0.0001∼0.5重量%が好ましく、0.001∼0.1重量%がより好まし
い。含有率がこの範囲内であれば十分な抗菌効果が発揮され、経済的にも有利である。従
って、浴用剤中のε−ポリリジン及び/またはそのの含有率及び浴用剤の使用量は、浴湯
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(4)
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中のε−ポリリジン及び/またはその塩の含有率が上記範囲となるように決定される。
【0012】
本発明で使用されるpH緩衝能を有する電解質としては、リン酸−リン酸金属塩、酢酸−
酢酸金属塩、乳酸−乳酸金属塩、コハク酸−コハク酸金属塩液、酒石酸−酒石酸金属塩、
クエン酸−クエン酸金属塩、リンゴ酸−リンゴ酸金属塩等を挙げることができる。また金
属塩の種類は特に限定されないが、ナトリウム塩やカリウム塩を挙げることができる。こ
れら電解質の含有率は、浴湯全量に対して、0.0001∼0.5重量%が好ましく、0
.001∼0.1重量%がより好ましい。含有率がこの範囲であれば十分なpH緩衝能が
発揮され、かつ経済的である。従って、浴用剤中のpH緩衝能を有する電解質の含有率及
び浴用剤の使用量は、浴湯中のpH緩衝能を有する電解質の含有率が上記範囲となるよう
10
に決定される。
【0013】
本発明に使用するアミノ酸としては、中性アミノ酸(グリシン、アラニン、バリン或いは
ロイシン等)、酸性アミノ酸(アスパラギン酸、グルタミン酸等)、塩基性アミノ酸(リ
ジン、アルギニン等)その他があるが、本発明におけるε−ポリリジンとの併用で著しい
相乗効果が認められるグリシン、アラニンの使用が最も好ましい。これらのアミノ酸の含
有率は、浴湯全量に対して、0.0001∼0.5重量%が好ましく、0.001∼0.
1重量%がより好ましい。また、ε−ポリリジン及び/またはその塩に対するアミノ酸の
重量比率は、ε−ポリリジン及び/またはその塩:アミノ酸が1:1∼30であることが
好ましい。含有率が上記の範囲であれば、抗菌効果においてε−ポリリジン及び/または
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その塩とアミノ酸との著しい相乗効果が認められ、かつ経済的である。従って、浴用剤中
のアミノ酸の含有率及び浴用剤の使用量は、浴湯中のε−ポリリジン及び/またはその塩
の含有率が上記範囲となるように決定される。
【0014】
本発明において、ε−ポリリジン及び/またはその塩、pH緩衝能を有する電解質、及び
アミノ酸を併用する場合は、ε−ポリリジン及び/またはその塩:pH緩衝能を有する電
解質:アミノ酸の重量比率が1:1∼10:1∼30の割合で使用するのが好ましく、少
ない使用量で顕著な抗菌効果が期待できる。
【0015】
更にこの浴用剤には、使用目的に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、下記に例示
30
する成分や添加剤を任意に選択、配合しても良い。
(1)各種油脂類
アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレン
ジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂
肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモ
ロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク
油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂またはこれら油脂類
の水素添加物(硬化油等)等。
【0016】
(2)ロウ類
40
ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリ
ン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス、スクワレン、スク
ワラン、プリスタン等。
【0017】
(3)鉱物油
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタン
ワックス等。
【0018】
(4)脂肪酸類
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、12
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(5)
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−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸
、イソノナン酸、カプロン酸、2−エチルブタン酸、イソペンタン酸、2−メチルペンタ
ン酸、2−エチルヘキサン酸、イソペンタン酸等の合成脂肪酸。
【0019】
(5)アルコール類
エタノール、イソピロパノール、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール等の
天然アルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルド
デカノール等の合成アルコール。
【0020】
10
(6)多価アルコール類
酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリ
エチレングリコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、ソルビトール、
マンニトール等。
【0021】
(7)エステル類
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン
20
酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリス
チン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリス
チル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレン
グリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコー
ル等。
【0022】
(8)金属セッケン類
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデ
シレン酸亜鉛等。
30
【0023】
(9)ガム質、糖類または水溶性高分子化合物
アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴ
ム、トラガントゴム、キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、果糖、ショ
糖またはそのエステル、トレハロースまたはその誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペク
チン、デンプン、カラギーナン、カルボキシメチルキチンまたはキトサン、エチレンオキ
サイド等のアルキレン(C2∼C4)オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2
∼C4)キチンまたはキトサン、低分子キチンまたはキトサン、キトサン塩、硫酸化キチ
ンまたはキトサン、リン酸化キチンまたはキトサン、アルギン酸またはその塩、ヒアルロ
ン酸またはその塩、コンドロイチン硫酸またはその塩、ヘパリン、エチルセルロース、メ
40
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキ
シエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチル
エーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポ
リエチレンオキサイドやポリプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイドまたは
その架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン等。
【0024】
(10)界面活性剤
アニオン界面活性剤(脂肪酸セッケンが、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パル
ミチン酸ナトリウム等で、高級アルキル硫酸エステル塩が、ラウリル硫酸ナトリウム、ラ
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(6)
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ウリン硫酸カリウム等で、アルキルエーテル硫酸エステル塩が、POEラウリル硫酸トリ
エタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等、N−アシルサルコシン酸塩が、ラ
ウロイルサルコシンナトリウム等、高級脂肪酸アミドスルホン酸塩が、N−ミリストイル
−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリル
メチルタウリッドナトリウム等、リン酸エステル塩POEオレイルエーテルリン酸ナトリ
ウムが、POEステアリルエーテルリン酸等、スルホコハク酸塩が、ジ−2−エチルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドPOEスルホコハ
ク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等、アル
キルベンゼンスルホン酸塩が、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアド
デシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等
10
、N−アシルグルタミン酸塩が、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステ
アロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウ
ム等、高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩が、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウ
