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(9月16日)(PDF:172KB)
練馬区 報道連絡メモ 送付日 2010年9月16日 区長室 広聴広報課 報道係 電話:03-5984-2693(直通) 一人暮らし高齢者に地域の子どもたちから 手紙と折り紙の贈り物 見守り訪問員(ボランティア)を通じて手渡される と き ところ 9月16日(水曜)午後2時 練馬区内の高齢者見守り訪問事業利用者自宅 練馬区では、高齢者の安否確認を目的として、地域のボランティアである 見守り訪問員が65歳以上の一人暮らし高齢者宅を訪問する、高齢者見守り 訪問事業を実施している。 この日は、見守り訪問員からこの事業の利用者に、区立保育園の園児が作 成した手紙と亀の折り紙が届けられた。これは、9月20日の「敬老の日」 にちなみ、地域に住む一人暮らしの高齢者を励まそうと、区立保育園が協力 し、園児たちが心をこめて作成したもので、今回が初めての試み。 手紙と折り紙を受け取った利用者は「『いつもわらってげんきでいてね』 という言葉に涙が出ました」と手紙を愛おしそうに眺めながら笑顔で話して いた。手紙などは9月中に順次、見守り訪問員から利用者に届けられる。 訪問の様子 手紙と折り紙 【高齢者見守り訪問事業】 高齢者見守り訪問事業は、一人暮らしの高齢者の方を対象に、住み慣れた地域で安心して暮らせるま ちづくりを目指して、平成 20 年度から開始した。 この事業では、区に登録した見守り訪問員が、週1回程度、本事業に利用申請した一人暮らしの高齢 者の自宅を訪問し、安否の確認を行っている。現在、訪問員189人が一人1~5人を担当し、381 人の高齢者宅を訪問している。 訪問の際には毎回、熱中症予防や振り込め詐欺への注意喚起等その時々のお知らせを掲載した、生活 や健康などの情報を伝える「みまもり通信」を配布している。 【「いつまでもげんきでね」の気持ちを込めて】 今回の試みはその一環で、一人暮らしの高齢者を励まし、間接的ではあるが地域の児童との交流を図 ろうと初めて実施したもの。区立保育園に協力を求めたところ、快く引き受けてくれ、多くの園児たち から手紙と折り紙が寄せられた。 園児たちは、色鉛筆やクレヨンを使い、花や乗り物など自分の好きなものや得意な絵を描き、字の書 ける園児は「いつまでもおげんきで」、 「ながいきしてね」などの言葉を添えた。折り紙は、長寿を祈り 「亀」を折った。園児たちは、亀の折り紙をなぜ折るのか、どんな人に届けられるのかを聞くと、近く に住む高齢者や自分の祖父母らを思い出しながら、一生懸命に取り組んでいた。 この日、手紙と折り紙を受け取った木下芙美さん(86歳)は、 「『いつもわらってげんきでいてね』 という言葉に涙が出ました。これを見る時はシワをのばして一生懸命笑います」と手紙を愛おしそうに 眺めながら笑顔で話してくれた。見守り訪問員の原靖子さんは「皆さんとても喜んでくださっています。 壁に貼っていつも眺めていますという方もいるんですよ」と手ごたえを感じていた。 手紙などを受け取った高齢者からは、園児あてに「みなさんのプレゼントが勇気をくれました」 、 「み なさんもおげんきでおおきくなってくださいね」といったお礼の手紙が寄せられており、担当課では今 後も同様の試みを続けていく予定。 【問い合わせ】福祉部高齢社会対策課 電話:03-5984-1067(直通)