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KTブレース工法 - ショーボンド建設
鉄骨ブレース補強工法 KTブレース工法 1 KTブレース工法とは KTブレース工法は、鉄骨ブレース増設による耐震補強工法の一つで、 斜材をH型鋼ではなく、すっきりとしたKTブレース(円形鋼管の端部にピ ン接合機構を有する引張・圧縮構造部材)を用いた工法です。 2 主な特長 KTブレース工法は以下の特長を有しています。 1.高いデザイン性 KTブレースは円形鋼管のため、パネルなどで覆わず剥き出しのまま直接塗装仕上げが可能で、スマートな 納まりとなります。特に学校などで使用しても生徒が怪我をする危険性もありません。 2.あらゆる鉄骨ブレースタイプにも適用可能 従来工法鉄骨ブレース、鉄骨ブレース接着工法、外付け鉄骨ブレースと、様々な鉄骨ブレースタイプに取付 けることができます。 3.あらゆる構造の耐震・制震補強として適用可能 単管タイプ(軸力管のみ)と二重管タイプ(軸力管と補剛管で構成)とを取り揃え、建物の構造によって最適な選 択ができます。また、二重管タイプの軸力管に低降伏点鋼管を用いることにより、地震時の建物の揺れを最 小限に抑える制震ダンパーとして機能します。 3 施工方法 KTブレースの取付けは、以下の手順で行います。 1.上部側クレビスをガセットプレートへ差し込み、ピンを挿入する。 2.脚部側クレビスをガセットプレートへ差し込む。 3.軸力管を回転させ、部材長を±10mmの範囲で調節する。 4.脚部側クレビスにピンを挿入する。 4 使用材料 KTブレースの単管タイプの種類を以下に示します。クレビス呼び4種類、軸力管11種類の組合せになります。 クレビス 軸力管 外径(mm) 厚さ(mm) 断面積(c㎡) 最大座屈長さ (mm) φ135.0 7.0 28.15 2629 φ146.0 8.0 34.68 2835 φ190.7 7.0 40.40 3770 φ190.7 8.0 45.92 3750 S-5 φ190.7 10.0 56.77 3711 S-6 φ244.5 8.0 59.44 4852 φ244.5 10.0 73.67 4813 S-8 φ244.5 12.0 87.65 4774 S-9 φ273.1 12.0 98.43 5360 φ273.1 15.0 121.6 5302 φ318.5 15.0 143.0 6231 部材番号 S-1 S-2 呼び ねじサイズ φ40 M105×3 S-3 S-4 S-7 S-10 S-11 φ55 φ70 φ90 M145×3 M160×3 M200×3 5 写真など 構面内補強タイプ 外付け補強タイプ 外付け補強タイプ断面イメージ 6 お問い合わせ このKTブレースの製造元はJFEシビル(株)で、ショーボンド建設は販売代理店となっています。また、KTブレー スは、国土交通大臣認定書(国住指第 79-1 号他)を取得しています。 ショーボンド建設では、施工はもとより補強設計支援も行っています。KTブレース工法に関するお問い合わせ は 、弊社東京建築支店、大阪建築支店まで、お願いします。