ム等、POEアルキルエーテルカルボン酸塩が、POEアルキルアリルエーテルカルボン
酸塩、α−オレフィインスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコー
ル硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル、その他として、ラウロ
イルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラキン酸ジトリ
エタノールアミン、カゼインナトリウム等)、カチオン界面活性剤(アルキルトリメチル
アンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメ
チルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等)
20
;塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ
(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム
塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキ
ルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導
体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等)、
両性界面活性剤:イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N
(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−
2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);
ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキル
30
ベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等、非イオン界面活性剤(ソルビタン脂
肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート
、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキ
シル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビ
タン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、
モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、
α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ
酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレン
グリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等、POE−ソルビ
40
タン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタ
ンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレ
エート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウ
レート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、P
OE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば
、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、P
Oグリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エ
ステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン
酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエ
ーテル、POE−オレイルエーテル、POステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテ
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ル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プ
ルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例
えば、POE・POセチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル
、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・PO
P−グリセリンエーテル等);テトラP・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例
えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマ
シ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬
化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソ
ステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラ
ノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば
10
、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロ
パノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POアルキルアミ
ン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオ
キシド;トリオレイルリン酸等)、その他の界面活性剤(天然界面活性剤、タンパク質加
水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系
界面活性剤)等。
【0025】
(11)各種ビタミン類
ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA1)、デヒドロレチナール(ビタミ
ンA2)、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チアミン塩酸塩、チ
20
アミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミ
ンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、ニコチン酸類、パントテン酸
類、ビオチン類、コリン、イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸またはその誘導
体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)、コレカルシフェロール(
ビタミンD3)、ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンEまたはその誘導体
、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミ
ンK2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビタミンK4)、その他、必須
脂肪酸(ビタミンF)、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット酸、ビタ
ミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジン)、ビタミンU等。
【0026】
30
(12)各種アミノ酸類
バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプ
トファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイ
ン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン
酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等や、それらの硫酸塩、リ
ン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導体等。
【0027】
(13)植物または動物系原料由来の種々の添加物
本発明においては、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例
えば、粉砕、製粉、洗浄、加水分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉末
40
化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色等を任意に選択、組合わせた処理)が施さ
れた植物または動物系原料由来の種々の添加物を、適宜選択して用いることができる。
【0028】
尚、抽出に用いる溶媒については、供する製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処
理等を考慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、水溶性有機溶媒(例えば、エタノ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)の中から選ばれる1種も
しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用途により有機溶媒の含有が好まし
くない場合においては、水のみを使用したり、或いは抽出後に除去しやすいエタノールを
採用し、単独または水との任意の混液で用いたりすれば良く、また、搾取抽出したもので
も良い。
50
(8)
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【0029】
尚、植物または動物系原料由来の添加物を、全身用または局所用の外用剤、化粧品類に供
する場合、皮膚や頭髪の保護をはじめ、保湿、感触・風合いの改善、柔軟性の付与、刺激
の緩和、芳香によるストレスの緩和、細胞賦活(細胞老化防止)、炎症の抑制、肌質・髪
質の改善、肌荒れ防止及びその改善、発毛、育毛、脱毛防止、光沢の付与、清浄効果、疲
労の緩和、血流促進、温浴効果等の美容的効果のほか、香付け、消臭、増粘、防腐、緩衝
等の効果も期待できる。
【0030】
原料とする具体的な植物(生薬)としては、例えば、アーモンド(へん桃)、アイ(藍葉
)、アオカズラ(清風藤)、アオキ(青木)、アオギリまたはケナシアオギリ(梧桐)、
10
アオツヅラフジ(木防巳)、アカシア、アカショウマ(赤升麻)、アカスグリ「果実」、
アカツメクサ、アカブドウ、アカミノキ(ログウッド)、アカメガシワ(赤芽柏)、アカ
ネ(茜草根)、アカヤジオウまたはジオウ(地黄)、アギ(阿魏)、アキカラマツ、アキ
ニレ(榔楡皮)、アグアイー・グァスー、アグアヘ(オオミテングヤシ)、アケビ(木通
)、アサ(麻子仁)、マルバアサガオまたはアサガオ(牽牛子)、アジサイ(紫陽花)、
アシタバ(明日葉)、アズキ(赤小豆)、アセロラ、アセンヤク(阿仙薬)、アチラ(シ
ョクヨウカンナ)、アニス、アビウ、アビウラーナ、アブラナ、アベマキ「果実」、アボ
カド、アマ、アマチャ(甘茶)、アマチャヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)
、アマランサス(ヒユ、ハゲイトウ、ヒモゲイトウ、センニンコク、スギモリゲイトウ、
ホソアオゲイトウ、アオゲイトウ、ハリビユ、アマラントウス・ヒポコンドリアクス)、
20
アミガサユリまたはバイモ(貝母)、アリストロメリア(ユリズイセン)、アルカナ(ア
ルカンナ)、アルガローボ(キャベ)、アルテア、アルニカ、アルピニアまたはカツマダ
イ(ソウズク)、アロエ(蘆薈)、アロエベラ、アンジェリカ、アンズまたはホンアンズ
(杏仁)、アンソッコウ(安息香)、イエローサポテ、イガコウゾリナ(地胆頭)、イカ
リソウまたはヤチマタイカリソウ(インヨウカク)、イグサ(灯心草)、イタドリ(虎杖
根)、イチイ(一位)、イチゴ、イチジク(無花果「果実、葉」)、イチハツ(一初)、
イチビ(冬葵子)、イチヤクソウ(一薬草)、イチョウ(銀杏「種子、葉」)、イトヒメ
ハギ(遠志)、イナゴマメ、イヌナズナ(テイレキシ)、イヌビユ(ホナガイヌビユ)、
イネ「種子、種皮」、イノンド「種子」、イブキジャコウソウ、イラクサ、イランイラン
、イワタバコ(岩萵苣)、イワヒバまたはイワマツ(巻柏)、ウーロン茶、ウイキョウ(
30
茴香)、ウィート(チブサノキ)、ウキヤガラ(三稜)、ウグイスカグラ「果実」、ヒメ
ウイキョウ、ウコン(鬱金)、ウキクサ(浮萍)、ウスバサイシンまたはケイリンサイシ
ンまたはオウシュウサイシン(細辛)、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、ウツボグ
サ(夏枯草)、ウドまたはシシウド(羌活、独活、唐独活)、ウニャデガト(ウンカリア
、キャッツクロー)、ウバ茶、ウメ(烏梅「種子、果肉」)、ウラジロガシ、ウワウルシ
(クサコケモモ)、ウンシュウミカン(陳皮)、エストラゴン、エゾウコギ(蝦夷五加)
、エチナシ(ホソバムラサキバレンギク)、エニシダ、エノキタケ(榎茸)、エビスグサ
またはカッシア・トーラ(決明子)、エルカンプレ、エルダーベリー「果実」、エレミ、
エリンギィまたはプレロータスエリンジ、エンジュ(槐花、槐花米)、オウギまたはキバ
ナオギ(黄耆)、オウセイ(ナルコユリ、カギクルマバナルコユリ)、オウヒササノユキ
40
またはササノユキ、オウレン(黄連)、オオガタホウケン、オオカラスウリ(カロコン)
、オオグルマ(土木香)、オオツヅラフジ(防己)、オオバコ(車前子、車前草)、オオ
ハシバミ(榛子)、オオハシラサボテン、オオバナオケラまたはオケラ(白朮)、オオバ
ナサルスベリ(バナバ)、オオバヤシャブシ「果実」、オオホシグサ(穀精草)、オオミ
アカテツ、オオミサンザシまたはサンザシ(山査子)、オオムギ(大麦)、オカ、オカゼ
リ(蛇床子)、オクラ「果実」、オグルマ(旋覆)、オタネニンジンまたはトチバニンジ
ン(人参)、オトギリソウまたはコゴメバオトギリソウまたはセイヨウオトギリソウ(弟
切草)、オドリコソウ(続断)、オナモミ(蒼耳子)、オニグルミ、オニドコロまたはト
コロまたはナガドコロ(ヒカイ)、オニノヤガラ(天麻)、オニユリまたはササユリまた
はハカタユリ(百合)、オノニス、オヒョウ(裂葉楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ
50
(9)
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、オランダカラシ(クレソン)、オランダゼリ、オランダミツバ、オリーブ「果実、種子
、葉」、オレガノ、オレンジ「果実、果皮」、カイケイジオウ(熟地黄)、カカオ「果実
、果皮、種子」、カキ(柿蒂「葉」)、カギカズラ(釣藤鈎)、カキドオシまたはカント
リソウ(蓮銭草)、ガクアジサイ、カシア、カジノキ(楮実「果実」)、ガジュツ(莪朮
)、カシワ(槲樹、槲葉)、カスカリラ、カスカラサグラダ、カスミソウ、カセンソウ、
カニクサ(金沙藤)、カニーワ、カーネーション、カノコソウ(吉草根)、カバノキまた
はシダレカンバ(白樺)、ガーベラ、カボチャ、カポックノキ「種子」、カホクサンショ
ウ(蜀椒)、ガマ(蒲黄)、カミツレまたはローマカミツレ、カミヤツデ(通草)、カム
カム(カモカモ)、カラー、カラクサケマン、カラスウリまたはシナカラスウリ(王瓜)
、カラスビシャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ「種子」、カラホオ(厚朴)、カラヤ、
10
ガリュウ、カリン(木瓜)、ガルシニア、カワミドリ、カワラサイコ(委陵菜、翻白草)
、カワヂシャ、カワラタケ、カワラナデシコ(石竹)またはエゾカワラナデシコ(瞿麦、
瞿麦子)、カワラニンジン(青蒿)、カワラヨモギ(茵チン蒿)、カンスイ(甘遂)、カ
ンゾウ(甘草)、カンタラアサ、カンデリラ、カントウ、カンナ、キイチゴ(エゾイチゴ
、オランダイチゴ、エビガライチゴ、ナワシロイチゴ、モミジイチゴ、ヨーロッパキイチ
ゴ)、キウイ「果実、葉」、キカラスウリ(瓜呂根)、キキョウ(桔梗、桔梗根)、キク
(菊花、シマカンギク、チョウセンノギク)、キクタニギク、キササゲ(梓実)、ギシギ
シ(羊蹄根)、キジツ(枳実)、キズタ、キダチアロエ、キダチハッカ、キナ、キナノキ
(シンコーナ、アカキナノキ)、キヌア(キノア)、キハダ(黄柏)、ギムネマ・シルベ
スタ、キメンカク、キャベツ、キャベブ「未熟果」、キュウリ、ギョリュウ(西河柳、て
20
い柳)、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡小草)、キンカン「果実」、
ギンセカイ、キンブセン、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴草)、グァペーバ・ヴェルメーリ
ャ、グアバ「果実」、グアユーレ、クェルクス・インフェクトリア(没食子)、ククイナ
ッツ、クコ(枸杞、枸杞子、枸杞葉、地骨皮)、クサスギカズラ(天門冬)、クズ(葛根
)、クスノキ、グースベリー「果実」、クソニンジン(黄花蒿)、クティティリバー、ク
チナシ(山梔子)、クヌギ(樸ソウ)、クプアス、クマザサ、クマツヅラ(馬鞭草)、ク
ララ(苦参)、クランベリー「果実」、クリ「種子、果実、渋皮」、クルクリゴ・ラチフ
ォリア「果実」、グレープフルーツ「果実・葉」、クロウメモドキ、クロガネモチ(救必
応)、クロバナヒキオコシまたはヒキオコシ(延命草)、クローブ(丁子、丁香)、グン
バイナズナ(セキメイ、セキメイシ)、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)、ケイトウ(鶏冠花、
30
鶏冠子)、ゲッカビジン、ゲッケイジュ(月桂樹)、ケナシサルトリイバラ(土茯苓、山
帰来)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ(老鸛草)、ケンポナシ(キグシ)、コウキセッコ
ク、キシュウミカン(コウジ、タチバナオベニミカン、フクレミカン、サガミコウジ、ポ
ンカン、サンタラ(橘皮))、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ「果実
」、コウチャ(紅茶)、コウホネ(川骨)、コウホン(藁本、唐藁本)、コウリャン、コ
ウリョウキョウ(高良姜)、コエンドロ「果実」、コオウレン(胡黄連)、コガネバナ(
黄ゴン)、コケモモ(越橘)、ココヤシ「果実」、ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(
覆盆子)、コショウ(胡椒)、コスモス、コパイババルサム、コーヒー「種子、葉」、コ
ブシまたはモクレン(辛夷)、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)、コボタンヅル、ゴマ(胡麻)、
ゴマノハグサ(玄参)、ゴミシ(五味子)、サネカズラまたはビナンカズラまたはマツブ
40
サ、コムギ(小麦)、米または米糠「赤糠、白糠」、コメ油、コーラ・アクミナタ「種子
」、コーラ・ベラ「種子」、コロニーリャ、コロハ「果実」、コロンボ、コンズランゴ、
コンブ、コンニャク、コンフリー(鰭張草)、サイザル(サイザルアサ)、サキシマボタ
ンヅルまたはシナボタンヅルまたはシナセンニンソウ(威霊仙)、サクラ(オオシマザク
ラ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガシ、マメザクラ、ミヤマザクラ、ソメイヨシ
ノ、タカネザクラ、カスミザクラ、コヒガン、サトザクラ、カンザクラ「葉、花、果実、
樹皮(桜皮)」)、サクランボ、ザクロ、ササ、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツ
マイモ、サトウキビ、サトウダイコン、サネブトナツメ(酸棗仁)、サフラン(番紅花、
西紅花)、サポジラ、サポテアマリヨ、ザボン「果実」、サボンソウ、サーモンベリー「
果実」、サラシナショウマ(升麻)、サルビア(セージ)、サワギキョウ(山梗菜)、サ
50
(10)
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ワグルミ(山胡桃)、サンカクサボテン、サングレデグラード(クロトン)、サンシクヨ
ウソウ、サンシチニンジン(三七人参)、サンシュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、
サンズコン(山豆根)、シア(カリテ)、シアノキ「果実」、シイタケ(椎茸)、シオン
(紫苑)、ジキタリス、シクンシ(使君子)、シソまたはアオジソまたはチリメンジソま
たはカタメンジソ(紫蘇葉、紫蘇子)、シタン、シナノキ、シナホオノキ、シナレンギョ
ウ(連翹)、シメジ(ヒンシメジ、シャカシメジ、ハタケシメジ、オシロイシメジ、ブナ
シメジ、ホンジメシ、シロタモギタケ)、シモクレン(辛夷)、シモツケソウ、ジャガイ
モ、シャクヤク(芍薬)、シャジン(沙参)、ジャスミン(マツリカ)、ジャノヒゲ(麦
門冬)、シュクコンカスミソウ、シュクシャミツ(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュロ「
果実」、ショウガ(生姜)、ジョウザンアジサイ(常山)、ショウブ(菖蒲、菖蒲根)、
10
ショズク「果実」、シラカシ「種子」、シロゴチョウ「種子」、シロツメクサ(クローバ
ー)、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナイリス(ニオイイリス)、シロバナツタ「花
」、シロミナンテン(南天実)、シンコナサクシルブラ、ジンチョウゲ(瑞香、瑞香花、
沈丁花)、シンナモン、シンナモムム・カッシア(桂皮)、スイカ(西瓜)、スイカズラ
(金銀花、忍冬)、スイバ(酸模)、スイムベリー「果実」、スターアップル、ステビア
、ストロベリー「果実」、スズサイコ(徐長卿)、スギナ(問荊)、スベリヒユ(馬歯け
ん、馬歯けん子)、スモモ「果実」、セイヨウアカマツ「球果」、セイヨウカラマツ、セ
イヨウキズタ、セイヨウグルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウタンポポ、セイヨウトチノ
キ(マロニエ)、セイヨウナシ「果実」、セイヨウナツユキソウ、セイヨウニワトコ(エ
ルダー)、セイヨウネズ(ジュニパー、杜松)、セイヨウノコギリソウ(ミルフォイル)
20
、セイヨウバラ、セイヨウフウチョウボク、セイヨウヤドリギ、セイヨウハッカまたはセ
イヨウヤマハッカ、セイヨウワサビ、セキショウ(石菖根)、セッコク(石斛)、セドロ
ン(ボウシュウボク)、ゼニアオイ、ヒロハセネガ、セネガ、セリ、セロリ、センキュウ
(川キュウ)、センシンレン(穿心連)、センダン、センニンサボテン、センナ「果実、
葉」、センニンソウ(大蓼)、センブリ(当薬)、ソウカ(草果)、ゾウゲチュウ、ソシ
ンロウバイ、ソバ「種実」、ソメモノイモ、ダイオウ(大黄)、大根、大豆、ダイダイ(
橙皮、枳実)、タカサブロウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカワラビ(狗脊)、
ダークスィートチェリー「果実」、タチアオイ、タチジャコウソウ(タイム、百里香)、
タチドコロ(ヒカイ)、タチヤナギ、タマリンド「種子」、タマネギ、タムシバ(辛夷)
、タラノキ「果実、葉、根皮」、ダリア(テンジクボタン)、タルウィ、タンシウチワ、
30
タンジン(丹参)、タンポポ(蒲公英)またはシロバナタンポポまたはモウコタンポポ、
ダンマル、チェリー「果実」、チガヤ「果実、根、芽」、チクセツニンジン(竹節人参)
、チコリ、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)、チョウセンダイオウ(大黄)、チ
ョウセンニレ(蕪夷)、チョウセンヨモギ(艾葉)、チョレイマイタケ(猪苓)、チョロ
ギ、ツキミソウ、ツクリタケ(マッシュルーム)、ツバキ、ツボクサ、ツメクサ(漆姑草
)、ツユクサ(鴨跖草)、ツルアズキ(赤小豆)、ツルドクダミ(何首烏)、ツルナ(蕃
杏)、ツルニンジン(四葉参)、ツワブキ、デイコ、テウチグルミ、デュベリー「果実」
、チューリップ、チョコノステイ、テングサ、テンチャ(甜茶)、テンダイウヤク(烏薬
)、トウガ(冬瓜子)、トウカギカズラ、トウガラシ(番椒)、トウキ(当帰)、トウキ
ンセンカ(マリーゴールド)、トウナベナ(川断)、トウモロコシまたはトウモロコシ毛
40
(南蛮毛)、トウネズミモチ(女貞子)、トウリンドウまたはチョウセンリンドウ(竜胆
)、トクサ(木賊)、ドクダミ(十薬)、トコン(吐根)、トシシまたはマメダオシまた
はネナシカズラ、トチュウ(杜仲「樹皮、葉、根」)、トネリコ(秦皮)、トマト、トラ
ガント、トリアカンソス「種子」、トルコキキョウ、トルメンチラ、ドロノキ、トロロア
オイ、ナイゼリアベリー「果実」、ナガイモまたはヤマノイモ(山薬)、ナギイカダ(ブ
ッチャーブルーム)、ナギナタコウジュ、ナズナ、ナタネ、ナタマメまたはタテハキ(刀
豆)、ナツミカン、ナツメ(大棗)、ナニワイバラ(金桜子)、ナベナ(続断)、ナメコ
、ナルコユリ(黄精)、ナンキンマメ(落花生)、ナンテン(南天実)、ナンバンカラム
シ(苧麻)、ニオイスミレ、ニガキ(苦木)、ニガヨモギ(苦艾)、ニクズク、ケイまた
はニッケイまたはセイロンニッケイまたはヤブニッケイ(桂皮)またはケイシ(桂枝)、
50
(11)
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ニラ(韮子)、ニワトコ(接骨木「果実、花、茎、葉」)、ニンニク(大蒜)、ヌルデ(
五倍子)、ネギ、ネムノキまたはネブまたはネビまたはネムリノキまたはジゴクバナ(合
歓)、ノアザミ(大薊)、ノイバラ(営実)、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノゲイトウ、
ノコギリソウ、ノダケ(前胡)、ノバラ、ノモモ、パイナップル「果実」、ハイビスカス
(ブッソウゲ、フウリンブッソウゲ、ローゼル)、ハイリンドウ、ハウチワ、パウ・ドー
セ、ハカマウラボシ(骨砕補)、ハクセン(白癬皮)、ハクルベリー「果実」、ハコベ(
繁縷)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ(ロート根)、バジル、ハス(蓮、蓮肉、蓮子
)、パセリ(オランダゼリ)、ハダカムギ、バタタ、ハチクまたはマダケ(竹茹)、パチ
ョリー、ハッカ(薄荷、薄荷葉)、ハトムギ(ヨクイニン)、ハナスゲ(知母)、バナナ
、ハナハッカ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、バニラビンズ、パパイヤ、ハハコグサ
10
(鼠麹草)、パハロボボ、ハブ「全草、茎、葉」、パプリカ、ハマゴウまたはミツバハマ
ゴウ(蔓荊子)、ハマスゲ(香附子)、ハマビシ(シツ莉子)、ハマナス(マイカイ花)
、ハマボウフウ(浜防風)、ハマメリス、パーム、バラ(薔薇)、バラータ、バラタゴム
ノキ、ハラタケ(ハラタケ、シロオオハラタケ、ウスキモリノカサ)、ハラン、パリウル
ス(セイヨウハマナツメ)、パリエタリア、バルサミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハ
ルニレ(楡皮、楡白皮、楡葉)、バルバスコ、ハルリンドウ、ハンダイカイ(胖大海)、
パンノキ、ヒオウギ(射干)、ヒカゲツルニンジン(党参)、ピーカンナッツ、ヒガンバ
ナ(石蒜、蔓珠沙華)、ヒグルマダリア、ヒシ(菱実)、ピスタチオ、ビート、ヒトツバ
(石葦)、ヒトツバエニシダ、ヒナギク(デージー)、ヒナタイノコズチ(牛膝)、ヒノ
キ、ヒバ、ヒマシ、ヒマワリ、ピーマン、ヒメウズ(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメマ
20
ツタケ(カワリハラタケ、ヒロマツタケ)、ピメンタ「果実」、ビャクシ、ビャッキュウ
、ヒユ「果実」、ビロウドアオイ、ヒロハオキナグサ(白頭翁)、ビワ「果実、葉、茎」
、ビンロウ(大服皮、檳榔子)、プーアル茶(普?茶)、フウトウカズラ(南籐)、フキ
、フキタンポポ(款冬花、款冬葉)、フジバカマ(蘭草)、フジマメ(扁豆)、フジモド
キ(チョウジザクラ、芫花)、ブドウ「果実、果皮、種子、葉」、ブナ、フユムシナツク
サタケ(冬虫夏草)、ブラジルカンゾウ、ブラジルニンジン、ブラックカーラント「果実
」、ブラックベリー、ブラーニェン、プラム「果実」、フルセラリア、ブルーベリー、プ
ルーン、フローラルブランカ、ブロンドサイリウム、ブンドウ(緑豆)、ヘーゼルナッツ
、ヘチマ、ベニバナ(紅花)、ヘネケン、ベラドンナ、ベリー「果実」、ペルセア、ペル
ビアンバーグ、ペレスキア・グランディフォリア、ベンケイソウまたはイキクサ(景天)
30
、ボイセンベリー「果実」、ホウキギまたはニワクサまたはネンドウまたはハハキギ・コ
キア(地膚子)、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨草)、ポウテリア・サポタ、ポウテリ
ア・ルクマ、ホウノキ、ボウフウ(防風)、ホウレンソウ、ホオズキ(登呂根)、ホオノ
キ(和厚朴、朴)、ボケ(木瓜)、ホソバアブラギク(苦ヨク)、ホソバオグルマ、ホソ
バナオケラ(蒼朮)、ホソバノキリンソウ(景天三七)、ホソババレンギク、ボダイジュ
(菩醍樹)、ボタン(牡丹「花、葉、茎、樹皮」)、ボタンピ(牡丹皮)、ホップ、ホホ
バ、ボリジ(ルリチシャ)、ボルドー、ホワートルベリー「果実」、ホンオニク(肉じゅ
蓉、大芸)、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山石斛)、マイズルテンナンショウ(天南星)
、マイタケ(舞茸)、マオウ(麻黄)、マカ、マカデミアナッツ、マーガレット(モクシ
ュンギク)、マクリ(海人草)、マグワ(桑白皮「樹皮、葉」)、マグノリア・スプレン
40
ゲリ、マサランヅーバ、マサランズーバ・ド・セアラー、マシェイラ・デ・ボイ、マシュ
ア(タマノウゼンハレン、キュウコンキンレンカ)、マタタビ(木天蓼)、マツカサ、松
「葉、樹皮、根」、マッタ・オーリョ、マツホド(茯苓)、マティコ(コルドンシージョ
)、マヨラム(ハナハッカ)、マルバノジャジン(苦参)、マルベリー「果実」、マルメ
ロ、マレイン(ビロウドモウズイカ)、マンゴー、マンゴスチン、マンサーニャ(アンデ
スカミツレ)、マンシュウグルミ、マンダリン「果実」、マンネンタケ(霊芝)、キジツ
(枳実「果実」)、ミシマサイコ(柴胡)、ミズオオバコまたはミズアサガオ(竜舌草)
、ミゾカクシ(半辺蓮)、ミソハギ(千屈菜)、ミチヤナギまたはニワヤナギ(篇蓄)、
ミツガシワ、ミツバ、ミドリサポテ、ミドリハッカ、ミモザ、ミョウガ、ミラクルフルー
ツ「果実」、ミルラ、ミロバラン、ムギワラギク、ムクゲ(木槿)、ムクノキ、ムクロジ
50
(12)
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(延命皮)、ムニャ、ムラサキ(紫根)、ムラサキシキブまたはオオムラサキシキブ(紫
珠)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツフジ(昆明鶏血藤)、メガカンサ・オプンテ
ィカ、メハジキ(益母草)、メボウギ、メラロイカ、メリッサ、メリロート、メロン「果
実」、モウコヨモギ、モウソウチク、モクキリン、モジェ(コショウボク)、モッコウ(
木香)、モミジバダイオウ、モモ(桃「葉、種子、花、果実」)、モヤシ、モレロチェリ
ー「果実」、モロヘイヤ(黄麻)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤグルマソウ
(ヤグルマギク)、ヤグルマハッカ、ヤーコン、ヤシャブシ(矢車)またはヒメヤシャブ
シまたはオオバヤシャブシ「果実、果皮、果穂」、ヤチヤナギ、ヤツデ(八角金盤)、ヤ
ドリギ(柳寄生)、ヤナギ(カワヤナギ、タチヤナギ、シダレヤナギ、アカメヤナギ、ネ
コヤナギ、イヌコリヤナギ、キヌヤナギ、コリヤナギ、ウンリュウヤナギ、ミヤマヤナギ
10
、ヤシ、ヤマヤナギ、オオバヤナギ、タイリクキヌヤナギ、キツネヤナギ、ドロノキ)、
ヤナギタデ「葉、茎」、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金牛)、ヤブタバコ(鶴虱、天名精
)、ヤマゴボウ(商陸)、ヤマハンノキ(山榛)、ヤマモモ(楊梅皮)、ヤマヨモギ、 ユーカリ、ユキノシタ(虎耳草)、ユッカまたはフレビフォリア、ユズ「果実」、ユリ、
ヨロイグサ、ヨモギ(艾葉)、ライガン(雷丸)、ライム「果実」、ライムギ、ラカンカ
「果実」、ラズベリー「葉、果実」、ラタニア(クラメリア)、ラッキョウまたはエシャ
ロット(薤白)、ラベンダー、リュウガン(竜眼肉)、リュウゼツラン(アオノリュウゼ
ツラン、フクリンリュウゼツラン)、リョクチャ(緑茶)、リンゴ「果実、種子、葉、根
」、リンドウ、ルバスまたはスアビシムス(甜涼)、レイシ(茘枝、茘枝核)、レタス(
チシャ)、レッドカーラント「果実」、レッドピタヤ、レモン「果実」、レモングラス、
20
レンギョウまたはシナレンギョウ(連翹)、レンゲソウ、ロウバイ(蝋梅)、ロウヤシ、
ロコン(ヨシ、蘆根)、ローガンベリー「果実」、ローズマリー(マンネンロウ)、ロー
ズヒップ(ノバラ)、ワサビ、ワタフジウツギ(密蒙花)、ワレモコウ(地楡)等が挙げ
られる。
【0031】
また、その他の海水類、例えば、海水塩、海水乾燥物、死海または大西洋または太平洋の
海より得た無機塩(塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム等)、海泥または
泥(ファンゴ)類、例えば、イタリアファンゴ、ドイツファンゴ、アイフェルファンゴ、
フライブルグファンゴ等の各地の海泥または泥(含有成分:二酸化珪素、二酸化チタン、
酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化マグネ
30
シウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マンガン、ヒ素、水)、聖徳石等。
【0032】
海藻類としては、海藻[緑藻類:クロレラ・ブルガリス、クロレラ・ピレノイドサ、クロ
レラ・エリプソイデイア、アオノリ(ウスバアオノリ、スジアオノリ、ヒラアオノリ、ボ
ウアオノリ、ホソエダアオノリ)、アナアオサ(アオサ)]、海藻[褐藻類:コンブ(マ
コンブ、リシリコンブ、ホソメコンブ、ミツイシコンブ)、ワカメ、ヒロメ、アオワカメ
、ジャイアントケルプ(マクロシスティス・ピリフェラ、マクロシスティス・インテグリ
フォリア、ネオシティス・ルエトケアーナ)、ヒジキ、ヒバマタ、ウミウチワ、ウスバウ
ミウチワ、キレバノウミウチワ、アカバウミウチワ、コナウミウチワ、オキナウチワ、ウ
40
スユキウチワ、エツキウミウチワ]、海藻[紅藻類:ヒジリメン、マクサ(テングサ)、
ヒラクサ、オニクサ、オバクサ、カタオバクサ、ヤタベグサ、ユイキリ、シマテングサ、
トサカノリ、トゲキリンサイ、アマクサキリンサイ、キリンサイ、ビャクシンキリンサイ
、ツノマタ、オオバツノマタ、トチャカ(ヤハズツノマタ)、エゾツノマタ、トゲツノマ
タ、ヒラコトジ、コトジツノマタ、イボツノマタ、マルバツノマタ、ヒラコトジ、スギノ
リ、シキンノリ、カイノリ、ヤレウスバノリ、カギウスバノリ、スジウスバノリ、ハイウ
スバノリ、アカモミジノリ]等が代表的なものとして挙げられる。
【0033】
また、その他の藻類としては、例えば、緑藻類(クラミドモナス属:クラミドモナス、ア
カユキモ、ドゥナリエラ属:ドゥナリエラ、クロロコッカス属:クロロコッカス、クワノ
50
(13)
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ミモ属:クワノミモ、ボルボックス属:オオヒゲマワリ、ボルボックス、パルメラ属、ヨ
ツメモ属、アオミドロ属:ヒザオリ、アオミドロ、ツルギミドロ属、ヒビミドロ属:ヒビ
ミドロ、アオサ属:アナアオサ、アミアオサ、ナガアオサ、カワノリ属:カワノリ、フリ
ッチエラ属、シオグサ属:オオシオグサ、アサミドリシオグサ、カワシオグサ、マリモ、
バロニア属:タマゴバロニア、タマバロニア、マガタマモ属:マガタマモ、イワヅタ属:
フサイワヅタ、スリコギヅタ、ヘライワヅタ、クロキヅタ、ハネモ属、ミル属:ミル、ク
ロミル、サキブチミル、ナガミル、ヒラミル、カサノリ属:カサノリ、ジュズモ属:フト
ジュズモ、タマジュズモ、ミゾジュズモ、ミカヅキモ属、コレカエテ属、ツヅミモ属、キ
ッコウグサ属:キッコウグサ、ヒトエグサ属:ヒトエグサ、ヒロハノヒトエグサ、ウスヒ
トエグサ、モツキヒトエ、サヤミドロ属、クンショウモ属、スミレモ属:スミレモ、ホシ
10
ミドロ属、フシナシミドロ属等)、
【0034】
藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノリ、アオコ属、ネンジュモ属:カワタケ、イシ
クラゲ、ハッサイ、ユレモ属、ラセンモ(スピルリナ)属:スピルリナ、トリコデスミウ
ム(アイアカシオ)属等)、
【0035】
褐藻類(ピラエラ属:ピラエラ、シオミドロ属:ナガミシオミドロ、イソブドウ属:イソ
ブドウ、イソガワラ属:イソガワラ、クロガシラ属:グンセンクロガシラ、カシラザキ属
:カシラザキ、ムチモ属:ムチモ、ヒラムチモ、ケベリグサ、アミジグサ属:アミジグサ
、サキビロアミジ、サナダグサ属:サナダグサ、フクリンアミジ、コモングサ属:コモン
20
グサ、ヤハズグサ属:エゾヤハズ、ヤハズグサ、ウラボシヤハズ、ジガミグサ属:ジガミ
グサ、ウミウチワ属:ウミウチワ、コナウミウチワ、アカバウミウチワ、ナミマクラ属:
ヒルナミマクラ、ソメワケグサ属:ソメワケグサ、ナバリモ属:ナバリモ、チャソウメン
属:モツキチャソウメン、マツモ属:マツモ、ナガマツモ属:ナガマツモ、オキナワモズ
ク属:オキナワモズク、ニセフトモズク属:ニセフトモズク、フトモズク属:フトモズク
、イシモズク属:イシモズク、クロモ属:クロモ、ニセモズク属:ニセモズク、モズク属
:モズク、イシゲ属:イシゲ、イロロ、イチメガサ属:イチメガサ、ケヤリ属:ケヤリ、
ウミボッス属:ウミボッス、ウルシグサ属:ウルシグサ、ケウルシグサ、タバコグサ、コ
ンブモドキ属:コンブモドキ、ハバモドキ属:ハバモドキ、ハバノリ属:ハバノリ、セイ
ヨウハバノリ属:セイヨウハバノリ、コモンブクロ属:コモンブクロ、エゾブクロ属:エ
30
ゾブクロ、フクロノリ属:フクロノリ、ワタモ、チシマフクロノリ属:チシマフクロノリ
、カゴメノリ属:カゴメノリ、ムラリドリ属:ムラチドリ、サメズグサ属:サメズグサ、
イワヒゲ属:イワヒゲ、ヨコジマノリ属:ヨコジマノリ、カヤモノリ属:カヤモノリ、ウ
イキョウモ属:ウイキョウモ、ツルモ属:ツルモ、アナメ属:アナメ、スジメ属:スジメ
、ミスジコンブ属:ミスジコンブ、アツバミスジコンブ、コンブ属:ガツガラコンブ、カ
キジマコンブ、オニコンブ、ゴヘイコンブ、ナガコンブ、エンドウコンブ、オオチヂミコ
ンブ、トロロコンブ属:トロロコンブ、アントクメ属:アントクメ、カジメ属:カジメ、
ツルアラメ、クロメ、キクイシコンブ属:キクイシコンブ、ネジレコンブ属:ネジレコン
ブ、クロシオメ属:クロシオメ、ネコアシコンブ属:ネコアシコンブ、アラメ属:アラメ
、アイヌワカメ属:アイヌワカメ、チガイソ、オニワカメエゾイシゲ属:エゾイシゲ、ヤ
40
バネモク属:ヤバネモク、ラッパモク属:ラッパモク、ジョロモク属:ウガノモク、ジョ
ロモク、ヒエモク、ホンダワラ属:タマナシモク、イソモク、ナガシマモク、アカモク、
シダモク、ホンダワラ、ネジモク、ナラサモ、マメタワラ、タツクリ、ヤツマタモク、ウ
ミトラノオ、オオバモク、フシズシモク、ハハキモク、トゲモク、ヨレモク、ノコギリモ
ク、オオバノコギリモク、スギモク属:スギモク、ウキモ属:オオウキモ、ブルウキモ属
:ブルウキモ、カヤモノリ属:カヤモノリ等)、
【0036】
紅藻類(ウシケノリ属:ウシケノリ、フノリノウシケ、アマノリ属:アサクサノリ、スサ
ビノリ、ウップルイノリ、オニアマノリ、タサ、フイリタサ、ベニタサ、ロドコルトン属
:ミルノベニ、アケボノモズク属:アケボノモズク、コナハダ属:ハイコナハダ、ヨゴレ
50
(14)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
コナハダ、アオコナハダ、ウミゾウメン属:ウミゾウメン、ツクモノリ、カモガシラノリ
、ベニモズク属:ベニモズク、ホソベニモズク、カサマツ属:カサマツ、フサノリ属:フ
サノリ、ニセフサノリ属:ニセフサノリ、ソデガラミ属:ソデガラミ、ガラガラ属:ガラ
ガラ、ヒラガラガラ、ヒロハタマイタダキ属:ヒロハタマイタダキ、タマイタダキ属:タ
マイタダキ、カギケノリ属:カギノリ、カギケノリ、テングサ属:ヒメテングサ、ハイテ
ングサ、オオブサ、ナンブグサ、コヒラ、ヨヒラ、キヌクサ、ヒビロウド属:ヒビロウド
、ヒメヒビロウド、イソムメモドキ属:イソムメモドキ、 ミチガエソウ属:ミチガエソ
ウ、リュウモンソウ属:リュウモンソウ、ヘラリュウモン、ニセカレキグサ属:ニセカレ
キグサ、オキツバラ属:オオバオキツバラ、アカバ属:アカバ、マルバアカバ、ナミノハ
ナ属:ホソバナミノハナ、ナミノハナ、サンゴモドキ属:ガラガラモドキ、シオグサゴロ
10
モ属:シオグサゴロモ、イワノカワ属:エツキイワノカワ、カイノカワ属:カイノカワ、
カニノテ属:カニノテ、サンゴモ属:サンゴモ、ムカデノリ属:ムカデノリ、スジムカデ
、カタノリ、ヒラムカデ、キョウノヒモ、サクラノリ、ニクムカデ、タンバノリ、ツルツ
ル、フダラク、マルバフダラク、イソノハナ属:ヌラクサ、クロヌラクサ、オオムカデノ
リ、ヒラキントキ属:ヒラキントキ、マタボウ属:マタボウ、キントキ属:チャボキント
キ、キントキ、マツノリ、コメノリ、トサカマツ、ヒトツマツ、フシキントキ、ツノムカ
デ、ナガキントキ、スジムカデ、カクレイト属:オオバキントキ、イトフノリ属:イトフ
ノリ、ナガオバネ属:ナガオバネ、フノリ属:ハナフノリ、フクロフノリ、マフノリ、カ
レキグサ属:カレキグサ、トサカモドキ属:ホソバノトサカモドキ、ヒロハノトサカモド
キ、ヤツデガタトサカモドキ、クロトサカモドキ、ネザシノトサカモドキ、ユウソラ、エ
20
ツキノトサカモドキ、ナンカイトサカモドキ、ヒメトサカモドキ、キヌハダ属:キヌハダ
、エゾトサカ属:エゾトサカ、ツカサノリ属:エナシカリメニア、オオツカサノリ、ハナ
ガタカリメニア、ホウノオ属:ホウノオ、ヒカゲノイト属:ヒカゲノイト、ウスギヌ、ニ
クホウノオ属:ニクホウノオ、ベニスナゴ属:ベニスナゴ、ススカケベニ属:ススカケベ
ニ、オカムラグサ属:ヤマダグサ、ミリン属:ミリン、ホソバミリン、トサカノリ属:キ
クトサカ、エゾナメシ属:エゾナメシ、イソモッカ属:イソモッカ、ユカリ属:ユカリ、
ホソユカリ、イバラノリ属:イバラノリ、サイダイバラ、タチイバラ、カギイバラノリ、
キジノオ属:キジノオ、イソダンツウ属:イソダンツウ、アツバノリ属:アツバノリ、オ
ゴノリ属:オゴノリ、ツルシラモ、シラモ、オオオゴノリ、ミゾオコノリ、カバノリ、ベ
ニオゴノリ、フクレシノリ、ムラサキカバノリ、シンカイカバノリ、トゲカバノリ、カタ
30
オゴノリ、リュウキュウオゴノリ、セイヨウオゴノリ、イツツギヌ、ユミガタオゴノリ、
クビレオゴノリ、モサオゴノリ、キヌカバノリ、テングサモドキ属:ハチジョウテングサ
モドキ、フシクレノリ属:フシクレノリ、ナミイワタケ属:ナミイワタケ、カイメンソウ
属:カイメンソウ、オキツノリ属:オキツノリ、サイミ属:イタニグサ、サイミ、ハリガ
ネ、ハスジグサ属:ハスジグサ、スギノリ属:イカノアシ、ホソイボノリ、ノボノリ、ク
ロハギンナンソウ属:クロハギンナンソウ、アカバギンナンソウ属:アカバギンナンソウ
、ヒシブクロ属:ヒシブクロ、マダラグサ属:トゲマダラ、エツキマダラ、タオヤギソウ
属:タオヤギソウ、ハナサクラ、フクロツナギ属:フクロツナギ、スジコノリ、ハナノエ
ダ属:ハナノエダ、ヒラタオヤギ属:ヒラタオヤギ、ダルス属:ダルス、マサゴシバリ、
アナダルス、ウエバグサ属:ウエバグサ、ベニフクロノリ属:ベニフクロノリ、フシツナ
40
ギ属:フシツナギ、ヒメフシツナギ、ヒロハフシツナギ、ワツナギソウ属:ヒラワツナギ
ソウ、ウスバワツナギソウ、イギス属:イギス、ケイギス、ハリイギス、ハネイギス、ア
ミクサ、エゴノリ属:エゴノリ、フトイギス、サエダ属:サエダ、チリモミジ属:チリモ
ミジ、コノハノリ科:ハブタエノリ、コノハノリ、スズシロノリ、ウスベニ属:ウスベニ
、ハスジギヌ属:ハスジギヌ、ナガコノハノリ属:ナガコノハノリ、スジギヌ属:スジギ
ヌ、アツバスジギヌ、ハイウスバノリ属:カギウスバノリ、ヤレウスバノリ、スジウスバ
ノリ、ハイウスバノリ、ウスバノリモドキ属:ウスバノリモドキ、アヤニシキ属:アヤニ
シキ、アヤギヌ属:アヤギヌ、ダジア属:エナシダジア、シマダジア属:イソハギ、シマ
ダジア、ダジモドキ属:ダジモモドキ、イトグサ属:モロイトグサ、フトイグサ、マクリ
属:マクリ、ヤナギノリ属:ハナヤナギ、ユナ、ヤナギノリ、モツレユナ、ベニヤナギコ
50
(15)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
リ、モサヤナギ、ササバヤナギノリ、ソゾ属:クロソゾ、コブソゾ、ハネソゾ、ソゾノハ
ナ、ハネグサ属:ハネグサ、ケハネグサ、コザネモ属:コザネモ、イソムラサキ、ホソコ
ザネモ、ヒメゴケ属:ヒメゴケ、クロヒメゴケ、ヒオドシグ属:キクヒオドシ、ヒオドシ
グサ、ウスバヒオドシ、アイソメグサ属:アイソメグサ、スジナシグサ属:スジナシグサ
、イソバショウ属:イソバショウ、フジマツモ属:フジマツモ、ノコギリヒバ属:ハケサ
キノコギリヒバ、カワモズク属:カワモズク、アオカワモズク、ヒメカワモズク、イデユ
コゴメ属:イデユコゴメ、オキチモズク属:オキチモズク、イトグサ属、チノリモ属:チ
ノリモ、チスジノリ属:チスジノリ等)、
【0037】
車軸藻類(シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属:ホシツリモ、リクノタムヌス属
10
、フラスコモ属:ヒメフラスコモ、チャボフラスコモ、トリペラ属等)、黄色藻類(ヒカ
リモ属:ヒカリモ等)等が挙げられる。
【0038】
また、動物系原料由来の素材としては、鶏冠抽出物、牛または人の胎盤抽出物、豚または
牛の胃や十二指腸或いは腸の抽出物若しくはその分解物、豚または牛の脾臓の抽出物若し
くはその分解物、豚または牛の脳組織の抽出物、水溶性コラーゲン、アシル化コラーゲン
等のコラーゲン誘導体、コラーゲン加水分解物、エラスチン、エラスチン加水分解物、水
溶性エラスチン誘導体、ケラチン及びその分解物またはそれらの誘導体、シルク蛋白及び
その分解物またはそれらの誘導体、豚または牛血球蛋白分解物(グロビンペプチド)、豚
または牛ヘモグロビン分解物(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、牛乳
20
、カゼイン及びその分解物またはそれらの誘導体、脱脂粉乳及びその分解物またはそれら
の誘導体、ラクトフェリンまたはその分解物、鶏卵成分、魚肉分解物、核酸関連物質(リ
ボ核酸、デオキシリボ核酸)等が挙げられる。
【0039】
(14)微生物培養代謝物
酵母代謝物、酵母菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、米発酵エキス、米糠(
赤糠、白糠)発酵エキス、ユーグレナ抽出物、生乳または脱脂粉乳の乳酸発酵物やトレハ
ロースまたはその誘導体等。
【0040】
(15)α−ヒドロキシ酸類
30
グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等。
【0041】
(16)無機顔料
無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、雲母チタ
ン、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン
、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸
化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、カラミン等。
【0042】
(17)紫外線吸収/遮断剤
ベンゾフェノン誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
40
−4−メトキシベンゾフェノン−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキ
シジメトキシベンゾフェノン−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン等)、p−アミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安
息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミ
ノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等)、メトキシ桂皮酸誘導体(
パラメトキシ桂皮酸エチル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピル、パラメトキシ桂皮酸オク
チル、パラメトキシ桂皮酸2−エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パラメ
トキシ桂皮酸カリウム、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等
)、サリチル酸誘導体(サリチル酸オクチル、サリチルフェニル、サリチル酸ホモメンチ
50
(16)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
ル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミ
リスチル、サリチル酸メチル等)、アントラニル酸誘導体(アントラニル酸メチル等)、
ウロカニン酸誘導体(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等)、クマリン誘導体、アミノ
酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピ
リミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、
核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンB6誘導体、ウンベリフ
ェロン、エスクリン、桂皮酸ベンジル、シノキサート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾ
ン、オクタベンゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブチン、グアイアズ
レン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、エスカロー
ル、酸化亜鉛、タルク、カオリン等。
10
【0043】
(18)美白剤
p−アミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、アントラニル酸誘導体、クマリン誘導体
、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘
導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン
誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンCまたはその誘
導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグルコシド等)、ビタミン
Eまたはその誘導体、コウジ酸またはその誘導体、オキシベンゾン、ベンゾフェノン、ア
ルブチン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、胎盤エ
キス、エラグ酸、ルシノール等。
20
【0044】
(19)チロシナーゼ活性阻害剤
ビタミンCまたはその誘導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグ
ルコシド等)、ハイドロキノンまたはその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル等)
、コウジ酸またはその誘導体、ビタミンEまたはその誘導体、N−アセチルチロシンまた
はその誘導体、グルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、エラグ酸、アルブ
チン、ルシノール、シルク抽出物、植物エキス(カミツレ、クワ、トウキ、ワレモコウ、
クララ、ヨモギ、スイカズラ、キハダ、ドクダミ、マツホド、ハトムギ、オドリコソウ、
ホップ、サンザシ、ユーカリ、セイヨウノコギリソウ、アルテア、ケイヒ、マンケイシ、
ハマメリス、ヤマグワ、延命草、桔梗、トシシ、続随子、射干、麻黄、センキュウ、ドッ
30
カツ、サイコ、ボウフウ、ハマボウフウ、オウゴン、牡丹皮、シャクヤク、ゲンノショウ
コ、葛根、甘草、五倍子、アロエ、ショウマ、紅花、緑茶、紅茶、阿仙薬)等。
【0045】
(20)メラニン色素還元/分解物質
フェニル水銀ヘキサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化第一水銀、過酸化水素水、過酸化
亜鉛、ハイドロキノンまたはその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル)等。
【0046】
(21)ターンオーバーの促進作用/細胞賦活物質
ハイドロキノン、乳酸菌エキス、胎盤エキス、霊芝エキス、ビタミンA、ビタミンE、ア
ラントイン、脾臓エキス、胸腺エキス、酵母エキス、発酵乳エキス、植物エキス(アロエ
40
、オウゴン、スギナ、ゲンチアナ、ゴボウ、シコン、ニンジン、ハマメリス、ホップ、ヨ
クイニン、オドリコソウ、センブリ、トウキ、トウキンセンカ、アマチャ、オトギリソウ
、キュウリ、タチジャコウソウ、ローズマリー、パセリ)等。
【0047】
(22)収斂剤
コハク酸、アラントイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、カラミン、p−フェノールス
ルホン酸亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニン酸(カテ
キン化合物を含む)等。
【0048】
(23)活性酸素消去剤
50
(17)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼ等。
【0049】
(24)抗酸化剤
ビタミンCまたはその塩、ステアリン酸エステル、ビタミンEまたはその誘導体、ノルジ
ヒドログアセレテン酸、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソ
ール(BHA)、ヒドロキシチロソール、パラヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル
、セサモール、セサモリン、ゴシポール、プロポリス等。
【0050】
(25)過酸化脂質生成抑制剤
β−カロチン、植物エキス(ゴマ培養細胞、アマチャ、オトギリソウ、ハマメリス、チョ
10
ウジ、メリッサ、エンメイソウ、シラカバ、サルビア、ローズマリー、南天実、エイジツ
、イチョウ、緑茶)等。
【0051】
(26)抗炎症剤
イクタモール、インドメタシン、カオリン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、サリチ
ル酸メチル、アセチルサリチル酸、塩酸ジフェンヒドラミン、d−カンフル、dl−カン
フル、ヒドロコルチゾン、グアイアズレン、カマズレン、マレイン酸クロルフェニラミン
、グリチルリチン酸またはその塩、グリチルレチン酸またはその塩、甘草エキス、シコン
エキス、エイジツエキス、プロポリス等。
【0052】
20
(27)抗菌・殺菌・消毒薬
アクリノール、イオウ、グルコン酸カルシウム、グルコン酸クロルヘキシジン、スルファ
ミン、マーキュロクロム、ラクトフェリンまたはその加水分解物、塩化アルキルジアミノ
エチルグリシン液、トリクロサン、次亜塩素酸ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨ
ウ素化合物、ヨードホルム、ソルビン酸またはその塩、サルチル酸、デヒドロ酢酸、パラ
ヒドロキシ安息香酸エステル類、ウンデシレン酸、チアミンラウリル硫酸塩、チアミンラ
ウリル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p−クロロフェノール、p−クロロ−m−キシ
レノール、p−クロロ−m−クレゾール、チモール、フェネチルアルコール、o−フェニ
ルフェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、クロロヘ
キシジン、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、エ
30
チレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール、クロロブタノール、
イソプロピルメチルフェノール、非イオン界面活性剤(POEラウリルエーテル、POE
ノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等)、両性界面活性剤、アニ
オン界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウム等)、カチオ
ン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼ
トニウム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、ヘキサミン、ブリリアントグリ
ーン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレット、ジャーマル、感光素101号、感
光素201号、感光素401号、N−長鎖アシル塩基性アミノ酸誘導体及びその酸附加塩
、酸化亜鉛、ヒノキチオール、クジン、プロポリス、キトサン、竹抽出物、アリルカラシ
油、プロタミン、茶抽出物、グレープフルーツ種子抽出物等。
40
【0053】
(28)保湿剤
グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヒアルロン酸または
その塩、ポリエチレングリコール、コンドロイチン硫酸またはその塩、水溶性キチン或い
はキトサン誘導体、ピロリドンカルボン酸またはその塩、乳酸ナトリウム、ミニササニシ
キエキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、ヘチマ水、シラカバ(白樺)または赤松の樹
液。
【0054】
(29)エラスターゼ活性阻害剤
フロオロリン酸ジイソプロピル、植物エキス(オウゴン、オトギリソウ、クララ、桑の葉
50
(18)
JP 2004-67588 A 2004.3.4
、ケイヒ、ゲンノショウコ、コンフリー、サルビア、セイヨウニワトコ、ボダイジュ、ボ
タンピ)、海藻エキス等。
【0055】
(30)頭髪用剤
二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、ジンクピリチオン、ビフェナミン、チ
アントール、カスタリチンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、塩酸キニーネ、
強アンモニア水、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、チオグリコール酸等。
【0056】
(31)抗アンドロゲン剤
卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニルエストラジオール等)、イソフ
10
ラボン、オキセンドロン等。
【0057】
(32)末梢血管血流促進剤
ビタミンEまたはその誘導体、センブリエキス、ニンニクエキス、人参エキス、アロエエ
キス、ゲンチアナエキス、トウキエキス、セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキ
シジル等。
【0058】
(33)刺激剤
トウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、ハ
ッカ油、l−メントール、カンフル、ニコチン酸ベンジル等。
20
【0059】
(34)代謝活性剤
感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸またはその誘導体、アラントイン、胎盤
エキス、ビオチン、ペンタデカン酸グリセリド等。
【0060】
(35)抗脂漏剤
ピリドキシンまたはその誘導体、イオウ、ビタミンB6等。
【0061】
(36)角質溶解剤
レゾルシン、サリチル酸、乳酸等。
30
【0062】
(37)酸化剤
過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿
素、過炭酸ナトリウム、過酸化トリポリリン酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、臭素酸カ
リウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過酸化オルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウ
ム過酸化水素付加体、硫酸ナトリウム塩化ナトリウム過酸化水素付加体、β−チロシナー
ゼ酵素液、マッシュルーム抽出液等。
【0063】
(38)除毛剤
硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、硫化カルシウム等の無機系還元剤
40
、チオグリコール酸またはその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリコール酸ナ
トリウム、チオグリコール酸リチウム、チオグリコール酸マグネシウム、チオグリコール
酸ストロンチウム)等。
【0064】
(39)毛髪膨潤剤
エタノールアミン、尿素、グアニジン等。
【0065】
(40)染料剤
5−アミノオルトクレゾール、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニ
トロフェノール、1−アミノ−4−メチルアミノアントラキノン、3,3’−イミノジフ
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(19)
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ェノール、塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4−ジアミノフェノー
ル、塩酸トルエン−2,5−ジアミン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミン、塩酸パラフ
ェニレンジアミン、塩酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メタフェニレンジア
ミン、オルトアミノフェノール、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、1,4−ジ
アミノアントラキノン、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、
トルエン−2,5−ジアミン、トルエン−3,4−ジアミン、ニトロパラフェニレンジア
ミン、パラアミノフェノール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パラフェニレンジ
アミン、パラメチルアミノフェノール、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N
’−ビス(4−アミノフェニル)−2,5−ジアミノ−1,4−キノンジイミン、5−(
2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、N−フェニルパラフェニレンジ
10
アミン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5−アミノオルトクレゾ
ール、硫酸2−アミノ−5−ニトロフェノール、硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オル
トクロルパラフェニレンジアミン、硫酸4,4’−ジアミノジフェニルアミン、硫酸2,
4−ジアミノフェノール、硫酸トルエン−2,5−ジアミン、硫酸ニトロパラフェニレン
ジアミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸
パラニトロメタフェニレンジアミン、硫酸パラフェニレンジアミン、硫酸パラメチルアミ
ノフェノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、カテコール、
ジフェニルアミン、α−ナフトール、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシン、没
食子酸、レゾルシン、タンニン酸、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2’,4’−ジアミノ
アゾベンゼン−5’−スルホン酸ナトリウム、ヘマテイン等。
20
【0066】
(41)香料
ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリス等の天然動物性香料、アニス精油、
アンゲリカ精油、イランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレンジ精油、カナ
ンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精油、グアヤクウッド精油、クミン精油、黒文字
精油、ケイ皮精油、シンナモン精油、ゲラニウム精油、コパイババルサム精油、コリアン
デル精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャー
グラス精油、杉精油、スペアミント精油、西洋ハッカ精油、大茴香精油、チュベローズ精
油、丁字精油、橙花精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精油、バラ精油、
パルマローザ精油、桧精油、ヒバ精油、白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精
30
油、ベルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精油、芳樟精油、マンダリン
精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精油、
レモン精油、ローズマリー精油、和種ハッカ精油等の植物性香料、その他合成香料等。
【0067】
(42)色素・着色剤
赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色素、イカスミ色素、ウコン色素、エ
ンジュ色素、オキアミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチナシ色素、コーン色素、タ
マネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ色素、ソバ全草色素、チェリー色素、海苔色素
、ハイビスカス色素、ブドウ果汁色素、マリーゴールド色素、紫イモ色素、紫ヤマイモ色
素、ラック色素、ルチン等。
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【0068】
(43)保湿剤
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコ
ール、ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイ
チン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリ
ル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカル
ボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出
物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等。
【0069】
本発明においては、上記成分や添加剤の他に、ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整
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(20)
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剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びそ
の分解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流
促進剤、消炎剤・抗アレルギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡剤、増粘
剤、口腔用剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味料、酵素等が必要に応じて使用される。本発
明の浴用剤においては、これらとの併用によって、相加的及び相乗的な各種の効果が期待
できる。
【0070】
【実施例】
以下、実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。尚、本実施例において用いられたε−ポリリジン、及びε−ポリリジン塩酸塩
10
は、共にチッソ(株)製である。
【0071】
実施例1∼4、比較例1
1.抗菌性評価
滅菌したB−CYEα培地に、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella p
neumophila)を加え、培地中の生菌数が10
5
個/mlレベルの濃度となるよ
うに調整し試験菌液Aを得た。
水1リットルに、表1に示す実施例1から4及び比較例1の組成の浴用剤各0.2gを溶
解し、試験浴用水を得た。
各試験浴用水10mlに試験菌液A0.1mlを添加し、42゜C±1゜Cの条件で培養
20
しながら、各時間ごとの生菌数を標準寒天培地法により測定した。測定結果を表2に示し
た。
表2より、本発明の浴用剤は、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella p
neumophila)に対して、優れた抗菌性を示すことが確認された。
【0072】
2.官能評価試験と結果
循環型浴湯清浄化装置付きの浴槽に、200リットルの湯を入れ、浴用剤40gを投入し
溶解し試験浴用水を得た。これを加温して浴湯とし、4人が毎日1回20分づつ、計3日
間入浴した。各入浴から12時間後の浴槽水の臭い及び手による触感を、10人のパネラ
ーにより評価した。尚、オゾン殺菌は行わず、湯温は約42゜C±1゜Cに維持した。こ
の試験を下記実施例5及び6に示す組成の浴用剤について実施した。評価結果を表3に示
す。表3の結果より、本発明の浴用剤は、浴槽水の臭い及びぬめりを防止する効果がある
ことが確認された。
【0073】
30
(21)
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10
【0074】
20
30
【0075】
【表1】
(単位:重量部)
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(22)
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10
【0076】
【表2】
20
【0077】
【表3】
30
【0078】
【発明の効果】
本発明の浴用剤は、循環型浴湯清浄化装置を設置した浴槽内の浴湯に添加して用いること
でレジオネラ菌の増殖を抑えることができ、また、浴槽水中の微生物の増殖を防ぐことで
、悪臭を発生したり、浴槽内壁へぬめりが付着する等の現象を防止することができる。ま
た、人体等に使用しても安全性が高い。更に温浴剤としての無機塩類の他、白濁剤として
酸化チタンや炭酸カルシウムのような不溶性粒子、保湿剤として油類、カプセル化剤とし
てゼラチンのような粘稠物質等を配合し、温浴効果、保湿効果等を併せ持つ浴用剤とする
こともできる。
本発明の浴用剤は浴槽内への投入を目的として発明されたが、冷房用冷却循環水等レジオ
ネラ菌の増殖するおそれのある用途にも適用可能である。
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Fターム(参考) 4C083 AA112 AB152 AB312 AB332 AB352 AC302 AC581 AC582 AD071 AD072
BB44 CC25 DD15 DD16 DD17 DD21 EE09 EE41
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